地球「わしの寿命もわずか……」月「……」(24)

地球「はぁ……ドロドロの熱々から早くも
46億年もたつのか……。しかし、、わしの
寿命も、、あと僅か、、だな、、」

月「そんな!?地球さん大丈夫ですか!!?」

地球「あぁ。全身が緑で生い茂ってたあの頃に戻りたいorz」

月「ち、、地球さん、、」

地球「もうダメだ……。あぁ。わしの水分が腐っとる。」

月「……地球さん……」

地球「お前にも迷惑掛けるな。」

月「??」

地球「いや……お前の存在意味が無くなるじゃん。」

月「え?」

地球「お前の存在意味は俺に太陽閣下の光を当てるという…」

月「あーあー。そうでしたね。てっきり話相手かと思ってました。」

地球「何かなぁ。人間ってのがなぁ」

月「地球さんの一番頑張って作り上げた生物ですね。」

地球「わしはそいつらに困ってんの」

月「え?進化した種族で地球さんにも良い影響があると
前に(1億年前に)話してたではありませんか?」

地球「いやね…実際気候とか変えて作ったけど糞だった。
というかわしは、そいつらにいじられまくった。
もう集団レイプだよ……」

月「すいませんレイプって何すか?」

地球「あぁすまん。人間用語だ。」

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…………………………………
…………………………
~~3年後~~
月「最近の事について語ります?」

地球「あぁ。良いね。」

月「最近で言ったら月に来たところですかね。」

地球「来たって人間が?あのアポロの?」

月「アポロ?……はい人間です。最初の…」

地球「あの時はお前興奮してたな。」

月「そりゃ初めて人間見れますからねぇ~
いつも貴方に聞かされて楽しみにしてました。」

地球「人間で言えば、つい3分前の出来事だがな。」

月「はは。普通に50年は長いですよ。」

地球「もっと最初の頃について語ろうぜ」

月「……最初ですか?……あのドロドロの……」

地球「あぁ。俺の生まれたてねw」

月「あれはグロいです。二度と見たくない…」

地球「でもね。このあと最後にもう一度だけ
見せる事になるんだなぁこれがw」

月「……悲しくは……ないですか?」

地球「悲しくはない。やっと終わる長き人生」

月「……私は悲しい……ですかね?」

地球「はひ?」

月「なな、なんでもないです!」

地球「まぁ怖いけどな。死ぬのは」

月「……地球さん……」ボロボロ

地球「おい!泣くな!クレーターが崩れてるぞ!」

月「す、、すいません、、」

地球「ふぅ。」

月「と、ところで死期はいつですか?」

地球「30年後と人間は言ってるね。俺もそんな気する。」

月「たった30年……」

月「たった30年って……」

火星「ソリャツライネ」ボソッ

地球「お前は聞こえにくいから来るな……」

火星「サビシイコトイウナッテ オレヒマナンヨ」

地球「何かする事あるだろーが。雨降らすとか
竜巻起こすとか。あとは葬式覗くとかさぁ。」

火星「ソレハオマエダケダヨ オレデキネエヨ」

月「はは。そうですね。」

土星「……ノ……サ……」

地球「悪い。お前は声じゃなく星信号で頼む。」

月「そういや途中から若々しい口調ですね地球さん?」

地球「まぁ、こんな時だし。」

土星信号(辛いなそれは。)

地球「まぁね。死因は大爆発だとさ。」

火星「ゲンインハナニ? ナニノセイヤ タイヨウサマカ」
………………………………………
……………………………
……………………
地球「俺の作り出した人間だよ。」

一同「……」

寝ます☆
★★皆さんおやすみなさい☆☆

月「去年のあれですか……やはり?」

地球「あれ?……あぁ。放射能?」

火星「ソレカ。ツライネ。」

地球「いや、、違うんだが、、」

月「!?……それ以外に原因が?」

土星信号(なるほど。戦争か。)

地球「良いセンいってるね。」

土星「」テレッ

地球「そもそも放射能なんてのは、俺は別に
あんまり関係ないんすよね。人間には影響あるけど。」

月「……じゃ……じゃあ……それ以外は……」

土星信号(戦争なんでしょーが)

地球「戦争の道具を作るために…」

月「あぁ!地球さんを削ってますもんね!……」

地球「そゆこと。あれ、結構痛いんだよねー」

金星信号(なるほど。大変みたいね。)

月「……金星さん……何で…ここに……」

金星信号(だって楽しそうな話してるじゃない?)

月「……楽しそうな……話?……
もうすぐ……地球さんが……消えるのが……?」ゴゴゴゴ

土星信号(さらば……さてリングのゴミの数でも数えよ)

火星(オゥ ナンカヤバソ月「ふざけないで!!!」……oh……)

月「……地球さんが……ぐすっ……」

地球「おい泣くな!またクレーターが変に……」

金星「な、何よ。もういいわ。今日はもう…」
………………………………………
………………………………
………………………

月「はぁ~……金星姉さんは本当に不謹慎ですよね。
この地球さんが……もう少しで死ぬってのに…」

地球(お前も十分不謹慎だろ)

月「で、でも心配しないでください!!」

地球「?」

月「地球さんが死ぬ時は私がずーっと見守ってますから」グスッ

地球(何これ……可愛い」ブルッ震度7

~~~26年後~~~
地球「あぁ。そういやいい忘れてたわ。」

火星「」

地球「人間たちさぁ、お前に移住するんだよね。」

火星「イヤジャア! オマエミタイニナルワ!」

月「地球さんを悪く言わないでよ!」

火星「スマン…シカシ…エ?…ナニソノゴウモン…」

地球「まぁ。辛い事しかないが頑張ってくれ」

火星「いやいやいや……」

地球「!?」

火星「あ。そういえば最近人間がやってきて…」

地球「なるほど。それで聴こえやすく酸素増やされたのか」

火星「どゆことや?」

地球「あぁ。お前の物質的に酸素増えたら
聴こえやすくなるんだよ。」

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