モバP「アイドルに嫌われた?」 (112)

モバP「さて、今日も一日頑張るか…ってあれ?晶葉からメールだ」

晶葉『突然すまない。実は先日まで他人の好意を制御できるマシンを開発していたのだが、手違いで特定の人物への愛情を反転させてしまうマシンができてしまった』

晶葉『さらにバグによりマシンが暴走し、君に実験に協力してもらった時のデータを使って勝手に起動してしまったんだ』

晶葉『簡単に言えば、アイドルたちから信頼を得ていたであろう君は今、事務所一の嫌われ者となっている』

モバP「ど、どういうことだ?俺が嫌われてる?」

晶葉『本来なら私は君に謝罪をすべきなのだろうが、君に対する嫌悪感でメールするだけで限界だ。これが愛情の裏返しだと思うと虫唾が走るが、自身の感情より発明品の方が信頼できるからきっとそうなのだろう』

晶葉『不完全であるマシンの効果はそう長くない。死なない程度に頑張ってくれ』

モバP「…事態がうまく呑み込めないが、このメールもいつもの晶葉らしくないな。とすると、やっぱり本当に俺は嫌われてるのか」

モバP「とにかく事務所に向かおう」



ちょっと鬱展開あるかも

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モバP「さて事務所についたが…お、あれは拓海か。拓海、おはよう」

拓海「…」スタスタ

モバP「おいおい、無視しないでく」

拓海「フンっ!」ドンッ

モバP「うわっ!」ドサッ

拓海「ってーな!どこに目ぇ付けてんだよ!」

モバP「な…!ぶつかってきたのは拓海じゃないか!」

拓海「うるせぇ!テメーが目障りなのが悪いんだろうが!さっさと消え失せろ!」

モバP「そ、そんな…」

拓海「ふん!」スタスタ

モバP「…どうやら晶葉の言ってたことは本当みたいだな」


モバP「おはようございまーす」ガチャ

アイドルたち「」ピタッ

モバP(うっ…歓迎されてない感じがひしひしと)

ちひろ「…」カタカタ

モバP「ちひろさん、おはようござ「遅いですよ」」

ちひろ「こっちはもう仕事始めてるんです。黙って早く働いてください」

モバP「は、はい」

ヒソヒソ

モバP(この雰囲気、きっついなぁ)


モバP「…はい。ではそういうことなので、どうかご理解お願いします」バタン

モバP「どうやら社長はマシンの効果がないみたいだ。愛情が反転されるだけだから同性にはあまり効果がないのかな」

モバP「…俺を嫌うスタッフさんとかいたらどうしよ。効果切れてもあんまり近づきたくないな」

モバP「さて、仕事仕事」ガチャ

薫「今日はなんの着ぐるみにするのー?」

仁奈「今日は暑いので、ペンギンさんの気持ちになって涼しくなるでござーます!」

あい「気分は涼しくても、この気温で着ぐるみは暑くないかい?」

仁奈「うーん、それもそうでごぜーますねー」


モバP「…あの子たちにも嫌われてるのだろうか」

薫『薫、せんせ…ううん、プロデューサーのこと嫌い』

仁奈『近寄るなでごぜーます!』

モバP「うん、これ立ち直れないわ」

誤字
ござーます→ごぜーます


仁奈「それじゃあ…あっ」

薫「仁奈ちゃんどうしたの?…あ」

モバP(こっちに気付いて静かになっちゃった。離れてた方がいいかな?)

