ニャル夫「真尋少年を誘拐したったwwwww」 (752)

輝いているニャル夫が描きたかった。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1454167931

真尋「あああああああああああああああ!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ニャルオ「ああああああああああああああああああああ!!!!」

ドドドドドドドドドドドド  チュドーンチュドーン

真尋「あああああああああああああああああ!!!!」

ガガガガガガガガガガガッ

ニャルオ「ああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

チュドドドドドドドドドドドドド

真尋「どうしてこうなったぁああああああああああ!!!!」

~数分前~

真尋「ふぅ。」

真尋「(ニャル子とクー子はコミケに行ってて居ないし、ハス太は晩御飯の買い物に行ってる。お母さんは仕事…)」

真尋「(…久しぶりの一人の時間だな。家事もついさっき終わらせたし。何しようかな。)」

真尋「……………」

真尋「(あっそうだ。ニャル子達は嫌ってたけど、スペース☆ダンディでも一気見するかな。)」

真尋「(あれ結構面白いんだよなぁー。どうしてニャル子とクー子が嫌ってるかは分からないけど)」ピッ

<テンコウセイ ハ ダンディージャンヨ!

真尋「(ははは。いつも出落ちっぽい所から始まるんだよな。このアニメ)」

真尋「(しかし宇宙か…。あいつらも宇宙から来てるというし、仕事を思い出して嫌なのかな)」

<アソコニミカクニンノウチュウジンガイルッテカァ?

真尋「………(それにしても)」

真尋「(こんな放浪的に自由に旅をするっていうのも、結構楽しそうだよな…)」

真尋「あーあ。誰かそういう旅に連れてってくれないかなぁ…」ガシャァアン>


真尋「ん?」


ゴオオオオオオ 


真尋「なんだ?」


オオオオオオオオオオオ


真尋「アヒル?」


オオオオオオオオオオオオオオオ


真尋「あっ、これ僕にぶつかってくる奴だ。」

真尋「はははは。」

真尋「ああああああああああああああああああああ!!!」

ニャル夫「ああああああああああああああああ!!!」

ガシッ

真尋「あああああああああああああああああ!?」

ニャル夫「ああああああああああああああああああああ!!!!」

ドゴォォア

真尋「壁がぁあっ!?」

ニャル夫「あああああああああああああああああああああ!?」

真尋「って、おいお前!ニャル子の」

ニャル夫「あああ……あっ!お前は妹の…何してんだ?俺にしがみついて」

真尋「それはこっちの台詞だ!!お前なんで僕の家に突っ込んで…」


ズォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ゴゴゴゴゴゴ

ゴゴゴゴゴゴ

ゴゴゴゴゴゴ

真尋「あっ今分かった。」

真尋「何だあの大量の惑星保護機構って描かれた飛行物体!お前今度は何をやらかした!?」

ニャル夫「馬鹿野郎暴れるな!今高度何メートルだと思ってやがる!」

真尋「うわぁ高ぁっ!?このアヒルの乗り物どんだけの速度で飛んでるんだよ!?」

ニャル夫「さぁ、落ちたら潰れたトマトみたいになるのは確実だな」ビュン  チッ

真尋「かすった!今何かビームが掠ったぞ!おい嫌だぁ!離せ下ろせ!!」

ニャル夫「だから暴れるなって言ってるんだろうが!死にてぇのか!?」

アヒル「こ……殺して…殺してぇぇ……」

真尋「!?」

ニャル夫「とにかく今、死にたく無かったら俺にしがみついてろ」

真尋「待って、今このアヒル喋らなかった?喋ったよな?凄く不吉な事を」

ニャル夫「そりゃぁ喋るさ。元人間なんだから」

真尋「今サラリと怖い事言ったなおい」

アヒル「重信……すまんな重信ぅぅ……」

真尋「おいやめろよ重信って誰だよ息子の名前かよ怖いよ」

アヒル「俺がもっと大事にしていれば…別れずにすんだのに…なぁ」

真尋「おいなんかこのアヒル凄く重い事言い始めたんだけど、ねぇ」ババババババ

ニャル夫「安心しろ和則さん!また次に新しい恋人を見つければ良いじゃねぇか!」ババババババ

アヒル「黙れ!お前に何が分かるんだ!それでも俺は…俺は重信の事が好きだったんだよ…!」

真尋「何か物凄い嫌な事情を耳に入れてしまったんだけど」

真尋「というかねぇ、やめてくんない!?今この状態分かってる!?後ろから警察っぽい奴らがビーム撃ってるんだけど!」ビュンビュンビュン

ニャル夫「そんなの関係ねぇ!それに、重信は今新しい恋人とできちまってるんだぞ!」バババババ

アヒル「えっ!?おい…誰だよそいつは!!」

ニャル夫「カヌー乗り場の三号さんだ。」

アヒル「えっ……?」

真尋「やめろ!お前等だけで勝手に話を勧めるな!!」ドガァアアアン

真尋「ああああああああああ!!学校にビームが直撃したぁあああああ!!!」

ニャル夫「だから…良いんだよ!お前はお前の人生を歩んでも良いんだよ!」

ニャル夫「殺してくれなんて言うな!俺達…友達じゃねぇか!」バババババ


アヒル「…………」バババババ


アヒル「へへっ…どうやら、俺もニャル夫さんに論されちまったみてぇだな。」

アヒル「分かった…。分かったよニャル夫さん!俺…生きてみるよ!」バババババ


アヒル「生きて生きて…新しい彼氏を作ってみせる!」


ニャル夫「へっ…それでこそアヒルさんだ」

アヒル「ああ、これからもずっと友d」チュドーン

真尋「今度はアヒルの首に直撃したぁああ!!」

ニャル夫「和則さぁあああああん!!!」

~~~~~~~~~

アヒル(おっ?お前新入りか?へへっ仲良くしようぜ。まずケツ出せや)

アヒル(お前ノンケだったのかよ?悪い悪い。つい喰っちまう所だったぜ☆)

アヒル(まずうちさぁ…屋上、あんだけど……焼いてかない?)

アヒル(すっげぇ白くなってる。はっきり分かんだね)

アヒル(後はアイスティーにクロロホルム流し込めば良いんすね?ニャル夫さん。)





アヒル(暴れるなよ…暴れるなよ………)

白犬(先輩?何やってるんすか?まずいですよ!)

アヒル(お前の事が好きだったんだよ!)







アヒル(ありがとうニャル夫さん。俺…重信さんと付き合う事になった。)

アヒル(へへっ…!これからは俺達…ズッ友だよ!)

~~~~~~~~~

ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン

ババババババババババババババババ

ニャル夫「和則さぁああああああああああああああん!!!」

真尋「うわぁあああああ!!高度がぁ!!高度が落ちるぅううう!!」

ニャル夫「うわぁあああああああああああああああああ!!!!!」

真尋「落ちるぅ!!死ぬぅ!死ぬ…死っ………」

真尋「…………」

ニャル夫「クッ!和則さん……お前の死は無駄にしない…!」

ニャル夫「掴まれ少年!ワープだ!」

真尋「えっ」


ヒュン


~ニャル夫宇宙船~


ヒュン


ニャル夫「到着!」

真尋「………」

ニャル夫「ありがとう和則さん…!お前の死を糧にして俺…頑張るから!」

真尋「なぁ」

ニャル夫「うん?」

真尋「さっきのワープでアヒルも転送すれば良かったんじゃないか?」

ニャル夫「何で?」

真尋「何でって…え?寧ろ別に良いの?」

ニャル夫「良いって…何が?」

真尋「だから、アヒルが生きている時にワープをすれば良かったんじゃないか?」

ニャル夫「………少年。分かる、分かるぞ俺は。いきなりこんな事になったんだからな。混乱して当然だ。」

真尋「いや、だから…」

ニャル夫「だからこそ!俺達は和則さんの死を無駄にしてはいけないんだぜ!」

真尋「…………いや、まぁ…いいや。」

真尋「ワープができるなら、僕も僕の家に転送してくれよ。僕は巻き込まれただけなんだから」

ニャル夫「あー、悪いが、人間のワープはムリだ。」

真尋「は?いやさっき出来て…」

ドゴォオオオッ!

真尋「!?」

アナウンス≪敵性反応、敵性反応、出力を通常の三倍に致します。≫

真尋「何で!?ワープしたんだよな!?何でまた後ろに保護機構の機体が!?」

ニャル夫「そりゃぁお前、ワープなんて機体しかできないからな」

真尋「つまり座標が全然変わってないのか!?馬鹿かお前は!」

ニャル夫「馬鹿じぇねぇ!ちゃんと考えてワープしたんだぞ!位置がずれると壁にめり込んだりして身体が真っ二つになった事が過去に数回あったからな!」

真尋「じゃぁつまり、さっきので僕も死んでたかもしれないって事かっ…!?」

ガガガガガガガガガガガ

真尋「いや、さっきので命拾いしても意味無い!というか僕関係無いよね!?僕をお家に帰して!」

ニャル夫「うるせぇ!さっきからそればっかりだなお前は!ごめんねもう無理ですテヘペロ!」

真尋「馬鹿にしてんのかお前は!とっとと僕をここから降ろして地球から出てけよ!!」

ニャル夫「いや、もう地球からは出てるんだけど」

真尋「え?」

ニャル夫「出力三倍にしたこのニャル夫号は早いんだぞ。最高時速で3百光年は出せるんだからな」

真尋「…………」

真尋「わぁ、おそと、まっくらだぁ」

ニャル夫「ほら、あそこで青く光ってるのが地球だ。綺麗だろぉ」

真尋「わぁ、ちぃさい。とてもちぃさいよパトラッシュ。まるでホッキョクセイのようだぁ」

ニャル夫「さて、こっから先はどうすっかなぁ。もう地球には戻れないし、また新しい星で拠点作るしか…」

真尋「………まずは僕を家に帰せぇえええ!!」ガバァ

ニャル夫「うわぁ!出たぁ!」

真尋「何が「出たぁ!」だ!さっきからずっとくっついてただろうが!!」

真尋「いやそもそも!そもそもだ!お前何で僕の家に突っ込んできた!?何で僕を攫ったんだ!?」

ニャル夫「別に攫う予定は無かった。でも、今思えば結構良い条件かもしれんな…」

真尋「そこまで考えないド阿呆だったんかい!!」

真尋「あっそうだもう一つ。もう一つあるぞ!……大体予想できるが、どうしてお前…惑星保護機構に追いかけられてたんだ…?」

ニャル夫「それを語るには、とっても長ぁーい訳があるのです。少なくとも5時間は語るが…良いのか?」

真尋「いい。話せ。分かるまで聞いてやるよ」

ニャル夫「ああ、これはある訳で俺が宇宙構成機関の中で盗みを働くんだが…」

真尋「もういい、分かった。[ピーーー]」

訂正

真尋「………まずは僕を家に帰せぇえええ!!」ガバァ

ニャル夫「うわぁ!出たぁ!」

真尋「何が「出たぁ!」だ!さっきからずっとくっついてただろうが!!」

真尋「いやそもそも!そもそもだ!お前何で僕の家に突っ込んできた!?何で僕を攫ったんだ!?」

ニャル夫「別に攫う予定は無かった。でも、今思えば結構良い条件かもしれんな…」

真尋「そこまで考えないド阿呆だったんかい!!」

真尋「あっそうだもう一つ。もう一つあるぞ!……大体予想できるが、どうしてお前…惑星保護機構に追いかけられてたんだ…?」

ニャル夫「それを語るには、とっても長ぁーい訳があるのです。少なくとも5時間は語るが…良いのか?」

真尋「いい。話せ。最後まで聞いてやるよ」

ニャル夫「ああ、これはある訳で俺が宇宙構成機構の中で盗みを働くんだが…」

真尋「もういい、分かった。覚悟しろ」

ニャル夫「馬鹿!早とちり過ぎだって!訳を聞いたら絶対お前納得してくれるから!」

真尋「いや大丈夫だって。もう完全に納得したから。その上でお前を[ピーーー]よ」

ニャル夫「いやだから絶対に納得してないから!お願いだから話を聞いてくれっ…」 ドガァアアアアア

グラグラグラグラ

真尋「っ!何だよこれ?」

ニャル夫「げっ」

真尋「あっ」

パチッ  ブゥゥン…

オオオオオオオオオオ…

ニャル夫・真尋「惑星保護機構!!!」

パチンッ  ヴー……

≪えー聞こえますか?聞こえますか?ニャル夫容疑者。聞こえますね?≫

ニャル夫「ぐぅ!早くも俺のマイホームのコードに繋げやがった…!」

≪状況は明らかにこちらの方が有利です。大人しく恒常しなさい。≫

ニャル夫「舐めんなよ…こっちにはデウス・エクス・マキナがあるんだぜ…!それに、これが俺の手にある限り、お前等は完全に俺を殺しに…」

真尋「あっあの!聞こえますか!?俺です!地球人の八坂真尋です!」

≪地球人…というと、ニャル夫容疑者の人質という事でしょうか?≫

真尋「そうです!このクソ野郎に人質取られた地球人です!誰か助けに来れませんでしょうか!?」

ニャル夫「なっ…おいてめぇ!!」

≪……………≫

≪八坂真尋様。≫

真尋「はっ…はい!」

≪先ほど、惑星保護機構 地球支部の最高取締役員の鈴木様から伝言がございます。≫

真尋「あっそうですか!ならこっちに救助……えっ?伝言?」

≪ガチャッツー……えー…八坂真尋くん…だったかな?≫

真尋「はっ…はい……」

≪…一応、君にも教えてあげた方がいいかもしれないね。その犯罪者が盗んだ宇宙機構の一部、デウス・エクス・マキナについて≫

≪はっきり言ってしまえば、”それ”に君が…地球人が関わってしまった事に大きな問題が生じた。≫

≪宇宙制定の掟に、関係者以外デウス・エクス・マキナの存在を知ってはならないというものがあってね≫

真尋「………はい?」

≪それを君が知ってしまった以上、これは君だけの問題では無くなったのだよ。≫

真尋「……あの、ちょっと待ってください。一体何を言っているのか全く…」

≪本当にスマン。本当にスマンと思っているが……。八坂真尋くん。70億人の地球人の為にも≫










≪宇宙の星屑になってくれ。≫








ブツッ


≪以上です。戦闘を開始致します。≫

真尋「」

キュィィイイイイイイイイイ

バババババババババババババババババババ

ニャル夫「うぉああ!あいつらマジで撃ってきやがったぁ!!」

真尋「」

ニャル夫「畜生!これで人質作戦はおじゃんかよ!CP!赤い彗星モードに移行!オーバー!」

≪既に移行終了しています。オーバー≫

ニャル夫「マジでっ!?どんだけ速いんだよあいつらのビーム!!嘘だろ!」

真尋「」

ニャル夫「ああクソッ!ビームだけじゃなくて機体も速ぇ!このままじゃマジで袋叩きだぞ!」

真尋「オボェエエ…」ゲロゲロ

ニャル夫「うわっ!しかも真尋キュンがゲロゲロQ!これで内からも満身創痍!助けて円谷さん!」

真尋「……」ピチャ…ピチャ……

ニャル夫「くっそ!こうなったらこいつのゲロをあいつらにぶつけて…」

真尋「デウス・エクス・マキナ…って…なんだよ……」

ニャル夫「え?」


ガシッ

真尋「デウス・エクス・マキナって何なんだよてめぇは何を盗んだんだぁああ!!!」ガバァア

ニャル夫「馬鹿!今は俺の戦利品の話じゃ…」

真尋「その戦利品のせいで今!こんな状況になってんじゃねぇか!!とっとと返してこいそれを!!早く!!!」

ニャル夫「返してもあいつら俺達を消しに来るぞ!おい止めろそれを投げるな!マジで宇宙崩壊するぞ!!」



真尋「畜生……なんで……なんで僕がこんな目に……」ポロポロ…

ニャル夫「…………」

ニャル夫「…悪かったよ。俺も周りが見えない程焦ってたとはいえ、お前の家に突っ込んじまってさ」

真尋「…………」

ニャル夫「その事については…謝る。仕方ねぇ。やりたくは無いが責任は取らねぇとな」

真尋「…………」

真尋「責任を取るって……どうやって?」

ニャル夫「とりあえず、今はこの状況から脱出する」  ドドドド  

≪機体損傷、60%。現在、脱出可能性率0%≫

ニャル夫「だけど、ガソリンの量から言って多分逃げ切れないだろうな。」

≪神さまに祈ってください。≫

真尋「じゃぁ、どうしようもないじゃん……」   バババババババ

ニャル夫「いや、あるんだな。それが」

真尋「……?」

ニャル夫「俺が盗んだこのデウス・エクス・マキナってのは、とんでもない代物でな。これを使えば宇宙を滅ぼせる程のエネルギーが詰まっているって代物なんだ。」

ニャル夫「簡単に言っちゃえば、これ一つで何でも無限大って話だ。宇宙なんて何億個も作れるし全滅させる事もできる程のな」

真尋「…そのビー玉くらいの大きさの玉に、本当に入ってんのかよ。そんなもんが」

ニャル夫「ああ。今からそれを証明するから……」

ニャル夫「見てろ」


≪ニャル夫容疑者の機体の60%が損傷、デウス・エクス・マキナの回収を開始してください。≫

≪了解です。≫

ブツツ……

ニャル夫≪おおーい!お前等そんなに、このラムネに入ってそーなガラス玉が欲しいのかよー!?≫

≪容疑者の言葉には耳を傾けないでください。≫

≪了解≫

ニャル夫≪なんだよー、お前等も欲しいって言うから分けてやろうかと思ったのにー≫

ニャル夫≪ったくしょうがねぇーなー!そんなにこのガラス玉が欲しいっていうなら、ちょーっぴりあげちゃうぜぇー?≫

≪!!  今すぐ機体の移動を…!≫

ニャル夫≪このガラス玉の”中身”をなぁ!!!≫

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   |       \   \て  ',   ヽ \    |  ヽ   /    ,′    \ \       ''''''ヽ:;:;:;...   ヽ




ズドォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


真尋「あああああああああああああああ!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ニャルオ「ああああああああああああああああああああ!!!!」

ドドドドドドドドドドドド  チュドーンチュドーン

真尋「あああああああああああああああああ!!!!」

ガガガガガガガガガガガッ

ニャルオ「ああああああああああああああああああああああああああ!!!!」


≪容疑者の機体から紛失される排気口から巨大なエネルギー体を観測っ……ギャァアアアアアア ブツッ……≫

≪第二隊と第三隊が全滅!第一隊が75%の機体と隊員を失いましッ  ブツッ≫

≪2つの惑星の消滅!5つの惑星および衛星に大きな損傷を確認!≫

≪容疑者はデウス・エクス・マキナのエネルギーで約時速75億光年の速度を記録!レーダーからは消滅し、方向も不明!≫

≪ブラックホールの発生により、容疑者の機体は巨大ワープを確認!座標は不明!この状況で彼等を見つける確立は0%!≫

≪次に彼等が現れる座標の特定確立0!彼等の現在地の座標特定には非常に大きな時間を要します!≫

≪………っ!≫

≪……引き続き、調査をお願いいたします。彼等を、いえデウス・エクス・マキナを絶対に見つけ出すようにっ…≫

≪了解致しましt≫

≪バタン  ちょっとアンタら!!一体何をしたんですかっ!?≫

≪…っ!ニャルラトホテプ上官!申し訳ございません。デウス・エクス・マキナを持ち逃げされてしまい…≫

≪あんなビー玉なんかどうでも良いんです!!それよりも!!それよりもですよ!!!!あの野良ニャルラトホテップが真尋さんを誘拐したってどういう事ですかっ!!!?≫

≪いや、それも大した問題じゃないです。……真尋さんもろとも[ピーーー]って、どういう事ですかっ!!!???≫

≪…………≫

≪それは、もう決定事項です。彼等を生き残らせるわけにはいかなくなりました。貴方もご存知でしょう。≫

≪あんなビー玉の為に、真尋さんを殺せって…そんなの認められるわけ無いじゃないですかっ!!≫

≪決定事項です。≫

≪………真尋さんは今、どこに連れてかれたんですか?≫

≪現在、調査中です。≫

≪見つけるのに、どれくらいの時間がかかりそうなの…?≫

≪最低でも、100年は……≫

≪1ヶ月で見つけなさい。今度こそあの兄を…あのクソ野郎をメタメタのグチャグチャにしてやりますよ…!!≫

≪………善処します。≫



ブツッ  ツー…ツー……


【銀河系郊外 第七座標束 位置不明】



ニャル夫「……………」

真尋「………」

ニャル夫「…………ぷっ」

ニャル夫「ふぅーはっはっはっは!!やってやったぜ!俺達あの大量のポリ公共から見事振り切れた!!」

ニャル夫「すげぇぇええ!やっぱすげぇよデウス・エクス・マキナ!ちょっと使っただけでこの威力!!」

ニャル夫「これさえあれば!あの野郎も一撃で…」

真尋「…………」

ニャル夫「……おー、大丈夫か?凄い格好になってるけど」

真尋「……………なぁ」

真尋「僕…これからどうなるのかな……」

ニャル夫「…うーん?そういえば、お前これからどうするの?」

真尋「どうするも何も、もうどうしようもねぇだっ…痛てて…さっきので腕打った……!」

ニャル夫「まぁ、このまま地球に戻ってもお前殺されるしな。保護機構…って奴らにだっけ?」

ニャル夫「少なくとも、地球に骨埋めるのは無理だと思った方が良い」

真尋「…………」ズーン

ニャル夫「まぁ、落ち込む理由も分かるし悪かったって。テレビでも点けて気分転換でもしようぜ」  ポチ


TV≪宇宙際機構治安部は、正式のニャルラトホテップ夫容疑者と八坂真尋容疑者をデッドオンリーで指名手配に……≫

ブツッ


真尋「おい待て、今何が映ってた。消すな見せろ!!」ポチッ

真尋「!? 電源が点かない!?ナンデ!?」ポチポチポチポチポチ

ニャル夫「……少年。俺は君に3つ程言わなくてはならない事がある。」

真尋「なっ…何?」

ニャル夫「一つ、ここに表示されているのは座標と高度の表示計である事。」

真尋「うん……どうして、それがすごい速さで下がってるのかな?」

ニャル夫「二つ、デウス・エクス・マキナのエネルギーと一緒に、ガソリンを使ってしまって、最早ガソリンが空である事。」

真尋「…………いっ?」

ニャル夫「そして最後に、横に灰色の惑星が見えるよな?」

真尋「あ、ああ。ゆっくりとだけど近づいているような…」

ニャル夫「この機体は今、あの惑星の引力に掴まってしまいました。」

真尋「…………」

ニャル夫「……………」

真尋「…………」

真尋「ェェェえええぇぇぇぇええええぇえええぇえええええ!?」

ニャル夫「そうです!今、俺達は全滅オチの直前にいるのですっ!!!」

真尋「ちょっと待て!おい!そのデウス・エク…ビー玉!ビー玉に凄いエネルギーがあるんだろ!?それでせめて着陸態勢とかガソリンの代わりとかにならないのか!?」

ニャル夫「馬鹿野郎!次にこれを使ったら間違いなく俺の宇宙船が星屑になるだろうが!」

ニャル夫「上手くいってもさっきの見ただろ!?次は間違いなく俺達死ぬぞ!」

真尋「だったらこの船にパラシュートくらいあるだろ!パラシュート入ってるハッチ開けろ早く!」

ニャル夫「ふっ、残念だが…この船にパラシュートは……無い!!」

真尋「何偉そうに言ってんの!?状況分かってんの!!??」

真尋「あああああああ!!やばいやばい地表が見えてきたすげぇ灰色だ絶対岩の塊の惑星だこれぇええ!!」

ニャル夫「仕方ねぇ…この手だけは使いたくなかったが…少年!これ使え!」ポイ

真尋「えっ?……何これ?」

ニャル夫「ハッピールルイエだ。それを飲むと多大な幸福感と強力な幻覚が見え始める。」

真尋「つまりこれ麻薬じゃんっ!!現実逃避か!?もう現実逃避しかないんだな!?」ポイ

ニャル夫「馬鹿野郎!死ぬ時くらい最高に幸せになりたいだろ!?つべこべ言ってる場合じゃねぇ!どうせ死ぬなら幸せを感じて…」ゴクッ

ニャル夫「あっ、違ったこれキンカンのど飴だ」

真尋「良かったな。喉が潤って思いっきり悲鳴を上げれるぞ」

ニャル夫「ははっ。そうだな。」

ニャル夫「ああああああああああああああああああああああああああああああ」

真尋「あああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

ニャル夫「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

ハス太「ニャ…ニャル子ちゃん!」

ニャル子「…言わなくても分かってます。こっちも、上からニャル夫と真尋さんの駆除命令を受けましたからね…」

クー子「…………」

ニャル子「デウス・エクス・マキナに関わってしまったから、”可能性”を排除するため…らしいのですが……」

ハス太「そっ…それで…」

ニャル子「…はい」

ハス太「本当に……真尋くんを…殺しちゃうの?」

ニャル子「……なに馬鹿な事を言ってるんですか?」

ニャル子「真尋さんを[ピーーー]わけないじゃないですか!![ピーーー]のはあのクソったれな誘拐犯or窃盗犯ですよ!!」

クー子「…少年を……殺せば……ニャル子は一人ぼっち……」

クー子「その…ニャル子を……慰めれば……私は……ニャル子と……」

ハス子「ク…クー子ちゃんは結構その気のようだけど…?」

ニャル子「大丈夫です。こいつが真尋さんを殺そうとすれば私がこいつを殺します。」

クー子「……ジョーク」

ニャル子「それはどっちがですか!?真尋さんを[ピーーー]事か、私が今言った事か!後者だったら今!アンタを海の藻屑にしますけどねぇ!?」

ハス太「(ニャ…ニャル子ちゃん……やっぱり…荒れてる……)」

ニャル子「とにかく!」

ニャル子「あの野良ニャルラトホテップを始末し、真尋さんを救い出す!これが私達の本当の使命なのですよ!」

ニャル子「デウス・エクス・マキナなんて知りません!そんなものより私達は真尋さんの方が大事なのです!」

ニャル子「それにさすがに、あの誘拐犯も私が居るから真尋さんを死なすなんてことはしない筈ですしね!」

【銀河系郊外 第73惑星系列 座標不明 名称不明の惑星】


ニャル夫「おい、少年。おきろ。おい、助かったんだぞ俺達。おい起きろ!起き……」

ニャル夫「……しっ…死んでる……!」

真尋「」

ニャル夫「………仕方無い。」ウィーン

ニャル夫「運よく、砂漠の惑星にたどり着いて、灰色の細砂がクッションになって助かったわけだけど…」

ニャル夫「さらに運よく、この星には酸素があるからな。酸素がある星なら、どっかにガソリンもある筈だし生物も居るだろ。」ザッザッザ

真尋「」

ニャル夫「…よし。穴も掘り終えた。後は遺体を埋めるだけだな…。」

ニャル夫「あばよ相棒。せめてこの砂漠に花でも咲かせておくれ…」ザッザッザ

真尋「…………」

真尋「……うぉぉおおおい!!」ガバァ!

ニャル夫「うわぁああ!起きたぁあ!!ゾンビだぁああ!!」

真尋「お前、なんで僕を埋めようとしていた…!しかも」チラ

真尋「…こんな変な銅像の隣に埋めようとしていたなお前…!どういうつもりだ…!」

ニャル夫「どういうつもりって…うわぁ何この銅像。何でこんな砂漠に魔法少女のコスプレした幼女が?」


真尋「はぁ…。まぁいいけどさ、ここは一体どこなんだ?灰色の砂漠?」

ニャル夫「栄養価も水分も全く無い砂の証拠だな。それに結構薄暗い。」

ニャル夫「何で酸素があるのか不思議に思うくらいだぜ」

真尋「………あっ!おいあそこ!人が倒れてないか!?」

ニャル夫「何っ!?」

男「…………」

ニャル夫「おいそこのガリガリのおっさん!どうしたんだ!?しっかりしろ!」

真尋「ナチュラルに失礼な事を言うなよ…。あの!大丈夫ですか!?」

男「………うぅ………」

ニャル夫「おい、息はあるみたいだぜこのホラーマン」

真尋「だからナチュラルに失礼な事を言うなって!とにかく水!早く水持って来て!」

男「……み……水は……いらない………」

真尋「……え?」

男「おっ……俺の……ポケットの中に………写真が…ある……。それを………出して……」

ニャル夫「ポケット?写真?おっしゃ任せろぉ!」ゴソゴソ

ニャル夫「おっこれか!この写真をどうし……」

真尋「………?」

ニャル夫「…………」

男「そっ……それを……俺の……俺の手に………」

ニャル夫「…………」スッ

真尋「………えっ?」

男「…………あっ……あああ………」

男「きっ……君の瞳に……萌え☆萌え☆キュン☆……」

男「……もう……悔いは……無……」ガクッ

真尋「……………」

ニャル夫「魔法少女のコスプレした幼女の写真を握り締め、最後の言葉が「萌え☆萌え☆キュン☆」」

ニャル夫「俺が知りうる限り史上最低の辞世の句だな」

真尋「しっ…死んでる………」

ニャル夫「こいつこそ、あの銅像の前に埋めてやった方がよさそうだよな。」

真尋「………いや、」

真尋「いやいやいやいや…この惑星一体何なんだよ!?」

ニャル夫「んー、まだ今の所は分からんな。俺の宇宙船にガソリン入れればネットワークよろしく惑星の情報が入るんだが」ザッザッザ

ニャル夫「うわぁ!!銅像の下掘ったら敷き詰めるほどの大量の骸骨がああ!!」

真尋「ねぇ、この惑星やめないか?別の惑星でも酸素があればガソリンが手に入るんだろ?だから別の惑星にしない?」

ニャル夫「…悪いが、もう宇宙船にガソリンもないし、デウス・エクス・マキナは力が強すぎるし酸素のある惑星自体、結構珍しいし。で無理だ。」

真尋「僕はこの惑星が怖すぎて無理なんだけど…」

ニャル夫「まぁ心配すんなって。この星でガソリンと機材と食料と揃えたら、すたこらさっさと脱出するから。」

ニャル夫「この星に深入りするつもりもないし、それでいいだろ」

真尋「そのガソリンとかは、どこで手に入るんだよ…」

ニャル夫「まぁ見ろ、男が歩いてきた足跡の先に何か蜃気楼っぽいのが見えるだろ?」

真尋「それは多分見えちゃいけないんだろうけど…本当だ、街が見えるな。」

ニャル夫「街にいけば何か置いてある。これは鉄則だぜ相棒。んじゃぁ行こうか」ザクッザクッザクッ

真尋「誰が相棒だ誰が」ザクッザクッザク


真尋「(こうして僕は、この目の前に居る男…ニャルラトホテップ夫と共に惑星保護機構…ニャル子達に追われる身となって)」

真尋「(放浪的に、大いなる宇宙の旅へとこの日から旅立つのだった…。)」







【さらば、地球よ】……終

第一話終わり

続いて第2話を投下致します。


【幼女を中心に愛を叫ぶ】……始



「ああ…我等が愛しきラグナラ様…我等は、貴方の姿さえ拝めれば死んでも構いません…!」

「私の父はラグナラ様のために命を捧げて働きました…きっと、誰よりも幸せの死に召されたでしょう…」

「ラグナラ様…我等はラグナラ様が居るからこそ不眠不休で働ける…!」

「ラグナラ様…ああ…ラグナラ様…!今日も私達は…!」

「貴方様の為に…命を削って働きます……!」


~商店街~

真尋「へー…結構活気があるもんだなぁ……」

ガヤガヤガヤ

トボトボ…トボ……

真尋「…どうしてか皆、ガリガリに痩せてるんだけど……」

ニャル夫「いたるところに労働者が居るな。しかし、何か妙な所だな……」

真尋「うん。皆奴隷みたいな非人道的に働かされてるみたいなのに、皆幸せそうに笑ってる。」

真尋「…何か、”働くこと”が幸せのような…そんな教育…」

ニャル夫「そうか。ところでお前、何か踏んでるぞ」

真尋「……んっ!?うわぁ!!えっえっ……死体だぁ!!」

ニャル夫「ちゃんと下見て歩けよ全く。ドジな奴だなぁ」バキッベキッボキボキッ

真尋「踏み潰してる!お前いたるところの死体の顔を踏み潰してるぞ!?」

真尋「というかなんだここ…死体だらけじゃねぇかよ……」

ニャル夫「ったく、子供が躓いたら危ねぇだろうが」

真尋「そういう問題じゃない。」

ニャル夫「おーい、ちょっとそこの人ー」

男「はい……なんですか…?」

ニャル夫「何でこいつら死んでんのー?この街にキラでも居るのか?」

真尋「新世界の神、人を殺しすぎだろ」

男「いえ…きっと、この人たちは”写真”を亡くしてしまって……力尽きてしまったんでしょうなぁ…」

ニャル夫「写真?」

真尋「……写真?」

男「ええ。ラグナラ様のお姿がお写りになられた貴重な写真です。私達は、この惑星で一番美しい彼女の姿を見るだけで十分に生きていられるのですよ。」

ニャル夫「美しい…女性…?」ゴクリ

真尋「……まさか、砂漠に居た男が持ってた…あの幼女?」

ニャル夫「ははwwまっさかぁあwwwwあんなガキが惑星一美しいなんて片腹痛ぇだろwwwwwwww」ゲラゲラゲラ

男「ラグナラ様は、写真だけでもその美しさが分かる程の美貌を持っているのですよ。…ほら、この写真です。」ピラ

ニャル夫「………」

真尋「…………」

男「ああ…やはりお美しい…写真だけでもお姿が見れる私は世界で一番の幸せ者ですわぁ……」

男「写真を見たら元気が出てきました。それでは私も仕事を頑張りますかな!」スタスタスタスタ

ニャル夫「…………」

真尋「…………」

ニャル夫「……この惑星ロリコンだらけじゃねぇか!!!!」

真尋「もういいだろ…とっとと買い物を済ませて脱出しよう…。頭が痛くなってきた…」

ニャル夫「…そうだな。さて、まずはガソリンの調達でも……」

???「…………」

ニャル夫「………」

ニャル夫「うぉう!?」

真尋「うるさいな。一体何に驚いt…うわぁ!!」

???「…………」

ニャル夫「びっ…ビックリした……」ドキドキ

ニャル夫「っておい!てめぇ何俺の真正面に立ってんだ!喧嘩売ってんのかコラァ!」

真尋「チンピラかお前は!」

???「………ふぅー。」

???「クロスXアウツ!!」ピカァァアアア

ニャル夫「うわぁ!光ったぁあ!!」

真尋「しっしまった!まさか追ってかっ!?」

ニャル夫「何ぃ!?てめぇまさか…」

ピカァアアア……

ニャル夫「惑星…保護機構……」

アアア……

???「…………」

ニャル夫「…………」

真尋「特に何も変わらねぇのかよ!!?」

ニャル夫「お前ただ光っただけかよ!?」

???「そうですwwwwwwww私が光るおじさんですwwwwwwwwwwww」

???「んんwwwwwwwwww貴様まさかwwwwwwwwwwこの星の異星人ではwwwwwwwwwwなかろう…かっ!!!!!!」

真尋「何このテンション」

ニャル夫「お前…俺達を追ってきた追っ手……とかじゃないのか?」

???「追ってwwwwwwwwまたのwwwwwwww名をwwwwwwwwストーカー(英: stalking)」

???「なわけwwwwwwwwwwwwねぇだろwwwwwwwwwwアホかwwwwwwwwwwお前はwwwwwwwwアイwwwwwwドルwwwwwwwwかwwwwwwwwww」

???「自意識過剰wwwwwwwwww怖ぇえwwwwwwwwwwww馬鹿怖ぇえwwwwwwwwねぇねぇ今どんな気持ち???wwwwwwwwwwどんな気持ち???wwwwwwwwwwwwww」

ニャル夫「………」イラッ

???「うっはwwwwwwwwwwww眉に皺wwwwwwwwwwこの星来て初めて見たしwwwwwwwwwwクッソwwwwwwwwwwww腹痛ぇwwwwwwwwww」

真尋「え?……ていう事はアンタも異星人なのか?」

???「そうですwwwwwwww私がwwwwwwww墜落して数ヶ月wwwwwwwwwwそろそろwwwwwwww帰りたいwwwwwwwwイケメンどぅぇえすwwwwww」

ニャル夫「…つまりあれか、お前も俺と同じ墜落したって奴か」

???「機体もwwwwwwwwバラッバラwwwwwwww帰る手段がNOSHINGwwwwwwwwww俺の希望もwwwwwwwwNOTHINGwwwwwwwwww」

ニャル夫「そしてあれか、帰れなくなったショックでそんな性格になっちまったって訳か」

真尋「かわいそうな人だね」

???「ちょwwwwwwwwww酷すwwwwwwww」

ニャル夫「まぁ、俺達は機体は無事では無かったけど、直せないわけじゃないからな。準備を終えたらここを脱出するつもりだ」

???「マジすかwwwwwwwwパねぇwwwwwwwwwwだとしたらwwwwwwwwちょっとお願いしたい事があるんすがwwwwwwwwww」

ニャル夫「ん?何だ」

???「俺も乗せてくださぁーい!!wwwwwwww」

ニャル夫「ダーメ☆」

ニャル夫「さて相棒、そろそろガソリン調達してくるか」

真尋「だから僕はお前の相棒じゃないってば」

???「ちょwwwwwwww待てよwwwwwwwwwwww」

ニャル夫「何だよ、俺達忙しいんだけど」

???「何でwwwwww俺を乗せねぇんだよwwwwwwww俺を!!wwwwwwww」

ニャル夫「だってお前ウザイし…」

???「ちょwwwwwwww酷っしー!wwwwwwww少年wwwwwwwwお前はwwwwww優しいよなぁ?wwwwwwwwお兄さんを乗せてwwwwくれるよなぁwwwwww」

真尋「でも僕もこいつと同感だし…」

???「なっ……マジで!?」

ニャル夫「寧ろ何故乗せてもらえると思ったのか」

???「いやいやいや!だって俺遭難者でイケメンだぜ!?乗せない理由がNOSHINGじゃん!」

真尋「でも初対面が最悪だったからなぁ…。あまり信用もできないし」

???「なんwwwwwwwwだとwwwwwwwwwwww」

???「何故wwwwww常にwwwwwwニコニコ笑顔のwwwwww這い寄るイケメンの俺というwwwwwwオンリーワンにwwwwwwww信用が無いのかwwwwwwww」

真尋「それに似たようなキャッチフレーズの奴もあまり信用できない奴だし」

ニャル夫「それに自己紹介すらまともにできない奴を乗せるわけにはいかねぇ。名前欄を常に???にされたいか」

???「名前くらいwwwwwwww言うわボケwwwwwwww俺のwwwwww名前はwwwwwwwwww」

ダゴン「ダゴンです。以後、お見知りおきを」

真尋「何故、今まともに自己紹介をしたのか」

ニャル夫「名前が分かったのは良いが、俺達は資材と食料とガソリンを探してんだ。お前の相手をしている暇は無い」

ダゴン「ちょっwwwwwwwwそっちの自己紹介もwwwwwwwwねぇのかよwwwwwwwwwwどんな教養してんだお前等wwwwwwww」

ニャル夫「分かった分かった。俺の名前はニャル夫。んでこっちの小さいのが……ええと、うん。谷口って言うんだ。」

真尋「真尋!八坂真尋!!名前思い出せなかったからって適当に言うな!!!!」

ダゴン「ニャニャニャさんとwwwwwwww谷岡さんねwwwwwwwwおkwwwwwwおkwwwwwwww」

ダゴン「んでさぁwwwwwwお前等その三つ売ってる店の名前知らねぇだろ?wwwwwwwwんんwwwwwwwwww?」

真尋「おい!!お前!!全部間違ってるぞお前!!」

ダゴン「俺がwwwwwwそいつら全部調達してやんよwwwwwwwwww宇宙船に乗せるのとバイト代という交換条件でなっ!!wwwwww」

ニャル夫「いらん。俺達の力で調達するから。おら行くぞ少年……」

男「みんなぁああああああ!!お祈りの時間だぞぉおおお!!写真は持ったかぁあああああ!!!」

イエァアアアアアアアアアアアアア!!!

真尋「えっ!?」

男「それじゃぁ皆一緒にぃ!!ラグナラ様ぁぁあああああああ!!!萌え☆萌え☆キュン☆」

萌え☆!!萌え☆!!キュン☆!!!!萌え☆!!萌え☆!!キュン☆!!!!

真尋「」

ニャル夫「なっ……なんだこの地獄絵図は………」

ダゴン「ぶっはぁwwwwwwwwこの時間wwwwwwwwだけはwwwwwwマジで笑えるwwww最高wwwwwwwwwwwwwwwwwwヒィwwwwwwwwヒィwwwwwwww」

萌え☆!!萌え☆!!キュン☆!!!!萌え☆!!萌え☆!!キュン☆!!!!

ニャル夫「分かった。お前の力を借りよう。一刻も早くこの星から脱出させてください」

萌え☆!!萌え☆!!キュン☆!!!!萌え☆!!萌え☆!!キュン☆!!!!

ダゴン「初めからそう言えよwwwwwwwwヒィwwwwwwヒィwwwwwwww腹wwwwwwwwwwいwwwwwwてwwwwwwwwえwwwwwwwwwwwwwwww」

ニャル夫「…………」

真尋「………」

~城~

ガチャン

「失礼します」

「………」

「今日の予定は、午前中に遊び、正午からお昼寝、そして午後からまたお遊びになります。」

「就寝時間は9時から朝の7時まで…。いつも通りの変わらないスケジュールです。」パタム

「…………」

「それでは、お遊びの時間ですよラグナラ様。さぁ、私の胸に飛び込んでおいd…」

「暇ぁ――――!!!」

「!!」ビリビリビリ

「暇暇暇暇暇!!暇ぁあああ!!!」バタバタバタ

「ラッラグナラ様!?一体何が気に入らないので…」オロオロ

ラグナラ「何が!?全部よ!全部!どうして私!お城の外から出れないの!?ずぅーっとお城の中でお遊びじゃないのよ!」

「申し訳ございません。お城の外から出すことは禁じられているのです。」

ラグナラ「何で!?私もうここに生まれてから15万年は経ってるのよ!?その15万年の間に一度もお城から出れないってどういう事なのよ!?」

「ラグナラ様を楽しませる為なら、私が出来る限りの事を尽くします。ですから、外に出たいという願いだけは取り下げを…」

ラグナラ「だっかっらー!!それが嫌だって言ってるのよ!!私、何の為に翼がついてると思ってんの!!?」

ラグナラ「籠かっ!?この城は私を閉じ込める鳥篭かっ!?インコか私はぁ!!」

「鳥篭…良いじゃないですか。貴方は私達の永遠の象徴であり女神なのですよ。だから永遠にずっと私…いえ、このお城の中に……」

ラグナラ「やだやだやだぁあー!!城から出たい!城から出たいよぉー!!」ジタバタジタ

「そんな事おっしゃらないでください。今から、異星から取り寄せた新しいボードゲームをご用意いたしましたので、お持ちいたしますので」

ラグナラ「どーせ人生ゲームに似たような変なゲームでしょ?もう嫌よボードゲームも!漫画も!テレビゲームも!映画も!」

バタン

ラグナラ「もう!インドア娯楽はコリゴリなのよー!!だから私を外に出し…まだ話は終わってないでしょうがぁー!!」











「……………」

「……フフッ」

「ハァハァ……ラグナラ様…ラグナラ様今日もとてもお美しかった……」ハァハァ

「絶対に手放しません……例え、何万年もの時間が経とうとも……!このお城から出さず……」

「ずっと……私の傍に居てくださいね……ラグナラ様……」  パリーン

「………パリーン?」

「まさかっ!?」

ダダダダダダ


バタン

「ラグナラ様!?」

ヒュォオオオオオオオ………

「」

「あっ……穴……?床に……穴……?」

ラグナル「へっへー!さすがのアズも私がプリズンブレイクよろしく床に穴を掘っていたなんて思いもしなかったでしょうねー」ヒュォー

ラグナル「あぁ~…空を飛ぶなんて7万年ぶりだぁああ~」ビュォオオオオ

ラグナル「…でも、アズの言ってた通り城の周りに住んでる人って皆ゾンビみたいな身体してるわねぇ」

ラグナル「ゾンビゾンビゾンビ……まるでドーン・オブザデッドの映画みたい。」

ラグナル「ケヒヒヒ。まぁいいや。空の上は平和だし飛んで遊んどこーっと」ビュォオオオオオオ

訂正

ラグナラ「へっへー!さすがのアズも私がプリズンブレイクよろしく床に穴を掘っていたなんて思いもしなかったでしょうねー」ヒュォー

ラグナラ「あぁ~…空を飛ぶなんて7万年ぶりだぁああ~」ビュォオオオオ

ラグナラ「…でも、アズの言ってた通り城の周りに住んでる人って皆ゾンビみたいな身体してるわねぇ」

ラグナラ「ゾンビゾンビゾンビ……まるでドーン・オブザデッドの映画みたい。」

ラグナラ「ケヒヒヒ。まぁいいや。空の上は平和だし飛んで遊んどこーっと」ビュォオオオオオオ






ドドドドドドドド

ドドドドド

パラリラパラリラパラリラ





ダゴン「ヒャッハァアアアア!!食い物寄越しなぁ!!!」バルルルルルルルル

男2「ひっひぃいいい!強盗だぁ!!皆ぁ!写真を第一に護れぇ!!」

ニャル夫「ケェーッケッケッケ!さぁさぁてめぇら!この袋にありったけの食い物を入れるんだよぉ!!」ドルルルルルルルル

男5「わっ分かった!食い物はいくらでも持っていけ!こんなもんはいくらでも代わりがある!!」

男3「だが……ラグナル様の写真だけは!絶対に渡さないからなぁ!!」

ダゴン「ぶわぁぁぁあああああかwwwwwwwwそんなクソガキの写真wwwwwwwwww誰が欲しいんだよっwwwwwwwwwwww」バルルルルルルルル

ニャル夫「こんなもんケツ拭く紙にもなりゃしねぇ!!!wwww」ドルルルルルルルル

ダゴン「そんじゃwwwwwwwwトンズラするっぺぇwwwwwwww」バルルルルルルルル

ニャル夫「スタコラサッサーwwwwwwwwww」ドルルルルルルルル

男5「行ったか……お前ら、大丈夫か!?」

男3「ああ……なんとかな……」

男4「写真だけは取られなくて……良かった……本当に良かった……!!」ポロポロ

ニャル夫「はっはっはぁー!大量だなダゴン!!」バルルルルルルルル

ダゴン「ぶわっはっはwwwwwwww言ったろwwwwwwww俺をwwwwww仲間にした方がwwwwww良いってwwwwwwwwwwww」ドルルルルルルルル

真尋「…………」バルルルルルルルル

ニャル夫「そうだな!おかげでバイク二台、ガソリン7トン、十分な資材も仕入れてタダで修理もしてくれたしな!」バルルルルルルルル

ニャル夫「和則さんに代わって、ハーレーダビットソンが大活躍だぜぇ!」バルルルルルルルル

タゴン「酒もwwwwww食い物もwwwwwwww大量wwwwwwww今日は飲むっぺぇ!wwwwwwwwww」ドルルルルルルルル

真尋「なっ……なぁ……本当に、こんな事しても良かった…のか?」バルルルルルルルル

ニャル夫「馬鹿野郎お前…馬鹿野郎お前!俺達は異星人!この星の法律には裁かれねぇのさ」バルルルルルルルル

ダゴン「おぅふwwwwwwwwニャルっさんwwwwwwwwマジwwwwww良い事言ったwwwwwwwwパねぇwwwwwwwwww」ドルルルルルルルル

ニャル夫「ふぅーははは!そろそろ修理も終わってる頃だろうしな!マイホームに帰ってこの星を脱出だぁー!!」バルルルルルルルル

真尋「…………」バルルルルルルルル

ラグナラ「……っと。疲れたなぁーちょっと休憩しようっと」ポス

ラグナラ「ふぅー。それにしても…城の外も大分変わっちゃったなぁ。」

ラグナラ「昔はもうちょっと色んな人が居たんだけど…今は何だか見分けがつかないくらいゾンビが歩いてる」

ラグナラ「私が居ない間に何があったんだろう……」

ザザッ

男「…………」

ラグナラ「あっ、外の住民の人だ。ヤッホー」フリフリ

男「……ラグナラ様が……」

男「ラグナラ様が……私に手を振ってくださっている……!」(ドクン)

男「はうっ!」

ラグナラ「!?」

男「はぁー…はぁー…!!私は…私はここで死ぬのか…!」

男「生ラグナラ様の前で[ピーーー]るなんて……」

ラグナラ「ちょっちょっと…大丈夫?アンタ…」

男「嬉ぴっぃいいいいいいいいいいいいいい!!!」

バタム

ラグナラ「ぴぃ!?」ビクッ


男2「なっ…何だ何だ?ここで男の悲鳴が…おっ男ぉ!?」

男3「しっ死んでる……いや、それよりも……あれ…」

男4「はっ……あっ…あそこに居るのは……!?」

ラグナラ「……」プルプル

男5「生……ラグナラ様……」


「「「生ラグナラ様だっ!!!!」」」

男3「うわぁああああ!!ラグナラ様ぁあああ!!」

ラグナラ「ぴぃい!!くっ…来るな!来るなぁあああ!!」バッサバッサ

ラグナラ「!!  こっ…腰が抜けて……翼が………」

男2「ラグナラ様ぁあ!!」

男34「ラグナラ様ぁあ!!!」

男672「ラグナラ様ぁああ!!」

「「「「ラグナラ様ぁああああ!!!」」」」

ラグナラ「ぴぃぃあああああああああああああ!!!!」

ゴッ

ニャル夫「どけぇ!!邪魔だぁあああ!!」バルルルルルル

ゴキッ ゴシャッ  ボキリ

男達「ゴフッス!!」

ギュルルルルルルルル

ドンッ!!

ダゴン「ヤーーーwwwwwwwwヤwwwwwwwwヤーーーーーーwwwwwwwwwwヤwwwwwwwwヤーヤwwwwwwwwヤァアアアアwwwwwwww」ドルルルルルルル

ゴチャキッ  ドッ  ゴキゴキ

真尋「人を轢いてチャゲアス歌ってんじゃねぇよ!!」

ダンッ

ギュルルルルルルルルル

ラグナラ「」

ラグナラ「……」

ラグナラ「……………」


アズ「ああラグナル様…私のラグナル様ぁぁ…!!」

アズ「あの穴…あれは絶対…絶対反逆者の野郎が連れ去った事を表す証拠…」

アズ「捕まえなければ……私のラグナル様を誘拐したクソ野郎を捕まえて苦痛の限りを与えて絶望的に殺さなきゃ…!!」

アズ「広報部の諸君!」

治安部「はい!」

アズ「ラグナル様が誘拐された…!!全精力を挙げて今すぐ誘拐犯の特定をしろ!」

治安部「かしこまりました。……!?アズ様!これを見てください!」

アズ「どうしっ……これは……このあたりでは見かけない血色の良さ……」

アズ「まさか……異星人かっ!?」

治安部「それに見てください、隣にダゴンが……あっ!どちらも大きな袋を抱えています!!」

アズ「こいつらっ……!この袋のどちらかにラグナラ様が詰め込まれている筈だ!今すぐ見つけてラグナラ様を保護しろ!こいつらは殺せ!!」

治安部「了解しました!広報部隊!今すぐ民衆にラグナル様の誘拐の情報を広めてください!報酬は一日ラグナル様と遊べる権利!」

アズ「一日ではない。半日だ」

治安部「訂正!午前中だけラグナル様と遊べる権利を報酬に!!」

アズ「私も出動する。」

治安部「アズ様!?アズ様もこの場から離れるのですか!?」

アズ「ああ。こうなってしまったのは24時間ラグナラ様を監視していた私の責任だ。それに……」

アズ「私の大事なお姫様を救えるのは、私だけだからな…!」シャキーン


ニャル夫「やった…よくやってくれたぞお前等……うぉぉおおおおおお!!!」

ニャル夫「マイホーム!!復!!活!!!」オオオオオオ

男「それでは僕達はこれで……」いそいそ

ニャル夫「ありがとうお前らぁ!!愛してるぅ!!」

真尋「良かった…これで、この星から脱出できるな…。」ハァ

ダゴン「んっふwwwwww俺達大勝利でござるwwwwwwwwwwウィンウィンwwwwwwwwwwww」

真尋「お前等…散々この惑星の人たちを轢き殺した癖に、よく笑ってられるな」

ダゴン「心配御無用の助wwwwwwwwあいつらwwwwwwwwロリの写真さえ持ってればwwwwww完全不死身のゴキブリでござるwwwwwwwwwwwwww」

真尋「じゃぁ一応生きてるんだなあの人たち…それ聞いてちょっと安心したよ」

ニャル夫「おい何してんだよお前らぁー!早く入ろうぜ!ここにっっ!!」ゴンッ

真尋「壁っ!?」

ダゴン「カモフラージュwwwwwwww見事に引っかかりやがったwwwwwwwwだwwwwwwせwwwwwwwwえwwwwwwwwww」

ニャル夫「何だこれ!?入り口じゃねぇ壁だ!?おい何だこれ!!?」

ダゴン「俺が注文しました。ダミー入り口320個作ってくださいと」

真尋「320!?」

ニャル夫「てめぇ!!どこが本当の入り口か分かんねぇぞ!!何してくれてんだぁああ!!」ウィーンウィーンウィーン

ダゴン「ざwwwwwwまwwwwwwあwwwwwwwwwwww本物を探せるもんならwwwwwwww見つけてみやがれwwwwwwwwww」

ニャル夫「ふざけんな!こんなもん敵を欺く用で十分だ!本物を教えろコラァ!!」

ダゴン「知wwwwwwるwwwwwwwwwwwwwwwwwwかwwwwwwwwwwww」

真尋「お前も知らないの!?」

ニャル夫「おいどうすんだよこれ!?早くこの星から脱出しねぇと暴れまくった分、この星のポリ公が逆襲に…」


バサバサバサ


真尋「……ん?」

ニャル夫「おい相棒!!てめぇさぼってないで俺のホームの入り口探せコラ!!」

真尋「だから相棒じゃないって!それよりも…なんか、こっちに向かって飛んでない?」

ニャル夫「あん?ありゃぁ鳥だろ。そんな事より入り口だ入り口。虱潰しに探せば一つには当た…」

真尋「鳥というより…翼の生えた人間のような…」

ニャル夫「えっ」

ダゴン「天使wwwwwwwwキタコレwwwwwwwwwwお爺ちゃんお迎えの時間かなぁ?wwwwwwwwww」

ニャル夫「知能ある方の奴?俺達捕まえに来る奴?」

ダゴン「えっマジで?ヤバクね?」

ニャル夫「おいおいおいおいヤベェぞマジで!掴まる前に早く入り口見つけねぇと!!」ウィーンウィーンウィーンウィーンウィーンウィーン

真尋「うわぁ!!一斉に扉が開いた!!気持ち悪い!!」

ニャル夫「畜生が!!どこが本物の扉か分かりゃしねぇ!どれも壁じゃねぇのか!!」ダンダンダンダン

ダゴン「馬鹿!そんな分かりやすい所に扉はねぇよ!!この中だよ!!」ガコン

ニャル夫「何で排気口の中に扉作ってんだお前はっ!?出発した瞬間 扉がお陀仏だろうがぁ!!!」


バサバサバサバサ……

ダンッ



真尋「!」ビクッ

ニャル夫「………」

ラグナラ「………」

ダゴン「…………」

ニャル夫「…………おい、少年」

真尋「なっ……何?」

ニャル夫「戦闘になったら、俺が囮になる。その間にお前は…早く宇宙船に入れ…」ジリ…ジリ……

真尋「お前が真っ先に入って行きそうなんだけど…あっ…あれ?こいつ…写真に写ってた……」

ニャル夫「そうだ…!こいつが、何かしらの支配者なのは間違い無ぇ。掴まったらお終いだ。」

ラグナラ「…………」

真尋「この子…顔が真っ赤なんだけど……?」

ニャル夫「火だ…こいつ……火を吐くつもりだ……!急げ少年…ゆっくりと急げ……」

ダゴン≪ニャル夫すぁーん!そろそろ出発してもいいですかぁあああ!?≫

ニャル夫「てめぇ!!一人で逃げようとしているなっ!?させるかぁ!!」



ダキッ


ニャル夫「えっ……」

ラグナラ「……」ギュゥゥゥ……

真尋「………」

真尋「お…おい、そいつ…お前に抱きついてるけど…」

ニャル夫「ばっ…爆発だぁ!!こいつ爆発する気だぁ!!」

真尋「ええ!?爆発するのぉ!?」

ダゴン≪爆発するのぉ!?≫

ダゴン≪それじゃぁ俺はwwwwwwwwすたこらさっさwwwwwwwwさせて貰うぜぇえwwwwwwバイバイキーン!!今まで楽しかったよ!wwwwwwwwww≫

ニャル夫「ははは!!馬ー鹿!!お前馬ー鹿!!!その船の操縦は俺でしかできないようになってんだよぉー!!残念だったなぁー!!」

真尋「じゃぁ詰んでんじゃん!この状況完全に……!」

ラグナラ「……………さま」

ニャル夫「…え?なんだって?」



ラグナラ「私の…王子様!!///////」キラキラキラキラキラ






















ニャル夫「は?」

ラグナラ「ゾンビじゃない!女でもない!私の…私だけの王子様だぁ!!////」キラキラキラ

ニャル夫「おい、ちょっと、何?」

ラグナラ「お話の中で見た…映画の中で見た!まるで白馬のような王子様だぁああ!!/////」キラキラキラキラ

ダゴン≪ぶっふぉwwwwwwwwww白馬wwwwwwwwwwのようなwwwwwwwwww王子様wwwwwwwwwwwwww≫

ニャル夫「おい相棒ぉおお!!こいつ何言ってんだよぉ!!全然分かんねぇんだけどぉ!?」

真尋「いや、多分…気に入られたんじゃないのか?お前が」

ダゴン≪白馬のようなってwwwwwwwwなんなんだよwwwwwwwwww馬面かよwwwwwwwwwwぶふぃひぃwwwwwwwwwwww≫

ラグナラ「あ!この宇宙船で私をこの鳥篭のような星から連れ出してくれるんだね!王子様!!」キラキラキラキラ

ニャル夫「うるせぇ!んなわけねぇっ…だろっ……!離れろコラァ……!!!」ギギギギギギギ…

ラグナラ「やーだー!私!王子様とずっと一緒に居るって決めたんだもーん!!!」ギギギギギギ…

ダゴン≪どう見てもLOの漫画です。本当にありがとうございましたwwwwwwwwwwww≫

ニャル夫「てめぇら!見てねぇで助けろコラぁ!!」

真尋「いや、その子自体には害は無いと思うよ。問題は……」

………

…ワー…

…ワー…ワー…

ワァアアアアアア

真尋「この少女を狙ってこっちに来ている、あいつらだと思うよ」

ニャル夫「えっ?…うわぁあああああ!!いっぱい来たぁああああ!?」

ラグナラ「ぎゃぁああああああ!!ゾンビィィイイイ!!」

真尋「それはあまりに酷すぎないか?一応君を崇拝している人たちなんだよ?」

ニャル夫「んな事してられねぇ!早く宇宙船に入るぞ相棒!」

真尋「だから相棒じゃないって…」

ラグナラ「……」ギロリ

真尋「!?」

ニャル夫「だからてめぇは…!離れろぉおお……!!」

ラグナラ「やだぁー!!ゾンビ怖い!!ゾンビ怖いのぉおお!!」ビエーン




ウィーン  バタン


ダゴン「おっすおっすwwwwwwwwようやく来たっすかwwwwwwwwww」ポチポチポチポチポチ ガコーンガコーン  ガチャガチャ

真尋「すごい色々といじくってる…」

ニャル夫「おい!てめぇ何勝手に操縦しようとしてんだ!マジ完全に俺達置いていこうとしていたなっ!?」

ダゴン「いやぁ本当wwwwwwwwマジでどこ押しても何とも言わねぇwwwwwwwwwwww壊れてんすか?wwwwwwwwwwww」ポチポチ ガコーンガコーン

ニャル夫「押すのを止めろぉ!!だからそれは俺でしか操縦できないようになってんの!どけぇ!!」ボコッ

ダゴン「インスマウス!!」メコッ

ニャル夫「くそっ、色々といじくられているせいで起動した時が怖い…って!だから離れろって言ってんじゃねぇか!」

ラグナラ「王子様カッコいい!こんな複雑な機械も動かせるんだぁ!!」キラキラキラ

ニャル夫「くそっ!まぁいい…起動!」ブワッ

ダゴン「眩しっ!!溶ける!!」

真尋「何が溶けるんだよ」

ニャル夫「畜生!このガキが居るせいでアイツらにも追われるし…!スイッチも一々戻さなきゃいけねぇしで最悪だ!」

真尋「………」

ニャル夫「おい!窓と入り口の確認だけしてこい!今から発射するから準備だけは万全に…」

ダゴン「え?そのガキ マジで連れて行くんすか?」

ニャル夫「……ん?」

ラグナラ「………」ジー

ニャル夫「…………」

ニャル夫「……そういえば、こいつをあいつらに引き渡せば全て済む話なんじゃないか?」

ラグナラ「!?」

ダゴン「ちょwwwwwwwwwwwwI☆MA☆SA☆RA!?wwwwwwww」

真尋「…元々、この子もこの惑星の住民だしね。」

ニャル夫「そうと決まれば急ぐ必要もねぇな。あいつらがこの宇宙船に来るまで待ってみるか」

ラグナラ「………」ウルウル

ニャル夫「とりあえず相棒、戸締りの確認だけはしといてくれ。宇宙での空気漏れが一番怖いからな」

真尋「はいはい分かっ……」

真尋「……おい、あいつら休憩し始めたぞ。」

ニャル子「ファッ!?」

ダゴン「ファーwwwwwwwwwwしかも写真見てまったりしてやがるwwwwwwwwww全く動かねぇええええwwwwwwwwww」

ニャル夫「体力無っ!あいつらどんだけ体力が無いんだよ!!」

真尋「まぁ、あんな不健康な身体してるしねぇ。」

ニャル夫「何であいつらあんな緊張感が無えんだ!?殺されてぇのかぁあ!!」ガンッ   ポチッ

ニャル夫「あっ」



ウィィィィィン

真尋「ん?何あれ砲台?」


ボンッ



カッ



チュドォォオオオオオオオン!!



