モバP「アイドルフュージョンアップ!」 (40)


池袋晶葉「できたぞ、助手! アイドルをフュージョンさせるマシンだ!」

モバP「また唐突に……ドラゴンボールか? いや、これは……オーブリングか?」

ちひろ「オーブリングがパソコンに繋がれて、他にも機材が」


モバP「オーブリングとは? ウルトラマンオーブの変身道具である。
2枚のカードをオーブリングに通すことで、オーブは
    カードのウルトラマンの力を借りて、変身できるウルトラマン……なのだが」

モバP「オーブ自身は『力を借りなければ変身できないほど、弱体化したウルトラマン』だ」


晶葉「説明乙。CMを見て思いついたんだ。他アイドルの特性を学んだ際の、好事例になると思ってな。
    もちろん、それに対応するカードも作ってある!」 ズラ

モバP「カード、多っ! ていうか、思った以上にまともな理由で作ったんだな」

晶葉「失敬な! 私の発明はいつだってまともだ!」 プンプン

ちひろ「発明の評価はさておきまして、そのカードを通すと二人のアイドルを一人のアイドルに」

晶葉「ああ、マシンが反映させてくれる。さすがに、第三者が力を借りるわけではないが」

ちひろ「ちなみに、このオーブリングは」

晶葉「光から借りた」

『アタシのオーブリングゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!!!!???????』

モバP「……借りたんだよな?」

晶葉「うむ。綺麗に戻せるが、分解するのが本人的に想定外だったらしくて」

ちひろ「あぁ……」



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晶葉「さぁ、助手よ! カードの組み合わせを試すがいい!」

モバP「急に試せと言われても……数があるからな」

未央「いいじゃんいいじゃん! 適当にやってみようよ!」

ちひろ「ちなみに、事務所に今いるメンバーはポジパ、トライアド、ピンチェです」

モバP「よし、ならば!」

『キュート、島村卯月』  卯月『頑張ります!』

卯月「私の声が! それと」

ちひろ「何故、CV櫻井孝宏が」

晶葉「おもちゃを解析した際に、せっかくなので使わせてもらった」

モバP「俺の中ではこの人、カブトムシに進化するテントウムシなんだよなぁ」

卯月「ふふ、年齢がバレちゃいますね!」

モバP「うるせぇ」

晶葉「二枚目は!?」

モバP「ようし! 未央、君に決めた!」

未央「うぇ、私?」

『パッション、本田未央』  未央『いってみよー!』

晶葉「ほほぅ、いきなりシンデレラガールズ二人を」

モバP「お試しということで」


 『フュージョンアップ!』 タタタター

卯月×未央『……』

晶葉「このように、フュージョンアップしたウルト……アイドルは、立体映像として表示される」

モバP「ウルトラマン言うな。しかし、ハイテクだな」

ちひろ「全体的に……卯月ちゃんの印象ですが、未央ちゃん特有の人懐こさもありますね」

卯月×未央『一生懸命、頑張っていくよ~!』

モバP「声はいい具合に混ざってるな。性格も、卯月の一生懸命な性格に」

凛「未央の人懐こさが混ざった感じ?」

加蓮「ハズレなしのくじを混ぜた感じだね」

晶葉「では、ファンを相手にした時の対応として」 ピ

卯月×未央『ふふ、また来てね~』 ギュ

モバP「うぉっ! 距離が近い……」 ドキ

ちひろ「卯月ちゃんの可愛さプラス、未央ちゃんの距離の近さ! 中々ですね」

卯月「うぅ、なんだか見ていて」

未央「は、恥ずかしいね……」

モバP「次は……」

マクギリス『キュート、島村卯月』  卯月『頑張ります!』

卯月「ま、また私ですか?」

ちひろ「確かに、卯月ちゃんは全体的なバランスが高いですからね。どのアイドルにも、適応できそうです」

奈緒「声がなんか企んでるロリコンに……」

マクギリス『クール、渋谷凛』  凛『ふ~ん』

凛「私!? ていうか、私の音声、もっとなかったの!?」


『フュージョンアップ! スペシウムゼペリオン!』 タタタター

モバP「スペシウムゼペリオン言うてるぞ」

晶葉「その辺の配線、ミスったか?」

ちひろ「ウルトラマンさんとティガさん、どっちがキュートでどっちがクールなんでしょうね」

茜「どっちなんでしょうね!!!!」

藍子(茜ちゃんはバーンマイトだね)