あい「Pくんか、ちょうどいい。撮影のことで相談があるんだ、ちょっと来てくれるかい?」

モバP「…いいですけど、ここじゃダメなんですか?」

あい「グラビア撮影の話だ。わざわざ子供の前ですることもないだろう」

モバP「そうですね、じゃあ会議室にでも」

薫「…」

仁奈「…」


モバP「それで相談とは?」

あい「君は本当に気付いてないようだね」

モバP「…何に?」

あい「君が嫌われているということにだよ」

モバP「!」


モバP「気付いてないわけじゃ、ないですけど」

あい「そうか、それじゃああの子たちを睨んでいたのはわざとだということか」

モバP「睨んでたなんてそんなつもりは!」

あい「そう見えるという話さ。自分の嫌いな相手ならなおさらだ」

あい「あの子たちだって、この事務所で君に逆らえばアイドルとしてやっていけなくなることくらい分かっている。しかし幼い彼女らはまだ君との距離の取り方が分からないんだ」

モバP「…」

あい「私だって君とは仕事上の関係だと割り切っているからこうして話していられるが、本当なら顔も見たくないほどさ」

モバP「…すみません」

あい「謝るなら私でなく彼女らに、と言いたいところだがそれも止めてくれ。とにかく、これ以上幼い子たちを下手に刺激するようなことはしないでくれ」

モバP「…わかりました」


モバP「あいさんに怒られてから、俺はアイドルたちとより距離を置くようにした」

モバP「おかげで直接的に攻撃されることはなかったが、俺に対する間接的ないじめが始まった」

モバP「物が隠されたり、壊されたり」

モバP「机に落書きや靴に画びょうなんて古典的なものもあった」

モバP「まさかこの歳になってこんな目に遭うとはな…」


モバP「そんなこんなで俺が嫌われだしてから三日が経った」


モバP「…おはようございます」ソロー

時子「何をそんなに怯えてるのかしら、この豚は」

モバP「と、時子さんっ!」

時子「様を付けろといつも言ってるでしょう!」ピシッ

モバP「いてっ!」

時子「まったく、いつまで経っても私の豚としての自覚が足りないようね」

モバP「す、すみません」

時子「海外ロケから久しぶりに帰ってきてみれば、ずいぶんと腑抜けたわね」

時子「これはみっちり躾てやる必要があるわ」ニヤッ

モバP「…んん?」

時子「…その顔は何よ」


モバP「時子さん、俺のこと嫌いじゃないんですか?」

時子「アァン?」

モバP「いやなんか、対応がいつも通りだといいますか…」

時子「質問に答えるわ。私はあなたのことが嫌いよ。これでいい?」

モバP「あ、ありがとうございます。じゃあ以前の時子さんは俺に好意を持ってくれてたのか…」

時子「なにをブツブツと薄気味悪いこと言ってるのかしらこの豚は」

モバP「いや実はですね…」



モバP「…ということがありまして」

時子「愛情を反転って…とんでもないものを作るわねあの科学者もどきは」

モバP「つまり時子さんが俺を嫌いということは、前は俺に好意を持ってくれていたということに」

時子「…」ピシッ

モバP「あいたっ!」


時子「きっと海外にいたから効果がなかったのね、だからいつも通りなんだわきっとそう」

モバP「昨日一週間ぶりにマチュピチュから帰ってきた幸子は俺のことばっちり嫌ってましたよ」

時子「自分で言ってて悲しくないわけ?」

モバP「ここ数日で慣れました…」ズーン

時子「じゃああれね、元から豚のことなんて何とも思ってなかったから反転も何もなかったのよ」

モバP「なるほど、その線が濃厚ですね。なんにせよ、こうして普通に話せるアイドルがいるってだけでちょっとは救われますよ」

時子「それが私っていうのが気に食わないわね」

モバP「いやぁ時子さんが俺を好きじゃなくてほんとに良かった!」

時子「…」ピシッ!

