一ノ瀬志希「惚れ薬? 作れるよ」 (23)

アイドルマスターシンデレラガールズの、一ノ瀬志希のSSです。
前半台本非エロ、後半地の文でR18。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426849837

モバP「本当か。本当に惚れ薬が作れるのか」

志希「まあね。ちょっと臨床データが不足してはいるけど」

志希「作ろうと思えば作れるよん。なに、欲しいの?」

モバP「そりゃあ欲しいよ。くれるのか?」

モバP「あ、でも臨床データが足りないって……」

モバP「効果が不安定すぎて、何が起こるか分からんから、実質使えないとかか?」

志希「あたしを見くびってもらっちゃ困るね。そんな半端なもの作らないよ」

志希「惚れ薬は作れる、時間と材料さえあればね。ただ、これには被験者のデータが必要なんだよ」

モバP「被験者ってのはどっちだ。使う方か使われる方か」

志希「使う方だよ。誰に効くかってのをちゃんとプログラムしてやらないと、惚れ薬じゃなくて発情薬になっちゃうし」

モバP「なるほど、それもそうだな」

志希「理論と合成経路は確立してるんだけど、今まで誰もあたしにそんなの作れって言ってくる人がいなかったからね」

志希「まあちょいちょい研究改良しながら、遊んでたんだ」

モバP「自分で使ってみようとは、思わなかったのか?」

志希「それも考えたんだけどね。あたしとしても、薬でどうこうってのには多少思うところがあったし」

志希「それに、いざ手に入るってなったら、そんなに急がなくてもいいかなって気分になるの」

志希「キミも分かってくれるんじゃないかな」

モバP「ああ、分かる。欲しい欲しいって思ってる時が一番楽しいんだよな」

志希「……ふふ。まあアイドルとしても、できるかぎり自分自身の魅力を磨きたかったしね」

志希「しかし意外だね。このあたしを捕まえて、惚れ薬とは。キミにもそういう俗っぽい意識あったんだ」

モバP「む。そりゃあ……俺だって人間だからな」

志希「くくく。怒んないでよ。別に非難してるんじゃないし。むしろ嬉しいんだよ」

志希「あたしを頼ってくれることもそうだし、キミにもそういう、欲望があるんだって思うとね」

志希「なんというか、親近感?」

モバP「お前は俺をなんだと思ってたんだ。アイドルに手を出さないだけで、そこまで言われるとは」

志希「あたしが寄って行っても、全然反応しなかったじゃなーい」

モバP「まだ二十歳にもなってないような子、しかも担当アイドル相手に、本気になるプロデューサーがどこにいるんだ」

志希「あはは。そう、そっか。まあ、いいよ」

志希「ところで惚れ薬、誰に使いたいの? 事務所の誰か、とか?」

モバP「いや、この仕事とは全然関係ない人」

モバP「結構長い付き合いなんだが、最近全然会う時間が取れなくてな」

志希「それで、面倒な手順省いて薬に頼ろうって?」

志希「いいね、そういう獣じみたところ。見た目はいかにも紳士みたいに装って、中身は肉食系だったんだ」

モバP「……なんかお前、皮肉っぽくないか」

志希「なーに、これくらいいつも通りでしょ。じゃあ早速、データ採取、行っとく?」

モバP「いいのか。じゃあ頼む」

志希「確か今の時間、トレーニングルームが空いてるよね。ジャージでも着て、行こうか」

 トレーニングルームにて。

志希「まずはキミの汗をある程度取りたいんだ。だからこのルームランナーでしばらく走ってもらいたいんだけど、その前に」

志希「この薬、飲んで」

モバP「これは?」

志希「汗を出やすくするために、体温や心拍数を上げて身体に負荷をかける薬だよ」

志希「ジャージに染みこむくらいの汗が欲しいから、普通にやってると時間かかっちゃうの」

志希「これで時間短縮すれば、必要な検体はすぐ集まるよ」

モバP「なるほどな。じゃあ、いただくよ」

志希「まあ、危なそうだったらあたしが止めてあげるから、キミは安心して走ってちょうだい」

モバP「ん。じゃあ……一丁やるか」

十分後。

モバP「……まだか?」

志希「もう少し。まだあんまり汗出てないでしょ」

モバP「しかし、結構キツイなこれ……もっと普段から運動しとくべきだったか」

志希「かもねぇ。にゃはははっ」


二十分後。

モバP「……もうそろそろ、いいんじゃないか?」