卯月×凛『闇を照らし、悪を討つ!』

モバP「アイドルが何をする気だ!? それはさておき……スタイルは卯月寄りで、顔立ちは凛か」

ちひろ「今度は凜ちゃんの要素が強く出てますね」

美穂「ど、どんな感じになってるんだろう……」

卯月×凛『一生懸命頑張るよ! イェーイ!』

モバP「ぶっ!?」

凛「え、ちょ、ちょっと」 カァー

未央「しぶりんの顔で、満面のしまむースマイル……!」 プルプル

ちほろ「これはファンの人に、突き刺さりそうですね」

卯月×凛『えへへ、嬉しいなぁ! こんなにファンの人がいるなんて!』

奈緒「中身、卯月じゃん!?」

響子「卯月ちゃんだ……!」

凛「お、お願い! 消して! すぐに消して!!///」

晶葉「わ、わかった」


モバP「卯月は万能だな……。なら、これだとどうなるかな?」 ブゥン

『キュート、島村卯月!』卯月『頑張ります!』 
『クール、神崎蘭子!』 蘭子『闇に飲まれよ!』

美穂「蘭子ちゃんのカード……」

 『フュージョンアップ! ハリケーンスラッシュ!!』 タタタター

卯月「私のカードを使ってるのに、さっきと音声が違います!?」

蘭子×卯月『光を超えて、闇を斬る!』

モバP「だから、何と戦うつもりだ!?」

晶葉「ベースは蘭子のようだが、スタイルや髪型は卯月を継承しているな」

加蓮「卯月の普通さ……言い換えれば万能さに、蘭子ちゃんの独特な個性だとどうなるのかな?」

蘭子×卯月『おつかれさまで~す!』 ニコ

モバP「っ!」 ドキン

蘭子×卯月『みなさん、今日はよろしくお願いしますね!』

ちひろ「なるほど。蘭子ちゃんの副音声が主に!」

未央「ヤバい。超可愛い」

凛「う、うん」 ドキン

美穂「蘭子ちゃん、慣れてくるとなんて言いたいのかわかってくるけど」

藍子「とてもいい子だからね~」

ちひろ「ただのゴシック衣装の美少女じゃないですか!」



モバP「卯月、ホントに万能だな。ある意味、蘭子の特性は消えていたが」

ちひろ「ええ。みんなが卯月ちゃんスマイルできたら、ヤバいですね」

卯月「そ、そんなこと……///」 カァー

晶葉「ふむ、卯月のスマイルは優秀なわけか……。こうか?」 ニコッ

モバP「可愛いけど、ちょっと違うな……」

晶葉「むむ。所詮は、模倣か……(可愛い……///)」

凛「卯月のスマイルは、卯月のものだからね」

未央「おいそれて、真似できるもんじゃないね」

モバP「では、笑顔ではなくて……」

『クール、松本沙理奈』 沙理奈『ウフフ、何処見てるの?』

奈緒「一気に大人組に!」

『キュート、小日向美穂』 美穂『う、うぅ、恥ずかしいよ~!』

美穂「わ、私?」

『フュージョンアップ!! フォトンビクトリウム!!!』

加蓮「誰!?」  未央「えと、えと、ガイアとビクトリー!?」

美穂×沙理奈『岩乗ボディに唸る剛腕! 闇を砕いて光を照らせ!!』 プルン

モバP「だから、何と戦うつもりだ!?」

ちひろ「口上はともかく、沙理奈ちゃんとフュージョンしてるだけあってスタイルが!」

卯月「全体的な印象は美穂ちゃんだけど……」

加蓮「ちょっと、沙理奈さんの挑発的なところがあるね」


美穂×沙理奈『ふふ、プロデューサーったら、どこ見てるの?』 プルン

美穂「え、え、え。ちょっと、そ、そんな……///」

モバP「美穂っぽい感じなのに、凄いセクシーに……」

藍子「あれ? けど、美穂ちゃんの要素があるってことは」

美穂×沙理奈『……あうぅぅ! ダメ! やっぱり恥ずかしいよぉ~!』

ちひろ「やっぱり……」

茜「けど、これはこれで! 男心をくすぐるという奴なのではないでしょうか!?」

モバP「正直、グッとくる。ま、元が可愛い二人だからな」

美穂「そ、そんなこと言われても……///」

ちひろ「ギャップ萌えに近いんでしょうかね?」

美穂×沙理奈『だ、だけど、プロデューサーなら……み、見ていいよ……』 ヌギヌギ

モバP「データが脱ぎ始めた!? 愛梨成分でも混じったのか? いや、グラビア的な意味か」

美穂「冷静に分析しないでください! け、消してください!」

晶葉「わかった。ポチッと」

 シュー

未央「これ、加減させないと危ないかもね」

晶葉「その辺はセーフティーをかけているので、R18のようなことにはならないはずだ」

モバP「さすがに、焦るぞ」


モバP「フュージョンの要領もわかってきた。お次は」

『クール、森久保乃々』  乃々『CDデビューとか嫌なんですけど!』
 
卯月「乃々ちゃん!」

響子「もっと他の音声なかったのかな……」

『パッション、日野茜』  茜『ボンバー!!!』

茜「私ですね!!!!!!」

未央「あかん」

『フュージョンアップ!!』 タタタター

乃々×茜『……』

ちひろ「見た目は……乃々ちゃん寄りですね。ただ、凄いオーラを感じます……!」 ゴクリ

晶葉「まさか、やる気の出した乃々を見ることが……!?」

