安部菜々「ウルトラマンキングのハロウィンパーティー…?」 (61)

ゾフィー「シンデレラガールズか…」
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ウルトラマン「シンデレラガールズか…」
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の続編(外伝?) 世界観同じ
ハロウィン記念

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※これは別宇宙の地球のお話です




チュンチュン… チュンチュン…

ミンミンミン ミンミンミン ウーサミン! ミンミンミン ミンミン

ピッ

菜々「んん…」ゴソゴソ

菜々「ふあぁー…」

菜々「新聞新聞…」

──────────

パカッ

菜々「あれ?」

菜々(手紙? 珍しいな…)ガサガサ

菜々「誰から…?」ペラッ


拝啓ウサミン星人様へ

ウルトラマンキングです、秋の寒さが身に染みるこの頃でございますがいかがお過ごしでしょうか

この度、10月31日に『ウルトラマンキングのハロウィンパーティー』を開くことになりました

ウサミン星人様には是非ご出席して頂きたく手紙をしたためた次第です

なお、仮装については個人の意思にお任せします

何卒ご検討のほどよろしくお願いいたします

追伸
もし出席が叶いました暁には、会場のステージ上でライブを行って頂きたく存じます

ウルトラマンキング



菜々「 」

菜々(ウルトラマンキングのハロウィンパーティー…?)

菜々(ウ、ウルトラマンキングですか)

菜々(とんでもない感じの人から手紙をもらってしまいました!)

菜々「電話電話…」



メトロン星人『はいメトロプロダクションですー』

菜々「も、もしもし? プロデューサーさんですか?」

メトロン『あれ、ウサミンですか? オフの朝にどうしました?』

菜々「それが…」



メトロン『…マジすか?』

菜々「…はい」

メトロン『……ウサミン、その日絶っっっ対空けといてください』

菜々「え?」

メトロン『キング主催のパーティーに呼ばれるなんて、エンペラ星人がムルチ食うくらい貴重なことなんですよ!!』

菜々「…例えがよくわかんないんですけど」

メトロン『ともかく万全の準備で当たってください』

菜々「あの、その日の予定は…」

メトロン『キングの予定が入ったなんて言ったら、みんなキャンセルしますって!』

菜々「そんなにですか?! 緊張しますね…」

メトロン『じゃあ頼みますよ! 今日はゆっくりしててくださいね!』

菜々「はい、分かりました、はいー」

プツッ

菜々「はぁ…」

菜々「ライブかー…」

菜々「…あ、い、いけない! しっかりしろウサミン!」

菜々「………はぁ」



─パーティー当日─

菜々(とうとうこの日がやってきました…!)ウサミミ

菜々(………)キョロキョロ

菜々(ここでいいのかな…)

菜々「あのー…」

男「はい?」

菜々「これなんですけどー…」手紙

男「どれどれ……はい分かりました、どうぞこちらへ」

菜々「あ、はい!」

────────

男「こちらです、どうぞお楽しみください」

菜々「はい、ありがとうございました!」

菜々(扉からして凄そう…こんなパーティーに呼ばれたのはいつ以来かな…?)

