L「我那覇響・・・お前は完璧すぎる」 (31)

L「夜神月はキラじゃなかったのか・・・」ブツブツ

月「・・竜崎、やる気ないのに悪いがちょっと来てくれ」

L「?」

月「これよく見てみろよ。偏ってるだろ?そしてこっちは急成長だ」

L「や、夜神くん・・・」

月「どうだ?少しはやる気が出たか?」


松田「つまりどういうことです?」

月「最近この765プロというプロダクションが急成長してM@S」

月「765プロにとって都合いい死がこんなに・・・この3か月で13人」

月「他のプロダクションからはせいぜい2~3人」

松田「じゃ、じゃあつまり・・・」

L「このプロダクションの人間16人・・・あるいはこの身近にキラがいM@S」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1437371229

----
春香「それでね――」

千早「ええ――」

キャッキャッ ウフフ
----

松田「ほのぼのしてますねー」

L「やはり全員の家隅々に監視カメラを設置したほうが・・」

月「せめてもう少し絞ってからにしろって」



相沢「一番怪しいのはやはり社長かPか・・・」

総一郎「事務員という線もあるな」

松田「ええ~あんな美人が殺人なんてするわけありませんって!」

月「松田さん、ちょっと話が」

松田「?」

---
ブーッ ブーッ

松田「ああっ、ミサミサの仕事の時間だ。行ってきますねー」

L「・・・・・」




―――さくらTV

松田「で、次はバラエティ撮影の――」

ミサ「はいはい――」


高木「!・・・ちょっと君、いいかね?」

松田「はい?」

高木「ティンと来た!うちの事務所で働かないかね?」

早くしないとミサミサ殺されそう……

総一郎「これは一体・・・」

L「高木社長だけ先に重点的に調べました。彼がキラの可能性は極めて低いです」

相沢「社長を抱き込んで松田を侵入させるわけですか」

L「社長にはしばらくハワイでバカンスしててもらいます。念のため監視付きで」

L「それと潜入するのは松田ともう一人・・・・私が行きます」

相沢「ミサミサのマネージャーはどうなる?」

L「模木さんが代わりに」

模木「!?」

月「この手錠はいいのか?」ジャラ

L「月くんはしばらくこの部屋から出れないよう軟禁します」

月「ファッ!?」

高木「と、いうわけで今日からマネージャーが二人追加だ!」

律子「また勝手なことを・・・」

松田「よろしくお願いします~」

L「竜崎です。よろしくぅ~」

P「よろしくお願いします」

小鳥「よろしくお願いします」

高木「私はこれからバカンスに行ってくるよ。フフフ」

P「またですか・・・」

数日後

P「ええっつ!?今名古屋にいる!?ちょっと待っててくださいよ!迎えに行くので―」ピッ

響「またあずさ?」

春香「今名古屋にいるって本当ですか?」シャリシャリ

P「ああ。迎えに行ってくる」

L「最近よくリンゴを食べてますね。天海さん」

春香「は、はい・・アップルパイの練習用に買いすぎちゃって」

―――

貴音「・・?なんですか、このノートは」

雪歩「だ、駄目ぇぇ!!」バッ

小鳥「!?」

小鳥「なんだ。てっきり私のかと・・・」ホッ

L「・・・・・」

---

松田「では次の現場行きますよ――」

美希「はーい」

千早「はい」

L「はい。また私の圧勝です」

伊織「な、なによっ!!ちょっとは手加減しなさいよね!」

L「真剣勝負に手加減は不要です」

伊織「くっ・・」

亜美「いおりんまた負け―」

やよい「また真っ白です・・・」

真美「いおりんオセロ弱すぎっしょ→」

真「いや違うよ。竜崎さんが強すぎるんだ」


L(水瀬伊織・・・水瀬財閥令嬢・・そのプライドの高さから殺人はない・・・か)

L(如月千早も違う――仕事にプライドを持っているタイプだ)

L(謎の多い四条貴音も考えたが―――彼女も同じく考えにくい。英語ができなさすぎる)

L(亜美真美やよいも・・・子供すぎる)

L(星井美希は大ざっぱ・・・菊池真は脳筋)

L(三浦あずさも無い。おっとりしすぎている)




月「松田さんはマネージャー業の方が向いているんじゃないか?」

総一郎「確かにな・・・」


----
小鳥「いけない、時間だわ」ピッ

TV<ゲロゲロー

春香「この前のゲロゲロキッチンだ」

ピコン

雪歩「あっ、テロップ」

響「なになに、こ、今度はCIAが1000人キラ事件対策として日本入りだって!?」

律子「馬鹿ね。こんなことしたらFBIの二の舞なのに」

響「た、確かに・・・」

P「多分これはハッタリだな。でもこんなんじゃキラにはバレバレだろ」

ハム蔵「ジュジュッ!!」

響「な、なーんだ、あっははー」

L「ずいぶんと賢いですね。二人とも・・」

P「?」

律子「・・・」

―――

L「では次のお仕事行きますよ。我那覇さん」

響「だから響でいいって―――」

L「・・・響さん。昔父親を殺した犯罪者がキラに殺されたと聞きました」

響「え、な何を――」

L「現在キラに賛同し事件に興味を示しているとも――」

響「っ!?」

L「そこで誰にも話さないと誓ってくれればキラ事件に関する重大な情報を話したいと思ってます」

響「?・・・・誰にも言わないよ。何?」












L「私はLです」

響「ええっ!?」ドンガラガッシャーン






L(765プロで数日過ごし―――怪しいと思う者は0――)

L(しかし我那覇響、お前は一番何かを感じさせた・・お前は完璧すぎる)

L(高いダンス能力、歌唱力、ビジュアル・・・そして料理に手芸)

