浜面「アイテムの空気が最悪です」 (53)


麦野「…」

絹旗「…」

滝壺「…」

フレンダ「…」

フレメア「…」

黒夜「…」

浜面「…」

浜面(どうすりゃいい…)


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麦野「はまづらぁー、コーヒーお替り」

絹旗「はあ?冗談言わないで下さい、超私の所有物の浜面を勝手に使わないで下さい」

滝壺「何言っているの?きぬはた?はまづらは私の物だよ?」

フレンダ「滝壺、介護が付き合いと思っている訳?」

フレメア「お姉ちゃん、浜面にくっ付きすぎ、大体浜面は私の」

黒夜「浜面…寒ィから近く来いよォ…」

浜面「……」

浜面「どうすればいい…?」

浜面「と、とりあえず麦野コーヒーだな、分かった」

絹旗「浜面!勝手に超動くなんて許しませんよ」

フレンダ「そうって訳よ!結局私専用のクッションとして役割渡しなさいって訳よ」

浜面「い、一応アイテムの雑用も俺の仕事だしな」

麦野「うん、よろしく」

絹旗「…」

フレンダ「…」

滝壺「…」

黒夜「…」

麦野「~♪」

黒夜「調子乗ンなよォ、麦野」

絹旗「浜面は超人がいいからって超勘違いしないで下さい」

滝壺「私のはまづらを勝手に使わないで」

フレンダ「麦野ったら、性格悪すぎ」

麦野「ふん、私達の仲に嫉妬しないでよ」

絹旗「仲?どこがいいんですか?」

黒夜「浜面が言うこと聞くのはお前が怖いからだろォ」

麦野「違うわよ、浜面は私の言う事聞くのが好きなのよ、だから命令しているの」

フレンダ「結局自己中も甚だしいって訳よ」

滝壺「うざい」

麦野「あああああ?」

浜面「みんな、いい加減にしろよ、店の中だから静かにしろよ」

麦野「あら、浜面早かったわね、そんなに私と離れたくないの?」

浜面「…?ほら飲み物」

麦野「ありがと、やっぱ浜面は私の事好きなのね」

絹旗「好き?ならファミレスのウェイターはみんな麦野のこと超好きになりますね」

滝壺「自意識過剰だよ、むぎの」

浜面「…まぁ、落ち着けよ二人とも…」

絹旗「良くないですよ!」

絹旗「大体浜面も私の事以外超聞いちゃいけないですよ!」

絹旗「誰の超所有物だと思っているんですか?」

浜面「は?」

滝壺「もちろん私だよ?きぬはた、少しうるさい」

フレンダ「滝壺、結局浜面は私の婿って訳よ?」

黒夜「浜チャンをここから外国に渡すかよォ、フレンダァ」

フレンダ「はぁ?やるって訳?」

浜面「うっ…」

麦野「ねぇ…浜面」

麦野「今日一緒に寝ない?」

麦野「言うこと聞いたからご褒美あ・げ・る」

絹旗「あ!ずるいですよ麦野、なら私も超あげますよ!」

絹旗「一緒に映画観てくれたご褒美です」

フレンダ「なら私だってあげるって訳よ」

フレンダ「買い物付き合ってくれたご褒美って訳よ」

滝壺「駄目」

絹旗「えーどうしてですか?」

フレンダ「そうって訳よ、いいじゃない」

麦野「けち臭いわよ、滝壺」

滝壺「浜面は私の物一切触れさせない」

絹旗「ちょっと貸して欲しいだけじゃないですか」

滝壺「いや」

麦野「別に裏切らないって」

滝壺「駄目」

フレンダ「ドケチ」

滝壺「無理」

黒夜「ンー並行線だなァ」

フレメア「にゃあ」





火曜日

絹旗「あれー今日浜面は?」

麦野「今日なんか、バイトがあるとかなんとか、たくっ、そんなもんいいから私と居ればいいのに」

黒夜「6人と暮らしてンだ、何かと金がいるンだろォ」

滝壺「私のこと考えてくれるんだね、嬉しい」

麦野「あ?滝壺?何か言ったか?」

絹旗「浜面が超優しいからって、調子乗らないでくださいね」

滝壺「浜面は私のだよ」

フレンダ「あーあ、やる気起きないって訳よ、結局とっとと帰って寝るって訳よ、フレメア!」

フレメア「あ、お姉ちゃん待って、にゃあ

水曜日

絹旗「どういうことですか?」

麦野「決まってんだろ、私に以外ありえるか?」

黒夜「ハン、笑わせンなァ、麦野」

黒夜「てめェみたいな売女、浜面にはもったいねェ」

麦野「あ?小便垂らしたガキが何いってやがる」