ガチャ

ガヤガヤ

グロテス星人「パンダの仮装とは洒落てますな」

スチール星人「いいでしょうパンダ」

ザラブ星人「メカニックな顔には少し不釣り合いですなぁ」

ピット星人A「人の事は言えませんわよ」

ピット星人B「ピグモンってこれ食べれるのかしら」

ピグモン「ホォーハハーハハー」ピョンピョン

ガヤガヤ ワイワイ

菜々「 」


菜々(こ、これは…百鬼夜行ですか…!?)カタカタ

???「あの?」

菜々「ヒィィィ!? な、なんですか?!」

ワイルド星人「ああやっぱり、ウサミン星人でしたか」

菜々「そ、そうです…けど(青い…ムック?)」

ワイルド星人「こちらへ、ウルトラマンキングがお待ちです」

菜々「は、はぁ」


ワイルド星人「キング、お連れしました」

キング「おお! ウサミン! 待ちわびたぞ!」

菜々「ど、どどうも! 安部菜々です!」

キング「いやぁよく来てくれたねぇ、うん、感動した! 」

菜々「こっちは参加者に驚愕しました…」

キング「ハッハッハ、まあ彼らからすれば人間も我々も仮装みたいなものだ、それにここに集まっている者達はみな穏健派だからな」


キング「それで、先方の通りステージに立ってくれるのだね?」

菜々「あ…はい」

キング「どうかしたかね?」

菜々(ステージ…)

菜々(…しっかり! ちゃんとやり遂げなきゃだめ!)

菜々「なんでもないです! 今日のパーティーのために、安部菜々! 頑張っちゃいます! キャハッ☆」

キング「うむ、楽しみにしておるぞ」


─20分後─

ペガッサ星人「では皆さんお待ちかね! ウサミン星人安部菜々ちゃんの! スペシャルステージでーす!」

菜々(大丈夫…今日も上手くいく…)

《その時、キングのハロウィンパーティーに、不思議な光が降りてきたのです…》

ミステラー星人「あっあれは誰だー!」

チブル星人「だ、誰だー!」

キュラソ星人「誰だー!」

キング「誰なんだー!」

《それは…》

菜々「ナナでーっす!」

ワァァァァ!


菜々「今日はこんなに素敵なパーティーに呼んでくれて、とーっても嬉しいでーす!」

菜々「ご来場くださったみなさんのためにも! 安部菜々、頑張っちゃいまーす! ブイッ!」

菜々「ミンミンミン ミンミンミン ウーサミン!」

\ミミミン ミミミン ウーサミン!!/

キング「ミミミ…ゲホッゲホッ!」

ワイルド「ああっ無理をなさらず」サスサス

キング「いやぁなんのなんの」

ウサウサウーサ ウーサミーン!

・・・・・・

菜々「ありがとうございましたー!」

パチパチパチ \ウサミーン!!/
\可愛いよー!/
\訪星してくれー!!/

ペガッサ星人「では引き続きパーティーをお楽しみくださーい」

菜々「ふぅ……いつもより疲労感が…」

キング「いやぁ素晴らしいステージだったよウサミン」

菜々「ありがとうございます…いたた」

ワイワイ ガヤガヤ

菜々「あの、私の席隣でいいんですか? 席次上過ぎじゃありませんか?」

キング「何を言う! ウサミンは今日のトップゲストだぞ!」

菜々「そうだったんですか?!」

ワイルド「キング、件の皆様が是非ご挨拶をと」

キング「ああ、分かった」

菜々「件の皆様って、一体?」

キング「ワシがちょっと関わりある者らだ」

菜々「関わり…ですか?」

キング「まあな」


芳乃「そなたー、今日のめでたきパーティーを祝うのでしてー」

キング「ありがとう、ばば殿にもよろしく伝えてくれ」
───────────────
茄子「お呼びいただき光栄です」

キング「こちらこそ、来てくれて嬉しいぞ」

ほたる「あ、あの…私がいたら何か大変な事が…」

キング「心配する事は無い、ごゆっくり楽しむがよい」
───────────────
こずえ「ふわぁ……おひさしぶりー……」

キング「うむ、火星以来じゃな」

聖「賑やかなパーティー……楽しませていただいてます……」

キング「それは何より、ゆっくりしていくがよい」

小梅「今日は…ありがとうございます…あの子も喜んでます…えへへ」

キング「二人ともよく来てくれた、盆の時には世話になったな」

───────────────

晶葉「やぁキング、日頃の力添え感謝するぞ!」

キング「うむ、スペシウムエネルギー増幅装置の完成を楽しみにしていよう」

志希「そんでー、志希ちゃんの特製香水、役立ってる〜?」

キング「ああ役立ったとも、例の星間戦争が終結してな。 今日は祝杯も兼ねようか」

───────────────

イヴ「ご招待ありがとうございまぁ〜す、ハロウィンだけどプレゼント持ってきましたぁ〜」

キング「ホッホ、何が入っておるかな? どれどれ…」



菜々(す、凄そうな子達がぞろぞろ…! ていうか火星以来って?! えっ!?)



