提督「艦これアニメ最終回どうだった?」電「くそなのです」 (193)




提督「えっ」


電「くそなのです」


提督「そ、そうなのか」


電「もうねえ…マジぱねえのです」


提督「いや、ど、どこがそんなにまずかった?」


電「さっき最終回終わったんですけどね」


電「もうほんま、死ねや脚本家、なのです」


提督「そんなにひどいんだ・・・」


電「あんなもん、命懸けで戦っている艦娘を馬鹿にしただけのクソアニメですたい」


提督「語呂変わってるぞ。気をつけろ」




SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427304555




提督「しかし…頭ごなしにひどいと言われてもな…電の中では何が一番悪かったんだ?」


電「んー」


電「とりあえず、提督がクソなのです」


提督「お、おお」


電「もう本当、死ねなのです」


提督「いや、その…なんかすまん」


電「そりゃ2chも荒れるのです。大批判です」


提督「そうなのか」


電「30分足らずで4000レスとか当たり前の実況なのです」


提督「確かにそりゃすごい」





電「まあね。正直言いますと。多少は笑いが出たのです」


提督「おお、というと、それなりにギャグみたいなものがあったということか?」


電「あ!?」


提督「えっ」


電「てめえ何言ってるのです?」


提督「あ、いや」


電「第十一話で、赤城さん死ぬフラグビンビンだったのです」


電「それで?人気を落とさないためにも?みんな無事で生還させて?結局は深海生物は撃沈した艦娘フラグなのです?」


電「アニメ2期もあります的ななのです?」


電「ふざけるなのです」


電「どないやねんなのです」


電「って感じなのです」


提督「お、おう」




電「電もそりゃ本気を見るのですとか言うのです。言わなあきませんのです」


提督「・・・」


電「ただね、本当、一つだけ言わせて頂きたいのです」


電「オレの嫁が無事でヨカタ・・・」


提督「えっ」


電「こっちの話なのです。加賀さんが無事で良かったというのは作者の意見なのです」


提督「あー、うん」


電「それともう一個言わせてほしいのです!!」


提督「は、はい」


電「もうね!!」


電「如月ちゃんの存在意義よ!!」


電「数ある艦娘おるやんけ!!なんで如月やったんや!!」


電「もうちょっとこう、色々いるだろ!!人気ない艦娘とかさあ!!なんでオレの嫁候補その2を撃沈させるかなあ!!」


電「なのです」


提督「長い叫びだったな・・・」




電「まあでも、個人的な意見言いますと」


提督「お、おう」


電「そんなに私は嫌いじゃない終わり方だったのです」


提督「あら、そうなのか」


電「まあ、一応綺麗にオワタ感はあったので」


提督「・・・じゃあ、こんなスレ立てなくてもいいじゃないか。お前はアニメ良かったんだろ?」


電「私は皆の怒りを爆発させているのです!!」


提督「お、おう」


電「ほんとねー。第一期最終回にも関わらず、タイトルとかもセンスないのです・・・」


電「私なら、第六駆逐艦隊、間に合う! にしてたのです」


提督「それお前が得するだけのタイトルじゃねえか」




電「しかも、私のセリフを集計してみたのです」


提督「お、おう。」


電「なのです×2」


提督「え」


電「なのです×2」


提督「・・・」


電「なのです×2、のみ」


提督「わ、分かったよ。もう分かったから」


電「あぁ!?」


提督「ひっ」


電「なのです×2やぞコラア!!!」


電「どないなっとんねん!!」


電「ほんで霧島はなんで眼鏡外した方が命中率上がっとんねん!!?」


電「訳わからんわ!!ほな最初から外せっちゅーねん!!なんやねんほんま!!」


電「なのです」


提督「・・・うん」




