フレイヤ「見た人に惚れる魔法」(61)

フレイヤ「中々の出来だとは思わない?オッタル」

オッタル「素晴らしい出来だとは思いますが
よろしいのですか?もう少しベル・クラネルの動向を探り慎重に行動し方が...」

フレイヤ「もういい、ちまちま動くの疲れた」

オッタル(貴方は余り働いてないと思うんですが...)

オッタル「では、この本をベル・クラネルに読ませるように仕向ければ
...

フレイヤ「貴方は目立つじゃない?だからヘルメスあたりにでもやらせなさい」

オッタル(あいつは余り信用できないが...フレイヤ様が言うのなら仕方が無いか...)

オッタル「了解しました、ヘルメスにやらせましょう」

フレイヤ「はぁ~...///ベルタンが遂に私の手に...///」

オッタル「...」

ーーー
ーーーー

『豊穣の女主人』

ヘルメス「こんちゃーすミアさんは...」

シル「また貴方ですか...ミアお母さんは買出しに出かけてます、またの機会に」

ヘルメス「そ、そんな邪険にしなくても...あーそうかー居ないか~...ならこの本預かっといてくれるかな?」

シル「この本は...?」

ヘルメス「俺も良く分かんないんだけどさぁ、店の前に落ちてたから店の客が落とした
ものじゃないかな?」

シル「はぁ...分かりました、ミアお母さんに渡しておきますね」

ヘルメス「いや~ありがとう...で、今日は暇かな?」

シル「デートをする暇は無いです」

ーーー
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ーーー

リュー「これは...魔術の書だ...」

シル「魔術書なの?じゃぁこれ落とした人困ってるんじゃ...」

ミア「なにサボってるんだい?!これから客が来る...なんだいそれは?」

シル「あ、ミアお母さん...ヘルメスさんが店の前で拾ったと届けてきたので...」

ミア「はぁ~...あいつは面倒な事を...ベルにでも渡しておきな!」

シル「はーい」

ーーー
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ーーー

ヴェルフ「さぁて今日も元気に行きますかなっと...!ベル!ダンジョン行く支度は済んだか?」

ベル「うん、ばっちりだよ、その前に...」

ヴェルフ「あぁ分かってるさ、シルちゃんから弁当貰いに行くんだろ?」

ベル「えへへ...///」

ヴェルフ「なに照れてんだよ、ほら早く行くぞ」

ベル「うん!」

ヴェルフ「リリスケ、今日は風邪で休むんだと...今日は余り深い階層までは行かない法がよさそうだな」

ベル「そっか...早く治ると良いね」

ヴェルフ「ホントにな...店見えてきたぞ」

ベル「あ、ちょっと行ってくるね!」

ヴェルフ「おう」

シル「あ、ベルさん!」

ベル「すいません、ちょっと遅れちゃいました...」 ハアハア

シル「いえいえ、私こそ私用なのに毎日来ていただいて...」


『あぁ~ベルタンハアハア...』


ベル「!?」ゾクッ

シル「?ベルさん?」

ベル「あ、すいませんちょっと...」

シル「大丈夫ですか?体調が優れないなら休んだ方が...」

ベル「神様も働いてるんです、僕も頑張らないと...」

シル「そうですね!あ、遅くなりましたが、はいお弁当です!」

ベル「ありがとう!それじゃぁ行ってきます!」

シル「あ!ちょっと待って!」

ベル「はい?」

シル「ヘルメスさんがこの本を届けに来たんですが...私の店ではどう保管
すれば良いのか分からないので、ベルさんに差し上げます」

ベル「え?でも良いんですか?」

シル「はい!一つでも多く魔法を覚えて頂ければベルさんも強くなれます
でも変わりにダンジョン帰りはウチの店で...ね?」

ベル「はは...了解です...じゃあ待ってる人居るんでもう行きますね?」

シル「はい、お気を着けて」

ベル「行ってきます!」 タタタッ


『さて...ベルタンに見つかりやすい所に移動しましょうか...』 シュン!

