魔娘「好きです」(641)

ファッション・




男「大学受験が終わり、引っ越しまであと1ヶ月ちょっとかぁ~」

男「...十数年住み慣れたこの家ともお別れと考えると、やっぱり寂しいなぁ」

母「ちょっと男ぉ!、あんたまだ寝てんの?」ドンドン

男「今起きた」

母「受験終わったから、これからは普通の生活に戻ってもらうからね!、お皿洗い、洗濯、お風呂洗い!」

男「うげぇ」

母「お母さん、今からちょっと出かけてくるから」

男「あいよ、帰りいつくらい?」

母「そうねぇ、夕方には戻ってくるかなぁ」

男「ふーん」

~~~~~

男「(前に家事やってた頃は、何とも思ってなかったけど、ちょっとサボったあとだとスゴく面倒に感じるなぁ)」シャカシャカ

男「洗濯洗濯っと、」

男「(これからは一人暮らしだからなぁ、毎日家事しなきゃいけないのか...ゴミ屋敷とかって案外バカにできないな)」

男「ん、あれ、柔軟剤がない...」

男「(入れなくても俺は平気だけど、お母さんがなぁ...何か言ってきそうだなぁ)」

男「ねぇー!おかーさん!柔軟剤どこにあるか知らない!?」

シーン

男「...もう出かけたのか、面倒だけど買いにいくか」

~~~~~商店街

魚屋「おう!兄ちゃん!魚買ってくかい!?」

男「え、いや...イイデス(声でか)」

肉屋「鳥の胸肉100グラム!!なんと!89円!!!89円だよ!!!」

男「マツキヨマツキヨっと」ウィーン

いらっしゃいませー

男「(柔軟剤うりーばーっと、あった!...げ、すごい種類ある...ウチのって何だっけ)」

男「まぁいいか」ドサッ

レジの人「一点、一点、一点、計三点で合計1894となります!」

男「あっはい(4円あった!)」チャリン

ありがとうございましたー


男「買ったジュースは家でもっかい冷やしてのもう」トコトコ


ヒュオォォォォォオオオッ

男「ッ、うおっ!」ドサッ

なにーいまのかぜー

すごかったねー

男「いてて(久しぶりに転んだ..手擦りむいちゃった...)」ズキズキ

男「帰りに公園よって洗おっ」トコトコ

?「...見失った...」


~~~~~公園

男「いたい、、帰ったらちゃんと消毒しなきゃ」ジャバジャバ

ヒュンッ!

男「え?」振り向き

男「...!!UFOだぁ!!」

ビュンッ!

男「あっ、いっちゃう!まてぇー」ドタバタ

男「はぁはぁ(あれ?なんで、こんなドキドキしてんだろ...)」タッタッ


~~~~~ちょっとした丘

男「はぁはぁ、なんだかんだで丘まで追いかけたっ、はぁはぁ、俺ってこんな体力あったんだ...」

ザザッ

男「!(草むらの中に何かいる!)」ソローリ...

女「あぅ、いてて」

男「え」

女「んーっ...ぇ?」

男「(黒のコートを着た銀髪の少女が...え?なに?髪めっちゃ綺麗)」

女「ぇーと、ぁあわ...」

男「髪、お綺麗ですね」キリッ

女「へ?」

男「あ(何言ってんだ俺)」


女「...ノド、」

男「?」

女「のどかわいたぁ」

~~~~~

女「んっんっ」コキュコキュ

男「ぉ、ぉお」

女「んんん...ぷはぁ~ッ!」

男「(すごいのみっぷり)」

女「ぁ、ありがとう!私すっごくなど乾いてて、あと追いかけられてて、すっごい急いでたから」

男「追いかけられて!?大丈夫なの!?」

女「大丈夫っ♫ビュンビュンって急いできたからっ」

男「(ヘェ~)って!ビュンビュンって...」

女「?」

男「(公園からずっと飛んでたってことっ!?......いや何言ってんだ...)」


男「(アニメじゃあるまいし、空を飛ぶなんて)」

女「...あの~、」

男「ん、なに?」

女「今更なんですけど、私と今おはなししてるじゃないですかぁ」

男「うん、してるね」

女「それって私の姿が見えてるってことですよね?」

男「(何言ってるんだ、この子)」

女「さっきもその...髪きれいって///」

男「いや...まぁ、見えてるね、見えてなきゃ話なんてできないし」

女「...ですよね...そのぉ...もう一ついいですか?」

男「なに?(何が言いたいんだろ)」

女「私のこと...かくまってもらえませんか?」

男「え、かくまうって...いったいなにか...

ジジジジジジジジジジ


ジジジジジジジジジジッ!

女「!危ないッ!!」

ビュッ

男「!!」

ジジジッジジジジッジジッ!!!!!!

男「あ、ああ、あ(さっきまで生い茂ってた草むらが黒焦げに)」

女「下がっててください!!」

男「え、なに!?なにがおきてんの!!?」

女「私を追ってきてた人...スゴく危ない人です、あなたは逃げて!闘おうとしてはダメ!!」

男「(おちつけ!おちつけ!男として戦わなきゃいけないだろ!!)」

ヒュ

男「え?」

ジジッジジジジジッ!

男「ッッ!!ぐぁああッ!」

女「!!」


男「腕がッぁぁああ!(イタイイタイイタイイタイ)」

女「ダメっ!あなたは彼と闘えません!!」

男「ぁくそっ(彼?人ってこと?一瞬人影が見れたけど、ビリビリって...)」

女「はっ!」ヒュッ

男「!空...飛んでる...うそだろ...」

ジジジジュッ!

女「遅いですよ!」ヒュン

ビュン!バキッ!

男「(普通に蹴り入れた...ってか俺も何かやらなきゃ、闘わなきゃ!)」

男「逃げろって言われて...っ!逃げられるわけねぇだろ!!男として...あれ?」

ジジジジジ
ジジジジジジジジッ!!!

男「人影が...(みえなくなって...あれ、これピンチ...?)」

女「さーせーまーすーかーっ!」ヒュン

ズドーーーーーーーーン!!!


男「お!!すげー!かかと落とし!」

女「はぁはぁ、なんとか...なりましたね」ニコ

男「いろいろ言いたいことあるけど...おつかれ」

「¥;:?まだ&@4)いるぞ9;/'lcdf...」

男「!(ヨロイ?」

女「安心してください、ただの思念体です」

「s;;/まだ:¥(&追う者は@@@いるぞ(3:」

男「この人いったい...」

女「【へルブリンディ】...」

男「え?」

女「彼の名前です、そして私の家族。」

「dgh()¥)¥¥¥;」シュー~

男「消えた...」

~~~~~公園

男「...............で」

男「君が家出したから、迎えにきた、君は帰るつもりがない、だから口論になったと」

女「はい♫」

男「んなわけあるかぁぁぁ!!!」

男「だいたい家出って君の髪の色銀じゃん!何人だよ!あと口論って!...あれ【戦闘】じゃん!君、空とんでたし、服ボロボロだし!」

女「...ぇ、ぇーと...その...あの...ぁぅ...」

男「...」

男「また...闘うの?」

女「え?」

男「さっきまだいるぞって...また連れ返しにきたら闘うの?」

女「......はい、私、ここでしなきゃいけないことがあるんです、それまで...絶対帰れません」

男「...」

女「...さっきかくまってくださいって、言いましたけど、ごめんなさい...怖い...ですよね私...」

男「...まぁ」


女「...その、巻き込んですみませんでした!、あと髪...綺麗って、嬉しかったです。」

女「じゃあ」

男「俺の家でいいならいいよッ!」

女「!」

男「君を守れるか分からないけど、家にいた方がいいでしょ、それに俺、以外と体力あるんだ」

男「君がいいなら」

女「ふ、ふぇぇえええんっ!!!」

男「え」

女「ありがとうございます!ありがとうございます!ありがとうございます!このご恩は一生忘れません!」

男「(大丈夫かな...この子...」


~~~~~自宅

男「えっと、お母さんには帰ってきてから説明するとして、君は...その」

女「女です、よろしくお願いしますね、男さん」

男「あ、あぁ、女さん、よろしく」

女「あの、ちょっといいでしょうか?」ドサッ

男「ん?なに?ってこの書類なに?(何語?よめん)」

女「その、今から一緒に住まわせていただくということで、家主様にサインを...」

男「サイン?」

女「はい♫私にとってとても大事なことでして」

男「(住むにあたってなんて)これは...君の国だと普通のことなの?」

女「...ええ!普通ですよ!」

男「本当の家主は俺じゃないけど...まぁいいか、サインするよ、ペンっと...」

女「あっ必要ないですよ、」

男「え?」

女「必要なのはぁ♫」


ピトッ

男「指...?」

女「それをぉ...」ガリ

男「いたっ(かんだ!?)」

女「はいぃ♫血液をピタッと!」ベト

女「...完了」

男「ちょっと!どういうこと!?」

女「...ふ」

男「...ちょっと女さん?聞いてる?」

女「ふふふふふふふふふふっ!!!!!!!!!」

男「」

女「ぁぁぁああああああああああああっ!!!イイコぶるの、つっかれたぁ!!!」

男「」

女「っていうか、普通、家にあげるか?ちょっろぉw大人しめに振舞ってるとほんと楽だわー...疲れるけど」

男「」

女「...ムカ、ったく反応しなさいよ!」ぺし

男「っあ!あれ?夢?これ夢?」


女「夢じゃないわよぉ...ふふっ、ほぉらココ、ちゃんたサインしてあるじゃない...【召使い契約書】に」

男「うっそぉぉぉ!!!」

女「あなたの血液が...ほら、こぉんなに...」ペロッ

男「家主を召使いにするのが普通ってどんな国だよぉ!!!」

女「もちろんウソよ(信じてたの...)」

男「ってことは、日本人?日本語ペラペラだもんね、うわーまじかよ、そうじゃん」

女「日本人じゃないわ...もっと正確にいうならば...【人】ではないわね」

男「Oh...」


女「コホン、改めて言うけれど、私はある世界のある所である仕事をしていたのだけれど、ある事情により、ここに来たってわけ!」

男「じゃ、じゃあ、さっきのは仕事の同僚?」

女「家族よ、同僚でもあるけど」

女「私が闘ってるの見てなんにも思わなかったの?なんかおかしいって」

男「いや、それどころじゃなかったし...」

女「髪が綺麗...なんて、Noてんきすぎよ、まぁうれしかったけど」ボソッ

男「能天気ね、で、人じゃないならなによ、神?」

女「そうね」

男「え...」

女「もっともそう呼んでるのはあんたたちだけだけど、」

男「まじで!!なんか願い事とか...

女「言っておくけど!、ただの仕事人、あんたたちが勝手に神と連想してる万能の力?っいうのはないわ、さっき見せたのは私の仕事上での権限」

男「(なんだ、つまんね)」

女「ち!な!み!に!、心が読むことは...

男「...」ゴクリ

女「できないわ」キッパリ

男「...そう」

女「今わね」

男「?、話を戻すけどさっき襲いかかって来たのも神様?」

女「はい、正解、名前はもう言ったからいいわね、闘志をもって闘うと彼の姿は見えなくなってしまうの」

男「(だから、闘えないって言ったのか)...いや、まてよ、家まずくないか」

男「対神対策なんて、してないし」

女「大丈夫よ、追われてない限り私たちの居場所には気付かないわ、そんな権限をもってるのはいないもの」

男「じゃあ、最後の質問!」

女「はい、男くん」

男「召使いって具体的に何をすれば?」

女「私のいう事ずべて聞く事ね、と言っても、私の個人的な目的のために働いてもらう事だけど」

男「...目的って」

女「最後の質問に答えたわよ、男」

男「あい(にしても猫かぶってたのか...くそっ全然わからなかった)」

女「じゃあ私はシャワー浴びてくるから、私の服...ちゃんと洗濯しといてよ」

男「...!洗濯!途中だった!!」

もうちょっと寝させてください

~~~~~

男「にしてもこのコート...スゴく高そうだ...ボタンもたくさんついてるし、一応ネットに入れて洗濯しよう」ゴソゴソ

男「!(あれ、ポケットに何か入ってる)」ゴソゴソ

男「紙?なんか小さく折りたたんである...(危なかった、紙類は洗濯するととんでもないことになるからなぁ)」

男「(広げてっと...)またこの文字か、読めん」

ビビビッ

男「あ」

ボワッ!!

男「おわっち!!!」

男「燃えちゃった...どうしよ」

ガラガラ

女「ちょっとなにー?」

男「...Yeah(フルヌード頂きました)」

女「...なんで、なんで!あんたここにいるのよっ!!!変態っ!」ピシャン

男「(紙のことは、あとで言おう...)」


~~~~~リビング

男「あのぉ、お茶です」コト

女「...フン」つーん

男「(だいぶお怒りで...一応、貞操観念はあるのね)お菓子もありますよ」コト

女「あんた...自分の立場分かってる?召使いよ召使い!つまり奴隷ってこと!奴隷が主人に発情してもいいと思ってんの?」

男「い、いや、だから誤解だって、ポケットの...」

ガチャ、「ただいまー」

女「!」

男「げ、帰ってきた」

女「誰?知り合い?」

男「俺のお母さんだよ」

女「そう」ズズッ

男「(そうって、なに優雅にお茶すすってるんだよ)今更だけどどうやって説明しようか...」


女「まかせて」

母「ただいまー」ガチャ

男「...」

母「...え、えっとお友達の方?」

男「えっとぉ、そのぉ、何ていうか」

女「はっ」ビビビッ

男「!ちょ!なにやって!」

母「あべべべべべ」ビリビリ

女「おかえりなさい、お母様」

母「タダイママママ、女チャンンン、男オオオオニナニカアアサレナカツツツタアア?」

女「ええ、大丈夫でしたわ」ニコ

男「お、おい!首があり得ない方向に曲がってるんだけど!!!」

母「なにあってんの、男、ノルウェーの奥地で生まれて、そのまま木こりで生計を立てるつもりが、ひょんなコトからアメリカのオックスフォードに進学し、その春休み期間にひょんなことからウチに来た、天才美少女の女ちゃんがいってるんだから大丈夫よっ!!!」

男「え、なにその説明口調...(オックスフォードってアメリカじゃなくね)」


女「とまぁ、こんな具合ね」ふふん

男「どんな具合だよっ!お母さんになにした!」

女「もう忘れたの?あなた奴隷よ」

男「...しってるよ(不本意だけど)」

女「なので、私の奴隷の家族はぁ...私の奴隷っ♫」

男「(一種のジャイアニズムのようなものを感じる...)ああ...っそ」

母「じゃっ夕食の準備してくるね」

女「あっ、私も手伝います」トコトコ

男「あんまり考えるのはよそう...」


~~~~~お風呂場

ちゃぽん

男「ふぅ...」

男「今日はいろいろあったなぁ、これから奴隷として、なにやらされるんだろ...」

男「あ、紙のコトいうの忘れた...突然燃えだしたんだよなぁ」

男「突然...」

[[女「...なんで、なんで!あんたここにいるのよっ!!!変態っ!」ピシャン]]

男「(始めて見たけど...綺麗だったなぁ)」ちゃぽん

男「今日はもう寝よう」ガラガラ


~~~~~自室

女「Zzz」ムニャムニャ

男「何でこいつは俺のベットで寝てるんだ」

女「くしゅんっ!んんZz」ムニャムニャ

男「......毛布かけないと寒いどろうに...」ファサ

女「Zzz」すぴー

男「リビングのソファで寝よ」ガチャ

2day~~~~~朝

女「起きなさいよ」

男「ZzzzzZzzzz」

母「この子、毎朝こうなの...それにしてもなんでソファなんかに、自分のベットで寝ればいいのにね」あはは

女「!(あのベット、男のだったのね...わるいコトしたかしら)」

母「朝ごはん作ってくるね」とことこ

女「ソファで寝てるってことは...(発情犬の癖に生意気ね...)」なでなで



ズズズズ...


男「んん、」

女「あっ」

男「...Zzz」

女「おーきーなーさーいー」ぺし

男「うげっいたい!なに?あさ!?」

女「そうよ、今日から早速だけど働いてもらうから!」

母「朝から元気ねぇ」

~~~~~図書館

男「で、何で図書館?お前の目的っ本を読むこと?」

女「ちがうわよ、あと...お前じゃなくて女って読んで、私は主人よ」

男「わん」


女「情報収集よ、新聞、おいてあるんでしょ?ここ」

男「ん、ああ、確かこっち」トコトコ

女「わぁ、たくさん」バサ

男「だね、俺も始めてみた」

女「ふんふん」ペラペラ

男「もっと古いのが見たいんなら、カウンターにいけばいいから...って(読むのはやっ)」

男「(能天気をNo天気なんて言っちゃうくらいだし、新聞なんて読めないだろ、よく考えてみたら)」

女「ふむふむ」ペラペラペラペラ

男「やっぱ、お前さ...

女「むっ、おまえって」

男「あ」

女「次、おまえって言ったら...」

男「言ったら...?」ゴクリ

女「ヤルわ」


男「...こほん、女って読むの早いんダナーって...」チラッ

女「ちゃんと読めてるわよ、これでも仕事の時はもっと速いわ」

男「まじ?」

女「まじよ、何億年って長さだもの、そうしなきゃ終わらないわ」

男「...ブラックなんだな」

女「好きでやってるの」

男「何億年の長さの書類?仕事って...」

女「それはもう終わったわ、今ら別の仕事、まぁ個人的な仕事だけど」

男「今の仕事はサボっていいのか?」

女「サボってないわ、仕事は終わったの、これからはバカンス」

男「(よくわかんね)で!なにしらべてんの?ちょっと教えてよ」


女「丘の上で言ってたでしょ、【まだいるぞ】って」

男「...女のもう1人の家族だっけか」

女「その人にあいたいの」

男「え、追われてるんでしょ、だから逃げてるって」

女「そうね、ベストとしては相手に気づかれないように接触して、捕獲、そして上と交渉」

男「気付かれないで接触って、無理だろ...それに上って、どういうこと」

女「私、彼については姿も名前も、もちろん能力も知らないの」

男「んな家族あってたまるか」

女「だけど、彼が能力を使った気配なら分かる...今朝も彼...使ったわよ」

男「え、うそ、居場所ばれてるとか...」

女「もしかしたらね、だとしても接触を含めて、そのための奴隷でしょ?」ふふっ

男「(要するにコマね、俺)」


女「ふぅっと、だいたい把握したわ、ここ周辺で一体何が起こってるか」

男「...何か分かったのか...?」ゴクリ

女「ええ...」ゴゴゴゴゴ

女「ここ、見てみて、そう地域特集って所」ずいっ

男「...だいにんき、クレープチェーンてんから、しんさくはつばい?」

男「これがいったい...?」

女「一回、クレープ食べて見たかったの!」

男「は」

女「クレープよクレープ!、甘くて美味しくて柔らかい、、それに移動販売だとできたてを提供してくれるから、とてもモッチリしてるのよ!」

男「クレープが女の家族と関係してるんじゃなくて?」

女「ここのチェーン店だと、移動販売みたいに焼きたて!しかも、モッチリふわふわ!」

男「食べたいだけかよ!!」


女「じゃ、さっそく行きましょっ♫」

男「それ俺が払うんだろ?」

女「あら♫分かってきたじゃない」ふふっ

男「はぁ(クレープって以外と高いんだぞぉ)」ドンッ

少女「きゃっ!」

男「あっ」

少女「あ、あのすみません、すみません!すみません!」

男「いや、こちらこそ、すみません...って少女ちゃん?」

少女「え?」

女「だれ?その子」

男「俺の近所に住んでる子、ごめんね、後ろのお姉さんが俺をおいたてるから」ハハッ

女「...む」ギロ

少女「い、いえ、お久しぶりです、男さん」

男「今日平日だけど、学校ないんだ、たしか中学生だよね?」

少女「は、はい、すみません、ちょっと急いでて」


男「あ、ごめんね、じゃ」バイバイ

少女「...」バイバイ

女「ふふっ」

男「...なんだよ」

女「貴方、嫌われてるわね」ふふっ

男「え、うそ」

女「初めて会った私でも分かるわよ、よそよそしかったわね」

男「中学生だしな、思春期の頃なんてみんなああだろ、まぁ俺は普段からああだけど」

女「そう...」

女「でも、私には話しかけたわよね♫髪が綺麗って」

男「...まぁな」


~~~~~広い公園

男「本当にここか?チェーン店じゃないのかよ」

女「場所はここだって、かいてあるわよ」

男「あっみつけた、ってこれじゃ移動販売と同じじゃないか(チェーン店ってかいてあるから店だと思った)」

女「まぁいいじゃない細かいことは、大事なのは味よ味!」

男「へいへい、すみません!チョコクレープと...えっと」

女「ストロベリー...」ボソッ

男「ストロベリーで」

店の人「かしこまりました。えっとカップルさんですよね?」

男「え?い、いや、違いますけど...」

店の人「そうでしたか、すみません、ただいまカップル割というのをやっていて...」

男「カップルです」キリッ

女「へ」

店の人「あ、はい」

チョコ、ストのカップル割でー!

女「ああああんた、どういうことよ!!」

男「いや、カップル割だろ?安くなるなら何でも利用する、これが俺だ」

女「...そ、そういうことじゃなくて//」ボソボソ

男「あっちのベンチで座ろうぜ」

女「...そうね」

あっ、できましたらおよびいたしますね!

歩き出かけてきます


男「一つ、いいか?」

女「なに?奴隷くん」

男「ただクレープを食べにきたんじゃないだろ」

女「...どうしてそう思うのかしら?」

男「ニュースだよニュース、ここ最近、事件が起きてるって」

女「それがどうかしたの?」

男「何年もここに住んでるけど、おかしいんだよ、ニュースじゃ濁して言ってたけど...その..人が亡くなったって」

男「今回で亡くなったのは初めてだけど、前からココ周辺じゃ謎の事件が起きてるって...近所に住んでる人なら誰でも知ってる」

女「私がここにきたのは偶然じゃない...そう思ってるの?」

男「うん」


男「その、気配ってやつなのか?」

女「!すごい、あなたって実はけっこう賢い?」

男「タイミングが揃いすぎてて誰でも分かるよ」

女「でも残念」

男「え?」

女「私の知り合いではないわね、全く別物よ、私が知る限りでは家族に人を襲うものはいない...ましてや殺してしまうなんて」

男「...でも名前も知らないんだろ...そんなこと言い切れるのか?」

女「...うっさいわね...私には分かるのよ!」

チョコクレープとストロベリークレープのお客様ー!

男「(そういうもんかね)とってくる」

女「(そうよ、そんなことするはずがない...もしそうなら私の願いは...


………

父【ーーーーーーッ!】

母【ーーーーー?】

女【私は...そうは思いません】

父【だとしたら、おまえは一体どうするのだ?そうなれば、味方はいないぞ!】

女【彼なら私の兄なら!】

父【は!私も含めて誰1人としてやつを知らないだろう!そんなやつにどうやって助けてもらうのだ!】

母【...そうよ、唯一彼とコンタクトを取れる、あなたの義理の兄は言っていたわ、今回の事については私たちの味方だと】

女【私は彼と会話をしまことがあります!彼はそんな方じゃない!】

父【...ついに家族にまでウソをつくようになったか...」

女【ウソではありません!決してウソでは!...


男「ほい」ガチャ

女「!!」

男「...大丈夫か?なんか暗い表情してたけど」

女「だ、大丈夫よ!...ってなにこれ!?」

男「これがカップル割だ、おごってもらってんだから文句は言うなよ、気持ちは分かるが」

女「...こ、これ//一緒に食べるの?」

男「...最近のカップルには受けるんだってよ、一つのクレープ生地に二つのクリーム(チョコにイチゴって合うのか?)」

女「こ、これってか、間接キスよね?」

男「ん、まぁそうだな」


男「(間接キスって...小学生じゃないんだから...)俺から食べるぞ」パクッ

女「...∥(関節キス)」

男「まぁ、普通だな、ほら」

女「う、うん...あーー...ん」ぱくっ!

女「(間接キス間接キス間接キス)」もぐもぐ

男「どうだ?」

女「!おいっしぃっ!!すごいわねここ!」

男「そっか」

もしよろしかったらバナナの方もいかがですか?

男「!」

女「!」


店の人「あ、すみません、とっても大きい声でお褒めいただいたので...」

女「///」ふきふき

男「いや、もうお金無くて...」

店の人「いえ、サービスで」ニコ

男「(この人マジイケメン)」

女「...コホン」つんつん

男「なんだよ」ボソボソ

女「あんたお腹空いてんでしょ?」ごにょごにょ

男「いや別に」ぼそぼそ

女「ん!男なんだからもっと食べなさいよ」ごにょごにょ

店の人「♫」ニコニコ

男「(自分が食べたいのか)すみません、お願いします。」

男「(太るぞ)」


~~~~~

女「♫」もぐもぐ

店の人「実は僕、もうお店たたもうとおもってるんです...」

男「え、どうして」

店の人「ほら、例の幽霊ですよ」

男「?幽霊?」

店の人「あれ?知らないんですか?真夜中の幽霊」

男「いえ、初めて聞きました」

女「♫」もぐもぐ

店の人「えー、こほん、これは僕の友達が聞いた話なんですけど、夏にここの公園で花火をやっていたんです、よる遅くまで...この通りとても広い公園ですから近所からの苦情もなくて...ちょうど0時に突然悲鳴が聞こえたと」

男「...」ゴクリ

店の人「当然、その人は悲鳴の方向へと駆けつけたわけですが、なんとそこには...さっきまで一緒に人が倒れていたのです

バラバラになって

警察の調べによると、とんでもなく強い力で引きちぎられたそうなんです」


男「...バラバラになってって...」

店の人「あとその人が言うには、そのなくなった人のサイフから小銭と、あとアクセサリーが盗まれていたそうです」

女「♫」もぐもぐ

男「強盗目的の殺人ですか、...でも幽霊って」

店の人「まだ捕まってないんですよ、それに指紋も出ない、あと最後に、そのなくなった人を最初に見つけた人が言っていたんですがね...一瞬何かが川で動いたと」

女「...」もぐもぐ

男「川...ですか...確か奥にありますよね小さい川」

店の人「はい、それが真夜中の幽霊です」

男「それが原因でお客さんがいなくなったってことですか?(確かに俺たち以外にいないな)」

店の人「...はい、他の場所でやろうとも、なかなかの激戦区ばかりでして...」

男「それは...残念ですね」

女「えぇ、とっても残念ね」

男「(食べるのはや)」

女「でも安心してください」

店の人「え?」


女「私たちが解決しますよ」

男「え?」

店の人「いえ、でも...」

女「バナナクレープのお礼です」ニコ

~~~~~自宅

男「あんな無責任なこといって良かったのか?それとも何か作戦があるとか」

女「あるわよ、当然じゃない」

男「...俺をエサに使うんじゃないんだろうなぁ」

女「...しないわ...今回は私にも責任があるの」

男「...?」

女「ご飯食べて、お風呂はいって23時になったら、またあの公園に行きましょう、作戦はそれまでに伝えとくわ」

男「...了解」

女「...安心して、私一人でやるわ、ただ周りに人がいる場合はあなたに手伝ってもらうけど」

男「...(またくらい表情だ)」


夜中~~~~~道

男「...」とことこ

女「...」とことこ

男「な、なぁ」

女「...なによ」

男「今回も神様なのか?」

女「いいえ、小人よ」

男「小人ぉ!?そんなものまで今いるのか!?」

女「...そうね珍しいわね、この世界にこられるのは神がほとんどだけどたまにいるのよ...強い意思をもった人が......あるいわ憎悪か」

男「...元気ないのってこの小人と何か関係があるのか?」

女「...私ね...昔からとってもひどいことしてきたの、ここにきて初めて知ったけど、私のことを嫌ってる宗教もあるみたい」

男「(そうか...神様だよな女も、空飛べるし)...今は違うだろ、クリーム屋さん助けるためにやってるんだから」

女「...男は...いいの?」

男「なにが?協力してること?」

女「...うん、私あんまり自分のこと教えてないのに」


男「奴隷だからな」

女「!」

男「堂々としてくれよご主人」ナデナデ

女「...ありがと」ぼそ

男「普段からそうおとなしいと助かるんだけど...」

女「...一言余計っ!」ぺし

男「うげ」

女「でも、安心して!私の目的はいずれ、貴方の目的にもなるわ」

男「ふーん、っとついたな公園、今見た限りじゃ人はいないけど油断禁物だな」

女「改めてくるとほんとに広いわね」

男「(ライトが逆に不気味だ)川へ急ごう、もうすぐ0時だ」

女「さっきもいったけど、貴方はなにもしなくていいから」


ざーざーーーーざーーー

男「(奥にこんな川があるなんてな、広い公園だから他にもまだ何かあるかもな)」

女「じゃ、ここまでね、また会いましょ」

男「あいよ」

女「(やつも、0時にでてくるなんて...一応人目を気にしてるのかしら)複雑ね」とことこ

ざーざーーーー

女「(ここらへんかしら)」ぬぎぬぎ

女「(小銭やアクセサリー、黄金と関係するものにはなんでも反応するのよね、私のコートのボタンは本物の黄金よ)」ぴらぴら

ざーーーーーーざーーーーーーーーーーーーざーーーー!!!

ジャバッッッ!!!

女「来た」


真夜中0時~~~~~公園

ジャバッッッ!!!
ジュルルルル

女「魚から小人への変身...やっぱりあなたね」

?「...なんだおまえ、なんで動じない"」

女「もう忘れたの?」

?「お前など知らん"!!この前のやつのほうが面白かっだ!泣け叫んで!」

女「指輪も可哀想ね、ご主人様に忘れられて...」

?「!!」

女「...ねぇ、アンドヴァリ?」

アンドヴァリ「お前っ!!!なぜそれを!!」

女「...貴方から指輪を取り上げた...と言えば分かるかしら?」


ア「!!!お前っ!!!あの時の"!指輪、指輪はどごだっ!!」

女「捨てたわよ、あんな趣味が悪い指輪」

ア「おのれおのれおのれおのれおのれっ!!!!!!!!!!」

ヒュッ!ブンッ

女「ふん...」ビュン

ア「なに"空を飛んで...」

女「自分のテリトリーなら勝てると思った?残念、私のテリトリーは空よ!」

ア「うぐぐ...」

女「だいたいあんたが私に勝てるわけないじゃないっ!今度はこっちからいくわよっ!」ビュン

ア「うぐぐ、くひひひひっ!!」

一対一ならそうだな"

女「え?」

ぶん!!

女「!きゃ!」ドサ


ア2「うぐぐ、お前の魔法の靴も重り付きじゃ機能せんじゃろ」ズシン

女「(ふたり!?)」ズシン

ア3「どうだいお嬢さん、地べたに引きずり降ろされる気分は?」ニタァ

ア4「うぐぐ、ひゃひゃひゃ」けたけた

女「(今まで隠れてたの!?全く気付かなかった!)一体何人いるの!?」

ア「【何十人】って言っでぼじいな"」

ア12「けたけた」ア18「けたけた」ア24「けたけた」
ケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタ

ア「一族そろって出稼ぎじゃ」けたけた


~~~~~

きゃっ!

男「!女の声!(助けにいかなきゃっ!)」

男「...いやでも...