※ちなみにプレゼントはマントでした


ワイルド「キング、ウルトラの父がお見えです」

キング「おお、よくぞ参ったウルトラの父」

父「ご壮健のようで何より」

菜々「 」

父「ウサミン、年甲斐もなくコールさせてもらったぞ」

菜々「え゛っ い、いやーあははは、光栄というか恐縮というか…」

ケムール「失礼します、キング、コイズミ元総理大臣より祝電が届いたようです」

キング「うむ」

菜々「 」


楓「こんにちはキング」

菜々「楓さん!」

みりあ「こんにちはー!」

菜々「みりあちゃんも!」

キング「父の招待か」

父「そうです」

楓「良いステージだったわ菜々ちゃん、最後にあったのは先月のフェスだったかしら」

菜々「そうですね!」

みりあ「キングー! トリックオアトリートー!」

キング「よしよし、お菓子をあげよう」ゴソゴソ

菜々(あーよかった…この二人だとなんか安心…)


キング「ああそれと二人とも、敬老パーティーでは迷惑をかけてすまなかったな。 はいキャンデー」

みりあ「ありがとー!」

父「いや、事情ならば仕方がありません」

菜々「何かあったんですか?」

キング「事情で敬老の日のパーティーの日程が3日ほどズレてしまったのだ」

楓「でも、もし敬老の日に開催していたら、私実家に「けーろう」としてたので行けなかったでしょうし、結果オーライですよ♪」

菜々「 」

キング「ハッハッハッハ! こりゃ傑作だ!」

父「敬老でけーろうとは、今日は一段と冴えているなぁ」ウンウン

菜々(おじさま達が大ウケ…)

楓「いえいえそんなー」キラキラ

菜々(輝いてるー!)


みりあ「ねえねえだいたいちょー、はやくご飯食べよう?」グイグイ

父「しょうがないなぁ、 では我々はこれで。 楓くん、行こうか」

楓「はい、それでは」

キング「うむ」

菜々「どうもー」

菜々(…あの3人なんかアブナイ雰囲気が……ウルトラの母っていましたよね?)

キング「言っておくが不倫じゃないぞ」

菜々「うぇぇぇぇ??!!?! こ、心を読まないでくださいよ!!!」

キング「顔に書いておる」

一方その頃

─光の国─

ゾフィー「ぐわあああああああ!!! お仕事は嫌だああああああ!!」

マン「うるさいぞ」

セブン「ようしようし、ジュエルも溜まったな」

ゾフィー「くそぉ…! せっかく幸子クンを招待しようと思ったのに! 私が行けなければ元も子もないじゃないか!」

セブン「さぁ来い…!」テーレレッテーテーレレッテー

マン「急な仕事は仕方がないだろ、…そもそもウルトラの父が行くんだから、ゾフィーは行かないのが普通なんだぞ」

セブン「おおおおおおおきらり!!! きらりSSR来たぞおい!!!!
おおおおおおお信じられねぇ!!!!