ヴェルフ「なんだその本?」

ベル「シルさんから貰ったんだけど...魔術の書かな?」

ヴェルフ「へぇ~タダで貰えるなんてラッキーじゃねえか」

ベル「その代わりダンジョン帰りは店で食事だよ...」

ヴェルフ「抜け目ねえな...中はもう読んだのか?」

ベル「ううん、まだだけど...読んだ方が良いかな?」

ヴェルフ「読んどけよ、ダンジョンで役に立つかも知れねえぞ?」

ベル「それもそうだね...っと重いなぁ...」 

ヴェルフ「荷物持っとくぞ」

ベル「ありがとう...それじゃぁ...」

パカッ

キイイイイイイイイン

ベル「うわっ!!」

ヴェルフ「うおっまぶしっ!」

キイイイイイイイイイイン...

ヴェルフ「なんだその本?」

ベル「シルさんから貰ったんだけど...魔術の書かな?」

ヴェルフ「へぇ~タダで貰えるなんてラッキーじゃねえか」

ベル「その代わりダンジョン帰りは店で食事だよ...」

ヴェルフ「抜け目ねえな...中はもう読んだのか?」

ベル「ううん、まだだけど...読んだ方が良いかな?」

ヴェルフ「読んどけよ、ダンジョンで役に立つかも知れねえぞ?」

ベル「それもそうだね...っと重いなぁ...」 

ヴェルフ「荷物持っとくぞ」

ベル「ありがとう...それじゃぁ...」

パカッ

キイイイイイイイイン

ベル「うわっ!!」

ヴェルフ「うおっまぶしっ!」

キイイイイイイイイイイン...

ヴェルフ「あぁ~!何だよこれ!?目がチカチカするぜ...ベル?大丈夫か?」

ベル「ハアハア...///」

ヴェルフ「おい!大丈夫か?!」

ヴェルフ「すげー熱だ...吐き気は?!医者につれてくか...!いや神様の所か...?」

『あ、ヤバイ出遅れた』

ヴェルフ「と、とりあえず神様に伝えねえと...ベル!歩け...そうにはねえか...おぶって行くか...!」 ヨイショット

ベル「ヴェルフ...///」

ヴェルフ「今日はダンジョンに行くのは止めだ!走るぞ!捕まってろ!」

ベル「ヴェ...ヴェルフゥ...///」

『...出遅れた』

ーーー
ーーーー

ーーーー
ーーー

【ヘファイストスファミリア】 バベルの塔 武器商店

ヘスティア「ありがとうございましたー!!」

店主「ヘスティアちゃん、休憩行ってもいいぞ」

ヘスティア「ありがとうございます!休憩入ります!」


ヘスティア「あぁ~ベル君に会いたいようウウウウ...」 

ヘスティア「毎日夜な夜な誘ってるって言うのにベル君は何だい!ヴァレン何某に
惚れすぎじゃないか!?」

ヘスティア「あぁあぁベル君~!」


店主(バックがうるさいな...)

ヴェルフ「おい!神様はいるか?!」

店主「ヴェルフ?!ど、どうしたんだ?その子は...リトル・ルーキーじゃねえか!」

ヴェルフ「説明は後だ!神様!」

バアン!!