……………夕方

女【作戦会議です】

男【へい】

女【っといっても、ただの確認事項だから、楽にして聞いて頂戴】

女【率直に言うと、私は今回の犯人を知っている可能性が高いです】

男【...えっと、小人さんだっけ?】

女【そう、まぁ、正確には小人のドワーフね】

男【ドワーフって知ってるぞ、映画でみたことある!毛むくじゃらで鍛治がとくいなんでしょ?】

女【そうね、普段は基本的温厚よ、それに力持ちで気高い種族よ】

男【へぇー】

女【ある一族を除けば】

男【え、】

女【アンドヴァリといってね、昔は普通のドワーフと変わりはなかったのだけれど、富を生みだす魔法の指輪を手に入れてから変わってしまったの】

女【お金に対して異常な執着心を身と始め、そして用心深くなり他種との交流をやめてしまったの】

男【へぇ...それで俺は何をそれば?】

女【あなたは、私を川の近くまで先導するの、公園内で一般人を見つけたら、何とか頑張って川の近くにはいかせないようにして】

女【あと......何かあってもあなたもきちゃダメよ】

男【何かあっても?】

女【そう】


~~~~~

女「(重いっ!とてもじゃないけど動けないっ!)」ズシズシ

ア13「へへへ、ガッシリ抑えるゔ」ガシッ

ア17「あ"!?」ガシッ

ア「どうした?」

ア17「やわらかいぞ!こいつ!やわらかいぞ!」モミモミ

女「!ひゃっ!」

ア4「ほんとだ!やわらかい!」モミモミ

女「ちょっ!やめっ!」ずしずし

ア18「ここはもっとやわらかいゾっ!!!!」モミモミ

女「あっ!やめてっ!!」

ア「前のやつはゴツゴツしてたからなぁ...引き裂いたらもっと柔らかくなるぞぉ」ニタニタ

ア10「おら!ここを引き裂くぞ!」ぐいっ

女「ぃっ!!」

ア23「じゃあ、おではちぎりやすそうなごごっ!!!」ギリっ

女「ぅっ!ううう、や、やめ」

ぅうううおぉぉおおおらぉぁぁ!!!!!ドドドドドド

ア「!なんだ!?」

女「!男ぉっ!!」

男「お前ら、男が女によってたかって恥ずかしくないのかぁぁああ!!!!!!!」ドドド

ア「なんだ、ごの子供は」ちょんちょん

ア2「あい」ガシ

男「うおっ!」

ア19「ごいづは硬そうだ」ズシズシ

男「(おもっ!)なんにんいるんだよ!」

女「一人でこの世界にきたと思ってたけど違ったわ!何十人もの重い憎悪よっ!」


ア「おれ、ここの世界で好きな言葉、ある【塵も積もれば山となる】、憎悪も積もれば殺意となる」けたけた

女「(もうだめ...っ!うごけない!)」

男「俺たちも、同じようにバラバラに引き裂くのかっ!」

ア「俺たち、むかしは金持ち、生活困らなかっだ...のにごいづ奪っだっ!!!」

女「...」

ア「俺たちお金必要、ここにはお金いっぱいある!!!なければ奪ってバラバラにするっ!!!!!」

男「(こいつらは...)」はぁはぁ

男「(く、くるしい)」はぁはぁ

ア18「おらっ!最初に引き裂きたい"!ごいづの股!引き裂ぐっ!!」ぐいっ

女「!きゃぁあっ!」ギリ


男「お前たちは生きてるっ!!!」

ア「あ"?」

男「女はあんた達の大切なもの奪ったかもしれないけど、命までは奪ってないっ!あんた達は今っ!女以上に悪いことをしてるっ!」

女「...」

ア「俺たち生活のため、しょうがない」

男「だからって人、殺していいのかっ!?それじゃあお前らが憎んでる女と一緒、いやもっといけないことしてるっ!!」

ア2「わるい?」ア3「俺たち悪い?」ア8「でも生活のため」ア9「昔、普通に生活してた」ア18「昔、おれ、鉄を叩いてた」ア21「指輪は黄金を生み出しただから、鉄叩くのやめた」ア17「他の種族と交流やめた」ア16「人との関わりやめた」ア20「自分優先相手は知らない」ア9「俺たち悪党」ア3「俺たち人殺し」

俺たち何してた?


ア「...なんて...ことだ...おれは...」すぅ...

男「!」

とんでもないことをしてしまった...

女「...」

男「あいつら!どこに行ったの!?」

女「消えたのよ、憎悪に飲み込まれて周りが見えてなかったのね...もともとは気高い種族...気付いて、耐えられなくなってしまったのよ...」

男「死んじゃったの?」

女「...分からないわ、消えてしまった」

男「...女が、あいつらの大切なもの奪ったのは理由があったからなのか?」

女「彼らをドワーフに戻すため...正しかったと思ってるわ」

男「...とにかく帰ろう、こんな所誰かに見られたら大変だ」

女「そうね」




?「ふふふっ」


休憩!


3day~~~~~お昼

男「んん...ふわぁぁあ...朝、じゃない昼か」

男「んんっ!っと昨日は遅くまで起きてたからなぁ、体がだるい」

男「あっ、(店の人にもう大丈夫って伝えなきゃ)」

母「男起きてるー?」ガチャ

男「おきてるよ」

母「朝も起こしたんだけどねー、あんたたち夜遅くに出かけてたでしょ?悪いことしてきたんじゃないでしょうね?」

男「大丈夫だよ」

母「ほんとにー?ったく毎朝起こす私のことも考えてよね」

男「えっと、女は?もう起きてる?」

母「女ちゃんはねーまだ寝てる、あ、起こしちゃダメだからね、女の子なんだから」

男「へーい(なんだそれ)」


男「(クレープ屋さんには一人でいくか)ちょっと出かけてくる、すぐに帰ってくるよ」

母「はーい」

~~~~~

男「(...)」とことこ

………

女【昔からひどいことしてきたの】

【最初に引き裂っっ!】

男「(女...昔からひどいことって...一体どういう意味だ?)」

男「女の目的って...あ、ついた」

男「昨日はここら辺にいたのに...もうたたんじゃったのかなぁ、お店」

男「家に帰ろうかな...」

………

女【昔からひどいことしてきたの】

男「街によってから帰ろう」


~~~~~街

ガヤガヤ

男「けっこう人いるな」とことこ

男「(本屋にでもよるか)」サッ

顔色が悪い人「あ、あのぉ」

男「ぇ、ああ、はい」

顔色が悪い人「これ、お願いします」サッ

男「え、あっあの!(いっちゃった...)」

男「何だこれ?コピー用紙?」ピラッ

神様の導きを受け入れましょう

男「...なんだこれ、なになに、(神はもうすぐ【終わり】を告げます、導きを受け入れるのです)...宗教か?」


男「怖いな、いろいろ」

男「(神様...か、女はどうおもうんだろ)」

あっ!きみっ!

男「!」

明るい女性「あっ!やっぱり男くんだ!覚えてる私の子?」

男「...お、幼馴染っ!?」

幼「ちゃんと覚えててくれてたんだぁ~うれしーっ!」

男「おまえ、どうしてここに?引っ越したんじゃなかったのか?」

幼「また戻ってきたんだよっ!都会もいいけど、やっぱり地元が一番だね!」

男「...(中学の頃はもっと地味で暗かったのに、すごくハデになったな...都会の魔力か....)」

幼「どうしたの?」ぐいっ


男「い、いや、明るくなったなと、その、いつ頃戻ってきたんだ?」

幼「...んーと、ちょっと前だよっ、家は前の家とは全然違う所っ」

男「そうか」

幼「男くんは?もう大学生?」

男「まぁ、これからね」

幼「!そうなんだ!すっごぉいっ!」

男「(すっごいって)幼もこれから大学生だろ?」

幼「ううん、ちがうよ」

男「、そっか就職か?」

幼「ううん、違うよ、今ねちょっと病気なんだ」

男「っ!病気っ!?大丈夫なのかっ!?」

幼「ははっ!大げさだなー、ちょっと長い期間お薬のみ続ければ治る病気だよ」

男「...そっか」


幼「男くんは、これからどんなご予定で?」

男「本屋よってから帰るよ」

幼「ふーん、じゃあ私はもう帰るね」ばいばい

男「その...病気のこと、頑張れよ」

わかったっ!じゃーねー!!

男「(幼馴染がハデになって戻ってきて、それに病気..)すごいな、いろいろ」

~~~~~本屋

男「(何となく寄ってみただけだからなー、特にないな、読みたい本)」

さっきのビラ配りの人みたー?

みたみた!顔色悪過ぎって感じ!

内容もヤバかったし、神とか、受けるんですけど!

男「...神話コーナーに行ってみるか」とことこ

おやすみなさい

お話、長くなりそうです
携帯からなので更新遅いです、すみません。
おやすみなさい。


北欧神話、インド神話、日本神話

男「ほぉーたくさんあるなー」

男「(北欧神話って、ゼウスとかポセイドンとかだっけ?)」ぺらぺら

男「なんだか、突拍子のないことばっかり書いてあるな...よく分からん」

色白の男性「ふひひひティターニアたん萌え」ぶつぶつ

男「(ビラ配りの人と同じ怖さを感じる...)」

男「そろそろ帰ろ」とことこ

~~~~~自宅

女「おっそぉぉいっ!!」

男「た、ただいま」

女「どこ行ってたのよまったく...私のことかくまってくれるんでしょ!奴隷のくせに...」

男「ごめんごめん」

女「ずっと待ってたんだから...」ぼそ


女「今日はっ!昨日の反省なのっ!」

男「反省?なにかあるっけ?」

女「貴方よあなた!私のいう事も聞けないのっ!?」

男「?...あっ」

………

女【何があっても絶対に助けにきちゃダメだから】

男「...ぁ、ごめん」

女「ぇ、そ、そうよ(なんか素直ね)」

男「...女の悲鳴が聞こえたから、つい...」

女「...っ(そう言われたら怒るに怒れないじゃない!)」

女「ん、まぁ?その...結果オーライというか?その、なんていうか...」

女「...男が来てくれた時、うろせかった...わよ?」///

男「そうだな俺のおかげだな」ケロ

女「なっ!調子にのるなーーっ!」

男「これからは一緒に行動しよう」

誤字、すみません
女「今日はっ!昨日の反省なのっ!」

男「反省?なにかあるっけ?」

女「貴方よあなた!私のいう事も聞けないのっ!?」

男「?...あっ」

………

女【何があっても絶対に助けにきちゃダメだから】

男「...ぁ、ごめん」

女「ぇ、そ、そうよ(なんか素直ね)」

男「...女の悲鳴が聞こえたから、つい...」

女「...っ(そう言われたら怒るに怒れないじゃない!)」

女「ん、まぁ?その...結果オーライというか?その、なんていうか...」

女「...男が来てくれた時、嬉しかった...わよ?」///

男「そうだな俺のおかげだな」ケロ

女「なっ!調子にのるなーーっ!」

男「これからは一緒に行動しよう」


女「...そうね、これからはもっと貴方に頼るわ」

男「クレープ代は、これからは自分で頼むぞ、はっはっは」

女「...ちょっと顔こっち向けなさい」

男「え、いきなり...どうし...っ!」

女「ありがとう、男、本当にかっこ良かったわ///」なでなで

男「(頭なでられてる...背伸びしながら)」

女「ふふっ♫お返しよ」なでなで

母「(お母さんいるよ)」

~~~~~夜

男「...」ぽー

………

女【ありがとう、男、本当にかっこ良かったわ///】

男「(神様からのナデナデか...レアだな)」


~~~~~リビング

母「あっ女ちゃん女ちゃん!」

女「はい、どうしました?」

母「あのニュース、まーたやってるよ」

女「?何のニュースですか?」

母「今日のお昼過ぎの爆発事故よ!...って知らないわよね、お昼まで寝てたから」

女「...はい、ここの近くでですか?」

母「そうなの!私がいつも行くスーパーでね、本当びっくりしちゃった!」

女「...」

母「最近多いわよね~これも神様の導きってやつなのかしら?」

女「...確かに...多いですよね」

~~~~~?

?「くききき...明日は俺からの目覚ましプレゼントデイだ...」カチャカチャ

ゼルダやりながら、お話考えます!


4day~~~~~朝

男「Zzz」スピー

ゴゴゴゴゴゴゴォォォ

男「っ、なんだぁ?」ムク

男「(地震か?)」ガチャ

母「男っ!いまの聞いた!?」ガチャ

男「うん、地震かな?」

母「...たぶん、何かあると怖いから一階にいましょ、女ちゃんも呼んでくるね」トコトコ

男「(何か不吉だな...)」

男「...下いくか」

~~~~~リビング

母「おかしいなぁ~地震速報出てないな~、女ちゃんも聞いたよね?ゴゴゴって」

女「はい、その地震っていうのをあまり経験した事ないですからよく分かりませんが、揺れませんでしたよね?」


男「あ、確かに」

母「...そういえば、でも地震じゃないなら何だろうね?」

女「相当大きな音でしたからね、地震じゃなければ、例えば...爆発事故とか」

母「!またぁ?」

男「?」

女「かもしれませんね」

男「またって、前にあったの?爆発事故」

母「あんたはニュースとか見ないからね、昨日近くであったのよ」

男「...物騒だな」

母「!ニュースみて!」

ピロンピロン!えー、ただいま速報がありました。○○市××で大規模な爆発事故がありました。ただいま入った情報によりますと、深夜VIPのビルが爆発したとの事です。
今のところ、重体が1名、軽症が5名です。警察は何者かによる犯行として捜査を続けています。」


男「何者かによる犯行って...(いつからこんな物騒な所になったんだ?ここは」

母「深夜VIPの近くっておじいちゃん、おばあちゃんが多い所よね、静かでいい所なのに」

女「...男」ぼそっ

男「?どうした?」

女「…」コクン

男「!(これも神様と関係があるのか!?)」

ピロンピロン!えー、ただいま先ほどの爆発事故についての情報が入りました。新たに死者一名確認されました。

友さん(19)

です。


母「!!あんたの友達じゃないっ!?」

男「っ!?友っ!?」ガタッ

女「...」

~~~~~自室

男「...嘘だろ...なんで、どうなってんだよ...」

女「...大丈夫?、顔色が悪いわよ?」

男「いや...友って...そんなぁ...」

女「仲、良かったの?」

男「あぁ、小さい頃から友達でな...他に幼馴染ってやつもいるんだけど、そいつらとは、もう幼稚園からの付き合いだ...」

女「...そう、とても残念ね」


男「神様の仕業なのか?」

女「ええ、可能性は十分にあると思う、いままでの爆発場所を見てみるとピッタリよ」

男「ピッタリ?」

女「とんでもないものを呼ぼうとしてるわ」

男「神が神を呼ぶ...そのために神は
人を殺すのかよ...神様ってそんなに偉いのかよ」ボソッ

女「そんな事するのは、もう神じゃないわ、邪神よ、実際呼ぼうとしてるのも邪神だし」

男「止められないのか?」

女「止めるわよ、もちろん、そのために爆発現場にいくわよ」

男「おう!」


~~~~~事故現場

ざわざわざわざわ

女「流石に人いっぱいね」

男「そうだな、警察の包囲線貼ってあるし」

男「ん?あれ、少女ちゃん?」

少女「......」ブツブツブツ

男「(あれ?行っちゃった)」

女「よしっ!飛んでいくわよ」

男「え、いや、バレるだろ人いっぱいいるし」

女「ここから飛んだらね、あっちの路地裏から飛ぶわよ」

男「分かった」

女「見つからないために猛スピードでいくから覚悟しなさいよ」


少女「...」ブツブツブツ


男「一緒に飛ぶ場合は手でもつなげばいいのか?」

女「...遅いスピードだったらね...そ、そのーーなさいよ//」ごにょごにょ

男「え?何?」

女「だーかーらー、その、ーーきなさいよ//」

男「?」

女「んもう!抱きつきなさいよって言ってるの!!///」

男「は、はぁ!?//なんでだよ?」

女「猛スピードでいうから、できるだけくっつかないと、あなただけ落ちちゃうのよ!」

女「それとも...猛スピードで地面に激突したいの?」ゴゴゴ

男「...わかったよ」

女「...素直でよろしい♫//」


男「んっと」ギュ

女「...もっと!//」

男「(夜に飛べば良かったんじゃないのか?)」ギュウウ

女「っ!ぁ//」

男「変な声出すなよっ!」

女「うるさい!//あんたが変なとこ触るからでしょっ!?」

男「わざとじゃないって!」

女「...ほんとー?、まぉいいわ」

男「...」

女「...///」

男「...いかないのか?」

女「!い、いくわよっ!」ハッ

ビュンッ!


~~~~~爆発事故現場

女「っと」シュタッ

男「こ、これは...ヒドイな、あたり一面がれきの山だぞ」

女「かなりの大規模ね」

男「がれきの影に隠れながらいこう、捜査関係者に見つかったら大変だ」ガチャガチャ

女「そうね」ガチャガチャ

ガチャガチャガチャガチャ

男「やべっ!(早速誰かきた)」コソコソ

女「?あの人捜査官?」

男「ん、取材の人だろカメラもってるし」

女「なんか、コソコソしてない?」

男「え?(あれ、ほんとだ)」

コソコソ


コソコソコソコソ!

女「あやしいわね」

男「!あの人、取材許可バッチしてない!」

女「なにそれ?バッチ?」

男「ほらドラマとかでよくあるだろ?取材班とかって書かれた布を腕につけるの」

女「ドラマしらないわ」

男「あ、そうだった」

カメラもったおじさん「やぁ、君たちも勝手に入ったのかい?」

男女「!ぎゃああああ!!」

だれかいるぞ!かってにはいってきたやつだ!

カメラ持ったおじさん「ちょちょ、まずいって!こっちに来な!」


~~~~~

くそっみうしなった!たったった

カメラ持ったおじさん「...ふぅ、ったく大声を出さないのは基本中の基本だろぉ?」

男女「...ごめんなさい」

カ「?君たちずいぶん若いけど、マイクとかカメラは?どっかで落としちゃったの?」

カメラ「ダメだよぉ、取材人にとってカメラは命なんだから」

男女「...(なんか勘違いしてない?この人)」

カメラ「レポートなんて勇気あるねぇ」はっはっは

男「えっと、おじさんは無許可で取材してたの?」


カメラ持ったお兄さん「おじさん...まだ29だよ...、おじさん"は"って君たちもだろぉ?」

男「(あ)」

カ「ん?なぁんかぁ、君たちのほうが訳ありぃって感じかな?」ジーー

男「えーとぉ、、その」

女「(ヘマしたわね)」

カ「まっ俺も同じような感じだし、気になるんだろ?この事故が」

男「はい」

カ「立て続けに爆発事故...これは絶対何かあるよ」

女「どうしてそう思うんですか?」

カ「漢のカンさ」はっはっは

男女「...」

カ「じょ冗談だって!そんな顔しないでくれ!」


カ「コホン、実はこの事件なんだかおかしいことがたくさんあるんだ」

男「おかしなこと?」

カ「ああ、まず取材許可がおりないこと、これは僕から言わせるとわけが分からない」

カ「過去の爆発事故もふくめて死者がでている、しかも今回に限っては、過去にない大規模だ」

女「...」

カ「もうこの時点で、みんな気付きているが、同一犯ということは間違いない」

男「同一犯」ギリッ

カ「この事件をメディアで発信しない理由がないんだよ」

女「理由がたくさんと言いましたけど、他には?」

カ「警察が取材許可をおろさないだけじゃないんだ」


カ「実は僕、一人で来てるんだ」

男「みれば分かりますよ」

カ「そういうことじゃないんだ...僕の上司がね、今回の取材にストップをかけたんだ」

女「上からの圧力ですか」

カ「うちは結果第一主義でね、こういう違法取材にはすこし寛容なんだよ...、いけないことってわかってるけどね」

カ「ただの事件じゃないよ、これは」

男「でも、ニュースでは、情報でてましたよ」

カ「そうだね、たしか爆発で一人亡くなったんだよね」


カ「...ニュースはやかったよね」

女「...」

男「?まぁ速報ですから」

カ「本来、死亡判断はちゃんとした救急隊員の人が判断するんだ」

カ「だけど、特別な場合のみ救急隊員の到着を待つことなく判断できるんだよ」

男「、特別な場合ですか」

カ「体がバラバラになってる場合さ、例えば爆風とかで」

男「っ!」

カ「おかしくないかい?爆風が起こって、数分もたたないうちに速報」

カ「亡くなったのは○○さん」


男「な、何が言いたいんですか?」


まるで最初から死ぬ予定だったみたいだよね


男「っ!ふざけないでください!!そんなことあってたまるかっ!!友は、殺されていいわけ...」

女「亡くなったの、彼の友人なんです...幼稚園からの」

カ「おっと、すまない、ただ自分が言いたいのは、できすぎてるってことさ」

カ「バラバラになった遺体を発見して、その遺体の顔が"偶然"に無傷で本人と確認できた場合、」

カ「またはその遺体の顔が分からなかったが、とてつもない爆風にもかかわらず、"偶然"にも身分証が入った財布が近くに落ちてた場合」

カ「それか偶然にも爆風を逃れたものの、衝撃で出血多量で死亡、ゆえに財布と顔には何もなし」


カ「っとまぁ、こんな感じ、僕は先に進むけど君たちはどうする?」

男「俺も行きます」

女「当然私も」

カ「そっか、じゃあ一緒いこうか、僕は君たちよりも現場の歩き方を知ってる、あ、これ僕の名刺ね」

男「サンカク出版社カトウ?」

カ「よろしくね、」

男「は、はい」


~~~~~自宅

母「爆発事故こわいなー、ニュースはこればっかりね、さっきから同じかとばっかり」

ピロンピロン!えーここで先ほどの爆発事故の速報をお伝えします。
ただいま警察関係者に犯人グループと思われる者から爆破予告がありました。

母「ひえーーー!」

こちらがFAXで届けられた爆破予告の内容です。

「明日の日の出と共に、私たちの意思は爆発を起こし、神を爆誕させる。風の魔王は愚かな人類に裁きを与える」

ということで、今回はVIP大学の○○氏にコメントをいただきたいと思いまーーー

母「愚かな人類...きっと私は大丈夫ね」


~~~~~

カ「だいぶ歩きまわったけど、捜査官はいなかったね」

男「みんな、ビルの近くに集まってるんですかね?」

女「結局何もなかったわね...」

カ「僕はこれから、もうちょっと先に進んでみるけどどうする?」

男「えっとぉ」

女「もう大丈夫です」

カ「そうか、何か分かったら、さっきの名刺に連絡してくれ」

男「え、あ、はい...もう大丈夫なのか?」ごにょごにょ

女「えぇ、大丈夫よ」

カ「それじゃあね」スタスタ

男「やっぱり、神様の仕業なのか?」

女「いえ、ちがうわね私としたことが読みを外したわ」

男「え、ってことは人!?」


女「ほら、見てみなさい、正方形の石が転がっているでしょ?」

男「あ、本当だサイコロみたいだ」

女「カメラマンには黙っていたけれど、ここについた最初から落ちてたわ」

男「これは、なんだ?何か文字が書いてあるけど」ヒョイッ

女「いわゆる、お清めの塩みたいなものよ」

男「お清め?お葬式にいって帰って来た時にやる?」

女「彼らにとっては、これから神様を呼び出すのに失礼の無いよう身を清めるものだけど」

男「か、彼らって...」


女「爆風て散らばったとはいえ、今までだけで、かなりの石の数があった」

女「敵はとても大きいわよ」

男「...」ゴクリ

女「そろそろ戻りましょ、帰って作戦を練りましょう」

男「分かった」

~~~~~自宅

母「あっ、おかえり~ニュースおもしろいことになってるよ~」

女「ただいま戻りました」

男「ただいま」

えー先ほどの爆破予告につきまして、犯罪心理学の○○さんにスタジオに来ていただきました。

「明日の日の出と共に、私たちの意思は爆発を起こし、神を爆誕させる。風の魔王は愚かな人類に裁きを与える」

改めてこの予告文章をみて何か感じられたことは?


母「ほら、今度は爆破予告だって、あれ女ちゃん!お昼は?」

女「いえ、大丈夫です、じぶんの部屋に戻ってます」

男「(どうしたのだろ?)お、俺もいらない!...待てよ女っ」ごにょごにょ

母「...」

~~~~~自室

男「どうした?何か分かったのか?」

女「ええ、ところで貴方、ここに住んで何年になるのかしら?」

男「そ、そりゃ19年だけど、それが?」

女「じゃあ、この辺りの地域は比較的詳しいということね」

男「まぁ、そうだけど、で場所分かったのか?」

女「比較的広いくて、大きな窓がある建物、そしてその周りには...お米とかの畑があればベストね」

男「...広くてでかい窓があって、コメ畑ぇ?」

男「...いや、あるな、すこし遠いけど、」

女「後でそこに行きましょう、確かめる必要があるわ」


~~~~~

少女「...」ブツブツブツブツブツ

お、おい、あの子なんかやばくないか?

近づくなって!逃げたほうがいいぞっ

幼「~♫!~♫♩ふふんふ~~ん♫スタスタ

少女「ワタシハモウダメダワタシハモウダメダワタシハモウ...」ブツブツブツ

幼「~♫、ん?君!なんか暗いね~♫人生楽しいこといっぱいあるのに、そんな顔しちゃダメだよ~」

あ、あの人いっちゃったよ...

少女「ワタシハモウダメダワタシハモウダメダ...」ブツブツブツ

幼「ん~?さっきから何言ってるの~?おもしろーーい!!」きゃははははははははははははははっっ!!!!!!

お、おい、あの人もやばくないか?

あ、ああ


~~~~~

男「ついたな、さっきの条件だと、たぶんここしかない」

女「可能性大よ」

男「でも、ここはただの施設だぞ?えっと、水質検査の」

女「その水質検査施設はなーんで平日の昼間なのに、こんなに静かなのかしらね」

男「い、いやだけど、まだ実感わかないって、そのパズズだっけ?神様の名前」

………

女【まずニュースで言ってた[風の魔王]、聞いた人のほとんどが何かの隠喩(いんゆ)と、とらえたかもしれないけれど】

男【敵は、神様を呼び出せるほどの技術と知識がある】

女【そう、その場合[風の魔王]はそのまんまの意味になる、この時点でかなり限れてくるけれどキメては爆発事故現場の清めの石よ】

男【あれか、女が俺に(だまして)サインさせた書類と同じ文字だったぞ】

女【!へぇ、よく覚えてたわね】

男【まぁな、インパクト強かったし】


男【で、なんて書いてあったんだ】

女【バッタが畑作作物を食べる様が書かれていたわ】

男【は?...バッタ?】

女【蝗害(こうがい)よ、知らない?】

男【いや、始めて知った】

女【主にバッタ類が大量発生して、
それらがまるで一つの嵐のように畑作作物を食べてしまうのよ】

女【まぁ、ここ日本じゃあんまりメジャーじゃないかもしれないわね、あめりか?っていう国では大きな問題になってるそうよ】

男【そんな神様...マズイじゃないか】

女【召喚された時点でおしまいよ、日本、いや世界の草や森、すべての農作物が無くなるわ、それと別に風と共に熱病も持ってくる】

女【パズズ、それが名前よ】

男【絶対に止めなきゃ】


ブロロロロロ

男「!(黒塗りのボックスカー)」

女「隠れて正解だったわね」

ゾロゾロゾロ

女「ただの水質検査施設に黒スーツの男が...8人」

ブロロロロ

男「もう一台きたっ」

女「こんだけそろってまだ疑う?」

男「いや信じるよ、今突入するのか?」

女「いいえ、予告文通りにいけば、儀式は今日の深夜、それまでは儀式に必要な物は持ち込まないでしょうね」

女「黒服のガードマンを雇うのがいい証拠よ、予告した分とても慎重ね」

男「じゃあ夜にでよう」

女「そうね遅くて10時」

男「じゃそれまで家で作戦会議だ!」



男「(家も母さんも日本も世界も、そして女も...俺が全部守るっ!)」


~~~~~顔色が悪い人「あ、あの、すみませんこれ」すっ

若いお兄さん「ん?神はもうすぐ【終わり】を告げます、導きを受け入れるのです?お前宗教のやつかっ気持ち悪いんだよっ!」ドカッ

顔「わっ!」

若「気持ち悪い顔しやがって、だいたい今朝の爆破予告だってお前らじゃないのかっ!?」

顔「ち、ちがいますっ!」

顔「んだとっ!てめぇふざけんなよっ!」すっ

女性「あなた、決めつけは良くないよ」

若「んだよババア!」

女性「...」ジッ

若「って、くそが...ブツブツ」スタスタ


女性「んもう、礼しちゃうエツジン教は、そんな物騒なことしないよ」

顔「あ、ありがとうございます!母さん」

母「ビラ配りとっととやっちゃお?」

顔「あっ、会長から連絡あって今夜、母さんにホール会場にきてほしいって」

母「はーい、息子が大学入れたのも全部、会長のおかげよ」

顔「そうですね!」


~~~~~

ピーポーピーポー

新米の警察官「財布の身分証明書から10代って分かったそうですけど、いやぁ、悲しいですね...」

中年の警察官「私情を挟むなっ、ったく自殺の一つや二つで"悲しい"なんて言ってたら、この先もたねぇぞ」

ブロロロロロ...ガチャ

新米「つきましたね、いきましょうかっ」

中年「おいっ、ビニール袋持ってけ」

新米「?は、はぁ」

中年「死後、少したってるからな、お前吐くだろ?」

新米「は、はきませんよ!」ゴクリ

遺体は奥にあります、どうぞ

中年「...どうも」

新米「...」ペコ


先ほど検死が終わりました。わざわざ来ていただいて、すみません

中年「爆破予告といい、何が起こるか分からないのでね、気にせんで大丈夫さ」

新米「ーっ!」たったった

あ、あの?お連れの方は?

中年「ったく!いつまで新米気取りなんだ!あいつは」

...、!そうでした、両親との連絡はまだ取れていません、...その、

中年「分かった分かった、それもやっておく」

すみません

中年「暇人なんでね、ちょうどいいさ」

中年「...しかし、自殺なんてね、まだ16なんだろ?そんな女の子が、
こんな景色のいい場所で自殺するのかね...?」

言われなきゃ気付きませんね、こんな景色のいい場所は

新米「た、ただいま戻りました!」はぁはぁ

中年「...はぁ」


夜~~~~~水筆検査施設

男「昼間より車の数が増えてるぞ」

女「奴らも準備万端ってわけね」

男「...」

女「男、すこしいい?」

男「ん」

女「私の目的のためには、家族に会わなきゃいけない...覚えてるわよね?」

男「姿もしらない家族だろ?覚えてるよ」

女「もしかしたら、ここで会えるかもしれない」

男「!どういう事だ」

女「感じるの、強い力を」

男「施設からか」

女「昼間には感じられなかったけど」コクン

女「...それでね、男、最後だと思うの」

男「、最後?」


女「彼に会えれば、私の目的は現実になる...まぁうまくいけばだけど」

女「いままでかくまってくれてありがと」

男「そんな、も、もうお別れみたいに...」

女「短い間だったけど楽しかったわ、それに私のやろうとしてることは間違ってないって、自信が持てた」

男「な、なぁ女がやろうとしてることって、なんなんだ?」

女「.........好きな人を守るの」

男「?それって...

女「みて、電気がついたわ」

男「!いよいよ始まるのかっ」

女「見つからないように慎重にいくわよ」


~~~~~施設内部

女「水質検査ね、笑っちゃうわ」

男「ーっ!なんなんだこれは...」

女「爆発事故現場に転がっていたお清めの石が、敷き詰められてるわね」

男「(異様な空気感だ...気持ちが悪い)」

くけけけけけけけけけ

男「!」

女「(人だけど、人に見えない)」

僕にはできない事ができる、僕は人を超えたんだ、僕は人ではない、僕は僕は僕は......ぶつぶつぶつ

男「どうなってるんだ」

女「この先こんなのばっかよ、急ぎましょ」


~~~~~施設内部2F

男「ぐちゃぐちゃだ...」

女「資料の山ね」

男「(細かい地図...住んでる人の名前も書いてある...)」

女「、これ」ペラ

男「麻薬を利用したドール?(なんかの住所も書いてあるぞ?)」

女「計画的ね、あそこみてみなさい」

男「え、...っ!」

女「儀式が終わったと同時に燃やす予定なのね」


僕は悲しくなって、死にたくなって、消えたくなったんだ


男「!(人!?まずい!)」


今は楽しいんだ、命令は僕に存在価値をみいだしてくれる、ブツブツブツ

スタスタ...

女「私たちの事は見えてないみたいね」

男「階段をのぼってるぞ、儀式の場所に集まっているのかもしれない」

女「彼の背に隠れていきましょう」スタスタ

僕は...僕は...楽しい事をしたい...

スタスタ