滝壺「そうだね、私がお似合いだよ」

フレンダ「寝言は寝て言ってくれるって訳?滝壺」

フレメア「あっ浜面」

浜面「……どうした、今日は」

絹旗「聞いてくださいよ、浜面」

絹旗「みなさんが超私の事いじめます。わざと危険な任務に付かせようとします。超パワハラです」

黒夜「はァ?何言っているの?」

麦野「駐禁取るのが、どこが危険よ」

絹旗「でも、もし超逆上してきたらどうするんですか」

フレンダ「絹旗なら大丈夫って訳よ」

浜面「おいおい、何も絹旗一人に任せなくても…」

絹旗「そうですよねー浜面」

絹旗「ま、でも浜面がいれば超何とかなりそうです。お願いします浜面」

浜面「え…あぁ…」

滝壺「ふざけないで」

フレンダ「ガキがでしゃばるなって訳よ」

麦野「絹旗は一人で大丈夫でしょ、浜面は私と仕事なの」

麦野「浜面、あんたは私の所でやる事があるのよ」

浜面「え?なんだ?」

麦野「新作テーマパークで鍵が壊れている乗り物があるから解除して欲しいのよ」

浜面「テーマパークの乗り物…?できるかなぁそんなの」

麦野「これからは色々な仕事も引き受けるのよ、浜面あんたは技術があるんだから」

滝壺「テーマパーク…」

黒夜「乗り物…」

フレンダ「待てって訳よ、この仕事なんで6時間も取っているって訳?」

絹旗「はぁ~超遊ぶ気まんまんじゃないですか、こんなの認められますか!」

麦野「そ、そんな事しないわよ、純粋に有益な仕事を引き受けただけで…」

滝壺「見苦しいよ、むぎの、浜面は私の猫カフェの調査に連れて行く」

フレンダ「ふざけるなって訳!浜面は私の護衛任務って訳よ」

ぎゃーぎゃー

浜面「とりあえず、先行くぜ…」





木曜日

麦野「おらっ!」

ドーン

絹旗「えいっ!」

ドカーン

フレンダ「てぃ」

ボーン

黒夜「おらァ!」

ドドドーン


浜面「おおすげぇ…」

浜面「あいかわらずあいつ等化物だ…」

滝壺「そうだよねー怖いよねー」

滝壺「私は普通の女の子だよ」ニコッ

浜面「お、おう」

敵「く、くそ!こうなったら」

敵「えいっ!」

パンッ

浜面「!?」

浜面「ああああああああああ」

滝壺「!?」

絹旗「!?」

フレンダ「!?」

黒夜「!?」


敵「へへへ、どうだぁ…一番弱そうな奴し止めてやったぜ…」

麦野「」プチッ

絹旗「私の浜面に超傷つけましたねェ!!!!!」

フレンダ「ぶち[ピーーー]」

黒夜「覚悟はできてンだろうなァ…」

滝壺「死んで…」


敵「へ…?」

浜面「おい、かすっただけだから…おい」

浜面「こ、[ピーーー]なよ…」

麦野「おらぁ!!!!!!」

絹旗「しねェ!!!!!!」

フレンダ「吹っ飛べ」

黒夜「アハハハハハハ」

滝壺「えーい」


浜面「OH…」

金曜日

滝壺「……えへ」

絹旗「なんですか滝壺さん超キモイですよ」

黒夜「そうそう、早く浜チャンと別れてよォ」

滝壺「嫌…今日も予定…おっと」

麦野「ん?」

フレンダ「ん?」

麦野「何よ、気になるわね」

滝壺「な、なんでもない」

絹旗「それで今日浜面は?」

麦野「ん?休みだって何でも急病みたい」

絹旗「へぇ…これは超上司の私の出番ですね」

絹旗「しょうがないです、超看病の時間です」

絹旗「出来の悪い部下の面倒は私の仕事ですから」

麦野「ちょいまち、直属の上司なら私でしょ」

フレンダ「麦野はリーダーって訳よ、ならサブリーダーの私の管理下って訳よ」

絹旗「フレンダがいつから超サブリーダーなんですか」

滝壺「むぎの、今日の仕事は?」

麦野「うーん厄介な事に今日の仕事は浜面がいないと出来ないのよ」

麦野「だから延期ね。まあ幸いこの仕事は結構都合が聞くから、まぁ大丈夫よ」

滝壺「そう、じゃあ私帰るね、昨日余り寝てないし」

麦野「…?」

黒夜「なンか怪しくねェかァ?」

絹旗「そうですね、いつもなら正妻面して私の浜面へのアプローチを邪魔するのに」

フレンダ「不気味って訳よ」

麦野「…」

麦野「…」ピッ

麦野「ん?浜面のGPS…」

フレンダ「な、何しているって訳…?