電「それに反して、私はセリフ2個なのです!!?」


電「NANOです!?」


提督「お、おう」


電「で長門さんと大井さんはなんなのです!!」


電「艦これはプロレスじゃないのです!!」


電「相手直接殴るなら最初っからあのボス突っ込めや のです!!」


提督「ま、まあまあ。あいつらはなあ」


電「んで那珂ちゃんよ!!」


電「気づいたら大破してるのです!!」


電「お前何しに出てきたのです!!」


提督「そ、そこまで言うと那珂ちゃんが可哀想じゃないか」


電「あんな出てきた瞬間解体行きのクソアイドルなんかいらないのです!!」


提督「やめとけ。那珂ちゃんファンに殺されるぞ」





電「あーーーもう!!ああもう!!」


電「腹立つのりです!!」


提督「まあ巨人は安定した面白さだからなあ」


電「進撃の巨人のことを言ってるのです!?」


提督「いや何言ってんだお前」


電「もう!!もうもう!とにかくムラムラするのです~!」


提督「・・・まあまあ、落ち着けよ。な?」


提督「ほら、第六話一緒に見ようぜ?カレー回さ」


電「・・・いなずまの怒りはそのくらいじゃ収まらないのです」


提督「プリンあげるから」


電「やったのです」






金剛「てーーーーーいとくーーーーっ!!」ガチャ


提督「おう、どうした金剛」


金剛「今回の艦これ最終回、とっても良かったデーース!!」


電「あんだとクソビッチ」




金剛「あらあら、そこにおわすのはセリフ2個しかなかった電デース?」


電「てめえ」


提督「お、落ち着け電」


金剛「てーとくう!私頑張ったヨー?見てくれたね?私の活躍ゥ!」


提督「あいや、オレはまだ」


電「オラくそ外人シカトすんなのです」


金剛「どうしたデスカー、電。出番が少なくてカリカリしてるのデース?」


金剛「貴方の第六駆逐艦隊も、いいところで登場したからいいじゃナイデスカー」


金剛「まあ、なにしてたかよくわかんないデスケドネー」


電「提督、五連装酸素魚雷打っていいのです?」


提督「いや、やめてくれ。今ここで撃つとオレも被弾する」


金剛「さすが提督ネー」





電「とりあえずどっか行くのです。提督ビッチ」


金剛「ワーオ!コングラッチュデバンスクナーショーン」


電「スタープラチナぶち込まれてえのかコラ」


金剛「まあまあ、落ち着くのデース。えーっと、イカヅチさんでしたっけ?」


電「私の名前はオービーじゃないのです。イナズマなのです」





ガチャ



北上「提督ー」


提督「お、北上。どした?」


北上「あのさー、最終回見たー?」


提督「あ、いやまだ見てないんだ」


北上「そっかー」


北上「私の泣き顔、勃起もんだよー」


提督「わーお」




電「下ネタは勘弁してほしいのです」


金剛「北上そりゃないのデース」


北上「いやっはははー、だってさー」


北上「私あんな泣くことなんて考えにくいじゃーん」


大井「そう!!北上さんの泣き顔は天使よ!!」


大井「だから私は艦これアニメ制作スタッフは神に認定するわ!!」


電「ダボクソレズビアンは帰ってクソでもしてろ のです」


提督(大井いつの間に来てたんだ・・・)




北上「まあさー、ってことでさー、アニメもなかなかやらかしてくれたよねー」


大井「ええそうね!!私と北上さんをあそこまで盛り上げてくれるなんて!!脚本家最高だわ!万歳だわ!」


金剛「私の活躍も忘れてもらっちゃ困るネー」


3人「あはっははあはっはは!!」




電「・・・」


提督「ま、まあ、な?落ち着け、電」


電「こいつら全員ぶち殺したいのです」


提督「き、気持ちは分からんでもないが・・・でもさ、ほら、みんなには役割というものがあってだな」




大和「いやー、本当アニメ最高だったわー」


提督「」


こいつこの前電ラーメン書いてた奴じゃね?



