ジョンガリは石を作るようです (51)



ジョンガリ「気付いたら刑務所にいたorz」


承太郎「DIO!>>4をするだと!?」の続編です(一応)
承太郎「DIO!>>4をするだと!?」 - SSまとめ速報
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【みんなは『ジョンガリ・A』を覚えているよな!?オリ主じゃあないよ!】


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1472460308





2008年
グリーン・ドルフィン・ストリート刑務所(通称:水族館)



『お前らはこの男を知っているのか!?』


『この熱い眼差しを持たない盲目の男を!!』



ジョンガリ「くそ……なんでオレが刑務所に……」


看守「おいッ! ジョンガリ・A!!」


看守「うむ……名前が長いな……よし! このオレが名付け親になってやろう!!」


看守「そう……お前の囚人番号を意味する『FE123456』だ! これからは『FE123456』と呼ぶ!」




ジョンガリ(うるせぇ……)


ジョンガリ「……ハァ」


ジョンガリ「空条承太郎……お前のせいでこんな刑務所に7年も入ることになった……!」


ジョンガリ「はやいとこ脱獄するか……?」


ジョンガリ(クク……脱獄ねぇ……)


ジョンガリ(……だが、俺のスタンド『マンハッタン・トランスファー』では難しいな……)


ジョンガリ(利用できる『駒』を探すとするかな……クク……)





牢屋





ジョンガリ「やぁ、こんにちは」


??「ああ、新人か?」


ジョンガリ「俺の名前はジョンガリ……罪状聞きたいか? ン? 強い証拠聞きたいか?」


ラング「……いや、俺の名はラング・ラングラー」


ジョンガリ「おお、ラング……これからよろしく……」


ガシィッ‼


ジョンガリ(こいつは一応『候補』に入れておくか?)



ラング「……お前、さっき罪状がどうとか言ってたがよォ~」


ラング「俺は殺人してんだぜ? あとタンカージャックだ」


ジョンガリ「フンッ……俺だって殺人したぜ?(本当は裁けないはずなのにSPW財団のせいで……!!)」


ラング「ほォ~~ッ?」 ジロジロ


ラング「お前、盲目だよな?」


ジョンガリ「ああ、そうだが?」


ラング「杖は持ってないのか?」




ジョンガリ「ハッ!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョンガリ(SPW財団に没収されたんだった!) ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョンガリ(スタンドのおかげで周りのことは見えるが……一般人から見たら不自然だ!) ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョンガリ(何とかいい訳しないと……えーっと、えーっと……) ┣¨┣¨┣¨┣¨


ラング「ん?」










ジョンガリ「俺、盲目じゃあないんだ」 バァーン‼



ラング「マジかよ」


ジョンガリ「あ」


ラング「……」


ジョンガリ「……」


ラング「……寝るわ」 ゴソゴソ


ジョンガリ「……」


ラング「……」 zzz


ジョンガリ「……」






食堂





ジョンガリ「ラングは一気に信頼を失ってしまった……」


ジョンガリ「……そうだな……やっぱり杖を手にいれるしかないか……」


ジョンガリ「面会の時に持ってきてもらうか……? いや、持ってきてもらう人いないか」


ジョンガリ(いや、ライフルだって欲しいな……)


ジョンガリ(ま……後で考えるかな)



食堂おばさん「おい!並んでんならさっさとメシを取りな!」


ジョンガリ「あ、はい」


食堂おばさん「今日のメニューは『シャケの照り焼き』だよ!」


ジョンガリ「照り焼きですか……」


コツコツコツ…






ジョンガリ「ここいいっスか?」


「い、いいですよ」



ジョンガリ「俺はジョンガリだ、あんたは?」 ガタッ


マック「サンダー・マックイィーンです」


ジョンガリ「ああ、『マック』ね……(今度は慎重に話すか……)」


マック「あんた見ない顔だなぁぁ?」


ジョンガリ「昨日来たばっかりなんだ」


マック「フフフ……話かけてくれるなんて久し振りだなぁぁぁぁぁああ」 ブツブツ


ジョンガリ「!?」


マック「こんな嬉しいことがあるなんてなぁぁぁぁあああああ」ブツブツ




ジョンガリ(なんだよォォォこいつゥゥゥ!!??)


マック「グフフ…グフフフ………」ブツブツ


ジョンガリ(怖えよッ!!)


