絹旗「黒夜黒夜超かまちょ」黒夜「ウゼェ…」 (45)


第一夜




プルルルル。プルルルル。


黒夜「…ふぁい?」ガチャ

絹旗『黒夜黒夜!』

黒夜「なんだようるせぇ…」

絹旗『今から映画超観に行きましょう!?』

黒夜「………ハァ…?」

黒夜「…絹旗ちゃぁぁん?今何時だと思ってんの?」

絹旗『はい!夜中の3:00です!』

黒夜「そーだろそーだろ?悪い子はもう寝る時間なんだよ」

黒夜「だから他ぁ当たれ。お休み」プチ

黒夜「ったく…なんかあったかと思ったじゃねぇーか…」ゴロリ



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ヒュゥゥウゥウウウウゥウウウウウウウ……!!!




絹旗「黒夜ぅー!」ドガシャアアアアアン!!!!

黒夜「」

絹旗「あっ、超すみませんね窓超ブチ破ってきちゃって」

黒夜「テンンメェエエ!!?ほんとっ…!ちょっ、おまっ、コレッ!テンンメェエエ!!?」

絹旗「くーろよーるちゃーん!超あーそびーましょー!!」ニコーン!

黒夜「あそばねェええええよォォォオオオ!!!?眠いってンの!!黒夜ちゃンはおねむなンだよォォォオオオ!!!」


絹旗「映画超観に行きましょうよ!」

黒夜「やってねぇだろこんな時間によぉ!!」

絹旗「ええ、なので麦野が借りてるシアターホールで勝手にですね、」

黒夜「他の奴にするか一人で行け!」

絹旗「えーだって一人で観るのも超つまんないですし、他の人はみんな寝てて超つまんないんですもん」

黒夜「でしょうね!でもね!黒夜ちゃんもそうだから!黒夜ちゃんも今から寝るから!スリィィイイピングだから!」

絹旗「ダメです!いいんですか!?最愛ちゃんが寂しすぎて超死んじゃいますよ!?」

黒夜「うるせー死ね!!!うさぎかテメー!!」

絹旗「うさぎが寂しいと死ぬって超デマですけどね」

黒夜「うるすぅうええええ!!!いいから帰れ!ほら帰れ!黒夜ちゃんは寝ないと死んじゃうんだよ!」




絹旗「はぁ~…超仕方ないですねぇ…」

黒夜「ようやくわかってくれて嬉しいよ絹旗ちゃん早く死ね」フゥ-




絹旗「超わかりました。寂しん坊の黒夜のために…私が超添い寝してあげましょう!」イソイソ

黒夜「死ねっつたろ殺すぞ何勝手に私のベッドに潜り込んでんだコラ」






絹旗「あ、超子守唄歌います?私、超歌上手いんですよ?」ドヤァッ

黒夜「断末魔歌わすぞコラ」

絹旗「いーなーせだっね♪夏をっ♪連れて来た女(ヒト)っ♪」

黒夜「チョイス!!!」

絹旗「じゃあ…コホン。三年目~のうわーきぐーらい大目にみってっよっ♪」

黒夜「だからチョイス!!!」

絹旗「超だめですか?」キョトン?

黒夜「何ビックリしてんの?突然め組とヒロシ歌われた私の方がビックリだわ!」



絹旗「超わかりました…では、」

黒夜「あぁー!もうわかった!わかったからもう寝ろ!一緒に寝ていいから!」

絹旗「超ありがとうございます!」

黒夜「くっそ…窓…明日業者呼ばないと…」



絹旗「…」

黒夜「…」

絹旗「…黒夜」

黒夜(無視無視)

