幼馴染「お義父さん!お義母さん!息子さんを下さい」男「おい」(34)

父「ダメだ」

母「ええ」

男「リアクションに困るなぁ」

幼馴染「なんでですか!?私の何処がダメのですか?」

男「いきなり来て第一声がそれなところじゃないかな?」

父「君は勘違いをしている」

幼馴染「?」


母「貴女は可愛いし性格も問題ないわ」

父「ああ」

幼馴染「なら何で?」

父「だって、一人息子だし」

母「ええ、居なくなったら寂しいじゃない」
父「母さんの言う通りだ」

男「おい」

男(というか、言う割には無視されてね?)



父「むしろ、君が嫁に来てくれるなら大歓迎だ」

母「ええ、もちろん」

幼馴染「ホントですか!?」

父「と言う訳で男、さっきの幼馴染ちゃんと同じ言葉を向こうの家で言って来なさい」

男(アレ?俺に意見を求めたりは?)



男「というかそれ以前にさ……」

父「男は黙ってなさい」

男「……そろそろ泣くよ?」

父「ハッハッハ、誰だウチの可愛い一人息子を泣かすのは……ぶっつぶす」

男「……出掛けてくる」



幼馴染父「やぁ、未来の息子よ」

男(玄関開けたら幼馴染の父親が出てきた)
幼馴染父「ああ、安心したまえ、母さんも後で来るから」

男「何がだよ!?」

幼馴染父「どうしたんだい?大声だして、……ああ、思春期か」

男「……」

幼馴染父「ところで、幼馴染ちゃんは何故一緒じゃない?」

男「……とりあえず、家の中へ」

幼馴染父「ダメだ」

男(ですよねぇ)

父「な、何故だ!?」

幼馴染父「一人娘だよ?嫁に行ったら寂しいじゃないか!?」

父「……」

男(この人もか……)

幼馴染父「何のために娘を焚き付けて男君の家に行かせたと思ってるんだい?」



ガタッ

父「判るぞその気持ち!」

幼馴染父「だよね」

父 幼馴染父「「飲もう!!」」

男「」

幼馴染「お義母さん、男が頭を抱えてます」
母「あら、ホントね、良く気がついたわね、貴女良い妻になるわね」

幼馴染「えへへ、そんなぁ///」





男「ワケがわからないウチに宴会が始まった」

男「絡まれるのが嫌だから逃げてきたけど……」

幼馴染「あ、男」

男「おう」

幼馴染「……」

男「どうした?」


幼馴染「ねぇ」

男「ん?」

幼馴染「……迷惑だった?」

男「いや、ただ……」

幼馴染「ただ?」

男「忘れてることがひとつ」

幼馴染「?」



男「……」

幼馴染「??」

男「はぁ」

幼馴染「なんで呆れてるの?」

男「いいか?……一回しか言わないからな」
幼馴染「?……うん」

ここで止まるのかよッ!?



男「あ~、幼馴染」

幼馴染「?」

男「俺と付き合ってくれ」

幼馴染「………………………………あ」




男「あっ、てなんだよ」

幼馴染「そう言えば、まだ告白まだったぁぁぁぁぁ!」

父 幼馴染父「「なにぃぃぃぃ!!」」

男「……何処から出てきたよ」

幼馴染「でもでも、いま告白してくれたよね?」

男「……まぁ」


父「よし」

幼馴染父「なら今度こそ大丈夫だよね」

父 幼馴染父「「安心して嫁(婿)に!!」」

父 幼馴染父「「あ!?」」




男「はぁ」

幼馴染「仲良いねぇ」

母「幼馴染ちゃん」ちょんちょん

幼馴染「お母さんとお義母様?」

幼馴染母「既成事実作っちゃいなさい」

母「ええ」

男「」

男「ちょっとまてい」

幼馴染母「どうしたの?男ちゃん」

男「なに言い出すんですか?」

母「男こそよく考えてごらんなさい」

男「?」

母「あなたはいま、幼馴染ちゃんに告白したわよね?」

男「……まぁ」

出掛けないと……

えー?

待ってるから書き切ってくれよ


母「私は歓迎」

幼馴染「ありがとうございます」

幼馴染母「勿論私も」

幼馴染「////」

男「……どうも」

母「で、あの二人は勿論大歓迎」

男「……」


母「つまり」

男(嫌な予感が……)

母「今日は初夜みたいなものよね」

幼馴染母「この娘初めてだから優しくしてあげてね」

幼馴染「/////」

男「いやいやいやいや」

翌朝

幼馴染「幼馴染可愛い幼馴染可愛い幼馴染可愛い幼馴染可愛い幼馴染可愛い幼馴染可愛い幼馴染可愛い幼馴染可愛い幼馴染可愛い幼馴染可愛い」

男「……人の耳元で何やってるんだ?」

幼馴染「チキンな男が一線を超すおまじない」

男(まじない……漢字で書くと呪い)

男(……呪いよりも洗脳だよなぁ)


男「……あれからどうなった?」

幼馴染「何か、嫁婿問題は一緒に住むって形で合意したらしいけど……」

男「けど?」

幼馴染「今度は孫の命名権を巡ってお父さん達が……」

男「まだ、何もないのに早すぎるだろう」
幼馴染「『まだ』『早すぎる』/////」

男(墓穴掘ったなぁ)



母「おはよう、どうだった?」

幼馴染「……失敗でした」

母「あらあら」

男「……朝から止めてくれ母さん」

男「親父達は?」

母「ん、あそこ」

父「おはよう、男、幼馴染ちゃん」

幼馴染父「やぁ」

幼馴染「おはようございます」

男「おはようございます」

父「ところで、二人とも」

幼馴染父「孫の名前なんだけど」


男「……幼馴染さっさと行こうか」

幼馴染「あ、うん」

父「ま、まて」

幼馴染父「ま、まさか」

父幼馴染 父「「駆け落ちはゆるさんぞ!?」」



男「しねぇよ」

幼馴染「えぇ~」



おわれ

お粗末様でした

もうちょっと頑張ってくれよ

乙乙

まだお前の本気見てないぜ?

まだ、頑張れるだろ!

むしろここからだろ

パンツ脱いで壁殴りながら待ってます

パンツが異次元に消えていったので待ちます

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