ジョンガリ「こうなったら…………」







ジョンガリ「……逃げるッッ!!」 ダダダダダダダダダッ





中庭





ジョンガリ「あいつなんだったんだよ……」


ジョンガリ「この刑務所は変なヤツばかりいるよな……」


ジョンガリ「……」 キョロキョロ


ジョンガリ「やっぱ駒を探すには中庭がいいよな……映画とか見るかぎり」 キョロキョロ


ジョンガリ「……」 キョロキョロ




ジョンガリ「えッ!?」


ケンゾー「……」 バァァァァン‼‼‼


ジョンガリ「すげぇオーラだッ」


ケンゾー「……」 バァァァァン‼‼‼


ジョンガリ「こいつは使いにくそうだな」





夜、牢屋





ジョンガリ「……」


ラング「……」 zzz


ジョンガリ「朝から寝てるじゃあねぇか」


ジョンガリ「……」


ジョンガリ「……とりあえず整理するか」


ラング「……」 zzz


ジョンガリ「まずこのラングは、使えそうだが……」


ジョンガリ「ちょっと個人的に嫌だな」



ジョンガリ「次のマックは、キモいから嫌」



ジョンガリ「次の老人は、オーラがすごいから嫌」





ジョンガリ「ま、その後には色々会ったが……」


ジョンガリ「どいつも使えねぇってことが分かった」 バァァンッッ‼‼



ジョンガリ「やはり自分でやるしかないか……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョンガリ「面会によって『杖』を入手し」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョンガリ「その後、機密にライフルのパーツを面会で入手」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョンガリ「部屋でライフルを組み立て、能力を使って脱獄だッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨










ラング(全部聞こえたよー)






一ヶ月後





看守「FE123456! 面会だッ! 手錠をかけるッ!」


ジョンガリ(遅いぞッ!)


ジョンガリ(だが、これでライフルのパーツが全て揃う……クク……)


ジョンガリ「はいはい、手錠ですね……」







面会人「はい、差し入れのハムだよ」 サッ


ジョンガリ「いつもありがとう」


面会人「早く出れることを祈ってるよ……」


看守「……」


ジョンガリ「ああ…」




……………




ジョンガリ「よし、部屋にはラングはいない……看守もいない」


ジョンガリ「……ククク」


カチャカチャ カチャ カチ カチャカチャ


ジョンガリ「……」


カチャ カチ カチャカチャ カチャカチャ


ジョンガリ「クク……」


ライフル『』 バァァァァァン‼‼


ジョンガリ「やったぞ! 完成したぞ!」





ジョンガリ「たった20レスちょっとでライフルが完成してしまうとは……!!」


ジョンガリ「なんとこれは、杖に偽装することが出来る」


ジョンガリ「これで常に携帯できるな……クク……」


ジョンガリ「……」 キョロキョロ


ジョンガリ「勝ったんだ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョンガリ「脱獄したら空条承太郎を暗殺してやるぜェェェェェェッ!!!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨







脱獄決行の日
工場付近





ジョンガリ「マンハッタン・トランスファー……」



ドガンッ‼ ドガンッ‼



ジョンガリ「グッド……看守2名を倒した」


ジョンガリ「調子がいい……クク……」





ジョンガリ「このまま進めば抜け道があるはずだ……」


ジョンガリ「まぁ……5ドルで買った情報だから確証はないが……」



ドガンッ‼ ドガンッ‼



ジョンガリ「やれやれ、ここは看守が少なくなってきたな」


ジョンガリ「工場で働く囚人は雑魚ばかりだ……嬉しいことに」


「待てッ!!」





ジョンガリ「誰だッ!?」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


「やはりな……密告通りだ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


ジョンガリ「密告!? 貴様! 何者だッ!」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


「密告者の名は伏せておくよ……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨


「後で話してあげよう……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨






「君を始末してからね」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





ジョンガリ「お前! その名札の色から判断すると……新人看守だな?」


ジョンガリ「見た目は強そうだが、俺の敵ではない」


「……」


ジョンガリ「……お前の名前を聞いておこう」


ウエストウッド「『ヴィヴィアーノ・ウエストウッド』……お前を倒す男だ……」





ウエストウッド「うおりゃああああッ!!」


ジョンガリ「くッ! 近接攻撃は苦手だぜ……!」


ウエストウッド「オラオラオラオラオラァァアッ!!」 ブンブンブンブン‼


ジョンガリ「……フン、体術がなってないな」


ジョンガリ「俺は元軍人だ……苦手と言っても素人よりはできる……」


ウエストウッド「……いや! 違う!」



ガシィッ‼



ウエストウッド「『デッドロック』だ……これでお前は動けない」 ガシィ…


ジョンガリ「……くぅ」 グググ…





ウエストウッド「すでに先輩に連絡をした……5分ほどでここに着く……」


ジョンガリ「……ぐ」 ググ…


ウエストウッド「帰ったら懲罰房行きかァァ?? 楽しみだなァァァ!!?」


ジョンガリ「……マ、マンハッタン・トランスファー……!」



M・T『』 フワワ…



ジョンガリ(くそ……ライフルが使えなくては何も出来ない……)


ジョンガリ(何か……何か対策を考えろ……)


ジョンガリ(対策を……!)