ニャル夫「」

真尋「」

ダゴン「ちょっwwwwwwwwテラ一網打尽wwwwwwwwwwwwww一発で散らすように全員吹っ飛びやがったwwwwwwwwwwwwww」

ニャル夫「」

ラグナラ「……!」パァァアア

ラグナラ「王子様!だぁーい好き!!」ダキーッ

ニャル夫「」

真尋「」

真尋「逃げよう ニャル夫」

真尋「多分、もうこの子渡しても絶対許してくれない。逃げよう。」

ニャル夫「……うん」

ニャル夫「そうだな!よしっ!エンジン点火!発射までちょっと時間かかるぜ!」

ダゴン「やっとwwwwwwwwwwこのクソったれな惑星からwwwwwwwwwwさよならバイバイwwwwwwwwww絶対なってwwwwwwwwやるぅぅううwwwwwwww」

真尋「は……ははっ…もう……落ちる所まで落ちよう……」フラァ……


ブゥン

≪フューマノイドシステム起動完了。お久しぶりです。ニャル夫様≫

ニャル夫「久しぶりだなマイホーム!早速だが、この星から早急に脱出を……」

≪警告、警告、猛スピードでこちらに近づいてくる敵性反応≫

ニャル夫「何っ!?」

真尋「あんなゾンビだらけの中で、猛スピードに走れる奴が居るのか…?」

ニャル夫「マイホーム!映像を出してくれ!」

ブオンッ

ニャル夫「!?  女じゃねぇか!?」

ダゴン「しかもwwwwwwww年は女子高生くらいwwwwwwwwwwボヤッキー歓喜wwwwwwwwボヤッキー換気wwwwwwwwww」

ラグナラ「………あっ…」

ニャル夫「何だ?どうしたんだ」

ラグナラ「あっ……アズ……!」

真尋「アズ…?この人、アズっていうのか?」

ダゴン「アズwwwwwwwwニャンwwwwwwニャンwwwwwwアズニャンwwwwwwwwニャンwwwwwwww」

ダゴン「もぉー先輩ぃー、ちゃんと練習してくださいよぉー(裏声)」

ニャル夫「うるさいぞダゴン!誰の真似してんだよお前!」

ダゴン「アズwwwwwwニャンwwwwwwwwですwwwwwwwwニャンニャンwwwwwwwwww」

ダゴン「もぉー、しまいには怒りますからねぇ。先輩ー(裏声)」

ニャル夫「よし、お前降りろ。あの女と闘ってこい」

ダゴン「ふざけて大変申し訳ございませんでした。」

真尋「ねえ、こいつかなり物騒な武器大量に持ち込んでるんだけど…確実にこの宇宙船壊しにくるつもりだぞ」

ニャル夫「間違いなく狙いはこのガキだな。さて、どうするか」

ダゴン「んなもん、また一発ぶちこめば良いんじゃね?」ガコン



ガタン


ビィィイイイイイイイ




ドカァアァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!



ダゴン「こんな風になっ!!!!!!!」



真尋「ビームが銃火器と爆薬に衝突して爆発したぁああああ!!」


ブオンン


真尋「うわ生きてる!しかも生きてるよあの人!!軽装になって確実に僕達を殺しに来る目をしているよ!!」

ニャル夫「マイホーム!出発まで後何秒だ?」

≪あと、1時間前です。≫

ダゴン「間wwwwwwにwwwwww合wwわwwwwねwwwwwwwwwwえwwwwwwwwww」

真尋「どうすんだよニャル夫。もう完全にこの子渡しても生きて帰してはくれないぞ!」

ニャル夫「あん?デウス・エクス・マキナ使えば2秒で出発は出来るぞ?」

真尋「2秒で出発!?」ガビーン

ダゴン「だったらwwwwww最初からwwwwwwそれ使えwwwwwwwwっていうwwwwwwww」

真尋「それじゃぁ、早くそれを使った方が…!」

ニャル夫「まぁ待て、あの女がここに来るまでまだ時間がある。その前にこのガキにケジメをつけさせる必要があるからな。」カチン

ニャル夫「おいガキ、今、デウス・エクス・マキナを別途エネルギーに挿した。後はボタンを押せば2秒でこの星とはオサラバだ。」

ニャル夫「だがな、一つだけ言っておきたい事がある。あのゾンビも、あの女も、お前を連れ戻すためにここまで来た。」

ラグナラ「………」

ニャル夫「あいつらは、それ程お前の事が大事なんだ。だけど、お前はそれを裏切ろうとしている。」

ニャル夫「お前は、あいつらの思いを完全に裏切れる。その覚悟があるのか?」

ラグナラ「………」

ラグナラ「……」

ニャル夫「裏切ったら、もう二度とこの惑星には帰れない。それ程の思いが、お前にあるか?」

ラグナラ「………」

ラグナラ「……アズはね、何万年も前から私の世話をしてくれたの。」

ラグナラ「勉強も教えてくれたし、毎日遊んでくれたし。御飯も作ってくれた。」

ラグナラ「……だけど、絶対にお城の外には出してくれなかった。」

ラグナラ「きっと、きっとね。アズは私の事大好きだと思うし、私もアズの事は大好きだよ。」

ラグナラ「…………でも」

ラグナラ「ずっと!!ずっと鳥篭の中なんて嫌!!!」

ラグナラ「私は外の世界を見て行きたい!!この翼でどこまでも飛んで行きたい!ずっと、ずっと広いこの宇宙を!!だから!!私は!!!!」

ラグナラ「アズの元から!!飛び立っていくのぉ!!!!」  ガチン

ニャル夫「ばっ……勝手に押すんじゃねぇ!!!」

                      !L
                      l l
                 、    l ..l
                  リ、   l  l  |.l
                  }ヽ. i、.!  . l ! l
                   ! ヽ.|゙i}  .l│ !
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...  ...         l、   l.  ヽ l.ヽ|           ネ .!./|        ~`"゙''ー- 、
. :;:;'r-=´へ  .. ... .. .゙ぐ、,  .ヽ  .゙'レ'l|                |" l
/ / '::... `:.\、    ヽ \ ヽ  ゛               l .、. .. ..   ..:    . .
.::"/::..`._ ;'".へ'´`yヽ√´ヽ \ ヽ                / /lゝ . : .:,ハ. .. ..   .. : :

 "`''''''ー――-´--------ヽ  \'、    .. /⌒i           |./ l  ,iリ,フ;:,'ゝ------‐―
   . : ..: .:. 、,、w..:、,、、,、wヽ,  .\、_,,..、 .|  / ,..-、     ″ ! ,i'゙/ フ.:;ilゞ,ハ.:.....:.,ヘ..::::
,、,、,、wリ゙W゛jリwj从リj"W゙リwリ゙W\  .゙ l   l | /´ l,、_ノ ,        l゙./ ./ヘ;;ハバゝ;>.:,ハ';'ヽ、
 从;: `:、リ゙W゛jリw''、`'.、,:`:,,‐'゛\ヽ,  |  i' '´_,,、           ド  !ノハil;:ヽゝ ノハil;:ヽゝ
`wリ゙W゛jリwj从リj`'.、-='´  _,ywj\' !、 .|  し''´ 」           !  ,, ノノ ノ'ノ,'ハハゝ
.wj从リj`'.、 ,:,-‐'゛,,vw-‐W゛w从 Wヾ'!l|  ,,.-''´  .         l .,/ !ハ';'ヽ..::...,ヘ、ハ.:;>
 ̄~^ ̄^ ̄ ̄~`^゙'、,゛jリw :;.:".:;.:'、,,,_ `'、| .|      ,、 r‐'l .r、、'"  ^フヽハil;:ヽハ,ハ';'ヽ、

'' ゚   ;~ ,;    ww:,、v、从リjw`'-,`"".l、_ノ     i ゙l.| ゙l / l゙    ,i′ハl; ノハil;:ヽゝフ
           `゙''、::wj,、,、,、从リj`'-、      │ ゙l | |/ l゙    /l;:.'ilハil;: ノ'ノ,'ハハ,ゝ
  ~' ',;   ''"'     、,,'.、゛jリwj__ミッ      ゙l,,ノ '"│ /    ,,,,,ニ=-ハl;:.'ilゞヾベ .:;
~              ``'‐;.:".:;.:'"゙:`'''ー┐ .___´  .l゙ l゙__z-⊥';'ヽ、 .:;>ヘ:..::ハ::

     ~' '  ,;''        ~'ー:;.:;;wリ゙、从リj"::.:;.:'lilベ: \,l゙ツノノ;:'ハ;;:.ノハil;:ヽゝ li>ノハハ

           ~'   '      ``リ゙ jリwj从jr、'^  シハノシ;:,';:, ノノハハl;:.'ilゞヾノvノ;:,l'
~         '゚   ;  ~' ',;''       `゙''、:w从jリ 彡ハハノ;;:, フノ;:,'ハノハハレ;;:ノノハハ
   ~' ',;''                     `゙'':::..wj 彡ヾ;:ノハハレ;:,.'ilヾ ノノハハノノ;:'ヘ;;ハハ


ドゴォォァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!

アズ「!?」

アアアアアアアアアアアアアアアアアアア

アアアアアアアアアア

アアアアアア

アア……


アズ「前兆も無しに……急発進……した……だと……」ガタリ


真尋「ああああああああああああああああああああああああ!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ニャル夫「ああああああああああああああああああああああああ!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ラグナラ「きゃぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!」ダキー

ガガガガガガガガガガガッ

ダゴン「おぼえりゃジャおいf時オアウェfじお亜sdfghjkl;あだfじょrgふぃおさだsd!!!!!!!!!!!!!」

チュドドドドドドドドドドドドド

真尋「またこうなんのかぁぁああああああああああああああ!!!!!」


アズ「……………」

アズ「ふふ……ふふふふふふ……」

アズ「連れ去られた……連れ去られてしまった……!」

アズ「愛の障害は…とてつもなく高いというわけなのですね…ラグナラ様…」

アズ「絶対…絶対に助け出してみせますから……」

アズ「私達の愛を裂く奴らは…皆殺し………」

アズ「うふ……うふふ………」

アズ「うふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふふ」


ニャル夫「ああああああああああああああああああああああああ」

チュドドドドドドドドドドドドド

真尋「ああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

チュドドドドドドドドドドドドド

≪ブラックホール発生、ブラックホール発生。シートベルトをお締めして、姿勢正しくお座りください。≫


真尋「ああああ……ブラックホール発生!?」

チュドドドドドドドドドドドドド

ダゴン「姿勢正せねぇwwwwwwww座れねえwwwwwwシートベルトwwwwwwwwできるわけwwwwwwwwねぇwwwwwwwwww……オボォアアア!!!」ゲロゲロ

チュドドドドドドドドドドドドド

≪ブラックホールに、突入いたします。≫


ニャル夫「ああああああああああああああああああああああああ!!!」

チュドドドドドドドドドドドドド

真尋「あああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

チュドドドドドドドドドドドドド







カッ

コオオオオオオォォォォォォ……







.


ニャル子「!!」

「これは……銀河系郊外で人工的ブラックホールが不自然に発生しています。」

クー子「ニャル子……これは……」

ニャル子「……ええ、掴めましたね。真尋さんの位置が」

ハス太「ニャル子ちゃんのお兄……野良のニャル夫容疑者は、デウス・エクス・マキナを持っている筈だから…」

ニャル子「ブラックホールを作る事だって容易い筈です。つまり、このブラックホールの発生条件さけ掴めれば!真尋さんに会えますよ!!」

ニャル子「ああっ…真尋さん……私があの野良ニャルラトホテップから救い出してあげますから…!」

クー子「ニャル子の為なら……少年も助け…る……」

ハス太「ぼっ僕だって!真尋くんを助けるんだ!」

ニャル子「よぉーし!では行きますよ!!どんな時だっていつだって愛は勝つんです!!」

ニャル子「真尋さぁーん!!待っててくださいねぇー!!」


【アンドロメダ銀河 第三十七区 座標不明】

真尋「……………」

ニャル夫「……………」

真尋「……ここ……どこなんだろうな……」

ニャル夫「さぁ……どこなんだろう……」

≪座標確認。アンドロメダ銀河第三十七区、惑星保護機構の管轄内ギリギリです。管轄外まで移動しますか?≫

ニャル夫「ああ…じゃぁ頼むわマイホー…って、待て待て待て!デウス・エクス・マキナ!デウス・エクス・マキナ!!もうそれ今使うな!!」

ラグナラ「ふにゃぁぁぁ~……王子様ぁ……」グデー

ニャル夫「ええい離れろ!元と言えばお前が俺達が座る前に発射させたんだからな!」

真尋「ああ……あれだけの衝撃波で…首が胴体に繋がってる……夢じゃないだろうか……」

ダゴン「」

真尋「ああ…こんな新しい酷い顔が見れるって事は…夢じゃないなぁ…」

ニャル夫「ったく…あんなの二回も喰らったら完全に内臓が破裂しちまうぞ」

≪管轄外に突入しました。最善ルートを割り出し、前進します。≫

ニャル夫「おおぅ…本当にギリギリ管轄内だったんだな。」

ラグナラ「…………ねぇ、王子様。ここ…本当に外の世界なの?」

ニャル夫「ああ、そうだ。少なくともお前が居た灰色の砂漠の星からは脱出できたぞガキ」

ラグナラ「むぅ~…。私はガキじゃないよ!ちゃんとラグナラって名前があるんだから!」

ニャル夫「俺だって王子様なんて名前じゃないぞ。ニャルラトホテップ夫って名前があるんだからな」

ラグナラ「ええと…ニャ…ニャララ…ニャラルト…ホタテ……プオー?」

ニャル夫「言いづらいか。そうか。ちゃんと名前を最後まで言えないと返事しないぜ」ニヤニヤ

ラグナラ「ニャ!ニャニャニャニャ!ニャニャニャニャ!!」

ニャル夫「諦めるんじゃねぇよ!?ちゃんと言えよ!!猫かっ!」

真尋「……いじわるしないで、ニャル夫って言わせれば良いんじゃないのか?」

ラグナラ「ニャル……夫……。……ニャル王子様!」

ニャル夫「何か猫みたいで嫌だなぁそれ」

真尋「元の名前から猫みたいだろ」

ニャル夫「まぁ、俺の自己紹介が終わった所で…次にこいつらの…」

ラグナラ「興味ない」

真尋「なっ…!」

ニャル夫「興味なくても覚えてもらうぞ。こいつは俺の相棒の八坂真尋だ。」

真尋「違う」

ニャル夫「そんで、こっちに寝ているのが………………ダンゴ…うん。ダンゴくんだ。」

ダンゴ「ッ!!」カッ!

ダンゴ「復wwwwww活wwwwwwwwww」ガバァ

ダンゴ「ダンゴじゃねーしwwwwwwダンゴじゃねぇーし!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwダゴンだしwwwwwwwwww」

ダンゴ「人の名前を覚えられない池沼wwwwww可哀そすwwwwwwwwww」

ニャル夫「うるさいぞダンゴ!みたらしにつけるぞ!」

ダンゴ「おっ?やんのかロリコン?」

真尋「………はぁ」





真尋「(こうして、僕とニャル夫の他に新しく入った二人の仲間)」

真尋「(正直、あまり仲良くなれそうにも無いけど…これからどうなるんだろうか。)」


真尋「(きっとそれは、神様も分からない事に違いない。)」




【幼女を中心に愛を叫ぶ】……終

今日はここまで。次回は後日に投下致します。

再開します

☆シャンタッ君が語るこれまでのあらすじ☆

シャンタッ君「みぃーみみぃーみぃーみみみーみみー」

シャンタッ君「みみみ?みみぃー!みみみ、み、みみー!」

シャンタッ君「みっみみっみみみみみ!みみみみみみーみーみみー!」

シャンタッ君「みーみみみみみ。みみーみみみ……みみ…」

シャンタッ君「みーみみっ!みー!!みみみみ!みみー!!みみみみみ!」

シャンタッ君「みみみーみ・みーみみ!み!みみみみ・み・みーみみ!!」

シャンタッ君「みみみみみみー!みみみ!」ドンッ


<オツカレッシター




カポン


ダゴン「着wwwwwwぐwwwwるwwwwみwwwwwwあwwwwちwwwwwwwwwwいwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ダゴン「やってられっかwwwwwwwwやってられっかこんなもんwwwwwwwwww」 ブン  ドシャァ




【三人のおじさんの淫夢】……始

~ニャル夫宇宙船~

ガララ

ダゴン「ただいまぁーwwwwww」

ニャル夫「おい!何してたんだよお前!!///トイレにしちゃぁ長かったなぁ~?/////」

ダゴン「うるせwwwwこの昼間っから酒飲む駄ニートがwwwwwこちとらwwww仕事してたんだよwwwwww」

ダゴン「ひれ伏せwwwwwフリーターの俺にひれ伏せwwww愚民共wwwwwww」

ラグナラ「何よぉー!///ニャル夫はぁー////王子様っていう役職があるんだからねぇー/////」グデー

ダゴン「王子wwwプwリwwンwwスwwwwwだwwwせwwwwえwwwwww」

ラグナラ「この主要都市ラグナラ王国の主、ラグナラの王子様なんだからぁー//////立派なお役職なのよぉー!///馬鹿にすんなー!!////」

ダゴン「数万年も引きこもってた奴が何か言ってるwwwww何か言ってるよこの引きこもりぃwwwwww」

ニャル夫「そもそも俺王子じゃねぇし!!宇宙を股にかける大悪党だぜ俺は!」

ダゴン「宇宙をww股にwwwかwけwるwwwww久しぶりに聞いたわwwwwそのキャッチフレーズwwwww古っ!!!!!」

ニャル夫「なんだとぉ?嘘じゃねぇやい!俺は宇宙の核エネルギー、デウス・エクス・マキナを手に入れた宇宙世紀の大悪党だぞ!なぁ?相棒!!」

真尋「……だから……相棒……じゃ………」フラァ……

真尋「……オエ……気持ち悪い……」パタリ

ダゴン「やっべwwwwこいつめっちゃ酒飲んでんじゃぁーんwwwww未成年なのにwwwわっるぅいwww」

ニャル夫「凄く積極的に飲んでたもんなぁ。よほど忘れたい事だったんだろうよ。地球での事が」

ラグナラ「んー…///確か、宇宙国際指名手配にされてぇ////地球の偉い人に散ってくれって言われたんだっけ?////////」

ニャル夫「ああ。デウス・エクス・マキナに関わった瞬間に地球全体が被害被る可能性も出てくるらしいからな。」

ダゴン「ちょwwwwさっき俺がこれまでのあらすじを読んでたのにwwww仕事とんなよwwwwwクソニート共wwwwww」

ニャル夫「しっかし…今まで二回くらい使ったけど、やっぱすごいぜこのデウス・エクス・マキナって奴は」 キラン

ダゴン「俺そいつのせいでwwww一回wwwwマジ死に掛けたwwww死んだ兄さんが見えたぜぇぇwwwwうぇwwwうぇwwww」

ラグナラ「王子様がそのデウ……マッキナーを持ってたおかげで////私も王子様に連れられて外の世界にぃ//////」

ダゴン「うっはwwwこのガキさっきからうぜぇwwwwさっきから王子様王子様てwwwwww酔ってんのかwwwww」

ニャル夫「お前はそこら辺に転がってる酒の缶が見えんのか?これ8割はこいつが飲んだんだぞ」

真尋「うぇぇ……吐きそう………」

ダゴン「お前はwwwwそんなになるまでwwwwどんなに飲んでんだwwwよwwwwww未成年だろてめぇwwww」

ニャル夫「焼酎を一気飲みして吐き出した後、ずっとこんなんだな」

ダゴン「馬ww鹿wwwかwwwwwこいつwwwww馬wwwwww鹿wwwwwwかwwwwwwww」

ダゴン「せめて水で割れよwwwwww焼酎をロックとかwwwww脳がツルッツルとしかwwwwwwうぇひひぃwwww」

真尋「うるさいなぁ……声が脳に響くから黙ってて………そもそも僕…酒の知識なんてないんだよ……」ズキ…ズキ…

ダゴン「何ww故w飲wんwだwしwwwwwなら、何故飲んだしwwwww」バリバリバリ

ニャル夫「おい!お前それ乾燥うどんだぞ!?そのまま食う奴じゃねぇぞ!?」

ダゴン「うるせぇwwwww宇宙食なんてみんな乾燥してんだよwwwww畜生wwww味しねぇwwwwww」バリボリバリ

ラグナラ「王子様ぁ……チューしてぇ…//////」

ニャル夫「だが断る!」

ダゴン「すげえwwwwうどんが腹の中でどんどん膨らんでいくwwww新感覚wwwwww」

ニャル夫「胃液の水分吸ってるから良い事だとは思えないが…」

真尋「あー……水飲んだら少し気分良くなってきた……」フラフラ

ニャル夫「おっ、お前その水飲み干したのか。」

真尋「勝手に飲んで悪かったよ…。でも、やっぱりまだ頭痛がする…」ズキ…ズキ…

ニャル夫「そうか。飲み干したのならここで2つほど報告したい事がある。」

真尋「……この広大な宇宙に漂ってから一週間。ようやく何か起こったのか?」

ダゴン「なんすかwwwwそこで寝てるガキでも孕ませちまったんすかwwwwww?」

ニャル夫「ふんっ!」バキィ

ダゴン「ラグ・クラフゴ!」メシャァ

ニャル夫「まぁ、正しく言うと良いニュースと悪いニュースだが…どっちから聞きたい?」

ダゴン「ぶったねwwwww親父にもwwwwwwぶたれたことwwwwwないわけねぇけどwwwwwいwwてwwえwwwww」

真尋「……できれば、悪いニュースから聞きたくないけど…まぁどっちでもいいよ」

ニャル夫「そうか。じゃぁ良いニュースからだ。マイホームによると、近くに酸素のある惑星を発見したそうだ。そこで物資を調達する。」

ニャル夫「そこに着くのは一週間後だ。お前等準備だけはしておけよ。」

ダゴン「マジっすかwwww今度は墜落とかしねぇっすよねぇ?wwwww」

ニャル夫「さすがにガソリン7トンは中々無くならないだろー。十分着陸するまでの燃料はあるよ。」

真尋「へぇ…。それじゃぁ、悪いニュースっていうのは?」

ニャル夫「相棒がその水を飲み干した瞬間、この船の食料は完全に底をつきました。」

真尋「…………」

ダゴン「……………」

ラグナラ「…………」

真尋「……はぁぁぁあああああああああああああああああ!!!!!?????」

ダゴン「ちょwww一週間食料も水も抜きとかwwwww」

ラグナラ「んー…?なになに?王子様何か言ったぁー?」

ダゴン「おじちゃんがww三行でwww説明しようwwwwww」

ダゴン「グ

    グ
    レ」

ラグナラ「あー…食料が尽きたのね。調達は?」

ニャル夫「一週間後に、酸素のわる惑星へ」

ラグナラ「へぇー…私の知らない、新しい惑星……くく…ぷぷぷ……!」

ラグナラ「やったぁああー!!一週間御飯我慢するだけて新天地にいけるんだぁー!!わぁーいわぁーい!!」

真尋「ちょっと待て!!一週間!?一週間のまず喰わずでここに!?完全に死ぬだろそれ!?」

ラグナラ「何言ってるのよ。普通は食べなくても死なないでしょ?」

真尋「死ぬからな!!お前等は知らないけど、俺達人間は餓死という概念があるからなっ!?」

ダゴン「俺達www死なねぇwwwwだってwwwだって僕らはwwwww」

ニャル夫・ダゴン「「邪神(宇宙人)だから!!」」

真尋「くっ…!こいつら……フォークで刺してぇ……!」

ニャル夫「まぁ、俺もお前が死んだら困るしなるべく急ぐつもりだ。心配はするな」

ダゴン「あの星についた頃にはwww真尋たんwwww前の星のゾンビに大☆変☆身!!wwwwww」

ダゴン「えっ…?ちょっと待って。食料が尽きたということは……」

ダゴン「……盗m……買いだめしておいた、マーチのコアラも消滅?」

ニャル夫「消滅というか、空になったな」


ガラララ   ←扉を開ける音

ダゴン「イヤァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

イヤァァアアアアアア……

イヤァァァァァァ……

イヤァ…

真尋「おい、何とかならないのか?デウス・エクス・マキナを使ってすぐに着くとかはできないのか?」

ダゴン「そうだよニャル夫っすぁん!!一週間もコアラを絶ったら、ダゴンくん消滅しちゃうよぉ!!」

ニャル夫「できない事は無いが…この距離だと途中でブラックホール発生してまた別の銀河系にワープするぞ」

ニャル夫「いや、ブラックホールが発生したと同時に目的地の惑星も衝撃でぶっ飛ぶな。跡形も無く」

ダゴン「」フゥ…

真尋「ダゴンさんの体が透け始めた!?」

ラグナラ「あれ?でも私の惑星を脱出した時には、別に惑星には損傷大きく無かったような。」

ニャル夫「ああ。それは別途エネルギーに挿したからな。あれでも結構エネルギーを抑えてたから惑星自体に大きなダメージは無かったんだ」

ダゴン「イエス!」ブオンッ

真尋「うわっ鮮明になった!」

ニャル夫「だけど、お前が勝手に押したせいで別途エネルギーも故障しちまったよ。」

ラグナラ「ぅ……ごめんなさい」シュン

ダゴン「サヨウナラウツクシキセカイ」 サラサラサラ……

真尋「今度はじょじょに体が光と共に消え始めた!!」

ニャル夫「まぁ、でも確かに一週間もかかったら保護機構に見つかっちまうかもしれないな。」

ニャル夫「ちょっと、他の方法も考えてみるか。」




~一週間後~




ニャル夫「考えてる間にいつの間にか惑星が目の前になったな。」

ラグナラ「やっぱり、一週間なんてあっという間なんだね」ギュー

真尋「」

ダゴン「」←消滅

ニャル夫「まぁ、着いたのは変わりないし、良いだろ」

ニャル夫「おーい!新しい惑星についたぞー!お前等準備しろー!」

真尋「」

ダゴン「」

ニャル夫「あー…やっぱり一週間は相棒には長かったか。どうすっかなー」ポリポリ

ニャル夫「……ん?」

ニャル夫「ソファーの下にマーチのコアラが…1個残ってる…」

ダゴン「」サラサラサラ

ニャル夫「ダゴンの奴が一箱こぼしたんだな。丁度良い、相棒に食わせるk…」

ダゴン「完☆全☆復☆活!!!!」ドォーン!!

ニャル夫「うぉっ!危ねっ!」ヒョイ

ダゴン「くっくっく…!!マーチのコアラが一つ残っていたのならば…都合が良い…!!そいつを渡せぇ!!ニャル夫ぉ!!」

ニャル夫「いつも草を生やしてる奴が、何でこんな時に限ってシリアス顔になってんだよ!!!」

ダゴン「ダゴン!マーチノコアラ!ダイスキ!!ソレヲクレルニャルオサンモ!ダイスキ!!」

ニャル夫「青い海からやってきたまんまるお腹の女の子の言い方しても駄目!!」

ダゴン「さぁwwwそれを渡すでござるwwww渡すでござるwwwww」

ニャル夫「黙れそこをどけぇ!!お前より相棒の方が重傷なんだよぉ!!」

ダゴン「うるせぇ!!wwwクトゥルフディフェンス!wwww」ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン

ニャル夫「くっ…!!すげぇ邪魔!!!!」

ダゴン「我、源のコアラ。欲する。寄越すがいい。我の源を」ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュン

ニャル夫「高崇そうな顔をしても駄目!!」

ダゴン「スピードアップwwwwクトゥルフディフェンスマーク2!!wwwww」バババババババ

ニャル夫「!?  速すぎて分身してるように見える!」

ダゴン「はぁーはっはっは!さぁ観念してそれを渡すでござるwwwwそのコアラを俺の養分にするでござるwwwww」バババババババ

ニャル夫「ぐっ!駄目だ!お前がこれを食べたら…相棒はどうすれば良い!」

ダゴン「大丈夫でござるwwwww明日にはウンコになって出ているからwwwww」バババババババ

ニャル夫「出ているから何!?それを食わせるつもりかぁ!!!!」


≪着陸態勢に入ります。安全の為、シートベルトをお締めしてください。≫

ニャル夫「えっ」


ゴゴンッ!!

ニャル夫「うわぁあああ!!やべぇええ!!揺れるぅう!!!」ガガガガガガ

ダゴン「うわぁぁあぁあああああああああああ!!!」  パァーン

ダゴン2「ああああああああああああ!!!」

ダゴン3「おばぁああああああああああ!!」

ニャル夫「お前マジで分身してたんかいっ!!!」






シュゥ~……

ニャル夫「痛てて……ダゴンのせいで思いっきり腰打った……」

ラグナル「王子様ぁ!大丈夫!?」カチン

ニャル夫「お前はチャッカリシートベルトしてたんだな…あっあれ!?マーチのコアラは…」

ダゴン1「取ったでござるwwww」

ダゴン2「食べるでござるwwww」

ダゴン3「山分けでござるwwww」

ニャル夫「やべぇ!あいつの手に渡ってたぁ!!」

ダゴン’s「「「では!いざご開帳ぉー!!!」」」パカァー


マーチのコアラの中身←ティッシュ


ダゴン1「………」

ダゴン2「え……?何これ………?」

ラグナラ「あー!それ…後でゴミ捨てようと思って入れた鼻かみティッシュー!」

ニャル夫「はっ!?つー事は一週間も放ったらかしにしてたのかお前は!?ちゃんと捨てなさい!」

ダゴン’s「「「…………」」」

ダゴン's「「「さようなら…僕の……大切な友達……」」」サラサラサラ……

ニャル夫「分身が一斉に消え始めた!!」

真尋「う……うんん………」

ニャル夫「!! 相棒ぉおおおー!!!」

真尋「う……ん…………」

ニャル夫「相棒!?大丈夫か!?相棒ぉー!!」

真尋「お腹……空いた……」

ニャル夫「ああ、そうだなお腹空いたよな。大丈夫だ。今から街に向かって食料を調達しに行く。」

ニャル夫「…前に、たらふく御飯を食べに行こうな。どこに行きたい?俺が全部奢ってやるよ」



サラサラ…

サラサラサラサラ……

ダゴン's「「「マジっすか!?あざぁーっす!wwwwwじゃぁシースー行きましょうよシースー!!wwwwww」」」

ニャル夫「お前には言ってないだろ。それにこの惑星に寿司なんてそんな大逸れたもん……ちょっとまてお前増えたままじゃねぇか!?そのまま飯を奢らせるつもりだったのか一人に戻れ!!」



【アンドロメダ銀河  第56区 第12惑星系列 座標不明 名称不明の惑星   下北沢王国】

真尋「……っ!!…………っ!!!!」ガツガツガツムシャムシャ  モグモグモグ

ラグナラ「そんなにガッツいて食べて…そんなにお腹空いてたのか知らないけど、下品な食べ方ねぇ」ニギッ パク モチャモチャ

ニャル夫「さすがにフォークも使わず素手でスパゲッティ食ってるお前には言われたくないと思うぞ」

ダゴン's「「「てめぇwwwここwwwファミレスじゃねぇかwwwwwwテラファミリーズwwww」」」

ダゴン's「「「シースーwwwwつったのにwwwシースーwwつったのにwwww裏切ったな……僕の気持ちを裏切ったなぁ!!」」」

ニャル夫「うるせぇ!だったら喰うなお前らは!」

ダゴン's「「「こうなりゃwwwwやけ食いwwwwしまくりんぐwwwwwwこのメニューの端から端まで全部頼んでwwwwお前の財布をデストロイwwwwww」」」

ニャル夫「おいやめろよ、調達資金も多くないんだから。というかいい加減人数減らせ」

ダゴン's「「「知らねwwwww俺はwww俺のやりたいことをwwwwやらせていただくぜぇwwwww」」」

ガチムチ「ちょっとそこのお兄さん。」

ダゴン's「「「うっはwwwww何このガチムチwwwwナイスガイがこのナイスガイに何の用だよwwww」」」

ガチムチ「ちょっと裏に来てくれないか?」

ダゴン's「「「……………」」」


ダゴン1「おい……お前行けよ……」

ダゴン3「やだよ……お前行けよ……」

ダゴン2「いやいやいや、何言ってんだよ…。俺も嫌だよ。ニャル夫が行けよ」

ニャル夫「えっおっ…俺ぇ!?」

ガチムチ「悪い。君はちょっと好みじゃないんだ。この三人の内誰かに来てほしいんだけど……」ウィンク

ダゴン1「おい……こいつヤベェよ…」

ダゴン2「ニャル夫さん、食い逃げしても良いから逃げようぜ?」

ダゴン3「頼むよニャル夫さん……俺……死にたくねぇよ……」

ニャル夫「あー…何の用かは分からんが、アンタについていくのは悪いが遠慮願いたい。失せてくれ」

ダゴン2「さっすがニャル夫さん!俺達の言えない事を簡単に言ってのける!!」

ダゴン1と3「そこに痺れる!憧れるぅ!!」

ガチムチ「そんな事言うなよ。ここの御代は俺が払っておくからさ。」

ニャル夫「どうぞお持ち帰りください。」

ダゴン's「「「てってめぇ!!!!!!!」」」

ガチムチ「それじゃぁ……行こうか。」ズルズル

ダゴン1「やっやだぁあああああ!!助けてぇええ!!殺されるぅううう!!ママ!ママァアアア!!!」

ニャル夫「くっ!すまないダゴン……俺がふがいないばっかりに…」

ダゴン1「てめぇよくそんな事が言えたなぁ!!さっきの一瞬で俺を売ったくせによぉ!!」

ダゴン2「さようなら1号wwwwwお前の事はwwwww忘れねぇwwwwww」

ダゴン3「俺達の分までwwwwwお楽しみにwwwwwwうぇwwwwうぇwwwwww」

ダゴン1「てめぇら!俺の片割れのくせによくもそんな事が言えたなぁ!?やだぁ!!やだぁあああ!!小生やだ!!あああああああああああああああもうやだぁあああああああああああぁぁぁ……」

バタン

キィー…キィー…

ニャル夫「…………」

ラグナラ「…………」ズルズル

ラグナラ「……んで、なんであいつ連れてかれたの?」

ニャル夫「俺達の飯代の為に、犠牲になってくれたのさ。」

ラグナラ「ふぅーん」モッチャモッチャ

真尋「ふぅ……やっと落ち着いてきた……。」

ニャル夫「おっ、正気に戻ったか相棒。」

真尋「だから相棒じゃないって……うおっ?どうしてダゴンさん二人になってんの?」

ダゴン2「さっきまで俺達が三人であった事を君は知らない」

真尋「は?どういう意味?」

ニャル夫「気にする事は無い。ところで相棒…この惑星に来てから、何か気になることは無いか?」

真尋「気になる事?……うーん……。あそこに何故かBLEACHの漫画が置いてある以外は…見た感じお店には男しかいないね。」

ニャル夫「ああ。男しか居ない。この惑星は…男しか居ないんだ。」

ダゴン2「そゆことwwwwwwwwつまりwwwwwwこの惑星は男と男で恋をして繁殖するwwwwカタツムリみてぇな星wwwww」

ダゴン3「しかもwwww性別1個しかねぇからwwwwオープン性欲wwwwまるでコミックCIELの世界wwwww」

ダゴン2「ばっかwwwwガチムチしか居ねぇから正しくは薔薇族の世界だっつのwwwww」

ダゴン3「そうだったwwwwしかも住民全員が全www裸wwww何このカオスwwwwww」

真尋「アンタらが分身してる時点で十分カオスなんだけど…」

ニャル夫「正直、降り立った瞬間 大量の男の全裸が見えた時から逃げ出したかったんだが…、相棒が死ぬって時にそういうわけにもいかなかったしな。」

ダゴン2「マジでwwww身の危険がマッハwwwww次は誰が餌食になるのかなwwwww」

ダゴン3「俺達はwwwwお前等を犠牲にしてでも生き残る自身があるぜwwwwヒャッハァー!!覚悟しろよなお前等ぁ!!」

池沼「あっおい、ここ座っても良いか?よっこいしょ」ズシン ←ダゴン達の隣

ダゴン2「…………」

ダゴン3「…………」

痩せ型「ちょっと先輩!許可まだ貰ってないのに勝手に座っちゃ駄目じゃないですか!」

池沼「おっ?でも席は三つ空いてるし、カウンターだゾ?カウンターなら詰めた方がいいダロロォ?」

痩せ型「なんで詰める必要があるんですか」

臭そう「おっ!?いいっすかぁ?いやぁ~MUR先輩!席三つ空いてるなんて運良いですねぇ。」

池沼「嬉しいダロロォ?」

臭そう「ほら、KMRも座っちゃいなって。あっ!ビールビール!」

KMR「あっ…それでは…すみません。失礼します」ギッ

ダゴン2「……………」ダラダラ

ダゴン3「……………」ダラダラ

臭そう「あっそうそうMUR先輩!スタジオ☆ノーデンス に、ホモビの最新作が出るって知ってますかぁ!?」

池沼「知ってるゾ。今回は浣腸鬼ごっこだったよな?選りすぐりの美少年を集めて、汚いオッサンが鬼になるってやつ」

臭そう「へへ…実は俺、そのホモビに出演するんすよぉ!」

池沼「それは本当か?」

KMR「凄いじゃないですか先輩!あの大手ホモビメーカーに出演できるなんて」

臭そう「へへ…まぁ、当然鬼役だけどな。…俺もついに銀幕デビューかぁ…。」

池沼「スタジオ☆ノーデンス製作なら、そこら辺の映画館でも上映されるから。俺、絶対見るゾ」

KMR「僕も見させていただきます。」

臭そう「俺も遠野とデートで見に行く予定なんすよ。そして、最後に屋上で日光浴をしてから…最後にお楽しみするんだぁ。」

KMR「また遠野さんを昏睡レ○プするんですか?いい加減にしたほうが…」

池沼「そうだよ」

臭そう「おいお前さKMRさ、俺が何でも昏睡させると思ってんの?酷くないっすかぁ?」

池沼「そうだよ」

KMR「いっいや、そんなこと……」

臭そう「折角俺、デートの日の為にクロロホルム新調してるのにさ」

KMR「やっぱり昏睡させる気満々じゃないですか!」

池沼「そうだよ」

空手部「「「はっはっはっはっはっは!!」」」

真尋「(何だこの会話……)」

ダゴン2「あっ…あのニャル夫さん。もう僕お腹いっぱいなので、そろそろ出ませんか?」ガタッ

ダゴン3「そうですよ!もう僕、これ以上食べたらお腹パンクしちゃう!!」ガタッ

ニャル夫「え?まだお前らの料理運ばれてすらいないんだけど…」

ダゴン2「うるせぇ!おっ俺はもうこんな所にいられるか!宇宙船に帰らせてもらう!」

ラグナラ「うるさいわねー!!まだ私食べてるでしょうが!大人しく座ってなさい!!」

ダゴン2「あっ!そうなのまだ食べてたのごめんね!俺も手伝ってあげるからとっとと喰い終われ!!!!」ガタンッ  ズゾゾゾゾゾゾ

ラグナラ「あががががががががががががが」ガタガタ

ニャル夫「お前何してんの!?そんな流し込んだら喉に詰まるだろうが!!」

ダゴン3「うるせぇえええええ!!今!!喰い終わればよかろうなのだぁぁああああああああ!!!」

ラグナラ「ゲホッ!!ゲホォオ!!」ブホウッ

ダゴン2「あらまぁー吐き出しちゃったのぉ!これは大変もう食べられないから早くでましょうねぇー!!俺の処女が危ねぇんだよぉお!!」

ニャル夫「気持ちは分からんでもないがお前座れぇ!!見ろ!全員がこっち見てるだろうがぁ!!」

真尋「(こっちもこっちで何だこれ……)」


池沼「…………」

臭そう「…………」

KMR「…………」

ダゴン3「ほらぁ!あの隣の三人も俺達の尻を見始めただろ!?あの臭そうな奴に限っては眼光が野獣みてぇだ!!」

ニャル夫「いや違ぇよ!?今この状況、完全に俺達が浮いてるんだよ!!」

ダゴン2「だったらお前が何とかしろよ!?この惑星を選んだのはお前だろ!?喜んでケツを差し出して来いよ!!」フワフワ

ニャル夫「ふざけんなそんな事できる筈が…おいそっちのダゴン!本当に浮いてんじゃねぇ!!余計に目立つだろうが!!」

我修院「あの、お客様……他のお客様のご迷惑になりますので、どうかお静かに…」

ダゴン2「ほらぁ!僕ちん迷惑かけてるんだって!それじゃぁ俺ギャラ貰って帰るから後はよろぴくねぇ!!」

ニャル夫「あー帰れ帰れ!どうせ途中で掘られるだろうから気をつけないで帰れ!」

ラグナラ「その前に私のボロネーゼ返せー!!」

ダゴン3「そこにあるだろwwwwお前が吐き出した奴をそのまま食えよwwwwwwww」

ダゴン2「一度口に含んだ奴なんだから自分で喰えよwwwww」

ラグナラ「くっ……こいつらウゼェ!!」

臭そう「…………」

臭そう「あっ……あの……」

真尋「ああ、すいません。見ての通りこいつら頭が可哀想な人たちなので勘弁してやってください。」

臭そう「い……いや……そうじゃなくて………」



臭そう「あそこに居る子供……人間じゃないすよねぇ…?」

真尋「………え?ああ。確かに翼が生えてるから人間では無いですね。」

池沼「…………」

KMR「…………」

真尋「?」

臭そう「………ピ……」

臭そう「ピンキーだぁあああ!!ピンキーが出たぞぉおおおお!!!」

ニャル夫「…………は?」

KYN「逃げろぉおお!!しゃぶられるぞぉおお!!!!」

MRKM「それは本当か!?」ダッ

INUE「ああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」

真尋「こ…今度は何の騒ぎだ…?」

我修院「うわぁあああああ!!あんなもの喰わされるくらいならぁあああああ!!!!」

TMNG「早く逃げガタガタワーワータスケテーシニタクナーイ」ウワァァァアアタスケテェェェェ

K「KURUMA!!」バタン

B「BIKE!!」ブロロロロ

S「SKY!!」スイー

ダンッ

TNOK「おいゴルルァ!何の騒ぎだ!!」

SNJ「この騒ぎの原因は一つしかないから。ピンキーだよ!」

TNOK「んだとぉ!?あく言えよ!!」バタン  キキィー  ブロロロロロロ……



ニャル夫「…………」

しぃ~ん……

真尋「……………」

ラグナラ「……え?何?何が起こってるの?」

ダゴン2「…………」

ダゴン2「あwwいwwつwらwwwwこのメスガキ見た瞬間 蜘蛛の子散らすように逃げやがったwwwww」

ダゴン3「だwwwせwwwえwwwwwww幼女に怯えて逃げる男達wwwwwwクッソだせぇwwwwww」

真尋「お前はその男達に怯えまくってただろ」

ニャル夫「……どうやら、この惑星では女性は”化物”として分類されているようだな。」

ダゴン2「翼の生えた幼女とかwwww十分化物っしょwwwwwww」

ラグナラ「ばっ化物じゃないもん!私はラグナラだもん!」

ダゴン3「ラグナラ=化物に決まってんだろwwwwwカスwwwww」

ダゴン2「うっはwwwwwクソワロッシュwwwwwどうしたお前等!おらおらかかって来いよwwwww」

真尋「誰も居なくなってから急に粋がったなこいつ……」

ラグナラ「こいつ誰に言ってるのよ……」


ニャル夫「だが、これでこいつが女だという事が広まったから…俺達に近づいてくる事も無いだろうな。」

ダゴン2「あいつらにちょっとでも怖いと思った俺が馬鹿みたいだぜwwww返上してやるぁwwwww」

ダゴン2「よっしゃwwww片っ端から喧嘩売ってくるぞぉ!!wwww」ダッ

タッタッタッタッタッタッタ

タッタッタ……

………

ニャル夫「………」

真尋「一人で飛び出していったな。」

ダゴン3「さようなら2号…。君の事は…絶対に忘れないっ!」ブワッ

ニャル夫「まぁ、アイツなら大丈夫だろ。これでゆっくりと飯が食えるってもんだ。」ガタッ

ラグナラ「王子様ー♪私の料理汚くなったから王子様の料理をアーンしてー」アーン

ニャル夫「素手でスパゲッティ食ってた奴が何を言って……おい!当たってる!トマトソースついた手が俺の純白な服に当たってるぞぉ!」



AKYS「……おい、これって……」  ピコーンピコーン

OJSN「ん?どうしたAKYS。何か見つけたのか?」

AKYS「ああ…。何者かがこの塔に潜伏してきたみてぇだ…。」

OJSN「ああん!?この塔に登って来るってこたぁ…まさかピンキーじゃねぇだろうな!?」

AKYS「いいや、それはない。あいつらがこの塔に入って来たとしたら、街にピンキー共が入ってきたって事だ。」

AKYS「今はまだ、ピンキーが街の中に入ってきたという情報は無い。」

KBTIT「んもぉ~どうでもいいけど、私の執筆の邪魔はしないでよね」

OJSN「しねぇよ。お前の漫画の原稿料でこの街が成り立ってるって言っても良いんだからよ」

AKYS「最高のボディガードが着いてる思って、漫画を描けば……おい、来るぞ!」

OJSN「……っ!」


ドゴォオオン


ダゴン2「チョリィィィィッスwwww喧嘩売りに来ましたぁああああwwwwww」

AKYS「………」

OJSN「………」

ダゴン2「いやぁあwww人の気配がする所で近かったのここだったんだよねぇwwwww」

ダゴン2「だからぁwwww恨むならwwww俺の近くに建ってたwwwwこの塔を恨みなwwwww」

AKYS「………」

OJSN「………」

ダゴン2「おおっとwwwいきなりの邪神様登場で怯える子羊メルトダウンッ!wwww」

ダゴン2「それにwww俺にはとっても強いお友達がwwww居るんだぜwwwwwおらwwww出て来いよピンキィー!!」

ダゴン2「おいピンキィーwwwピンキー?wwwwwおいwwww何してんだよラグナラwwwwwおーいwwwww」

ダゴン2「え……ちょっと?………え?」

AKYS「………」

OJSN「………」

ダゴン2「………」

ダゴン2「居ねぇ………」

ダゴン2「まさか…まだ店の中に……」

AKYS「………」

OJSN「………」スチャッ

ダゴン2「………」

ダゴン2「……」

ダゴン2「」






ダゴン2「テヘペロ☆」








ダゴン3「あっ」

ニャル夫「ん?どうしたダゴン3号」

ダゴン3「今、俺の片割れが一人死んだ」

真尋「…………」

ラグナラ「…………」

ニャル夫「…そうか。ええと、後はガソリンも調達しておきたいのと…」

ダゴン3「ちょwwwww軽くね!?www今俺達の仲間が一人死んだんだぜwwww!?」

ニャル夫「そうかもしれないけど、全然悲しくないし…」

ラグナラ「同じく」

真尋「うん」

ダゴン3「薄情wwwwwこいつら酷え薄情者wwwwwくそがっwwwwやはりこの世は弱肉強食wwwww」

ダゴン3「2号wwwwwお前の命はwwww無駄にしない!wwwwww神様ぁ!!2号の命と引き換えに俺に真の力を!!」



GO D≪どうしよっかなぁー。駄目だやっぱ≫



ダゴン3「ぶふぉあwwwww2号の命がwwww早速に無駄に終わったwwwww」

ダゴン3「ごめん2号wwwwお前の命駄目でしたwwwww代わりに俺……歌うから!!wwwwww」

ダゴン3「ンーンパーカwwwwwンンパーカwwwwwいっしょにいこぉおwwwwww」

真尋「なんで夢のクレヨン王国」

ラグナラ「なっ…何だかこの人凄くおかしな事になってるよ…?」

ニャル夫「いや、いつも通りだ。」


ダゴン3「ディンゴーwwwディンゴーwwww足をwwww」

ダゴン3「ディンゴーwwwディンゴーwwwwならしwwww」

ダゴン1「貧乳の心をwwww踏み躙ろうwwwwww」

ダゴン1・3「「ヘイ!!!!!!」」

ダゴン3「おおっとwwww俺の片割れパート2wwwwついさっきもう一人の片割れ死んだぜwwww」

ダゴン1「んっはwwwマジっすかwwwwまぁ、分かってたっすけどねwwwwww」

真尋「また増えた……」

ニャル夫「折角一匹になったのにな」

ダゴン3「んんwwwwおいwwww何でさっきのガチムチと一緒に居んだよwwww逃げたんじゃねぇのかwwwww」

ダゴン1「ああwwwwそういえばまだ言って無かったなwwwwおぉーい!ヘリントンwwwww」

ガチムチ「やぁ、久しぶりだね。彼の中は最高だったよ」

ダゴン1「そして今ではwwwwwラブラブさ!wwwwwwww」

ダゴン3「えっ?」

ダゴン1「いやいやwww意外と合体してみたらwwwすげぇ意外にドッキングして意外にエクスタシーしちゃってさぁwwwww」

ガチムチ「そして俺は思ったんだ。こいつを一生幸せにしていこうってね。」

ダゴン3「おっ……おう……?」

ダゴン1「まっwwwwつーわけで俺wwwこいつと結婚するからwwwww」

ガチムチ「お兄さんは、絶対に幸せにしてみせます。」

ダゴン3「」







真尋「うわぁ………」

ニャル夫「……」

ダゴン2「」スゥゥウ…… ←消えてる

AKYS「なんだったんだこいつは?異様に弱かったが」

OJSN「抵抗も何もしなかったしよぉ。何かつまんねぇよなぁ?」

AKYS「さっき、ピンキーがどうとか言ってたな。まさか奴らの手先なのか?」

OJSN「でもよぉ、こいつも男人間じゃねぇかよぉ?あいつらの仲間には見えねぇが……」

AKYS「そうかもしれねぇが……おっおいKBTIT!!OJSN!!カメラを見ろ!!」

KBTIT「何よ今良い所なのn……なっ何よこれぇ!!」

AKYS「ピンキー隔離の門が空いてる…!そうか…あいつが言ってたのはこういう事か!!」

OJSN「あいつが開けやがったのか!?畜生……まんまとハメられちまった!」

KBTIT「どっどうすんのよこれ!もう何匹か街の方に入っちゃってるわよ!?」

OJSN「そうだよ!どうすんだよこれよぉ!!」

AKYS「んな女の子みてぇな事言ってねぇで…俺達も街に行くぞ!!」ダッ

ダダッ



<おまけ>

ダゴン2「ん?何だこれ?開放禁止…」

ダゴン2「知らねwwww俺はwwwあえて人の道をwwww外れるんです!wwwww」ガコーン


ドンッ

ニャル夫「ふぅー…このガソリンで今回の調達は終わりだ」

真尋「200キロしか残って無かったとは言え、すげぇ量だな…。どうやって持って帰るんだよ」

ニャル夫「ふっふっふ。何も考えないで買ったわけじゃないぜ。これを見ろ!」バッ

真尋「何これ?スイッチ?」

ニャル夫「これは対象内の人数分の重さを設定して、宇宙船までワープできる優れものなんだぜ!」

ニャル夫「今回は燃料にも余裕があるから、楽してこのクソ重いガソリンを格納できる。」

ラグナラ「王子様すごぉーい!!頭いいー!!」

ダゴン3「よっしゃwwwwこれでwwww楽できんべぇwwwww」

真尋「……前に、人間はワープできないって言ってなかったか?」

ニャル夫「ああ。でも俺達は人間じゃないから大丈夫だ。」

真尋「つまり僕だけ歩いて帰れって事か!!」

ニャル夫「いや、厳密に言うとできるんだけど。Gが凄すぎて人間にやったら内蔵の位置がバラバラになるんだ。それでもやるか?」

真尋「やらない!歩いて帰ります!!」

ニャル夫「そうか。まぁでもお前は大事な相棒だからな。迎えに行くから待っててもいいぞ。」

ラグナラ「………」

真尋「だから僕は相棒じゃないってば……ん?どうしたのラグナラ君」

ラグナラ「いーだ!!」イー

真尋「………」

ニャル夫「さーて、それじゃぁ帰りますか!お前等、もう忘れ物は無いな」

ダゴン3「おぅふwwwwwおいニャル夫wwwww顔でけぇえwwwwwww」

ニャル夫「ははは。てめぇ喧嘩売ってるのか。売ってるんだな。よし今買った。」ギュゥゥゥゥ…

ダゴン3「いwてwえwww違ぇ違ぇwwwお前に言ったわけじゃねぇよwwwwこの白髪お化けwww」

ニャル夫「やっぱり売ってるな喧嘩。それはいくらで買えるんだ?なぁおらぁ!!!」


ダゴン3「違ぇえってwwwwおらwwww後ろ見ろよ後ろwwwww」

ニャル夫「後ろぉ?どうせ何か適当な事を言って」

ピンキー「」

ニャル夫「」

ピンキー「」

ニャル夫「」

ニャル夫「わぁ」

ニャル夫「顔でかぁい」


ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ビリビリビリビリビリ

KYN「ああああああ!!ピンキーだぁあああ!!ピンキーが出たぁあああああああ!!!」

ダゴン3「ちょwwwwリアルピンキー降ww誕wwwwあの顔でかにこのガキが間違えられたのかぁwwwww」

ラグナラ「ふざけんなー!!何であんなのに間違えられたのよ!!酷いぃ―――!!!!!」ビェエエエン

真尋「本当に……でかいっ………!顔だけで…30メートルはあるぞ……!!」

ダゴン3「顔に割りに体が小せぇwwwwwツムツムかよwwwwwワロリッシュwww」

ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」シュルルルルルル

真尋「うわぁ!!口から何か長い管みたいなのが!!」

SNJ「うわぁああああ!!」 ガブォオア

ダゴン3「おっさんの股間にwwwwジャストフィットwwww何この光景wwww」

SNJ「一つしかないから!!SNJのSNJは一つしかないからぁぁあああ!!」ゴクッゴクッゴクッ

カポン

SNJ「一つ……しか………ないから………」ミイラ

バタン

カサカサ…

真尋「………」

ニャル夫「…………」

ダゴン3「ギガドレインじゃねぇか」

ニャル夫「おいこれヤベェぞ早く宇宙船に戻るぞぉお!!!」

真尋「待って!やっぱり僕もワープで送って!!」

ニャル夫「駄目だ!言っただろ内臓の位置が変わるって!!それでもいいのか!?」

真尋「良い!!もう、内臓の位置変わってもいいから!!お願いだから僕もワープしてくれ!!!」

ニャル夫「分かった…。後悔するなよ!人数分の重さを指定して……」

ニャル夫「ワープ!!」カチッ




ブォンッ――――





シュゥゥゥゥ…… 


………



真尋「………」

ダゴン3「…………」

ラグナラ「……………」

ダゴン3「……ニャル夫とガソリンだけが消えたな」

真尋「……あの野郎……」

真尋「ガソリンの分の重さを足し忘れてやがったぁ!!!!!」

ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」シュルルルルルル

真尋「ぎゃぁぁあああああ!!!来たぁあぁあああああああああああああああ!!!」

ラグナラ「ぴぃぃいいいい!!王子様ぁあああ!!!!」

ダゴン3「ああああああああああああああああああ!!」

真尋「おいお前!!僕を盾にして逃げるんじゃねぇよ!!」

ダゴン3「うるせぇ!!1号も2号も助からなかったんじゃぁ!!俺だけでも助かってみせるっ!!!!」





シュンッ

キィィン


ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

真尋「なっ…なんだ?」




スタタッ



AKYS「今からお前らにぃ、空手を教える」

OJSN「怒らせちゃったねぇ!俺の事、本当に怒らせちゃったねぇえ!!!」




NT「何だあのおっさん!?」

KBTIT「”おっさん”だとぉ!?ふざけんじゃねぇよお前!”お兄さん”だろぉ!?」


INUE「あっ…あの人たちはACSEED番人とAKYSさん!!最強トリオだぁ!!」

MRKM「それは本当か!?」

TDN「これで俺達も助かるかもしれない…!」



ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


OJSN「粋ガッテンじゃねぇよおい!!これでもくらえヒデ砲!!!!」

ボンッ

ヒデ(弾)「あああああああああああああああああああ!!!!」ドゴォォオオン

ボンッ

ヒデ(弾)「もぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」ドゴァアアアアン

ボンッ

ヒデ(弾)「やだぁあああああああああああああああああああああ!!!!」チュドォォオオオオオン



真尋「気のせいか、砲台の弾が人間のおっさんに見えるんだけど…」



チュドォォオオオオオオオオン


真尋「しかも!1個民家に当たったよ!?」

ラグナラ「ぴぃぃいい!これじゃぁ飛んで逃げる事もできなぃいいい!!」




キモオタ平野「がわ゙い゙い゙な゙ぁ゙ビデぐん゙」レロレロレロレロ

ヒデ「やだぁああ!もう!ムリムリムリムリムリ!」


ダゴン3「あいつ弾とか舐めだしましたよ」





↓崩壊した民家

遠野「先輩!?何してんすか!早く起きてくださいよ!!」

臭そう「遠野……俺はもう駄目みたいだ……。瓦礫に挟まって……もう動けない…」

遠野「諦めないでください!僕が何とかどかしてみせますから!!」ググググ…

臭そう「ははは…遠野……。映画デートの約束…護れなくて……ごめんな……」

遠野「何馬鹿な事言ってるんですか!やめてくださいよもう!!」グググググググ…

臭そう「遠野……俺はな………」



臭そう「お前に一つだけ謝り「あああああああああああああああああ!!!!」

臭そう「あの時、強引に昏睡レ「もっぉぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

臭そう「でも俺は、絶「やだぁぁあああああああああああああああああああああああああ!!!!」

臭そう「お前の事が……好きだったんだ…よ……」ガクッ

遠野「ああああああああああああああああっ――――!!!!!(高音)」





ズドォーン

ドゴゴゴゴゴゴゴ

ダゴン3「畜生めぇwww畜生めぇwwwww何で出発間際にこんな事になるんだってばよwwwww」

真尋「ラグナラ君なら、被害は少ないかもしれないけど僕達は絶対にヤバイ状況だからな…!クソッ!何で僕はいつもこんな目に…」

ダゴン3「んんっ!?おいお前ぇ!!今超良い事言ったぞwwwwおいガキンチョwwwww」ガシッ

ラグナラ「ぴぃ!翼を掴むなぁ!!」

ダゴン3「お前wwww男にもピンキー共にも無害なんだからwwwwてめぇがwwwなんとかして来いっつーのwwww」

ラグナラ「やだ!やだぁああ!!絶対やだ!!あんなのに近づきたくも…」

ダゴン3「つべこべ言わずに行ってこいやぁああああああ!!」ブンッ

ラグナラ「ぴぃぃいいいいいいいいいいいいい!!!」ビュォオオオオオオ

真尋「ブン投げたぁぁあああああああああああ!?」ガビーン



ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ラグナラ「ひぃぃいいいいいいいいいいいい!!!」

ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおお……おお…」

ピンキー「…………」

ラグナラ「…………?」



真尋「おおっ……大人しくなったぞ………?」



ピンキー「…………」

ラグナラ「………あ……あのぉ~……」

ラグナラ「みんな…貴方の事怖がってるのは、多分…貴方が暴れてるからだと思うの……」

ピンキー「…………」

ラグナラ「だから……ね?大人しくお家に帰……」

ピンキー「―――」カッ!!

