戸塚「はぁ……」 (93)

※キャラ崩壊必至 微エロ注意

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1431778309

~テニス部~

全員「お疲れ様でしたーーー!!」


戸塚「……ふう」


部員「戸塚君!この後暇?一緒に飯食いにいかない?」


戸塚「あ、えと、ぼく、ちょっと用事があって」

部員「そか……残念だな。また誘うよ!」


戸塚「うん……ごめんね?」


部員「いいっていいって!あれ?着替えないの?」


戸塚「もう少しだけクールダウンしてからにするよ」

部員「真面目だなぁ戸塚君。んじゃあまたねー!」


戸塚「……はぁ」


………

……

~筋トレ中~

戸塚「ふっふっふっ……っく……」


戸塚「48,49,50……っと。ふぅう」


戸塚「今日のノルマ終了っと」


戸塚「……着替えよ」


………

……

~更衣室~

戸塚「」ヌギヌギ


戸塚「生えないなぁ……」


戸塚「脇も腕も脛もそうだし……ここも……」


戸塚「皆と着替えるの恥ずかしいからこうして一人残ってから着替えてるんだけど」

戸塚「やっぱり……ちょっと変だよね……この年で」


戸塚「皆はあんなに立派に生えてるのに……いいなぁ」


………

……

~帰り~

戸塚「」トボトボ


戸塚「ん?あれ八幡かな!?」


八幡「あーったく。クリスマス会まじどうしよ」

戸塚「そうだ!八幡だ!おーーーーーい!!!!はっちまーーーーーーん♪」


八幡「おお!?戸塚か!!」

………

……


~ファーストフード店~

戸塚(八幡と寄り道ごはんだぁ♪やったぁ)ガツガツガツ


八幡「お前結構ガッツリしたもの食うのな」


戸塚(うっ……少しでも毛を生やしたいから……とは言えない)


戸塚「つ、疲れた時は食べた方がいいかなって……えへへ///」

八幡「そうか」


戸塚「」モグモグ


戸塚(八幡ってかっこいいなぁ)


八幡(戸塚がかわいい……いや戸塚は男だぞ男)


戸塚(何がカッコいいのかって聞かれると説明しづらいんだけど)


戸塚(でも他の人に悪く言われるの聞くと……やっぱり悲しいな……)


戸塚(はぁ……なんだろうこの気持ち)

八幡「なぁ」


戸塚「ふぁ!?ふぁい!?」


戸塚(か、噛んじゃったぁ~~~~~~///)


八幡「お前……何か悩んでるのか?」


戸塚「ど、どどどどうして!?」

八幡「いやなんとなく……っていうか」


八幡「……いや、なんでもない」


戸塚(もうッ どうしてそこで聞いてくれないのさぁ!! 由比ヶ浜さん達が苦労するのもわかるよ……まったくもう///)


戸塚「実は……ね」


………

……

八幡「陰毛が生えない?」


戸塚「ちょっ 大きい声で言わないでよ!」


八幡「あ、ああ悪い。内容がすんごく想定外だったもんで……」


戸塚「うぅ……」


八幡「そんな気にすることか?別に生えたって褒められねぇぞ?」


戸塚「恥ずかしいんだよぉ……僕だってもう16なんだよ?」

八幡「そりゃそうだが……そんなの千差万別だろう」


戸塚「そんなに割り切れたら苦労しないよぉ……僕最近ずっと皆と一緒にシャワー浴びれないし」


八幡「あれ?修学旅行では一緒に風呂はいったじゃねぇか」


戸塚「そりゃ八幡の前だったからいいけど……僕一応部長だから……」


八幡(へぇ戸塚にもそんな一面あるんだな。こんなひた向きさも誰かに見習ってほしいもんだが)

八幡「んー……そっか。お前普段頑張ってるもんなぁ」


戸塚「筋トレとかすれば生えるかなって思ったんだけど、全然効果なくて……」


八幡(普段の様子を見ている限りじゃ見えないが、戸塚は案外責任感が強いし、努力家である。無論謙虚さもあるだろうが、部長相応の威厳やらプライドやらもあるのだろう)