大和「あら、そこにおわすは提督じゃないですか☆」


提督「お、おう、大和」


大和「提督☆大和の活躍、見ていただけました?」


大和「大和、提督のために必死に頑張りました」


提督「あ、おう。そうなんだな。はは。ごめんごめん、まだオレは見てないんだ」


大和「ええー?私今回すっごく活躍したんですよお?」


大和「うふふ、これでもう大和ホテルなんて言われないで・・・・・・って、あれ?」


電「・・・・・・」


大和「あらセリフなのです×2のみちゃん」


電「んだとこの胸パット野郎」





大和「胸パットだなんて失礼ね。私はちゃんと本物のお乳よ?」


電「イナズマの本気見せたろか?お?」


提督「電落ち着け。もう完全に語尾がお前じゃない」


大和「あー、でも疲れたわあ、活躍したから疲れたわあ」


大和「なのですマジうざいわー」


電「提督、すみませんが烈風を撃たせてもらいますのです」


提督「まあ、打てるのなら打っていいけどww」





ガチャッ



島風「・・・・・・」


電「あっ」


あっ(察し)




提督「お、島風」


島風「・・・・・・」


電「し、島風ちゃん・・・」


島風「・・・・・・」


提督「どうしたんだ。なんか、虚ろな目をしてるが」


島風「・・・・・・もん」


提督「え?」


島風「だって・・・早いもん・・・」


提督「・・・」


提督(あれ、島風って人気キャラだよな。さすがに最終回だし、それなりに活躍したんじゃないの?)


電「提督」


提督「ん?」


電「私は・・・」


電「私はまだ・・・幸せだったのです・・・」


提督「えっ」




島風「・・・早いもん・・・・・・」


島風「島風は・・・早いもん・・・」



電(・・・島風ちゃん、最終回セリフもなしなのです)ボソッ


提督(な、なに!そうなのか!?)



島風「はーやーきー・・・こーとーはー・・・」


島風「しーまかーぜーのー・・・ごーとーしー・・・」



提督(・・・すげえ寂しそうに床に文字書いてる)


電(し、島風ちゃん・・・!うう・・・!泣けてくるのです・・・!)




ガチャッ



赤城「一航戦赤城、入ります!」


吹雪「司令官!吹雪、入ります!」



電「あかん」


あっaosdijfあかn




提督「おう赤城、吹雪」


赤城「提督!赤城、やりました!」


赤城「運命に打ち勝ったのです!」


吹雪「司令官!!吹雪もやりました!!」


吹雪「これでこそ主人公!って感じでしたね!」



電「おいゴリとホークブリザード。ちょっと黙れ」



赤城「まあー、さすがに加賀さんのあんぱんまんの件は私も吹き出しちゃいましたけどw」


吹雪「あれですよね~。加賀さん!新しい弓よ!ですもんねww」


提督「そ、そうなのかあ。活躍できて良かったなあ~」





島風「・・・・・・」


電「し、島風ちゃん、気にしないで?ねっ?ねっ?」


電「電も一瞬出ただけなのです!本当、たまたまなのです!」


島風「・・・・・・」




ガチャッ



大鳳「提督、失礼します」


電「もうやめろおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」



こいつはくせー
荒らしの臭いがプンプンするぜー




提督「よお大鳳」


大鳳「アニメ最終回のDVD化、終了しました」


提督「はやっ」


大鳳「地味な私が、初めて目立てたものですから」




島風「・・・・・・ウウッ・・・・・・」


電「し、島風ちゃん泣かないで!泣かないでえーー!」




大鳳「あの登場の仕方は、アニメ第二期での私の活躍も決まりですね」


提督「お、おう。ということは、お前最終回活躍したんだな」


大鳳「ええそれはもう」


大鳳「セリフなしの艦娘と違い、2chでも大反響、大盛況の登場でした」





島風「ぐはっ!!」


電「島風ちゃーーーーーん!!!」


ちっぼぜかまし[報速]