モバP「あいたっ!なんで!?」


時子「きっと体質的に私には効かなかったのね」

モバP「確かにそれもあるかもしれないですけど…」

時子「そうに違いないわ。だから好き嫌いとかじゃなく私はいつも通りなだけよ」

モバP「いやでも」

時子「うるさい」ピシッ

モバP「わ、分かりましたっ!」

時子「とにかく、これからは何かあったら私を頼りなさい」

時子「豚がどうなろうと知ったこっちゃないけど、事務所に影響が出るのは避ける必要があるわ」

モバP「それは助かります、アイドルへの連絡とか大変だったので」

時子「嫌々やってるということを忘れないで。事が済んだら私に忠誠を誓うのよ?」

モバP「はは…考えておきます」


モバP「俺からの連絡だとほとんどが無視されていたが、時子さんが手伝ってくれたおかげでいくらか業務はスムーズになった」

モバP「本当に時子さんには感謝してもしきれないな、まさに時子様様って感じだ」


凛「プロデューサー、ちょっといい?」

卯月「…」

未央「…」

モバP「…どうした?揃いも揃って」

まゆ「実はプロデューサーにお願いがあるんです」

モバP「なんだ?」

凛「この事務所、辞めてくれない?」

モバP「え…」

卯月「わ、私たちもう限界なんです!」

未央「最近じゃ時子さんをいいようにこき使ってるなんて噂だってあるし」

モバP「そ、それは…」


まゆ「他のみんなもプロデューサーのこと嫌ってるんです」

凛「あんたが辞めてくれれば全部うまくいくんだよ」

モバP「いや、でもだな…」

まゆ「無理なら無理って言ってくれていいんですよ」

凛「それならこっちが事務所辞めるだけだしね」

モバP「な…!」

未央「他の子にも聞いたんだよ?そしたらみんな、プロデューサーが辞めないなら事務所移るかアイドル辞めるってさ」

卯月「みんな本気なんです!だからプロデューサー、お願いします!」

モバP「…分かった」


モバP「それから俺はそのまま社長に話をしに行った」

モバP「本当は休職であるがアイドルたちには辞めたと伝え、その日のうちに片づけを済ませて事務所を後にした」


モバP「…あ」

時子「どこに行くのかしら」

モバP「すみません、俺の力ではどうしようもなかったです」

時子「私を頼れと言ったはずだけど?」

モバP「それで時子さんの立場が悪くなったら大変だと今更気付きました」

時子「…ふん」

モバP「それに…彼女らは、俺が新人の頃からプロデュースしてきたアイドルなんです」

モバP「そんな子たちに『嫌いだ、辞めろ』と言われたら、さすがにちょっときつかったです」

時子「…戻ってくるんでしょう?」

モバP「…」

時子「どこに行こうと今はいいわ、豚にだって豚なりの自由はあるものよ」

時子「でも事が済んだら忠誠を誓うと約束はしたわ」

モバP「…考えておくと、返答したはずです」

時子「ハッ!豚に拒否権なんてないのよ!首輪つけて引きずり戻してあげるから覚悟しておくことね!」

モバP「…ありがとうございます」


凛「…まゆ」

まゆ「あら、凛ちゃん。こんなところで会うとは奇遇ですね」

凛「もしかして、まゆも同じ?」

まゆ「ええ。追い出しはしましたけど、まだちょっと気が済まなくて」

凛「そっか…じゃ、一緒に行こうか」

まゆ「そうですね、うふふ」


数日後


時子「あら、誰かと思えば晶葉じゃない」

晶葉「と、時子か…」

時子「はた迷惑な発明してからしばらく見なかったようだけど?」

晶葉「し、知っていたのか。実は殺じ…危険なロボを作りたい衝動でラボにこもりっきりでな。なんとか理性が働いて開発は未然に防げたが」

時子「…あんた、やっぱりぶっ飛んでるわね」

晶葉「そんなことより、Pだ!Pはどこにいる!」

時子「豚なら豚小屋に引きこもってるわよ」

晶葉「そうか、では早く知らせねば!」

時子「何があったの?」

晶葉「マシンの効果が切れたんだ!私は生活リズムが崩れていたから早めに切れたが、明日にはみんな元に戻る!」