八幡(俺の夢は知っての通り専業主夫だ。すなわち社会の荒波に疲れたり悩んだりして帰ってくるパートナーのサポート役も仕事なわけだ)


八幡(自分の理想と現実の埋めがたい隔たりに悩む者は多い)


八幡(ここはいっちょ一肌脱ぎますか。戸塚だしな)

八幡「よっしゃ。なら俺に任せろ」


戸塚「でも八幡生徒会の……それにこんなの……」


八幡「こんなのなんて言うなって。俺にとっちゃ、お前が悩んでることの方が重要案件だ」


戸塚「は、八幡///」

客『エ、ナニナニ アノフタリカップル? アノコカワイイ ナニナニ?イマノプロポーズ?』


八幡「場所……変えるか」


戸塚「……うん」


………

……

~公園~

八幡「それで、本題の方だが」 


戸塚「いいよそんな……やっぱり無理だよ……」


八幡「まぁ俺もそういった事情っていうかシステムはわからないんだ」


戸塚「八幡はどうなのさ?」


八幡「いや俺はとっくに生えてるよ」

戸塚「そ、そうなんだ///」


八幡「とにかくデータを取ってみる必要があるな。知りうる限り俺が同学年の陰毛の生え具合を調べてきてやる」


戸塚「八幡……///ってどうやって!?」


八幡「なに、簡単さ」


………

……

翌日

~学校トイレ~

八幡「さてさてっと、おい材木座」


材木座「うぬ?おおお!八幡ではないか!どうしたのだ?お主から我に話しかけるとは珍しい」


八幡「ちょっと悪いな」カチャカチャ


材木座「ちょちょちょちょぉおおおああああああなにをしているのだ!!なに我のベルトに手をかけておるのだ!!??」


八幡「いやちょっと気になってよ」

材木座「何をだ!?だからズボンから手を離すのだ!!」


八幡「いいだろ。別に今誰も見てねえし」ズルズル


材木座「キイイヤアァアアアアアアアアア」


戸塚「はちまーーーーん!?」


………

……

材木座「」シクシク


戸塚「ダメだよ八幡。無理やり他人のズボンおろすなんて」


八幡「悪い……」


材木座「むぅ……そういう事情であったか」


戸塚「ごめんね材木座君……」


材木座「いや!こういう事は男は誰しも悩むものだ!ここは我も付き合ってやろうではないか」


材木座「にしても陰毛のう……」

戸塚「ざ、材木座くん……だから余り大きい声では///」


八幡「俺らって自分の体の事なのに殆ど知らないんだな」


材木座「ふーむ男の体に詳しい……あ」


八幡「あ」


八幡・材木座「「あの人なら」」

………

……

海老名「どうしたの2人とも?いきなり呼び出しなんて」


八幡「悪ぃ」


海老名「いいよいいよ。ヒキタニ君にはお世話になったし」


海老名「それで!どうなのかしら!?はやはちに!?それともはやとつに!?ハッまさかザザ虫君と……」


八幡「い、いやぁ……そうじゃなくてだな」


海老名「うーん?」

八幡「陰毛についてなんだが」


海老名「……………………はい?」


八幡「いや、陰毛ってどうやったら生えるのかなって思って。まだ(戸塚が)生えてないもんでさ。俺もどうしたらいいのか」


『俺……まだその……生えてねぇんだ……どうしたらいい?教えてくれよ……///』海老名ビュー


八幡「やっぱホラ、恥ずかしいからさ」


海老名「あ、ああ、そ、そうなんだ」


『あ、あんま見るなよ……恥ずかしいから』海老名ビュー

海老名「ちょ、ま、待って待って!!え、え、ええ?陰毛って……その……えと」


八幡「そりゃ勿論チンg」


海老名「わあああああああああああああああああタンマタンマ!!」


海老名「ハァ……ハァ……ハァ」


八幡「だ、大丈夫かお前?」


海老名「誰のせいだと」


八幡「すまん」

材木座「男の体の事ならその道のプロに任せればいいと思ってな」


海老名「プロって……」


八幡「こんな事聞けるのお前しかいないんだ」


『お前だけが頼りなんだ……好きだ姫菜』海老名ビュー

海老名(お、おおおおお落ち着いて姫菜!私はホモ!私は腐女子!ノーノンケ!)