志希「いや、もうちょっと。しっかり汗かいてくれないと」

三十分後。

モバP「……ちょ、ちょっと、これ……まだか? 心臓がバクバク言って……」

志希「もう少し。もう少しだから頑張って。惚れ薬欲しいんでしょ」

志希「普通に口説いたり機嫌取ったりする手間を省こうってんだから、これぐらいはね」

モバP「(やっぱり……なんか、口調に刺があるな)」

四十分後。

モバP「はあ、はあ、もうそろそろ、いいんじゃないか……?」

志希「そうだね。じゃあクールダウンしながら、ゆっくり降りようか」

志希「お疲れちゃん。スタドリでも飲んで休んでね」

志希「あ、ジャージはこっちにちょうだい。……うん。濃い汗がじっとり染みて……いい感じだよ」

モバP「検体採取ってのは、これだけなのか?」

志希「いやいや、もういくつかステップがあるんだよね」

志希「でも、今日は疲れたでしょ? 後日にしようよ。ゆっくり休んだほうがいい」

モバP「まあ……志希がそう言うなら、そうするよ」

志希「んふふ。そうそう、素直が一番。……ぬふふ」

志希「あ、ジャージはちゃんと置いて帰ってよ。持ってっちゃダメだよ」

志希「これは必要なものだからね……ふふ。ちゃんと仕舞っておかないと」

モバP「(あれは……ジップロックか? あんなでかいの、あったんだな)」

 後日。

志希「今日はキミの網膜を検査させてもらうよ」

モバP「なんか、マンションのセキュリティみたいだな」

志希「だいたいそういう感じで捉えてもらえばいいよ」

志希「じゃあ、これ。瞳孔開かす目薬、指して」

モバP「はいよ。……これで、いいか?」

志希「うんうん。ちょっと待ったら眩しくなってくると思うから、そしたら検査を始めよっか」


モバP「……ん……眼が……」

志希「おお、きたね。じゃあ行くよ。このライトの明かり見て」

モバP「……いや、明るすぎて……こ、これきついな……!」

志希「そんなに長くはかからないから、我慢して」

志希「後遺症は残さないからさあ」

モバP「いやでも本当に、これは……」

モバP「う……く、ま、まだかよ……!」

志希「もうちょいもうちょい」

モバP「……!」

志希「うん。……こんなもんでいいかな。はい、お疲れ」

モバP「ふっ……あー、きつかった。視界真っ白で頭ガンガンして」

志希「まあ、これも試練だよ。それとも代償かな。にゃっははは」

 その後。

志希「次が最後だよ。キミの身体に流れる電流を計測するから、あたしの研究室へ行こ」

モバP「おお、いよいよか」

志希「じゃあ、ついて来て。一ノ瀬志希の隠しラボへご招待だよ」

志希「女子寮にキミを連れ込むわけには行かないからね」

モバP「ほうほう。ここは……マンション? こんなトコに、部屋借りてたのか」

志希「そうだよ。アイドルやるために、前の住処から移ってきたの」

志希「寮に薬品類を置いとくのは、ちょっと不用心だし。本格的な実験やるにはスペースも設備も足りないし、と思って借りたんだ」

志希「だからここに入るのは、あたし以外ではキミが初めてだねえ」

モバP「(なるほど、志希の言うとおり)」

モバP「(マンション外観は地味だが、セキュリティ関連はかなりしっかりしているようだし)」

モバP「(室内はといえば、ガラス戸と換気ダクトのついた大きなショーケースのような機材、よくわからない大きなカタログ、病院にあるようなパイプベッドなど)」

モバP「(いかにも理系じみた道具ばかりが置かれていて、生活感が全く無い)」

志希「ジャージに着替えて、そこのベッドに寝転んで。あたしは計測機材の準備するから」

モバP「あいよ」

志希「ふんふんふふーん。よし。じゃあこの電極を……まずは右脚からやろうか」

志希「ジェルがちょっと冷たいけど、我慢してね……ほい」

志希「ここと……ここでいいか。じゃあ、はじめるよ」

モバP「(志希が手元の機械を動かすと、脚に痛みのような緊張のような、奇妙な感覚が走る)」

モバP「(そして俺の意思に反して、ふくらはぎの筋肉がぴくぴく動く。苦しいというか……正直いって、気持ち悪い)」

モバP「……まだか?」

志希「もうちょうもうちょい。あ、動いちゃダメだよ」

志希「ふんふん……まあこんなもんでいいか。じゃあ次、左足ね」

モバP「(こんなのが後三回かよ……)」

 小一時間後。