~~~~~3F

男「!2Fより人が増えてるっ」

ぞろぞろぞろぞろ

女「彼らは被害者なのかしら、それとも仲間だった人たちなのかしら?」

男「被害者だろ、たぶん...」

男「?なんのマークだ、あれ?」

女「んーと、蛇と~月?」

男「同じマークの服をきた人が、
ちらほらいるな」

女「何かの構成員かもね」

ゾロゾロゾロ

男「(だいぶ前の人たちが上の階にいったな)入口の案内図には4階が最上階だ」


女「上で儀式が行われているわ...」

男「(震えてる)女、怖い時は俺を頼れ」ギュ

女「ほんと、本当に私、貴方に支えられてばっかりね」

男「神だって言われても、見た目は女の子だからな、少なくとも俺は仲間だと思ってる」

男「奴隷が図々しいけど、はは」

女「...男...私...じ、じつは」

男「?」

女「い、いえ、なんでもないわ、いきましょう」


~~~~~4F

ゾロゾロゾロゾロ

男「(苦しい...なんだこの空気は)」

えー、みなさん!

男女「!」

もうすぐ一日が終わり、また新しい一日が始まります!

男「(あいつがボスか...)」ぎりっ

しかし!もうすぐ訪れる明日は、いつもの日常を、ただ今まで通りに運んでくるのではありません!

明日になり、太陽がこの地を照らした時、私たちは新しい世界を迎えるのです!


コホン!まぁ、長い挨拶はこれまでにして、まず最初にゲストを紹介したいと思います!

ゾロゾロゾロ

男「あ、あ、、」

女「ばれてたのね」

ささ、どうぞ前へ、いまのあなた方はモーゼです。

男「くそっ」とことこ

こちらにいる2人は、我々のヒジン教とはまったく関係のない者たちです!

なぜいるか?それは!儀式を止めるため、いや!この世界の進化を止めるためです!


この罪深き者たちは、儀式の生贄...?
あなた...

男「?」

あなたですよ、あなた

女「わ、私?」

......は、ははははははははっ!!
そういうことですかっ!分かりました、いま分かりました。

男「ど、どういうことだ?」

ずばり、あなた人ではないですね?

男女「!!」

男「(ど、どうして!?見た目じゃ区別つかないだろ!)」

正解か、はは、分かりやすいね
どうして分かるのかって?
僕も君と同じだからさ

男「俺と...?」

そう、協力者であり、大事な"安定剤"...だろ?


いやはや、彼らの言ってたことは本当だったのか...
あなたのやってることは、我々の進化を止めるだけでなく、あなた側の者たちにも、多大な被害を出していますよ。

女「...うるさい、なにも知らないくせに」

男「(彼ら?)」

何も知らない?それはあなたの方でしょ、我々はもう準備ができてます。
もちろん、これから行う儀式を
含めてですが

ゾロゾロゾロ

男「くそっ!」


それにしても驚きました、46億年も私たちを見守ってくれたのでしょう?

男「46億年?何のことだ」

?記録のことですよ。私たちが生まれてからの。まぁこれからその歴史はギンヌンガのようーーーーーッ!

グサ

男女「!!」

ったく、しゃべりすぎよ
これだから知識を得た人は嫌いだわ、傲慢になるから

男「お、おまえは!誰だっ!?」

んー、なーにあなたも私のこと、
【好き】になっちゃったの?

男「はぁっ?(なにいってるんだ)」


!?あなたっ、私のこと知らないの!?

男「(は、早く手当しないと死んじゃうぞ、その人)...だから誰なんだよいきなり」

...ハァハァ...っぐ

女「...(もう助からないわね、この人)」

相手に名前を聞くにはまず自分からっていうけどぉ~、チラッ

女「?」

彼女のまえで、他の女の子を口説く人もぉ~嫌いじゃぁないわね♫

男「口説いてなんか...」

私の名前フレイア、女神の中でいっちばん!美しいの、あなたが見とれるのもしょうがないわ♫ふふふ

女「!!ふ、フレイア!?」


男「ふれいあ?」

ふふ、どうやらあなたは気づいたようね♫

女「ーーッ!」

でも、もう遅いわ、人間がこんな本格的な儀式の設備を持っていると、魔王を召喚しようとしてること、この時点で普通気づかない?

女「...ッ」ギリ

それとも、まだ先だと思ってた?聖戦は

男「聖戦...これがかっ!?」

当然♫神聖なる私たちの将来にも影響を及ぼす大事な闘いよ

女「っ!」ビュッ!!

もちろん!戦地に私一人できているはずがない!

ガシッ

女「!」ガシッ

シュゥゥゥゥウウ


男「き、霧から人が...ッ!」

そんな事貴方ならすぐにわかると思ったけど...どうやら買いかぶりすぎだったようね

グギッ!

女「っきゃあっ!」

...フレイア、こいつどうすればいい?

もう離して結構よ、あとはこいつを使って儀式を進めるだけよっ!バキッ!

ぐはっ、ぁぁはぁはぁ...っく!

男「そいつをどうするつもりだ!」

お決まりの生贄よ。儀式の関する知識をちょっとあげただけで調子に乗って...あんたは面倒くさい細々とした仕事をしてればいいのよっ!

グシャ

男「!」

これで完璧ね♫それでは愚かな神とそれに巻き込まれた哀れな人よ...さようなら...いくわよユミル、ここにいたら私たちも危ないわ

...分かった


5day~~~~夜明け

バキバキバキバキッ!!!

グォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!

その雄叫びを聴いた後の事はよく知らない...

目の前が真っ暗になって
起きたら病院だった。

ニュースでは爆発事故があったと報道されていた、俺たちがいたところだ。

女は死んでいたらしい、体がバラバラになって出血多量だと。
神様にも血液が通っているのか。

救助隊に発見された時、俺も覆うようにして死んでいたらしい。

俺は無傷だった


俺の病室に二人の警察官がきた

「事故後、早くに申し訳ないがお話をさせてもらえないだろうか?」

.........

「...やっぱり、まだはやいですよ先輩、もう少し時間がたってからのほうが...」

「そうにもいかないだろ...他に生存者はいないんだから...」

「なぜ、あの時間にあなたはあの場所にいたのか、聞かせてもらえないだろうか」

.........

「...はぁ、あとはお前がやっとけ.こんな状態じゃ拉致があかん」

「え、ちょっと!困りますよ!」
.........

「あ、あはは、あの人俺のこと新米扱いするんだけど、いい人なんだ、別に君を犯人と思ってるんじゃないんだ、ただ君の周りで不可解な事がたびたび起きててね」


「君のお母さんと連絡が取れないし、それに少女って子知ってるでしょ?君が図書館で話してるのを見たって人がいたんだ。その子も昨日の夜自殺してるし...」

.........

「...連絡先渡すから何かあったら連絡してね、力になるからさ」スッ

「昨日から事件がたくさん起きててね...はは...病室にいるんだよ、じゃあ」ガチャ

.........

寝よう、起きれば何か変わってるかもしれない、女が生きてるかもしれない

ーーーーーーー
ーーーー


「ーーっ!とこ!」

「男!男!」

男「!!はっ!」バサッ

女「男!大丈夫!?」

男「あ、あれ?ここは?」

女「儀式が始まっちゃったのよ!急いでここから逃げなきゃ!」

男「え?え?」

女「はやく!立って逃げるわよ!」

~~~~~施設外

男「ど、どうなってるんだ!?」

女「あなた寝てたのよ!正確にいうと催眠状態」

男「ど、どういうこと」

女「施設のあちらこちらにいたでしょ、ブツブツ何かいってる人たち、あの人たちみたいに催眠にかかっていたのよ」


男「で、でも」

女「原理はわからないけど奴の発現と共に、貴方は倒れたわ、当然私は神様だから大丈夫だったけれど」フフン

男「そ、そうなのか、!いや!発現って」

女「魔王は召喚されたわ、ほらあそこの空」

ブブブブブブブブブブブブ

男「な、なんだあれ?は、ハエ?」

女「そうね」

男「そうねって、マズイじゃないか!!ど、どうすれば」

女「その事なんだけど安心して彼に出会ったわ」

男「彼...!本当か!どこに」

女「もう一度奴を元の場所に帰られるために大きな場所を用意してくれてる」

男「大丈夫なのか!?」

女「うまくいったらね、彼が準備してる間、私たちが奴を足止めするのよ」


男「わ、わかった」

女「さ、早くつかまって、まえのスピードの比じゃないわよ!」

男「了解!」ギュ

ッタンッビュッ!

~~~~~空中

女「追いついたわね」

ブンブンブンブンブンブンブン

男「お、俺がきた理由って?」

女「今からわかるわ!さっ服脱いで!」

男「はっ!?なんでたよ!」

女「私が移動するから、あなたは
服を網代わりにしてハエを捕まえて」

男「ぜ、全部か」


女「一匹一匹ずつ潰していくより、まとめて潰したほうが遥かに効率がいいわ」

女「両手を使うから足はガッチリ私に捕まってね!じゃ!いくわよっ!」

男「うわーーーー!!」ビュンビュン

~~~~~

男「(かなり数があるけどこれなら...ペースならいける!)」

女「あとちょっとね」

ズズズズズ

男「ハエたちが集まって...」

女「簡単には倒されないってわけね」

ピカッ!!!

男「!」

女「グットタイミングね!準備が終わった合図よ!」

男「お、おい、大きなハエが追いかけてくるぞ!」

ブブブブブブ!!!


女「ちょうどいいわ!あそこまで誘導しましょう!」ビュン

男「ハエごときに地球やられてたまるかっ!」ビュン

ブブブブブブ!!!!

うおぉぉぉぉおおおおおおおっ!!!!!!!!!

バチュン!ジジジジ!!!!!!!!!ズドォォォォオオオン!!!!

男女「.........」

男「...まじか、やったのか俺たち」

パチパチパチ

男「!」

女「安心して彼よ」


彼「見させてもらったよ...」

男「...!(この人が...女の家族)」

女「すごいでしょ?私の奴隷は」

彼「はは、君本当に人間かい?すごいね」

男「いや、はは(顔が見えない)」

彼「君にはFc(&¥36&@@」

女「本当よ、だってu¥8.no¥¥8」

男「え?」

どんどん暗くなってく...

iftyio8!;7!6¥::&?hx&

ju9&;&?7

u67


7day~~~~~病院

........ここは...病院...
夢だったのか...

2日も寝てたのか...体がだるい

家に帰らないと...女が心配するからな...ガタッ

~~~~~病院内

誰もいないな...静かな病院は落ちつく...ナースステーションのテレビ付けっぱなしだぞ、はは

お母さん、今日は何のご飯かなぁ
トコトコ

テレビ「ただいま街の様子です!人が住民と思われる多くの人が暴れ狂い亡くなっていく様子が確認されます!」

テレビ「現地の○○さん!そちらで一体何が起こっているのですか!?」

テレビ「えーはい、こちら街なんですけど、たくさんの人が倒れていて、私以外の人は確認できない状態です。」


テレビ「何かそちらでわかる事はありますか?」

テレビ「えーいや、とくに変わった事は...ーーッ!ブバッあぼぁっ!」

テレビ「ピーーーーーーしばらくお待ちくださいーーーピーーー」

テレビ「...えーただいま映像が乱れました、この謎の死は世界中で確認されてます、原因は分かっていませんが外出する際は十分注意してください。スタジオからお送りしました」

~~~~~道

早く帰らないと...早く帰らなきゃ、ご飯が冷めたら女は怒るからな、はは
ズカッ

?近所のおばさんが倒れてる、ダメだよこんなところで寝てちゃあ、はは、ズシッ

早く帰らなきゃ、女が待ってるんだ
ブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツブツ


~~~~~自宅

ただいまー
...買い物に行ってるのかなぁ?
ああーー女に会うと楽しいんだ...お母さんも明るいんだぁぁあいいなーいいな
ブツブツブツブツブツ

テレビでも見て時間を潰そう
ポチッ

テレビ「ザーーーーザーーーー」

つまらないなーポチッ


ピンポーン!


お、帰ってきたか、トコトコ

「男ー、鍵開けてー」

お母さんの声だ...早く開けないと


「女もいるわよー男ーあけてーー」

はいはい今開けるよ。ガチャ


グサッ

男「あれ?」

母「楽しいね男」


俺をかばって女が死んで、お母さんが俺を殺した。
きっとお母さんも、あのあと死んだのだろう。
どこで間違えたのだろう、一体どこで。
もしかしたら女も生きていて俺も生きていて、お母さんも生きていて、みんな生きていて。
そんな未来もあったかもしれない。



ーーーENDーーー


ーーーーーーー
ーーーー


~~~~~?

男「......くっ...ん?、ここは...」

?「や、起きた?」

男「わ!誰!?」

?「おはよう」

男「え、え?だ、だれ?」

?「お、は、よ、う」

男「お、おはようございます」

?「よろしい!君が男だね」

男「なんで俺のこと...」

?「いやーなんていうかずぅとみてたからさ」

男「見てた?俺のことを?」


?「そう、まぁ女のついでだけど」

男「(女のことも)あ、あなたは一体...」

?「僕の名前はビューレイスト、ロキの兄さ」

男「ロキ、え、は?どういうことですか」

ビューレイスト「あ、そういえば自分のこと言ってなかったねあの子、あはは」

男「...」

~~~~~

男「つまり、女はロキっていう名前の神様で、女が探していた彼っていうのがあなた。それで名前がビューレイストと...」

ビ「そう!いいね、飲み込みが早くて助かるよ」

男「で、その、俺は死んだんでしょうか?」

ビ「そうだね」

男「(そうだねって...軽いなぁ)」


ビ「君は自分の母親に刺されて死んだ、そしてすぐ後に聖戦が始まり世界は形を失った」

男「形を失ったって...、!あれ!?」

ビ「ははは、今頃気づいたのかい?君の身体は、もう無いんだよ、君が君だと思っているのは君の意識さ」

男「そ、そんな馬鹿な」

ビ「そんな馬鹿なことが目の前で起こっているだろ?この亜空間で」ふふふ

男「そ、それじゃあ女は!」

ビ「形を失ったのは世界であり、別の世界から来た僕たち神は、聖戦の干渉を受けない」

ビ「つまり、女は完全になくなってしまったね」ハァー

男「ーーっ!くそっ!」


ビ「いやいや、君は人なりに頑張っていたさ、そんなに自分を責めるなぁ」

男「っ!あんた!女の兄さんなんだろ!?なんで助けなかったんだ!!」

ビ「そ、そんなに大声出さないでくれよ...しょうがないだろ、あの子がいけないんだ」

男「...あんた、知ってんのか?女の目的を」

ビ「...あぁ、知ってるよ、それを果たすためには僕の力が必要だということも」

男「どんな!いったいどんな!ーーーー

ビ「たかが人間一人が首を突っ込んでいい問題じゃない」ピシャリ

男「ーっ!」

男「お、女とはたった数日しかいなかったけど...それだけど!

女【一回、クレープ食べて見たかったの!】

それだけど!!

女【いままでかくまってくれてありがと】


男「それだけど!好きなんだ!!」

ビ「......」

男「.........っ」

ビ「僕はね、人間が好きじゃない、だけど本は好きだ」

ビ「【大切なものは 目に見えない】このフレーズが好きでね、正直な話、今の君も姿がなく目に見えない、これってそういうことなのかな?」

男「俺に力をかしてください」

ビ「はっはっは、大丈夫、僕は君の味方さ」

男「え?」

ビ「さっきはすこし凄んで悪かったね、実は君があの子のことが好きなことも知ってるし君たちの未来も知ってる」


男「そ、それって」

ビ「だけど、あいつに挑むのは得策じゃない」パチンッ

グォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ!!!!!!

男「ーーっ!」ゾクッ

ビ「ほら、軽く戦意喪失しかけてる、そこでだ、スペシャルゲストに来てもらってる」

男「え、ゲスト?」

トコトコ

?「...」ぺこ

男「あ、はい」ぺこ

?「お、お父さん、頑張って...っ!」

男「は、お、お父さん!?」


ビ「さっきも言ったでしょ?君たちの未来を知っていると、君の娘の魔娘ちゃんだ」

男「え、じゃあ君のお母さんは」

魔娘「女です」

男「!!!」

ビ「無理矢理にだけど、かなり頑張ったよ、ここまで連れてくるのは」

男「み、未来から...そんなことが」

魔娘「若い頃のお父さん、お母さんがね、伝えて欲しいって」

男「女が...?」


魔娘「好きです」


魔娘「って」

男「...ぅっ...うっ...」

魔娘「泣いてるの?お父さん」

男「俺、頑張るから、頑張るから!」

ビ「よーーーし、それじゃあいきますか!!」ツンッ

ズズズズ...

男「ど、どこに!?」

ビ「いけばわかるさ」

魔娘「お父さん!いってらっしゃーい!」

男「うわああああああああ!!!!」


2day~~~~~朝(二週目)

男「わっ!」

女「あっ!」

男「...え、お、女!?」

女「え、は、はい」

男「おんなーーーっ!!!!」ギュゥゥゥ

女「え、えーーっ!/////」ぷしゅーー

母「朝から元気ねぇ」


~~~~~

女「図書館行くまえにちょっと待ってって言われたけど、長くないかしら...?」

男【おんなーーーっ!!!!】ギュゥゥゥ

女「(人の男の人は朝、その...エッチになっちゃうって聞いてたけど、あんなにとは////)」

~~~~~

ビ「よっ、来てくれたね」

男「!その顔!クレープ屋さんの定員さん!」

ビ「ほぉー覚えててくれたんだ、まぁいいや、これから君のするべきことを確認したいが...その前に」

男「その前に?」

ビ「女がいままで何をしていたのか、そして目的は、について話そうと思う」

男「...」ゴクリ


ビ「最初は神も人間も同じだったんだよ、ただ生きる世界が違うだけ」

男「同じ?」

ビ「違いは、僕たちの世界には僕たちしかいない。つまり君たちのところで言う他の動物や植物などの生き物がいないんだよ」

男「そんなことが、ありえるんですか?」

ビ「ありえるさ、その中で僕たちは偶然にも生きる力を見つけ、偶然にも他の世界の存在に気づき、偶然にも今現在まで、人を管理するようになった」

男「俺たちを管理ですか?」

ビ「そう、管理といっても、ただ君たちの歴史を記録し、君たちの進化を観察していた」

ビ「いつしか、その仕事が僕たち一族の仕事となった」


………
男【何億年の長さの書類?仕事って...】

女【それはもう終わったわ、今ら別の仕事、まぁ個人的な仕事だけど】

男「!でも女はもう終わったって」

ビ「それで聖戦の開幕ってわけさ」

男「なんで!?」

ビ「進化が止まったからさ」

男「し、進化?」

ビ「実を言うと"こういう世界"はたくさん存在して、その中には動物、または植物が頂点に君臨している世界もあるんだ」

男「動物って、ライオンとかですか?」

ビ「そう、人間じゃない動物が世界を制している、また未だに頂点が決まっていない世界もある」


ビ「他の世界とココが違うのは一つ、頂点が違う方向へ進化してしまったこと」

男「...」

ビ「抗おうとしなくなった...もとい平和ボケってやつだね、そんでもって廃棄」

男「そんなこと!あんたらに決める権利なんかないだろ!」

ビ「権利とかそういうんじゃないんだよ、第一決めるのは僕ではないし、むしろ反対だ」

男「それじゃあ聖戦を止めるのが女の目的...」

ビ「そう!これで女の話はいいね、次はこれからするべき事の話」

男「これからって、聖戦がいつ起こるか分からないし...」


ビ「...?あれ?もしかして気付いてない?」

男「え?」

ビ「今は○月○日、君が女と出会った一日後だよ」

男「!?え!うそ!」

ビ「嘘じゃないよ、僕だって頑張ったんだから」

男「貴方の能力って...」

ビ「僕の名前、ネットで調べるとね...あんまり情報がでてこないんだ」

男「(ネット知ってるんだ)...?はぁ」

ビ「記録の鑑賞を受けない、これが僕」


ビ「...?あれ?もしかして気付いてない?」

男「え?」

ビ「今は○月○日、君が女と出会った一日後だよ」

男「!?え!うそ!」

ビ「嘘じゃないよ、僕だって頑張ったんだから」

男「貴方の能力って...」

ビ「僕の名前、ネットで調べるとね...あんまり情報がでてこないんだ」

男「(ネット知ってるんだ)...?はぁ」

ビ「記録されない、それが僕」


ビ「記録されないって事は記憶されない。人にも、もちろん世界からも」

男「(分かったような、分からないような)」

ビ「はは、まぁとにかく、あと3日で奴らヒジン教だっけ?の儀式をやめさせる」

男「あと、3日...」

ビ「その上で、人間はこんなにも儚い生き物だと証明する」

男「そんなのどうやって」

ビ「ヒントは【違い】、おそらく儀式を止めた後、前の周で起きた事が起きなくなったり、またその逆だったり」

男「...今回の行動で変わったことが重要...」

ビ「そうっ!いいね!そこに人間の儚さはきっと存在する」


ビ「何か思い出したいことがあったら僕を心の中で読んでくれ、君の記録を見せるよ」

男「わ、わかった」

ビ「あ!最後に一つ、小人のドワーフはでてこないよ、僕が前の周で回収した」

男「(あと3日で...やるしかない)」

~~~~~

女「おっそーい!何してたの!?」

男「ごめん、ごめん、トイレ、はは」

女「そう?、出かける前に済ませといてよねっ」

男「(女を死なせやしない......絶対に)」

男「それじゃあ図書館にいこうか」

女「そうね(図書館に行くなんていったかしら?)」


~~~~~図書館

女「ふむふむ」ぺらぺら

男「......(これから何が起こるか整理しよう)」

女と一緒に広い公園へ行きクレープを食べる

そこで事件の話を聞く

男「(いや、今回はドワーフはいないのか...だとしたら、一体何が起こる?)」

女「...?貴方、ずいぶんと静かなのね?具合でも悪いの?」

男「え?あ、いや、大丈夫、それより何か分かったのか?」

女「ええ...」ゴゴゴゴゴ

女「ここ、見てみて、そう地域特集って所」ずいっ

男「...」

男女「(一回、クレープ食べて見たかったの...)一回、クレープ食べて見たかったの!」

男「...そうか」

女「クレープよクレープ!って...暗いわね」


男「いや、甘くて美味しくて柔らかいよな」

女「!貴方!分かってるじゃない!早速行きましょ!」

男「(確かここで少女ちゃんと出会うんだよな)」

………
【君のお母さんと連絡が取れないし、それに 少女 って子知ってるでしょ?君が図書館で話してるのを見たって人がいたんだ。その子も昨日の夜自殺してるし...】

男「(あの時の警官は自殺って言ってたけど)...あっ」

少女「あ、お、男さん?」

男「ひさしぶり、少女ちゃん」

少女「お久しぶりです!」ペコっ

女「誰よその子」コショコショ

男「近所の知り合い」


女「(ふーん...)」チラッ

少女「...っ...っ」オドオド

女「(嫌われてるわねー男...したかたがないわ)」

女「始めまして少女ちゃん!私たちこれから公園に行くんだけど一緒に行かない?」にこにこ

少女「え?あ、そ、その...」

男「!?(言わなかったぞ!こんなこと)」

女「♫~~」にこにこ

少女「え、えっと」

女「♫♩~~」にこにこ

少女「わ、分かりました」

女「(場所は設けたわ、あとは男しだいね)」


~~~~~広い公園

男「人がたくさんいる...」

女「?公園なんだから当然でしょ?」

少女「あ、あのそれでお二人はどうして公園へ?」

女「クレープを食べにきたのよ、
ね?」

男「あぁ、少女ちゃんも食べる?」

少女「い、いえ、大丈夫です」

女「そう、ところでなんだけど、少女ちゃんの身の回りで何か怖いことは起こってないかしら?」

少女「(ーっ!!)、い、いえ、特には」

男「(事件が起きてないってことは女はまだビューレイストに繋がりそうな事件を調べてるところか)」

女「...そう」


男「俺はクレープ買ってくる、少女ちゃん、味何がいい?」

少女「私は、本大丈夫ですから...」ギュルルル

男女「.......」

少女「~~~っ!!す、すみません!」

男「少女ちゃんの分も適当に買ってくるよ」

女「わたしはストロベリーね♫」

男「りょーかい」トコトコ

女「......」ジー

少女「...っ...っ」ビクビク

女「ふふふ、あなた嘘が下手ね」

少女「な、何のことでしょうか?」ドキドキ

女「とぼけるつもりー?なにか怖いこと、起きてるんでしょ?あなたの周りで」


少女「!私!なんのことかさっぱり!」

女「(ビンゴ♫思わぬ収穫ね......それにしても嘘下手過ぎ...)」

女「大丈夫よ隠さなくて、私はその専門だか」

少女「専門......」

女「ズバリ当ててあげるわ!貴方を怖がらせてるのは...」

~~~~~

男「えっと、チョコとストロベリーとバナナで」

店の人「あいよー!」ドン

男「!(あれ?あいつじゃない、ってか早っ)」

店の人「へへ、お兄ちゃんが驚くのも無理はねぇ、うちはスピードが売りなんでね」

男「そ、そうですか、ありがとうございます」ガチャ


~~~~~

男「おーい買ってきたぞ...

「ズバリ当ててあげるわ!貴方を怖がらせてるのは...」

女「神様の仕業ね!?」ドヤァァ

少女「........」

男「(なにいってんだー!!だいたい神様かどうかなんて少女ちゃんにわかんねーだろー!!)」

女「ふふん、どう?ビックリして声も出ない?」

少女「...ぅ...ぅうぅぅぁああ!!」

男「お、おいおい大丈夫か少女ちゃん!...っ女!少女ちゃんに変なこといってんじゃーねー!」


女「へ、変なことって、本当のことでしょ!?」

男「少女ちゃんは神様の存在とかしらねぇだろ!」こしょこしょ

女「あ...」

少女「おどござーん!この人こわいですー!!」ギュウウ

男「この人は海外からきた人でな、そのなんて言うか、日本語があんまりうまくないんだ...っ!だから、いまのも全然意味はないと思うぞ!!」

男「ほ、ほら女も!外人のマネしろ!!」こしょこしょ

女「え!?あ、ワ、ワタシ、クレープダイスキデース、クレープカミサマデース!」...チラッ

少女「た、たしかに外人さんだ、」

男「!な!そうだろ!」

少女「......」ギュウウ

女「......む」


少女「む?」

女「!む、ムズカシーデース、ニッポンゴハー」

少女「本物の外人さんだー!」キラキラ

男「(結果オーライ...だな)」

少女「...//」ギュウウ

女「(嫌われてなかったのね、安心したような、なんというか...)」

~~~~~自宅

男「(その後、女は終始外人のマネをしながらクレープを食べていた)」

男「(事件の話も聞けず、結局少女ちゃんのメールアドレスしか選られた情報は無かった...)」

男「間に合うんだろうか...」

女「ん?どうしたの?」

男「い、いや」ガチャ

母「夕ご飯だよー」

男「...........(やることはたくさんだな)」


~~~~~夜

男「いま、大丈夫か?」

ビ「よっと、はいはーい」

男「俺の記憶を確認したいんだか」

ビ「りょーかーい」ズズズ

ア【...なんて...ことだ...おれは...】すぅ...

男【あいつら!どこに行ったの!?】

女【消えたのよ、憎悪に飲み込まれて周りが見えてなかったのね...もともとは気高い種族...気付いて、耐えられなくなってしまったのよ...】

男「そうだ、今夜はドワーフを退治したんだった...」

ビ「みたいだね」

男「でも、今日はドワーフは出ない、公園にもなにもなかったし」

ビ「もうちょい先もみてみるかい?」

男「あぁ、たのむ」


~~~~~

ビ「どうだい?何か見えてきたかい?」

男「そうだ、明日は女と話すのがなんか気まずくて街に出かけたんだった」

ビ「そうそう」

男「で、宗教の勧誘を受けて本屋さんいって、そのあと幼馴染にあったんだ」

【こちらにいる2人は、我々のヒジン教とはまったく関係のない者たちです!】

男「(宗教の勧誘...何か関係ありそうだな...)」

ビ「それで、明日のご予定は?」

男「ヒジン教を潰す、明日の夜に深夜VIPビルで爆発が起こるはずだ」

【ピロンピロン!えー、ただいま先ほどの爆発事故についての情報が入りました。新たに死者一名確認されました。】

【友さん です】

男「...っ」ギリ


3day~~~~~朝

男「今日で爆発を止めなきゃ(前の周は夜中まで公園にいたから、起きるのがお昼だったんだよな、たしか)」

男「...早めに行動しよう」ガチャ

~~~~~街

男「(宗教勧誘はどこだ?見つけたらただじゃおかない...)」

?「すみません、これ」ペラ

男「ーーっ!」ギロッ

?「わっ...あ、あれ?男か?」

男「え......と、友?」

友「.........よっ」

男「友っ!!!」ガバッ

友「うおっ!どうした!」

男「よかった!よかった!」ギュウウ

友「?」ギュウウ


~~~~~

友「今夜、深夜VIPビルにいくな~?」

男「あぁ、直球だけどお前の身が危ない」

友「久しぶりにあったと思ったら、抱きつかれて、それにいきなり俺に仕事にいくなって...」

男「仕事...?」

友「あれ、男知ってて言ったんじゃないのか?俺の仕事」

男「いや、知らない」

友「宗教だよ、エツジン教って知らないか?」

男「宗教!だったらなおさら!...あれ?ヒジン教じゃないのか?」


友「!お前そこまで知ってんのか!...怖いな~さっきの熱いハグも本物だったりして...」ソソソ

男「詳しく教えてくれないか?友の仕事、あと俺はゲイじゃない」

友「ん、あぁ分かった、まず最初に
言っておくが宗教って言っても、俺は神なんか信じちゃいない」

男「?どういうこと?」

友「ビジネスだよビジネス、日本だとどうしても昔のことで、【宗教】って聞くといいイメージがないかもしれないが」

友「その考えは危険だ、決めつけってやつだな」

男「それとビジネスって...」

友「その勝手なイメージのせいで、宗教法人も今、やりくりが大変なんだ」

男「へぇ」

宗教については、あくまでお話なので、よろしくお願いします。

友「小さいところ店は大きい店に買収されるだろ?それと同じさ、宗教法人も今はどんどん合併されてる」

男「いや、考えがちがうんだろ?宗教によっては」

友「そうだな、だかヒジン教とエツジン教は別だ、もともとが同じでそれが分裂した形態をとっている」

友「似たところがたくさんだ、もちろん考えが違うから分裂したんだかな」

男「友はエツジン教?ってやつとヒジン教のどっち側なんだ?」

友「どっち側とかないんだ、俺はその二つをくっつける仕事をしてる」


男「合併の仲介人みたいな?」

友「そう、ただなエツジン教はいいんだ、大きいところだかやばいことはしてない、問題はヒジン教だ」

友「仲介人として、いろいろと調査をするんだが、なんかやばいんだよなー」

男「いまさらだけど、俺にそれ言っていいのか?」

友「構わないさ、ヒジンはやり方が危なっかしくて信者の数も激減、もうすぐ無くなる...と思ってたんだけどなぁ~」

男「問題が?」

友「教祖が変わってから、まったく分からん、まぁお前の方にもここらの宗教はヤバイって伝わってるんだったら、近い将来警察にしょっぴかれるんだろうな」


男「けど今夜の仕事は行くんでしょ?」

友「もちろん!仕事だからな」

男「......」

友「心配すんなって!これでも防衛術は身につけてるんだぜ?単独の調査が多いからな」

男「で、でも」

友「俺の方は話したぜ、今度は男のばんだ、なんでそこまで詳しい?」

友「...お前もヒジン側か?」ギロッ

男「(ダメもとで話してみよう...)」

~~~~~

友「ほーん、で俺が死んで神様が降臨っと...それで世界は破滅ね~」

男「いいたいことは分かるけど、信じてくれないか?」


友「そんな漫画みたいな話信じるかっていいたいところだけど、お前クスリやってる訳じゃないみたいだしな~」

男「はぁ?(やってるわけないだろ)」

友「いや、でも俺じゃなきゃクスリやってるやつって思われるぞ?実際言ってることハチャメチャだし」

男「まぁ、そうだけど」

友「...そんなに心配ならついてくるか?」

男「え、いいの?」

友「他の人には内緒にな、今回は俺も一人じゃ不安だからな、はっはっは」

男「(だったら、行くなよ...)分かった」


男「(友とはそこで別れた、今夜適当な時間に連絡をくれるそうだ)」

男「まさか、友が生きてるなんてな(それに仲介人って、ビラも配ってたし忙しいんだな)」トコトコ

男「(たしかこの後は幼馴染と出会った気が...)!」

幼「......」とことこ

男「ひさしぶり!幼馴染だよな!?(初対面を装うのも大変だなぁ)」

幼「......え?」

男「ほら!男だよ!昔なかよかった」

幼「あ......男、ひさしぶり」

男「お、おう(なんか前とテンション違うぞ?)」

幼「...それじゃ」とことこ

男「お、おう...」


~~~~~本屋さん

男「前の周も、幼馴染と話したあとに本屋さんに行ったんだよな」

男「(ロキ...女の名前なんだよな)」とことこ

北欧神話 インド神話 日本神話

男「やっぱり、たくさんあるなぁ~」

ふひひひ

男「!?」

色白の男性「やっぱ、ティターニアたんはかわいいなぁふひひひ」

男「(この人前もいたなぁ...!この人なら神話に詳しいかも)あ、あの」

色白のだんせい「ふ、ふひ!?な、なんでつか!?」

男「(ビックリした~)ロキって神様知ってますか?」

色白の男性「ロキでつか、ふひひ北欧神話の神様でつね...」スッ

男「これは?」

色白の男性「こ、これに載ってると思われ、分からなかったらインターネッツで調べるのもまた良いかと、ふ、ふひひ」

男「ど、どうも」


