十時愛梨「魔界プロ?」 (70)

~花畑~

愛梨「今日はここでプロデューサーとピクニック…楽しみだな~」

モバP「おーい愛梨~」

愛梨「あ、プロデューサーさん!」

モバP「スマン遅れて、待ったか?」

愛梨「い、いえ私も今来た所で…」

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愛梨(プロデューサーさんと2人っきり…ドキドキするよ~)

愛梨(ああ…何だか熱くなってきちゃった…とりあえず1枚…)ヌギッ

モバP「お、おいこんな所で脱ぐなよ…」

愛梨「あ、すみません…」

モバP「ホッ…」

モバP「それより早く飯にしようぜ、腹減っちゃってさ…」

愛梨「そうですね…それじゃ…」カパッ

モバP「おお!どれも美味そうだな!」

愛梨「うふふ…腕によりをかけて作りました!」

モバP「ありがとな!それじゃいただきま…」

??「ふふふ…」バサッ

??「隙あり!」ガシッ

モバP「うわっ!?」

愛梨「プロデューサーさん!」

??「この人はいただきました!」

愛梨「赤い悪魔みたいな子にプロデューサーさんが…」



??「我が名はレッドアリースー…アリーマー四天王の1人…」

愛梨(どっちかっていうと青じゃ…)

アリース―「我が主魔王マユリーンの生贄にこの人は捧げられるのです!」

モバP「い、生贄…」ビクッ

アリース―「それでは予定が詰まっていますので…さようなら」

バサバサ…」

モバP「うわああああ!!!」

愛梨「プロデューサーさん!」

愛梨「さらわれちゃった…」

愛梨「早く追いかけないと…」

愛梨「あの悪魔は恐らく魔界プロからやってきた…」

愛梨「武器は…テニスのラケットだけか…」

愛梨「待っててね、プロデューサーさん…」

タタタ…

~魔界プロ前~

愛梨「ここが魔界プロ…」

愛梨「恐い所だって聞くけど…」

愛梨「プロデューサーさんのためだもん、頑張らなくちゃ…」

愛梨「よし!行くぞー!」

~魔界プロ 第1層~

愛梨「うう…中も不気味だなぁ…」

ボコッ

愛梨「え?」

小梅ゾンビA「うーあー」

小梅ゾンビB「うーあー」

小梅ゾンビC「うーあー」

愛梨「きゃあああああああ!!!」

愛梨「ど、どうしよう…とりあえずラケットを…えいっ!」ポイッ

グサッ

小梅ゾンビA「きゃっ!」ドサッ

愛梨「あ、効いてる…それそれ!」ポイポイ

小梅ゾンビB・C「きゃあああああああ!!!」ドサッ

愛梨「よーし調子出てきた…ってあれは…」

バサバサ…

??「うひひ…よくここまで来たわね!」

愛梨「プロデューサーさんをさらった子と同じ格好の悪魔…」

??「私はレッドアツーミー!ここから先は通さないわよ!」

愛梨「そうはいきませんよ…えい!」ポイ

アツーミー「おっと」ヒョイ

愛梨「くっ…ちょこまかと…」

アツーミー「今度はこっちの番よ!体当たり!」

ドンッ!

愛梨「キャッ!」

パッキーン!

愛梨「い、一撃で服が破れて下着姿に!?」バインッ

アツーミー「うひひ…大きなお山が丸出しね…」スッ

愛梨「なっ!?」

アツーミー「後ろを取ったわ!必殺!高速揉み!」

モミモミモミ・・・・

愛梨「ひゃああああああ!!!」ガクッ

~スタート地点~

愛梨「・・・・・ハッ!」

愛梨「そうか…やられたらここに戻されるんだ…」

愛梨「でもどうやって突破しよう…」

愛梨「ん?あれは…宝箱?」

愛梨「友紀ちゃんの顔が描かれてる…」パカッ

愛梨「こ、これは野球のボール…」

愛梨「これならいけるかも…」

愛梨「よーし…」

アツーミー「うひひ…懲りずにまた来たわね!」

愛梨「今度は負けないよ…えい!」ヒュン

アツーミー「うぐっ!」ドカッ

アツーミー「速い…これは野球のボール…」

愛梨「えいえいえい!!!」ポイポイポイ

ドドドドド!!!