コツコツコツ…



ジョンガリ「仲間が来やがったか!?」


ウエストウッド「なにッ!? なぜお前も来るんだ!」








2人『ラング・ラングラー』



コツコツ…



ラング「……」 ┣¨┣¨┣¨┣¨





ラング「よくやってくれた……看守」


ラング「ジョンガリ……お前について密告したのは俺だ……」


ジョンガリ「ッ……」


ラング「そして……」



カチャ



ジョンガリ「ラ、ライフル……!」


ラング「そこの新人看守を殺せば俺が脱獄出来るよなぁぁぁぁぁ!!」


ウエストウッド「……!」


ジョンガリ「……!」





ラング「ありがとよ……」



フワワ……



ラング「死ねッ! 間抜けどもッ!」



ドガンッ‼







ジョンガリ「いや、死ぬのはお前だ」


ジョンガリ「マンハッタン・トランスファー……!」



スゥゥ‼



ラング「ぐあああッ!!」 バンッ‼


ジョンガリ「弾丸中継……お前に向かって弾丸を撃った……」





ウエストウッド「?……え??」


ラング「ぐゥゥゥ……!! なんだこの奇妙な現象はァァァァ!?」


ジョンガリ「やれやれ……」


ジョンガリ「……さっさと脱獄するかな」





タッタッタッタッ



看守「動くなッ!」


看守「ケガをしているぞッ! 医療棟へ運べ!」


看守「こいつはFE123456……懲罰房へ遅れ!!」




ジョンガリ「……え~」







懲罰房へと送られてしまったジョンガリ!

脱獄は失敗しまい、『脱獄未遂』として刑期が伸びてしまった!

ここまでは、プロローグであり、


本編はここからだァァァァァァ!!








懲罰房





ジョンガリ「……」 zzz


看守「起きろッ! FE123456!」



ドガァッ‼



ジョンガリ「うげェッ!」 ドゴッ‼


看守「この懲罰房で眠る許可は与えられていない!」


ジョンガリ「……!」


看守「……勝手に眠れるなどと思うなよッ?」





ジョンガリ「フン……」


ジョンガリ(杖は没収されなかった……まだ脱獄はできる)


ジョンガリ(だが……)



ジョンガリ(……ここにしばらく残る方が得策だな)


ジョンガリ(とりあえす、ここのことをよく知らなくてはいけない)





ガヤガヤ…



ジョンガリ「なんだ? ヤケに騒がしいな……?」


ジョンガリ「ここは懲罰房だぞ? 騒いだら看守が駆けつけるはずだ……」



ガヤガヤ… ガヤガヤ…



ジョンガリ「マンハッタン・トランスファー……!」


ジョンガリ「『気流』をよんで様子を見る……」





……………





看守の死体『』 バァァァァァァン‼‼




看守「!……死んでるのか!?」


看守「あ……ああ!」


ウエストウッド「先輩ッ! 一体何が!?」





ジョンガリ「看守が死んでいるのか……」


ジョンガリ「傷跡から見ると……殺人か?」


ジョンガリ「だが……看守を[ピーーー]なんて物好きなヤツがいたもんだな」


ジョンガリ「……まぁ、俺には関係のない話だ」





ロッコバロッコ「何事です!?」 アタフタ


看守「殺人ですよ!」


ロッコバロッコ「犯人は分かってるんですか!?」


看守「いえ、全く分かりません……」


ロッコバロッコ「ここにいるヤツを全員集めなさい!!」


看守「は、はいィィ!」






……………




ロッコバロッコ「犯人は名乗りでなさい!」


看守「……」 ザワザワ

看守「……」 ザワザワ

看守「……」 ザワザワ


ロッコバロッコ「いないんですか? 私もいないことを願ってますが……」





ロッコバロッコ「ではやはり囚人ですか……」


ロッコバロッコ「ここは懲罰房……極悪な罪人が集まってますしねぇ……」







ジョンガリ「……」






懲罰房に響き渡る悲鳴……


疑いの目を向けられたジョンガリ……


そして、事件の真相とは……!



                  .__ ,,.. - -‐‐‐ '''''" ̄'ヽ,
             '‐=‐',=/Y,ヽ,           \

              ,-'.i-i,_ ヽi,             ヽ,
              _,..-''r-ヘ\             l    l'
          , -'' / ./   ヽi          l    :l
            ,/ li  l      i,.   l.   l   ::l
            l ;l \. l _.     l:.   li   :l ::::i:l
            l l:  \iヽ,-'-, l  l::.  li  :::li :::i ..i,

            l ;l ..    '-i: Y-,ノ  l.::.   l  ::lil ::i ::'i,
             'i, ;;:; ,.ゝ彳ヽ,iヽi. ヽ,.l ::   l.  :l l ::i  ::ヽ,._
              Y ゝ'i-‐ソ .Yヾi'ヽ.l   li,   l. l ヽ,  '-.,_ヽ,
             /    ̄l-‐l ゝiヾヽ,  : lil  l '-.,,__,  ヽ

             '-.,_,.、   ! l_,  ヽi Y  :: l.l   l,/ .::l:: : ヽ,
               i',        :.  l. l  ::.l l   l:: ..::/::;: : : ヽ,
               i,"''      :  ,l  l  :l-'l.  l;;-'  i
                i,     .,.,-l,":l  l  l:::::l.. l   ヽ,
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