~ ???? ~
**月**日
『ああ、例の計画は失敗に終わったよ』
岡部「……(ここは何処だ)」
『分かっている、次のプランは用意できている』
岡部「(奴は誰と話しているんだ)」
『彼を使おうと思っている』
そう言って奴はこっちを向いた…
禁(0漸V・$『頑張りたまえ、岡b?倫=………#+ー』
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~ 始まりと終わりのプロローグ ~
5月1日
東京都駒ヶ原諸島M島沖16km地点
AM 11:00
海洋テーマパーク LeMU(レミュウ) 入退場ゲート前
岡部「フッ、まさか機関がテーマパークを隠れ蓑にしているとは」
岡部「そうだ、既にこの施設の最下層に機関の研究所があるのは確認済みだ」
岡部「だが、施設の中に入ると機関のジャミングで無線が使用できない」
岡部「フゥーハッハッハッ!まさかこの鳳凰院凶真を心配する奴がいるとはな」
岡部「ああ、すべては運命石の扉〈シュタインズ・ゲート〉の選択のままに」
岡部「エル・プサイ・コングルゥ」
紅莉栖「岡部がいつも以上にテンション高いけど、何かあったの?」
ダル「アトラクションの名前が全部ドイツ語なのがオカリンの琴線に触れたと思われ」
紅莉栖「まったく、何であいつはドイツ語が大好きなのかしら」
まゆり「オカリンも久しぶりに4人で遊びに来れて喜んでるんだよ」
紅莉栖「ふふっ。そうかもね」
紅莉栖「それにしても、全然列が進まないわね」
ダル「もう20分も経ってるから流石にそろそろ進むっしょ……」
紅莉栖「あっ、ゲートが開いたみたいね 進みましょう」
まゆり「でもチケットをくれたクリスちゃんの大学の先生に感謝しないとですねー」
ダル「そういえば、ヴィクコンの教授が何で日本のテーマパークの招待券を持ってたん?」
紅莉栖「レイエス教授がここを経営してる会社と共同で研究してるらしくて、その関係で貰った招待券を私にくれたのよ」
紅莉栖「そうしたらレスキネン教授がこの前のお礼って言って交通費まで出してくれて」
紅莉栖「岡部、後でちゃんとメールでいいからあんたからも二人にお礼言うこと!分かった?」
ダル「そういえば、入る前にこのイヤホンつけろって言ってたお」
岡部「何か案内でも流れるのか?」
岡部「まあいい、付けてさっさと中に入るぞ」
・・・
岡部「(白い壁のドーム状の部屋だな、確かここが加減圧室だったか…)」
まゆり「あっ、ドアが閉まったよー」
紅莉栖「ちょうど、私たちまでだったようね」
岡部「(タヌキの着ぐるみを来たが壁のパネルを操作すると、照明が消えどこからともなくドレスを来た係員が現れた)」
ダル「チャイナドレスktkr!」
岡部「黙れHENTAI、場所を考えろ」
・・・
係員「皆さん、どうもこんにちは」
係員「このたびは、海洋テーマパーク『LeMU』にご来場くださいまして、誠にありがとうございます」
係員「これから加圧が終わるまでの17分間にこの施設の紹介と少しだけ注意事項をご説明いたします」
係員「『LeMU』は外部と内部の気圧を同じにしている飽和潜水仕様の建造物となっています」
係員「そのため、この加減圧室で17分をかけて徐々に体を6気圧に慣らしていきます」
係員「加圧中に気分の悪くなられた方がいたらすぐにお知らせください」
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