海老名(チン毛を……いや素数を数えるのよ)


海老名(どうしたのよ私!今は誰とも付き合うつもりはないって言ったのはどこの誰よ私でしょ!)


海老名(なんでこんな風に……///)


海老名(え、今ってどういう状況?チン毛?ヒキタニ君生えてないの?全然そうは見えないのにあああでもそんなギャップがぁあああばばばば)


海老名(し、しかも私にしか頼めないって……好きって……え、やっぱりあの告白って割と本気だった!?)


海老名(ど、どうしよう……私ったら分かってるつもりであんな風にぞんざいな扱いしちゃって……最低じゃん私……)

海老名(でもでもそれでも好きだなんて……でも陰毛の話から振られるのはちょっとなぁ)


海老名(ああ、でもこの申し訳なさそうな顔とかもう/// なんかかっこいい!哀愁が漂うっていうか)


海老名(でもでも……結衣が……)


海老名(あの子絶対ヒキタニ君に心逝っちゃってるよ……なのに私なんかがこんな気持ちで……)


海老名(どっちなの姫菜!優美子達と一緒にいたいの?それとも結衣裏切ってヒキタニ君を取るの?)


海老名(っていうか陰毛のメカニズムなんて知らないよぉおおおおおおおおおおおおお)

海老名「」チーン


八幡「海老名……さん?」


海老名「……ヒック」


八幡「え?」


海老名「うえええええええええええええええええええええんごめんなさいごめんなさいニワカでごめんなさい無理です無理ですすみませんもっと勉強しますからこれ以上は勘弁してくださいぃいいいいいいいいいいいいいいいい」ウエーン