店主「ちょ、勝手に入るな!」

ヘスティア「ふえぃ!?ヴェ、ヴェルフ君?!どうしたんだい?!」

ヴェルフ「ベルが!ベルが何か変な本読んだ途端にぶっ倒れちまったんだ!!」

ヘスティア「変な本...?その本をみせてくれないか?」

ヴェルフ「こ、これだ...あぁ俺が読んでみろって言ったばかりに...」

ヘスティア「状況を詳しく聞いてないから僕はなんとも言えないが...気に病むな、ベル君は
想像以上に強い子なんだぞ?」

ヴェルフ「あぁ...」

ヘスティア「さぁてこの本か、どれどれ...うん?」

ヴェルフ「分かったのか?!」

ヘスティア「これは...催淫...?いや違う何だこの魔法は...」

ヴェルフ「どうだ...?」

ヘスティア「結論から言うと全く分からない、初めて見たよこんな複雑な魔法は」

ヴェルフ「じゃぁベルは...」

ヘスティア「この本はどこで手に入れたんだい?」

ヴェルフ「『豊穣の女主人』ってとこで貰ったらしい...ベルの行きつけの」

ヘスティア「そうか...とりあえず今日はファミリアの本部に戻っててくれ、詳しい話はそこで
聞こう...ベル君を頼んだよ?」

ヴェルフ「あぁ...わかった!」

ーーー
ーーーー

ーーーー
ーーー

【ヘスティア・ファミリア本部】

バアン

ヴェルフ「帰ったぞ!!リリスケちょっと来い!」

リリ「コホッコホッ...何でふか騒がし...べ、ベル様?!何があったんですか!」

ヴェルフ「んなこたあ良いからべルの部屋のドア開けろリリスケェ!」

リリ「は、はい!」

ガチャ

ヴェルフ「フウ...とりあえず安静に...でかい声上げて悪かったなリリスケ」

リリ「いつもの事ですから、それよりベル様の身に何が!」

ヴェルフ「あぁ...」

説明中

ヴェルフ「ッツー訳で...今日は神様が戻るまで安静にしとこうと」

リリ「その例の本は...」

ヴェルフ「あぁ今は神様に預けてる」

リリ「それにしても不思議な...神様も初めて見るような魔法なんて相当マニアックな
奴ですかね?」

ヴェルフ「さぁな...おっとリリスケ、お前風邪引いてるんだから休んどけ、ベルは俺が見とく
から」

リリ「ではお言葉に甘えて...ゴホッゴホッ...」

ギイ...

ヴェルフ「ふう...さてとどうするか...」

ベル「...ウーン///」

ヴェルフ「顔が赤い...熱があんのかな?」 デコピト

ベル「ふえ...///」

ヴェルフ「熱は無いか...うわ、汗まみれじゃねえか...拭いてやっか...」

ヴェルフ「服脱がすぞ」

ベル「ウン...///」

ヴェルフ(返事が出来るくらいまでには回復したか...)

ヴェルフ「寝かせたままで拭くがいいか?」

ベル「ウン...」

ヴェルフ「...」 フキフキ

ヴェルフ(こいつ...相当頑張ってんだなぁ...傷だらけだ...) 胸周辺を拭く

ベル「んっ...///ふあっ...!」

ヴェルフ「大丈夫か?気分悪いか?」

ベル「へ、平気...うんっ...///」

ヴェルフ「背中...良いか?」

ベル「うん...」

ヴェルフ「いつもお前バッカに苦労させて悪いな...たまには休みも取らないとなぁ」 フキフキ

ベル「悪いなんて...そんな事、ひゃん...!」

ヴェルフ「おぉ、悪い冷たかったか?」

ベル「ううん...むしろ気持ちぃ...///」

ヴェルフ「そうか、なら続けるぞ」

ヴェルフ(気持ち良い?なんだそりゃ...)

ヴェルフ「よし、全身拭いたっと...」

ヴェルフ「どっか拭いて欲しいところは無いか?」

ベル「うん...もう大丈夫だよ、ありがとう」

ヴェルフ「そうか...なら今日はゆっくり休め...っしょっと、ここにいた方が良いか?」

ベル「今のところは平気だから...何かあったら呼んで良い?」

ヴェルフ「おう、んじゃリビングにいるから何かあったら呼んでくれ」

バタン

ベル「...体が熱い///」

ベル「あの本のせいかな...///」

ベル「...ヴェルフ///」

ーーー
ーーーー

ーーーー
ーーー

ヘスティア「ベルく~ん!!!今帰ったぞぉ!!」

バアン!!!