ゾフィー「ぐっ…! ウルトラの父、あなたの座をこれほど羨んだことは初めてです!」

マン「嘘こけ」

セブン「よぉしすぐレッスンしてやるぞぉぉぉぉ!!! ヒャハハハハハ!!」




──────

瑞樹「キングー! トリックオアアルコール!」

キング「ハッハッハ川島君、また若返ったかね?」

瑞樹「やだもうキングったら! 本気にしちゃいますよ〜?」

菜々「あ、あれ、川島さんも? 意外ですね…」

瑞樹「い、意外ってちょっと菜々ちゃん! いくら私だって大きなパーティーくらい呼ばれるわよ!」ひどいわ

菜々「ああいえ! さっきすごい子達がいっぱいいたので、どうして普通そうな川島さんも呼ばれたのかなーと!」

瑞樹「あー…そうよね、菜々ちゃんは知らないもんね」

菜々「え?」

瑞樹「実は私〜…」




瑞樹「時の流れを止めちゃえるのよ」


菜々「………はい?」


瑞樹「あんまり言いたくないんだけど〜、菜々ちゃんには言っちゃうわ! 秘密にしてね?」

菜々「あ、あははー、川島さんってばー、冗談ですよね?」

瑞樹「ふふっ」

キング「ハッハッハッハ…」

菜々「………え?」

キング「まぁ、今日はゆっくりしていくがよい、酒もたっぷりあるぞ」

菜々「あのちょっと」

瑞樹「よぅし! いっぱい飲んじゃうわよ〜? じゃあね二人とも!」

菜々「ちょっと!! あれ本当なんですか!? どうなんですか!?」


\楓ちゃーん! 今日は飲むわよー!/

菜々「…はぐらかされました」

キング「ハッハッハ」

??「キング」

キング「おおジャスティス君」

キング「紹介しよう、宇宙正義にしてデラシオン所属のウルトラマンジャスティス君だ」

ジャスティス「よろしく」スッ

菜々「ど、どうも」ギュッ

キング「今日の為にわざわざ宇宙を越えてきてくれたのだ」

菜々「え゛」

ジャスティス「いいステージでした」

菜々「いいいえいえそんな! ありがとうございます!」


ジャスティス「キング、デラシオンからの伝言ですが…」

菜々(………)

キング「うむ…あの星は相変わらずか…」

ジャスティス「一度私自ら赴こうかと…」

菜々(…なんだかすごい会話が耳に…!)


ジャスティス「…ああ失礼、せっかくのパーティーにやはりこのような話では」

キング「いやなに、昔からパーティーというのはそういうものだ、なぁ?」

菜々「えっ!? そ、そうですね! あはは…」

ジャスティス「しかしウサミン星ですか…デラシオンにはそのような星の記録はありませんでしたが…」

菜々「あ、あああそれはあの、隠された星なもんで、表沙汰にならないというか!」

キング「秘匿星系じゃな」

ジャスティス「なるほど、それならありえますね」

菜々「そうです! そのひとくせーけー?です!」

ジャスティス「分かりました、ではこれで」

キング「うむ、ゆっくりしていくがよい」



菜々(あ、危なかった…宇宙守ってる本職を誤魔化せるとは…!)


??「キング、おひさしぶりです」

キング「やあノア君!」

キング「ウサミン、ウルトラマンノア君だ、ネクサスという呼び名もあるがな、神と呼ぶ者もいるウルトラ戦士だ」

菜々「神!?」

ノア「や、やめてください、ちょっと嫌なんですよそれ…」

キング「ウルトラマンは神ではない、と? なぁに比喩じゃ比喩」

菜々「えっ、えっ!?」

菜々(次から次へとすごいのが!)

ノア「ウサミン、輝いてましたよ」

菜々「へっ!? ああはい! とんでもないです!」

キング「ノア君…最近別の地球に行ってたようだけど、ちょっとやつれたかね? 」

ノア「ええもう、弱ったり戻ったりですっかり…」

菜々(腹筋もまたすごいなー…)

ノア「あ、そうだ、これ記念にどうぞ」ヒョイ

菜々「うぉっ…これは…?」

ノア「ノアイージスです」

菜々「イージス!? こんな凄そうなもの貰えませんよ!?」

ノア「諦めなさそうな人にはあげちゃってるんで、気にしないでください」

菜々「た、確かに菜々はこのキャラを諦めてませんけどー…」ボソボソ


ノア「あとキング、これなんですけど…」ペラ

キング「ん?」

ノア「高峰のあのライブです、今度やるんで是非来てください」

キング「ほう、これはまた盛り上がりそうじゃな…」ふむふむ

菜々「のあさんのファンなんですか?」

ノア「いや、まあ、同じ名前のよしみというか」

キング「ノア君は初ライブからずっと追っかけておってな」

ノア「あはは」

菜々(あははって…)