モバP「やっと終わりか。これで全部済んだのか」

志希「そうだね。お疲れ様、だよ」

モバP「志希もお疲れ。俺のために、結構時間取らせちゃったよな」

志希「あっはは。何言ってんの今更。この程度どうってこと無いよ、本当に」

モバP「薬は、すぐできるんだよな? 翌日には出来るって、前言ってたし」

志希「そうだね。明日の朝にはあげられるよ」

モバP「そうか。いや、明日俺、オフだからさ。件の人と昼から会うんだよ」

モバP「前からの約束だったんだが、早速使えるなら、それに越したことはないな」

志希「へえー。それなら、明日の朝早くに、ここにもう一回おいで」

志希「あ、でも一人で来てよ。あたしがここに部屋借りてること、あんまり他の人には知られたくないし」

モバP「……そうか。それは、そうだな。わかったよ。ここの事は誰にも言わない」

モバP「その方が、多分俺のためにもなるんだろう」

志希「うんうん。話の分かるプロデューサーを持てて、あたしは幸せだよ」

志希「じゃあ、また明日。……ふふふっ、明日がプロデューサーにとって、運命の日になるんだね。いやぁ、楽しみだよ」

モバP「おう、じゃあな」

ここから後半です。

 翌日の朝。

 言われた通り、俺は志希の秘密ラボに来ていた。

 インターホンを鳴らすと、入っていいとのこと。

 昨日ぶりの研究室へ足を踏み入れると、やけに機嫌の良さそうな志希が出迎えてくれた。 

「やあやあ。いらっしゃい」

「薬はできているのか?」

「そりゃあもちろん。あたしは一ノ瀬志希だからね。
 もう調合が済むところだよ。持ってくるから、コーヒーでも飲んで待ってて」

 白いブラウスのボタンを開けて着崩して、その上から白衣を羽織った志希が、俺にマグカップを押し付けてくる。

 そのまま背を向けて、奇妙な形のフラスコやら鍵付きキャビネットやらが押し込まれた奥の部屋へ行った。

 コーヒーを勧めてもらったのはいいが、立ったままというのも落ち着かない。

 周りを見渡しても椅子が無い。

 まさか志希は、いつも地べたに座って実験してるのか。いくらなんでも不便そうだが。

 仕方なく俺は、昨日も寝かされたパイプベッドに腰掛けた。

 座って、コーヒーを一口。

 おそらくはインスタントだろうが、何か普段嗅ぎなれない臭いがするような気もする。

 まあ、俺は別に珈琲通というわけでもないし、なんでもいいのだが。

 もしかしたら、漫画や小説に出てくる科学者キャラのように、ビーカーでコーヒー沸かしたりしてるのかもな。

 なんとなくそんなことを思いながらコーヒーを飲んでいると、しばらく後に志希が帰ってきた。

「……お。あたしの淹れたコーヒー、全部飲んでくれたんだね」

「うん、まあ、美味かったよ」

「ふふ。そう、そうなんだ。それはなにより。ふふふっ」

 今まで見たことがないほど上機嫌な志希。

 嬉しさと笑いを抑え込めない様子だが、何がそんなに楽しいんだろう。

 訝しんだ時、俺は志希が薬らしきものを何も持っていないことに気づいた。

「志希。惚れ薬は? 取りに行ったんじゃなかったのか」

「薬。はは。惚れ薬ね。そんなもの、もう無いよ」

 予想もしなかった言葉。まさか、こいつは俺のことをからかったのか。

 思わず立ち上がりかけると、腕と足に痺れが走った。

「だって惚れ薬は、今キミが飲んじゃったもんね。もうここには無いよ」

「な……!?」

 今飲んだ、まさか、コーヒーに仕込まれていたのか。

 勧められるままに、薬を飲んでしまったというのか。

「どうしてそんな、志希! 俺が飲んじゃダメだろ!?」

「いいんだよ。キミが薬飲んで、あたしにベタ惚れになっちゃえば、それでいいんだよ。
 ……キミを他所の女に渡したりしない。キミはあたしのものだからね」

 ニヤニヤ笑いながら、志希がにじりよって来る。

 思わず体を離そうとしたが、まるで身体が言うことを聞かない。

 金縛りにあった時のように、意識は鮮明なまま身動きがとれない。

 志希が俺をベッドに押し倒すのを、止めることができない。

「……! おい志希! どういうことだ、お前、これは……!」

「どういうことも何も、さっき教えてあげたじゃん。
 キミにはあたしの作った特性惚れ薬を飲んでもらったの。
 だからキミは、これからあたしのことしか見えないようになるの。
 それだけだよ」