加蓮「な、なんか凄そう」

乃々×茜『アイドルなんか、ムリです!!!!』

モバP「Oh……」

響子「ダメな方向に混ざってる!?」

乃々×茜『ムリです! ム~リィ~!! だから、逃亡します! とぅ!!』

美穂「データが逃亡した!?」

晶葉「どうせ離れたら消えるのに……」

モバP「失敗か。いっそ、杏でも混ぜた方がよかったか?」

卯月「化学反応を起こして逆に、やる気に満ち溢れるとか……」



『フュージョンアップ!!!』 タタタター

杏×乃々『株やって生きていくので、アイドルやめます』

モバP「ダメか」

茜「二人のダメな所だけが混ざってますね!!!!」

ちひろ「ならばっ!」 ブゥン


『フュージョンアップ!!!』 タタタター

輝子×乃々『ヒャッハーーー!!!!』

モバP「イケるか!?」

輝子×乃々『ム~~~リィ~~~!!!』

ちひろ「ダメだった……!」

藍子「なら!」


『フュージョンアップ!!!』 タタタタ-

まゆ×乃々『アイドルなんてムリ……だ、だけど、プロデューサーさんが望むなら……』

未央「なるほど! まゆちゃんの一途な想いで、原動力に!」

凛「目的が色々とダメなところを持ってるアイドルをまともにする方向になってる……」

モバP「ま、まぁ、そうはいっても、乃々もきちんとお願いすれば……」

ちひろ「……ムリヤリ連れて行ってる回数の方が多くないですか?」

モバP「そうですね……」

晶葉「卯月のカードですら、効きそうにないな……」


晶葉「次は、杏を試すのか?」

モバP「さっきの乃々×茜ですらダメだったからな」

ちひろ「杏ちゃんと茜ちゃんですら、ダメそうですね……」

茜「無念です!! こうなったら、本物にやる気を注入してきます!!!」 ダッ

未央「茜ちん!?」


 あれ? 茜ちゃんじゃん。どした……え、え? え!? ちょ、やめ…… バチーン!!!

 あ、あんずちゃ~ん!?


茜「注入してきました!!!」

モバP「俺は何も聞いてないぞ」

ちひろ「同じく」

美穂「と、とりあえず、杏ちゃんと誰を試します?」

モバP「とりあえず、このカードを試す」 ブゥン!

『フュージョンアップ!!!』 タタタター

きらり×杏『……』

ちひろ「凄い! 杏ちゃんが大きい……。160センチはありますね!」

卯月「見た感じは杏ちゃん寄りですけど、スタイルはきらりちゃんを継承した感じですね!」

藍子「きらりちゃん、モデル体型だからね~」


モバP「肝心の性格は……」

きらり×杏『えぇ~? 働きたくないよぉ~? けっど~、Pちゃんが言うなら~、頑張っちゃうよ~☆』

モバP「ほぼきらりじゃねぇか!」 ガン!

晶葉「椅子を蹴るな! 私に言われても困るぞ!」

藍子「これじゃ、ちょっと縮んだきらりちゃんだね」

奈緒「きらりの要素、強力だな……」

美穂「あとは、響子ちゃんのカードで、お世話好きになってもらって、自発的に動かすとか……?」

モバP「それだ!」

『フュージョンアップ!!!』 タタタタ-

響子×杏『えぇ……働きたくない……。けど、ファンの人のお世話、喜んでもらわないと……』 シブシブ

モバP「ピンクチェックスクール、有能過ぎぃ!!」

美穂「わ、私はそうでもないと思いますけど……」

モバP「何をおっしゃる。万能兵器・卯月!」

卯月「兵器!? 私は悲しいマラソンなんかしませんよ!?」

モバP「お世話大好き、料理得意! 響子! そして、男心を一気に擽る恥ずかしがり屋の美穂!」

ちひろ「アイドルとしてド王道の3人ですからね。大体のアイドルと混ぜても、イケますね!」

モバP「と言ってもここにいるメンバーはなんだかんだで王道タイプだから、誰とでも相性は良さそうだが」

未央「茜ちん×乃々ちゃんみたいな特殊な状態は除くけどね」

茜「私と相性のいいアイドルとは、誰なのでしょうか!!!!!?」

モバP「それを探して……お、ならば」


『クール、鷺沢文香』  文香『……よろしくお願いします』
『パッション、日野茜』  茜『ボンバーッ!!!!!!!!!!!!』

藍子「さっきより元気良い!?」

『フュージョンアップ! バーンマイト!!!』

加蓮「バーンマイトいった!?」

奈緒「文香さんはバーンマイト要素ないだろ!?」


文香×茜『紅に燃えるぜ!』


モバP「文香要素が強いのに、元気がいい!」

ちひろ「見た目は……ポニーテールの文香ちゃん?」

文香×茜『本を、読みます!』

モバP「え?」

文香×茜『……』 ペラペラペラ

ちひろ「読む速度が速い!?」

文香×茜『次は、運動です!』

響子「文武両道で、メリハリもついた感じ……?」

モバP「成功、なのか?」

凛「判断つかないね」

晶葉「行動力があり、知識も豊富で文武両道なのだが……成功とみていいのだろうが……」


加蓮「じゃあ、お待ちかね~! 次は」

奈緒「加蓮のカードだ!」 ブゥン!