島風「電・・・ちゃん・・・」


電「なに!? どうしたの!? 島風ちゃん!!」



島風「わ・・・た・・・しの・・・こと・・・」


島風「忘れ・・・ない・・・でね・・・」


電「キサラギーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!」





大鳳「・・・なんなのですか、あの駆逐艦の腐れ芝居は」


提督「・・・ま、まあ、気にするな。あまり出番がなかったからな。他の活躍した皆が羨ましいんだ」


大鳳「・・・そんなこと言うなら、私も今まで出番なんかなかったのに」


提督「そうだなあ」





ガチャッ



加賀「・・・さすがに気分が高揚しています」


電「もうやめろやあああああああああああああああ!!!!」


パンパカパーン

>>27>>31>>35>>41>>43>>49
全部>>1の自演で糞ワロ(´^ω^`)クソワロチ

>>49
なんか書き込みが多いと思ったら・・・
やめろや妹。同じ家から違うPCで送ってもIPは一緒なんだぞ
全く・・・16歳現役女子高生の妹はオイタが過ぎるぜ
今度おっぱい触らせてくれ

[ピーーー]や
クソ兄貴
お前SS書いてたのか

>>52
安価くらい覚えろ
表示されない文字も覚えろ
そしてこのスレのことは忘れろ
今度おっぱい揉ませてくれ




提督「お、加賀」


加賀「五航戦の子なんかと一緒にしないで」


提督「した覚えねえけど」


加賀「さすがに気分が高揚します」


提督「えーっと、ああ、うん」



島風「・・・おうっ」


電「まずいのです・・・島風ちゃんが虫の息なのです!」



提督「しかし、気分が高揚してる割には浮かれない顔してるな」


加賀「・・・そう?」


加賀「私・・・感情表現が・・・その・・・乏しく見えますが・・・」


加賀「これでも私、今、とっても幸せなのですけれど」


加賀「めっちゃアニメ出れたし」



島風「ががんとす!!」ゴボッ


電「つ、ついに血を吐き出したアアアーーーーッッ!!」





提督「だ、大丈夫か島風」


島風「・・・お・・・」


島風「おっそーい・・・」


加賀「・・・」


加賀「セリフなしの子が言ってもなんの重みもないわね」


島風「たわば!!」ゴパーーッ


電「もうダメだ・・・! おしまいだッ・・・!」



ガチャッ



如月「・・・・・・・・・・・・」


電「あっ」


島風「あっ」


提督「あっ」


加賀「あっ」



提督「このスレどうだった?」電「くそなのです」

ワロタ





如月「・・・・・・」ドドドドドド



電「はわわ・・・はわわ・・・!」


島風「ぎぎぎ・・・ぎぎぎ・・・!」


加賀「あわわ・・・あわわ・・・」





提督「よ、よお、如月」


如月「・・・・・・」


提督「・・・・・・ど、どした?そんな怒った顔して」


如月「・・・・・・」


如月「・・・・・・り」


提督「えっ?」


如月「髪飾りだけってなによ」


提督「・・・・・・」


電「これはマジであかん」





如月「あのねえ、提督?」


提督「は、はい」


如月「如月、それなりに提督に尽くしたじゃないですか」


如月「たくさんたくさーん、ご奉仕しましたよね?」


提督「えーっと、まあー、うん。そうだな。世の中の提督様の皆さんに力を与えたよな?お前はさ」


提督「な、なあ!電!」


電「なのです!!」


電「如月ちゃんの存在感はパネえのです!」


如月「・・・・・・」


如月「じゃあ、どうして・・・」


如月「私が適役フラグがビンビンに立っているのかしら・・・?」


提督「え?い、いやー、フ、フラグなんてあったのか?オレまだ見てないからなあ~」


提督「なあ?島風っ?」


島風「ぎぎぎ・・・ぎぎぎ・・・!」


提督「さすがにそのモノマネは不謹慎だからやめなさい」





如月「私はねえ・・・時代的にも物語的にも、そんなフラグは立たないはずなのですけど・・・」


提督「え、えー、うん、うん、そうだな?そうだなあ!」


如月「あーあ」


如月「私も一航戦みたいに活躍したかったなぁ・・・」