ヴェルフ「うおっ!ビビッたぁ...神様、何か分かりましたか?」

ヘスティア「ひとまず分かった事は、ベル君は魔術の影響でおかしくなったって事
だけだね、魔術の詳しい影響は天界で聞いてみるよ...ところでベル君はどこだい?」

ヴェルフ「部屋で寝かせてます、熱は無かったので飯は食えると思います」

ヘスティア「そうかそうか...ベルく~ん!!!」 ダダダダッ

ヴェルフ「うお!」

「熱は大丈夫かい?!痛いところは?!」

「もう平気です、心配掛けてごめんなさい神様」

「ううん良いんだよベル君が元気ならそれで良いんだよ!!」

「ちょ、神様!だ、抱きつかないで下さい~!!首絞まっちゃいます~!!」


ヴェルフ「もう平気そうだな」

リリ「でもまだ分かりませんよ?変な魔法もろに食らったんなら後から影響が
出る可能性も...」

ヴェルフ「それもそうだな...」

ヘスティア「ふぅ...ベル君養分も回復出来たし...詳しい話を聞こうか?」

ヴェルフ「あぁ...」

説明中

ヘスティア「ふんふん、なるほど...その本の事は『豊穣の女主人』で話を聞いたほうがよさそうだね」

リリ「ベル様はもう歩けるのですか?」

ヘスティア「だいぶ楽になったって言ってたから晩御飯は食べれられんじゃないかな?」

リリ「なら安心なんですが...」

ヴェルフ「晩御飯さぁ...豊穣の女主人ってとこで食わないか?話も聞けて
飯も食えて一石二鳥だろ?」

ヘスティア「それもそうだね...んじゃその店いってみるかい!ベルく~ん!!」

ーーー
ーーーー

ーーーー
ーーー

ヴェルフ「歩けるか?」

ベル「う、うん何とか...///」

ヴェルフ「でも顔赤いぞ?無理すんなよ?」

ベル「ヴェルフは優しいね...」

ヴェルフ「仲間なんだ、こんくらい当然だろ?俺は何回もベルに助けられた、こんくらいの
恩返しはさせてくれや」

ベル「...///」



リリ「なんかあの二人の周りがピンク色に...主にベル様のあたりが...」

ヘスティア「べ、ベル君?ちょっと仲良すぎるんじゃないかい...?」

ベル「え?いつもと普通だと思うんですが...変ですか?」

ヘスティア「へ、変じゃないよ?でも何か...仲が良いって言うか...恋人?に見えるんだよ...」

ベル「こ、っ恋人///?!そんな...///もう!神様からかわないで下さい///!」

リリ「あっ...」

ヴェルフ(な、なぁリリスケ...ベルやっぱおかしいんじぇねえのか?頭やられちまったのかな?)

リリ(リリに振らないで下さい!)

ヴェルフ(えぇ...)

ベル「もう...///今日の神様変ですよ?」

ヘスティア「べ、ベル君目をさましておくれ...君は女の子と仲良くすると言う
使命があったじゃないか...」

ベル「仲良くするなら女の子だけって言うのもアレだと思いますが...」

ヘスティア「そ、そうだけど...くっそ~こうなったら!ヴェルフ君!」

ヴェルフ「は、はい?」

ヘスティア「今日は君は帰ってくれたまえ!!ベル君は君を見ておかしくなったんだ!!」

ベル「か、神様?!何言ってるんですか?!同じファミリアなら仲良くするのは当たり前でしょ?!」

ヘスティア「君達は仲良くしていると言うか仲睦まじくしているじゃないか!!まるで
カップルを見ているみたいだよ僕は!!」

ベル「でもヴェルフ...」

ヴェルフ「まぁ神様が言う通り俺のせいでおかしくなったってんなら...」

ヘスティア「ベル君、今日ばかりは聞き分けてくれないか?何も君とヴェルフ君が
一緒に居るのが気に入らないって訳ではないから...」

ヴェルフ「俺は本部で飯食うよ、だからベルは楽しんでこい、な?」

ベル「うん///」

ヘスティア(何か僕が二人の仲を引き裂いてるみたいだな...)

リリ「何か二人の仲を引き裂いているような気になりますね」

ヘスティア「僕もちょうど思っていたところだ...でも!!ベル君には清く生きて
欲しいんだ!!男狂いに走ってはいけないんだ!!」

リリ「ベル様は男に入れ込んでるって事はないと思うんですが...」

ベル「神様?早く店にいきましょうよ」

ヘスティア「あぁ、そうだった...よっと」

ベル「神様ちょっと近いです...」

ヘスティア(ベル君が顔を赤くしていない!!??)

ーーー
ーーーー

ーーーー
ーーー

シル「え?それはどう言う...」

ヘスティア「君の渡した魔道書がベル君を男狂いに走らせたんだ!!その
魔道書の出所はどこだと聞いてるんだ!!」 ウガ---!!!

ベル「ちょ、神様落ち着いて下さい!!」

リュー「そ、その魔道書の出所は分からないが...もって来た奴なら」

ヘスティア「誰だ?!どこのドイツだ?!」

シル「ヘルメスさんです、店の前で拾ったとか...」

ヘスティア「ヘルメスが店の前で...なんとなくだが察しは着いた、騒いで悪かったよ、ベル君
サポーター君着いてきてくれたまえ」

ベル「か、神様?ご飯はどうするんですか?ヴェルフが待ってるんですから早く...」

ヘスティア「ベル君!!?君は今重要な岐路に立たされているんだ!!ここで
決着をつけないと君は...ウウッ...」

ベル「か、神様今日なんか変ですよ...」

そのころ

ヴェルフ「夕飯分の食料買い忘れてた...」

ヴェルフ「リリの奴なにしてんだよッタック...」

ヴェルフ「...外で食うか」

ヴェルフ「っても豊穣の女主人にゃ行けねえしなぁ...居酒屋のはマズイし...ウーン」

ヴェルフ「まぁそこら辺でも歩いてみっか...最悪じゃが丸君だな...」

ーーー
ーーーー

ーーーー
ーーー

ヘスティア「フレイヤ!!話があるんだ!!」 バアン!!!

