雪乃「由比ヶ浜さん！いきなり大声を出さないで貰えるかしら！？小学校で習わなかったのかしら？」イライラ

結衣「ごめんね！ゆきのん！小学校で何習ったか忘れちゃった！」ダキッ

雪乃「由比ヶ浜さん、過度なスキンシップは気持ちが悪いからやめて貰えるかしら！常識的な判断をしてちょうだい！」イライラ

八幡「おい雪ノ下、お前今日イライラしすぎだろう」

雪乃「別にしてないのだけれど」イライラ

結衣(ん？この匂いは・・・ゆきのん、今日生理かな？）

平塚「雪ノ下、今日は君に頼みがあって来た。実は私の資料作りを手伝って欲しいんだ」

雪乃「先生のお仕事を何故私が手伝わなくてはいけないんでしょうか？個人的な仕事は持ち込まないでください！」イライラ

平塚「まぁそう言わずに頼むよ？」

雪乃「自分の事が自分で出来ないから先生は独身なんですよ！」イライラ

平塚「」

八幡「気失ってるよ・・・」

雪乃「お花を摘みにいってくるわ」

八幡(ん？何でこいつ化粧箱？みたいなのを持っていくんだ？）

雪乃「何か？」イライラ

八幡「いやトイレに何でそんなものを持っていくのかなぁって思ってだな」

結衣「ヒッキー！ダメでしょ！そこに触れちゃ！マジキモイ！」

雪乃「デリカシーだけではなく人間の欠片も無い様ね」イライラ

八幡「おい由比ヶ浜、雪ノ下今日物凄くイライラしてないか？何か知らないか？」

結衣「ヒッキー！何でゆきのんがイライラしてるか本当にわかんないの！？あんな変な質問してたし！」

八幡「いやわからねぇよ。」

結衣「お、女の子の私が説明しないとダメ？」

八幡「知ってるなら教えてくれよ」

結衣「た、多分、ゆきのん今日生理だと思うよ！」

八幡「それにしてはイライラしすぎだろう・・・」

結衣「ヒッキーは分からないと思うけどめっちゃ痛くて辛いしイライラするんだよ！」

八幡「あぁ女に生まれてこなくて良かった」

結衣「何それ！マジでムカつくし！つーか化粧箱のことふれるとかマジで有り得ないし！」

八幡「大体は察しはついたが」

結衣「ゆきのん来たら謝りなよ！変なこと言ってごめんって」

八幡「余計に罵倒されるだけだろう」

陽乃「ひゃっはろー！」

八幡「雪ノ下さん、何しに来たんですか」

陽乃「暇だから雪乃ちゃんを構いに来ちゃったー」

八幡「それ今日だけはやめた方がいいと思いますよ？下手すれば・・・」

陽乃「どうしてかなぁ？」

八幡「いや、雪ノ下今日、その生理みたいっすよ」

陽乃「えぇ！比企谷くん！雪乃ちゃんのそこまで知ってるのー？もしかしてカレンダーとかにつけてるのかなぁ？」

八幡「いやそんなことしませんよ。」

陽乃「雪乃ちゃんは昔から生理酷いもんなぁ」

八幡「そうなんですか？」

陽乃「それで昔、隼人が何度その餌食になったことか」

八幡「生理ノ下マジぱねー」

陽乃「でもね比企谷くん？女の子の日はデリケートなんだから優しくしてあげてね？」

八幡「帰って気持ち悪いって言われますよ」

陽乃「今週一週間は多分地獄だなぁ」

雪乃「何で姉さんがいるのかしら？部外者はさっさと帰ってもらえないかしら？」イライラ

陽乃「え～お姉ちゃん雪乃ちゃんと遊びたいなぁ」

雪乃「部活は遊びではないのだけれど さっさと帰れ」イライラ

八幡(こっわ）

陽乃「雪乃ちゃん、今日女の子日でイライラしてるみたいだからお姉ちゃんもう帰るね～」

八幡「ダイレクトに言ったよ」

雪乃「べ、別に私は生理ではないのだけれど」イライラ

八幡(どう接していいのか分からない）

結衣「ゆきのん、生理本当に辛そうだね、明日バファリン持って来る？」

雪乃「余計な気遣いよ」イライラ

八幡「おいおいいくらなんでもそれはねぇだろう」

雪乃「今のはどう考えても挑発としか考えられないと思うのだけれど！由比ヶ浜さんが軽いからと言って！本当腹立つわ！」

八幡「おい、雪ノ下、いくら生理だからって言いすぎだぞ？」

雪乃「男の貴方には分からない辛さよ？本当にどいつもこいつも馬鹿ばかりね」イライラ

結衣「ヒッキー、今日ゆきのんイライラしてるみたいだし帰ろっか？」

八幡「そうだな 」

雪乃「とっとと帰ればいいのよ！」イライラ

八幡「はいはい帰りますよ！」

結衣「またね！ゆきのん！あとでメールしようね！」

八幡(ゆいゆいマジ天使だろう・・・）

雪乃「気が向いたらでいいかしら？」

結衣「うん！じゃあヒッキー先に行ってるね！」

八幡「俺もすぐに行く」

雪乃「貴方も早く帰ったらどうかしら？」イライラ

八幡「雪ノ下、俺は女じゃねぇから辛さ分からねぇけど、俺に当たって解消するならそうしろ。由比ヶ浜にはああいう態度を取るな」

雪乃「そ、そうね、由比ヶ浜さんにも強く当たってしまったわね」
(何よこの男、紳士過ぎるわよ）

八幡「それと俺に何か協力できることがあれば言えよ」

雪乃「生理につけこんで口説くつもりね？気持ちが悪い」

八幡「別にそういうのじゃねぇよ、大分辛そうだからな。力になろうとするのは当然だろう」ポン

雪乃「どういう事かしら？」

八幡「マッ缶飲めよ？甘くていいぞ。もう冷めちまったがな」

雪乃「あ、ありがとう」
(余計惚れてしまうじゃない！）