ラグナラ「え?」



ドォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!



真尋「目からビームを出したぁぁあああああああああ!!!?」

ホモガキ「あっ…あれは!ピンキーが同族で自分より可愛い奴を見たら嫉妬で殺す習性のビーム!!」

関西クレーマー「こんな珍しいもん見れるなんて……最高やな!」

ダゴン3「おぅふwwwwあいつwwwテラ役に立たなすwwwww三十六系wwww逃げるにしかずwwwww」ダッ

真尋「おいちょっと待て!どうすんだよこの状況!!おい!!」

ダゴン3「知wるwかwwwww俺はてめぇより一足先にwwww宇宙船に戻るでごわすwwwww」ダダダダダ

ダゴン1「おっすおっすwwwww俺の片割れwwwまた会ったなぁwwww」

ダゴン3「おお我が片割れ!見てくれよこの状況!おかげで大事な仲間が一人散っちゃったぜぇwwww」

ダゴン1「マwwジwwカwwwwまぁwwww見てたけどなwwwwお前が仲間をぶん投げた所wwwwww」

ダゴン3「見られてたwwww見られてたかwwwwwぶはははwwwwwwこりゃ一本取られたwwwww」

ダゴン1「笑ってんじゃねぇよ。最低だなお前」

ダゴン3「えっ」


ダゴン1「お前…大事な人が居なくなる事がどれだけ辛い事か分かってんのか?」

ダゴン1「俺はわかる。本当に大事な人が出来てしまったからな。」

ダゴン1「だから、もうお前みたいには笑えない…。人が死んで草を生やすなんて最低な行為だよ!!」

ダゴン3「……………」

真尋「(うわぁ、何だかゲイになった方のダゴンさんのが良い人になってる…。こっちの方連れて行こうかな…)」

真尋「…いや落ち着け僕。よく考えたら物凄く当たり前の事を言ってるだけだぞ。」

ダゴン1「どうやら君とは…これでさよならみたいだね。……3号」ザッ

ダゴン3「おい、ちょっと待てよ!おい一号……」

ガチムチ「おおーい!そんな所に居たのかダゴンさぁーん!!」     シュルルル>

ダゴン3「ファッ!?あいつ後ろからピンキーの触手が着いて来てる事気づいとらんで!?」

ガチムチ「ここはもう危険だ!だから早く地下室へ……ん?何か気配が…」

真尋「やばい!あの人立ち止まるぞ!」

ダゴン3「ヘリントォォオオオオオオオン!!!!」


ダッ



ガチムチ「なっ………ダゴン……さん…?」




ガブォオア  ←股間に触手がゲットイン



ダゴン1「あああああああああああああああああああああああああ!!!!」ゴクッゴクッゴクッ



ダゴン3「1号ぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」


ダゴン1「あああああああああああ!!!!後生ですから!!後生ですからぁあああ!!!!!」ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ


キュポン



ダゴン1「あ……ああ………」ミイラ

ドサッ

ガチムチ「ダゴン……さん……?」


ダゴン3「1号!しっかりしろ!一号ぉお!!」

ダゴン1「無理…だ……。見ただろ……?俺のち○こから……体中の養分という養分を……絞りつくされるのを……」

ダゴン3「ああ凄い光景だった……!だけど……!!」

ダゴン1「………3号……これで…お前も……分かった……だろう……?」


ダゴン1「大切な人を……失う……辛さを………」


ダゴン3「…………!!」


ガチムチ「ダゴンさん……死なないで…!!」

ダゴン1「ヘリントン……さん……。俺……貴方に言いたい事が……あります……」

ガチムチ「ああ……!なんだい…!?」

ダゴン1「あの時、一生大切にしてやるっていう言葉……だけど……」


ダゴン1「俺は長く生きていて「あああああああああああああああああ!!!ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ」

ダゴン1「でも、一生というのは「吸わなくていいから!!!こんなの吸わなくていいからぁ!!!!ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ」

ダゴン1「俺のその一生「ちょ、待ってこんなブスえええええええええええええええええん!?ゴクッゴクッゴクッゴクッゴクッ」

ダゴン1「あり……がとう………」ガクッ

ガチムチ・ダゴン3「「ダゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!」」



ダゴン1「」スゥゥウ……

ダゴン3「ああ……1号が……消えていく………!」

真尋「…………」

ガチムチ「ダゴン……さん………!」ポロポロ…

ダゴン3「…………」

ダゴン3「一号、俺……誓うよ。俺はもう…草を生やさない。」

ダゴン3「草を生やさないで…あの化け物から大切な人を護ってやるよ!!」

ダゴン3「少年!力を貸してくれるか?」

真尋「え?あ……」

ダゴン3「貸してくれるんだね!ありがとう!」

ダゴン3「よっしゃぁ!覚悟しろ化物!この俺がケチョンケチョンにっ」バキボッ

真尋「!?」




シュンッ



OJSN「おらぁ!!」ボゴッ

ダゴン3「ヒュッドーラ!!」メコッ

AKYS「おらおらおらおらおらおらおらぁああ!!」ボコボコボコボコボコボコボ

ダゴン3「チャウグ!ナル!ファウグン!!」ベコベコベコベコベコベコ


ドゴァァアアア…

ヒュンッ

AKYS「見つけたぞ…ピンキーを門から放した全ての元凶がこの野郎……」

ダゴン3「えっ?」

OJSN「どうつながっ償うんだよなぁ?おいどうしてくれるんだなぁあ!?」

ダゴン3「何が?」

AKYS「しらばっくれやがってこの野郎…」ゴオオオオ

ダゴン3「ちょっwwww何で怒ってんのか分かんねぇwwwww何この状況wwwww」

OJSN「知ってんだよなぁ!!俺達!!てめぇがこの事件の元凶だって全部知ってんだよなぁあああ!!!!」

ダゴン3「こいつら何言ってんの!?wwww俺何もしwてwwねwwぇwwwうぇwwwえええwwww」

AKYS「人間の屑がこの野郎……」ゴォオオオオオオオオオオオ

ダゴン3「ちょwwww待wwwwww助けてwwwww助けて真尋ちゃんwwwwww」

真尋「お前今度は何したんだよ……」

ダゴン3「何もしてねぇってwwwwwいや本当マジでwwwww冤罪よもうこれ冤罪wwwwナルホドくんだったら発想を逆転して俺無罪になっちゃうよwwwww」

ダゴン3「いいの?wwwwそうなったらwwwwお前らマジで恥かく坊主wwwwナルホド君が大勝利なうwwwwうはwwww」

OJSN「ナルホドじゃねぇぞてめぇおらぁあ!!」バシィーン

ダゴン3「ドヌムル!!」ビクゥーン

AKYS「覚悟しろよてめぇ……」ドドドドドドドドドドド

ダゴン3「あばwwwwあばばばばばばばばばwwwwwww」


ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」シュルルルルルル

AKYS「!? しまった!」グルグルマキマキ

OJSN「ぬふぉお!?俺も!!」グルグルグルマキマキマキ

ダゴン3「ひゅうwwwwラッキー!この瞬間だけは愛せるかもしれないぜwwwwこのでかい顔wwww」

ダゴン3「サンキュー化物wwwww俺はこの隙にトンズラwwwwさせていただ」シュルシュル マキマキ

ダゴン3「ちょwwwヤベリンヌwwwww」グオオオオオ

真尋「三人全員が触手に拘束されたぁ!!」

ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」シュルルルルルル

AKYS「くっ…!まさか不覚をとっちまうとは…!」

OJSN「ぬぅっぅうううう!!ぐぅうううううん!!!ふぅぅううん!!(咆哮)」

ダゴン3「ちょwwwwやめろwwww俺wwww種無しだからwwwww無せーしびょーだからwwwww何にもでてこねってwwwwおいwwwwやめろwww」

ダゴン3「マジで…マジでやめてくださいお願いします」

ホモガキ「あ……ああ……!ACSEED番人とAKYSさんがピンキーに掴まった……!」

たると「もう全て……おしまいなのら↑!!」

真尋「…………」

真尋「そういえば…まともに戦えそうな奴らが…もうほとんどこの場に居ないな……」

真尋「……………」

真尋「………はは。」

真尋「(もうこれで……僕の人生はお終いかぁ……。思えば……色々あったなぁ。)」

真尋「(ナイトゴーントに追いかけられて、そこからニャル子に助けられて……そしていつの間にかニャル子と一緒に住む事になって…)」

真尋「(それからクー子、ハス太にシャンタッ君。思えば色んな人たちにも会って来た…。)」

真尋「(ほとんどヘンテコな邪神ばかりだったけど、その中でも一番のヘンテコな奴は………)」

ニャル夫≪ふぅーっはっはっはぁあ!!≫ ドドドドドドドドドド

真尋「(そうそう……こいつだったなぁ…。僕を地球から攫った、ニャル子の兄……ニャル夫)」

真尋「(こんな大きな船にワープで乗せられて………いつの間にか大きく時間が経って……)」

真尋「(何度も何度も死に掛けて……この宇宙船で……)」

真尋「(宇宙………船………)」

真尋「……………」

真尋「……って!!ニャル夫ぉおお!?」

ドドドドドドドドドドドドドドドド

ニャル夫≪ふぅーははははは!!待たせたな相棒!!この俺が来たからにはもう安心だぁー!!≫

ラグナラ≪私を吹っ飛ばしたお礼……百倍返しにしてやるんだからぁ!!!≫プスプス

真尋「………ほっ…」

真尋「本当に……迎えに来てくれたのか……!」

ダゴン3「ニャル夫さぁああんwwwwアンタwwww超格好良いっすよぉwwwwマジかっけぇえええwwwww助けてぇえええええ!!!」

ニャル夫≪勿論じゃねえか友よ!!相棒とお前も、みんな助けてやるぜぇ!!≫

ニャル夫≪ラグナラ!デウス・エクス・マキナはエンジンにあるか!?≫

ラグナラ≪アイアイサー!あるでございます!≫  キュィィイイイイイイイン

真尋「ああ……僕…お前の事を誤解していたよ……お前の事を…ダゴンの次にクズ野郎だと……って、え?デウス・エクス……マキナ?」


ニャル夫≪おいダゴンー!!今から助けるぞぉー!!≫

ダゴン3「マジすかあざーっすwwwwニャル夫さぁああん!!www一生ついていきまぁすwwww」

ニャル夫≪お前も邪神だからぁー!!衝撃波くらいでは死なないよなぁー!!≫

ダゴン3「はっはっはぁー!何言ってるんすかwwww俺は超丈夫だから衝撃には……おいちょっと待て、お前今デウス・エクス・マキナとか言わなかったか?」

ニャル夫≪今から!!この無限大のエネルギーを使ってぇ!!≫




ニャル夫≪一網打尽にしてやるぜぇぇぇええええええ!!!≫ポチッ

キュンキュンキュンキュンキュン

AKYS「なっ……なんだあの光の集まりは!?」

キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン

OJSN「ええっ……なんだよあれよぉ……」

キュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュンキュン

ピンキー「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」シュルルルルルル

カッ!!!!!!!!!!

ダゴン3「おいてめぇwwwそれ俺死――――」



.      \

-、       `-、                                                    /       /
 `'-、      .\.                                                 /      _/゛
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      .`'-、.     `-、                                        /     ,/゛
         ゙''-、    .\.                     |.l                   /    ,/゛
              `'-、    `'冫                  l .|           /        ,/   .,/゛
             `''-、   .`-、.            ! }        //     ./   .,/゛
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                     ゙'-、.  `\     .i、 巛  !  , '/./  /.. ./  . /
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.____三二ニニ=-‐へ .メ、   ./  /. ____Z               /..... ̄'''―--z__ / /   _______
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... ...,........::::: : : : : : : . . ./  /    ̄三二ニ=-    ヾ ゝ      ,_三二ニ==‐=ニ二三__人ノヽ._从/( /
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                /  /          __ 三二 =    /「           //`¨´ ̄/







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―――数時間後―――


AKYS「……………」

AKYS「……すげぇな…お前のそのビーム……。街のピンキーどころか、ピンキー生息地域のピンキーまでも殲滅している」

ニャル夫「いやぁ、照れるなぁ。」

ラグナラ「えへへー。王子様は超強いんだからねー////」

OJSN「ったくよぉ、後もう少し触手を切り落とすのが遅かったら、俺達も死んでた所だったぜ。」

真尋「そうだよ。出すにしても、やっぱりもう少し待ってくれた方がダゴンさんも消滅せずに済んだんだから。」

ニャル夫「いや、あいつ三人に分身してた筈だから…まだ後、一人くらいは残ってた筈だろ?」

真尋「全滅したよ」

ニャル夫「そうか。」

KBTIT「しかし凄いじゃない貴方達!もう完全に私達の英雄よ!」

池沼「そうだよ」

遠野「本当に…本当にありがとうございました…!」

KMR「これで、ピンキーに怯えないで生きていけますね。」

ニャル夫「フッ喜んでくれている所悪いが…俺はお前達の英雄になるつもりはないぜ。」

我修院「ええ!?そうなんですか!?勿体ない!!」

平野「いやいやいや…彼等は勲章ものですよぉ…間違いない。」

自称初投稿兄貴「クッソ有力な英雄、誇らしくないの?」

ニャル夫「いやいや、俺達は英雄なんかじゃないぜ。何故なら俺達は今…世紀の大悪党を目指してるんだからな!!」

ニャル夫「大悪党に英雄なんて肩書きは邪魔だ!!だから俺は敢えて!英雄の座を降りさせて貰うぜ!!」ビシッ

ラグナラ「王子様カッコいいー!!そこに痺れちゃうー!!キャァー!!!」キュンキュン

真尋「英雄って、人から貰う称号なんだけどな」


ダゴン「おおーいwwwwお前等wwwちょっとこっち来いよぉwwwww」ブンブン

ニャル夫「おっ、ダゴン。どうしたんだ?俺は今、英雄の座から自ら降りた所だが…」

ダゴン「あの巨大ビームで村人もろとも大量殺戮しておきながら英雄てwwwwなwwwにwwさwwまwwww」

ダゴン「まぁwwwwこんなイカ臭い奴らの英雄になるなんざwww俺だってごめんだけどなwwwww」

真尋「…それで?どうして生きてるの?後、僕達に何か用?」

ダゴン「おいおいおーい!失礼な質問を前に置くなやぁーいwwwwまぁいいけどwwwww」

ダゴン「あっちの方でwwwwすっげぇ面白えもの見つけたからwwwwwこっち来るれんぬwwwwwwww」ダッダッダッダッダ

ニャル夫「あっ!おいいきなり走るなよ!ああもう足速いなお前!!」タッタッタッタ

真尋「本当、自由な人だよね。」タッタッタッタッタ

ラグナラ「王子様ー!私に掴まって飛んでいきましょうよぉー!」バッサバッサ


AKYS「……全く、騒がしい奴らだったな。」

KBTIT「本当にね……ウフッ。私、新しい漫画のネタ…思いついちゃった」

MRKM「それは本当か!?」

遠野「この体験からの新しい漫画…絶対面白いじゃないですか!」

KMR「楽しみにしてますよ!」

池沼「そうだよ」

KBTIT「あらあら……うふふ」

カラン……カラン……

KBTIT「……あら?貴方は……」





ガチムチ「私も………楽しみにしていますよ……。」

ガチムチ「私と…ダゴンさんと過ごした最後の……この祝いの日…」

ガチムチ「絶対に…面白くしてくださいね……!」


ダゴン「ほらwwwこれwwwwこれwwwwwwニコwwwニコwwwwww重wwwww力wwwww画ってwwwwwww書いてあるwwww」

真尋「……………」

ニャル夫「本当だ……。これ、日本語か?」

ダゴン「重力wwww画wwwwってwwwwなんやねんwwwwwって言えよwwww重さを絵で表すなんてwwww抽象画よりwww意味わかんねぇwwwwうぇwwww」

真尋「………………」

ニャル夫「この日本語で書かれた建物の中で、あの化物が生成されていた…って、いうのか?」

ダゴン「だけどwwwwさっきのビームでwwwwほとんど壊滅wwww完☆全☆廃☆墟☆状☆態!!」

真尋「……ねぇ、この建物……原宿で見たことあるような気が……」

ニャル夫「ん?何か中に物が置いてあるぞ?」テクテク

ラグナラ「え?どれどれ……?」トテトテトテ

ダゴン「えっへへぇーいwwww不法侵入wwww堂々と不法侵入しやがったこいつらwwwww」

ダゴン「誰かwwwww誰か警察呼んでクレメンスwwwwwwwwwww」

真尋「ダゴンさん」

ダゴン「んんwwwwww何よwwwww」

真尋「僕、そろそろ邪神をフォークでぶっ刺したいんですよね」

ダゴン「何それこわい」


ニャル夫「……ん?これは………?」

ぬいぐるみ「………」

ラグナラ「なんだかボロっちぃぬいぐるみー」

真尋「そりゃお前等がビーム撃ったからな。」

ニャル夫「だとしたら、デウス・エクス・マキナのビーム受けて、何でこんな原型を留めてるんだ?」

ダゴン「俺でさえwww原形留めずwwww塵と化したからなwwwww貴様のせいでぇえええええ!!!」

ニャル夫「復活してるんだから良いじゃねぇか。……ラグナラ、このぬいぐるみどうだ?欲しいか?」

ラグナラ「んー……私、ぬいぐるみは好きだけど、お城にいっぱいあったし……それに…」

ラグナラ「汚いからいらなーい」

ニャル夫「そうか。じゃぁこれは炭にしておくか」ボッ ギャァアアアアアアアアアアアア  メラメラメラメラ

真尋「……何か人形から叫び声が聞こえるんだけど」

ニャル夫「風の音じゃないのか?とりあえずもうここには何も無さそうだ。」ギャァァアアアアアアアア アツイ アツィイイイイイ

ダゴン「お前等がwwww吹っ飛ばしたからなwwwwwwwwwwww」  アアアアアアアアアアアアア シヌゥ シヌゥウウ

真尋「ねぇ、やっぱり聞こえるよ!?ほらアツイとかシヌとか言ってるもん!!」

ニャル夫「風の音だろ。それより宇宙船に帰ろうぜ。今度こそ重さを間違えないから皆でワープできるぞ」

ダゴン「そっすかwwww正直wwwここまで歩いてきてwwww往復すんのwwwwクッソめんどくせぇぇぇぇ!!って感じだったからwwwwありげてぇwwwwありげてぇwwwww」

真尋「ふぅ。思えば……今日は凄く大変な一日だったよな。」

ニャル夫「そうだな。もう帰ってこの惑星から出発の準備だ。今度は時間に余裕があるから安全に飛行できることだし」カリカリカリカリ

真尋「今度は食料が尽きる前に調達がしたいn………ん?」

ニャル夫「よしっ。それじゃぁワープするぞー。」

真尋「ちょっと待って、ワープしたら僕、内臓の位置がバラバラに」

ニャル夫「あっ」ポチッ

真尋「あああああああああああああああああああああああああ!!!!!」






.「……………」

ぬ・;;;;;「…………」サラサラ……

ぬいぐ''";;「…………」サラサラサラサラ……

ぬいぐるみ「………」サラ…




.


~ニャル子宇宙船~

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ニャル子「あうぅぅぅ……真尋さぁん……真尋さぁぁん……」シクシクシク

ハス太「…ニャル子ちゃんの禁断症状がだんだん末期に近づいてるね。」

クー子「気持ちは……分かる…。私も……ニャル子に……3時間会えないと……気が狂って…生きる気力を全て……壁や柱にぶつける…」

ハス太「うん…それほとんど病気だよね……って、あ!」

ニャル子「どうしました!!真尋さん見つけました!!」

ハス太「真尋くんの反応じゃないけど……郊外管轄内ギリギリにデウス・エクス・マキナの強い反応が感知されたよ!」

ニャル子「まっ!マジっすかぁ!?早く!早くそこまでワープしてください!!早く!!」

クー子「了解……メインエンジン…第三層まで……点火……」

ハス太「時速七万光年の超速ワープでの計算で、その場所に辿り付けるのは……三日後!!」

ニャル子「三日!?長いっ!!!!」ギャーギャー

ハス太「でも、向こうは僕達の船よりも古い機体だから、そんなに早くは走れない筈だよ?機体が壊れるからデウス・エクス・マキナをそう何度も使えるわけじゃないし…」

クー子「計算上……追いつく確立は……高い……」 グッ

ニャル子「……………まぁ、いいです。」

ニャル子「久しぶりに真尋さんに会ったらぁ~!色んな所をペロペロしてぇ~!夜に開催されるセクシーコマンドーの時間を営んでぇ~」デレデレデレ

ニャル子「……真尋さんを攫った野良ニャルラトホテップを、目の前でぶッ殺して真尋さんを安心させてやりますっ!!!!」メラメラメラ

ハス太「うっ……うん………。」

~ニャル夫宇宙船~

真尋「…………」シュゴー…シュゴー……

ニャル夫「すまなかった…相棒…。お前が…人間だという事をさっきまで忘れて……」

ダゴン「着いた瞬間、オラびっくらこいたぜ。急に獣のような雄叫びを上げるんだもんお前」

ニャル夫「まぁともかく、再生細胞を含む気体を流し込めば、三日くらいで直る筈だからな。それまでは安静にしててくれよ」

真尋「…………」シュゴー…シュゴー……

真尋「(……ああ…そうだったな………)」シュゴー…シュゴー……

真尋「(こいつ…そういえばニャル子の兄なんだよな……だから…僕もこんな目に……)」シュゴー…シュゴー……

ラグナラ「王子様ぁ~♪相棒さんがしばらく居ない変わりに、私が相棒さんになりましょうか?」

ニャル夫「何言ってんだ。相棒は相棒で一人しかいないだろ。」


真尋「(違うとしたら…こいつの方が……大雑把で……馬鹿で……いい加減なところ…とかだな……)」シュゴー…シュゴー……

真尋「(ニャル子と比べたら…欠点が多すぎるだろこいつ……いつか僕、本当にこいつに殺されるぞ…)」シュゴー…シュゴー……

ニャル夫「それより、相棒に栄養のつくもの食わせねぇとな。人間、食わなかったらマジで死ぬらしいし」

ダゴン「ふぁ!?wwwwwwニャル夫さんwwwww飯作れるんすかぁ?wwwwwww」

ニャル夫「作れるに決まってんだろ?何万年一人で暮らしてきたと思ってんだ。宇宙調理師免許だって持ってるぜ」

ダゴン「マジかよwwwwおww前wwはwwww一体ww何wをww目指してるんだwwwwww」

ラグナラ「私も食べたい食べたぁーい!!」キャー

真尋「(……………)」シュゴー…シュゴー……

真尋「(……まぁ、でも…)」シュゴー…シュゴー……

真尋「(こいつと居ると…ちょっとだけ…楽しい……かな…。)」シュゴー…シュゴー……







【三人のおじさんの淫夢】……終

今回はこれでおしまいです。

次回はまた、後日に投下いたします。

今日の夜に新話を投下予定です。よろしくお願い致します。

投下します。

☆シャンタッ君が語る前回までのあらすじ☆


ダゴン「でさぁwwwwこの前昆布漁に行ったら猟師さんのケツがカジキマグロにさぁwwwww」

ダゴン「あっやべっ!!」 カポッ

シャンタッ君(着ぐるみ)「みみみーみみー☆みみーみみみみみー!」

シャンタッ君(着ぐるみ)「みみっ!?みーみみみーみみー!みみみみみー♪」

シャンタッ君(着ぐるみ)「みみみみー!みみみ、みみみみみ!!」

シャンタッ君(着ぐるみ)「みみみーみ・みーみ……え?減給っすか……?」

シャンタッ君(着ぐるみ)「おいおいおいおかしな事言うんじゃねぇぞディレクタァーはぁあん!?そもそもてめぇがカメラ回すの早ぇからこうなってんだろうが!!」

シャンタッ君(着ぐるみ)「はぁ!?そーだろ!だから減給はてめぇが受け持つべきだろ!!ああ!?何すかディレクター!!そっすか!俺クビっすか!!」

シャンタッ君(着ぐるみ)「俺の転職考えてたからちょーどいいやぁああ!!やってられっかこんな仕事ぉ!!」 ダンッ

シャンタっ君(首無し)「」

ダゴン「二度と来ねぇよこんな所…ああん!?首がひしゃげたぁ!?知るかボケがぁああ!!!」






【女の子の気持ちはファンタジー】…始


ガラララララ

ニャル夫「おーっす。バイトお疲れさん。どうだったー?」

ダゴン「やめてやったよあんなくっだらねぇ仕事wwwww正直wwwお遊び程度だったしwwwww」

ダゴン「これで俺もwww晴れてお前等と同じ無職っ!wwwww真昼間から食べて飲んでの駄目人間ニート生活スタートだぜwwwwww」

ニャル夫「そうか。そういえば、今日ようやく相棒が起き上がれるくらいに回復したんだ。だから今日は豪勢な奴にするぞ」

ダゴン「おっしゃwwwバイト止めてニートなってwww良かったぜっwwwwww」

ダゴン「俺wwwwもうwwwww働かねぇえwwwww」

ニャル夫「ははっ、お前どんどんダメ邪神になってきてるな。」

ダゴン「おっすおっすwwwwwww」

ニャル夫「よっ相棒。具合がよくなったようで良かったぜ」

真尋「僕の内臓の位置をバラバラにした張本人がそれを言うか」

ニャル夫「まぁそれを言うな。今日はお前が回復したって事で、俺も結構腕を振るったんだぞ」

真尋「……前から思ったんだけど、何でお前料理作れるの?」

ニャル夫「そりゃぁお前、俺はこの宇宙で最も高貴な種族、ニャルラトホテップ族の一人だからな!!」

真尋「…ニャルラトホテップ族は、大体ゲテモノを好んで喰うのか?」

ニャル夫「嫌いでは無いな。」

真尋「じゃぁ…あのお粥は見た目がまともだからマシだったけど…」

ニャル夫「いや、今日は思い切って地球の食材でフランス料理作ってみたぜ。エスカルゴとか大量に仕入れたしな。」

真尋「…ああ、まぁ地球の食材なら…」

ニャル夫「ちなみにお粥は米じゃなく栄養満点の蟻の卵を使った」

真尋「何してくれてんだてめぇ!?どうりで米にしては変な食感がすると思ったよ!ジャリってしたもん!!」

ニャル夫「一応それも地球の食材なんだけどな。」


真尋「んっ……美味い」

ニャル夫「はっはー!そりゃ当然の事!この俺が作った料理なんだからなっ!!」

ラグナラ「おいしぃー!!王子様であり、コックさんなんて、私すっごく幸せぇ~!」

ダゴン「ほんと美味ぇwwwwカントリーマウムうめぇwwwwwww」バリバリ

ニャル夫「てめぇは俺の料理食べてないだろ!!昼食時にお菓子を食うな!!」

真尋「(……見た目はニャル子のよりまともだけど、味付けは凄くニャル子に似てるんだよなぁ…)」

ダゴン「うwるwせwぇwwwwwwそんな気取った料理がwwww食えるかってんだwwwwww」

ダゴン「俺の舌はwwwwジャンクフードでwwwww慣れちまってんだよwwwwwコポォwwww」

ニャル夫「なんなのこいつ……」

真尋「本当、なんなんだろうね。」


ラグナラ「それなら、ダゴンの分の御飯も食べても問題ないよねー?」

ダゴン「おお喰え喰えwwww俺はwww食事の団欒から外されたwwwwwはぐれ者wwwww一人ぼっちwwwww」バリバリ

ダゴン「うっはwwww結局の所wwwみんな一人wwwww」バリバリ

ダゴン「俺wwww孤独かっけぇええwwwwとかwwwwそう思っちゃうタイプwwwwだからwwww」ガサ…

ダゴン「あっ、やべカントリーマウム切れた。」

ダゴン「しょうがねぇなぁ、やっぱり俺もお前の料理食ってやるよ。」

ラグナラ「ごちそうさまー!」ゲフゥ

ダゴン「てめえwwwえwwえwえwwww喰うの早すぎんだろwwwwwふざけんなwwwwww」


ダゴン「こうなったら俺wwww冷凍ピザwwwww喰うwwwwオデwwwピザwwwダイスキwwww」

ダゴン「ピザデブwwwww俺ピザデブwwwwwwあがががwwwww」

真尋「もはや意味が分からん」

ニャル夫「レンジ使うならオーブンに設定をしておけ。そのまま使うと爆発するぞ」

ダゴン「マジかwwwwマジなのかニャル夫すぁんwww」ピッ

ニャル夫「そうだよ。そんな事を知らなかったのか?お前は」

ダゴン「知らなかったっすwwwwそしてごめんwwwwニャル夫すぁんwwww」

ダゴン「本当ごめん」

ニャル夫「は?」


カッ



ドゴォオオオオオオオ!!



真尋「レンジが爆発したぁあああああああ!!?」

ダゴン「」プスプス

ニャル夫「ダゴォオオオオオン!!お前…レンジの欠片が頭部に刺さってるぞ!!深く!!!!」


ヴィー・ヴィー・ヴィー

ニャル夫「!!」

≪警告・警告・船内のデジタルコードが破損しました。メインエンジン・メインコイル共に停止致します。≫

真尋「嘘だろ!?エンジンが停止!?」

ニャル夫「しかも理由が電子レンジかよ!!ショボイ!!墜落する原因があまりにも!!!!」

ラグナル「ぴぃぃいいい!!墜落するのぉ!?どうしよどうしよぉおおおお!!」

ニャル夫「お前ら落ち着け!こんな時の為のデウス・エクス・マキナだろうが!これを使ってワープして…」

真尋「馬鹿か!!いやお前…馬鹿かっ!!!!!こんな状況で使ったら、確実にエンジンが吹っ飛ぶだろうが!!!」

ニャル夫「じゃぁちょっと待て。おいマイホーム!この近くに酸素のある惑星はあるか!?」

≪検索結果、この状況でギリギリ着陸できる惑星が一件。表面が全て液体状の亜鉛と鉄で覆われており、酸素濃度は100%≫

ニャル夫「このまま宇宙の藻屑になるか、超濃度の酸素の惑星で骨まで炭になるか生き延びるかどれが良い」

真尋「ワープ!是非ワープをお願いします!!」

ニャル夫「おっしゃぁあああああ!!デウス・エクス・マキナをセットォ!!」ガチン

ニャル夫「お前等!今度こそシートベルトは締めとけ!特に相棒!治りかけのこの時に超高速はガチで死に至るからな!」

ニャル夫「ラグナラ!お前も同じくシートベルトを締めろ!今回はエンジン回路に損傷があるから何が起こるか分からん」

ニャル夫「そしてダゴン!」

ダゴン「」プスプス

ニャル夫「…………」

ニャル夫「…全ての元凶には、罰を与える。」カチン

真尋「放っといた!!さっきまで心配してたのに放っといたよこの人!まぁどうせ死なないけど!」

ニャル夫「おっしゃぁああああ!!行くぜぇぇええええええ!!!5!」

ニャル夫「4!」

ニャル夫「3!」ガコン

真尋「早いっ!下ろすのが早い!!それカウントダウンの意味が無っ…」



ゴォォォオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア



真尋「あああああああああああああああ!!しかも速いぃぃいいいい!!!!」

チュドドドドドドドドドドドドド ドドドドドドド

≪ブラックホールが発生します。しっかりと掴まってください。≫

真尋「ブラックホールの発生も早い!!回路が千切れて制御が軽くなった分、確実に超過な加速しているるるるるるあああああああ!!!!」オオオオオオオオオオオオオ

チュドドドドドドドドドドドドド ドドドドドドド

ダゴン「」オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ  ←壁に張り付いて凄い顔している

チュドドドドドドドドドドドドド ドドドドドドド

ラグナラ「ぴぃぁぁああああああああああああ!!!」オオオオオオオオオオオオオ

チュドドドドドドドドドドドドド ドドドドドドド

ニャル夫「うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」オオオオオオオオオオオオオオオ










カッ

コオオオオオオォォォォォォ……





~ニャル子宇宙船~

ニャル子「さぁさぁさぁ!宇宙船(ホシ)が近くなってきましたよぉおお!!」

ハス太「や…やっと見つかったね…誘拐犯の宇宙船……かな?あれは。」

クー子「間違い…無い……。惑星保護機構から…提出された資料の写真と……同じ……」

ニャル子「……やっとですよ、やっと。長い間真尋さんを絶ってたから……もう私…限界が近くて……」

ハス太「…意外と、見つけるのに時間がかかったもんね。あの時から5日くらいかなぁ。」

ニャル子「……ひゃぁっふぅぅううううい!!でも、もうこれで我慢しなくても良いですよ!早速真尋さんに会ったら、真尋ニウムを大量に摂取して妊娠してそれからそれから」

ハス太「……え?ちょっと待って。何これ」

クー子「……どうした…の?」

ハス太「あの宇宙船からかなり大量のエネルギー反応が…まさか!またデウス・エクス・マキナを!?」

ニャル子「なっなんですとぉおおおおお!?はっ早く止めるんですよぉ!!またブラックホールでワープされたら!!もう!私は…私はぁあ!!!」

クー子「大丈夫…ニャル子。あの古い気体なら…デウス・エクス・マキナでも…せいぜい…ワープするのに…結構時間がかかる…」

ハス太「うん。僕もそう思うよ。じゃぁ!そっちがその気なら僕達も超加速を…」



カッ

コオオオオオオォォォォォォ……



ニャル子「………」

ハス太「…………」

クー子「…なん……だと………?」



【さんかく座銀河  第7894区 第7惑星系列 座標不明 名称不明の惑星  管轄外領域】




カッ!!!!!





ニャル夫「あああああああああああああああああ!!!」オオオオオオオオオオオオ

ラグナラ「ぴぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」オオオオオオオオオオオオ

真尋「ぎゃぁぁああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」オオオオオオオオオオオオ

ダゴン「」オオオオオオオオオオオオ




ザバァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン




ニャル夫「…………」

ラグナラ「…………」

ダゴン「」

真尋「……………」

真尋「……生きてる?」

真尋「僕……生きてる…?」


ニャル夫「……ああ。生きてる。そして…運の良い事に……」

ニャル夫「酸素も…水資源も豊富な……環境の良い惑星にたどり着いたようだな…。」

真尋「…………」

真尋「……たっ……」

真尋「助かった……!」ポロポロ

ニャル夫「おっおいおい、泣くほどの事じゃないだろ。寧ろこれは笑う所だぜ?こんな運が良いのはこの俺様が…」

真尋「それはどうでもいい…!正直どうでもいいけど……本当に良かった……!!マジで死ぬかと思ったよ…!」ポロポロポロ

ニャル夫「まぁ、確かに今回はヤバかったな。俺も正直ヒヤヒヤしたぜ」カチン

ニャル夫「おい起きろダゴン。てめぇのせいでまた物資調達と宇宙船を修理に出さねぇといけなくなったぜ」

ダゴン「」

ニャル夫「……ついに死んだか。まぁいいか。」

ニャル夫「最後に役に立ってもらおうかな。さっきので大きく回廊が切れた所から消滅しただろうから、その代わりにこいつの神経を…」

ダゴン「っ!!」カッ!

ダゴン「俺様www復www活wwwww!!!」

ニャル夫「ちっ起きたか。」

ダゴン「てめぇwwwww俺様が生き返ったらまず舌打ちじゃなくてwww喜べwwww喜ぶだろうが普通はwww」

ニャル夫「言っておくが、今回の墜落100%お前のせいだからね?お前がレンジにアルミ入れてピザ爆散させたからこうなってるからね?」

ダゴン「そうだwww俺のwww俺のピザwwwどうなってんだよwwwww」

ダゴン「……………爆散している…」

ニャル夫「そりゃぁ、あれほどのGを受けたらな。」


~宇宙船の外~

ニャル夫「空気も綺麗で木も茂ってるとは…。地球の北ヨーロッパみたいな所だな。」

真尋「ヒクッ…ヒクッ……」ポロポロ…

ニャル夫「相棒もそんなに泣く事ないだろ。女の子みたいだな本当に」

ダゴン「ちょwwww真尋たんどうして泣いてるんでちゅかー!?wwwww何があったのかwwwお兄さんに言ってみぃいwwww」

真尋「ほとんど…ほとんどてめぇのせいだこの野郎……」グスッ

ダゴン「ははっ、人のせいよくない。」

真尋「いやマジだからなっ!?マジでお前のせいでこうなってるんだからなっ!?ちょっとは反省しろてめぇええ!!!」

ダゴン「……そうか。確かに、今回の事に関しては俺が悪いな。……悪かったよみんな。」

ニャル夫「本当に反省しているなら、それに越した事はないんだがな。」

ダゴン「まぁ、確かにこれじゃぁ示しがつかないよな…。この通りだ。スマン」ペコリ

真尋「……一応、反省はしているみたいだな。」

ニャル夫「まぁ、本当に悪いと思っているならもう頭をあげ……ん?おい何だあれ……」


ビィィイイイイ  ←ダゴンの上を通り過ぎる


真尋「あばばばばばばばばばばばばっ」バババババババ

ダゴン「うっはwwwwあっぶねwwwwww」

ニャル夫「違った!こいつ危険を察知して事前に避けてただけだった!!」


真尋「」 プスプスプスプス

ニャル夫「相棒ぉおおおおおおおおおおおお!!!!」

ダゴン「くそっ!一体誰が真尋くんにこんな事を…!!」

ニャル夫「避けてた奴が何言ってんだてめぇ!!良いから早く細胞再生装置持ってこい!!」

ダゴン「ニャル夫、俺が今手に持っているのは何だと思う?」

ニャル夫「何って…それ真っ黒に焦げたパンじゃないのか?」

ダゴン「そのパンの横のこれ、何て書いてあるか分かる?」

ニャル夫「ええと…細胞…再生……装……」

ニャル夫「………黒こげじゃねぇか!!」

ダゴン「そうwwww今まさにwwww絶対絶命なのでございまするwwww」

ニャル夫「だったらなお更、さっきの電撃お前が受けろよ!!お前相棒よりは身体が頑丈だろうが!!」


ラグナラ「おぉぉじぃぃぃ……頭がぁ……クラクラするよぉぉぉぉ……」クラリクラリ

ニャル夫「おおラグナラ!船の中にこれと同じようなものがいくつかあった筈だ!それを探してきてくれないか!?」スッ

ラグナラ「同じようなぁぁぁ…?ええと……細胞…再生……装置……」

ラグナラ「……もしかして、あれの事ぉ?」

ニャル夫「おおそうだ。まさしくこれと同じ形で同じく真っ黒で……」

ニャル夫「全部真っ黒に焼けてるぅうううう!?」ガーン

ダゴン「さようなら真尋たん。君の事は忘れないよ」ザッ

ニャル夫「おい何で黒こげの細胞再生装置を地面に刺し……た横に穴を掘るな穴を!その黒いの墓標にするつもりか!」

真尋「……うっ…うう~ん……」

ニャル夫「おっおお!相棒!生きてたか良かった。」

ダゴン「つーかwwwよく見たら無傷っ!!どー見ても無傷っ!!普通に無事じゃねぇかwwww」

ニャル夫「ああ良かった。とにかくこれで全員無事で欠ける事なく揃い……」

真尋「…あー。酷い目にあった……」 タユン

ニャル夫「………」

真尋「全く。またしてもダゴンにしてやられたよ。でも、確かにあのまま素直に謝るなんて怪しいと思ってたけどさ」

ダゴン「…………」

真尋「だとしても、僕に攻撃を流すのかよ。アンタらしいと言えばらしいけどアンタのそういう所僕結構嫌いだぞ。全く…」

ラグナラ「………」サスサス

真尋「でも、あのビーム喰らったけど別に全く痛く無……おい、何だ?何で無言で僕を見つめている?怖いんだけど」

ニャル夫「…おっ…お前………誰だ?」

真尋「誰って…今の今までずっと一緒に……」サラ

真尋「……あれ?僕、こんなに髪長かったっけ?」サラサラ

真尋「………え?」モミモミ

真尋「…………」←股間に手を当てる。

ダゴン「あっ、俺も俺も」

ニャル夫「やめろ」ガシッ

真尋「………」

真尋「うぅぅっぇぇぇぇえええええええええええええええええ!?」

真尋「無いっ!?下が無い!?そして上が…ある!!?」

真尋「……おいおいまさか、まさかと思うが……」

ニャル夫「………」コクン

真尋「嘘だろぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおお!?」ガーン

ダゴン「待て!まだ結論を出すには早すぎないか!?」

真尋「いや!自分の身体が明らかに変わっていて早いも何も無いだろ!!」

ダゴン「まだだ!まだ分からないだろ!だから俺が全身全霊をかけて身体検査をばふぁああっ!!」 ドゴォオ

ニャル夫「どうやらその様子だと、完全に性転換したらしいな」

真尋「いやぁぁあああああああああああああああ!!!!」


ラグナラ「…………」

真尋「おいどうすんだこれぇ!!一体どうしてこんな……あのビームだぁ!!」

ニャル夫「…まぁ、それは間違いないだろうな。確か、あっちの方角から放たれたから…」

ニャル夫「あっちの方角を歩いていけば、この現象を引き起こした張本人が居るだろうな」

真尋「……情報があるだけ、無いよりマシだな。」

ダゴン「そうだな。ところで真尋くん。パンツの色を教えてくれないか?」

真尋「ニャル夫ぉぉお!!こいつマジで要らねぇよぉ!!殺してくれよマジで!!」

ニャル夫「無理だ…今までで何回か殺しているのに、こいつこの通りピンピンしてるだろ?もうどうしようもねぇよ」

ダゴン「な?だからもうどうしようも無いんだ。」ズイッ

真尋「近づくな!そもそも僕が女になった瞬間態度を変えるなんて…アンタの底の浅さが目に見えて」

ダゴン「うるせぇ!!つべこべ言わずにパンツ見せろぉ!!」



パァァァァン……



ダゴン「はっはっは。やっぱりダメだったよニャル夫。」 ヒリヒリ

ニャル夫「何故、俺に報告してくるのか分からんが…さっきのお前、最高に格好良かったぞ。」

ダゴン「へへっよせよ……照れるじゃねぇか。」

ニャル夫「ははっこやつめ」

ラグナラ「………」



ラグナラ「………」グイッ

ニャル夫「…ん?どうしたラグナラ」

ラグナラ「……ねぇ王子様?私のパンツ……見たい…?」カァァァ…////

ダゴン「おいクソガキ」

ラグナラ「あんたには言ってない。」

ダゴン「うるせぇ!!つべこべ言うなれば胸に詰め物でも入れてみろぉお!!」



ゴッ

メキャッ



ダゴン「はっはっは。睾丸が一つ潰れちゃったよニャル夫。」

ダゴン「」 バッターン

ニャル夫「ダゴォォオオオン!!お前!今最高に格好悪かった!超格好悪かったぞぉぉぉおおお!!!」

真尋「ちょっとそこうるさい!!早く僕をこんな身体にした犯人探しに行くぞ!!」


~研究所~


グオン…グオン…グオン……

ニャル夫「おお~、いかにもビームとか撃ってきそうな建物が見えてきたぞぉ~?」

真尋「あれほど分かりやすい建物もないな。馬鹿かと思うがありがたい」

ダゴン「ボクノ コウガン イッコ ナクナッタ  ボク チョット  キオクトンデル」

ラグナラ「…ねー、さっきからダゴン全く同じ言葉を繰り返してるんだけど」

ニャル夫「さて…一体どこの誰が俺の相棒をタマナシにしてくれたのか…一目見てみようか。」

真尋「だから相棒じゃないし、タマナシは止めろ」

ダゴン「ソウダ ソノゲンキョウカラ ソイツのタマタマ エグリトッテヤロウ」

ラグナラ「ようやく違う言葉喋ったけど…何か良くわかんない事言ってるよ?」

真尋「んっ?おいあそこで人影が動いたぞ!」

ニャル夫「なにぃ!?よしダゴン!今だ元凶に向かって腕を伸ばせぇ!!」

真尋「唐突に無茶な要求をするなよ!特にこの状況で!!」

ダゴン「ゴムゴムのぉぉおおおおお!!」

真尋「それは言っちゃいけない奴だ!!」


ダゴン「ゴムゴムのぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!!」

ニャル夫「さて、冗談はよして動いた人影の方を見ていくか」

真尋「そうだね」

ダゴン「ゴムゴムのぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

真尋「うるさい!できてないから!お前全然ゴムゴムになってな…なんで僕の身体めがけて腕を伸ばそうとしている!?」

ダゴン「ゴムゴムのぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」 ピカァァアアア

ニャル夫「おい、相棒のセクハラの為に新しい力を手に入れようとしているぞ。どうする?光ってるって事はもうすぐ手に入りそうな気が…」

真尋「余計な力を手に入れる前に湖のまり藻にしちゃおうぜ」


カターン…カターン…

ニャル夫「……」

真尋「…なんだ?これ。人形遊びのテーブル?椅子?……ケーキ?」

ラグナラ「うわぁ!このドーナツ小さいけど美味しいよ!」モムモム

ニャル夫「喰うな食うな。何が入ってるか分からんのに」

真尋「……という事はこの惑星に住んでるのは、小人か…妖精か?」

ラグナラ「お人形屋さんの惑星かも!」

ダゴン「お人形かぁ。俺…このファンシーな小さな家具を見ると……つい☆やっちゃうんだ☆」

真尋「何を?」

ダゴン「こうやって……ほっぱぁぁああああああああいwwwwwwwwwww」 ブン  ゴロゴロドガァッ

真尋「ドラム缶を転がすなぁあ!!あああああもうバラバラじゃねぇか一気に!!」

ダゴン「ぃぇれぇえwww超wwwスッキリwwwwwwやっぱwwwwシルヴァニアファミリー大虐殺はwwww癖になるわwwww」

ニャル夫「こいつ絶対に妖精に会わせちゃいけない気がする」

ラグナラ「いっそあのドラム缶に詰め込んで土入れて湖に沈める?」

真尋「そもそも邪神にこんなファンシーな場所似合わないと思うんだけど」

真尋「…というかおいおいどうするんだよこれ…ここの住民に見つかったら僕たち何されるか……」

ニャル夫「ガリバー旅行記みたいになりそうだな」

ダゴン「やめてっ!!よってたかって私を縛って…乱暴するつもりでしょ!?エロ同人みたいに!!」

真尋「正直お前だけは僕たちが縛りたいよ!!というか黙ってろよ頼むから!!」

ニャル夫「まぁ、でも幸い見てた奴なんて俺達くらいしか居ないんだし、ここはすぐ離れて問題にならないうちに宇宙船の修理を…」

少女「●REC」

ニャル夫「」

少女「●REC」

真尋「」


真尋「いやあの本当…すみませんでした……うちの連れが粗相な事を犯してしまって…」

ニャル夫「たった今、全ての元凶を貴方の目の前でドラム缶に詰めて大量の小蟹を流し込んでいますのでもうしばらくお待ちください。」

ダゴン「あああ!!ああああああ!!!ああああああああああああああ!!!!」ドドドドドドドドド

ラグナラ「きゃははははwww面白い顔!!wwww」

少女「………くぷくぷくぷ。そう改まなくても良いよ。今日も特別な日なんだからね」

真尋「はい。特別な日にあの馬鹿がドラム缶転がして台無しにしてすみませんでした。」

ダゴン「やだぁあ!!穴に!僕の穴に蟹がぁああ!!ああああああああ!!!」

少女「…そうだね。今日は昨日よりも特別な日。それを台無しにされたら…私も彼女らも悲しむだろうね」

少女「だけど心配する事ないよ。明日は今日よりも、もっと特別な日になるだろうから。」

真尋「…は、はぁ…」

ダゴン「くそうっ…!こんな所で死んでたまるかぁ!!必殺っ!!シバリングゥ!!震えろ俺の筋肉!!」 ブルブルブルブルブル

ニャル夫「(…なぁ、相棒。この女…もしかして頭が少しハッピーな人じゃないのか?)」

真尋「(アンタも酷い事言ってるし…僕は相棒じゃない。でも、確かにちょっと普通とは違うよね。)」

真尋「(体中つぎはぎだらけだし、頭にはネジが刺さってるし…なのに服は白衣で清潔……間違いなく普通じゃないけどさ。)」

ダゴン「よっしゃぁあああ!!俺の体温で蟹がどんどん死んでいくぜぇえええええ!!」ジュゥゥウウウウ

ラグナラ「…すっごく香ばしい臭い……」ダラー

少女「くぷくぷくぷ。小声で言っても大声で掻き消そうとも、僕は何でも聞こえるよ。自慢じゃないけど地獄耳だからね。」

少女「僕は、妖精達が気まぐれで作られた巨大ロボット「フランケンシュタイン」だから、毎日がハッピーで特別なのは間違いないのさ。くぷくぷ」

ニャル夫「は?巨大ロボット?………どこが?」

少女「…まぁ、君達のような巨人族には分からないかもしれないね。」

ダゴン「うわぁぁああああああああああ!!今度は蟹が熱で爆発し始めたぁああああ!!」 パンパンパンパンパン

ラグナラ「ぴぃぃいいいいい!!汚い!!」

真尋「(後ろがかなり気になるな……)」


ニャル夫「…それで、ここのパーティ会場は一体何を祝ってやっている事なんだ?」

少女「さぁ、それは彼女達に聞いてみないと分からないかもね。私は彼女達から作られたから。彼女達の気まぐれも理解できない事は無いけどさ。」

少女「昨日、「明日はとても大きな事柄が起こるわよ!」ってはしゃいでいたから、何かしらの凄い事を祝ってたのかもしれないね。」

真尋「……そういえば……ええと……。……君は一体ここで何をしていたの?」

少女「僕かい?くぷくぷくぷ。名前はまたの機会に教えるよ。」

少女「僕は今、新しい発明品ができたから、ここで試しうちしていたのさ。」スチャッ

真尋「………」

ニャル夫「…………」

少女「一体、何を発明したのかは僕もしらないけど、身体の組織を変えるという凄い事をやってのける光線を出力する銃さ。一体これで何がおこるのか少し気になってね」

少女「一度、でたらめな方向へと撃ってみたんだけど…まるで手ごたえがなし。攻撃には向いてないね。」

真尋「…………」

ニャル夫「ああ、向いてないだろうな…何故なら。」

ニャル夫「この俺の隣の少女が!そのビームを諸に喰らってタマナシになったんだからなぁ!!!!」

少女「へぇえ?君、あのビームを喰らったんだぁ。で、どうだった?どうだったの?」キラキラ

真尋「…見ての通りだよ」

少女「見ただけじゃ分からないから聞いてるんだよ。一体何が変わったの?腕が少し伸びたとか、身長が伸びたとか、胸が少し大きくなったとか。何か変わった事がない?」

真尋「凄く変わったよ……男から女に変わるって本当凄いなぁ!お前が原因かぁあっ!!」

少女「あれ?君は元は男の子だったの?くぷくぷくぷ。男と女との違いは1%以下のもっと以下なのに、そんなに女らしいという事は元から…」

真尋「うるさいっ!」

ニャル夫「ああ!確かに少しナヨナヨしてたけどさぁ!!」

真尋「うるさいっ!!!!!」

ダゴン「あああああああ!!まだ蟹が弾けてポップコーンのようにぃぃっ!!」 パンパンパンパンパンパンパンパンパン

真尋「うるせぇぇぇええええええええ!!!!!」


少女「……それで、どうしたいの?女の身体になってから」

真尋「元の身体に戻りたいに決まってるだろうが。」

少女「くぷくぷ。悪いけど、元の戻し方は僕にも分からないよ。」

真尋「なんでだよっ!?」

少女「だって、僕は凄いものは作れはするけど、中身を理解はできないから、全く同じものは作れないんだぁー」テヘラヘラ

真尋「じゃぁ…もう、僕は戻れないって事か…?」

ニャル夫「ええっ!?」

ラグナラ「ええー…」

ダゴン「ッシャァア!!」グッ

少女「いや、でもさすがに身体には免疫力というのがある筈だからさ。時間が経てば元に戻ると思うよ。」

真尋「そっ…そうか。それを聞いて安心した。」

ニャル夫「良かったな相棒」ホッ

ラグナラ「ふん。王子を取り合うライバルが居なくなって安心したわ。」

ダゴン「ああああああああああああああ――!!!!」orzガクゥゥウウウウウン!!!