加蓮「あっ」

『クール、北条加蓮』  加蓮『私って、身体弱いからさ~』

加蓮「もっとマシな台詞があるでしょ!?」 ガシ

晶葉「わ、私がやったわけじゃない! あくまで、事務所のデータに接続して、適切なものを」

奈緒「やっぱり、加蓮は丈夫な子とフュージョンするべきだよな~」 ブゥン

藍子(頑丈……茜ちゃん? 亜季さん?)

『パッション、浜口あやめ』  あやめ『忍ドルあやめ、駆け抜けます!!』

加蓮「っ!!???? ま、待って! イヤな予感しかない!!」

ちひろ「まぁ、身体は丈夫な子ですね」


『フュージョンアップ!!!』 タタタター

あやめ×加蓮『にんっ!』


加蓮「うわぁ……既に第一声で妖しい……」

モバP「全体的には……加蓮かな? あやめの人懐こい印象はあるけど」

ちひろ「着物を着てますが……ちょっと派手ですね」

あやめ×加蓮『……ふふ』 パサ

モバP「肩をはだけさせた!?」


あやめ×加蓮『くの一にお任せ! どんな人でもP殿だって、魅了、しちゃうよ?』

モバP「何のキャラだよ」

ちひろ「くノ一……。あ~、あの『池袋の看板』のせいで、花魁的な要素に?」

加蓮「あの看板は私の意思じゃないし!?」

凛「加蓮のギャル要素と、あやめの忍者要素でこうなっちゃったんだ……」

加蓮「もっとこう、美波ちゃんとフュージョンすれば真面目系になれたかな……?」 ドヨーン

奈緒「な、なんか、ごめん……」

あやめ×加蓮『ちなみに、運動できます!』 ピョンピョン

ちひろ「システムが自己アピールしてきた!?」

モバP「あんな動き難そうな着物で動けるのは凄いな!?」

卯月「あははは……。成功、なんでしょうか?」

凛「どう、だろう? あ、そういえば、音が鳴る時と鳴らない時があるよね」

茜「スペシウムゼペリオン! とかですね!! 相性がいいと鳴るのでしょうか!!?」

未央「……え、そうすると、私としまむーって相性悪いの!?」

晶葉「ある程度はシステムに自動判断させているからな。そのせいだろう」

未央「ほっ。よかった……」

卯月「未央ちゃん……!」 ジーン

凛「……」 ドヤァ

奈緒(あ、凜がムダに勝ち誇ってる。関係ないっぽいのに……)