八幡「え、え、ええ!?」


海老名「うわぁああああああああああああああああああああんヒキタニ君の馬鹿ぁあああああああああああ」


材木座「」


八幡「」

材木座「なんか……すごい誤解をされたのでは」


八幡「……どうだろうな」ピッピッピッピ


戸塚「も、もしもし……あの海老名さんが教室で凄い落ち込んでるんだけど……やっぱり僕も行くべきだったんじゃ」


八幡「気にするなって。それにお前がいたら明らかに悩みの元が戸塚だってバレるだろ」


戸塚「僕は気にしないのに……八幡ってば」








コッソリ

結衣「ヒッキーぃ……」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


………

……

八幡「やっぱ自分で調べるしかなさそうだな」


材木座「うーむ。女子の陰毛なら数知れず見てきたが男のはなぁ……」


八幡「お前それ同人誌とエロアニメだけだろ」


戸塚「ねぇやっぱりいいよ……二人の気持ちだけで僕嬉しいから」


八幡「戸塚。お前は立派なテニス部の部長なわけだ」


戸塚「う、うん」


八幡「当然後輩ともコミュニケーションとったりアドバイスもしたりするだろう」


八幡「大会ともなれば選手の心のケアとかもするようになるわけだ」


八幡「そんな時に一緒にシャワー浴びれなかったり着替えを隠れてしてたんじゃ用が足らないだろう」


戸塚「そ、そうなんだけど……」

材木座「やはり同年代の現状を知る必要があるのだが……」


八幡「俺らと同じ学年で……出来る限りで戸塚とほぼ同じ条件……あ」


材木座「うむ……我も同じ考えだ」


………

……

~体育の後の休み時間~

葉山「珍しいね。君から僕に用事だなんて」


八幡「俺も自分で驚いている」


葉山「でも僕としては嬉しいけどね。君と話すのは嫌いじゃない」


八幡「そうかい」


葉山「で、用件はなんだったかな?」


八幡「そうだな。材木座ぁああああああああ!!!!」

材木座「うむ!!」ガシッ


葉山「う、後ろから羽交い絞めに!!!どういう事だヒキタニ!!!」


八幡「すぐ終わる。別に改造人間にするわけでもねぇ」ズルズル


葉山「のおおおおおおおおおおお!!??」


八幡「流石体操着。制服と違ってすぐ脱げる」

葉山「はわわわわわわわわ や、やめろォ!」


八幡「さてっとご対面」ズルッ


葉山「あああああああ」


サラサラ~~~~


葉山「ほあぁ……」


八幡「すげぇ……こんな整ったチン毛見た事ねぇ……普通の髪みてぇだ」


材木座「陰毛には硫黄の成分が入って構造が普通の髪と違うから縮れていると聞いたが……ふむ。イケメンの陰毛はこうなのだな」


八幡「ああ……毛並みに光沢がある上にきちんと処理した後がある……くっ これがイケメンの」


材木座「我らとは大違いなわけだ……」


八幡「葉山……お前は本物だな」


葉山「」チーン


………

……

戸部「ちょっ隼人くん!!??どうしたの!?この世の終わりみたいな顔して泣いて」


葉山「うぅ……優美子ぉ……汚れた俺を貰ってくれぇ……」


三浦「は、隼人……!?じゅ、順番すっ飛びすぎだし!!??嫌では……ないけど///」


葉山「うう……なんてことだ……」


海老名「フフ……フフフフフ」


戸部・三浦「「どうなってるんだ・・・?」」


戸塚「は、八幡……」


………

……

~放課後~

戸塚「なんて事してるのさまったくもう」


ビシッ(デコピン)


ビシッ(デコピン)


八幡・材木座「す、すみません……」


戸塚「他人のズボンを下げるなんてやっちゃいけないことなんだよ?」


八幡「い、以後気を付けます……」


材木座「わ、我も反省します……」


八幡「だが戸塚。調べた甲斐はあったぞ。葉山のアレは凄い綺麗だった」


戸塚「いいよもぉおおお」

八幡「お前と葉山は方向性は違うとはいえ同じスポーツ系の部長って点では同じだ。カリスマ性はあいつとも引けを取らないはずだ」


八幡「運動量や筋肉量ではそれほど差はないはずだ」


八幡「って事は無理な筋トレをする必要はないし、原因は他にあると考えられる」


戸塚「そうかなぁ」


材木座「それよりもお主、奉仕部は良いのか?」


八幡「雪ノ下には連絡してあるから大丈夫だ。ん?」












陽乃「ひゃっはろーーーーーー!!!」


八幡(また厄介なのが来たな……)

陽乃「あーまたお姉さんの事疎ましく思ってたなー」


八幡「そんな事ないですよ……どうしたんです?」


陽乃「ちょっと後輩に用事があってねー♪それで今終わったとこー!これから奉仕部でしょ?」


八幡「いえ、今日は帰ります」


陽乃「あー!ズル休みいけないんだ」


八幡「雪ノ下には許可とってありますから」


陽乃「じゃあさーお姉さんも一緒に帰っちゃおうかなー、なんて♪」


八幡(うへぇ……どうにかして撒けないものか……あ)

八幡「雪ノs……いや陽乃さん」(良い声)


