茄子『ほたるちゃんデートに行きましょう』

ほたる『でも私不幸ですから、迷惑をかけますよ』

茄子『その為に私と一緒に出掛けるんですよ』

茜『ボンバー！あっ危ない～』
茄子『え！なんとか避けないと（しかし茄子は転ける）』

ほたる『大丈夫ですか？茄子さん。茜さん寮で走るのは禁止ですよ』

茜『ごめんなさい茄子さん。外で走ってきますボンバー』

ほたる『やはりやめませんか？危険すぎますよ。私が不幸なばっかりに』

茄子『（立ち上がりつつ）大丈夫ですよ。これぐらいは！さあデートの続きをやりましょう』
ほたる『・・・』

雪美『ペロ～待て～』

ペロ『にゃ～』

茄子『ひぃ黒猫！』

雪美『ペロは悪くない！ペロ向こうで一緒に遊ぼ』

ほたる『はあ～後で雪美ちゃんには、謝りに行かないといけませんね』

杏『もうきらりったら、ハピハピしすぎ！逃げるよこうなったら』

きらり『待て～杏ちゃん！ここは弱めのきらりんビーム発射』
ほたる『茄子さん危ない！』

茄子『きゃ！大丈夫ですカスッただけですから』

ほたる『きらりちゃん！ビーム発射は駄目ですよ、危ないですから』

きらり『ごめんなさいにぃ～杏ちゃん向こうにいこう』

茄子『もうすぐ春ですね、今はまだまだ寒いですが。』

ほたる『もうやめにしませんか？こんな事』

茄子『どうしてですか？毎日が楽しくはないんですか？』

ほたる『私つらいんです。自分自身が不幸で傷つくのは平気ですけど』

ほたる『今は茄子さん自身の身体が、傷ついんですよ！こんなの嫌ですよ』

茄子『結構いい案だと思いましたが精神だけを入れ替えるのは。』

茄子『神様っているんでしょうか？いたらかなり理不尽ですよね。私は幸運のみの素晴らしい人生なのに、ほたるちゃんは不幸しかなかった人生』

ほたる『確かに不幸の連続でした。しかし絶対に諦めない夢アイドルに、私はなれたんです！本当に不幸ならアイドルにすらなれなかったんですから』

茄子『ほたるちゃんは強いんですね。私の方が大人なのに逆に諭されるとは。』

ほたる『私だって伊達に不幸に振り回されてはいませんよ。おかげで少しは図太く生きていけるようになったのですから』

茄子『わかりましたよ私の完敗です！結局不幸体質までは改善されませんでしたし』

茄子『でも本当に良かったんですか？私自身自分で言うのはなんですが、かなりスペックは高いんですよ。その身体は。』

ほたる『私まだまだ成長期なんです！今に茄子さんを超えるナイスバディになる可能性は否定出来ませんよ！』

茄子『はあ～２０年間幸運しか無い人生。せめて少しでもこの幸運を分けてあげればと、思いましたが。』

ほたる『今は王子様すら待っていても来てはくれない時代ですよ。自分の人生は自分で切り開くのが当たり前なんですよ』

茄子『仕方ありませんね名残おしいですが。戻りますかそれぞれ自分自身の身体に。』

ほたる『それが自然の摂理です。例え不幸に見舞われても、茄子さん達が、フォローすればいいんですから。』