勇者「また一人ずつ死んでいく」(11)

風呂はいってたら浮かんだから書いてみる、
ほかにもスレ書いてるけど投下分が終わったらこっち書く

「グオオォォォ!」

僕は座っていた
燃え盛る森、家、…人
うめき声をあげる魔獣
その全てを見ながら…
けれど不思議と涙が出ない
何でだろうね?
あぁそうか、僕の涙は枯れちゃったんだ
まず僕を守るために父さんが魔物に突っ込んでいった
そして綺麗に真っ二つ
けれど涙は出ない
次に僕を抱いていた母さんが必死に僕を抱きしめた
そして派手に首が跳ねた
鮮血が僕を染めてもやはり涙は出ない
次に姉さんが飛び出して僕をかばった
見事に胸を貫かれた
家族の死体が目の前に転がってても涙は…出ない

最後に盾と剣を持った知らない人が目の前に突然現れた

?「おいそこのガキ!逃げろ!」

逃げろとは意味の分からない
此処は僕の家なのに
あ~あしゃべってるうちに
周りが魔物でいっぱいだよ

?「くっ!高潔たる雷の精霊よ、
  今その力をこの剣に込め邪なる者を浄化せん!」

知らない人が変な事言って剣を薙払うと
剣はバチバチと音を立てて周りの魔物が消し飛んだ
ハッキリ言うと凄い…けど、どうでもいい

少年「おじさん誰?」

?「俺は勇者だ!てかおじさんって…」

じゃあおじいさんかな?とか思いながら僕は立ち上がってみる

勇者「早く逃げろ!此処にいたら!」

少年「あ~、僕おしっこ~」

勇者「ふざけたこと言ってないで早く逃げろ!」

む、僕は決してふざけた訳じゃない
現におしっこしたいし、此処は僕の家だ
何故、逃げないといけないのか

少年「ふぅ~」しょろろろ

勇者「早く逃げろ!!」

さっきから同じ事しか言ってないし…、
少しまともな事はしゃべれんのかね?

勇者「おい!逃げろおおぉぉぉッ!!!」

少年「ん?」

魔物「グロロォ!」

そして

少年「おー、こんばんは魔物さん」

僕は

魔物「グロロロォッ!!」ザシュッ

死んだ…

はーい、かなり意味不明だと思いますが、ここで切ります。
続きはまた明日の深夜に投下します

うん、そうだね。終わらせる

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