~~~~~自宅

母「女ちゃーん、ちょっといいー?」

女「はい、なんですか?お母さま」

母「悪いんだけど、お買い物いいかしら?私これから出かけなきゃいけなくて...」

女「ぜんぜん!構いませんよ」ニコ

母「ありがとー!じゃこのメモに書いとくから、近所のスーパーで...って場所分かる?」

女「大丈夫ですよ、いってらっしゃい」

母「ほんと、ごめんねーじゃいってくるねー」ガチャ

~~~~~

男「ロキ...終わらせる者、閉じる者の異名をもつ神...」ペラペラ

男「空中や海上を走れる靴をもっている...(それで空が飛べたのか)」

男「(それにしても、えげつないことしかしてないなぁ)」

女【私、昔はひどいことしてたの...】

男「(...)あ、あのすみませ...あれ?もういないや」


男「でだ、俺がこれからすることを確認したいと思う」

ビ「どうぞ」

今日は3日目、5日目のパズズの召喚が完了するまでにヒジン教の儀式を止める。

これまでに変化があったことは、まず2日目の【ドワーフ】の事件がなくなっていること、それと宗教勧誘の人が【友】になっていたこと...あと【幼馴染】の様子が変わっていること。

そして前の周で、これから起こることは明日の4日目に深夜VIPビルを中心に大規模な爆発事件が起こり、そのヒジン教が起こした爆発により友が死ぬ。
その次の日の5日目にパズズが召喚される、その時に【女】が死んで警察から【少女】ちゃんが自殺したと伝えられる、そのあと俺は【母】に殺される。

前の周で死んでしまった人を助け、その後の変化を見つけ人の儚さを証明...


男「あれ?儚さを証明って、誰に?それにどうやって?」

ビ「もちろん神様ってやつにさ、それもとっても偉い、どうやってってことについても心当たりが......あ」

男「え?」

ビ「いや、なんでもないよ」ニヤニヤ

男「?とにかく、今日の夜に友を守り、少女ちゃんには自殺させないように頑張る...難しいけど」

ビ「そうだね、まずは深夜VIPビル爆破を阻止しなきゃ何も始まらないね」

男「そうだな、一応少女ちゃんと連絡もとっておこうっと」ぽちぽち


---mail---
男[連絡交換した男です。
って言っても表示されてるか(笑)
昨日は女が変なこと言ってごめんね(^_^;)
一応近所のお兄さんってことで、何か困ったことがあったら何でも力になるからネ~
いつでも連絡ください
ヾ(@⌒ー⌒@)ノ]

男「こんなもんでいいか、いきなり自殺を考えるのはやめてくださいなんて言えないからなぁ」

ビ「絵文字かわいいね」

男「よしっ!あとは家に帰って、夜に向けて休もう!」

プルルルルル

男「?少女ちゃんからか?...いや母さんから」ポチ

母[はぁはぁ男っ!今どこっ!?」

男「え、街...だけど、どうしたの、そんな声あげて」

母[女ちゃんがっ!女ちゃんがっ!」

ビ「......」

母「爆発事故に巻き込まれたのっ!!」

男「.........え?」


~~~~~総合病院

男「女ぁっ!」ガラッ

女「......すぅ...すぅ」

母「!お、男」

男「どういうことだよっ!なんだよ!!爆発事故って!!そんなの知らないぞっ!!」

母「男...落ち着いて、大丈夫だから」

男「何が大丈夫なんだよ!?」

母「お医者さんが命に別条はないって」

男「......っ!そ、そっか...で事故って、どこでだよ」

母「うちのすぐ近くよ」

男「近く...、!!」

母【!またぁ?】

男【またって、前にあったの?爆発事故】

母【あんたはニュースとか見ないからね、昨日近くであったのよ】


男「(そうだ...そうだ...くそっ!なんで、何で気がつかなかったんだっ!!くそっ!!!)」

母「私がいけないの、女ちゃんにスーパーにおつかい頼んだから...」

母【楽しいね男】

男「っ!!!お前かっ!知ってて行かせたんだろっ!?俺だけじゃなくて女も殺そうとしたのかっ!?」ガッ

母「ぐっ!ち、ちがう...ぐぐ」ギュウウ

男「知ってて行かせたんだ知ってて行かせたんだ!!!!」グギギギ

母「ーーーっ!ーーっ!!」バタバタ

ビ「やめなさい、自分の母親を殺すつもりかい?」ぐい

母「かっ!げほっげほっ!...はぁはぁ」

男「はぁはぁ?あれ?いま何を...」


ビ「君、自分の母親の首をしめてたよ」

男「い、いや、そんな、ちがう」

ビ「人間ってこんなにも変わるんだね、ビックリ」

男「あ、ああぁ」

母「お、男...独り言なんて、顔色悪いよ?...けほっけほっ」

男「(なんで!俺の心配するんだよ!くそっ俺いまなにしてた!?親の首しめてたのか!)」

母「お、お母さんちがうよ?なんにも知らなかったの、だ、だから私そんな...」

男「ごめん!夜には帰るよ!」ガチャ

~~~~~公園

男「...どうしちまったんだ、俺」

ビ「女が事故に巻き込まれたことは事実として受け止めなきゃ、やるべきことはこれからのことさ」

男「ああ...」


男「...なぁ、神様から見て人間ってどう写ってるんだ?」

ビ「急にどうしたんだい」

男「この数日で体験したことが夢みたいで」

ビ「夢じゃないさ、ロキが死んだことも君が死んだことも事実さ、実際に起きた出来事」

男「バカみたいじゃないか?お前からしたらさ」

ビ「...?バカみたい...?」

男「あぁ、誰かが死んだ、とか世界が滅んだ、とかお前らからしたら次元が違う、スケールが違うどうでもいいことだろ?」

ビ「自分の母親の首をしめていたことに相当まいってるね君」

男「まだ心臓がバクバクいってるんだ、この先もきっとこんなことか起こるんじゃないかって」

ビ「いいじゃないか恐怖心は誰にだってある」

男「誰にだってか...自分の行動で他人の命を奪ってしまうかもしれないんだぞ...そんな恐怖心がお前ら神様にもあるっていうのかよ」

ビ「前にも言っただろう、僕たちは君たちと何ら変わりのない」

男「俺たちと違って、ただ偶然が続いたってことか?」

ビ「あぁ、ただそれだけ今回の行動で何かが変わるのは確信できる、ただそれが前よりも良くなるかなんて僕にも分からない」

ビ「賭けさ、一回限りの」


男「一回限り...」ゴクリ

ビ「この能力も便利なだけじゃない、一歩間違えれば僕の存在も記録されなくなり本当に消滅してしまう」

男「そんな...」

ビ「僕はロキを救いたい、大切な人を助けたいと思うのは人間か神かなんて関係ないさ」

男「...あぁ」

ビ「それにだ!人間と実際に話してわかったことなんだが」

男「...?」

ビ「君たちはこれからもっと進化する、身体とかじゃない、もっと別のところだ」

男「進化...ねぇ」

ビ「久々だよこんな気持ちは......絶対に君たちの最後まで見届けたい」

男「そっか、なんていうか照れるな」

ビ「照れるか、ハハハハっ...あれ?」

男「ん?どうした?...あ」


少女「......」とことこ

男「少女ちゃん...(前と同じ通りなら明日自殺するんだよなぁ)」

男「...よしっ、少女ちゃん!よっ!」

少女「わっ!...あれ、男さん?」

男「少女ちゃんが見えたもんだからさ、はは」

少女「お久しぶりです!」ペコっ

男「いま暇?少し話さない?」

少女「え...ひ、暇です!すっごく暇ですっ!」

男「お、おう(明るいぞ...?)」

~~~~~

男「そっか、よく散歩するんだね、ここらへん」

少女「はい、家に居てもやることないので」えへへ

男「はは、今年高校受験だろ?たしか」

少女「...はい、勉強嫌いで」えへへ


男「あっ、そうだ俺のメール見てくれた?」

少女「はい!もちろん、わさわざありがとうございます、私の返信も見てくれました?」

男「いや、あれ?届いてたっけ?」ポチッ

ピコンっ

男「あ、いまきた、ごめんね気づかなかった」

少女「あはは、私の携帯ガラケーですか、スマホとの相性良くないかもです」

男「スマホ買ってもらったら?高校受験がんばって親を説得してさ」

少女「、そ、そうですね、そうすれば受験勉強がんばれるかも」

少女「男さんは!その、女さんとどんな関係なんですか?」

男「え、いきなりどうしたの?」はは

少女「......」

男「(奴隷とご主人様の関係だよ...なんて言ったら間違いなく勘違いされるしな~)ただの友人...」

少女「?」


女【いままでかくまってくれてあり
がと】

男【そんな、も、もうお別れみたいに...】

女【短い間だったけど楽しかったわ、それに私のやろうとしてることは間違ってないって、自信が持てた】

男「いや...仲間だ...大切な」

少女「仲間...ならチャンスあるよね」ブツブツ

男「どうかしたの?」

少女「え?いえ!なんでもないです!!」

男「ならいいけど...(とても明日自殺する人には見えない、女の事故と同じように、前の周とは変わってきてるのか?)」

男「(勝負にでるか)」こほん

少女「?」

男「いきなりだけど単刀直入に聞きたい」

少女「は、はい」ドキ

男「少女ちゃんは今、何かに苦しめられていないか?...それも自分を追い込んでしまうほど」

少女「!!!い、いえ!ど、どうしたんですか、いきなり!」


男「俺は少女ちゃんの力になりたいんだ」

少女「ほ、本当に大丈夫ですから!!」ガタッ

男「あっ、まって!」

少女「それじゃあ!すみません!帰ります!」たったった

男「(ここで帰らせたらダメだ!)」ガタッ

~~~~~

少女「ーーーっ!」たったった

男「くそっ(曲がり角だ!見失うわけにはっ!)」たったった

ざざっ

少女「きゃっ!」ドカ

学生「わっ!」ドカ

男「!!」ざざっ

学生「あれ?少女さん?」

少女「が、学生君...ごめんね、じゃ!」


男「(まずいっ!)」ダッ

学生「あなた!なんですかっ!!」ガバッ

男「え」

学生「少女さんを襲うんなら!ぼ、僕が相手にあるぞ!」

男「あ、あるぇ?」

~~~~~

学生「ごめんなさい!そういうことだとは知らないで!」

男「いや、あの時の君の判断は正しいよ...ってか証拠がないのによく信じられるね、俺と少女ちゃんが友達だって」

学生「分かりますよ!考えてみたら、ほんとうに襲われてたら、他の人に助けを呼びますもん」

男「そうだね(そうかな?)」

学生「そ、それじゃあ、本当にすみませんでした...」ガタッ

男「こっちもごめんね...あっ!待って!」


学生「え?」

男「君って少女ちゃんと同じクラスなの?」

学生「はい、そうです」

男「最近少女ちゃん変わったとかない?何かに悩んでるとか」

学生「悩みですか...あ」

男「何かあるんだね!?」

学生「いや、なんていうか男さんもご存知でしょ?」

男「な、なにが」

学生「なにがって...そりゃクラスで馴染めてないことですよ」

男「それ本当!?」

学生「あれ?もうご存知かと」ピピピピ

男「いや、全然知らなかった...」ピピピピ

学生「男さんの鳴ってますよ」

男「あ、ごめん」ポチっ

友[もしもし、今いいか?]


男[もしもし、大丈夫]

友[予定が早まった、今夜の10:30だったが、9:00になった8:00に俺の家にきてくれ、この前教えたよな?場所]

男[うん教えてもらったよ、わかったよ]

友[それだけ、それじゃあな]

男[あいよ]ピッ

学生「あ、あの」

男「ごめんごめん」

学生「それじゃあ僕帰りますね」

男「連絡交換してくれないか?」

学生「え、あ、はい」

男「少女ちゃんのことで、聞きたいこともあるし、それに急がなきゃまずいことになる」

学生「?はぁ、よく分かりませんが、いいですよLINEでいいですか?」ポチポチ

男「ありがとう」ポチポチ


~~~~~自宅

男「ただいま~」そろぉ

母「おかえりー」

男「か、母さん俺...」

母「大丈夫よ」

男「ほんとごめん、あやまってすむことじゃないけど」

母「それだけ女ちゃんのことが心配だったんでしょ?」ふふ

男「...うん」

母「...まぁ?お母さんとしては?これから何かあっても、落ち着いてまずは、ちゃんと話して欲しいなー」

男「...ほんとごめん」

母「冗談だって!女ちゃんもあと何日か安静にしてれば退院なんだから!あんたが元気に迎えないでどうすんの!」バン

男「そうだよね」

ビ「いいお母さんだね」

男「...まぁな」

母「?」


~~~~~自室

ビ「今日は、思わぬ収穫があったね」

男「少女ちゃんのことか?」

ビ「それもそうだけど、学生って子だよ、あれはいいパイプだね」

男「パイプって...」

ビ「あの子は少女ちゃんが学校のクラスで、あまり馴染めてないことを、少女ちゃんの友人である君が知ってるものだと思っていたんだよね?」

男「そうだな...全然知らなかった」

ビ「君は少女ちゃんと言う子をどれだけ知っているんだい?好きな食べ物は?趣味は?家族は?兄妹はいるのか?お家はどこにあるのか?」

男「なにひとつ分からない、近所でよく会うってだけで、名前しか知らない...」

ビ「だろうね、だから学生ってパイプは大きいよ」

男「あの子を通して少女ちゃんを知るってことか」

ビ「どこで事実と事実が噛み合うか分からないからね~いやぁおもしろいね~」

男「おもしろいって...やっぱお前、人間見下してるだろ...」ボソ


ビ「いやーほんと久々だからね、こうやってあれこれ考えるのは」

男「これまでにもあったのか?こんなことが」

ビ「まーねー、っと約束の時間まで、まだ時間があるね」

男「いろいろ準備しなきゃいけないからな」

ビ「少し話をしてもいいかい?」

男「いいけど、それ長い?」

ビ「いや簡単な話さ、君が死んで、僕が世界を過去からやり直させた」

男「......」

ビ「もしだ、もし僕たちの前に一度世界やり直した人がいるとしたらどう思う?」

男「!!」

ビ「どう思う?」

男「それって...どういう...」


ビ「その人にとって最愛である世界を君の意思が変えてしまった、まぁ実際に変えたのは僕だけどね」

ビ「もしかしたら最愛の世界はこれまで通りに進むかもしれないし、もしかしたら全く逆の世界になってしまうかもしれない」

男「.......何が言いたいんだ?」

ビ「君の行動で何かが無くなったり、何かが新しく生まれたりする、まるで神だ」

男「......」ゴクリ

ビ「しかし、君が世界を変えてしまうかもしれないということよりも、君は世界によって支えられている」

男「俺を励ましてくれてるのか?」

ビ「そんな難しく考えなくていい、肩の力を抜いてごらんってことさ」

男「ありがとう、でさっきの話って実話か?」

ビ「なーいーしょー!それより準備するんでしょー?」

男「...うぃ」


20:00~~~~~友の家

男「うおっ、いい部屋に住んでるな~」

友「言ったろ?ビジネスだって」

男「さっきも気になったんだけど9時からだろ?なんでこんなに早く集まることになったんだ?」

友「ん?...いや別に...な」

男「やっぱ今回の相当やばいってことで防御装備でも貸してくれんのか?はは」

友「...はは、いまお茶いれる」とことこ

男「それにしても本当にいい部屋だな、ここ」

友「見た目だけじゃないぜ?セキュリティもしっかりしてる、おかしな行動は取らないことだな」カチャカチャ

男「い、いやしないって」

サッ

友「本当か?」ガシッ

男「!?(いつのまに背後に!)」


友「悪いがこのままで話を続けさせてもらう」ガシッ

男「お、おい!どういうことだよっ!」ジタバタ

友「正直な話、街でお前から深夜VIPビルのことを聞かれてから、疑ってた」

男「疑ってたって...俺をかっ!?」

友「当然だろ?お前が開口一番にビルのことや、俺がまだ話していないヒジン教のことまで知っていた」

男「そ、それは...」

友「お前は昔から嘘がだったな...だか人は変わる、俺と幼馴染のように」

男「幼馴染?どういうことだ」

友「てめぇのその態度も俺を試してるかのようにしか思えねぇんだよ!!」グイッ

男「ーーっ!かっ!」

友「なぁ覚えてるだろ?あのゲーム機、コントローラー持ち込んで良く俺の家でやってたよな!?」ガシッ

男「(く、くるしいっ!)」ジタバタ

× 友「お前は昔から嘘がだったな...だか人は変わる、俺と幼馴染のように」

○友「お前は昔から嘘が下手だったな...だか人は変わる、俺と幼馴染のように」

友「はぁはぁ...会社から止められたよ」

男「ーっはぁはぁ、な、なにを?」

友「今夜の話し合いさ、お前のことがあって心配になって確認をとったんだ、どこかから情報が漏れてるんじゃないかってな」

男「......」

友「そしたら、ストップさ、街でのお前みたいな顔で、同じように止められたよ」

男「お、俺は...」

友「分かってるさ!!お前がつながってないことぐらい!!情報を与えて泳がせておくつもりだったが、無理だ!ここで俺に誓って欲しい!!」

男「俺は...」

友「...うっ...うっ」

男「俺は違うよ、誓う」


男「話してくれないか?俺はお前の味方だ」

友「...うっ...うっ分かった...話す」

友「俺がやってるのはビジネスでも慈善事業でもない...ただの復讐だっ!!」

男「復讐?どういうことだ」

友「さっきのお前の様子だと本当に知らないようだな...幼馴染だよ」

男「今日幼馴染を街でみたぞ?」

友「今日はどんな顔してた!?明るく笑ってたか!?それとも暗い表情だったか!?」

男「ど、どういうことだよ...」

友「俺は幼馴染と付き合ってたんだ」

男「!」

友「お前は中学卒業してから離れた高校に行ったから知らないだろ?」

男「あ、あぁ初耳だ」


友「それじゃあ、幼馴染の両親が離婚したっていうのも知らないよな」

男「離婚...!」

友「あぁ、そこから幼馴染は...いや幼馴染の母親もおかしくなり始めた、宗教を始めたのさ」

男「お母さんについたのか、あいつらしいな...」

友「そこで怪しい宗教団体だ、何も俺は全ての宗教団体がヤバイなんて思ってはない、ただあそこだけは異常だ」

男「......」

友「ヒジン教...あそこは!薬を!信者に流してる!」

男「!!!」

友「ヒジン教がエツジン教から分裂していたことを含めて薬のことは、この仕事を始めて知ったよ」

男「でも薬なんて、警察が動くでしょ!?」

友「動かなかった...何年たっても、だから俺は団体に近い場所での仕事をしたかった...幼馴染のためにだ」

男「(じゃ、じゃあ幼馴染は今、薬物依存になってるってことなのか?)」


友「俺も街でたまに幼馴染に会うよ」

友「日によって様子が全然違う...心はもう...うっ...うっ」

男「友......」

友「なんで薬をやったのに、捕まってないか...不思議だろ?それがその薬の怖いところさ!」

友「薬物反応は一切でないんだよ!!世間からはただの精神異常扱い!!」

男「そんな...」

友「だから今、精神疾患として病院に通ってる...病院の場所も家の場所も知ってるんだ!...だけど...だけど怖い」

友「話しかけた時、【どっちかの幼馴染】なのが、とても怖い...!」

男「そんなことがあったのか...」

友「さっきは感情的になってすまない...できれば今夜であいつらの化けの皮を剥がしたい、協力してくれるか?」

男「...もちろん」


~~~~~病院

女「...すぅ...すぅ」

ビ「.........お前も」なでなで

女「...すぅ...すぅ」

ビ「お前も僕を置いて行ってしまうのか...」なでなで

9:00前~~~~~深夜VIPビル

友「時間ピッタリだな」

男「緊張する...」

友「さっき防御装備渡しただろ?大人数人なら大丈夫さ、はは」

男「本当かぁ?」

友「相手が人間じゃない限りな、例えば神とか悪魔とか!はは!」

男「...(笑えない)」

長く書けなくてごめんなさい!

おやすみなさい


友「事前にICカードはもらってある」シャッ

ピピー、ガチャ

男「おぉーセキュリティばっちりだな」

友「同時にもう、逃げられねぇってことだ」

男「べ、別にケンカしに行くわけじゃないだろ?」

友「薬の証拠を見つかれば、それにこしたことはない...けど相手側が言い分によっちゃぁ」

男「...よっちゃぁ?」ゴクリ

友「我慢できねぇだろうな」ギロッ

男「...とにかく気合いれて行こうぜ」

ウィーーン.........

..................ガチャンッ!

~~~~~ビル内部1F

男「うぉぉ...広いな...」

友「あぁそうだな、っと俺は何回かきたことあるからな...エレベーターはあっちだ」とことこ

男「(外からは想像ができない程の広さだ...)」とことこ


友「今夜の話し合いは7階でだ」ポチ

男「(エレベーターの内装も結構凝ってるな)」

ウィーーーーーン

友「.........」

男「.........」

ウィーーーーーン

男「...なぁ宗教って、人の心の闇なのかな...?」

友「自分に自信がないから、神様に教えを乞う(こう)ってことか?それりゃ失礼だろ」

男「そっか、だよね...別に悪いことじゃないんだよね宗教から何かを学ぶってことは」

ウィーーーーン

友「...今日、ほんとは怖かった」

男「え?」

友「一人で戦わなくちゃいけないかもしれないって考えて、とても怖かったんだ」

友「だから会社から止められた時に素直にやめようって思った」


友「でももしかしたら、もしかしたらお前が...一緒に戦ってくれるかもって思ったんだ」

男「俺はあくまで平和的解決をの...

友「ありがとう、感謝してる」

男「...面と向かって言われると照れるな...」

ウィーーーーーン

男「それはそうと長くないか?エレベーター」

友「あれ、階数表情されてないぞ?」

ウィーーーーン...ガタンっ

男「うおっ!」ガタンッ

友「ーーっ!」ガタンッ

ピーーーン、カーー

男「どうなってんだ?開いたけど」

友「...とりあえず出て、階段でいくか」

男「了解」とことこ


~~~~~6F

男「...ここは何階だ?」とことこ

友「案内図みてみろ、6階だ」

男「(あ、ほんとだ)それにしても本当に綺麗なところだな」

友「オフィスがこれだからな...最上階の7階はもっと綺麗なんだろ」

男「(友が言ってたビジネスって、案外本当のことかもしれない)」

友「部屋の区切りもガラスってのがムカつくぜ...本当、綺麗なとこだな」

男「あれ?」

友「ん、どうした?...第3会議室...?」

男「あぁ、電気もついてないのに部屋に書類が残ってるぞ」

友「ほんとだ、会議室なのにガラスじゃ中丸見えだな、はは」

男「(んーーなんて書いてあるんだ?...cs?メセ...?よく見えん)」

友「っと見つけたぜ階段だ、月が明るいせいか暗くてもよく見える」

男「だな、いくか」とことこ


~~~~~7F

友「○○社の友です。」コンコン

......どうぞ

男「俺はどうすれば...」ボソッ

友「少し待っててくれ」

友「失礼します。」ガチャ

男「(いっちゃった)」

ビ「緊張するね」

男「うおっ!ビックリした!いきなり出てくるなよ」ボソッ

ビ「いやーすまない、ウズウズしてきてね」

男「ウズウズぅ?」

ビ「これから何やら楽しいことが起こるんだろ?」

男「爆発のことか、楽しくともなんともねぇよ、今から止めるんだ」

ビ「あれ?止めちゃうの?」

男「当たり前だろ...止めなきゃ友が死ぬ、そうなったら前の周と同じじゃないか」


ビ「友と一緒に離れればいい、そうすれば友は死なずにこの建物だけが爆破される」

男「友はやる気だぞっ、今から一緒に帰るなんてできるわけないだろ...それに友だけを助ければいいって単純な話じゃないだろ」

ビ「ふーん、まぁいいや...あっ!」

男「...?なんだよ」

ビ「ここの宗教ってヒジン教だよね」

男「そうだな」

ビ「ってことはビルもヒジン教の所有物ってわけだ」

男「?、だから?」

ビ「なんで自分たちのビルを爆破させるの?」

男「え、いや...そりゃ...あれ?」

ガチャ

友「入っていいぞ」

男「あ、うん」

~~~~~7F会議室

友「こちら、助手の男です」


男「え、あ」

友「......」ドン

男「じ、助手の男です。よろしくお願いします...」

男性「えーヒジン教の司祭を務めさせていただいている司久(もりひさ)といいます、よろしく」

司「いや、最上階の会議室だけガラスじゃないものでね、もう一人きているなんて分かりませんでしたよ」はは

友「それで話をもどしますが...

司「だから私は反対ですし、なにより下の者が何をいうか...」

友「そんなにエツジン教への加入を拒否されるのは何か理由があるんじゃないですか?もともとは同じ会だったんでしょう?」

司「い、いや、別に何も」

友「それともなんですか、人には言えない何か"ヤバい"ことでもしてるんですか?」ズイッ


男「お、おいっ友!失礼だろっ」

司「こ、この際だから言わせていただきますけどねっ!あなた方のほうが"ヤバい"ものに首突っ込んでるんじゃないんですか!?」

友「こ、こいつっ」ガタッ

男「おいっ!落ち着けっ!」グイッ

友「ーーーっ!」

司祭「わ、私がどれほどの思いで...っ!」

男「司久さんもっ!とりあえず落ち着いてくださいっ!」

司「わたしはっ!......わ、わかりましたよ」ブツブツ

男「えーっと、どうやらお互いの意見に食い違いがあるそうなので...いったん両者の言い分ってやつをまとめてみませんか?」

友「おい、男どういうことだ、俺の見方じゃなかったのかよ」

男「冷静にならないと見えてこないものもあるだろっ、幼馴染の解決策とかっ」

司「...?」


~~~~~

友「俺の言い分ってやつは、あんた達ヒジン教のトップがクスリを下の信者達にばらまいてるってことだ」

司「なっ!?どういうことですかっ!?」

男「お、おちついて」

司「あ、あなた方の魂胆は分かりましたよ、抜け出した私たちをはめたいのでしょう!そうなんでしょう!」

友「今夜、てめぇが俺をはめようとしてたんだろ...」ボソッ

男「この意見についてどうなんですか?司久さん」

司「もちろん違いますよ、私はあなたがたのように腐ってはおりません」

友「......っ」ギリッ

男「え、えっとでは次は司久さんの意見です」

司「あ、はい、えーこほん、私の意見というのはズバリ友さんあなたの信頼性の無さですよ」


友「俺の信頼性の無さ?どういうことだ」

司「そのままの通りですよ、あなたは信用がありません」

友「俺は仕事で来てるんだぞっ!信用が無いわけないだろっ!」

司「では友さんに一つ質問いいですか?」

男「......」

友「...なんですか?」

司「あなたのその仕事...クライアントは?」

友「はぁ?もちろんエツジン教団体だよ」

司「そこですよ!そこ!それが友さんの信頼できないところです!」

男「もう少し詳しく説明していただけますか?」

司「エツジン教は大きくなりすぎた...彼らが所有する権力は、もはや私の想像を超えているでしょう」

友「......」


司「エツジン教はもはや宗教という枠を通り越して、ただの暴走機関に成り下がっているのです!だから私たちは抜け出したのです!」

男「(どういうことだ?)」

友「その話じゃまるでエツジン教が悪みたいじゃないか」

司「だから!さっきから言ってるじゃないですか!エツジンは.........


ガチャ


男「え?」

ゾロゾロゾロゾロゾロ

司「な、なんだね!?君たちは!?」

友「どうなってやがる!あんたの仕業か!?」


グギャァォァァァァァァァァァァアアアアアア

男「うおっ!(なんて声だっ)」ビリビリ

司「くそっ!口止めってことかっ!」

友「は!?どういうことだっ!?」

司「あなた達ついて来なさい!!死にたくなければっ!!」たったった

男「(や、やばい追ってくる)」

ゾロゾロゾロゾロゾロゾロゾロ

男「と、とにかくいくぞ!」たったった

友「お、おう!なにかやばいぞ!こいつら!」たったった

~~~~~

男「ここは...ってどういうことですか!?司久さん!!」たったった

司「私たちは嵌められたんですよ!!」たったった

友「一体誰に!?」たったった

司「あなたのクライアントのエツジン教団体ですよ!!」たったった

友「なんで俺たちが狙われてるんだっ!分かるように説明しろっ!!」たったった


司「とにかく今は逃げることだけを考えてください!」ガチャ

男「!(隠し扉だ)」

司「これで一気に下りますよっ!」さっ

男「おっし!」さっ

友「なにがどうなってんだ...」

ゾロゾロゾロゾロ

友「く、くそっ」さっ

~~~~~深夜VIPビル裏口

ブルルルルルンブルルルルン

司「早くこの車に乗って!」

男「友っ!早くっ!」

友「お、おう!」ドサッ

男「よしっ!」ドサッ

司「スピードマックスでいっきますよぉぉ!!!!!」

ブロロロロロロロロロロロ

特定の人物、団体とは一切関係ありません、よろしくお願いします

~~~~~車内

ブロロロロロロロ

司「追って来てますか?」

男「いや...いませんね」

友「そろそろ、さっきの集団がなにか教えてくれてもいいんじゃないすか?」

司「......さっきも言ったでしょ、エツジン教の人達ですよ」

男「ヒジン教は元々はエツジン教からの派生でしょ?分裂したからってそんなに仲が悪いんですか?」

司「派生...ね、私たちにとって元エツジン教だったってことだけでも、忌々しいですよ」

友「両宗派に一体何があったんだ?」

司「......きっかけは1995年の出来事です...」

司「当時の日本では例のない大震災、テロ...誰から見ても"混沌"... その一言につきました」


司「教師をしていた私にとって、この出来事に自分の無力さを叩きつけられたように感じました」

友「あ、あんた...教師だったのか」

司「これからの日本を築いていくには技術の進歩でなく教育の力が必要だと、そう確信していました」

男「教育の力...」

司「そうです、話がそれますが、中東では今この瞬間にも少年達が銃を手に取り、人を殺しているという現実があります」

司「彼らは知らないのです、命の重さを...人を殺してはいけないと、それは罪なのだと、そう教育されていないから」

友「......」

司「...話を戻しますと、そこから私たちのエツジン教が始まりました」

司「教師のできる教育には限界があります、が宗教ならばそれが無い」

司「人という枠を越えて、生き物の皆を愛する、それが越人教の教えでした」

男「......でした?」


司「エツジン教は落合という女性とともに設立しました、最初はうまくいってたんですよ...でも彼女は次第に利益を重視するようになりました」

男「利益って、入門金みたいな?」

司「そうです...それもエスカレートしていき、ついにはクスリまで」

友「っ!クスリはエツジン側が流していたのかっ!」

司「はい、もちろん私は止めようとしました...だけど何者かに阻止されクスリの出どころを特定するどころか、彼女に近づくこともできませんでした」

男「強力なバックがいるのか...」

司「今夜現れた彼らは、エツジン教の信者ですよ、月と蛇の教団の印を確認できました」

男「...月と蛇...」

ーーーーーー
ーーーー
ーー
男【?なんのマークだ、あれ?】

女【んーと、蛇と~月?】

男【同じマークの服をきた人が、
ちらほらいるな】

女【何かの構成員かもね】


男「!!(施設にいた人達だ!ってことは、パズズの召喚もエツジン教が!?)」

司「ここまでくれば安心でしょう、他に何か質問はありますか?」

友「...あんたは自分の教えで、
一体どんな世界にしたいんだ?」

司「生き物の皆を愛す...

友「そういうことじゃなくてだっ!!」

司「隣の人を愛し、そしてその隣の人がまた隣の人を愛する、その繰り返しで愛情の線がいつしか自分に帰ってきて、愛情の和ができる...そんな世界です」

友「......そうかい」

司「よろしければ自宅までお送りしますが」

男「俺はいいや」

友「俺もだ」

友「あんたはこれからどうするんだ?」

司「またやり直しますよ、あのビルはもう使えないでしょうしね」

男「それって...」

司「私は諦めませんよ、では」


ブロロロロロロロ

男「(いっちゃった...)」

友「...はぁ、俺は挑む相手を間違えてたのか...俺、帰るわ、今夜は悪かったな俺の勘違いで」

男「お、おう(心ここにあらずって感じだ)」

友「じゃ」とことこ

~~~~~

男「今日は忙しかったな~、あっと、いまいるか?」

ビ「いるよー」

男「明日、司久さんが言ってたことを整理したいから頼むな」

ビ「今じゃなくて?」

男「今日は本当忙しかったからもう疲れちゃって、明日に......」

男「......明日?」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
【君のお母さんと連絡が取れないし、それに 少女 って子知ってるでしょ?君が図書館で話してるのを見たって人がいたんだ。その子も"昨日の夜"自殺してるし...】


男「ーーーっ!」ドッドッ

男「(【昨日の夜】、これを警察に言われたのは明後日のパズズ召喚後のお昼頃だ...ってことは明日!明日の夜には少女ちゃんは...)」

ビ「どうかしたの?」

男「いや、明日の記憶の確認頼むな」

ビ「あいよー」

男「(夜遅いが一応連絡しよう)」ポチッ

男[夜遅くごめんね、
いきなりだけど今なにしてる~?]