絹旗「…」

黒夜「…」







絹旗「最近、麦野の右チクビにデキモノできたって超知ってます?」

黒夜「ンッブブォッ!?」





絹旗「フッフッフッ。やっぱり超起きてましたか」

黒夜「オイ…つーかそれ本当なのか?プクク」

絹旗「その証拠写真がこちらです」つスマホ

黒夜「…ブブォッ!!www」

黒夜「ゲホッ、ゲホッゲホッ!!!ブフゥハハハハ!!」

絹旗「超ウケません?プクク」

黒夜「不覚にも爆笑だわプクク」

絹旗「眠気超吹き飛びません?」

黒夜「まぁちょっとな」



絹旗「それじゃ眠くなくなった所で超遊びに行きましょう!」キラキラ

黒夜「行かねぇよまだ諦めてなかったのかよ」



絹旗「…じゃあ超寝ましょうか」

黒夜「素直かよ…ったく」ゴロン

絹旗「…」

黒夜「…」

絹旗「…」

黒夜「…」

絹旗「…黒夜の乳、私よりありません?」モミモミ

黒夜「うるぁあ!」ゴスッ!

絹旗「超残念だったな、”窒素装甲”だ」

黒夜「クソフォンデュ!」


黒夜「お前私を寝かす気ねぇだろ!!?何いきなり人の乳揉んでんだ!!」

絹旗「超待ってください!…揉むほど…ありませんでしたよ?」ドヤァ?

黒夜「うるすぅうええええ!!!揚げ足取りすんな!!」

黒夜「でてけ!もうでてけ!寝ないなら帰れ!」

絹旗「黒夜、深夜に大騒ぎしたら超近所迷惑ですよ?」

黒夜「だ!れ!の!せ!い!だ!と!」

絹旗「…ほら、もう超寝ましょう」ポフポフ

黒夜「こ、この、コイツ…!」ピキピキ

絹旗「あっ、超抱きしめて寝てあげましょうか」

黒夜「要らねーよ暑苦しい」

絹旗「じゃあ私を超抱きしめてください」

黒夜「なんでだよイヤだよ」

絹旗「超かまちょ」ポフポフ

黒夜「ウザい!黙って静かに私に触れずに!寝ろ!!」

絹旗「…」ブス-


絹旗「…」

黒夜「…」

絹旗「…」ムクッ

黒夜(あぁん?なんだ?帰るのか?)

絹旗「…」

絹旗「…」クネクネ

黒夜「…」ピクッ

絹旗「…」ワキワキワキワキ

黒夜「…」イライラ

絹旗「…」ズンドコ♪ズンドコ♪

黒夜「ぁぁああああああ!!!!鬱陶しい!!!」




絹旗「超なんなんですかもう。ちゃんと超黙って超静かに超黒夜に触れずに踊ってただけじゃないですか」

黒夜「イライラすんだよ!」

絹旗「カルシウム超取ってください」

黒夜「お前の命を取ったろか?」ピキピキ

絹旗「怒っちゃや♪」

黒夜「」ブチッ



















麦野「…で、起きたらアイテムのマンションが崩壊していた、と」

黒夜「…ハイ…」

麦野「ハァ…全く、面倒起こすんじゃねーよ」

麦野「大体ーー」


黒夜「…」チラッ


絹旗『最近、麦野の右チクビにデキモノできたって超知ってます?』

つスマホ


黒夜「…ブッフォッ!!!」

麦野「何怒られてる時に笑ってんだテメェ!」バシュ!