オッタル「え、ちょ」

フレイヤ「あら?ヘスティアがわざわざ来るなんて珍しいわね?それに後ろの子は...」

ベル「ど、どーも...」

フレイヤ(ッキャアアアアアア!!ベルタン!!)

フレイヤ「あら?ヘスティアの貴方の彼氏君かしら?」

ヘスティア「今はそんなことはどうでも良いんだ!!さぁこの魔道書をベル君
に読ませた訳を1から10まで教えた上でこの魔法の解除法を教えたまえ!!」

ヘルメス「あら?すべてお見通しなのねぇ...良いわ、その本を読ませた理由を
教えてあげるわ」

フレイヤ「ベルタンと一緒に寝て既成事実を作った上で私の物にして一生可愛がってそれから...

ヘスティア「こ、このバカぁぁぁぁ!!!」

ベル「ちょっと神様やめて下さい!!こんなところで抗争とかシャレになりませんよ!?」

ヘスティア「離せベル君!!こいつを殺して僕も死ぬ!!いや、死んだらベル君に会えないから
こいつを殺してベル君と結婚する!!」

ベル「良いから話聞いてくださいよ!!」

ヘスティア「は~い...で?なんでそんな事を?まさか君が男日照りなわけ
ないだろう?」

フレイヤ「だからベル君を私の物にしてそれから...

ヘスティア「あぁ!!もうそれは良いから解除方法を教えてくれ!!」

フレイヤ「惚れた人と一夜を明かす、ただそれだけよ...ヤッた後の記憶は一切残らないわ」

ベル「ふえっ///?!一夜を明かすなんて...ヴェルフとそんな事...///」

リリ「記憶が残らない?それ意味無いんじゃ...?」

フレイヤ「一緒に裸で寝てたら記憶無くてもヤったって言う事に変わりはないでしょ?」

リリ「おぉ...?それで良いんですかねぇ...」

ヘスティア(ベ...ベル君が他の男と...女ならまだ...いや許さないが初めてが男とか可哀想じゃないか...)

フレイヤ「で?話は終わった?終わったなら出て行ってくれないかしら?」

ヘスティア「あぁ話は終わったさ!!ベル君!!今日は覚悟しときたまえ!!」

ーーー
ーーーー

ーーーー
ーーー

ヴェルフ「あぁ...結局じゃが丸か...まぁ良いか」

ヴェルフ「んにしてもベルの病気はどうやって直しゃいいんだ...?」

ヴェルフ「神様がどうにか直す方法見つけてくれると良いが...」

ヴェルフ(でも...今日のベルなんか...こう...エロかったなぁ...うん)

ヴェルフ(って俺は何考えてんだよ...)

ヘスティア「ヴェルフ・クロッゾ!!!」

バアン!!!!!!!!

ヴェルフ「うおっ!!な、なにし...

ヘスティア「今すぐベル君とヤるんだ!!さぁ!!」

ヴェルフ「はぁ?!やるって何を...」

ヘスティア「そりゃもうナニさ!!!さぁ早くヤれ!!ベル君を助けると思って!!」

ベル「か、神様///もうやめて下さい///」

ヴェルフ「は、話が見えてこねえんだが...」

リリ 説明中

ヴェルフ「なるほど...フレイヤって神の暇つぶしにベルは付き合わされたと...」

ヴェルフ「っても俺とヤるっても...なぁ?」

ヘスティア「君タチ派?ネコ派?」

ヴェルフ「タチ?ネコ?...あぁ...そういう事っすか...」

ヘスティア「ベル君の菊門をなるたけ傷つけないようにしたいんだ!!だから君がネコになれば
ベル君の被害は最小限に...」

ヴェルフ「じゃぁタチで」

ヘスティア「アアアアアアアアアアアアア....」

ベル「...///」 モジモジ

ヴェルフ「はぁ...お前も大変だなぁ...」

ベル「えへへ...でもヴェルフと...///その...///」

ヴェルフ(こいつは...いまや夢見る乙女の如く俺に恋焦がれてるって事か...)

