感謝道、始めます! (3)
西住みほ 16歳 冬
家の方針と戦術に限界を感じ悩みに悩みぬいた結果
彼女がたどり着いた結果(さき) は
感謝であった
自分自身を育ててくれた戦車への限りなく大きな恩
自分なりに少しでも返そうと思い立ったのが
一日一万回感謝の正拳突き!!
気を整え 拝み 祈り
構えて 突く
一連の動作を一回こなすのに当初は5~6秒
一万回を突き終えるまでに初日は18時間以上を費やした
突き終えれば倒れるように眠る
起きてまた突くを繰り返す日々
ひと月を過ぎた頃 異変に気付く
一万回突き終えても 日が暮れていない
齢16を越えて 完全に羽化する
感謝の正拳突き一万回
1時間を切る!!
かわりに祈る時間が増えた
山を下りた時みほの拳は
音を置き去りにした
役人ら(気の…せいだよな 一瞬…消えて音が後から…)
役人A「局長……?」
局長「か… 観音様が………!!」
みほ「さて…学校かけて闘(や)るかい?」
局長「是非私(わたくし)めを弟子にしていただきたい……!!」
怪物が誕生した
みほ「いいよ 飯(メシ)おごってくれたらな」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1462102166
完全な一発ネタでござい
(ガルパン見たことすらないなんて言えねぇ)
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