ウルトラマンナイス「こんにちはキング! ウサミン!」

キング「やぁナイス君、ようこそ来てくれた」

ナイス「いえいえ…あのノアさん、みんなで写真撮りますよ」

ノア「あっ、では私はこれで」

キング「しっかり撮ってもらうんじゃぞ」

ノア「あとでウサミンも撮らせてくださいね」

菜々「こここちらこそ! よろしくお願いします!」

ノア「では後ほど」

ナイス「ウサミン、ナイスなステージでしたよ!」b

菜々「は、はい!」b


─────────

ワーワー ハッハッハッハ… キャッキャ

キング「パーティーも大分温まってきたなぁ」

菜々「………」

キング「ん? さっきからどうしたウサミン、見て回ってもいいんだぞ?」

菜々「あの、キングさん、ちょっといいですか?」

キング「ん?」

菜々「話したいことがあって…」

キング「よかろう、外で話すとしようか」


………………

キング「で、話とは?」

菜々「……ナナのアイドル活動のことです」

キング「ほう」

菜々「ナナ、今日まで一生懸命頑張ってきました、出来ることは何でもやりました」

菜々「でも…最近限界を感じるというか、この先やっていけるのかなーって」

キング「そうか、今日のステージに立つかを聞いた時に様子が変だったのはそれでか」

キング「ううむ、いつものウサミンらしくないぞ?」

菜々「私にもそんな時があるんです! …ウサミン星人は、知的生命体…なんですから…」


キング「つまりウサミンは、自分のアイドル生活に疑問を抱いているのか」

菜々「…はい」

キング「…よし、ウサミン」

菜々「何ですか?」

キング「見せたいものがある、会場に戻ろう」

ワイワイガヤガヤ

キング「あーあー、さて皆の衆、楽しんでおるようで何よりだが、ここで聞きたいことがある」

菜々「…」

キング「みなが何故、ウサミンを応援するのかワシは知りたい」

菜々「えっ?」

キング「えー、では…ガッツ星人、お主は何故だ?」

ガッツ「お、俺っすか? えーっと知っての通り我々の同族は強さを誇る武闘派星人ですが、俺はそのノリについて行けず、ガッツ星人として落ち目を感じていました」

ガッツ「でも、地球で一人で頑張っているウサミンに会って、勇気をもらったんです! そんでファンになりました!」

菜々「あ、ありがとうございます」


キング「うむ、次にミステラー星人はどうか?」

ミステラー「はい、実はここに私と一緒にいるアテリア星人とは戦争中の仲です、でも最近になってウサミンのおかげで和睦が増えてきました」

菜々「お、おお…?」

ミステラー「お互いの星に共通の話題があることで、戦いよりも共有できる楽しみができました。 ウサミンのおかげです」

アテリア「ありがとうございます」

菜々「い、いえいえ…」

ワイルド「我々の星では、…下世話な話ですが若者のセ・・クスシンボルとして人気がありまして、高翌齢化が改善されつつあります、ありがとうございます」

ケムール「同じく、ありがとうございます」

菜々「は、はぃ…///」


キング「では他にも…ミラクル星人はどうかな?」

ミラクル星人「私たちは…」

───────

キング「続いてシャプレー星人」

シャプレー星人「私は…」

───────

キング「キュラソ星人は?」

キュラソ星人「我々の星では犯罪者の更生に…」

───────


キング「うむ、みな質問に答えてくれてありがとう」

キング「まぁつまりは、ウサミンのアイドル生活も、どこかで誰かの役に立っているというわけだ」

キング「ウサミンの活動が役立ち、元気や勇気をもらい楽しんでいる人々がいる…その人々のことをファンというんだが」

菜々「…!」

キング「ウサミンだけではない、ここにおるもの全員が誰かの役に立っておる」