モバP「次は折角だから藍子と……」

藍子「……えい」 ブゥン

『パッション、高森藍子』『お散歩日和だね~』
『パッション、及川雫』『もぉ~と楽しみましょうね!』

『フュージョンアップ!! フルムーンザナディウム!!!』

未央「あーちゃん!?」

卯月「ええっと、コスモスさんと、エックスさんでしょうか?」

ちひろ「確かに、藍子ちゃんとは相性良さそうなウルトラマンですけど!」


藍子×雫『慈愛のユナイト! 繋がる力は心の光! 』 プルン


モバP「台詞はまぁ、アイドルっぽい(?)が」

美穂「わっ、スタイルが雫ちゃん寄り……」

響子「雫ちゃんも全体的にふんわりしてるけど、顔立ちは藍子ちゃん……?」

茜「メチャクチャ可愛いですね!!!!!」

藍子×雫『美味しい牛乳と、美味しいケーキがあるから、みんなでお茶にしようか~』

モバP「牛乳で!? いや、美味しいけど!」

ちひろ「中身藍子ちゃんを二乗した感じ!」

未央「……満足した? あーちゃん」 ポン

藍子「うん……。マルチバースを超えた先には、きっとこんな私もいるよね」 ホロリ

モバP(実際なところ、藍子はあの細い体も可愛い要素の一つじゃ……) ヒソヒソ

ちひろ(水着になるのを躊躇う節もありますし、本人的にはちょっと気にしてるんでしょう……) ヒソヒソ

晶葉「まぁ、これも成功とみていいだろう」


加蓮「次は!」 ブゥン

『クール、神谷奈緒』  奈緒『か、可愛いとか! 興味ねぇし!』

奈緒「うぐ……。わ、私かぁ……。お、お手柔らかに……」

モバP「奈緒か。奈緒も案外王道系アイドルだからな。誰にするんだ?」

加蓮「……勢いでやっちゃったけど、どうしよっか」

モバP「拓海でも混ぜとくか?」

奈緒「なんでそうなるんだよ!」

加蓮「じゃあ」

『クール、多田李衣菜』  李衣菜『うひょ~!』

ちひろ「だから、音声!」

美穂「あ~……」

響子「なんで李衣菜ちゃんか、なんとなくわかっちゃった……。て、そう思うのも、失礼かな……」


『フュージョンアップ!! サンダーミラクル!!!』

奈緒×李衣菜『天に轟く驚異の雷鳴! 闇を砕いて光を照らせ!!』


モバP「誰!? ……え、ベリアルとダイナ(ミラクルタプ)なのか!?」

奈緒「私か? 私がベリアル要素なのか!?」 ガシ

晶葉「だ、だから、私がやっているわけじゃない!」 アセアセ

ちひろ「ベースは李衣菜ちゃんに、奈緒ちゃんの髪型……?」

凛「一概にはそうは言いきれないけど……リーナがメインっぽいね」


モバP「肝心の性格は……」

奈緒×李衣菜『ああ、ロックね! 最近は……て、おい! 全然練習してねぇし!』

美穂「っ!?」

茜「ノリツッコミですか!」

奈緒×李衣菜『あ~、もう! ど、どうしよう……』

奈緒「な、なんか、予想外なんだけど……」

モバP「加蓮の予想では李衣菜のにわか的な所が奈緒と絡まって、面白くなると思ったみたいだが」

加蓮「う、うん……。やっといてなんだけど……」

卯月(ひどい!)

モバP「なら、いつも通り煽ててみるか。……なおりーなならできる! がんばれ!」

奈緒×李衣菜『そ、そうやって煽てたって……け、けど、Pが言うなら頑張るよ!』

藍子「練習し始めちゃった……」

加蓮「あ~、そっか。李衣菜も結構、素直なところあるよね……」

凛「ただのちょっとツンデレで、ちょっとにわか要素があって、物凄く素直な子になったわけだね」

奈緒×李衣菜『~~~♪ どうだ? まったく、Pは私の扱いが上手いんだから』

奈緒「あ~、あ~、あ~! なんかダメ! もうダメ! やめろぉぉぉ!!」

モバP(奈緒ってわかりやすいからな)

ちひろ(わかりやすくて素直な子、ですよね)


モバP「次は……もう一度、響子を使わせてもらうか」

『キュート、五十嵐響子』 響子『家事ならなんでも任せてくださいっ!』

ちひろ「響子ちゃんなら、誰とでも相性が良さそうなものですけど……」

モバP「ならば……」 ブゥン

『パッション、財前時子』  時子『躾が必要のようね』

卯月「ひっ……」

美穂「ぷ、プロデューサー、これは……」


『フュージョンアップ!! レオゼロナックル!!!』

響子×時子『唸る拳が天地を裂く! 宇宙拳法、ビッグバン!』


卯月「っ!? 私がウルトラマンゼロさん要素じゃなかったんですか!?」

晶葉「そ、その辺は調整しておく」

奈緒「私がベリアルで、時子さんがレオ要素なのが納得いかないぞ!?」

晶葉「ちょ、調整しておく!」

加蓮(私は音声ならなかったけど、音声なったら誰枠……?)

