天海春香「プロデューサーさんが死んだ」 (18)


765プロダクション 社歌(団結ver)

歌:P&律子feat.高木J


♪~~~~~♪

パーパーパー


パパパーパーパーパーパーパーパー


パパパーパー


♪~~~~~~~~~♪




P「Pです」


律子「律子です」


P・律子「P律でーーーっす♪」


P「不眠不休で」


律子「仕事をしてるよ」


P・律子「それでも給料おんなじです……」


社長「当たり前だよ」


P・律子「あっ、そうか!」


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春香「プロデューサーさんが過労で死んだ」



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春香「おっはようございまーす!!」

P(霊)「おはよう、春香、千早」

春香「キャアアアアアアアアアアア!!」

千早「おはようございます」

P(霊)「うん」

春香「お、お早うどころじゃないですよ! プロデューサーさん、死んじゃってるじゃないですか!」

P「何だかウトウトすると思って油断してたらこのザマさ」

P「死ぬなんてプロデューサー失格だよな……」

千早「アイドルのプロデューサーって、不死身じゃなきゃなれないのね」

春香「まあ激務だもんね」


P「律子も早くこっちに来ればいいのになあ」

春香「あっ! プロデューサーさんが仲間を増やそうとしている!」

千早「早くも悪霊化したのかしら」

春香「除霊したほうが良いのかなぁ」

千早「犠牲者が出る前にね」

春香「貴音さんならやり方知ってそうだよね」

P「おいおい、勘弁してくれよ」


春香「ふふふ、冗談ですよ、冗談」

P「そりゃあそうだよな、安心したよ」

千早「………………」

P「千早も冗談だったんだろ?」

千早「………………」

P「何とか言ってくれ」

春香「でも、本気で今後のことを考えないといけませんよね」

P「そうだよなぁ、いっそ透明だったなら女湯にでも入れたのに」

春香「セクハラですよセクハラ!」

響「はいさーい!」

千早「ここで我那覇さんが事務所に到着よ」


P「おはよう、響」

響「うぎゃー! プロデューサーが透けてるぞー!」

P「しかも浮くんだぜ、俺」フワフワ

響「もはや霊体なことは疑うべくもないぞー!」

千早「我那覇さんは理解が早いわね」

響「しかも良く見たらノーパンじゃないか!」

春香「えぇ!? プロデューサーさんノーパンなんですか!?」

P「くそっ! バレないと思ったのに!!」

春香「セクハラですよセクハラ!!」

千早「なぜ我那覇さんはノーパンに気づけるのかしら」

響「自分、完璧だからな」

千早「そうね」


春香「女湯とかノーパンとか、プロデューサーさん、どうかしてますよ!」

P「違うんだよ。ほら、いつもと違う雰囲気って、テンション上がっちゃうだろ?」

P「深夜の学校とかさ」

春香「あー、それちょっと分かります」

千早「春香が騙されかけてるわ」

春香「はっ、危なかった! だからってセクハラが許される訳じゃありません!」

P「あとちょっとでウヤムヤにできたのに」

春香「私は、そう簡単に騙されませんよ!」

P「春香は偉いなあ」

春香「えへへ……///プロデューサーさんに褒められちゃった///」

千早「春香が騙されかけてるわ」

春香「はっ、危なかった! 私を騙すなんて、百年早いですよ!」

P「クソッ!」

春香「セクハラはダメ絶対!」


千早「ところで我那覇さんがパンツを脱ぎ始めてるんだけど」

千早「止めたほうが良いのかしら」

春香「ちょ、ちょっと! 何やってるの響ちゃん!」

響「プロデューサーがパンツを持ってないなら、自分のをあげようかなと思ってさ」

春香「そんな献身間違ってるよ!」

千早「まるで幸福な王子ね」

響「はい、プロデューサー、自分のを使ってよ!」

春香「本当にあげちゃったよ……」

千早「我那覇さんは現代のマザーテレサね」

P「すまんな響」スポ

千早「こいつ、頭に被りやがったわ」

春香「変態ですよ変態!」


響「プロデューサー、パンツは頭に被る物じゃないぞー!」

P「うわああああああああああああああああ!!」

春香「急に大声出してどうしたんですか!?」

千早「興奮しているのよ」

春香「そこまでの変態じゃないって信じたいよ!」

P「成仏するうううううううううううううう!!!!!」ジュワアアアア!!!!