ヴェルフ(どうせ記憶は消されるんだし...痛みが残らない程度にヤりゃ済むか...)ジーッ...

ベル「...///」 モジモジ

ヴェルフ(人間19年...まさか初めてが男とは...神の気まぐれも困ったもんだ...)ハア...

ヴェルフ「っしゃあねえ...いっちょヤりますか...!」ガシッ

ベル「ふえ...///」オヒメサマダッコ

ヘス「ヴェルフ君...!ベル君を...頼むぜ?」

ヴェルフ「...俺の19年分...ベルに吐き出してやりますよ...!!」

ヘス「いや、そう言う事じゃぁ...

バタン!

リリ「なんだこれは...」

ーーーー
ーーー
ヴェルフ「ベル、こんな事になって悪りぃ...初めては女とヤりたいやな...」

ベル「ヴェヴェルフは良いの...?///」

ヴェルフ「あぁ、原因は俺じゃなくともお前に迷惑掛けた事に変わりはねえ...
今夜は寝かせねぇぞ...」 アゴクイッ

ベル「ひゃ...///」

ヴェルフ「記憶は残らないらしい、だから後腐れはねぇやな...」 チュッ...

ベル「ンンッ...///プハッ...///」

ヴェルフ(柔らけぇ唇しやがって...ちょっと勃ってきちまった...) ムクムク

ベル「ヴェルフ...もう一回...///」

ヴェルフ「あぁ...」 ドンッ

ベル「ふぇ...///」 ポスン...

ヴェルフ(押し倒したは良いが...この後はどうするか...乳首行っとくか)

ヴェルフクロッゾはベルの黒いインナーを優しく脱がせ始めた。

ベルは男、ヴェルフも男、今夜は性別の垣根を超え二人の冒険者と鍛冶師が

禁断の愛を育む。しかしそれは一夜限りのものでありその先の進展は望めない

ヴェルフ「上、全部とるぞ」

ベル「うん...///」

インナーを取るとそこには控えめというよりも無乳 

しかしなぜか惹かれる薄い桃色の果実が二つもあった

ヴェルフ(クソ...ベルは男...だのに...俺は興奮している...!)

ヴェルフの陰茎は大剣の如く硬く腫れ上がっていた、まさに今、獲物を狩れる状態にある

ベル(ヴェルフのおちんちん...凄い...)

一方ベルはというと経験が無い所為もありどうすれば良いか、そして何をすればヴェルフは

満足になるか考えていた、しかし無経験のベルに出せる答えは無い

だがベルのナニも確かに勃起してきている、この大剣によがり狂う自分を想像しているのか

ヴェルフ「...」 ペロッ

ベルの乳首を優しく舐め取った、味は無い、だがヴェルフは何かに憑依されたかのように

ベルの胸部を弄り始めた

ベル「っん...///あうっ///ヴェ、ヴェルフ///」

ヴェルフ チュパチュパ レロレロ...

ベル「あっ...///んうっ...///」

ベル(ヴェルフ赤ちゃんみたい...えへへ...)

ヴェルフ「っは...はぁっ...はぁっ...///」 

ヴェルフは少し理性を取り戻したのか、その舌を止めベルを直視していた

ヴェルフ(...ベル...ベル...)

野獣、欲に忠実な野獣へとヴェルフは変化していった、仲間という垣根、性別と言う負い目も

何処かへ飛んで行ってしまったのか

ヴェルフ「ベル...良いよな...?」

ベル「へ...?ナニが...

ベルのズボンを脱がせ下着を剥ぎ取るとそこには可愛く、しかし破壊力のある短剣があった

ベル「ッーーーーー///み、みちゃヤダ...///」

ベルは股を隠すもその行動はヴェルフの理性を更に奪い取っていった

ヴェルフ「見せろよ...!手ェどけろ!」

グイッ

ベル「キャッ...///」 

ヴェルフ「はーっ...はーッ///」 パクッ

ベル「ッーーー!!...///」

初めての快感にベルは言葉を発せられない

ベルのナニは皮に包まれており、剥くと芳醇な香りが口一杯に広がった

ベルはシャワーを浴びておくべきだったと今更ながらに後悔し始めた

ベル「そ、そんなトコ汚いよヴェルフ...!舐めちゃヤダ...///」

ジュップジュップ

ヴェルフ(もっと知りたい...ベルを...もっと...)