藍子「見た感じは……髪を下した響子ちゃんだけど」

茜「目つきが……完全に、時子さんですね!」

響子「ど、どうなっちゃうんだろう……」

モバP「響子のカードを使っている以上、下手なことにはならないと思うんだが」


響子×時子『……ちっ、豚。相変わらずだらしないわね』

モバP「時子、テメー覚悟しろよ」 ダッ

ちひろ「落ち着いて! システムですから!」

未央「ちなみに、うちのPは片手で有香ちゃんを倒す化け物です」

美穂「時子さんのムチを素手で掴んで防いだときは、凄かったね……」

奈緒「響子ベースなのに、問答無用で時子さんに文句を言うスタイル。いや、そうなるだろうけどな?」

響子×時子『ネクタイが曲がってる。……ちっ、こっちに来なさい。直してあげるから』

モバP「む? お、おぅ……。て、システムに俺は何を……」

響子×時子『他は……、いいようね。……豚も忙しいのはわかるわ。鳴く以外にも、仕事があるのだから。
      忙しい時は言いなさい。飼育くらい、してあげるわ』

モバP「言い方はアレだが、見事に響子の要素が入っているな」

響子「あうぅ~、私はあんな言い方……」

未央「けど、これはこれで、極上のツンデレって感じで、好きな人は多いんじゃない?」

モバP「確かにな。俺は苦手なタイプだが」

ちひろ「あら? プロデューサーさんの好みはどんな子なんですか?」

モバP「好みと言われると……恥ずかしいので言いませんけどね。この場にいるみんなは、当然可愛いですよ」

ちひろ「ふふ、アイドルですからね」

未央「うちのPはこうやって、素直に褒めてくれちゃうから困るね……」

藍子「ふふ、照れちゃうね」


モバP「次は、晶葉だ!」 ブゥン

『キュート、池袋晶葉』  晶葉「私はあきらめるのが嫌いだ!」

晶葉「む、私もやるのか……」

ちひろ「晶葉ちゃんなら……この子なんかどうです?」 ブゥン

『キュート、一之瀬志希』  志希『にゃは~』

卯月「これは……頭のいい二人ですね!」

ちひろ「千夏ちゃんやあいちゃんも考えたんですけど」

未央「その辺だと女科学者! て、感じが強くなるだけの気がする」


『フュージョンアップ!! ライトニングアタッカー!!!』

晶葉×志希『稲妻に光煌めくその姿! 電光雷轟、闇を討つ! 』 ビシ

晶葉「アタッカーエックスのポーズをとるな!」


卯月「えっと……ギンガさんとエックスさん?」

響子「電撃っぽいから、似合ってるかも」

美穂「全体的には……志希ちゃんの要素が強いのかな?」

藍子「たまに、顔つきが晶葉ちゃんだね~」

晶葉「む……。私の要素の方が負けているのか?」

モバP「負けているというより、系統は違うが二人は俺達から見れば『天才』だからな」

ちひろ「吸収されているといいますか……。要は、いい塩梅ということですね」

晶葉「そういうものか……」

加蓮「志希ってなると……」


晶葉×志希『……くんくん、ん~! いい匂いだ!』

加蓮「やっぱり」

晶葉「あ、こら! 私の要素も混じってる状態でそんなことは!」

晶葉×志希『大好きな助手の匂いを嗅いだら、ひらめいた! これは創作意欲がはかどるぞ~!』

晶葉「ち、ちがっ/// け、決して、私になんだかんだで付き合ってくれるPが……」

モバP「わかってる。助手という名の、プロデューサーだからな」

晶葉「そ、そうか……(わかられても、それはそれで……)」

晶葉×志希『できた! Pの匂いが出るアロマ~!』

凛「晶葉、それ、すぐに作って」 ガタ

美穂「うん、志希ちゃんとの共同開発ならいけるよね?」

モバP「俺の臭いってファブリーズだぞ?」

卯月「えっ!?」

モバP「スーツで外回りだからな。酷い時はもう、自分ごとファブる」

茜「汗をいっぱいかくのはいいことですよ!!」

ちひろ「いつもお疲れ様です。外出時の宿命ですね。言ってくだされば経費で……」

モバP「それくらいは、身嗜みですから。取引先には勿論、社内でも年頃の女の子と接するから
不快な気分にはさせられません」

凛「そ、そうだね。あ、あはは……ごめん。悪ノリしちゃって」

モバP「気にするな。……歳をとるごとに、体臭を気にしちゃうし」 ハァァァ

卯月「あははは……(けど、そういう気を使ってくださるところ、好きですよ)」 ニコ


晶葉「ま、まぁ! 私と志希では少々個性が強すぎたな!」 ポチ

藍子(さり気に消した)

モバP「要領もわかって来たし、この場にいるメンバーもやったし……。少し、遊ばせてもらうか!」

未央「ここはもう、らんらんとあすあすをフュージョンさせて!」

加蓮「それ、共生できなさそう。やっぱりここは、奈緒のカードで!」

奈緒「私を使うな! それより、雪美みたいな子供組と大人組を使うとか」

モバP「それでいくか」 ブゥン

『クール、川島瑞樹』  瑞樹『わかるわ』
『パッション、市原仁奈』  仁奈『アイドルの気持ちになるでごぜーますよ!』

奈緒「プロデューサー!? それはまずいって! 自分で言っておいてなんだけどヤバいって!」

モバP「川島さんも肌を気にされていたことだし……」

藍子「そ、それは、そうですけど……」

『フュージョンアップ!!! スラッガーエース!!!』

茜「エースとセブン!! 首チョンパの二人ですね!!!」

響子「アイドルだから! そんな物騒な言い方しないで!」

美穂「確かに切れ味良さそうな感じですけど!」

瑞樹×仁奈『バーチカルスラッガーの一閃は、攻防一体の輝き! 切り裂け闇を、光と共に! 
                        ……瑞樹の気持ちになるでごぜーますよ!』