春香「なんで!?」

千早「彼の未練が果たされてしまったのよ」

春香「プロデューサーさんの未練ってパンツなの!?」

響「あ、分かったぞ! プロデューサーは変態なんだ!」

春香「今さら過ぎるよ響ちゃん」


貴音「皆の衆! それは違います!!!」バン

千早「ここで四条さんの登場よ」

春香「貴音さん! 違うって一体どういうことですか!?」

貴音「あの方の未練はパンツではないということです!」

響「で、でも、現に成仏しそうになってるじゃないか!」

貴音「違うのです! それには別の理由があるのです!」

春香「別の理由!?」

千早「別の理由って何かしら」

貴音「あの響のぱんてぃには、大量の聖水が染み込んでいるのです!」

春香・千早・響「な、なんだってーーー!!」

響「そういえば、今朝はおねしょをしたぞ」

春香「聞きたくなかったよそんな情報!」

千早「おねしょしたならパンツ替えてきなさいよ」


P「助けてくれええええええええ!!」ジュワアアア

春香「と、とにかくプロデューサーさんを助けないと!」

千早「ほっときましょうよ」

春香「で、でも!!」

千早「彼、すっごく幸せそうだし」

千早「ねえ、そんなことより我那覇さん、あのパンツ私にくれない?」

響「へ?」

千早「だって良い魔よけになりそうなんだもの。お金なら出すわよ」

貴音「ふふふ。良いものには金を惜しまない……買い物上手ですね、千早」

千早「ありがとうございます、四条さん」

貴音「10万で手を打ちましょう」

響「何で貴音が売買してるんだ」


P「ちくしょおおおおおお!」ジュワアアア

P「皆をトップアイドルにするまで成仏なんて出来るかよおおお!!」ジュワアアアア!!!

千早「プロデューサー……///」キュン

千早「何だかあの人を助けてあげたくなってきたわ」

春香「現金な人だね」

千早「春香! 私が許可するわ! プロデューサーを助けなさい!」

春香「どうしてそんなに偉そうなんだろう」

響「今、春香が千早のポケモンみたいになってたな」

貴音「千早『春香!! 十万ボルトだ!!』」

響「春香『ヂュイ!!!!!!!』」

貴音・響「WWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWW」

春香「ねえ」


P「はあ、はあ、はあ……」

P「助かったよ春香」

春香「もうパンツを被ったりしちゃダメですよ」

P「ああ、もう絶対にしないよ。今ので随分体力を消耗しちまった」

P「さすがに、仕事を休もうかな……」

春香「この人仕事する気だったんだ」

千早「社畜の鏡ね」

社長「今、変な言葉を聞いた気がするが」

P「社長!!!」

社長「キミ、今休むとか何とか言ってなかったかね」

P「す、すみません。実は死んでしまったもので……」

社長「バカモン! 死んだくらいで仕事を休む奴があるか!」

春香「もうブラックとかいうレベルじゃないよね」


社長「私がキミくらいの歳の頃はだね……」

社長「24時間、365日」

社長「太陽の下で、真っ黒になるまで働いたものだ」

千早「確かに社長は真っ黒ね」

春香「そんな過去があったなんて……」

P「社長! 俺が間違ってました!!」

春香「間違ってないよね?」

千早「間違ってないわね」

P「まともな企業に勤めている奴には分からない例外の存在」

P「1日に30時間の労働という矛盾のみを条件に存在する霊体」

P「そうだ! 俺は今社畜を超えたんだ!!!」ウオオオオオ!!

春香「変な自信がついちゃったみたい」

千早「近寄らない方がよさそうね」


P「よっしゃ! 今日もバリバリ働くぞ!」

P「おい、貴音、響、いつまで遊んでるんだ!」

貴音「千早『春香WWWWWWでんこうせっかだWWWWW』」

響「春香『ヂュヂュヂュヂュヂュWWWWWWWWW』」

春香「あの2人が憎い」

P「お前らは2人とも月刊765創刊に併せたイベントだ!」

P「気合入れて行ってこい!」

P「春香は番組収録で千早はレコーディング……」

P「みんな、一瞬たりとも休んでる暇はないんだぞ!」

P「トップアイドルまでの道のりは長いんだからな!」

P「765プロ、ファイトー!!!」

みんな「おー!」

時間がヤバイからムリヤリ区切りを付けた

次の休みはゴールデンウィークかなぁ

続きはそんくらいに書くよ

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