時子「ようやくなのね、まったく迷惑な日々だったわ」

晶葉「時子には効いていなかったのか…?いや、今は一刻も早くPに会って謝罪せねば!」

時子「…引き留めて悪かったわ。さっさと行きなさい」

晶葉「うむ!」


Pの家

晶葉「Pよ!Pはいるか!」

晶葉「…む?鍵が開いているが、これは?」

晶葉「お邪魔するぞ…って、な、なんだこれは!?」

晶葉「部屋の中がめちゃくちゃに荒らされている…強盗にでも入られたのか?」

晶葉「む、これは…」

『探さないでください P』

晶葉「」




晶葉「ということがあってだな…」

時子「あの豚が失踪、ねぇ」

晶葉「考えたくはないが、失踪に見せかけて誰かがPをという可能性も…」

時子「晶葉。滅多なことは言うものじゃないわ」

晶葉「しかし!この原因を作ってしまったのは私なんだ!」

晶葉「Pに何かあったら…私はどうすれば…」

時子「大丈夫よ、あの豚はそう簡単にくたばったりしないわ」

時子「約束、したもの」ボソッ


翌日

あい「P君!P君はいるか!」ガチャ

時子「何なのよ朝から騒々しい…」

あい「と、時子君!君ならP君の居場所を知ってるんじゃないのか!?」

時子「はぁ?知らないわよ」

あい「とぼけないでくれ!君がP君と普通に接しているところだって見たんだ!頼む、早く教えてくれ!」

時子「そんなこと言われても…」

仁奈「おはよーごぜーます!」

薫「おはようございまー!」

仁奈「あれ?あいさんと時子さん、何してやがりますか?」

薫「ケンカはだめだよー!」

あい「二人とも、これは喧嘩じゃないんだが…いや、すまない。取り乱した」

時子「いいわよ、別に」


あい「しかし、何があったのかだけでも教えてくれないか?」

時子「いいけど、一人一人に説明するのも面倒だからみんなを集めましょ。でも…」チラッ

仁奈「?」

薫「?」

時子「あんまり小さい子に聞かせる話じゃないわ。その二人はよく分かってないようだし、夢か何かだと思ってた方が幸せかもね」

あい「…そうか。じゃあ、私はできるだけ人を集めてみるよ」

時子「ええ、お願いね」



時子「そして事務所のメンバーに私と晶葉で事情を説明したわ」

時子「皆の反応は様々。晶葉や自分に対する怒り、後悔、悲しみ…負の感情で事務所が包まれた」

時子「大人組は比較的落ち着いていたからできる範囲で中高生のケアをしてもらって、そこまで大事にはならなかったわ」

時子「何人か事務所に来ていなかったのは、気がかりだけど」


晶葉「…しかし、良かったのだろうか」

時子「何がよ」

晶葉「Pは療養中で、何日かしたら戻ってくるなんて嘘をついて」

時子「失踪したなんて言う方が大変よ」

晶葉「それは、そうだと思うが」

時子「それより、まゆと凛の方を心配しなさい。もう三日も来てないんだから」

晶葉「うむ…む、すまない電話だ」ピッ

晶葉「もしもし?」

モバP『…晶葉、か?』

晶葉「ぴ、Pか!?」

時子「」ピクッ


晶葉「今どこに、いやそれよりも、君には本当に悪いことをした!すまない!」

モバP『いいんだ。それよりその感じだと、もう効果は切れたみたいだな』

晶葉「ああそうだ!みんな君に謝りたいと言っている!どうか戻ってきてくれ!」

モバP『…』

晶葉「ぴ、P?」

モバP『すまないが、それはできない』

晶葉「な、なぜだ!?」

モバP『俺の家は見たか?』

晶葉「ああ、ひどい有様だったがあれは一体…」

モバP『…あれは、凛とまゆがやったんだ』

晶葉「!?」


モバP『家に来て謝りたいと言われて、てっきり効果が切れたもんだと思って中に入れたら危うく殺されかけてしまってな』ハハハ

晶葉「わ、笑いごとじゃないだろう!」

モバP『いや、俺は嬉しかったよ。二人はこんなにも俺のことを思っていてくれたんだって分かったからな。命からがら逃げながら、そんなことを思ってたよ』