陽乃「ど、どうしたの急に!?」


八幡「陽乃さんにしか言えない悩みがあるんですが」シュン


陽乃「な、何かなぁ/// お姉さんにまかっせなさーい」












八幡「俺、陰毛を生やしたいんです」


陽乃「いいよぉ~~~………………え?」

八幡「どうしたら生えますか?」


陽乃「い、陰毛ってなに!?」


八幡「要するにチン毛です」


陽乃「待って」


八幡「俺まだ生えてないんです」


陽乃「ちょっと黙ろうか」


八幡「はい」


陽乃「……………………えーっとね」


陽乃「髪の毛って男性ホルモンの影響が強いんだけど……」


陽乃「(中略)……こういうわけだから。だから男性ホルモンを分泌させれば生える可能性がある……かな」

八幡「あーそうだったんですか。勉強になりました。では」


陽乃「あ、うん……」


八幡「じゃいこっか」


材木座「あ、ああ……(目が怖いんだがあの人)」


戸塚「え、えとえと……ごめんなさい!」ペコリ


陽乃「……」










ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ



~奉仕部~

ガラァアアアアアア


陽乃「ゆきのぢゃぁああああああああああああああああああああああああああああああん」ビヤァアアアアアアアアアア


雪乃「ね、姉さん!!??」


結衣「!?」


陽乃「比企谷君がぁ!!比企谷君が変なのぉおおおおおおお!!!!」


雪乃「彼なら……いつも変だと思うのだけど、っというか貴方彼のそういう所が気になってたんじゃ」


陽乃「ちがうのぉお!!なんか……なんか……陰毛の事とか聞いてきたのぉお」

雪乃「……は?」


結衣「それって……」


ガラガラ


三浦「し、失礼します」


結衣「ゆ、優美子!?」


雪乃「今日はお客さんが多いわね」


葉山「」


海老名「」


結衣「あー……もしかして。ヒッキー?」


葉山「」ビクッ


海老名「」ビクッ


三浦「あ?ヒキオ?」


雪乃「……とりあえず話を聞きましょう」


………

……

~比企谷宅~

八幡「さて、じゃあ続きと行こうか」


材木座「何もお主の家でせんでも」


戸塚「そういえば小町ちゃんは?」


八幡「あーあいつ遅くなるって言ってたから」


戸塚「か、考えたら八幡の家初めてだから緊張するね……///」


八幡「そんな気ぃ使うなよ」


材木座「コホンッ それで、どうするのだ?」


八幡「陽乃さんの意見で一つ確信した事がある」

戸塚「え、なんだっけ?」


八幡「男性ホルモンだ」


材木座「うむ言ってたな」


八幡「ここでいう男性ホルモンは恐らく性への目覚めだ」


材木座「お、おう」


八幡「要は精通だ」


材木座「お主今日はらしくなくキレッキレだな……」


戸塚「う……」

八幡「っとするとだ。戸塚」


戸塚「う、うん」


八幡「お前。その。なんだ……してるのか?」


戸塚「え、えと……」


八幡「」


戸塚「」


材木座「」


八幡「オナニーだ」


戸塚「知ってるよ!!!言わないでよ!……ゴニョゴニョ」


八幡「え?なんだって?」

戸塚「だから……まだだって言ってるでしょ!!!」カァアア


八幡「まじか」


材木座「えええええええ!!?? 我らもう16だぞ!?」


戸塚「わ、わかってるよぅ……だから言いたくなかったんだよぉぉ」


八幡「とにかくそれなら話は早い」


材木座「……嫌な予感しかしないのだが」


八幡「戸塚には今日ワンステップ大人になってもらう」


戸塚「そ、そんな事言われても僕……」

八幡「大丈夫だ……やり方がわからないなら今教えてやる」


戸塚「知ってるよやり方くらい!!!!」プンプン


八幡「なんだ。いいのか?教えてくれるぞ材木座先生なら」


材木座「我をその道の講師みたいに言わないで下さい……」


八幡「でもやり方知ってるならなんで?」


戸塚「その……なんだかいけないような気がして……」


八幡「悪いことじゃないんだから気にするなよ。誰もが通る道だ」


戸塚「うぅ……」

八幡「それにこれを乗り越えればお前の悩みも解決するかもだぞ?」


戸塚「……うよ」


材木座「見たまえ戸塚氏よ!ベッドの下にこんなに雑誌が!!うほほほほほお主、隠し所がベタ過ぎますぞぉお。あ、妹ものですなこれ全部」


八幡「あ、てめ!返せ!!」


戸塚「だから……違うんだってばぁ!!!!」