男「送信っと...(今の段階で自殺はしていないだろうけど、それはあくまで前の周での話だ、今回はどうなるか分からない)」

男「...くそ、帰ってこない!」

男「そうだ!学生君!あの子なら少女ちゃんの家を知ってるだろ!」ポチッ

男[夜遅くごめんね!緊急なんだけど少女ちゃんの家知らないかな!?
知ってたら教えて欲しい、連絡待ってます!]


学生[すみません、知らないです、少女さんに何かあったんですか?]

男[何もないよ、知らないならいいんだ、急に連絡してごめんね]

学生[そうですか、分かりました]

男[おやすみ]

学生[おやすみなさい]

男「少女ちゃん大丈夫かな...?」

ピロリン♫

男「少女ちゃんからだ!!」

少女[メールありがとうございます、お風呂はいってましたよー(^-^)]

男「よ、よかった...」

男[お風呂、夜遅いね、俺は結構早めに入っちゃう(笑)]

少女[そうなんですか!私の場合クセになってて( ; ; )]

~~~~~

その後もメールを続けたが、
少女ちゃんは明るく、とても自殺するような様子じゃなかった。
ただ実際に会ってみないと分からないこともあると思い、明日一緒に出かけることになった。


~~~~~

落ちついた女性「ふぅ......それで、2人とも逃がしたってわけ?」

いえ、2人ではなく3人です。

落ちついた女性「3人?あのビルに来るはずだったのは、司久と私たちが依頼した友の2人だけでしょ?」

いえ、もう一人、男性を確認しました。

落ちついた女性「はぁ...というか、そう言うことを言いたいわけじゃないのよ私は、なんで逃がしたのか聞いてるの、信者の投薬レベルは5でしょ?ターミナルよターミナル」

も、申し訳ございません...落合様、相手側も私たちの想像以上に警戒していた、ということでしょうか...

落「そうね、でなければあんな手の混んだことはしないわ...それにしてもあんたが予想を外すなんて珍しいわね」

?「......もう一人の男性についての情報は?」

はっ!監視カメラからの録画データです!

落「はぁ?なによ男性じゃなくて、またま男の子じゃないの!」

?「.........この男...」

落「なに?知ってるの?」

?「......あぁ」


誤字ほんとすみません。

あと祝250言い忘れた...


落「その3人を逃がしたっていうのはとても痛いわね」

そ、それとなんですが、6階の会議室からこんなものが...

落「なによ」パシッ

落「...CSR、メセナ...あぁ水質検査施設のことね」

この資料があるってことは...

落「感ずかれてるかもね、明日の召喚式」

!!そんな!どこから!?

落「知らないわよ、それを調べるのもあんた達の仕事でしょ?」

す、すみません!!

落「一杯食わされたってことかしら、司久もやるわね」

明日の召喚式はいかがにしましょうか...?

落「中止よ中止!、あんたもそれでいいわね?」

?「あぁ、また日を改めよう」


~~~~~遊園地

少女「こっちですよ!男さん!」

男「ちょ、ちょっとまってぇ(元気なのはいいけど、元気すぎるよ!)」

少女「次、これ乗りましょう!」

激走バクハツアー!!!

男「え、これ?まじ?」

少女「はいっ!!」

はーい!お二人様ですねーー!
こちらへどうぞーー!

男「あ、え、ちょっと待って」

はい!こちらがシートベルトです、必ず閉めてください!

少女「はい!男さん!いきますよ!」ガチャ

いってらっしゃーーーい!!!!

男「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ」

少女「きゃあああああああああああああああああああああああああああああ」


男「ぐわぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ」

少女「きゃああああああああああああああああああ!!!さいこぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!」

ぐるんぐるんぐるんぐるん

男「」カクッ

少女「きゃああああああああああああああああ」

ギュゥゥィィィイイイインンン

男「」

少女「あはははははははははははははははははは!!!!!!」

~~~~~

男「コワカッタコワカッタコワカッタコワカッタコワカッタ」ブツブツブツブツ

少女「男さん...大丈夫ですか?」ひょいっ

男「少女ちゃんは怖くなかったの?」ガクガク

少女「ぜんっぜん!すっごく楽しかったですよっ」にこにこ

男「そ、それはよかった」


少女「次!いいですか!?」ぴょん

ホラーパンデミック屋敷

男「え"、こ、ここいきたいの?」

少女「はい!」

男「...こわいよ?」

少女「はい!!」

男「...とってもとっても怖いよ?」

少女「はいっ!!!」

男「(俺、お化け屋敷とか大っ嫌いなんだよぉぉおおおおお、諦めて他のところにいかないかなぁ?)」チラッ

少女「♫~」キラキラ

男「(無理だぁぁぁぁぁああああああああ!!!!この子の瞳を曇らせちゃあダメだぁぁあああ)」

男「...少女ちゃん...」ゴゴゴゴゴゴ

少女「...はい?」

男「...いこうか」ニコっ...

少女「はいっ♫」


お二人様ですねーー!!恐怖の館へごあんなーーーい!!!

...お兄さん、ここめちゃ怖いですよ...ボソッ

男「っ!!」ゾゾゾッ

少女「♫~」

男「...少女ちゃん」ゴゴゴゴ

少女「はい?」

男「イコウカ」ニコリ

少女「はいっ♫」とことこ

いってらっしゃーい!!

~~~~~お化け屋敷

ひゅ~~どろどろどろぉ...

男「く、くらいね、はは(何も見えない何も聞こえない何も感じない、僕はこの世界の物質にしか過ぎない、僕という物質が生み出す恐怖という感情はこの世界にとって、とても微々たる物、そう恐怖を感じるということ自体小さいことなのだ、世界、地球、宇宙...そしてアマラの海を超えた異次元という名の空間にとっても極々小さい物...だいたいお化け屋敷は人間によって作られた産物!すなわち、他人を驚かすことを目的としたアトラクションッッ!!!!そのような物に私自身は...

ギャアアアアアアアアアアアアアア


男「ぎゃああああああああああああああああああああっっ!!!!!」ギュ

少女「あっ///」

男「...っていきなり出てくるけれどネ、驚いてあげるのも大人ってことなんじゃないかな?」ギュウウ

少女「は、はい///」

男「俺はね?俺は怖いとかそういうの知らないけどね、少女ちゃんがさ?キツイもんね?」

少女「そうですね...じゃあ///」ぐいっ

男「え?」

少女「も、もっとギュってしますっ///」

少女「私が怖いので...///」

男「し、少女ちゃんが怖いなら!しかたがないっ!」ギュウウウ

少女「やった///」ボソッ


少女「じゃ、じゃあいきましょうっ///」とこっ

男「...」

少女「...?、男さん?」

男「ひ、ひざの調子がオカシイナー、ナンデダロー?」ガクガク

少女「大丈夫ですよっ、ここのお化け屋敷は短いですから、ここの先左いけばすぐですっ」グイッ

男「ちょ、ちょっとぉぉ」

ドンッガラガラガラガラガラガラッ!!!!!!

男「」ガクッ

少女「お、男さん!?大丈夫ですか!?」

男「」ぷらーん

少女「男さーーーーーん!!!!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


~~~~~

男「...ん...ここは?」

少女「あっ!目が覚めました?」

男「...あれ?お化けは?」

少女「もう、お化けはもう逃げちゃいましたよ?」クスクス

男「あれ?...って!!」ガバッ

少女「もういいんですか?ら」

男「ごめん!ひざ枕痛かったでしょ?」

少女「ふふ、大丈夫ですよ、男さんの寝顔...子どもみたいでとっても可愛かったです///」

男「そ、そう....あはは(子供...か...)」

男「...その、ごめん、俺気絶してた?」

少女「はいっバタンキューって♫」

男「......はぁ...かっこ悪いところ見せちゃったな...」


少女「いえいえっ、男さん、私を気遣って手握ってくれたじゃないですか!」

男「そ、それは...」

少女「ふふ大丈夫ですよ、それに私、始めてじゃないんです...ここのお化け屋敷」

男「そうだったの!?...あ、だから左いけばすぐって分かったのか...」

少女「だから、大丈夫ですっ♫」

男「前は彼氏とかとかな?」

少女「ちっちがいますっ!!、そ、その家族とですよ...」

男「そっか、はは、ゴメンからかって」

少女「......」ぼぉー

おかあさーーん、もう一回これのりたい!

んもう、あと一回だけよ?ふふ


少女「......」ぼぉー

男「...?、少女ちゃんどうかした?」

少女「...え?、あ、いや、なんでもないですよっ」

男「祝日だから、家族連れが多いねー」

少女「......そうですね」

男「っと、次何か行く?」

少女「...男さん...」

男「?」

少女「私に何か話したいことがあるんじゃないんですか?」

男「!?...いや...とくにないよ...?」

少女「ふふっ、男さんウソ下手すぎですっ」

男「あはは...」

少女「自分で言うのもなんですけど...私、空気読めます、今相手がどんな会話を望んでいるか、欲しい話題とか、振っちゃいけない話題とか」


少女「今日の男さん何だか固いです...ぎこちないっていうか、何か私に聞きたそう...」

男「...すごいね、そこまで分かっちゃうんだ」

少女「男さんは特別分かりやすいんですよ、ふふ」

男「そっか」

少女「女さんが言ってたのも、私に送ってくれたメールもそういう意味ですか?」

男「まぁ...そうかも」

少女「!...そうなんだ...」ボソッ

男「ごめんね、うまい方法分からなくてさ」

少女「男さんは知ってるんですか?」

男「なにをだい?」


少女「昨日、男さんがメールを
送る時、私が何をしていたのか」

男「どういう意味?」

少女「そのまんまですよっ!!」

男「っ!」ビクッ

少女「私が何をしていたか知ってるんでしょ!?だからあの時メールを送って!だから...たがら......」ポロポロ
男「(少女ちゃん...泣いてる...)」

男「俺はただ少女ちゃんが何か困ってないか心配だったんだ!それだけだ!少女ちゃんがどう考えてるか分からないけど、俺は少女ちゃんの味方だっ!」

少女「......男さんは知らないんですか?」

男「俺にはさっきら少女ちゃんが何を言ってるのか分からないよ...」

少女「そうですか」にこ

男「...え?」

少女「私、観覧車乗りたいです」にこ

その時の少女ちゃんの笑みが、
俺には恐怖に感じた。


~~~~~観覧車

男「.......」

少女「......」ぎゅっ

男「あ、あの」

少女「私、今この瞬間が幸せです」ぎゅぅぅ

男「え?あ、はい」

少女「私が男さんと一緒にいるところを第二の私が見ているんです」

男「...は?」

少女「なんだか、自分のことなのに自分じゃないみたいです」ぎゅぅぅ

男「あ、そういうこと、えっと、落ちついた?」

少女「はいっ、さっきはすみませんでした」

男「いやいや、思春期にはいろいろあるさ(俺も思春期みたいなもんだけど)」

少女「...男さん」


男「ん、どうかした?」

少女「この後大丈夫ですか?」

男「全然オッケーだけど」

少女「私、男さんと行きたい場所があるんです」

男「ほぉ」

~~~~~

男「でだ、俺たちはどこに向かってるの?」とことこ

少女「内緒ですっ♫」とことこ

男「こんな森の中、危なくないか?」

少女「大丈夫ですっ♫」

男「(なんだか道なき道を進んでいる気が...)」とことこ

少女「心配しなくても大丈夫ですよっ、道分かりますからっ」


男「ほ、ほんとにぃ?」とことこ

少女「ほら!見てくださいあれ!」

男「んー、なにあれ?(木に赤い紐がくくりつけられてる)」

少女「この木から始まって、右斜め方向に罠が取り付けられてるんです!」

男「どういうこと?詳しくお願い」

少女「この森は鳥類専門猟師の仕事場だったんですよ、鉄砲で仕留められない獲物は罠で捕まえるわけです」

男「すごい世界だな」

少女「罠が設置してある木を見つけるために赤いひもは右斜めの、青いひもは左斜めの木に、それぞれ罠がしかけられてるわけです」

少女「ほら、見てください上」

男「本当だ、木の上の方に罠がしかけられてる」

少女「ひもを見つけたら、その方向に進んでいき、バツ印が付いてる木が罠の木です」


男「手が込んでるな~、でもそれと道に迷わないってのは...」とことこ

少女「罠にかかった鳥を捕まえ猟師が帰る先はどこでしょう?」とことこ

男「家...とか?」とことこ

少女「正解ですっ!」

ヒュゥゥォォォォォウ

男「す、すげぇ...」

少女「まぁ、家と言っても今は、ただの丘ですけどね」

男「すごいよ!なにここ!?見晴らし最高だしっ!キレイだっ!!」

少女「ふふっ秘密の場所です」

男「(こんな見晴らしのいい場所があったのか!!)」

少女「ここに生えてる、一本しかない木で涼むのが私の贅沢です」

男「感動だ......」

____________
____木×_______
______木_____
________木___
__________青_
________木___
______木×______
____木_______
__赤_________
__↑_________
__頭_________

分かりにくくてすみません。
【木×】罠が仕掛けられてる木です

あと、森すっごく広くて
【__】のところ全部木です、
言い忘れてましたすみません。


ヒュゥゥオオオオ

少女「ここだけは平和なんです」

男「時が止まってるみたいだ...」

少女「男さん」

男「なんだい?」

少女「この木で抱き合った二人には永遠の愛が約束されるんですよ」

男「永遠の愛?噂か何かかな?」

少女「...男さん...私ね...」すっ

男「!ちょ!少女ちゃん!?」

少女「このままギュってしてもらっていいですか?」

男「いいですか...って、(マズイだろ、中学生と永遠の愛だなんて...それに俺には女が...)」

少女「あとは男さんがギュってしてくれれば」

男「ん、あれ?」


少女「どうかしましたか?」

男「いや、それ...」

少女「?」

男「その腕のキズ、どうしたの?」

少女「!!!」サッ

男「アザになってたけど、ここに向かう途中でどこかにぶつかった?」

少女「い、いえ、転んだだけですよ」

男「ずいぶん痛そうだけど、見せてごらん」ズイッ

少女「お、男さんっ!!」

男「っ!はいっ!?」

少女「...この先に私の祖父の家があるんです」

男「おじいちゃんいいとこ住んでるなぁ」

少女「よかったら行きませんか?」

男「え、いいの?」

少女「はいっ♫、喜ぶと思います」


少女「こっちですよ!」たったった

男「ちょ!まってぇ!」

少女「おいて行っちゃいますよー!」

~~~~~少女の祖父の家

ピンポーーン

男「いきなりお邪魔して大丈夫かなぁ?」

少女「そんなに気を使わなくても大丈夫ですからっ♫」

ガチャ

祖父「はいーどなたで...っ!おおっ!少女ちゃんっ!」

少女「こんにちわ!おじいちゃん!」

祖父「おぉ、久しぶりだねー、おぉいっ!婆さんや!少女ちゃんがきたぞーっ!」

はいはーーい

祖父「ささ、早く入りなさい...あれ?」

男「あはは...」ペコ


~~~~~

祖父「ほうほうっ!それで近所の男さんに、うちの少女が」

男「あはは、いきなりお邪魔してすみません」

祖母「いや、いいんだよぉー」

祖父「そうだそうだ、若いのに遠慮しちゃーいかんぞ」

少女「あはは、おじいちゃんったら」

祖母「それにしても少女が人連れて来るなんてめずらしいねぇー」

祖父「考えてみれば...」

男「そうなんですか?」

祖父「そうじゃ、そうじゃっと、婆さんお茶」

祖母「今用意しますよ、っと」ガタッ

少女「あっおばあちゃん!私がやるよ!座ってて!」


祖母「いいのかい?すまないねぇ」

少女「いいのいいの!」とことこ

男「あっすみません!俺も...」

祖父「君はここに座っとれ!」

祖母「そうだよ、お客さんなんだから」

男「なんか、すみません、はは」

祖父「それに聞きたいこともあるしな」

男「聞きたいこと?」

祖母「いやね、たいしたことじゃないんだけどね」

祖父「少女の様子じゃ、どうなんだ?」

男「よ、様子ですか?」チラッ

少女「ふふふふふーん♫」カチャカチャ

男「いやぁ、普通じゃないんですか?」

祖父「...そうか、普通か」


祖母「そうだね、前よりは明るいね」

男「そうなんですか」

祖父「...って知らんのか?」

男「いや、知らないです、暗かった時期があったんですか?」

祖父「当たり前じゃろっ、両親が亡くなった時はすごく暗かったぞ」

祖母「そうそう」

男「え?」

祖母「今は父親の弟さんが引き取ってくれてるんでしょ?会いにこないからよく知らないけど」

祖父「どうかしたのか?」

男「少女さん、両親亡くされてるんですか?」

祖父「っ!なんじゃ!知らなかったのかっ!?」ガタッ

少女「お茶おまたせー」

男「......」

少女「あれ?どうかしたの?」


祖父「...いや...」

祖母「な、なんでもないのよ」

少女「そうですか....?」

祖母「さっ!男さん!お茶飲んでっ」

男「は、はい」

祖父「.........」

少女「?」

~~~~~

少女「じゃ、おじいちゃんっおばあちゃんっ!」

祖父「それじゃぁの」

祖母「またきなよー、男さんも」

男「はい」

祖父「少女、ちょいと先いっててくれ」


少女「ん?分かった、男さん先いってますね」とことこ

男「あ、あのさっきの...」

祖父「すまん、さっきの話は近所だから当然知ってるものだと...その忘れてくれかの?」

男「はい、僕こそ知らずにズケズケと」

祖母「いや、男さんは悪くないよ」

祖父「少女もな、辛いだろうに」

祖母「もっと私たちを頼ってくれればいいのにね...」

祖父「そうだな...」

男「......」

祖父「呼び止めて悪かったの」

男「い、いえ!」

祖母「少女のこと、よろしく頼むね」にこっ

男「はい、それでは」

少女「男さーーん!こっちですよーー!」


その後は少女ちゃんを家まで送り届けて、そのまま解散となった。

少女「わざわざ、送ってもらっちゃって!すみません!」

男「男として当然さ」ふふん

男「(お爺さんには忘れてくれと言われたが...)」チラッ

少女「それじゃあ、すみません失礼します」

男「(両親が亡くなってるって...相当きついだろ)」

男「あぁ、じゃあね」

~~~~~

男「でだ、昨日の夜の事で整理だ」

ビ「あ、忘れてなかったんだね」

男「当たり前だろ」

ビ「まずは何が起こったのか、まとめてみよう」

男「了解」


友の意見は、ヒジン教が信者達に薬を流している、ということ。

司久(もりひさ)さんの意見は、ヒジン教はそんなことはしていない、とそもそもエツジン教に雇われてる友は信用ができない、という事。

言い争いの中、突然謎の集団が会議室に入ってくる。

奥の部屋の隠し会談で一階まで降りて、車で逃走。

車の中の会話で、その集団がエツジン教の信者と判明、月と蛇のマークが理由だ。

エツジン教がつくられた経緯、またなぜ分裂したのか司久さんが話す。

落合という女性こそが悪だと。


男「その話が本当なら、一周目の深夜VIPビルの爆破や」

男「水質検査施設でのパズズ召喚は全てエツジン教の仕業という事になる」

ビ「そうだね」

男「実際、水質検査施設には月と蛇の印が確認できた」

ビ「うん、たくさんの人がいたね」

男「だとしたら、とても大きな敵だ」

ビ「これだけ大掛かりな事ができるんだ、敵はエツジン教団体だけじゃないかもよ?」

男「確かに...」

ビ「怖くなったかい?」

男「お化け屋敷にくらべれば、どうってことない」

男「それにしてもビルでのことが気になる」

ビ「と言うと?」


男「突然突入してきた信者だよ」

男「タイミングが出来過ぎじゃないか?」

ビ「君が会議室に入って、3人とも逃げ場がない時に突入ってことかい?」

男「そうそれ」

ビ「そうかな?」

男「俺の場合は外にいたから会議室に入ったか入ってないかは、すぐに分かるけど」

男「友は違うだろ」

ビ「そう言われればだけど...」

男「だろ?」

ビ「友に随分とこだわるんだね」

男「友は前の周で爆発によって死んでしまった」

男「今回も、そうなりそうだったんだよ」

ビ「前回はともかく、今回も同様のことが起こりそうになったのは、何か理由があるんじゃないかと?」

男「そう」


男「それともう一つ」

ビ「もう一つ?」

男「あぁ、司久さんのこと」

ビ「ふぅん」

男「あの人、前の周で死んでないぞ?」

ビ「おっ!確かにそうだね」

ビ「だけど...」

男「だけど、前の周でビルにいたとは限らない...だろ?」

ビ「うん、その時は友だけが被害にあったことになる...」

ビ「...あれ?それだと司久さんが、はめたみたいになるけど...」

男「それなんだよ、安全なところまで送ってくれたのはありがたいけど」

男「俺はどうも司久さんのことが信じられない」

ビ「うーん...複雑になってきたね」

男「ということで、いくつかのパターンを考えてみた」


男「聞いてくれるか?」

ビ「興味深いね、頼むよ」

パターンA:司久さんがエツジン教とグルの場合

この場合は、昨日の夜の出来事...つまり友と俺が無事に家に帰られた所までが、思い通りのシナリオ。

よってエツジン教とヒジン教が分裂しているのは表面上だけで、本当は深いところで繋がっているということになる。

俺が友と一緒に来ることが想定外だったため、今は様子見、後でべつべつに始末される可能性がある。

男「どう思う?」

ビ「うーん、細々とした所は無視して言うけど」

男「おう」

ビ「【後で別々に始末】は行き過ぎじゃない?」

男「そうかなぁ?」

ビ「いくら大きな組織とはいえ、始末って...警察が黙ってないでしょ」

男「でも前回の友は実質的に始末されたってことじゃないのか?」

ビ「......難しいねぇ...保留ってことで」


男「分かった」

ビ「あともう一つあるけどいいかい?」

男「マジか...そんなに穴ある?」

ビ「まぁまぁ」

ビ「もう一つは友の仕事について」

男「吸収合併の仲介人だろ?」

ビ「それを頼んだのがエツジン教」

男「うん」

ビ「君のさっきの話だと、このビルでの出来事はエツジン教が起こしたことになるけど、それだと面倒くさいよ」

男「面倒くさい...?どこが?」

ビ「友を始末するためなら、わざわざビルじゃなくてもいいじゃないって話さ、友に仕事を頼んだってことは」

ビ「もちろんその前に友のことを知ってるわけだ、ましてや大きな団体がそんな面倒くさいことしなくても手を下せるんじゃないかな?」

男「あー、たしかに」

男「じゃ、じゃあ団体は誰でも良かったって線は?」

ビ「詳しくお願い」


男「もともと吸収合併の仲介人は必要だった訳で、たまたま友のいる会社に依頼が来た」

男「それでたまたま友の仕事になった...どう?」

ビ「つまり、友を始末したいんじゃなくて、仕事に関わった仲介人を始末したいってことかな」

男「そうそれ!」

ビ「ってことは深く繋がっている両団体だけど、本当のところは、おおやけに合併することを望んでた...」

男「混乱してきた...」

ビ「次のパターンは?」

男「えっと...」


パターンB:司久さんがエツジン教とグルではない場合

その場合、司久さんの言ってたことは全て真実、エツジン教の落合って女性のトップが悪で、それを知った司久さんが設立したのがヒジン教ってことになる。

司久さんは落合さんの悪行を知っているため、自分の命が狙われていることに気付いていた、隠し扉があったのはそのため。

現在1人で行動していると思われる司久さんは、エツジン教団体に今も命を狙われている、もしくはもう既に...って可能性がある。

もちろん友も俺も命を狙われている可能性がある。

男「どうかな?」

ビ「質問いい?」

男「えぇ、また穴あるのかよ...」

ビ「司久さんと落合さんが仲悪いのに、わざわざ吸収合併する理由が分からない」

男「そ、それは司久さんと友を始末する口実...」

男「ってそれだと、またさっきの本当に始末したいのは友か仲介人かって話に戻る...くそ」


ビ「落合って人が本当に望んでるのは理由がどうあれ、司久さんと友と死」

ビ「そしてエツジン教にはなく、ヒジン教にはある何か」

男「おぉ、何かそれっぽい」

ビ「パターンも大事だけど、今後相手がとってくる行動さ」

男「行動...」

ビ「どっちのパターンであれ、命を狙われてるのは?」

男「ーーーっ!友っ!!」

ビ「そう、たとえパターンBであっても現在司久さんの居場所は分からない」

ビ「その場合でも今できることは友の安全確保じゃないのかな?」

男「まずは友が始末される未来を阻止して、相手の行動から敵を判断していくってことかっ!!」

ビ「ふぅ...今後の方針が決まったね」


男「(一周目には、ただの爆発事故だと思ってたけど)」とことこ

男「(エツジン教とかヒジン教とか、なんだか複雑になってきたなぁ)」とことこ

ビ「で、僕たちどこに向かってるの?」

男「女が入院してる総合病院だよ」とことこ

ビ「あぁ、あそこ」

男「あんまりお見舞いけなかったからな~」

~~~~~総合病院

男「それにしても人間の医療技術が神様にも対応してるなんてな」

ビ「......」

男「神も人間も変わらないって、案外本当かもな」

男「...?前、お前言ってたよな?」

ビ「...あぁ」

落ち着いて!ね!

あははっ!大丈夫ですよーっ!!

ビ「あれって」


男「幼馴染じゃないかっ!」

あははははっ!

男「いくぞっ!」ダッ

~~~~~病院内の庭

だめよ、幼馴染ちゃん!そんなところ入っちゃ!

とんとんとーんっとっ!あははー!!!

男「幼馴染っ!!」

幼「ー?あれ?男!?」

幼「男だーー!」たんったんっ

や、やっと帰ってきたぁ~ってあなたは?

男「あ、えぇっと」

幼「友達ですよっ!看護師さんっ!!」

看「あぁ..そうなの...てっきり」


すみません、出かけます。


男「幼馴染の彼氏かって?」

看「えぇ、ごめんなさいっ!、私の勝手な勘違いですっ」

幼「あははっ!!あやまってるーっ!!」

看「もうっ!からかわないのっ」

男「あはは...」

看「じゃ、じゃあ今日はここまでにしようね幼馴染ちゃん」

幼「またあの部屋ぁ!?やだやだやだーーっ!!」ジタバタ

男「......」

~~~~~

幼「...すぅ...すぅ」

看「ごめんね、せっかく来てくれたのに...」

男「いえ、俺のことは大丈夫です...」

男「ただ、幼馴染が...」チラッ

幼「...すぅ...すぅ」


看「興奮状態が続くとね、自身にも周りにも危害がでちゃうから...」

看「...し、失礼だけど、幼馴染ちゃんとは?」

男「昔からの友人です、最近まで会ってなかったんですが」

看「...そう、辛いわね」

男「もう一人の友人に聞きまして...」
ーーーーーー
ーーーー
ーー
友【今日はどんな顔してた!?明るく笑ってたか!?それとも暗い表情だったか!?】

友【話しかけた時、【どっちかの幼馴染】なのが、とても怖い...!】

男「......っ」

看「...その君はどこまで知ってるのかしら?」

男「結構知ってると思います...日によって変わるんですよね、彼女」

看「っ!そこまで...辛かったらいいのよ?私が後で伝えとくから」


男「いや、大丈夫です」

看「本当はこういう事、家族以外の人に言っちゃいけないけど」

男「?」

看「彼女、最初は精神疾患でうちに来たのよ」

男「精神疾患...(友が言ってたな)」

看「でも、どの症状にも当てはまらなくてね...そ、その...」

看「虐待によるADHD(注意欠陥・多動性障害)やASD(自閉症スペクトラム障害)も疑われたのよ」

男「ぎゃ、虐待っ!?」

看「安心して、該当しなかったわ」

看「こんな症状初めてだって、先生も言ってたの」

男「そうですか...」


すみません、今気づいたんですが
なんだかIDコロコロ変わってますよね、
最初から、今まで、文章書いてるの同じです。
一応よろしくお願いします。


男「すみません」

看「どうかしたの?」

男「もし...なんですが、薬でこういう症状って出るんですか?」

看「薬?副作用とかかな?」

男「...麻薬とかです」

看「............そういう事、する子だったの?彼女」

男「しませんよっ!」

看「......」

男「ただ、気になって」

看「MRIで撮った画像では特有の脳の萎縮(いしゅく)は見られなかったわ」

男「(友が言っていた薬物反応が出ないって、尿とか脳の影響を含めてだったのか?)」

男「(でも脳に影響がでないなら、そもそも異常行動はとらないだろ...)」


看「まだ他に気になる事あるの?」

男「いや、ないです、なんかすみません」

看「麻薬なんてやらないって、友達のあなたが一番良く分かってるんじゃない?」

男「はい...そうですよね」

幼「...すぅ...すぅ...」

看「彼女ね、昨日はとっても暗かったの」ナデナデ

男「...そうですか」

看「昔の幼馴染ちゃんはどんな感じだったの?」

男「昔...ですか...」

ーーーーーー
ーーーー
ーー
友【おらおらっ!どうだっ!」カチャカチャ

男「お、おいっ!友っ!その裏ワザ卑怯だぞっ!!」カチャカチャ

幼「...友くん、ずるい...」カチャカチャ


友【ずるいも何もねぇ!勝者だけが神だ!】

男【なんだよ、その謎理論...】

幼【...ふんっ...ふんっ】カチャカチャ

友【おいおい幼馴染、正気か?このゲームで俺に勝てる訳ねぇだろ!!】カチャカチャ

男【そうだぞ、ゲーム持ってるからって変なバク見つけやがって...諦めろ幼馴染】

幼【...やだ...】カチャカチャ

男【お?】

友【あれれ?なんかやばい感じ?】

幼【.........】カチャカチャカチャカチャカチャカチャ

男【おいおい、マジかよ】

友【この俺が...押されてるだと!?】カチャカチャ

幼【...チェックメイト】カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ


__YOU_WIN__

男【...すげー】

友【キャラがありえない動きしてた】

幼【......最後の詰めが甘い】ふふん

ーーーーーー
ーーーー
ーー
男「大人しかったです、でも負けず嫌いで...」

看「そう」

男「(昔はよく遊んだよな...)」

看「私ね思うの」

男「何をですか?」

看「日によって違う幼馴染ちゃんは、全部幼馴染ちゃんなんだって」

男「全部...幼馴染の気持ちって...そんなわけっ」

看「だって嬉しそうだったじゃない?」


男「嬉しそう?」

看「男くん見つけた幼馴染ちゃん、とっても嬉しそうだったわよ?」

幼【男だーー!】たんったんっ

看「普段、あんまり私のいう事聞いてくれないのに、すぐにあなたの方へ行ったじゃない」

男「......」

看「嬉しい時も悲しい時も苦しい時も楽しい時も!変わらない、いつもの幼馴染ちゃんじゃないのかなーって」

男「いつもの...幼馴染」

看「まっ、あくまで私の感想なんだけどねー?」

男「今は感情のコントロールができていない...ってことですか」


看「そうかもね、毎日話しかければ何か変わるかもっ」

男「......」すっ

男「おーい、俺だー、また3人でゲームしようなー」

幼「...すぅ...すぅ」

男「......(そんな都合良くいかないか)」

看「あはは、ま、毎日ね?」

幼「ぅぅん......ん」

男「!!」

幼「友くんずるいよぉ...すぅ...すぅ」むにゃむにゃ

看「ほ、ほらね!?」

男「(友、幼馴染はお前に会いたいみたいだぞ)」


~~~~~

女「...すぅ...すぅ」

男「よう、久しぶりだな」

男「女も毎日話しかければ早く目覚めるのか?」

女「...すぅ...すぅ」

男「...女が寝てる間にな、いろんなことが起こったぞ」

男「まだ、爆発起きてから2日しかたってないんだよな」

女「...すぅ...すぅ」

男「なぁ、前の周で...

