唯「プロレスのチケットもらっちゃった」ありす「え?」 (29)

注意:アニメ次元のつもり
   はじめてなので書き込みとかの作法がまちがっているかもしれないです。


@クローネのプロジェクトルーム

ありす(プ・・・プロレスって・・・)

回想 ある深夜の橘家
ありす「・・・お・・・お母さん、こんな夜中に裸で何してるの・・・?」
橘ママ「ち・・・ちがうのよありすちゃん。こ・・・これは・・・」
橘パパ「プロレス・・そう、プロレスなんだ・・・」

ありす(せ・・・せ○交のことですよね・・・)


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唯「レッドバラードのみんなで行くつもりだったんだけど仕事でダメになっちゃったんだってー。5人分だからクローネ全員は無理だけど、今たまたま5人しかいないし、このメンバーで行かない?」
奏「たまにはいいわね」
奈緒「いいのか?一度生で見てみたかったんだー」
ありす(みんな高校生なのに・・・大人っぽい奏さんだけじゃなくって奈緒さんまで生以外では見たことあるんだ・・・)
唯「文香ちゃんとありすちゃんも来るよね?」
ありす「橘です!えーっと・・・ふ・・・文香さんが行くなら・・・」
文香「私はそういうもの(格闘技)はちょっと・・・神谷さんが行くなら渋谷さんと北条さんを誘ってはどうでしょうか・・・」
ありす(よかった・・・文香さんはそういうもの(アダルトビデオ)は見ないですよね。ちょっと見てみたかったような気もするけど・・・ 」

唯「なんだ興味あるんじゃん」


ありす「はっ・・・声に出て?ち・・・違います!」

唯「興味あるなら行こうよー。ホラ、ありすちゃん達物知りだし、一緒に観戦したら楽しそうだもん」

ありす「わ・・・私はそういうのには疎いのですが・・・」

奏「そうねー。クローネに入ってから忙しくなったけど歌番組みたいのばかりでプロレスラーさんたちと番組で一緒になったりはしないものね。
というか、ありすたちは見たこともないんじゃない?」

ありす「と・・・当然です!」

文香「私は店番の時ラジオや店の入荷した本で少々・・・」

ありす「ふ・・・文香さんまで!?」

唯「いいよー、あたしも人の見るのは初めてだし」

ありす「当然です!というか自分はやったことあるような言い方ですね・・・」

唯「うん!アヤちゃんとやったよー」

ありす「ハイッ!?」

奏「ああ。彼女そういうの好きだものね」

唯「うんうん。遊びだからっていって練習台にされちゃってさー」

ありす(ごくり・・・)

唯「関節技とか」

ありす(う・・・何やら生々しい響き・・)

唯「絞め技?とか」

ありす(し・・・締め・・・縛ったりするのとかでしょうか)

唯「テンション上がって投げ技の練習もしたいーって言われたあたりでちなったんが助けに来てくれて―」

ありす(な・・・投げ?何を?でもさすが346イチの良識派アイドル相川さん・・・ちゃんと途中で止めてくれたんですね)

唯「オカエシにちなったんと二人でアヤちゃんにいろいろ技かけちゃった。おかげで結構いろいろ知ってるよー」

ありす「みんな揃って何やってるんですかー!」

奈緒「楽しそうでいいじゃんか。あたしもオトナなありすと休日を過ごしたいなー」

ありす「そ、そんなとこまで大人じゃないです・・・」

奈緒「あたしもオフまで凛たちの面倒見るのもなんだしなー」

凛「誰が面倒見てもらってるって?」ガチャ

奈緒「ひいっ」

アーニャ「ドーブラエ ウートラ。みなさん、おはようございます」

奏「おかえりなさい。凛とアーニャはCPの仕事だったかしら」

凛「うん。子供だから少年漫画のインタビューしてきちゃった」

奈緒「・・・・」

凛「うでたまごっていう二人組のベテラン漫画家さん」

奈緒「マジで!?あのうでたまご!?」

アーニャ「インタビュー、する側もドキドキしましたけど、優しくお話してもらって、
サインもらいました。リンはマンタロウ、私はウォーズマン書いてもらいました」

奈緒「マンタ?なんで2世?ああ、ヒロインが「凛」子だからか?あ・・・あのさあ・・・凛」

凛「何ですか神谷先輩」

奈緒「い、いや・・・そのサイン・・・ちょーっと見せてもらえないかなあなーんて」

凛「オトナの神谷先輩に少年漫画のサインだなんて・・・」

奈緒「ごめん!凛!渋谷先輩!もう陰口なんてしないから!敬語やめて!あとナカイ先生の生イラスト独り占めしないでくれよ!」

凛「これは子供同士楽しませてもらおうかと思ってます」

奈緒「うわーんアーニャ―」

アーニャ「プロデューサー、二人のマンガ好きらしいので、私たちのプロジェクトルームにかざっています」

ありす(よく知らないけど話題がそれた・・・)