加賀「ギクリ」


如月「いいですよね?やっぱり。有名でつよーーいキャラは」


如月「黙っていても、活躍できるのですから・・・」


提督「・・・・・・」汗ダラダラ


提督「ま、まあ、アニメなんて気にすんなよ!そりゃあ・・・脚本の人だって有名な人だし、色々考えがあるのさ!な?」


如月「は?」


提督「うっ」


如月「・・・・・・」


如月「はぁ!?」


提督「ご、ごめん・・・」





如月「私はねえ・・・時代的にも物語的にも、そんなフラグは立たないはずなのですけど・・・」


提督「え、えー、うん、うん、そうだな?そうだなあ!」


如月「あーあ」


如月「私も一航戦みたいに活躍したかったなぁ・・・」


加賀「ギクリ」


如月「いいですよね?やっぱり。有名でつよーーいキャラは」


如月「黙っていても、活躍できるのですから・・・」


加賀「・・・・・・」汗ダラダラ



提督「ま、まあ、アニメなんて気にすんなよ!そりゃあ・・・脚本の人だって有名な人だし、色々考えがあるのさ!な?もしかしたらこれから如月改が出て・・・」


如月「は?」


提督「うっ」


如月「・・・・・・」


如月「はぁ!?」


提督「ご、ごめん・・・」





如月「・・・興奮しすぎて2連チャンしちゃったわぁ・・・」


如月「ねえ?」



如月「主人公の吹雪ちゃん」


吹雪「ふぁっ!!?」


如月「・・・・・・」


吹雪「えっ、そ、その、あはは、えっと・・・あの・・・」


如月「・・・・・・」


吹雪「そ、そんなに睨まれると、こ、怖いなーって・・・ね?如月ちゃ


如月「喋んじゃねーよおい」


吹雪「・・・」


如月「今喋っていいのは私だけ。違う?」


吹雪「・・・・・・えっと」


如月「違うの。ね?吹雪」


吹雪「・・・はい・・・」



ガチャッ



夕立改ニ「提督さーーん、夕立頑張ったっぽいー」


如月「あ?」


夕立改ニ「帰るっぽいー・・・」


提督「帰んな!早いわ!!」




如月「あらあら、そこにおわすは大活躍の夕立改ニさん」


如月「ポイポイカウンターは116回を超えたそうね。おめでとう」


夕立改ニ「・・・・・・」


夕立改ニ「あはは・・・はは・・・」


如月「・・・何がおかしいの?」


夕立改ニ「え?あ、いや・・・」


如月「あ?」


夕立改ニ「ご・・・ごめんなさいっぽい・・・」


如月「っぽいってなんだよ。謝る気あんのかよ。ああ?」


夕立改ニ「びゃ、びゃああああ!!如月怖いっぽいー!」



提督「ま、まあまあ、落ち着けよ如月」


如月「・・・私の扱いを知って、落ち着けと言っているのですか?提督」


提督「あ、いや、その・・・君が第三話で大変になったことは知ってるけどさ。その・・・」


提督「やっぱり、キャラっていうのは役割があると思うんだ。な?」


如月「・・・・・・」


提督「お前があの時轟沈していなかったら、ここまで艦これは盛り上がってなかったかもしれない」


提督「お前がいなければ、艦これ自体がオワコンと化していたかもしれない」


提督「・・・だからさ、悪い意味ばかりに捉えなくてもいいと思うんだ」


提督「お前のおかげで、アニメの艦隊これくしょんは盛り上がったんだぞ?それは過言なんかじゃない」


如月「・・・・・・」




電「そ・・・」


電「そうなのです!!」



如月「・・・」



電「如月ちゃんは人気キャラなのです!人気艦娘なのです!だからこそ、人気キャラを轟沈させ、アニメを注目させる必要があったのです!なのです!」


如月「・・・はぁ?」


電「あ、あそこで、如月ちゃんが轟沈していなければ・・・」


電「視聴者の皆は、毎回戦いで緊張感を感じることもなく、ほのぼの艦これを見れていたはずなのです!」


如月「・・・じゃあ、それでいいじゃない」


電「でもそれは違うのです!」


如月「・・・」


電「・・・誰も艦娘が沈むことなど望んではいない・・・だけど、私達が行っているのは、過去の戦争と呼ばれた抗争と同じ・・・」



電「日本人である以上、その過去を見逃すことなどできないのです!だから!!」