男【神だって言われても、見た目は女の子だからな、少なくとも俺は仲間だと思ってる】

男【奴隷が図々しいけど、はは】

女【...男...私...じ、じつは】

男【?】

女【い、いえ、なんでもないわ、いきましょう】

男「本当は何て言おうとしたんだ?」


女「...すぅ...すぅ」

男「.........俺な...女のこと...好きなんだ」

男「おかしいよな?会って何日もしてないのに...」

女「...すぅ...すぅ」

男「.......好きなんだよ、本当に」

男「......」

男「そろそろ帰るか...」すっ

ガラララ

母「あれ?男?」

男「あ、母さん(...聞かれてたかな?)」

母「なにー?朝からずっと看病してたのー?あついねーー」

男「来たのさっきだよぉ」

母「そうなの?...まぁいいや」

男「母さんこそお見舞いに来たの?」


母「そうだよー」

ドンッ

母「ミカンとか梨とか、たくさん買ってきたよ!」

母「女ちゃん、海外育ちでしょ?」

男「え、ああ(そういう設定だった)」

母「だから、日本のもの食べてもらいたくてー」

男「いいんじゃないか?」

母「で、容態どう?」

男「変わらないよ、すぅすぅ寝てる」

母「そっか...男が来てから変化はない?」

男「あぁ、本当さっきだから、母さんとほぼ変わらないよ」


母「あんた、朝早くから出てったじゃない」

男「今日は少女ちゃんと遊園地に行ってきたんだ」

母「え?遊園地?少女ちゃん?」

男「少女ちゃんだよ、覚えてない?」

母「うーん?」

男「あの背がちっちゃい子」

母「ん、もしかして昔、よく公園で遊んでた子?」

男「...?遊んでたっけ?」

母「たしか、少女って名前の女の子だった気がする」

母「あんた良く一緒に遊んであげてたじゃない」

男「(全然覚えてない...)」

母「それにしても...あんた...」じろー

男「な、なんだよ」


母「べーつーにー?」

男「勘違いしてるぞーたぶん」

母「ふーん?でも普通、遊園地なんて行くー?」

母「それも二人っきりでー?」

男「いや、だから違うって...」

男「...............」

母「?」

男「............」


男「二人っきりって言ったっけ?俺」

母「っ!」

男「俺、言ってないぞ、何で知ってるんだ?」

母「ふ、普通、遊園地なんて二人で行くもんでしょっ?」

男「母さん、俺に何か隠してないか?」


母「隠してないわよっ、ちょっとお手洗い行ってくるねっ」

ぱさっ

男「おい、ハンカチ落としたぞっ」

男「(何だこれ...?)」すっ

男「......月と...............へ...び.........?」

ビ「バックが無いぞ」

男「ーーーーーっ!」

ビ「追いかけるんだ」

男「くそっ!どうなってんだよっ!!」ダッ


母【ちょっと男ぉ!、あんたまだ寝てんの?】

母【じゃっ夕食の準備してくるね】

男「(なぁ母さん...)」たったった

母【朝から元気ねぇ」】

母【女ちゃんはねーまだ寝てる、あ、起こしちゃダメだからね、女の子なんだから】

男「(母さんは俺の味方じゃないのか?)」たったった

~~~~~

ビ「あれだ、見つけた」

男「はぁはぁ」たったった

男「母さんっ!!」ぐいっ

母「きゃあっ!」

男「......なぁ...どういうことだよ...」ギリギリギリ

母「ちがうの、ちがうのよ」

男「何が違うんだよっ!!!!!!!!!説明しろよっ!!!!!!!」

母「ひぃっ!」


母【楽しいね男】

男「このっ!」ぐいっ

母「きゃっ!」

母【楽しいね男】

男「前もそうだ...前も...」はぁはぁ

母【楽しいね男】

男「てめぇのせいでっ......」

母「...ぅぅう...ぅぅぅ」

男「.........」ギリギリギリ

男【っ!!!お前かっ!知ってて行かせたんだろっ!?俺だけじゃなくて女も殺そうとしたのかっ!?】

母【ぐっ!ち、ちがう...ぐぐ】

男【知ってて行かせたんだ知ってて行かせたんだ!!!!】

男「ーーっ!!」ばっ

母「...ぅぅぅ...ぅぅう」


男「.........はぁはぁ...」

母【...まぁ?お母さんとしては?これから何かあっても、落ち着いてまずは、ちゃんと話して欲しいなー】

男「............」

母「...うぅ、私...うぅ」

男「...話してくれないか?」

男「エツジン教信者なんだろ?母さん」

母「っ!なんでっ!ぅう」

男「ハンカチの月と蛇のマークだよ」

母「......ぅぅ......」

男「なぁ、教えてくれないか?」

男「母さんは俺の見方なのか、それとも...」

男「敵なのか」


~~~~~6day

ブロロロロロ

新米の警察官「すみません先輩、次って左ですか?」

中年の警察官「あぁ?カーナビみりゃ分かんだろ」

新米「ここの地図って北が上なんですよね」

中年「......はぁ」

新米「どうしました?」

中年「こういう馬鹿のせいで、カーナビ代分の市民様の血税がなくなると思うとよ...」

新米「ちょっと!どういう意味ですか!それ!」

中年「そのまんまの意味だよ...」

中年「二つの事件抱えてる、クソ忙しい時に、どうして俺の部下はこうも使えないのかねぇ~」

新米「...す、すみません」

ポンッ♫100m先、左折です♫

新米「あ!やっぱり左かー!」

中年「......はぁ」


新米「二つの事件って言っても、一つ目は写真があるから大丈夫ですよっ」

中年「だといいんだがな」

新米「あっ、この家ですね」

ブロロロロロ...ガチャ

新米「大学入学前に家出なんて...なんていうかお母さん、悲しいですね...」

中年「私情を挟むなっ、ったく家出の一つや二つで"悲しい"なんて言ってたら、この先もたねぇぞ」

中年「.........」

新米「どうしました?」

中年「...いや、前にもこんな会話したような...」

新米「へ?」

中年「なんでもねぇよっ!いくぞ!」

新米「あ、はいっ!」


ピンポーーン

ガチャ

母「...はい」

中年「通報いただいた者です」

母「あっ警察の方ですかっ!?よかったぁ...」

新米「(クマすごいな...この奥さん)」

母「す、すみませんっ、どうぞ中へっ」

~~~~~

中年「それで、一昨日から家に帰らなくなり、一日経っても帰ってこないから警察に通報したと」

母「はい...」

中年「すみませんが、何か心当たりは...?」

母「一昨日、息子と口喧嘩をしたんです...たぶんそれだと思います...」

新米「その、もし差し支(つか)えなければ...内容の方を...」

母「...すみません、ちょっと」

新米「そうですよねぇ」ガックリ


中年「あー、こほん」

新米「?」

中年「適当に書類書いてもらって、俺たちは帰るぞ」コソコソ

新米「えっ!?」

中年「っ、ばかっ」

母「あ、あのぉ、どうかしました?」

中年「い、いやぁ、何でもないですよ、はは」

新米「どういうことですか先輩っ」コソコソ

中年「こんなの、ただの家出だろ...ほっときゃ帰ってくる」コソコソ

新米「俺、嫌っすよっ、母さんのクマみましたっ?」コソコソ

中年「過保護なだけだ、安心しろ」コソコソ

中年「だいたいなんで俺たちがこんなこと...交番の仕事だろ...」コソコソ

母「あ、あのぉ」

中年「あぁ、すみません、詳しいお話を聞く前に、まずは書類の方を」


母「は、はぁ、分かりました」

中年「記入が終わりましたら、お近くの交番の方へお持ちいただいてください」

新米「......」

母「え、そ、それって...」

中年「こういう年頃のお子さんには、よくおることなんですよ」ガタッ

新米「そ、それでは...」ガタッ

母「っ!そ、捜査してもらえないんでしょうかっ?」

中年「ですから必要書類に記入していただければ大丈夫ですよ、はは」とことこ

母「そんなっ!せめて写真だけでもっ!息子の写真ですっ!!」ぐいっ

中年「.........」

新米「...申し上げにく...

中年「大丈夫ですよ、ちゃんと捜査しますから」ニコッ

ガチャン


中年「ったく、家出で警察が動くとでも思ってんのか?」

新米「......」

中年「なんだよ、言いたいことでもあるのか?」

新米「......いえ、ないっす」

中年「さっさと車だせ」

中年「あー、あとこと写真もしまっといてくれ」すっ

新米「...了解」ピラッ

新米「............これ」

中年「...っ、なんだよっ文句でもあるのかっ?」

新米「この写真の子...」ピラッ

中年「あぁ!?なんだよ」ピラッ

中年「.........おい」

新米「なんですか?」

中年「車戻せ、あの家にもどるぞ」


ちょうど1日前、俺たちのところにある捜査依頼がきた。

依頼主はエツジン教という怪しげな宗教団体。

エツジン教...その名前を聞くと2年前の事件を思い出すが、今はやめとこう。

内容は深夜VIPビルという建物の不法侵入であり、何かを盗まれたり、
壊されたりした訳でもなく、事件と呼ぶには些(いささ)か疑問に思う内容だった。

監視カメラから侵入者は1人、名前や住所などの情報は不明で、画像のみの捜査となった。

そして今、別件で受け取った母親からの写真。

その写真と監視カメラに写っていた少年が一致したのだ。


人いますかね?
もう終盤近いんですが、文の書き方で変えて欲しいところあったら教えてくださいっ!
「...」の三点リーダーいっぱいなのは、ごめんね好きなんだ点々


ありがとうございますッッッッ!!!!!!!!

どんどん点々増えるよッッッッ!!!!!!

~~~~~

中年「お名前は【男】...ですか」

母「はい...それで先ほどの書類なんですが」すっ

中年「あぁ!心配なさらずともっ、私たちがちゃんと捜査しますので!」

母「ほ、ほんとうですかっ!ありがとうございますっ!」

新米「あはは......(重要参考人と知ってからこの対応...)」

中年「お母様にお聞きしたいのですが」

母「は、はい」

中年「どこか、息子さんが訪れそうなところは?」

母「えーと...」

新米「ちょっとした事でもいいですよっ」

母「うーん」

男【今日は少女ちゃんと遊園地に行ってきたんだ】

母「...少女ちゃん...」ボソッ

新米「はい?」


中年「.........」

母「い、いえ、そんなわけ...」

中年「お母様、今、少女...とおっしゃいました?」

母「え、はいそうです」

母「一昨日、一緒に遊園地に行ったそうなんですけど...」

新米「は、はぁ、遊園地ですか」

母「いや、関係ないんです、ただ最後にあの子が話したことですから気になって」

中年「.........」

新米「...?どうしました、先輩?」

中年「失礼ですが、息子さんのお部屋を拝見しても?」

母「はいっ、もちろんっ」

新米「(何か気づいたのかな、先輩)」

~~~~~男の部屋

母「私はどうすれば」

中年「部屋に戻っていて結構ですよ」


母「で、でも」

新米「心配しないでくださいっ、あとは自分らが責任持って仕事をするのでっ!」

母「わ、分かりました、何かあったら呼んでください」

ガチャ

中年「ふぅ...面倒くさい事になったな」

新米「そうなんですか?」

新米「2つの事件が1つになったんですよっ」

中年「そういうことじゃなくてだ...」

新米「す、すみません」

中年「そうだお前、検分してみろ」

新米「お、俺がですか!?」

中年「新人って言ってももう2年経ってるんだから、そろそろ本格的なことをやらせなきゃな」


新米「お、覚えててくれてたんですかぁ~」

新米「俺、感激です!」

中年「(そろそろ経験積ませなきゃ、俺の上司としての教育力が疑われるからな...)」しみじみ

新米「まずはベットの下ですね」ぐいっ

中年「一発目から殴られてぇのか...?」

新米「ち、違いますよっ!」

中年「何が違うのか説明してみろ」

新米「.........」ダラダラ

新米「っ!そうです!ベットの下には皆、自分の秘密を隠すんですよっ!」

中年「...ほぉ、それで?」

新米「だから...その...何か重大な手がかりが...」ズイッ

新米「......」


中年「で、何か出たのか?その重大な手がかりとやらは」

ピラッ

新米「.........」

中年「......なんだ、これは」

新米「ハンカチ...っすね」ピラッ

中年「ーーーっ!!」ガタッ

新米「ど、どうしたんですかっ!?」

中年「なんで月と蛇のマークがあるんだっ!」

新米「先輩っ!落ち着いてくださいっ!」

中年「...はぁ...はぁ」

新米「ただのデザインですよ、ただの」

中年「いや違う、これはエツジン教の印だ」


新米「...エツジン教って、依頼主じゃないですか」

新米「っいうか、なんでそんなに詳しいんですか?先輩」

中年「...俺のことはどうでもいいだろ...検分を続けろ」

新米「は、はい」

中年「.........」

~~~~~

新米「特に怪しいものは無かったですね」

中年「......」

新米「先輩?」

中年「お前、この部屋入って何も感じなかったのか?」

新米「え、す、すみません!感じなかったです」

中年「お前、一人暮らしした事あるか?」

新米「と、突然なんですか...ありますけど」


中年「男の一人部屋にクッションって、おかしいと思わないか?」

新米「自分、ピ○チュウのぬいぐるみ持ってますよ」

中年「そういうことじゃなくてだっ」ボカッ

新米「いたっ!」

中年「座布団みてぇなクッションが床に転がってて、テーブルも置いてあるってことだよ」

新米「......っ!ほ、ほんとだ...」

新米「......でも、クッションを座布団がわりにするなんて誰でもしますよね?」

新米「俺はしないですけど」

中年「座布団があるってことは、そこに人が座ってたって証拠だ」

中年「しかもそれが2つ」

新米「!」

中年「男友達がきた場合、クッションを座布団として貸す...なんてマメなことはしないと思う」

新米「(それは先輩の時代だけでしょ)」


中年「つまり、【女性】の客が部屋に出入りしていたってことだ」

中年「...まぁ、けっこう強引な推理だがな」

新米「いや、すごいです、俺なら絶対見逃してました」

新米「先輩の考えでいくと、ベットの下のハンカチも女性の私物ってことになりますね」

中年「正しければな」

~~~~~

母「えぇ、女ちゃんのことですか?」

新米「女ちゃん、と言いますと?」

母「留学生の子ですよ、うちに来ているんです」

中年「(ホームステイってやつか)」

母「女ちゃんがどうかしました?」


新米「来日されてから、だいたい何日ぐらい経ってますか?」

母「一週間も経ってないですよ」

新米「そうですか、ありがとうございます」

中年「あぁ、それと」

母「はい」

中年「先ほどの少女、という子はこちらの家に来たことは...?」

母「えーと」

母「...私も家を空けることが何度かありまして、その」

中年「いえいえ、ありがとうございます」

~~~~~

母「どうぞよろしくお願いします」

新米「任せてくださいっ」

中年「では」

ガチャ


ブロロロロロ

新米「少女、でしたっけ?その子がどうかしたんですか?」

中年「女って娘は海外から来たんだろ?」

新米「そうみたいですね、それと現在入院中だとか」

中年「外人は日本の宗教には興味ないだろ、たぶん」

新米「あー、そうかもしれないですね」

中年「それに入院中で意識もまだ戻らないとなると、聞き込みもできないだろ」

新米「で、少女という訳ですか」

中年「あぁ、可能性としては一番デカイ、署に連絡してくれ」

新米「あ、はいっ」カチャ

中年「これから居場所を突き止める」

ブロロロロロ


~~~~~

たったったったった

コンコン
落合様失礼します

落合「どうぞ」

......その

落「で、いい報告はあるの?」

......すみません、見逃しました

落「はぁ」

す、すみませんっ!

落「まぁいいわ、司久はもう何もできないでしょう」

落「それに、司久と監視カメラの男の子を消す策はできてるわ」

と言いますと?

落「司久のことを探し出してくれるわ、彼ならきっとね」

落「その場面を......ばんっ♫」


友はどういたしましょうか?

落「生かしときなさい、大事なパイプよ」

分かりました

ガチャ

落「(あとはあの警察次第ね)」

コンコンッ

落「誰?」

失礼しますっ!
水質検査施設でのパズズ召喚担当ですっ!

落「あぁ、あなた?」

昨夜の召喚儀式はどうなったのでしょうか!?
わ、私のパズズはっ!?

落「中止と言ったはずだけど」ギロッ

わ、私たちの新たなる誕生の朝日はっ!?


落「話にならないわね...この人に投薬なんてしたかしら?」パチンッ

ズズズズズズ...

フレイア「呼んだー?」

落「この人と遊んでいいわよ」

フレイア「......」チラッ

私のパズズ...私の...愛する真の世界は...

フレイア「ふふっ♫」

グシャ

ぐわああああああああああつ!!!!

落「いずれ、あなたとユミルの二人で大きな仕事してもらうから」

フレイア「はいはーい」グチャッグチャッ

落「その時はよろしくね」ニコッ

フレイア「......」グチャッグチャッ


書き溜めした分終わりっ!


ブロロロロロ

新米「いやぁ、案外早く分かりましたね、少女の居場所」

ポンッ♫200m先、右折です♫

中年「...まぁな」

新米「?」

中年「お前がここに配属されてから2年経つよな」

新米「急になんですか?はは」

中年「いや、思い出してよ」

新米「...昔の話ですか?」

中年「あぁ」

新米「先輩ってあんまり話したがらないですよね」

新米「なんていうか、自分の過去...みたいなもの」

中年「なんだ、聞きたいのか?」

新米「ま、まぁ聞きたいですけど、いつも聞かせてくれないじゃないですか」


中年「......」

ブロロロロロ

新米「......」

新米「あ、あの俺」

中年「ん?」

新米「俺、配属されて2年目なんです」

中年「知ってるよそんな事、さっき俺が言ったろ」

新米「俺って信頼ないんですかね、はは」

中年「はぁ?」

新米「自分の過去、話してもいいですか?」

中年「......勝手にしろ」

新米「その、最初から警察官になりたかった訳じゃないんです」

新米「子供の頃から、いたずら小僧で悪さばっかりしてました」

新米「小学生の頃に夢みたんです、空からなんかが落ちて来て...」


中年「子供の頃に見る夢なんて、そんなもんだろ」

新米「すごく怖かったんです、周りから聞こえる悲鳴が本当の事みたいに、今でも覚えてます」

中年「それと警察官ってどうつながるんだ?」

新米「それが自分にも分からないんですよっ!はは」

新米「...ただ、このままじゃいけないって、こんな世界にしちゃいけないって」

中年「ずいぶんと正義感がある小学生だっ、あっはっは」

新米「俺、話しましたよ」

中年「はっ?」

新米「次は先輩の番です」

中年「いやいや、俺の番とかそもそも...」

新米「............っ」じー

中年「...ったく2年目で、その会話術じゃあ聞き込みの成果も納得だな」


新米「すみません...」

中年「......分かった」

新米「はい?」

中年「話してやるよ、2年前の昔話...聞きたいんだろ?」

新米「はいっ!」

ブロロロロロ

中年「一件の爆発事件がすべての始まりだった」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

当時の警備第二課、爆発物対策係から事件がまわってきた。

大人の男女2名が爆発により死亡

しかし検死からは、身体の内側...【脳】の破裂による二次性ショックが主な死因だと分かった。

奇妙と言えるこの事件が、俺とアイツの最後の山となった。


中年【にしても検死結果間違ってるんじゃないか?】

アイツ【脳の破裂ですからねぇ】

アイツ【脳に小型爆弾が設置されてたとかっ?】

中年【んなSFじゃあるまいし】

アイツ【......どうしましょうかねぇ】

中年【まっ、とりあえず聞き込みだろ】

アイツ【はーい】

聞き込みと言っても、事件発生時に近くにいた人は少なく
実際に爆発を目(ま)の当たりにした人は、死亡した2名の子供である、まだ幼い女の子だけであった。

女の子【.........】

だからっ!まだ心の傷が癒えてないんですよっ!?

中年【しかし、目撃者はあの子だけなんです!】

アイツ【そこを何とかっ!】

警察は人を事件の証拠としかみてないんですかっ!?

中年【い、いや、そんなことは..】


とにかく帰ってくださいっ!!

中年【......また来ます】

~~~~~

アイツ【病院、追い出されちゃいましたねぇ】

中年【......】

アイツ【どうします?これから】

中年【似たような事件がないか調べる】

アイツ【はいっ】

言葉にすると酷いものだが、女の子の傷が癒えるまでの暇つぶしのようなつもりだった。

しかし共通点がそこにはあった。

中年【エツジン教?なんだそれは、宗教か?】

アイツ【はい、まだ小さい宗派みたいなんですけど...】

中年【それがどうしたんだ?】

アイツ【これ、みてくださいよ】バサッ


そこには似たような事件...と言っても道中で突然痛みを訴えだしたりと、今回と比べて極めて小さいものだ。
その小さい事件が起きた箇所が赤く、アイツの雑なグルグルマークで示された地図だった。

中年【これがどうかしたんだ?】

アイツ【そのエツジン教って団体は小さいにも関わらず、各地に分館があるんですよ】

中年【世間様の目が厳しいって中で珍しいな】

アイツ【事件はそのエツジン教の施設がある近くで起きてるんです】

中年【っ!今回もか?】

アイツ【はい】

中年【...いや、だとしたら爆発の原因は?】

中年【俺たち警察が知らない未知の兵器を所有していることになるぞ】

アイツ【あ、ありえないですか...】

中年【SFの世界ならあり得るかもな】

アイツ【ただの偶然ですかね...】


その後も、幾度となく病院を訪れた。

またですか!帰ってくださいっ!

何度も。

しつこいですよっ!

なんであんなに食らいついていたのか、今となってはよく分からない。

女の子【......】

そんなある日、許可がでた。

あまり刺激になることはやめてくださいよ...言っておきますけど、この子から話した言っていったんです。
...私は反対ですからねっ

女の子【......お母さんとお父さん、死んじゃったんですか?】

中年【......っ】

何も言えなかった。


女の子【もし、犯人がいるなら】

中年【.........】

女の子【捕まえてください】

俺はただ、その子の目をみて、
強く頷いた。

唯一の手がかりと思われるエツジン教団体を徹底的に調べ上げると、思わぬ収穫を得た。

アイツ【...これ、どういうことですかね?】

中年【...なんでこんなことが...】

アイツ【なんでこいつらは堂々とこんなことができるんだっ!!】ガンッ
あともう少しのところだった。


~~~~~

中年【............は?】

アイツ【ど、どういうことですかっ!?】

何度も言わせるなっ、打ち切りだよ打ち切りっ!上からの命令だ

中年【......そ、そんな...】

突然の告知、間もなくして俺たちの科は解体され、俺もアイツも飛ばされた。

その後
【上と繋がってる以上、もう警察としては何もできないです】

そう言い残してアイツは警察を辞めた。

でも俺は...

ーーーーーー
ーーーー
ーー


ブロロロロロ

中年「俺はこうやって警察続けてんだよ」

中年「笑えるだろ?」

新米「(警備第二課...)先輩、本庁の人だったんですか...」

中年「......お前は俺みたいになるなよ」

新米「で、でもっ!先輩はっ!」

ポンッ♫間もなく目的地です♫

新米「...あっ」

中年「いまから話にいくのが」

ガチャ

中年「話にでてきた女の子だ」

ピンポーン

新米「......」

中年「悪いがお前はここで待っててくれないか?」

新米「......はい」


ガチャ

少女「はーいっ」

中年「...どうも」

少女「............」ペコっ

~~~~~少女の家

少女「お久しぶりですね、えっと中年さんですよね?」

中年「ああ、久しぶり」

少女「あの人は?」

中年「辞めたよ...2年前に」

少女「っ、そうですか」

中年「今日きたのは両親の事でじゃないんだ」

少女「もう、あの事件のことはいいですよ」

中年「この...男の子、知ってるよね」ピラッ


少女「っ...お、男さんがどうかしたんですか?」

中年「この少年の家にいったことは?」

少女「ないですけど...男さんに何かあったんですか?」

中年「ないんだね、分かった」ガタッ

少女「ちょっとっ、中年さんっ男さんに何かあったんですかっ?」

中年「......」

少女「......また、何も教えてくれないんですか?」

中年「......失礼するよ」

少女「今度は男さんですかっ!?ねぇっ!!お母さんとお父さんの次は男さんなんですかっ!?」

中年「...そんな大声、今の親御さんの迷惑になっちゃうよ」

少女「....あんなの親なんかじゃない」

中年「...それじゃあ」

ガチャ


~~~~~

新米「先輩、どうでした?」

中年「いや違った」

新米「これからどこ向かいます?」

新米「いったん署に戻りますか?」

中年「あぁ、とりあえずそうだな」

ブロロロロロ

中年「(女という外人も外れて、少女も外れた...)」

中年「(じゃああのハンカチは、一体...)」

~~~~~総合病院

看「はーい、注射の時間だよ~」

幼「......看護師さん」

看「ん~?どうかした~?」

幼「私……トイレ…行きたい」

看「注射終わったらね~」カチャカチャ


看「っ!キャッ!」ちくっ

幼「ーっ」

看「いたた…あはは、間違って自分に刺しちゃった」

看「…あれ?幼馴染ちゃんどうしたの?」

幼「……痛い」

看「えっ!?ど、どこが痛いの?」

幼「…指...」スッ

看「どこっ!?......って何もないじゃない」

幼「痛い……」

看「人差し指は、いま私が怪我したのっ...」

看「もう幼馴染ちゃん...もしかして気遣ってくれてるの~?」

幼「……痛い」すりすり

~~~~~警察署

新米「外に出ると警察官らしく仕事してるって感じるけど」

新米「ここに戻ると、お荷物部署の新人...」


中年「……」

新米「って先輩?」

中年「男の部屋での俺の推理は間違っていたのか?」

新米「俺は正しいと思いますっ」

中年「だが二人はハンカチの持ち主じゃないだろ」

新米「女と少女から、男の身元を調べるのは無理そうですね」

中年「(だとしたらハンカチの持ち主は男という少年になる)」

中年「(そうなれば、男はエツジン教信者…でなければ、あの刺繍のハンカチは持っていないはずだからな)」

中年「(だが、なぜ信者が団体のビルに侵入する必要があるのか)」

新米「どうしました?」

中年「ハンカチが男の私物だとしたら、男はエツジン教信者ってことになるよな」

新米「…まぁ、そうですよね」


中年「ならなぜ、ビルに侵入なんてしたんだ?」

新米「……ん~分からないです」

新米「っていうかハンカチから離れませんか?」

中年「いや待て、あのビルは信者なら誰でも入れる場所じゃないのか?」

新米「わ、分からないです」

中年「そうでも、そうでなくても何故侵入なんてしたんだ...」

新米「何か欲しいものがあったからじゃないですか?怪盗みたいに盗みたかったんですよ、きっと」

新米「あはは…なぁ~んて」

中年「欲しいもの?」

新米「じょ、冗談ですっ!すみません!」

中年「(犯罪をおかしてまで欲しいもの…金か?いや…ビルの物には一切、手を出してなかったんだよな…)」

中年「(だったらエツジン教の秘密か?……すべてがひっくり返るような秘密……)」


ーーーーーー
ーーーー
ーー
アイツ【...これ、どういうことですかね?】

中年【...なんでこんなことが...】

アイツ【なんでこいつらは堂々とこんなことができるんだっ!!】ガンッ
ーーーーーー
ーーーー
ーー

中年「俺たちが最後まで分からなかった秘密……」

新米「はい?」

中年「……そうだっ!!分かったぞっ!!!」ガタッ

新米「はいっ!?」

中年「2年前の俺達と同じだ!!」

新米「どどどどういうことですか!?」

中年「いくぞっ!」

新米「えええっ!!?ど、どこに!?」

中年「アイツのところだよっ!」


ブロロロロロ

新米「ちゃんと説明してくださいよっ!訳がわからないですよ!」

新米「……運転してますけど」

中年「簡単な話だ、団体が一個人を捜査対象にしたには訳がある」

新米「それは、不法侵入したからじゃあ…」

中年「不法侵入したその先だ、男は何かを得た、それこそお前がさっき言った【欲しいもの】だ」

新米「お金!…は違いますよね」

中年「団体がこんな形で俺たちに依頼したんだ、とんでもない物だぞっ!」

新米「と、とんでもないもの」ゴクリ

中年「あぁ、団体がひっくり返るほどの秘密だ!」

中年「俺たちのするべきことは男を見つけて団体に引き渡すことじゃない」

中年「男を団体から保護することだっ!」


新米「で、一体どこに向かってるんですか?」

ポンッ♫50m先、左折です♫

新米「…一応ナビの言う通りにしてますが」

中年「言っただろ、アイツのところだ」

中年「警察辞めてからも、団体付近を調べてる」

新米「調べてるって、警察じゃないのに…」

中年「アイツのところは特別さ」

中年「この名刺の番号に連絡しろ、いまから俺が行くってな」

新米「あ、はいっ!」

新米「……」

新米「サンカク出版社カトウ?」

ブロロロロロ


ちょっと出かけますッッッッ!!!!!!!!!


~~~~~サンカク出版社

プルルルル、ポチッ

カトウ「はい、カトウですが」

カ「はぁ、えぇ、あぁ中年さんがっ?」 

カ「あぁ今から来ますか...はい、分かりました」ポチッ

カ「ふぅ~中年さんかぁ~懐かしいなぁ」

なんだカトウ、誰かお客さんか?

カ「あ、はい、前の職場の上司が来ます」

前の...って警察かっ!?