ほたる「あ、あの! 私は…その…役に立ってないと思います…」

キング「何を言う、隣の者に役立っておるぞ」

ほたる「え…」

茄子「ふふっ」

ほたる「あ…は…はい…そう…ですね…///」

\ヒューヒュー/

キング「うむ、では引き続きパーティーを楽しまれよ、失礼」

キング「ウサミン、外へ」コソコソ

菜々「は、はいっ」コソコソ


菜々「…私知りませんでした、あんなに皆さんの役に立ててたんですね!」

キング「うむ」

菜々「キングさん、ナナ、大事な事に気づかされました」

キング「大事な事?」

菜々「ファンの皆さんの私を信じてくれている気持ちを忘れていたんです!」

菜々「ナナのアイドル活動を楽しみにしてくれている人たちがいるんですよね!」

キング「そう、ここにも1人な ハッハッハッハ」

菜々「キングさん! ナナ、もう一度ステージしたいです!」

キング「よしアンコールだ、会場は待ちわびているぞ」

菜々「はい!」


────

菜々「あー…きっと筋肉痛ですこれ」

キング「勲章だウサミン、今日の頑張りのな」

菜々「…はい!」

ワイルド「キング、メトロン星人様がおこしです」

キング「おお」

菜々「プロデューサー!」

メトロン「今日はウサミンのご招待ありがとうございました! キングの隣の席次にまで座らせてもらいまして…」

キング「こちらこそありがとう、楽しませてもらったぞ」

メトロン「いえいえめっそうもない!」ウへー

メトロン「あ、それと…」ゴソゴソ

キング「次の日曜日、霞が関ザットセンター」

メトロン「えっ!?」

キング「だろう? ウサミンのライブ、ぜひ行かせてもらおう」

メトロン「さ、さっき取り決めたばかりなのに…」

菜々「どうして分かったんですか?!」

キング「ハッハッハッハ、わしに分からんことは無いのでな」

─日曜日─

ミンミンミン ミンミンミン ウーサミン! ミンミンミン ミンミン

ピッ

菜々「んん…」ゴソゴソ

菜々「ふあぁー…」

菜々(パーティー楽しかったなー…二次会はこたえたけど…)とほほ

菜々「………」チラッ

ノアイージス「デ ー ン」

菜々「…これどうするんですか?」ハァ

バタン

菜々「よし!」

菜々(今日のライブも、張り切っていきますよ!)

菜々「………」

菜々「元栓閉めたっけ?」


ガチャ バタン

─会場ステージ袖─

菜々「スゥー…ハァー…」

メトロン「リラックスしていきましょう」

菜々「はい!」

キング「ウサミン」

菜々「キングさん!」

メトロン「これはわざわざこんなところへ!」

キング「調子はどうだね?」

菜々「はい! ウサミンの調子はバッチリですよ!」

メトロン「コンディションは良好です、いいステージになるでしょう」

キング「うむ、では客席から見るとしよう、ではな」

スタッフ「準備できましたー!」

メトロン「ウサミン、いってらっしゃい」

菜々「はい!」

スタッフ「3.2.1…」

菜々(ウサミン…いきます!)

タッタッタッ…

ワァーーー!

菜々「きゃぴぴぴ〜ん! 今日は来てくれてありがとうございまーす!」

菜々「みなさんの声援に応える為! ナナ、頑張っちゃいま〜す! ブイッ☆」

ワァーーー!

菜々(これがナナのステージ、ナナのアイドル活動…!)

菜々(キングさん、見てくれてますか!)


─────

キング(うむ、迷いが晴れたようだなウサミン)

ノア「うおおおおおあああああウサミイイイイイイン!!!」

キング「お前は少し落ち着け」


おわり

外すと禿げる←アイスラッガー←ウルトラセブン→モロボシ→きらり

よってPaPはハゲである、Q.E.D

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