アツーミー「ぎゃあああああ!!!」

アツーミー「きゅ~」ドサッ

愛梨「ふぅ…やっと倒した・・・」

愛梨「あ、これがカギかな」

愛梨「これで先に進める…」

愛梨「待っててね、プロデューサーさん…」

~第2層~

愛梨「熱い…」

愛梨「ここは溶岩地帯なのね…」

愛梨「もう我慢できない…脱ごう」ヌギッ

愛梨「よし、涼しくなった、これで先に進める…」

愛梨「あ、宝箱だ、裕子ちゃんの顔が描いてあるね」パカッ

ポンッ

??「ふっふっふっ…」

愛梨「中から誰か出てきた…」

??「引っ掛かりましたね!私はエス…マジシャンユッコです!」

愛梨「裕子ちゃん…その恰好恥ずかしくないの?」

裕子「ナチュラルに下着姿のあなたの言われたくありません!」

愛梨「だって熱いんだもん」

裕子「ええい、このサイキックパワーをくらいなさい!」バシュ

ポン!

愛梨「わわわ…ウサギになっちゃった!」

裕子「はっはっはっ…そんな姿では武器も投げられないでしょう!」

ポン

愛梨「あれ、元に戻った…」

裕子「」

愛梨「えっと…先行くね」

裕子「ハイ…」シュン

愛梨「あ、また宝箱」

愛梨「今度は珠美ちゃんかぁ…」パカッ

愛梨「おお…竹刀か…」

愛梨「これは使えるかも…」

??「あなたが侵入者ですか!」

愛梨「え?」

??「私はレッドアカ―ネー!四天王の1人です!」ゴゴゴ・・・

愛梨「燃えてる…」

アカーネー「行きますよ!火炎弾!」バシュ

愛梨「うわっと!」ピョン

アカ―ネー「バーニングタックル!」ゴオッ

愛梨「うわちっ!」ヒョイ

愛梨「下着が少し焦げちゃった…この!」ブン

愛梨「あ、今武器竹刀だった…これリーチ短いよ~」

アカ―ネー「隙ありです!」ドカッ

愛梨「きゃあああああああ!!!」

パッキーン!

~スタート地点~

愛梨「またここからか…」

愛梨「服は元に戻ってるね…」

愛梨「今度は竹刀を取らないように…」

愛梨「よーし!次は負けないよ!」

~再戦~

アカ―ネー「何度来ても同じです!」

愛梨「そうでもないよ…野球ボール!」ポイッ

アカ―ネー「火炎弾!」ゴオッ

ガキィン!

愛梨「くっ…まだまだ!」

アカ―ネー「こっちだって!」

アカ―ネー「バーニングタックル!」ダッ

愛梨「今だ…武器を竹刀に変えて…」スチャ

アカ―ネー「え?」

愛梨「めーーーーーーん!!!」ドカッ

アカ―ネー「ぐぎゃっ!」ドサッ

アカ―ネー「うーん…」ピクピク

愛梨「よし、鍵ゲット!」

愛梨「これで次のゾーンへ…」

愛梨「プロデューサーさん、この先にいるの?」

~第3層~

ヒュオオオ・・・

愛梨「今度は空中ステージか・・・」

愛梨「足場が悪いから注意して行かなくちゃ…」

ツルッ

愛梨「え…わあああああ!!!」

ヒュウウウ…

~2時間後~

愛梨「ハァハァ…」

愛梨「まさかあの穴超えるだけでこんなにかかるとは…」

愛梨「今更だけどジャンプの動きが悪くなってるような…」

愛梨「ま、越えられたからいいか、さて…」

??「お待ちしておりました」ニンッ

??「わたくしはレッドアヤ―メ―!ここの番人です!」

愛梨「ここ通して…はくれないよね」

アヤ―メ―「そうしたければわたくしを倒して殻にしてください!」

愛梨「望む所だよ…」

アヤ―メ―「いざ尋常に…勝負!」

アヤ―メ―「忍法…分身の術!」ヒュンヒュン…

愛梨「ふ…増えた!?」

アヤーメー×4「連続手裏剣投げ!」シュシュッ!