絹旗「麦野は浜面のスマホの位置は常に分かるようにしているんです。私もしていますけど」

黒夜「全く浜チャンのいい迷惑だよなァ、私もしているけどォ」

絹旗「ん?安心してください麦野、浜面はアジトに居ますよ」

麦野「い、いない」

絹旗「え…?だってスマホには…」

麦野「私のGPSは浜面に直に仕込んでるんだよ!」

絹旗「」

黒夜「」

フレンダ「」

絹旗「うーん、消えた滝壺さんと浜面」

フレンダ「やられたって訳…」

黒夜「チッ…」

麦野「ちっくしょーーーーーー!」

土曜日


浜面「どうしたんだ…みんな」

絹旗「おやおや、ヤリチンが来ましたよ」

麦野「汚れたねぇ…はーまづらぁ」

浜面「な、なんだよ、お前ら…態度悪いなぁ」

フレンダ「昨日は散々滝壺としていた訳?」

黒夜「……」グスッ

浜面「いや、なんのことだか…」

絹旗「とぼけないで下さい!超非童貞!」

麦野「馬鹿!浜面の童貞は私の物なのに!」

フレンダ「滝壺なんかにあげて最低って訳よ」

黒夜「……ひ、ひどいよォ…私の事ッもてあそんでェ…」


浜面「昨日滝壺には会ってないぞ」

絹旗「!?」

麦野「えっ…?」

フレンダ「どういうことって訳…?」

浜面「昨日滝壺から話があるって連絡来たけど、結局待ち合わせに断ったんだよ」

麦野「ん?それじゃあ…病気は…?」

絹旗「仮病じゃないんですか?」

浜面「いや、フレメアの歯医者だけど…」

フレンダ「え?」

黒夜「え?」

絹旗「どいうことですか、フレンダ~」

麦野「なんであんたが知らないのよ」

フレンダ「そういえば昨日そんな話をしていたかも…」

フレンダ「浜面が寝取られたショックで聞いて無かったって訳よ」

麦野「チッ」

絹旗「無能」

黒夜「カスがァ」

フレンダ「な、何って訳よ」

浜面「そんなにフレンダ責めんなよ…」

フレンダ「浜面~慰めて~」

麦野「ぶりっ子してんじゃねぇーぞフレンダ!」

絹旗「超うぜぇです」

黒夜「首飛ばすぞォ、私の浜面に近づいたらァ…」

フレンダ「うぅ…」

浜面「それで今日滝壺は…」

麦野「そういえば今日見てないわね」


麦野「なんか知らないの絹旗?」

絹旗「いえ、特に」

絹旗「フレンダは?」

フレンダ「全然って訳、メールも無いって訳よ」

滝壺「みんな~おはよ~」

フレンダ「あっ来た」

絹旗「おはようございます」

麦野「遅いわよ、滝壺」

滝壺「ごめん、むぎのちょっと寝坊して…」

浜面「……」

滝壺「昨日浜面夜までいて…疲れちゃった」

麦野「!!?」

絹旗「!?」

黒夜「!?」

フレンダ「それって…そういう訳…」

滝壺「えっ…そんな恥ずかしいこと聞かないでよ…」///

浜面「…」

麦野「は~まづ~ら、どういう事だよ?」

絹旗「答えによっちゃ…」

黒夜「飛ばすぞ、股間」

浜面「な…なんのことだろうなー滝壺」

滝壺「はまづら…なんで言わないの?」

滝壺「だってフレメアと送った後、私達ははまづらの部屋でえっちしたじゃない」

浜面「た、滝壺、それは内緒だって…」

滝壺「あっ、そうかーそれは内緒だったんだ」

滝壺「わざわざフレメアの歯医者に合わせて泊まりこんだの、忘れてたー」

麦野「…」ピキッ

絹旗「…」イラッ

フレンダ「…」ムカッ

黒夜「ほォ…自殺志願者かァ…滝壺ォ…」

滝壺「ふふ…みんな顔怖いよ」

麦野「あっ?じゃあその目潰して、分からなくしてやろうか」

絹旗「いいですね…じゃあ私は死ぬまで腹パンしますよ」

フレンダ「待つって訳よ、私にもやらせろって訳よ」

黒夜「腹に風穴開けてやるよォ、キャハ」

滝壺「うーんみんないらいらしているね?欲求不満なの?」

滝壺「そうだ、はまづらと寝ればいいんだよ」

麦野「は?」

絹旗「え?」