真尋「お前落ち込み過ぎ」


少女「まぁ、この銃もできたのは良いけど不良品だったんだよねー」

真尋「へぇ…え?不良品?」

少女「うん。効果は良い感じだったんだけど、ちょっと動かしただけで」スー

ビビビビビビビビビ

ニャル夫「あばばばばばばばばばばばばばば」バババババババ

少女「この通り、誤作動で発射してしまう。」

ラグナラ「王子ぃぃいいいいいいい!!!」

真尋「もう壊しておけよ!そんな物騒なもの!!!」


ニャル夫「」プスプスプスプス

真尋「ニャル夫ぉぉおおおおお!!これでニャル夫も、僕と同じ被害者に…!」

少女「そうすると私は、加害者?」

真尋「もしかしなくても加害者だと思うぞ……」

ニャル夫「」

ニャル夫「うぉおう!!」ガバッ

ラグナラ「うわぁああ!!王子が女の子の身体にぃい!!」

ニャル夫「え?…………」

ニャル夫「……うわぁあああ!!下が無い!そして上が…ある!!でけぇ!!」ドタプーン

ラグナラ「……」サスサス……

ラグナラ「」ドヨォーン

ダゴン「よっしゃwwwww俺wwwハーレムwwwwwウッハウハwwwww」

ダゴン「エロゲの主人公wwwwまっしぐらwwwwフィアウィーゴォオオオ!!!」

ニャル夫「しかも髪はそのまま……これじゃぁ、妹と全然変わりないじゃねぇか!!」ボインボイン

真尋「…………」

真尋「……いや、」

真尋「(寧ろニャル子より……艶めかしい……)」ゴクリ

ダゴン「それじゃぁニャル夫くん。……いいよね?」

ニャル夫「何が良いよね♪だっ!!何一つ良くねぇだr」

ダゴン「うるせぇ!!つべこべ言わずにおっぱい揉ませろぉおおお!!!!」




ドゴォ



ダゴン「はっはっは。お腹に風穴が空いちゃったぜ☆ニャル夫」

ダゴン「クティーラァ!」 バッタァァアアアアアン

ニャル夫「ああああ畜生!どうやったら元に戻れるんだぁー!!」ボフン

真尋「戻った!意外と早く戻ったよお前!?」


ニャル夫「おっ…おおおお!!おかえり俺の身体!愛してるぜ俺の身体!もう離さないっ!!」ガシッ

ラグナラ「やったぁー!!王子様が元に戻ったぁー!!」バンザーイ

少女「あらら。ニャルラトホテップ族は、免疫力が高いみたいだねぇ。結構すぐに元の姿に戻っちゃった。」

ダゴン「くっ…!折角ハーレムエロゲ摩訶不思議アドベンチャーサスペンスロマンスの主人公になれたと思ったのに…!」

真尋「何言ってんのお前」

ダゴン「こうなったら…俺が!俺が美少女になるしかねぇっすwwwwおらフランケンシュタインwwww俺にもそのビーム撃てよおらwww」

少女「分かったー。……あれ?あれれ?」

ダゴン「おいおいどうしたんだフランケン!早く俺の女の身体にして誰にも邪魔されずにモミモミさせてくれってばよ!!」

少女「あちゃー…完全に壊れたねこれは」

タッタッタッタ…

ダゴン「神様ぁぁあああ!!!おいてめぇ神様コルルァアア!!!貴方まで俺の敵になるつもりかぁあああ!?」

ニャル夫「空に向かって叫んでも神様は居ねぇよ?空か来ただろ俺達」


ラグナラ「…そういえば、さっき王子様 妹が居るって言ってたけど…その妹って、どんな感じなの…?」

ニャル夫「ん?あー……とりあえず言っておくとしたら。」

ニャル夫「兄より優れた妹など存在しねぇ!!」

真尋「いやいやいや、そんな事聞いてるんじゃないから。ちゃんと応えろよ」

ニャル夫「…そうだな。俺が妹の姿を覚えてるのは、小学生くらいまで…。確か、その時の妹を一言で表せば……」








ニャル夫「クズだ」


ニャル子「はっくしょぉい!!」

ハス太「うわぁ!ビックリした!!」

クー子「ニャル子の唾液…!ニャル子の唾液…!!」ペロペロ

ニャル子「こらぁ!!飛び散った私の唾液と鼻水を舐めるなぁ!!」ゲシッ

クー子「あふんっ」ゴシャッ

ハス太「絵面が色んな意味で趣深いんだけど」

ニャル子「ううー…何か良く分かりませんがムカムカしますー!!下等生物に悪口を噂された気分!!」

ニャル子「絶対あの野良ニャルラトホテップですねぇ!!あの野郎ぉ!!次に宇宙船見つけたら木っ端みじんにしてやりますよぉ!!」キーキー

ハス太「ダメだよニャル子ちゃん!!それ真尋くんも一緒に死んじゃうからね!?」


ニャル夫「…という事で、俺はあいつに虐待され、居場所を追い出されてしまったわけだ。」

ダゴン「うわぁ……(引」

ラグナラ「うっうっ…王子様可哀想……!」

真尋「……………」

ニャル夫「どうだった相棒?俺の妹のそれは恐ろしい本性は」

真尋「…いや、普通に納得できるものだったよ。まさにその通りだし。」

少女「くぷくぷくぷ。随分な言いようだねぇ。仮にも血の繋がった兄妹なのに」

ニャル夫「おう、正直血は繋がってるはずなのに、俺あいつの事分からねぇもん。」

ニャル夫「ところで相棒。お前の方が妹と一緒に居るだろ?それを踏まえて、俺の妹の事をどう思ってるか教えてくれねぇか?」

真尋「ああ、あいつか、あいつはまぁ一言で言うなら…」






真尋「痴女だ」



ニャル子「はっくしょぉぉおおい!!」

クー子「ああっ…後数十センチずれてたら…ニャル子の唾液を顔中に浴びれたのに…!!」グッ

ハス太「…ねぇ、ニャル子ちゃん風邪なんじゃないの?医務室で寝てたら?」

ニャル子「…大丈夫ですよ。今回のくしゃみは、何故だか凄く気持ちの良いものでしたからね…」

ニャル子「まるで…!くしゃみをした瞬間に久しぶりに真尋さんと会話したみたいになったんですから…!!」

ニャル子「「ああっ…ニャル子、お前はなんて痴女なんだ。素敵だよ」んまぁ♪真尋さんたらぁ♪」

ハス太「ねぇ、やっぱり医務室行った方が良いよ!さっきのブラックホールでショックだったのか心が壊れ始めてる!!」

クー子「大丈夫…。壊れたニャル子は私が介抱する…」キラン

ニャル子「「もう一ヶ月もニャル子に会えなくて寂しかったよ…」私もですよぉお~♪真尋さぁ~ん♪」デレデレ

ハス太「ダメ。これ以上刺激したら、もうニャル子ちゃん戻って来れなくなる。手遅れになる前に医務班ん――!!早く来てぇぇえええ!!」リーンリーン


真尋「……というわけで、僕は毎日のようにあいつにセクハラされ、心身共に文字通り削られる日々を送っている。」

ニャル夫「…………」

ラグナラ「…………」

ダゴン「…………うわぁ(ドン引」

少女「くぷくぷくぷ。普通なら男は喜ぶ所なんだろうけど、それはちょっとだけ異常だねぇ。」

ニャル夫「あいついい年して何やってんだよ……」

ダゴン「お二人さん大変なのねぇ。思わず俺、草が生えなくなっちゃったよ」

ラグナラ「ねぇ、そういえば王子様の妹さんって何歳なの?」

真尋「それは僕も気になるな。」

ニャル夫「そうだなぁ…確か、俺より5つか…いや、6つか?それくらい違うだけだから…」



ニャル夫「【禁則事項】歳くらいだな。地球人の年齢に換算すると【超禁則事項】歳くらいだ。」



ハス太「ニャル子ちゃん落ち着いて!!クー子ちゃんもう息して無いよ!?」

クー子「」

ニャル子「うるさいっ!!今!!なんだか物凄くイライラし始めたんです!!何か!何か私のポリシーアンドプライパシーを侵害されたような!!」ボコッボコ

ニャル子「そんな感じなんですからぁぁああああああああ!!」ボコッボコッボッコッ グチャァ

ハス太「医療班んんんん!!!早く来てぇぇぇぇええええええええええ!!!!」




少女「ああそうだ。そろそろ彼女達がやってくる時間だよ。どうするんだい?ここでお呼ばれでもするのかい?」

ニャル夫「いや、俺達は宇宙船の修理できる人を探しに来ただけだから…ここに長居するつもりは無えよ。」

少女「くぷくぷくぷ。そうかい。でも、彼女達は君達に興味深深みたいだけどね。」

真尋「興味深深?……あれ?何この光の集まり」 ポワポワ

ラグナラ「うわぁ!?いつの間にか散らばってた机と椅子が元通りになってるよ!?」

ダゴン「本当だ!これはもう一回転がせって事なのだな!」ガシッ

ニャル夫「ドラム缶を掴むんじゃねぇ!!」 ゴシャァ

ダゴン「アイ!!ホートwwwwww」ドシャァ


真尋「って、いつの間にか椅子に妖精みたいなのが座ってるぞ…?」

チカッ  チカッ   チカッ

少女「くぷくぷ。それが彼女達。君達みたいな巨人族と違って、小人な人たち。」

ラグナラ「わぁー♪可愛いいー!」

真尋「小人というより、ティンカーベルの一族みたいだ…」

真尋「……って、巨人族?僕たちが?」

チカチカッ   チカ

ニャル夫「…こいつら、身振り手振りで喋っているけど、何言ってるか全然聞こえないな。」

ダゴン「ふむふむ……なんだって!?おいまさか真尋少女の御尻にはまだモ☆ウ☆コ☆ハ☆ン☆がっ!?」

真尋「絶対そんな事言ってねぇだろ!!」

ダゴン「知wwるwwwかwwwwwそんな事wwwwお前も知らねぇwwwだwwwろwwww」

真尋「お前ぇ!!もし、僕の身体が元に戻ったら本気でフォークを目に突き刺してやるからなぁ!?」

真尋「いや!元に戻らなくても今から突き刺したるー!!」ギャーギャー

ニャル夫「落ち着け相棒!何かこいつらの光が青くなってきた!!」

少女「あちゃー、これはちょっと怯えさせちゃったねぇ。私に君達の抹殺命令が下されたよ。」

ラグナラ「ええ!?何それ!!ファンシーな見た目して残酷!!」

少女「まぁ、パーティを邪魔されるのは一族を根絶やしに大量殺戮するのと同じくらい重い罪だからね。」

ニャル夫「どんだけパーティに命かけてんだこいつら。というかこのダゴン、さっきドラム缶使って大量殺戮してたけど」


少女「でも、私はそんな事はしないけどね。君達は別に悪い人たちには見えないし。意味の無い事だからね。」

真尋「アンタが良識ある人で助かったよ…。それにしても、本当に慌しくパーティをしているね。」

少女「そりゃぁ、あともうすぐで今日のパーティが終わるからね。終わりに近づけば慌しくもなるよ。」

真尋「だったら延長すれば良いんじゃないのか?」

少女「そうできれば良いんだけど…生憎、今日はそれも無理なんだ。」

ニャル夫「何で無理なんだよ」

少女「だって、今日は”世界の終わり記念パーティだからね。”」

真尋「ふぅーん…………」











真尋「えっ?」



少女「今までは”何も無い日記念パーティ”で毎日同じような日を繰り返していたけど、今日は特別な日。そりゃぁ皆も一秒でも長く楽しみたいわけさ。」クプクプクプ

ラグナラ「へぇー、それじゃぁ、今日のこの料理は豪勢なの?」

少女「ああ、凄く豪勢さ。電気を食い物としている僕が羨ましいと思えるくらいにね」

ニャル夫「うんちょっと待って。ちょっと待とうか。君、さっき何て言った?」

少女「僕は食べ物の代わりに電気を食べるんだ。」

ニャル夫「うんその前。今日は何のパーティだって?」

少女「くぷくぷくぷ。君達も興味があるのかい?世界の終わり記念パーティに。そりゃぁ滅多に無いパーティだからねぇ。」

ニャル夫「うんすっごく気になる。何それそれって俺達もヤベェじゃねぇかぁぁぁ!!」

真尋「うわぁぁぁああああああああああ!!!!!」

ニャル夫「こうしちゃいられねぇ!!こうなりゃ今日中に回路を修理して脱出するぞ!!」

少女「行っちゃうのかい?寂しくなるねぇ。後、数十分で世界が終わるからそれまで一緒に居たかったんだけど」

ニャル夫「世界の終わりまで後数十分っ!?」

ダゴン「もう無理だなwwwおい真尋ぉwwwww。死ぬ前に一回ヤらせてぇwwwww」

真尋「食いちぎってやろうか」

ダゴン「おうふ」 ヒュン




チカッ チカッ チカッ


少女「おや、見えてきたよ。見てごらん。あれがこのパーティのメインイベント。隕石くんだ」



コォォォォォォォォォォ……



真尋「うわぁあ見える!!こっちに近づいてくる光ってるのが見える!!」

ニャル夫「おっおい!とりあえず宇宙船に戻るぞ!ここで死を待つよりはずっとマシだ!!」

ラグナラ「王子様ぁあああ!!私死ぬくらいなら、最後に王子様とチューしたかったぁあああ!!!」

ニャル夫「諦めんじゃねぇ!!大人になったらいくらでもやってやるからとっとと宇宙船に戻るぞ今は!!」

ダゴン「ニャル夫wwwwもげろwwwwwwうぇwww」

少女「宇宙船?……君達はもしかして、宇宙人なのかい?」ガタッ

ニャル夫「そうか。アンタとも、これでもうお別れなんだな。ああそうだよ俺達は宇宙人だよ!じゃぁ俺達急いでるから!!」

少女「……そうか。これはある意味……ブツブツ…」

少女「…急いでいる所申し訳無いのだが、僕も連れてって貰えないだろうか。」

ニャル夫「いいぞ!ただし!ついてくるなら一つだけ約束してもらうからな!!」

少女「何?」

ダゴン「うぇええいwwww怪しい色したティンカーベル達ぃwwwww楽しんでるかぁーい!?」ジャラジャラ

チカチカチカチカチカッ  ←警戒色

ニャル夫「あの全裸にネックレスを大量に装着したおじさんに襲われそうになったら、迷わず殺せ!!」

少女「あいあいさー」

真尋「ていうかいつの間に脱いでたんだあいつ」


~ニャル夫の宇宙船~

ニャル夫「うん!動かないよなぁ!そりゃぁなぁ!!分かってたさ最初からぁ!!」カチカチグルングルン ピピピピ

真尋「さて、最後の望みは散った。僕達はどうなる」

ラグナラ「見て見て王子様!あの光がさっきより凄く大きく!綺麗!!」キラキラ

ニャル夫「そうだなぁ…。あんなのが落ちてきたら、もうこの星消滅するな。」

ダゴン「消滅しても良いんじゃね?あいつらいきなり呪文唱えて俺の全身の毛根死滅させられたし」ツルッツル

少女「……みた所、この巨大電子レンジに繋がってる回路が爆発して機能が低下してるみたいだね。」

少女「それにしても、こんなに大きな回路の穴は初めてみたよ。どれだけ大きななアルミホイルを入れたの?」

ニャル夫「最初はピザにくるんでたただのアルミホイルだったのが、デウス・エクス・マキナ使ったせいで更に大きくなったんだよな」ギロリ

ダゴン「おいおい何俺に熱い視線を送ってるんだよ。俺がウホッないい男だからか?」

少女「……デウス・エクス・マキナ…?」

ニャル夫「……あっそうだよ。何で気づかなかったんだ?」

ガバァ

ニャル夫「これさえあれば、この状況も何とかできるんじゃねぇ!?」

真尋「いや、エンジン止まってるんだろ!?無理だよ!!」

ニャル夫「いや、別途エンジンの回路には電子レンジの回路に繋がってない筈だ。この別途エンジンさえ使えれば、この船を動かせるかもしれない!」

真尋「……その後は?」

ニャル夫「ぅ」

真尋「…この状況で空飛んだら、確実にこの船 無重力で潰れるんじゃないのか」

ニャル夫「………」

ニャル夫「……このデウス・エクス・マキナで船の修理とかは…」

真尋「やめろ、何か爆発する未来しか見えない!やめろ!!」


少女「…………」

ニャル夫「くそっ!折角良い燃料があるってのに!動かせないなんてこんなジレンマがあるかよ!!」

真尋「燃料だけあっても、この状況じゃ爆発させるまでしかできないだろ」

ニャル夫「そうだけど…ん?おいどうしたフランケンシュタイン。このビー玉をずっと見つめて」

少女「………」

少女「美味しそう……」ジュルリ

ニャル夫・真尋「!?」

少女「……ちょっとだけ…ちょっとだけ味見しても良いかなぁ…?」ジリ…ジリ…

ニャル夫「おいやめろ…近づくな……。お前…このビー玉食べるつもりだろ……!」ジリ…ジリ……

少女「ねぇ頼むよ、今日が私達の最後の日なんだから、せめてそのデウス・エクス・マキナを一口味見だけでも…」ジュルジュル

ニャル夫「涎と止めろぉ!!お前、ロボットのくせに分解液はあって自制心が無いのか!!」ヒョイ

少女「そんな!イジワルしないでも良いじゃないか!食べさせておくれよ!」ピョンピョン

ニャル夫「黙れ!そもそもこいつのエネルギーは底なしの無限大なんだから、食べたらお前確実に許容範囲超えて身体が爆発…」パシン

ニャル夫「あぐっ」パク  ゴクン

真尋「あっ」

ラグナラ「あっ」

少女「あっ」

ニャル夫「…………」

ダゴン「ニャル夫さん。今までお疲れ様でした。」

ダゴン「今までwwwwおつかれwwwwっしたぁぁあ―――!!!wwwww」

ニャル夫「うわぁぁぁ――――!!!やべぇぇ―――――!!!!!飲んじったぁぁあああああああ―――!!!!!!」

真尋「ばっ爆発するのか!?爆発するのかぁ!?」

ラグナラ「ぴぇぇぇえええええん!!王子ぃぃいい!!!私を置いて死んじゃやだぁあああああ!!」

少女「…僕が食べたかったのに」クスン

ニャル夫「てめぇ!よくもそんな事が言えたなぁ!!お前のせいで…お前のせいでぇぇぇぇえええ!!!!!」ダッ

ドゴォッ



パラパラパラ……

ラグナラ「………」

少女「………」

真尋「一踏み飛んだだけで天井ぶち抜きやがった」


ニャル夫「うわぁぁぁあああああああああああああ!!!」ゴォォォオオオオオ

ニャル夫「何だこれ!?重力が!!重力が非常に軽いことに!?」ゴォォォオオオオオ

ニャル夫「地面が遠い!嘘だろこれ!?俺、どんだけ飛ぶの!!」ゴォォォオオオオオ

ニャル夫「誰かぁぁぁああ!!誰か止めてくれぇぇぇええええ!!!」ゴォォォオオオオオ


トンッ


ニャル夫「あ……止まった…。」

ニャル夫「ふー良かった。一時はどうなるかと。背に壁があったおかげでようやく落ち着いた。」

ニャル夫「……あ、今度は地面が近くなってきたな。今度は俺、落ちているのか?」

ニャル夫「……え?壁?空に?」チラッ



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ



ニャル夫「………………」

ニャル夫「ああ、壁かと思ったら世界の終わりかぁ!!」

ニャル夫「このまま言ったら俺、地面との間に潰れて死ぬな!はっはっはっはっは!」

ニャル夫「脱出ぅ!!」ゴガダッ




真尋「おいおい…あれどうすんの?世界の終わりにまで飛んでいったぞあいつ……」

ダゴン「勢いあまって死んでる可能性があるな」

ラグナラ「うわぁぁああああん!!うわぁぁあああああああん!!!」ポロポロ

真尋「不謹慎な事言うなよ。あいつがいなかったら……この船誰が動かせるんだ」

ダゴン「うるせぇ!どっちみち間に合わねぇだろうが!今!俺がオ●ニーやっても、絶頂が早いか隕石が落ちてくるのが早いか良い勝負だぞ!!」

真尋「いやな例えを出すな!!……って、おい、光の中からもう一つ、光が近づいてくるぞ」

少女「……凄いですねぇー。あんなに凄いエネルギー体なのに。」

ォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオ………


チュドッォオオオオン

真尋「!?」

ラグナラ「ぴぅ!?」

ダゴン「おっ」

















ニャル夫「おお………嘘だろ?全然痛く無い」


少女「まさか、身体が順応してしまうとは。」


ラグナラ「王子様ぁぁああああああああああ!!」ブワワッ

真尋「ニャル夫…お前、ニャル夫なのか?」

ニャル夫「ああ。何故疑問系なんだ?」

真尋「だって……お前…………」

真尋「全身……光ってるぞ?」

ニャル夫「えっ嘘っ?うわマジだ。すげぇな何だこれ」

ダゴン「おおすげぇwwwwまるでwwwwwカカロットみてぇじゃねぇかwwwww」

ニャル夫「はははっ、それを言うならフリーザだろ?」ピン

ドシュウッ

ドグォォォオ     ←山が一つ吹き飛んだ


バンッ!!!!!!     ←山の半分が無くなった。

ダゴン「」 パラパラ……

ニャル夫「…おやぁ?」

真尋「山が一つ完全に消滅したぞ!?」


ニャル夫「おっ…おおお!!指一本触れただけでこいつぁすげぇ!今ならこの全宇宙を支配するのは容易い気がするぜぇ!!」ゴォォオオオオオ

真尋「宇宙征服する前に頼みたい事があるんだけど。」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオ


少女「世界の終わりまで、後3分ー」

真尋「あとカップラーメンすら食べられない程接近しているあの光を今すぐ何とかしてください!!」

ニャル夫「おっしゃぁぁああ!!!そんなのお茶の子さいさいだぜぇええ!!!」ガシッ

真尋「小石をぶつけるつもりっ!?」

ニャル夫「おらぁぁぁあああああああああああ!!!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

真尋「えええええええええ!?何その小石!?地面に埋まってた分がでかすぎるだろ!?」

ニャル夫「すげぇぞこれ相棒!こんなでかい石がまるで綿菓子みたいに軽いんだぜ!?」

真尋「分かった!分かったからこっち向けるな!あっちに投げろ!!」ビクゥッ

ニャル夫「よしっ!任せろ!!」












オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


ニャル夫「俺達が立っている場所に……」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


ニャル夫「落ちてきてんじゃねぇえ!!!!」ブンッ


オオオオオオオオオ   オオオオオオオオオオオオオオオオ


オオオ  オオオオオオ


           |!  i|            /  レ'"  / \ |i       /   /          /   !   /.  /
         l   |i           l ./    /   | l.     /   /            /   .!... /.  /
           |l  l!           /レ゙  .、./   、 .ll゙.     /   /           /   |..../.  /
          ヽ  |l.       / │  | l   .!  .!    /.   /               /   ,ノ /   /.     /
           l  il.         !  .l  .!, .l  /,. .}  ,/  /              ,./゙/ . ' / }...   /
           l  .|l      i{  i′ i!Ⅵ ,,ノ゛  ゞ/.  /            / .l  ."/!..゙/.,,i′.  /
              li  ..il  |il   l.ヽ / ., .l゙ ./     /  /             l /\/.゙}i/ ''//   /  ./゛
                li  .il  .!.l... | }.、 ...l /  .\  ./  /          、 .,,‐l゙ .l゙/_, /.!‘ ./... / . /
             lL  ヽ ! !   !/ .ヽ  l.!   .、.∨ /.           /ン" !/゙.゙/. ! l" }/. / /
                ヽ  ヽ .! l . '!゙  .゙'iL.l   l゙/゙゙./. \.       ,/´.. / ,/_.lr'" //..,iiソ'´         、
              、  .ヽ  ヽ| .l . |!   i!.il.     /. /、_  .`'-     .゛ . /. /ヌ´ l〉 〃. `      _..-'"゛
            \  ヽ  ゙i}, !l...Ⅵ|/il\iY`ゝ/ /_、.`''ー ミニ三ニ‐'/ /.'゙// /!厶/       __irー'″
                 \ .ヽ. ゙ゝi . lil .,!/ヽ..../,i′.、 `'-、 ≦ . ,/ /| ∧/ " ._ ㌢    _..-'"゙~
               `'-_ヽ.  .l..Ⅵ ゙Lニヽ//゙´゙"'''三二ニ.゙_/ /  .|/-''゙≦〃.゙_..-‐″    ._,,,.. ;;;;=¨¨´
                  -,゙'㍉. l,゙゙Ⅵ,リミ〃..゙ ゙゙゙̄≦三/ /.¨¨≦/\_. ;メ′   _,,,.. -‐'二―'''"゛ ._,,,.. -ー
                     `'- \ ヽ..`Ⅵ..゙lミ.t心-..,..-'゛ /.≡ニ二ニ㍉彡'" . ''''"゙_ ー'''',゙,,.. -ー'''"´
                    `'- ゙‐ . `. !゙三.゙-'"≧/㌢三彡升,㌢'.゙,,,..i;;;;ニニ`-ー''''"´

                                守x寺三二二ニ彡ニ㌢'゙”゙゙゙´                 _,,.. -‐''"
                             ¨`゙'ーニ三ニ‐'´              _,,,.... -ー'''二.. -'"
                                     `"¬r-─=ニ`-`-―¬'''゙゙゙´






    l .`t'  \_/            li,  .l,             |     .l _∧\ .ゝ --′ ./<  ,iン/
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\¨\  / ._/゙'ニニニ、,  'ヒ、  、. 'L    |.゙l、l             !       .`'''-..、  ゙l     ./ .,,‐ン_
___Y ̄|\.∨´  .i!、/ヘ/`ヽ ゙\ ゙/i、.l'、    ! ヽl             ! .、        `''-″  . / ./ ./へ__`'ー
 \ヘ!  `'.\ 《 `'-<_|  .ヽ.\. l l'.l.\  ! .゙l         l/|                 ,/ ./_人/ 心
-‐ ∨  __  |゙┘\   ´ .'-、 .ヽ.`' .l,゙,  `- l             ` /、.,ィ      ./゙| ̄'ー、./ / . l.ヽ`¨¨ッ.,/
 ∨  Yゞ}  .l ./゙.l      .\, ヽ .`″..゙/ ヽ            /.!ノ/  ,ンl' / \}/__} /|\ | リ、 ̄Y
. /   .l./   !く,7\|、       /    |    }           ,l!゙./ / />ュイ/ ̄._..ゞ./ ∧ ゙'.l, | ¨ ̄¨¨
'ゝミ¬ ..,_    ふ、 l  \.    / (    |  /.            ゛ .レ",,/イ\_}/ン'''ン'   ∨ ∧/ .r'"
.  `'-..、`''ー ..,_ `'-、¬ミ;;ミi、 . / ./ー┐  j/ /}              〃   ._ミ~゙ / ,,, ‐ ∨ /,ノ゛
     `''-、,、 .`゙'ー .ミヽ. r―..'    .└ァ   }  j                : '".,,;;ニ;;/!'" __ l.〃-‐==ニニ二三
   'マニ¬--二ニ、... ∠   / ̄/  /___ j/                   ゙゙xiニー''''"_,, ‐'″
      `゙''ーz__..  /  /  /  /   /                / 〉     _..、ニニ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /  /  /   /二 ̄            __/ /:-‐ー┐...... ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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\_>‐´r-ニl   _..-'彡 -‐'''/. /   /              //         /\.   `'ー''"     _
 ̄  __|へ_/.,,x=゙‐''"゛   /.゙/ /              /         /     >..、        ,/ハー、
   /\ l ̄        /... //                      rー<    ./. ゙''ニュ、   . /\ィへ.,,-
.  l メ_|        /     .,〟    ,-ア / │       ,.  ..!.`..゙|      .>´...... ゙,, --ミ;;、 '冫 .¬―./
   マイ/  .,フl ゙̄Y   .,..-'゙./    ,/,/./   .! /!     . lヽ |.  |  .> ´ ,    .マ''ー- ..,,゙''λゞz_,ミ Y
.   ゙‐'  /心.!乂!  r'"  ./   . /  iツ゛   .! ./ !     :ll,.l ヽ l...... ̄...... `' !iミ'-、  \_  /  .ト――''' ̄
        乂\./、 lr'"   /   /   ./     ,! / .l .、    ! l|, ゙'レ       . \ ゙'‐ / /゙l―''\  /7ニニ
___   ,/._ l_l. ,ブ   ./ . ,/          l l  l .i!|    ,! ゙ll,            /\.l|ゞ!    \ Y}/へ
 \`' !./ ゛ 廴ソ゛   彡/            !,! │l゙.!    .l  ゝ           { ¬ニニニ/\__    \\三
ゞ/ニ-'l        / ̄!ヽ              l/  !,!│    l             ヽ_/ '″.,/,!.ヽ    \\
.-'"`l, ./         {\__|  |             ′  l″|     .!                      {\_|ヾ゙ミ-、    \
ニニ/        \Y_/               |     .|                     ∨マハ7  \






真尋「くっ…砕けた……」ヘナヘナ

ラグナラ「かっ……かっこいい……!」キュン

ニャル夫「はぁーっはっはっは!どうだ見たか!俺の底力ぁ!!」

真尋「ああ。デウス・エクス・マキナの力だとは言え…助かったよ…。」

オオオオオオオオオオオ

真尋「本当に……」


ヒュォォオオオオオオオオオオオオオ


少女「わぁ、砕けた所為によって結構増えたねぇ」

真尋「ありがとうな!!とりあえず世界滅亡まではいかなそうだよ!!!!!!」


ダゴン「ちょりーっすwwww今の音ww隕石砕けたんすかwwwwwwwパねぇwwww」

少女「空見てみ。」

ダゴン「おおwwwでかい石ころが消えて澄んだ空を目に焼き付けてやるぜぇwwww」クルリ

ダゴン「うわぁ、増えてる。」

ニャル夫「お前等は宇宙船に入ってろ。あんくらいの大きさなら宇宙船でも余裕で防げる」

真尋「そんな…お前は?」

ニャル夫「今の俺は絶好調……あの隕石共を一つ残らず宇宙の塵にっ……!!」ビクン

ラグナラ「……王子?」

ニャル夫「……おぇぇぇええええええええええ!!!!」ゲロゲロゲロ

真尋「うわぁ!!どうしたどうした!?」ビクッ

少女「ああー、ようやく拒絶反応が出たみたいだねぇ。リゾットとかエスカルゴとかと一緒にデウス・エクス・マキナが出てきてるよ。」

真尋「ピッコロ大魔王みたいだ…」

ニャル夫「んぉぉ……!!体のぉぉ……節々がぁぁぁ……!!痛ぁぁぁっ……!!!!」ビクッ  ビクッ

ラグナラ「王子ぃ!!大丈夫!?ラグナラが運んであげるから…!!」バッサバッサ

真尋「くっ!やばいぞ…僕達が宇宙船に戻る間に確実に隕石が落ちてくる…!!」

ダゴン「俺の出番が来たみたいだな。」ズイッ

真尋「やめろ」


ダゴン「ちょwwww辛らつwwwwでも安心しろよぉ!ニャル夫でさえ、ビー玉飲んだらスーパーサイヤ人になれたんだろぉ!?」

ダゴン「だったら今度は俺が格好つける番だぜ?」ヒョイ

真尋「うわぁ、お前それ嘔吐物……うわぁ」

ダゴン「なぁに、こんなもん水で洗えばなんとかなる。」ジャバジャバ

ダゴン「さぁさぁ見てらっしゃい憧れらっしゃい!これからはこの俺、スーパーダゴンがあの隕石共を殲滅してみせましょう!!」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ダゴン「よぉーしデウス・エクス・マキナぁ!!オラの仲間の為に!オラに力を分けてくれぇえ!!」ヒョイ  ゴク


パァァァァァァン…



真尋「ダゴンの体が破裂したぁあああ!!!」ガーン

少女「身体が順応できなかったみたいだねぇ。くぷくぷ」


ラグナラ「何してるのアンタ達!早く宇宙船に戻って来なさいよ!!」ブンブン

少女「おっと、それじゃぁ僕も死にたくないからね。お暇するよ」ブロロロロロロ

真尋「うおおい!?お前膝から車輪…!ちょっと待て!僕を置いていくn…」ガタン


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ



真尋「痛てて…って、うおおおお!!もう隕石の欠片がぁぁああああ!目の前にぃ!!!」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


真尋「いっ…嫌だ……!こんな身体で死ぬなんて……嫌だ………!!」ポロポロ

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

真尋「うわぁあああああああああああああ!!!!」ポロポロポロポロポロ

                   i
  l\        ┌:,    ,!'|   ` .
   ! | !ヽ. ,、 |\_|| ’ j  i! i    ,-、、
    ! .| l l.|゙i |「`ヽ`i   { ||   /  /
   l | l |! l └′/,/ :、,ィl! l! {′/  ;/

    ! ヽ、 ̄ `'''  , `   Yl!|:  | |. /  /
     ! r 二コ    | 、 ゙リN: ; !li└ヽ/ /゙:、
    | |      }'′    i  ;}|! ,/ ,/
    ``'     ,:;:;:,!     ''′ ,. !/ _,,.-''   ヽ
            (''゛ j! ..:;;:==-:、  ゙''"ィi {ヘ!,l .
       〃’ :; {`' ,ィ゛ '′.  ) jj」li|liY、⌒}
             j∨il!ィ' {’      へヾ;;イ
       ’ λ' ,j、l! / 、     ., ,il{ ,゙!j!;|   :
          ゙ハ! ;. ゙:、     j|   '/'}′ ,
            じ:、 i,'  ゙:、 ,,.,   ′彳レ/
         丶、v{ ヒ!   i!||il.   , 八 Z
        __   _,ゝ、;_    ゛:|!  ゙ ,rカ  ̄
      _  ̄`ζ」'(´ ヽ  j! ゛ ,ィ彡′_.. -

        二 ニ ゙て∠rιク_;.,、_,ー-'^- =ニ_


真尋「………」

真尋「…あ……あれ?」

真尋「死ん……いや、死んでない……」

真尋「無傷…いっ…いや、衣服には血が……」

ポタ…ポタ……

真尋「…あれ?血、上から降って……」

真尋「…………」

ニャル夫「」

真尋「ニャ…ニャル夫ぉお!」


ラグナラ「あ…あれ?ソファに寝かした筈の王子が居ない…!?」


ニャル夫「…へ…へへ…あんなビー玉なんて無くても…こんくらいの事は…楽勝…」ポタポタ…ポタ…

真尋「おっ…お前……血が…!」

ニャル夫「……ああん?………どっこいしょぉ!!」グオオオオオ

真尋「おい止めろ!力むと血が吹き出るぞ!」

ニャル夫「うるせぇ…別に…俺達は地球人じゃねぇんだから……大量に血を出しても……何とも…」

真尋「顔青いしフラフラなんですけど!?」

ドゴォア

ニャル夫「ドゴォア!!」

真尋「うわぁあ!直撃ぃ!!」



グググググ

ニャル夫「ちょうどいい壁が降ってきたなぁ…!これで……いくつかの石っころは防げるんじゃねぇのか!?」

真尋「…………」

ドゴォ    ドゴォ

ニャル夫「へっ…やっぱあんくらい小さい石っころなら別に受けても問題ねぇな……」フラァ

真尋「おっ…お前……どうして……そこまでして僕を……」

ニャル夫「…相棒を助けるのに…理由なんかいるか?」

真尋「…ぼっ…僕はお前の相棒じゃ……」

ニャル夫「……つべこべ言わずにぃ!てめぇは俺を傘にでもしてろぉ!!てめぇを巻き込んだのは俺のせいなんだから」


ドゴォオ


オオオオオ…


ニャル夫「俺が命を賭けて、守ってやるよ相棒!!!」




















真尋「……っ!!!」キュン…/////


ダゴン「おいwwwwあいつらwwwwww宇宙船の外で何してんだwwwwwwww」

ダゴン「壮大なwwwww自殺かぁwwwwwwww?」

少女「君、いつの間に宇宙船に入ってたんだい?」

ダゴン「細けぇこたぁwっうぃいんだよwwwwwそれよりwwwwあいつらどうすんの?www」

少女「君、さっき塵と化してたよね?」

ラグナラ「うう…王子ぃー!!頑張ってぇぇええええ!!!!」



ニャル夫「うぉぉおおおおおおおおおおおお!!!」

ドガンドガンドガン

ニャル夫「うぅぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ブシャァア

ガガガガガガガガガガガガガガガ

ボロボロボロボロボロボロボロ

ニャル夫「持ちこたえろぉぉおおおおお!!!俺達の壁ぇぇぇええええええ!!!」

ピシィッ

バラバラバラバララララッ

真尋「かっ……壁が!」

ニャル夫「……ぬっっぐぅぉぉおおおおおおおおお!!!」

ブンッ



   ';;;,              ,          ,,;'  ,,,;;;'''      /
    ;;           ;;;       ,;;''  ,;;;;''       , '
    ;;            ;;;   ,;;'   ,,;;''  ,,;;;;;'''     /
    ;;;;       .,,    ;;;;; ,;' ,,;;'' ,;;''' ,;;;;;;''''     /
   ;;;;;;;   ,,  ;;;   ;;;; ;'',,::'',;' ,,;'' ,,;;;;;''''     /
   ;;;;;;;;   ;;  ;;;;   ;;; ,;'',,;;'',,;',,;;' ,,;;''''''     /
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        _                            / |il /                /
___ //_/                         /..__/                 /
    マム  ______                       r' ´   /                   / l]   /
    マム  l       li:i:|                /       /               /   /
     マム l     li:i:l ___            /     /                    /、  /
      マム     li:i:l |    `l          /     /               / | /
______マム.     li:i:| l      |            l:     /               /ヽ/   > ´
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     \ l     |:|   ` ̄ ̄´ /7l             `7¨ヽi:i:i:i:i:\.     /     ∨
      , へ     |:|          |i:|/                \i:i:i:i:i\ / r ´ ̄l\/∨
    ィi:i:i:/      l:|                           :|\i:i:/   |    li:i∧ノ ∨
  ィi:i:i:/ |      ||                          /‐- 、   ,ィ|   |i:i:i∧  ∨







ズシャァァ……


真尋「………」

ラグナラ「………」

ダゴン「………」

少女「……どうやら…」

少女「これで…本格的に空からの脅威は消え去ったようだね。」



ラグナラ「王子ぃぃいいいいいいいいいいい!!!!」ダキィーッ

ニャル夫「うぉお!今抱きつくな!あ……貧血が……」フラリ

ダゴン「ニャル夫さんパねぇーっすwwwwこれでwwwwwゆっくりと、この星でエンジョイできますぜぇwwww」

少女「…僕もビックリだよ。まさか世界の終わりをこんなすぐに消滅させるなんて」

少女「この事を知って、彼女達は何て言うか…」

ニャル夫「…っと…。ふ、ふふふふ…こんなもの…ただの遊戯事に過ぎないんだよ……」フラフラ

ダゴン「満身創痍で何を言うwwwwwww」

真尋「…………」

ニャル夫「っと、相棒。怪我はねぇか?」クルリ

真尋「っ!!……えと…あの……。お前の方…が……」カァァァァァ…////

ニャル夫「……?おい相棒、顔が赤いぞ。大丈夫か?」スッ

真尋「ちっ近づくな!大丈夫だから!」プイ

ニャル夫「…………」

真尋「(顔が…顔がまともに見れない…!)」カァァァ…////

ニャル夫「…なぁ、俺…何も変な事してないよな?」

ラグナラ「うん!すっごく格好良かった!!」

ダゴン「…………」

ニャル夫「そうか…。でもな、俺はいずれ全宇宙を支配する大悪党だから、これは正義の為にやったわけじゃないんだぜ。」

ニャル夫「そう…いずれこの星も俺の物になる!そのための財産が無くなっては困るんだよ!!」フハハハハハ

ダゴン「なるほどな。ニャル夫さん、ちょっとこっち見てくれませんか?」

ニャル夫「どうした?何でお前敬語に……」

ダゴン「ふんもっふっwwwwww」ドゴァ

ニャル夫「モルスァ!!」メシャァ

ニャル夫「てってめぇえ!!何しやがんだ!!」

ダゴン「うるせぇwwwwこのwwwwwラノベ主人公がwwwwwなんでwwwwてめぇばっかりモテんだよ……!!!」

ニャル夫「はぁ?何の話してんだよお前。そもそもラノベ主人公と言ったら相棒の方が…」

ダゴン「シャァラッwwwwてめぇえwwwww真尋ちゃんが男に戻ったらwwwww尻穴警戒しとけやぁ!!」

ニャル夫「何怒ってんだよ…俺本当に何したってんだ……」



チカッ  チカチカチカチカチカ


少女「ただいまー。知ってはいると思うけど、世界の終わりは免れたよー」

ダゴン「おっほwwwwwこいつらwwww俺が全裸の時よりもwwww赤濃く光ってやがるwwwww」

真尋「…何か、凄く怒ってるみたいなんだけど…何で?」

少女「そりゃぁ、世界の終わりという一大イベントを消滅させちゃったから、世界の終わり記念パーティのメインイベントが消滅して、台無しにされたからじゃないかな」

真尋「パーティ>世界滅亡なのかっ!?こいつら!!」

ニャル夫「やっぱり俺…余計な事をしちまったのかな…」ズーン

真尋「いっいや!アンタが余計な事をしてくれなかったら私っ…僕達死んでたからな!?」


チカチカチカッチカチカチカチカ

ラグナラ「ええーい!このぉ恩知らずめ!この惑星の為に王子様がどれだけ頑張ったのか知らないの!?」

少女「無理だよ。彼女達に君達の心は分からない。とにかく毎日、パーティを楽しむ事しか頭に無いからね。」

ダゴン「文字通り頭の中お花畑じゃねぇか」

チカチカチカチカチカチカ

少女「……私に、アンタらを処刑しろと命令してきたよ。パーティを台無しにした罰だって」

ラグナラ「ぴぃ!?」

真尋「…………」

チカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカチカ

真尋「…ああもういい加減にしろ!!こいつが隕石を破壊しなかったらあんた達明日はパーティできなかったんだぞ!?」

真尋「それに!!今日パーティができなかったのなら、明日もっと良いのをすれば良いだろうが!!!!」

……チカ…チカ

真尋「そうだ!今日が世界の終わりを予定していたのなら、明日は「新しい始まり記念」でもすればいい。」

真尋「世界を救った奴を祝う記念にしてもいい!とにかくこいつを非難するなんざ、この僕が許さないからな!!!!!」


……………

………チカ


少女「……ふんふん。なるほどなるほど。その通りだね。」

…チカ、 チカチカチカ!  チカチカチカチカ!


少女「…「とても良い考え」だってさ。「明日はもっと良いパーティにしよう」って。」

少女「君達の処刑も、取り消しにしてくれるそうだよ…くぷくぷくぷ」

ラグナラ「…よ…良かったぁ…。」ホッ

ダゴン「こいつらの脳みそ、すげぇ単純だな」

真尋「うん。同意したいけど少し黙っててくれるかな?」

ニャル夫「相棒ぉぉおおおおお!!!!」ガシッ

真尋「うっうわぁあ!…いっ…いきなり……抱きつくなぁ…!」////////

ニャル夫「よくやってくれた相棒!!お前が俺達の仲間でよかったぜぇ!!」

真尋「ぅ……む……///////」ドクンドクンドクン

ニャル夫「(ん?相棒の心臓の鼓動がでかい…まさか…)」

ニャル夫「(…そうか、そうだよな。処刑されるって時に弁論をしてくれたんだ。そりゃぁ緊張するよな。ありがとな、相棒)」

ダゴン「(いやー、鈍感もそこまで行くとキツイっす)」

ニャル夫「(おい、一体何が鈍感…って、何ナチュラルに俺の心の中を読んでるんだお前!やめろ!!)」


ニャル夫「…そういえば、俺達の宇宙船の修理ができる奴を探してるんだけど…この星でそれができる奴って居ないか?」

チカッチカチカチカ

ニャル夫「ん?何だって?」

少女「「宇宙船?何それファンタジー?」って言ってるよ。この星じゃぁ、宇宙船作れる技術無いからねぇ」クプクプクプ

真尋「見た目がファンタジーな奴らが一体何を言っている」

ニャル夫「そうか…そうなると困ったな。俺達だけで修理するってのは結構面倒だぞ…あれ」

少女「ふぅーん……」ニヤニヤ

少女「……あのさぁ、ちょっと一つ取引でもしないかい?」

ニャル夫「あん?取引?」

少女「そうさ。さっき君達の船を見せてもらったんだけど、あれくらいなら僕でも修理できるんだ。」

ニャル夫「それは本当か!?いやぁ助かるぜフランケンシュタイン!」

真尋「ニャル夫、一つ前にこいつが言った事を思い出せ」

ニャル夫「……で、一体何がお望みなんだ?」

少女「くぷくぷくぷ。話が早くて助かるさ。そうだね、僕が君達の船を修理した暁には…」

少女「僕も、君達の船に同乗させてもらおうか。くぷくぷ、悪くない条件だろう?」

ニャル夫「いや、でもなぁ。別に面倒なだけで材料さえあれば俺でも修理できるし」







少女「えっ」


ニャル夫「それになぁ、これ以上増えてもダゴンが居るからいっぱいいっぱいな所もあるし」

少女「でっでも、僕は、デウス・エクス・マキナのエネルギーさえちょくちょく貰えれば、御飯はいらないよ?」

少女「それに、あのエネルギーに底は無いんだろ?君達にも僕にも不自由は無いじゃないか」

ニャル夫「後、俺達は宇宙のお尋ね者だ。そこに入るって事は、お前の身の安全も保障できないって事だぞ?それでもいいのか?」

少女「問題ないよ。僕はこの広い世界を見て、色んな情報を見て生きたいし、それくらいのリスクは…」

ニャル夫「じゃぁ、インターネットの回線を繋げれば良いんじゃないか?」

少女「…………」

少女「…そんな、いじわるしなくても良いじゃないか。」

ニャル夫「いや、でも宇宙なんて広すぎて真っ暗な所多いし」

真尋「ニャル夫やめて、善意のつもりなのは分かるけど、いい加減可哀想になってきた」


少女「…お願いだよ。修理以外に何でもやるからさ。私も連れてって欲しいんだ。」

少女「僕はこの星では科学者でも発明家でもあるから、色んな技術を見て生きたいんだ。でも、この星では限界がある…」

ダゴン「ん?今、何でもするって言ったよね?」

真尋「引っ込んでろ」

ラグナラ「変態!!」

ダゴン「おふぅwww蔑む女の子達の目wwwwwアリです!!」


ニャル夫「…そこまで言うなら構わないが、もうこの星に戻れなくなるかもしれないんだぞ?それでもいいのか?」

チカチカ…チカ……

少女「…戻れないなんて事はしないさ。帰りたくなったら意地でも戻ってみせるよ。」

少女「一応僕は、この星最大のハイテクコンピュータ巨大ロボットだからね」キリッ

ニャル夫「……そうか。」

ニャル夫「それじゃぁ、修理頼むわ」プイ

少女「!」

少女「…くぷぷぷ。勿論さ。とびっきり頑丈に修理してあげるよ。くぷぷぷぷ」

ニャル夫「おっと、そうだ。」クルリ

ニャル夫「今更だが、まだお前の名前聞いてなかったぞ。」

少女「……」

真尋「本当に今更だな…」

少女「……これは、困った質問をされたね。僕にはまだ、名前が無いんだ。」

チカチカチカ…

少女「ねぇ君達、僕に名前をつけてくれないか?」

チカチカチカチカチカ…

少女「うん。僕が居なくなっても花火や草木を豚肉に変える道具や他民族の人間をドーナツに変える道具も使えないわけじゃないから。道具はちゃんと君達にも扱えるよ」

ラグナラ「あのドーナツ元人間だったのっ!!!??」

チカチカ…チカ……

少女「うん。寂しくなるのは分かるよ。……そうか。ありがとう……良い名前だね。」



ナイア「それじゃぁ、自己を紹介するよ。僕の名前はナイア・グ・ホグア。これからもよろしくね皆。」ニコリ



―――そして――――





ブオン

≪フューマノイドシステム起動完了。お久しぶりです。ニャル夫様≫

ニャル夫「おおお!直ってる!ふぅーははは!久しぶりだなマイホォーム!!」

ナイア「くぷくぷくぷ。このくらいなら朝飯だったよ。」

真尋「その割には一日近く作業していたけどな。」

ダゴン「お前はまだ男に戻れてないのに胸を揉ませてくれないけどな」

真尋「揉ませるかぁ!!変態がぁあ!!」クワッ

ダゴン「ああんwwwwだったらてめぇwwwwwニャル夫にも揉ませねぇってのかwwwww?」

真尋「…………」 ←想像した

真尋「…もっ揉ませるわけ無いだろ!////誰これ関係ないよ!!」

ラグナラ「…さっきの間は何?」ジトー

ダゴン「ははっニャル夫死ね」

ニャル夫「おいお前等!もう何も忘れ物は無いな!」

ラグナラ「無いー!!」

真尋「…元から」

少女「必要な私物は全部、この船に持ってきたよ。」

ダゴン「おっとやべぇ!一つ買い忘れがあったぜ!」

ニャル夫「おっ、何だ?」

ダゴン「お前を去勢する為の道具一式だよwwwwwさぁ、その棒とタマタマをそろそろ取っちゃいましょうねぇ~」

ニャル夫「よし!忘れ物は無いみたいだな!ところで、相棒はまだ男に戻らないのか!?」

ナイア「地球人の免疫力は低いからねー。一体いつ元通りになるのやら。」

真尋「………本当に、いつ戻るんだよ…」

真尋「(…まぁ、でも元に戻らなくても…最近いいかなって思えてくるんだけど……)」

ダゴン「おい真尋ぉ!マジかよぉ!!お前同性愛とエネマグラに目覚めちゃったの!?」

真尋「なっ!お前僕の心を読み…って、思ってないからな!?そんな事全然思ってないぞ!!!!!」


ニャル夫「おおーっし!そろそろ出発だぁ!!しっかり掴まってろよお前ら!!」

ラグナラ「あっ!あれ!窓の外を見て王子様!」

ニャル夫「ん?何だ……」

真尋「あ……あれは……」




              !  ,./ ''゙゙゙゙'''ー、      ◯            。              ◯  __      ,'
              !  /       `、 '"⌒''、,        。                     ,r'"   ゙"   !
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          /  - ヽ       /   .,./             /       .\      .l        l
'-、         _/゛     ヽ、   . / : ''=ニ´              l゙   .__   .l,  。   `'-.__ ‐'  '!
。 `゙ ̄ ̄ ̄"        `゙゙゙゙´           。     ◯  !  ./   .`''、 ,!              !
           。             。             ヽ .|      . !/               '!
 。                                               。    _          `、
        。            ◯                 。             /.'、___,..r       ヽ
 ̄`'''-、           ,, --.                           ,,ィ―ー、     \,,,,./         \
     ヽ       ◯  /    `'、                    ◯  〃     l                    ヽ、
     |          l゙      }                     .l     ,/.    。    ◯      / ''''   `-、
     l          ヽ     ./  ◯                   `;;  -'"                 ヽ,_,.   `゙゙''ー
   ./ .        ◯.`'―-ー'"                                lヽ,

――'" , ‐                  。              。          i、  ./  !   。   _,,,
               。                          ◯      ヘ ̄゛  /       /  }
                     。                 /⌒'i          `"'"゛        `'ー''′
               , ‐'ー、                    .`ーイ
      ◯    ◯  'ヘ,ミ,  │                            、_
          ,i     .} l .'"                            .,i'"   `\
  。       |.l    / /                            l广' l      .!
             ゙'ミ―ー'' /                         -''|“゛ ゙゙. .ヽ、  ./     。   ◯          __
       ◯       ̄゛                          l゙ .l    、  . ̄´                  ,r'"   ゙"
ーー ,,、                           ◯      ヽ `'ー-グ         。   _..-….' -、.     /
    .`'-,          ◯                        ` ̄'''″            /       .\  .l
      .ヽ                      。                          l゙   .__    .l  `'-.__ ‐'
        l .                               .,,-'''" ̄ ゙̄'''-、、."   ◯ . !  ./   .`''、 ,!
        .|    。                         ./         \      ヽ .|      . !/




ニャル夫「これは…この惑星の住民達が見送りに来てたのか……」

ラグナラ「凄く綺麗……。まるで、色んな色の雪が舞っているみたい・・・」

ダゴン「俺達を殺そうとした奴らには、とても思えないよな。」

真尋「うん。それは言わないでくれるかな?」

ナイア「…ふふふ。色んな感情の色がある限り、僕の別れを悲しんだり笑ったり複雑な表情をしているみたいだね。」

ニャル夫「おい、あいつら何か持ってるぞ?何だあれ」

ボンッ

ラグナラ「あっ!花火だ!花火を打ち上げたんだよきっと!」

ヒュルルルルルルルルルルルル……


ルルルルルルルルルルルル……


ドカァァァァン


ニャル夫「………」

ラグナラ「………」

真尋「……下に落ちて爆発したな」

ダゴン「爆発でwwww光がwwww飛び散ってwwwwwカオスwwwww」

ナイア「……あは、あははははは。」

ナイア「本当に、毎日毎日騒がしい連中だねぇ。全く」クプクプ


ニャル夫「そんじゃ!そろそろ大気圏から出るぞ!気を引き締めとけよ新人!!」

ナイア「……そうだね。」

ナイア「せいぜい僕も、楽しませていただくよ。くぷくぷくぷ」

ニャル夫「おう!これからもよろしくなグ!!」

ナイア「できればナイアと呼んで欲しいかな…。」

ニャル夫「馬鹿野郎!グ!の方が呼びやすいだろうが!」

ダゴン「うっはwwwラーメンの”具”をwwww呼んでるみてぇでクッソ草wwww」

真尋「………ふふっ」

真尋「全くお前は…馬鹿な奴だな」ニコッ



~ニャル子宇宙船~



ニャル子「はっ!?」ピコーン

ハス太「こっ…今度はどうしたのニャル子ちゃん?クー子ちゃんは今、治療室に居るよ?」

ニャル子「いえ、それはどうでも良いのですが……今、とてつもなく危うい感じを察知しました!」

ニャル子「私の真尋さんが……危ない!!」ガバァッ

ニャル子「ハス太くん!早く!急速に!!真尋さんの位置を特定するんですよ!!」

ハス太「むっ無理だよぉ!この銀河を隅々までレーダー張ったけど、どこにも引っかからないんだ!多分、今は別の銀河に居る可能性が高いんだ!」

ハス太「だから、位置を特定するには最低で二週間は……」

ニャル子「いっいやぁぁあああああああああ!!!!いやいやいやぁぁああ!!!!」ビェェエエエエエン

ニャル子「う"え"え"え"え"え"ん" ま"びろ"ざぁ"ぁ"ん"  会"い"だい”でずぅ"ぅ"う"う"う"う"」ウワァァァアアアアアン

ハス太「気持ちは分かるから落ち着いて!ね!?」

ガララ

ニャル子「……え?」

クー子(真尋に変装)「会いに来たよ、ニャル子」

ニャル子「ま……真尋さぁぁん…!!」キラキラキラ

ニャル子「ってなるかボケがぁああ!!!死ねやぁぁあああああ!!!」ブォオン

クー子「クトゥアルッ!」グシャァ

ハス太「嫌な音がした!今度こそ死んだかもしれないよクー子ちゃん!!お願いもうやめてぇえ!!!!」



☆数日後☆



真尋「…………………」

真尋「…………………」

真尋「…………………」

ニャル夫「おい相棒ー、そろそろ飯の時間だぞー、今日お前が当番だろー」ガチャ

ニャル夫「…おっ?おお!やっと元の姿に戻ったのか!良かったなぁ相棒。念願の元の姿だぜ。」

真尋「………」

真尋「うわぁあぁあああああああああああああああ!!!!」ガバァ

ニャル夫「!?」

真尋「うわぁああああああああ!!何で!何で僕はニャル夫なんかに…うわぁぁぁあああああああああ!!!」バタバタバタ

ニャル夫「お、おい。相棒、お前どうし…」

真尋「ちっ違う!僕はホモじゃないぞ!!ちっ近づくなぁ!!」

ニャル夫「いや知ってるから!ホモだったら俺もお前を警戒してるから!」

真尋「うわぁあああああああああああああ!!!!」

ニャル夫「ああ!もうどうしたんだよ相棒お前ぇ!!」


ダゴン「ちぃぃっすwwww今日こそwwww真尋たんの胸を揉み……ちっ!!!!!!!!!」

ニャル夫「おおダゴン!さっきの舌打ちは何か知らんがよく来てくれた!さっきから相棒がおかしいだけど何か心当たりが無いか!?」

真尋「あああああああああああああああああああ!!!!」

ダゴン「ああー、これアレじゃね?男に戻る前に真尋ちゃん一回ニャル夫でオナn」グサグサグサ

ニャル夫「どこからかのフォークがダゴンの顔にっ!」

真尋「うわぁあぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

ニャル夫「ああもう!落ち着け相棒!!落ち着けぇぇええええ!!!!!」


真尋「…………」

ニャル夫「ようやく落ち着いたか…。女の時に受けたダゴンのセクハラで心が病んでるのか?」

ラグナラ「何か、真尋の目が死んでる気がするけど、大丈夫なの?」

ニャル夫「さぁ、まさか相棒に心の問題が……おいナイア!お前はどう思う?」

ナイア「何?このデウス・エクス・マキナの名前が長いから、どう略称しようかって話かな?」

ニャル夫「違う!確かにそれも話したけど、相棒が男に戻ってから変なんだよ」

真尋「…………」

ナイア「…さぁー、あまり触れない方が良いんじゃないかな?時間が経てば落ち着くだろうし。くぷくぷくぷ」

ニャル夫「……うーん、確かにこれは…放っておいた方が良いのかもしれないかな。ダゴンも元の真尋にはセクハラしないだろうし」

ナイア「くぷくぷくぷ。まぁ、元は君が彼…いや、その時は彼女か。その彼女を守った時からのものじゃないかな?」

ラグナラ「………」

ニャル夫「?それが一体どうしたんだ?」

ナイア「まぁ、知らないなら別に良いんじゃないかな?くぷくぷくぷ」カタカタカタ

ニャル夫「全く、船に乗った時からデウス・エクス・マキナと睨めっこしてはインターネットばかりしやがる。」

真尋「……あ、そうだ…。」

ニャル夫「あっ今日始めて相棒が言葉らしい言葉を言った」

真尋「……まだ、あの時の礼を言って…なかったな………」







真尋「あの時は……助けてくれて……ありがとう。ニャル夫」



【女の子の気持ちはファンタジー】…終

今回はこれでおしまいです。

次回は後日に投下致しますので、もうしばらくお待ちください

今回は予告なしで
再開致します。

☆シャンタっ君が語る前回までのあらすじ☆





                  /        ∧∨\     \ \
               / /       厶ン ー-ヘ       \ \
                   | |      │ |\       \
             |  l     | |       ⌒|  ∨ |  |    \_  みぃー
             |  |   l∧ |'⌒    l斗宏ヵ│    ____/
                 |   |_,,斗宏      _ノ.:ハ | |  ト  \     (訳:我がルーヒー郷と友のゴーンド氏と遊戯を嗜んでいた間、)
             /   l|  |弌 _ノ.:ハ      弋_ソ l |\|  | ̄
            /   人  | ハ弋_ン       ::::: Ν |l  |       (知らぬ内に我の主人のニャルラトホテプ子とクトゥグア子とハスター氏と八坂真尋氏が姿を消した)
              ̄ ̄|/  \|ハ八 ::::::     ,、     人| | 八
             ∠ イ 八  介  fヽ  ┘ . イ|  l 「\ \       (我は、これがただならぬ事件と解釈して早急に山に篭り精神を宇宙との共感を試す。)
                 |/ //\ \∨,ム=- < |∨|  |ノ ∧   \
               ,′ /⌒丶 \ φ -ヘ    ノ| |  |    |    \    (結果、我は空腹であった事に気づき、近くに構えていた吉野屋に駆け込んだのだが)
                /  /{     \ `|  二}    | |  |   │     \
            /   |       ヽ|   _ノ}__  / |  |   い,       \   (そこで待ち構えていたのは、吉野家の座敷全てを圧巻し牛丼を食べるナイトゴーンド達の姿であった…。)
                   ∧  '⌒\八    〈  ∨ |  |    「\
         /    / 〈       }   ∧i │ |  |     ∧  \     (その光景を見て、待ち時間が数十分である事に我は絶望し)
         /      /  ∧      |   } | | │  |  // |        |
                                             (必殺の第二形態へと身体を変化させ、我自身が牛となる事を決意したのであった…)











【必殺!大運動会】…始



カタカタカタカタカタカタカタカタ

ニャル夫「……………」

カタカタカタカタカタカタカタカタ

真尋「………………」

カタカタカタカタカタカタカタカタ

ラグナラ「………………」

カタカタカタカタカタカタカタカタ

ダゴン「うっはwwwwここで特急カード発動wwww相手の手札の三枚を墓地にターンエンド!!!」

カタカタカタカタカタカタカタカタ

ニャル夫「……暇だな」

真尋「……ああ。」

ラグナラ「…ねぇー、あとどんくらい年越せば999年になるのー?」

カタカタカタカタカタカタカタカタ

ニャル夫「えーと…この回で656回目の大決算だからー…」

カタカタカタカタカタカタカタカタ

真尋「桃鉄を999年コースやるって、時間が経つと拷問と変わらないよ…」

ダゴン「おっしゃwwww後3で…後三年でようやくダゴン社長初のゴールですよ。やりましたねぇ社長!我が社が初の!ゴールインですよ!!」

ニャル夫「それでも、ぶっちぎりの最下位には違いないがな」

カタカタカタカタカタカタカタカタ

ニャル夫「…って、ナイア!お前さっきからインターネットで何してんだ!?いくら匿名ブラウザだからって、朝から晩までカタカタすんな!!」


ナイア「酷い言い草だね。僕だってちゃんと仕事はしているつもりさ。この船のインテルを高性能化にアップデートしてプログラムの暗号を複雑にし鉄壁の匿名戦艦にしているんだよ?」

ラグナラ「……???」

ナイア「くぷくぷくぷ。それに、僕の惑星の外は情報がいっぱいあるからね。いくら探しても探しても溢れる程未知な情報があるのさ。」

ナイア「例えば、この地球という星にはドラえもんという漫画にも色んな種類があって、児童漫画やら成年向けエロ漫画やら青狸が人間になって男の子を【禁則事項】するBL漫画もあるんだ。」