モバP「ヤバい。初めてのケースだ……」

凛「キメ台詞の後になんか言ってるし……」



ちひろ「見た目は……川島さんのようですが、年齢は十代後半でしょうか?」

卯月「仁奈ちゃんらしく、着ぐるみを着てますね」

藍子「川島さんが着ぐるみを着てる姿は……。あの、これ、消してしまうべきでは」

晶葉「そ、そうだな」

モバP「い、いや、待て。遊んでしまったが、川島さんは凄い方だ。可能性を信じて……」


瑞樹×仁奈『肌がぴちぴちでごぜーますよ!! さすが、仁奈カードの力でごぜーます!』


モバP「あかん」

ちひろ「ちょっとご想像してください。十代の瑞樹さんがこのセリフを言う様を」

瑞樹×仁奈『着ぐるみを着ることで、気持ちを理解し、演技する。わかるわ。でごぜーますよ』

卯月「お、お腹痛いです……!」 プルプル

響子「こ、こんなの耐えられないよ……!」 プルプル

美穂「け、消そう!」

瑞樹×仁奈『消しちゃうの……? 悲しいでごぜーますよ……』

藍子「うっ……」

モバP「なんて目をしてきやがる……」

凛「データなのに……」

茜「押しづらいです!!」


瑞樹×仁奈『せっかく若返ったんだから、もっとピチピチでいてぇでやがりますよ!!!』

モバP「晶葉! お前、川島さんを何だと思ってる!?」

晶葉「だ、だから、私はあくまで、事務所のデータを参考にプログラムを」 アセアセ

未央「ていうか、ほぼ川島さんじゃん! 仁奈ちゃんの要素、喋り方と若さだけじゃん!!」

加蓮「は、はやく、電源を落として……こ、呼吸が……」 プルプル

凛「加蓮がヤバい!!」

モバP「早くしろーーー!!! 間に合わなくなってもしらんぞーーーーー!!!!」

茜「消します!!」 ブチ


瑞樹×仁奈『瑞樹の肌が……肌がぁぁぁぁぁ!』 プツ


響子「最後まで肌の心配を……」

卯月「もう『瑞樹』って言ってました……」

モバP「マガジャッパ並みの凶悪さだった……」


瑞樹×仁奈『 水ノ魔王獣マガジャッパとは?  敵を吸い込んで吸盤で動けなくして、 
       《 臭 い 息 》 を、吐き出して攻撃する……トンデモねー奴でごぜーますよ!』


加蓮「……」

奈緒「加蓮が息してない!?」

凛「加蓮――――――っっっ!!!!」

ちひろ「清良さんのカード……て、使っても効果ないですよね!?」



モバP「危うく、新たなる魔王獣を生み出してしまうところだった」

ちひろ「魔王獣言わないでくださいよ……」

茜「今の言葉、川島さんにお伝えしておきます!!!」

モバP「すみませんでした!!」

藍子「土下座!?」

奈緒「ま、まぁまぁ! つ、次のカードに行こう!」

モバP「今度は……卯月×未央みたいに、外れがなさそうな二人で」

凛「川島さんはハズレじゃないでしょ」

モバP「そ、そういう意味じゃない」

未央「私! さっき、音声でなかったし、試してもらいたいな~」

加蓮「私は……いいや。美波ちゃんとか真面目なタイプとフュージョンしたい気もするけど」

響子(お色気要素が倍増する未来しか予想できない!)