電「如月ちゃんが轟沈することで、脚本家の方はきっと・・・きっと!戦争を忘れるな、過ちはもう繰り返すな、と言いたかったのです!!」



如月「・・・・・・」



加賀「・・・そうよ。如月」





如月「・・・加賀・・・さん・・・」


加賀「・・・確かに、賛否両論があったアニメだった」


加賀「いえ・・・正確に言えば、否の方が圧倒的に多かったわね」


如月「・・・・・・」


加賀「・・・私だって、優秀だと思っている貴方たちが轟沈する姿は見たくはなかった」


加賀「だけど」


加賀「今でこそ・・・日本のアニメが進化している今でこそ、他国にも、そして自国にも伝えたかったのよ」


如月「・・・・・・なにを」


加賀「・・・命の大切さを」


加賀「戦争の虚しさを」


加賀「・・・・・・生きることの、奇跡を」



如月「・・・・・・」


如月「そんなの綺麗事じゃない」


如月「私を愛してくれた提督達の、無念の気持ちはどうなるの?」


加賀「・・・それは・・・」


赤城「加賀さん。ここは私が」


加賀「!、あ、赤城さん・・・」


赤城「如月さん」


如月「・・・」


赤城「貴方の気持ち、私もとてもよく分かる」





如月「なんですって?」


赤城「・・・・・・」


如月「よくもまあ・・・主人公の次くらいの出演回数で、そんな口が聞けたわね!」


赤城「・・・・・・」


如月「貴方なんかに私の気持ちなんて分かるはずないでしょ!?」


如月「貴方は艦隊でも主力中の主力、正規空母!!」


如月「私は何隻も何隻もいるうちの、駆逐艦!!」


如月「あんたなんかに・・・! あんたなんかに私の気持ちが分かる訳ないでしょうっ!!」



赤城「・・・・・・」


赤城「いいえ。分かる」



如月「は、はあ?」


赤城「・・・私は本来、あのミッドウェーで轟沈するはずでした」


赤城「それは・・・過去の歴史とも同じです」


赤城「そして如月さん。貴方も過去の歴史と同じくして轟沈した、忠実どおりのシナリオだった」


如月「・・・・・・」




赤城「だからこそ」


赤城「皆の記憶を、呼び起こすことができたの」



如月「・・・は?」



赤城「あの、虚しい戦いの日々を」


赤城「戦争という地獄を」


如月「・・・はっ、貴方も結局、加賀と同じ?」


如月「戦争を忘れるな、命を大事にしろ、生きることは素晴らしい?そういうことが言いたいの?」


赤城「・・・いいえ」


赤城「運命は【自分の手で変えることができる】ということが言いたいの」


如月「・・・・・・はあ?」


赤城「・・・今の日本の状況を知ってる?」


赤城「戦争に負け他国の指揮下に入り、集団的自衛権の発足や廃れた政治社会」


赤城「別に、私は左とか右とか、そういうことを言いたいのじゃない」


赤城「でも、きっと脚本家や監督さんも、色んな想いがあったのよ」


赤城「日本、いや、世界はこのままではいけない」


赤城「今こそ、変わるべきなんだと」


如月「・・・・・・」





赤城「それを・・・」


赤城「今日本の文化の代表作である、アニメで伝えたかったの」


如月「・・・・・・」


如月「・・・・・・そんなこと」


如月「言ったって・・・」


如月「じゃあ・・・じゃあ、私は・・・」


如月「私は・・・どうなるのよ・・・」


赤城「・・・・・・」




赤城は如月を、優しく抱きしめた




赤城「・・・・・・貴方は、世界全ての改革の荷を背負ってくれたの。如月さん」


如月「・・・」


赤城「・・・・・・貴方のおかげで、皆さんに戦争の悲惨さや、命の大切さを教えられたの」


如月「・・・」


赤城「確かにアニメはひどかったかもしれない。他のいけいけで面白いアニメのようにはならなかったのかもしれない」


赤城「だけど、確実に」


赤城「その想いが届いた人はいるわ」



如月「・・・・・・」


如月「・・・・・・」


如月「・・・・・・うぅ・・・・・・」






赤城「・・・頑張ったわね」


如月「ううう・・・・・うう・・・!」


赤城「・・・いいの」


赤城「貴方の想いは、私が全部受け止めるから」