真尋「うん、それは合ってるんだけど合ってないよ」

ナイア「それに、この黒鼠のアニメには進化論という感慨深いテーマがある。ウサギという生物はネズミという生物に進化する物なんだとね」

真尋「それ、オズワ●ドとミッキー●ウスじゃないか?」

ニャル夫「完全に別物だよな…つい最近までは会社も違ったし」

ナイア「後、地球ではサメが空を飛んだり大量サメ竜巻があったりサメとタコの融合体も存在するんだね」

ニャル夫「え、おいマジかよ!?すっげぇー地球のサメ!!」

真尋「それ全部映画の話だろ!?しかも低予算CGのB級映画!そんなのに騙されるなよお前ら!!!」


ラグナラ「ねぇー、もう桃鉄飽きたー。」

ニャル夫「そうだな。999年なんて無理がありすぎたんだ。」

真尋「999年も電車走らせて日本各地回ってるなんて呪い以外の何者でもないしな」

ラグナラ「もうゲーム止めー!」ブツン

ダゴン「ちょっwwてめぇえらぁあ!!試合を放棄するつもりかぁ!!?諦めたらそこで試合終了なんだぞっ!!!」

ニャル夫「諦めたんだよ!!俺達が諦めたから試合終了したんだよ!!」

真尋「…いくら、この宇宙船の部屋が完備されていても、広い宇宙でのんびり過ごすなんて無理があるよ。」

真尋「というかこの船、一体どこに向かってるんだ?」

ニャル夫「ふっ、そんなのは俺達が決めるんじゃねぇ。運命が決めるのさ。」

ラグナラ「王子さま格好いいー!」キラキラ

真尋「…つまり、宛ての無い旅をしているって事なのか僕ら…」

ナイア「おかしいなぁ。マイホームはちゃんと目的地は設定してあるみたいだよ?ねぇマイホーム?」

≪はい。目的地まで、残り七億光年あります。≫

ニャル夫「!おっおいマイホーム!勝手な事話すんじゃねぇよ!!」

ナイア「でも、もう僕達友達だもんねー。」

≪ねー≫

ニャル夫「おっ…俺のマイホームが機械女なんかに懐柔されている…!」


真尋「というか七億光年も先に一体何があるのさ…?」ジトー

ニャル夫「そんなもんはどうでも良い。お前等には関係無い事だからな。」

ニャル夫「だが、しいて言うなら……」

ガバァ

ニャル夫「俺は宇宙の支配者になる為に!!このデウス・エクス・マキナを持ち旅をしているのだぁ!!ふぅーははは!!」

ラグナラ「つまり、この七億光年先の場所に行けば王子様は宇宙の王様になれるの?」

真尋「…見た所、惑星どころか銀河も無い場所なんだけど」

ナイア「…見た所、何の情報も無い所だねぇ。」

ダゴン「俺の会社がぁぁぁあああ!!天使カードがぁあ!!目的地がぁぁあああああ!!!やっと黒字になったってのにぃいいい!!!!!」

ニャル夫「ふっお前等には分かるまい。だが、これはトップシークレットなのだ。俺以外の誰にも話すわけにはいかん。」

ニャル夫「欺くならまず味方から、…とにかく!俺はここに行って宇宙を征服する!以上だ!!!」

真尋「…他の奴らはアンタについて来ただけだから良いけど、僕は列記とした被害者だって事を忘れるなよ」

ダゴン「ああああああああ!!!社長の座がぁぁあああ!!社長の座が泡のようにパッチングッ!!」

ニャル夫「うっ……、ええいダゴン!お前桃鉄くらいでそんなに泣くな!」

ナイア「でも、このデウス・エクス・マキナを調べている内に、結構気になる疑問が出てくるんだよね。ちょっと質問していいかな?」

ニャル夫「……………」


ニャル夫「……おいダゴン。そういえば、お前はどうしてラグナラの惑星で遭難してたんだ?」

ダゴン「あああああああ……あ?何すか!?二位だからって調子こいてんすかっ!!?」

ニャル夫「桃鉄の話はもうやめろ。気づいたんだよ。この船の中ではお前が一番情報が少ない。」

ニャル夫「あの惑星にどうして留まっていたのか、いきさつを教えてくれねぇか?」

ダゴン「おぅふwwwてめぇwwwwww俺の心の傷wwww抉りに来たなwwwwww」

真尋「ああ、置いてかれたんだな。何かの仕事か旅行かで」

ダゴン「何スパッと当ててんだよお前エスパーか?」

ニャル夫「それは分かってたから良いや。そもそもお前、何の仕事してんの?」

ダゴン「今は無職ですが何か?」

ニャル夫「……もういい、十分だ。俺が悪かったから」

ダゴン「うっせwwwwてめぇもww現役ニートだろがぁwwww」

ニャル夫「今はそうだが未来は違うんだよ!見てろよお前!宇宙を支配した俺の姿を!!!」

ラグナラ「そして!宇宙を支配した王子様のお姫様を!!」

ナイア「騒がしいねぇー。この船はやっぱり。くぷくぷくぷ」

真尋「アンタの質問、流されたけど良いのか?」

ニャル夫「ったく。俺が宇宙の支配者になった暁には、お前にも職与えてウザくないように人格改変して結婚までさせてやるからよ。少しは安心しろって」

ダゴン「余計なwwwお世話すぎるwwwwwつーか俺wwww結婚してるしwwwww」

ニャル夫「はいはい画面の向こうから出てこない嫁な。ちゃんと卒業しろよ」

ダゴン「いやwwwwマジマジwwwwこれで嘘つくとかないからwwww」

真尋「いや、普通に嘘つくと思うぞ。神話ではダゴンの妻はヒュドラとか言われてるけど、アンタの場合有り得ないから」

ダゴン「ちょっと真尋くん酷すぎねぇ?」

ニャル夫「いやーしかし暇だなぁ。ダゴンの疑問が解消されると、更に暇になってきた。」

ダゴン「ええっ!?もうお前俺に興味ナッシング!?おいおいwww酷いぜおいwwwwまだ俺の知りたいくせにwwww全く素直じゃないんだからwww」

ラグナラ「…あっ!王子これ見て!テレビ!」

CM≪この夏!大宇宙大運動会がまた開催されます!!毎年1000人の参加者!!そして毎年5億人入れるベテルギウスドームのチケットは完売しました!!≫

CM≪しかし!1000人の参加者はまだ揃っていません!貴方も、参加してみませんか?≫

真尋「…大宇宙、大運動会…?」

ニャル夫「ふぅーん、大運動会なんてくっだらないガキの遊び、誰がやるんだっての」

CM≪毎年45万人の死者が出るこの大運動会!今年は更に過激な競技が開催だぁー!!≫

ニャル夫「ほう…面白そうじゃねぇか…!」ニヤリ

真尋「いやちょっと待て!おかしいから!参加者が1000人に対し45万人の死者て!それ観客の方でも死者が出てるだろ!」

ダゴン「俺の話題を打ち消したこの大運動会……殺すっ!!!!」

ナイア「早速物騒な事を言ってる者が一人…」



CM≪そして、優勝した方には…こちら!!≫
















ニャル夫「……え?」

真尋「……は?」

ダゴン「んっ?」

ラグナラ「あっ!これ、王子様が持ってるのと同じ奴だ!」

ナイア「………ほほう。これはこれは…」クプクプクプ
















CM「優勝した方にはこの、かの有名なデウス・エクス・マキナを進呈します!!」


~ベテルギウスドーム~


ワーワーワー


ニャル夫「ラッキーだな。まさか俺達全員が参加できるくらいの空きがあるなんて」

ナイア「くぷくぷ。そりゃぁ皆死にたくないからねぇ。まさか目標人数の半分も居ないとは」

真尋「…なぁ、僕は参加する必要は無いんじゃないのか?」

ダゴン「馬鹿野郎お前!俺達全員が参加するんだぜ!?優勝する可能性は広げた方がいいだろぉ?」

真尋「じゃぁ絶対僕いらないよ!僕確実に死ぬだろこの大会!!」

ラグナラ「めいいっぱい遊ぶぞぉー!おー!」

ニャル夫「さぁーて…こいつら……」

ニャル夫「俺の持ってるビー玉と貴様等がもつデウス・エクス・マキナと、どっちが本物か…見せてもらおうじゃねぇか」

ナイア「ニャル夫、そのデウス・エクス・マキナをDEM(デーム)と略したの忘れたかい?」

ニャル夫「格好悪いからやだ!」

真尋「余計に頑張れない!優勝商品が偽物とほぼ確定しているならなお更!」


司会者「――さぁー!始まりました!毎年多くの死者が出る大宇宙大運動会!」

司会者「司会は私、司会者(つかじ)が務めさせていただきます!!!」

実況「えー司会者さん。今回は死者は参加者だけに留まらせると意気込みがあるようですが、それはどういう事でしょうか?」

司会者「よくぞ聞いてくれました!何と今回行われるこの大会!観客席には厚さ7mのガラスが張られているのです!!」

司会者「もう、これは惑星処分核兵器が落とされてもビクともしませんよぉ!!」

実況「なんと!?という事は私達は安心して彼等の最後の生き様を見届ける事ができるという事ですか!?」

司会者「その通り!!勿論、優勝者にはこの、宇宙一の宝石”デウス・エクス・マキナ”を手にする事ができるのです!」

司会者「さぁ戦いなさい!殺しあいなさい!!この大会で優勝者は一人!相手を味方を蹴落としてでもてっぺんを取るのです!!」


ニャル子「……って、どうして私達がこんな運動会の観客席に座ってるんですか!?真尋さんは!?」

ハス太「一日くらい休みなさいって、上からの命令だよ…。そりゃぁ、僕だって納得はできないけど…」

ハス太「誘拐犯の船が、まるで高性能コンピュータを積んだみたいに特定を超暗号ステルス化されてるんじゃ…見つかりっこないもん…」

ニャル子「だからこその私達でしょうが!私は真尋さんを探し当てる為なら宇宙の果てまで世界の始まりまでついていきますよ!!」

ニャル子「こういう事こそ、地道に一から探すのが花でしょうがぁ!!」グワングワングワン

クー子「」フワンフワン

ハス太「止めて!クー子ちゃん、まだ頭部柔らかいんだから!治りたてだから!!」

ニャル子「大体、ここは強烈な罠や競技で参加者が死ぬのを楽しむような下劣な娯楽施設ですよ。」

ニャル子「こんな所に居るのを真尋さんに見られたら、確実に軽蔑されます!」ムフー

ハス太「うん…僕もちょっと、悪趣味だとは思うけど…」

ハス太「でも、宇宙でも随一倍率が高い観客席を、折角一級指揮官が取ってくれたんだから、好意は受け取らないと」

ニャル子「……ふん。ちょっとでも不快に感じたら私、真尋さんを探しに戻りますからね。」


ハス太「もう。……あっでもニャル子ちゃん。あの男の人、真尋くんに似てない?」

ニャル子「真尋さんに!?」ガバッ

ニャル子「…いや、真尋さんがこんな物騒な大会に出場している筈が無いでしょう。全く」フゥー

ハス太「その隣に居るのが…何だか、ニャル子ちゃんのお兄さんに似てるね」

ニャル子「ふぅーん?まぁ、他人のそら似でしょう。で、真尋さんに似ているナイスガイはどこですか?」

ハス太「ほら、ニャル子ちゃんのお兄さんに似てる人の隣だよ。」

ニャル子「ん?……もう何言ってるんですかハス太くん。あれは本物の真尋さんですよ。」

ハス太「えっ?そうなの。よく分かったね。」

ニャル子「そりゃぁ、私は真尋さんの事なら何でも知ってますからね!本物と見分けるなんて朝飯前ですよ!」

ハス太「そっかー。ニャル子ちゃんは本当に真尋くんが好きなんだねー。」

ニャル子「勿論!それはもう世界一!いや…宇宙一です!!」

ハス太「ははははははは」

ニャル子「あはははははははは」

ニャル子・ハス太「はぁぁぁぁぁああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!????」


クー子「」ビリビリ



司会者「それじゃぁ始めましょう!まず最初の競技は……」

デレレレレレレレレレレレ

デンッ!!


司会者「強烈!7億℃の液体岩石我慢大会ー!!」


グツグツグツグツグツ


真尋「おいおいおいイキナリ強烈なのが来たな」

ニャル夫「これマグマか?マグマだよな?これに入って我慢とかあるのか?」

ナイア「鉄をも溶かす温度だと、僕はマグマの一部にされちゃうねぇ」

真尋「僕も確実に死ぬ」



司会者「この競技では、まず1チームに一人の生贄っ…出場者を決めていただきます!」

真尋「生贄って言った!今あいつ生贄って言ったぞ!!」

司会者「さぁ!この競技では誰が一番長く入っていたか…もしくは誰かが一人生き残った人が優勝者となります!」

ニャル夫「かと言って、俺も七億度は無謀だな。うーん…」

ダゴン「こwいwつwらwwww誰があんなビー玉の為に命張るってんだwwwなぁ?wwwwみんなぁwwww」

ニャル夫「………」

ダゴン「くっだらねぇwwww俺達は本物があるんだぜ?wwwwこんな茶番wwやめて帰るメンスwwww」

ニャル夫「おい…ダゴンお前!何言ってるんだよおい!そんなの無謀だ!!」

ダゴン「はぁ?www何の話?えっ?」

真尋「馬鹿野郎ニャル夫!ダゴンさんの覚悟を無駄にするな!ダゴンさん…ごめん!」

ラグナラ「必ず勝つから…!私達絶対必ず勝つから!!」

ナイア「振り返っちゃダメ…僕達は応援する事しかできないんだよ…」

ニャル夫「くっ!…必ず、必ず優勝するからな…!!あばよダチ公!!」

ダゴン「おいお前等!おいお前等ぁ!!!何だその訳の分からん連携プレーは!!確実に俺を生贄にする流れだなっ!!??」


司会者「各チーム、出場者を選抜したもようです!では!これより第一競技を開始します!!」

ダゴン「俺!降板!代打!八坂真尋!!」

ダゴン「お願いします!!」バッ

ダゴン「って、いねぇ!あいつらどこ行きやがった!?」

司会者「では!選手の床下をオープンザウィンドウ!!」


ガラララ

ダゴン「」

ヒュゥォォォオオオオオオオオオオオ……


ボチャァアーン


ギャァァァァァァアアアアアアアアアアア……


ダゴン「」プスプスプスプス

ニャル夫「6位か…。出場チーム数36にしては、悪くない数字だな。」

ナイア「半数以上がマグマに落とされた瞬間消滅したからね。上位が火山口に住むマグマ族である事を除いても凄く頑張ったと思うよ。」

真尋「ねぇ、これ本当にダゴンなの?真っ黒で原型留めてないんだけど」

ダゴン「間違いなく俺だよ。完全に炭になってるけどな」

真尋「ぁぁ…お前分身してたのか。ちょっとだけ安心したよ。」

ニャル夫「しかし、噂以上にえげつねぇ大会だな。何だかオラワクワクすっぞ!」

真尋「僕は今、現在進行形で命の危険を感じてるよ…」


ニャル子「おらぁぁぁあああああああ!!割れろぉ!!割れろぉぉおおおおお!!!!」ガンガンガンガン

ハス太「ニャル子ちゃん!ちょっと止めて!!目立ってる!僕達目立ってるから!!」

男「あっアンタ何やってんだ!?防護ガラスを壊そうとするなよ!折角安全に…」

ニャル子「シャララララララララララララ!!!」

男「ひぃ!?」

ハス太「あっあの!ここからあの中に通ずる通路とかありませんか!?この中に友人が居るんです!」

ニャル子「真尋さぁぁあああん!!今!今助けに行きますからぁあああああ!!!」ガンガンガンガン

吟遊詩人「何だって!?ちょっと待て君達。君達が彼の為にするべき事は、このガラスを破る事では無い筈だ!」

ハス太「…え?」

吟遊詩人「だってそうだろう?君の友人は、命を賭ける覚悟でこの大会に出てる。なら、だとしたら…」

吟遊詩人「彼等の為に応援するのが…一番彼の為になるんじゃないのかい?」キラキラキラ

ニャル子「ふんっ!!!!!!」ドゴォ

吟遊詩人「テニスンッ!!」メシャァ

ハス太「吟遊詩人っぽい格好した人ぉー!!」ガーン

クー子「」

吟遊詩人「あふぉあ」ドスン

クー子「……んあん?」

吟遊詩人「おっと、すまない。ちょっと頬にパールのような物が当たって……」キラキラキラ

クー子「邪魔」ボォォォゥ

吟遊詩人「ぎゃぁぁぁああああああああああああああああ!!!!」メラメラメラメラメラ

ハス太「吟遊詩人っぽい格好した人ぉぉぉおおおー!!」

ニャル子「真尋さぁぁあああん!!ここですよぉぉおお!!私はここに居ますよぉぉおおおお!!!」ガンガンガンガンガン

ニャル子「こっち見てくださぃぃいいいいいい!!今助けに行きますからぁああああ!!!!」ガンガンガンガンガンガンガンガンガンガン


真尋「…今、観客席の方から何か聞こえなかったか?」

ニャル夫「は?何言ってんだ相棒。こっちからじゃ観客席なんてガラスで見えないし聞こえないだろ。」

ダゴン「曇りガラスだもんなww。一体どんな顔してwwwこっち見てるクソ野郎やらwwww」

真尋「こんな所見たがる奴なんて、ろくでもない畜生に決まってるだろ。寧ろ顔が見えなくて正解だよ」プイ

ニャル夫「それじゃぁ、誰が生き残るか賭けたりしてる奴らが居るって事か…。」

ニャル夫「…俄然やる気が出てきた。こうなったら俺達が優勝して、ガラスの向こうの奴らをムカつかせようぜ!」

ナイア「はは。確かにそれじゃぁ僕達に賭けてた畜生が心底悔しがるだろうね。」


ニャル夫「じゃぁ、1番ひ弱な相棒を生き残らせればもっと良い顔が見れるかもな。ガラスでゴミをこっちに飛ばせないだろうし、クックック」

真尋「……ありがとう安心するよ。これが狙いか」

司会者「さぁー!続いての競技はこちらぁ!!」




司会者「借り物競争です!!!!」




真尋「おお…今度はまともそうな競技だな…」

ニャル夫「相棒、ここがどんな運動会か忘れたか?」

真尋「…一体、何を借りらされるんだ?」



司会者「この大会では!全員が揃ってゴールした瞬間に順位が決まります!誰が一番最初にゴールしても、意味無い事だけは覚えてくださいよぉ~?」

司会者「それではレディ…スタァートォ!!」


パァァン…




ニャル夫「おっしゃぁぁあああああ!!俺が一番乗りぃいい!!」パシィ

ダゴン「あっ!くそっ!俺が最初に取りたかったのに!!」

真尋「いや、紙を開いてからが本番だろ。それが一位じゃ意味ないよ」パシッ

ラグナラ「私も取りー!!」パシッ

ナイア「一応これもチーム戦なのですね。では僕も…」パシ


ニャル夫「さてさてぇ?俺が借りる物はぁ~?」ペラッ




「山田俊彦」


ニャル夫「だっ…誰だっ!?」


ニャル夫「すいませぇーん!この中で誰か山田俊彦って名前の人居ませんかぁぁあああ!?おぉおおおおい!!!!」ダダダダダダ

真尋「そういえば、客席からはどう考えても借り物できないけどどこの誰に借り物すれば良いんだ」

ダゴン「ぷっwwww山田俊彦てwwwwwどう考えても地球の名前じゃねぇかwwwww」

ダゴン「これは俺の方が有利だなぁ~?ニャル夫と俺との差、今見せ付けてやるぜっ!!」ペラ



「自分の睾丸(引きちぎる)」


ダゴン「……………」

ダゴン「すいっませぇぇええん!!この中で”自分”って名前の人居ませんかぁぁああああ!?」ダダダダダダダダダダ

真尋「おい怖い。僕、この紙広げるのが物凄く怖いぞ!?」


ダゴン「そうだ!おい真尋ちゃん…いや、真尋様!今から君の名前を”自分(おのわけ)さん”に改名させて頂いてもよろしいですか!?」

真尋「よろしいわけ無いだろうがっ!」

ダゴン「くっそぉぉおお!!!こうなったら全然知らない人の睾丸を引きちぎってやるぁ!!」ダッ


タマタマヨコセヤァァァアコノドウテイドモガァァァ    フザケンナオマエノヲヨコセヤァァア  オレタチゼンイン「ダゴンノコウガン」ッテカイテアッタンジャァァ

ファッ!?コノタイカイノイインカイハオレノコウガンニナニカウラミデモアンノカァ!?


ラグナラ「うー…なんだか皆、怖い物強要されてる気がする…」

真尋「去年45万人死んだっていうのは強ち嘘では無いみたいだね。」

ナイア「くぷくぷくぷ。まぁ僕達は別に降参しても良いから、無謀の借り物だったら僕は棄権する事にするよ」ペラ



「左足」


ナイア「………」

真尋「うわっ…ダイレクトに狂気が入った…」

ナイア「………」


ナイア「何だ、これなら簡単じゃないか」スポッ

真尋「ぶっ!!」

ナイア「僕が巨大ロボットで得したよ。くぷくぷくぷ。それじゃぁお先」ブロロロロロ

ラグナラ「ひっ卑怯だぁ!あんなのズルすぎるよぉ!!」

真尋「そういえばアイツロボットだったな…今回、一番有利なのはアイツじゃないのか」

ニャル夫「相棒!この土に”山田俊彦”って名前付けてゴールしちゃダメかな!?」

真尋「ダメじゃない?」

ラグナラ「うくー…こうなったらぁー…覚悟を決めて!」ペラッ




「愛する人の全裸」


ラグナラ「………」



ラグナラ「………」

ニャル夫「やった!やったぞ相棒!ついに山田俊彦って奴を見つけたぞ!」

ヤマ「どうも。ヤマ・ダート・シヒコです。趣味はゲイポルノです。」

真尋「何だか微妙に違う気がするけど…まぁ、良いんじゃないかな」

ニャル夫「よっしゃぁああ!!行くぞ山田俊彦!ゴールまで一直線だ!」

ヤマ「好きな会社はア●シードです。」

真尋「聞いてない」

ニャル夫「おい着いて来いよ山田ぁ!俺の相棒口説いてんじゃねぇ!」

ラグナラ「ねぇ王子様」

ニャル夫「おっとどうしたラグナラ?」

ラグナラ「脱いで」

ニャル夫「は?」

真尋「は?」

ヤマ「ほう……」ジュルリ



ニャル夫「……!」ゾクッ

ラグナラ「ねぇ王子、私の為に脱いで?」

ニャル夫「………」

真尋「…………」

ラグナラ「…王子、お願いだから…ねぇ、私…王子を愛してるから…宇宙で一番大好きだから…」

ラグナラ「だから…今、ここで全裸になって?」

ニャル夫「…………」

真尋「………」

ヤマ「…おい、何をしているんだ?ニャルラトホテプ。早くしろ」

ニャル夫「…そっそうだよな!早くゴールしないと点数が…」

ヤマ「早く服を脱げぇ!!ニャルラトホテプァアア!!」ゴォオオオ

ニャル夫「い嫌だぁぁああああああ!!!!」ガタガタガタ


ヤマ「何故拒む理由がある!?お前は…目の前の少女を見捨てるつもりなのか!?ニャルラトホテプァ!!!」

ニャル夫「確実にお前、俺の尻を狙ってるだろ!?そんな相手の前に服なんか脱げるかぁ!!処女を失うわ!!」

ヤマ「ふざけるなぁ!!服が脱げないで何が男だぁ!?早く生まれたままの姿を見せろぉ!!」ゴォオオオ

ニャル夫「うわぁ!こっち来んなぁああ!!!」

ラグナラ「…………」

ヤマ「安心しろ。俺も今から全裸になるから!」パァァン

ニャル夫「何一つ安心できな…うわぁ!?一瞬で山田さんの服が弾け飛んだ!?」

ヤマ「さぁ!君も脱ぐんだ!!二人で裸になれば!怖くなんてないんだから!」

ニャル夫「いやぁぁああああああ!!」

真尋「」ヒュン


サクッ


ヤマ「うっ」


パタン


ニャル夫「…………」

ニャル夫「…フォークが睾丸に刺さってるな…」ヒュン

真尋「全く、こんな所でトラウマなんて作らせないでくれよ…」

ニャル夫「……」


ニャル夫「相棒ぉぉおおおおお!!!」ガシィッ

真尋「うわぁ!抱きつくな!」

ニャル夫「やっぱり相棒は!俺の一番の相棒だぜぇえ!!」

ラグナラ「………」プルプル

真尋「だから!僕はお前の相棒じゃないってば!!」

ニャル夫「はっはっはー!後は山田俊彦を担いでゴールに…」

ラグナラ「……脱ぐから」

ニャル夫「え?」


ガバァ


ラグナラ「私も全裸になるから!!王子も全裸になってよぉ!!」グスッグスッ

真尋「うわぁぁああああああ!?」ビクッ

ニャル夫「お前っ…止めろぉ!!どんだけの人が見てると思ってやがる!?」

ラグナラ「やだぁ!!私が王子の一番になる為なら!私も脱いで王子も脱がすぅ!!」ヒグッヒグッ

ラグナラ「私知ってるんだよ!?好きな人の一番に愛される為には、私と私の好きな人がお互いに全裸になるって事!!」エグッエグッ

ニャル夫「誰からそんな事を聞いt……ダゴンか、ダゴンだな!?あいつかぁ!!」



~一週間前~

ダゴン「何を見てるかって?はっはっは。これはね、エロ本って言うんだ。」

ダゴン「なんだって?エロ本は悪い本なんかじゃないよ。最大限の愛の形を現してる本なんだ。」

ダゴン「勿論さぁ。お互いが全裸になれば、お互いは両思いになって気持ち良い事になるんだ。」

ダゴン「だから、このように股間を黒塗りにしたクソ野郎は滅ぼすべきなんだよ。」

ダゴン「クソがっ!!!肝心な所を見せろよっ!!!!何が青少年健全育成条例だこの全身乾燥シナチク野郎がぁ!!!!!!!!!!」


~現在~

ニャル夫「い・い・か・ら・脱ぐ・の・を・止め・ろぉぉ…!児・童・ポル・ノ・に、引っか・か・る・だ・ろう・がぁぁぁ…!!」グググググ

ラグナラ「子供・じゃ・ない・も・ん・…5万・歳・だ・もん…大人・だ・か・ら・脱げ・る・も・ん…!!」グググググ

真尋「あのー…もう結構な人がゴールしちゃってるんですけど…」


ナイア(ゴール)「くぷくぷ。見事に2位の位置に甘んじれたよ。中々の余裕だったね」

ダゴン4(ゴール)「さようなら…ダゴン1号、2号、3号…!君達の睾丸…役に立ったからね!」ブチッ

ダゴン4(ゴール)「あっ」

男134「悪いな。俺もお前のタマタマ…必要なんだ。」

ダゴン4(死)「」ガクッ

ダゴン5「ダゴン4号ぉおっ――――!!!!」

男456「余所見してる暇は無ぇぞダゴン!俺もお前の睾丸が必要なんだ!!」

男983「おいどんも必要でごわすっ!」

女272「私の優勝の為にも…貴方のタマタマ、貰い受ける!」

ダゴン5「こっ…こんなに俺の双子を引きちぎろうとする不届き者共が…!?一体、これから僕どうなっちゃうの!?」

ダゴン6「俺が知っているだけでも、78人は俺のタマタマを狙ってやがる!!クソッ!」

ダゴン7「委員会の奴らも…本気だな…!」

ダゴン8「一体俺のタマタマがぁ!何をしたって言うんだぁぁあああああ!!!!」


真尋「あっちは大丈夫そうだな。僕もとりあえず何借りるかだけでも把握しないと」

真尋「はぁ。絶対無茶な要求されるんだろうなぁ…」ペラ



「触手」


真尋「……………」





司会者「ゴォォオオオオオオオオル!!ニャルラトホテップ夫チーム!見事に全員が揃いました!一位です!」

ラグナラ「やったぁー!!私達一位だよぉ!!」

ナイア「やりましたね。これで僕たちに高得点が入りました。」

ダゴン45「やっと…戦争が…終わったんやなって……」ガクッ

ダゴン46「あかん、死ぬな45号。片玉になってもまだ、生きてゆける。だから、死んじゃダメや!45号ぉお―――!!!」

ニャル夫「いやぁー、相棒お前考えたな!これは良い案だったぜ!」ニュルニュルニュル

真尋「…というか、脱げと言われて最初に思いつかなかったのか?お前は」

ニャル夫「発想ができなかったんだよ。そういえばそうだったな!俺、変身して触手体になれば良かったんじゃねぇか!」ニャルニュルニュル

ニャル夫「山田俊彦に掘られる事は無いし!ラグナラも条件クリアできるし!相棒も安全にゴールできる!」

真尋「正直、見た目は全裸よりキツイけどな」

ラグナラ「王子様、緑色のムックみたいー」

ナイア「変色したカップ焼きそばにも見えますね」

ニャル夫「こんな姿になっても、裸を見られるよりはずっとマシだ。ありがとうよ相棒!またお前に助けられたな!」ニャルニャルニャル

真尋「うわぁ!ちょっ!こっち来るなぁあ!!!」


ハス太「ニャル子ちゃぁぁあああん!?それ爆弾!それ間違いなく爆弾だよ!?」

ニャル子「ヒヒヒヒ…真尋さぁぁぁん…今…会いに行きますからねぇぇぇ……ウヒヒヒヒヒヒ…」パチパチパチ

ハス太「お願い目を覚まして!惑星原子分解爆弾を見て、結構沢山の人が逃げていったよ!?」

ニャル子「こんな壁要らないんです…何をしても傷一つつかないこんな頑丈の壁なんか壊してしまえば後は私と真尋さんがランデヴーしてウヒヒヒヒ…」パチパチパチ

ハス太「ああ…ニャル子ちゃんの目が死んでる…絶対僕の声が届いてないよ…」

ニャル子「あのクソ野良ニャルラトホテプにもあの覆面にもあの白い羽の幼女にもフランケンシュタイン女にも誰にも真尋さんは渡しませんよウヒヒヒヒヒ」パチパチパチパチ

クー子「……ニャル子の様子が…おかしい……」

ハス太「うん、それは結構前から予兆があったから知ってる……ん?」

ハス太「あれ?……あの人は…確か」


カッ


ドゴォォオオオオオオオオオオオオオオオオアン





ハス太「」プスプス

クー子「」プスプスプス

ニャル子「さぁぁー!さすがに割れましたよねぇ!?私と真尋さんの間に入る忌々しい壁が!!ようやく消滅して私は真尋さん成分を吸収」



壁<キズヒトツツイテナッシング


ニャル子「できない!!ヒビすら入らない!!全然割れない!!入れない!!」

ニャル子「う"ぇ"ぇ"え"え"え"え"ん"!!開"げでぇ"ぇ"え"え"!!開"げでぐだざい"い"い"い"い"い"!!真尋ざん"あ"げでぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"ぇ"え"え"え"!!びぃぇぇえええん!!!!」ガリガリダンダンバンバン


真尋「……なぁ、また観客席の方から声しない?今度は爆発音も聞こえたぞ」

ニャル夫「乱闘でもしてんじゃね?俺達が一位になって損した奴らが暴れてるんだろ」

真尋「そうか」

真尋「………」

真尋「…そういえば、お前達ニャルラトホテップって、本来はそんな触手まみれの姿なのか?」

ニャル夫「まぁな」

真尋「ニャル子と違って、返答を濁さないなお前は。そういう所は嫌いじゃないよ」

司会者「さぁー!続いての競技はぁー!!!」




真尋「(このまま順調に得点を稼いでいた僕たちだったが……)」

真尋「(まさか、この後も地獄の競技をさせられるとは……想像はしていたが、)」

真尋「(まさに命を駆けた大勝負が、僕たちを襲ったのだった……)」



【大縄跳び】


ラグナラ「みんな頑張れー!」バッサバッサ

ダゴン「ぎゃぁぁあああああああああああ!!!!」バリバリバリバリバリ

ボッ   シュゥゥウウ…

真尋「ハァ…ハァ…!縄に引っかかれば超圧電流って洒落になんねぇぞ!」ピョンピョン

ニャル夫「触れてから1秒かからず炭になる電圧なんざ…一体誰が振り回してるんだ!?」

ダゴン「そうだ!一体俺が何十人塵と化したか」

ナイア「もうちょっとまともに飛ぼうよ」ブンブン   ビリビリ

ニャル夫「お前が回してたんかい!」

真尋「ナイアは電流が食料になるからな…」

ダゴン「よっしゃぁ!これで30回…ぐはぁあああああ!!!」ビリビリビリビリ


ボッ   シュゥゥゥ…


ダゴン「てめぇ!わざとだろ!?わざと俺を殺すように回してるだろ!?」

ラグナラ「ダゴン!ちゃんと飛びなさーい!!」バッサバッサ

ダゴン「お前はずっと翼を羽ばたかせてるだけだろうが!この卑怯者がぁ!!!」



【大玉転がし】


真尋「……あのさぁー!もうちょっとさぁー!!普通じゃないのは分かってたけどさぁー!」

ニャル夫「それでもこれは何とかならなかったのかよ!?」

ラグナラ「針山地獄はまだ分かるわ!でも、ここから途中道が無いじゃない!」

ダゴン「うわっ何これボールヌルヌル」

真尋「パーフェクトだ…パーフェクトだよ。人を嫌がる事に関してはパーフェクトだ!!」

ニャル夫「おいこらてめぇー!さっき中指立てただろ!?分かってんだぞオラァ!?」

ダゴン「てめぇも全身ヌルヌルだからって調子乗ってんじゃねぇぞオルルァ!!」

ナイア「ふむふむ。これは磁石で動かした方が楽だね」ウィーンウィーン


【二人三脚】

ラグナラ「やったぁー!王子様とペアだぁ!張り切るぞぉー!!」バッサバッサ

ニャル夫「痛ててててててて!飛な飛ぶな!股関節が痛む!」

真尋「ほら、ちゃんと息を合わせて!前に進めないだろ?」ズリズリ

ニャル夫「お前が合わせようとしてないだろ!?俺の両足がお前らの片足に支配されてる状態なんだよ俺は!」

真尋「お前が真ん中が良いって言い出したんじゃないのか?」

ラグナラ「でも、私王子様と二人が良かったなぁー…。」

ニャル夫「…いやちょっと待て?そもそも体格と足の長さが同じのダゴンをペアにしたら良かったんじゃ…」チラ

ナイア「走るのはまかせろー」ブロロロロロロ

ダゴン「あごふっ!べらふっ!ぶらふらふっ!!」ガッ  ゴッ  ゴキャッ  ベキベキ

ニャル夫「………」

ニャル夫「死なないあいつの方が得策だな。頑張ろうぜ相棒!ラグナラ!」

ラグナラ「うんー!」バッサバッサ

ニャル夫「うがぁぁあああ!!股関節が!股関節がぁぁあああ!?」

真尋「痛い痛い痛い痛い!僕もぎれる!もぎれる!」

司会者「ゴォォオオル!!一位は何と!ニャル夫チームのナイア選手と…チームメイトの者だった選手!」

ナイア「くぷくぷくぷ。走るのなら僕は駆動輪が内蔵されてるから敵無しなのだよ。なぁダゴン君。」

ナイア「あれ?居ない…。ああ、僕の脚に巻き込まれたこの左足がそうか。左足以外がミンチにされて赤い道のように――」


【お昼休み】

真尋「…………」

ニャル夫「モグモグ…どうした相棒?喰わないのか?」

真尋「…いや、これ…何?食べ物?」

ダゴン「食い物じゃなかったら俺達何食ってるんだよw」ガツガツ

真尋「いや、語彙が悪かった。これ…地球人が食べても大丈夫な奴か?」

ナイア「うーん、大丈夫死にはしないよ。」

真尋「そっそうか…」スッ

タイナ「ただ数週間の吐き気と嘔吐と赤痢とジンマシンが併発されるけど、死ぬまではいかないよ」

真尋「食べられないじゃないか!!」バンッ

ニャル夫「ああっ!お前食べ物になんて事を…」

ラグナラ「いーけないんだいけないんだー!勿体無いお化けに言ってやろぉー!」

ダゴン「ひゅぅ~ドロドロドロ…勿体ぶるお化けが出てくるかもぉ~……いや、まだ出ないかもぉ~…」ドロドロドロ

真尋「地球人に有害な食物を地球人は”毒”と呼ぶ!」

ダゴン「ドロドロ~と、勿体ぶるように”毒死”が真尋少年の体内にチラチラと」

真尋「うん間違ってない!全く間違ってないからジョークでも無いしツッコミが要らない!」


ニャル子「………」モグモグモグモグ

ハス太「よっ…良かったぁ。ニャル子ちゃんが大人しくなってくれたよぉ」モグモグ

クー子「ニャル子…少年から目を逸らさず……瞬きもしてない…」モグモグモグ

ニャル子「…………」モグモグモグモグ

ハス太「ははは。そんな瞬きくらいは  うわぁ、目が真っ赤ぁ」

ニャル子「………」ピタッ

ニャル子「さて…再開しますか。」ユラリ

ハス太「えっ?」

ニャル子「………」ガチャッ

グルンッ

ガキンッ

バババババババババババ

ニャル子「ダイアモンドカッタァァァァアアア!!パァァァァアル!!!」バババババババババ

ハス太「うっうわぁ!あれは最終兵器第67号の究極鋭利武器ぃ!」

クー子「パールと言いながらも、その実体は地球におけるチェーンソーに近いと言われており、
    さらに言うなら抜群の摩擦と鉄をも紙のように切り裂く刃はまさしく日本刀の鋭利さと
    気高さを象徴し、モチーフとしている。このダイアモンド・カッターに切られた者は
    例えダイアモンド炭素の鎧を纏っていても、殺されるのに一秒にも満たない。
    また、空振りしても切られた空気の鋭利真空で骨と内蔵を…」

ハス太「クー子ちゃん!?誰に言ってるの!?いやぁ!ニャル子ちゃん振り回さないで!」

ニャル子「ヒャッハァーーーー!!これならこの忌々しい壁をあっちゅー間に切り裂いてジェノサイドできますよぉ!!」ババババババババ

ニャル子「おお!削れる!削れますよこれぇ!!」ババババババババババババババ

ニャル子「さすがに7Mは骨が折れますが…やってやりますぁぁあああ!!!私達の愛の為にぃ!!」バババババババババババババババ

クー子「私とニャル子の愛の為だなんて…ニャル子……大胆……/////」


グルン

ヒュンッ

サンサンサンサンサンサンサン


ハス太「一瞬でクー子ちゃんが細切れに!!」

ニャル子「真尋さぁぁあああん!!今度こそ離しませんからねぇええええ!!!」バババババババババババババババ

ニャル子「このダイアモンド・カッターで…私と真尋さん以外全員チリソースにしてやりますよぉ!!!!」バババババババババババババ

ニャル子「ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハァー!!!!」バババババババババババババババババババババババババババ


真尋「」ゾクッ

ニャル夫「ん?どうした相棒」

真尋「いや…なっ何だか…寒気が……」

真尋「…なぁ、ニャル夫……もう、俺達棄権した方が良いんじゃないのか?凄く、凄く嫌な予感がするんだけど…」

ニャル夫「馬鹿野郎、次が最後の種目だろうが。」

ダゴン「そうだぞ、何人の俺が死んだと思ってるんだ」

ナイア「あんだけ居たチームも、今や4チームしかいない。その中で僕たちは全員生き残ってるからねぇ。くぷくぷくぷ」

ラグナラ「優勝はもう!私達の物よ!」

司会者「さぁー!泣いても笑っても死んでもこれが最後!これで最後の競技となります!!」

ニャル夫「おっ始まったぞ。」

司会者「それでは発表致します!最後の競技…それはぁー!!!」



司会者「アスレチック・レェース!!!」



司会者「今回、この大運動会の商品、デウス・エクス・マキナは、このレースのゴール地点…の、台座の上に置かれています!」

真尋「…………」

司会者「そう、このレースではチーム一人では無く、個人一人でしか手に入らないというデスマッチレース!」

ニャル夫「………」

司会者「さぁ!勝つのは誰か!?一体、誰なのかぁー!!」

ラグナラ「…………」

ナイア「くぷくぷくぷくぷ…これはこれは……」

ナイア「完全な、偽者だね……」クププププ

ニャル夫「……なんだ、あのバレーボール大のでかいスーパーボールは」

ダゴン「あんなゴム鞠の為に俺達殺されたん?」

ナイア「まぁ、大きさと外側の素材が違う事を除けば、巨大なエネルギー体ではあるようだよ。」

ナイア「ビー玉のと比べると雀の涙より極小だし、不味そうだけどね。くぷくぷ」

真尋「…ニャル夫」コクン

ニャル夫「…ああ。」コクン

ニャル夫「ニャル夫チームこれより!全員棄権しますっ!!!!!!!」バァーン


司会者「おおーと!ここで優勝候補であるニャル夫チームが棄権!実況さん?これは一体!?」

実況「一人しか勝てない。その魅力はチームで優勝するという魅力に勝てなかった。」

実況「彼等は優勝して強大な力を手に入れるよりも、チームの絆を選んだ。……そういう事です。」

司会者「…そうですか。分かりました。」

司会者「その棄権!受理いたしましょう!!ニャル夫チーム、退場!!!」



ワーワー    ブーブー


 フザケルナー  カネカエセオラァー   コノゼンシンシラガヤロオー


ニャル夫「うるせぇんだよこのチキン共がぁ!文句あるなら下に下りて来いやぁ!!」

ダゴン「適当に生きてるお前等がよく命賭けて生きてる奴らに大声言えたねぇ!?す☆ご☆い☆や!!死ね!!!」

ラグナラ「やーいやーいもう何言われても怖く無いもんねぇー!!」ベー

真尋「…覚悟はしてたけど、相当荒れたな。」

ナイア「しょうがないよ。商品が偽者と分かった以上、これ以上頑張る必要は無い。」

真尋「それもそうだな。」












「ちょっと待った!!」








ニャル夫「!?」

ダゴン「!?」

真尋「!?」

ナイア「?誰?」

ラグナラ「…………」

ラグナラ「…え?」



司会者「なんと!チーム内の自分以外全てのチームメイトを生贄にし、早くも優勝者が決定したぁー!?」

実況「先ほどの美談とは違い、これは…いえ、彼女は……まさしく」





「会えた…やっと会えましたよ……やっと………」

ニャル夫「………」

「天使様の為に…全てを犠牲にしてまでここまで来た。」

ダゴン「…………」

「愛の障害を……全部…全部全部壊して壊して…天使様を取り返しに…来ました……」


真尋「………嘘…だろ?」






アズ「ラグナラ様を……ここで返して貰おうかぁ!!」パリィーン




司会者「アアアアアアッーー!!デウス・エクス・マキナが握りつぶされたぁぁあああ―――!!!」




アズ「おお…おおおおお!!」ゴォォオオオオオオオ

アズ「ふは……ふぅははははは!!これが…これがデウス・エクス・マキナと…私の愛の力かっ!!」ゴォォオオオオオオオ

アズ「これが!この力があれば!!畜生共からラグナラ様を救う事ができる!ラグナラ様が私の元に帰ってくる!!」ゴォォオオオオオオオ

ラグナラ「…あっ……アズ?」

アズ「さぁ…帰りましょう?ラグナラ様…。大丈夫です…ラグナラ様を汚したこいつらは殺しますから…」

アズ「私達の愛の障害は全部…全部壊しますから……!」ユラァ

真尋「ひぃ!?」ビクッ

ニャル夫「おいおいおいやべぇぞ、アイツマジだよ」

ダゴン「すいっむぁっすぇえええん!!アズニャンさぁああああん!!」ガシッ

ラグナラ「きゃぁ!?何するのよ!」

ダゴン「今からこのワガママフェアリー返還致しますので、平和的解決は望まれますでしょうかぁー!?」

ヒュン


トスッ

ダゴン「」ガタン

ニャル夫「ダゴンの頭部に手裏剣がっ!?」

真尋「しかも頭に全部入ってる…手裏剣って、こんなに切れ味あったっけ…?」


アズ「私の天使に…汚い手で触るなぁああ!!」グァア

ニャル夫「えっ」


ドゴォオオオオオオッ!!


真尋「ニャル夫ぉぉおおおおおお!!!」

ラグナラ「いやぁあ!!王子様ぁぁあああ!!!」

ニャル夫「」 シュゥ~…

ラグナラ「アズゥ!!私の王子様に何をするの!!」バサァ

アズ「ああ!ラグナラ様!!こいつは犯罪の王子なのですね!?殺すモチベーションが上がりましたよ!!」ボァアッ

ラグナラ「違う!違う違う!!この人は私の大好きな人なの!!私の大事な人なのぉ!!」ガバッ

アズ「そうか…こいつはラグナラ様の事が大好きなロリコンの犯罪者なのですね!今から死刑に致しますのでラグナラ様を大事に守れば良いのですね!?」ブチブチブチ

ラグナラ「アズ!?何もかもが噛み合っていないよ!?」

ナイア「自分に都合の悪い言葉は自動変換してるねぇ」


司会者「おおーっと!ここでまさかの乱闘だぁーーー!!これは面白くなってきました!!」

司会者「これより!最終競技を変更し、天下一武闘会を開始致します!!実況は勿論!実況(みのまし)さんが引き続き務めさせていただきます!」

実況「はい。よろしくお願いします。」

司会者「さぁさぁ!実況さん。これはどちらが有利と言えますか?」

実況「ええ。数的にはニャル夫チームが優勢ですが、天使ラブラブ応援団チームの一人はデウス・エクス・マキナを取り込んでますからねぇ。」

司会者「なるほど!つまりはどっこいどっこいというわけですね。」

実況「はい。しかし、私は天使ラブラブ応援団チームが勝つ方に7万ペリカ賭けます。」

司会者「そう来ましたかぁー。そうなると私は当然ニャル夫チームに9万ペリ」

アズ「滅べぇえ!!愛の障害がぁああああああ!!」ゴォォオオオオオオ


司会者・実況「「ギャァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」」  バオォオオオオオオオオオオオ



シュゥ……


真尋「衝撃波で壁が吹っ飛んだ!?」

ダゴン「それでも観客席の防弾ガラスが吹っ飛ばねぇってすげぇな」

ナイア「お客さん第一は伊達じゃないねぇ。くぷくぷくぷ」


アズ「ふは、ふはははははは!!これは凄いぞ!!」

参加者「ひっひぃいい!何だよあれ!あんなのに勝てるかぁ!!」ダッダッダ

アズ「ちょっと待ちなさい」ガシッ

参加者「おごっ」バギリ

ゴトン

アズ「…ちょっと触っただけで、奴らの骨と内臓器官がバラバラになる…この力なら…この力があれば!!」グルンッ

ラグナラ「ぴぃ!?」ビクッ

アズ「見ててくださいラグナラ様!私は…私は今から!貴方と私以外殺します!私たちの愛の障害を全て壊します!!」

アズ「だから笑ってください!帰れるんですよ!帰れるんです!また一緒に暮らせるんです!!」ガタァ

参加者2「がぁっ…!!かっ……」グチャァア

ラグナラ「ひっ……ひっ…!!」ガタガタガタ

アズ「ああ!嬉しくて震えてるんですね!?ありがとうございます!なんなら私!張り切ってしまいますよ!!」

ダゴン「おい…ちょっとこれは笑えなくなってきたぞ」

アズ「このデウス・エクス・マキナの力で!私はずっと貴方を守ります!ずっと貴方の傍に居ます!!」

アズ「だからラグナラ様もずっと!片時も離れず私の傍に居てください!!」

ラグナラ「いや…いや…!来ないで……!」ガタガタガタ

アズ「この力さえあれば!私はラグナラ様一番を不動な位置に居れる!文字通り永遠に一緒に居られるのですよぉぉ!!」







ニャル夫「……偽物の癖に、よくそんなにペラペラ喋るなぁ…」


アズ「!!」

真尋「ニャッ…ニャル夫!」

ラグナラ「王子ぃー!!」ダキッ


アズ「貴様…私のラグナラ様から離れろ…!」

ニャル夫「それはこっちの台詞だ。ラグナラ、俺から離れろ」

真尋「あっ…そっち!?」

アズ「…丁度いい。貴様は私とラグナラ様の愛の一番の障壁だ。…全力を出して排除しよう」

ニャル夫「随分と態度がでけぇな。お前は今の状況を分かっていない。」

アズ「分かっていないのは貴様だ。私を誰だと思っている?ラグナラ様の一番の愛し人でありデウス・エクス・マキナの力を得た者だぞ」

ニャル夫「…残念だったな。何もかも偽者だ。お前の言う称号はな」

アズ「……」ピクッ

ニャル夫「ラグナラの事も…さっきのゴム鞠も…お前は何一つ本当の事が見えていない。」

ニャル夫「何でも…自分の思う通りの偽りをペラペラ喋る…俺が一番嫌いなタイプの人間だぜ…」

真尋「(一応、肉親に一番近い奴が居るだろ…)」

アズ「…今、死ぬか?」

ニャル夫「いや、お前の負けだ。敗因は”見る目が無かった”って所だ」スッ

アズ「……なんだ?その、小さいビー玉は」

ニャル夫「見せてやるよ」ゴクッ

ニャル夫「本物の力って奴をなぁああああああ!!!」




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       .,.......::::::::: : : : :/\三二ニ==‐-  __ \ヽ--‐‐…‐‐ノ 乂从厂 ̄ ̄\._,ノ ./  ./    /
... ...,........::::: : : : : : : . . ./  /    ̄三二ニ=-    ヾ ゝ      ,_三二ニ==‐=ニ二三__人ノヽ._从/( /
. ::::::::: : : : : : : : :: . . ..../  /        ̄ ̄ ̄三二 =     /_ノ          /「 ̄ ̄¨フ
                /  /          __ 三二 =    /「           //`¨´ ̄/





ニャル子「はぁ…はぁ……!これで1Mは掘りました…!」

ニャル子「後…6M掘れば……念願の真尋ニウムで妊娠が…!!」



パキパキパキパキ



ニャル子「!?」


パキパキパキパキピシピシッ


ニャル子「ガッ…ガラス全体に…大きなヒビが!!」

ニャル子「やったぁ!やりましたよぉ!!神様は私を見捨てなかった!神様が私にこんな幸運を…」




カッ!!!!!!!!!!



ニャル子「えっ」








                 || || ||                     || || ||

               || || ||                           || ..|| ||
             || .|| .||                               || .|| .||
         __.|| || ――― ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄―――|| ||__
  _―― ̄ ̄ .|| ||                                        || || ̄ ̄――_
_ ̄       .|| ||                                           || ||       ̄
  ―_    .|| ||                                            || ||   _― ̄
      ―||||                                                |||―
      ..|||                                                 |||
      |||                                                  |||
      |||                                                   |||
    .. ||||           .゛      、  ′     、 " .     ,  ′  .   ´ ,   、 |||

    ...|||  .`  .  、 ´ ,  ′ . 、 " .   ´ ,   .   i   、. .`  ゛.   i ,  . . " .、. |||
    ...||| , 、   " .    i    ´   .   ii      .゛.. ii||..     i i   、 ´ ii  ..  " .li   .|||
     ||| .|i  ´   i ' ||  ii   ii | iilll||ii | i     .ill|!!i l   ...|ll iii i   i l|l. |li   li||li |il||||
      ||il||li .|i 〟 ii||il lil|| ||lili  ||ii l|il| |llii||| li|iii|lli || ..iil|||lll.|ll   llll||illli  iiil|iii|||l|i |l|l!liil||lll.|l||
     .. ||!|i||ill ..| ||lll|||ii|||lliiiill|lliiilll|||lll||!!lilllii!!!||ll||ill|ll lll|||lll||!!lillliil.l| |lll||!!lillliill| !!||lll|||lll||!!lilllli||||!lll||

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~数日後~



ニャル夫「…・・・・」

キャスター≪…であるからして、ベテルギウスドームは原因不明の爆発で消滅し、行方不明と生死不明の被害者は未だ見つかっていません。≫

真尋「……………」

キャスター≪関係者によりますと、「あの防弾ガラスが粉々になるなんて有り得ない。それも7M級の物であれば、宇宙が爆発してもヒビすら入らない筈だ」と発言しており、現象を否定しています。≫

ダゴン「…………」

キャスター≪続いて、占いのコーナーです。最下位は鼻毛座の貴方!!今日はもぉー最悪!最悪命を落とします!ラッキーアイテムは核シェルター…≫


ブツン


ニャル夫「……まぁ、こんなもんか」

真尋「こんなもんか。じゃないだろ!お前パンチ一発で惑星一個滅びるってどんだけ強い力で殴ったんだよ!!」

ニャル夫「馬鹿!ちゃんとセーブして殴ったんだって!あの惑星が小さすぎるのが悪い!!」

真尋「…全く、ナイアが居なかったら俺達全滅ENDで宇宙の藻屑となっていたぞ」

ナイア「くぷくぷくぷ。航空料としてインテルをアップグレードして良かっただろ?ニャル夫」カタカタカタ

ニャル夫「ああ。意外とイザという時は本当に役に立つんだな。」

ナイア「まぁねー。備えあれば憂い無し。地球の言葉が発祥だけど、宇宙社会でも通じる名言だよね」カタカタカタカタ

真尋「名言というかそれはことわざ…」


ダゴン「アップグレードって、あれ虫取り網を改良しただけじゃねぇーか!!」

ニャル夫「違うぞダゴン、あれは虫取り網じゃなくてタモだ。」

ダゴン「変わんねぇーよwwww虫から魚に変換されただけじゃねぇかwwwww」


ラグナラ「…………」

真尋「…そういえば、あの日からラグナラ君が元気無いんだけど…やっぱり、ショックだったのかな」

ナイア「そりゃぁね。あんな事言われて迫られたら恐怖以外の何者でも無いでしょう。」

ナイア「……で、あの女の子って誰だったの?」

真尋「またか!これで何回説明したと思ってる!?いい加減覚えろ!ラグナラ君の側近だった子だよ!!」

ナイア「ごめんごめん。人の顔覚えるのはちょっと苦手でねぇ。」

ダゴン「ロボットなのに?」


ラグナラ「…………」

ラグナラ「……ねぇ、王子?」

ニャル夫「んあ?」

ラグナラ「…アズは、あの後…生きてるのかな?凄い衝撃だった…よね?死んだりとか…してない…かな?」

ニャル夫「…………」

ニャル夫「……俺に、女を殺す趣味は無い。」

ラグナラ「……」

ニャル夫「それだけ言っておくぞ。少なくとも死なない程度にやったつもりだしな」

ラグナラ「……じゃぁ、アズは…なんで…あんな事をしたのかな……?」

ニャル夫「…………」

真尋「………」

ダゴン「そりゃぁお前、自分のオカズが消えたら悪魔に心を売るだるるぉろろごあ!!」バキィッ

ニャル夫「それほど、大事だったって事だ。お前の事がな」

ラグナラ「……そっか。」エヘヘ


ニャル夫「それでどうするんだ?お前の事を連れ戻しに来た奴が居る。これは後戻りができるという事だ。」

ニャル夫「だが、俺はお前を帰すつもりは無い。立ち止まれない理由があるからな。」

ニャル夫「それでもお前は、俺達について来るのか?彼女の意思を無視するか?」

ラグナラ「……」

ラグナラ「……」プクー

ニャル夫「?」

ラグナラ「王子様のイジワル!」プイ

ニャル夫「…………」

ニャル夫「…なぁ、俺…何か変な事言ったか?」

真尋「えぇ…ちょっおまっ…えぇ……?」

ダゴン「俺から見ても結構ドン引きな鬼畜選択肢ですたい」

ナイア「断言しよう、アンタにスイーツ(笑)は無理だ」

ニャル夫「何だてめぇら!フルボッコじゃねぇか!俺が悪者か!いや悪者だけどさぁ!?しまいにゃ泣くぞコラァ!」


グイッ

ニャル夫「ぅぉぅ?」






チュッ




ニャル夫「………」

ラグナラ「………えへへ。」

ラグナラ「だって私。王子様と結婚するまで絶対に帰らないんだもん!」ギュー

ニャル夫「……」サスサス

ラグナラ「絶対絶対絶対に!王子を私の虜にするんだから!覚悟しなさいよね!」ニパー

ニャル夫「………」

ダゴン「あぁー!!ここで未来のロリコンが誕生したぁぁあー!!!」

ナイア「マジか……アグネス宇宙機構の出番じゃないか!!」カチッ

ナイア「アグネェェエエエエエエエエス!!出番だ!アグネェェエエス!!」

ニャル夫「ちょっと待てぇ!てめぇらこんな時にだけノリが良いな!?苛めの才能があるんじゃねぇのか!?」

ダゴン「俺を生贄にしまくった貴様に言われたくない」

ニャル夫「今それを言うか!?つーかそれは俺に限る事じゃないだろう!なぁ!?相棒!」

真尋「これからはニャル子をロリコンの妹と呼ぶ必要があるのか…」

ニャル夫「相棒ぉぉお!お前だけは悪ふざけに走らないと思っていたのに!というかそれ呼ぶ必要無いぞ!悪質な苛め以外何物でもない!!」

ニャル夫「つーかダゴン!お前も二次元に嫁が居るんだろ!?そいつらと結婚したってんなら俺にロリコンと言う資格あんのか!!」

ダゴン「だっかっら!!俺はマジで結婚してんだっつーのぉ!!」

ニャル夫「散々性転換した相棒をセクハラしてた癖に何言ってんだこの野郎ぉー!!」



――ブツンッ


ニャル夫「ん?」



アズ≪貴様等ぁ…!!絶対に…絶対に許さんぞぉぉおお…!!≫

アズ≪地獄の果てまで追いかけて…いつか…いつか絶対に滅ぼしてやるるぁ……!!≫

アズ≪それまで…それまでせいぜい……生きる喜びを噛み締めておくんだなぁ…!!≫

アズ≪クキキ…クキ……ククキャ………≫

アズ≪クキャキャキャキャッ!!クキッ!!クッキャキャキャキャキャキャァア!!!≫

ブツンッ―――




ニャル夫「………」

真尋「……えっ?何これ何これ」

ナイア「…プログラムを暗号化した筈なのに、一瞬とは言えハッキングできるなんてねぇ…」

ラグナラ「………」

ダゴン「……こっ…怖ぇぇぇええええ!!何これ!?怖ぇぇぇええええ!?いっそあのまま殺した方が良かったんじゃねぇのか!!」

ニャル夫「んな事できるかぁ!!というか落ち着け落ち着けぇ…!あれ、一体どこから発信されてたんだ?」

ナイア「ええと……あれ?位置特定できない。」

ダゴン「怖ェぇぇええええええええええええええええ!!!超怖ぇぇぇええええええええええ!!!」

真尋「おいニャル夫!?本当に殺してないんだよな!?」

ニャル夫「殺してない!!俺は床を殴っただけだ!!」

ダゴン「何で床殴ったんだ馬鹿か!母親に飯持ってこさせる以外に床なんて普通殴らねぇだろ!!」

ニャル夫「何で母親に飯を持ってこさせる為に床を殴るんだよ!?意味分かんねぇよ!!」



ギャーギャーギャー


真尋「……はぁ、今日も騒がしいな」

ナイア「くぷくぷ。でも、いろんな意味で退屈はしないね。僕は気に入ってるよ」カタカタカタカタ

真尋「…ところで、ナイアさんはさっきから何を調べてるんだ?」

ナイア「色んな事さぁ。この船のアップグレード方法や全宇宙の観光名所や銀河系の配置図とか」

ナイア「…この、デウス・エクス・マキナは、一体どのような代物なのか。また、どうしてニャル夫が盗んだと言われる銀河系の中にあったのか…とか」

真尋「………」

真尋「…そういえば、そうだな…。どうして、あんなものが銀河系はともかく、地球の近くにあったんだ?」

ナイア「そうだねぇ。でも、それを調べるともう一つ大きな疑問が出てきたんだ。」

真尋「…?」

ナイア「確かにこれは無限大獄を単価とする程の力があって、全宇宙を覆える程のエネルギーが圧縮されてるけど。」



ナイア「どうして、これが”デウス・エクス・マキナ(神による強引な終束)”って名前で呼ばれてるんだろうね」




~ニャル子宇宙船~

ニャル子「」

ハス太「あー…ニャル子ちゃんがあしたのジョー最終巻のように真っ白に燃え尽きてから数日かぁ…」

クー子「……」

ハス太「…あれ?今日はニャル子ちゃんのスカートを捲ったり舐めたりしないんだね。どうしたの?」

クー子「…反応が…無いと……楽しく……無い……」

ニャル子「」

ハス太「うん…あれ、生きてるのかすら怪しいもんね。」カチリ

ブオン

「こちら、グロマク少尉隊。ご用件は?」

ハス太「えとね、昨日伝えましたよね?追跡中の宇宙船の中に…」

「はい。画像の方を確認して見た所、確かに惑星保護機構に所属している一員である事が確認されました。」

ハス太「ああ、やっぱり!それじゃぁ、追跡の方も…」

「はい。保護機構職員は全て位置情報が埋め込まれています。これで特定の方も断然早くなるかと」

ニャル子「」ピクリ


ハス太「良かったぁ!これで砂漠の中から宝石を探すような無謀な追跡をしなくても済みそうだよ!ありがとう!」

「いえ、寧ろ一度職員を調べなかったこちらの責任でもあります故……」

ニャル子「真尋さんが見つかりそうなんですかっ!?」ガバッ

ハス太「あっ!ニャル子ちゃんが数日ぶりに動いた!」

クー子「ニャル子…!反応のあるニャルk」ゲシィ

ニャル子「どのくらい!あとどのくらい時間で私の真尋さんの居場所を割り出せますか!?」

「とっくに割り出せております。このまま追跡していけば、三日後には拘束ができます。」

「例えワープされたとしても、位置情報が簡単に割り出せるので拘束も時間の問題かと……」

ニャル子「うっ…ううう~~っ!!!」ポロポロポロ

ニャル子「やっと…やっと来ましたよ…!私が欲しかった唯一の言葉…確定事項が…!!」ポロポロポロ

ハス太「良かったねぇニャル子ちゃん」

クー子「…………」

ニャル子「…さぁ!早く真尋さんを見つけてハネムーンの予約をしましょう!今度こそ迎えに行きますよ!真尋さぁーん!!」

ニャル子「いつでもニコニコ!真尋さんの隣に這い寄る混沌!!その名は!この私ニャルラトホテップ子ですっ!!!」 ドンッ










【必殺!大運動会】…終



「おーおー、アンタ何度も俺に会いにきてくれるなんて、もしかしてアンタ俺のファンかぁ?」

「いえ、私は惑星保護機構の者です。なんでも貴方、悪の組織として活動されているとか…」

「ほほう。どうやら俺も、悪の支配者としての知名度が高くなっているようだな…」

「俺…?あの、貴方は性別は…」

「んなこたぁどうだって良い!お前が俺を倒しに来たというのなら、さしずめお前は正義のヒーローといった所か」

「いえ、私は正義でもヒーローとかでもなく、惑星保護機構の…」

「そんな事はどうでも良い!勝負だ!この俺は全宇宙を支配して、いずれは宇宙の帝王になる者だ!覚悟しな!!」

「………」

「うぉりゃぁぁあああああああああああ!!!」ダダダダダダダダ


「」プスプスプス

「…意外と、お弱いのですね。」

「…うっ…うるせぇ……!言うな…もう一度だ!」

「いえ、貴方の事は先ほどの闘いで分かりました。真面目に正々堂々と挑むそんな貴方が悪行なんてする筈が無い。」

「んだとぉ!?それは悪の帝王に対する侮辱だぁ!」ウガァー!