奈緒「プロレス行く前にプロレス漫画で予習させてくれよー」

ありす「それもプロレス?」

凛「何?ありすもプロレス興味あるの?プロレスの話はあんまり聞けなかったんだ。ごめんね」

ありす「い・・・いえそれはあまり・・・」

唯「じつは来月のプロレスのチケット5枚もらって」

奏「あと4人だれか行こうかという話をしていたのよ」

唯「アタシはちなったんのライブいってもいいし好きな人が5人いたらアタシ以外で行ってもらっていいよー」

アーニャ「ふふ・・・サクラブロッサムも仲よし、ですね」

唯「でしょー!仲良しはラブライカだけじゃないんだから!そーだ!美波ちゃんにもお世話になってるし、文香ちゃんたちがいけないならアーニャちゃんと美波ちゃんどう?」

アーニャ「アー、ミナミ、その日、都合悪いです。ソロのお仕事・・・あります」

奈緒(なんで美波さんの来月の予定を把握しているんだろう)

ありす(なんでみんなプロレスに無反応なんだろう。い、いやらしい漫画が好きでもプロデューサーがアイドルに言うこともないだろうし。もしかしてプロレスにはいかがわしくない意味もあるのでは?)

アーニャ「борьба、ミナミ、そういうの、けっこう好きなので残念です・・・」

ありす(やっぱりあってたかも・・・)

アーニャ「その日は私も駄目です」

凛「私も多分ニュージェネのレッスンが入るだろうし遠慮しとこうかな」

唯「そっかー。常務が来る前に決めれるかなー」

ありす(そうだった。早く話を切り上げないとそろそろ常務が打ち合わせに来るんでした。あの年で独身っぽい常務の前でこんな話は・・・)

加蓮「おはよー。どうしたの固まってー」

奏「実はね・・・」

ありす(あと10分・・・)

文香(・・・?)



フレデリカ「はろー。何々なんの話―?」

唯「あのねー」

ありす(あと5分・・・)

文香(・・・)

ありす(まずい・・・常務はいつも通り予定の時間ぴったりに戻ってくるはず。あと3分で周子さんに説明しないと・・・)

ガチャ

ありす「周子さん!あの!プロレス見に行きませんか?」

常務「プロレスだと?」

ありす「じょ、常務!?あの、えと、おはようございます」

常務「うむ。おはよう。今プロレスなどと言っていなかったか?」

ありす(うう・・・怒ってる・・・)

奏「やっぱり常務さんはプロレスはお嫌い?」

常務「エンターテイメントの一種として楽しむ人間がいるのは知っている。しかしあんな荒々しいだけのパフォーマンスは私のアイドルの趣味にはふさわしくない」

ありす(まずい・・・みんなプロレスに興味あるって言ってるのに)

常務「息抜きしたい気持ちはわかる。何かイベント観戦がしたければチケットを工面してやれるものもある。しかしあまり下品なものはやめることだ」

ありす(もしそれがバレたら・・・)

周子「えー。ひどーい。趣味まで口出すんですかー」

常務「度が過ぎる者には、だ。スロットや競馬、そういった趣味のものも世の中にはいて、それで仕事を得るアイドルもいるだろう。しかしここは346プロ、ましてその代表たるプロジェクトクローネには論外だ」

ありす(みんなも・・・文香さんも・・・アイドルじゃいられなくなっちゃう・・・)

常務「まさかわざわざ買ったのではなかろうな。どうしてそんな話になった?」

唯「それはあた
ありす「私が誘いました!」

常務「橘?お前が発案者だというのか?」

ありす「はい!皆さんは無関係です!だから・・・だから・・・」グス

文香「もういいんです。ありすさん」ポフ

ありす「ふ、文香さん!?前が見えないです!今は常務と話しているんです!いきなり抱きしめないでください!」

文香「ありすさん、落ち着いて聞いていただけますか・・・」

一同「?」

文香「プロレスにセクシュアルな意味はありません。マットの上で行う、パフォーマンス性の高い格闘技のことです」

ありす「!?」

文香「申し訳ありません。途中から様子がおかしいとは思っていたのですが・・・」

奏(そういえば反応が妙だったわね・・・)

文香「ビキニパンツ1枚など薄着で試合に臨む場合が多いので、夜の営みをこどもに見られたときにごまかすためのいいわけに使われると聞きます。そのため勘違いしてしまったのではないでしょうか・・・?」

アーニャ(夜の・・・イトナミ?ミナミに後で訊いてみましょう)

文香「サインの件も30年間少年誌やアニメで親しまれている漫画で、あ・・・でも続編では少し卑猥な表現もおおかったかもしれませんが」

奈緒(キン肉マンもジャンプ読んでなきゃ・・・いや古いコミックスをわざわざ読まなきゃわからないもんな・・・)

文香「ちなみに今話題に出ていたチケットは女子の試合のものですが、当然ある程度の強度と面積のある衣装で・・・」

常務「待て、鷺沢」

文香「?」

常務「事情はわかった。だがもうその辺にしてやれ」

ありす「」

1時間後 CPの部屋

美波「それは災難だったね」

奏「ふふ。今頃文香が頑張って慰めてるところよ。まあというわけでクローネでは行けないんだけど、あなたたちの仲間で出られないかしら?」

美波「CPは年末に向けて忙しいし・・・あ、そういえばちょうど5人ユニットの子が来るから聞いてみたらどうかしら。」


春菜・千枝「おはようございまーす」

美波「噂をすれば、ねえ2人とも、プロレスのチケットがあるんだけど、行かない?」

千枝「え?」

おわり

お粗末様です。

奏が常務にめたくそ言われていたプロレスを進めているけど、
ミーティング中に常務が折れて、でも仕事だから無理だったと思ってください。

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