男「やぁおはよう」女「おはよう」(3)

--教室前の廊下--

女「あっ!男、今は教室に入らない方がいいよ。」

男「えっ! 何で?」

女「うんと… とりあえずバレないように教室覗いてみればわかるよ」

男「あ、うん」ヒョイ

男(…男子全員、何か俺の机に集まってるし…うわぁ何か目が怖いし不味い雰囲気が漂っているし…)

男「女。 あれは俺を待ち構えてるって事でいいんかい?」

女「まぁそうだね」

男「…俺、何か悪い事したんかいなぁ…」頭カキカキ

--教室内 男の机--

モブ1「マジかよ…友…男に彼女がいたなんて」

友「あぁ… マジだよ。 彼女とイチャイチャしているところをこの目で見たんだ。しかもワザワザ彼女が降りる駅に一緒に降りたんだよ。」

モブ1「マジかよ…リア充じゃん…アイツの彼女可愛かったか?」

友「あぁ…しかも、ちゃんと彼女を写メしたぜ!」

モブ1「マジかよ。何でそれを見せなかったんだよ。」

モブ2「おい もったいぶらずに早く見せろよ!」

モブ3「本当に可愛かったら俺死ぬわ」

ワイワイガヤガヤ

友「まぁまぁ焦るな焦るな。 ほれこれだ」携帯パカァ

モブ1「おいマジで可愛いじゃねえか?」

モブ2「友!グッジョブww」

モブ3「おいおい!この制服って近所の女子校じゃねーか」


友「なぁ!可愛いだろ? だがな! この子が誰なのかまったく見当がないのだ。 男とは中学以来の付き合いだがあいつはまったくと言っていいほど色恋沙汰なんてなかった。 なのに突然、可愛い女の子を侍らせてる。しかもお嬢様学校で有名な○○学園の生徒ときた。 どうやって知り合い付き合ったのか不思議ではないか!諸君!」ソウダソウダ

友「当然我らは男のクラスメイトとして知る権利がある。 だから俺達は男の…………

遅い

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