「いえ、とにかく私はこれで失礼させていただきます。まだお仕事がありますので。」

「おい待てぇ!勝ち逃げする気かぁあ!!それともビビってんのかぁ?」

「仕事ですので」

「…あー!もうアンタとっつきにくい奴だな!少しは不適の笑みでも良いから笑えねぇのか!!」

「今、笑顔になれば貴方は怒りませんか?」

「怒るに決まってるだろうが!イコール馬鹿にされてんだからな!!」

「…そもそも、私は笑うのが苦手ですのでそのような事は無いのですがね。」

「………まぁいい。」

「リベンジだ!次こそは絶対に勝ぁーつ!!それまで俺の顔と名前を忘れるなよ!!」

「…先ほどから思ってたのですが、貴方…女性なのに俺とは…」

「そんなことぁどうでも良い!いいか良く聞け!俺の名前はな――――」



ダゴン「………」

ダゴン「…あれから……60年か…。」

ダゴン「……」

ダゴン「…」






ニャル夫「おーいダゴン!マーチのコアラ残り一個だけど、食ってもいいかぁー?」

ダゴン「食☆わ☆せ☆る☆かっ!!!!俺の愛しいコアラちゃんをお前のう●こになんかさせたりしねぇえええ!!!」ダッ

真尋「ほらぁ!だから怒るって言ったじゃん」

ニャル夫「ごめんなダゴン。実はさっき俺達気づかず全部喰っちまったんだ。」

ダゴン「」

ニャル夫「いや本当ごめん。ごめんなダゴn」

ダゴン「…うんこになる前に取り出さなきゃ」

ニャル夫「えっ?」

ダゴン's「「「「「「「「「「必殺!影分身の術!!!」」」」」」ブワワッ

ニャル夫「うわぁ!また増えたぁ!!」

ダゴン1「これより!コアラの摘出手術を始めます!!」

ダゴン2・3・4・5・6「「「「「イエス!マム!!」」」」」

真尋「うわぁあああ!この覆面メス持って来たぁぁああ!!」

ダゴン2・3・4・5・6「「「「「キィィェェェェエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!」」」」」ブンブンブンブンブン

ニャル夫「だぁぁぁぁああああ!!!振り回すなぁああ!!!!」





【続く】

今回はこれでおしまいです。

次回は後日に投下致しますので、もうしばらくお待ちください

今日の午後3時に投下します。

投下します

☆シャンタッ君が語るこれまでのあらすじ☆





                  /        ∧∨\     \ \
               / /       厶ン ー-ヘ       \ \
                   | |      │ |\       \
             |  l     | |       ⌒|  ∨ |  |    \_  みいみぃ
             |  |   l∧ |'⌒    l斗宏ヵ│    ____/
                 |   |_,,斗宏      _ノ.:ハ | |  ト  \
             /   l|  |弌 _ノ.:ハ      弋_ソ l |\|  | ̄      (訳:吉野家で第三形態へと変化した我が肉体は)
            /   人  | ハ弋_ン       ::::: Ν |l  |
              ̄ ̄|/  \|ハ八 ::::::     ,、     人| | 八        (あまりに図体の変化が大きい為か脊髄の電気反応が若干届かず)
             ∠ イ 八  介  fヽ  ┘ . イ|  l 「\ \
                 |/ //\ \∨,ム=- < |∨|  |ノ ∧   \       (結果、役立たずの身体として我は絶望し、空腹のまま突っ伏してしまう事となる。)
               ,′ /⌒丶 \ φ -ヘ    ノ| |  |    |    \
                /  /{     \ `|  二}    | |  |   │     \  (その時、彼等は急に立ち上がり吉野家を後にした。)
            /   |       ヽ|   _ノ}__  / |  |   い,       \
                   ∧  '⌒\八    〈  ∨ |  |    「\      (なんと、まさかと思うが…彼等は完食したのだ。)
         /    / 〈       }   ∧i │ |  |     ∧  \
         /      /  ∧      |   } | | │  |  // |        |  (「お次のお客様どうぞー」という声で、我は絶望から差し伸べる希望の手が差し伸べられたと思っていたが…)

                                          (豚汁が品切れになった事実を知り、再び絶望の淵に落とされたのだった…)







【午後の地球】…始






~Largest Known Galaxy 第7京三百七十区~




ニャル夫「っしゃぁあ!ここで普通の村人の脳に寄生型宇宙人設置!」パァーン

ダゴン「なっ何ぃ!?まだそんなカードがあったとはぁ!?」

真尋「これで普通の村人はニャル夫の戦力を強固させ僕たちのSAN値は吸い取られていくのか…!」

ダゴン「…だが、これなら好都合だ」スッ

ニャル夫「はっ、強がりを…なっ何ぃ!?そ…そのカードは!!」

ダゴン「そう!これは俺の手持ちのクトゥグアを田中角栄にトレード!これでお前の国は田中角栄が所持する軍隊と戦争が避けられない!!」

真尋「…そう来ると思って、僕も隠しておいたのさ」スッ

ダゴン「なっ何ぃ!?それは…大量のイースターエッグだとぉ!?」

ニャル夫「それも…イースターラビットまでいやがる!」

真尋「このイースターラビットでイースターエッグは無限に増殖する。そして、そのイースターエッグの効果…お前は知ってるな?」

ダゴン「くっ!これでは戦争に勝っても負けても…俺達はエスカルゴになっちまう!」

ニャル夫「俺も…このままではイースター一色になっちまう!」

ラグナラ「そうはさせないよ!真尋の敷地にウサギが居るなら好都合だ!」バンッ

真尋「なっ…それは!?」


ラグナラ「私のウォルト・ディ●ニーカードでウサギを黒鼠に進化!これで貴方はエレクトリカルになって行進する事しかできない!」

ナイア「それと同時に、遊園地も作ってしまうのだよね」クプクプクプ

ラグナラ「!! ナ…ナイア?そのカードは…まさか…!?」

ナイア「そう、エスケープ・フロム・トゥモロー。黒鼠の遊園地にゲリラ撮影して精神が崩壊されるカードさ。」

ナイア「これで貴方のSAN値は極限に落ち、遊園地に来るであろう貴方達も巻き添えにSAN値が下がる」

ラグナラ「うぅ…!」

ダゴン「畜生…!まさかここでギリギリ違法映画のカードが出るなんて…!」

真尋「全編白黒のくせに…SAN値を下げるなんて…」

ニャル夫「くっ……うおおおおおおおおおお!!!!」


バンッ!!!!!


ニャル夫「…つっ……まんねぇぇぇぇええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!」

ニャル夫「何だこれ!?クトゥルフTRPGってこんな意味分からん物だったのか!?」

真尋「…途中からトレーディングカードが出てきた辺りから怪しくなってきたと思ったんだ」

真尋「これ…絶対クトゥルフTRPGじゃないよ」

ニャル夫「やっぱり偽者か!あのクソ野郎ぉぉおおお!よくも俺をカモりやがったな!!」

真尋「そもそも必要な物ってガイドブックとメモ帳くらいだしね」

ダゴン「あっやっぱり?俺も一秒ごとにSAN値が893値減っていく所から俺のSAN値ヤベェって思ってたんだけど」

ラグナラ「ふーん、私は楽しかったんだけどなぁ」

ニャル夫「ったく。やめやめ!そもそも地球人から邪神て言われてる俺らがクトゥルフTRPGやるって意味分からんだろ」ギシッ

真尋「身も蓋も無い事言うなよ」

ナイア「えー…僕は楽しかったのにぃー」ブーブー

ニャル夫「もっと他の事やろうぜ。ええと、他には何があったかな…」ゴソゴソ

真尋「…思ったんだけどさ、何でアンタの宇宙船の中に玩具箱があんの?」

ニャル夫「この宇宙船は元々親父の何だよ。今は俺のだけど、子供の時によくここで遊んだんだ」ゴソゴソ

真尋「ニャル子と?」

ニャル夫「ん?まぁー…その時はそうかな。ゲートボールで俺の頭部壊してからは構ってないが…おお、あったぞ」ドンッ

真尋「…何?これ」

ニャル夫「地獄石。誰が一番高く積み上げる事ができるかという玩具だ」

真尋「うわぁ何一つ面白くなさそう!ただの苦行じゃないかこれ!」


ニャル夫「あんなもんで遊ぶくらいなら、石を積み上げてた方がマシだ」

ダゴン「蟹食べるみたいに全員終始無言で作業しそうだな」

ナイア「本当に苦行じゃないか。そんな単調作業は嫌だよ」

ラグナラ「あっ!そうだ王子!折角だしあのゲームやろうよ!」

ニャル夫「ん?一体何のゲームだ?」

ラグナラ「王様ゲーム!王様になった人は何でも命令できるの!」

真尋「おい誰だラグナラ君に変な情報与えた奴は」

ダゴン「馬鹿野郎!あれはリア充共がエロイ目的でやる邪悪なゲームと言ったじゃねぇか!」

ラグナラ「でもでも!王子は宇宙を支配する世紀の大悪党なんだよ!?」

ダゴン「それではニャル夫さんに答えて貰いましょう。ニャル夫さん。貴方は王様ゲームを通じて御自身のロリコンを進行させますか!?」

ニャル夫「いや…今はそれどころじゃない…」

ダゴン「やぁーいwwwやぁーいwwwww当の本人から拒否されてやんのぉwwwwプギャァー9(^д^)9」

ラグナラ「うくぅ…!私だってもっと王子とチュッチュとかしたいのにぃー!」

ダゴン「それがwww本音かこのマセガキィwwwwwさぁー真尋さん!?今のご心境は!?」

真尋「何で僕に振ったんだ」

ダゴン「んんwww我ww完全勝利wwwww敗北を知りたいwwwwwドゥクシドゥクシwwww」

ナイア「…勝利に浸っている所悪いけど、本当に今遊んでる暇じゃないよ」

真尋「え?」

ニャル夫「皆さんに、言わなければいけない事があります。」

ダゴン「はwwww何すか?wwwww」

ニャル夫「たった今、この宇宙船が惑星保護機構の機体に囲まれました。」

ダゴン「え?」

真尋「え?」

ラグナラ「え?」

ナイア「…詳しくは、画面を確認ください。」ブォン


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…



真尋「…………」

真尋「……うきゃぁぁあああああ!!!」

ニャル夫「ヤベェぞ…これはヤバイ。俺と真尋は死体オンリーで指名手配されてっから…」

ニャル夫「…殺される………」

ダゴン「……えっ?マジで?」

ラグナラ「……あれ、私たちを殺しに来てるの?」

ナイア「あー…確かにこれは刺激的な体験だねぇ。くぷくぷくぷ」

真尋「ニャ…ニャル夫!早く!早くデウス・エクス・マキナでこっからワープするぞ!」

ニャル夫「言われなくても分かってんだよ!!行くぜマイホーム!ブラックホールだ!!」カチリ

カッ



                 (⌒ヽ

                {⌒ヽ  ヽ
                ヽ  ヽ_}
             / ヽ ヽ   ト__
               〈    \  ̄ / l
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          =ニ;:;:;:;:;:;:; \     /;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
       三;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\    〈;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
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     ニ三;:;:;:;:;:;:;:'          \  〉   ' 、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
_ ≦三二==─フ  ̄ ̄二丶   ̄  __ _ __________
/ /    '´  //三≠  ̄ ̄  ̄ ̄ 〈 ヽ/\ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  i 三──   //三/ Ξ         \    ヽ
  | 二二二ミヽ| |三  ≠         r‐'   ∧  l
  | 三 ̄Ξ=i| |三 ≡=         \  { `ー'
  乂 三三  ヘヘ乂 ヾ           `ー'

_ 三=─-   ヘ人≧ ___ ________\\______
  三=───≧─三二二ラ'    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,:':;:;:;:;:;\\;:;:;:;:;:;≧ ̄ ̄ ̄

 =三三三三;:;:;:;:;:;:'、                ,.,.;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\\;;:;:;:;:ニ─
    ニ三;:;:;:;:;:;:;:;:;:` ,,             ,,, ;:;:゙:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\\Ξ=‐
     =ニ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:      ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:\\
        三 ,:,;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:三二\\

           =‐ =                            `ー'
                                            (⌒ ヽ  _
                                            \_)/ l

                                                    /   |
                                               |   |
                                               ゝ─'



ドドドドドドドドドドドド

ニャル夫「ぬぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

真尋「ぎぃぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ダゴン「ああああああああああああああああああ!!悪夢再びぃいいいいいい!!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ラグナラ「ぴぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ナイア「…………」椅子と接合

ドドドドドドドドドドドド

ニャル夫「おっしゃぁぁあああああああああ!!!この速さにはついてこれmg」ガブッ

ドドドドドドドドドドドド

ニャル夫「ぎゃにゃぁあああ!!舌噛んでぁあああ!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

真尋「おい!大丈夫なのかぁぁ!?この機体壊れそうな音出てるんだけど!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ニャル夫「馬鹿野郎!今までで何回この体験したと思ってやがる!今回も大丈夫だって安心しろよ!!」


≪機体に大きな損傷が齎されています。この機体はブラックホールに押しつぶされます。≫

ニャル夫「えっ?」


≪みなさんさようなら。今までありがとうございました。≫



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.._..-'″   ,..-'´   /     _,,.yr=≦~"_ ;;;才ニニニ'”" ̄¨¨¨¨¨¨¨¨}l¨ ̄ ゙̄¨≦-=ニ二二三≧s,、    . `゙"''
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   /"    ./    /    .,/″ ,/゛ ./゛       l{      |      }l      ,j}/  \     `'ミx   \
l、  .ヽ    ! l|  ./    ./    ./゛   {l.        l{      :|:       }l   _..彡イ' lj{   j}      j}     ヽ
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ミx,  `'''ー- ℡ヽミx℡  \ヽ、   _゙''―--  ゙̄二....l{      :|:       }l..._,, -''"   /    . /
  `゙''ー- ..,,,_、   ´゙゙'''ーニニニ=二二 ゙゙゙̄¨¨¨¨¨二゙l{:      :|:       :}l..    _/゛ /   /        . ,
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~ニャル子宇宙船~

ハス太「…予想通り、奴らデウス・エクス・マキナ使ったね。」

ニャル子「ふっふっふ。だけど、それも無力ですよ!奴の船には私達の同胞が乗ってるんですからね!」

ニャル子「その同胞の位置情報を取得すれば、真尋さんを見つけるなんてもう時間の問題なのです!ふっふっはぁー!!」

クー子「もう…犯罪者の掌に…踊らされない」グッ

ニャル子「さぁ!ハス太くん今すぐ座標を確認するのですよ!すればようやく奴らをしょっぴいて真尋さんを助ける事が出来るんですから!」

ハス太「うん!………ん?」

ニャル子「さぁーて…真尋さんを攫った重罪犯罪者はどう処理してやりましょうかねぇ…真尋さんが安心するように、真尋さんの目の前で頭部を破壊して…」

ハス太「…ねぇ、ニャル子ちゃん?」

ニャル子「そしてゆくゆくはニャルニャルハウスで真尋さんとニャンニャンして……どうでしたハス太くん!特定できましたか!?」

ハス太「うん…できたけどね?これね……」

ハス太「宇宙船、ブラックホールに潰されてる…」


ニャル子「………」

ニャル子「……え?」

ハス太「…いや、だからね?ブラックホールが予想以上に大きかったからか…」

ハス太「真尋くんの乗っている宇宙船が…潰れちゃったんだ…」

ニャル子「…………」

ニャル子「えっ?あの、真尋さんは……」

ハス太「……」フルフル

ニャル子「………」

ニャル子「うわぁぁああああああああああああああああああああ!!!!」ガバァ

ハス太「わわっ!今は操縦できないよニャル子ちゃん!」

ニャル子「真"っ"真"尋"ざぁ"あ"あ"ん"!!や"だや"だや"だや"だ!!う"わ"ぁ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!」ポロポロポロ

ニャル子「わ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!!!」ガリガリガリガリ



真尋「(…………)」

真尋「(…何だろう?ここは……暗い……)」

真尋「(いや、暗いのは僕が目を閉じているからか…?)」

真尋「(…いや、目を閉じても開いても、見える物は同じ暗闇だ。)」

真尋「(…ここは、)」

真尋「(ここは……どこだろう。)」

「………、……」

真尋「(…人の声が聞こえる。)」

「――!―――ッ」

真尋「(…人の指、手が僕の腕を持って引っ張る感覚がある。)」

真尋「(その感覚で、僕を引っ張っているのは人間の物だという事に気づいた。)」

真尋「(安心してしまったからか、僕はそのまま意識を失い…眠ってしまったのだった―――)」


真尋「………」

「―――く―」

真尋「…………」

「――お――くん」

真尋「………ん…」

「――起きなよ、八坂君」

真尋「……………」

真尋「……ん?」

余市「おはよう。」ニコ

真尋「………」

真尋「……え?余市?」

真尋「…って、え?ここって…学校?」

キーンコーンカーンコーン

余市「ははは。一体どんな夢を見てたんだい?」


真尋「いや、でも僕は…地球に指名手配されてて…ニャル夫と…」

余市「中々面白い夢を見ていたようだね。そろそろ授業が始まるよ。」

真尋「おっ…おお…。」

ガララ

担任「はい、それじゃぁ授業始めるぞ。」

真尋「…………」

真尋「(…どうなってるんだ?いつも通りの教室じゃないか。)」

真尋「(それじゃぁ、さっきまでのは夢…だったのか?)」

真尋「(……なら、ニャル子は…)」

真尋「…………」

真尋「……いない?」

余市「ん?誰か早退でもしたのかな?」

真尋「いっいや…、ニャル子が…」

余市「ニャル子?」

プッ

余市「夢の中で、アニメのキャラクターと友達にでもなったのかな?」

真尋「え?いっいや……えぇ…」

担任「そこ、私語は慎め。」


真尋「あっ…はい…すみません。」

余市「ごめんなさい」

担任「よろしい。では今日は宇宙理論と太陽系についての授業を行う。」

真尋「(…………)」

真尋「(…もしかして……ニャル子の事も…全部夢だったのかな…?)」

担任「まず、我々が住んでいる太陽系、この太陽系には地球を含めて8つの主要天体があり…」

真尋「(クー子も…ハス太も……シャンタッ君も教室に居ない。邪神の居ない普通の教室風景だ)」

担任「そして地球はこの太陽系のどの位置にあるか…分かるか?斉藤」

男子「はい。太陽から三番目に近く、内太陽系の中に位置しています。」

担任「正解だ。さてはお前予習してきたなぁ?」

ははははは…

真尋「(……よく考えれば、ニャル夫と過ごした日常のが最も有り得ない日常じゃないか。)」

担任「それじゃぁ次に行くぞ。宇宙の始まりは何から始まった?」

女子「はい。宇宙はまずビックバンという巨大な爆発から始まり、様々なガス分子や宇宙原子が誕生したと言われています。」

真尋「(だって、あんなビー玉の事なんて…知らない事から始まって、知ったからという理由で知らないままに指名手配にされて…)」

真尋「(そもそも…なんでアイツはあのデウス・エクス・マキナを盗んだんだ…?)」

担任「その通りだ。そして、そのビックバンと同時に一番最初に生まれたのが”デウス・エクス・マキナ”と言って…」

真尋「!?」ガタッ


担任「ん?どうした八坂?」

男子「うん●か?」

はははははははははは

真尋「いっいえ…何でも……」カタリ

担任「そうか。で、最初は宇宙もビー玉くらいの大きさしか無く、消えたり発生したりを繰り返して…」

真尋「(いっ…今……確かに言ったぞ…!?)」

真尋「(今…アイツ”デウス・エクス・マキナ”って……!)」

担任「…それで、ここまで聞いて何か質問とかあるか?」

真尋「……はい…」スッ

担任「おっ八坂。どうした?やっぱりウ●コか?」

真尋「違います!」

担任「そっそうか。それで、何が聞きたい?」

真尋「その……デウス・エクス・マキナって……」

真尋「それって……詳しく言うとどんな物…なんですか?」

担任「ん?どんな物も何も…気の短い俺達人間には関係の無い物だ」

真尋「それでも!それでも先生の知っている事は何ですか?」

担任「おおー、八坂は野心家だなー。そういうの先生、嫌いじゃないぞー」

担任「まぁ、と言っても俺にも良く分からんのだけどな。色々な憶測があるが…」

担任「とりあえず、宇宙最大の構造体であるグレートウォールを120個作れる位のエネルギーがあると言われている。まだ計測中だけどな。」

男子「という事は、新聞紙を102回折った時と同じ大きさのエネルギーですか?」

担任「おっそうだな。」

男子「って事は~?新聞紙以下って事じゃないですかぁ!!」

担任「お前は新聞紙を102回も折れるかな?折れたらお前は晴れて宇宙の支配者になれるぞ~?」

ドッ


真尋「……あの、もう一つ……」

真尋「デウス・エクス・マキナって…今、どこにあるんですか…?」

担任「…おい八坂、それはもう社会の授業で習っただろぉ?忘れたのかぁ?」

クスクスクス

真尋「…え?」

担任「全くしょうがないな。余市、俺の代わりに説明してくれ」

女子「あ~!職務怠慢だぁー!」

担任「うるせっ、これは管轄外だ!」

余市「はい。八坂君、意外と君は世間知らずだったんだね」

真尋「うるさいな…」

余市「ごめんごめん。言い方が悪かったかな。今、デウス・エクス・マキナはね…どこにあるか分からないんだ。」

余市「だって、盗賊に盗まれてからまだ取り返せていないんだから。」






キーンコーンカーンコーン

担任「はい!今日の授業はこれで終わり!お疲れさん。」

ハーオワッター  コレカラドコイクー?  カラオケイクヒトー  ハァーイ


真尋「……………」

余市「どうしたんだい?何だか浮かない顔してるけど」

真尋「………いや、何でもないよ」

余市「そうか。それなら良いんだけど…」

真尋「(……ここは…僕の知ってる…地球だよな…?)」

真尋「(でも……僕は、地球に捨てられて……その理由が……デウス・エクス・マキナを知って関わったから…)」

真尋「(なのに…今日の授業ではデウス・エクス・マキナの名前が……)」

真尋「(それに…盗まれたって盗賊って…それって……思い切り……)」

珠緒「おおっすぅ!!真尋くん一緒に帰りましょぉー!!」ババッ

真尋「うわっ!?珠緒!?」

余市「ああ暮井君。僕も八坂君と帰ろうとしていた所なんだけど」

珠緒「おっと良いですよ!それじゃぁ三人仲良く歩きましょうか!」

真尋「うっうん……」


珠緒「それじゃぁ!私は真ん中で!」ガシッ

真尋「…てっ手は繋がなくて良いんじゃないのか?」

珠緒「へっへー、実は私両手に花というのをやってみたくて」

余市「はは。普通は性別が逆じゃなきゃいけないけどね。」

真尋「ははは……。」

真尋「………」

真尋「(珠緒は…いつもよりテンションが高いような…いや、ニャル子達が居ないから比べる物が無くなって彼女のテンションが浮き彫りになっているだけか)」

珠緒「おっとそうだ!実は明日、私が見たい映画が公開されるんですよ!なので今日から…」

珠緒「私と!映画デートしてくれる人を募集します!」バッ

余市「良かったら八坂君、暮井君と二人でどうだい?」

真尋「…………ファッ!?」

珠緒「ほほう、これは俗に言う”デエト”という奴ですな…?」

真尋「お前は何者だ」

珠緒「ままっ冗談ですよぉ!余市君も一緒に行きましょう!」

余市「いいのかい?僕は邪魔にならないかな?」

珠緒「邪魔なんてそんなぁ!さすがに男女一人ずつだと気まずくなって変な空気が流れちゃうじゃないですか!」

真尋「珠緒に限ってそんな心配は無いと思うけど」


珠緒「こういうのはまとめ役が必要なのよ!だから、ね!余市くんお願い!」バッ

余市「…まぁ、僕も明日は暇だったからね。」ニコ

珠緒「やっりぃ!それじゃぁ八坂君!余市君!明日札幌駅に集合ね!」

真尋「ああ。」

余市「楽しみにするよ。」

珠緒「よっしゃ決まりー!今日は明日に備えて寝るぞぉー!」イエーイ

真尋「………」

真尋「(…ああ、何かこれって…)」

真尋「(普通に……青春してるなぁ……)」ジーン

珠緒「ん?どうしたの八坂君。ちょっと泣いてる?」

真尋「……あくびだよ。」



~翌日~


真尋「…………」

余市「…………」

真尋「……遅い…」

余市「もう、待ち合わせ時刻から十分は経ってるね」

真尋「何で発案者が一番遅刻するんだよ…」

余市「そういう八坂君は、20分前に来た僕よりも早く来ていたじゃないか。凄く楽しみにしてるんだね。今日のデート」

真尋「……まぁ、映画なんて久しぶりだからな。後、デートじゃない」

真尋「しかし遅い…遅すぎるぞ…。どんだけ待ってると思ってるんだ…」

タッタッタッタッタ…

余市「おっ、噂をすれば」

珠緒「はぁ…はぁ……ごめぇん。ちょっとそこらで隕石に潰されてたお婆さんを助けててさぁ」

真尋「遅刻して早々の第一声がふざけた言い訳とは良い度胸をしてるな」

余市「隕石に潰されたら、普通は塵となっているよ暮井君」

珠緒「あっそうだった!くぅ~だったらやっぱり全裸の集団に命を狙われてたって言えば良かったぁ~」

真尋「そっちもツッコミ所満載だからな!?隕石より意味が分からんぞ!!」


珠緒「まぁまぁ、そんな事より映画館へレッツラゴーたい!今からなら全然間に合うからね!」

真尋「間に合わなかったら怒るぞ」

珠緒「大丈夫だって!こんな時の為に、待ち合わせ時間を予定より一時間早めたんだから!」

余市「なるほど。暮井さんにしては頑張ったね」

珠緒「えへへ」

真尋「褒めてない、全く褒めてないぞ。寧ろ馬鹿にしてるぞ。つーか遅刻しない努力をしろよ!」

珠緒「…しかし、真尋君もツッコミ変わったねぇ。いつもと違う人がツッコンでるみたい」

真尋「……え?」

真尋「(…そりゃぁ…あんな夢を見ちゃったからかな…)」

珠緒「まぁ、ニャル子ちゃんのお兄さんに誘拐されたんじゃ、ツッコミ力も上がるかぁ」

真尋「まぁ、そんな所だよ。ニャル子の血が繋がってるからか滅茶苦茶でさぁ。まぁ、でもニャル子よりはマシな常識力……」

真尋「……ん?」

珠緒「おっと!そんな事よりそろそろ映画館が見えて来ましたよ!さぁ早く!早く!」

真尋「ちょっちょっと待ってくれ!珠緒!お前今ニャル子って…!」

珠緒「ん?何の事ですか?」


真尋「いや!だってさっき……」

珠緒「まぁそんな事はさておき、皆さんはどんなポップコーンをお頼みで?」

余市「うーん…僕は王道を行く、塩かな」

珠緒「うんうん。やっぱり映画館と言えば塩!ですが、私は今日は醤油バターの気分なのですよ!八坂君は!?」

真尋「……本当に、ニャル子の事は…知らないのか?」

珠緒「そんな事は今はどうでも良いんです!八坂君は一体何にするんですか!?」

真尋「………シナモンシュガー」

珠緒「まさかの邪道中の邪道!まぁでも美味しそうですねぇ、私にも食べさせてください!」

真尋「…まぁ、いいけどさ……」


余市「ところで、今日はどんな映画を見る予定なんだい?」

珠緒「ふっふっふ。良くぞ聞いてくれました。今日見る映画…それは、ある男の決意の話…」

珠緒「犯罪を犯した男、その男を良く知る監視員、狭い牢獄、何も起こらない筈が無くて…」

真尋「ちょっと待て、そういう系の話?僕、帰りたくなってきたんだけど…」

珠緒「やだなぁ何を想像したのよ八坂君!ちゃんとしたスペースオペラです!」

真尋「それなら良いんだけど…」

余市「それってもしかして…このポスターかい?」

真尋「……っ!?」

珠緒「そうそうそれです!その白い髪の男性が主役のロードムービーです!」

余市「【夢見るままに待ちいたり】か…。このタイトルが、物語の伏線になったりするのかな?」

珠緒「おっと?余市君中々鋭い事言うねぇ。益々映画が楽しみになって来ましたよ!」

真尋「…………ニャル…夫?」


珠緒「あれ?八坂君もこの映画知ってる?確かに主人公はニャル夫って名前だけど」

真尋「…いやいやいやちょっと待てちょっと待て」

真尋「何でニャル夫が映画になってるんだよ!?しかも地球の!!」

珠緒「何でって…それを知る為にこの映画を見るんでしょ?」

余市「僕も、この映画で知りたい事は結構あったから、丁度良いかな」

真尋「…………」

珠緒「さぁさぁさぁ!ポップコーンは決まりましたが、飲み物は決まってませんねぇ。余市君は何飲む?」

余市「コーラかな。」

珠緒「やっぱり塩にはコーラだよねぇ。八坂君は?」

真尋「……ここは……どこだ……?」

余市「?」

珠緒「分かったココアだね!…どうしたの八坂君。顔青いけど」

真尋「……なぁ…ここって……地球だよな…?」

珠緒「随分大きな質問してきたねぇ。勿論その通りだよ。じゃぁ私達が立ってるこの星は何なのか?」

余市「そう、ここは地球。太陽系の内太陽系の中にあって衛星が月の4次元空間だよ」

真尋「そっか…そうだよな……。ここは…地球…………!?」

真尋「……おい余市、今…何て…?」

珠緒「あっ!もうすぐ始まるよ皆!早く行こう!」

余市「ええと、僕はDの12だから…」

真尋「………………」


≪この日、ついに世界が終わる!≫

≪最後の時間、貴方は何をしますか?――≫




真尋「…………」

余市「この予告編が終わったら、そろそろだね」

珠緒「ふぅ~…もうポップコーン食べ終えちゃったよぉ」ゲプゥ

余市「ははっ早いね」

真尋「…なぁ、余市」

余市「うん?」

真尋「僕達今から…”映画”を見るんだよな?」

余市「そうだよ」

真尋「その映画は……フィクションなのか?」

余市「映画がフィクションかどうかは、僕達が決める事だと思うよ」

珠緒「ドキュメンタリー映画とかはモロノンフィクションだからね」

真尋「……そっそうか……。」

真尋「………」

珠緒「おっと!始まりましたよ!」


ニャル夫「俺は、子供の頃から悪役になりたかった。」

ニャル夫≪俺は将来、宇宙を支配する大悪党になる!!≫

ニャル子≪だったら私は、大悪党を成敗する正義のヒーローニャル仮面ライダーになりますよ!!≫

ニャル夫「その時は、その当時は純粋に悪役が格好良いと思い始めていた」

ニャル夫「だけど俺は、次第に疑問を持ち始めた。」

ニャル夫「悪役は本当に悪なのか。そして正義の味方とは何なのか」

ニャル夫「正義は目的を持って行動している人を成敗する人なのか、民衆の安全の為と言いながら殺戮を正当化している奴らなのか」

ニャル夫「ちょっとした事で心に深い傷を負い、そうならない為に強くなり、強くなって、弱い者の味方。それがヒーロー」

ニャル夫「…本当に、それがヒーローなのか?間違っては居ないかもしれないが…」

ニャル夫「悪党の中にだって、ちょっとした事で心を痛めたり、強くなって、強くなりたくて、弱い者を守る為に闘う奴も居る」

ニャル夫「それが目的の奴も居る」

ニャル夫「ヒーローがそれを目の前にした時、どんな事を思うのだろう」

ニャル夫「そして俺は今……どっち側に立っているのだろう」

ニャル夫「それでも俺は……立つとすれば”悪党側”の方が良かった」


~刑務所~

ニャル夫「…………」

刑務官「入れ」

ギィィィイイ

スタンスタンスタン……

バタァーン

刑務官「今日からお前の名前は202号だ。」

刑務官「お前を担当する看守は直ぐに来る。それまで大人しくしていろ」

スタンスタンスタンスタンスタン……

ニャル夫「……………」

………………

………


スタンスタンスタンスタンスタン

コンコン

???「よぉ」

ニャル夫「………」

???「何だ、久しぶりな顔じゃねぇか。また戻ってきやがったのかぁ?クケケッ」

ニャル夫「…うるせぇなジジイ。今は話しかけてくるなよ」

クー乱「ジジイじゃねぇよ。こちとら崇高なクトゥグア族でも結構偉い人なんだぜぇ?まだまだ若えよ」

ニャル夫「お前を地球の年に換算したら、56歳くらいだな」

クー乱「56歳とは嬉しいねぇ。ピッチピチじゃねぇか。でも、それってクトゥグア族で言うとどんくらいだ?」

ニャル夫「一億5万歳は超えるな」

クー乱「悲しいねぇ。悲しい事に俺の年齢とピンキリだぁ。」

ニャル夫「人類が生まれる前に生きてるなんてもう分かんねぇからな」チッ

クー乱「おっ舌打ちしたなぁ?よぉーしおしおきだ。腕立て伏せ50回!」

ニャル夫「見逃せよ。それに、俺の刑期は明日からだぞ。今、アンタに俺を動かす権利は無い」

クー乱「かっかっか。こりゃ一本取られたな。……ところで話は変わるけどよ」

クー乱「お前、兄妹喧嘩で負けてここに来たんだってなぁ?」プププ

ニャル夫「!!」ガバァッ


クー乱「クケケケッ!いやぁこりゃぁ傑作だぁ!今まで「俺は宇宙一の悪だぜ」と言って荒れてた奴が妹に負けてwwwひひぃwww」

ニャル夫「…殺すぞジジイ」

クー乱「はぁはぁ…まぁ、そう言うなよ。俺とお前の仲じゃねぇか」

ニャル夫「本来ニャルラトホテップとクトゥグアは相容れない存在の筈だろ!前から思ってたんだけどお前慣れ慣れしぃんだよ!!」

クー乱「まぁまぁそう言うな。俺も親とは勘当されてんだからお互い様だ」

クー乱「それに、看守長の俺と仲良くすれば後々有利になるだろ?はぐれ者同士仲良くやろうぜ?」

ニャル夫「…お前、看守長って偉い立場の癖に、んな事やって良いのかよ」

クー乱「別に構わねぇさぁ。偉いから不正とかやっちゃうんだ。それに」

クー乱「ここに入って来た奴は、二度と出られねぇんだからよ」



~食堂~

ニャル夫「…………」

ガッ

ハス田中「おっと、よぉ新入りぃ?今、俺とぶつかったよなぁ?」

ニャル夫「…そうかい。俺はアンタがぶつかって来たって思ってるけどな」

ハス田中「…おい、俺が誰か分からんらしいな……なら教えてやる」

ハス田中「俺は!宇宙総合格闘技で強すぎた故に相手を殺してしまったハスター族最強の男!ハス田中雄介!!」

ハス田中「てめぇなんて一捻りで殺してしまえるんだ…分かったな?」

ニャル夫「それは怖い。でも今は飯喰う時間だから一人にさせてくれ」スタスタスタ

ハス田中「………」ビキビキビキ

ハス田中「…分かっていないみたいだ……なぁああ!?」ブォン

ニャル夫「っ」ヒュン

ハス田中「えっ」

ドグォオバッ

ハス田中「はぁっ…!?がっ………!!!!」

ガクッ

一同「…………」

ニャル夫「分かってないみたいだな。俺は今、凄く、腹が、減ってるんだ。」

ニャル夫「食事の邪魔をしたらこうなるって事、覚えておけ」スタスタスタ

ガシッ

刑務官「規約違反。一週間懲罰房送りとする」

ニャル夫「えっ」



~懲罰房~

ニャル夫「…………」

クー乱「くかかかっ投獄されて三日で懲罰房とは笑えるなぁ!」ケラケラケラ

ニャル夫「…ふん、そうだよ俺は筋金入りの悪党だからな。」

ニャル夫「あのハスター族の男はどうなった?」

クー乱「医務室送りさ。ここと比べたら再考の待遇させて貰えてるだろうよ」

ニャル夫「……ああそう」

クー乱「しかしお前、強くなったなぁ。俺が刑事現役の時は文字通り一捻りで降参だったのに」

ニャル夫「悪党だって強くなりてぇんだ。当然だろ」

クー乱「クククッ違いねぇ。しかしお前さんがそんだけ強いとなると、妹さんはもっと強いんだろうな」

ニャル夫「…妹の話はするな。それに、兄より勝る妹など…!」

クー乱「今はお前は負けてる状況だからな。まぁ、俺の姪っ子にお前の妹と同じ年の輩が居るんだがな」

クー乱「どうやらそいつも、ニャルラテホテップ族と仲が良いと聞くぜ」

ニャル夫「だからどうした」

クー乱「いや、今の俺達みたいだなーって」

ニャル夫「……気色悪い事を言うなよ」

クー乱「気色悪くは無いだろぉ。あっでもその姪っ子はニャルラトホテップ族の恋人が出来たって言ってたっけなぁ…」

ニャル夫「止めろ!余計に気色が悪い!!」オエッ


~運動場~

ハス田中「…………」

ニャル夫「…おっ?お前怪我治ったのか。良かったな」

ハス田中「…お前も、懲罰房から戻ってこれたんだな」

ニャル夫「おかげさまでな。それで、俺をどうするつもりだ?袋叩きにでもするのか?」

ハス田中「正直、そうでもしないとお前には勝てないだろうからな。…後悔するなよ」

ニャル夫「……また、懲罰房には戻りたくないんだけど」

ハス田中「安心しろ、あそこに居る看守には賄賂をやった。これでいくら暴れてもお咎めは無いぜ」

ニャル夫「すげぇなここ賄賂が通用すんのか。ジジイに言ってやろ」

ハス田中「おらぁ!お前らかかれぇえ!!」


ウォォオオオオオオオオオオ


ズォオッ


~一分後~


ハス田中「」ボロッ…

ニャル夫「後悔するなよ。お前らが弱かったんじゃねぇ。俺が強すぎたんだ…」

残りカス「」ガタガタガタガタ

ニャル夫「さて、確かお咎めは無しだったよな?それじゃぁお前等のその怪我も何とか自分で言い訳してくれ。俺は「知らん」で通すから」

ハス田中「」ムクリ

ニャル夫「おっ?まだやるか?」

ハス田中「…いや、もう十分だ……。」

ハス田中「俺より強い奴って、本当に居るんだな…。川の向こうの大仏様が分かりやすく教えてくれたよ…」

ニャル夫「…スマン、そんなに死にかけてたなんて…ちょっと強く殴りすぎたか?」

ハス田中「へへっ謝らなくても良い。もうお前を無条件で襲い掛かったりしないからよ」

ハス田中「そういえば、自己紹介がまだだったな。」

ニャル夫「いや、もうした筈だぞ?お前の名前はハス田中雄介…」

ハス田中「俺の名前はハス田中雄介。宇宙総合格闘技で優勝直前で失格になり刑務所に直送された男だ。」

ハス田中「きっと、あの時の映像はライブリークスで有名になってる筈だぜ」ニヤッ

ニャル夫「いや、俺もライブリークス使ってるけどその動画知らないなぁ…」

ハス田中「お前の名前は?」

ニャル夫「俺か?俺の名前は…ニャルラトホテップ夫」

ニャル夫「いずれ、宇宙を支配する大悪党になる男だ」


クー乱「よぉー、何か最近お前囚人と仲良くやってるみたいじゃねぇか。俺も嬉しいぜぇ」

ニャル夫「知らない内に友達認定されてたんだよ。まぁ、今までにも似たような事は何度かあった」

クー乱「羨ましいねぇ。クトゥグア族は孤高の種族、友達少ない奴らが多いのよ。」

ニャル夫「残念だったな。とても孤高の存在には見えん」

クー乱「娘と姪っ子は、んな事なさそうなんだがな。娘は猫耳メイド喫茶で働いて姪っ子は重度のシスコンとストーカー何だが」

クー乱「…何だろうな。クトゥグア族の女は絶対変態になるように育つのか分からんが、知ってる中ではまともな奴は少ないねぇ」

ニャル夫「ふぅーん…って、思い出した。そういえば俺、小さい頃アンタの娘に付け纏われて性的に襲われそうになった事あるぞ!」

クー乱「何ぃ!?という事はお前、俺の娘の初めてって事かぁ!この野郎!!お義父さんって呼んでみやがれ!!」

ニャル夫「絶対に呼ばねぇし未遂だ!!つーかその時アンタ自分の娘を署に連行しただろ!!」

クー乱「まぁ娘も思春期だったしな。散々言い聞かせといたから同じ過ちを繰り返さないだろうが」

ニャル夫「…ちなみに聞くが、アンタ自分の娘に俺の事話したりしてないよな?」

クー乱「するわけが無いだろう。…というかしたくてもできんよ。」

クー乱「もうとっくに私は娘から勘当喰らってるしな」

ニャル夫「何したんだよ」

クー乱「いやちょっと、娘の部屋に勝手に入ってポスターの処分を」

ニャル夫「そんな事勝手にやっちゃったの!?そりゃぁ勘当もされるだろ!!」

クー乱「だってお前の幼少期の全裸写真がでかでかと貼られてたんだぞ?児童ポルノ法に引っかかるだろうが」

ニャル夫「ジジィイイイイイイ!!何だか俺、アンタの事今なら好きになれそうだよ!ありがとう!!」

クー乱「やめろよ気色悪い」

ニャル夫「お前にそれを言われるとは思わなかった」




ハス田中「ニャル夫ぉ!今日は半年に一回のお泊り会だぜぇ!」

ニャル夫「知ってる。ただB練からD練の大広間で自由に寝るだけだろ」

クー乱「獄内清掃の日だからな。獄中で見つかった私物やエロ本やエロDVDやエロ漫画やLOとかは即刻処分されるぞぉー」

ニャル夫「エロ関係の物が多いな…。獄中にそんなもん持ち込める奴が居るわけがないだろ」

ズゥ~ン…

ニャル夫「…ええぇ~嘘ぉ。お前等マジなの?一体どこから仕入れて来たのさ」

クー乱「まぁ皆が落ち込む気持ちも分かるぜ。切り売りしてた俺のコレクションが今日全部デストロイされるんだからな。俺の心もハラハラだぜ」

ニャル夫「てめぇかっ!!!てめぇの仕業か!!!!」

クー乱「まぁ。デストロイしたエロ物は全部看守長である俺が没収する形になるんだけどな」

ハス田中「なんと言うマッチポンプ」

ニャル夫「悪党!お前ここの誰よりも悪党だ!!」

クー乱「お前が目指してる…な。」

ニャル夫「一緒にするな!!」





クー乱「…………」

ニャル夫「………」

クー乱「………………」

ニャル夫「何だ?どうした?いつもウザイくらいに娘や姪の話をしてくるくせに、大人しくなって」

ニャル夫「もしかして、もうネタ切れかぁ?」

クー乱「…まぁ、そんな所だな」

ニャル夫「そりゃぁ良かった。正直お前の娘や姪の話は面倒だったからな」

クー乱「それほど我が娘と姪っ子が可愛いって事だよ。察しろ」

ニャル夫「察する必要も無いし、察した意味も無いだろ」

クー乱「…まぁ、今でも大事だ。本当に大事さ。」

ニャル夫「……おいどうしたんだよ。今から死にに行くような話しやがって。」

クー乱「いやぁ、今からは死なねぇよ。そんな事よりもお前、全宇宙を支配したいんだっけか?」

ニャル夫「…………」

クー乱「そんなお前に、ビックニュースを仕入れてきたんだ。」

クー乱「今、銀河系に全宇宙を支配する事のできる玉が運ばれようとしている」

ニャル夫「…何だ?ドラゴンボールか?」

クー乱「七つ集めても願いを一個しか叶えてくれない玉とはまた違う。それ一個で宇宙を支配できるんだ。」

ニャル夫「…………」

クー乱「どうだ?ロマンがあるだろぉ。夢が叶う玉が、お前の見下してた地球の近くで取引されるんだ」

クー乱「そう、惑星保護機構と宇宙構成機構が密会で…な」

ニャル夫「……俺に、何をさせるつもりだ?」


クー乱「いや?可愛い親友の夢の手助けしたいって所かな?」

ニャル夫「余計なお世話だ」

クー乱「ケケッ可愛くねぇな。だが、もうそういう訳にもいかねぇ」

ニャル夫「……あ?」

クー乱「で、どうするんだ?ここで一生を終えるか、それとも」

クー乱「宇宙を支配する大悪党になるか」

ニャル夫「…いやいやちょっと待て、ちょっと落ち着け」

ニャル夫「一体何の話をしてるんだ?今、そんなに急がなきゃいけない状況なのか?」

クー乱「悪いな。本当にこんな形になってすまない」

クー乱「お前の言うとおり、説明する時間すら無い急がなきゃいけない状況だ」

ニャル夫「………………」

クー乱「…それで?お前はどうしたいんだ?」

ニャル夫「…良いよ、話せよ」

クー乱「ありがとよ、相棒」

ニャル夫「相棒じゃない」


クー乱「よぉーし!では手短に言うぞぉ!全宇宙を支配する玉の名前!それは”デウス・エクス・マキナ”だっ!!」

ニャル夫「…神の強引な収束って意味だろ?その名前」

クー乱「そうだ。その名前が重要になってくる。それが意味となっている。」

クー乱「…その玉を、ある特定の場所に持っていけば宇宙の支配者になれる」

ニャル夫「特定の場所って何だよ」

クー乱「そんなものを説明したら間に合わなくなるだろ」

ニャル夫「そんな事も説明されなかったらどうしようもできないだろ!?」

クー乱「安心しろ、お前が今から乗ってもらう宇宙船にちゃんと目的地はセット済みだ」

クー乱「お前は、それに乗って宇宙の中心にまで行けば良い」

ニャル夫「…………」

クー乱「安心しろ、お前はこの俺様が認めた男だ。絶対に成功する。」

クー乱「…つっても、お前くらいしかこんな馬鹿な事をする奴居ないってのが本音だけどな!ははは!」

ニャル夫「……なぁ」

クー乱「あーあ、ったく。死ぬ前に家に帰りたかったなぁ。姪っ子に一目会っときゃ良かった。マイハニーにお別れのキスでもすれば良かった。」

クー乱「…娘と、結局仲直りできなかったな。」

ニャル夫「やっぱり…お前死ぬ気だろ?」

ニャル夫「何するつもりか分からないが…止めろよ。行くんじゃねぇよ!!」

クー乱「おっと勘違いしちゃ困るぜ、俺は今から死ぬつもりは無い」

ニャル夫「だったら!!」




クー乱「俺はもう死んでるんだよ。ニャル夫」





ニャル夫「………は?」

クー乱「お前が投獄してきた辺りからかな。丁度、運悪くデウス・エクス・マキナの事知っちまってよ」

クー乱「既知罪とか、初めて聞く言葉に殺されちゃったんだ。俺」

クー乱「こう、縛られて目の前で…バーンッとな。」

ニャル夫「……おいジジイ、笑えねぇぞ」

クー乱「そんで、今の俺は幽霊って訳。そもそも担当の看守長が囚人にベラベラとダベるわけ無いだろ?」

クー乱「本当の看守長は、お前の目の前でずっと監視してたよ。俺の存在が眩し過ぎて見えなかったかもしれねぇが」

クー乱「死ぬ前は警視、死んだ後は殉職して警視総監になった。看守長なんかよりもずっと偉かったんだぜ?」

ニャル夫「なぁ!おい!!ジジイ!!」

クー乱「クトゥグアの霊体ってすげぇよな。看守に気づかれないようにお前と話す事なんて朝飯前、もう俺食えない身体だけど」

クー乱「それでも手の内を明かさない為とかお前の脱獄の準備とかで、こんなギリギリじゃないと話せなかったけど」

クー乱「…楽しかった。楽しかったんだ。お前と話ができて。すっげぇ楽しかった。」

クー乱「……あっヤベ。もう時間ねぇな」

ニャル夫「いい加減にしろよ!!俺はもう…何が何だか!!」

クー乱「じゃぁ簡潔に言うか。偉い人が持ってるタマを盗んで宇宙の中心に向かえ」サラサラサラ…

クー乱「あんな奴らに宇宙を終息されるよりはお前の方がずっとマシだからな」サラサラサラ…

ニャル夫「………おい…お前……透けて………」

クー乱「ああ、クー乱……お前…消えるのか…?」サラサラサラ…

ニャル夫「……それ、自分で言う台詞じゃないよな?」


クー乱「チッ、やっぱり最後の台詞じゃこれじゃぁ、締まらねぇな」サラサラサラ…

ニャル夫「何考えてんだ!?っていうかお前、実は結構余裕あるだろ!!」

クー乱「なぁ、俺もうすぐ時間切れなんだけど、最後の言葉何が良いかな?「なっ…なんじゃこりゃぁぁああ!?」か、「我が生涯一片の悔い無し!」か、どっちか迷ってるんだけど」サラサラサラ…

ニャル夫「知らねえよ!!ていうか…止めろよ!本当は消えないんだろお前!?俺を驚かそうとかいうドッキリだろ!?」

クー乱「そうだったらもうちょっと格好良くやってるよぉ。でも、これぶっつけ本番だから」サラサラサラ…

ニャル夫「いい加減にしろ!!宇宙を支配する大悪党になれるとか…いきなりそんな事言われて訳が分かんねぇんだこっちは!!」

クー乱「うーん、やっぱり俺ってば、本番には弱いなぁ。あの時も何すれば良いか分からずただ殺されただけだし」サラサラサラ…

ニャル夫「…………」

ニャル夫「……なぁ、ジジイ」

クー乱「んー?」サラサラサラ…

ニャル夫「お前…本当に……終わりなのか……?」

クー乱「…………やっぱり、その台詞はお前が言わないとな」サラサラサラ…


クー乱「おおそうだ、思いついたぞ俺に相応しい最後の台詞」サラサラサラ…

ニャル夫「…………」

クー乱「さて、そろそろ本気で時間が無くなって来た。俺の格好良い台詞、ちゃんと聞いててくれよ」サラサラサラ…

ニャル夫「……ああ」






クー乱「後は頼んだぜ、相棒」





サァァァ……


ニャル夫「…………」

ニャル夫「…だから…相棒じゃ……無えっての………」








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                        !::::://! ;';'/ .: |            !         l::            !         l::



ガシャァァアアアン

≪緊急警報緊急警報≫


ドカァァアアアアン

≪事案Nが発生しました。看守員は全員、持ち場についてください。≫

ニャル夫「…………」


ガシャァァン


ハス田中「あっ!ニャル夫ぉ!!まだ監獄の中に居たのか!?」

ハス田中「早く脱獄するぞ!!クー乱さんの思いを無駄にする訳にはいかないから!!」

ニャル夫「…………」

ハス田中「クー乱さんの宇宙船はこっちだ!早く!!」タッタッタッタッタ

ニャル夫「…………」




~宇宙船収容庫~


ハス田中「あれだ!あのださい炎のデザイン間違い無え!」

ニャル夫「……………」

ハス田中「よっしゃ!それじゃぁ早く乗れニャル夫!」

ハス田中「これで、俺の仕事は終わりだからよ!」

ニャル夫「…………おい」

ハス田中「それじゃぁ!早く行こうぜニャル夫!」

ハス田中「夢だったんだろ?全宇宙を支配するのが!!」

ニャル夫「お前…ジジイの事知ってたんだな…?」

ハス田中「……………」

ハス田中「…………いや、」

ハス田中「……正直良く分からん」


ハス田中「今まで見えてた人がいきなり何か言っていきなりどっか行ったんだ。でも、今はもうこうするしかないと」

ニャル夫「………よくそれで、あのジジイの言う事を聞こうと思ったな」

ハス田中「仕方無いだろ。今から殺されるよりはずっとマシなんだからよ」

ニャル夫「…なぁ」

ニャル夫「この船に乗って、そのデウス・エクス・マキナとか手に入れれば…何か分かるのか?」

ハス田中「まず間違いなく追われる身にはなるだろう。脱獄した時点でアレだけど」

ニャル夫「…つまり、惑星保護機構と宇宙機構…この全宇宙との大戦争か」

ハス田中「いや、もう戦争は始まってるぞ」



ダダダダダダダダダダダダダ

ニャル夫「おっと来やがったな。おい雄介!早くこの宇宙船に乗り込むぞ!」

ハス田中「おうよ!」バシンッ

ウィィィン……


ガチャン

ニャル夫「え?」

ハス田中「ん?」

ニャル夫「は…?え?」



ニャル夫「おい何閉まってんだよポンコツ!雄介がまだ外に居るだろうが!!」バンバンバンバン

イタゾ!ココニイタノカ!    ウチュウセンヲツカワセルナ!

ハス田中「うぉぉおお!もうこんな所にまで!?」

ニャル夫「早く開けろぉ!あいつも連れてくんだよ言う事聞けぇえ!!」

≪発射まで、後5分です≫

ニャル夫「ほぉらぁ!後5分もあるじゃない!そのくらいの時間だったら扉開けてあいつ居れるのも十分間に合うじゃない!」

ニャル夫「だから開けろよぉ!ほらぁあ!!」ダンダンダンダン

ハス田中「……おいニャル夫」

ニャル夫「待ってろ!今このポンコツの扉開けてやるから…」

ハス田中「俺、分かっちまった。5分もあったらこいつら…」

ゼンイン!カマエ!   ガチャガチャガチャ

ハス田中「この宇宙船、全壊するの可能だ」



ニャル夫「…おい……何を考えている?」

ハス田中「はは…俺、こういう役回りかぁ」

ニャル夫「おい」

ハス田中「あばよダチ公、後の事は頼んだぜ」

ニャル夫「おい!!」

ハス田中「…なーんかありきたりだな。やっぱりもうちょっと良い言葉無いものか…」

ニャル夫「何言ってんだよおい!お前も全然分かんねぇんだろ!?」

ニャル夫「そんな訳の分からないままで…お前殺されるつもりかぁ!?」

ハス田中「馬鹿野郎!俺を誰だと思っている!!宇宙総合格闘技で優勝目前にまで来た男だぞ!!!」

ハス田中「ここは俺にまかせて…先に行けぇぇえええええ」ダッ

ニャル夫「ふざけるなぁぁぁぁああああああああああ!!!!!」


刑務官「全員!撃てぇー!!」

ダダダダダダダダダダ


ハス田中「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁああああ!!!」

ドゴァ  ドゴォ


刑務官3「がはぁ!」

刑務官5「ぐはぁあ!!」

ハス田中「ふぅははははは!!貴様等ここは通さんぞぉ!」

ハス田中「ここを通りたければ…俺を倒してからだなぁ!!」バッ

ドッ  ゴッ  メキャッ  グシャッ

刑務官「撃て!撃て!撃て!撃てぇええ!!」


ダンッ  ダンッ  ダンッ  ダンッ


ハス田中「ははははは!!痒い痒い!!そんなもんでハスター族最強の俺がやられるかぁ!!」プシュッ

ニャル夫「おい!血が出てるぞ!!」

ハス田中「だからどうしたぁ!!」グォォオッ

刑務官「ぎゃぁぁあああああ!!」ボキリッ

ハス田中「弱い弱い!弱すぎるぞぉ!!貴様等の強さはそんなもんかぁ!!」

ハス田中「貴様らの前には、全宇宙を支配しようとする大悪党が居るんだぞぉ!?そんなもので良いのかぁ!?」


刑務官「……拘束砲を使え」

刑務官6「はっ!」

刑務官6「構え!!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン

ハス田中「!!」

刑務官6「撃て!!」

バババババババババ


ザクザクザクザクザクザク

ハス田中「ぐっ…ぅうううう!!」ビクビクッ



刑務官「…さて、よくも私達の仲間を傷つけてくれたな?」

ハス田中「……へっ、殺す価値も無いからな。戦闘不能で十分だろ」

刑務官「そうか。しかし残念だが、君には殺す価値ができてしまった。」スッ

ハス田中「………」カチャリ

刑務官「処刑を執行する」


パァァァァン……







ニャル夫「…………っ!!」



ハス田中「」

刑務官「さすがに、邪神と言えども脳を爆散されれば即死の筈だ」

≪発射まで、後一分≫

刑務官「全員構え!この宇宙船を破壊するぞ!!」

ガチャッガチャッガチャッ

ニャル夫「……………」

刑務官「もう大して時間が無い。中に居る囚人もろとも重力で押しつぶす方向で処刑する」

刑務官8「はっ!」

刑務官「では、撃――」

ドゴォオア

刑務官「!?」

ハス田中「」オオオオオオ…

刑務官4「はっ…811番の遺体が…こっちに来ます!!」

ハス田中「」ブゥウン

刑務官6「ぐはぁあああああああ!!!」ドゴォオ

刑務官「ばっ…馬鹿な!!頭部を破壊されたんだぞ!?もう既に死んでいる筈だ!!」

≪発射まで、残り30秒≫

刑務官「くっ…だが間に合う。今は目の前の宇宙船を破壊する事に集中を!!」

≪残念嘘です。本当は既に準備完了しております≫

刑務官「えっ」

≪発射します。近くに居る人は危険ですので離れてください。最悪死に至ります≫

刑務官「ぜっ全員!離れ………」


         ,イ.| ̄i| |i ̄ ̄|i>。.

        / i|!|i才| |斗-=ミs、i| |>。.
        /|i,x ≦´ .i| |i _   i| |i  |i 。
     /斗´  i||i-‐ |!|i ̄ ̄`ヽ |ij{’ヽ.|i  `'守
    ./´ .| ,. i||i   |i|i-ニ三`ヽi!ヽ  .i!ヽ |ii|`'守 / ̄ヘ
     .|i>i! , ´i!x≦i!|i    \{  `ヽ!. ..ヽ|i  /ヘ    `ヽ/|
     .|i  i|_ ‐ |i   |i|i斗-ミ  |iヤ   ヘ. .|i|*'”          |_    _   ,イ
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     .|i  .j{_ ‐ |i|  .|i|斗-=ミ  |i `_  i|>’./            / /´ ̄ ̄ノ'ヘヘ
    .|i  |i_ ‐ .|i|‐=ニ.!!_≠ミ、’|i ― /   j{            ,'   ,.  ´  ノ'
    .|i *'” ̄.|i|-=ァ|i ̄ ̄ミxミ.j{ ヘ {    ヾ≧s、>''´    j{ヽ-   ./            _
    .|i  |i,x≦|i|.  .|i     ヘ{ミ、ヘj{    ヘ     j{___/     /i|_  _     /,―ミ、\
    .|i*'”{  .{.i!   i!-斗-=ミ |i < ’<   斗-===ミ           __,,..>,x≦´.{ {    } }
    .|i  |i _,≪ii!-=ニi|   -=ニ二 ̄    \    /|       |ヘ   /,x  ´     .{ ハ   / /
    .|i-‐|i ̄ |i _.|i ̄二ミヽ三ニ―    ヘ  ヘ,'  Tヽ   .|i/    ̄        ’<三>´
    .|i  |i -=|i ̄ .|i_ニミi、 |i>ー。._   人      | ヘ   '           ,.  ´
    .|i_.‐|i ̄._.|i,x ≦|i ̄ ̄ i!ヽ|i `ヽi| .,イヘ´   _    ヘ |i       _ -=ァニ^¨
    .|i .._|i   |i   !|i     .!|i` 、゚.i!|/     j{ ヘ    ヘ,'     ,'; -ニ_
    .|iニ..|i   |i _ニ..|irぉiひ''*x!|i.  ./ ,イ ヘY  `ヽ         ´   _ニ-
    .|i_ |i_.ニ!|i  ...|i __   .|i /-=ニ ̄!  i´            ヽヘ ̄
    .|i  |i   |i_三ニ|i ̄ ̄`ヽi!.|i  `i|*。..|  {      `ヽ      }、` ト 、
    .|i  |i-三.|i _ニ|i―ニミヽ .|i`ト、..i| `.i|  人__      }   Tヽイ ≧=-
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    .|i=-|i   |i   !|i__   !|i>...!i| `i!|  |i' |iヘ  Y ̄`ヽ ̄   ヘ^丶
    .|i  |i_-ニ!|i-ニ .|i ̄ ̄> !|i    |`'守| /` |i  ー'ト  i| ヘ     j
    .|i..,x|i   |i   !|i__   !|ト  .|  !|./`ト.|i>。 | >i。. ヽ   _/
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ニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ===
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二ニニニ
三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三三二二二




ニャル夫「…………」

≪第一目的地に向かいます。目的地まで、後7時間掛かります。≫

ニャル夫「…………」

≪その間に、私のセットアップをする事をオススメします。どう致しますか?≫

ニャル夫「……………」

ニャル夫「………はっ」

ニャル夫「ははっ……はははははは…」

ニャル夫「…全宇宙を支配?宇宙一の大悪党…?」

ニャル夫「いい年して…何してんだよ俺は……」

ニャル夫「そんで…お前等もそんな中二病みたいな夢に煩労されてんじゃねぇよ……!!」


ニャル夫「雄介……最後に何格好つけてんだよ…アホかよ……天国で笑われんぞ……」

ニャル夫「ジジイ…てめぇも………そんな大層な理由でこんな大それた脱獄を計画した訳じゃねぇだろ…?」
























ニャル夫「帰りたかったんだろ…?お前…クトゥグア族は…家で遊ぶ方が…家族と過ごすのが好きだもんな……」



ニャル夫「やってやるよ…ジジイ…俺…宇宙を支配して……」

ニャル夫「この宇宙全てを統治する…大悪党になってやる!!!!」

ニャル夫「おいポンコツ!!今からてめぇに名前をつけてやる!!」

≪分かりました。マザーネームをどうぞ≫

ニャル夫「お前は!!お前は今日から!!俺の最後の…”マイホーム”だ!!!!」

ニャル夫「この俺が!この全宇宙を支配するその時まで!付き合ってもらうぞ!!」

ニャル夫「ふはは……ふぅーはははは!!ふぅーははははははははは!!!!」
















≪そして、彼はこの宇宙の果てまで飛んでいった。≫

≪いつもでも、そして……今、この時も。≫

















【終】





真尋「……………」

余市「……………」

珠緒「…………」

真尋「…………」

珠緒「…いやぁー良かった。本当に良かったねぇ。」

余市「うん。本当に良く分かって…本当に良かった。」

真尋「……なぁ」

余市「ん?」

真尋「これは……本当に…フィクション…なのか?」

余市「どうだろう。少し脚色はされているのかもしれないね」

珠緒「でも、ほとんど嘘偽り無い素晴らしき男の友情ですよ!」

珠緒「いやぁー、私も最後にこんな素晴らしい物が知れて良かったですよ!」

真尋「ああ………え?」

余市「そうだね。やっとこれで今、この宇宙で何が起こってるのか分かった…僕も悔いを残す事は無いよ。」

真尋「なぁ、最後って一体何っ……!?」ゾクッ

珠緒「ん?最後って言ったら最後だよ八坂君」

真尋「ひっ…!?」ザザッ

余市「そう。今日で最後。僕達は最後なんだ。」

真尋「なっ…だっ…誰だ!?お前等!?」


余市「誰って……ああ、そうか八坂君にはまだ言っていなかったね。」

余市「八坂くん。午後の恐竜って知ってる?星新一の」

真尋「知ってる…知ってるけど!それとお前等の姿が…人間じゃない!形容し難い”何か”になっている理由は何だ!?」

珠緒「うーん、やっぱり知らないかぁ。これが私達の本当の姿なんだよ」

真尋「なっ…!?じゃっ…じゃぁここは……やっぱり地球じゃな…」

余市「いいや、地球だよ。…と言っても、八坂君が地球から出て50億年は経ってるけどね。」

珠緒「私達のこの姿は、進化して進化し続けて来た人類の最後の姿なの」

真尋「そっ…そん…な……!?」

真尋「じゃ…じゃぁ外!外は!?」

真尋「!!?」

余市「…驚くのも無理は無いよ。」

真尋「何だこれ…真っ白だ…!何も…何も無い…」

真尋「さっきまで、映画を見る前まではいつも通りの!!」

余市「さっき、午後の恐竜を知っているって言ってたじゃないか」

真尋「だから!それが一体何の意味っ……」

真尋「……あッ…あぁっ……」

珠緒「そう、全部幻覚なんだよ。」

珠緒「この地球の、今から死を迎える地球の最後に見た思い出。走馬灯」

真尋「おっ…おかしい…だろ?だって…僕は……地球から出て…まだ………二ヶ月も……!」

余市「銀河外の時間の流れは、地球で過ごす時間の流れとは違うんだよ。それは習っただろ?」

珠緒「暮井珠緒と余市 健彦は、ちゃんと最後まで幸せに暮らしたから安心しても良いよ」

真尋「まっ待ってくれ!でも、君達は…僕を知ってる……僕が知ってる余市と珠緒なんだろ!?」

余市「そうだよ。と言っても、僕達も思い出なんだけどね。」

珠緒「50億年も前の記憶なんて、この未来人の脳の奥に蓄積の一部になっている。」

珠緒「だから、50億年前から時間が止まっている八坂君に思い出の完全再現を見せる事なんて、何てこと無いんだよ」

真尋「……………」

余市「今日は、地球最後の日。その日に元地球人が立ち向かえるなんて、運が良い」

珠緒「私も、地球の走馬灯で始めて色という物を見た。鮮やかで綺麗な物だった」

珠緒「もう、これで心残りは無いよ。」

真尋「……………」

真尋「……なぁ…」

真尋「教えて…くれないか?」

真尋「どうして…僕は……地球に戻れたんだ…?」


余市「それは、地球は三次元を捨てて4次元に…そして5次元にも移行したからだよ」

珠緒「だから私達は、三次元が二次元を作り出せるように、4次元の視点から3次元を作り出すことも出来るようになった」

余市「でも、もうそれも遅い時間だけどね。もうそろそろ…地球は終わる」

珠緒「人間も、動物も、惑星も…死ぬ時は呆気ない物だよね」

真尋「……多分、それは………僕が聞いても理解できない理由なんだな…」

余市「そうかも、しれないね。でも、分かりやすい理由が一個だけある」

余市「それはここが、何億光年も離れた光がようやく地球に届く場所なんだ。」

余市「僕達はそれを利用して、君に話しかけている。」

真尋「…ごめん、やっぱりよく分からないや」


珠緒「…それで、八坂君はどうするの?」

真尋「…………」

珠緒「このまま、私達と一緒に思い出と共に消滅するか、それとも………」

珠緒「地球では辿りつけなかった場所、彼等が目指している場所へ」

珠緒「ずっと、ずぅーっと生きて旅をするか」


真尋「…………」

真尋「……そんなの、決まってるじゃないか…」




ピシィ



真尋「僕は…この地球が大好きだ」


ピシピシッ


真尋「だけど…こんな…こんな中途半端な気持ちで死ぬなんて……嫌だ…!!」



ピシピシピシピシピシ




真尋「どうせ…どうせ死ぬなら…!!」




カッ





真尋「あいつらと一緒に!全部分かってから!理解してから!!終わらせてから!!死にたいっ!!!!!!!!」











    l .`t'  \_/            li,  .l,             |     .l _∧\ .ゝ --′ ./<  ,iン/
-<_〉  \./ 'ミ.     ..、         l.l. .!             }      ∨/__人     l__>´/
\¨\  / ._/゙'ニニニ、,  'ヒ、  、. 'L    |.゙l、l             !       .`'''-..、  ゙l     ./ .,,‐ン_
___Y ̄|\.∨´  .i!、/ヘ/`ヽ ゙\ ゙/i、.l'、    ! ヽl             ! .、        `''-″  . / ./ ./へ__`'ー
 \ヘ!  `'.\ 《 `'-<_|  .ヽ.\. l l'.l.\  ! .゙l         l/|                 ,/ ./_人/ 心
-‐ ∨  __  |゙┘\   ´ .'-、 .ヽ.`' .l,゙,  `- l             ` /、.,ィ      ./゙| ̄'ー、./ / . l.ヽ`¨¨ッ.,/
 ∨  Yゞ}  .l ./゙.l      .\, ヽ .`″..゙/ ヽ            /.!ノ/  ,ンl' / \}/__} /|\ | リ、 ̄Y
. /   .l./   !く,7\|、       /    |    }           ,l!゙./ / />ュイ/ ̄._..ゞ./ ∧ ゙'.l, | ¨ ̄¨¨
'ゝミ¬ ..,_    ふ、 l  \.    / (    |  /.            ゛ .レ",,/イ\_}/ン'''ン'   ∨ ∧/ .r'"
.  `'-..、`''ー ..,_ `'-、¬ミ;;ミi、 . / ./ー┐  j/ /}              〃   ._ミ~゙ / ,,, ‐ ∨ /,ノ゛
     `''-、,、 .`゙'ー .ミヽ. r―..'    .└ァ   }  j                : '".,,;;ニ;;/!'" __ l.〃-‐==ニニ二三
   'マニ¬--二ニ、... ∠   / ̄/  /___ j/                   ゙゙xiニー''''"_,, ‐'″
      `゙''ーz__..  /  /  /  /   /                / 〉     _..、ニニ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /  /  /   /二 ̄            __/ /:-‐ー┐...... ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         ハ\     / ./  / /   /              _}        /.           ,.<¨|
\____.|Z_心}_....../⌒  //  ̄   ___            ̄/ / // \.    =‐-ッ-'"ヘ_人lr────
-'"Y¨¨イ''" |>-'===ニニニ      ,..:</               / / (/<   >.゙ニ==‐‐{ヘ、__>-}
.--ー¨¨コ    .. -`-''''"゙ /    ,...< /            / /    \/ 、    │ / \._./
\_>‐´r-ニl   _..-'彡 -‐'''/. /   /              //         /\.   `'ー''"     _
 ̄  __|へ_/.,,x=゙‐''"゛   /.゙/ /              /         /     >..、        ,/ハー、
   /\ l ̄        /... //                      rー<    ./. ゙''ニュ、   . /\ィへ.,,-
.  l メ_|        /     .,〟    ,-ア / │       ,.  ..!.`..゙|      .>´...... ゙,, --ミ;;、 '冫 .¬―./
   マイ/  .,フl ゙̄Y   .,..-'゙./    ,/,/./   .! /!     . lヽ |.  |  .> ´ ,    .マ''ー- ..,,゙''λゞz_,ミ Y
.   ゙‐'  /心.!乂!  r'"  ./   . /  iツ゛   .! ./ !     :ll,.l ヽ l...... ̄...... `' !iミ'-、  \_  /  .ト――''' ̄
        乂\./、 lr'"   /   /   ./     ,! / .l .、    ! l|, ゙'レ       . \ ゙'‐ / /゙l―''\  /7ニニ
___   ,/._ l_l. ,ブ   ./ . ,/          l l  l .i!|    ,! ゙ll,            /\.l|ゞ!    \ Y}/へ
 \`' !./ ゛ 廴ソ゛   彡/            !,! │l゙.!    .l  ゝ           { ¬ニニニ/\__    \\三
ゞ/ニ-'l        / ̄!ヽ              l/  !,!│    l             ヽ_/ '″.,/,!.ヽ    \\
.-'"`l, ./         {\__|  |             ′  l″|     .!                      {\_|ヾ゙ミ-、    \
ニニ/        \Y_/               |     .|                     ∨マハ7  \





真尋「……っ」

ニャル夫「     」


真尋「………ニャッ…」


ニャル夫「迎えに来たぜ、相棒ぉ!!」



真尋「ニャル…夫……!!」





真尋「お前…その船……潰れた筈じゃ…」

ニャル夫「俺の船員の技術力を舐めるなよ?ナイアのアップグレードでまるで魔法のように元通りに…」

ダゴン「いや本当、宇宙船が化け物みたいに見えたっすマジで」

ナイア「くぷくぷ。備えあれば嬉しいなってな。くぷぷぷぷぷ」

ラグナラ「とにかくこれで!また皆と旅が出来るの!!」

真尋「…………はは。」

真尋「本当に…滅茶苦茶だな…お前ら……」

ニャル夫「ああそうだ。俺達は滅茶苦茶だ。」

ニャル夫「だから、一番まともなお前が必要なんだ。」


スッ


ニャル夫「一緒に行こうぜ。相棒」

真尋「…………はっ」

真尋「だから……相棒じゃ……」

真尋「ないって…言ってるだろうが…!」ガシッ



珠緒「それじゃぁ、バイバイ真尋くん。」

余市「さようなら、八坂君」



珠緒「最後に会えて……嬉しかった」



真尋「……珠緒、余市………」

真尋「……さよう…なら……」


余市「うん。八坂君も、頑張って――」

珠緒「大好きだよ。真尋くん――」ニコッ



――――――後は、頼んだからね―






~ニャル夫宇宙船~

ニャル夫「…………」

ナイア「…………」

≪~であるからして、宇宙随一のエンタメ製造惑星であった地球が、たった今寿命を向かえ爆発したのを確認しました。≫

≪確認したのは、宇宙構成機構に所属する、クトゥルフ総統で…≫

ナイア「……ねぇ、真尋少年って確か、地球出身だったよね?」

ニャル夫「あっああ……そうだな」

ラグナラ「地球滅びちゃったの…?」

ラグナラ「アズ…地球の本好きだったのになぁ…。百合姫とかいう雑誌毎回買ってたから…」

ニャル夫「……………」

ダゴン「ん?どうしたどうした?」

ニャル夫「お前は見るな!絶対にバラす!!」

ダゴン「うっはwwwwひどぅぉおいwwww」

ナイア「それで、どうするの?これ少年にバレたら大目玉どころじゃないけれど」

ニャル夫「いや大丈夫だ。俺が宇宙の支配者になった暁には全く同じ惑星を製造して…」

真尋「…………」

ニャル夫「地球を再構築して相棒を騙してでも…って、あああああああ相棒ぼぼぼぼぼぼ!?」


真尋「……地球……もう…無くなったんだな」

ニャル夫「いやっ違うぞ相棒!お前はこの番組の趣旨を誤解している!」

ダゴン「そうだよ(便乗)この番組は、地球に似た星を見つけたから試しに大虐殺してみまSHOWという番組で…」

ニャル夫「もうちょっと他にあっただろ!?もうちょっとマシな名前が!!他に!!!」

真尋「……いやもういいよ。そんな変な気回さなくてもさ」

ニャル夫「…え?」

ダゴン「あっそうなのwwwそれじゃぁぶっちゃけるとアンタの惑星ボーンしちったからwwwwwww」

真尋「……」ヒュン

ダゴン「」カッ

ニャル夫「ダゴンの頭部に深くフォークがっ!?」


真尋「……なぁ、ニャル夫」

ニャル夫「あっ…ああ。何だ?」

真尋「お前、全宇宙を支配してどうするつもりだ?」

ニャル夫「………お前、そんなの決まってるじゃねぇか」

ニャル夫「俺は!全宇宙を支配する大悪党になる為に全宇宙を支配するんだぜっ!!」

真尋「つまり、何にも決まって無いんだな」

ニャル夫「うっ……」

真尋「……まぁ、いいさ。それで…良い」

ニャル夫「…………」

ニャル夫「……相棒?」

真尋「お前が全宇宙を支配してどうなるかは、僕には分からないし、お前にも分からないだろ?」

真尋「それで良いよ…。それでもさ……僕は……」

真尋「この旅が終わるまで、答えを見つけるからさ」

ニャル夫「………」

真尋「だから、ニャル夫」

真尋「…頑張ろうな」


ニャル夫「………ふっ」

ニャル夫「ふぅーはははは!誰に言っている貴様!」

ニャル夫「俺にはデウス・エクス・マキナの力を持つ大悪党!ニャルラトホテップ夫だぞ!!」

ニャル夫「頑張るだと!?そんなもの当たり前だ!!!」

ニャル夫「俺の背中には…散っていった仲間の夢まであるんだからなぁ!!!」

ニャル夫「意地でも俺は!!この全宇宙を手に入れてやる!!!!」

ニャル夫「正義の味方の思い通りになんて、させるかぁああ!!!!」





真尋「(いつものように高らかにそして楽しそうに悪党のキメ台詞を吐くニャル夫の姿は)」

真尋「(僕にはいつもより悲しそうに見えた――)」




【午後の地球】…終

今回はこれでお終いです。次回はまた後日に投下致します。

投下します

☆シャンタッ君が語るこれまでのあらすじ☆






                  /        ∧∨\     \ \
               / /       厶ン ー-ヘ       \ \
                   | |      │ |\       \
             |  l     | |       ⌒|  ∨ |  |    \_  みい?
             |  |   l∧ |'⌒    l斗宏ヵ│    ____/
                 |   |_,,斗宏      _ノ.:ハ | |  ト  \     (なんやかんやで吉野家で満足した我、シャンタクは)
             /   l|  |弌 _ノ.:ハ      弋_ソ l |\|  | ̄
            /   人  | ハ弋_ン       ::::: Ν |l  |      (そのまま家に帰宅しようと自らの足で家路に付いた時、ふとした疑問が生まれる。)
              ̄ ̄|/  \|ハ八 ::::::     ,、     人| | 八
             ∠ イ 八  介  fヽ  ┘ . イ|  l 「\ \      (「吉野家で食べたのはもしかするとカルビ丼では無くただの豚丼だったのではないのか…」)
                 |/ //\ \∨,ム=- < |∨|  |ノ ∧   \
               ,′ /⌒丶 \ φ -ヘ    ノ| |  |    |    \   (レシートを見ると、確かにカルビ丼の文字。だが、食べた味は確かにカルビ丼では無かった)
                /  /{     \ `|  二}    | |  |   │     \
            /   |       ヽ|   _ノ}__  / |  |   い,       \  (そんな、まさかと焦りと恐怖が芽生えた我は、今一度吉野屋に戻ってみるが、)
                   ∧  '⌒\八    〈  ∨ |  |    「\
         /    / 〈       }   ∧i │ |  |     ∧  \     (そこにはまた、ナイトゴーンドの群れが吉野家を占領していた…。)
         /      /  ∧      |   } | | │  |  // |        |
                                           (神は居ないのか?と、我はまた絶望の淵に立たされ、闘いを強いられるのである…)







【君の為なら死ねる】…始





「……なぁ、前から思ってたんだけどよ。お前、いっつも仏調面だな。楽しくないの?」

「いえ、仕事に生きがいは感じていますが…」

「硬いなぁー。仕事とかじゃなくてさ、もっと趣味っぽいのとか無いのかよ」

「趣味…仕事が趣味みたいなものです」

「ふぅーん…まぁいいや。俺が世界を征服した暁には嫌でも働かせる人材が必要だし、そんな人間が居ても」

「左様ですか。」

「だけどよ、お前はさすがに笑ってくんねぇかな?俺、アンタの事は結構気に入ってるんだぜ?」

「…申し訳ありません」

「そういうのがいけないんだって。もっと…ほら!あるでしょ楽しい事!」

「仕事が…」

「仕事じゃなくて!ああもう!笑顔になれそうな事を思い出したり!」

「それは思い出し笑いじゃないですか?」

「……はぁ。じゃぁさ、語尾にwでも付けてみたらどうだ?」

「……ダブリュー?」

「またの名を草というwwwほらwwwこんな感じwwww」

「…何とまぁ、にぎやかですねダブリューダブリュー」

「違う!口に出すな!!ああもう!」

「……難しいですね。意外と」

「ちゃんと練習してきてよ!俺の側近がこんな無愛想な奴嫌だよ!!」

「…善処します」

「ならよし。俺……私もさ、アンタの言った通り女性らしい言葉使い練習してんだからさ」

「次に会う時までに、笑顔の練習しておいてよね!」



~ニャル夫宇宙船~

ニャル夫「おいおいダゴン!お前マジかよ臀部に370の蒙古班のあるおっさん見た事あんのかよ!」

ダゴン「マジだっつぅにwwwもうwww正直見た瞬間www「うわぁ」ってなったよwwwwぶっはwwww」

真尋「ははははは!最早蓮コラじゃんそれぇ!!」

ダゴン「次はニャル夫ぉwwwてめぇの番だぞwwwwてめぇの何か面白いエピソード無ぇのかwwww」

ラグナラ「あー!私も聞きたぁーい!」

ナイア「波乱万丈な人生送ったアンタなら、面白い話10や20はあるでしょ。くぷくぷくぷ」

ニャル夫「おっと!俺も人気者になったもんだなぁ。そうだな、妹に関するエピソードなんだが…」

真尋「おいおい今その話は止めとけよ。聞かれたら本格的に殺されるぞお前ぇ」

ニャル夫「はっはっは!そうだな!今これ喋ったら聞かれるかもしんねぇもんな!」

ニャル夫「だって俺ら………」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ズモモモモモモモモモモモモ…


ニャル夫「惑星保護機構の奴らに囲まれてんだもんなっ!!!!!!!」


ナイア「いやぁーもうこれ宇宙船の臀部がガッチリ向こうの臀部と結合されてるよぉー。絶対逃げられないね」

ニャル夫「まさか向こうの機体がステルスモードで音も無く接近してくるとは…舐めてたわ本当」

ダゴン「おーいマイホームちゃん。目的地まであと、何キロメートルだぁーい?」

≪目的地まで、後、4万光年です。89時間くらい掛かります≫

ダゴン「目的地まで、後もうすぐだったのにな!いやぁ本当残念っ!!!」

ニャル夫「てめぇ確認すんじゃねぇ!!意識しないようにしてたのによぉ!!!」

真尋「…ラグナラ君とナイアさんとダゴンはともかく…僕達二人は確実に殺されるんだよな…」

ナイア「宇宙指名手配だっけ?いやぁー確かにまだ効力あるけど地球滅んだから少年は大丈夫なんじゃない?」

ダゴン「ニャル夫の妹の事が本当なら、上手くいけば奴の妹のヒモになれるしな」

ラグナラ「皆!ちょっとは王子の事を心配してよぉ!!」


『アンタら良く聞けやぁぁあああ!!!!』

キッィイイイン

ダゴン「うっお!音でかっ!!」

ナイア「……」グワングワングワン

ニャル夫「……ニャル子か」

『その中に宇宙指名手配中の野良ニャルラトホテップと、私のマイプリティーナイスガイダーリンの八坂真尋さんが乗っている筈ですよねぇ!?』

『その二人をこちらに渡せば!!残りのアンタらは特に不問の扱いになります!!もし断れば……』

『例えアンタらが人質だろうが!!共犯者として真尋さん以外の全員を処刑台に送ってやりますよぉ!!!』

キィィイイイイイイイイイイイン

ラグナラ「…………」

ダゴン「…悪魔かお前の妹は」

ニャル夫「……………」

ニャル夫「……おい相棒」

真尋「相棒じゃないったら。……何だ」

ニャル夫「そうだ、お前はそう否定すれば良い。」


真尋「………は?」

ニャル夫「あいつらの上は何を考えてるか分からんが、ニャル子はお前が全てだと思っている。意地でもお前を守ろうと必死になってくれる筈だ」

ニャル夫「そもそもデウス・エクス・マキナの事もお前は良く分かっていない。地球も、もう存在しない。…最悪でもお前は保護対象にされる流れになる筈だ」

真尋「………」

真尋「…いや、悪いけど僕はもう、あのビー玉の正体が分かって…」

ニャル夫「おっとそれ以上言うなよ。忘れたか?お前は俺の人質だ」

ニャル夫「変な発言をしてみろ、ここに居る人質全員お前の失言で殺すぞ」

真尋「……………」

ダゴン「…………」

ナイア「…………」

ラグナラ「……っ!!」


ラグナラ「王子!!お願い一人で罪を背負わないで!!」ガシッ

ニャル夫「……」

ラグナラ「私の…私の王子様が居なくなっちゃうなんて…嫌っ…!嫌だよぉ…!!」グスッ…

ラグナラ「王子が…王子が死ぬなら…私も一緒に死んでやるっ!!」ヒグッヒグッ

ナイア「…僕も、僕の最高の恩人であり友人である君を死なせるのは気分悪いねぇ」

ダゴン「…………」

真尋「……おい、ニャル夫。…僕も嫌だぞ」

真尋「約束してるんだろ?クトゥグア族のジジイから…ハスター族の友達から……それなのに…」

真尋「お前が…こんな所で散ってしまうなんて……そんなの絶対に僕は許さないっ!!」

ニャル夫「…………」

ニャル夫「……何を勘違いしている」

バッ

ニャル夫「俺が!あんな奴らに殺される訳が無いだろぉが!!」

ニャル夫「俺はこの全宇宙を支配する大悪党…ニャルラトホテップ夫だぞ!!」

ニャル夫「いずれはあの組織も俺の物にしてみせる!その為の潜入捜査だ!!」

ニャル夫「覚悟しているが良い…ニャル子!!この俺を追いかけたこと!後悔してみせようではないか!!」

≪はいはいサクッと殺してあげますから、とっとと潜入捜査でも何でもしてくださいな≫

ニャル夫「…………」

ナイア「…そういえば、全部聞かれてるんだったね」

ダゴン「……………」





~惑星保護機構 宇宙船 ~



「宇宙国際指名手配犯、ニャルラトホテップ夫。確保完了しました」

「同じく、宇宙国際指名手配犯の八坂真尋。確保完了」

ニャル夫「…………」

真尋「………はぁ」

「貴様!今、溜息をしたな!?慎め!!」

真尋「…溜息くらい吐かせてよ。これから僕たちは殺されるんでしょ?」

「くっ…!この犯罪者め!」

「…今、ここで処刑する権限には我々にはある。変な動きをすれば、殺してしまえ」

ニャル夫「へぇ…アンタらに俺が殺せるかなぁ?」ニヤッ

「減らず口もそこまでだ…。大人しくさせるぞ」スチャッ

ハス太「ストォーップ!ストップです!!」


「!!ハ…ハス太…さん…!!」

ハス太「ニャル子ちゃんからの伝言です!「もし真尋くんに傷一つでもつけたらその瞬間からクビ」だそうです!!」

「クッ!?……クソッ、あのお方は本当に勝手な事を言ってくれる…!!」

ハス太「だけど!もう一人の白い方はいくら撃っても死なないから勝手にすれば良いそうです!」

ニャル夫「…………」

ハス太「でっでも!……最も貢献した本部長からの命令で「白い方も攻撃せずに独房に入れておけ」との事…」

「……………」

「…くそっ、ほら、とっとと歩け」

ニャル夫「………」スタスタスタ…

真尋「……ハス太…」

ハス太「…まっ…真尋……くん」

ポロポロポロ

ハス太「……うっ…うっ………やっと……やっと会えたよぉ…!!」ポロポロポロ

ダキッ

ハス太「ひっ…ひぐっ!……ひぃぐっ……ぅぅ……」グスッグスッ


真尋「……………」

真尋「……ニャル子も…この船に…?」

ハス太「グスッ…うん……!皆…皆も待ってるよ!」

真尋「うん…皆待ってる……か…………」

真尋「……………」


~ニャル子 宇宙船~

ウィーン

ハス太「ニャル子ちゃん!」

ニャル子「!!」

真尋「…………」

クー子「…………」

ニャル子「…………まっ…」

ニャル子「真尋……さん…?」

真尋「……なんだ」

真尋「結構、元気そうじゃないか」

ニャル子「……うっ……」

ニャル子「うわあぁぁああああああああああああああんっ!!!!」

ギュッ

ニャル子「真尋さん!!生真尋さんだぁぁぁああああああああああ!!!!」

ニャル子「うわぁぁあああああ!!わぁぁぁあああ!!うわぁぁぁあああああああああああん!!!」


真尋「ニャル子、お前少し痩せたか?」

ニャル子「ぅぅぅ…真尋さんが心配かけるからいけないんですよ……!」

真尋「…悪かった。心配かけて悪かったな…って、どさくさに紛れて変な所揉むなっ!!」グサッ

ニャル子「あひゃるっ!ああ…久しぶりのフォークの感触ぅ…」ゾクゾクゾク

ハス太「…ニャル子ちゃん、真尋くんが居なくなってから本当に大変だったんだよ」

真尋「ああ。何か、クー子みたいになってるな」

クー子「ニャル子が…私と同じっ…!?ハァハァ…」

ニャル子「ちょっ!?酷いですよ真尋さん!こんなのと一緒にしないでください!!」

真尋「………はぁ、全く」

ギシッ

ニャル子「んもぅ!真尋さんったらそんな椅子に座ってないで私とワンルームでアナザーヘヴンしましょうよ!」

真尋「…いや、座ってる」

ニャル子「なななんでですかぁ!!折角何万年も掛けて追いかけて来たのに!!そんな淡白な態度は酷いですよぉ~」

真尋「ハス太、僕はいつ頃に独房に移されるんだ?」

ハス太「……悲しい事に、後3分しか時間が無いです…」

ニャル子「んなぁっ!?早速そんな時間リミットを気にするんですかぁ!?」


ニャル子「やだやだやだやだ!折角会えたのにこんな短い時間じゃ愛の結晶を育めないじゃないですかぁー!!」ワーンワーン

ハス太「そうだよ真尋くん。確かに時間は短いけど、独房に移される話をするなんて…ちょっと酷いよ」

クー子「……何か…あったの?」

真尋「…別に、ちょっと聞きたい事があるだけだ」

ニャル子「何ですか!?私の成長記録ですか!?ええとですね、私はバストがここ数年で3,4センチ…」

真尋「無駄話をしてる暇は無いんだ。」

ニャル子「わっ私の情報が無駄話状態!?」ガーン

クー子「良い、ニャル子、続けて」

ニャル子「続けるかっ!!アンタにだけ需要がある話なんてする訳無いでしょうが!!」

真尋「……船に乗っていた人質は、本当に何の罰も与えないんだな?」

ハス太「うん。主犯が自ら「この人質を解放したければ、脱出用の宇宙船を用意しろ」って要求した位だから、僕達も彼等を被害者として見てるよ」

ニャル子「全く、あの腐ったれ脱走犯は図々しいったらありゃしませんよ。」

真尋「…ニャル夫が持っていた船や、デウス・エクス・マキナは?」

クー子「…主犯が持っていた船は、現在証拠品として押収中。デウス・エクス・マキナは船長が自ら管理している。」

ハス太「でも凄いよね。僕もデウス・エクス・マキナって初めて見たけど、あんなビー玉くらいの大きさしかないんだ」

真尋「最後に一つ。ニャル夫はこれから、どうなる?」

クー子「………」

ハス太「………」

ニャル子「そんなもん、有無を言わずに処刑に決まってるでしょうが!良くて元の監獄に戻されるくらいです!!」

真尋「……そうか。」


ニャル子「あっ!でも真尋さんは別ですよ?真尋さんの罪は元々不透明な物だったので無罪になる可能性が高いです!」

ニャル子「この私が保証します!全てが終わったら、また私達と一緒に暮らしましょう!」

真尋「………」

ウィーン

「八坂真尋、時間だ。今から貴方は独房に入ってもらう」

真尋「…はい」

ニャル子「はぁ!?ちょっと待ってくださいよ!!独房に入ったら私達も会いにいけないんですよ!?」

「それが目的だ。仮にも指名手配犯と貴方と接触させるわけにはいかん。」

ニャル子「真尋さんは無実でしょう!?それに、地球人だってもう真尋さんしか――」

ハス太「ニャル子ちゃんっ!!!!!!!」

ニャル子「あっ!?」

真尋「………」

ニャル子「あっ!なっ…何でもないですよ~。安心してください!こんなものすぐ終わりますからね!!」

真尋「……………そうか」

ウィィィィン……


バタァーン



ニャル子「…………」

ハス太「………」

ニャル子「…ごっ…ごめんなさいハス太くん。つい…口が滑りそうに…」

ハス太「…ううん、僕も大声出して…ごめん…」

ニャル子「……大丈夫です…大丈夫ですよ…!真尋さん……!!」

ニャル子「貴方は、この私が命に替えても守ってみせますから…ねっ」





~真尋 独房~

真尋「…………」

カツンカツンカツンカツンカツンカツンカツン

真尋「……………」

カツンカツンカツンカツンカツンカツンカツンカツンカツンカツンカツンカツン

真尋「…」

カツン

真尋「…………」

「…………」

真尋「…やっぱり…お前が一枚噛んでたんだな…」

「………はい」

真尋「なぁ……ダゴン?」


ダゴン「…………」

スルスルスル

真尋「お前……覆面を取るとそんな寡黙な顔してるのか」

ダゴン「……はい。いつも…覆面を被っていた時の私は、私ではありませんでした」

ダゴン「演技をしていたのです。笑顔の練習も込めて、演技を」

真尋「…草を生やさなくても、覆面していなくても…お前は少し気に食わないな」

ダゴン「申し訳ございません」

真尋「ニャル夫はどう言うだろうな……アンタが、この惑星保護機構の一員でスパイだったって…」

ダゴン「いえ、もう既にお会いしてお話をしております。最後の挨拶として」

真尋「そうか。……なんて言ってたんだ?」

ダゴン「意外にも怒られませんでした。それどころか、「良く打ち解けてくれたな」と感謝の念まで…」

真尋「……らしくない事するなぁ」

ダゴン「ですよね」


真尋「………はぁ」

真尋「何だかさあ…前のウザかったダゴンも大概だったけど、今のアンタは本当に絡みにくい」

ダゴン「前に、同じ事を言われた事があります」

真尋「そりゃぁそうだろ。現に僕も今、少し疲れてきた」

ダゴン「ニャル夫さんも同じ事を」

真尋「言うだろうな。あいつは言う。だってそういう奴だ」

ダゴン「そうですね」

真尋「……本当に、覆面取ると無感情だなお前」


ダゴン「そういえば、ニャル夫さんから預かり物があるのでしたね」

真尋「預かり物?」

ダゴン「ええ、ちょっと良く分からない代物ですが」スッ

真尋「………なんだ?これ」

ダゴン「私も存じ上げません。コトリバコか何かでしょうか?」

真尋「そんなものを俺に渡してどうするつもりだ…呪おうにももう身内も全滅してるぞ…」

ダゴン「それは…本当に災難でした」

真尋「でもあいつの事だ、最後にニャル子でも呪おうとしてるんだろ」

ダゴン「いえ、それは無いかと思われますよ」

真尋「は?何で?」

ダゴン「ああ見えてニャル夫さん…家族を大事にするお方ですから」

ダゴン「それでは、私は準備がありますので行きます。御武運を…。」カタンカタンカタン…

真尋「…………行ったか」


真尋「はぁー。確かに会った時から怪しいと思ってたけど、本当に僕達の敵だったなんてなぁ。」

真尋「これはニャル子達に一本取られた…って、言わざるを得ないのかな」

ニャル夫『そうだな、このままってのもちょっと悔しいな』

真尋「しょうがないよ。もうどうしようも無いじゃん」

真尋「ラグナラ君とナイアさんは元の惑星に戻されてる最中だろうし、宇宙船も押収、僕達は独房の中だよ?」

ニャル夫『だからって諦めるのか?目的地まで後、もう少しだったってのに?』

真尋「だって、だからってどうするんだよ。僕はともかくお前は…」

真尋「…………」

真尋「…えっ!?ニャッ…ニャル夫!?どこだ!?」

ニャル夫『シー!大声出すな!気づかれるだろ!!』

真尋「ああ…箱!お前この箱…通信機だったのか!」

ニャル夫『まぁな、見事ダゴンの野郎を欺いてやったぜ』

真尋「ははは、…………」


真尋「………それで、これからどうなる?」

ニャル夫『んー?』

真尋「ここは天下の惑星保護機構、お前の宇宙船も押収されて仲間は散り散りに。」

真尋「…デウス・エクス・マキナも今ここには無い。……それにアンタは殺される」

真尋「僕も下手すりゃ殺される。……これはもうどうしようも…」

ニャル夫『……なぁ、相棒』

真尋「だから僕は相棒じゃ…」

ニャル夫『俺知ってたんだ。ダゴンが惑星保護機構の奴らだって』

真尋「…え?」

ニャル夫『いや、正しくは薄々だけどな。おかしいだろ?ナイアが散々宇宙船の匿名化のアップグレードをしまくってたのに掴まったの』

ニャル夫『特定されやすくなった時から確信に変わったんだ。消去法で行けばダゴンが奴らの一味だって事にな』

ニャル夫『一番、過去の情報が少ないのがダゴンだからな。もうここまで行けば猿でも分かる』

真尋「だっ…だったら…!どうして……!!」

ニャル夫『はっ、例えダゴンが惑星保護機構の一味だろうと、あいつは俺の仲間でダチ公なんだよ』

ニャル夫『それに、対策を全く取っていなかった訳じゃないぜ。』

真尋「!!」

ニャル夫『もう既に対策は取ってある。そして、それはもう”動き出している”』

真尋「それじゃぁ…お前は……僕達は…!!」

ニャル夫『……その前に、一つ聞きたい事があるんだよ相棒』

真尋「ああっ…!って、だから僕は相棒じゃ…」

ニャル夫『そう、お前は俺の相棒じゃないと否定している。それを踏まえた上での質問だ』





真尋「え?」

ニャル夫『お前はこれからも、俺と一緒に”死ねる”のか?』

真尋「…っ!!」

修正




真尋「え?」

ニャル夫『お前はこれから、俺と一緒に”死ねる”のか?』

真尋「…っ!!」


ニャル夫『いいか、俺は目的地に行ってデウス・エクス・マキナを使って全宇宙を支配しなくてはならねぇ』

ニャル夫『だけどそれは、俺だけじゃない。こいつらも同じだ』

ニャル夫『ジジイが…いや、散っていった仲間がこいつらに渡すくらいなら俺に渡すと言ってたから、言葉を信じると碌な事に使わないだろうが』

ニャル夫『だがしかし、お前は関係無い』

ニャル夫『これから先、妹に守られて生きていくのもアリだろう。寧ろそっちの方が幸せだ』

ニャル夫『地球が滅んだ今、お前は最後の宇宙人だ。保護対象宇宙人になる可能性は非常に高い』

ニャル夫『間違いなくお前は、安全で安心な老後を迎えることが出来る事だろう』

ニャル夫『しかし、俺についてきたらお前は巨大な組織との戦争に巻き込まれる事になる』

ニャル夫『……さぁ、どうする。お前はそれでも…俺と一緒に死にに行くのか、それとも一生幸せに暮らしていくのか』

ニャル夫『…いや、少しいじわるな質問だった。お前は妹の方に付け、俺達は大丈夫だから』


真尋「…………ふざけんなよニャル夫」

真尋「お前は…選択肢の言い方を間違えている。」

真尋「僕が選ばされてるのは、全てを知ってから死ぬか!全てを知らずに死ぬか!この二つだろ!!」

ニャル夫『だが!長く生きるか早死にするかっ…!』

真尋「そんなもの関係無い!僕にはもう守る物なんて無い!!!!」

真尋「地球も!友達も!!帰る場所も!!………家族もっ」

真尋「そんな僕を!お前は見捨てるって言うのかっ!?」

ニャル夫『違う!俺はお前が生きて…』

真尋「ふざけんなっ!!僕はなぁ!楽しかったんだよ!!お前等と一緒に旅をして色々あった事が……」

真尋「もう…指名手配されたのも……地球から見捨てられたのも……地球が寿命で消滅したのも…馬鹿らしくなるくらいに……」

ニャル夫『…………』

真尋「すげー楽しかったんだよ…!!ナイアさんが宇宙船を改造して楽しくなって…ラグナラ君が楽しそうにはしゃぎ回って……ダゴンのやる事言う事がいちいち楽しくて……」

真尋「お前が……ニャル夫が僕を全力で守って……ニャル夫がリーダーシップを取って…ニャル夫が助けてくれて……」

真尋「こんなの……楽しくないわけないだろ………!!」


ニャル夫『…………』

真尋「なぁ……頼むよ……最後まで僕も連れてってくれよ……」

真尋「置いて行かないで……くれよ………」ポロポロポロ






ニャル夫『……後悔、しないんだな?』

真尋「寧ろ…ワクワクする」

ニャル夫『死ぬ確立は非常に高いぞ』

真尋「何も知らないで死ぬよりはずっとマシだ」

ニャル夫『………俺の相棒になってくれるのか?』

真尋「それは考える」

ニャル夫『……なら、決まりだな』

バチバチバチバチバチバチバチバチバチバチバチ

真尋「…っ!」



                                                / / \
                                   `              `< ̄`フ
               <j                                   ` ‐´
                            ドゴォォオオオオオオ……

       /〉    __

         `´    /!  {_
           // ̄ 7´                               ,. ┐
        //   /                             ,、   ,//」
       j,/    /                               `    ´ ̄
      く、  /

        \/ ,.、                                      ,.r 、         /
           `´                                ///|          / /
    トj                                        | [,-┘     ,/ /
    ´                                           ̄        / /  /
.         __,.、                                            / ,∠、 ,/
       /{  ,> , 7、                                        / ,.イ´_,.-〉´
        ヽにノ '´ [,-1                          /|ヽ    /,. '´ /‐'´ ,/
          ノ / / ,ト、                         '-―'´   //  r'    |
         く∠-┘ '‐ '                                 ,//  /`丶、  !
          __                                    //_, ‐'´    _,.>!
      l´\/         ,」 -―≦、 _                    // ̄|    _,.-'´
        ̄        ∠-― ¨ ‐- 、 ヽ                  / /   !   /
 ̄ ‐- 、 _           / _,. ---- 、 _ ヽV Y              / , 1   |_,ィ´
       ̄7¨ヽ、     f,'´r‐ァ¨¨」`‐ 、ヽ !! }           ./ / └ ァ┘/
,. -―‐ ¨  ̄ヽ  r'    { r' '- '´    .i } ||_j        / /  /、マ´
        ,ヘ/     ,>‐ ´ ̄`丶、  | |  >'        / /  /  N ,. 、  ,.ヘ
      ,/ >'´     |_,. - 、  ヽ | | /     / /   ,<}     `´ / | \


真尋「………」


パラパラ…


ナイア「ちぃーっす」

ニャル夫「……くふふふふ……」

ニャル夫「ふぅーはははは!見たか!?これが新しい発明品【残像だっ】だっ!!!」

ニャル夫「奴らも情報不足だったなぁ!!こっちには発明の天才が居るって事をなぁ!!」

ニャル夫「しかも改良に改良を重ねて、内蔵の位置がズレる事もない超安全で安心のナイア製使用の発明品んだぁ!!」

真尋「…馬鹿、凄い音だったよ」

ウー!ウー!

≪脱走犯が館内に居ます。館員の皆様は速やかに脱走犯を捕獲してください≫

ナイア「あっ」

ニャル夫「馬鹿なっ!?確かにワープは成功したはz……って、何だこの巨大な大穴はぁ!?」

ナイア「…空間着地の時に発生する真空地点の調整を忘れてたねこれ」

ニャル夫「お前の発明品はどこかズレてんなぁ!?インターネットだけの知識で作っちゃったかぁ!!」

ナイア「まぁ良いじゃん。壁を壊す手間が省けたと思えば」スタスタスタ

真尋「………ぷっ」

真尋「あっはっははははははは!!」


ニャル夫「……………」

ニャル夫「………相棒」

真尋「ははは……何だよ?」

ニャル夫「……」ニヤァ

ニャル夫「行くか?最後まで」

真尋「……ああ」






真尋「僕を最後まで誘拐してくれよ。大悪党」




「おい!居たか!?」

「いいえ!こっちには居ないようです!」

「脱獄したのはニャルラトホテップ夫の方だ!だが、あの地球人を再び人質にするとは考えにくい!ここは裏を取って地球人とは反対方向の…」

ニャル子「だらっしゃぁぁぁああああああ!!!!」ドカァアアアン

「!?」

ニャル子「あんの…野良ニャルラトホテップがぁあああ!!よくもまた真尋さんをぉぉおおお!!!」ゴゴゴゴゴゴ

「えっ!?脱獄したのはニャルラテホテップの方では…」

ニャル子「ああん!?」ギロリ

「ひぃ!?」

ニャル子「あんたら一体どこ守ってたんですかぁぁぁああ!?アンタらのせいで…アンタらのせいで真尋さんはぁああああ!!!」ゴゴゴゴゴゴ

ハス太「ニャル子ちゃん!今はお仕事してる人に構ってる暇は無いよ!」

クー子「今度こそ…ニャル子のお兄……野良ニャルラトホテップを……ぶっ潰す……」グッ

ニャル子「勿論ですよぉ!!次にあの野郎が視界に入ったら真っ先に頭部をカチ割ってやります!!!」


「しっしかし!地球人の方も厳重の独房に入れられていて地球人の力では脱獄は不可能の筈では…」

ニャル子「私が慰めてあげようと入ってみたら穴!大きな穴!!そして独房には真尋さん居ナッシング!!アンダースタンッ!?」

「そっそんな!?奴が脱獄したのも数十秒前ですよ!?お互いの独房も一光年は離れている!こんな短時間で連れ出せる筈が…」

ニャル子「現に連れ出されてるんですよ!!さっさと見つけなさい!!見つけた暁にはこの私が――」  コトンッ

ナイア・ニャル夫・真尋「あっ」

ニャル子「あっ?」

ニャル夫「ヤベッ、ワープワープ」

ナイア「了解~」ポチッ

ヒュンッ

ハス太「消えた!!」

ニャル子「殺せぇ!!見つけ次第真っ先に殺してよしぃ!!真尋さん以外皆殺しにしてしまいなさぁぁぁあ……」


カッ!


              「l ̄!i|  |! i! |
          _ __i!|  |!_ L__!i__i|
         i!| _     _ __|i|!                     __i| ̄|i_   |!´i!゙`|
           ̄ ̄`゙!|i  i!                         i!| ̄ ̄   _ ̄L__!i__i|
          /`゙≫|i!  !|<´\                       ̄`゙i!|  |i ̄i!  !|i!
         < /  |i!_i|  ヾ__≫            i            ̄ ̄  |i!  i|
                         !         |i! |                ̄
                         '         |::i i!|
                         iヽ   _ _ノ从メ#ヾ'人ヾ:;:ー- ...、
              \     ヽ  __ノ;;;ヾ=二三 :;:;: :;:;:;;・  ,`゙ヾ:;:;:;:;::;:;:ヾ
               `丶     》:;:;;#ノ彡三二三 」── 二=≡≡=ヾ:;:;:.,ゝ ── ─ i!二二二`7
                 \丶 ヾ,:;'゙´'人i从'※'iミ彡∠゙´       `ヾ:;:; ;:;:レ'         /7∠/
                  \ヾ人'゙´;:'´川彡/r-三゙´           `゙ヾ;:; ;:/       〈_/
                    >:;: :; :;:#i!彡/´゙                ゙:;川;;;;;;;;/'
                   .:i!|'゙´  ,イ'゙´   :    .;: ::.         i|!i《:;:;:/
                   i|#i///`゙                       |《巛<´ ゙
                   川//`                           ゙!|i!i|ヾゝi!二二二`7
          ─ = 二  て:.》                             |i:;:#i!`i'|!i /7∠/
                 !i゙´i!|                 \'    人゙-─∠ ゙`    〈_/
         \      `i!゙´     .,人-ーノ:;i|!ヾ      >ヾ'゙´ ::::::::::::;;;:#i|! i|ヾ
           ヾ、     ゞ'゙´ `゙ ::;:;´ ヾ》:: ::;:;ヾ   .r'゙´;;;;;;《'ミ゙´i三二=ヾ ゙ヾ

                \\  ,:;'゙´:;:;:.、`・/;;;;;;彡三三三ヾ 丶i|!# i!i゙´       `゙ヾ:; :;て
                \ヾミミi!#゙─<#i!`|゙´三二=─-.,.、\ ;:;!ii  .::'゙`   ゙::.、 i|!ミ  /
                   ヾ:;i!i゙´'゙´:::;;;:》i|!i゙`       ヾ;:そi|:;:;., :     :    ヾ:;.、て
             ─=二て 人从#ヾ|\/人从/  / \ヾ // #i∧ノ/《ヾノ!  ノ/人从/




ニャル子「……」プスプス

クー子「………」プスプスプス

ハス太「…………」プスプスプスプス


ラグナラ「王子ぃぃいいいいい♪」ヒューン


クー子「…………」

ハス太「…さっき飛んでったのも、人質だった邪神…だよね?」

ニャル子「追いかけますよ!!追いかけて蜂の巣にして今夜の晩飯にしてやりますあの鳥!!」

ハス太「駄目だよ!?アズ銀河系元第5司令官から「天使のような羽の生やした天使のような邪神を無事のまま帰さなかったら殺す」って命令なんだから!」

ニャル子「はぁ!?天使ぃ!?この世で天使は真尋さんしか居ません!!なので万事OKですよね!!」

ハス太「だから駄目なんだってぇえ!!」


「ダゴン第五本部長!脱獄者が出ました!」

ダゴン「…………」

「そいつはダゴン本部長が命を賭けて捕まえたニャルラトホテップと地球人の二人です!」

「大変申し訳ございません!どうかお力を!」

ダゴン「……安心してください、予定の範囲内です」

「!! それじゃぁ……本部長の能力の分身で既に網羅済みだと!!」

「ダゴン本部長の分身能力を駆使すれば!あいつらを捕まえるのも容易っ…!!」ドッ

バタン

「………えっ?」

ダゴン「……大丈夫です。予定の範囲内ですから。」ガシッ  クイッ

「……ダゴン本部長?」

ダゴン「何だ」

「その覆面は……一体何なのです…?」

ダゴン「…………安心してください。予定の範囲内です」



ダゴン「ニャル夫達の愉快な仲間達のなっ!!!!!」



バキュゥーンッ……




~処刑部屋~

ヒュンッ

真尋「っ!?」

ニャル夫「なっ…!?これって……」

ナイア「んー?何だかテディベアが凄い並んでるねぇ~」

真尋「おい…これってあのニコニコ本社っぽい建物にあった縫いぐるみじゃないのか…?」

ニャル夫「何でこの部屋に大量に置かれてるんだ?」

「た……助けて……助けてくれぇ……!」

ニャル夫「…!?」

真尋「なぁっ…!!」

「何で…なんでこんな目に……」

「こんな事なら……犯罪なんて犯さなければ……」

「身体が動かない……誰か……誰かぁぁ……」

真尋「こっちのテディベアの列には……所々に人間の顔が張り付いている…!」

ナイア「いや、どうやら罪人をこのテディベアの中に閉じ込めてるって言った方が合ってるね」

真尋「…じゃぁこれが、惑星保護機構が採用している処刑方法なのか?」

ニャル夫「だったら、何であのホモまみれの惑星でこのテディベアがあったんだ?」

ナイア「んー?君達この人形どっかで見た事あるの?」

真尋「見た事あるも何も…いや、ナイアさんがまだ加入する前の話だから…」

ドゴォオンッ

ニャル夫「!?」

真尋「!?」

ダゴン「アローハァァアー!!脱走兵のみっなすぁああああああん!!!!!」ガチャン

ナイア「あっ、ダゴン君おっす」

真尋「うわぁあああ!!ああ!?」

ニャル夫「ダゴン……お前…」

ダゴン「死にたくなければしゃがんでなぁ!!!」ガッチャン

ニャル「! 屈めナイア!相棒!!」グイ

真尋「うぉお!」ズオン


ダゴン「ヒャッハァァァアアアアアアアアアアア!!!くたばれテッドの出来損ないがぁぁあああああ!!!!」バババババババババババ

バフォッ  バフッ  バホホホホホホホホホホホホホ


真尋「っ…!!」

ナイア「わぁ―――。」


ダゴン2「おいおい6号さぁん!何してんだよぉこんな所で!!」

ダゴン「おっ二号!この資産今からぶっ壊そうとしてるんだ!お前も何かやってみないかっ!?」

ダゴン2「マジっすか!?」ガッチャン

ダゴン2「一度で良いから!サブマシンガン使ってみたかったんすよね!!」ドドドドドドドドドドドドド

真尋「うわぁああああああ!!増えたぁぁあああああああああ!!!!」

ナイア「わぁー。どうしてダゴン君はテディベアを消滅させようとしてるのかな?」

ニャル夫「…安心しろ相棒。ダゴンは今までと同じ俺達の仲間だ。だから俺達に危害は加えない」

バフォフォフォッ  バフフッ  バホホホホホホホホホホホホホ

ダゴン2「さぁさぁ皆さぁぁん!!お天国のお時間ですよぉおおお!!成仏しましょうねぇぇええええ!!!」バババババババババ

ダゴン「何人かは地獄に行きますけど成仏しましょうねぇええええ!!!!」ババババババババババ

真尋「こんな状況で言われても説得力が全然無い!!」

ナイア「というか、もう全部のテディベアが原型留めて無いんだけど」


真尋「攻撃を止める気配が全く無い!本当に殺す気じゃないのか!?」

ニャル夫「ダゴンを信じろ。あいつなりの考えがあるんだ。だから信じて屈んで待て」

ダゴン3「何やってんの?」ホジホジ

ダゴン2「皆殺しパァーティーさぁ!!」バババババババババ

ダゴン3「マジで!?ぼくもしゅるぅぅ~~~!!」カチンッ  ポイ

コロコロコロコロコロ……

ナイア「…………」

真尋「…………」

ニャル夫「………逃げろぉっ!!!!」






             / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ > | ̄| | ̄|

            <______     /   |_| |_|
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    _     く____/      \  \\      /    /   /    /      _____
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   ヽ/      く>    \\ 、 、  ヾ;.、   ヽ\ ̄ )\_)::、──<             | ̄| |/
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         ̄ ̄__二≡=─  - /__/:::::::::::::>: ,':=-:.:..::=::._.: ::三ミ:、:r ─── 、:=_:彡'::{、     ,.;r ─── 、
─ = 二  ̄ ̄   く>          レ'::::::::::::/  ̄. :.::{=-::. :. >' ̄ ̄ ̄|::|        |:: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|::|        |:: ̄ ̄ ̄
                        ◇   ̄ ̄ . . : : : :::.::ミへ/         |::|        |::            |::|        |::
─  = ── = 二__        . . . . : : : ::::::::::l:!______!_|       !::______!_|       !::___
  ,  .・ .  ;  . :   '    ̄ =二_. . . : : : : : ::::::::::::: /|________|        |::________|        |::___
.    ,   ' .  :,rへ、 , .  ’  ' _>: : : : : ::::::::::::__}/| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|::|        |:: ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|::|        |:: ̄ ̄ ̄



ダゴン2「おおっ~~。綺麗に消滅したなぁ~」

ダゴン「これで惑星保護機構の奴らも大打撃だ!よくやったな3号!」

ダゴン3「えへへ…////」

真尋「……ぜぇ……ぜぇ……!!」

ダゴン「おっ!真尋ちゃぁ~ん!無事だったんd」

ガシィッ

ニャル夫「てんめぇぇぇえええええ!!!殺す気かぁぁぁああああああああああ!!!!!!!」

ダゴン「ばっ馬鹿!殺さないように気を使ったんだぞ俺も!信じるって言ったのもお前だろぉ!?」

ニャル夫「手榴弾投げ込んで良くそんな事が言えたなぁ!?つーかあのテディベア破壊しつくして何の意味があるんだぁあああ!!!」


「目標発見しました!脱走犯二人共に行動しております!」

「援護とエージェントニャル子の要請を!絶対に見失うな!」

真尋「うえぇ!?見つかった!!」

ニャル夫「はっ、こっちには瞬間移動があるんだ。そう簡単には掴まらねぇよ」

ナイア「その通り、くぷくぷく…」カチリ

ナイア「……ん?」

ニャル夫「さぁナイア!今すぐにでもこっから瞬間移動だ!そしてその移動先は…」

ナイア「………」カチンカチンカチンカチンカチン

ニャル夫「…誰かデウス・エクス・マキナがどこにあるか情報を持ってる奴はいないか?」

真尋「決まらないなぁ本当…。確か、この船の船長が持ってるって言ってたよ」

ニャル夫「よぉし!だったら船長室だ!今から船長室までワープして再びデウス・エクス・マキナを…」

ナイア「ニャル夫さんニャル夫さん。緊急事態発生」

ニャル夫「ええい!何だ!」

ナイア「瞬間移動装置の電池が切れました。」

ダゴン「………」

真尋「…………」

ニャル夫「………え?」




「目標確認!撃てぇ――――!!!!」


バババババババババババババババババババババババ



真尋「うっぉおおおおおお!!どうすんだぁあああ!!!」

ニャル夫「おいナイア!代わりの電池とか持ってないのか!?」

ナイア「充電式だから無理だよぉ…」

ニャル夫「はぁ!?じゃぁそこら辺のコンセントで…」

ナイア「デウス・エクス・マキナで充電しないと直ぐには使えないよぉ…」

ニャル夫「畜生ぉぉお!!こんな所で誤算が出るのかぁああ!!!」

バババババババババババ

ニャル夫「やべぇ!このままだと捕まる!くそっ!何か手は……」



ダゴン「俺が何とかする…」

ニャル夫「……え?」

ダゴン8「なっ…馬鹿!お前何言ってるのか分かってるのか!?」

ダゴン3「そうだ!自分が囮になるって言ってるようなものだぞ!!」

ダゴン5「馬鹿野郎!!」

ダゴン「俺達が残らなくて…誰がお前等を先に行かせられるんだよ…」

ダゴン11「安心しろ、俺達はそんな簡単には死なねぇよ。それに………」

ダゴン「俺達の代わりは……いくらでも居るからな」

「なっ何だこの覆面はぁ!?」

「同じ覆面が何人も…!?げっ幻覚かぁ!?」

ダゴン3「おい!ダゴ…」

ダゴン56「早く行け!!」

ダゴン32「…っ!!」

ダゴン76「ここは俺達に…任せてくれよ」グッ

ダゴン43「ダゴン……!!」

ダゴン1098「へっ…。後は頼むぜ……相棒……!!」



ダッ



「ひぃぃい!!たっ大量の覆面がぁぁああ!!」

「うっ撃て!撃てぇぇぇぇええええええ!!!!」

バババババババババババババ

ダゴン41「ダゴォォオオオオオン!!!!」


ダゴン19「馬鹿野郎!!早く走るんだよぉおお!!」

ダゴン893「ダゴン達の思い、無駄にしちゃいけないんやろぉ!!はよ走れぇ!!」

ダゴン21「クソッ…クソォォオオオオオ!!!!」ダッ

ダゴン3「(さようなら……ダゴン……!!)」

ダゴン77「(ダゴンさんの事は……絶対に……忘れないから!!)」

ダゴン325「うっぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」



――――――さようなら――ダゴン――――



――僕達は――貴方の思いを背負って―――



――前へ――前へと走っていきます――――



ダゴン893「さぁ行くでみんな!散ったダゴンさんの為にも…勝つんや!!」

ダゴン`s「うぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ニャル夫「前から分かってたけど、分身能力って便利だよな」

真尋「ああ。本当イザという時にかなり役に立つ」

ナイア「これ何人くらい居るの?散ったのも今一緒に居るのも1000人は越えてるよね?」



「船長!あいつら間違いなく船長のデウス・エクス・マキナを奪い返しにこちらに向かいます!」

船長「………」

船長「隔離だ」

「隔離…!はい!分かりました!」

船長「今ここで、このデウス・エクス・マキナを奴らに奪われるわけにはいかん。惑星保護機構と宇宙構成機構の要なのだからな」

船長「このデウス・エクス・マキナが奴らに奪われてしまえば、我々宇宙構成機構は宇宙を統治する権利を失う。」

船長「それだけは避けなければならない。その事を頭に入れておくように……」

船長「…………」

「了解しました。今すぐに戦艦第7ゲート担当に無線を…」

船長「……ちょっと待て」


「はい?」

船長「どうして奴らは…この部屋とは逆方向に向かっている?」

「どうしてとは…恐らく、船長室の居場所が分からないのかと思われますが」

船長「いや、有り得ない。ここまでの事をやってのけたのだ。奴らの中に惑星保護機構と繋がってる奴が居てもおかしくない」

船長「そんな奴らが、ここに真っ直ぐ向かわないとは考えにくい……いや、遠回りしてもここにはたどり着けない筈…」

船長「…………」

「船長!第七ゲートの施錠が完了しました!後は第5ゲートの解放をすれば奴らは絶対にここには辿りつけ…」

船長「いや……待て!まさか!!」カチッ

ブンッ

パリィィイン


「せっ船長!?え!?何故デウス・エクス・マキナを…割って……」

「…え?完全物質が……割れた…?」

船長「……やはりか…!!」

「……え?」

船長「やはり……偽者かぁ!!ダゴンンンンン!!!!!!!」

「!?」



ニャル夫「おいダゴン!本当にこの道で合ってるんだろうなぁ!?」

ダゴン「大丈夫だって安心しろよ!俺はこの船の偉い人だった男だぜ!?今は無職だけどなっ!!!」

真尋「そいつは頼もしい言葉だなぁ!最後の言葉がなければなぁ!!」

ダゴン3「ばっきゃろう!ダゴンさんはこの船の中でもイケメンでハンサムでモテモテなナイスガイなんだぜっ!!」

ダゴン19「そうだよ!俺達はそんなダゴンさんの男気に惹かれて子分やってるんだからな!」

ダゴン333「しかもダゴンさんの子分は3万人は超えてるんだぜ!すげぇだろ!!」

ニャル夫「…なぁ、ダゴン」

ダゴン「おっ!何だ!?」

ニャル夫「空しくならねぇのか?分身にこんな事言わせて」

ダゴン「おいおい止めろよお前ぇwww次にそんな質問したら泣くからな本気でぇ!!」

「居たぞー!」

「捕まえろー!!」

真尋「うわぁまた来た!何人乗ってるんだよこの船!」

ニャル夫「おいダゴン!また何人か突っ込ませてくれ!」

ダゴン345「ふざけるなぁ!僕達は…僕達はダゴンさんの命を犠牲にしてでもここまで来たんだ!!」

ダゴン21「ダゴンさんの思いを、無駄にしろと言うのかぁ!?」

ニャル夫「なぁ、もう面倒臭いんだけど!?どうしろって言うんだよ!」

ダゴン「馬鹿野郎!こんな時こそデウス・エクス・マキナの出番だろうが!ほら!」ピカァー

ニャル夫「だから!今から船長室まで向かってデウス・エクス・マキナを……って」

ニャル夫「何でてめぇが持ってんだぁぁああああああ―――っ!?」


ダゴン「ふっ、こんな事もあろうかと…船長に渡したのはただのビー玉…!それも地球産の奴だぜ!」

ダゴン3「そのwwwwビー玉を手にした時のwwww船長のwwwwwドヤ顔wwwwww」

ダゴン21「「任務遂行ご苦労だったダゴン君。やはりデウス・エクス・マキナはいつ見ても…美しい……」だっておwwwwwwww」

ダゴン333「ばっかじゃねぇええのwwwww超エネルギー体とwwwガラス玉のwwww区別つかねぇのかよwwwwwww」

ダゴン893「てめぇの目ん玉wwww何がwwww詰まってんだよwwwwwコポォwwwwww」

真尋「ダゴン……お前…!」

ニャル夫「やっぱりお前は…最高だぁああああ!!!!!」パクッ





ゴクッ






「奴らは今どこに居る!?監視班!応答を要請する!」

≪しばらくお待ちください…あっ!奴らは恐らく押収室に向かっている模様!≫

クー子「押収室…?船長室じゃ…無い…の?」

ハス太「押収室なら、僕達の居る場所が通り道だから通せんぼすれば良いよね!」

ニャル子「……おかしいです。」

ハス太「え?何が?」

ニャル子「あの自尊心の高くプライドも高い野良のニャルラテホテプなら、まずデウス・エクス・マキナの回収に向かう筈です」

ニャル子「なのにそれを放って置いて、真っ先に宇宙船のある押収室に向かっています」

ハス太「さすがに、一光年も大きさのあるこの宇宙船でそれを探すのは諦めたんじゃないかな」

ニャル子「いえ、だとしても奴は力ずくでも奪いに来るはずです!なのに直ぐにでも脱出しようとするなんて…」

≪…まっ待ってください……これ……≫

ハス太「ん?どうしたの?」

≪バ…バグっています!このモニターが…!≫

ニャル子「にゃにぃ!?」


≪本来壁のある場所を堂々と通過しているのです!まるで幽霊のように…!≫

「馬鹿なっ!?まさかハッキングか!?」

クー子「………」ゾクッ

ニャル子「こんなこったろうと思いましたよ!もう騙される訳にはいきません!」

ニャル子「ハス太くん!クー子!今すぐ船長室に向かいますよ!あいつらはそこに向かって居る筈です!」

ハス太「うっうん!分かった!」

クー子「ニャル子が言うなら…」

ニャル子「そうと決まれば戻ります!第5班!今の位置に押収室の宇宙船も壊してしまいなさい!」

「了解しました!」

ニャル子「今度は先手を打たせて貰いますよぉ…!見てなさい脱獄変態ニャルラトホテップ!!あんたの思い通りにはさせま――」


ドゴオォオオオオオオンンッ


ニャル夫「おいダゴン!本当にこの方角で合ってるんだろうなぁ!?」

ダゴン「あったり前さぁ!つべこべ言わずに壁ぶっ壊して真っ直ぐ進もうぜ!」

ダゴン3「曲がった事は嫌いだって言ったろ!?ニャル夫!!」

ニャル夫「言った覚えは無いがその通りだな」

ニャル夫「おらぁあ!!!」 ブンッ


ドゴッォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


ニャル夫「おっしゃぁぁああああああああああああああ!!!!」

ナイア「これはこれは結構な痛快気分。くぷくぷ」トテトテトテ

真尋「本当、無茶ばかりする」タッタッタッタッタ

ニャル夫「はぁーっはっはっはぁああ!!今の俺様は無敵だぁああ!!ふぅーははははははははは!!!!!!」ダダダダダダダダダ


ドガァアァアン   ドガァァアアアアン   ドガァアアアアアアアアアン





ニャル子「……………」

ハス太「…………」

クー子「……謎が、解けた」

ハス太「ハッキングじゃ…無かったんだね………」

ニャル子「…うっきゃぁああああああああああああああ!!!」

ニャル子「追いますよ!!デウス・エクス・マキナも取られたんじゃぁこのままじゃぁ!まっ…また真尋さんがぁ!!」ガクガクガクガク

ハス太「分かってる!僕ももうあんな思いはしたくないもん!」タッタッタッタ

クー子「また…あの日常に……戻りたい……!」タッタッタ

ニャル子「真尋さぁあああああん!!待ってぇぇぇえええええええ!!!」ドドドドドドドドドドド




~押収室~

ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ダゴン「よっし、ここだ!」

真尋「!!」

ナイア「おお……本当だマイホームちゃんだ…」

ニャル夫「……はは…はっははっはっはははは!!!」

ニャル夫「見たか!この俺達が本気を出せば!惑星保護機構なんて簡単に欺け…」

真尋「ちょっと待って、これ起動に時間が掛かるんじゃないのか?」

ニャル夫「あっ」

ダゴン「駄目みたいですね」

ニャル夫「……くっそぉおおお!!ここまで来ておいて後一歩って時にぃぃいい!!」ドォオオン

真尋「うぉおお力むな!部屋が崩壊される!!」ゴゴゴゴゴゴゴ

ナイア「大丈夫大丈夫、そんな心配は無いよ」

ニャル夫「…え?」


ラグナラ≪王子ぃー♪こんな事もあろうかと!私があらかじめ起動しておいたよぉ!!≫

ニャル夫「ラ…ラグナラ!?ちょっと待て!この船は俺でしか起動できない筈じゃぁ…」

ナイア「くぷくぷくぷ。何のためのアップグレードだよ?」

ナイア「こんな事もあろうかと、ニャル夫以外にもここに居る全員が起動できるように設定したに決まってるじゃないか」

真尋「……………」

ナイア「ダゴン以外ね」

ダゴン「ファッ!?」

ニャル夫「グッジョブナイア。……よっしゃぁああああ!!!愛してるぜお前等ぁ!!」

ラグナラ≪私も愛している王子ぃぃい!後は、デウス・エクス・マキナを別途エンジンに入れてワープするだけだよ!!≫

ニャル夫「おおそうか!なら後は俺がゲロゲロするだけ……」

真尋「待て!せめて艦内で吐け!吐いた後動けないだろお前!!」

ニャル夫「おっそうだな。じゃぁ、早く艦内も戻ってるぜ!」タッタッタッタッタ

真尋「それじゃぁ、僕達も……」





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    .,/´    `'-、,`゙'''ー.       `'''`-;;'''‐ヽi....,,,,,/´     `'''!巛;;、,    ゙'x'"  ゙'l、│ l「ヘ{.  ll .l .!.,ll..l.!
    !  , ―‐    `;;ix;;ー'''''''''¬ー`-lllliiii,iii;;;;!'''ヘ''''"テ;;   ._.. -―ー';;;;;;;;||bミ゙;;iiiiii-ト‐\ l.l l- l, l゙ l、.li .|| ll゙ ! |'、
   i-ミi..,,|,_     ./゛   ゙''-.   ...=ニ--、`”"'ー≡ui_コ∠、 .,,r'"´     .`゙l゙ lll|lllq_.__.ll|_゙′゙'、∥ ゙.ll| .|ネ l !,! ゙!i,
      .´゛`''''''''  .`''―一     |′   .ゝ..、     l゙`゙'''ヲllllャzi;; ....,,__.、.‐!il=;;il|ニii二l巛i、  /く. l .l,l"! .)il′.l_´ト,
;、,,,                      ゝ..,,,、    ゙'"''''′ `'"  ._二=i亡'~ .二Tミ大 二' l゙llhiii|l.liil゙ .\|l|.l./ .l゙ `'''.llヨll、
.l  `''ー-..........,,.;;"''-..、   ._,,,、   .___    _____  ._,_iviニ,゙  ._..-'"゙''''=x..i;;/~゙`-=r;;;;'''、_,ミ|li|l゙|“|l勹くi./    _,.゙llllニ,、
. l_、 _,,..、;;⊂┴''''“'`-ニ゙゙゙゙ニ............二,゙_____,`'''"´   `゙~”゙_,,,,,....二,,_  `゙`-.li,j,,,ll_,,,,,,,ii..='`- 、iii,iiij_,ニニ ....,,,广゙゙ ll!゙゙不 、
  .´゛  `'''―ー-........ -‐''            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄       `゙''''''"`“'''''''―flWャャt==ニ∋-=llllサ=≡''lhll!゙!!'゙゙冖''''''''′




ナイア「!?」

真尋「危ない!!」

ニャル夫「ん?」


                           |!        i| :
                            |!       i| i
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 │          │            |l                  l|                  |___/
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 └─────┘    \         |l           :            l|
                         |l          i           l|     /
                  \ _ノ,'      _  |!         l|     /
.          く>         ヾ<       /Υ 〉 !|   _  |]    ー '´/
                        }l       〈_::」/  :!:i:  〈/    __   l {      /
.               \、    /,    __     .:|.:|: .     _ノ::::\\  、ヽ. __/
                   \ー '    「::::://    . :.:|:.:.v!: .    \::::://    ー   (       /
                    ) )     〈::::://   . . : ::!:.: .:|: : .      ̄      i      ー '/
.          \ 、    // l7    ̄  . : :|: :: :!: :. :|: : : . . .      l>   il     フ∠/
.           \ー '    i!       . . .: : :|!: : |..: . :l : く]: . i. .        !:l      //
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                 ):.:\ 八:.\_ 人 )、 : : ノ.:V.: : .::.: :!: :人 八,、 ノl / : ノ,、 /: (
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ダゴン「…………」

ナイア「………」

真尋「…そ……そんな………」


「やってくれたな、ニャルラテホテプ」

スタンスタンスタン


真尋「………っ!」

ダゴン「………」

船長「…そして、ダゴン、貴様もな」

ダゴン「…………ザーメンさん」

アフーム「アフームだ!ファーストネームで呼ぶな。……というか貴様、私をファーストネームで呼んだことが無いだろう」


ダゴン「………」

ナイア「…誰?お友達?」

ダゴン「俺の元上司だった女だ。すげぇ冷たい目してるだろぉ?」

ダゴン「あれで生涯独身の処女なんだぜ。キツイ性格が災いして」

ナイア「処女ねぇ、私の惑星では珍しかったかな。私は巨大ロボットだから何でもないけど」

ダゴン3「そうねぇ、あの年で処女って…ちょっと厳しいよねぇ。」

ダゴン231「ダゴンさんというイケメンをエロイ目で見てくるし…ちょっともう最悪ぅ~」

ダゴン36「ねぇー」

真尋「お前等なんでそんなに余裕あるんだよ!?ニャル夫と宇宙船に直撃したんだぞ!?さっきの!!」



アフーム「ダゴン、よくも私をコケにしてくれたな…」スッ

ダゴン「あっ!それは…」

パキパキパキパキパキ

アフーム「…こんなガラス玉で私を騙そうとはな…!やってくれるじゃないか」

ダゴン「ああっ!俺のラムネ玉コレクションが!」

真尋「しかもラムネに入ってたビー玉なのかよ…」

ナイア「そんな物に騙されるってある意味凄いよね」

アフーム「ええい黙れ!!」グシャッ

アフーム「…とにかくダゴン、貴様にもう一度チャンスをやろう」

ダゴン「え?何だって?」

アフーム「突然難聴になっても口は止まらんぞ。まず、私に”本物”のデウス・エクス・マキナを渡せ」

ダゴン「………」

アフーム「すれば、今までの事は不問にし、貴様を出世コースにご招待しよう。今まで以上の待遇も約束しても良い」

アフーム「それに、我々を敵にすると怖い事も知っているだろう?」

ナイア「清清しいまでに悪者文句だねぇ」

アフーム「そして、そこに居る二人は殺せ」

真尋「!!」


アフーム「ダゴン、お前も知っているだろう?デウス・エクス・マキナの情報は絶対門外不出の法の中にあると」

アフーム「どの道こいつらは指名手配犯の一味だ、殺しても誰も気にしない」

真尋「……こんな…」

真尋「こんな……漫画みたいな悪役の台詞を言う人が本当に居るなんて…!」

ナイア「ある意味感動するよね。サイン貰おうかな」

アフーム「私は本気だ。本気で取引をしている。現に、漫画みたいな取引だとしても貴様には得の方が大きいだろ?」

アフーム「さぁ…本物のデウス・エクス・マキナを渡せ…」

ダゴン「しょうがないなぁ」キュポン

アフーム「言ってる傍からラムネの蓋を開けるなっ!!!!!!」




プスプスプスプス……


アフーム「良いか!?貴様は今脱出手段が無い!!あの煙の中で塵と化している!もう詰んでいる状態なんだよ!!!」

ナイア「…………」

アフーム「貴様の選択肢は二つ!ここで皆仲良く死ぬか!皆殺して生き残るか!これだけだ!!」

アフーム「まずは…デウス・エクス・マキナを返せ!」

ダゴン「分かった分かった、ほら」ポイ

アフーム「…ふん、分かれば良い」

アフーム「ククク…これで惑星保護機構はまた世界を平和……って、このデウス・エクス・マキナ真緑なんだが」

ダゴン「だってそれ、男子トイレの芳香剤だもん」

真尋「ぷっ!!wwwww」

ナイア「くぷくぷくぷwwwww」

アフーム「………」パキィーン

ダゴン「ああー!!あいつトイレの芳香剤握りつぶしたぁああー!!汚ったねぇーwwwwww」

ダゴン3「マジかよ!これからあいつの事”男子トイレの妖精”て呼ぼうぜ!」

ダゴン4「うわ!学校の男子トイレの臭いが漂ってきたwww臭えwwwwwwwwww」

アフーム「………」プルプルプルプル

ダゴン345「皆逃げろぉーwww男子トイレ菌がこっちに来るぞぉおおおwwwwwww」

アフーム「貴様いい加減にしろぉおお!!!本物はどこだぁあああ!!!!」ジャキンッ


ダゴン「うわっヤベッ」

アフーム「いい加減に吐かないと、私の能力でここを氷点下の炎で包む事だって容易いのだぞ…!!」

アフーム「すれば、氷点下の炎で貴様らは逃げられぬ零下の地獄に苦しむ事となる…!」

ダゴン「分かった分かった、今本物の場所を言うよ」

アフーム「最初からそう、素直に言えば良いのだ!それでどこにある!」

ダゴン「今、お前が滅ぼした」

アフーム「…は?」

ダゴン「だからぁー、さっきのニャルラトホテップが飲み込んでたの。それをさっきお前滅ぼしてたじゃんか。ビームで」

アフーム「……………」

真尋「……そういえばそうだったな…おい!ニャル夫ぉ!!ラグナラ君!!大丈夫かぁー!?」

アフーム「………うっ…」

アフーム「うぇぇえええええええええええええええええん!!!」ビィイイイイイイ

真尋「!?」


アフーム「ふざけるな…ふざけるなよぉおお!!びぃぃえええええええええん!!!」

アフーム「おまっお前が急に居なくなってから!船の指揮も訳分からなくなるしぃ!ニャルラトホテップ子の隊も情緒不安定だしぃ!!」

アフーム「お前は私の物になってくれないしぃ!私は設立当初からの目的を遂行してるだけなんだぞぉお!?」

アフーム「全部!全部お前のせいだからなぁあああ!!びぃいいいいえええええええええん!!!」

真尋「うっ…うわぁ……大人のガチ泣きだぁ……」

ナイア「ねぇダゴン君、何でこの人船長とか言う偉い立場に就けたの?」

ダゴン「んー…多分、コネと能力じゃね?あっ能力って異能の方ね」

アフーム「ひぐっ!ひぐっ……もう………マキナベアもいつの間にか全部消失してるし……もうどうすれば良いのぉ…?」ポロポロポロ

真尋「…なぁ、ちょっと可哀想になって来たんだけど、お前一人だけでも戻ってやったら?」

ダゴン「やだ」

アフーム「ウェえええええええええええええええええん!!」

ナイア「うわっ再発した」




シュゥウウウウウウウウウウ……


ナイア「おっ、なんやかんやで煙も晴れてきたよ」

真尋「…ああ、ニャル夫とラグナラ君は……」ヒュンッ

真尋「えっ?」

アフーム「うっ?」

ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ


アフーム「」  パラパラ


ニャル夫「…よくもやってくれたなぁ?おい?」

ニャル夫「俺が全部受け止めていなかったら…宇宙船もこいつらも消滅してたぜ?」

真尋「あっ……ニャッ…ニャル夫ぉ!!」

ダゴン「生きていたのか!」

ニャル夫「大悪党だからな。このくらいでは死なん!!ふぅーはははははは!!」

ニャル夫「……ウッ」

真尋「あ」

ニャル夫「おろろろろろろろ……」ゲロゲロゲロ

真尋「ええええええ!?今ぁあああ!?」

ニャル夫「…ぉぉぉお……!身体がぁああ!!悪夢再びぃ…!!」ズキンズキンズキン

ラグナラ≪王子ぃ!大丈夫!?今からそっちに向かうから!≫ゴゴゴゴゴゴ

ニャル夫「や…やめろぉ!無闇にマイホーム動かすなぁ!!!近づくなぁ!!!」


ダゴン「……ニャル夫」

ニャル夫「おお…おっ……」グイッ

ダゴン3「後は俺達に」

ダゴン77「任せろ」

ニャル夫「…………ああ」

ニャル夫「悪いな……ありがとう……」

ダッダッダッダッダッダ

ダゴン5「さぁ早く行こうぜ!俺達の船へ!」

真尋「ああ、うんっ……お前ら全員船に乗るわけじゃないよな?」

ウィーン

「居たぞ!!」

「急げ!発射させるな!!」

ダゴン33「おおっとぉ!俺の部下達のお出ましだぜぇ!」

真尋「ぬぐっ…でも、この数だと本当に逃げられるかどうか…」

「乗らせるな!撃て!撃て!」ドガガガガガガガ

真尋「うわぁあ!!やっぱり撃って来た!!」

ナイア「大丈夫大丈夫、このくらいならアップグレードされた宇宙船に傷一つつかないさぁ」


真尋「でも一発でも僕に当たったら僕、爆散するぞ!?」

ダゴン3「ぐぁあああああ!!」  チュドーン

ダゴン45「3号ぉぉオオオ……ぐぁあああああ!!!」チュドーン

ナイア「その為にダゴン君達が盾になってくれてるでしょ?だから安心して宇宙船に向かおうよ」

「巨大追撃光線砲!用意!!」


ウィィイイイイン……  ガコンッ


ナイア「あっ…あれはちょっとヤバイかも」

真尋「早速不安因子が出てきた!」

「撃っ……」


ピー  ガガガ-  ピー

「…!?なっ…なんだ!?」

「モニターが…何者かにハッキングを…」


ブゥンッ


ヒュドラ≪……あっ…アタシ知ってるんだよ!?アンタらが宇宙を統治という名の征服をして…この世から”悪”を殲滅しようとしているの!!≫

「なっ何だ!?これは!?」



ヒュドラ≪アンタ達は!些細な悪でさえも摘もうとしている!!私達を問答無用で消し去ろうとしている!!≫

ヒュドラ≪私は…俺は絶対にアンタ達の事を認めない!アンタ達、惑星保護機構が正義なんて絶対に認めない!!!≫

ヒュドラ≪この世から…この世から本当に悪を消し去れば確かに苦しんでいる人たちは居なくなるかもしれない…≫

ヒュドラ≪でも…でも些細な”悪”も無くなってしまえば!この世界は石のように無機質になる!!≫

ヒュドラ≪アンタ達は分かっていない!アンタ達は”悪”という物のなんたるかを…!!≫


≪始めろ≫

ジャキン  ジャキン  ジャキン



ヒュドラ≪私をこんな縫いぐるみに入れても何も変わらない!!≫

ヒュドラ≪この世に悪を全て失くすなんて!そんな事絶対にさせない!!!≫


≪お前が何を言おうと、”悪”は”悪”だ≫

≪お前は、その”悪”を殲滅する一部になるのだよ。もっと誇らしく思いたまへ≫



ハス太「え……?何……これ?」





ヒュドラ≪私は!アンタ達の助けになんかならない!アンタ達がこんな!デウス・エクス・マキナの代わりを作ろうとしても!!≫

ヒュドラ≪こんな縫いぐるみに私達の魂をエネルギー体に替えようとも!私達は”悪”を貫き通してやる!!≫

≪…良いか、良く聞きたまへ≫

≪正義とは、偉い人が決める物だ。そう、例えば我々惑星保護機構の偉い人や、宇宙構成機構の人たちとかな≫

≪そうだ。正義なんてものは神様が決めちゃぁいない。そもそもそんな物は無い。だから曖昧だ≫


クー子「…………っ」


≪だが”悪”はハッキリしている。誰かに迷惑をかける行為の事だ。そうだろ?≫

ヒュドラ≪違う!悪はそんなちっぽけなものじゃない!!≫

グンッ  グルグルグルグルグルグルグルグル

ヒュドラ≪いっ…嫌だ……嫌………!!≫

≪…君は、全宇宙を制する大悪党になりたいと言っていたな?≫

≪安心しろ、私達が全宇宙を制するという夢を叶えてやる。まぁ…私達は”正義の味方”だけどな≫

ヒュドラ≪………そんなもの……≫

ヒュドラ≪正義の味方でも…何でも……!!!≫


ザザザザザザザザザザザザザザ




「………なっ」

「何だ…?これは…!」


ブツン

ヒュドラ≪……あっ…アタシ知ってるんだよ!?アンタらが宇宙を統治という名の征服をして…この世から”悪”を殲滅しようとしているの!!≫


「なっ?!」


ヒュドラ≪アンタ達は!些細な悪でさえも摘もうとしている!!私達を問答無用で消し去ろうとしている!!≫

「おい!何だこれは!?ループし始めたぞ!!」

「クソッ!止まらない!!」

「やめろ!!再生されるな!!やめろぉおお!!!」



真尋「……………」

ナイア「……………」

真尋「………なぁ、ダゴン」

ダゴン「ん?そうだ。これが俺の分身がモニター室を占拠して放送してる映像だが?」

真尋「いや、それもそうだけど……お前……」

真尋「この映像……に映ってる女の人……誰なんだ…?」

ダゴン「…………」

ダゴン「…それはだな」

ガコォォオン

真尋「うぉおお!?話の途中で扉が閉まったぁ!?」

ニャル夫「おお…お……全員…乗ったようだな……」

真尋「いや!まだダゴンが乗ってない!早く扉をもう一度開けろ!!」

ダゴン3「何だってぇ!?ダゴンさんがぁ!?」

ダゴン21「まさかアイツ…死ぬつもりかぁ!?」

ニャル夫「何言ってんだよ…全員乗ってるじゃねぇか」

真尋「そうだけど…でも……!!」

ニャル夫「……安心しろよ……相棒……」

ニャル夫「あいつは…そう簡単には死なねぇの……知ってるだろ…?」



「クソッ!画面が邪魔で操作ができません!!」

「早く!早くあの宇宙船を破壊しろぉ!!」


アフーム「…………」

ダゴン「…っと、これで俺達の勝ち確定ってわけだぁ。」

ダゴン「俺も、とっくに宇宙船に乗り込めたみたいだし。幸せに暮らしましたとさ、めでたしめでたしって事で」

アフーム「………なぁ……ダゴン……」

ダゴン「ん?ああ、お前もどっか逃げた方が良いぜ男子トイレの妖精」

ダゴン9「ぶっはwwwwwおまwwwwwww不意打ちwwwwww」

アフーム「……お前は……この女の事が……好き……だったんだな……?」

ダゴン「まぁー…一応、俺の妻となった女だしな。大好きには違いないだろ」

アフーム「………はは……ははは……そうか……」

アフーム「…やっぱり……叶わない物だったんだな……私の…一番の夢も………」

ダゴン「そういうこった。んじゃ、俺もそろそろBダッシュして画面外へ脱出させて頂きますっす」ビシッ

アフーム「………なぁ」

ダゴン「ん?」

アフーム「本当に……私達と敵対するんだな…?お前は………」

ダゴン「まぁなー!」

アフーム「…もう少し戸惑って欲しかったよ…今の返事…」

ダゴン「だってしょうがねぇだろ。あいつらと旅してた時がさぁ、めっちゃくちゃ楽しかったんだ。」

ダゴン「俺のマイハニーがお前等にぶっ殺されたのも、自分の仕事とお前等の恨みか分からん複雑な気持ちも、どーでも良くなった」

ダゴン「俺、あいつらの事が大好きになっちまったみたいなんだ。そして、あいつらの事が大好きな新生ダゴンの事も大好きになっちまった」

ダゴン「だからまぁ、次会った時はよろしく頼むな」

アフーム「………そうか」

アフーム「次に会った時は……覚えてろよ」ニコッ





         ,イ.| ̄i| |i ̄ ̄|i>。.

        / i|!|i才| |斗-=ミs、i| |>。.
        /|i,x ≦´ .i| |i _   i| |i  |i 。
     /斗´  i||i-‐ |!|i ̄ ̄`ヽ |ij{’ヽ.|i  `'守
    ./´ .| ,. i||i   |i|i-ニ三`ヽi!ヽ  .i!ヽ |ii|`'守 / ̄ヘ
     .|i>i! , ´i!x≦i!|i    \{  `ヽ!. ..ヽ|i  /ヘ    `ヽ/|
     .|i  i|_ ‐ |i   |i|i斗-ミ  |iヤ   ヘ. .|i|*'”          |_    _   ,イ
     .|i*'”i}  .j{--=.|i|i   .>。i! ヤ   i|`ヽ' / ̄ ヘ       `ヽ / / ̄`ヽヘヽ
     .|i  .j{_ ‐ |i|  .|i|斗-=ミ  |i `_  i|>’./            / /´ ̄ ̄ノ'ヘヘ
    .|i  |i_ ‐ .|i|‐=ニ.!!_≠ミ、’|i ― /   j{            ,'   ,.  ´  ノ'
    .|i *'” ̄.|i|-=ァ|i ̄ ̄ミxミ.j{ ヘ {    ヾ≧s、>''´    j{ヽ-   ./            _
    .|i  |i,x≦|i|.  .|i     ヘ{ミ、ヘj{    ヘ     j{___/     /i|_  _     /,―ミ、\
    .|i*'”{  .{.i!   i!-斗-=ミ |i < ’<   斗-===ミ           __,,..>,x≦´.{ {    } }
    .|i  |i _,≪ii!-=ニi|   -=ニ二 ̄    \    /|       |ヘ   /,x  ´     .{ ハ   / /
    .|i-‐|i ̄ |i _.|i ̄二ミヽ三ニ―    ヘ  ヘ,'  Tヽ   .|i/    ̄        ’<三>´
    .|i  |i -=|i ̄ .|i_ニミi、 |i>ー。._   人      | ヘ   '           ,.  ´
    .|i_.‐|i ̄._.|i,x ≦|i ̄ ̄ i!ヽ|i `ヽi| .,イヘ´   _    ヘ |i       _ -=ァニ^¨
    .|i .._|i   |i   !|i     .!|i` 、゚.i!|/     j{ ヘ    ヘ,'     ,'; -ニ_
    .|iニ..|i   |i _ニ..|irぉiひ''*x!|i.  ./ ,イ ヘY  `ヽ         ´   _ニ-
    .|i_ |i_.ニ!|i  ...|i __   .|i /-=ニ ̄!  i´            ヽヘ ̄
    .|i  |i   |i_三ニ|i ̄ ̄`ヽi!.|i  `i|*。..|  {      `ヽ      }、` ト 、
    .|i  |i-三.|i _ニ|i―ニミヽ .|i`ト、..i| `.i|  人__      }   Tヽイ ≧=-
    .|i  |i_.=-.|i ̄ !|i     `ヽ|i` 、...i|i、  |  |i /i|`ト、 _,. ´   / ヘ ヘ
    .|i=-|i   |i   !|i__   !|i>...!i| `i!|  |i' |iヘ  Y ̄`ヽ ̄   ヘ^丶
    .|i  |i_-ニ!|i-ニ .|i ̄ ̄> !|i    |`'守| /` |i  ー'ト  i| ヘ     j
    .|i..,x|i   |i   !|i__   !|ト  .|  !|./`ト.|i>。 | >i。. ヽ   _/
    .|i. . |i_ - .i! ≦´i| ̄ ̄ミ>。|i   .¨ト  i|' .>iト`  ト.、 i|  |`ー', ,i
    .|i-. |i   |i_ニ  |_ニミ   .|i>。 !|  iト _  |i >。トi、 .i|  |
    .|i  |i-=ニi} ̄ ̄|i    `ヽ |i。   ト 、.!|  =-|i 、  |>。!|、 !|
    .|i-=|i   |i   !|i      .|ト゚' * |i  |=-  |i `ヽi|   |  |


ドドドドドドドドドドドド

ニャル夫「ぬぅおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

真尋「ぎぃぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ダゴン「ああああああああああああああああああ!!死ぬぅ!!今度こそ死ぬぅうう!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ラグナラ「ぴぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

ナイア「…………」椅子と接合

ドドドドドドドドドドドド

ニャル夫「おっしゃぁぁあああああああああ!!!この速さにはついてこれmg」ガブッ

ドドドドドドドドドドドド

ニャル夫「ぎゃにゃぁあああ!!舌噛んでぁあああ!!!!」

ドドドドドドドドドドドド

真尋「あれ!?デジャヴ!何かこれデジャヴ!?」

ドドドドドドドドドドドド

ニャル夫「不安になるような事を言うんじゃねぇ!!今度こそまた変な事が起こったら確実に俺達はぁ…」


≪機体に大きな損傷が齎されています。この機体はブラックホールに押しつぶされます。≫

ニャル夫「えっ?」


≪みなさんさようなら。今までありがとうございました。≫

ニャル夫「ちょっ」

真尋「うそっでしょ!?」











カッ

コオオオオオオォォォォォォ……







シュゥゥ……



クー子「………」

「目標、見失いました。以後、捜索体制に戻ります。」

アフーム「……その必要は無い」

「アフーム船長!」

アフーム「奴らの行く先は分かっている。我々もそこに向かえば良いだけの話だ」

「そっそれではプラン8作戦が失敗した事に…!」

アフーム「良いか、これから戦争が起こる。全員、各自プラン9戦争に備えるように」

ハス太「…………そっ」

ハス太「そん……な……」ガクッ

ハス太「また…また真尋くんと…離れ離れになっちゃうなんて……」ポロポロ…

クー子「……」

クー子「………ハス太…」

ハス太「………うん…?」ポロポロ

クー子「一番辛いのは……ニャル子……」

ハス太「…………」

ハス太「……そう……だよね………」

ハス太「ねぇ、ニャル子ちゃん!これで諦めるって訳じゃぁ……」

ハス太「……あれ?ニャル子ちゃん?」




~ニャル夫宇宙船~

ニャル夫「………………」

真尋「……………」

ダゴン「……………」

ナイア「………………」

ラグナラ「………………」

真尋「………あれ?」

ニャル夫「…生きてる…?」

真尋「……でも、さっき宇宙船が潰れるって……」

≪…一つ、貴方達に謝らなければいけない事があります≫

ニャル夫「…え?」

≪私は先ほど、一つ嘘をついてしまいました。≫

≪惑星保護機構を混乱させる為に、一つの嘘を≫

ニャル夫「………」

ダゴン「…という事は、今頃その言葉聞いた奴はパニックになるか安堵してるか…」

≪それで、私達に有利に働けばと。私の独断です≫

ニャル夫「……ナイア」

ナイア「んー?」

ニャル夫「…お前の仕業だな?」

ナイア「まぁねー、人工知能をちょっと追加してみて、嘘をつけるようにもしてみたんだぁー」

ナイア「あれ?言ってなかったっけ?」

真尋「聞いてないよ!?おかげで僕もまた寿命が縮んだよ!!」


ニャル夫「……ふっ」

ニャル夫「ふぅうううははははは!!いや良くやったナイア!これで宇宙征服の夢にまた一歩近づいた!!」

ダゴン「まぁ、どんな対策するかの誤算が出てくるわな。ケケケケケ!」

ラグナラ「私も!ナイアお姉ちゃんのおかげで役に立てたぁー!」

ナイア「えへへぇ」クプクプクプ

ニャル夫「よぉーしお前等!目的地まで後もう少し!気合入れて行こうぜぇ!!」

「「「おぉー!!」」」


ヴーヴーヴー

ニャル夫「んっ!?」

≪侵入者、発見、侵入者、発見。ただちに対策を取ってください。≫

ラグナラ「……え?」

ダゴン「おいおーいwwwまたまたぁ嘘をつかなくてもwww良いんだZE☆」

≪侵入者はただいま、この部屋に向かっています。監視カメラの映像をご確認ください≫ ビュィンッ

ナイア「…わぁお、本当じゃん」

ダゴン「嘘ぉ…マジでぇ?」



ラグナラ「とっ…扉をどんどん壊してこっちに来てるよ!?」

ニャル夫「……マジ……かよ?」






真尋「…ニャッ…ニャル子…!!」






ダゴン「おーい!早く扉を全部施錠しろよ!!マジでこれ洒落にならない勢いでこっち来てるぞ!!」

ナイア「とっくにしてるよ。最大出力でね」

ドゴォォン…  ドゴォオオン…  ドゴォオオオン…

ラグナラ「ぴぃいい!!音が聞こえてきたぁ!!」

ニャル夫「…今がチャンスか?妹の因縁を晴らすのは今がチャンスか?…いや、今ここで暴れたらマイホームは破壊しつくされてしまう……」

ニャル夫「畜生…!止むを得ん!おいマイホーム!こっから先の機体を切り離せ!」

ナイア「ええ…!?」

ダゴン「そんな!?こっから先に俺の部屋があるんだぞぉ!?」

ラグナラ「私と王子様の部屋もぉ!!」

真尋「いや…ここでニャル子に捕まったら全部ゲームオーバーだ…間違いない」

ドゴォオオオオオオオッ

ラグナラ「ぴぃい!!来たぁああ!!」

ニャル夫「ナイアァ!マイホーム!!早く切り離せぇええ!!」

ナイア「………マイホーム…」

≪了解しました、最終許可をください≫

ナイア「…ごめんね!」

ポチッ

ガシュゥゴォオオオオン……


ニャル夫「おっ…おお…!」

ダゴン「うわぁっ!独特の浮遊感がぁああ!!」

ラグナラ「こっこれで切り離せたのぉ!?」

ナイア「間違いなく切り離したよ。排気口も第一ゲート付近を作動。完全に自立せよ」

ニャル夫「…ああ……マイホームの下半身がどんどん遠くなっていく…」

ダゴン「ちょっとエロイ響きだよね」

真尋「……これで、助かった…のか?」

ナイア「まぁ、あっこからここまで飛べる奴も居ないでしょう。」

真尋「…でも、ニャル子は大丈夫なの…か…?」

ニャル夫「それは心配しなくて良い。一応あれでも俺の妹だ。俺ほどとは言わないがかなり強いからな」

真尋「そっ…そうか…」


ガゴォオオオオッ


ニャル夫「!?」

ダゴン「扉から拳がっ!?」



バキバキバキバキバキバキ


ニャル子「真ぁぁぁぁぁぁ尋ぉぉおおおおおさぁぁあああああああん!!!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ


バキバキバキバキバキバキ


ダゴン「ぎゃぁぁああああああ!!ジャック・ニコル・ソォオオオオオオン!!!」

ラグナラ「ぴぃぃいいいいい!!扉に!扉に!!」

ニャル夫「ぐっ…おい息を止めてろ!特に相棒!」ガコンッ

真尋「!?」

ビュォオオオオオオオオオオオ

ニャル子「――――っ!!!」ガクガクガクガクガク

ニャル夫「空気安定装置を解除した!これであいつは宇宙に吸い込まれる!!」


ニャル子「グガッ…ガガガガガガガガガガガガガガ!!!!」ゴオオオオオオ

真尋「……………」

ニャル夫「悪いなニャル子ぉ!お前との対決はまた今度だ!!それまで首を洗って待っているが良い!!ふははははははは!!!」

ニャル子「……っ……ぐ……くっ……」

ニャル子「………まっ……真尋さぁん……」

真尋「………!」

ニャル子「お願いです…お願いですから……帰ってきて…ください……」

ニャル子「また…帰って…一緒に…一緒に楽しい日々を送りましょう…!」

ニャル子「たとえ…例え貴方が宇宙国際指名手配されていていも…私…私……守りますから…!」

ニャル子「真尋さんの事……死んでも守ってみせますからぁ…!!」ポロポロポロポロ

ニャル子「だから……帰りましょう…?私達と…一緒に………」ポロポロポロポロ

真尋「……………」


ニャル子「…真尋さんの思っている通り…地球は無くなってしまいました…」

ニャル子「でも…でも!真尋さんは最後の地球人なのです!だから…ちゃんと保護される筈です…!」

ニャル子「それでも…それでも駄目だったら…私が何とかしてみせます!」ポロポロポロポロ

ニャル子「とにかく!…とにかく命に替えても真尋さんを守ります!」ポロポロポロポロ

ニャル子「だから……お願いです真尋さん………」ポロポロポロポロ

ニャル子「私と一緒に……来てください……」ポロポロポロポロ

ニャル子「私を……置いていかないでくださいよぉ……!」ポロポロポロポロ





真尋「………ニャル…夫」

真尋「その空気安定装置を……着けろ…」

ニャル夫「…………」カチッ

ブゥンッ

ニャル子「……っ!」ガクンッ

真尋「…………」

真尋「……」スタスタスタスタ

ニャル子「……あっ……」

真尋「……ニャル子…」

真尋「お前の気持ちは分かっている…痛い程分かっているんだ」

真尋「それに、僕も誰かの都合で勝手にこんな目にあって、最初から僕の意思じゃなかったもんな」

ニャル子「……真尋さん……」

真尋「正直、こんなの理不尽とさえ思っている」

ニャル子「…それじゃぁ……!!」















真尋「でも、もう駄目なんだ」




ドンッ






ニャル子「え…………」








真尋「僕は…僕はもう無関係じゃ無い……それに…僕は選択してしまった…」

真尋「今から…その選択にけじめを付けに行く。」

真尋「その為に、僕は最後までするって決めたんだっ」



ニャル子「……まひ……ろ……さん……」



真尋「だから!待っていてくれ!!」

真尋「こんなクソったれな夢が終わるまで!!」

真尋「”夢みるままに待ちいたり”!!僕達は!」

真尋「待てば終わる夢なんてくそったれだ!!!!」









真尋「……だから…さようなら…………ニャル子………」




ウィーン……ガシャンガシャンガシャン

真尋「……………」

ニャル夫「……うっし、これで二度と侵入されることも無いだろ」

ナイア「小さくなった分、補強がやりやすくなったね」

ラグナラ「うん!心なしかいつもより速くなった気がするー!」

ニャル夫「そうだな。半分くらい軽くなったからな」

真尋「…………なぁ、ニャル夫」

ニャル夫「ん?どうした」

真尋「最後の言葉……ニャル子…聞こえていたかな……?」

ニャル夫「まぁ、聞こえているだろ。」カチカチカチ

真尋「…悪いけど、ちょっとは真剣に答え――」

ニャル夫「る必要は無えよ。あいつは地獄耳だ。あんなでかい声聞こえない訳ないだろ」


真尋「………そうか」

ニャル夫「ただ、まぁ次に会う時は敵同士だろうな。あいつも惑星保護機構側の邪神だし」

ダゴン「え?それって元から敵じゃねぇ?」

ニャル夫「……言われてみればそうか」

真尋「…………」


ニャル夫「それに、俺は最後までには妹の因縁を晴らしておきたいしな」


ニャル夫「………さて、お前ら。既に分かっているとは思うが…」

真尋「…………」

ニャル夫「目的地まで…もう残り僅か。明日には到着する予定だ。」

ナイア「明日……」

ダゴン「明日…ねぇ。身だしなみとか整えきれるかしら?」

ニャル夫「だから、俺は最後に悔いの無いようにやれる事はやっておいた方が良いと思う」

ラグナラ「うん!私、王子と愛を育みたい!」

ニャル夫「それは宇宙征服したあとな!」

真尋「宇宙征服した後、ロリコンになる覚悟を決めたのか…」

ニャル夫「そういう意味じゃ…もう、それで良いよ…」

ラグナラ「……っ!!」パァアアア

ダゴン「なんだってぇええ!?おいお前らぁ!ニャル夫さんを囲めぇえ!!」

ダゴン‘s「「「おっす!!」」」

ババババッ

ダゴン3「やぁーいやぁーい!ロリコンロリコンンンンン!!」

ダゴン4「お前の妹、ロリコンの妹ぉおおおおお!!!」

ダゴン2「やっぱり本命の穴は入らないからお尻ですかぁ!?ニャル夫さぁあん!!」

ニャル夫「一気に数人を灰にする力!!」ピカァァァァァァ…

ダゴン‘s「「「ぎゃぁぁぁぁああああああああああああ!!」」」ビリビリビリビリビリ…

サラァ………

ニャル夫「ふぅ。ナイア、お前は?」

ナイア「……私は、最後のタイムリミットまで情報を精一杯インターネットから吸収しときたいねぇ」

ニャル夫「そうだな。お前には何度も助けられた。言われなくとも許可しよう」

ダゴン「はいはぁーい!俺はぁー!俺はぁー!」

ニャル夫「相棒、お前は?」

真尋「…やりたい事は、最後の闘いにとっておくよ」

ニャル夫「そうか。…俺と同じだな」

ダゴン「おいおぉーいwww俺のやりたい事をwwww聞きたいくせにぃwwwww」

ニャル夫「何だよ、デリヘルとかは呼ばねぇぞ」

ダゴン「………」スッ

真尋「マジで呼ぼうとしてたのか!」


ニャル夫「…悪いが、そういうのは無しだ。俺は、一つだけやり残している事がある」

真尋「…………」

ニャル夫「……ダゴン、何か言う事あるだろ?」

ダゴン「んん?wwwwええとwww何すかwwwwww」

ニャル夫「…………」

ナイア「…………」

ラグナラ「……………」

真尋「……………」

ダゴン「……いっいや、冗談だよ。はは…」

ダゴン「…悪かった。今まで俺が惑星保護機構員って黙ってて」

ニャル夫「……よし。よく言ったダゴン!立て!!」

ダゴン「ははは!何だか俺、謝ったらスッキリしたわ!!」

ナイア「そうかそうか」

ダゴン「サンキューニャル夫!これで俺も心残り無く最後の闘いに…」

ニャル夫「せいや!!!」ドゴォオオッ

ダゴン「ブッパップッ!!!!!」メシャァアア


ニャル夫「てんめぇええ!!よくも今まで俺を騙してくれたなぁぁああああ!!この三流覆面レスラーがぁあああ!!!」

ナイア「一度、脳に電極刺すのやってみたかったんだよね…くひひひひ」バチバチバチ

ラグナラ「謝ったくらいで許されると思ったら大間違いだぁああ!!さすがの私もこれには怒ったぞぉおおおお!!」

ダゴン「ぇぇぇええええええええええ!?ちょっええええええええええ!?」

ニャル夫「安心しろ…お仕置きした後は全部許してやるから……」

ナイア「さぁ…ロックンロールを始めようか」バチバチバチ

ラグナラ「皆で仲良く最後の闘いを生き抜くよ!!殴った後に!!」

ダゴン「ひぃぃい!ちょっと真尋くぅん!!フォローお願い!君なら分かってくれるよねぇ!?俺の事情知ってる君なら分かってくれるよねぇ!?」










真尋「   は   あ     ?」 ボキリ ボキリ











ダゴン「ちょっ!!!てめぇも戦闘モードかよ!?そんな大量のフォークを…俺に!?このクソ野郎ぉおおおおおおお!!!!!!」





真尋「確かに今回の事でお前の事情も分かったし助けられたが…それとこれとは話が別だ」

ナイア「そもそも最初から君のせいだしね」

ラグナラ「今の今まで黙ってたのが性質悪い」

ニャル夫「でも、俺達は優しいから。お前が黙ってた事、お前の仕業の事も全部許してやるよ…」



ニャル夫「俺達が満足するまで殴った後な」



ダゴン「…………はっ…ははw……」

ダゴン「助けてぇぇぇええええええええええ!!!!アフームさぁぁあああああああああん!!!!!」


  

ギャァァァァァァァァ……




【君の為なら死ねる】…終




ダゴン『…………』

ヒュドラ『……あぁ……懐かしい顔だなぁと思ったら……アンタ…か………』

ダゴン『……どうして…ですか?』

ダゴン『あれほど…あれほど私達に突っかかるなと!攻撃をするなと言っていたのに!』

ヒュドラ『…はは………ごめんなぁ…私………馬鹿だけど……それ以上に悪の帝王だからさぁ……』

ヒュドラ『アンタらが……悪を滅ぼすと…聞いたら……黙って…られなくなった……んだよ……』

ダゴン『……悪党なら……』

ダゴン『悪党なら…自分の為だけに意地汚く生きれば良かったんです…!貴方だけでも…生きてズル賢くも汚くも生きれば良かったのです…!!』

ダゴン『なのに…!貴方は……』

ヒュドラ『……違うぜダゴン…。俺は……いや、私は…な………悪ってのは……そういうのじゃねぇと思うんだよ……』

ヒュドラ『悪っていうのはな……”夢”の一部なんだ……』

ダゴン『……っ』

ヒュドラ『夢を叶える為には……何度も悪い事をしなくちゃいけねぇ…小さいことも……大きいことも……裏切る…事も……』

ヒュドラ『そして………世界の平和にだって……助けてくれる……』

ダゴン『……馬鹿ですね、貴方は。平和を脅かすのが……』

ヒュドラ『平和を脅かすだけが……”悪”のやる事じゃねぇ……私が目指す悪も……そんな安っぽいのじゃねぇ……』


ヒュドラ『私……は……誰よりも……恐れられる悪魔に……なりたかった……』

ヒュドラ『恐れられて……私の行動に怯えられて……絶望させて………』

ヒュドラ『そうすれば……ヒーローなんかよりも……ずっと…ずっと世界を平和にできる……』

ダゴン『…………』

ヒュドラ『人間も……邪神も……馬鹿な事を…しなくなる………』

ヒュドラ『俺が…私は………人々の悪意の捌け口に……畏怖の対象に……全ての悪意を私に向けて貰いたかった……』

ヒュドラ『そうすれば……皆…皆が……少しだけでも…優しくなれるから……』

ダゴン『………貴方、本当は正義の……』

ヒュドラ『言うな。それに私は…もう……こんな可愛いくまさんになってしまった……』

ヒュドラ『もう……全ての自我もエネルギー体に変換される日も近いだろう……』

ダゴン『…申し訳……ございません……』

ダゴン『私が…貴方のその偉大な夢に…気づいていれば……!!』

ヒュドラ『…そんな怖い顔すんじゃねぇって……笑えよ』

ダゴン『…笑えません。誰が、笑えましょうか』

ヒュドラ『………まぁいいや。俺…私は…。そんなアンタが……好きなんだからよ…』

ダゴン『……………』

ヒュドラ『……なぁ、ダゴン。』

ダゴン『……はい』

ヒュドラ『私……アンタの子供……産みたかったな…………』



ダゴン『……………』

ダゴン『……私も……』

ダゴン『貴方と私の子供が……欲しかったです』







ヒュドラ『………ありがとう』

ヒュドラ『バイバイ……』

ヒュドラ『私の………大好きな人………』




ダゴン「………なぁ、ヒュドラ」

ダゴン「俺…お前の意思を継ぐ男を見つけたよ」

ダゴン「きっと、あいつならやり遂げてみせるだろう」

ダゴン「お前の夢だって、代わりに叶えてくれる筈さ」

ダゴン「だから安心して、どっかで見ててくれ」




ナイア「………ねぇ、皆。」

ナイア「私を作ってくれた…皆……」

ナイア「私……これから全宇宙と闘うみたいだよ」

ナイア「なんだか……夢みたい」

ナイア「しかも、勝った方が全宇宙を手にする事ができるんだって」

ナイア「…全宇宙を手に入れたら、全ての情報を手に入れたら」

ナイア「私は…どうなっちゃうんだろう」

ナイア「……多分さ、」

ナイア「悪い気持ちには…ならないと思うんだ」



ラグナラ「………アズ…」

ラグナラ「私ね…好きな人ができたの…。知っていると思うけど…」

ラグナラ「その好きな人はね…全宇宙を手に入れようと頑張っているの。夢に向かって頑張っているの」

ラグナラ「私…その人と一緒に居たい…。ずっと一緒に居たいよ…」

ラグナラ「……でもね、アズの事も…大好きだよ。だから…」

ラグナラ「全宇宙を手に入れたら…、アズの事も大事にしてもらうね…」



真尋「……なぁ、母さん……」

真尋「もう…死んでるんだよね…お父さんも……お母さんも……珠緒も…余市も……」

真尋「…僕……これから”終わり”に向かっているよ」

真尋「その…終わりに辿りついた時…どうなるか分からないけど……でも……」

真尋「絶対に…後悔はしないから………」

真尋「……ハス太……クー子……シャンタッ君……」

真尋「………ニャル子………」

真尋「…また……一緒に……」

真尋「あの時のように……」




ニャル夫「…………なぁ…」

ニャル夫「見てるか…?俺ぁ…神様なんて信じないから天国なんてもんがあるか分からないけど」

ニャル夫「俺、最高の仲間達とついにここまで来たぜ」

ニャル夫「約束を果たすまで後、もう少しだ」

ニャル夫「だからさ……ちゃんと見てろよ」


ニャル夫「この俺の夢みるままの……人生をなぁ!!!」



今回はこれでおしまいです。次回はまた後日に投下致します。

投下します

☆シャンタッ君が語るこれまでのあらすじ☆






                  /        ∧∨\     \ \
               / /       厶ン ー-ヘ       \ \
                   | |      │ |\       \
             |  l     | |       ⌒|  ∨ |  |    \_  そうだ、今日は蕎麦を食べよう
             |  |   l∧ |'⌒    l斗宏ヵ│    ____/
                 |   |_,,斗宏      _ノ.:ハ | |  ト  \     (昨晩、吉野家で完全敗北した我は、)
             /   l|  |弌 _ノ.:ハ      弋_ソ l |\|  | ̄
            /   人  | ハ弋_ン       ::::: Ν |l  |      (後日、再びリベンジしようと同じ地に足を踏み入れた。)
              ̄ ̄|/  \|ハ八 ::::::     ,、     人| | 八
             ∠ イ 八  介  fヽ  ┘ . イ|  l 「\ \      (しかし、そこには恐ろしい二文字が扉に張られていた…)
                 |/ //\ \∨,ム=- < |∨|  |ノ ∧   \
               ,′ /⌒丶 \ φ -ヘ    ノ| |  |    |    \   (そう……”閉店”の二文字だ)
                /  /{     \ `|  二}    | |  |   │     \
            /   |       ヽ|   _ノ}__  / |  |   い,       \  (そこで我は気づく、あのナイトゴーンドの群れが吉野家を占領していたのは…)
                   ∧  '⌒\八    〈  ∨ |  |    「\
         /    / 〈       }   ∧i │ |  |     ∧  \     (閉店セールで牛丼がいつもより10%OFFだったからだ)
         /      /  ∧      |   } | | │  |  // |        |
                                           (そのナイトゴーンドと店の暖かい最後の支援を察し、我は静かに涙した……)







【天元突破ニャルラトホテプ】…始



ニャル夫「なぁ…グッ……ばっ…馬鹿なっ…!?」

ニャル夫「…もう…撃つすべも無い…勝てる見込みが……無い……!!」

ニャル夫「俺は……ここで……死ぬのか…?」

ダゴン「馬鹿野郎!諦めるな!!」

ニャル夫「!!」

ダゴン「残りはもうお前一人だろう!?もう何人の奴が散っていったと思ってやがる!最後まで諦めるんじゃねえ!!」

ラグナラ「そうだよ!王子も…もう危ない状態だけど!向こうだって同じだよ!きっと!」

ナイア「やれやれ、こんな所で諦めてしまう器じゃないだろう?君は」

真尋「……こんな所で終わらせない。最後までやるって決めたのはお前だろ?だったら…」

真尋「最後の一撃…喰らわせてやれ!!」

ニャル夫「おっ……お前等……!」

ニャル夫「……ああ、分かった。いくぜクソ野郎!!俺達の最後の力!見せてやる!!」

ニャル夫「いっけぇぇええええええええ!!!!サンダガァァア!!!!」パチーン


ピピピピピピピピ   グォォオオオオ…

≪ラスボスを倒した!≫チャーラチャラッチャララーン

ニャル夫「……おっ……」

ダゴン「おっ……」

真尋「おっ………」

ニャル夫「…おっしゃぁぁああああああああああああああ!!!これでこのゲームも全クリだぁあああああ!!!!」

ラグナラ「やったぁああああ!!これで世界は救われたぁー!!」

ダゴン「ったく、ハラハラさせやがって。」

ナイア「でもまぁ、退屈はせずに済んだよ」

ニャル夫「はっはっはぁ!見たか俺の実力!この世界を支配するのは俺だぁあ!!貴様から座を引き摺り下ろしてやったぜぇぇえええ!!!」

真尋「ははは……ところでさぁ」


真尋「ここに着いてから…何時間が経った?」



ナイア「んーと、目的地に着いてからもうかれこれ34時間は経ってるねぇ」

ダゴン「しっかし、見れば見るほどなんっにも無ぇ所だよなぁ。岩クズみたいな星が散ってるだけ」

ラグナラ「惑星と呼べる惑星も全然無いねぇー」

真尋「…そうだ。ニャル夫が言っていた目的地に着いてから既に一日半は経った。」

真尋「ニャル夫、これから先どうするか分かっているのか?」

ニャル夫「分からん」

真尋「断言した!?こいつ断言したぞ!!」

ニャル夫「とにかく、この場所でデウス・エクス・マキナを持っていれば俺は宇宙の支配者になれる筈なんだ。」スッ

ニャル夫「片時も離さず留まっていれば何かアクションが起こる筈だ。だから今は待つしか無いのだよ」

真尋「いやそうだけど…このゲームのエンディングも終わっちゃったぞ」

ダゴン「嘘ぉ…?このゲームエンディングで主人公いつの間にか死んでんじゃん…」

ラグナラ「ラスボス倒してからエンディングまで何があったの…?」

ニャル夫「なんだとぉ!?これはグッドエンドルートじゃなかったのか!?」

ニャル夫「くそっ…もう一周だ!絶対にグッドエンドにたどり着いてやる!!」

真尋「またやるのかよ!?同じゲームをしかもRPGで二周目をすぐやる奴そうそういないぞ!!」


ニャル夫「黙れ!俺は目標を決めたら最後までやる男…これで終わ