「だ、騙したのか!?」

「そうだよ。あたしが何回もアプローチしてたのに、全然本気にしないでさあ。
 その上、惚れ薬って聞いたら急に食いついて、他の女落とすのに協力しろって言い出すんだもん。
 騙されてもしょうがないって、思わない?」

 ベッドの上に俺を組み伏せた志希は眼を爛々と輝かせている。

 今にも舌なめずりしそうなその様子に、恐怖した。

「じゃ、じゃあ、あの……走らされたりしたのは、何だったんだ!
 被験者のデータが必要って、お前が……」

「ああ、あんなのデタラメだよ。
 走るのは、キミの汗の匂い嗅ぎたかっただけだし。
 電気と光は、もうなんにも関係なし。
 あたしの思いに気づかずに他所の女のことばっか考えてる、酷い男にお仕置きしてあげただけ」

 手足が冷えて、下腹部に熱が集まる。

 志希にズボンを下ろされると、今までに無いほど下着が盛り上がっている。

「あたしとしても、薬で無理やり洗脳して、ってのはちょっとどうかなと思ってたんだよ。
 でも、キミは惚れ薬を使おうとした側の人間だからね。
 だったら、いいかなって」

「それで、止めなかったのか……!」

「そうだよ。もしキミが思いとどまるなら、薬漬けにするのは自重しようかと思ってたんだ。
 でも、結局そうはならなかったからね。あたしもガマンしないことにしたよ」

 志希の長い指が、俺の股間を撫で回す。

 腰の骨を擦って、悩ましげな溜息をついた。

「まさかキミは、あたしのことを非難しないよね。
 キミだって、クスリを使おうと思ってたんだもんね。
 結局、あたしとキミは同じ人間だったんだよ。
 キミを分かってあげられるのはあたしだけ……くくく」

 下着も脱がされ、下半身が露出させられる。

「馬鹿だよねえ。自分は薬盛るつもりでいるのに、自分が盛られることを全然考えないなんて。
 でも、そんなとこもカワイイなあ。
 キミみたいにウカツな子は、あたしみたいに賢いお嫁さんがちゃんと守ってあげないと。ね?」

 志希の可愛らしい声が耳から俺の脳を犯していく。

 大きくなってびくびく震えている竿はまるで自分のものでないようだ。

 軽く触れられただけで電流のような快感が走り、俺の抗う心を折っていく。

「にゃはは。気持ちいいでしょ。これからもっと、良くしてあげるよ。
 身体はもう、だいぶ薬が効いてるみたいだね。
 頭の方はまだみたいだけど、まあこれも想定内だよ。
 脳には化学物質を排除する機構があるからね。
 薬を飲んですぐメロメロ、ってわけにはいかないんだよ。
 でも、あたしの薬だからね。時間はかかるけど、必ず突破するよ。
 キミの血液脳関門、処女膜みたいに破ってあげる。
 キミの身体は、誰か先に手を付けたオンナがいたみたいだけど。
 キミの脳の、魂の初めては、あたしのものだよ」