第二夜




黒夜「はぁ…バイト疲れた…」

黒夜「運び屋なんて私の仕事じゃないよなぁ…」

黒夜「シルバークロースと新入生やってた時の方が…なんていうかなぁ」

絹旗「超充実してましたか」ヒョコ

黒夜「どぅうわぅうあああ?!」

黒夜「いっ、一体いつ入ってきたんだよ!?」

絹旗「今、こっそり窓開けて超体を丸めて超ころりんと」

黒夜「…窓、鍵かかってたはずなんだけどぉ?」


絹旗「黒夜。浜面の特技はなんですか?」

黒夜「え?浜ちゃんの?いや知らねぇけど」

絹旗「ピッキングと車泥棒…ですよ?」ドヤァ

黒夜「浜ちゃんにはあとで教えていい事と悪い事の区別をつけさせる教育が必要だなぁ」

絹旗「所詮浜面は超浜面ですからね」

黒夜「絹旗ちゃんにもやっていい事と悪い事の区別を教えなきゃなぁ?」

絹旗「いえ私は全く超大丈夫なんで。全然超大丈夫なんで」

黒夜「大丈夫な奴は深夜に襲撃したりピッキング仕掛けてきたりしねぇから」



絹旗「ところで黒夜超かまちょ」

黒夜「浜ちゃんにでも構ってもらえよ」チッ

絹旗「浜面は滝壺さんと今超ウッフンあっはんしてるんですが…」

黒夜「そぉかよ。じゃあ…麦」

絹旗「まぁ黒夜が言うなら超仕方ありませんね。超凸してくるとしましょう」ヨッコラセ

黒夜「よし、私と遊ぼうか」ガシッ

絹旗「もー私と超遊びたいなら超言ってくださいよ」ケラケラ



黒夜「我慢だ我慢。浜ちゃんの幸せは壊させねぇ」ブツブツ


絹旗「何します?パンの耳ジェンガでも超します?」

黒夜「絹旗ちゃん普段そんなクレイジーな事して遊んでんの?」

絹旗「たまに。フレンダの墓のお供え物、最近は超パンの耳だけなんですよ」

絹旗「大量にあるし、そんなにあっても超腐っちゃうんで」

黒夜「…なんだろうな…お前らバチが当たればいいのにって思うわ」



黒夜「ジェンガはやらない。面白くなさそうだし」

絹旗「えー?じゃあ…小話でも」

黒夜「小話?」

絹旗「そう、これは超本当にあった話です…!」ヒュ-ドロドロドロ…

黒夜「え?何?怪談?」



絹旗「この前、麦野が飲んでた高いジュース回し飲みしたの覚えてます?」

黒夜「ああ、あの夕張メロンのジュースだろ?すげー味が濃厚な」

絹旗「アレ飲んだ順番って、麦野→フレメア→滝壺さん→私→浜面→黒夜でしたよね」

黒夜「そうだな。確か」





絹旗「浜面が飲んだ時、浜面の鼻から鼻クソつきの鼻毛がそのジュースの瓶の中に超零れ落ちたのは見ましたか?」

黒夜「………えっ?」




絹旗「私は超気づくかなぁ?ってワクワクしながらその後に飲む黒夜を超眺めてたんですが」

黒夜「オイ…まさか…?」

絹旗「いやぁ、実に美味しそうに超飲んでましたよね」

黒夜「ぁ゛ぁ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」

絹旗「しかも飲み干された後の瓶の中にそのブツは超入っていませんでしたし」

黒夜「やめろ!やめろぉォォォオオオ!!」

絹旗「アレですかね、やっぱりあの時の浜面の鼻クソ鼻毛は立派に黒夜の血となり肉となり…」

黒夜「ぃゃぁあああああん!!!!殺せ!!いっそ殺せェェェエエエエエ!!!!!」


第三夜

~アイテムのマンションの階段~

絹旗「ち・ょ・う、ち・よ・こ・れ・い・と!」

黒夜「ずりぃぞそれ!なんだよ超チョコレートって!」

絹旗「いえいえこれは公式最愛ちゃんルールブックにも載ってる超由緒正しいルールなんですよ黒夜」

黒夜「んだよそのクソルール!知るか!ちゃんとやれよ!」

絹旗「じゃあ黒夜も超やっていいですよ?」

黒夜「チッ、なら…『ち・っ・そ・ば・く・そ・う・とか・い・て、ボ・ン・バ・ア・ラ・ン・ス』ってやるからな!」

絹旗「超どうぞ?」

黒夜「フン、吠え面かかせてやる…!」


絹旗黒夜「「じゃんけんぽん」」