カ「そうですけどぉ」

とうとう、うちの違法取材がバレたか……

カ「ははっ違いますよぉ、別件です」

カ「それに、この件に関しては同志ですから」


~~~~~

ブロロロロロ

新米「サンカク出版社~っと」

ポンッ♫目的地周辺です♫

新米「おっ、ここですか」

中年「みたいだな、実際に行くのは俺も始めてだ」

ブロロロロロ……ガチャ

新米「今から会うカトウって人、一体どんな人なんですか?」とことこ

中年「あー、何というか、基本能天気な奴だ」とことこ

新米「そ、そうなんですか」とことこ

新米「(でも本庁の人だったんだよな~)」

中年「そんな緊張するなっ!ははっ」バシッ

新米「いたっ」


~~~~~サンカク出版社

新米「結構広いですね、有名なんですか?ここ」

中年「サンカク出版社って言えば、グレーのサンカクだろ」

新米「グレーのサンカク?何ですかそれ」

中年「ギリギリの取材が有名なんだよ」

中年「限りなく黒に近い白、だからグレー」

新米「……大丈夫なんですか?」

大丈夫じゃないですよ

新米「!!」

大丈夫じゃないけど、自分たちは取材し続ける

カトウ「そこに情報がある限りね」

カ「お久しぶりです、中年さん」


中年「おう、久しぶりだな元気してたか?」

新米「(こ、この人がカトウさんっ)」

カ「あはは、おかげさまで」

中年「もう俺なんかとは会ってくれないんじゃないかって思ってたんだが」

カ「そんなことないですよ、はは、ちゃんと名刺渡したじゃないですか」

中年「そうか、っとそうだ」

カ「?」

中年「今日、少女に会って来た」

カ「っ!なんで今更」

中年「いろいろあってな」

カ「…まぁそのことも含めて奥で話しましょうか、ここではあれなんで」

カ「あれ?そちらは…」

新米「初めましてっ!今年で2年目の新米と申しますっ!!」


新米「よろしくお願いしますっ!!」

中年「……ったく、はぁ」

カ「あぁ、電話くれた人?よろしくね」

中年「……そんなに張り切るなって」

新米「はいっ!」

~~~~~

中年「というわけだ、お前は
どう思う?」

カ「その男という少年が、団体の重大な秘密を握ってる…ですか」

カ「その少年は19歳なんですよね?」

中年「あぁ、まだ子供だ」

カ「そう考えると妙ですね、団体がわざわざ依頼するなんて」

中年「だろ?」


カ「うーん…でも何か…」

中年「足りないか?」

カ「はい、決定的な何かが欲しいです」

新米「決定的な何かですか……」

中年「それでだっ」

カ「言わなくても分かりますよ、それで俺のところにきたんでしょ?」

中年「察しが良くて助かる」チラッ

新米「(なんでこっち見てるんだろ?)」

中年「本当は男の情報が欲しいが、無理そうだから…どうするか」

カ「男とは直接関係ないと思いますが、いいですか?」

中年「話してくれ」

カ「団体の周りで起こってる妙な事件があるんです」

中年「妙な事件?」

カ「はい、俺がこっちに移ってからずっと進めてる調査です」


カ「最近起きた有名なのは、これです」ピラッ

新米「スーパー爆発事件?」

カ「はい、ちょうど3日前に起きた爆発事件です」

中年「この事件はうちの署で扱ったやつじゃないか」

新米「あ、本当だ」

中年「ちょっと貸してくれ」ピラッ

中年「……」パラパラ

新米「この事件に団体が関わってるんですか?」

カ「そうです、正確には末端の信者ですが」

中年「おい待て、これは確か【事故】だったはずだ」

カ「これは人が起こした事件なんですよ、中年さん」

新米「犯人はいませんでしたよね?」

中年「あぁ、この書類間違ってるんじゃないか?」


バサッ

カ「うちでかき集めた、信用性のある証拠です」

カ「どうぞ見てください」

新米「うわぁ、すごい量」スッ

中年「……こりゃすごい」スッ

中年「(膨大な数の現場写真、それと犯人と思われる人物への調書……全会話が記録されているのか)」

カ「文面で信じられないのでしたら全調査時の動画もありますが」

中年「い、いや大丈夫だ(それにしても撮影場所は確か)」

新米「ここの現場写真ってまずくないですかね……?」

新米「…規制線写ってますし……」チラッ

カ「あはははっ!まっ!そこはグレーのサンカクですからっ!」

新米「(あきらかブラックですよ)」


中年「違法取材はともかく、問題は俺たち警察と調書の内容がまるっきり違うってことだ」

新米「は、はい」

カ「団体は信者を利用して何かを企んでる、もしくは信者独断の凶行」

中年「前者だな、間違いなく」

新米「この犯人は今どこに?」

カ「おそらくどこか、俺みたいな取材人が入れない施設……」

カ「そう……警察署とか」

新米「そ、そんな」

【何度も言わせるなっ、打ち切りだよ打ち切りっ!上からの命令だ】

中年「(2年前と同じ、警察内にも団体の根は張り巡らされてるっわけか)」

カ「そこの資料にある通り犯人と思われる人物はとても興奮している状態でした」

カ「ここ見てください」ピラッ

調査時、犯人と思われる人物はひどく興奮しており、目の焦点のズレや奇妙な言動が多々確認された。

上記の様子は【薬物摂取時】にとてもよく似たものだった。

しかし薬物が引き起こす症状とは異なる点も確認された。


カ「まるで人形のように手足をブラブラさせ…俺たちと同じ人とは思えませんでした」

新米「(調書内容、笑い声ばっかだ…怖いなぁ)」

中年「俺たちの予想以上に、団体は大きいのかもな」

新米「…そうですね」

カ「これが俺の今調べてるものです」

中年「いや本当に助かった」

カ「そう言っていただけるとありがたいです」

新米「よく上司の人許してくれますね、あはは」

カ「うちは結果第一主義でね、こういう違法取材にはすこし寛容なんだよ...、いけないことってわかってるけどね」

カ「……あれ?」

中年「内容はともかくだ、俺たちのするべきことは見つかった」

新米「男の保護ですよね」


中年「それも並行して続けるが、肝心の男が見つからなきゃ話は進まん」

カ「いったいどこにいるんでしょうかね」

中年「まずは信者のことから調べたい、また同じような事件を起こされちゃ堪らないからな」

新米「そうですねっ!」

カ「でも、信者を調べるって…警戒されませんか?」

中年「……う~ん」

新米「誰か信者じゃないけどエツジン教に詳しい、そんな都合のいい人いませんかね~」

中年「いたら苦労しないだろぉ」

カ「いたらいいんですけどね、そんな人、あははっ!!」

カ「…………あれ?」

中年「どうした?」


カ「……そこの資料」ガサガサ

新米「?」

カ「エツジン教の付近を調査してる時に…んっと、いたんですよ」ガサガサ

中年「いたって…誰が?」

カ「確か…ここらへんに…おっ!あった」ピラッ

新米「なんですかこれ?」ズイッ

中年「なになに…吸収合併?」ズイッ

カ「近頃団体が、過去に分裂したヒジン教って小さい団体と再び合併しようとしてたんです」

カ「気になって調べていくうちに、
その合併の仲介役として○○社の友って人が出て来たんです」

新米「仲介人の友ですか~」

カ「この人なら団体内のこと、詳しいんじゃないかって」

中年「可能性としては十分あり得るな」


新米「で、でも話してくれますかね?仕事相手の情報なんて…」

中年「なぁに、いざとなればコイツの出番さ」スッ

新米「あっ警察手帳、その手がありましたか!」

カ「国家権力きましたね」

中年「そうと決まれば、善は急げだっ!友のもとへ行くぞっ!」

新米「了解ですっ!」

カ「分かりました!」

中年「エツジン教の悪事を暴いてやる!」

~~~~~

フレイア「って言ってるけど、どうするの?」

落合「ふふ♫、全部聞こえてるわよ……霧のユミルを通してね♫」

フレイア「私いってくるね~」

落「ふふふ♫、中年と新米とカトウ……それに友、エツジン教の秘密を知る者を同時に消せるなんて…」

落「友に出会った時が、貴方達の最後……ふふ♫」


~~~~~友の家

中年「ここのアパートだな」

カ「やっぱり警察すごいですね、あの短時間で特定するなんて」

新米「…………」

中年「どうかしたか?」

新米「手帳だすの、俺やりたいですっ!」

カ「あはははっ!」

中年「(まぁ友の事も、その前の事も、こいつの鶴の一声があったからだよな…)」

中年「分かった、頼んだぞ」

新米「やったっ!俺もう死んでもいいですっ!!」

カ「大げさだな、あははっ!」

新米「そ、それでは」

ピンポーーン

…………


新米「……あれ?」

カ「反応ないですね」

はい……友です

ガタッガタッ

中年「……おい、何か様子がおかしいぞ」こそこそ

カ「何か聞こえませんでした?インターホン越しでよく分かりませんが」コソコソ

新米「え、え?」

中年「最初から警察と名乗るのはやめだ、カトウ、お前ので名乗れ」コソコソ

カ「すみません、サンカク出版社のカトウと申します」

…………

…………今開けます

中年「サンカク出版社、ずいぶんと信頼されてんな」コソコソ

カ「俺は直接会ったこと無いんですが...」コソコソ


新米「(これをみろっ!警察だっ!……これぐらいのトーンでいいかな?)」ドキドキ

ガチャ

友「はい友です」

中年「(きた!)」

カ「(きた!)」

~~~~~


フレイア「(きた!)」ニコッ


~~~~~

新米「(きたっ!!!)」

カ「あの、突然でもうし……」

~~~~~

フレイア「さようなら♫」スッ

~~~~~

バンッ!!!


2日前~~~~~4day

男「なぁ、教えてくれないか?」

男「母さんは俺の味方なのか、それとも...」

男「敵なのか」

母「ぅぅ…ぅ」

母「お母さんは味方よっ!!だって...」

男「ちゃんと説明してくれよっ!なんでエツジン教なんかに...っ!」

母「エツジン教を悪く言わないでっ!!」

男「(なんで...どうして母さんが)」

母「あなたを監視してもらってたのよっ!!お父さんみたいにいなくならないように!」

男「…いま父さんは関係ないだろっ」

母「ねぇ...あんたも私の前からいなくなるの?お父さんみたいに…」ガシッ

男「いなくなるわけないだろ…いなくならないからエツジン教から脱退してくれよ」


母「……」

母「それはできないわ」

男「どうしてっ!」

母「今まで、あなたを守ってもらってた恩があるから」

男「(くそっ!もうおしまいだっ!)」ダッ

母「っ!男っ!どこいくの!」ガシッ

男「もう一緒にはいられないっ……」

男「…………ばいばい」バシッ

母「あっ」

男「…っ」

たったった

~~~~~男の部屋

男「くそっ!くそっ!」ダンッ

ビ「これからどうするんだい?」


男「この家から出ていく」

ビ「それからは?」

男「…あまり考えてない」

ビ「一旦、落ち着いたらどうだい?」

ビ「ゆっくり対策を考えよう」

男「いや、ダメだ…母さんが言ってただろ」

男「俺を監視してるって…それもエツジン教がっ!」

ビ「だからこそ一旦落ち着くべきだ」

男「だから!ここにいちゃダメなんだよっ!!」ダンッ

男「(でも女は…?、俺がここから離れても、今度は女が人質になるかもしれない)」

ビ「……」

男「(くそっ!どうすればっ!)」チラッ

男「(今はこのハンカチが、死ぬほど忌々しいっ!)」バッ


バサッ

ビ「このハンカチも、今は大事な証拠品だ」スッ

男「それに触るなっ!!」

ビ「……」

男「こんなハンカチも、この部屋もっ!」

男「もう、俺には関係ない」

ビ「君はもう少し冷静な人だと思っていた」

男「勝手に思ってろ、みんながみんなお前みたいに冷静に考えられる訳じゃない」

男「(女も少女も、友もっ!みんな狙われるかもしれない、俺のせいで)」

ビ「ロキはどうするんだい?このまま見捨てるの?」

男「お前は女のそばにいてくれ」

ビ「……」

男「ここからは俺1人でやってみる」

ビ「危険だよ?」

男「俺なんかより女の方がよっぽど危険だ」


ビ「…分かったよ」

男「悪いな」

ビ「……」

男「今までありがとな」

ビ「…自分より、好きな人の未来を取るのか…」

男「馬鹿だからな」

ビ「…じゃあね、こういう時はサヨナラは言わない方がいいんだよね」

男「当たり前だ…またいつかな」

スッ

男「……」

男「(女はこれで大丈夫だろう)」スッ


ポチポチ

少女ちゃん、また急なんだけど
俺しばらく親に内緒で旅行に出かけることにしたんだ。
もし俺の親が連絡してきたら、
悪いんだけどそう伝えてくれないかな?
ごめんね、頼みます。

男「送信」ピッ

男「(少女ちゃんは団体とは直接関係ないからな、これでひとまず大丈夫だろ…)」

男「問題は……友だな」

~~~~~友の家

友「はぁ?…悪いがもう一回説明してくれ」

男「だから、俺の母さんがエツジン教の信者だったんだ」

友「それは分かった、その先だ」

男「俺が監視されてたんだ」

友「それも聞いた、パターンの方だ!」


男「パターンAは司久さんがエツジン教とグル!、パターンBはグルじゃない!」

男「分かったっ?」

友「で、なんで俺のところに来たんだよ?」

男「どのパターンでも友、お前が命を狙われてるからだよ!」

友「お、俺が?」

男「そうだ」

友「とりあえず、落ち着きたい…」

友「お茶飲むか?」

男「……うん」

~~~~~

友「ふぅ~」

男「落ち着いた?」

友「あぁ落ち着いた」

男「よかった、それで続きなんだけど」

友「落ち着いたら、ある考えが浮かんだ」


男「考え?」

友「考えっていうか疑問、まずなんで司久さんを疑ってるのか分からない」

男「なんでってそりゃ……」

男【あぁ、司久さんのこと】

ビ【ふぅん】

男【あの人、前の周で死んでないぞ?】

男「(……俺が1回、前の世界を体験してるなんて言えない)」

友「ほら、大した根拠ないだろ?」

男「そ、そうだけど1つの可能性として」

友「だいたい、あの人は俺たちのこと逃がしてくれたんだろ?」

男「そうだけど……」

友「まぁいいさ可能性として考えておくか」

友「それともう一つ」

男「な、なに?」

友「お前、エツジン教に監視されてるんだろ?」


友「なんで俺のところに来たんだよ」

男「……あ」

友「それもまぁいいさ」

男「まぁいいって……」

友「俺の命が狙われるって話も司久さんがグルかもって話も、あんまり信じちゃいないからな」

男「は?なんでっ!」

友「俺は2つの仲介人なんだぜ?なんでそのクライアントに殺されなくちゃならないんだよ?」

男「(そ、それは……あれ?なんでだっけ?)」

男「と、とにかく!その!」

友「その?」

男「えっと……その…」


カ【コホン、実はこの事件なんだかおかしいことがたくさんあるんだ】

カ【ああ、まず取材許可がおりないこと、これは僕から言わせるとわけが分からない】

カ【過去の爆発事故もふくめて死者がでている、しかも今回に限っては、過去にない大規模だ】

カ【もうこの時点で、みんな気付きているが、同一犯ということは間違いない】

カ【この事件をメディアで発信しない理由がないんだよ】

カ【警察が取材許可をおろさないだけじゃないんだ】

男「そうだっ!」

友「?」

男「これから相手がとってくる行動だよ!」

友「はぁ?」

男「友が嫌でも信じるようになるんだっ!」


友「……」

男「(カトウさんが言ってた、警察もメディアもおかしいって)」

男「もし、俺と友の命が狙われてるとしたら当然ここにくるよね?」

友「…まぁ、そうだな…標的が2人いるからな」

男「でしょっ!?エツジン教が俺を監視してるから、俺が友の家にいるってことはバレてる」

友「……それで?」

男「エツジン教は警察とも報道機関とも繋がってるんだっ!」

友「……っ」

男「だから、友の家に誰か……そうっ!例えば警察の人が来たらっ!」

男「もうそれはエツジン教に命を狙われてるって証拠なんだっ!」

友「…………っ!!」ギリッ

バキッッ!!


男「っ!」ドサッ

友「…ハァ…ハァ」

男「…え?…ちょっ、友?」

友「ふざけるのもいい加減にしろよっ!!!!!!!」

友「なにが命が狙われてるだっ!!!何が警察も報道も繋がってるだっ!!!!!!」

男「え、え」

友「てめぇの言ってることは!!!」バキッ

友「全部!!!!!」バキッ

友「ただのふざけた妄想じゃねぇかッッ!!!!!」バキッ

男「ガッ!」ドサッ

友「お前よぉ...幼馴染の話聞いて、なんにも思わなかったのか?」

男「そ、そんなわけないだ…」

友「じゃあなんでそんなふざけた話ができるんだよ!!!それも俺の前でッッ!!!!!」

男「ーっ!」


友「もしよ…このタイミングで警察が来るんだったら、お前の話し信じてやるよ…」ズイッ

男「うっ」グイッ

友「……」

男「……」

友「…どうだ?なぁ」

友「一体いつ、俺たちの命を狙いに来るんだよっ」グイッ

ピンポーーン

男「ーーっ!」

友「……ちっなんだよ」

男「(ま、まずいっ!)」

友「お前の予想通り、警察だといいな、はは」

友「はい……友です」

男「(くそっ!逃げ道作らなきゃっ!)」ガタッガタッ


すみません、サンカク出版社のカトウと申します

友「ほらな、やっぱり警察じゃない」

男「か、カトウさん!?」

カ【そっか、じゃあ一緒いこうか、僕は君たちよりも現場の歩き方を知ってる、あ、これ僕の名刺ね】

男【サンカク出版社カトウ?】

友「なんだ?知り合いか?」

男「あ、あぁ」

友「で、こいつも敵なのかよ?はは」

男「ちがう、カトウさんは俺の味方だ」

友「けっ、そうかい」

友「…………今開けます」

ガチャ

友「はい、友です」

カトウ「あの、突然でもうし……」


バンッ!!!

新米「これをみろっ!!!警察だっ!!!!!」クワッ

友「ーっ!!!」

中年「ば、ばかっ!!!」

新米「(……き、決まった…)」

友「っ!くそっ!」

ガチャン!

~~~~~


フレイア「は~~っ!?どういうことっ!?狙いそびれたじゃないっ!!」


~~~~~

落「反応が早すぎるわね…もしかして予測してた……とか?」


~~~~~

中年「馬鹿野郎ッッ!!!なんでその、タイミングで言うんだッッ!!」


~~~~~

友「ど、どうなってんだっ!おい男っ!」

男「早くっ!窓を開けたっ!逃げるぞっ!」

友「に、逃げるってっ!い、いやまだ決まったわけじゃ…」

男「……っ」ジッ

友「ーーっ!」

友「わ、分かった!くそ!」スッ

男「俺から、窓の外に出るっ!」

友「いや待てっ!車で逃げる!」

友「俺が先に行って、車まで誘導する!!」スッ

ドスンッ!

友「くっ!」

たったった

男「おっと!」

ドスンッ!たったった……


~~~~~

新米「すすすみません!き、緊張して」

カ「どうします?もうバレちゃいましたよ?」

中年「くそっ!令状待つしかねぇじゃねぇかっ!ドアさえ固めれば、
強引にいけたのによっ!」

新米「す、すみません」

カ「中年さん、落ち着いて!」

中年「……はぁはぁ、令状できるまでお前が見張ってろよ」

新米「じ、自分ですかっ!?」

中年「当然だろ!…万が一逃がしたりでもしたら……」ギロッ

新米「し、したら…?」ゴクリ

中年「…特性ゲンコツだ」ギリリリッッ

カ「(うわっ懐かしいなぁ)」


ブロロロロロ

新米「え?」

カ「…車の音?」

中年「下で走ってる車は何だ?」

カ「嘘でしょ?ここ2階ですよ、窓から出てったってことですか?」

ブロロロロロ……

新米「…行っちゃいましたね」

中年「フンッ!!」

ドゴォッッッ!!!!!

新米「ギャーーーーー!!!」

~~~~~

落合「また逃げられたわね…」

落「もういいわユミル、戻ってらっしゃい」

ユミル「分かった」

落「そこにいても、もう何も得られないわ」


~~~~~

ブロロロロロ

男「どうなってるんだ…」

友「俺が聞きたいよ!くそっ!」

男「(カトウさん…味方じゃなかったのかよ)」

友「…………」

男「…………」

友「…ほら」スッ

男「…どうした?」

友「ティッシュだよ……そ、その悪い」

友「殴っちまって……頭に血が上ってて…」

男「いや、俺こそ悪かったよ」スッ

フキフキ

男「考えてみたら、トンチンカンなことしか言ってなかった」

友「だな……でも、これではっきりした」


男「俺の話、ちょっとは信じてくれる?」

友「……信じたくないけど、信じるしかないだろ…」

ブロロロロロ

友「はぁ……ただ仕事してただけなのになぁ~」

男「ところでさ」

友「ん?」

男「どこ向かってるの?」

友「ん、あぁ俺の会社、さすがにこの短時間で戻れないだろ?警察も」

友「それより、顔ひどいぞ?」

男「…ったく誰のせいだよ」フキフキ

友「もうちょい左、まだ血ついてる」

男「え?」フキフキ

友「あ、俺からみて左ね」


男「ん~鏡ない?」

友「ん~ないな~、ルームミラーでガマンしてくれ」スッ

男「んー」フキフキ

男「話し戻すけど、なんで会社に?」

友「資料……押さえとかないとな」

男「資料?」

友「俺が仕事するにあたって、団体からもらった資料」

友「大事なことは載ってなかった気がするけど、一応な」

男「自分でエツジン教を捜査するってこと?」

友「そうだな~、あ、お前もだから」

男「え」

友「お前も他に行くとこ無いだろ?ちょうどいいじゃないか」


男「(そうだ、もう家には帰れないんだった)」

友「いい提案だろ?」

男「おう」

ブロロロロロ

~~~~~○○社

友「……警察いるか?」コソコソ

男「んーー…いない…かも」コソコソ

友「中入って、待機してたら終わりだな、はは」

男「…いやなこというなよ」

友「…おじゃまぁ~」コソコソ

ガチャ…

あれ?友くん

友「あ、どうも」


男「誰?」コソコソ

友「俺の上司」コソコソ

友くん今日は確か休みじゃなかったっけ?

友「あはは、ちょっと忘れ物して…」

ふーん、まぁいいけど

友「資料、資料っと」コソコソ

あっ、そうだ、友くん

友「は、はいっ!」ガタッ

【もりひさ】って人から連絡があったよ、なんでもすぐに掛けなおして欲しいだとか

友「…あ~、分かりました」

じゃ、確かに伝えたよ

男「(司久『もりひさ』さん…か…)」


トントン

男「ん?」

友「見つかった、車に戻るぞ」

男「おうよ」

友「それじゃ失礼しましたー」

男「…」ペコっ

はーい

あれ……もう1人の、うちにいたっけ?

~~~~~

男「警察いなかったな」

友「あぁ、てっきりもういるのかと」

男「最初に会社の方にいくと思うんだけど…ふつう」

~~~~~

あっ、警察の方から連絡あったよ!
……ってもういないか

やってしまった……

すみません313の6dayと379の4dayに2日のズレあります……

2日前の4dayで男が家から出て行き、その後野宿して
次の日の5dayで前の周のパズズ召喚が今回も行われるのか、実際に水質検査施設まで歩いて行き、黒塗りの車がないことに気付き、前の周とは違い、5dayでのパズズ召喚は無いものと判断して
もう一日野宿したあと6dayの中年グループと、男&友のグループとのエピソードということでお願いします。
本当すみません
言い訳なんですが、本当に手探りで書いているので細かいところグチャグチャです。

上記の補充設定の説明文も自分で書いてて意味分からないし…

僕のことは沈下す三点リーダーとお呼びください……

本当にごめんなさい。

沈下す三点リーダーより


~~~~~

友「司久さん無事だったのか」

男「みたいだね」

男「(俺が前に考えたパターンだと、A.Bのどちらとも友が狙われる)」

男「(実際に警察組織を利用して、友を狙ったしな)」

友「連絡するか、合流して情報も欲しいし」

男「待って」

友「?」

男「(さっきの出来事だけじゃあ、司久さんがグルかグルじゃないか…なんて判断できない……でも)」

男「いま会うのは危険だと思う」

友「またパターンの話か?」

男「うん」


友「司久さんがあの夜、俺たちを逃がしたのは」

友「この連絡に確実に返信させるための伏線ってことかよ?」

男「……分からないけど」

友「そんな回りくどいことしないだろ、例えグルだったとしても」

男「(俺も正直、今の状態に混乱してる)」

男「(ビューレイストの能力なしじゃあ、正確な記憶は期待できないし……くそ、離れたのは失敗だったか?)」

友「俺は行くぜ」

友「お前はどうする?ここに残るか?はは」

男「それはごめんだ…ったく分かってて言ってんだろ、はは」

男「(難しく考えちゃダメだな…友を見習おう)」

友「じゃこのメモに書いてある番号に連絡するか」ポチポチ

プルルルルル


ガチャ

司久「……友さんですか?」

友「はい、いま大丈夫ですか?」

司「はい…連絡ありがとうございます、掛けてはくれないのではないかと」

友「そんなことはしませんよ、っとそれでどうしたんですか?」

友「司久さんが今、どんな状況かは知りませんが俺たちは警察に追われてる途中でしてね」

司「…本当かい、それは」

友「本当ですよ、さっき警察から逃げてきたところです………」


友「……司久さん、どうしました?」

男「?」

友「なんだか声にハリがないというか…なんというか元気が無いようですが」

司「あぁ、察しの通り疲れててね、少し前まで私も追われていたんだ」

友「大丈夫なんですか?」

司「大丈夫だよ、今もう一つの私の別居にいてね…」

司「まぁ別居といっても小さい施設だが、そこにいる少数の私の部下(信者)と身を潜めている」

友「……そうなんですか」


司「ん?……あぁ、心配しなくとも信用できる人たちだよ」

司「もしかしたら君たちも狙われているんじゃあないかと思ってね、危険を犯して友さん、あなたの会社まで連絡したというわけさ」

友「いまからそちらに向かってもいいですかね?」

司「あぁ、もとよりそのつもりで連絡した」

友「よかった…」

司「ただし、ここにくる途中は追っ手に気をつけてくれ」

友「大丈夫ですよ、みたところ警察はいないようですし」

司「違う、私が言いたいのはエツジン教からの追っ手だ」

友「ですから…周りには誰も…」


司「私の勘違いであってほしいけれど、エツジン教には【超人的な能力】を持つ人がいると考えられる」

友「ちょ、超人的な…?」

司「あぁ、現実的じゃないけれどね」

司「私が落合の悪行を暴こうとした…と話しただろう?」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

友【っ!クスリはエツジン側が流していたのかっ!】

司【はい、もちろん私は止めようとしました...だけど何者かに阻止されクスリの出どころを特定するどころか、彼女に近づくこともできませんでした】

男【強力なバックがいるのか...】

友「はい…(ビルから逃げる時、車内で言ってたな)」

司「前は言わなかったが、警察を利用しての捜査…いよいよ我々の想像を超える何かが絡んでいるのではないかと」

司「そう私は思っているんだよ」


友「……」

司「くれぐれも注意したまえ、もしかしたら敵は……人だけじゃないのかもしれない…」

友「……分かりました」

司「話が脱線してしまったね、その小さい施設というのは、この先のーーーー」

~~~~~

新米「男へ繋がる手がかり、友…逃げちゃいましたね」

カトウ「それにしてもずいぶんと警察を警戒していたね」

ーーーーーー
ーーーー
ーー
新米【これをみろっ!!!警察だっ!!!!!】クワッ

友【ーっ!!!】

中年【ば、ばかっ!!!】

友【っ!くそっ!】

ガチャン!


新米「そうですよね、何かやましいことでもあったんでしょうか?」

カ「やましいこと…ね」

中年「いや、違う」

新米「はい?」

中年「俺のミスだ、やっちまった…くそ」

新米「ど、どういうことですか?」

中年「警察だと知ってからの、あの反応」


中年「最初から、警察は敵だと…捕まったら即始末されると考えた上での行動」

中年「そんな感じがした」

新米「始末される…って謎の組織じゃないんだから、そんなことあり得ないですよ」

カ「僕もあの反応、おかしいと思いました」

新米「え、えっ!」

カ「僕たちは友に男の情報を聞き出すために来ました」

新米「そうです、はい」


カ「友がエツジン教と繋がりがあるのなら…当然、団体が追っている男の居場所は言いません」

カ「ましてや警察には絶対に」

新米「そうですよっ!仲介人である友はどちらにも中立な立場であると考えたから、僕たちはここに来たんですよ!」

中年「だが、奴は逃げた…それも俺たち警察の名前を出した途端」

新米「なにが言いたいのかさっぱりです…」

中年「俺とカトウの2年前の出来事、話したよな?」

カ「……」

新米「はい…確か、捜査が途中で打ち切りに」

新米「それも上の命令で………あれ?」


中年「そこでカトウは警察の上とエツジン教が何らかの形で繋がっていると考えた、だから警察をやめた」

中年「だろ?」

カ「はい」

新米「つまり、警察はエツジン教の仲間…」

中年「大雑把に言えばな、そういうことになる」

新米「友は警察を聞いた途端逃げ出した……」


中年「そうだ、ビックリして固まるならまだしも…突然の逃亡」

中年「これは友が、【警察はエツジン教と繋がっている】ことを知った上での行動とすれば……」

新米「ーーっ」ゴクリ

中年「友はエツジン教とは対立する立場にあるということだ」

カ「敵の敵は味方ってやつですね」

中年「あぁ、そういうことだ…あくまで可能性としての話だがな」

新米「それってマズイじゃないですかっ、友逃げちゃいましたよ…」

ーーーーーー
ーーーー
ーー
バンッ!!!

新米【これをみろっ!!!警察だっ!!!!!】クワッ

新米「(あっ、俺のせいだ)」

中年「マズイな、とりあえず署に戻って……」

新米「?」

中年「もう、あの建物も信用できねぇな」

新米「あ、そっか」

カ「僕の出版社はどうでしょう?」


中年「…いいのか?」

カ「ここまで来たら、僕も引き下がれないですよ」

中年「恩に着る」

新米「ありがとうございますっ!!」

カ「資料も、まだたくさんありますし、対策を練りましょう」

~~~~~小さい施設

ブロロロロロ

ガチャ

友「おうおう、こんな山奥に」

男「小さいっていうか、木々に埋れてるな」


友「とりあえずいこうぜ」とことこ

サッ

男「!」

友「うおっ!」

……友さん、男さんでいらっしゃいますか?

友「そ、そうですけど」

こちらへどうぞ

スタスタ…

男「(警備は厳重ってわけか)」

友「び、びっくりした」

男「いこうぜ」とことこ

友「お、おう」とことこ


~~~~~

司「お久しぶりです」

友「っ!ひ、ひさしぶりです」

司「わざわざこんな山奥にすみません」

友「い、いや…こっちもいろいろあって大変だったので、ありがたいです」

男「(司久さん…すごいクマだ)」

司「男さんもお久しぶりです」

男「は、はいっ」


司「車の移動頼むね」

分かりました

スッ

友「あっ、え?」

車の鍵、お借りしてもよろしいでしょうか?

友「あ、はい」チャリッ

スッ

司「中にどうぞ」とことこ

男「(ここで何か…何か手がかりを見つけるんだ)」

とことこ……


~~~~~

友「それにしても司久さん、こんな施設持ってたんですね」

司「……?」

男「どうしました?」

司「…いえ、友さんなんだか変わりました?」

友「え、はい?」

司「深夜VIPビルでは…なんていうか、その気性が荒かったような…」

友【俺の言い分ってやつは、あんた達ヒジン教のトップがクスリを下の信者達にばらまいてるってことだ】

友【今夜、てめぇが俺をはめようとしてたんだろ...】ボソッ

男「(あぁ)」


友「そ、それは…」

司「まぁ、私のことを信用してくださっていると受け取りますよ、あはは」

友「あのビルからっ!」スタッ

司「はい?」

友「…あのビルから車で逃げる時、あんた話してくれただろ?」

司「僕の夢ですか?」

友「あぁ、いつか和になって自分の元に帰ってくるっていうやつ」

司「それがなにか…?」

友「あの時の、あんたの目は嘘を言ってるようには思えなかった…」

友「信用してるぜ」

男「はは」


友「わ、笑うなよっ!一応言っときたかったんだ」

司「ありがとうございます」

友「この話は終わりっ!それでだっ、いまの俺たちの状況…」

男「警察に追われてます」

司「さっき電話で聞きましたが、だいたい私と同じ状態ですね」

司「まぁ私の場合はエツジン教にも追われているけどね、あはは」

友「そうか…」


男「あと一般の出版社も何か関係してると思います…おそらくですが」

司「一般の出版社?」

友「俺と男が部屋にいる時、サンカク出版が来たんだ」

友「名前は…たしか、カトウだったな?」

男「う、うん」

友「そのカトウって奴と男が知り合いだったらしくて、ドアを開けようとしたんだが」


友「開けた途端に警察が乗り込もうとしてきたんだ」

司「警察が?ということは警察と、そのカトウという人の2人で来たのかい?」

男「いえ、3人でした」

友「もう警察じゃなくても信用できねぇ」

司「そのカトウという人は、男さんにとって信頼できる人だったんですか?」

男「は、はい」


男「(前の周のあの人はビルの爆発事件の矛盾点を調べていた…上司の注意も振り切って…なのにどうして)」

司「警察はカトウと男さんが知り合いということを知っていて、それを利用したんでしょうね」

友「サンサク出版社が怪しいんじゃないのか?」

司「いえ、おそらく知人だから利用されたのでしょう」

友「知人……ねぇ?」

司「友さんにも何か心当たりがあるんですか?親しい人に」


友「いや…大丈夫だ」

男「……」

友「そういう司久さんはどうなんだよ?大丈夫なのか?」

司「私にはもう…彼らしかいません」

男「さっきの男性ですか?」

司「はい…実は私がこうやってエツジン教から脱退できたのも、彼らの支えがあったからなんです」


男「(彼ら…ってことは、他にもいるのか)」

司「もし彼らまでスパイ……なんてことになったら明日の作戦は終わりです」

男「(作戦?)」

友「確かに、なんていうか身のこなし…っていうのか?気配が普通の人じゃないよな」

スッ

男「!」

友「うおっ!」


車の移動できました、鍵です

友「あ、ありがとう」

司「ご苦労様、明日に備えてもう休んでいいよ」

分かりました

スッ

男「すみません、いいですか?」

司「はい」

男「明日の作戦…ってなんですか?」

司「あぁ、そのことですか」


友「何かするのか?」

司「そうですね大きいことを……まぁともかく明日で私たちの不安な夜も終わりますよ」

男「っ!それって!」

司「明日、エツジン教の本部に乗り込みます」

友「!!」

司「私たちもジッとしてるだけでは、追い詰められて行く一方ですからね」

男「の、乗り込むって!」


司「もちろん、闘いますよ」

友「……」ゴクリ

司「!あ、心配しなくても、貴方達はここにいて大丈夫ですよ」

男「ど、どういうことですか」

司「直接乗り込むのは私と彼らだけです」

男「俺たち、ここで守られてるのに…そんな…」

司「貴方達には代弁者になって頂きたいんです」

友「代弁者?」


司「万が一、私たちヒジン教が敗れた場合、貴方達が正しいことを後世に伝えていく…ということです」

友「それじゃあ俺たちは足でまといってことかよっ!」ガシッ

司「っ」

スッ、やめなさい

男「!!」

友「うおっ!」グイッ

司「やめなさいっ!!」

………スッ

友「くっ…」


司「今ので分かったでしょう、貴方と彼らとの力の差を」

友「……でもよ」

司「…………」

男「……俺たちこのまま迷惑かけるだけじゃ嫌です」

司「……これは貴方達のことを思っての…」

友「……」

司「……分かりました」

男「え?」

司「夕食後、作戦について詳しく話します」

友「ほ、本当かっ!」


司「ただし!!来るか来ないかは強制しません」

司「明日、二人で相談してください」

男友「「はいっ!」」