トタトタトタトタ バタン


八幡「あ……」


………

……

~トイレ~

戸塚「うぅ~~~」


八幡「なぁ戸塚悪かったって」


戸塚「だって八幡全然話聞いてくれないんだもん」


八幡「ご、ごめん……お前があんまり可愛いからつい……」


戸塚「」ムスー


八幡「な、何か出来ない理由があるのか?」


戸塚「……うん」


八幡「大丈夫だって……ちゃんと聞くから」

ギー

戸塚「本当?」コソッ


八幡「本当だ。奉仕部で無茶ブリには慣れてるからな。何聞いても驚かねぇよ」


戸塚「……八幡」


八幡「ん?」


戸塚「あの……ね。ぼく」


八幡「おう」ゴクリ

戸塚「そういう……その……自慰しようと思うと……八幡の顔が浮かんじゃって……」


戸塚「でもこれじゃだめだと思うと……ぼく……ぼく」


八幡「戸塚……」


戸塚「……ごめんね?引いたよね?変だもんね……」


八幡「俺も」


戸塚「え?」


八幡「お前で抜いたことがある」


戸塚「え……えええええ!!??」


八幡「だからお互い様だ。なんの問題もない」


戸塚「はちまん……」


八幡「戸塚……」


戸塚「……でも僕だけじゃないでしょ?」


八幡「えぇ!?いや……あの……まぁ」


戸塚「雪ノ下さん?由比ヶ浜さん?それとも小町ちゃん?川崎さん?それとも三浦さんとか先生も?あ、ひょっとしてさっきの雪ノ下さんのお姉さんも……」

八幡「えと……全員です」


戸塚「えっち」


八幡「はい」


戸塚「はちまんのえっち」


八幡「すみません……」


戸塚「……いいよ」プイッ


八幡「部屋……戻るか」


戸塚「……うん」














材木座「んふ……んふふふふ」シコシコシコシコ


八幡「」


戸塚「」


材木座「あ」


八幡「静かだと思ったら……オナってんじゃねぇ!!!!!」ドガァ


材木座「にょおおおおおおおお」バキィ


………

……

八幡「さて……戸塚は俺で抜くのは躊躇われるのか」


戸塚「その……やっぱり罪悪感っていうか」


材木座「い、痛いぃ……おしりがヒリヒリと……あああ///」


八幡「俺の代わりになるような……あ、小町とか」


戸塚「ダメだよ!!!!!!!!」


戸塚「だ、大事な妹でしょおお!!!」


八幡「何を言ってる。戸塚にならいいと思ったんだ」


戸塚「あ……うぅ。でもまだちょっと」


八幡「うーん……じゃあ」


………

……

戸塚「ほ、本当にいいの?っていうかやるの!!??」


八幡「いいぞ戸塚……存分にやってくれ」


材木座「なぜだ!!なぜ我は部屋の外で見張りなのだ!?家には誰もいないのであろう!?」


八幡「途中で小町とか帰ってくるかもしんねぇだろ?見られたら死ぬぞこれ?」


材木座「それはそうだが……」

















材木座「何もお主が女装せんでもよかろうに……」


八幡「いやぁ意外にサイズ合ってしまった……小町の制服」


戸塚「うぅ……なんか複雑な気持ち……」

八幡「兎に角戸塚。これなら遠慮はないだろ?」


戸塚「別の意味で罪悪感があるよぉ」


八幡「んじゃあ……始めるか」


材木座「はぁ……」


戸塚「」ドキドキ


………

……

戸塚「う……」ニギッ


八幡「そうそう……そうやって戸塚の戸塚を握ってゆっくり」


戸塚「もう黙っててよぉ」ハァハァ


戸塚「お、大きくなってきちゃった」


戸塚「小町ちゃん姿の八幡……ああ、ああ、はぁ」サスサス


戸塚「だめ……ぼく、悪い子だぁ」


戸塚「は、ちまん……はちまん……はち……まぁん///」

八幡(うおおお……もうちょっとだ……頑張れ戸塚、頑張れ彩加!わーっせ!わーっせ!)


戸塚「だめ……そこ掴んじゃ……やだあ」


戸塚「あ、ああ……おしっこ……おしっこ……で……る」


八幡(いいぞいいぞぉおおお///そのままそのまま……)


戸塚「やぁ///やぁ///やぁああああ」ドピュドピュ


戸塚「はぁ……はぁ……」


八幡「と……つか……」


戸塚「や、やった……よ、はちまん。ぼく……ぼく……」


八幡「戸塚ぁああ!!!」ギュウ


戸塚「はちまぁあああん!!ぼく、大人になれたよ!!!」ギュウウウウ


………

……

~ちょっと前~

ハァ ハチマン ハチマン

材木座「はぁ……中が見たい……」


小町「ただいまーお兄ちゃんいるー?」


材木座(げ!?い、いいい、妹君!?)