 胸元のリボンを緩めて、志希が俺の脚の間に陣取る。

 両手を服の内に入れてフロントホックのブラを外す。

 そのまま身体を倒して俺の男性器を手にとって、ブラウスの中の谷間に迎え入れた。

 志希の大きなおっぱいが俺の男性器を左右から思い切り圧迫している。

 ずずずっと身体を下げると志希の首元に亀頭が出てきて、ヨダレが流れた。

「どー、あたしのおっぱい。柔らかいでしょ。大きいおっぱい、好きでしょ。
 これから、もっと好きになるよ。これ無しじゃ生きていけないくらいに、ね」

 志希の言葉に恐怖を感じるが、逃げることはできない。

 それはもちろん、薬で手足が麻痺させられているせいだが、それ以上に俺は、自分の中で志希への敵愾心が薄れているのを感じていた。

 可愛い天才に弄ばれて愛されることを嫌だと思えない感情があったのだ。

「ふふ。いいよ、動かないでも。全部あたしがやったげる。
 キミを気持ちよくするのは、あたしだけでいいんだよ」

 そう言って志希は、おっぱいをぎゅっと押し付けたまま両手を動かし始めた。

 ドロッとして濃い唾液を胸の谷間に流し込まれ、ぬるぬる滑るようになった竿を左右の胸で交互に擦ってきたのだ。

 べっとりと唾まみれにされたものを、志希の大きくて柔らかいおっぱいが執拗に責めてくる。

 張り出た雁首がふわふわの胸に埋まり、弾力ある肉が男性器の醜い形に合わせて変形して、ぴったりフィットした乳肉がずりずりっと愛撫してくれる。

 パイズリというものをされたのは生まれて初めてだが、見た目のいやらしさといい気持ち良さといい、もう病みつきになりそうだった。

 反射的に射精しそうになって、思わずこらえる。

 屈服しそうになったのを目ざとく見咎めた志希が、優越感に満ちた笑みを浮かべる。

「別にイッちゃっても良かったのに。この服、汚れてもいいつもりで着てきたんだよ。
 あたしの胸で射精して、あたしの服にぶっかけたら……どれだけ気持ちいいんだろうね」

 どろっと濁った唾液が、また男性器にかけられる。

 ぬっちゃぬっちゃ言う粘ついた水音が卑猥すぎて、思考すらままならない。

 脳内に志希の薬がじわじわ浸透していくような錯覚がある。

 自分自身の人格が作り替えられていくような、今までに味わったことの無い感覚。

 何よりも恐ろしいのは、俺自身、それを厭だと感じなくなってきていることだった。

 男性器を唾塗れにされて、ふわふわおっぱいに包まれた状態で、危機感を抱くなんて無理だ。

 唾液と先走り汁とが胸に広がって、志希のブラウスに汚らしいシミをつけていく。

 谷間から顔を出す亀頭に、志希が鼻を近づける。

 二度、三度と息を吸い込み、身体を微かに震わせる。

 乳首はいやらしく勃起して、ブラウスにくっきりと跡をつけている。

「あは、いいニオイ……もっと気持ちよくしてあげたら、もっとイヤラシイ匂いするかな?」

 志希がくぱあっと口を開ける。

 ドロッとした唾液がリボンを汚す。

 そのまま頭を倒して、先端に吸い付いた。

「……! し、志希……!」

「んふふ。ん、ちゅぅぅ……きもひいい? いいんれしょ。
 そうらよね。コイビトのオクチらもんねぇ」

 彼女の言葉に反論する気力がもう無い。

 ふわふわ巨乳に挟まれて、小さい口でしゃぶられて、抵抗するなんて無理だ。

 されるがままの俺を嬉しそうに一瞥すると、志希は一層口での奉仕に力を入れてきた。

 カリ首の下辺りまでを咥え込み、唇でその弱い部分を優しく撫でる。

 じゅっぱじゅっぱとワザとらしく唾を鳴らし、濡れた目線をチラチラ向ける。

 鈴口を舌先でつつき、そっと割り開いて尿道を舐めしゃぶる。

 もちろんその間も胸での摩擦は続いている。

 根本から竿全体を何度も撫で上げて、汗ばんだおっぱいの肉が愛してくれる。

 乳肉と口に精気を吸い尽くされそうで、もう志希以外何も見えない。

 志希の、長い下睫、知性を湛えた瞳、長い癖っ毛、何もかもが美しく見えてしまう。

 自分を騙して薬を飲ませて、人格を改竄して陵辱してくる女を、可愛いと思ってしまうなんて。

 明らかに異常なことで、自分の脳が薬に侵されているのをまざまざと感じる。

 しかしそれすらも志希への好意に塗り替えられ、もっと愛されたい、もっと志希に搾られたいという、後付の感情に押し流されてしまう。

 俺には他に好きな人がいたはずだったが、既にその人の名前すら曖昧になってきている。

 竿を胸で、先端を口で、それぞれたっぷり愛撫され、もうそろそろ限界が来そうな時。

 不意に志希がパイズリフェラを止めた。

「ねえ。あたしのおっぱいとお口、気持ちいい?」

「ああ、いい、いいよ、もうすぐ……」

「じゃあ、愛してるって言って。あたしだけ愛してるって言って。
 そしたら、ちゃんと最後までしてあげるよ」

 これは罠だ、従ってはいけないと俺の本能が警告していた。
 
 それを言ったら、もう戻れないところまで連れて行かれてしまう。

 もう少し耐えれば、身体が動かせるかもしれない。

 そうしたら志希を逆に抑えこんで、解毒剤を奪い取れるかもしれない。

 その一心で、俺は唇を噛む。

 不意に何か言ってしまいそうになるのを、必死に耐える。

 抗う俺を志希は面白そうに見ている。

「まだ効き切ってないかな? それならそれで、いいんだけど。
 キミが屈服するまで、ずーっとおっぱいズリズリしてあげる。舌でぺろぺろしてあげる。
 いきたくなったら、いつでも言ってね」

 少しひんやりした乳房の感覚と熱い口の対比が鮮烈。

 胸を擦りつけられると、ときおり硬くなった乳首が当たって、その感覚で反射的に射精しそうになる。

 コリコリした乳首を男性器に当てるのは志希にとっても気持ちいいらしく、悶え歓ぶ声を上げている。

 志希の可愛い喘ぎ声を聞かされて、活かされる直前に愛撫を止められてしまう。

 寸止めされて苦しむ俺を見て、志希はますます嬉しげに胸を使い出す。

 じゅるるるる、とフェラチオの音が響く。

 上半身を丸めるようにしてパイズリフェラする志希が可愛い。

 こんなに可愛い少女に愛して貰えて、一体何が不満だというのか。

 その考えは薬で植え付けられたものだと、理性が叫ぶ。

 尊厳を守るため、言われるままになってはいけないと叫んでいる。

 しかし、イかされたいイかされたい、射精させられたいという思いはどんどん募る。

 生殖衝動が脳を埋め尽くし、抵抗の叫びは急速に薄れていく。

 代わりに俺を支配するのは、純粋な感情。

「志希。志希、愛してる。志希のことだけ、愛してる」

 半ば無意識に絞り出した言葉。

 脳全体が飲酒した時のように曖昧ななか、それを言うための領域だけは鮮明だった。

 聞いて、志希は一瞬身体を痙攣させた。

 ビクッと小さく跳ねた後、満面の笑みを向けてくる。

 どろりと濁った瞳には知性と欲望がごちゃまぜになって、もはや一筋の光も無い。

 開き切った瞳孔に俺の姿を映して、嗤った。

「フフフフ! やっと素直になったね!
 そうか、そっかそっかぁ! さすがあたし!
 いやあ、両思いかあ……それなら仕方ないよね! エッチもするし子作りもするよね……くくく!」

 俺が言葉を発するより早く、志希の舌が裏筋をべろりと舐めあげる。

 鋭い快感に喉を反らせると、心底楽しそうな声。

「いいよいいよー。いつでも、好きなだけ出しちゃって。
 ちゃんと飲んであげるから。キミの精液だから、きっとすんごくいい匂いするんだろうな。
 全部あたしのだ。独り占めできるんだね……」

 亀頭をぱくりと咥え、頬を凹ませ顔をやや引き、ストローのように尿道を吸い上げる。

 ちゅぅぅぅっという吸引音が淫ら。

 おっぱいはイキり立った竿を何度も優しく責め立てる。

 もう耐えられない。搾られるまま、俺は志希の口内に精液を放った。

「……!」

「ん!? ん、んふ、んぐ……ん、は、ふぅ……!」

 喉奥に精子を掛けられて、なお志希の眼は座ったまま。

 眼を細めた淫らな表情で、頬を膨らませて舌の上で精液を受け止めている。

 焦らされたせいか、二度、三度と続く長い射精。

 アイドルの口と喉を汚す子種汁が、唇の端から少しずつ漏れ出ている。

 しばらく続いた射精の後、ザーメンを搾りきった志希はゆっくりと股間から口を離し、起き上がって動きを止めた。

 口に精液を貯めたまま、何回か深呼吸している。

 涙目になって、苦しいのかとも思ったが、自分の肩を抱いて静かに震える仕草は淫靡。

 少し後、頭を上げて喉を反らせて、ゆっくりと精液を飲み下し始めた。

「んぐっ……んぐ、ん、こく……ごくっ……」

 濃厚な白濁液を、唾も混ぜずにそのまま飲んでいるのだろうか。

 飲み下す音も上下に動く喉も、精飲していると思ってみればこれ以上なく淫猥。

 じっくり時間をかけて飲み終え、口を開けてこちらを見下ろす目つきは、完全に色狂いのそれだった。

「はあ、はあー、あー……あはは。なにこれ。こんなの反則だよ。
 濃くて、エッチな味で、いやらしい臭いがいっぱいで……
 何よ、惚れ薬なんて無くても、これさえあれば……」

 言いながら、志希は自分のスカートと白いパンツを乱暴に脱ぐ。

 べっとりと糸を引く布切れを投げ捨て、再び俺を押し倒す体勢になった。

「ねー、いいよね。こんなイイ匂いのザーメン飲ませたんだから、責任取ってくれるよね。
 するよ。しっかりナカに出してね」

 イカ臭い吐息と共にそう言うと、志希は騎乗位でまだ萎えていなかった俺のものを強引に咥えこんできた。

 ずぶずぶずぶ、と竿が18歳アイドルの中に入っていく。

 フトモモまで愛液が漏れるくらいしっかり濡れた膣は、先端を挿れただけでもその熱さで射精させられそう。

 ぐっちゃぐちゃの肉筒はどんどん男性器を飲み込み、狂ったようにぎゅうぎゅう締まる。
 煮えたぎった愛蜜が俺の会陰まで垂れ落ちてくる。

 腰を落としきり、陰毛同士が絡み合うくらいまで深く挿入すると、腹の奥を突かれた志希は短く叫んだ。

「んっ……! ん、は、熱い……! い、気持ちいいよ……!
 ねえ、キミも、気持ちいいよね?」

「ああ、いいよ志希、熱くてぎゅうぎゅうして……」

「にゃはは、じゃーもっとしちゃおーか? 志希さんのカラダで、旦那さんユーワクしちゃうぞ……!」

 ベッドをギシギシ言わせて、志希はしっかりと膝をつく。

 少し身体の向きを調整した後、腰を上下に振り始めた。

 激しい運動で、俺達二人の汗が研究室中に飛び散っている。

 むわっとした熱気が俺たちを包んでいる。

 深呼吸すると、志希の体液を体内に取り込めたようで、一層興奮する。

 精液の臭いで感じる志希にとっては、なおさら。

「にゃ、は、あひ、イイ……!
 がっちがひで……オクまで、グリグリって……!」

 自分に跨ってガンガン腰を振って騎乗位で犯してくる志希が愛しい。

 もっと愛したくて、もっと気持ちよくなって欲しくて、俺は予告も無しに下から腰を突き上げた。

「んひ!? にゃ、にゃに……お、ほっ、やめ、らめ、ヘンになっひゃ……!」

 手をピクピク震わせて志希が悦ぶ。

 恋人のヨガる姿ほど、男を焚きつけるものは無い。

 もっとしたいと思っていると、手を動かせることに気づいた。

 いつの間にか薬の効果が抜けてきていたらしい。

 細い腰を両手で掴んで、皮膚の下の寛骨を撫で回しながら、子宮口に向けて一気にピストンした。

「お、うっ!? らめ、はなひて……! い、イク、出ちゃうからぁ……!」

「おしっこか? 出せよ。気持ちいいぞ」

「ち、違う、そうじゃにゃくて、んひ! おううっ! ふ、ふいちゃう……!」

 それと同時に、繋がった部分から透明な液体が噴き出た。

 尿にしては少ないし、臭いもさほど強くない。

 俺の胴体をたっぷり濡らしたそれは、恐らく潮であろう。

「……潮吹き、初めて見た。志希、感じやすいんだな……」

「ら、らって、あんないい匂い嗅いだら……あんなザーメン飲んだら、しょーがないよぅ……
 どろっどろしてて、ナマ臭くて……! もう、あらひ、ひ、いぃっ!」

 こんなふうに誘われて、黙って聞いているだけなんて無理だ。

 潮を浴びせられて駆り立てられた俺はいっそう激しく志希の胎を蹂躙する。

 若くて淫乱な子宮に種付けすることしか考えられない。

 下半身を捉えられて、感じすぎて身体の自由を手放した志希は上半身をぐったりさせている。

 さっき散々俺をいじめてくれたおっぱいがたゆんたゆんと揺れている。

 膣口は白く泡だった粘液に覆われて、見開かれた眼からは止めどない涙。

 舌は口から飛び出て、頬は真っ赤。

 普段の知性的な雰囲気は全く無い。欲望に翻弄される動物がいた。

 パンパンと殊更にいやらしい音を立てて抽送を繰り返す。

 潮を噴いた時に当たっていた部分、少し背中寄りの膣壁を何度も突く。

 髪を振り乱して、志希はただひたすら悶え続ける。

「あ、お、お”っ……! い、イク、もういって、お、ぉ……!」

 低く、呻くような喘ぎ声だが、却ってそれがそそる。

 作り物っぽくなくて、本気で感じてくれているようで、喜びを感じる。

 愛しい女に奉仕したくて、もっと強く突き上げる。

「は、あ”、ああっ! やめ、やめへ、しんじゃ、ひんじゃうぅ、バカになるぅ……!」

「やめていいのか?」

「らめ、いや、やめちゃいやああっ! ずっほ、ひんじゃうくらいエッチしへぇっ!」

 ほとんど呂律が回っていない。何を言っているのかもはっきりしない。

 ただ気持ちいいということはわかるし、それで十分だ。

 求められるまま、志希の子宮口を責める。

 奥のコリコリした部分を突くと膣がきゅうきゅうして、俺の方も限界だ。

「もう、出る……! 中で、いいのか?」

「なか、ナカ! れったいナカ! ん、ほ、おおおっ……!」

 今までされるがままだった志希が、外に射精される恐怖を感じてか、腰を落としてきた。

 体重をぐいっとかけられて、膣奥に男性器が食い込む。

 子種に飢えた、熱くて狭い肉筒に強く抱きしめられる。ぎゅぅぅぅという音を感じながら、俺は射精した。

「……お! んあっ、あぁ、あぉ……! アツ、い……! ひ、いぃぃっ」

 絶頂しているさなかの子宮に精液を注ぎ込む。

 一回目よりも多いくらいの大量のザーメンが、少女の膣内にぶち撒けられる。

 体の奥に大好きな臭いを付けられて、志希は涙を流している。

 精液を搾り取りながらも、もっともっと欲しい、子供を孕ませてほしいと女性器が狂う。

 ぎゅぎゅぎゅっと締まる肉筒に竿をしごかれて、眼がチカチカする。

 密着して、一番深くまで挿入してたっぷり射精して。

 確実に種付けしている実感が男の本能を満足させる。

 腰を掴んで逃げられないようにしての生中出しは、魂が擦り切れそうなほど気持ちよかった。

 種付けされている方の志希は、もう喘ぐことすらできていない。

 ヨダレを垂れ流して、虚ろな目で大きく深呼吸している。

 その体から力が抜け、人形のようにカクンと崩折れた。

 失神しかけた志希が倒れこんでくる。

 慌てて抱き止めると、ちょうど胸の谷間に顔を突っ込むことになった。

「はぁ、はぁ、あ……あは、は、は」

 忘我状態の彼女を、強く抱きしめる。

 熱い体温と柔らかいおっぱいを感じながら、俺達は優しい疲労と眠りに沈んでいった。

 生ぬるい気温。慣れない感触。

 目を覚まして身体を起こすと、そこは志希の研究室。

 俺を嬉しそうに見下ろす志希の顔が、視界を専有した。

「おっはよーう。気持ちよく眠れたかな?」

「あ、ああ……二人共、寝ちゃったのか」

「そだね。あんなに激しくエッチしたら……後戯する余裕なんて無くなっちゃうよ。
 特にキミの方は、……いろいろ、負担もあっただろうし」

「今は……もう昼過ぎか。結構寝てたんだな」

「そうだねー。あ、そうだ。キミの携帯、何回か鳴ってたよ」

 促されて確認すると、今日会う予定だった女から何回か連絡が入っている。

 しばらくは待ってくれたらしいが、もう怒って帰っていることだろう。

 まあ、仕事相手というわけでもないし、どうでもいい。

「どう、なんか大事な連絡だった?」

「いや、大したことじゃないよ。
 志希はどうだ、これから予定あるのか?」

「なーんにも無いね。君と二人で過ごすために、空けておいたんだから」

「じゃあ……」

「んっ……んふふ。そういや、今日はまだキスしてなかったね。
 ん……ちゅっ、ちゅる、んは……キミの口、エッチだよホント……んふふ、ちゅぅっ……!」

 志希に飲まされた薬の事も、今日会うはずだった女の事も、忘れたわけではない。

 ただ、それよりも今の俺にとって志希のほうが大事だった。

 薬で植え付けられた感情であったとしても、志希を愛していた。

 もう俺には、他に大事なものなんて何一つ無くなっていたのだ。

以上です。

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