モバP『でも本当に効果が切れたのなら、きっと二人はものすごく後悔してるはずだ』

晶葉「…」

モバP『だから晶葉、君に頼みがある』

晶葉「頼み?いいぞ、何でも言ってくれ」

モバP『それはだな――』


晶葉「な!?そ、そんなことできるわけがないだろう!」

モバP『晶葉の頭脳と技術ならできるはずだ』

晶葉「可能かどうかじゃない!そんなことをしたら、君は…」

モバP『お願いだ、晶葉。手遅れになる前に』

晶葉「…」


時子「」パシッ

晶葉「あっ」

時子「豚、聞こえてるわね?」

モバP『と、時子…』

時子「話は聞いてたわ。アンタがそれでいいなら私は止めない」

モバP『…』

時子「前に私はアイドルなんて遊びだと言ったわね。あれは撤回よ」

時子「私が頂点に君臨する様を、豚は豚らしく地面に這いつくばって見てるといいわ!」

モバP『時子…』

時子「ただし、あの約束は覚えてるわね?」

モバP『時子に、忠誠を誓う…』

時子「ええ、その約束は一生涯有効よ。たとえ――」




時子「アンタの記憶を、失ったとしても」



凛「おはよう」

ちひろ「あら凛ちゃん、おはようございます」

未央「おっはよーしぶりん!」

卯月「おはようございます」

ちひろ「さて、三人揃ったところでいいお知らせがあります!」

凛「お知らせ?」

未央「なになに?」

ちひろ「ついにこのプロジェクトも、プロデューサーがついて本格始動することになりました!」

未央「おお!」

卯月「本当ですか!?」

ちひろ「ええ!本当です!」

未央「いやぁ、これでようやくレッスン漬けの日々から解放されますなぁ」

凛「レッスンが無くなるわけじゃないと思うけど」

未央「ぶー!しぶりんはすぐそういうつまんないこと言うー!」

卯月「未央ちゃんったら」フフフ


凛「でも、これからはセルフプロデュースしなくていいってことだよね?」

ちひろ「ええ。長らく待たせちゃってごめんなさい」

未央「いいってことよ!」

卯月「新しいプロデューサーさん、どんな人なんだろうなぁ」



時子「…」

時子「…ふん」


新人P「初めまして!今日からこのプロジェクトのプロデューサーになりました、新人Pです!よろしくお願いします!」

未央「よろしくー!」

卯月「優しそうな人で良かったですね」

凛「…まあまあじゃない?」

あい「ふむ…」

仁奈「よろしくでごぜーます!」

薫「よろしくおねがいしまー!」

幸子「フフーン!カワイイ僕のために頑張ってくださいね!」

まゆ「…」

拓海「ケッ」



新人P「あ、あなたが時子さんですね!」

時子「ええ、そうよ」

新人P「これからよろしくお願いします!一緒に頑張っていきましょう!」

時子「…ええ、よろしくね。下僕1号」

新人P「げ、下僕?」


時子「…」

時子「しかしまあ、きれいさっぱり無くなったものね」

時子「記憶どころか、存在自体が無かったことになってるみたい」

時子「やっぱりぶっ飛んでるわね、アンタ」

晶葉「何の話だ?」

時子「…自分だけ除外したりしない馬鹿正直なところは評価できるかしらね」

時子「それにアンタなら、アイツ自体は消えないように調整してるんでしょう」

晶葉「だから、何の話をしてるんだ?」

時子「何でもないわ」


時子「見てなさい」

時子「どこにいても私が見えないことがないくらい、私は頂点に登り詰めてやるわ」

時子「そして必ずアンタをもう一度跪かせて」

時子「一生の忠誠を誓わせてあげる」


時子「私にとっての豚は、一匹でいいわ」


終わり

似てる自覚もパクってる自覚もあるよ
最近時子様の魅力に気付いて、時子様ありきのオチ、オチありきの題材で書きました
SS読んでるとたまに書きたくなっちゃうけど難しいね、なかなかきれいにシメられないや
ありがとうございました

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