材木座(は、八幡達に連絡を)


ハチ、ハチマン オシッコ デル


材木座(む、むぅフィナーレに差し掛かっていらっしゃる……)


材木座「ど、どうしたら……とりあえずメールをっと」ポチポチ


小町「あれ?物音したような……おにいちゃーーーん?いるんでしょーーーーー???」


材木座「勝利条件は中の二人の防衛成功……敗北条件は妹君の防衛陣突破……」


材木座(やるしかあるまい)

材木座「こ、こここここ、こんに、ちは!」


小町「あれ?中二さん?いらっしゃーい!」


材木座「む、むっはっはっはっはっは!!今日もご機嫌麗しゅうなのだ妹君よ!」


小町「って事はあと一人は彩ちゃんかな?お客さんの靴2人分あったし」


材木座(ぎゃああああああ早速人員特定までされてるぅううううううう)


小町「お兄ちゃんは?」


材木座「え、えと……今日は勉強会だといって部屋にい……います」

小町「お兄ちゃんが!!??勉強会!!??す、すごい……いつもぼっちで省エネ主義のお兄ちゃんが勉強会だなんて……小町的にポイントマックスだよ」ホロ


材木座「あ、ああ……」


小町「あ、じゃあ3人にお茶出さないと。お兄ちゃん気が利かないから」


材木座「おわあぁあああああああ!!お、お茶、お茶なら我が持っていこう!!!」


小町「えぇ~大丈夫ですか中二さん。途中で転んだりとか」


材木座「し、しない!!!っとっというか八幡に先程頼まれたのだ!!!」


小町「うわぁ。お兄ちゃんお客さんにお茶汲ませるなんて……ほんとごみいちゃんなんだから」


材木座「あ……あははは」

小町「じゃあ小町はこれで」


材木座「ど、どちらに」


小町「え??やですねも~小町の部屋ですよぉ~♪」


材木座(ま、まままま、まずい!!八幡は今妹君の制服を着ている……こんなのがバレでもしたら……)


材木座「ま、まま!待って下さい!待ってくださいませ!!えと……その……だな」


小町「???」


材木座(ぬおおおおおおおおおどうすればいいのだぁああああ!!早くしてくれ二人!!!)


材木座「は、八幡の、事で。そ、ご、ごご、ご相談が、あるの、ですが!」


小町「お兄ちゃんの?」


材木座「わ、我はその……自分で言うのもなんだがかなり痛い」


小町「あ、認めちゃうんですかそれ」

材木座「八幡は盟友ではあるが……その本心はどうなのだろうかっとその、不安……でな」


小町「あー全然大丈夫ですよそれ」


材木座「え? え?」


小町「お兄ちゃんもあんな普段偉そうな事言ってますけど、小町から言えば結局似た者同士ですよ?中二さんと。二人とも同じくらいに痛いです」


材木座「う、うむ」


小町「あんな性格ですから。興味ない人とは必要以上関わりませんし喋りもしないですよ。いつも言ってますよー?『今日もあいつからメールがたんまり来たー』ってダルそうに」クス


小町「中二さんこそ凄いと思いますよ小町。あんな面倒な性格についていける同年代の男子なんて普通いませんって。断言しちゃいます、多分心から許せる男友達って中二さんくらいですよ」