ヴェルフが上目でベルの顔を見るとそこには快感に溺れ、何も考えられなくなった兎のような少年の顔が見えた

ベル「あっ///んひっ///だめぇ...///」

水を含んだ淫靡な音が部屋に響き渡る

ヴェルフは行動に出る、ラストスパートを掛ける

ヴェルフ(そろそろ行くか...)

ジュッポジュッポジュップ!!!

ベル「んひぃ?!///らめっ!///出ちゃう!!///イッちゃうよぉ!!///」

グップグップ

ベル「出ちゃう!!///白いおしっこ出ちゃうよぉ...!!///」

ベル「ッーーーー!!!!」

ピュッ ピュルル

量こそ少ないがヴェルフの口に精子が蹂躙し、口に生臭さと癖になる苦味が広がる

ヴェルフ「...へへ、美味いぜベル」

ベル「ヤダ...///恥ずかしいから言わないで...///」

ヴェルフ「なぁベル...俺のも舐めてくれよ」

ベル「へ...///でも...ヴェルフのおっき過ぎるよぅ...///」

ヴェルフのナニは確かに普通の男性のそれよりも一回り大きく剛健と言う名に恥じぬ

逞しさだ、これで突かれたら僕はどうなってしまうのか...ベルは鳥肌が立つと同時に

臀部が疼くのを感じた

ベル「...良いよ///舐めてあげる///」 ハーッハーッ

ヴェルフ「あぁ...頼む///」

ボロン

ベル(ドロドロに濡れてる...///これって精液なのかな?///)

ペロッ

ヴェルフ「っく...ッハアー...」

ヴェルフもまた、初めて味わう快楽に興奮していた

ヴェルフ(ベルの舌...あったけえ...) 

チロチロ... ペロッ

ベル(しょっぱいけど...この味好き...///)

咥えるのはまだ躊躇われるのか、ベルはひたすら竿を舐めていたが

ヴェルフはそれで満足できる訳も無くただ、ベルの無自覚な焦らしに耐えていた

ヴェルフ(もっと激しく...もっと...)

ガシッ

ベル「んぶぅ??!!」

ヴェルフ「すまねぇ...!ベル!!」

ヴェルフはベルの頭を掴み、前後に激しく腰を振った、謝ってはいるが快楽には

勝てなかった

ベル「んぶっ!!んぐっ!!んんん!!??」

ベル(な、なに?!ヴェルフどうしちゃったの?!)

ベル(やだ、怖い...///けど...///)

ヴェルフ「で、出るぞ...受け止めてくれ!!」

ベル(ベルのおちんちんがおっきく..!.)

ビュル ビュルルルルル ドプッ

ベル「んむーーっ!!??」

ヴェルフ「っはー...っは?!す、すまねえ!!」

ッチュポ

ベル「かはっ...オエッ...っん」 ゴクッ

ヴェルフ「そ、そんな汚いもの飲むな...平気か?」

ベル「びっくりしちゃった...えへへ...///」

ヴェルフ「すまねぇ...何か理性吹っ飛んじまってたわ...」

ベル「つ、次は...一緒に気持ちよくなろう...ね?///」

ヴェルフ「っつ...いや、何でもねぇ」

次はない、ヴェルフはそう言い掛けたが、なぜかその言葉が出てこない

ベル「...?」

ヴェルフ「何でもねえよ...ちょっと休むか?」

ベル「うん...///ちょっとトイレ行ってくる」

バタン

ヴェルフ「あぁ~...駄目だぁもう...」

一度理性を取り戻すと中々恥ずかしい思いをするもので、ヴェルフは罪悪感に

押しつぶされそうになっていた

ヴェルフ「...最低だぁ俺って...」

今までに経験した事の無い罪悪感と虚無感がヴェルフの心を押しつぶす

自分はヘファイストス様一筋と詠っていたが...まさか快楽の前に屈ししかも

自分の弟分でもあるベルに、和姦とは言えトンでもない狼藉を働いてしまった

ヴェルフ「...もう一度、解除方を聞いて見るか...?」

これ以上はベルにも自分自身にも悪影響をもたらす...根拠のない理論で

ベルとの行為を終わらせよう。

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