ズバババババ!!!

愛梨「きゃあああああああ!!!」ガクッ

~入り口~

愛梨「またここから…もうあそこのジャンプ自身ないよ~」

~1時間後~

愛梨「やっと着いた…」ハァハァ

愛梨「何かいいアイテムは…」

愛梨「あそこに美波さんの顔が描かれた宝箱が…」パカッ

愛梨「ラクロスのラケット…これなら」

~再戦~

アヤーメー「また来ましたね!分身の術!」ヒュンヒュン…

アヤーメー×4「覚悟してください!」

愛梨「今度は負けないよ…くらえ!」ブン

ヒュンヒュン

アヤーメー「こ、この攻撃範囲では4人いっぺんに…きゃあああああああ!!!」ドサッ

愛梨「やった!これで次のフロアに…」

~第4層~

ビュオオオオオオ・・・・・

愛梨「さむううううううう!!!」ブルブル

愛梨「ここは極寒地帯なの…」

愛梨「このままじゃ凍えちゃう…」

??「ふっふっふっ、罠にはまりましたね!」

愛梨「あ、あなたは…」

愛梨「あの時プロデューサーさんをさらっていった…」

アリースー「久しぶりですね!」

愛梨「プロデューサーさんはどこ?」

アリースー「この次のフロアにいますよ」

アリースー「ま、もう魔王マユリーン様に骨までしゃぶりつくされている頃でしょうね!」

愛梨「そんな…」

愛梨「早く助けにいかないと…」

アリースー「そうはいきませんよ、あなたはここで終わりです!」

アリースー「すでにあなたの弱点は分析済み…罠にかけたんですからね!」

愛梨「罠?」

アリースー「このフロアの冷気そのものです!」

アリースー「ほぼ常に下着姿のあなたはこの寒さでは動くこともままならないでしょう!」

愛梨「く…確かに…」ブルブル

アリースー「ゆっくりと料理してさしあげましょう…イチゴ爆弾!」ポイッ

ドカーン!

愛梨「きゃっ!」

アリースー「パスタ縛り!」

ギュウウ…

愛梨「く、苦しい…」

アリースー「トドメです!タブレットビーム!」ズキュン!

ドカアアアアアアアアン!!!

愛梨「うう…」ボロボロ

アリースー「おや、まだ倒れてなかったんですか…」

愛梨「このままじゃマズイ…何かアイテムを…」

愛梨「ってあれは…黄金の宝箱…」

愛梨「中身は…」パカッ

愛梨「黄金の鎧…」

愛梨「これを着れば…」カチャカチャ

愛梨「よし!これで寒くない!」

アリースー「そ、それがどうしたっていうんですか!」

愛梨「それだけじゃないよ…魔法だって使える!」

ゴロゴロ…

アリースー「え?」

愛梨「サンダー!!!」

ドカーン!!!

アリースー「きゃっ!危なかった…」

アリースー「って私のタブレットがぁ!」

タブレット「」プスプス

愛梨「さ~て、どうする?」

アリースー「くっ…通りたければどうぞ!」

アリースー「もっとも魔王様に勝てるとは思えませんけどね!」

愛梨「ついに魔王と対決か…」

~魔王の間~

愛梨「ここに魔王が…」

愛梨「プロデューサーさんを返してください!」

??「うふふ…ついにここまで来ましたねぇ」

愛梨「あ、あなたが…」

??「その通り、私が魔王マユリーン(紅)ですよぉ」

愛梨「プロデューサーさんはどこですか?」

魔王(紅)「この先ですけどあなたに返すわけにはいきませんねぇ」

愛梨「どうしても…ですか?」

魔王(紅)「あの人は我々の生贄に相応しいですからねぇ」

愛梨「なら…力ずくで!」

魔王(紅)「うふふ…かかってきてくださぁい♪」

愛梨「えいっ!」ポイッ

ドカッ!

魔王(紅)「くっ、中々やりますねぇ、魔王ファイヤー!」ゴオッ

愛梨「おわっと!」ヒョイ

魔王(紅)「あら…」

愛梨「伊達にここまで来てません!このまま…」

??「魔王レーザー!」バシュ

ドスッ!

愛梨「ガハッ…え!?」

魔王(蒼)「ふーん…こいつが侵入者?」

魔王(紅)「お陰で助かりましたよぉ」

魔王(蒼)「さて、2人で一気に片付けちゃおうか」

魔王(紅)「はぁい」

愛梨「ゴホッ…や、ヤバイ…」

愛梨「まさか魔王が2人いるなんて…何かいいアイテムは…」

愛梨「この志希さんの顔マークの宝箱はまだ開けてないな…」パカッ

愛梨「液体入りフラスコ…強いのかな?」

愛梨「迷ってはいられない…えーいっ!」ポイッ

パリン!メラメラ…

魔王'S「・・・・・」

愛梨「え、これだけ…」

魔王(紅)「この程度ですかぁ?じゃあ一気にやっちゃいますよぉ?」

魔王(蒼)「そうだね、それじゃ…」

ゴゴゴ・・・

愛梨「ちょ待っ…」

魔王’S「魔王フルバースト!」

ドカアアアアアアアアン!!!

愛梨「きゃあああああああ!!!」パッキーン!

愛梨「ああ…黄金の鎧が…」

愛梨「もう終わりなの…」

愛梨「プロデューサーさん…」

パアアアアア・・・

愛梨「こ、この光は…」

愛梨「宝箱が降ってきた…」

愛梨「クラリスさんのマーク?」

愛梨「中身は…十字架か…」

愛梨「そうだね…もう丸裸…失う物は何もない…」

愛梨「プロデューサーさん…待っててね」

魔王(紅)「何をゴチャゴチャ言ってるんですかぁ?」

魔王(蒼)「次で決めるよ」

愛梨「これで終わりだよ!」ブルンッ

魔王(蒼)「随分無様な恰好だね」

魔王(紅)「それとも私達へのあてつけですかぁ?」イラッ

愛梨「これが…私の全てだから」

魔王(蒼)「ふーん…上等じゃん」

魔王(紅)「いきますよぉ…」

魔王’S「魔王…フルバースト!!!」

愛梨「とときんフラーッシュ!!!」

パアアアアア・・・

魔王(蒼)「な、こっちの技がかき消されて…」

魔王(紅)「あっちの技がこっちに…」

魔王’S「ぎゃあああああ!!!」

ドカアアアアアアアアン!!!

愛梨「ハァハァ…やった!」

愛梨「この先にプロデューサーさんが…」

愛梨「やっと会える…」

愛梨「早く帰ってピクニックの続きしないと…」

愛梨「今行くよ~」

タタタ…

愛梨「おっと、恥ずかしいから服は着ないと…」イソイソ

~牢獄~

バァン!

愛梨「プロデューサーさん!」

モバP「愛梨!助けに来てくれたのか!」

愛梨「はい!」

モバP「ありがとう愛梨!」

愛梨「えへへ…プロデューサーさん♪」

フッ…

~第1層~

愛梨「へ?」

愛梨「ここ最初だ…」

愛梨「プロデューサーさんは!?」

??「それは私から説明しましょう」

愛梨「ちひろさん?」

ちひろ「実は今までのは魔王が見せていたのは幻影だったんですよ」

愛梨「え…ええ~!?」

ちひろ「つまりここからが本当の戦いなんですよ…」

愛梨「そんな…」

ちひろ「難易度上がってますけど頑張ってくださいね、後隠しアイテムないと真のラスボス倒せないのでそれも取り逃さないように」

愛梨「ふええ…もう勘弁してよぉ~」

~おわり~

これで終わりです

何でプロジェクトクロスゾーン2でアーサーさん出なかった…

てっきりレイレイと組んで出るのかと思ったのに…

後愛梨さんはバレットガールズも似合いそうですね

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