絹旗「ち・ょ・う・ち・っ・そ・パ・ー・ン・ち・っ・!」

黒夜「オイ!今パーで勝っただろ!最初に”チ”がつくならチョキじゃねぇの?!」

絹旗「パーンちっのとこでパーが超ついてるんで」

黒夜「クソッ!クソのクソ!!」





絹旗黒夜「「じゃんけんぽん」」




絹旗「ち・ょ・う・グ・ー・ッ・ド・な・さ・い・あ・い・ち・ゃ・ん・!」

黒夜「ふざけんな!なんでもありかよ!?ずりぃぞ!」

絹旗「じゃあ黒夜も超勝てばいいんですよじゃんけんで」

黒夜「クーッ!!」




絹旗黒夜「「じゃんけんぽん!」」




絹旗「ち・ょ・う・ち・っ・そ・パ・ー・ン・ち・っ・!」


絹旗「…フム。そろそろ黒夜の姿が超見えなくなってきましたね」

絹旗「どうします?私の勝ちで終わっときます?」

黒夜「あぁ?!まだやれんだろ!携帯のFaceTimeがあんだろ!それでやんぞ!」

絹旗「はいはい」


・・・・・・・・・。




絹旗「ち・ょ・う・ち・っ・そ・パ・ー・ン・ち・っ・!」

絹旗「ち・ょ・う・グ・ー・ッ・ド・な・さ・い・あ・い・ち・ゃ・ん・!」

絹旗「ち・ょ・う、ち・よ・こ・れ・い・と!」




絹旗「ち・っ・そ・ば・く・そ・う・と・か・い・て、ボ・ン・バ・ア・ラ・ン・ス!」

黒夜「何丸パクリしてんだよ!」




・・・・・・・・。


絹旗「…」

黒夜「…」

絹旗「じゃあ、超圧勝したんでアイス超奢ってください」

黒夜「なんでだよそんな約束してないだろ」

絹旗「いやいやほら、そこは超ノリってやつですよ」

絹旗「というかあの後黒夜は一回も超勝てませんでしたけど…ひょっとして黒夜ってじゃんけん超弱いですか?」

黒夜「…そんなはずはねぇんだけど」

絹旗「…ぷひー。これから超どうします?超暇つぶしも超終わりましたが」

黒夜「帰ればいいだろ帰れば」


絹旗「あっ、じゃあ一個超提案なんだすけど」

黒夜「はぁ」

絹旗「今からTSUTAYA行って映画借りて。んで、コンビニ超行きましょうよ」

黒夜「今からぁ?」

絹旗「ハイ。んで二人で好きなアイス超買って、おかしとかジュース買って」

絹旗「黒夜の部屋で超観ましょうよ」

黒夜「…太りそうだなオイ」

絹旗「いいじゃないですかー黒夜黒夜超まちょかまちょ」

黒夜「なぁ、前から思ってたけどそれ使いたいだけだよな?」

絹旗「大丈夫?おっぱい揉む?」

黒夜「揉むほどねぇだろ。私もお前も」

絹旗「使えたので私は超満足です」フンス!

黒夜「使い所は完全に間違えてるけどな」ハンッ



絹旗「それじゃ、超行きますよね?」

黒夜「しょーがねーな…まぁ、暇だしいいけど」




絹旗「手を超繋いで」スッ

黒夜「イヤだよ超恥ずかしいわ」ペチ





絹旗「じゃあ、手を繋いで行ってくれたら超奢ってあげます」

黒夜「…」

絹旗「ほれほれ」つ

黒夜「…チッ」










絹旗「♪」つ⊂黒夜「…///」テクテク









黒夜「…つーかなんだなんだよなんなんですかぁ?最近やたらベッタリ甘えてきやがって」

絹旗「私も超寂しいんですよ。友達超居ないし」

黒夜「アイテムがあるだろ」

絹旗「超同僚ですし」

黒夜「っはぁ…」

絹旗「”暗闇の五月計画”で一緒だったのも、付き合いが長いのも。なんだかんだ黒夜が超一番ですし」

黒夜「…」

絹旗「いいじゃないですか。昔のよしみで。超仲良しで」

黒夜「はいはい…気が向いたら相手してやるくらいはするよ」



絹旗「うーん…手を握ってるだけでは超ちょっと満足できなくなったきましたね」

黒夜「あぁ?」











絹旗「黒夜黒夜超かまちょ」黒夜「ウゼェ…」




終わりですの。依頼出してきますの。

ウート「jg@jrdx"jm'」
ウート「jg@jrdx"jm'」

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