フレンダ「へ?」

黒夜「どういう…」


浜面「た、滝壺?」

滝壺「今からはまづらとえっちしてきなよ」

滝壺「そうしたら機嫌みんな治るよ」

麦野「…」

絹旗「…」

フレンダ「…」

黒夜「…」

滝壺「どうしたの…?」

麦野「どういう風に吹き回しだ?」

絹旗「あれだけ私の浜面にちょっかい出したのになんで急に諦めたんですか?」

フレンダ「何のつもりって訳?」

滝壺「別にただみんなが可哀想に思っただけだよ…」

滝壺「したくないの?」

麦野「は?したくないわけないだろ」

絹旗「ええいつも準備は超出来てします」

フレンダ「もう結局つーか限界って訳」

黒夜「私はその…まァ…その、したいィ」

浜面「えっ…」

滝壺「それじゃ行って来なよ」

滝壺「ほら、近くにホテルあるよ」

麦野「……いいんだな」

滝壺「うん」

麦野「…行くぞ」ガシッ

絹旗「はい」ガシッ

フレンダ「はいって訳よ」ガシッ

黒夜「おゥ」ガシッ

浜面「えっ…?ちょっ…待って」

浜面「う、嘘だろ」

麦野「嘘なわけねぇだろ!早く汚ねぇナニだせよ」

絹旗「浜面…浜面」

フレンダ「楽しみって訳よ」

黒夜「……お、おう」

滝壺「…」

滝壺「……えへへへ」

日曜日

絹旗「えへへ…」///

麦野「…」///

フレンダ「えっーと」///

黒夜「な、なンだよォ…」///

滝壺「みんな上の空だね」

浜面「そうみたいだな」

絹旗「だ、だって…」

麦野「初めてだったし…」

フレンダ「大人になって訳よ…」

黒夜「あンなことしたんじゃ、もう…恥ずかしくてェ…死にそうだァ」

滝壺「良かったね、みんなで大人になれて」

滝壺「はまづらに感謝してね」

絹旗「はい、もう離しませんからね、浜面」

麦野「責任とりなさいよ、あんな見て、むちゃくちゃにしやがったんだから、…馬鹿」

フレンダ「初めてが浜面で嬉しいって訳よ、大好き」

黒夜「ああ…もう…馬鹿、馬鹿」

滝壺「うんうん、満足したみたいだね」

滝壺「じゃあ浜面とするのはもうこれだけね、後はしちゃ駄目だよ」

絹旗「は?」

麦野「あ?」

フレンダ「あ?」

黒夜「あン?」

滝壺「大丈夫だよ、みんな可愛いから素敵な彼氏ができると思うな」

麦野「ふざけんな!クソアマ」

絹旗「寝ぼけてンですかァ!こちらとまだまだ超やりたらねェんですよォ」

黒夜「浜面以外駄目な体なンだよォ、オイ!」

フレンダ「なめんなって訳よ滝壺!」

滝壺「だってみんな遊びなんだよ?」

滝壺「はまづらは私にはゴムつけなかったよ」

絹旗「…」

麦野「え?」

フレンダ「」

滝壺「はまづら、わたしの赤ちゃん欲しかったんだね、もう~えっちなんだから」

麦野「したの…生で」

絹旗「どうなんですか?」

フレンダ「浜面…」

黒夜「…ぅ」

浜面「あ…ああ」

滝壺「だから…みんな諦めて…」

麦野「浜面…子供欲しかったの…なら私が作ってあげてもいいよ」

浜面「え?」

絹旗「わ、私も超生でしてみたいです」

浜面「え」

フレンダ「私だって浜面私をママにしていいって訳よ…」

浜面「おい…」

黒夜「あ、あたしも…もうガキぐらい作れるしィ…」

浜面「」

滝壺「何言っているの?駄目に決まっているじぁない」

麦野「駄目じゃねぇよ何一人だけ独占してんだ」

絹旗「そうですよ、滝壺さんだけ超ずるいです」

滝壺「そもそも私が先でしょ、むぎの達は引っ込んでよ」

フレンダ「処女奪われてもう引っ込めないって訳よ!」

黒夜「もう最後までいくしかねェンだよォ!」




わいわい

がやがや

浜面「…」

浜面「はぁ…どうやったら仲良くなるかなぁ」



おわり

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