L(そしてこの可愛さ―――嫁に欲しい)


―――
L「と、いうことなので我那覇さんの家に監視カメラと盗聴器を」

相沢「いろいろ順序が逆では・・・」

L「風呂トイレ隅々にです」

総一郎「よし。監視は私がやろう」

月「いや。ここは僕が」

相沢「いやいや、私が・・」

L「私が一人でやります」

総一郎「なっ、ま、待て!私たちの気持ちはどうなる!?」

L「・・・ではあなたたちはP・秋月律子・音無小鳥・萩原雪歩・天海春香の誰かを監視してください」

月「じゃあ僕はりっちゃんで・・」

総一郎「まっ、待て月。彼女は私が・・・」

相沢「では小鳥さんで」

松田「ええーっ!?僕が小鳥さんを監視しますよ」

ワタリ「では私がP殿を」

模木(何がなんだかわからない・・・)



二日後―

ウエディ「はい。音無小鳥と萩原雪歩のノートのコピーよ」

月「こ、これは・・・」

L「自作妄想ノートに自作ポエムですか・・・」

L「ノートという単語に少し引っかかってましたが二人は白ですね。監視カメラの撤去を」

相沢「な、何ィィ!?」←小鳥監視担当

月「ふ、ふざけるなーーっ!!」←雪歩監視担当


三日後――

ワタリ「竜崎、この映像を見てください」

L「どれどれ?」

---

P「はぁはぁ・・・真美っ」シコシコ ドピュ

---

松田「こ、これは・・・」

L「・・・彼のカメラも撤去してください」

月「これを監視カメラに気づいてやってるとしたら凄い精神力だな」

L「月くんならどうしますか?」

月「うーん、エロ本を表紙買いしたけど中身に幻滅して諦めるフリ・・・とかかな」

総一郎「妙にリアルだな・・・」

L「彼の激務っぷりではそもそも裁きをするのは難しいでしょう。1日20時間は働いています」

月「分かってたならさっさと撤去してやれよ・・・」


四日後――

ワタリ「竜崎、秋月律子からエラルドコイルにLの調査依頼が」

総一郎「72ぃ!?」

L「大丈夫です。コイルも私ですから」

相沢「ど、どういうことでしょうか?」

L「我那覇響が秋月律子に相談していたみたいです。私がLと名乗ったことを」

松田「律子さんがキラなんでしょうか?」

月「いや、むしろ可能性は0だろう」

L「ですね。彼女ほど利口ならこんな直接的な調査はしないでしょう」

総一郎「そこまで考えて逆にやってるという可能性は?」

L「言い忘れてましたが彼女も一日18時間くらい働いているので無理でしょう」

L「カメラ撤去で」

総一郎「グハアッ」


五日後―

月「残るは響ちゃんと春香ちゃんか」

L「仕方ない、もう一度行ってきます」



L「舞台お疲れ様でーす、差し入れです」

春香「あっ、お疲れ様です」

響「・・・ひさしぶりだぞ」

L(警戒されているな・・・かわい・・・・怪しい)


春香「差し入れ皆に渡してきますね――あっ」グラッ

L「! 危ない!!」バッ

ガターン

スタッフA「だ、だれか奈落に落ちたぞーーー!!」

スタッフB「ど、どうして上げてないんだよ!クソッ」


奈落の底――

響「大丈夫か?」ニヤァ

L「なぜ・・・ここに・・・私の名前は・・・・知らないはず・・・」

響「ハム蔵は頭がいいんだ・・・目の取引もしてくれたし」

ハム蔵「ジュッ」

響「監視カメラだってそう・・・動物たちが全部教えてくれた」

L(やはり・・・私は・・間違っていなかった・・・)

L「が・・・・な・・・」ガクッ


響「さよなら。L=Lawliet」









監督「はいカーット」

松山ケンイチ「お疲れ様でーす」ムクッ

中村獅童「お疲れ様でーす」

響「お疲れ様です」




P「お疲れ響。しかしデスノートのパロディコント撮影がくるとは思ってなかったな」

響「確かにビックリしたさ~」

戸田恵梨香「お疲れ様でした―」

藤原竜也「お疲れ様でーす。これから飲みにいきませんか?」

P「いいですね~」













藤原「かぁ~っうんめぇええ~っ・・・・キンキンに冷えてやがるっ」

藤原「犯罪的だぁ~~っ」

終わり

くそっ面白かったのになんでドラマオチなんだ

素早い展開、意外な仕掛け、オチとカンペキな仕上がりだったな

面白かった、キャストが映画版でよかった
ドラマ版はやはり糞だし、月がドルオタとか
とりあえず響は俺の嫁だからLでも渡さない

ノートの所有者が人間ではなく動物とかとんでもすぎるトリックだろwwwwwwwwww

しかもハムスターだしな、どうやってあんな小さき生き物がでかいノートを持てたのか…

最初に響が持ったとしたら所有権を放棄した後にハム蔵が手に入れても響が記憶の保持はできないからなあ
デスノート体に密着させてるだけかもしれないけど

仮にハムくんが死神だとしてもだ、誰がハムスターが死神と想像できるんだよって思うな

ハムスターの寿命はただでさえ短いというのに……

おまけ

千早「台本にちょっと質問が」ペラッ

>P「はぁはぁ・・」シコシコ ドピュ

P「・・・・・」

春香「アドリブで真美って呼んだのはなんでですか?」

P「いや・・・その・・・・リアリティがあった方が・・イイカナーッテ」

亜美「・・・・・」

真美「//////」

L「Pをロリコンと断定、確保」



オワリ

アイマス×デスノなら
キラvsPがみたかったかなーって

とても良かった、響と真美がかわいかった

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom