【艦これ】俺「何!?ここが鎮守府だというのか!?」【遊戯王】 (291)

おばちゃん「何を言ってるさね。鎮守府は向こう側だよ」

俺「お、そうだったか。サンキューおばちゃん」

おばちゃん「なに、礼にはおよば」 ウーーーー

おばちゃん「あわわわわ、悪いね。今日は店じまいだよ」

俺「いいっておばちゃん。今度来たときはなんか買ってくよ」

おばちゃん「そうかい。じゃあそのときを楽しみに待ってるよ」

俺(深海棲艦来たし鎮守府行く前に見に行くか)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1425914393

蒼龍「鎮守府東海ピケット部隊より入電。空母ヲ級が3、重巡リ級が2、雷巡チ級が3、戦艦ル級が1、当鎮守府へ向け進攻中とのこと」

提督「規模から見て恐らく偵察艦隊だろう。それにしては駆逐艦級がいないのが気になるが」

提督「当鎮守府はこれより第一種警戒態勢へと移行。なお敵偵察艦隊は鎮守府近海へと近づける前に撃滅する」

提督「第二戦隊並びに第二水雷戦隊出撃準備にかかれ。第三戦隊並び第三水雷戦隊は鎮守府近海を警戒、第一戦隊は別名あるまで待機」

了解!!

綾波「第二水雷戦隊、出撃します!」

扶桑「第二戦隊、出ます」

瑞鶴「第一次偵察隊全機発艦!」

翔鶴「皆さん、続いてください」


瑞鶴「敵機動部隊発見!」

扶桑「了解!第二戦隊、並びに第二水雷戦隊、砲雷撃戦よーい!てぇ!」

俺(沖の海がドンパチ賑やかに。鎮守府の艦娘のお手並み拝見と)ザバーン

俺「ん?」

リ「キシェエエエエエエエエエ」

俺「トラップ発動!万能地雷グレイモア」

ドオオオオオオオオオオン

リ「キシェエエエエエエ」

俺「まだやるか?ならばデュエルだ」

俺「デュエル!」

リ「キシェエエエ!」

[ ][ ][ ][ ][ ]
[ ][ ][リ][ ][ ]
     2 DP
[ ][ ][ ][ ][ ]
[ ][ ][ ][ ][ ] 手札5

俺「俺のターン!」

俺「さっきの攻撃は1ターン目とみなされたか。ならばドロー!」

俺「俺は手札から星因士ベガを攻撃表示で召喚!そしてベガの効果発動!このカードが召喚に成功したとき手札から星因士モンスターを特殊召喚できる!星因士デネブを特殊召喚!」

ベガ「ハッ!」

デネブ「フンッ!」

俺「デネブの効果発動!デッキから星因士モンスターを手札に加える!俺が手札に加えるのは星因士アルタイル」

リ「キシェエエエエエエエ」攻撃力2400

ベガ&デネブ「ハッ!」

俺「攻撃できるのは自分のバトルフェイズだけだぜ?ん?」

デネブ「ウッ、アァアアッ!」パリーン

俺「モンスター効果みたいなものか。俺はカードを二枚セットしてターンエンド」

[ ][ ][ ][ ][ ]
[ ][ ][リ][ ][ ]
3 EP
[ ][ ][ベ][ ][ ]
[ ][ ][因][リ][ ] 手札3

リ「キシェエエエエキシェエエエエエエエ」攻撃力2400→3400

俺「何!?攻撃力が上昇しただと!!」

俺(セットした神聖なる因子が発動できないということは発動しないタイプの効果か。厄介だな)

リ「シェエエエエエエエエ!」攻撃力3400

ベガ「ウガッ!」攻撃力1200

俺「うがっ!」LP8000→5800

俺(・・・・)ズサァァァ......

俺(さすが、すごい衝撃。だがこれで攻撃は終わっ、てない!!)

リ「シェエエエエエ!」攻撃力3400→4000

俺「モンスターを破壊したとき攻撃力を上昇し追加攻撃だと!?だがトラップ発動!リビングデッドの呼び声!墓地からベガを特殊召喚!そしてベガの効果発動!手札のアルタイルを特殊召喚!さらにアルタイルの効果発動!墓地のデネブを特殊召喚!デネブ効果でデッキから2枚目のアルタイルを手札に加える」

ベガ&デネブ&アルタイル「ハッ!」

リ「キクカキキキキケエエエエエエ」攻撃力4000

アルタイル「ガアアアッ!」守備力1300

リ「クククククキケケケケケケケ」

[ ][ ][砲][ ][ ]
[ ][ ][リ][ ][ ]
  3 BP
[ ][ ][ベ][デ][ ]
[ ][ ][因][リ][ ] 手札3

俺「砲撃を仕掛けるつもりか!だが速攻魔法に近いのならば、トラップ発動!神聖なる因子!星因士デネブをリリースし相手のカードの効果の発動と効果を無効にし、破壊する!」

リ「ケッケッケケ?」

俺「その後カードを1枚ドロー!」

俺「俺のターン!ドロー!」

[ ][ ][ ][ ][ ]
[ ][ ][リ][ ][ ]
     4 SP
[ ][ ][ベ][ ][ ]
[ ][ ][ ][リ][ ] 手札5

俺「俺は再びアルタイルを召喚!」

アルタイル「フアッ!」

俺「アルタイル効果発動!墓地からデネブを特殊召喚!」

デネブ「フンッ!」

ベガ&デネブ&アルタイル「ハッ!」

俺「俺はベガ、デネブ、アルタイルの3体でオーバーレイネットワークを構築!聖なる星の輝きよ、今交わりて漆黒の世に光を照らせ!エクシーズ召喚!星輝士デルタテロス」

大淀「この島の極東部、第二戦隊第二水雷戦隊航戦地点より南方にて高エネルギー反応!」

提督「何だって!?深海棲艦の上陸を許したのか!!」

大淀「いいえ、深海棲艦の波長パターン照合、終了。交戦中です!」

提督「どういうことだ。いやこの際深海棲艦のことよりも交戦中の艦娘はどこの所属だ」

大淀「それが艦娘の波長パターン確認できず!」

提督「では!深海棲間と渡り合っているソレは何なんだ!」

大淀「わかりません。ただいま第二戦隊から入電が入りました。電探がキャッチした反応を解析中」

提督「大淀は解析急げ。第二戦隊及び第二水雷戦隊は上陸した深海棲艦へと急げ!なんにせよ第一目標は深海棲艦の撃滅を最優先、並びに交戦相手を確保せよ」

扶桑『了解しました』

大淀「解析完了しました。深海棲艦交戦相手、不明です!」

蒼龍「!?」

扶桑『!?』

綾波『!?』

提督「なんだと!?では人間が深海棲艦とサシで渡り合ってるというのか!?」

大淀「わかりません!ですが」

俺「星輝士デルタテロスの効果発動!一ターンに一度オーバーレイユニットを一つ使い、フィールドのカード1枚を破壊できる!」

俺「行けデルタテロス!リ級を破壊しろ!」

デルタテロス「アッ!!!!」ORU(ベガ、アルタイル、デネブ outデネブ)

リ「ギャアアアアア!!!」攻撃力4000→2400

俺「攻撃力が下がっただけで破壊されないか。ならばバトル!デルタテロスでリ級を攻撃!」

俺「星光のストライクスラッシュ!」

リ「ガアアアアアアアアアアア」攻撃力2400→0

リ「ガッ、アアァッ!」プシュー

リ「・・・・・・」

俺「破壊こそ出来なかったものの、やったか?」コンコン

リ「 」

俺「やったか」

ザァァァァ

俺(海から艦娘が来たか。軍の艦娘か?)

???「ここは…どこじゃ?」ポワーン

俺(というわけではなさそうだな。艤装こそ着いてないものの海の上を行く紛れもない艦娘)

???「おお、お主、ここはどこじゃ?」

俺「俺か?ここは―」

???「して、我輩はなにゆえこのような場所におるのじゃ?」???

???「うーむ、我輩気が付けば海の上で彷徨っておっての、当てもなく流されておったところに一本の光の道ができての」

???「燃料ももう底が見えておるし最後の賭けじゃったのじゃが、どうやら大当たりを引いたようじゃの」ハッハッハッ

???「おっと、名乗り遅れたの」

???「我輩は利根である。以後よろしく頼むぞ提督殿」

俺「俺提督じゃないけどね」

利根「なんと!?」

その瞬間だった。利根の服が弾けた。

俺「・・・・」

利根「・・・・」

利根「見るなバカたれ!」///

俺「で、俺が思うにだ」

利根「うむ」着替え終了

俺「俺は艦娘でもましてや提督でもない一介のデュエリストだ」

利根「うむ?」???

俺「そんな一般人の俺がアイツ倒したから中途半端な形で俗にドロップ艦と呼ばれるお前が産まれた」

利根「うむ?我輩は生まれてこの方数十年は経っておるぞ?」

俺「そんなことはどうだっていい」

利根「むーっ!」

俺「普通産まれない産まれ方をしたからエラーを持ってお前が産まれてきたんだろうな。子宮外妊娠なんかに近いんじゃないか?」

利根「なるほどのぉ」

利根「でもお主、艦娘でも提督でもない一般人が深海棲艦、ましてや重巡級のあやつを仕留められると思うておるのか?」

利根「我輩が思うにお主が、でぃ、でぃえりすと?とやらだから我輩が呼び寄せられてしまったのだろう」

俺「とりあえず鎮守府に向かうか」

利根「イヤじゃな」

俺「え?」

利根「誰が好き好んで戦争しにいくのじゃ?軍も何も関係ないところでこうして再び生を受けたのじゃからまずは遊んで遊んで遊びまくるぞ!」

大淀「高エネルギー反応消失、同時に深海棲艦の反応消失」

提督「バカな!艦娘でもないただの人間が深海棲艦を倒したというのか!?」

提督「いや、その高エネルギー反応が人間と断定するのは早急か。第二戦隊及び第二水雷戦隊は到着急げ!」

扶桑『了解』

綾波『了解しました』

大淀「微弱ですが、もう一つ反応を感知」

提督「今度はなんだ」

大淀「艦娘です。ですが、艦娘にしては反応が弱すぎるため恐らく大破以下の状態かと。現時点では所属不明ですが早急に救助が必要と思われます」

提督「大破状態でドロップ艦だと?一体なにが起きているんだ」

利根「ぼんやりしてる間に軍のヤツらが来たようじゃぞ?」

利根「どうした行くぞ?」

俺「このままお前を鎮守府に引き渡すのもアリだけどな」

利根「ナシじゃな」

俺「まぁナシだな」

俺「見た目女子高生の艦娘と二人旅ってのもスリルが合って最高だね」

利根「貴様!我輩を陵辱するきじゃな!?エロ同人みたいに!エロ同人みたいに!」

俺「罠発動、緊急脱出装置!」

俺「とりあえず鎮守府の艦娘が来る前にこの場をはなれにゃな」

利根「うむ!参ろうか!」

大淀「艦娘の反応、消失しました」

提督「轟沈した、ということか?」

大淀「いえ、轟沈したならばまだ艦娘の反応が出ているはずです。言葉の通り消失しました」

提督「謎の高エネルギー反応に倒された深海棲艦、大破以下のドロップ艦。そして消えた反応。謎が増える一方だなどうなってるんだ」

蒼龍「第二水雷戦隊旗艦綾波より入電」

提督「繋いでくれ」

綾波『砂浜にて重巡リ級の残骸を発見しました。それと、争ったような形跡も』

綾波『ですがこれ以上は何も』

提督「そうか」

綾波『お役に立てなくてすみません』

提督「謝ることはない」

綾波『ですが、二つ奇妙な形跡が』

提督「なんだ」

綾波『リ級に対して争ったと思われる人物の足跡なのですが、リ級の跡が大きく残っているのに対しまるで動いてないんです。まるで、棒立ちして戦ったかのように』

綾波『それともう一つ、リ級に残っている跡なんですが足跡には届いておらず、なにかバリアで阻まれたように』

提督「わかった。写真にとって持ってきてくれ」

綾波『うぅ、言葉足らずですいません』

綾波『それと、リ級の残骸を確認してわかったことなのですが、このリ級フラグシップ級です』

提督「・・・・・」

リ級f
☆7 攻撃力2400 守備力?
自分のスタンバイフェイズこのカードの攻撃力は1000上がる。
相手モンスターを攻撃で破壊したときこのカードの攻撃力を600上げてもう一度攻撃できる。
このカードが破壊される場合このカードの効果で上昇した攻撃力を元に戻し破壊されない。
相手がモンスターを特殊召喚したときそのカードを破壊する。この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使えない。

砲撃
速攻魔法
バトルフェイズに攻撃したモンスターが存在するバトルフェイズのみに発動できる。
相手フィールドのカードを1枚破壊し自分フィールドのモンスターの攻撃力を1500ポイント下げてもう一度攻撃できる。

続き書いてたんですが眠くなったので寝ます。
また夜頃に投稿します。

いつだったかISとデュエルっていうあれに似てるけど同じ人かな?
違ってたらごめんね

フィールド 俺宅

利根「なんじゃ結局海の目の前ではないか」

俺「この島は端から端まで海の目の前だよ」

利根「うーむ。我輩はゲーセンとやらに言ってみたかったのじゃが」

俺「少なくともこの島にはないな」

利根「ではお主我輩にでぃえるを教えよ」

俺「デュエルを?」

利根「でぃえりすと、とやらはでぃえるで深海棲艦と戦うのじゃろ?これだけ海に囲まれた島じゃいつ深海棲艦が来てもおかしくなかろう」

利根「お主一人じゃと聊か不安が残るからの」

俺「・・・・・」

利根「それに、お主何か寂しそうじゃ。折角我輩が来たというのじゃからもう少し嬉しそうにしたらどうじゃほれ」グイィ

俺「おはえおえがあいいおうにいえうあ?(お前俺が寂しそうに見えるか)」ニイィ

利根「見える!」

俺「そうか」

俺「確かに俺デュエリストなのにデュエルできなくて寂しかったのかもな」

利根「じゃろうじゃろう」

俺「わかったよ、教えてやるよデュエル」

利根「わお」パァァ

俺「だがデュエルは戦争の道具じゃない。本当は戦うための武器じゃない」

利根「ではなんと」

俺「人を笑顔にする手段」

俺「そう、デュエルは人を笑顔にする手段」

利根「かかか。そうかそうか、ではお主は人を笑顔にするために戦っておるのじゃな?」

俺「そんな崇高な目的はない。

利根「ではなにゆえ戦っておるのじゃ?」

俺「デュエルがしたいから」

利根「お主の中の人には深海棲艦は入ってないようじゃな。言っておること矛盾してはなかろうか」

利根「かかか。だとしてもお主は面白い。人を笑顔にするでぃえるでこうして我輩がまた笑えるのじゃからな」

利根「気に入ったぞ俺、いや、俺提督」

利根「お主は今から我輩の提督であり司令官じゃ。ここを俺鎮守府へと改造するぞ!」

利根「して、でぃえるとはどうするのじゃ?」

俺「あーそれはこれがこうなってこうなるんだ」

利根「ふんふん」

利根「ほー」

利根「なるほど」

利根「そうなるのじゃな!」

利根「出来たぞ俺!我輩のでっきじゃ!」

利根「さっそくでぃえるするぞ!」



俺「デュエル!」

利根「でぃえる!」

俺「初戦なんだ先行どうぞ」

利根「いいのじゃな?では先行はもらったぞ!」

利根「我輩はかーどを4枚せっとして、もんすたーをせっと!たーんえんど!」

利根「我輩のこの鉄壁の布陣、崩せるものなら崩してみよ!」

俺「それを崩すのがデュエルの楽しみってもんよ!俺のターン、ドロー」

TONE
[裏][裏][裏][裏][ ]手札0
[裏][ ][ ][ ][ ]LP8000
     2 SP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札6
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
ORE

俺「利根、お前のセットモンスターを言い当ててやろう」

利根「ほう?してそれは!」

俺「メタモルポットだ。手札のカードを全てセットしてメタモルポットをセットするのは常套手段!」

俺「俺は星因士ベガを召喚!ベガの効果で星因士ウヌクを特殊召喚!」

ベガ「ハッ!」

ウヌク「ウヌッ!」

俺「ウヌクの効果発動!デッキからテラナイトモンスター1枚を墓地へ送ることが出来る!」

俺「俺が墓地に送るのは星因士リゲル!」

俺「俺は手札のカード3枚をセットしてバトルフェイズ!ベガでセットされたモンスターを攻撃!」

ベガ「ハッ!」

セットモンスター(アブソーブポッド)

俺「なに!?アブソーブポッドだと!!」

利根「掛かったな!アブソーブポッドのりばーす効果発動!ふぃーるどにせっとされた魔法・罠かーど全てを破壊し破壊した枚数ぷれいやーはかーどをどろーする」

利根「我輩は4枚のかーどをどろーするぞ」手札0→4

俺「くっ。セットしたカードが」手札1→4

利根「さらに!我輩は破壊されたアーティファクト・カドゥケウスの効果発動!魔法・罠かーどとしてせっとされていたこのかーどが破壊された場合墓地から特殊召喚できる!」

カドゥケウス「 」ヌゥ

利根「さらに我輩は破壊された3枚のアーティファクトもんすたーを墓地から特殊召喚!アーティファクト・モラルタ!アーティファクト・デスサイズ!アーティファクト・アイギス!」

利根「アーティファクト・カドゥケウスが存在するときにアーティファクトが特殊召喚された場合でっきからかーどをどろーできる!」手札4→7

利根「まだ終わらぬぞ!モラルタの効果!相手ふぃーるどのかーど1枚を破壊する!デスサイズの効果!相手はえくすとらでっきからかーどを特殊召喚できない!アイギスの効果!自分のアーティファクトもんすたーは効果で破壊されない!」

利根「どうじゃ我輩の鉄壁のもんすたーたちは!手も足もでまい」かかか

俺「カードを二枚セットしてターンエンドだ」

利根「我輩のたーん!どろー!」手札7→8

TONE
[ ][ ][ ][ ][ ]手札8
[カ][モ][ ][ア][デ]LP8000
     3 SP
[ ][ ][ベ][ウ][ ]手札2
[ ][ ][裏][裏][ ]LP8000
ORE

利根「アイギスとモラルタでおーばーれい!えくしーず召喚!アーティファクト・デュランダル!」

デュランダル「」ズン

利根「まだまだ我輩のたーんは続くぞ!かーどを2枚せっとしてデュランダルの効果発動!お互いのぷれいやーは手札を全てでっきに戻ししゃっふる、戻した枚数分かーどをどろーするのじゃ!」

利根「我輩はかーどを追加で3枚せっとしてデュランダルでベガに攻撃!」


デュランダル「」攻撃力2400

ベガ「ハッッ!」攻撃力1200


利根「どうじゃ!ここまで強いもんすたーをこうも易々とならべる我輩の実力!」

俺「まったくだ、初めてのデュエルとは思えないほどの強さだ」

俺「だけど甘い!」

利根「なんじゃと」

俺「ダメージステップ!」カンコン

俺「手札からオネストの効果発動!自分フィールドの光属性モンスターが戦闘を行うとき、手札からこのカードを墓地へ送り戦闘する相手モンスターの攻撃力分攻撃力をアップさせる!」

俺「デュランダルの攻撃力は2400!よってベガは攻撃力が2400アップ!」

利根「攻撃力3600じゃと!!」

デュランダル「」ガラガラガラ 攻撃力2400

ベガ「フンッ!」攻撃力1200→3600

利根「ぐぅぅぬ!」LP8000→6800

利根「やりおるの!」

俺「初めてのデュエルでオネストにまで気をつけろってのが土台ムリな話だ気にするな」

利根「我輩はこのままたーんえんどじゃ」

俺「俺のターン、ドロー!」

TONE
[裏][裏][裏][裏][裏]手札3
[カ][モ][ ][ ][ ]LP6800
     4 SP
[ ][ ][ベ][ ][ ]手札3
[ ][ ][裏][裏][ ]LP8000
ORE

俺「まずはその邪魔なセットカードを剥がさないとな」

俺「手札からマジックカード、ハーピィの羽箒発動!」

利根「なっ!お主我輩のアーティファクトが出てくるのにも関わらず破壊してくるのか!」

破壊 アーティファクトの神智 デスサイズ(2) フェイルノート アーティファクトの開放 奈落の落とし穴

利根「じゃが破壊されたアーティファクトの神智効果発動!ベガを破壊する!そしてデスサイズ、フェイルノートが墓地から特殊召喚されカドゥケウスの効果でどロー!デスサイズの効果でえくしーず召喚ができなくなりフェイルノートの効果で墓地のデスサイズを再びせっと!そしてアーティファクトの開放が破壊されたとき我輩はカードを1枚ドローできるのじゃ」

利根「これで我輩の手札はカドゥケウスの効果で2枚増え開放の効果で3枚増えることになったの」

俺「それはどうかな」

利根「なに!?」

利根「なぜじゃ!ドローできんぞ!」

俺「トラップ発動!ブレイクスルースキル!この効果でカドゥケウスの効果を無効にしたのさ」

利根「く、じゃがデスサイズの効果発動!」

俺「させない!墓地からトラップ発動!」

利根「墓地からトラップじゃと!」

俺「ブレイクスルースキルが墓地に存在するときこのカードを除外することで相手モンスターのモンスター効果を無効にできる!」

利根「じゃがブレイクスルースキルは墓地に落ちたターんには使えないはず。。。ハッ!?」


俺「そう、あの時だ」

――
――――


俺「なに!?アブソーブポッドだと!!」

利根「掛かったな!アブソーブポッドのりばーす効果発動!ふぃーるどにせっとされた魔法・罠かーど全てを破壊し破壊した枚数ぷれいやーはかーどをどろーする」


――――
――

利根「これではどろーもできなければデスサイズの効果も使えぬではないか!」

俺「俺は手札からアルタイルを召喚!効果で墓地のベガを特殊召喚!そしてベガの効果で手札のデネブを特殊召喚!デネブの効果でデッキからアルタイル(2)を手札に加える」

ベガ「ハッ」

アルタイル「フンッ」

デネブ「デヤッ!」

利根「レベル4のモンスターが3体、くるか!!」

俺「行くぞ利根!俺はベガ、デネブ、アルタイルでオーバーレイネットワークを構築!聖なる星の輝きよ、今交わりて光の衣なびかせん!!エクシーズ召喚!星輝士トライヴェール!」

トライヴェール「!!!!!」ORU(ベガ、アルタイル、デネブ)

俺「トライヴェールの効果発動!このカードがエクシーズ召喚に成功したときフィールドのカード全てを手札に戻す!だが!トラップ発動!リビングデッドの呼び声!俺は墓地の星因士ウヌクを特殊召喚、そしてトライヴェールの効果で手札に戻る」

利根「折角出したモンスターを手札に戻すのか」

俺「そう、だが永続トラップであるリビングデッドの呼び声も手札に戻る。そして特殊召喚されたウヌクはデッキからテラナイトモンスター1枚を墓地へ送ることができる」

TONE
[ ][ ][ ][ ][ ]手札8
[ ][ ][ ][ ][ ]LP6800
     4 M1
[ ][ ][ト][ ][ ]手札3
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
ORE

利根「じゃが攻撃力2100のエクシーズモンスターならば再び我輩のアーティファクトで倒してくれよう!」

俺「なら俺はトライヴェールのもう一つの効果を発動する」

利根「もう一つの効果!?」

俺「1ターンに1度オーバーレイユニットを1つ取り除くことで相手の手札1枚を破壊する!」

トライヴェール「ン!!!!!」ORU(ベガ、アルタイル、デネブ outデネブ)

利根「く、そんな効果まで」手札8→7

利根(しまった、神智(2)が!)

俺「行けトライヴェール!ダイレクトアタック!」

俺「星光のシャインストラッシュ」

利根「ぐうぁあああああ!!」LP6800→4700

俺「カードを1枚セットして、ターンエンド」

利根「くぅぅ、これがディエルというものなのか!」

俺「デュエルな。どうだ楽しいだろ」

利根「ああ、楽しいぞ、すごい楽しいぞ!」

利根「なんだ、なんなのだ!この心の底から湧いてくるワクワクは!なんなのだこの気分の高ぶりは!こんな経験、生まれてこの方初めてだ!」

利根「滾る!滾る滾る滾る!滾るぞ!行くぞ俺!我輩のターン!」

俺「全力でこい!何度でも受け止めてやる!」

利根「ドロー!」

俺「ッ!?」

利根「!!!」

利根「我輩はカードを5枚セットして、ターンエンド!」

俺「この瞬間トラップ発動!リビングデッドの呼び声!」

俺「ウヌクの効果で墓地に送ったベガ(2)を特殊召喚し、ベガ(2)の効果発動!手札のアルタイル(2)を特殊召喚!アルタイル(2)の効果発動、墓地のデネブを特殊召喚
しデネブの効果発動!」

俺「デッキからアルタイル(3)を手札に加える!」


TONE
[裏][裏][裏][裏][裏]手札3
[ ][ ][ ][ ][ ]LP4700
     5 EP
[ア][ベ][ト][デ][ ]手札2
[ ][ ][リ][ ][ ]LP8000
ORE

俺「俺のターン、ドロー!」

利根「この瞬間トラップ発動を発動するぞ、アーティファクトの神智!デッキからアーティファクトモンスター1体を特殊召喚する!我輩が呼ぶのはアーティファクト・カドゥケウス」

利根「さらに!アーティファクト・ムーブメント発動!フィールドのマジック・トラップカード1枚を破壊する!我輩が破壊するのはこのカード!」対象・・・ベガルタ

利根「そしてデッキからアーティファクトモンスター1体をマジック・トラップカードとしてセットする。更に更にアーティファクト・ベガルタの効果発動!自分フィールドのマジック・トラップカードを2枚まで破壊する!我輩はこの2枚を破壊する!」対象・・・デスサイズ(2)、モラルタ

利根「そして破壊されたデスサイズとモラルタを特殊召喚!3体のアーティファクトモンスターを特殊召喚したために我輩はカードを3枚ドロー!モラルタ効果発動!トライヴェールを破壊!とどめじゃ!デスサイズの効果発動!」

俺「墓地からトラップ発動!」

俺「ブレイクスルースキル(2)」

俺「デスサイズの効果を無効にする!」

利根「じゃがトライヴェールはモラルタにより破壊される!」

俺「上等!トライヴェールが破壊され墓地へ送られた場合、墓地のテラナイトモンスター1体を特殊召喚できる!こい、ベガ(1)!ベガ(1)の効果発動!手札からウヌクを特殊召喚し効果発動!星因士シャムを墓地へ送る」

TONE
[ ][ ][裏][裏][ ]手札6
[カ][デ][ ][モ][ベ]LP4700
     6 DP
[ベ][ア][ベ][ウ][デ]手札2
[ ][ ][リ][ ][ ]LP8000
ORE

利根真ん中裏はムーブメント効果でセットしたアーティファクト

利根「見せてくれ!滾る我輩に、お主の全力を!全力のデュエルを!速攻魔法発動、ダブルサイクロン!ムーブメントの効果でセットしたアキレウスとお主のフィールドのリビングデッドの呼び声を破壊!」

利根「そしてアキレウスを特殊召喚し効果発動!このターン自分フィールド上のアーティファクトモンスターは攻撃されない!」

俺「そしてリビングデッドにつながれたベガ(2)は再び墓地へ」

俺「だが、これでいい!俺は手札からデネブを召喚!デネブの効果発動!デッキからウヌク(2)を手札に加える!」

俺「俺のフィールドにはレベル4の戦士族モンスターが5体!」

俺「俺は5体のテラナイトモンスターでオーバーレイネットワークを構築!星の輝きのもと、戦士現る。聖槍をもって汝が敵を貫き光の道より出でよ!エクシーズ召喚!H‐Cロンゴミアント」

ロンゴミアント「フアァァッ!!!」攻撃力3000

利根「すごい、すごいすごいすごいぞ!ワクワクが止まらない!みろ!こんなに腕が、足が震えておる!」

利根「今、我輩はとてつもなく、楽しいぞ!」

俺「この楽しさが、このワクワクがデュエルなんだ!」

俺「ロンゴミアントの効果発動!オーバーレイユニットが5つ以上ある時、相手フィールドのカード全てを破壊できる!」

ロンゴミアント「ハアアッ!」

利根「クッ!我輩のアーティファクトが!」

俺「マジックカード発動!死者蘇生!俺は墓地の星因士シャムを特殊召喚する!そしてシャムの効果!相手に1000ポイントのダメージを与える!」

利根「グアァッ!」LP4700→3700

俺「バトル!ロンゴミアントとシャムでダイレクトアタック!」

ロンゴミアント「ハアアアアッ!」攻撃力3000

利根「・・・」LP3700→700

シャム「エイヤ!」

利根「・・・」LP700→0

利根「これが、デュエルか。いいものだな」

利根「デュエルで人々が笑顔に、か。お主の言ったこと分かる気がするわ」

>>20 俺「ククク、ここがIS学園か」 ですかね。多かれ少なかれ影響受けてる別人ですね

すこし時は進む

フィールド 鎮守府:提督室

蒼龍「海賊について分析終わりました」

提督「ご苦労さん」

蒼龍「いえ、実際に分析していたのは大淀なので」

提督「最初の海賊の反応はやはり2週間前の大破ドロップ艦で間違いないか」

蒼龍「ええ。その日を皮切りに未確認のドロップ艦が増えてきています。ただ、大破状態でドロップ反応が確認されているのが最初のドロップ艦のみで何故大破状態でドロップしたのかは未だ不明ですね」

提督「大破状態でドロップした艦は最初の1隻だけか。それ以降大破状態の艦娘が海上に出た形跡はなし。出撃ドロップ含めてだ」

提督「普通、艦娘はドッグに入り自身を修復しなければ大破状態からは回復しないはずだ。ヤツらもドッグを持っているということか?だがドッグを持っていたとして修復資材、補給資材はどこから調達しているんだ」

蒼龍「分からないことが多すぎますね。それに仮に入渠ドッグに資材を持っていたとして妖精さんの力がなければ入渠ドッグもただの温水プールと変らず、艤装が回復することもありませんし」

蒼龍「いっそのことチョッカイだしてみたらどうですか?」

提督「それが出来るならもうしてるよ」

蒼龍「それにしても、私達が2週間全力で追いかけても尻尾も捕まえられないなんて変なはなしですよね」

提督「そう、そこなんだよ

提督「運よく逃げ続けられてても今までの場合精々5日が限度だ。だがヤツらは2週間も尻尾をつかめていない」

蒼龍「内通者がいると考えるのが普通ですよねぇ」

提督「身内を疑いたくはないがな」

提督「だがもし内通者がいないとしたらヤツらは一個大艦隊を相手取れる超がつくほどの大物だ」

提督「そんな大物の話なんて聞いたこともない」

蒼龍「もしかしたら本当にポッと出の超大物海賊だったりして」

提督「そんな海賊にはこっちの事情も少しは考えて欲しいものだ。海域奪還作戦にも資材割かにゃならんから資材がお湯にいれた砂糖のように溶けていく」

提督「燃料も弾薬も湯水のように湧いてくるわけじゃないんだっての」

大淀「技術開発部より連絡です。例のリ級が活動を再開しました」

フィールド 鎮守府:技術開発部隔離室

リ(......ここは....)

夕張『っ!リ級が目覚めたわ。提督のもとへ連絡して』

妖精(御意!)ピシッ

夕張『2週間前のあの砂浜でなにが起こっていたのか、これでわかりそうね』

夕張『重巡洋艦リ級、聞こえるかしら』

リ(人間側、艦娘側の施設。か)

夕張『アナタが今どういう状況になっているかわかるわね』

夕張『いくつかききたいことがあるの。答えて』

夕張『まずは教えて、2週間前、アナタが最後に戦闘を行ったあの砂浜でなにが起きたのか。誰がいたのか。なにをしたのか』

リ(あの戦闘から既に2週間も経過していたか。その間ずっと眠りこけていたとは)カチッカチッ

リ(当然、弾も全て抜かれているか)

夕張『聞こえているかしら?聞こえていたら首を振ってちょうだい』

リ「...捕虜に対する身の安全は、保障されているのだろうな」

夕張『”いいえ”。でも、少なくても上層部にバレるまでは”はい”ね』

夕張『私達の数少ない、深海棲艦との交流の場。願わくばカフェでおしゃべりでもしたいところだけどそうもいかないの』

リ「世間話で緊張をほどき絆す話術か?艦娘とはつくづく嫌らしいヤツらだ」

夕張『どういう意味かしら』

リ「だがまぁいい。私はお喋りは好きなほうだからなノッてやる」

リ「そうだな。お前ら艦娘は知らないだろうが、知る術もなかっただろうが深海にもカフェがあるぞ」

夕張『そうね、深海にもカフェがあるなんて未知の情報ね』

リ「私は紅茶派なのだがな、周りのヤツらは珈琲ばかりだ。当然、私も珈琲を飲んださ。だがなんだあの泥水は」

リ「口の中にいれた途端不愉快な苦味が口の中を陵辱する。その日から私は珈琲が大嫌いになったよ」

夕張『そう、奇遇ね。私も珈琲はちょっと苦手よ。でも、』

夕張『深海棲艦はもっと嫌い』

リ「話しやすい雰囲気を作った私の努力を無為に振るうとは」

夕張『お返しよ』

リ「ハハハハ、そうか。お前面白いヤツだな気に入ったよ」

夕張『もう一度質問するわ。アナタが最後に戦闘を行ったあの場で、だれがなにをしてなにが起きたのか答えてくれるかしら』

リ「私がソレをお前らに教えて、なにかメリットがあるのか?」

リ「私達は皆戦士だ。死ぬ覚悟を持って戦場へと赴き生を散らしていく」

リ「当然、囚われたからといってそう易々と情報をしゃべるわけないだろう」

夕張『アナタ、生きたいと思ったことはないの?』

リ「現に”まだ”生きてるではないか。生きているのに何故生きたいと願う」

夕張『生きていればいつか、良いことが起こる。そんな風に考えたことはないかしら』

リ「生憎と深海のヤツらはどいつもこいつも絶望しきったような顔してるもんでな」

リ「それに、お前らのように能天気な生活を送ってるわけじゃないんでね」

夕張『それは侮辱かしら?それとも」

夕張『羨望かしら?』

リ「..........」

夕張『取引しましょう。アナタは知っていること全てを話す。私達はアナタの部分的自由を認める。いつまでもこんな真っ白な部屋に居たくはないでしょう?』

リ「....最初からこの取引が目的で話しをしてたってわけか」

夕張『さぁ、なんのことだか』

リ「....あークソ!クソ!クソッタレが!」

リ「一瞬でも思っちまったじゃねぇか。そんな”能天気な生活がしてみたい”ってよ」

夕張『では工廠成立ね』

夕張『戦士とはなんだったのか』

リ「当然、死ぬ覚悟はある。しかしだ。生きる意味が出来た」

夕張『そう、じゃあまずは教えてもらえるかしら。あの砂浜でなにがあったのかを』


リ(あの時、すごい気持ちが昂った。ワクワクした、とでも言えばいいのか)

リ(倒しても倒しても、ヤツは不思議な人形を呼び出していたな。真っ直ぐとした目で、戦闘を心底楽しんでいるようにも見えた)

リ(純粋に、純然に、そこに悪意はなく真っ向から私を叩きにきた。不思議な少年だった)

リ(ヤツとは殺し合いをしている気分ではなかったな。いうなれば、そう。スポーツをしていた感覚に近いのだろうか)

リ「人間とは不思議な魔法を使うようになったな」

夕張『魔術?どういうことかしら』

リ「ヤツは何もない空間から次々に戦士を呼び出していた」

リ「攻防の末、私は地に伏した。完敗だったよ」

夕張『もう少し詳しく説明してくれるかしら』

リ「詳しくか。とは言えど私とて覚えていることも少ない」

リ「そうだな。ヤツは言っていたぞ戦闘の最初に”デュエル”と」

夕張『デュエル?聞いたことないわね』

リ「なに?ではアレはお前ら人間側の魔法ではないのか?」

夕張『ええ、少なくても私は知らないわね。提督ならなにか知っているのかも知れないけれど』

提督『いや、俺も知らないな』

夕張『提督、いつからそこに』

提督『”人間とは不思議な魔法を使うようになったな”からだ』

リ「ここのトップがお出ましか。いいのかい?仮に私が暴れてアンタが怪我しても」

提督『なにどうということはない。ここにある兵器でお前を消し炭にすることは容易い』

リ「物騒なことで」

提督『軍だからな』

提督『深海棲艦よ。いまのお前の発言に嘘偽りはないな?』

リ「もしあったら」

提督『標的艦として縛り付けてから沈めてやる』

リ「おお、怖い怖い。だが、嘘みたいな話だが嘘じゃねえ」

リ「私が知っているのはここまでだ」

リ「そうそう、1つ忘れてたよ。魔法を使ってた人間のことだ。赤い帽子をかぶった男だったよ。ちょうどアンタと同じくらいの若さで、同じくらいの背丈だったかな」

リ「私の知っていることは全て話したぞ?取引の内容忘れたわけではあるまいな」

提督『ああ。あれは私が指示したものだからな』

リ「ならば話しは早い」

提督『その前に1つだけ』

リ「なんだ」

提督『軍には深海棲艦と戦い、沈み、残された者が少なからずいる。ゲストという扱いにしている以上無闇矢鱈に攻撃されることはないはずだが、風当たりが強いということを忘れるな』

提督『特に戦艦級や正規空母級にはあまり近寄らない方がいいぞ』

提督『開放しろ』

リ「・・・・・」ピーガシャッ

扶桑「・・・・・」

リ「戦艦級にはあまり近寄るなとか言っておいて、これってどうなんだ」ガシャ

リ「なんだこれは」

提督『艦娘の力を人間と同等にまで落とすための装置をお前が寝てる間にデータを取り深海棲艦用に改造したものだ。何分艦娘は力が強いからな。そのまま闊歩されると町を破壊されかねない』

提督『尤も、お前が闊歩できるのは鎮守府の中の限られた部分だけだがな。それにしても艦娘と行動できる範囲は鎮守府の中だけならばほぼ同じだ。捕虜にしては良待遇だと思え』

リ「まぁ、当然だな。で、ここにいる戦艦は何なんだ」

提督『お前のお目付け役だ』

扶桑「安心してください。私はアナタには敵意がありませんから。尤も、不利益になると判断した場合には容赦なく実力行使に出ますけどね」

リ「おーおー、艦娘はそろいもそろって物騒だ」

扶桑「貴方達は皆口が悪いようですね」

リ「.....」

扶桑「.......」

リ「くっ、ハハハハハ」

扶桑「ふふふふふ」

扶桑「気に入りました。沈めるのは最後にしてあげます」

リ「ああ、私もアンタのことが気に入ったよ。沈めるのは最後にしてやる」

今回はこれだけ。

それとわらび餅が10個集まりました

>>49
わらび餅やない。ひし餅や

>赤い帽子をかぶった男だったよ。
http://i.imgur.com/hICaj6V.jpg
コナミ君!なぜコナミ君がここに? 逃げたのか?自力で脱出を?コナミ君!

まだ更新しませんがトリップつけに来ました。というかこんなものあったんですね知りませんでした


フィールド 俺宅改め俺鎮守府:提督司令室

利根「なに?ここの近くまで深海棲艦が来ておるのか!」

天龍「ああ、相手は気付いてなかったようだが、目視で確認したぜ」

利根「して、戦力は」

天龍「ヲ級が1のみだ」

利根「空母が1のみじゃと?どういうことじゃ」

利根「いや、この際理由が何であれ、なんということはない!この機を逃す事はなかろうぞ!」

利根「これより我が艦隊はヲ級と直接交信を図る。目的はデュエリストの増員!ヤツを引き込むぞ!」

利根「第一戦隊、出撃する!」


フィールド 海:沖合い

ヲ「エクシーズ召喚の反応を検知、分析、完了」

ヲ「陸地から潮に乗って流されてきたエクシーズ召喚の反応残滓」

ヲ「比較的弱いために扱いやすいエクシーズ召喚をここまで強力なものに磨き上げるとは人間というのはつくづく不思議な生き物だ」

ヲ「....っ!?艦影だと!バカな、敵地はまだ先のハズだ、いや、今更いっても仕方がないか。兎にも角にも1人で戦ったところで勝ち目はない」

ヲ「艦載機全機発艦。出来る限り時間を稼げ」

・・・・・・

天龍「チッ、ヤツの艦載機か。どうする利根の姉御」

利根「どうするもこうするも我輩らがしたいのは戦争か?違うじゃろうに」

利根「白旗を揚げよ、『交戦の意思はない』と信号を送れそして『我が鎮守府へ来い』と伝えよ!」

天龍「おいおい本気かよ。本気だよなぁ」バッバッバッ


天龍「寝ても冷めてもデュエルデュエルデュエル、まったくとんでもないところに来ちまったもんだぜ」ババッパッ

利根「そんな事いってお主もなかなかデュエルを楽しんでおったろ」

天龍「俺は戦争するために来たはずなんだがなぁ」

--
---
----

利根「アーティファクトで総攻撃!」

天龍「ぐあああああああ!」LP8000→0

利根「デュランダルでダイレクトアタック!」

天龍「があああああああ!」LP2000→0

利根「ガイアドラグーンで守備モンスターを攻撃!」

天龍「へっ、そんな攻撃じゃ俺に止めを刺すことなんてできねぇぜ」

利根「ガイアドラグーンは守備モンスターを攻撃したとき攻撃力が上回っていればその数値分貫通ダメージを与える!」

天龍「なんだと!?」

天龍「ぐあああああああ!」LP600→0

----
---
--

天龍「いつの間にかこんなことになってやがる」パッパッ

利根「ん?なんか言ったか?」

天龍「いやなんも」

天龍「おっと、お返事が来たみたいだぜ」


天龍「えーっと、『お前もデュエリストか?』だってよ」

利根「『当然じゃ』」

天龍「『当然じゃ』と」パッパッ

天龍「まったくよぉ、そのくらいの短い文なら自分で送れよなぁ人使いが荒いんだから」

利根「ん~?なんか言ったかの?誰が人使い荒いのだか詳しく話しを聞こうじゃないか。ほら返信が来たぞ」

天龍「あんだって?....おいおい、まったく俺の周りにはデュエル脳しかいねぇのか?」

利根「して、なんと」

天龍「『ならば、デュエルで向かえに来い』だってよ」

利根「面白いヤツじゃ気に入った。コテンパンにしてやれ」

天龍「俺がデュエルするのかよ!」

利根「当たり前じゃろ。なにせお主の初陣なのじゃからな!」

天龍「ったくよ、しょうがねぇな。おい!空母さんよ顔見せろよ!こんな遠くちゃろくにデュエルできねぇぜ!」

天龍「さて、こんなんで来るのかね」

利根「なにを言っておるんじゃ?来てもらわなければ困るだろう」

利根「それに来なければ行くまでよ」


天龍「強気だねぇ」

利根「そりゃぁもう、お主は我輩が手塩にかけて育て上げたからの。ほら、お出ましじゃ」

ゴォオオオオオオオオオ!!!!

利根「ヤツめ、ヤル気満々じゃぞ気をつけい!」

天龍「チッ、もうここまで来たらやるしかねぇもんな!ああやってやるぜ!デュエルをはじめようじゃないか」

ヲ「誘いにノって着てみれば随分な歓迎じゃないかええ?」

ヲ「我らとて暇ではないのだ。やるならば早くしろ。お前らが勝てればお前らの要求に応じてやる」

ヲ「だが負けたときは、どうなるかいうまでもないな」

天龍「いいや、どうなるのか是非とも教えて欲しいね」

ヲ「まずはお前はカードに封印する」

天龍「ほう」

ヲ「そのカードを火であぶり灰を作り風で吹き飛ばすというのはどうだ?」

天龍「そりゃ、絶対に負けられないね」

ヲ「ならば、勝てば良い事よ」

天龍「艦載機がデュエルディスクに!!」

ヲ「さぁ、はじめるぞ。デュエルの時間だ」

ヲ「デュエル!」

天龍「デュエル!」

短いですがここまでで。次はデュエルパート投稿します。

>>52
俺はコナミではない(無言の腹パン

ヲ「先行はくれてやる」

天龍「気前の良いことで。なら遠慮なく行かせてもらうぜ!俺のターン!」

天龍「俺は手札から伝説の黒石を召喚!そして効果発動、自身をリリースすることでデッキから「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する!俺は真紅眼の黒竜を特殊召喚」

ヲ「ほう、お前もドラゴン使いか」

天龍「カードを2枚セットしてターンエンド」

WO
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
     1 EP
[ ][ ][紅][ ][ ]手札2
[ ][ ][裏][裏][ ]LP8000
TENRYU

天龍「”お前も”ってことはお前もドラゴン使うのか?」

ヲ「すぐに分かる」

ヲ「我のターン!」ドロー

ヲ「手札から青き眼の乙女を攻撃表示で召喚」

乙女「ふふふふふふふふ」攻撃力0

天龍「攻撃力0のモンスターを攻撃表示だぁ?」

利根「気をつけろ。攻撃力0のモンスターは何かと厄介な効果を持っていると相場が決まっておるのじゃ」

天龍「へっ、言われなくても分かってらぁ」

ヲ「更に手札から永続魔法、ポジションチェンジを発動。自分フィールドのモンスター1体を隣のモンスターゾーンに移し変える」

乙女「あぁっ、あぁっ」

ヲ「この瞬間、青き眼の乙女の効果発動!青眼の白竜1体を特殊召喚できる」

青眼の白竜「ギャアアアアアアアア!」攻撃力3000

天龍「なに!?攻撃力3000のモンスターをいきなりデッキから呼び出しただと!!」


ヲ「バトル、青眼の白竜で真紅眼の黒竜を攻撃!」

青眼の白竜「ギャアアアアアアアアアア!!」 攻撃力3000

真紅眼の黒竜「ガアアアアアアアア!!」攻撃力2400

天龍「くぅっってぇ!」LP8000→7400

天龍「だが俺は真紅眼の黒竜が破壊されたこの瞬間、手札から霊廟の守護者を特殊召喚するぜ」

霊廟の守護者「ヌゥウウウン!」守備力2100

天龍「さらに霊廟の守護者効果発動、このカードの効果で特殊召喚したときに自分の墓地からドラゴン族通常モンスター、真紅眼の黒竜を手札に加えることが出来る」

ヲ「フン、我はカードを1枚セットしてターンエンド」

WO
[ ][ ][ポ][裏][ ]手札3
[ ][ ][龍][女][ ]LP8000
     2 EP
[ ][ ][霊][ ][ ]手札2
[ ][ ][裏][裏][ ]LP7400
TENRYU


天龍「俺のターン、ドロー!」

天龍「俺はリバースカード、ギャラクシーサイクロンを発動!フィールドの裏側表示のカード1枚を破壊する。俺はその目障りなセットカードを破壊するぜ」

ヲ「フン」裏...インターセプト

天龍「さらに俺は闇の誘惑を発動!デッキからカードを2枚ドローし手札の闇属性モンスター1枚を除外する」

天龍「俺は霊廟の守護者をリリース!手札から真紅眼の黒竜をアドバンス召喚!」

ヲ「ほう、リリース1体で最上級モンスターをアドバンス召喚か」

天龍「へっ、お前は知らないだろうが霊廟の守護者はドラゴン族モンスターをアドバンス召喚するとき2体分のリリースに出来るんだぜ」

ヲ「そうか。だが未知は既知となりた」

天龍「バトル!真紅眼の黒竜で青き眼の乙女を攻撃!黒炎弾!」

真紅眼の黒竜「ボン!」攻撃力2400

青き眼の乙女「ふふっ、うふふふふっ。あぁっ」攻撃力0

ヲ「青き眼の乙女効果発動、このカードが攻撃対象に選択されたときその攻撃をこのカードを守備表示にすることで攻撃を無効にする」

天龍「チッ、かわされたか」

ヲ「それだけではない」

天龍「なんだと?」

ヲ「青き眼の乙女が攻撃対象になったとき、青眼の白竜1体を特殊召喚する!」

ヲ「来い、青眼の白竜」

青眼の白竜「ギャアアアアアアアアア!!」攻撃力3000


利根「くっ、これではヤツのターンで再び永続マジックポジションチェンジの効果が発動されて3体目のブルーアイズが出てきてしまう。天龍よ、何か手はないのか!」

天龍「そんなこといわれてもよぉ」

天龍「クソッ、俺はこのままターンエンド」

ヲ「艦娘といえど所詮は軽巡クラス。この程度の力しか持たぬか。我のターン、ドロー」

WO
[ ][ ][ポ][ ][ ]手札4
[ ][龍][龍][女][ ]LP8000
     4 SP
[ ][ ][紅][ ][ ]手札2
[ ][ ][裏][ ][ ]LP7400
TENRYU

ヲ「手札から魔法カード、調和の宝札を発動、手札の伝説の白石を墓地へ送りカードを2枚ドロー」

ヲ「さらに墓地へ送った伝説の白石の効果発動、デッキから青眼の白竜1枚を手札に加える。そして手札に加えた青眼の白竜をコストにトレード・インを発動、カードを2枚ドローする」

天龍「へぇ、手札が随分とめまぐるしく入れ替わるじゃねぇか」

ヲ「ポジションチェンジの効果発動、青き眼の乙を動かすことで青き眼の乙女の効果が発動し青眼の白竜1体を特殊召喚する。

青眼の白竜「ギャアアアアアアアア!!」攻撃力3000

青眼の白竜「ギャアアアアアアアア!!」攻撃力3000

青眼の白竜「ギャアアアアアアアア!!」攻撃力3000


天龍「なに!?墓地からも呼び出せるのか!!」

利根「攻撃力3000のモンスターが3体も!全ての攻撃が通ればお主のライフはもう後がなくなってしまうぞ!」

天龍「わーってるよ」

ヲ「バトルフェイズ、1体目の青眼の白竜で真紅眼の黒竜を攻撃!」ダン!

天龍「トラップ発動、攻撃の無敵化!」

天龍「このカードの効果により真紅眼の黒竜はこのターンいかなる攻撃でも破壊されない!」

ヲ「だがダメージは受けてもらう」

天龍「くっ!」LP7400→6800

ヲ「続けて2体の青眼の白竜で攻撃」

青眼の白竜「「ギャアアアアアアア!!」」ボォン

真紅眼の黒竜「ギャアアアアアアア!!」ドォォオン

天龍「ぐっ!あぁあ!」LP6800→6200→5600

天龍「...くぁっ、はぁ...はぁ...」

天龍「へっ...でもこれで終わりらしいな」


ヲ「なにを勘違いしている」

天龍「なに?」

ヲ「速攻魔法、瞬間融合!」

ヲ「自分フィールドの3体の青眼の白竜を素材とし、エクストラデッキから融合モンスターを融合召喚する。白き龍よ、三位一体となりて我を勝者へと導け、融合召喚!現出せよ、青眼の究極竜!」

青眼の究極竜「ガアアアアアアアアアアアアアア!!」攻撃力4500

天龍「攻撃力4500だと!!」

利根「なんて強大な」

ヲ「さぁバトルだ青眼の究極竜。真紅眼の黒竜を攻撃せよ、白の究極閃光弾!」

青眼の究極竜「ガアアアアアアアアアアアアアアアア!!」攻撃力4500

真紅眼の黒竜「ギャアアアアアアアアア!!」攻撃力2400

天龍「ぐぁああああああ!!」5600→3500

ヲ「瞬間融合で融合召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。我はこのままターンエンド」


フィールド 鎮守府:提督司令室

ヂリリリリリ チン

提督「なんだ」

大淀『大変です!北方鎮守府奪還海域で超高エネルギー反応をキャッチ!』

提督「なんだって!」

大淀『2週間前の高エネルギー反応と類似した波長を確認!』

大淀『間違いありません!例の深海棲艦が言っていた”デュエル”です!』

提督「蒼龍!直ちに出撃の準備だ!島風を旗艦に金剛比叡榛名霧島で高速戦隊を編成、直ちに北方海域へ向かわせろ!」

提督「150秒で出撃準備だ!」

蒼龍「ハッ!了解しました!」

提督「大淀はデュエリストの波長解析急げ」

大淀『問題ありません。既に終わらせましたデュエリストの波長を照合した結果、間違いなく艦娘と深海棲艦のもと断定しました』


大淀『近くの監視ブイを向かわせました。映像繋ぎます』

提督「.....」

提督「これは利根型に天龍型か?!」

大淀『ええ、そのようです。ただ、艤装らしきものは見当たりませんが左腕部分に機械らしきものをつけています。あれは...なんでしょうか?』

提督「わからん。だが、確保すればなにか分かるだろう」

提督「しかし、例の深海棲艦の話、あまりにも突拍子がなさ過ぎて信憑性そのものが怪しかったが事実だったようだな」

大淀『ええ、ですがリ級が言うには『人型』で『戦士』だったようですが』

提督「これはどう見ても『竜』だよなぁ」

島風『高速戦隊旗艦島風、出撃準備完了!これより当高速戦隊は当該海域へ向けて最大戦速で出撃しまーす』


フィールド 海:沖合い

天龍「俺のターン、ドロー!」

WO
[ ][ ][ポ][ ][ ]手札4
[ ][ ][ ][ ][女]LP8000
     5 SP
[ ][ ][紅][ ][ ]手札3
[ ][ ][ ][ ][ ]LP3500
TENRYU

天龍「俺は墓地のギャラクシーサイクロンの効果発動。このカードを除外することでフィールドに表側表示で存在するマジック・トラップカード1枚を破壊する!俺はポジションチェンジを破壊!」

天龍「さらに俺は手札からマジックカード、真紅眼融合を発動!レッドアイズモンスターを融合素材とする融合モンスターを融合召喚するとき、デッキのカードを融合素材とすることが出来る!」

ヲ「ほう、デッキから融合か」

天龍「俺はデッキのデーモンの召喚と2体目の真紅眼の黒竜を融合!悪魔の爪よ、獰猛な龍の牙よ、いまここに交わりて敵を葬らん!融合召喚、現れ出でよ、ブラック・デーモンズ・ドラゴン!」

黒悪魔竜「キェエエエエエエエエエエ」攻撃力3200

利根「よし、ブラック・デーモンズ・ドラゴンなら仮にブルーアイズが出てきたとて攻撃力で勝てる!」

天龍「バトルだ!真紅眼の黒竜で青き眼の乙女を攻撃!」

ヲ「だが青き眼の乙女は自身を守備表示にすることで戦闘を免れる。そして墓地から青眼の白竜を特殊召喚する」

天龍「織り込み済みだ!ブラック・デーモンズ・ドラゴンで青眼の白竜を攻撃!悪魔竜一閃!」

黒悪魔竜「キェエエエエエエエエエエ!」攻撃力3200

青眼の白竜「ギャアアアアアアアアアア!!」」攻撃力3000

ヲ「チッ」LP8000→7800


天龍「更に俺は墓地から伝説の黒石効果発動、墓地のレベル7以下のレッドアイズモンスター1体をデッキに戻すことでこのカードを手札に加える」

天龍「俺はカードを1枚セットしてターンエンドWO

WO
[ ][ ][ ][ ][ ]手札4
[ ][ ][ ][ ][女]LP7800
     5 EP
[ ][ ][紅][魔][ ]手札2
[ ][ ][裏][ ][ ]LP3500
TENRYU

ヲ「我のターン、ドロー」

ヲ「我は手札から魔法カード、ドラゴン族・目覚めの旋律を発動。手札のカード1枚をコストにデッキから攻撃力3000以上で守備力2500以下のドラゴン族モンスターを2枚まで手札に加える。我は青眼の光竜と混沌帝龍‐終焉の使者‐を手札に加える」

天龍「また強そうなモンスターを持ってきやがったな」

ヲ「手札から魔法カード、死者蘇生を発動。墓地の青眼の究極竜を特殊召喚!」

青眼の究極竜「グォオオオ!」攻撃力4500

天龍「また出てきやがった」ヒヤリ

ヲ「そして、青眼の究極竜をリリース!」

天龍「折角の攻撃力4500をリリースだと?」

ヲ「究極を越えた完全なる光の竜よ、ココに姿を現せ!現出せよ、青眼の光龍!」

青眼の光龍「クォオオオオオ!!」攻撃力3000


ヲ「青眼の光龍の元々の攻撃力は3000だが、このカードは自分の墓地のドラゴン族モンスターの数だけ攻撃力を300ポイントアップさせる」

利根「ヤツの墓地には青眼の白竜が3枚に伝説の白石が1枚、青眼の究極竜が1枚か。つまり攻撃力は」

青眼の光龍クォオオオオオオオオオオオ!!」攻撃力3000→4500

天龍「クソッ、攻撃力4500のモンスターなんてどうやって突破すりゃいいんだ!」

青眼の光龍「クォオオオオオオオオ!!」攻撃力3000→4500

ヲ「バトルだ。青眼の光龍で真紅眼の黒竜を攻撃!閃光のフル・バースト!」

青眼の光龍「クォオオオオオオオオオオオ!!」攻撃力4500

真紅眼の黒竜「ギャアアアアアアアアアア!!」攻撃力2400

天龍「トラップ発動!マジックシリンダー!攻撃してきた相手モンスター1体を対象にしてそのモンスターの攻撃を無効にし攻撃力分のダメージを与える!」

ヲ「無意味だ無駄だ愚かしい。青眼の光龍の効果発動!このカードを対象にするカードの効果を無効にする!シャイニングフレア」

青眼の光龍「クォオオオオオオオオ!!」

天龍「ぐっ...があああああああああ!!!」LP3500→1400


WO
[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
[ ][ ][光][ ][女]LP7800
     5 EP
[ ][ ][ ][魔][ ]手札2
[ ][ ][ ][ ][ ]LP1400
TENRYU

利根「天龍!」

天龍「大丈夫だ。たぶん。少なくても後1回はドローできるさ」

ヲ「カードを1枚セットしてターンエンド」

ヲ「果たして、その強がりがどこまで続くか見ものだな」

天龍「強がりかどうかはこのドローで分かるさ。デュエリストはLPが0になるまであきらめない。そうだろう?利根の姉御」

利根「まったく、お主というヤツは。そうじゃったな。じゃが我輩の無理強いでお主が消えるのは良心が痛むからの、なんとしても勝つのじゃぞ!」

天龍「まったく無茶言いやがって。デュエルに絶対はないって言ったのはどこのどいつだよ」

天龍「いくぜ、俺のター「バーニング、ラアアアアアアブ!!」ドン!ドン!ドン!

天龍「!?」

利根「なんじゃ!?」

ヲ「.....」

ヲ「チッ、軽巡と戯れていたせいか艦娘の接近に気がつけないとは。焼きが回ったか?」

ブツン


霧島『あーあー、マイクチェック。ワン・ツー。問題ないようですね。お姉様、後は任せました』

金剛『センキュー霧島』

霧島『いえ、問題ありません金剛姉様』

金剛『ヘイ!そこのトネ型!テンリュー型!そして深海棲艦空母級のヲ級!ユーらは完全にホーイされている!おとなしく投降するネ!』

ヲ「フン。このデュエルはお預けだ。命拾いしたな」ザブン

金剛『あーちょっト!ヲ級がエスケープ!潜る空母とか深海棲艦は何でもアリネ!』

利根「天龍、こうなってしまっては仕方がない。退くぞ」

天龍「ああ。鎮守府って所も気になるがここは退くべきか」

島風「退くってどこへ?」

利根「なんじゃお主」

天龍「ってかいつの間に」

島風「あなた達っておっそいのね」

島風「とりあえず、神妙にお縄を頂戴!うちの提督のことだし悪いようにはされないと思うからさ」

島風「あたしたちもあなた達と戦いに来たわけじゃないの。でも抵抗するって言うなら」

比叡「.......」ジリリリ

榛名「勝手は榛名が許しません!」ジワジワ

利根「....ふぅ」バンザイ

天龍「まぁ、そうなるな」バンザイ

今回はココまでで。ヲ級と天龍のデッキ思ったように上手くまわせなくて苦労しました。
次のパックで真紅眼の超強化楽しみです。この調子でテラナイトのフラゲも来ませんかね。

「伝説の黒石とはどんな効果だ。いつ発動する」
☆1 ドラゴン族 闇属性 
①②の効果は1ターンに1度いずれか1つの効果しか発動できない。
①このカードをリリースしてデッキからレベル7以下のレッドアイズモンスター1体を特殊召喚する。
②墓地のレベル7以下のレッドアイズモンスターをデッキに戻してこのカードを手札に加える。

「絶対に完結させます」って作者が言うとその作品はエタる法則


フィールド 俺鎮守府:司令室?

飛鷹「利根と天龍が鎮守府側に捕まったみたいね」

俺「あのバカ共が」

飛鷹「どうするの?」

俺「丁度出向く口実ができたようなもんさ。寄り道したが元々はあそこの提督に会いに行くのが目的だったしな」

飛鷹「まぁその寄り道のおかげで私達はここにいるわけだけれど」

飛鷹「でもアナタが鎮守府に出向くということは私達はどうなるのかしら?」

俺「甘甘に見積もって鎮守府側に吸収される」

飛鷹「鎮守府にデュエルスペースはあるかしら」

俺「それとも不穏分子として回収されスクラップにされる」

飛鷹「怖いこと言うわね。可能性としては捨てきれないけれども」

飛鷹「なんにせよ、こうなってしまった以上ちんたら考え込んでても鎮守府側に場を整えられるだけだから。とりあえず出航してから考えましょ」


フィールド 鎮守府:提督司令室

島風「以上戦果報告となりまーす」

提督「ご苦労だった。ゆっくり休め」

蒼龍「...遂に掴めましたね」

提督「ああ、トカゲの尻尾じゃなければいいけどな」

蒼龍「あら、トカゲの尻尾は切り離したらすぐ動かなくなるんじゃなくて暫くのたうち回ってるんですよ?」

提督「やめろ想像しちまったろうが」ゲー

蒼龍「そうそう、あの2隻が持っていたカードの解析が終わりましたよ」

提督「そういうのを早く言ってくれ」

提督「で、結果は」

蒼龍「結論から言えば、”艤装のような何か”でしょうか。妖精さんが手を加えたような痕跡は見えるのですが不可解な部分がいくつかあります。」

蒼龍「第一に私達がカードをただ扱っても島風ら高速部隊が目撃したような竜は現れませんでした。恐らく制御するための特殊な艤装が必要なんだと思います」

蒼龍「あの二人が左手につけていたあの艤装が怪しいですが。鼓膜が「」

提督「ということはコレとは別に他のカードがあるって事か」

提督「..........」


蒼龍「捕らえた天龍型と利根型に使い方を吐かすのが一番早いと思いますよ?」

提督「俺もまったく同じこと同じこと考えてた。ん?」prrrrrr

チン

提督「どうした?」

大淀『俺と名乗る不審者が飛鷹型の艦娘を連れて当鎮守府への入場を求めています。恐らく、例の海賊の一味かと。通しますか?』

提督「俺だと....?」

提督「.........」

提督「長門を案内役に応接間へ案内しろ」

大淀『了解しました』

蒼龍「お知り合いで?」

提督「古い友人だ」

蒼龍「古いというほど長い年月は経ってないとおもいますけど」


フィールド 鎮守府:門前

俺「ここが鎮守府か」

飛鷹「見た目娯楽施設こそ少ないものの自給自足率90%とほぼ完結した都市らしいわよ」パンフレットペラー

俺「うちとは大違いだな」

飛鷹「うちのは利根がアナタの住処を勝手に最低限の鎮守府に改造しただけだもの。比べるだけアホらしいわ」

飛鷹「なんて言っていたら来たわよ。案内係が」

長門「監視及び案内役の長門だ。ついて来い」コツコツ

飛鷹「偉そうなのが来たわね」

飛鷹「とりあえず付いて行きましょうか」テクテク

俺「ところで長門さんよ」

長門「なんだ」

俺「ここの提督さんとはお話できるのかな?」

長門「私の知るところではない。だが貴様らは応接間へとつれて来るよう命令されている」

俺「そうか。ならよかった」

飛鷹「なにがよかったのかしら」

俺「お世話になってる利根と天龍は元気か?」

長門「知らん。管轄外だ」

長門「着いたぞ。そこにてまたれよ」コンコン

長門「提督、失礼する」


フィールド 鎮守府:応接間

長門「提督、失礼する」

提督「入ってくれ。そこの二人もだ」

飛鷹「........」

俺「あいよ。提督殿相変わらず偉そうで安心した」

提督「................」ズキズキ

提督「先ほど大淀から『俺』という名前を聞いてまさかとは思ったが、本当にお前だったとはな。海賊の正体が」

俺「海賊?俺達そんな名前で呼ばれてたのか」

提督「当然だ。海軍が奪還した海域といえど正規の護衛無しで闊歩する阿呆の集団なぞ海賊で充分だバカ者め」

飛鷹「....えっと、話が見えないんだけど」


俺「ん?ああ言ってなかったか」

俺「ここの鎮守府のクソ提督は海軍士官学校時代の同期だ」

飛鷹「はぁ.....なんかいろいろ考えて心配してた私がバカみたいだわ」

蒼龍「まぁ、こんなオチなんじゃないかとは思ってましたけどね」

提督「仮にも一鎮守府のトップに向かってクソ提督とはいい度胸だ表でろ」

俺「阿呆、今日は喧嘩しに来たんじゃねぇ。コイツを渡しに来たんだ」ドン

飛鷹「え、それって」

蒼龍「これ、利根型と天龍型から押収したものと同じやつじゃないですか?」

提督「なぜコレをお前が?」

俺「メインデッキ40枚、エクストラデッキ15枚からなる最新式のデュエルデッキ、俺が1から構築したお前専用のデッキだ」

俺「細かいことは無しにしようや。俺らはデュエルできる相手が増える、お前らは深海棲艦と戦う術が増える」

俺「ほらwin-win」ニッコリ

蒼龍「たしかに深海棲艦と戦う術が増えるのは嬉しいですね」

蒼龍「深海棲艦がこれと同じデュエルという手段を用いてくるとわかった以上、対応せざるを得ません」


俺「そう、深海棲艦もデュエルをするようになってきた。そしてデュエルに対抗できるのはデュエルだけ」

俺「つまりだ。艦娘は今まで通り艤装でパンパンしてるだけじゃなくデュエルも極めなければならなくなるというわけだ」

提督「....あの竜もデュエルがなせる業か?」

俺「竜?天龍のレッドアイズのことか?」

提督「そのほかにも深海棲艦のヲ級が白い竜を操るのを我々は確認した」

提督「だがしかしだ。デュエルは我々軍にとっては未知の技術。その未知の技術を既に把握しているかのような『俺』をそう簡単に信用することは出来ない」

俺「未知の技術だからか?」

提督「そうだ。未知の技術が不足の自体に陥った時、例えばデュエルによって現れた竜が暴走した時に我々は対抗する術を持たない。リスクが大きいんだ」

蒼龍「しかし、その未知の技術を駆使しうる深海棲艦に私達が対抗できるかどうかと聞かれると、正直”はい”とは言いがたいですよね」

提督「デッキに関しては預からせてもらうが、使用については少し時間をもらう」

俺「じゃあその間こっちにいるから滞在許可をくれ」

提督「航海許可を得ずに海を海賊として闊歩していたんだ許可を下せるわけがないだろう」

提督「と、他の鎮守府なら言うだろうが同期のよしみだ不問にしてやる」

蒼龍「提督その理由は職権乱用です。最低でも”デュエルについて詳しく調査するために鎮守府に任意滞在”くらいの理由でないと問題になりますよ?」

俺「何でもいいがとりあえず利根と天龍の開放を頼むぞ。あいつらがいないと俺はデュエル相手が減って寂しい」


フィールド 鎮守府:甘味処間宮

リ「...........」mgmg

扶桑「...........」mgmg

リ「...........」mgmg

扶桑「..........」mgmg

間宮「二人とも怖い顔して食べてるわね。作った側としては悲しくなっちゃう」シュン

伊良子「まぁ、”しょうがない”というのもありますよね。今まで戦っていた、敵だった者の1隻と同じテーブルで同じ釜の飯を食べてるんですから。私だったらちょっと気まずいですね」

間宮「う~ん。私としては食べに来る娘が一人でも多い方が嬉しいんだけれど、複雑ね」

リ「..........」mgmg

扶桑「..........」mgmg

リ&扶桑「ごちそうさまでした」

リ「..........」

扶桑「..........?」


扶桑「いえ、貴方達深海棲艦も挨拶をするモノなのかと」

リ「なんも不思議はねぇだろぉが」

扶桑「それがとても不思議なことなのですよ」

リ「あ?」

扶桑「私達艦娘は戦闘海域で貴方達深海棲艦と鉢合わせし、殺しあうことはあっても、こうして間近でコミニュケーションを取ることはなかったので」

扶桑「故に私達艦娘は貴方達深海棲艦をよく知らないまま”深海棲艦とはこういう敵である”と決め付けていましたので」

扶桑「だから、私達と同じ行動を取っている貴方が、少し不思議に見えてくるんですよ」

リ「へーそうかい。よくもまぁ敵のことを知ろうと思うものだ」

扶桑「あら、私は貴方と親睦を深めようとここに来たんですよ?結局、お喋りを始めるのは食べ終わってからになってしまいましたが」

扶桑「とりあえず、デザートにといきますか」マミヤサーン

リ「アンタまだ食うのか」

扶桑「女の子が食べるデザートは別腹に入るんですよ」

リ「女の子ねぇ...腹を3つも4つも作ってるから太るんだろうが」

扶桑「誰が欠陥戦艦ですって?これでも39,154tしかありません!」

リ「充分だ」


扶桑「きたきたきました。甘味処間宮特製のあんみつ盛り合わせ。さすがに気分が高揚しますっ」ニッコニコ

リ「お菓子でそんだけ騒げるんだからアンタ相当なガキだな」

扶桑「一口食べればそんなこと言えなくなりますよ。なにせ、間宮さんのあんみつなんですから」

扶桑「一口どうぞ、はいアーン」ニッコニコ

リ「やめろタコ」


伊良子「なんだか急展開しましたね」

間宮「そうねぇ。でも怖い顔して食べているより、断然今の方がいいわね」フンス

伊良子「それがたとえ敵だったとしても?」

間宮「あら、今あの娘は戦わなければならない敵ではなくて私達の料理を食べてくれる”お客さん”。というのもちょっと違うけれど」

間宮「う~ん。こういうとき何ていうのかしら?」ウーン

伊良子「そうですねぇ。”お客さん”でないならば....”子供達”?とうのもちょっと違う気がしますが」

間宮「だとしたら”妹達”っていう感じかしらね」キリッ

伊良子「”妹達”ですか。であれば私達は差し詰め妹達のために料理を振舞う”一番上のお姉ちゃん”ってところですかね」


間宮「”お姉ちゃん”か。いい響きね」ウットリ

伊良子「おや?間宮さんお姉ちゃん志望でしたか」

間宮「そう見える?」

伊良子「お姉ちゃんというよりは格好のせいで食堂のおば...食堂のお姉さんって感じですね」

間宮「む~!伊良子ちゃんいまおばちゃんって言いかけた!」オコダヨ!

伊良子「あはは...すいません。どうも語呂がいいものでつい]

間宮「次いったらがおーだぞ!ぷんぷん」



リ「ちょっと前から思ってたけどよ」

扶桑「なにかしら?」

リ「ここ、私ら以外いないけど普段からこんなんなのか?」

扶桑「いいえ、朝食後昼前という客足の少ない時間帯ということを除いても普段はもう少し賑わっているのだけれど...やっぱり”深海棲艦と一緒には居たくない”って娘も多いから」

リ「まっ、分かってたけどよ」


ガラガラガラ

那珂「マミさんこんにちは~♪那珂ちゃんで~す♪」

川内「間宮さんいつものやつおねがーい」

間宮「は~い。いつものやつね」

神通「私はランチセッ.....」ジー

リ「んあ?.......」ジー

神通「ランチセット、お願いします」

間宮「は~い。ランチセットね」

那珂「じゃあ那珂ちゃんハンバーグ♪」

那珂「ん?」ジー

リ「.....」ジー

那珂「お、おおお!噂は本当だったんだ!」

那珂「深海棲艦だよ深海棲艦!うちにいる深海棲艦!」キラッキラッ

リ「なんかうるさいのが出てきたな」

扶桑「あの娘はいつでもどこでもああなので」

那珂「艦隊のアイドル、那珂ちゃんで~す♪よっろしくぅ♪」

リ「アッ、ハイ。よろしく...」


那珂「ほらね神通言ったとおりだよ!普通に接すればいいんだって普通に♪」

神通「でも....」

川内「ふぅん。なかなか夜戦強そうな顔してるじゃん。私と夜戦しない?してみない?というかしてみよう!今すぐに!」

リ「今はまだ昼だ夜戦バカ。夜になってから出直してきな」

川内「おぉう!であった直後にココまで攻撃的になれるものなのか!提督だって最初はもっと優しかったのにっ!」

リ「........」

神通「...........」ジー

リ「あ?なんだ?」

神通「あっ、いえ。すいません。ちょっと緊張してしまって」

リ「....そうか」

神通「ええ......」

リ「........」

神通「.........」

リ「..........」

リ(何だこの気まずさは)


那珂「そうだ♪深海棲艦って呼ぶの長いから今日からキミの名前は”りっちゃん”って読んでいいよね?」

扶桑「深海棲艦リ級だから”りっちゃん”ですか。随分安直ですね」

川内「あだ名なんて安直なくらいがいいんだって」

扶桑「そうしたら私のあだ名はどうなるんでしょうか?”ふーちゃん”?」

那珂「え?”じぇんぐぐぐぐぐぐぐが」

川内「あは、あはははは。いいね”ふーちゃん”!うん!ふーちゃん!ふーちゃんで決まり!」

川内(バカナカ!沈みたいのか!?)

那珂(はっ!?しまったつい!!)

那珂「あは、はははは!!ふぅ....」

リ(この那珂ちゃん絶対ジェンガって言おうとしたな)

間宮「川内さん、神通さん、那珂ちゃんさん、できましたよ」

扶桑「だそうですよ」

那珂「おおぉぅっ♪」

那珂「さすがマミさん!今日も今日とて美味しそう♪」

那珂「いっただっきまーす♪」

川内&神通「いただきます」


フィールド 鎮守府:甘味処間宮前

利根「何!?」ソワソワ

天龍「ここが!!」フフコワ

俺「間宮か!!」ワクワク

飛鷹「アナタたち少し落ち着きなさいよみっともない」キラキラ

俺「そういう飛鷹こそキラッキラじゃねぇか」

利根「そうじゃそうじゃ。いちいち子供みたいに高揚しおって」

飛鷹「アナタには言われたくないわね」

利根「なにおう!?」

天龍「まぁまぁケンカはやめろって」

天龍「腹減って気が立つのは分かるけどよぉ今から飯食おうってんだリラックスしようぜ?なっ」

飛鷹「   」ジー

利根「   」ジー

俺「   」ジー

天龍「な、なんだよ」

俺「....フフフ、怖いか?」

天龍「ぶっ飛ばすぞコラ」

今回の投稿はここまでで。

そういえばコレクターズパックのミラフォドラゴン。全破壊とかインチキ効果も大概にして欲しいですねまったく。で、蟲惑魔新規まだですか?


フィールド 鎮守府:間宮

扶桑「では間宮さん、私達はこれにて」

間宮「はーい。またいらしてくださいねっ」

リ「・・・・・」

ガラガラガラ

利根「たのもーーっ!」バーン!

俺「やめろバカ」

間宮「  」

伊良子「   」

リ「あっオマエ」

俺「あ?」

俺「....どちら様?」


リ「.......」

扶桑「?」

扶桑「知り合いで?」

俺「いいや」

リ「知り合いも何も、あの砂浜で私を倒した張本人だ」

扶桑「....え?」

扶桑「........え?」

俺「ああ、どこかで見たことあると思ったらあの時のリ級か」

利根「ほう、あの時のリ級が生きておったかしぶとい奴じゃ」

飛鷹「ということはここにいる”俺”は生身で深海棲艦と戦って勝利した人間ということかしら?」

俺「おう、そうだ」

飛鷹「前代未聞ね。で、どうやって勝ったのかしら?」

俺「デュエルで」

天龍「あーなるほど」

飛鷹「なら納得ね」


リ「アンタには聞きたいことが山ほどあるんだ」

俺「いいぞ、何でも聞け。知ってることなら答えてやる」

提督「その必要はない」

蒼龍「とりあえずここで話すのもなんなので外に行きましょうか」チラッ

神通「.....」ジー

川内「ん?....」チラッ

那珂「那珂ちゃんだよー」キラッ


フィールド 鎮守府:第二演習場

天龍「演習場?」

利根「こんな所に我輩らを連れてきて演習でもさせる気か?我輩らは戦争をしに来たわけではないぞ」

飛鷹「それとも、デュエルを戦争の道具に使えるかどうかここで実験しようというのかしら?」

提督「そうだ」

俺「断る」

提督「まぁ話を聞け」

提督「まずはコレをみろ」ピッ


青眼の白竜『『『ギャアアアアアアア!!』』』

真紅眼の黒竜『ギャアアアアアアア!!』


天龍「俺のレッドアイズ」

利根「それとあのヲ級のブルーアイズか」

提督「そうだ」

俺「レベル8の最上級モンスター、攻撃力は3000のドラゴンを3体か。あのヲ級やるな」

提督「遂に見つかったデュエルという我々人類側と深海棲艦側との共通点。そのデュエルで使役されていると思われる竜だ」


扶桑「深海側にもあのようなゲームが?」

リ「....私は知らないね。デュエルなんてものは」

リ「それに見たところあのヲ級もそれなりに上位の個体に見えるぞ?上層部だけで流行ってるだけかもな」

扶桑「あなたはフラグシップクラスと聞いていましたが」

リ「フラグシップだぁ?こっちじゃそんな名前で呼ばれてたのか...あぁ、だからフラリか」

扶桑「?」

リ「何か勘違いしてるようだが私はフラグシップじゃあない。型落ち品がそんなネームつけられるわけねぇだろぉがバーカ」

提督「......」

蒼龍「あのヲ級を上位の個体と言っていましたが深海棲艦側にも上下の関係があるのですか?」

リ「さぁな」

蒼龍「まぁ、簡単には言いませんよね。知ってました」

提督「デュエルの対深海棲艦の有用性が今以上に発見できれば人も深海棲艦へ対抗する術を持つということになる」

提督「そして人が深海棲艦と同等のチカラを持てば、おのずと和平交渉の道も見えてくるはずだ」

俺「しかし、だ。デュエルにはデュエルタクティクスが必要だ」

俺「深海棲艦もデュエルができるというだけで話し合ってくれる生易しい相手じゃないはずだぞ」

提督「そこでだ。デュエルの指導者として俺、利根、天龍、飛鷹の4人を我が鎮守府で非公認だが雇用するという結論に到った」

提督「どうか、力を貸して欲しい」


飛鷹「....」

飛鷹「結局、戦争の玩具にされる未来しか見えないわけだけれど」

天龍「でもよ、いいんじゃねぇか?血が流れる争いってワケじゃねぇんだ」

利根「つまり我輩らはこの鎮守府でデュエルを広めればいいのじゃな?」

提督「そういうことになるな」

天龍「いいぜ、ノってやる」

俺「だが1つ条件がある」

提督「なんだ」

俺「俺らは軍隊に属さない」

俺「俺ら4人はチームだ」

提督「...いいだろう」

利根「ということは」

天龍「決まりだな」

飛鷹「まったく。しょうがないわねぇ」


蒼龍「では!丸くお話が収まったところでひとつ、デュエルのチカラを見せてもらいましょう!」

蒼龍「デュエリストの方は演習場へどうぞ!」

飛鷹「....おかしいわね。たった今私達は軍隊に属さないって宣言したはずなんだけど」

扶桑「デュエルのチカラを知っているのはこの鎮守府の中の限られた極一部ですから。私含めほとんどの仲間はデュエルが持つチカラがどれほどなものなのかまるで知りません。ですから、今一度お見せいただけないでしょうか?」ペコリ

飛鷹「あなたそこの秘書艦より秘書艦らしいわね」

扶桑「お褒めに預かり光栄です」

飛鷹「まったく....」

飛鷹「いいわ、相手になってあげる」

飛鷹「俺!」

俺「おう!行ってこい!」

蒼龍「お手柔らかに」


フィールド 鎮守府:第二演習場演習場内

提督『ルールは簡単だ。フラッグを沈められた方の負け。動けなくなった方の負け』

天龍『あ?なんだそれ。それじゃあ軽空母クラスの飛鷹が圧倒的に不利じゃねぇか』

利根『じゃが飛鷹のデッキは守りのデッキ。しかし!一瞬の隙あらば即、斬じゃ』

俺『それに飛鷹は艦載機1つ装備してないしな』

扶桑『空母としては致命的ね』

俺『あいつの装備スロットは全てデッキで埋まってるんだよ』

リ『カードで戦争とは随分暢気な時代になったもんだな』


飛鷹「演習か。相当久しぶりな気がするわ」

蒼龍「演習と言っても擬似演習ですけどね。お遊びみたいなものです」

飛鷹「お遊びか。そう言ってるうちは私には勝てないわ」

蒼龍「期待してます」


決闘開始ィイイイ


蒼龍「第一次攻撃隊、発艦開始!」

飛鷹「私のターン!」


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][戦][戦]
     1 SP
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
HIYO

飛鷹「うわぁ。展開後に私のターンが始まるのか」


飛鷹「でも、だからなんだって話よね」

飛鷹「私は手札からゴブリンド・バーグを攻撃表示で召喚!」

バーグ「HEY!」ブロロロロロ

蒼龍「旧式のプロペラ機が一機?構いません、打ち落としてください」

ズダダダダダダダダダダダ

バーグ「HEY!HEY!」ヒュンヒュンヒュン

蒼龍「すごい、なんて機動力。でも負けません!」


飛鷹「ゴブリンド・バーグが召喚に成功した時手札からレベル4以下のモンスターを特殊召喚できる!私は手札から聖鳥クレインを特殊召喚」

バーグ「come on!」ヒュンヒュンヒュン

クレイン「トゥートゥー」

蒼龍「今度は鳥?」

飛鷹「聖鳥クレインが特殊召喚したとき、デッキからカードを1枚ドローできる」手札3→4


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][戦][戦]
     1 SP
[ ][ ][バ][ク][ ]LP8000
[ ][ ][ ][ ][ ]手札4
HIYO


飛鷹「私はレベル4ゴブリンド・バーグとレベル4聖鳥クレインでオーバーレイネットワークを構築!」

バーグ「YEAH!!Oh,HAHAHA!!」

クレイン「トゥートゥー!」

蒼龍「プロペラ機と鳥が渦潮に吸い込まれてっ!?」

飛鷹「エクシーズ召喚!ランク4希望皇ホープ!」

ホープ「フンッ!」


蒼龍「こんどは金ぴかの戦士かぁ」

蒼龍「もうなにがなんだか」

飛鷹「先行は攻撃できない。カードを1枚セットしてターンエンド」

蒼龍「とりあえずはまずはあの金ぴか戦士をなんとかしないとね。第二次攻撃隊全機爆装!発艦開始!続いて第三次攻撃隊換装次第発艦開始!」


SORYU
[攻][戦][戦][戦][攻]
[爆][爆][蒼][爆][戦]
     2 M1
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP8000
[ ][ ][裏][ ][ ]手札3
HIYO


蒼龍「敵機直上!急降下!」ピシッピシッ

艦爆「b」ブゥゥォォォォォオヒュゥゥゥゥ

ドォオォンドォォォオン

蒼龍「やった!」

飛鷹「...まだ甘いわね」

サァァァァァァ.......

ホープ「フンッ」攻撃力2500


蒼龍「うそ!?アレだけの爆撃を食らってなおも無傷!?」

飛鷹「攻撃を食らった?いつ、誰が?」

蒼龍「え?」

飛鷹「私はトラップカード、光の護封壁を発動したのよ」LP8000→5000

飛鷹「光の護封壁がある限り攻撃力3000以下のモンスターは攻撃できない」

SORYU
[攻][戦][戦][戦][攻]
[爆][爆][蒼][爆][戦]
     2 BP
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP5000
[ ][ ][壁][ ][ ]手札3
HIYO


蒼龍「くっ」

蒼龍(攻撃機の換装にはまだすこし時間がかかる。ここはなんとか持ちこたえるしか)

飛鷹「無駄よ。生半可なパワーでは光の護封壁に傷ひとつつけることはできないわ」

飛鷹「私のターン、ドロー!」



SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][戦][戦]
     3 SP
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP5000
[ ][ ][壁][ ][ ]手札4
HIYO


飛鷹「私は手札からアームズホールを発動。これはターンの召喚権を放棄しデッキの上からカードを1枚墓地へ送ることで、デッキから装備魔法を手札に加えるマジックカード」

飛鷹「私はデッキから装備魔法ホープ剣スラッシュを手札に加え希望皇ホープに装備!」


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][戦][戦]
     3 M1
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP5000
[ ][剣][壁][ ][ ]手札3
HIYO

ホープ「ハアアアッ!」シャキーン

飛鷹「バトルよホープ!まずはあの艦載機を切り落として!」

ホープ「ハッ!」

蒼龍「直掩隊!急いで狙われてる戦闘機を援護して!」

戦闘機b「b」

戦闘機a「  」ブォォゥン

ズダダダダダダダダ

ホープ「ハァッ、ハッ」スラァ

戦/闘/機「  」ヒュゥゥゥゥ

蒼龍「うそ!切り落とされた!?」

戦闘機b「 」バン!

ズダダダダダダダダダ

壁「         」

ホープ「  」


蒼龍「打ち落とされるならまだしも、これはちょっと想定外かな....」

飛鷹「私はカードを1枚セットしてターンエンド」


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][ ][戦]
     3 ED
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP5000
[ ][剣][壁][裏][ ]手札2
HIYO


蒼龍「よし!艦攻隊艦爆隊全機爆装、発艦開始!艦戦機は直掩に回って!」

艦戦「b」

艦爆「b」

ブォォォゥゥン


SORYU
[戦][戦][ ][戦][戦]
[爆][爆][蒼][爆][爆]
     3 ED
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP5000
[ ][剣][壁][裏][ ]手札2
HIYO

飛鷹「忘れたのかしら?私には光の壁が...」

蒼龍「壁なんてものは破壊するためにあるんですよ」


蒼龍「全艦爆機、攻撃開始!」

ヒュウウウヒュウウヒュウウウヒュウゥウウウウウ!

ドオオオオオオオオオオオオオ

艦爆 800×4・・・3200

壁「    」ピシッ

飛鷹「嘘でしょ」

壁「*******」パリーン

蒼龍「粉砕!」

蒼龍「....でもダメね。そもそも空母でタイマン貼るなんて絶対おかしいって提督ぅ」

飛鷹「私も空母なんだけど!ドロー!」手札2→3


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][ ][戦]
     4 SP
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP5000
[ ][剣][ ][裏][ ]手札3
HIYO




扶桑「確かに蒼龍の言うとおり。空母同士でタイマン張らせるなんて」

リ「大方特に何も考えてないんだろぉよ」

俺「事実コイツは昔から何も考えてないしな」

提督「好き放題いってくれちゃって」

prrrrrprrrrr

明石『提督、明石です!』

提督「ああ」

明石『例のモノ、完成しましたよ。プロトタイプが、ですが』

提督「そうか。とりあえず使ってみろ」

明石『了解!』

ピッ

俺「ほらな」

扶桑「.....」



飛鷹「私は希望皇ホープで再び艦戦機を攻撃!」

蒼龍「だめ!換装が間に合わない!艦戦隊!」

艦戦「b」

飛鷹「行ってホープ!」

飛鷹「ホープ剣「風が!私を!呼んでいる!!!」

飛鷹「っ!?」

蒼龍「えっ?明石さん!?」


明石「海が私を待っている!」バサァァァ

明石「勝利を掴めと鳴いている!!!」バサァァァ

明石「私はレベル4幻のグリフォンを召喚!」

グリフォン「グェエエエエエエ!」

明石「とぉう!」バサッ

飛鷹「・・・・・・・・・・・・・・・」

蒼龍「ちょ!明石さんそんなところから飛び降りたら大破じゃすまない、って聞いちゃいない」

明石「幻のグリフォンを私にエクシーズ!オーバーライド!」ヒュゴオオオオオ

グリフォン「グェエエエエエエエエエ!」キィィィン

ピカァァァァアアアッ

飛鷹「ッッッ.......!?」

蒼龍「っ、ナニがっ!!」

蒼龍「...あれは!!!」

飛鷹「...うそっ!?まさかモンスターと」

蒼龍「合体した......?!」

ザァン!

明石『どうも!明石です!』ドヤァ

今回はここまでで。

>>121 訂正
俺『それに飛鷹は艦載機1つ装備してないしな』 →提督『しかし飛鷹は艦載機1つ装備してないな』

今更ですがキャラ崩壊注意は>>1に書いておくべきでしたね。すいません。


明石『どうですかこれ。デュエルで呼び出したモンスターのチカラを艤装にインストールすることで性能が格段に向上するんですよ』ニギニギ

蒼龍「確かに普段とは別のチカラを感じますね。それに艤装や服装も普段のモノとは違って変化しているようです」

明石『限定開放、みたいなヤツでしょうか。私達が”ケッコンカッコカリ”と呼んでいるシステムを対象を”艦娘と提督”ではなく”艦娘とモンスター”に移し変えて』

蒼龍「その話は後で聞くとして、明石さん。あなたモンスターと合体なんてして大丈夫なんですか?」

明石『ええ、シミュレーションでは融合者には何の問題も無しでしたからね。ただまぁコレが初のテストなんでお手柔らかにお願いしますよ』

蒼龍「提督」prrrr

提督『話は聞いている。飛鷹、蒼龍、明石の3隻で三つ巴の演習の実行を許可する』

蒼龍「...了解」

飛鷹「話はまとまったようね」


蒼龍「ならば、先手必勝です!お話をしている間に換装は終わりましたよ。艦載機、全機発艦!」

明石『工作艦明石、参ります!』

飛鷹「行くわ!バトル、希望皇ホープでダイレクトアタック!ホープ剣スラッシュ!!」

ホープ「ハアアアア」攻撃力2500

明石『オーバーライドシステムの艦娘強化能力はあくまで副産物だということを教えてあげましょう』ニマー

明石『私は炸裂装甲を発動!攻撃してきた相手モンスターを、破壊します!』

飛鷹「無駄よ、ホープ剣スラッシュを装備しているホープは効果では破壊されない!!」

明石『くっ、ライフで受けます』LP8000→5500 43/63小破


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][ ][戦]67/67
     4 BP
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP5000
[ ][剣][ ][裏][ ]手札3
HIYO   4 BP
[ ][ ][ ][ ][ ]LP5000
[ ][ ][ ][ ][ ]43/63小破
AKASI


明石『飛鷹さん。私、俺さんから聞きましたよ』

飛鷹「ナニをかしら?」

明石『逆境からの大逆転、大勝利の方法は、カードが導いてくれるって!』

明石『私はマジックカード予想GUYを発動!このカードは自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動可能。デッキから通常モンスター1体を特殊召喚します!来てください、幻のグリフォン!』

グリフォン「グェェエエエエエエエエエエ!!!!」攻撃力2000

明石『更に私は手札から2体目の幻のグリフォンを通常召喚!』

グリフォン「ギィェエエエエエエエエエ!!!」攻撃力2000

蒼龍「同じモンスターが2体...」

飛鷹「来るわ。気をつけて」

明石『ここで私はマジックカード融合を発動!』

飛鷹「エクシーズじゃない!?」

明石『2体の幻のグリフォンで融合!雄々しき翼はためかせ、始祖の風となりて天を馳せろ!融合召喚、現れよ!始祖竜ワイアーム』

ワイアーム「ギャアアアアアアアアアアアアアアア!!!」攻撃力2700

明石『バトルです。始祖竜ワイアームで希望皇ホープを攻撃!』

飛鷹「希望皇ホープ効果発動!このカードのオーバーレイユニットを1つ取り除くことで相手モンスターの攻撃を無効にする!ムーンバリア!」

明石『利きません!始祖竜ワイアームのモンスター効果!このカードはモンスターの効果を受けつけない!!ファンダーブレス』

ワイアーム「ブォオオオオオオオオ」攻撃力2700

ホープ「グァアアアアアア」攻撃力2500

飛鷹「くっ」LP5000-200=4800


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][ ][戦]67/67
     6 BP
[ ][ ][ ][ ][ ]LP4800
[ ][ ][ ][裏][ ]手札3
HIYO   6 BP
[ ][ ][ワ][ ][ ]LP720
[ ][ ][ ][ ][ ]17/63中破 手札0
AKASI

miss投稿。>>138>>139の間にコレを




明石『っっっ!!!てててて。思ってたより痛いです』ぼわぁ

明石『ん?影?...まさか!!』

蒼龍「明石さん。制空権を取っていない海域で頭上は常に警戒しましょうね。いきなさい江草隊!」

ヒュゥゥゥゥゥ

明石『しまっ!回避間に合わない!!』-3280 hit26

明石『があああああああ!!』LP1720 17/63中破

蒼龍「仕留め損ねましたか。だけど、次は中てます」

明石『くくっ、ははっ』

蒼龍「楽しそうですね明石さん」

明石『ええ、とっても!この逆境、このピンチをどう乗り越えるか、どう突破するか。そしてその答えはここにあります!』

飛鷹「なに?」

明石『私はトラップカード、活路への希望を発動!』LP1720-1000=720

明石『このカードはライフを1000ポイント払うことで、相手とのLP2000の差の数だけカードを1枚ドローするトラップカード。都合のいいことに蒼龍さんあなたのライフ、つまり耐久値は無傷!更に言ってしまえばLPは8000のまま!対して私のライフは残り720です。よって3枚のカードをドロー!』手札0→3


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][江][戦]67/67
     5 M1
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP5000
[ ][剣][ ][裏][ ]手札3
HIYO   5 M1
[ ][ ][ ][ ][ ]LP720
[ ][ ][ ][ ][ ]17/63中破 手札3
AKASI




飛鷹「トラップ発動!エクシーズリボーン!」

飛鷹「墓地のエクシーズモンスター1体を再びフィールドに戻し「させません!」

シュウシュシュウ

飛鷹「魚雷!!」

エクシーズリボーン「******」バリーン

蒼龍「これでもう、ホープは出させませんよ」

飛鷹「くっ」

飛鷹「私のターン!」手札3→4

飛鷹「・・・・」

飛鷹「いいカードを引いたわ」

明石『いいカード、ですか』

飛鷹「ええ、私はマジックカード、オノマト連携を発動!手札を1枚捨てることによりデッキから「ガガガ」「ドドド」「ゴゴゴ」「ズババ」と名のついたモンスターをそれぞれ1種類、合計2枚まで手札に加えることが出来る。私が手札に加えるのは「ドドドウォリアー」「ガガガシスター」の2枚!」手札4→2→4

飛鷹「さらに私はドドドウォリアーを捨ててマジックカードドドドドローを発動!デッキからカードを2枚ドローする」手札4→2→4

飛鷹「私はガガガシスターを攻撃表示で召喚!」

シスター「ハーイ」攻撃力200


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][江][戦]67/67
     6 M1
[ ][ ][ ][シ][ ]LP4800
[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
HIYO   6 M1
[ ][ ][ワ][ ][ ]LP720
[ ][ ][ ][ ][ ]17/63中破 手札0
AKASI


飛鷹「ガガガシスターの効果!このカードが召喚に成功したとき、デッキから「ガガガ」と名のついたマジック・トラップカード1枚を手札に加えることが出来る。私が手札に加えるのはマジックカード、ガガガリベンジ」手札4→3→4

飛鷹「そしていま手札に加えたガガガリベンジを発動。墓地からガガガモンスター1体を特殊召喚してこのカードを装備する。私が特殊召喚するのはガガガマジシャン!」手札4→3

マジシャン「ハァッ!」攻撃力1500

明石『先ほどのホープと同じようなエクシーズですか?ですがエクシーズは同じレベルのモンスターが2体必要ですよね』

飛鷹「私はガガガマジシャンの効果発動!自身のレベルを1~8までの好きな数字にレベルチェンジできる!私はレベル6を選択」

マジシャン「フンッ」レベル4→6

飛鷹「続けてガガガシスターの効果発動!自分フィールドの「ガガガ」と名のついたモンスター1体を選択し、自身ともう一体のモンスターのレベルの合計を双方に与えることができる。ガガガシスターのレベルは2、ガガガマジシャンのレベルは6、よって2体のレベルは合計の8!」

シスター「フンフンフーン♪」レベル2→8
マジシャン「~♪」レベル6→8

蒼龍「2体のレベルが同じに!?やらせません!江草隊!」

明石『行きなさいワイアーム!ファンダーブレス!』

飛鷹「私はレベル8となったガガガシスター、ガガガマジシャンでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚、ランク8神竜騎士フェルグラント!」

フェルグラ「!!!」攻撃力2800


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[戦][戦][蒼][江][戦]67/67
     6 M1
[ ][ ][フ][ ][ ]LP4800
[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
HIYO   6 M1
[ ][ ][ワ][ ][ ]LP720
[ ][ ][ ][ ][ ]17/63中破 手札0
AKASI



飛鷹「そしてガガガリベンジ効果発動!フィールドのこのカードを装備したモンスターがエクシーズ素材となったことでこのカードが墓地へ送られた時、自分フィールド上に存在するエクシーズモンスターの攻撃力を300ポイントアップさせる!」

フェルグラ「ハアアッッッ!!」攻撃力3100

江草隊「くっ」ブゥゥォン

飛鷹「フェルグラントで江草隊を攻撃!」

蒼龍「直掩隊!」

フェルグラ「ハッッッッ!!」

直掩機「グアッ」バーン -800

直掩機「ムネン」バーン -800

直掩機「グゥァッ」バーン -800

飛鷹「江草隊は仕留められなかった。でも、斬撃は止められない!」

蒼龍「クッァッ!!!」 61/67


SORYU
[攻][爆][爆][爆][攻]
[ ][ ][蒼][江][ ]61/67
     6 BP
[ ][ ][フ][ ][ ]LP4800
[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
HIYO   6 BP
[ ][ ][ワ][ ][ ]LP720
[ ][ ][ ][ ][ ]17/63中破 手札0
AKASI


飛鷹「私はカードを1枚セットしてターンエンド」手札3→2

明石『これは、ちょっとまずいですね。ドロー!』手札0→0

明石『....?』

明石『あれ?』

明石(くっ、ここまできてシステムの不調か!)

飛鷹「よく分からないけど、これは好機ね」

飛鷹「私はフェルグラントでワイアームを攻撃!

明石『まずいっ!!』

フェルグラント「ハアアアアッ」攻撃力3100

ワイアーム「ギャアアアアアア」攻撃力2700


グリフォン「グェエエエエエエエエエ!!」ドサッ

明石「しまっ!オーバーライドシステムが!うぐっ」16/63→3/45

蒼龍「っ!?明石さん!!明石さん大丈夫ですか!?」

明石「あははっ、このシステム導入するまで改善点が多すぎるなぁ」

蒼龍「おかしいです!通常演習場で消耗した耐久は戦闘不能になり次第回復されるのですが」

蒼龍「ひとまずこの演習は中止です!提督!」

提督『分かっている。いま手の空いているヤツらを向かわせた。とりあえずドックに連れて行ってくれ』

蒼龍「了解しました。飛鷹さん、手伝ってくれますか」

飛鷹「しょうがないわね。ホープ!」

ホープ「ハッ!」お姫様抱っこ

飛鷹「とりあえず明石はホープ1体で運べると思うわ。ドックはドコかしら」

蒼龍「ええと、こっちです」


フィールド 鎮守府:ドック



ジャバジャバジャバ...カポン

2週間ちかく投稿が空きましたが今回はコレにて。
軽く見てたけど異種格闘ってすごい難しい。。。

フィールド 鎮守府:提督執務室

提督「それで、明石の様子は」

夕張「一応高速修復剤を投与しましたが侵食が激しく修理には時間がかかるかと」

提督「ヴェルズか」

天龍「ヴェルズ?なんだそりゃ」

夕張「ヴェルズというのはいわゆるウィルスの一種です。基本は人畜無害のウィルスなのですが艦娘に蓄積され侵食され過ぎると、早い話がヴェルズに体を奪われる。という代物です」

夕張「ですがヴェルズは我々艦娘には無くてはならないウィルスの1つでもあります。例えば艤装1つ操るにもヴェルズウィルスが存在しなければ今の4倍5倍程度の資材を消費していたでしょう。それにヴェルズウィルスはドッグで中和されるのでキチンと管理すればどうということはない代物なのですが」

夕張「今の明石さんはそのヴェルズウィルスの侵食が通常の16倍近い速度で進行していたんです。あと5分も遅ければ完全にヴェルズに飲み込まれていたほどに」

利根「そのヴェルズに飲み込まれるとどうなるのじゃ」

夕張「モノにもよりますが人間、艦娘、深海棲艦見境なく攻撃をするため早急に事態を収拾するために多くの場合が「殺処分」と」

提督「なんにしても今のところ明石から検出されるヴェルズの反応は薄れてきている。時期に安全圏で落ち着くはずだ」

夕張「ですが当面オーバーライドシステムは使えませんね。シミュレーションでは得られなかった予想外の不具合ですから」

夕張「とりあえず改善を早急に済ませる必要がありますね」

提督「いやオーバーライドシステムは多少遅れても構わん。それよりも艦対デュエル兵装の開発を急いでくれ」

夕張「了解しました。失礼します」

バタン

俺「艦対デュエル兵装?」

提督「ああ。既存の兵装ではモンスターに効果が薄いと睨んだ。蒼龍だからこそあんたのモンスターにある程度の抵抗は出来たが他の艦娘ではそうはいかないだろう」

飛鷹「どうかしら?モンスターも万能ではないわ」

提督「それでもないよりはいい」


提督「艦対デュエル兵装を作るに当たってデュエルの多数のデータサンプルが必要になる。そこで1つ、先生たる俺達に提案。というかお願いなのだがこの鎮守府でデュエルの大会を開いてもらえないだろうか」

俺「ほう、デュエルの大会か。確かに理にかなってるな」

利根「というと?」

俺「デュエルの大会を開くことで全体のデュエルタクティクスが上がる。デュエルタクティクスが上がることで深海棲艦との交渉も上手くいきやすくなるだろう。それに鎮守府所属の艦娘ということで少ない娯楽の1つとなって士気も上がる」

利根「なるほどの」

利根「じゃがそれでは盛り上がりにちと欠けるの」

天龍「そうか?」

利根「よって、我輩ら4人で競うというのはどうじゃ?4つのチームをつくりチーム間でポイントを競うのじゃ」

俺「ほう、なかなかにいいアイデアだ」

天龍「決まりだな」

飛鷹「しょうがないわね。まぁやるからには負ける気はないけれども」

提督「話は決まったようだな。青葉!」

青葉「青葉、見られちゃいました」ヒョコッ

提督「話は分かったな?」

青葉「承知!青葉におまかせ!」シュバッ

飛鷹「彼女は忍者かなにかかしら?」

提督「ジャーナリストだ」

【翌日】

フィールド 鎮守府:空母寮

赤城「ふあぁぁあ」

瑞鶴「あ。赤城さんおはようございます」

翔鶴「おはようございます赤城さん」

赤城「ん、おはよう」チラッ

赤城「この張り紙は何かしら?TDG?」


フィールド 鎮守府:戦艦寮

霧島「鎮守府デュエルグランプリ(TDGP)とは4チームで分かれて互いにデュエルを磨く大会である」

霧島「デュエル?」

榛名「例の兵装でしょうか?」

霧島「おそらくはそうでしょう」

比叡「えーっと、デュエルとは次期採用予定の兵装の元となるデータの一部でありこのデータのサンプルの質が重要なものとなってくるのである。つまりデュエルが次の兵装の更新に必要になってくるということでしょうか?」

日向「参加資格は問わない。日々の戦闘に対する娯楽と受け取ってもらっても構わない。か」

伊勢「よく分からないけど、やるしかないでしょ日向」



フィールド 鎮守府:重巡寮

鈴谷「へぇ、楽しそうじゃん。ねっ熊野」

熊野「そうでしょうか。でも、気になりますわね」

高雄「あら?あなた達も参加?」

熊野「ということになりますわね」

愛宕「娯楽と受け取ってもらって構わない、と書いてあるんだからしっかりたのしんじゃいましょう」

青葉「ZZzzzz......」


フィールド 鎮守府:軽巡寮

天龍「また、デュエルに関しては以下の4人に直接問い合わせること。って何でオレの名前があるんだよ」

龍田「ふふふ、天龍ちゃんにデュエルについて聞きたいことがあるんだけどぉ」

天龍「オレじゃねぇよ!」

龍田「冗談よぉ」



フィールド 鎮守府:駆逐寮

卯月「デュエル...ぴょん?」

望月「んぁ?卯月、どうかした?」

卯月「なんでもないぴょん」

陽炎「へぇ、デュエルか。そういえば不知火昔なにかカードゲームやってなかったっけ?ほら、『シールド展開!』とか言ってさ」

不知火「そうね。昔はデュエルマスターだったけれども今は引退した身。それにデュエルというのは恐らくデュエルマスターとはまた違ったモノだから不知火には分からないわね」

陽炎「ふーん」

島風「デュエルかぁ」

陽炎「島風知ってるの?」

島風「知ってるというか、見たことあるだけかな」

陽炎「どんな感じだった?」

島風「わかんない。傍目に見ただけだから。興味あるならやってみたら?」

陽炎「私はいいか「やりましょう」

不知火「やりましょう」

陽炎「あぁ...」

不知火「やりましょう」キラン

陽炎「というわけでやることに」アハハ

島風「大変だねぇ」

今回はここまでで。

最近友人と家にあったデュエマのデッキで対戦したんですが魔法・罠確認するクセでシールド確認して大変でした。因みにデッキは7年近く前の物で構成が目茶苦茶だったり

フィールド 鎮守府:提督執務室

【数日後】

明石「やはは、大変ご迷惑をお掛けしました」

蒼龍「まったくです」

提督「辛うじてグレーゾーンで済んだから良かったものの、ヴェルズの予想外の反応だな」

明石「そうですね。もしかしたらヴェルズとデュエルにはなにか関わりがあるのかもしれません。現にオーバーライドシステムを切っている今はヴェルズの侵食も起こっていませんし」

蒼龍「オーバーライドシステムによって妖精の加護が遮断されているという可能性もあるかも知れませんよ?」

明石「むしろそっちの方が簡単なくらいですね。加護が遮断されているだけなら穴を空ければ済むだけの話なので。当然、もう試しました」

明石「結論から言うと加護はキチンと受けています。がしかし加護のキャパシティではオーバーライドシステム発動中の侵食速度に追いつけないんですね」

蒼龍「何か他に手はないんですか?」

明石「まだ試してないことはいくつかありますが、それは追々試験していきますよ。ところで提督方は『TDGP』に参加するんですか?」

提督「データ採取を兼ねたお祭りだからな、参加しないとなると全体の士気が下りかねんというわけだ」

蒼龍「というのは建前で参加したいだけなんですけどね」

蒼龍「...」

蒼龍「デュエルというのは本当にどういう技術なんでしょうか」

明石「今のところは、未知です。未知ですが深海棲艦がその未知の技術を使ってきた以上その未知に対する未知を探し出さなければなりません。その未知への対抗手段の一つがオーバーライドシステム。そして対デュエル兵装」

明石「対デュエル兵装はこのTDGPで発生するデータを分析し組み込まなければなりませんけどね。さてさてさて、私はこの辺で失礼させていただきます。提督、TDGPで会いましょう」バタン

提督「.......」

提督「TDGPか。まったく、戦争中に暢気なモノだ」

蒼龍「言う割にはデッキだしてノリノリじゃないですか」

提督「俺に渡されたデッキだが、なかなかどうして上手くいかないものだ」


フィールド 鎮守府:天龍side

球磨「天龍が二人いるクマ」

天龍「.......」

天龍(鎮)「........」

龍田「なにか....複雑な気分ねぇ」

天龍(鎮)「ああ、まったく同意だ」

天龍「しっかし不思議だなおい。何の縁があって自分自身?ってのも変だがそっくりさんに会っちまったのか」

リ「まるで鏡だな」

扶桑「そうね。でも天龍が二人邂逅したということはいずれ私と邂逅することもありうるわけね」

リ「それはまた派手なことで」

愛宕「パンパカパーン」

高雄「ぱ、ぱんぱかぱーん」///

天龍「.........」

天龍(鎮)「...........」

り「.........」

龍田「ふふふ」カシャ

高雄「ちょっと愛宕あなたが「やろう」って言うからやったのにこの雰囲気どうすればいいのよ!!!というか今の撮ったの誰!?」

愛宕「うふふ、大丈夫よなるようになるから」GJ

龍田「たしかになんとかなっちゃいそうよねぇ、なにせ天龍ちゃんが二人もいるんだし」b

キーンコーンカーンコーン

天龍「時間だ。結局オレのところはこの7隻か」

扶桑「いいえ、私は参加しないから6隻よ」

天龍「そうなのか?どうせなら参加すりゃいいのによ」

扶桑「そうね。またいつか、別の機会にでも」

天龍「まぁ取り合えずはデッキ組まなきゃな。とりあえずそのカードの山の上から1枚引いてみてくれ」

天龍(鎮)「おう。こっから引くんだな」ペラッ

天龍(鎮)「ん。クリスタルボーン?」

天龍「へぇ、オーパーツか。なかなかにいいところを引いたなもう1人のオレ」


龍田「じゃあ次は私ねぇ。ふふ、どろー」ペラッ

龍田「うーん?アバコーンウェイ?」

天龍「紋章獣か。こりゃ始めから強いのがきたな」

愛宕「じゃあ次わたし~」ペラッ

愛宕「赤い歯車みたいなの~」

天龍「そいつはレッドガジェットだな。後々説明するが悪くないカードだ。オーパーツや紋章獣には半歩譲るけどな」

高雄「では次は私の番ですね。えっと、掛け声は...」ピン!

高雄「ドロー!」ペラッ

高雄「トリオンの蟲惑魔というカードを引きました」

天龍「蟲惑魔にガジェットときたか。これは勝ったな」ニヤリ

高雄「?」

愛宕「?」

天龍「ああ、分かりやすく言うとだな。お似合いのカップルってヤツだ」

愛宕「や~んお似合いだなんて~」

高雄「ちがっ!そんなんじゃ!」

リ「夫婦漫才はそこまでだ。次は私の番だろ?」

天龍「ああ、引いてくれ」

天龍(鎮)(うちにいるっていう例の深海棲艦か)

龍田(そうみたいねぇ)

天龍(鎮)(おいいいのか?内部情勢モロバレになっちまうぞ)

龍田(うーん?提督が許可出したんだし大丈夫じゃないのぉ?)

リ「......フン」ペラッ


リ「マジョレーヌ」

天龍「ぷくっ!」

リ「ああ?!」

天龍「ああいやすまんすまん。見た目とあまりにもかけ離れてたからなつい」

リ「.....もう一度だ」ペラッ

天龍「ああおい、ちょっと」

ピョコレート

リ「.......もう一度だ」ペラッ

メッセンジェラート

リ「もう一回だ」ペラッ

ホーットケーキ

リ「何故だ」ペラッ

クロワンサン

リ「......」

天龍「お前カードに選ばれてるな羨ましいわ」

リ「くっ」

天龍(鎮)(ククククククク)

龍田(だめよぉ天龍ちゃんわらっ、笑っちゃ)

リ「最後の1枚だ」ペラッ

ティアラミス

天龍「決まりだな。今引いたのはこれから作るデッキを構成する1枚だ。引き当てた1枚は偶然の産物じゃない。引くべくして引かれた魂のカードだ。大切にしてやってくれ」

天龍「じゃあ、サクっとデッキつくって流れを叩き込むからな覚悟しとけ」


~~~~~~~~~~~~~~~~~~

リ「ティアラミスでダイレクトアタック!」

天龍(鎮)「くっ!」LP2700→0

リ「エンジェリー効果発動、リリースしてデッキからプディンセスを特殊召喚!シャトー発動!バトルトリオンを攻撃!」

愛宕「きゃ~」LP600→0

リ「ハッピーフェスタ発動!マジョレーヌ、バトラスク、メッセンジェラートホーットケーキを特殊召喚し総攻撃!」

龍田「あらー」LP3700→0

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

龍田「ブレインコートをエクシーズ召喚」

高雄「奈落の落とし穴」

龍田「でも!高等紋章術でアバコーンウェイ、レオを蘇生してそのままエクシーズ召喚!ゲノムヘリター!」

高雄「煉獄の落とし穴」

龍田「あら~」

愛宕「2体のガジェットでエクシーズ2体のガジェットでエクシーズ」

天龍(鎮)「1ターンに何回エクシーズしてんだよ!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

天龍「黒炎弾!」

天龍(鎮)「がああああっ!」LP3200→0

天龍「黒炎弾!」

愛宕「きゃ~~~!」LP2400→0

天龍「黒炎弾3連射!」

リ「ターンが回ってこない」LP8000→0

天龍「ひとまずTDGPに間に合いそうでなによりだ。そして目指すは優勝一本のみ!気合はいいか!!」

一同「おー!」

今回はここまでで。ティアラミスのバウンスほんと楽しいです。

フィールド ???

南方棲戦鬼「そう。ヤツラもやっとデュエルを」

南方棲戦鬼「でもダメね。遅すぎたわ」

戦艦水鬼「それと、もう1つご報告が」

南方棲戦鬼「なにかしら」

戦艦水鬼「空母ヲ級の1隻が最近なにやら不審な行動を」

南方棲戦鬼「知ってるわ。放っておきなさい。どうせ空母1匹では何も出来ないのだから」

戦艦水鬼「承知」

南方棲戦鬼「.......フフフ、フフフフフフ」

レ「 」

南方棲戦鬼「レ級。あなたはよく言うことを聞くとても良い子」

南方棲戦鬼「だから今度の言うことも聞いて、く・れ・る・わ・よ・ね」

レ「用件があって呼び出したんだろ。なら早く言え」

南方棲戦鬼「あらやだ連れない子。いいわ。最近最寄の敵基地が緩んできてるの。殺してきてくれないかしら」

レ「...フン」

南方棲戦鬼「良い子よ。良い子は好きよ。さぁお行き」

レ「...」

南方棲戦鬼「...フフフ、もうすぐ。もうすぐよ」

南方棲戦鬼「もうすぐ逢えるわ」

南方棲戦鬼「ワタシの愛しい愛しい提督」

フィールド 海:???

レ「進発!!」

スィィィィ

レ(.....)

レ(本当にコレでいいのか?)

南方棲戦鬼『殺してきてくれないかしら』

レ(こんなとき、姉貴なら...)

レ「....ッ!!」

スーーーーー...

レ「魚雷だと!?どこから!!」

木曾「ここだよ」ブィィィン

時雨「ちゃお」

キィィィィザバァ

木曾「死角から放たれた見えない酸素魚雷、よく躱したな」

レ「貴様...何物だ!」

木曾「オレの名前は木曾だ。覚えておけ」

レ「何故艦娘がここにいる」

木曾「海だからだ」

木曾「深海のレ級。良い強さだ。気迫もすごい」

レ「.....」

時雨「でも、今のキミは何かに迷っているね。葛藤していると言ったほうがいいかな?」

レ「..........」

レ「....黙れ。私は艦娘が大嫌いだ」

木曾「だけどオレたちは、そんなお前をスカウトしに来たんだ」

時雨「ボクたちと一緒においで。みんなが、笑っていられる世界のタメに」

レ「黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!黙れ!!!」

レ「みんなが笑っていられる世界だァ?!姉貴は、姉貴はテメェらにやらたんだぞ!!」

木曾「本当にそうかな」

レ「なに?」

木曾「答えが知りたかったらついてこい」デュエルモード、セット


時雨「おいで、ボクたちと共に。戦わなくていい、争わなくていい世界のために」

レ「争わなくていい世界だァ!?世迷言ォォ!!!」デュエルスタンバイ

木曾「世迷言かどうか、自分の目で確かめな!」

時雨「先ずはボクたちのスピードの世界についておいでよ」

レ「ぶっ潰してやる」

木曾&レ「「デュエル!!」」

レ「初めてみたぜ?バイクに乗った艦娘なんてよ」

木曾「だろうな。なにせ、最新型だからな」

レ「最新型だかなんだか知らねぇが、やる事は変らねぇよなぁ!私のターン!先行はドローできないが、圧倒的優位性を誇る!!」手札5 LP8000

レ「カード3枚をセット。そして手札から終末の騎士を通常召喚!」

末騎士「ハッ!」 攻撃力1400

レ「終末の騎士効果発動!!このカードが召喚に成功したときに、デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。墓地へ送るのはヘルウェイパトロール」

レ「墓地のヘルウェイパトロール効果発動!墓地のこのカードを除外することで、手札の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する!インフェルニティ・デーモンを特殊召喚!」

デーモン「フヒヒヒヒ」 攻撃力1800

レ「さらにインフェルニティ・デーモンが手札0で特殊召喚された時、デッキからインフェルニティカードを手札に加える。私が手札に加えるのはインフェルニティ・バリア。カードを1枚セットしてターンエンド」

LE
[裏][裏][裏][裏][ ]手札0
[ ][ ][デ][末][ ]LP8000
     1 EP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
KISO

木曾「オレのターン、ドロー!」手札5→6

木曾「お前のインフェルニティは手札が0枚の時に新化を発揮する、ハンドレスコンボデッキ。だけど同時に手札が0枚出なければコンボが成立しないという弱点を抱えたデッキだ」

木曾「だから、な。マジックカード発動!一時休戦!」手札6→5→6

レ「一時休戦だと?」

木曾「お互いのプレイヤーはデッキからカードを1枚ドローし、次の相手ターンが終了するまでお互いにダメージを入れることは出来ない。先ずはそのブラックボックス、開けさせてもらうぜ!マジックカード、ハーピィの羽根帚、発動!」手札6→5

木曾「相手フィールドのマジック、トラップカードを全て破壊する!!これでお前のバックは怖く」

ビュゥゥゥゥ.......

木曾「なに!?」

レ「罠発動、インフェルニティ・バリア」

木曾「なぜだ!手札は1枚のはず!!!」

レ「手札が1枚だと?どこを見ている」手札0

時雨「手札が0に!?でもいまさっきドローさせたはず」

木曾「いつの間に!!」

レ「永続罠カード、ハンドレスフェイクの効果で手札を別次元に飛ばしたのさ。コレで手札は0だ」


時雨「幻の手札を見ていた、というわけだね」

木曾「やるじゃねぇか」手札5

木曾「じゃあ、すこし面白いものを見せてやるよ」

レ「戯言を!」

木曾「最新式のリチュアルコンボだ!手札から儀式魔法、影霊衣の降魔鏡発動!」手札5→4

レ「儀式だと!?ぐっ!!」

木曾「通常、手札フィールドのモンスターを儀式召喚するモンスターのレベルに合わせてリリースすることで儀式モンスターを降臨させることが出来るのだが、俺がリリースするのは影霊衣の術師シュリット。シュリットは影霊衣儀式モンスターを儀式召喚する場合、このモンスター1体で代用できるのさ」

木曾「降臨しろ!ヴァルキュルスの影霊衣!」手札4→2

ヴァルキュルス「ふん!」攻撃力2900

木曾「さらにシュリットがリリースされた場合、デッキから戦士族の影霊衣カード1枚を手札に加えることが出来る。オレはトリシューラの影霊衣を手札に加えるぜ」手札2→3

木曾「バトルだ!ヴァルキュルスの影霊衣で終末の騎士を攻撃!」

ヴァルキュルス「はっッ!」攻撃力2900

末騎士「グアー!」攻撃力1400

レ「くっ」LP8000

LE
[ハ][ ][裏][裏][ ]手札0
[ ][ ][デ][ ][ ]LP8000
     2 BP
[ ][ ][ヴ][ ][ ]手札3
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
KISO

木曾「バトルフェイズが終わったこのメインフェイズ2でオレはヴァルキュルスの影霊衣の効果を発動。手札の影霊衣の大魔道士をリリースしてカードを1枚ドローする。そしてリリースされた大魔道士の効果発動。デッキからグングニールの影霊衣を手札に加え、ターンエンド」手札3→5

レ「私のターン!ドロー!」手札0→1

レ「この瞬間、ハンドレスフェイクの効果で飛ばした手札が手札に戻ってくる」手札1→2

時雨「ハンドレスコンボ主体のインフェルニティに2枚の手札、もし両方がモンスターだったらこのターンなにもしてこない可能性が高いけれども」

木曾「マジック・トラップカードだったらなにか仕掛けてくるな」

レ「....チッ、カードを1枚セットしてターンエンド」

LE
[ハ][裏][裏][裏][ ]手札1
[ ][ ][デ][ ][ ]LP8000
     2 BP
[ ][ ][ヴ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
KISO


木曾「何もしてこないだと」

時雨「仮に手札がモンスターとマジックの2枚体制だったとして、ハンドレスにしないのはどういうことだろう」

時雨「それにインフェルニティ・デーモンが攻撃表示のままだね。攻撃を誘っているのかもしれない」

木曾「ああ。でも退く必要はない。オレのターン、ドロー!」手札5→6

木曾「オレは手札からブリューナクの影霊衣を捨てて効果発動!」手札6→5

レ「手札からのモンスター効果!!」

木曾「ああそうだ。このカードは手札から墓地へ捨てることでデッキから影霊衣モンスター1体を手札に加えることが出来る。オレが手札に加えるのはクラウソラスの影霊衣」手札5→6

木曾「そしてクラウソラスの影霊衣は手札から墓地へ捨てることでデッキから影霊衣と名のついた儀式魔法を手札に加えられるのさ。オレが手札に加えるのは2枚目の降魔鏡」手札6→5→6

木曾「いくぜ!儀式魔法、影霊衣の降魔鏡発動!影霊衣の降魔鏡を使って儀式を行う場合、墓地からレベル分のモンスターを除外することが出来る!オレは墓地のブリューナクの影霊衣と影霊衣の術師シュリットを除外することで、手札からレベル9のトリシューラの影霊衣を降臨!!」手札6→4

トリシュ「タァッ!」攻撃力2900

木曾「バトルだ!ヴァルキュルスの影霊衣でインフェルニティ・デーモンを攻撃!」

ヴァルキュルス「ハッァ!」攻撃力2700

デーモン「グアアアア」攻撃力1800

レ「ク....ガッ!」LP8000-1100→6900

LE
[ハ][裏][裏][裏][ ]手札1
[ ][ ][ ][ ][ ]LP6900
     4 BP
[ ][ト][ヴ][ ][ ]手札4
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
KISO

レ「インフェルニティ・デーモンが戦闘で破壊されたこの瞬間トラップカード、インフェルニティ・リフレクター発動!自分フィールドのインフェルニティモンスターが戦闘で破壊されたとき、手札を全て捨ててその効果を発動する!!破壊されたモンスターを特殊召喚し相手に1000のダメージを与える!!!」

デーモン「ヒッヒヒヒヒヒ」攻撃力1800

木曾「グッ、グアアアアアアアア!!!」LP8000→7000

レ「そしてインフェリニティ・デーモンが手札0で特殊召喚されたことによりデッキからインフェルニティカード1枚を手札に加える。私が手札に加えるのはインフェルニティ・ネクロマンサー」手札0→1

木曾「次いでオレはトリシューラの影霊衣で蘇ったインフェルニティ・デーモンに攻撃!」

レ「トラップ発動!デプス・アミュレット。手札を1枚捨てることで相手の攻撃を無効にする」手札1→0

レ「そして3回この効果を使うとこのカードは破壊される」

木曾「やるじゃねぇか。オレはカードを1枚セットしてターンエンド」手札4→3


LE
[ハ][裏][デ][裏][ ]手札0
[ ][ ][デ][ ][ ]LP6900
     4 EP
[ ][ト][ヴ][ ][ ]手札3
[ ][裏][ ][ ][ ]LP8000
KISO


レ「私のターン、ドロー!」手札0→1

レ「私は手札から永続魔法、インフェルニティ・ガンを発動!」手札1→0

時雨「木曾!くる!!」ピリッ

木曾「ああ!」

レ「インフェルニティ・ガンは自分の手札が0の時、フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送り墓地からインフェルニティモンスターを2体まで特殊召喚できる!蘇れ、インフェルニティ・リベンジャー!インフェルニティ・ネクロマンサー!」

リベ「ヒュゥ」攻撃力0

ネクロ「ヒョヒョヒョヒョ」守備力1600

レ「私はレベル4インフェルニティ・デーモンとレベル3インフェルニティネクロマンサーに、インフェルニティリベンジャーをチューニング!混沌の海より開放されし戦慄の魔竜よ、いま再びゼロとなりて刃向かう敵に滅びの裁きを!シンクロ召還!レベル8インフェルニティ・デス・ドラゴン!」

デスドラゴン「クォォオオオオオオオ!!」攻撃力3000

レ「インフェルニティ・デス・ドラゴン効果発動!1ターンに1度相手フィールドのモンスターを破壊!インフェルニティ・デス・ブレス!」

ヴァルキュルス「グアアアアアア!」攻撃力2900

木曾「クッ!」LP8000-1450→6550

レ「そして破壊したモンスターの半分のダメージを相手プレイヤーに与える。だがインフェルニティ・デス・ドラゴンが効果を使ったターン、自身は攻撃できない。このままターンエンド」

LE
[ハ][裏][デ][裏][ ]手札0
[ ][ ][デ][ ][ ]LP6900
     5 EP
[ ][ト][ ][ ][ ]手札3
[ ][裏][ ][ ][ ]LP6550
KISO

木曾「オレのターン、ドロー!」手札3→4

木曾「オレは手札から儀式の準備を発動!デッキからレベル6以下の儀式モンスターを手札に加えることが出来る」手札4→3→4

時雨「そして儀式の準備のもう1つの効果。墓地に儀式魔法がある場合、墓地の儀式魔法も手札に加えることが出来る」

木曾「ああ。オレは墓地の影霊衣の降魔鏡を手札に加える」手札4→5

木曾「そしてオレは三度影霊衣の降魔鏡を発動!手札、フィールドから儀式召喚するモンスターと同じレベルになるようにモンスターをリリースする。オレがリリースするのはレベル4の影霊衣の舞姫。レベル4ユニコールの影霊衣、降臨!」5→2

ユニコ「ハッ!」攻撃力2300

木曾「そして影霊衣の舞姫がリリースされたことにより、除外されている自分の影霊衣カード1枚を手札に加える。オレが手札に加えるのはブリューナクの影霊衣!」手札2→3

LE
[ハ][裏][デ][裏][ ]手札0
[ ][ ][デ][ ][ ]LP6900
     6 M1
[ ][ト][ユ][ ][ ]手札3
[ ][裏][ ][ ][ ]LP6550
KISO


レ「ふん。いくらモンスターをならべようとも、攻撃力で勝るインフェルニティ・デス・ドラゴンを超えることはできない!」

木曾「それはどうかな」

レ「なに?」

木曾「オレは手札からブリューナクの影霊衣を捨てて効果発動!デッキから影霊衣モンスターを1枚手札に加える。オレが手札に加えるのはディサイシブの影霊衣」手札3→2→3

木曾「バトルだ!トリシューラの影霊衣でインフェルニティ・デス・ドラゴンを攻撃!」

トリシュ「ハァアアアアア!」攻撃力2700

レ「トラップ発動!インフェルニティ・フォース」

木曾「インフェルニティ・フォースか。攻撃してきた相手モンスターを破壊し墓地からインフェルニティモンスターを特殊召喚、だよな?」

レ「なぜそれを」

木曾「そんなもの読めていたさ!手札からグングニールの影霊衣を墓地へ送ることにより、このターントリシューラの影霊衣はインフェルニティ・フォースの破壊効果を受け付けない!同時にインフェルニティ・フォースのインフェルニティ蘇生効果は相手モンスターを破壊した場合に追撃的に発動される効果だ。トリシューラの影霊衣が破壊ことにより蘇生効果は不発!」手札3→2

レ「だがインフェルニティ・デス・ドラゴンのが攻撃力は上だ!」

デスドラゴン「クォオオオオオオオオオ」攻撃力3000

トリシュ「フンッ!」攻撃力2700

木曾「ああ。それもすべてお見通しさ!手札からディサイシブの影霊衣効果発動!自分フィールドの影霊衣モンスター1体はエンドフェイズ時まで攻撃力・守備力を1000アップする!」手札2→1

レ「なに!?」

木曾「いけトリシューラの影霊衣!聖なる槍のチカラをもってして、死の竜を貫け!」

トリシュ「ハアアアアアアアッ!」シュパァッ 攻撃力2700+1000→3700

デスドラゴン「グォオオオオオ!」攻撃力3000

レ「ッ!!!!!!!!」LP6900→6200

レ「インフェルニティ・デス・ドラゴンが戦闘により破壊されたこの瞬間墓地のインフェルニティ・リベンジャーの効果が発動。墓地からこのカードを特殊召喚し、戦闘により破壊されたモンスターのレベルを得る」

リベンジャー「ハッハー」レベル1→8 守備力0

LE
[ハ][ ][デ][裏][ ]手札0
[ ][ ][ ][ ][ ]LP6200
     6 BP
[ ][ト][ユ][ ][ ]手札1
[ ][裏][ ][ ][ ]LP6550
KISO


木曾「無駄だ!ユニコールの影霊衣でインフェルニティ・リベンジャーを攻撃!」

ユニコ「ハッ!」攻撃力2300

リベンジャー「ハッハー」グサァ 守備力0

レ「.......」

レ「私のターン、ドロー!」手札0→1

レ「リバースカード発動!ワン・フォー・ワン」

レ「手札を1枚捨てその効果を発動!デッキからレベル1のモンスターを特殊召喚する。私が特殊召喚するのはインフェルニティ・ミラージュ」手札1→0

ミラージュ「~~♪」攻撃力0

木曾「チッ、また厄介なモンスターを」

レ「インフェルニティ・ミラージュの効果発動!このカードをリリースすることで、墓地のインフェルニティモンスターを2体、特殊召喚する!蘇れ、インフェルニティ・デス・ドラゴン!インフェルニティ・デーモン!」

デスドラゴン「クォオオオオオオオ」攻撃力3000

デーモン「ヒッヒヒヒヒヒヒ」攻撃力1800

レ「インフェルニティ・デーモンの効果発動、このカードが手札0で特殊召喚された場合、デッキからインフェルニティカード1枚を手札に加える。私が手札に加えるのは2枚目のインフェルニティ・ネクロマンサー」手札0→1

レ「インフェルニティ・ネクロマンサーは召喚したときに守備表示になる。そしてインフェルニティネクロマンサー効果発動!墓地のインフェルニティモンスター1体を特殊召喚する!蘇れ!インフェルニティ・リベンジャー」手札1→0

ネクロ「ヒョーッヒョッヒョッヒョッヒョ」守備力1600

リベンジャー「ハッハー」攻撃力0

デーモン「ヒッヒヒヒヒヒヒ」攻撃力1800

LE
[ハ][ ][デ][ ][ ]手札0
[ネ][リ][デ][デ][ ]LP6200
     7 M1
[ ][ト][ユ][ ][ ]手札1
[ ][裏][ ][ ][ ]LP6550
KISO

時雨「再び、この布陣か。くるよ木曾。こんどはアイツが」

木曾「とは言えど、今のオレが相手のターンで出来ることは何も無い。耐えてくれよDホイール」

レ「私はレベル4インフェルニティ・デーモンとレベル3インフェルニティ・ネクロマンサーに、レベル1インフェルニティリベンジャーをチューニング!」

レ「百の瞳開く時、漆黒の帳が終末を告げる。冥府の竜よ、抗う敵を蹂躙せよ!シンクロ召還!レベル8ワンハンドレッド・アイ・ドラゴン」

ワンハン「グゴオオオオオオオオオ」攻撃力3000

レ「インフェルニティ・デス・ドラゴンの効果発動!相手フィールドのモンスター1体を破壊し、破壊したモンスターの攻撃力の半分の数値を相手に与える。トリシューラの影霊衣を破壊しろ!インフェルニティ・デス・ブレス!」

デスドラゴン「ブォオオオオオオオ」

トリシュ「グアアァァッ!」攻撃力2700

木曾「ぐっ!」LP6550-1350→5200

レ「バトルだ!ワンハンドレッドアイドラゴンでユニコールの影霊衣を攻撃!インフィニティ・サイト・ストリーム!」

ワンハン「グォオオオオオオ!!」攻撃力3000

ユニコ「アガッ!」攻撃力2300

木曾「くぅっ!ユニコール!」LP5200-700→4500

レ「ユニコールの影霊衣がいなくなったことによりエクストラデッキから特殊召喚されたワンハンドレッド・アイ・ドラゴンはその効果を使えるようになる。私は墓地のインフェルニティ・ネクロマンサーを除外!」

ワンハン「バリムシャ」(ネクロ)

レ「そしてインフェルニティ・ネクロマンサーの効果を得たワンハンドレッド・アイ・ドラゴン効果発動!自分の手札が0のとき、墓地のインフェルニティモンスター1体を特殊召喚する。蘇れ!インフェルニティデストロイヤー!」

デストロイヤー「ヒュゴォオオオオオ」攻撃力2300

レ「これで私はターンエンド」

LE
[ハ][ ][デ][ ][ ]手札0
[ ][ ][デ][ワ][ ]LP6200
     7 EP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札1
[ ][裏][ ][ ][ ]LP4700
KISO


木曾「オレのターン、ドロー!」手札1→2

木曾「.....オレはマジックカード、貪欲な壷を発動!」手札2→1

レ「ここに来てドローソースを引き当てたか!!」

木曾「卑怯かどうかは、自分の目で見極めな!墓地の5枚のモンスターカード、クラウソラスの影霊衣、グングニールの影霊衣、ブリューナクの影霊衣、トリシューラの影霊衣、ヴァルキュルスの影霊衣の5枚をデッキに戻しシャッフル。カードを2枚ドローする」手札1→3

木曾「そして、墓地から儀式魔法、影霊衣の降魔鏡効果発動」

レ「墓地から儀式魔法だと!?」

木曾「驚くのはまだ早いぜ?墓地の影霊衣の大魔術師を除外してその効果を発動。デッキから影霊衣儀式魔法1枚を手札に加える。オレが手札に加えるのは影霊衣の反魂術」手札3→4

木曾「そして影霊衣の大魔術師が除外されたことにより、デッキから影霊衣カード1枚を墓地へ送ることが出来る。オレが墓地へ送るのは影霊衣の戦士エグザ」

木曾「さぁ、いくぜ。オレは手札から3枚目の影霊衣の降魔鏡発動!墓地の影霊衣の戦士エグザと影霊衣の舞姫を除外して、トリシューラの影霊衣を儀式召喚!」手札4→2

カタス「フン!」ギギギ 攻撃力2200

木曾「さらに、影霊衣の戦士エグザが除外されたことにより、除外されている影霊衣の術師シュリットを攻撃表示で特殊召喚する!」

シュリット「ハァッ!」攻撃力300

木曾「さらにさらに、手札から儀式魔法、影霊衣の反魂術を発動!フィールドの影霊衣の術師シュリットを除外することで、墓地からディサイシブの影霊衣を儀式召喚する!!!」手札2→1

レ「墓地から儀式召喚だと!?!?」

木曾「蘇れ!ディサイシブの影霊衣!」

ディサイシブ「....ハアアアアアアアッ!」攻撃力3300

木曾「そしてリリースされた影霊衣の術師シュリットの効果発動!デッキから影霊衣モンスターを手札に加える。オレが手札に加えるのはブリューナクの影霊衣」

木曾「そして手札から3枚目の影霊衣儀式魔法、影霊衣の万華鏡発動!」手札2→1

木曾「影霊衣儀式モンスターを儀式召喚する場合、エクストラデッキのモンスターで代用できる!オレはレベル6のクリッチーを墓地へ送り手札からブリューナクの影霊衣を儀式召喚!」手札1→0

ブリューナク「ハアッ!」攻撃力2300

LE
[ハ][ ][デ][ ][ ]手札0
[ ][デ][デ][ワ][ ]LP6200
     8 M1
[ ][ブ][ト][デ][ ]手札0
[ ][裏][ ][ ][ ]LP4700
KISO


ブリューナク「ハアッ!」攻撃力2300

トリシュ「フンッ!」攻撃力2700

ディサイシブ「ハアアアアッ!」攻撃力3300

木曾「ブリューナクの影霊衣効果発動!1ターンに1度エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを、2までデッキに戻す!オレが戻すのはワンハンドレッド・アイ・ドラゴン!」

ブリューナク「ハッ!」ピカァ

ワンハン「グォオオオオオオオォォォ.....」

レ「ワンハンドレッド!!」

木曾「バトルだ!トリシューラの影霊衣でインフェルニティ・デストロイヤーを攻撃!」

トリシュ「ハッ!タァッ!」攻撃力2700

デストロイヤー「スゴオオオォォォ」攻撃力2300

レ「デストロイヤー!」LP6200-400→5800

木曾「続いてディサイシブの影霊衣でインフェルニティ・デス・ドラゴンを攻撃!」

ディサイシブ「コォォォォォォォ.....」攻撃力3300

デスドラゴン「クォオオオオオオォォォ」攻撃力3000

レ「くっ」LP5800-300→5500

レ「墓地インフェルニティ・リベンジャー効果発動!墓地のこのカードを特殊召喚する」

リベンジャー「ハッハー」守備力0

木曾「ブリューナクの影霊衣でインフェルニティ・リベンジャーを攻撃!粉砕しろ!」

ブリューナク「ハッ」攻撃力2300

リベンジャー「ハッハー」守備力0

木曾「良いしのぎだ!オレはこのままターンエンド」


LE
[ハ][ ][デ][ ][ ]手札0
[ ][ ][ ][ ][ ]LP5500
     8 EP
[ ][ブ][ト][デ][ ]手札0
[ ][裏][ ][ ][ ]LP4700
KISO


レ「私の、ターン!!」手札0→1

レ「良いしのぎだ、といったな」

木曾「ああ。いったさ」

レ「私がしのいだだけかどうか!今テメェに思い知らせてやる!インフェルニティ・デーモンが手札0の時にドローした場合、手札から特殊召喚できる!!私は手札から、インフェルニティ・デーモンを特殊召喚!!」

デーモン「ヒッヒヒヒヒヒヒヒ」攻撃力1800

レ「みたか!コレが私の実力だ!!」

木曾「ああそうだ!今のお前の実力はこんなものだ!」

レ「何ッ!?」

木曾「オレは言ったはずだぜ?『良いしのぎだ』ってな。深海のレ級。お前はオレの攻撃を、何とかしのいだに過ぎない。なぜか分かるか?」

レ「戯言ォ!」

木曾「戯言かどうか、お前の目で確かめな!トラップ発動!神の忠告!」

木曾「ライフを3000払いその効果を発動!相手の召喚、反転召喚、特殊召喚。またはマジック、トラップの発動を無効にし、破壊する!」LP4700-3000→1700

レ「バカなッ!そんなカード、使いどころは今までいくらでもあったはずだ!何故それを、テメェはこのタイミングになるまで!?」

木曾「深海のレ級。お前は答えを焦りすぎている」

レ「.........」

木曾「姉貴が消えた。その痛みは良く分かる」

レ「テメェら艦娘に!!何が分かる!!」

木曾「分かるさ!俺の姉貴は!クマ姉はお前ら深海棲艦に沈められたからな!」

レ「!!」

木曾「だからな。お前の気持ちは良く分かる。悲しいか?憎いか?悔しいか?!頭を冷やせバカヤロウ!俺達が!艦娘と深海が争えば、その悲しみも憎しみも悔しさも、全てが世界に広がるんだ!だがな深海のレ級。そんなもの、広げて何になる?お前の姉貴は、そんなこと望むようなヤツだったか?」

レ「ああ!!」

レ「そんなこと、そんなこと望むヤツなんかじゃ、なかったよ!!」

レ「だけどよ、どうすりゃいいってんだ!私には、姉貴を沈めたテメェら艦娘に復讐することくらいしかわかんねぇんだよ!」

木曾「だったら!その悲しさも憎しみも悔しさも、このでっかい海に捨てちまいな!不幸に囚われて、自分も不幸になる必要なんてないんだよ!オレたちは、世界の人々を、世界の艦娘を、世界の深海棲艦をそんな不幸の呪縛から開放するために、お前の力が必要なんだ!この世界を、この海を笑顔にするために!」

木曾「いけトリシューラの影霊衣!ディサイシブの影霊衣!深海のレ級にダイレクトアタック!」

レ「.....クソガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」LP5500-2700-3300→0

レ「チクショウ....チクッショウガアアアアア!!」バン!バン!

木曾「......」

時雨「......」

レ「........お前達と行けば、姉貴は報われるんだな?」

木曾「お前の姉貴が、海を平和にすることを望んで戦ってたなら。必ず、報われるさ」

レ「....北北東の鎮守府に、囚われた私の仲間がいる。彼女も、一緒に連れて行ってはもらえないだろうか。きっと、戦力になるはずだ」

木曾「.....」コク

時雨「ふふ。キミは本当に、お人よしだ」

木曾「そうかい。じゃあ、高らかに宣言しないとな」

レ「あ?」

木曾「これより、我々フューチャービジョンは航路を変更!北北東の鎮守府を経由して北西のアジトへと向かう!各員、スリップストリームでオレについて来い!」


フィールド 海:???

ヲ「............」

ヲ「遂に、アレも動き出したか」

ヲ「赤城さん。あなたに会う日もまた、近づいてきました」

戦艦棲姫「あなたも本当に苦労人ねぇ」

ヲ「........」

戦艦棲姫「いったい、どこまで考えているのかしら?ねぇ」

ヲ「我は、我の信念に基づき、この世を平和に染め上げるだけ。それだけのこと」

中間棲姫「今はまだ、我々の予定通りに事が進んでいる。だがそろそろあのババアの目の上のタンコブになりかねない」

戦艦棲姫「そうそう、そのことで1つ、小耳に挟んでおいて欲しいことがあるのよねぇ」

ヲ「何だ」

戦艦棲姫「囚われのリ級が目を覚ましてデュエルしているそうよ。たのしくなってきたわねぇ」

中間棲姫「ということは、ヤツは上手く潜ったようだな」

戦艦棲姫「ええ、とってもお上手に。いまはもう、馴染んでるんじゃないかしらぁ」

中間棲姫「お前は愛しの片割れが恋しいようだな」

ヲ「何のことか」

中間棲姫「この方角はちょうど...いや。無粋だったようだな」

ヲ「フン」

中間棲姫「どちらへ?」

ヲ「我はまだ、やらねばならぬことがあるのでな」

中間棲姫「お供しましょう」

ヲ「好きにしろ」

今回はここまでで。

1週間とちょっとぶりです。IFは気を抜くとソリティアしてました。

ここで1つデュエル部分についての質問があります。

ちょくちょく出てくるコレ↓邪魔、読みにくい。という方がいらっしゃれば描写しません。

LE
[ハ][ ][デ][ ][ ]手札0
[ ][ ][ ][ ][ ]LP5500
     8 EP
[ ][ブ][ト][デ][ ]手札0
[ ][裏][ ][ ][ ]LP4700
KISO


訂正>>173
木曾が降魔鏡でトリシューラの影霊衣を降臨させるところでなぜかカタストルの影霊衣が出てきています。正しくはトリシューラの影霊衣です。

こんなのIFじゃないわただのファンデッキよという方は暫く(レ級で数えて3戦くらい)まっててください。


フィールド ???:???

ダァン ドォン

北上「いっちょ上がりっと」

大井「お見事です北上さん!」

北上「いや~それほどでもないって~っと、ちゃっちゃと報告しとかないとね~。駆逐艦と大井っちは周辺警備。あたしが連絡

しちゃうからちょっとまっててね~」

大井「はい!北上さん!」

睦月「はーいわかりました」

卯月「了解ぴょん」

北上「はいは~いこちら奪還西方海域警備隊旗艦北上で~す。話にあった深海棲艦の撃滅を確認。帰投しま~す」ピッ

北上「というわけで帰ろうか」

大井「そうですね。もう日も落ちてきましたし」

睦月「うーちゃんみるがよいぞ、綺麗な夕焼を!」

卯月「ぴょん!」

北上「それじゃあ任務も片付いたことだし、進路鎮守府へ向けて──」クルッ

ル「..........」

大井「北上さん?......」サァァ

北上「あー.........」

ル「シズメ」

ダァン

北上「ガッッッ!!!!!」

ズドッ ドッ ドッ ズサァァァァ

大井「北上さああああああああああ!!」


フィールド 鎮守府:軽巡寮(深夜)

大井「北上さん!!!」ガバッ

北上「スヤァ」

大井「ハァ、ハァ、」

大井「夢、か」

大井「..........」

モゾモゾ ゴソゴソ

北上「スヤァ、ア?んぁぁ?」ピクッ

北上「どしたの大井っち」

大井「あ、すいません北上さん。起こしてしまいしたか」

北上「ぁぁ、それよりなんで布団に潜ってきてるのさ」

大井「すいません北上さん...少しの間だけ、こうさせていてください」ギュッ

北上「ぉぁ。まぁいいけどさ。何かあった?」

大井「気にしないでください。私は大丈夫ですから」

北上「そう?ならあたしは寝るよ」

北上「何かあったら言ってね大井っち。それじゃお休み」スヤァ

大井「はい。お休みなさい、北上さん」

大井「.............」ギュッ


フィールド 鎮守府:軽巡寮(朝)

球磨「起きろクマァ!朝だクマァ!」ガーンガーンガーン

多摩「にゃぁぁ」ボケー

北上「ふぁぁぁあ。大井っち朝だよ起きてー」ユッサユッサ

大井「うぅ、北上さん」スヤァ

北上「大井っち、朝だよ。おーきーてー」ユッサユッサ

大井「はっ!?北上さん!!」

北上「おはよ大井っち。涙なんか流しちゃってどしたの?怖い夢でも見た?」

大井「へ?」タラァ

大井「あれ?何で、涙が」フキフキ

多摩「...大井の様子が変ニャ」

球磨「大井が変なのはいつものことクマ」

多摩「いや、そうじゃにゃくて」

球磨「よいか多摩。姉の仕事は妹が頼ってきたら全力で支えることクマ。だから今は手出ししないクマ」

多摩「了解にゃ」

球磨「ほらそこぉ!ラブコメの波動を発してないで早く顔洗って着替えるクマ!メシ全部食われちまうクマ!」

北上「だってよ。大井っちいこっか」

大井「はい!北上さん!」


フィールド 鎮守府:食堂

球磨「くっ、出遅れたクマ」

多摩「まっ、しょうがにゃいにゃ」

北上「大井っち何食べる~?」

大井「私ですか?そうですね軽めにオムライスでも」

北上「じゃあ私カツ丼にするからさ、半分ちょうだいよ」

大井「はい!喜んで!」

北上「大井っちは逐一オーバーだな~」

川内「ところでさ~那珂はデッキ決めたー?」

那珂「もっちろん!」

川内「どんなどんな」

那珂「へっへー後でデュエルするときのお楽しみ~」

大井(またデュエルですか。あの不思議な3隻と1人の人間が来てから、どうにも浮かれているように見えますが....)

大井(果たして、こんなことで本当に深海棲艦に勝てるのでしょうか)

大井「.......」

北上「大井っち来たよ~いこ~」

大井「はい!」


球磨「あいつら二人の姉のことなんてまったく眼中にないクマ」

多摩「いつものことにゃ。多摩たちはこっちで食べるのにゃ」

大井「そういえば北上さんはTDGPには参加しないんですか?」

北上「うーん。まぁ別にいいかなぁって。大井っちは?」

大井「北上さんが参加しないなら私も参加しません」

北上「それにしても、デュエルなんて初めてやるのにみんなその話でもちきりだね~」

利根「それだけ、皆デュエルに魅入られたということじゃな。うむ!よきかなよきかな」ヒョイパク

北上「ぅゎぁぁいつのまに」

大井「デュエルデュエルといったって所詮は遊びじゃない」

利根「そうともいいきれんぞ」

北上「どゆこと?」

利根「いずれは戦争の変りにデュエルが流行るということじゃ。いずれデュエルで深海棲艦とも分かり合える日が来よう」

大井「夢物語ね。さ、北上さん。こんなデュエルバカに構ってたら折角の朝食が冷めてしまいます」

北上「それもそだね。じゃあね利根っちまた今度続き聞かせてね~」

利根「むぅ、信じておらんな?まったく、デュエルはやってみればわかるというのに....ブツブツブツブツ」ヒョイパクヒョイパク

北上「あ、そうそう利根っち~」

利根「なんじゃ?」

北上「デュエルって楽しい~?」

利根「うむ!無論、当然じゃ!」

北上「そっか。ありがと。じゃまた今度ね~」

大井「北上さん。ここに座りましょ」

大井「さぁ北上さん、私の半分どうぞ」

北上「わ~大井っちありがと~。じゃあお礼に半分」

大井「北上さんから私にお礼!感激です!」

北上「そんな大げさな」パキッ

北上「いっただっきま~す」

大井「いただきます!」パキッ


フィールド 鎮守府:提督司令室

TETOKU
[ ][裏][ ][ ][ ]手札6
[ ][ ][ ][バ][ ]LP8000
    2 BP
[テ][タ][ビ][ジ][ブ]手札1
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
SORYU

提督「ゲーテ」シャカシャカシャカ

蒼龍「聖槍。パンチパンチパンチパンチあざっしたー」

提督「.....」LP8000-9000→0

コンコン

大井「失礼します」

北上「提督~はいるよ~」

蒼龍「お二人ともおはようございます」

提督「おはよう。おはようのところ早々だけどキミたち二人に護衛依頼が来ている。指名されてるところから見ると相当気に入

られたようだな」

北上「あたしたちとしては仕事が増えてブルーな気分だよ提督~」

提督「鎮守府としては嬉しい限りなんだからそう言わないでくれ」

大井「それで、私と北上さんは何をすればいいのかしら」ギッ

提督「前回の通り商船の護衛だ。奪還海域の内側を通るから深海棲艦とかちあう可能性は低いだろうが、充分に注意してくれ」

北上「はいさ」

提督「それと今回もバックアップをつける」

北上「また駆逐艦?」

提督「そういうな。そろそろ来るはずなんだが」

<うーちゃん早くするにゃしぃ

<ちょっとまってほしーぴょん

バタッ

睦月「睦月、ただいま参上しました!」ペシッ

卯月「うーちゃんだぴょん!」ペシッ

蒼龍「遅刻ですね報酬から天引きしておきます」

睦月「はうっ!?お代官さまお慈悲を~」

蒼龍「誰が悪代官ですか!!」

卯月「いってないぴょん」

大井「............なんで」

北上「ん?どうかした大井っち」

大井「......あ、いえ。なんでもありません」

提督「んっん~!!」

提督「戦闘を行うことはないと思うがくれぐれも気をつけるように。20分後に抜錨だ。準備をしておけ」

北上「ん~了解」

大井(夢だと同じ編成で出撃していたけれど、コレも何かの偶然?)

大井(でも、夢は所詮夢だもの。きっと、大丈夫よね。正夢なんかには絶対しないわ)

大井「北上さんは私が守るもの!」

北上「大井っち~あたしちょっと準備あるから先にいってるよ~」


フィールド 鎮守府:海

北上「旗艦重雷装巡洋艦、北上。出撃します!」

大井「重雷装艦、大井。出撃します!」

卯月「卯月、出撃でぇ~す。がんばるぴょん!」

睦月「駆逐艦睦月、いざ参ります!」

北上「護衛船との合流地点は隣の港だね。それと提督が言ってたけど帰投できるまでに1日2日掛かるらしいから朝食も昼食も

夜食も海の上だね~」

卯月「げ!そんなの聞いてないぴょん!!」

睦月「その分美味しい物もらえるにゃしオーライオーライ」

大井「北上さん!美味しいお料理なら私が!」

北上「うん。大井っちの料理はいつも美味しいからまた作ってね」

大井「北上さん!」ポワーン

北上「ほらほら、そろそろ港につくよー」


フィールド 港:海

船乗☆3「お、ハイパー北上さん久しぶり」

北上「ちーっす。そう言っても一月経ってないけどね~」

船乗☆3「大井っちも元気そうだなぁはっはっはっ」

大井「大井っちって呼ばないでください」ニコッ

北上「え?大井っち大井っちって呼ばれるの嫌だった?ごめんね気が付かなくて」

大井「いいえ北上さんは別です」

船乗☆7「おーい船乗☆3無駄口叩いてないで仕事しろ仕事」

船乗☆3「だってさ。じゃあね北上さんに大井っち」

北上「ばいば~い」

大井「だから大井っちって呼ばないでください!!」プンスカ

睦月「ほへーっ、北上さんに大井さん船乗さんとも知り合いなんですか」

北上「まぁね」

睦月「それにしても、男の人ばかりで緊張しますね!」ワクワク

北上「と言っても結構ハイだよね」

北上「そういえば卯月は?」

睦月「あっちで船乗さんがたにいろいろもらってますよほら!」

船乗☆4「うーちゃんコレ上げるよ」っ草餅

卯月「ありがとぴょん♪」モシャモシャ

船乗☆8「おうこれもやろう」っ団子

船乗コック「うーちゃんコレも食べな」

卯月「もう食べられないぴょん」モシャモシャ

北上「馴染んでるねぇ」

大井「馴染むの早すぎです」

大井「北上さん。私少し外しますね」

北上「うん。いってらっしゃい大井っち。あたしはここでまってるよ~」


船乗☆9「やぁ」

北上「うわぁぁ船乗☆9いつの間に」

船乗☆9「最初からさ」

船乗☆9「で、なんであのウサギ耳した護衛の娘があんな大事にされてるかって話だったっけ?」

北上「いや、してない」

船乗☆9「まぁ聞け」

北上「....」

船乗☆9「俺達船乗からしたらウサギは神聖なものだからな。インドアンは牛に似たものを神格化する風習があるからな。たぶん

それと似たような感じだろう」

北上「へぇ~。まぁアレはどっちかというとウサギじゃなくてフネだけどね」

船乗☆9「起源は知らないが嵐の前の晴れた日にウサギが船に紛れ込んでいて出航が遅れたっていう説が一番有名だな。古今和歌

集にも載ってるくらいだ」

睦月「うん?たしか古今和歌集にそんなのは載ってなかったようなぁ?あれれ~?」

大井「北上さん!台所を借りて作ってきました!!ありあわせのモノですが北上さんのために作った最高のモノです!!!」

北上「おっ!大井っちありがと~」

大井「いえいえ!たとえ北上さんのためならいつでもどこでもなんどでも!」

船乗☆9「おっとこれは旨そうだどれ俺もひとつ。って、そんな露骨に嫌そうな顔しないでくれよ大井っち」

大井「いえ、なんでもありません。ふふふ」

船乗☆9「あでもこれ実際超旨い。いくらでもいけそうだ」バリムシャバリムシャ

北上「でしょでしょ~。大井っちは料理上手だからね~」mgmg

船乗☆9「ああ。嫁にほしいくらいだ」バリムシャバリムシャバリムシャ

船乗☆9「うぇ?」スカッ

大井「これは北上さんの分ですあなたの分ではありません!食べすぎです!」

北上「およ?睦月ちゃんも食べな。美味しいよ大井っちの料理」ハイ

睦月「およ?では睦月、喜んでいただこうぞ!いただきまーす」ハムッ

北上「どう?美味しいでしょ」

睦月「はい!とても!」

大井「当然よ。北上さんのためにつくったんですもの」ドヤァ


プォォォォォオオ


船乗☆12「おーい出航だ!錨を上げろ!」

北上「出航だってさ。行くよ大井っち、駆逐艦」

大井「はい!」

睦月「睦月、大井っちさんの料理で補給満点!はりきっていきましょ~」

卯月「ぴょぉぉぉおん!」ゲプー


プォォォォォオオ


フィールド 海:奪還海域内洋(夜)

大井「結局夜に鳴るまで何もありませんでしたね北上さん」

北上「まぁそうだねぇ。何も無い方が楽でいいけどね」

プォォォォォォオオ

船乗☆9「おーいハイパー北上さんに大井っちに睦月ちゃんにうーちゃん。晩飯の時間だぞ上がって来な」

北上「おおぅもうそんな時間か」

睦月「およ?護衛ホッポリだしていいのかにゃ?」

北上「どのみちあたしたち認識できるもうちょっと向こうまでUAVの網が張り巡らされてるんだからあたしたちはただの戦闘力。

UAVが深海棲艦認識したら出撃すればいいんだって」

睦月「はへぇ。そんなもんなんでしょか」

大井「そんなもんよ。さぁいくわよ旧型駆逐艦」


フィールド 海:輸送船内食堂

ドンガラガッシャチャンカチャンカ

船乗☆10「お!我らがアイドルハイパー北上さんとハイパー大井っちの登場だ!」

北上「やっほーみんな久しぶり元気してた~?」

ヤンヤ ヤンヤ

卯月「すごい熱気ぴょん。うーちゃんも負けてられないぴょん!」

睦月「皆さん酔っ払いにゃしぃ」


フィールド 海:???

UAV「ブロロロロロロロ」

ル「..........」フン

UAV「バギィ」

ル「.........」

ル「........」カチカチカチ

UAV「ピキーン」

UAV「ブロロロロロロ」


フィールド 海:輸送船甲板

プォォォォオオ

北上「んく、んく。ぷはぁ~」

北上「くぅ~疲れが取れるかのようにゃしぃ」

睦月「にゃしぃ!?」

大井「はい北上さん。あーん」

北上「あーむっ」

北上「んく。そういえばさ大井っち」

大井「はい」

北上「UAVが落ちたの気付いた?」

大井「そういえば先ほど一番遠いところのUAVが1機落ちましたね。誤動作でしょうか?」

北上「そうそう。それもだけどさ。さっきからな~んか妙なんだよね」

大井「妙?」

北上「うんそう。さっきまで出てた反応が突然消えて、また出てくるの」

大井「確か位置ズレを防ぐために何分かに一度の更新で反応が消えることがありますけれど」

北上「それが、どうにも違うっぽいんだよね」

大井「といいますと」

北上「例えばさ、いくつもならべた豆電球の1つをコップで隠すとするじゃん?そうすると隠したコップの周りだけ暗くなる、

みたいな。分かりにくいかな」

大井「言わんとしてることは分かりますけどこの船の周りにはいまだ99機UAVが飛んでるんですよ?そう簡単に深海棲艦が近寄

れるはずありませんよ」

北上「そうだけどさ、な~んか嫌な予感がするんだよねぇ。虫の報せってやつかな」

大井「北上さんがそう言うのであれば護衛に戻りましょうか」

北上「そだね~何かあってからじゃおそいも──ポチャ...──」

北上「ん?」

北上「月の位置がおかしいようなぁ」


北上「ッッ!?!?」

大井「どうしました?北上さん」

北上「....大井っち、ここどこ?」

大井「どこって、そりゃもう鎮守府奪還海域の内側のはずですけれ....ここは、どこでしょうか」

北上「駆逐艦!今すぐ全員たたき起こして!はやく!」

卯月「ぴょん!?」

睦月「了解にゃし!」

北上「大井っち、すぐに天測を始めて」

大井「了解です。北上さん」

北上「場合によったら、最悪だよこれはっ!」ダッ

大井「北上さん!1人では危険です!」

北上「1人でもいなかったらもっと危険だよ大井っち!先に海に下りてるから天測終わったらこっちに来て!」

大井「大丈夫です!終わりましたから!」

北上「さっすが大井っち計算超速い。それで、ここはどこなのさ」

大井「予定航路より東に750海里から800海里ほど離れた、未奪還海域のおよそ端のほう。それもどんどん、中心部へ向か

っています」

北上「何でそんなところに!?この短時間でこれる場所じゃないでしょ!」

大井「なんにせよ、過ぎてしまったことは仕方ありません」

北上「それもそだね。先ずはどうやってここを切り抜けるかだね。駆逐艦、話はわかったね?」

睦月「了解おっけーなのね!うーちゃんおもかじいっぱーい!」

卯月「あらほらさっさー!」


大井「とりあえず航路の修整は何とか出来そうですね北上さん」

北上「ただこの貨物船武器も何もないから、深海棲艦がきたら超ピンチだね」

大井「いいえ北上さん。もうきてます」

北上「あら~」

ダァン ダァン

北上「不味い!夾叉されたよ!大井っち!」

大井「分かってます!酸素魚雷、てぇ!」バシュッバシュッ

.........ドォォォンドォオオオン

大井「命中!」

北上「ッ!不味い!船に中る!」

ゴォォォォォン

北上「くっ!」

大井「北上さん!」

北上「大丈夫、まだいけるよ大井っち。UAV全機停止!」

シュゥゥゥポチャッポチャッポチャポチャポチャ

北上「あーあこれで報酬ゼロか」

大井「それどころか、マイナスになりかねませんね」

大井「でもなんでUAVを捨てたんですか?目がつぶれてしまいましたけど」

北上「大井っちなんで相手が初撃で夾叉できたかわかる?」

大井「...まさか」

北上「そのまさかかもね。敵はこっちのUAVを目にしてきたんだ。あたしたちがしてるように。たぶん、ハッキングされたのはさ

っきの違和感を感じた時かな。もっとはやくに気付くべきだったよ。ちぇ」

大井「ッ!2発目、きます!」

北上「しまった!間に合わない!」

スゴッ、ドッ!

ザァァァァアアアア!!!

北上「うっ....なにが!?」

ランタン「ヒヒヒヒヒ」ユラァ

卯月「ふっふ~間に合ったぴょん!」

卯月「ゴーストリックランタン、効果発動ぴょん!」

久々の更新ですが今回はここまでで。
だれかが予想してましたがうーちゃんのデッキはゴーストリックです。駄天使ちゃんのおかげでただでさえ強いゴーストリックが更に強くなりましたね。これでランク4が出せればクリフォートにも勝てます。

メモ帳の設定ミスか不具合かなにかであらぬところで改行入ってるのを見つけて修整しながら投稿しましたが修整ミスのところがあったなら御用者ください。


最近ホードラ3体ならべてオラァするのがマイブームなのは内緒


........ドォォォン!

大井「いまので、最後でしょうか?」

北上「いいや違うよ大井っち。始まったばかりだよ。ほらみてみなよ敵がいっぱい」

大井「ちっ。重雷装巡洋艦2隻と駆逐艦2杯と輸送船1隻を沈めるのに随分とご大層な艦隊ね。戦艦4重巡6駆逐10はいるんじゃないかしら」

北上「たぶんそれ以上いるよ。ここ切り抜けたらあたし達大出世だね~。睦月ちゃんはみんなを起こし終わったら早くきてねっ!」

睦月『それが、皆さん爆睡中なのね』

北上「なんで!?」

睦月『それが睦月にもさっぱり~』

北上「一服盛られたか~!見方に敵が入ってるのか、それとも未奪還海域に漂う瘴気のせいなのか。なんにしても、しょうがないからこのまま交戦しながら奪還海域まで引っ張るよ大井っち」

大井「..........」

北上「大井っち?」

大井「.........」

北上「大井っち!!」

大井「はっ!はい!北上さん!」

大井(たしか、あの夢でも同じような夜。悔しいけれど今のところ夢の通りになるヴィジョンしか....いいえ。たとえ命に代えても北上さんだけは!)

イ「ガァッ!」ザバァ

大井「しまっ!!」

シュタイン「イヤー」

イ「グワー」

卯月「大丈夫かぴょん?」

大井「たすかりました。ですがあなたは輸送船の防御に集中なさい!」

卯月「ぴょ、ぴょん!」

卯月「ゴーストリックフロスト効果発動ぴょん!」

フロスト「Foooooo!!」

ピキピキピキ パキーン

大井「すごい、飛んできた弾を空中で凍らせて破壊している!!」ダンダン

北上「くっそー。あんなすごいならあたしたちもやっておくべきだったね。デュエル」シュポッシュポッ

北上「まっ、でも今更言っても仕方ないか」


フィールド 海:護衛輸送船(夜)操舵室

睦月「おーい船長さーん」ユッサユッサ

船長「zzzzzzzzz」

睦月「副操縦士さーん」ユッサユッサ

副操縦士「ZZZzzzzzzz.....」

睦月「みんな寝てるしぃ」

カツッ

睦月「ッ!?」バッ

カツッ

睦月「......」

カツッ

ギィィィィ ガシィッ

睦月「あなたは....」

船乗☆9「   」

ブォオン スカッ

睦月「おっとっとっ!」

睦月「これはいったい、どういうことか、にゃー?」

船乗☆9「キヒッ」

ヒュン! ズゴッ!

睦月(ッ!!)

睦月(すごいパンチ!壁に穴空いてるよぉ!あと少し反応遅かったらやばかったって!)

ヒュン! ズゴッ! ヒュン! ズゴッ!

睦月「うおっちょ!危ないって危ないって!危ないから止めるし!」

スタッ スタッ タッ タ!

睦月「ふぃぃぃ。艦娘だからって女の子相手にインファイト仕掛けるとか!どうかしてるって!!もーー!!ぷんぷん!!」

睦月「これでも睦月、かよわい女の子なんだよ!!」

船乗☆9「キヒヒッ」ダッ

睦月(速ッ!)

ガッ

睦月「うがっ!」

ギリギリ ギリギリ

睦月「うぐっ!苦しっ!!」ゲシゲシ

睦月「はなっせっ!」ゲシゲシ

睦月(まずい!マジ、息がっ!)

船乗☆9「ハアッ!」ブン

ポイッ


フィールド 海:護衛輸送船(夜)

バリーーーーーン

睦月「きゃあああああああ」

ドザァ

北上「!?」

大井「なにが!?」

船乗☆9「キヒヒヒヒ」

大井「あなた...」

北上「コレはいったい、どういうことなのかな?」

船乗☆9「あれぇ?まだ分からない?ここまでやってるのに?鈍いな北上ィィィ」

大井「ア?」ピキッ

北上「大井っち、堪えて」

大井「くっ」

北上「で、キミは一体何物なのかね?」

船乗☆9「俺か?俺は一介の船乗だよ。☆9のね」

北上「あーごめんね。駆逐艦とはいえど艦娘を投げとばせる船乗をあたしはまだしらないんだわ」

船乗☆9「ふふふは。ふっはははは」

北上「少なくても、キミ人間じゃないよね。深海棲艦かな?」

船乗☆9「ふふふふ。答えなんて明白なんだよ」

船乗☆9「今この海域には戦艦やら重巡やら駆逐やらが全てあわせて40は配置してある」

北上「へぇ、そこまでしないと私たちは沈められないってことかな?嬉しいねぇ大きく見てもらって」

船乗☆9「ああ。そうだな。お前達艦娘を木っ端微塵にするには5倍10倍の戦力で持っての飽和攻撃のほうが、俺が楽しいだろう?」

船乗☆9「さぁ逃げ回れ、足掻け艦娘。無様にのた打ち回れ」

船乗☆9「全砲門、斉射」

大井「全砲門?そんなものアナタには...後ろッ!!?」

北上「ッ!!大井っちまずい!」

大井「北上さん!」ダッ

船乗☆9「てぇ!!」

ダダダダダダダダダァアアアアン!!


.......
............
................

............................

北上「......っ!!!」

大井「!!!!!!」

船乗☆9「.......ア?」

北上「...........あれ?」

北上「私たち、無事?」

大井「これは、一体....」ポカーン

船乗☆9「なぜだ!輸送船1隻を潰すには余りあるほどの戦力の砲撃を斉射させたはずだ!なのに!なぜ1つも着弾しない!!全て外したというのか!?そんなバカなことがあるか!!!」

卯月「ふっふっふ~♪そんなバカなことを起こしちゃうのが、デュエルの世界なんだぴょん」

船乗☆9「!?」

船乗☆9「貴様、一体何をした」

卯月「攻撃が当たる前に、うーちゃんはこのカードを発動していたんだぴょん」

船乗☆9「それは!!」

北上「月の」

大井「書?」

卯月「そう!速攻魔法月の書の効果を発動したんだぴょん!コレにより、この輸送船自体が裏側守備表示となったんだぴょん。理解したぴょん?」

船乗☆9「駆逐艦如きがっ!姑息な真似を!!!!だが月の書は裏側守備表示にするだけの効果!この船が破壊されないのをどうやって説明するんだ!?アァ!?」

睦月「そんなことは、簡単なのね~♪」

船乗☆9「なに?」

睦月「睦月はあなたに操舵室から放り投げ出された瞬間に、フィールド魔法ゴーストリックハウスをこの輸送船に貼り付けていたのよさ!」

卯月「ゴーストリックハウスが存在する限り、裏側表示のモンスターへの攻撃は、不可!!むーちゃんあの咄嗟のことでよくやったぴょん」

睦月「ふっふー♪もーっっと睦月を褒めるがよいぞ!睦月、褒められて伸びるタイプにゃしぃ☆」

卯月「いよっ!さすが睦月型ネームシップの一番艦だぴょん!頼れるお姉ちゃんだぴょん!」

睦月「ふっふー♪ふっふっふー♪」

卯月「褒められるとすぐ調子に乗って失敗するちょっとおっちょこちょいなお姉ちゃんだぴょん!さすがぴょん!」

睦月「あらっ」

睦月「もー!最期のは余計なのね!ぷんすかぷんぷん!」

船乗☆9「......ガキどもが」


ピリッ

卯月「...!!」

睦月「!!」

北上「こーれは、本気で怒らせちゃったかなー」

大井「でも、もう不思議と負ける気はしませんね!北上さん!」

北上「吹っ切れたからだね~でも圧倒的な戦力差は覆らないよ大井っち」

大井「はい!」

船乗☆9「話は終わったかガキどもが!!」

船乗☆9「調子ぶっこきやがって。さんざんナメやがって!!」

船乗☆9「どうしてだ!どうして俺の描いたシナリオどおりに動かないんだ!!アァ!!」

大井「誰があんたのシナリオどおりになんて動くもんですかこのバーカ」

船乗☆9「バカ?バカだと?この俺に向かってバカだと?死ぬより辛い目にあいたいらしいな」

船乗☆9「......サクサク殺してやろうと思ったが.......もうヤメだ。てめぇらまとめて全員全滅決定──」モワモワモワ

ツ「──ここで死ね!」バァッ

大井「ちっ、思ったとおり深海棲艦が人間に化けていましたか。どうしていままで気が付かなかったんでしょうか」

北上「分からない。けど、種も仕掛けもあるはずだよ!大井っち、準備はいい?」

大井「はい!!酸素魚雷、全て装鎮完了です!いつでもいけます!」

北上「駆逐艦!そいつは任せたよ!あたし達はなんとか海上の敵を押さえ込むから!」

睦月「了解っぽい!」

卯月「了解ぴょん!」

ツ「殺す!」ダッ

卯月「待つぴょん」スタッ

卯月「あんたの相手はうーちゃんだぴょん」

ツ「よほど死に急ぎたいらしいな。いいだろう相手をしてやる」

ツ「........」

卯月「.........」

ツ「........」

卯月「.................」

ツ「.......................」

卯月「....................」






卯月&ツ「デュエル!!!」





卯月「むーちゃんは下におりて先輩方の援護にいけぴょん!ここは、私1人でどうにでもしてやるぴょん!!」

睦月「わかったようーちゃん!ここは、任せたしぃ!」シュッ

ツ「駆逐艦風情に随分と、舐められたものだ」

卯月「あいにくと、うーちゃん負ける気さらさらないにゃしぃぴょん」

ツ「その強がりがいつまで持つかな!俺の先行!」

TU
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
     1 SP
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
UDUKI


ツ「深海のディーヴァを召喚」

ディーヴァ「ラララー」攻撃力200

ツ「深海のディーヴァは召喚した時デッキからレベル3以下の海竜族モンスターを特殊召喚できる。海皇子ネプトアビスを特殊召喚!」手札5→4

ネプトアビス「ハッ!」攻撃力800

ツ「海皇子ネプトアビスは1ターンに1度デッキの海皇モンスター1枚をコストとして墓地へ送ることで、デッキから海皇カード1枚を手札に加えることが出来る。俺はデッキの海皇の竜騎隊をコストとして墓地へ送りデッキから海皇の竜騎隊を手札に加える」手札4→5

ツ「そしてコストとして海皇の竜騎隊が墓地へ送られたことによりデッキから海竜族モンスター1体を手札に加える。私が手札に加えるのは氷霊神ムーラングレイス」手札5→6

ツ「さぁいくぞ。本物の恐怖を味わわせてやる。俺は海皇子ネプトアビスに深海のディーヴァをチューニング!」

ネプトアビス「ハッ!」レベル1

ディーヴァ「ララララー」レベル2

卯月「シンクロ召還!?」

ツ「海の申し子、今ここに爆誕。シンクロ召還!レベル3たつのこ!」

たつのこ「ボケーッ」ユーラユラ

卯月「........」

卯月「なにが出てくるかと思ったらたったレベル3攻撃力1700の貧弱モンスターぴょん」

ツ「貧弱。そう。このたつのこはまだ貧弱だ。何せ竜の子だからな」

卯月「ぴょん....?」

ツ「私は、レベル4海皇の竜騎隊に、レベル3たつのこをチューニング!」

卯月「海皇の龍騎隊なんてどこにも...」

ツ「いるんだよ」ニマァ

卯月「手札ッ!?」

ツ「そう、たつのこはこのカードをシンクロ素材としてシンクロ召還する場合、手札のモンスターをシンクロ素材に使えるのだ!」手札6→5

ツ「戦神より放たれし狂乱の槍よ、氷結の封印を剥落し現出せよ!シンクロ召還!レベル7氷結界の龍グングニール!」

グングニール「グガアアアアアア!!!」攻撃力2500

卯月「手札1枚でレベル7のモンスターを召喚とか!卑怯だぴょん!」

ツ「まだ終わらん!自分の墓地に水属性モンスターが5体のみの場合、手札の氷霊神ムーラングレイスは特殊召喚できる!」手札5→4

ムーラングレイス「グギギギギギギィィ」攻撃力2800

ツ「そしてムーラングレイスの効果発動!このカードが特殊召喚に成功した時、相手の手札2枚をランダムに墓地へ送るゥ!」

ムーラングレイス「ヒュゥゥゥゥゥゥゥ」

卯月「しまった!手札が削られたぴょん!」手札5→3

ツ「カードを1枚セットしてターンエンド」手札4→3


TU
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000
[ ][ ][グ][ム][ ]手札3
     1 EP
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
UDUKI

卯月「うーちゃんの、ターンぴょん!」手札3→4

卯月「うーちゃんはさっそく、フィールド魔法ゴーストリックパレードを発動するぴょん!」手札4→3

ズンチャズンチャズンチャズンチャチャンカチャンカ

卯月「モンスターをセット、カードを1枚セットしてターンエンドぴょん」手札3→1

TU
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000
[ ][ ][グ][ム][ ]手札3
     2 EP
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000[パ]
[ ][ ][裏][ ][ ]手札1
UDUKI

ツ「俺のターン!」手札3→4

ツ「手札から貪欲な壷を発動。墓地の5枚のカードをデッキに戻しシャッフル。そして2枚のカードをドローする」手札4→3→5

ツ「氷結界の龍グングニールの効果発動!手札のカード2枚までを捨てることでフィールドのカードを手札から捨てた枚数だけ破壊する!俺は2枚のカードを捨てることで2枚の裏側表示のカードを破壊する。デストラクトグングニル!」手札5→3

卯月「そんなことさせないぴょん!リバースカード、ゴーストリックアウト発動ぴょん!手札のゴーストリックモンスターを相手に見せることでこのターン、自分の裏側表示のカード、ゴーストリックと名のついたカードは破壊されなくなるぴょーん」

卯月「うーちゃんの手札にはゴーストリックランタンがあるぴょん」

ツ「チッ、だが墓地へ送られた海皇の竜騎隊の効果でデッキから海皇の狙撃兵を手札に加える」手札3→4

ツ「そして手札に加えた海皇の狙撃兵をそのまま召喚」手札4→3

狙撃兵「フットバス」攻撃力1400

TU
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000
[ ][狙][グ][ム][ ]手札3
     3 M1
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000[パ]
[ ][ ][裏][ ][ ]手札1
UDUKI

ツ「バトルだ!まずはグングニールでその如何わしい裏側のモンスターを粉砕してくれる!」

卯月「フィールド魔法ゴーストリックパレードが存在する限り、裏側モンスターへの攻撃は全てプレイヤーへのダイレクトアタックになるぴょん」

ツ「己のフィールドで己の首を絞めるとは愚かな!所詮は駆逐艦この程度の浅知恵か!!グングニール!ダイレクトアタック!」

グングニール「.......」

ツ「?」

ツ「どうした」

グングニール「グ、グガガガガ.....」

ランタン「ユラァ、ユラァ」

卯月「うーちゃんは攻撃宣言にあわせてゴーストリックランタンを手札から裏側守備表示で特殊召喚したんだぴょん。ちなみにちなみにゴーストリックランタンは相手モンスターの攻撃を無効にする効果があるんだぴょん」手札1→0

ツ「小賢しいマネを」

ツ「だが俺にはまだモンスターが残っている!氷霊神ムーラングレイスでダイレクトアタックだ!」

ムーラングレイス「ギェェェェェェ」攻撃力2800

卯月「ムーラングレイスの攻撃宣言時にうーちゃんは手札からゴーストリックフロストを特殊召喚する、ぴょん!」

ツ「手札からだと!?グングニールの攻撃をランタンで防いですでに尽きたはず!!なぜだ!」


卯月「今はパレードの時間ぴょん。パレードにはゴーストリックがいっぱいぴょん」手札0→1

ツ「補充していたのか。如何わしいことを!」

卯月「ふっしっしー。ゴーストリックパレードの隠された効果ぴょん。テキストをよく読めぴょん」

ツ「だがもはや防ぎきれまい!海皇の狙撃兵でダイレクトアタック!」

狙撃兵「フットバス!」攻撃力1400

卯月「この攻撃宣言時にゴーストリックパレードの効果発動ぴょん!デッキからゴーストリックマリーを手札に加えるぴょん」手札1→2

グサァ!

卯月「うぐっ、くぅぅぅぅ!!!」LP8000-1400→6600

TU
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000
[ ][狙][グ][裏][ ]手札3
     3 BP
[ ][裏][裏][裏][ ]LP6600[パ]
[ ][ ][ ][ ][ ]手札2
UDUKI

卯月「戦闘ダメージを受けたことにより、ゴーストリックマリーの効果が手札から発動しデッキからゴーストリックモンスターを裏側守備表示で特殊召喚するぴょん」手札2→1

ツ「だが海皇の狙撃兵が相手に戦闘ダメージを与えた場合、デッキからレベル4以下の海皇モンスターを特殊召喚できる!俺が呼び出すのは海皇の龍騎隊!」

竜騎隊「フアッ!」攻撃力1800

TU
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000
[竜][狙][グ][裏][ ]手札3
     3 BP
[ ][裏][裏][裏][裏]LP6600[パ]
[ ][ ][ ][ ][ ]手札1
UDUKI

ツ「海皇の竜騎隊でダイレクトアタック!」

卯月「この瞬間、ゴーストリックパレードの効果が発動するぴょん!デッキからゴーストリックモンスターを手札に加えるぴょん。うーちゃんが手札に加えるのはゴーストリックマミーぴょん」手札1→2

竜騎隊「フガァッ」攻撃力1800

卯月「くっっッ!!」LP6600-1800→4800

ツ「カードを1枚セットして、ターンエンドだ」手札3→2

卯月「うーちゃんのドロー!」手札2→3

TU
[ ][ ][裏][裏][ ]LP8000
[竜][狙][グ][裏][ ]手札2
     4 BP
[ ][裏][裏][裏][裏]LP6600[パ]
[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
UDUKI

卯月「ふっふーん!さぁて役者はちゃーんとそろったんだぴょん」

ツ「なに?」

卯月「うーちゃんのゴーストリックの真髄はここからだっていうことぴょん!」

卯月「先ずはゴーストリックランタン、フロスト、を反転召喚!」

ランタン「ユラァ」攻撃力800

フロスト「ヒュゴォ」攻撃力800

卯月「そしてゴーストリックキョンシーを反転召喚するぴょん!」

キョンシー「コワイヨー」挟撃力400

卯月「ゴーストリックキョンシーがリバースしたとき、フィールドのゴーストリックモンスターの数以下のレベルのゴーストリックモンスターを手札に加えることができるんだぴょん。うーちゃんのフィールドに存在するゴーストリックモンスターの数は3!よってうーちゃんは手札にレベル3のゴーストリックシュタインを加えるぴょん」手札3→4

卯月「これが真骨頂!ゴーストリックランタンとゴーストリックフロストでオーバーレイネットワークを構築ぴょん!エクシーズ召喚!ランク1、ゴーストリックデュラハン!」

デュラハン「FUHAHAHAHA」


卯月「さらにゴーストリックマミーを手札から通常召喚!そしてゴーストリックマミーがフィールドに存在する限り、自分はもう一度ゴーストリックモンスターを召喚できるんだぴょん。うーちゃんはゴーストリックシュタインを手札から追加で召喚ぴょん」手札4→2

マミー「FOFOFOFOFO」攻撃力1500

シュラタイン「FUGOOOO!FUGAAAA!」攻撃力1600

卯月「そして裏側表示のゴーストリック、ゴーストリックスケルトンを反転召喚するぴょーん♪」

スケルトン「KARAKRAKRA」攻撃力1200

卯月「さらに!ゴーストリックスケルトンがリバースした時、自分フィールドの表側表示のゴーストリックモンスターの数だけ相手のデッキの上からカードを裏側表示で除外するぴょん!うーちゃんのフィールドにはマミー、シュタイン、デュラハン、キョンシー、スケルトンの5枚のゴーストリックモンスターが存在しているぴょん!よって5枚のカードを除外するぴょん!」

ツ「チッ、駆逐艦風情が!」トップ除外5

卯月「そんでもってうーちゃんはゴーストリックパレードを墓地へ送り、手札からゴーストリックハウスへとフィールドを張り替えるぴょん」手札2→1

TU
[ ][ ][裏][裏][ ]LP8000
[竜][狙][グ][裏][ ]手札2
     4 BP
[シ][マ][キ][デ][ス]LP6600[ハ]
[ ][ ][ ][ ][ ]手札1
UDUKI


卯月「バトルぴょん!ゴーストリックマミーで氷結界の竜グングニールを攻撃ぴょん!」

ツ「血迷ったな駆逐艦!ゴーストリックマミーの攻撃力は1500!対してグングニールの攻撃力は2500!見たところ貴様のデッキは下級底火力の底辺デッキ!所詮ゴーストなどまやかしの存在には俺の氷の如き鋭きデッキには到底!通用!しない!!」

卯月「それはちがうぴょん」

ツ「どう違うというのだ。説明して見せろよ駆逐艦」

卯月「確かにうーちゃんのゴーストリックの一体一体の性能は決して高いとはいえないぴょん。でも、うーちゃんのゴーストリックは結束すれば相手がたとえ神のカードであっても、撃破、しちゃうんだぴょ~ん♪」

卯月「ゴーストリックマミーが攻撃した瞬間、モンスター効果発動!ぴょん!」

ツ「ダメージステップにモンスター効果だと!?」

卯月「そう、ダメージステップに効果を発動できる効果は攻撃力、守備力を変動させるステータス変化の効果だけぴょん。そしてそれをできるのはうーちゃんのフィールドにたった1枚存在してるんだぴょん。それが、ゴーストリックデュラハン!その効果は1ターンに1度オーバーレイユニットをひとつ使うことで相手フィールドのモンスターの攻撃力を半分にするぴょん!」

ツ「デバフ効果だと!!」

卯月「うーちゃんが半分にするのは、氷結界の竜グングニール!ぴょん!」

デュラハン「HAHAHAHAHAHA」ORU2→1

シュルシュルシュル ガチィ

グングニール「グガガガガガガギギギギギ」攻撃力2500÷2→1250

マミー「FOFOFOFOFO」攻撃力1500

ツ「........チッ!!!」LP8000-250→7750

卯月「さらにゴーストリックデュラハンで海皇の竜騎隊を攻撃ぴょん!」

デュラハン「HAHAHAHAHAHA!!」攻撃力1000→2200

卯月「ゴーストリックデュラハンが表側表示で存在する限りデュラハンの攻撃力はフィールドのゴーストリックカードの枚数の200倍攻撃力をアップするぴょん!うーちゃんのフィールドにはマミー、シュタイン、キョンシー、スケルトンの4枚のゴーストリックモンスター、ゴーストリックハウス、そしてゴーストリックデュラハン自身の6枚のゴーストリックカードが存在してるぴょん!よって攻撃力は6の200倍、1200ポイントアップ!!」

竜騎隊「フンガッ!グガー!」攻撃力1800

ツ「.............」LP7750-400→7350

卯月「さらにゴーストリックシュタインで海皇の狙撃兵を攻撃ぴょん!」

シュタイン「FUGOOOOO!!!!」攻撃力1600

狙撃兵「フットバサレル!」攻撃力1400

ツ「...................」LP7350-200→7150


卯月「ゴーストリックシュタインが相手に戦闘ダメージを与えた時、デッキからゴーストリックと名のついた魔法・罠カードを手札に加えることができるぴょん。うーちゃんが手札に加えるのはゴーストリックパニック」手札1→2

卯月「そしてゴーストリックキョンシーで攻撃ぴょん!」

卯月「ゴーストリックハウスが存在している場合、裏側モンスターへの攻撃は出来ずフィールドに裏側のモンスターしかいない場合、それらの攻撃は全てプレイヤーへの直接攻撃になるぴょん!」

ツ「チッ!!駆逐艦風情が、調子に乗るなああああああ!リバースカードオープン!奇跡の残照!」

卯月「なんと!!」

ツ「このターン戦闘で破壊されたモンスター1体を自分の墓地から特殊召喚する!蘇れ!氷結界の竜グングニール!」

グングニール「グゴオオオオオオオアアアアアア!!!」攻撃力2500

卯月「これには、対処しようがないぴょん。カードを1枚セットして」手札2→1

ツ「ターンエンドしろ!」

卯月「レベル3ゴーストリックスケルトンとレベル3ゴーストリックマミーでオーバーレイネットワークを構築するぴょん!」

卯月「お化けの館のご主人様、ランク3ゴーストリックアルカードをエクシーズ召喚ぴょん!!」

アルカード「FUHIHIHI」攻撃力1800

卯月「ゴーストリックアルカードは1ターンに1度オーバーレイユニットをひとつ取り除くことで相手フィールドのセットされているカード1枚を破壊するぴょん!うーちゃんは残っている裏側のセットカードを破壊するぴょん!」

アルカード「SHAAAAAAA!!」ORU2→1

TU
[ ][ ][ ][ ][ ]LP7150
[ ][ ][グ][裏][ ]手札2
     4 M2
[シ][ア][キ][デ][ ]LP6600[ハ]
[ ][ ][ ][裏][ ]手札1
UDUKI

ツ「貴様ァ!まだ抵抗するか!」

卯月「ゴーストリックモンスターは1ターンに1度裏側表示にできるぴょん。シュタインとキョンシーを裏側にしてターンエンドぴょん」

ツ「俺のターン!」手札2→3

ツ「氷結界の竜グングニールの効果発動!手札を2枚捨てることでフィールドのカード2枚を破壊する!俺が破壊するのはゴーストリックアルカード、ゴーストリックデュラハンの2枚!」手札3→1

アルカード「UGYAAAA」

デュラハン「GUEEEEEE」

卯月「くッ!」

卯月「グングニールによりゴーストリックデュラハンが破壊される前に、その効果を発動するぴょん!オーバーレイユニットを一つ使い、氷結界の竜グングニールの攻撃力を半分に「そうはさせんぞ!」

ツ「トラップ発動!」

卯月「どこから?!まさかまた手札から!?」

ツ「いいや、墓地からだ!スキルプリズナーを墓地から除外することで、このターン自分フィールドのカード1枚はそのカードを対象とするモンスター効果の効果を無効にする!俺は氷結界の龍グングニールにこの効果を適用することでグングニールを対象としたデュラハンの効果を無効にする!」

卯月「しまっ!!!........!!!」

卯月「くっ...!!ゴーストリックアルカード、デュラハンが墓地へ送られた場合に、墓地からゴーストリックと名のついた魔法・罠カードを手札に戻すことができるぴょん!」手札1→3

ツ「だが墓地へコストとして送った海皇の狙撃兵効果発動!俺はその目障りな裏側のキョンシーを破壊する!」

キョンシー「KYAAAAAA」

卯月「うぐっ!!....ゴーストリックキョンシーが破壊された時、手札からゴーストリックスペクターを特殊召喚するぴょん!」手札3→2

スペクター「BAAA!!」守備力0

卯月「スペクターが自身の効果で特殊召喚したとき、デッキからカードを1枚ドローするぴょん」手札2→3

ツ「猪口才な!無駄な抵抗をするな駆逐艦!!沈め!沈めぇええ!俺は氷霊神ムーラングレイスを攻撃表示に変更!」


ムーラングレイス「ギエエエエエエエエ」攻撃力2800

ツ「手札から海皇の狙撃兵を召喚!」

狙撃兵「ミタビフットバス」攻撃力1400


TU
[ ][ ][ ][ ][ ]LP7150
[ ][狙][グ][ム][ ]手札0
     5 BP
[裏][ ][ ][裏][ ]LP6600[ハ]
[ ][ ][ ][裏][ ]手札3
UDUKI


ツ「バトル!氷霊神ムーラングレイスでダイレクトアタック!」

卯月「うっ!!ぎゃああああああああ!!」LP6600-2800→3800

ツ「氷結界の龍グングニールでダイレクトアタック!」

グングニール「ガガガガガガガガガガ!!」攻撃力2500

グシャリ

卯月「うがあああああああ!!!ガッッッッ!!」LP3800-2500→1300

ツ「トドメだ!狙撃兵でダイレクトアタック!」

狙撃兵「シューー!!」攻撃力1400

シュッ!ゴン!

卯月「あがっ!!がっ!!!!」LP1300-1400→0

プシュゥゥゥ

卯月「ガッ!...............」

ツ「くく、かは!くくかかかか!所詮は駆逐艦!この程度!!」

ツ「どう足掻いても!深海には勝てない!みたかオリジナル!コレが俺の力だ!かかかかかか!!」

ツ「なぁ?どうだァ?負けた気分はよォ」

ツ「無様に蹂躙され、なす術もなく死んでいくって気分はよォ最高だろ?なァ!!」

ツ「........」

ツ「チッ.......ゴミが。手間取らせやがって」ゲシッ 





スカッ




ツ「アァ?」

卯月「くっ。くぷぷぷぷぷぷ」プーラプーラ

卯月「なぁんて、うっそぴょ~~ん♪」スタッ

卯月「『くく、かは!くくかかか!所詮は駆逐艦!この程度!』なんてセリフ吐いてしとめ損なっちゃうなんて。うーちゃんだったら顔まっかぴょん」

ツ「....貴様。なぜまだ生きている」

卯月「うーちゃん。しぶとさだけは一級品だぴょん」テクテクテク

卯月「たとえ負けたとしても、うーちゃんは、どうやったって生き延びちゃうんだぴょん。でもでもでも、大前提として実はうーちゃんはまだ負けてないんだぴょ~ん」テクテク

卯月「なんでかって?正解は~~~~ゴーストリックハウスにあるのでしたー!!パチパチパチー」

ツ「どういうことだ」

卯月「ゴーストリックたちは悪戯がだーいすきなんだぴょん。ゴーストリックハウスの中ではゴーストリックの攻撃によって発生するダメージ以外、全てのダメージが半分になるんだぴょ~ん♪」

卯月「よってうーちゃんへのダメージは全て半減されて、な、な、な、なんと!うーちゃんのライフはまだ3250も残ってるんだぴょん!」LP0→3250

卯月「まずムーラングレイスのダメージが半分で1400、グングニールの攻撃が半分で1250、狙撃兵の攻撃が半分で700で合計3350ポイントのダメージをうーちゃんは受けてしまった、けどぴょん。それでもまだうーちゃんには3250ポイントのライフが残ってるんだぴょん」

ツ「..........」

ツ「バカにしやがって.....!!!」

ツ「バカにしやがってバカにしやがってバカにしやがってええええええ!!!」

ツ「どうして沈んでないんだ!!俺はテメェら艦娘が苦しんで苦しんで苦しんで苦しんで苦しんで苦しみぬく無様な姿が見たいだけだってのによォォおお!沈めよ!沈めよ!沈めよぉおおおおお!」

卯月「遺言はそれだけぴょん?なれば!うーちゃんのターン!」手札3→4

TU
[ ][ ][ ][ ][ ]LP7150
[ ][狙][グ][ム][ ]手札0
     6 SP
[裏][ ][ ][裏][ ]LP3250[ハ]
[ ][ ][ ][裏][ ]手札4
UDUKI

卯月「うーちゃんはモンスターをセットして、リバースカードオープン!ゴーストリックパニック!」手札4→3

卯月「自分フィールドの裏側モンスターを好きなだけ表側攻撃表示に変更することができるんだぴょん」

卯月「ゴーストリックパニックの効果で表側表示にしたモンスターがゴーストリックモンスターだった場合、その数だけ相手のフィールドのモンスターを裏側守備表示に変更するんだぴょん。うーちゃんは3体のゴーストリックモンスターを表側表示に変更することで海皇の狙撃兵、氷結界の龍グングニール、氷霊神ムーラングレイスを裏側守備表示に強制変更ぴょん!」

ツ「なんだと!?それでは俺のモンスターたちは!!」

卯月「全て、消える。ぴょん」

狙撃兵「」スゥ
グングニール「」スゥ
ムーラングレイス「」スゥ

卯月「さぁ!うーちゃんのモンスターたちで総攻撃ぴょん!」

シュタイン「FUGOOOOOOOOO!!」攻撃力1600

スペクター「BAAABAAAA!!」攻撃力800

魔女「KYAAAAAAA!」攻撃力1200

ツ「くっ!!!!!」LP7150-3600→3550

卯月「ゴーストリックシュタインが相手にダメージを与えた時、デッキから...っと、説明は要らないぴょん?デッキからゴーストリックナイトを手札に加えるぴょん♪」手札3→4

卯月「カードを3枚セットして、ゴーストリックスペクターを裏側表示に変更してターンエンドぴょん」

ツ「俺のターン、ドロー!」手札0→1


TU
[ ][ ][ ][ ][ ]LP3550
[ ][裏][裏][裏][ ]手札1
     7 SP 
[シ][ ][魔][裏][ ]LP3250[ハ]
[ ][裏][裏][裏][ ]手札1
UDUKI

ツ「許さぬ。許さぬぞ駆逐艦!!!ここまでの屈辱は初めてだ!!」

ツ「俺は氷結界の龍グングニールを表側攻撃表示に変更!!」

...
...
...
...

シー--ン

...
...
...

ツ「....なぜだ!なぜ表示形式が変更できない!!」

卯月「それはうーちゃんがゴーストリックナイトを発動したからぴょん」

ツ「ゴーストリックナイト、いましがた貴様が手札に加えたあのカードか」

卯月「ゴーストリックモンスターが表側表示で存在する限り、ゴーストリックナイトの効果で相手プレイヤーはモンスターを反転召喚できないぴょん」

ツ「ええええええええい!!クソがクソガクソがクソガクソがクソガ!!!」

ツ「俺は!2体の裏側モンスター、氷霊神ムーラングレイスと海皇の狙撃兵をリリース!レベル8、凍氷帝メビウスをアドバンス召喚!!!」手札1→0

メビウス「フンッ!」攻撃力2800 

卯月「最上級モンスターのアドバンス召喚ぴょん!?」

ツ「凍氷帝メビウスの効果発動!!このカードがアドバンス召喚した時、相手フィールドの魔法・罠カードを3枚まで破壊する!!俺が破壊するのはゴーストリックハウスと、その2枚のセットされたカード!」

卯月「トラップ発動!ゴーストリックアウト!手札のゴーストリックモンスターを相手に見せることでフィールドのゴーストリックと名のついたカード、そして裏側表示のモンスターは破壊されないぴょん!うーちゃんは手札のゴーストリッ「その必要はない」

卯月「ぴょん?!」

ツ「凍氷帝メビウスが水属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功し、効果を発動する場合に相手は対象となった魔法・罠カードを発動できない!」

ツ「俺が選択したカードの中にそのゴーストリックアウトもあったはずだ。破壊してもらうぞ」

ハウス<バキバキバキバキバキ>

卯月「ぐっ」

TU
[ ][ ][ ][ ][ ]LP3550
[ ][ ][裏][メ][ ]手札0
     7 SP 
[シ][ ][魔][裏][ ]LP3250[ ]
[ ][ア][ ][ ][ ]手札1
UDUKI

ツ「バトルだ!凍氷帝メビウスでゴーストリックシュタインを攻撃!」

メビウス「フンッッッ!」攻撃力2800

シュタイン「FUGAAAAA」攻撃力1600

卯月「うぐっ!」LP3250-1200→2050

卯月「手札からゴーストリックマリーの効果発動ぴょん!自分がダメージを受けた時にこのカードを手札から墓地へ送ることで、デッキからゴーストリックモンスターを裏側表示で特殊召喚するぴょん!」手札1→0

卯月「うーちゃんが特殊召喚するのはゴーストリックキョンシーぴょん!」

キョンシー「WAFOOOO」守備力1600

卯月「うーちゃんのターンぴょん!」手札0→1


TU
[ ][ ][ ][ ][ ]LP3550
[ ][ ][裏][メ][ ]手札0
     8 SP 
[ ][裏][魔][裏][ ]LP2050[ ]
[ ][ア][ ][ ][ ]手札1
UDUKI

卯月「ゴーストリックスペクター、ゴーストリックキョンシーを反転召喚して、デッキから2枚目のゴーストリックスペクターを手札に加えるぴょん」手札1→2

卯月「うーちゃんは続いてゴーストリックスペクターを召喚ぴょん!」

スペクター「BAAAA」攻撃力800
スペクター「BIAAAA」攻撃力800

ツ「レベル1のモンスターが2体、だがたとえゴーストリックデュラハンをエクシーズ召喚したところで、このターンで俺のライフは削りきれまい!なれば次のターン、貴様のライフを削りきろうぞ!!」

卯月「うーちゃんは、まだ見せていないエクシーズゴーストリックが2体いるぴょん」

ツ「何ッ...!!」

卯月「いくぴょん!2体のゴーストリックスペクターで、オーバーレイネットワークを構築ぴょん!エクシーズ召喚、ランク1!ゴーストリックデュラハン!!」

デュラハン「HAHAHAHAHA」攻撃力1000+4×200→1800

卯月「さらに!さらにさらに!うーちゃんはゴーストリックデュラハンで、オーバーレイネットワークを再構築ぴょん!」

ツ「エクシーズモンスターを使って、エクシーズ召喚だと!?」

卯月「こっちに来てから、このカードを見せるのはあなたが始めてぴょん!」

卯月「エクシーズ召喚!ランク4、ゴーストリックの駄天使!!」

駄天使「NIHIHIHIHI」攻撃力2000

卯月「ゴーストリックの駄天使、効果発動ぴょん!オーバーレイユニットをひとつ取り除くことで、デッキからゴーストリックの魔法・罠カードを1枚、手札に加えるぴょん!うーちゃんが手札に加えるのはゴーストリックロールシフト」手札1→2

卯月「そしてオーバーレイユニットとして消費され墓地へ送られたゴーストリックデュラハンの効果発動ぴょん!墓地のゴーストリックと名のついた魔法・罠カードを1枚手札に加えるぴょん。うーちゃんが手札に加えるのはゴーストリックハウス」手札2→3

卯月「フィールドは再び、ゴーストリックのおうちへと変化するぴょ~ん♪」手札3→2

ツ「フン!だが!いくらゴーストリックを増やしたところでメビウスを超えることは出来ない!」

卯月「それは違うぴょん。うーちゃんは元から、メビウスを倒す気なんてさ~らさらないぴょ~ん」

ツ「何?!」

卯月「ゴーストリックの魔法使いはみんな、すっごく、気が強いぴょん。相手がレベル8という自分の大きさの4倍はあろう相手でも、怯むことなく、勇敢に、果敢に、華麗に、可愛く太刀打ちしちゃうんだぴょん!!」

卯月「ゴーストリックの魔女、そのモンスター効果を発動ぴょん!」

魔女「KYAKYAKYAKYA」ニパァ

卯月「1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を裏側表示に変更することができるぴょん!ゆくぴょん!」

魔女「YAYYYYY」キャッキャッ

メビウス「」スゥゥ

卯月「ゴーストリックハウスの中では裏側表示のモンスターを無視してダイレクトアタックができるぴょん!」

卯月「ゴーストリックの駄天使、魔女、キョンシーでダイレクトアタックぴょん!」

駄天使「HIHIHIHIHI」攻撃力2000
魔女「KYAKYA」攻撃力1200
キョンシー「FOHIIII」攻撃力600

ツ「ぐぅあッ!ガッ!!」LP3550-3800→0

卯月「うーちゃんの、勝利ぴょん!」ガッチャ


ツ「......なぜだ」

卯月「ぴょん?」

ツ「何故だ何故だ何故だ何故だ何故だ!何故!ドイツもコイツも俺の邪魔をする!俺はただお前ら艦娘が、艦娘が!苦しむ姿を見たいだけなのによォ!俺が!何を!したって!いうんだ!!!」

睦月「うーちゃん!!」

卯月「むーちゃん!まだきちゃダメぴょん!」

睦月「え?」

ツ「くそがああああああああああ!!」ダッ

卯月「しまっ!!」

睦月「.....ふぅぅぅぅ.....ハッ!イヤー!」

ガシッ ヒョイ クルッ ドガッ

卯月「んっ!!!!!......ぴょん?」

睦月「ふっふーん。伝説のジュードー、アイキ・ドーを極めた睦月に敵はいないのでした」

卯月「さすが、ネームシップは違うぴょん」

睦月「もっと褒めるがよいぞ☆」

ツ「...........」

ツ(何故だ......何故俺は負けた。下級モンスターの寄せ集め底辺デッキに。何故だ。初手ハンデスも見事に決まったはずだった。何故だ....)

ツ「どうして、お前は俺に勝てた」

卯月「手札を捨てすぎぴょん」

卯月「1ターンに消費される手札に供給が追いついてないんだぴょん。だから、今回みたいに最後の最後で息切れを起こしたんだぴょん。確かに、氷結界の龍グングニールは強力なモンスターぴょん。それこそあなたのデッキの海皇とのシナジーも強いぴょん。だから、自分のデッキをもう一度見つめ直し、もう一度自分のデッキを考えてみるぴょん。そうすれば、デッキが答えてくれるぴょん」

ツ「俺は、自分のデッキを信じていなかったのか?」

ツ「いや、全てはもう遅い。俺はお前に負けたのだ。敗者は消えるのみ。それが深海の定め」

卯月「デュエルは勝って強くなる。かといって、負けて弱くなるわけじゃないぴょん。だから、また強くなって、出直してくるぴょん。いまのあなたじゃ首を取るほどの意味が見出せないぴょん。だから、強くなって、またうーちゃんとデュエルするぴょん」

睦月「うーちゃん.....でも、この大艦隊を引き連れてきたのはこのツ級だよ?そう簡単に逃がしちゃっていいのかにゃ~?」

ツ「俺はお前らを沈めに来た。沈めるために戦った。そして次も沈めるために戦う。そこにお前のような慈悲はない」

卯月「いいから、早く退かせて巣に帰るぴょん。それとも」

卯月(命令しないと帰れない?)耳打

ツ「ッ!?」ゾワッ

ツ「.......全軍、撤退だ」


フィールド 海:護衛輸送船(夜)

ダダダダァン!

北上「くっ、倒しても倒してもキリがない」

大井「魚雷も、残り3本です」

北上「えぇぇ、私はもう2本しか残ってないよ?どうする~?」

北上「ッッ!大井っち危ない!」ダッ

タ級「シズメ」

大井「ッ!しまっ!?きゃっ!!」

ダァン

ドゴォォオオ ドン ドン ドン ズザザザザザザザ

北上「うがあああああああああああ!!」

大井「ッ!!!!!北上さん!」ザァァ

大井「北上さん!北上さん!」

北上「大丈夫、当たり所が悪かったみたいでまだ中破。ギリギリだよ」8/43 大破

大井「嘘言わないでください北上さん!もう、ボロボロです!!」

北上「かといって、戦わないわけには、いかないんじゃな 

ボゴォォ

北上「うがああああああああ!!」2/43

大井「ダメです!喋らないで下さい!魚雷に誘爆してしまいます!」ポロポロ

スィィィィィ

タ級「.......」

大井「どうすれば...どうすれば....」

北上「大井っち、私たちの任務は、この船を護衛すること。大井っち、行って」

大井「行けるわけないでしょう!!」

大井「北上さんは、私の、たった一人の友達なんですから!!」

タ級「トモダチ....」

大井「だから!だから!」

タ級「トモダチ トハ 何ダ」

大井「北上さん!艤装を外してください!そうすれば」ポロポロ

北上「もうムリだよ大井っち。さっきの誘爆で完全にくっついちゃったから」

大井「そんな、どうして!!」ポロポロ

タ級「トモダチ、とは、何だ!」

ガシッ

北上「あがっ!!」

大井「やめろおおお!北上さんを放せえええ!!」


ドン ズガッ

大井「あああああああああ!!!」

ドン ズガッ
ドン ズガッ
ドン ズガッ

カチッ カチッ カチッ

大井「ああああああ!!!」

タ級「......」

バシッ

大井「がっッ!!!」

バタッ

大井「北上、さん!北上さん!北上さん!北上さん!」

タ級「トモダチ、食べれば、分かるカ?」

大井「ッッッッッ!!!」

大井「やめろ、やめろやめろやめろやめろやめろ!やめろおおおおおお!!!」

タ級「んあああ」

北上「へへっ、何勘違いしてんの。ただでやられるわけ、ないじゃん」

ポロッ カツッ

....
.......
.........

ドゴォオオオオオオオオオオオ

大井「北上さああああああああああん!!!」ポロポロポロ

大井「なんで!どうして!北上さん!!!」ポロポロポロ

タ級「トモダチ、とは、なんなのだ....」

タ級「ともだち、トモダチ、ともだち、ともだち......ィィィイイアアアアアアア!!」

タ級「なんだ!これは!!うぐあああああああ!」

タ級「私は、俺は、ボクは、ともだちが、欲しいの、か?」

大井「お前さえ、お前さえいなければ」

大井「北上さんは、北上さんは、沈まなくてよかったのに」

大井「まだ、北上さんとは、したいこと、行きたいところ、たくさんあったのに!どうしてだああああああああああ!」

卯月「やめるぴょん!」ガシッ

大井「放せ!放せエエエエ!!」

卯月「落ち着けぴょん!重巡、軽巡ならいざ知らず、戦艦相手に肉弾戦はムリぴょん!それにもう、終わったぴょん!」

大井「終わってないいいいいい!!放せ!旧型駆逐艦!!」

卯月「そっちの旗艦ツ級は退いたぴょん。おまえたちもさっさと退けぴょん」

タ級「そう、か。負けたのか。なれば、ここで刺し違えてでも」

(やめなさい)

タ級「姫様!?」

(退け。タ級よ。誰の命にて動いている)

タ級「...仰せのままに駆逐棲姫様」

タ級「命拾いしたな」

大井「待てえええええ!!北上さんの仇いいいいいい!!あぁぁぁっ....」フラッ

卯月「勝手に気絶したぴょん。とりあえず艤装剥いで中に転がしておくぴょん」


フィールド 海:???

北上「ぁぁぁぁぁ」

北上(あたしは、死んだ?でも、浮いてる)

北上(あたしは、どうなって....)

ヲ「..........」

ヲ「北上さんかしら」

北上「ッ!?」

北上「かが、さん?」

ヲ「.........」

北上「ははっ、敵と見方を、間違えるなんて、ヤキが、回ったかなぁ」

シュルシュルシュル

北上「それに」

シュルシュルシュル

北上「もう、かがさんは」

ヲ「........」

北上「いないじゃな」ブツッ

ヲ「今は眠りなさい。次にあなたが目を覚ますまで」


フィールド 鎮守府:提督執務室

睦月「以上が輸送船護衛の報告となるって、睦月は睦月は報告したぞって胸を張ってみたり」

提督「ご苦労だった」

蒼龍「ご苦労様でした」

蒼龍「それで、大井さんのほうは」

卯月「それが、廃人ぴょん」

蒼龍「そうですか。大井さんの原動力のほぼ全ては北上さんといっていて過言ではありませんでしたからね。暫く、大井さんの出撃は取り消したほうが」

卯月「そうじゃないぴょん」

提督「どういうことだ?」

卯月「コレを見るといいぴょん」

提督「ん?」

蒼龍「ほう?」

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------
---------

愛宕『エクシーズエクシーズエクシーズターンエンドよー』

大井『私のターン。ウィングスケールセプタースローネウィングスケールセプターでヘイローヘイロー素材セプター効果エクシーズ破壊ヘイローssでスローネスケールドロースケールssヘイロー素材スケールワンドロスローネスローネスケールオロマイソウケツキソセイソウケツキテラフォアンワスケールスローネスケールでルーラールーラー効果スローネとって罠ソウケツキ効果セプ』ブツッ

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提督「重症だな」

蒼龍「そのようですね」

提督「呪文で何言ってるかサッパリだ」

蒼龍「まったくですね」

卯月「あんたらのデッキも大概ぴょん」

今回の更新はここまでで。
デュエルの構想自体は前回更新の時に粗方考えていたのですが書いてる途中に5回ほど寝オチしてまして(汗)なんであんなに眠くなったんでしょうか。

とまぁ、それは置いておいて。うーちゃんのデッキのゴーストリック。「戦いたくない」「嫌い」って人も多いでしょう。でも、イラストアドが大きすぎるんですよ。雪女と魔女が可愛すぎてもブレイクのシュタインの気分を味わいそうなので眺めるだけにしておきますが。

次回以降、地の文を少し入れていきます。セリフと音だけだと書きにくいところもあるし読みにくいところもあるはずなので。

で、新規蟲惑魔まだですか?


フィールド 鎮守府:俺side TDGPまで3日

陽炎「いくよ不知火!宝玉獣トパーズタイガーでD・HEROダイヤモンドガイを攻撃!」

不知火「甘いですよ陽炎。リバースカードオープン!速攻魔法、マスクチェンジ!」

陽炎「マスクチェンジ!?あんたまた私に黙ってデッキ改造して!!」

不知火「勝つために、デッキを最良化させることは必須なのよ陽炎」

不知火「不知火はダイヤモンドガイをリリースすることで、エクストラデッキからM・HERO暗鬼を変身召喚!」

暗鬼「フアッ!」攻撃力2800

不知火「不知火のターン!」

不知火「バトル!M・HERO暗鬼でダイレクトアタック!」

陽炎「なにがダイレクトアタックよ!私のフィールドにはトパーズタイガーだって、他のモンスターだっているのよ!」

不知火「何を勘違いしているのですか陽炎。M・HERO暗鬼は相手フィールドにモンスターがいようとも、相手にダイレクトアタックできるよの」

陽炎「なんですって!?」

不知火「ただし、そのダメージは本来与えるはずのダメージの半分になるけれども………」

陽炎「ほっ」

不知火「しかしダメージ発生の瞬間に、不知火は禁じられた聖杯を暗鬼に発動することで、本来発生するはずの暗鬼の攻撃力の半分の数値しかダメージを与えられない効果を無効にし攻撃力を400ポイント上昇させる」

陽炎「てことは....」

不知火「攻撃力3200のダイレクトアタックよ」

陽炎「えぇぇぇ....」LP1900-3200→0

WIN 不知火

不知火「ふふっ、ネームシップの陽炎といえど、まだまだね」

陽炎「ぬぅぅぅ!ポンポンポンポンモンスター召喚して!!昨日のエスクダリオといい今日の暗鬼といい!強すぎるのよ不知火!」

不知火「あなたがうまくカードを扱えていないだけよ陽炎」

陽炎「キィィイイイイ!くーやーしーいー!!」ジタバタジタバタ

ガチャッ

俺「よぉ、やってるなやってるな」

不知火「おはようございます教官」

陽炎「おはよーございまーす」ぶすぅ

俺「そういえば那珂と神通が来てないな」

バン

鈴谷「ちーっす」


熊野「みなさん、ごきげんよう」

俺「おう、おはよう」

鈴谷「あれぇ?かげろーちゃんご機嫌ななめ?」

陽炎「そうなのよーきいてよすずやー不知火がー不知火がー」シクシク

不知火「ふふっ、強化を怠ったあなたの負けよ陽炎」

不知火「不知火のデッキは日々進化しているもの。昨日の不知火に勝てないようでは今日の不知火には到底敵わないわ」

陽炎「ぬぅぅ!私だって新しい召喚方法見つけてやるんだから!覚悟しておきなさいよ不知火!」

コンコン

榛名「おはようございまーす♪」

<ちーっす
<っざーす

榛名「TDGPまであと3日になりましたね!」

榛名「榛名、いまからワクワク楽しみです♪」

俺「おう、俺もだ。デュエルにおいてワクワクの心は何よりも大切だからな。いい心構えだ」

榛名「榛名!褒められました♪」

HAHAHAHAHAHA

矢矧「ん?………んく。まったく、朝から騒がしいわね………」

陽炎「眠り姫がやっと起きたようよ」

熊野「ご機嫌麗しゅう、矢矧さん」

矢矧「ん。おはよ」

矢矧「デッキのと睨めっこしていたら、いつの間にかこのザマよ」ふわぁーあ

榛名「デッキの調整もいいですけど、お体を壊さないように気をつけてくださいね」

矢矧「そうね。肝に銘じておくわ」テクテクテク

ガチャン

バシャバシャ ガラガラガラ ペッ

ガチャン

矢矧「さて俺。先ずは私とデュエルしなさい。今度こそはぶちのめすわ」

俺「早速デュエルか。じゃあ、こんなのはどうだ?」

矢矧「一体、何をしてくれるのかしら?」


フィールド 鎮守府:飛鷹side

赤城「………」

飛鷹「………」

赤城「………」

飛鷹「………」

────ッ!

赤城「ドローッ!」

飛鷹「ドローッ!」

飛鷹「一瞬、私のが早かったわね」

赤城「そのようね。軽空母に負けるのは、少し、悔しいですね」

飛鷹「まっ、私に勝てないようじゃ俺には到底敵わないわよ」

赤城「あの人間、俺さんはそこまでに強いのですか?」

飛鷹「相手が重巡といえどフラグシップ相手にタイマンで戦って勝った人間をあなたは今までに何人見たことがあるかしら?」

赤城「そうですね。前代未聞でしょうか」

飛鷹「そういうことよ。で、まだやる?」

赤城「お願いします。私が勝つまでは………」

飛鷹「暫くは付き合ってあげるわよ」

赤城「………」

飛鷹「………」

赤城「………」

飛鷹「………」

────ッ!

赤城「ドローッ!」

飛鷹「ドローッ!」


隼鷹「ひゃーははは!やってるねぇ」ゴクゴクぷはぁ~

隼鷹「デュエルデュエルデュエル、朝から晩までデュエル。いいねぇ。コレこそデュエルだよひゃーはははは」

瑞鶴「あなた相当酔ってるわね。真昼間から飲みすぎよ」

隼鷹「別にいいじゃんかよ今日は非番なんだし」

瑞鶴「だったらデュエルの特訓でもしなさいな私たちの足引っ張ったら承知しないわよ!やるからには優勝するんだから!」

隼鷹「おっとそのセリフは私に1回でも勝ってから言うんだね」グビグビ

瑞鶴「なにを!だったらデュエルするわよ!今度こそ負かしてやるんだから!」

隼鷹「いいねぇ、痺れるねぇ」

隼鷹「じゃあ、ボッコボコにしちゃうよー」

瑞鶴「ボッコボコにされるのはどっちかしらね!?」

隼鷹&瑞鶴「デュエル!」


フィールド 鎮守府:波止場

明石(........)サラサラサラ

明石(ヴェルズの進行が、随分と早いですね。もってあと半年、オーバーライドシステムを使うたびにひと月くらい減っていくくらいでしょうか)

グリフォン「グェェェ」

明石「慰めてくれるんですか?」

グリフォン「クゥゥゥン」ペロペロ

明石「あははは、もうやめてくださいよぉ」

グリフォン「グェェェ」

ピピピ ピッピッピッ ピピピ

明石「!?」

明石(SOS信号!?まさか近くに深海棲艦が!?)

明石「グリフォン!」

グリフォン「クェエエエエ!!」バサッバサッ

タッ

明石(提督に連絡を...いいえ、下手に無線を使うと深海棲艦に気付かれる可能性が)プルプル

明石(あれ、おかしいな。手足が震えてる......)

明石(怖い?何で?今までそんなこと一度も......)

グリフォン「クェエエエエ!」グルグル

明石「わああああ!グリフォンちょっと飛び方荒すぎ」

グリフォン「クェエエエクェエエエエ!」

明石「もしかして私の緊張を和らげようと?」

グリフォン「クェッ!」

明石「あはは、まさかモンスターに慰められるとは工作艦明石ともあろうものが醜態ですね」

グリフォン「クェエエエ!クェエエエエ!!」

明石「え?俺じゃ頼りないだと?だって?そうですねぇ、レベル4の通常モンスターですし」

グリフォン「グェエエエエエ!!」グルングルン

明石「わああああああ!ごめんなさい!ごめんなさいってば!冗談ですよ冗談そんな怒んないでくださいって」ガッシリ

グリフォン「グェ!」

明石「ははは、ふぅ、落ちるかと思いました。でも、もう着きましたね」

グリフォン「グェエエエ!」バサッバサッスッ

明石「よっと」トタン

明石「随分と古い船ですね。まるで幽霊船、木製の船なんて一体いつの時代でしょうか」

スゥゥゥ

グリフォン「」!

グリフォン「グェェェエエ!」バサッバサッ


明石「うぇ!?ちょっとグリフォン!待ってくださいって!」

カラカラカラ

明石「ッ!?」

シーン

明石「あっ!!グリフォーンどこですかー?返事してくださーい」

カラッ!

明石「ッ!!」ビクッ

明石「えーっと、誰かいるんですかー?」

シーン...

........

...........

グェェェェェ!!

明石「ッ!?グリフォン!」ダッ

ダッダッダッダッダッ

バタン!

明石「グリフォン!!」

グリフォン「グェェェェェ」ヒック

ヤンヤヤンヤ ガチャガチャ ドンドン プォーン

明石「」

グリフォン「グェ、グェェェェ.....」

明石「グーリーフォーンー」ジトー

グリフォン「ク、クゥーン」

幽鬼うさぎ「めっ!」パシィ

明石「痛ッ!」

ヴェーラー「テイッ」ゲシッ

明石「のわの!!」グラッ

サイココマンダー「ターラッッ!」ポポポポポポポポ

明石「あいたたたたたたたた.....」ピリピリピリピリピリ

明石「........」プシュー

幽鬼うさぎ「いぇーい」

ヴェーラー「いえーい!」

サイココマンダー「イエーイ!」


アーカナイト「騒がしいぞ」

明石「......」プシュー

グリフォン「クェェ?」ツンツン

明石「はっ!?」

アーカナイト「    」

アーカナイト「なぜ人間がここにいる」

明石「うわあっ不審者!?」

アーカナイト「やれ」イラッ

幽鬼うさぎ「めっ!!」ペシィィ

明石「痛い痛い痛い!」

アーカナイト「今一度問うぞ。なぜ人間がここにいる」

明石「あいたたたた。え?人間って私のこと?」

アーカナイト「そなた以外におらぬだろう」

明石「へぇ、まだ私のこと人間扱いしてくれる人がいるんだ。感激だなぁ」シンミリ

アーカナイト「なんだ。そなたは人間ではないのか?」

明石「今のご時世艦娘知らないんですか?小学校の教科書にも乗るくらい常識的なものだと思ってたけど」

アーカナイト「初対面でこの無礼。やはりつまみ出すか」魔力カウンター32→31

明石「ああまってまって!」

アーカナイト「ぬぅ」魔力カウンター31→32


明石「ンクンクンクぷはぁ~」

明石「いやぁ、おいしいですねコレ。なんていうお酒なんです?」

アーカナイト「隠居している老人が作った猛毒薬だ」

明石「ブーーーーー!」

アーカナイト「案ずるな艦娘よ。正しき心を持つならば内なる邪悪を焼き払い聖なる力を与えん。悪しき心を持つならば内なる闇を増幅し己を焼き尽くさん。一口含めばその効果が現れよう。そういうことだ」

グリフォン「クェエエエエ!」

幽鬼うさぎ「キャーー!」///

サイココマンダー「ッ!!!」タタタタタタ

グリフォン「グェェェェェ」攻撃力2000→1500

幽鬼うさぎ「めっ!!」バシィ

サイココマンダー「    」プシュー

ヴェーラー「プーwwww」

明石「はぁ、あなた達デュエルモンスターは不思議な力を持っているのですね」

アーカナイト「隣人は美しいという諺がある。我らから見れば艦娘という存在そのものが摩訶不思議なるぞ」

明石「隣の芝は青く見えるモノというのと同じでしょうか」

アーカナイト「して、そなたは何故このような場所に迷い込んだ」

明石「SOS信号、といって分かりますか?」

アーカナイト「なるほど。また奴らの悪戯か」

明石「悪戯?」

アーカナイト「どうにも手癖の悪いガキがおってな。手を焼いておるのだ」

サイガール「   」コクッコクッ

サイガール「ッ!!」バッ

明石「?」

サイガール「!?」バッバッ

アーカナイト「このようにな」ゴン

サイガール「ピェェェェ」

明石「あははは...」

明石「なるほど。私はその悪戯に誘われたってワケですか」

アーカナイト「すまぬな艦娘よ」

明石「いえいえそんな。それにまたひとつ未知が増えたので」

グリフォン「クェエエ」

明石「誰がエサが増えたですか誰が!」グリグリグリグリ

グリフォン「グェェグェェェ!!」バタバタ


アーカナイト「ほう、そなたはグリフォンの言葉を解するか」

明石「なんででしょうかね。不思議と分かるんですね」

アーカナイト「はっはっはっ。これは愉快だ」

<クォオオオオオオオオオオ

アーカナイト「ほう、1日にこれほどの来客とは珍しいな」

明石「来客?」

ズゴォオオオオオ!

釧路「クォオオオオオオ!」

アーカナイト「久しいな釧路。そろそろ人語を取得したらどうだ」

釧路「私....喋る....人語....可能.....私.....名前.....クリアウィング・シンクロ・ドラゴン」

アーカナイト「ぎこちないヤツじゃ」

明石「ほへーーー」アッケラカン

明石「ハッ!?もう夜です!グリフォン帰りますよ!!」

グリフォン「クェ!」

アーカナイト「帰るとな?では手土産を持っていくとよかろう」

明石「あーいえそこまでしてもらうわけには」

幽鬼うさぎ「キャッ!」///

グリフォン「クェ!?」

アーカナイト「と思ったが、その必要もなさそうだの。連れて行ってやってはくれぬか?」

明石「へ?」

幽鬼うさぎ「ピャー!」ダキッ

グリフォン「クェエエエ!!」

明石「はぁ、グリフォンあなたも隅に置けませんね」

グリフォン「クェ!クェクェ!クェ!」

幽鬼うさぎ「ッ.......」ズーン

サイココマンダー「ッ!!!」タタタタタタタタ

グリフォン「グェエエエエ!!」攻撃力2000→1500

ヴェーラー「クククククwwww」

明石「あーグリフォン女の子泣かしちゃだめじゃないですかー」

グリフォン「クェェェェェ.....」


幽鬼うさぎ「........」キラキラキラキラ

グリフォン「クェッ!クェェェェ!!」

幽鬼うさぎ「ッッッ!!」パァァァ

グリフォン「クェェェ.....」ヤレヤレ

サイココマンダー「フン」ウィーーーン

グリフォン「クェッ!?」ビクッ

ヴェーラー「にしししし」ペトッ

グリフォン「.....」

アーカナイト「はっはっはっ。どうやら、そのグリフォンは随分と好かれたようだな」

釧路「私......興味......貴方........何物........」

明石「私ですか?アーカナイトさんこの精霊世界には艦娘の存在は?」

アーカナイト「長いこと旅をしているが。聞いた事はないな」

明石「そうですか」

釧路「私........同行.......許可.....」

明石「私と一緒に来たいってことですか?」

アーカナイト「まぁ、釧路はそやつらと比べて成長しきっているから手間はかからんよ」

釧路「お.....願い........」ペコリ

明石「あははは、私随分とデュエルモンスターに好かれちゃったのかなぁ」

幽鬼うさぎ「めっ!」ペシッ

明石「あ痛ッ!」

アーカナイト「好かれているのはそなたではなくグリフォンのようだな」

明石「ちぇー」

明石「っと、そろそろ帰らないと。それではアーカナイトさんコレにて私は失礼いたします」

アーカナイト「またれよ。これを持っていけ」シュッ

パシッ

明石「これは?」

アーカナイト「そなたの力になるはずじゃ」

明石「緊急テレポート、名前からして戦線離脱が出来そうね。ありがとうございます。ありがたく頂戴しておきます」

アーカナイト「ではな。チビ共を頼んだぞ」

明石「ははは、まぁ、なんとかしますよ。それではお達者で」

グリフォン「クェエエエエエエエエ!!」バサッバサッ

釧路「クォオオオオオオオオオオオオオ!!」スゥゥゥゥ


フィールド 鎮守府:食堂・テラス(夜)

睦月「あっ、流れ星です!」

卯月「本当だぴょん!」

三日月「睦月は何をお願いしたの?」

睦月「にぇへへへぇ、なーいしょ」

菊月「王手」

長月「ぬぅ、こっちだ」

菊月「王手」

長月「ならこっち!」

菊月「王手」

長月「あー逃げ場がここしか」

菊月「詰みだ」

皐月「雰囲気の欠片もないねこの二人は」



隼鷹「うぇーーーい」グビッグビッ

千歳「うぇーーーい」グビッグビッ

ビリッ

隼鷹「ッ!?」

隼鷹(シンクロの気配ッ!?)

キラッ

千歳「あぁ?隼鷹どうかしたー?」

隼鷹「いや、なんでもない。気のせいだ」


フィールド 鎮守府:波止場(夜)

リ「.........」

扶桑「どうしました?食事中に抜け出してこんなところまで」

リ「さぁな。突然海が見たくなっただけさ」

扶桑「そうですか」

リ「......」

扶桑「.......」

リ「なぁ」

扶桑「なんでしょう」

リ「.........」

扶桑「.........」

リ「なんでもない」

扶桑「はい」

リ「.........」

扶桑「........」

リ「なぁ」

扶桑「なんでしょうか?」

リ「私はどうすれば嫌われ者ではなくなる」

扶桑「私には分かりかねます。あなた方深海棲艦が沈めた艦娘は数知れず。二進数を使っても両手では足りないでしょう」

リ「だが、私が沈めた艦娘はゼロだ」

扶桑「個人が沈めた沈められたの次元の話ではもはや済まないのです。あなた方深海棲艦の個々がどうであれ、深海棲艦のグループとして人類、如いては艦娘と戦闘を行うことを決めましたから」

リ「だよなぁ.....」

扶桑「......」

リ「.......笑えよ」

扶桑「笑いませんよ。そうやって悩んでいるあなたは、とても人間味溢れていますから」

リ「深海が人間味?冗談じゃない」

扶桑「そうですか?私は人間に憧れていますけどね」

リ「なんでまた貧弱な人間なんぞに」

扶桑「人間には、夢を叶える力があるからです。私たち艦娘には、それがない」

リ「......」

扶桑「......」


リ「......」

扶桑「......」

扶桑「艦娘は全員が全員深海棲艦は嫌っています」

リ「だろうな」

扶桑「ですが、貴方を嫌っている人は一部だけ」

リ「ああ。私は何もしていないからな」

扶桑「だったら、貴方が好かれるようなことをしてみては如何ですか?」

リ「何をバカな」

扶桑「そんなバカなことから初めてみるのも、また一興ですよ?現に私は貴方に対して初対面よりも好意を抱いていますもの」

扶桑「だから、例えばこんなことはどうですか?」ポイッポイッ

リ「何してんだ?」

扶桑「網ですよ。海に網を下ろすんです。一晩明けたらまた見に来ましょう」

リ「食物で釣ろうってか?何を能天気な」

扶桑「貴方も食べ物の力はよく知っていると思いますよ?」

リ「フン」

扶桑「すこしデレたと思ったらまたツンツンし始めましたね」

今回の更新はここまでで。

禁忌の壷を使いまわすデッキ考えなきゃ.....

フィールド 鎮守府:波止場(早朝) TDGP2日前

ザバァ…… ザバァ……

リ「………」

扶桑「………」

リ「………」

扶桑「………」

リ「………」

扶桑「………恋しいですか?」

リ「なにがだ?」

扶桑「故郷が、海が、深海が」

リ「別に………」

リ「思い出などなければ思い入れもない」

扶桑「そうですか」

リ「………網を上げるぞ」

扶桑「そうですね。いろいろ入っているでしょうし」


パチパチパチパチ

七輪が燃えている


扶桑「結局、入っていたのは魚が2匹ですか」

扶桑「まぁ、運がなかったということで」

リ「………………フン」mgmg

扶桑「ふふ♪あなたこの短期間で本当に随分変わりましたね」

扶桑「コレもすべてデュエルのなす賜物なのでしょうか?」

扶桑「デュエルは楽しいですか?」

リ「………さぁな」

扶桑「そうですか」

扶桑「いつかあなたが、鎮守府の皆に認められるようになるといいですね」

リ「フン!」


フィールド 鎮守府:講堂 TDGP当日


その日、鎮守府中に歓声が轟いた。

夕張『はいはーい!皆様大変長らくお待たせいたしました!ただいまより記念すべき第一回鎮守府デュエルグランプリ、TDGPの開幕をここに宣言しまーす!』

ウぼおおおおおおおおおお!!!(歓声)

夕張『実況はMCハイパーメロンちゃんこと夕張と──』

大淀『大淀がお送りします。開会式の進行もあい務めさせていただきます。よろしくおねがいします』

うおおおおおおおおおおおお!!!(歓声)

大淀『続いて選手入場です!先ずは俺さんを筆頭とした第一デュエル艦隊。この鎮守府にデュエルをもたらした第一人者率いる艦隊です。果たしてこの大会ではどのような活躍を見せてくれるのでしょうか!?』

うおおおおおおおおおおおおおおお!!!(歓声)

大淀『次いで旗艦利根率いる第2デュエル艦隊入場です!持ち前の索敵値は何物にも劣らない鷹の目がどこまで届くのか!?』

うおおおおおおおおおおおおおおお!!!(歓声)

大淀『第3デュエル艦隊入場です!屈強な空母陣を率いる空母機動デュエル艦隊!旗艦は空母初のデュエリスト、商船改装空母飛鷹!希望の剣はまさに鉄壁の証明!!』

うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!(歓声)

大淀『最後の入場は第4デュエル艦隊!旗艦を務めるは天龍型1番艦の天龍!いいぞ天龍!怖いぞ天龍!水雷戦隊のデュエルを見せてくれ!そしてその世界水準は豊満であった!』

うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!(歓声)

天龍(鎮)「なんかバカにされてる気分だ」

「ねぇ、あれってうちにいるっていう」「私たちのイベントによくもまぁ出ようと思ったものだ」

リ「………」


大淀『そして、飛び入り参加組を紹介します!たった二人の第5艦隊、提督&蒼龍!』

わああああああああああああああああああああああああ!!!!(歓声)

提督「すごい盛り上がりだな」

蒼龍「それはもう。悔しきかな提督はすこしばかりアイドル的存在ですからね」

那珂「提督が………アイドル………だって???那珂ちゃんまけてられないね!!!」

大淀『さぁ選手はそろいました!選手の皆様には私たち技術開発部が急遽開発、改良した最新型のデュエルディスクを配布させていただきます』

俺「最新型のデュエルディスク?」ガチャッ

明石「実はですねこのデュエルディスクにはあなたが持ち込んだ従来のデュエルディスクを更に改良してあるんですよ。なにせシベリアでのサバイバルにも適合できるように改造しましたから敵重巡洋艦くらいの砲撃なら3発くらいなら耐えられるはずです」

大淀『第一回TDGPはサバイバルデュエルです。勝ち残った各艦隊から2隻ずつ計上位8隻が本戦への出場資格を得ます。そして使えるフィールドがこちら。お手元のデュエルディスクをご覧下さい』

飛鷹「なかなか、広いわね」

隼鷹「広いってこれ鎮守府全域じゃねぇか。提督も思い切ったことするなぁ」

大淀『デュエル開始は5分後、各艦娘が5分後にデュエルディスクによって鎮守府内に無造作にテレポートさせられてから始まります!では皆さん、御武運を!』

わあああああああああああああああああああ!!!!(歓声)


利根「俺よ、今度ばかりは負けるわけにはいかなくなったな」

俺「そうだな。お互いワクワクするデュエルにしよう」


卯月「たとえ相手が陽炎型でもうーちゃんは一歩も退かないぴょん!」

不知火「ええ、全力で掛かってくるといいわ。完膚なきまでに捻り潰すから」

卯月「ぴぇえええええ!怖いぴょん………」


金剛「今回私たちは」

比叡「お互いライバル同士」

榛名「榛名、全力で参ります!」

霧島「お姉様方に負けぬようこの霧島、全力で行かせてもらいます」

4:50
4:51
4:52

夕張『さぁインターバル期間はもう終わり、テレポートされたらお互いはお互いにライバル同士!この第一回TDGPの勝者は誰の手に!』

夕張『では皆様ご一緒に!』



デュエル………………


開始ィイイイイイイイイ!!!!







俺利根天龍飛鷹「デュエル!」






ボン!ボンボンボンボンボン!(次々とテレポートしていく音)


夕張『なお中継はいたるところに設置されたマイクロカメラ、UAV、衛生映像から事細かに表示されるのでご安心ください』

大淀『なお安全を考えて艤装による爆撃、砲撃はロックさせていただきます』


フィールド 鎮守府:裏山

シュン

俺「ふぅ、っと。ここはどこだ?」

ガサガサ ガサゴソ

俺「おっと、早速来たか!」

クマ「グガアアアアアアアア!!!」

俺「 」

クマ「グガアアアアアアアアア!!!」



夕張『おおっと、運がいいのか悪いのか早速デュエルが始まったようです!フィールドは、大浴場!!愛宕と提督との濡れ場デュエルです!』

ブウウウウウウウウ!!!!

愛宕『ふふふ、たとえ初戦の相手が提督といえども、全力でやらせてもらいますね!提督!』

提督『全力でこい。4ターンで終わらせる』

愛宕&提督『デュエル!』

ブウウウウウウウウウウ!!!


フィールド 鎮守府:大浴場

愛宕「先行はもらいます。私のターン!」

愛宕「手札からブリキンギョを召喚!その効果で手札のレッドガジェットを特殊召喚します!レッドガジェットが召喚・特殊召喚に成功したことで、デッキからイエローガジェットを手札に加えます」手札5→3→4

愛宕「私はブリキンギョとレッドガジェットでオーバーレイ!エクシーズ召喚!ランク4ギアギガントX」

ギアギガ「ガシャーン!」攻撃力2300

愛宕「ギアギガントXの効果発動!このカードのエクシーズ素材をひとつ取り除くことでデッキから2枚目のブリキンギョを手札に加えます。カードを2枚セットしてターンエンド」手札4→5→3

ATAGO
[ ][ ][裏][裏][ ]手札3
[ ][ ][ギ][ ][ ]LP8000
     1 EP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
TEITOKU

提督「私のターン、ドロー」手札5→6

提督「このドローフェイズ時、手札から速攻魔法発動!」

愛宕(サイクロン!!こちらのセットカードを破壊するカードかしら?でもセットカードはどちらも同じサンダーブレイク。例え片方を破壊してきても──)

提督「魔導書の審判!」手札6→5

愛宕「違う!!!サイクロンじゃない!!」

提督「魔導書の審判は発動時には特に効果は持たない。私はメインフェイズに入り手札から通常魔法グリモの魔導書を発動。デッキから魔導書カードを手札に加える。私が手札に加えるのは魔導書師バテル」手札5→4→5

提督「そしてたった今手札に加えた魔導書師バテルを攻撃表示で召喚」手札5→4

バテル「フフッ」攻撃力400 

愛宕(なんだか、嫌な感じがするっ!ならここで出鼻をくじく!!)

愛宕「トラップ発動よ!サンダーブレイク!」

愛宕「手札を一枚コストにすることでフィールドのカード1枚を破壊」手札3→2

提督「先ずはバテルの効果だ。このカードが召喚したときデッキから魔導書カード1枚を手札に加える。私が手札に加えるのはセフェルの魔導書」手札4→5

提督「更に速攻魔法発動!トーラの魔導書」手札5→4

提督「この効果を受けた魔法使い族はこのターン罠カードの効果を受けない」

愛宕「だったら更にサンダーブレイク発動よ!」手札2→1


フィールド 鎮守府:裏山

ドォォォォン!!!

ガサガサガサチュンチュン

俺「どうやら、早速向こうもデュエルが始まったか」

クマ「☆★☆★☆★」チカチカ

?「あれ、俺さんじゃないですか」

俺「お前は………蒼龍っていったっけな」

蒼龍「嬉しいなぁ。覚えていてくれたんですね」

蒼龍「だったら、話は早いですね。その首頂戴します!」

俺&蒼龍「デュエル!!」

SORYU
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
     1 DP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
ORE



夕張『おおっと!大浴場で繰り広げられる攻防に目を取られているうちに裏山でもデュエルが始まった!果たして勝つのはデュエルの始祖たる俺か!それとも頂点に君臨する絶対の秘書艦か!?熱いデュエルの火蓋が斬って落とされた!』

わああああああああああああああああ!!(歓声)


俺「先行はもらった!」手札5

俺「俺は手札から星因士ベガを攻撃表示で召喚!」手札5→4

ベガ「ハッ!」攻撃力1200

俺「そしてベガが召喚された場合、手札の星因士モンスターを特殊召喚できる!星因士デネブを特殊召喚!」手札4→3

デネブ「ハァッ!」攻撃力1500

俺「デネブが特殊召喚されたことでデッキからアルタイルを手札に加える」手札3→4

俺「カードを2枚セットしてターンエンド」

蒼龍「お得意のエクシーズはしないんですね。私のターン!」手札5→6

SORYU
[ ][ ][ ][ ][ ]手札6
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
     2 DP
[ ][ ][デ][ベ][ ]手札2
[ ][裏][ ][ ][裏]LP8000
ORE


蒼龍「では、ガンガン行きますよ!私は手札の魔法カード、七星の宝刀を発動!手札のレベル7のモンスター1体を除外してデッキからカードを2枚ドローします!」手札6→4→6

蒼龍「そして、たった今七星の宝刀で除外したモンスターのモンスター効果、発動!!!」

俺「除外した場合に発動するモンスター効果だと………………まさか!!!」

蒼龍「そうです!除外された巖征竜レドックスの効果発動!!デッキから地属性のドラゴン族モンスター1枚を手札に加えます」手札6→7

蒼龍「行きますよ!私は手札から炎征竜バーナーの効果発動!手札から炎属性のモンスター1体と共に墓地へ捨てることでデッキから焔征竜ブラスターを特殊召喚!」手札7→5

ブラスター「グォオオオオオオオオオオオ!!」攻撃力2800

蒼龍「次いで手札の爆征竜タイダルの効果発動!手札の水属性モンスターと共に墓地へ捨てることでデッキのモンスターを1枚墓地へ送ります」手札5→3

蒼龍「私が墓地へ送るのは嵐征竜テンペスト!」

蒼龍「征竜モンスターは手札、墓地のドラゴン族か対応する属性のモンスターをゲームから除外することで手札、墓地から特殊召喚できます!」

蒼龍「私は墓地の2体の炎征竜バーナーを除外して嵐征竜テンペストを特殊召喚!!」

テンペスト「グゥゥゥゥウウウウウウウウ!!」攻撃力2400

夕張『早くもレベル7のモンスターが2体並んだァ!来るか!?くるか!?エクシーズ召喚!!』

蒼龍「いきますよ!」

蒼龍「私は焔征竜ブラスターと嵐征竜テンペストで、オーバーレ「甘いぞ秘書艦!!」

蒼龍「なっ!?」

俺「リバースカードオープン!妖怪のいたずら!!」

俺「俺は何人もの艦娘にデュエルのイロハを教えた。だから、その対処法も手に取るように分かる!妖怪のいたずらの効果発動!このターン全てのフィールドのモンスターのレベルは2つ下がる!」

ブラスター「グルルルルル」☆7→☆5

テンペスト「ルゥゥゥゥゥ」☆7→☆5

蒼龍「くっ、上手いですね………だがしかし!」

蒼龍「エクシーズできないのであればこのまま特攻!バトル!嵐征竜テンペストで星因士ベガを攻撃!」

テンペスト「グゥゥゥゥラッシャアアアアアアア!!」攻撃力2400

ベガ「グァッ!」攻撃力1200

俺「くっ!」LP8000-1200→6800

SORYU
[ ][ ][ ][ ][ ]手札6
[ ][ ][ブ][テ][ ]LP8000
     2 BP
[ ][ ][デ][ ][ ]手札2
[ ][ ][ ][ ][裏]LP6800
ORE


夕張『圧倒的攻撃力のもと、先制パンチを与えたのは蒼龍だ!俺はこの超攻撃力のモンスター群にどう立ち向かうんだ!!!!』


蒼龍「炎征竜バーナーの効果で特殊召喚されたブラスターはこのターン攻撃できない。私はカードを1枚セットしてターンエンド」手札3→2

俺「俺の──「そしてこのエンドフェイズに手札から速攻魔法、超再生能力を発動!」手札2→1

蒼龍「効果によりこのターン私が手札、フィールドから捨てたまたはリリースしたモンスターの数だけデッキからカードをドローします。私は手札から炎征竜バーナー及び瀑征竜タイダルこの効果で4枚のカードを捨てました。よって4枚のカードをドロー!」手札1→5

俺「一気に4枚ものカードをドローしただと!?さすが征竜というべきか。人である俺ではまず操れた代物ではなかったが、さすが秘書艦を勤めるだけのことはあるといったところ!」手札2→3

SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札5
[ ][ ][ブ][テ][ ]LP8000
     3 DP
[ ][ ][デ][ ][ ]手札3
[ ][ ][ ][ ][裏]LP6800
ORE

俺「俺は手札から星因士アルタイルを攻撃表示で召喚!アルタイルが召喚したことで墓地からテラナイトモンスターを特殊召喚できる!」手札3→2

俺「戦線復帰!星因士ベガ!」

アルタイル「ハゥ!」攻撃力1700
デネブ「ハッ!」攻撃力1500
ベガ「フンッ!」攻撃力1200

俺「いくぞ、俺は星因士アルタイル、ベガ、デネブでオーバーレイネットワークを構築!聖なる星の輝きよ、今交わりて漆黒の世に光を照らせ!エクシーズ召喚!ランク4、星輝士デルタテロス!」

デルタテロス「ハッッ!!」攻撃力2500

蒼龍「早速登場ですか!あなたのエースモンスターが!」

俺「デルタテロスの効果発動!エクシーズ素材をひとつ取り除くことでフィールドのカード1枚を破壊する!俺が破壊するのは焔征竜ブラスター!」

デルタテロス「ダァッ!」ORU3→2

ブラスター「ギャアアアアア!!」

俺「バトル!星輝士デルタテロスで嵐征竜テンペストを攻撃!星光のストライクスラッシュ!」

デルタテロス「ハァッッッ!」攻撃力2500

テンペスト「ルゥゥゥゥァアアア!!」攻撃力2400

蒼龍「くっ!」LP8000-100→7900


夕張『俺が負けじと反撃だ!!削ったライフはたったの100!!でも!2体の征竜を撃破することが出来たぞ!』

俺「カードを2枚セットしてターンエンド」手札3→1

SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP7900
     3 EP
[ ][ ][デ][ ][ ]手札1
[ ][裏][裏][ ][裏]LP6800
ORE

蒼龍「私のターン!」手札5→6

蒼龍「私は手札の地征竜リアクタンの効果発動!手札地属性カードを墓地へ送ることでデッキから巖征竜レドックスを特殊召喚!」手札6→4

レドックス「ガオー」守備力3000

蒼龍「さらに墓地の焔征竜ブラスターの効果発動!墓地のタイダル、レドックスを除外することで特殊召喚します!」

ブラスター「グルルルルルル」攻撃力2800

蒼龍「そして除外されたタイダル、レドックスの効果発動!デッキからそれぞれ水属性、地属性のドラゴン族モンスターを手札に加えます。私が手札に加えるのは水属性の幻水龍、地属性の幻木龍」手札4→6

蒼龍「私の召喚権は残ってます!手札から幻木龍を召喚!」手札6→5

幻木龍「シャー」攻撃力100

蒼龍「フィールドに地属性モンスターが存在する場合、手札から幻水龍は特殊召喚できる!」手札5→4

幻水龍「シェェェッェ!」攻撃力1000

蒼龍「幻木龍の効果発動!自分フィールドの水属性モンスターと同じレベルにすることができる!私は幻木龍のレベルを幻水龍にあわせます」

幻木龍「シャーーー!」☆4→☆8

幻水龍「シェシェェェェ!!」☆8


SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札5
[ ][レ][木][水][ブ]LP7900
     4 M1
[ ][ ][デ][ ][ ]手札1
[ ][裏][裏][ ][裏]LP6800
ORE

蒼龍「私は、レベル8となった原木流と、レベル8の幻水龍で──俺「神龍騎士フェルグランドか!!それだけはさせない!」

俺「墓地の妖怪のいたずら効果発動!このカードを除外することでフィールドのモンスターのレベルを1つ下げることができる!俺は幻水龍のレベルを1下げることでそのエクシーズ召喚を無効にする!」

幻水龍「シェェェェェ」☆8→7


蒼龍「だけどレベル7なら征竜と同じ!私は巖征竜レドックスとレベル7となった幻水龍でオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク7、マジカル・クラウン‐ミッシング・ソード‐」

マジカル「タァッ!」攻撃力2700

俺「マジカル・クラウン‐ミッシング・ソード‐か。対象を取る効果を無効にし追加効果でフィールドのカードを1枚破壊するエクシーズモンスター。確かに強力なモンスターだ」

蒼龍「このカード、発掘するの大変だったんですよ!」

蒼龍「バトル!マジカル・クラウン‐ミッシング・ソード‐で星輝士デルタテロスを攻撃!ミッシング・ソード!」

マジカル「フン!」スパパパパ 攻撃力2700

デルタテロス「グワー」 攻撃力2500

俺「………」LP6800-200→6600

蒼龍「いってブラスター!ダイレクトアタック!」

ブラスター「ブルゥゥゥゥァァァァァァッ」攻撃力2800

ドゴオオオオオオオオオオオオ

蒼龍「やりました」

蒼龍「あとは、残りのライフを削るだけですね!」

俺「それはどうかな」

デルタテロス「グワー」守備力2100
アルタイル「ハゥァッ!!」守備力1300

蒼龍「なんでですか!デルタテロスはマジカル・クラウン‐ミッシング・ソード‐の攻撃で粉砕したはずです!」

俺「破壊されるとデッキ、手札からモンスターを特殊召喚するという効果を発動し、俺はアルタイルを特殊召喚したのさ」

俺「星因士アルタイルは特殊召喚されたとき墓地のテラナイトモンスターをフィールドに蘇生する。当然、星輝士デルタテロスも対象に含まれてるってワケだ」

蒼龍「やりますね。私はまんまとアルタイルによって作り出された幻影をも破壊してしまったわけですか」

俺「その通りだ。俺は破壊されたデルタテロスの効果発動!デッキから星因士デネブを特殊召喚!」

俺「そしてデネブが特殊召喚されたことでデッキからテラナイトモンスターを手札に加えることができる。俺が手札に加えるのは3枚目の星因士アルタイル!」手札1→2

蒼龍「やりますね!私はこのままターンエンド」

SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札5
[ ][ ][木][マ][ブ]LP7900
     4 EP
[ ][ ][ア][ ][ ]手札2
[ ][裏][裏][ ][裏]LP6600
ORE

俺「俺のターン!」手札2→3

俺「俺は手札から2枚目の星因士ベガを攻撃表示で召喚!」手札3→2

俺「ベガが召喚に成功したことで手札のテラナイトモンスター1枚を特殊召喚できる!俺が特殊召喚するのは星因士アルタイル!」手札2→1

俺「そしてアルタイルが特殊召喚されたことで墓地の星因士デネブを特殊召喚できる!」

アルタイル「ハゥ!」攻撃力1700
デネブ「ハッ!」攻撃力1500
ベガ「フンッ!」攻撃力1200

今日はここまでで。
デュエルパートは書いてて一番楽しいです。
もう少し短期間で投稿できたらなと思います。


やっぱり審判は許されない。

ミスの報告

SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札5
[ ][ ][木][マ][ブ]LP7900
     4 EP
[ ][ ][ア][ ][ ]手札2
[ ][裏][裏][ ][裏]LP6600
ORE

ですがデルタテロスが破壊されたことによるリクルートでデネブが特殊召喚されていません。正しくは

SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札5
[ ][ ][木][マ][ブ]LP7900
     4 EP
[ ][デ][ア][ ][ ]手札2
[ ][裏][裏][ ][裏]LP6600
ORE

となります

酉長くするため酉変わります。

冷静に考えて酉変える意味ないので戻します。

SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札5
[ ][ ][木][マ][ブ]LP7900
     5 M1
[ベ][デ][ア][デ][ア]手札1
[ ][裏][裏][ ][裏]LP6600
ORE

俺「俺はデネブを特殊召喚したことでデッキからテラナイトモンスターを手札に加える。星因士アルタイルといきたいところだがもうデッキにアルタイルはいない。星因士リゲルを手札に加える」手札1→2

蒼龍「レベル4の戦士族モンスターが5体も………」

俺「いくぞ!俺は5体のテラナイトモンスターでオーバーレイネットワークを構築!星の輝きのもと戦士現る。聖槍をもって汝が敵を貫き光の道より出でよ!エクシーズ召喚!ランク4、H‐Cロンゴミアント!」

ロンゴミ「アアアアッ!」攻撃力3000

俺「オーバーレイユニットを5つ持ったロンゴミアントは1ターンに1度相手フィールドのカード全てを破壊できる!」

蒼龍「トラップカード発動!大革命返し!フィールド上のカードを2枚以上破壊するカードの効果が発動した時、その発動と効果を無効にして破壊する!」

俺「エクシーズ素材を3つ以上持っているロンゴミアントはカードの効果を受けない!行け!ロンゴミアント!」

ロンゴミ「ハアアアアッ!」攻撃力3000

蒼龍「そんな………くっ!!」LP7900-3000→4900

俺「俺はこれでターンエンド!」

SORYU
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP4900
     5 EP
[ ][ ][ロ][ ][ ]手札2
[ ][裏][裏][ ][裏]LP6600
ORE

蒼龍「私のターン!」手札5→6

俺「オーバーレイユニットを4つ以上持っているロンゴミアントが存在する限り、相手はモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚できない!」

蒼龍「く、キツイですね。私はモンスターをセットしてカードを2枚セット、ターンエンド」手札6→3

SORYU
[ ][ ][裏][裏][ ]手札3
[ ][裏][ ][ ][ ]LP4900
     6 EP
[ ][ ][ロ][ ][ ]手札2
[ ][リ][裏][ ][裏]LP6600
ORE



俺「この瞬間、ロンゴミアントのオーバーレイユニットがひとつ取り除かれる」

ロンゴミ「フン!」ORU5→4

俺「そしてこのエンドフェイズに永続トラップ、リビングデッドの呼び声を発動させる」

蒼龍「この超ピンチにダメ押しの蘇生カードですか!!」

俺「俺は墓地から星因士アルタイルを特殊召喚。そしてその効果で星輝士デルタテロスを特殊召喚する!蘇れ!ランク4、デルタテロス!」

アルタイル「アアッ!」攻撃力1700
デルタテロス「ハアッ!」守備力2100

俺「俺のターン、ドロー!」手札2→3

俺「このターンで決める!俺はデルタテロスを攻撃表示に変更」

俺「バトル!星輝士デルタテロスで裏側モンスターを攻撃!」

デルタテロス「デアアッ!!」攻撃力2500

蒼龍「……」ニッ

スノーマンイーター「………………」守備力1900

俺「なにッ!!」

蒼龍「スノーマンイーターのリバース効果発動!フィールド上の表側表示のモンスター1体を破壊します!私が破壊するのは星因士アルタイル!」

スノーマンイーター「シャァァアァァ!!」

俺「トラップ発動!神聖なる因子!自分フィールドのテラナイトモンスター1体をリリースすることで、相手のカードの発動とその効果を無効にし、破壊する!俺は星輝士デルタテロスをリリース!」

デルタテロス「ハァッ!」シュワッ
スノーマンイーター「シャァァァァ!!」ジュワッ

SORYU
[ ][ ][裏][裏][ ]手札3
[ ][ ][ ][ ][ ]LP4900
     7 BP
[ ][ ][ロ][ア][ ]手札2
[ ][リ][ ][ ][裏]LP6600
ORE

蒼龍「しまった!」

俺「そして神聖なる因子の効果でカードを1枚ドローする」手札2→3

俺「墓地へ送られた星輝士デルタテロスの効果発動!デッキから星因士モンスターを特殊召喚できる!星因士リゲルを攻撃表示で特殊召喚し、その効果を発動!星因士アルタイルの攻撃力をターン終了時まで500アップする!」

俺「いけ!俺は星因士アルタイルでダイレクトアタック!

アルタイル「ハアアアアアア!!」攻撃力2200

蒼龍「まだです!相手がダイレクトアタックをしかけてきたとき、手札の速攻のカカシを捨てることでその攻撃を無効にしバトルフェイズを終了させます!!」手札3→2

蒼龍「勝負を急いましたね」

俺「ああ。だが、デュエルってのはこうでなくちゃな!なにが起こるか分からない、だから楽しいんだ!俺は手札のカード1枚をセットしてターンエンド」手札3→2

俺「そしてこの瞬間星因士リゲルの効果を受けたアルタイルは破壊される」

SORYU
[ ][ ][裏][裏][ ]手札2
[ ][ ][ ][ ][ ]LP4900
     7 EP
[ ][ ][ロ][ ][デ]手札2
[ ][リ][裏][ ][裏]LP6600
ORE


蒼龍「私のターン!」手札2→3

蒼龍「そしてターンエンド!」


SORYU
[ ][ ][裏][裏][ ]手札3
[ ][ ][ ][ ][ ]LP4900
     8 EP
[ ][ ][ロ][リ][ ]手札2
[ ][リ][ ][ ][裏]LP6600
ORE

俺「この瞬間、ロンゴミアントのオーバーレイユニットがひとつ取り除かれる」

ロンゴミ「フンッ」ORU4→3

蒼龍「しかしこれで、私はモンスターを召喚することができるようになりましたね」

俺「俺のターン!」手札2→3

俺「俺は手札から星因士シリウスを攻撃表示で召喚!」手札3→2

シリウス「ハッ!」攻撃力1600

俺「星因士シリウスが召喚された場合、そのモンスター効果により墓地の星因士モンスター5体をデッキに戻してシャッフル。そしてカードを1枚ドロー」手札2→3

蒼龍「モンスターを再び増やしてきましたか……ですが!トラップ発動、威嚇する咆哮!このカードが発動したターン相手モンスターは攻撃宣言できません」

俺「俺はカードを1枚セットしてターンエンド」

SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札3
[ ][ ][ ][ ][ ]LP4900
     9 EP
[ ][シ][ロ][リ][ ]手札3
[ ][リ][裏][ ][裏]LP6600
ORE

俺「さぁ秘書艦、お前のターンだ!」

蒼龍「ええ、私がここで逆転にいたるカードをドローできなければ、次のターン私はあなたの攻撃に耐え切れずに敗北するでしょう」

俺「でも、負ける気は無いだろう?このターンで返してみろ!」

蒼龍「当然です。まだ私はドローを残しているので。いきますよ!」

蒼龍「私のターン、ドロー!!」手札3→4

SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札4
[ ][ ][ ][ ][ ]LP4900
     10 SP
[ ][シ][ロ][リ][ ]手札3
[ ][リ][裏][ ][裏]LP6600
ORE


蒼龍「よしきた!これで勝てる!」

俺「なにを引いたのか分からないが、俺は手札から増殖するGを墓地へ捨てることでこのターン相手がモンスターを特殊召喚するたびにデッキからカードをドローする」手札3→2

蒼龍「それでも、ここで足を止めるわけにはいきません!マジックカードハーピィの羽根帚発動!先ずはそのいけ好かないセットカード2枚を破壊させてもらいます」手札4→3

俺「トラップ発動!大革命返し!フィールドのカードを2枚以上破壊するカードの効果を無効にし、除外する!」

蒼龍「上々!私はロンゴミアントと星因士リゲルをリリース!」

俺「相手フィールドのモンスターをリリースだと!?」

蒼龍「このカードは自分の通常召喚権を放棄する代わりに、相手フィールドのモンスター2体をリリースして相手フィールドに特殊召喚することでのみ召喚が可能なモンスター、溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム!」手札3→2

ラヴァゴ「ウゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」守備力2500

俺「だがモンスターが特殊召喚されたことで俺はカードを1枚ドロー」手札2→3

蒼龍「構いません!私は墓地のマジカル・クラウン‐ミッシング・ソード‐と幻水龍を除外することで巖征竜レドックスを守備表示で特殊召喚!」

レドックス「ギャアアアアア!!」守備力3000

俺「増殖するGの効果でカードを1枚ドロー!」手札3→4

蒼龍「さらに墓地の焔征竜ブラスターの効果発動!墓地の嵐征竜テンペストと幻木龍を除外することで特殊召喚!」

蒼龍「そして嵐征竜テンペストが除外されたことでデッキから風征竜ライトニングを手札に加えます」手札2→3

俺「同じレベルのモンスターが2体!くるか!」手札4→5

蒼龍「私はレベル7焔征竜ブラスターと巖征竜レドックスでオーバーレイ!」

蒼龍「その幻惑の瞳で汝が敵を魅了せよ!エクシーズ召喚!ランク7、ビッグ・アイ!」

ビガイ「   」攻撃力2600

俺「きたか!最強のモンスター奪取モンスター」手札5→6

蒼龍「私はビッグ・アイの効果発動!オーバーレイユニットをひとつ取り除くことで相手フィールドのモンスター1体のコントロールを得ます!トランス・テンプテーション!」

俺「エフェクトヴェーラー効果発動!手札のこのカードを墓地へ送ることで相手モンスターの効果を無効にする!」手札6→5

SORYU
[ ][ ][ ][裏][ ]手札4
[ ][ ][ビ][ ][ ]LP4900
     10 M1
[ ][シ][ラ][ ][ ]手札5
[ ][リ][ ][ ][裏]LP6600
ORE

蒼龍「ビッグアイの効果が止められることは織り込み済みです!私は手札の瀑征竜タイダルの効果発動!墓地と手札、2体の焔征竜ブラスターを除外することで手札から特殊召喚!」手札3→1

俺「4属性全ての征竜の効果を使い切ったな。これで征竜を特殊召喚することは叶わなくなった。そして俺のフィールドにはお前が送ってくれた守備力2500のラヴァ・ゴーレムと攻撃力1600の星因士シリウスが存在するぞ、どうする!」手札5→6

蒼龍「ただ叩くのみです!ビッグアイで溶岩魔神ラヴァ・ゴーレムを攻撃!」

ビガイ「  」攻撃力2600
ラヴァゴ「ゴゴゴゴゴ」守備力2500

蒼龍「続いて瀑征竜タイダルで星因士シリウスを攻撃!」

タイダル「ギャァァアアアアア!!!」攻撃力2600
シリウス「ウガッ!」攻撃力1600

俺「シリウス………っ!!」LP6600-1000→5600


俺「だがコレでフィールドのモンスターの攻撃は全て終えた!征竜の召喚も出来ない!次のターンで俺が3体の星因士モンスターでエクシーズをすれば」

蒼龍「次にあなたのターンが回ってくれば、ですけどね!」

俺「なんだと?」

蒼龍「リバースカード、オープン!異次元からの帰還!!」

俺「異次元からの帰還………っ!!」

蒼龍「ライフを2000払うことで効果発動!除外されている自分のモンスターを可能な限り、自分フィールドに特殊召喚します!私は2体の焔征竜ブラスターとマジカル・クラウン‐ミッシング・ソード‐を、攻撃表示で特殊召喚!!」LP4900-2000→2900

俺「3体ものモンスターを、同時に!!」手札6→7

蒼龍「バトル!1体目の焔征竜ブラスターでダイレクトアタック!」

ブラスター「グルルルルルル!」攻撃力2800

俺「く………っ!!」LP5600-2800→2800

蒼龍「トドメです!2体目の焔征竜ブラスターでダイレクトアタック!これで私の勝ちです!」

俺「………ちがうな!」

俺「それはちがうな!トラップ発動!マジック・シリンダー!」

俺「このカードは相手が攻撃してきた時のみ発動可能!その攻撃を無効にし、無効にしたモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える!!」

ブラスター「ブアアアアアア!!」攻撃力2800

蒼龍「しまった!!うぐっ!!」LP2900-2800→100

SORYU
[ ][ ][ ][ ][ ]手札1
[ブ][マ][ビ][タ][ブ]LP100
     10 SP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札7
[ ][リ][ ][ ][ ]LP2800
ORE

蒼龍「くっ!マジカル・クラウン‐ミッシング・ソード‐でダイレクトアタック!」

マジカル「フン!ハッ!」スタタタタタタ 攻撃力2700

俺「ぐっ………ッッ!!」LP2800-2700→100

蒼龍「私は、ターンエンド」

蒼龍「このエンドフェイズ時、異次元からの帰還の効果で特殊召喚したモンスターは全て除外されます」

俺「俺のターン!!」手札7→8

SORYU
[ ][ ][ ][ ][ ]手札1
[ブ][マ][ビ][タ][ブ]LP100
     11 SP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札8
[ ][リ][ ][ ][ ]LP100
ORE


俺「俺は手札から星因士ベガを攻撃表示で召喚!」手札8→7

ベガ「ハッ!」攻撃力1200

俺「星因士ベガのモンスター効果発動!手札の星因士モンスター1体を特殊召喚できる!星因士アルタイルを攻撃表示で特殊召喚!」

アルタイル「ハアッ!」攻撃力1700

俺「星因士アルタイルのモンスター効果発動!墓地からテラナイトモンスター1体を守備表示で特殊召喚できる!星因士デネブを特殊召喚!」

デネブ「ハアッ!」守備力1000

蒼龍「星因士モンスターが3体、来ますか!」

俺「いくぞ秘書艦!俺は星因士ベガ、デネブ、アルタイルでオーバーレイネットワークを構築!聖なる星の輝きよ、今交わりて光の衣なびかせん!!エクシーズ召喚!ランク4、星輝士トライヴェール!」

トライヴェール「!!!!!!」攻撃力2100

俺「トライヴェールの効果発動!このカードがエクシーズ召喚に成功した時、このカード以外のフィールドのカードを全て、手札に戻す!」

蒼龍「なんですって!?私のモンスターが!!」手札1→2

俺「バトル!トライヴェールでダイレクトアタック!」

トライヴェール「!!!!!!!!」攻撃力2100

蒼龍「くっ、ああああああああ………っッ!」LP100-2100→0

俺「っしゃああああ!!」WIN


夕張『熱い攻防の末勝利を手にしたのは俺だああああああ!!』

わあああああああああああああああ!!!(歓声)


蒼龍「ははっ、はははっ、あー、負けてしまいましたね」

俺「ワクワクするデュエルをありがとう秘書艦」ニギッ

蒼龍「こちらこそ俺さん」ニギッ

蒼龍「ですが、次は負けません」

俺「受けて立つ。だけどそれは大会が終わった後でだ。まだ、やらなければいけないことはたくさんあるからな」

蒼龍「そうですね。他の皆さんにも、負けてられませんからね!」


夕張『そういえば大淀さん。大会のルールの説明ってしましたっけ?』

大淀『してないですね。ですが告知紙には書いていたはずですが』

夕張『じゃあ今一度説明してしまいましょうか』

夕張『TDGPは鎮守府のほぼ全域を使って行うサバイバル形式のデュエル大会です。例えば大浴場で出会った両者は大浴場でデュエルも出来ますし、移動しながらのデュエルだって認めています』

夕張『湯に浸かりながらデュエルするもよしアクロバットな動きを混ぜながらデュエルするもよし、ただ砲雷撃戦をされてしまうと鎮守府に多大な被害が出てしまうので認めていません』

夕張『また出場者には自動で5点の初期ポイントが配られます。勝てばポイントを2点奪えて、負ければ2点失います。0点になった時点でその艦はデュエル継続不可判定を受けて退場です』

大淀『ただ判定が変ることもあります。例えば熊野鈴谷ペアのように2対1のデュエルで勝利したような場合は獲得ポイントが配分されます。勝っても両者1点しか入らないというわけです』

大淀『逆に2対1で負ければ通常通り2点失います。勝利側に4点入るということですね』

夕張『またバトルロイヤルデュエルの場合には勝利者がポイント総取りとなるのでいかに自分が勝つかという駆け引きも楽しいですね!』

夕張『おっと、そうこうしているうちにまたデュエルが始まりそうです!場所は………鎮守府の屋上、隼鷹と明石の対決だあ!!』

今回はここまでで。

最近プトレノヴァインフィニティが流行っているそうですが、何なんでしょうねあの流れ。素材7つまでためて俺のターンしたほうが効果強いでしょう!!
新規蟲惑魔、こないのかなぁ………

フィールド 鎮守府:砂浜

明石「初戦の相手はあなたですか隼鷹さん!」

隼鷹「ああ。相手にとって不足なしだ!パーっとやろうぜ、パーっとな!!」

隼鷹(この前感じたシンクロの気配………明石の周りに来るとビンビンに感じる。こいつ、もしかして………)

隼鷹(いいや、なんにせよシンクロ使いであることは明白!だったら私の仕事はひとつだけ!)

明石「いきますよ!隼鷹さん!」

明石&隼鷹「デュエル!」

明石「先行はもらいます!私は手札から幻のグリフォンを攻撃表示で召喚!」手札5→4

グリフォン「グェェェェェェ!!」

明石「カードを2枚セットしてターンエンド」手札4→2

JUNNYO
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
     1 EP
[ ][ ][幻][ ][ ]手札2
[ ][ ][裏][裏][ ]LP8000
AKASI

釧路「………………」ぼわぁ

隼鷹「あたしのターン!」手札5→6

隼鷹「あたしは手札からRR‐バシニング・レイニアスを攻撃表示で召喚!」手札6→5

バシニング「キィィィィィイイイ!!」攻撃力1300

隼鷹「バシニング・レイニアスのモンスター効果発動!このカードが召喚に成功したターン、手札からRRモンスター1体を特殊召喚できる!あたしはRR‐トリビュート・レイニアスを攻撃表示で召喚!」手札5→4

明石「レベル4のモンスターが2体、きますか!!」

隼鷹「いいや、まだだね。トリビュート・レイニアスの効果発動!このカードが召喚されたターンに1度、デッキからRRカード1枚を墓地へ送る。あたしはRR‐ミミクリー・レイニアスを墓地へ送る」

隼鷹「そしてミミクリー・レイニアスの効果発動!このカードが墓地に送られたターンに1度、墓地のこのカードを除外してデッキからRRと名のつくカード1枚を手札に加える。あたしはRR‐ネストを手札に加え発動」手札4→5→4

隼鷹「1ターンに1度、自分フィールドに2体以上RRモンスターが存在する時にデッキからRRモンスター1体を手札に加えることができる。あたしはデッキからRR‐バシニング・レイニアスを手札に加える」手札4→5

明石「すごい、こんなコンボがあったんですね!」

隼鷹「さて、お待ちかねのエクシーズだ。しかとその目に焼き付けな!あたしはレベル4バシニング・レイニアスとレベル4トリビュート・レイニアスでオーバーレイネットワークを構築!」

隼鷹「エクシーズ召喚!逆境を覆す反撃の眼!ランク4、レッツスクランブル!RR‐フォース・ストリクス!」

フォース「キィィィィィィン!!」守備力2000

隼鷹「あたしはフォース・ストリクスのエクシーズ素材をひとつ取り除くことでデッキからバシニング・レイニアスを手札に加える」手札5→6

隼鷹「カードを3枚セットしてターンエンド」手札6→3

JUNNYO
[ネ][裏][裏][裏][ ]手札3
[ ][ ][フ][ ][ ]LP8000
     2 EP
[ ][ ][幻][ ][ ]手札2
[ ][ ][裏][裏][ ]LP8000
AKASI


明石「たったの1枚も手札を減らすことなくエクシーズ召喚するなんて………でも、私だって!私のターン!」手札2→3

明石「行きますよ!グリフォン!」

グリフォン「グェェェエエエエエエ!!」

明石「私は手札からマジックカード、苦渋の決断を発動!」手札3→2

明石「このカードはデッキに眠るレベル4以下の通常モンスターを墓地へ送り同名カードをデッキから手札に加えます。私は幻のグリフォンを墓地へ送り手札に加えます」手札2→3

明石「そして私は幻のグリフォンを攻撃表示で召喚!」手札3→2

隼鷹「チューナーでないモンスターを2体………シンクロはしないのか?」

明石「チューナー?シンクロ?なんですかそれ」

隼鷹「とぼけているのかえ?」

明石「よく分かりませんけど、シンクロなんてもの私は知りませんよ!私は2体の幻のグリフォンでオーバーレイネットワークを構築!」

明石「渓谷に潜む狩人よ、携えたる武具を持ってして己が敵を撃ち破れ!エクシーズ召喚!ランク4、射て、鳥銃士カステル!」

明石「鳥銃士カステルのモンスター効果!オーバーレイユニットを2つ使い、相手フィールドのカード1枚をデッキに戻します!インヴィジビレ・スプリット!」

カステル「フン!」タァン

隼鷹「カウンタートラップオープン!エクシーズ・ブロック!」

隼鷹「相手のモンスター効果が発動された時、自分フィールドのエクシーズ素材をひとつ取り除いて、その効果を無効にし破壊する!」

明石「トラップ発動!ギャクタン!この効果によりカステルの効果を無効にするエクシーズ・ブロックの効果を無効にします!」

隼鷹「ならば重ねてカウンタートラップオープン!ラプターズ・ガスト!自分フィールドにRRモンスターが存在する時に相手が発動した相手のマジック・トラップの効果を無効にし、破壊する!」

明石「しまった防ぎきれない!………カステルっ!!」

カステル「ウグァ!」

明石「くっ、私はカードを1枚セットしてターンエンド」手札2→1

JUNNYO
[ネ][裏][ ][ ][ ]手札3
[ ][ ][フ][ ][ ]LP8000
     3 EP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札1
[ ][ ][裏][裏][ ]LP8000
AKASI


隼鷹「あたしのターン、ドロー!」手札3→4

隼鷹「あたしはバシニング・レイニアスを召喚!」手札4→3

隼鷹「そしてRR‐ネストの効果を発動、自分フィールドにRRモンスターが2体以上存在するため、墓地からバシニング・レイニアスを手札に加え、バシニング・レイニアスの効果で手札のバシニング・レイニアスを特殊召喚!」手札3→4→3

隼鷹「そしてバシニング・レイニアスの効果で手札からインペイル・レイニアスを攻撃表示で特殊召喚!」手札3→2

隼鷹「加えて手札からファジー・レイニアスを攻撃表示で特殊召喚」手札2→1

隼鷹「さらにフォース・ストリクスを攻撃表示に変更」

バシニング「キィィィィン!」攻撃力1300
バシニング「キィィィィン!」攻撃力1300
フォース「キィィィィィィン!!」攻撃力100+500×4→2100
インペイル「キィィィィン!!」攻撃力1700
ファジー「キィィィィン!!!」攻撃力500

JUNNYO
[ネ][裏][ ][ ][ ]手札1
[バ][フ][フ][イ][バ]LP8000
     4 M1
[ ][ ][ ][ ][ ]手札1
[ ][ ][裏][裏][ ]LP8000
AKASI

隼鷹「バトル!フォース・ストリクスでダイレクトアタック!」

明石「リバースカード、リビングデッドの呼び声発動!この効果で墓地から攻撃力2000の幻のグリフォンを攻撃表示で特殊召喚!」

グリフォン「グェェェエエエエ!!」

隼鷹「攻撃力は互角。このままフォース・ストリクスで攻撃することもできるが……」

明石「そうなればフォース・ストリクスは私のグリフォンと相打ちになりますね」

明石(もし仮に後続のモンスターで攻撃させるために相打ちをねらってきても私がセットした禁じられた聖槍の効果でフォース・ストリクスの攻撃力をダウンさせて返り討ちに出来ます)

明石(………いける!)

隼鷹「あたしはフォース・ストリクスで幻のグリフォンを攻撃!いけ!」

明石「きた!速攻魔法発動!禁じられた聖槍!この効果でフォース・ストリクスの攻撃力は800ポイントダウンします!」

グリフォン「グェェェェエエエエ!!」攻撃力2000

フォース「キィィィィィ!!!」攻撃力2100-800→1300

隼鷹「………」LP8000-700→7300

明石「よし!これでこのターン幻のグリフォンの攻撃力を超えるモンスターはいなくなりました!」

隼鷹「それはどうかな?」

明石「え?」

隼鷹「私たちはなんども戦ってきた。海で、陸で。だが全てが勝利だったか?返り討ちにあったこともあったはずだ」

隼鷹「だから────

隼鷹「───あたしのフォース・ストリクスが返り討ちに会うことも、予想していないわけがない!!!速攻魔法発動!RUM‐ラプターズ・フォース!」

明石「ランクアップ………マジック───?」

隼鷹「墓地のフォース・ストリクスでオーバーレイネットワークを再構築!今こそ反撃の狼煙を上げるとき!ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!ランク5!レッツスクランブル!RR-ブレイズ・ファルコン!」

ブレイズ「ギィィィィィン!!!」攻撃力2000

明石「そんな、墓地のモンスターでエクシーズするなんて!でも、幻のグリフォンの攻撃力は2000!」

隼鷹「ブレイズ・ファルコンは相手フィールドにモンスターがいても、ダイレクトアタックできるのさ」

明石「なんですって!?」

隼鷹「バトル!ブレイズ・ファルコンでダイレクトアタック!」

ブレイズ「ギィィィィィン!!」攻撃力2000

明石「く──ッ!」LP8000-2000→6000

明石「だけど、ダイレクトアタックではグリフォンは倒せない!」

隼鷹「ブレイズ・ファルコンは相手に戦闘ダメージを与えた時、フィールドのモンスター1体を破壊できる!あたしは幻のグリフォンを破壊!」


グリフォン「グォァァァァア!!!」バーン

明石「グリフォン!!」

JUNNYO
[ネ][ ][ ][ ][ ]手札1
[バ][フ][ブ][イ][バ]LP7300
     4 BP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札1
[ ][ ][ ][ ][ ]LP6000
AKASI

隼鷹「まだまだ攻撃は残ってるぜ!」

バシニング「キィィィィィィン!!」攻撃力1300
ファジー「キィィィィン!!!」攻撃力500
インペイル「キィィィィン!!」攻撃力1700
バシニング「キィィィィィィン!!」攻撃力1300

明石「うわあああああああああああああああああああああああ!!」6000-1300-1300-500-1700→1200

隼鷹「少し足りなかったか」

隼鷹「あたしはファジー・レイニアスとバシニング・レイニアスの2体を素材にしてエクストラデッキからフォース・ストリクスをエクシーズ召喚しその効果を発動。デッキからトリビュート・レイニアスを手札に加える」手札1→2

隼鷹「そしてエクシーズ素材として取り除かれたファジー・レイニアスが墓地へ送られた場合、デッキからファジー・レイニアスを手札に加える」手札2→3

隼鷹「フィールドのインペイル・レイニアスが戦闘を行ったターン、墓地からRRモンスターを特殊召喚できる。あたしが特殊召喚するのはトリビュート・レイニアス。そしてトリビュート・レイニアスが特殊召喚されたことでデッキからミミクリー・レイニアスを墓地へ送る」

隼鷹「あたしはミミクリー・レイニアスの効果を発動しデッキからRRカード1枚を手札に加えセット、ターンエンド」手札3→4→3

隼鷹「さぁ、ライフはまだ残ってるんだ。立てるだろ?」

明石「当然ですよ、まだ、デュエルは終わってません!この逆境を覆すことを考えるとワクワクが止まりませんね」

隼鷹「逆境を覆すワクワク──か。だがフィールドはがら空き、手札はたったの1枚。対してあたしのフィールドにはモンスターがそろい踏み。この逆境をどうやって覆すのか見ものだな!」

JUNNYO
[ネ][裏][ ][ ][ ]手札3
[ト][イ][ブ][フ][バ]LP7300
     4 EP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札1
[ ][ ][ ][ ][ ]LP1200
AKASI


明石「いきますよ!」

明石「私のターン、ドロー!」手札1→2

トクン

釧路(明石………私の………力を………使用しなさい………)

隼鷹(なんだ!?突然シンクロの気配が強大に!!)

トクン

明石「クリアウィング・シンクロ・ドラゴン?でも、私のデッキにレベル7のモンスターなんて………」

緊急テレポート 予想GUY 

トクン

釧路(信じて………………………)

明石「…………スゥゥゥ、ハァァァァ」

明石「──分かりましたよ、クリアウィング・シンクロ・ドラゴン。私はあなたとシンクロしましょう!」

隼鷹「シンクロだと!?やはり貴様深海棲艦か!ならば容赦はしない!」

明石「何の話か分かりませんけど、私は深海棲艦ではありませんよ!手札からマジックカード予想GUYを発動!これによりデッキからレベル4以下の通常モンスターを特殊召喚します!私が特殊召喚するのはレベル4のバードマン!」手札2→1

バードマン「ゼヒナシ!」攻撃力1800

明石「そして手札から速攻魔法緊急テレポートを発動!デッキからレベル3以下のサイキック族モンスター1体を特殊召喚します!私が特殊召喚するのはレベル3幽鬼うさぎ!」手札1→0

幽鬼うさぎ「キャッキャ」キャピキャピ

幽鬼うさぎ「ッ!」チラッ////

バードマン「フン!」

幽鬼うさぎ「ハァ.....」ズーン......

明石「私はレベル4バードマンにレベル3幽鬼うさぎをチューニング!」

明石「神々しき翼を持ってして、神風を吹きあらせ!シンクロ召還!ランク7!」

明石「私はクリアウィング・シンクロ・ドラゴン、あなたを信じます!」

釧路「クォオオオオオオオオオオオ!!!!!」攻撃力2500

隼鷹「遂に正体を現したな!シンクロモンスター!」

明石「へぇ、あなたシンクロモンスターって言うんですか」

隼鷹「なんでアンタがシンクロモンスターを持っているのか、使えるのかわかんないけど、これであたしはアンタを倒さなきゃいけない理由ってのが出来たわけだ」

明石「何の話ですか?」

隼鷹「シンクロは、敵!!」

明石(────ッ!!!すごい殺気………!!)

明石(ピリピリと肌が焼けるようなプレッシャー────隼鷹さんは、一体………)

明石「いいえ、考えていても状況は好転しませんね!だったらバトルです!クリアウィング・シンクロ・ドラゴンでブレイズ・ファルコンを攻撃!!神風のストライクバースト!」

隼鷹「リバースカード、RR‐レディネス!このカードを発動したターン自分フィールドのRRモンスターは破壊されない!」

明石「だけど衝撃は通ります!」

隼鷹「くっ!」LP7300-500→6800

隼鷹「あたしの──「那珂ちゃんのターン!」

隼鷹「────ッ!?」

那珂「ちゃはっ☆」手札5→6


隼鷹「軽巡………」

川内「本当は乱入なんかするつもりなかったけど、なんかさ、ほっとけない雰囲気なんだよね。とくに隼鷹さん、あなたは何か危険ない匂いがする!だから止めるよ!」

隼鷹「騙されるな軽巡!そいつは、シンクロは世界の敵なんだぞ!今ここで倒さなきゃいけないんだ!どいてくれ!」」

川内「仮にこの人が世界をなんとかっていう危なっかしいの力を持っているとして、あなたに鎮守府の仲間を処分する権利はないはずだよ!」

隼鷹「シンクロは危険なんだ!頼むからあたしの言うことを聞いてくれ!」

隼鷹「シンクロは絶対にあっちゃいけない力なんだよ!」

川内「隼鷹さん、あなた明石さんを葬りさるような気を放っていたけど今の私にはあなたのほうが怖い」

川内「でも、私は仲間がいなくなっちゃうほうがもっと怖いね。明石さん、ここはバトンタッチだ!私たちに──」

那珂「──まっかせといてー☆」

那珂「それじゃ、那珂ちゃんいっくよー♪」

隼鷹「バカが!」

JUNNYO
[ネ][ ][ ][ ][ ]手札3
[ト][イ][ブ][フ][バ]LP6800
     5 M1
[ ][ ][ク][ ][ ]手札0
[ ][ ][ ][ ][ ]LP1200
AKASI
[ ][ ][ ][ ][ ]手札6
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
NAKA
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
SENDAI

那珂「那珂ちゃん手札からモンスターをセットしてターンエンドだよー♪」手札6→5

川内「って、啖呵切った割りには随分とあっけない1ターン目だなぁ」ハハハ

JUNNYO
[ネ][ ][ ][ ][ ]手札3
[ト][イ][ブ][フ][バ]LP6800
     6 EP
[ ][ ][ク][ ][ ]手札0
[ ][ ][ ][ ][ ]LP1200
AKASI
[ ][ ][裏][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
NAKA
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
SENDAI


川内「じゃあ、私のターン!」手札5→6

川内「手札からハンマー・シャークを攻撃表示で召喚!」手札6→5

川内「そして自分フィールドに水属性モンスターが存在する時、手札からサイレント・アングラーを特殊召喚できる!」手札5→4

川内「私はレベル4サイレント・アングラーとレベル4ハンマー・シャークでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4、バハムート・シャーク!」

バハシャ「シャアアアアアア!!」

川内「バハムート・シャークは1ターンに1度、このカードのオーバーレイユニットを1つ使うことでエクストラデッキからランク3以下の水属性エクシーズモンスターを特殊召喚できる!私はブラック・レイ・ランサーを特殊召喚!」

ランサー「ハアアッ!」攻撃力2000

川内「そしてブラック・レイ・ランサーをフルアーマー・エクシーズ・チェンジ!」

隼鷹「フルアーマー・エクシーズ・チェンジ──だと!?」

川内「そう、オーバーレイユニットを持たないブラック・レイ・ランサーはフルアーマー化することができる!」

ランサー→FAランサー「ハアアアアアッ!!!!」攻撃力2100+200→2300

川内「バトル!FA・ブラック・レイ・ランサーで那珂の裏側モンスターを攻撃!」

那珂「裏側モンスターが攻撃を受けて表側になったことでペンギン・ソルジャーの効果発動!フィールドのモンスターを2枚まで手札に戻すよ♪フォース・ストリクスとブレイズ・ファルコンの2枚にはご退場願っちゃおーう★」

フォース「キィィィ──」シュン
ブレイズ「ギィィィ───」シュン

隼鷹「くっ──あんたたちはなんでそいつの見方をするんだ!」

川内「仲間だからだよ!仲間だから無条件で信じられる」

隼鷹「だったらあたしは仲間じゃないのかい?ええ!?」

川内「あなただって私たちの大事な仲間だよ!喧嘩だって時にはいいだろうさ。だけど、殺気を出した時点でそれは喧嘩じゃなくて殺し合いになっちゃうんだよ!だから、私たちは隼鷹さん、あなたを止めるFA・ブラック・レイ・ランサーの効果発動!このカードが戦闘で相手モンスターを破壊したとき、フィールドのマジック、トラップカード1枚を破壊する!私が破壊するのはRR-ネスト!」

川内「カードを1枚セットしてターンエンド」手札4→3

隼鷹「その行動が未来を破滅に導くんだぞ!どうして分からない!」

那珂「わっからないね♪だって那珂ちゃんたち未来人じゃないし~」

JUNNYO
[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
[ト][イ][ブ][フ][ ]LP6800
     7 EP
[ ][ ][ク][ ][ ]手札0
[ ][ ][ ][ ][ ]LP1200
AKASI
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
NAKA
[ ][ ][バ][FA][ ]手札3
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000
SENDAI


隼鷹「だったら分からせてやる。あたしの───「私のターン、ドロー」

飛鷹「隼鷹、あなたの言っていることはまるで意味不明だけど、とりあえずリンチはダメね。見ていられないわ」手札5→6

隼鷹「飛鷹……」

飛鷹「私は手札からゴブリンドバーグを召喚」手札6→5

バーグ「ヒャッハー」攻撃力1400

飛鷹「そしてゴブリンドバーグの効果発動、手札からレベル4以下のモンスター1体を特殊召喚するのだけれど、ゴブリンドバーグが通常召喚に成功したことで手札からカゲトカゲを特殊召喚するわ」手札5→4→3

カゲトカゲ「ニョロニョロ」攻撃力1100
クレイン「ケーン」攻撃力1600

飛鷹「そして聖鳥クレインが特殊召喚に成功したことでデッキからカードを1枚ドロー」手札3→4

飛鷹「さぁいくわよ。私はゴブリンドバーグとカゲトカゲでオーバーレイネットワークを構築!エクシーズ召喚!ランク4、希望の剣、希望皇ホープ!」

ホープ「ハッ!」攻撃力2500

飛鷹「カードを2枚セットしてターンエンド」手札4→2

HIYO
[ ][ ][裏][裏][ ]手札2
[ ][ ][ホ][ク][ ]LP8000
JUNNYO
[ネ][ ][ ][ ][ ]手札3
[ト][イ][ ][ ][ ]LP6800
     8 EP
[ ][ ][ク][ ][ ]手札0
[ ][ ][ ][ ][ ]LP1200
AKASI
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
NAKA
[ ][ ][バ][FA][ ]手札3
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000
SENDAI

飛鷹「さぁあなたのターンよ隼鷹」

飛鷹「私はあなたがなにを考えているかなんて分かりはしないけれど、少なくてもこの大会は艦娘だ深海だってのを抜きにして楽しんでみたらどうかしら」

飛鷹「少なくても、今日くらいはね」

隼鷹「………………………」

隼鷹「はぁぁぁぁぁぁ、わかったわかった。あたしの負けだ。まったくどうしてあたしは飛鷹に弱いのかねぇ」

隼鷹「一先ずアンタがシンクロ使いだってことはハッキリしたんだ。今日のところは見逃しておいてやる」

隼鷹「まったく。これだけ邪魔されたんだ後で後悔してもしらないからな!私のターン!」手札3→4


川内「来るよ那珂!気をつけて!」

那珂「おっけーおっけー♪」

明石「なんだかよく分からないですけど!私は隼鷹さんに許されたんでしょうかね?」

隼鷹「兎にも角にも、シンクロは危険な存在であることに違いはない!だから、倒す!」

隼鷹「あたしはレベル4バシニング・レイニアス、レベル4トリビュート・レイニアス、レベル4インペイル・レイニアスの3体でオーバーレイネットワークを構築!漆黒の翼を上げ反撃の狼煙を上げよ!エクシーズ召喚!レッツスクランブル!ランク4RR-ライズファルコン!」

ライズ「キィィィィィィィン!!!!!!」攻撃力100

那珂「たった攻撃力100のモンスター……か」

川内「攻撃力の低いモンスターの強さ、那珂はよく知ってるでしょ」

隼鷹「そしてRUM-レイド・フォースを発動!ライズ・ファルコンでオーバーレイネットワークを再構築!逆巻き舞い戻れ!ランク5、RR-ブレイズ・ファルコン!」

隼鷹「ブレイズ・ファルコンの効果発動!フィールドに特殊召喚されたモンスターを全て破壊する!」

川内「ちょーっとそれはまずいって!トラップ発動、エクシーズ・ブロック!私はFA‐ブラック・レイ・ランサーのオーバーレイユニットを1つ使うことで相手モンスターの効果の発動を無効にし、破壊する!」

ブレイズ「ギィィィィィィ─」バリバリバリバーン

川内「これでフィールドはがら空き!私たちの一斉攻撃でライフは0になる!」

明石「────!!いいえ!まだ終わってません!」

隼鷹「そう!」

レヴォリューション「ギィィィィィャァアァァァアア!!!!!!」攻撃力2000

那珂「うそ!なんで強くなってるの!」

隼鷹「あたしは一度見せたはずだ。破壊されたモンスターでオーバーレイユニットを再構築するところを」

川内「でもラプターズ・フォースは墓地に!!」

明石「いいえ、私は見てました。あの人が墓地からラプターズ・フォースを回収するところを!!」

隼鷹「そう!RUM-レイドフォースの効果はエクシーズモンスターのランクアップだけじゃない。墓地のRUMカードを1枚手札に戻す効果を持っているのさ!」

川内「そんな────」

飛鷹「それだけじゃないわ。自分のフィールドをよく見ることね」

川内「────っ!?」

明石「いつの間にトークンが!」

HIYO
[ ][ ][裏][ ][ ]手札2
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP8000
JUNNYO
[ネ][ ][ ][ ][ ]手札1
[ ][ ][レ][ ][ ]LP6800
     9 M1
[ナト][ナト][ク][ナト][ ]手札0
[ ][ ][ ][ ][ ]LP1200
AKASI
[ ][ナト][ナト][ナト][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP8000
NAKA
[ナト][ナト][バ][FA][ナト]手札3
[ ][ ][裏][ ][ ]LP8000
SENDAI


隼鷹「いいねぇ、痺れるねぇ」

那珂「でも攻撃力2000のナイトメアトークンを攻撃力2000のレヴォリューション・ファルコンで超えることはできないよ!」

隼鷹「レヴォリューション・ファルコンが特殊召喚されたモンスターと戦闘を行う場合、その相手モンスターの攻撃力・守備力を0にして戦闘を行う!そしてレヴォリューション・ファルコンは特殊召喚されたモンスター全てに攻撃できる!」

川内「しまった!!!」

隼鷹「バトルだ!穿てレヴォリューション・ファルコン!レヴォリューション・エターナル!」

レヴォリューション「ギィィィィィイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!」攻撃力2000

ナイトメアデーモン「「「「「「「アギャギャギャアアアアアアアアアア!!!」」」」」」攻撃力0

飛鷹「そしてナイトメアデーモンが破壊された時、コントローラーに800ポイントのダメージを与える」

HIYO
[ ][ ][裏][ ][ ]手札2
[ ][ ][ホ][ ][ ]LP8000
JUNNYO
[ ][ ][ ][ ][ ]手札2
[ ][ ][レ][ ][ ]LP6800
     9 BP
[ ][ ][ ][ ][ ]手札0
[ ][ ][ ][ ][ ]LP0
AKASI
[ ][ ][ ][ ][ ]手札5
[ ][ ][ ][ ][ ]LP0
NAKA
[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
[ ][ ][ ][ ][ ]LP0
SENDAI

WIN 飛鷹&隼鷹




夕張「おかしいですね」

大淀「どうかしました?」

夕張「それが、隼鷹さんと明石さんのデュエルがさっきから進行してないんですよ」

大淀「長考でしょうか?」

夕張「いいえ、それがフリーズしたかのように進まないんです。もうかれこれ5分ですよ?」

大淀「別のカメラに切り替えてはどうでしょうか」

夕張「やってるんですけど、そこの空間だけ取れてない、みたいな」

夕張「おっと、そうこうしているうちに金剛さんと霧島さんのデュエルが始まってしまいそうですね。フリーズしているカメラは置いておいてそっちに移りますか」




フィールド 鎮守府:間宮前

金剛&霧島「デュエル!」

金剛「たまには、こういう息抜きもいいものデース!」手札5

霧島「そうですね。私たち姉妹で競い合うのも、新鮮で楽しいです。だけど、負ける気は毛頭ありませんよ金剛姉様!」手札5

今回はここまでで。
フレシアの蟲惑魔ちゃんが天使過ぎて辛い。

[  ][  ][  ][裏][  ]手札3
[ハ][サ][エ][エ][エ]LP8000
     2 M1
[  ][F1][司][カタ][カタ]手札2
[  ][  ][裏][  ][  ]LP8000

[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
[ハ][サ][エ][エ][エ]LP8000
     2 M1
[バ][FA][FA][サ][ト]手札4
[裏][裏][ ][ ][ ]

[  ][  ][  ][裏][  ]手札3
[ハ][サ][エ][エ][エ]LP8000
     2 M1
[  ][F1 ][司][カタ][カタ]手札2
[  ][  ][裏][  ][  ]LP8000

[  ][  ][  ][  ][  ]手札3
[ハ][サ][エ][エ][エ]LP8000
     2 M1
[バ][FA][FA][サ][ト]手札4
[裏][裏 ][  ][  ][  ]

[ ][ ][ ][ ][ ]手札3
[カ][ ][ ][ ][ ]LP8000
     2 M1
[カタ][ ][ ][ ][ ]手札3
[ ][ ][ ][ ][ ]LP200

[  ][  ][  ][裏][  ]手札3
[ハ][サ][エ][エ][エ]LP8000

     2  M1
[  ][ノ][エ][ク][ク] 手札8
[  ][  ][  ][竹][  ]LP4600

フィールド 鎮守府:旧ドッグ(地下)

榛名「ここはいったい、どこなのでしょう………」

榛名「うう………真っ暗で何も見えません………」

榛名「でもでも!きっとここは鎮守府の中!………のはず………です………………よね………?」

榛名「でもでもでも!もし鎮守府の中じゃなかったら、榛名この真っ暗のなかで未来永劫独りぼっちになってしまいます!」

………………………。

榛名「この………………真っ暗の中で………………独りぼっち………………………」

榛名「………………………………………」

カツ

榛名「金剛姉様!?提督!?は、榛名はここです!ここにいます!!!」

カツ

榛名「足音が遠ざかって!ま、まってくださーい!」

カツ

榛名「はぁ、はぁ、はぁ。は、榛名、ちょっと、大丈夫じゃないで────す?」

イ級「………」ドーン

榛名「はうっ────────」バタン

???「………あら、気絶しちゃった。ちょっと怖がらせすぎちゃったかしら?」

???「でも、ただのぬいぐるみでもここまで驚いてくれると作った甲斐があるものね」

榛名「────────」

???「…………大丈夫?」

榛名「────は、榛名は………大丈夫で、す」

???「大丈夫じゃなさそうね」


フィールド 鎮守府:海岸

榛名「ハッ!?」ガバッ

比叡「おや。目が覚めました?」

榛名「はぁ、はぁ。ここは………?」

ザバァ ザバァ

比叡「ここは鎮守府外れの海岸ですよ。榛名は何でこんな所でお昼寝してるんですか?」

榛名「そ、それが。ワーッという歓声で会場から送り出されて!ビカーっと光ったら真っ暗のところにいまして!足音がカツカツで深海棲艦がドーンと!」

比叡「榛名、落ち着いてください」

榛名「はい」

比叡「深海棲艦というのはこれですか?」ヒョイ

イ級「………」パクパク

榛名「………………………」

比叡「パペット人形で驚いたんですか」

榛名「だって!だってですよ!!真っ暗でワーッって!」

榛名「ワーッって!」ヒラッ

榛名「?」

比叡「?」

比叡「榛名、カードが落ちましたよ?」

榛名「はい、でもこれ私のカードじゃないですよ?」

比叡「黒いカードですからエクシーズモンスターじゃないでしょうか?」

比叡「No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ?初めて見るカードですね。本当に榛名のカードじゃないんですか?」

榛名「はい。榛名、ナンバーズなんてカードいままで見たことありませんから」

比叡「まぁでも、榛名から落ちたのですし榛名が持っていていいんじゃないでしょうか?」

榛名「榛名がもっていていいのでしょうか?」

比叡「大丈夫だと思いますよ」

榛名「………それにしても、さっきの人は一体だれだったんでしょう…………」

比叡「さっきの人?」

榛名「はい。真っ暗のところで榛名をコレで驚かせた人です」

比叡「私がここで榛名を見つけたときは榛名一人でしたよ?夢でも見てたんじゃないですか?」

榛名「夢、だったんでしょうか────?」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月29日 (日) 23:51:11   ID: cS7POsdL

つまらん

2 :  SS好きの774さん   2015年07月07日 (火) 20:49:38   ID: xKNoOz8b

ただのデュエルじゃん
艦これ要素ないし

3 :  SS好きの774さん   2019年07月27日 (土) 21:19:01   ID: 3JQOOyl_

何だこの糞ss俺の態度最悪だしデュエリストとか出てくる作品間違ってじゃねえの大体ssに出てくる俺とかいう登場人物はキモいのが多すぎというか俺という存在がキモいほんとこれは糞ssだわ

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