材木座「そう……ですか……」ウルウル


小町「あははッ 多分ですけどね~~~♪じゃあ小町は~」


材木座「あ、ちょっと!!」











ピンポーン

小町「あれー?お客さんかな?はーーーい」


材木座「た、助かった……」


ブルブルブル


材木座「む!メールか?なになに……『今片付け終わった』っと」


材木座「ふぅ……ミッションコンプリート……」


ギーギーギー


八幡「材木座!」


材木座「おおお、上手くいったそうだな」


戸塚「う、うん///」


八幡「ナイスだったぜ材木座……勲章もんだ」


材木座「はははは……うむ!!!」












ドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタドタ

小町「おにいいちゃぁあああああああああああああああああん!!!!!!!!!学校で何してきたのぉおおおお!!!」


雪乃「ふふふふふふふふふ。比企谷くん?少し甘やかしたらとんでもないことしてくれたようね……」ゴゴゴゴゴゴゴゴ


結衣「ヒッキぃい~?今日はあたしゆきのんの味方だからね!!!!」イライラ


三浦「おらヒキオぉおおおおおおおおおお!!!!覚悟しろし!!!!」ムカチャッカファイヤー


葉山「ゆ、優美子……」


海老名「わ、私達そこまでは」


陽乃「おいたが過ぎた子には~…………お仕置きだよ~」ユラユラ

八幡「あわ……あわわわわ」アセアセ


戸塚「は、は、八幡!逃げて!!」ビクビク


材木座「無駄であろう戸塚氏よ……退路はもうない」ダラダラ


材木座「どうする八幡よ」


八幡「そりゃお前……」













八幡「笑ってごまかすさ」キリッ

雪乃「へぇ。いい度胸ね。ふふふふ」


陽乃「ふふふふ」


結衣「ヒッキィいいいいいいいいいいい!!!」


三浦「オラぁあああああああ!!!」


八幡「う、うわあああああああああああああ」アババババ


………

……

~翌日~

八幡「」カキカキ


戸塚「」カキカキ


材木座「」カキカキ


雪乃「罪状。女生徒と我が校OGに対するセクハラ発言。及び男子生徒へのセクハラ行為」


雪乃「主犯格は一応昨日姉と二人で小一時間ほど掛けて半殺しにしたわけなのだけれど」


雪乃「これでよかったかしら?まだ不十分なら」


葉山「い、いや……」ブルブル


海老名「け、結構……です」ブルブル


三浦「ふん……ま、まぁ別にいーし」ガタガタ

結衣「は、反省文書き終わるまで帰っちゃだめだからね!!」プンプン


八幡「な、なぁやっぱり30枚はちょっと」


雪乃「あら?良く聞こえないわね。もう一度言ってもらえるかしら」ギュウウウウウウウ


八幡「ああああああああああああ!!!止めろ!ベルトを締め上げるのはやめ、やめ!!!」


雪乃「ふん」


八幡「うぐぐぐ」


戸塚「本当にごめんね二人とも……」


材木座「い、いやなに……気になされるな」


戸塚「でも」


八幡「まぁこれも友達だからこそって事で」


雪乃「誰が喋っていいと言ったのかしら?」


結衣「ヒッキーのばーか!けだものーー!!」


八幡「だぁああああわかったって!!!」

雪乃「全く……生徒会の手伝いだからと少し私が甘やかしただけでこの有様ね」


八幡「返す言葉もございません……」


雪乃「その様子じゃ生徒会の方も進まないでしょうね」


八幡「べ、別にそれは」


雪乃「今すぐそれを書き終えたら3人一緒に生徒会へ行きましょう」


結衣「ゆきのん!!??」


雪乃「何をしていたのかしら私ったら。よもやこんな男の事で一喜一憂していただなんて」


雪乃「一生の恥ね。これからは改めないと」


八幡「雪ノ下……」


戸塚「ぼ、ぼくも手伝うよ!!」


材木座「えぇ!?じゃ、じゃあ我も」


八幡「お前ら……」


雪乃「フフッ……いいわよ。その男よりは何倍も役に立ちそうですし」クス


八幡「あれ?お前今笑った?」


雪乃「…………」ギュウウウウウウウウウウ


八幡「ぎゃああああああああすみませんすみません!!!いだぁああああああああああああああ」


………

……

八幡による戸塚彩加大人の階段?により復活した奉仕部は、その後破綻しかけていたクリスマス会を見事成功させまして


ギスギスしていた3人は仲直りをすることが出来ましたとさ。


めでたしめでたし


八幡「え……俺の女装じゃないと抜けなくなった……?」


戸塚「うう……うえぇええん……」


材木座「はーはっはっはっはっはっは!!!」


戸塚「笑いごとじゃないよぉおお!!二人の馬鹿ぁああ!!」ウエーン


~おわり~

以上で終わりです。読んで下さった皆様、ありがとうございました。

以前俺ガイルでは葉山が裸になったり、ゆきのん達が生主やってたり、結衣ちゃんがオナラで爆発するというss書いてたものです。

その他だと死にたがってる侍書いてたり。

ジャンルを問わず書いてますので、また見かけましたらよろしくお願いします。

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