如月「ううううーー・・・・・・!」


如月「うわああああーーーーん!!」


赤城「・・・よしよし」


如月「だっでえええ!だっでええええ!!わだしいいいいい!」


赤城「・・・そうね」


赤城「頑張ったもんね。如月さんも」


如月「うああああああーーーーーん!ああああーーーーん!!」










提督「え、えーっと、赤城?」


赤城「・・・はい?」




如月「あああああーーーーーん!!うああああーーーーーん!!」



提督「あの・・・凄く盛り上がってるとこ悪いんだが・・・」


赤城「はあ」


提督「このSS、ギャグじゃなかったっけ?」


赤城「・・・誰がそのようなことを?」


提督「え、いや、なんか、雰囲気的にさ。まあ、その」


赤城「・・・うふふ」


赤城「まあ、いいじゃあないですか」


提督「・・・・・・」







パチパチパチパチパチ



どこからか拍手が鳴り響く




加賀「・・・おめでとう」


電「おめでとうなのです!」


吹雪「おめでとう!如月さん!」




大和「おめでとう」


金剛「おめでとうナノデーーース!!」


大鳳「ふっ・・・おめでとう」


島風「おめでとうも早いもん!!」




如月「え・・・」



天龍「ったく、いつまで泣いてんだよ!・・・めでとな!」


龍田「おめでとう~」


愛宕「パンパカパーーーン!」


暁「お、おめでとうなのよ!」


ゲンドウ「おめでとう」


プリンツ「ダンケダンケ!おめでたいですねー!」


瑞鶴「おめでとう」


翔鶴「おめでとう、うふふ」


長門「めでたいな。全く」


陸奥「もー、素直じゃないんだから。おめでと、如月」




伊168「おめでとう!」


伊19「おめでとうなのね」


伊58「おめでとうでち!」


エレン「駆逐よりおめでとうだな!!」


那珂「おめでとう~☆なっかちゃんだよ~?」


川内「夜戦よりおめでとうだぜ」


麻耶「お、おめでと・・・な?」


杉田「おめでとう」


ガンジー「めでたいのお」


ビスマルク「シェリルじゃないわ。おめでとう」


プリンツ「野崎くーん!おめでとう!」


蒼龍「おめでとう」


伊勢「おめでと、如月」





如月「み・・・!」




如月「みんな・・・・・!」










提督に、ありがとう





アニメに、さようなら





そして、全ての艦これ好き(チルドレン)に






おめでとう











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=======================







ご愛読ありがとうございました。


QVPSNABm0先生の次回の作品にご期待しないでください


なんか色々フォローしてくれた人マジであざすw
すっごい嬉しかったっすー

まあ賛否両論ありますけど、とりあえず、アニメ制作スタッフ様お疲れでしたー

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月26日 (木) 13:34:36   ID: Gp_2kx7-

あっ

2 :  SS好きの774さん   2015年03月27日 (金) 01:58:35   ID: E3L8W9DV

エ○ァンゲリオンはやめろwwwww

3 :  SS好きの774さん   2015年03月27日 (金) 09:25:12   ID: SzDdeMGC

おもろかった

4 :  SS好きの774さん   2015年03月27日 (金) 12:24:10   ID: YIfZOr80

くそw意外と感動したw

5 :  SS好きの774さん   2015年03月28日 (土) 20:49:43   ID: ZpGhVwbO

ナニコレ...?

6 :  SS好きの774さん   2016年03月14日 (月) 11:43:32   ID: jCRjr023

ヨクワカラナイけど、何か凄い闇があることだけはわかった。

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