奈緒「それ言うと、私なんかベリアル要素だぞ!?」

モバP「だから、確定じゃないんだし……」

加蓮「あやめちゃんも、あの変なキャラ付けさえなければ悪くなかった気がするけど」

卯月「未央ちゃんと合いそうな子……」

凛「似たタイプで特徴が倍増するタイプか、全く違う新たなる一面が見れそうなタイプとか」

未央「ん~、どうしようかな……」

モバP「残りのピンクチェックスクールと合わせてみるか」


『フュージョンアップ!!』

未央×美穂『見えるかい、Pくん。あれがアイドルの星……あぅぅぅ』

モバP「途中でダウンした……」

ちひろ「これはこれで、可愛いですけどね」

美穂「……///」


『フュージョンアップ!!』

未央×響子『おっはよ~! プロデューサー、お腹すいてない? 何か手伝えることある?』 グイグイ

凛「響子の要素、いいね」

卯月「はいっ!」

響子「未央ちゃんも率先してやってくれるタイプだからね」

モバP「なら、全く異なるタイプを」 ブゥン

『パッション、本田未央。クール、二宮飛鳥』

藍子「飛鳥ちゃん!」

茜「これは全く! 予想できませんね!!」

『フュージョンアップ!! スカイダッシュマックス!!!』

卯月「鳴りました!」

未央「私と相性いいのってあすあすなの!?」

晶葉「だから、愛称云々は関係ないはずなんだが……」

凛「これは、ウルトラマンマックスとティガ(スカイタイプ)?」


未央×飛鳥『マックストールはためく雄姿! 輝く光は疾風の如し! 』

モバP「この二人だと速度重視なのか?」

美穂「違うと思いますけど……」

モバP「というか、女の子が雄姿とか言っちゃうのも……」

ちひろ「見た目は飛鳥ちゃんメインですね。スタイルは案の定、未央ちゃんですが」

未央「えぇ!? 私の要素、殆どないじゃん!」

未央×飛鳥『プロデューサー、僕と共に世界を、探しに行かないかい?』

未央「ヤダー! あすあすじゃないですかー!」

モバP「さっきの瑞樹×仁奈も、ほぼ川島さんだったしな……」

未央「うぅ、私はパワーアップ要員なのか……」

未央×飛鳥『なーんちゃって♪』

藍子「え?」

未央×飛鳥『えへへっ! 要は遊びに行こうってことだよ! 何処に行く?』

モバP「……ありだな」

ちひろ「ええ、ニコニコの飛鳥ちゃんですが、笑顔は未央ちゃんですね」

晶葉「キャラを作っておきながら、それをキチンと使い分ける、か。アイドルとして必要かもしれないな」

未央「え? え? そ、そう? あ、いや、ダメだ。恥ずかしい! 消そう! はい、消そう!」

未央×飛鳥『プロデューサーとのセカイを邪魔しようっていうのかい? 僕らが遊びに行くの、邪魔しないで!』

未央「うぐっ! 私のデータも入ってるくせに、生意気な!」

茜「データと喧嘩し始めましたね!」

凛「できるんだ」

モバP「ま、未央も卯月と同じで誰とでも合うということだな」


ちひろ「次はどうしましょうか? ユッキ×ユッコのコンビとかどうです?」

奈緒「ここは美嘉×莉嘉の姉妹フュージョンとか?」

美穂「芳乃ちゃん×のあさんで、神秘さに拍車をかけるとか?」

加蓮「菜々ちゃん×心さんとか?」

晶葉「その組み合わせは、危険なにおいしかしないな……」

モバP「大人組か。良いかもしれないな」 ブゥン

藍子(菜々さんを大人組扱い……)

『クール、三船美優』  美優『が、がおー……。う、うぅ……』

モバP「そして」

『クール、高垣楓』  楓『魔法にかかりまほう』

奈緒「だから、音声……」

晶葉「クール×クールか」


『フュージョンアップ!! ゼペリオンソルジェント!!!』

楓×美優『ネオフロンティアの超新星! もっと高く! 光の輝きと共に! 』


奈緒「ゼペリオン……ティガに、ダイナ?」

モバP「だから、何と戦……う」 ドキ

美穂「思わずドキリとしちゃう、美人さん……」 ドキドキ

ちひろ「楓さんもはかなげな美女ですからね……」

奈緒「キレー……」


楓×美優『ふふ、融合(ゆうごう)したから……この力を有効(ゆうこう)に使わないといけませんね……』

モバP「うん、この要素が消えないことは知ってた」

卯月「あははは……」

モバP「……あれ? この要素以外、何か、目立った特徴は」

未央「かえ姉様は面倒見良いよね? 仁奈ちゃんのこととか」

凛「美波が悩んでいた時も、アドバイスとかしてくれたみたいだし」

響子「美優さんも面倒見いいよね? 仁奈ちゃんを始め、酔い潰れた友紀ちゃんとか」

加蓮「……もしかしてだけど」

楓×美優『……ふふ』 ニコ

ちひろ「ダジャレ要素以外、ただの面倒見のいい美女じゃないデスカー!」

モバP「成功だったんだが、いまいち物足りないな……」

晶葉「そういう趣旨ではないのだが、物足りなさはあるな」

楓×美優『Pさん、今晩……飲みに行きませんか?』

モバP「二人とも大人だからお酒も」

楓×美優『ああ、私の家が近いから……そちらでも……その、どうでしょうか……』

モバP「え、いや、そんな、頬を染められながら言われても……」 アセアセ

卯月「消しましょう」

晶葉「だな」


モバP「助かった。システムとはいえ、あんな美女に言われると、変な気持ちになる」

卯月「いえいえ! プロデューサーさんが困ってると思いまたから♪」 ニコ

響子(それだけじゃないけどね)


ちひろ「お次は……あら、いけない。もう、こんな時間」

モバP「ホントだ。このマシンで遊ぶ……ゴホン、勉強するのはまた今度だな」

卯月「えぇ~。もっと、試してみたかったですね~」

未央「ま、仕方がないね」

凛「うん。また今度だね」

晶葉「思ったより好評だな。光には悪いから、新しいオーブリングを買って渡しておくか……」

美穂「光ちゃん、大丈夫かな……」

響子「さっきお手洗いに行った時、れいなちゃんに慰められてるレベルで放心してたけど……」

藍子「そ、それは、危ないね……」

茜「では、気合を注入してきましょう!! バーンマイトの要領で!!」

奈緒「どういう要領だ!!?」

加蓮「あはは、帰りにアイスでも食べて、茜ちゃんは冷やさないとね……」


晶葉「助手、悪いがこのマシンはしばらく置かせてくれないか?」

モバP「思ったほど大きなマシンじゃないからな。大丈夫だ」

晶葉「助かる」

卯月「それじゃあ、プロデューサーさん! さよなら~!」

モバP「気を付けてな」

 バタン……

ちひろ「面白いマシンでしたね」

モバP「ええ。だけど……」 ブゥン

『キュート、島村卯月。クール、渋谷凛。パッション、本田未央』

ちひろ「トリプルスキャン?」

『ウルトラマンサーガ!!!』

ちひろ「まぁ」

モバP「ユニットを組んで、共に歩んでゆく。それって、フュージョンしてるようなものですよね」

ちひろ「ふふ、そうですね。闇を照らして悪を討つ。アイドル風に言うならば」

モバP「ファンを照らし、笑顔で輝く。ですかね」


 お し ま い 


見てくれた人いたのかぁぁぁ!!
いたなら、フュージョンの参考とか聞きたかった……

反映できるかわからないけど


言っても後の祭り……


それはさておき、
スターライトステージ、一周年おめでとう!

ウルトラマン、50周年おめでとう!!

では、終了報告出します。

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