~~~~~総合病院

女「……すぅ……すぅ」

女「…………っ」

女「…ん、あれ?」

きょろきょろ

女「ここ………どこ?」

ビューレイスト「……やぁ」

女「っ!?誰っ!?」

ビ「初めまして…かな?」

ビ「僕の名前はビューレイスト」

女「っ……?ビューレイスト?」

ビ「君の見方さ」

_____訂_______正_____
司「ただし!!来るか来ないかは強制しません」

司「明日、二人で相談してください」

男友「「はいっ!」」

~~~~~総合病院

女「……すぅ……すぅ」

女「…………っ」

女「…ん、あれ?」

きょろきょろ

女「ここ………どこ?」

ビューレイスト「……やぁ」

女「っ!?誰っ!?」

ビ「初めまして…かな?」

ビ「僕の名前はビューレイスト」

女「っ……?ビューレイスト?」

ビ「君の味方さ」


女「(ビューレイストっ!?誰?敵っ!?)」

ガタッ

ビ「安心してよ、僕は君の敵じゃない…」

ビ「それに君が【何者】なのか知っている…」

女「…っ、どういうことかしら?」

ビ「うーん、イマイチ信用してないね…」チラッ

女「な、なに?」

ビ「このネームプレート…【女】…ねぇ?」

ビ「【ロキ】…の間違いじゃないのかな?ふふ」

女「っ!!?な、なんで!」

ビ「とりあえず落ち着こうか、もう一度言うけれど、僕は君の味方さ」


ビ「最初に言っておくけれど、僕は君が探していた【彼】であり」

ビ「この聖戦を止めることができる……いや、【出来た】存在だった」

女「っ!?じ、じゃあ貴方が……」

女「…出来た?」

ビ「今はもう僕にも止めることができない…いや、もう聖戦が起こる前に世界は」

女「……世界は…?」

ビ「あるべき形を失う」

女「!!」

女「そ、そんな…じゃあ私は一体何のために…」

ビ「まぁまぁ、話は最後まで聞こうじゃないか」

ビ「僕には止められないが、【男】には止められるかもしれない」

女「男っ!!(そういえばさっきから男の姿がない!)」

ビ「僕は男と一緒に行動してきた」


ビ「世界滅亡を阻止するために行動し続けた男だが、ある問題が起き」

ビ「僕と別行動することを余儀なくされた」

女「ちょっと待って!話を最初から……いつから貴方と男は一緒に行動してきたの?」

ビ「………」

ビ「分かった…全てを話そう」

女「…」ゴクリ

ビ「僕が【とある神】と出会ってから……今現在までの話を」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


「なぁ、お前っ!」

ビ「……」

「そこのお前だよっ!」

ビ「……?」

「なぁちょっといいか?お前、
【人間】って知ってるか?」

ビ「……」

「無視するなよ…」

ビ「僕は「お前」じゃない、ビューレイストって名前があるんだ」


「bylr「ビュー」leiptr「レイスト」…「風と稲光」か」

ビ「……別に覚えなくてもいいよ、どうせすぐに忘れるだろうし」

「まぁ長いし、レイストでいいか?
雷光のほうがかっこ良くていいだろ?」

ビ「……で、なに?【人間】がどうかしたのかい?」

「聞いた話なんだが俺たちと姿形が似てるそうなんだよっ!」

ビ「……それで?」


「俺も見たくなってよ、詳しいやつを探してたんだ」

ビ「それで僕のところに?」

「あぁ、ここにいるやつが詳しいって聞いてな」

ビ「…ふ~ん」

「ってお前さっきから何やってるんだ?」

ビ「ここの池から見えるんだ」

「見える?何が」

ビ「君の言ってる人間の世界だよ」


「っ!本当かっ!」

グイッ

「……?」

「……こいつら何持ってるんだ?」

ビ「木の枝だよ」

「…枝?なんでそんなの…」

ビ「これを使って木の実を落とすんだ」


「なんでそんな面倒臭いこと」

ビ「知らない」

「ふ~ん、要領悪いな」

~~~~~

女「…どういうことですか?」

ビ「どうしたんだい?」

女「私は人が誕生してから、現在まで見守り続けました」

ビ「そのようだね、それが君達の仕事だろ?」

女「はい…ですが、私だけじゃなくて貴方もだったんですか?」


ビ「違うよ、この世界を見守っているのは君達だけさ」

女「(どういうこと?)」

女「…話を続けてください」

ビ「さっき話したのが、僕と彼との出会い」

ビ「それから人間を見続けてきた僕たちだけど、ある日…」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

「なぁ!レイスト!」

ビ「なに?」


「俺たち行ってみないか?
人間のところにっ!」

ビ「急にどうしたんだい」

「俺見たんだよっ!変なのっ!
変なのが動き回ってるんだ!」

ビ「?」

「ほらっ!あれっ!」

ビ「……あぁ、あれは馬だよ」

「馬?なんだそれ、人間じゃないのか?」

ビ「うん、俺たちの世界とは違ってたくさんの生き物がいるみたいだ」


「おおっ!よし決めた!
お前も来い!」

ビ「え?」

「本当は自分一人だけで行く予定だったが、詳しいやつも必要だろ?」

ビ「いや危険だ、戻ってこれないかもしれないぞっ!」

「お前知らないのかよ?
他にも行ったことのあるやつはいるんだぜ?」

ビ「戻ってこれたのか?」

「あぁ、なんでも人間は俺たちを…えっと…なんだっけ?
カミ?として崇め奉ってるんだとよ!」


ビ「!それは知らなかった」

「そうと決まればよしっ!
いくぞっ!」

グイッ

ビ「わっ!」

~~~~~

女「!」

ビ「この世界に来たのは、君が最初では無かったんだよ」

女「…そうだったんですか」

女「この世界と違うということは、年代にもズレがあるのでしょうか?」

ビ「うん、だいぶね」


女「木の実を枝で…ってことは約400万年前ですか?」

ビ「分かりやすく言うと、西暦1900年代」

女「1900年代っ!?」

ビ「その時代まで、まだ人間は猿人に近い生活をしてきた」

女「そ、そんな…」

ビ「もう一度言うけれど、この世界とは違う世界のお話だよ」

女「つ、続けてください」


ビ「最初はただ間近で観察するためだったんだ」

ビ「でも彼らを見てると、なんだか不思議な気持ちになったんだ」

女「不思議な気持ち…ですか」

ビ「彼らの毎日はとても明るく、僕たちとは全く別の生き物に見えたんだ、姿形は同じなのに」

ビ「馬に乗り、野を駆け、狩をし、腹を満たす」

ビ「そんな彼らにとって何気ない行動が、毎日を退屈に感じていた僕にとって新鮮だった」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


「あの赤い実なんだ?口に入れたぞ」

ビ「なんだろう…なんで口に入れたんだ?」

「……なぁ」

ビ「どうした?」

「俺たちもやってみないか?」

ビ「やってみるって、実を口に入れるのか?」

「あぁ!ほら!見てみろ、口に入れたやつの顔!」

ビ「ん?」

「あんな顔見たことないっ!」

ダッ

ビ「お、おいっ!待てっ」


「大丈夫だって!見られても空を飛べば!」

ビ「そういう問題じゃ」

「見てみろ!近くでみると鮮やかな赤色だっ!」

ビ「(なんだこれは…)」

「不思議な匂いがする!」

ガシッ

「……」ゴクリッ

シャリ

ビ「……ど、どうだ?」

シャリ

モグモグ

ビ「お、おい」

ごっくん

「美味い」


ビ「は?うまい?」

「お、お前も口に入れてみろっ!」

ガシッ

ビ「うわっ!」

グイッ

ビ「むごむご」

シャリ

ビ「むごむ…」

シャリ

シャリ

モグモグ

ビ「……」

ごっくん


「ど、どうだ?」

ビ「美味い…美味い」

「美味い、美味いだろ!?」

ビ「これは美味いっていうのか?」

「あぁ!!美味い!!美味いんだ!!!」

ビ「は、は」

ビ「はははははっ!美味いっ!」

「ははははははは」

ぐいっ

「ははははっ…え?」

ん、ん!

「に、にんげん?」

ビ「(人間だっ!)」


~~~~~

ビ「子供がこちらを見て、手を出してきた」

女「……」

ビ「どうやらリンゴが食べたかったみたいなんだ」

女「そ、それからどうしたんですか?」

ビ「あげたよ、言語が無いようでね、【ん】としか言わなかったが…」

ビ「僕がはじめて見た笑顔だった」

女「それから…」

ビ「それからは僕たちは観測者じゃなくなった、彼らと共に行動するようになった」


ビ「言葉を含めた知恵や技術を教えた」

女「……」

ビ「彼らの笑顔を見たくてね、何年も一緒に行動した」

女「知恵や技術って…そういうのって許されるんですか?」

ビ「他の世界との干渉のことかい?」

女「えぇ」

ビ「特になにも言われなかったよ」

ビ「言われなかったけど…」

女「……?」

ビ「ある日、準備をするために僕だけが一度戻ったんだ」


ビ「本格的なことを教えたくてね」

女「本格的なことですか」

ビ「そうっ、でものんびりしすぎて、向こうの世界では100年近くも過ぎてた」

ビ「そんな中、聖戦が行なわれる…そんな話を聞いた」

女「ーーっ!聖戦っ!」

ビ「それも人間の世界でだ、僕は焦った」

ビ「知らせるためにすぐさま人間の世界に行った」

女「その方は大丈夫だったんですか?」

ビ「大丈夫だった」

ビ「1つ目に驚いたのは世界の変わりようだった、今現在とそう変わらないレベルまで人間の生活は進化していた」


女「たった100年で現代の水準にまで…」

ビ「2つ目に驚いたのは子供ができていたことさ」

女「!!」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

ビ「こ、子供ってどういうことだ!?」

「あそこにいる女性、見えるか?」

ビ「あ、あぁあの人がどうしたっていうんだっ?」

「結婚して子供をつくった」

ビ「!!」


「お前には理解出来ないだろうが、愛してるんだ…あの人を」

ビ「あい…してる?」

「あぁ、愛してる」

ビ「い、いや、それよりも子供だ!子供はどうやってつくったんだ!?」

ビ「僕たちと人間は違う生き物だろっ!?」

「……なぁ、これ見てくれよ」

スッ…ぽたっぽたっ

ビ「あ、赤い……え?」

「血液だよ」

「どうやら長い間共に生活し、俺自身が人間に近づいたようだ」


「これ…リンゴみたいに赤いだろ?」

ビ「………」

「子供は俺の子だ、人間のまねごとじゃない」

ビ「……分かった」

「話を戻すが、聖戦は本当に起こるのか?」

ビ「あぁ、どうやら人間は間違った方向に進んでしまったらしい…」

「くそっ!!!!!」

ビ「俺たちのせいだ…」

「あぁ…俺たちが知恵を与えなければ……」


ビ「………」

「………」

ビ「…子供、男の子か?女の子か?」

「…男の子だ、可愛いぞ」

ビ「【可愛い】…か、羨ましいな、僕にはそれが一体何か分からない」

「頼みがある」

ビ「悪いが僕には聖戦を止められだけの権限は無いぞ」

「お前の力をかしてくれ」

ビ「止めるのか…?いや、止められるのか?」

「今この瞬間も、俺は人間に近づいている」

「力が残っているうちにやらなきゃ、手遅れになる」

ビ「…分かった」


「……そうだちょっといいか?」

ビ「どうしたの?」

「最後に…最後に子供が見たい」

ビ「……いってきなよ」

「お前も来いよ、可愛いぞ」

ビ「だから【可愛い】って…」

「みりゃ分かる、とにかく来いって」

グイッ

ビ「お、おいっ!」

ガチャ

おかえりなさい~ってあれ?

「知り合いだ、子供が見たいって聞かなくてな」


そんなんだ~はじめまして

「うちの奥さんだ」

ビ「……どうも」

「ほらこの部屋だ」

ガチャ

ビ「…………」

…すぅ…すぅ

「今は昼寝の時間だ」

ビ「まだ赤ん坊じゃないか」

「ははっまぁな、でも名前はもうあるぞ」

「ーーーっていうんだ、どうだ?」


ビ「だから僕にはそういうのは分からないんだって」

「……こいつは…」

「ーーーは俺の息子だ」

ビ「時間は待ってはくれないよ」

「…分かってる」

「俺がいなくなった後もさ…」

ビ「ん?」

「こいつの味方になってくれないか?」

ビ「味方?」

「味方っていっても、何か困ったときに手を貸してやる…そんな程度でいいんだ」

ビ「それは君の役目だろ?」

「…………」

ビ「…僕が覚えてたらね」

「ありがとう」なでなで

……すぅ…すぅ


ーーーーーー
ーーーー
ーー

女「そのあと、聖戦はどうなったんですか?」

ビ「回避できた」

女「じゃあ、その方は!」

ビ「無くなってしまったよ」

女「…え」

ビ「よくあるだろ?誰がが犠牲になってみたいな」

ビ「その犠牲で今の世界が始まった…まぁリスタートしたってこと」

女「そんな…」

ビ「その日を境に彼の存在は無くなったまま、だけど世界の時が進んでいく」


ビ「そして時が経ち、君と男は出会った」

女「は、はい」

ビ「聖戦を止めるために君は僕を探し、男は君の手伝いをした」

女「えぇ」

ビ「その後君は爆発で死んだ」

女「え?」

ビ「この世界は3周目なんだ」

女「私が死んだ…?」

ビ「あぁ死んだよ、バラバラになって」

女「バラバラ…って、私はそんなに…」

ビ「そんなに脆くはないって?」


女「は、はい」

ビ「君も僕の話を聞いてうすうす感ずいてるんじゃないの?」

女「……」

ビ「神である君が、人間の医療を受けている…」

女「……っ」

ビ「人間に近づいてるんだよね?」

女「…………はい」

ビ「まだ信じられないだろうけれど、君は一度死んでいる」

ビ「前の世界(周)を含めて、君は長い時間、人と接し続けた」

ビ「それも短期間で、かなりの密度で」

女「かなりの密度?」

ビ「男だよ」


ビ「彼との生活が原因で、君は人間になりはじめている」

女「男との生活…」

ビ「…ふぅ、だいぶ話がそれたね」

ビ「簡潔に言うと、この3周の世界になってから僕と男は共に行動してきた…君が知らないところで」

女「お、男はどこなんですか?」

ビ「分からない、残念だが探すしかない」

女「心当たりは…?」

ビ「無い…だけど早くしなければマズイことになる」

女「マズイこと?」

ビ「とても大きな魔力を感じる」

女「?」

ビ「(それすらも感知できなくなってきたか)」

ビ「とにかくロキ、君の退院が先だ」

女「……」コクン


書き溜めおしまい!

おやすみなさいっ!


~~~~~小さい施設

友「………」パクパク

男「………」パクパク

司「………」パクパク

司「…もう一度言いますけど、行くか行かないかは、強制じゃないですからね」

友「俺はいきますよ」パクパク

男「………」

友「男、お前もいくよな?」

男「……」

友「男?」

男「司久さん、質問いいですか?」


司「はい、なんですか?」

男「明日エツジン教本部に行ってそのあと、この施設にはどれくらいの人が残るんでしょうか?」

司「0人です」

友「え」

司「私たちが行ったら、もうここには誰もいません」

司「つまりその間に攻められたら、終わり…私たちは帰る所を失います」

男「0…か」

司「夕食後にそのことを含めての話をしようとしたのですが、ここでいいましょう」

司「正直な話、明日あなた達に来られても邪魔なだけです」

友「っ!はっ!?」ガタッ


男「…友っ」

友「ーっ」

友「…続けてください」

司「私も人のことを、あまり言えるほど武術に長けている訳ではありませんが」

司「当日、私がいなければ彼らを指揮する人間がいなくなってしまいます」

友「……」

司「だがあなた達の気持ちも無駄にはしたくありません」

男「!」

司「作戦会議時に回りくどくお願いしようとしたのですが、ここで話します」

司「当日はここを守っていただきたい、それが私のお願いです」


男「……分かりました」

友「っ!男っ!」

男「友、俺たちの恩人のお願いだ」

友「で、でも」

司「どうかお願いします」ガタッ

ペコッ

友「分かりましたっ!分かりましたから…頭を上げてください…」

男「正直闘うのは怖い、役に立てるかどうかも分からないし」

司「さっきまで私もそうでした」

友「さっきまで?」

司「あなた達が私たちの帰る場所を守ってくれている…」


司「そう思うと、安心して闘えます」

友「…ったく…俺たちを気遣ってるんですか?はは」

司「本心ですよ」にこっ

男「よしっ!!当日、ここは!俺たちに任せてください!!」

友「…おうっ!!」

友「そうと決まれば食うぜ!!」

ガツガツガツ

~~~~~

友「ふぅ食った食った」

司「お腹も膨れた所で、そろそろ…」

友「んっと、おう!作戦会議っ!」


バサッ

男「何ですか?この資料」

司「ここの施設についてだよ」

友「ロックは全てコンピューター制御…ちゃんとした設備だな」

司「簡単ですから、明日の決行時間までに頭に入れといてください」

男「決行時間、お昼の12時でしたよね?」

司「そうだよ、じゃ私は部屋に戻っているよ」

司「君達も、明日に備えてすぐに寝るようにね」

スタスタ

友「………」

男「難しい?」

友「…いや」


男「俺にも見してくれ」

友「あいよ」スッ

男「(この施設内部の詳しい見取り図もあるのか…)」

男「ん?」

友「どうした?」

男「い、いや何でもない」

男「……」チラッ

男「(入口と地下室が特に厳重になってる…入口は分かるが…)」

男「(なんで地下室が?)」

友「俺も部屋に戻ってる」

男「ん、ああ」

男「(念のため行ってみるか)」

~~~~~地下室前

とことこ

男「ここか…」


ガッ

男「んっと……あれ?開かない」

男「あぁ…コンピューター制御で、ここにもロックがかかってるのか」

男「(戻ってロック解除してみるか)」

すぐ寝るように言ったのに

男「うわっっ!!?」

司「私だよ、そんなに驚かないで」

男「あ、あぁ…司久さん…」

司「ここは特別、カードでも開くのさ」スッ

ピピーー

ガチャ


司「さっ、どうぞ、入りたかったんですよね?」

男「あ、はい…」

とことこ…

~~~~~地下室

司「見取り図をみて、ここが気になったのかい?」トコトコ

男「はい、ここにもロックって…何か大事なものでもあるんですか?」

司「……これさ」

男「…四角い…石?」

司「そう、周りは紙に包まれている」

司「紙に文字みたいなものが見えるだろ?」 


男「はい」

司「…………あれ?」

司「…中身が石だって、まだ言ってないけど…」

男「(これ…何処かで見たことがある)」

男「あ、あの!」

司「もっと近くで見るかい?」

男「はいっ」

司「ほらっ特別触ってもいいよ」

スッ

男「ありがとうござ……

ビビビッ

司「え?」

ボワッ!!

男「うわっ!アチッ」


司「も、燃えたっ!?」

司「大丈夫かい!?男君!!」

男「は、はい……」

司「それにしても一体どうして…」

男「……………あ」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

男【にしてもこのコート...スゴく高そうだ...ボタンもたくさんついてるし、一応ネットに入れて洗濯しよう】

男【!(あれ、ポケットに何か入ってる)】

男【紙?なんか小さく折りたたんである...(危なかった、紙類は洗濯するととんでもないことになるからなぁ)】


男【(広げてっと...)またこの文字か、読めん】

ビビビッ

男【あ】

ボワッ!!

男【おわっち!!!】

男【燃えちゃった...どうしよ】

ーーーーーー
ーーーー
ーー

男「これ!女が持ってた紙と同じだっ!!!」

司「ど、どうしたんだい?いきなり」

男「(この中身は!紙の中は!)」バサッバサッ

司「ああー!破っちゃだめだよっ!!」

ビリビリ…パラパラ…

司「あああぁ……」


男「この文字が書かれている石…」

司「み、見たことあるのかい?」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

女【ほら、見てみなさい、正方形の石が転がっているでしょ?」】

男【あ、本当だサイコロみたいだ】

女【カメラマンには黙っていたけれど、ここについた最初から落ちてたわ】

男【これは、なんだ?何か文字が書いてあるけど】

女【いわゆる、お清めの塩みたいなものよ】

~~~~~

男【で、なんて書いてあったんだ】

女【バッタが畑作作物を食べる様が書かれていたわ】


男【は?...バッタ?】

女【蝗害(こうがい)よ、知らない?】

ーーーーーー
ーーーー
ーー

男「召喚するためのお清めの石だ」

男「(でも、あの石とは違って、3人の男の絵が描かれている)」

司「っ!【召喚】やはりそうだったのか!」

男「え?」

司「実は私も、絵と文字が刻まれているこれとよく似たものを一度見たことがある」

男「似たもの?」

司「あぁ……」

司「男君…、君は【神】の存在を信じるかい?」

男「神……」


司「私の言っている【神】は、神話にでてくる大きい存在ではない」

司「…そう、しいて言うならば姿形は……

男「人間にそっくり…」

男「ですよね?」

司「!!男君…君は…いや、君達は知ってるのかね?」

男「実際に会ったことがあるのは俺だけです」

司「そ、そうだったのか…」

男「司久さんも…ですか?」

司「…あぁ、今まで黙っていてすまない…このような【存在】がいることを話すと君達に混乱が生じると思い…」

男「いえ、俺も黙っていましたし」

司「男君、君は一体どこで会ったのかい?」

男「会ったというより…この前まで一緒に行動していました」


司「こ、行動…」

男「……」

司「……ふっ」

男「?」

司「…あっはっ…あっはっはっ!一緒に行動…あっはっはっは」

男「やっぱり信じてくれませんか?」

司「あっはっはっは…いや、すまない、そういうことか」

司「さっきの突然燃え出したのも納得だっ」

男「…本当に信じてます?」

司「あぁ信じるとも、これが信じられずにいられるものか」

男「司久さんは一体どこで?」

司「エツジン教の本部でだよ、私と落合が一緒に活動していた頃にね」

司「ある日私は偶然見てしまったのです、落合が石板のような物に語りかけているのを」


男「石板?、このサイコロのような石ころじゃなくて?」

司「えぇ、ちょうど君ぐらいの背丈の石板ですよ」

司「落合が何かを唱え終わり、石板に触れた時…」

男「……」ゴクリ

司「突然、石板が光だしたのです」

男「そ、それで?」

司「その石板から二人の人間……いや、【神】がでてきました」

司「1人はとても美しく」

司「もう1人は姿がハッキリと見えなかった…まるで霧のように」

男「1人はとても美しく…」


ーーーーーー
ーーーー
ーー

それにしても驚きました、46億年も私たちを見守ってくれたのでしょう?

男【46億年?何のことだ】

?記録のことですよ。私たちが生まれてからの。まぁこれからその歴史はギンヌンガのようーーーーーッ!

グサ

男女【!!】

ったく、しゃべりすぎよ
これだから知識を得た人は嫌いだわ、傲慢になるから

男【お、おまえは!誰だっ!?】

んー、なーにあなたも私のこと、
【好き】になっちゃったの?

男【はぁっ?】

!?あなたっ、私のこと知らないの!?


男【...だから誰なんだよいきなり】

...ハァハァ...っぐ

女【...】

相手に名前を聞くにはまず自分からっていうけどぉ~、チラッ

女【?】

彼女のまえで、他の女の子を口説く人もぉ~嫌いじゃぁないわね♫

男【口説いてなんか...】

私の名前【フレイア】、女神の中でいっちばん!【美しい】の、あなたが見とれるのもしょうがないわ♫ふふふ

ーーーーーー
ーーーー
ーー

男「(フレイア…)」

司「落合の悪事を暴こうとしましたが、その霧に包まれたものに邪魔されたのです」


男「(霧に包まれた…)」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

もちろん!戦地に私一人できているはずがない!

ガシッ

女【!】

シュゥゥゥゥウウ

男【き、霧から人が...ッ!】

そんな事貴方ならすぐにわかると思ったけど...どうやら買いかぶりすぎだったようね

グギッ!

女【っきゃあっ!】

...フレイア、こいつどうすればいい?

もう離して結構よ、あとはこいつを使って儀式を進めるだけよっ!バキッ!

ぐはっ、ぁぁはぁはぁ...っく!


男【そいつをどうするつもりだ!】

お決まりの生贄よ。儀式の関する知識をちょっとあげただけで調子に乗って...あんたは面倒くさい細々とした仕事をしてればいいのよっ!

グシャ

男【!】

これで完璧ね♫それでは愚かな神とそれに巻き込まれた哀れな人よ...さようなら...いくわよ
【ユミル】、ここにいたら私たちも危ないわ

...分かった

ーーーーーー
ーーーー
ーー

男「(ユミル…)」

司「今回の闘いで厄介なのは、後者…つまり霧のように姿を隠すもの」

司「もちろん名前は分からないが、美しい神も油断はできない」


男「対策は…?」

司「なにぶん情報が少なくてね、その時の運次第さ、はは」

男「…………」

司「…なに、心配するな男君、覚悟はできているさ」

男「…………」

男「……司久さん」

司「ん?どうしたんだい?」

男「この石、俺に譲っていただけませんか?」

司「石って…これのことかいっ?」

男「はい」

司「きゅ、急にどうしたんだい、一体」

男「俺ならその2人の神を倒せるかもしれません」

司「倒せるって…」

男「これ見てください」


ドサッ

司「【北欧神話】…本?」

男「はい、本屋さんで買いました」

司「それで、この本が…?」

男「俺が共に行動してきた神様っていうのが【ロキ】っていうのなんです」

司「ほぉ」

男「これ見てください」ペラペラ

スッ

司「【小人のアンドヴァリから黄金を盗む】」

男「次はこれです」ペラペラ

スッ

司「【アンドヴァリ、北欧神話に登場するドワーフ】」

司「【彼は滝の近くで住み、自分の意思で魚に変身することができる】」

司「アンドヴァリ?」


男「俺がロキと行動する中で、
実際にアンドヴァリというドワーフと闘っています」

司「は、はぁ…」

男「…やっぱり信じてもらえませんか?」

司「い、いや!君が実際にロキという神と共に行動してきたことは信じるっ!」

司「私もこの目で現実離れしたものを見てきたからね……でも」

司「君が今、何を言いたいのか分からない…この本に載っていることが一体どうしたというんだ?」

男「俺が闘ったアンドヴァリは、富を生み出す黄金の指輪を奪われ、ロキを憎んでいた」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

女【アンドヴァリといってね、昔は普通のドワーフと変わりはなかったのだけれど、富を生みだす魔法の指輪を手に入れてから変わってしまったの】


女【お金に対して異常な執着心を身と始め、そして用心深くなり他種との交流をやめてしまったの】

~~~~~

男【俺たちも、同じようにバラバラに引き裂くのかっ!】

ア【俺たち、むかしは金持ち、生活困らなかっだ...のにごいづ奪っだっ!!!】

ーーーーーー
ーーーー
ーー

司「この世に存在する神は、実際の神話通りに生きてきたってことなのか…」

男「はい」

男「今までのエピソードも神話通り……ってことは」

男「死ぬ間際のシチュエーションも同じってことになりませんか?」

司「!!!」


男「司久さんが先ほど言った、【美しい神】と【霧に覆われた神】、両方とも俺は名前を知っています」

司「ほ、本当かい!?」

男「この本に詳しく載っています」ペラペラ

スッ

司「【フレイア、北欧神話における女神の1柱…非常に美しく、自由奔放な性格…】」

ペラペラ

男「厄介な方の霧の神はこっちです」

司「【ユミル、空虚な空間ギンヌンガにあった氷が溶け、その水滴の霧から生まれた】」

ペラペラ

司「【その残忍な性格ゆえに、オーディン、ヴィリ、ヴェーの三兄弟に殺されてしまう】」


男「このエピソードですよ」

男「俺の考えが正しければ、【ユミル】は、この3人によって倒されます」

司「で、でもその3人は…」

男「それでこの石です」スッ

司「お清めの石ってやつかい?」

男「はい、司久さんがエツジン教本部で見たものと似ているなら、召喚できる可能性があります」

司「この絵にある3人が、オーディン、ヴィリ、ヴェーになるのか…」

男「試してみる価値はあります」

司「…………」

男「どうですか?」

司「やらないよりマシだ、よしっ!ユミルの討伐は男君にお願いしよう!」

男「はいっ!」

司「それにしても…」ペラペラ

男「はい?」

司「よく調べてあるね…、本にメモがたくさんじゃないか」


男「あはは、実は司久さんに車で送ってもらった次の日から2日間、家をでてたんです」

司「どこかに旅行でも?」

男「いえ、俺の母親がエツジン教信者で…」

司「!!」

男「説得したんですけど、ダメで…それで2日間は野宿生活でした」

司「そうだったのか…」

男「その間、時間がたくさんあったので図書館に行って調べてたんです」

司「2日間お疲れ様、今夜はゆっくり休むといいよ」

男「はいっ」

司「それじゃあ、この石は男君に
渡しとくね」スッ

男「明日…頑張ってください」

司「うん、君達もここを頼むよ」


男「……」

男「さっき見取り図見ました」

司「ん?あぁ、ロックのしかた分かったかな?」

男「……」

司「……【仕事が簡単すぎる】って顔をしてるね」

司「コンピューター制御のロックの配置に無駄はなく、ロックしたら僕たちの仕事は無いって…」

司「そう言いたいの?」

男「…はい、司久さん達は頑張って、俺たちだけ安全なところで…」

司「いいじゃないか」

司「私もカッコつけたいんだ」スタスタ

男「…カッコつけたい…」

司「あぁ、明日はいい一日にしよう」

男「…はい」


少し前~~~~~エツジン教本部ビル

落合「で、言いたいことはそれだけ?」

フレイア「……私は悪くないわ」

落「…はぁ」

フ「だって分からないじゃないのよっ!普通あんなふざけた行動しないわっ!」

落「…………」

フ「そうよ!全部あの…し…」

ユミル「新米」

フ「そうっ!新米って奴のせいだわっ!!」

落「フレイア」

フ「っ!」ビクッ

落「あなたを召喚したのは私…」

フ「そ、そんなの知ってるわよ」

落「あなたを始めてみた時はワクワクしたわ…子供の時に戻ったみたいに」


フ「……」

落「あんまり私を失望させないで」

フ「だっ!だからっ!」

落「あの石板の中に閉じ込めたら…」

フ「っ!」

落「少しはそのお喋りな口は、静かになるかしら」ギロッ

フ「ーっ」ビクッ

落「…………」

フ「…チャ、チャンスをください…」

落「ふふ♫チャンス?ふふ…あっはっは…あっはっはっはっはっ!!!」

落「どう?神々に愛されたフレイアが…この私にチャンスを求めている」

フ「…っ」ぎりっ


落「貴方はどう思う?ひどく滑稽じゃない?」

?「……あまり虐めてくれるな、神も万能ではない」

落「……あら、貴方がそんな事言うなんて以外…」

落「私たち人間のことも、そのくらい想ってくれればいいのに…ふふ♫」

?「お前がなんと言おうと聖戦は必ず行う」

?「そのために今ここで同志を失うのは、支障がでる…それだけだ」

落「まぁ、いいわフレイア…あなたにチャンスをあげる」

フ「!!」

落「明日までに…そうね…男を捕まえるプランを立てなさい」

フ「プラン…」

落「そう計画でいいの」


フ「……捕まえるだけでいいのね?命を奪うのじゃなくて」

落「えぇ、難しいかしら?」

フ「……まかしてちょうだい」

~~~~~

とことこ

フレイア「ったくっ!なによ!あの女!!!」とことこ

ユミル「……」とことこ

フレイア「本当っ!!知識を得た人間は嫌いだわっ!!!」とことこ

ユミル「……」とことこ

フレイア「っ!何とか言いなさいよっ!」

ユミル「明日までだぞ、プラン」

フレイア「うるさいわね、大丈夫よっ!」とことこ

ユミル「本当に明日までに大丈夫か?」とことこ


フレイア「…っ!な、なんとかなるわよっ!」とことこ

ーーーっーーーっ

フレイア「ん?何か騒がしいわね」

ユミル「それよりもプランだ、君は石板に閉じ込められたいのか?」

フレイア「んもうっ!プランプランうるさいっ!」

フレイア「そこの貴方!一体何事!?」

「ふ、フレイア様!こ、これは…」

ユミル「何かあったのか?」

「は!本部ビル前で不審な女が確認され…」

フレイア「不審な女…?」

「はい、先ほど一般信者であることが確認されたのですが…」


フレイア「ここの信者なら入れてあげればいいじゃないの」

「それが、ひどく興奮していて…」

ユミル「興奮…?投薬済みの信者か?」

「いえ、あくまで一般です」

フレイア「ったくしょうがないわね、私がいってあげるわ」

「いえ!そんなフレイア様の手を…」

フレイア「あんたの為じゃないわよ!勘違いしないでっ!その女性の為よ」

「そ、そうですか………ありがとうございます」

ユミル「困っている人に甘い癖、直したら?」

フレイア「そんなことないわよ!」


~~~~~本部ビル前

私のぉ!!私の!!
助けてくれるっ!言ったじゃないのっ!!

ユミル「興奮状態だな」

フレイア「あそこで叫んでる人よね?」

「…はい」

~~~~~

なんでぇ!なんでぇ!!?

フレイア「…えー、こほん」

っ!あなたっ!エツジン教の人よね!?

フレイア「あーおちついて大丈夫だから」

私のぉ私のぉ…ちゃんと守ってくれるって…

フレイア「ちゃんと話し聞くから、えーと、お名前は?」

母です


フレイア「…母(はは)さん、その何があったの?」

母「ここの教団に入ったら、家族を守ってくれるって言ったのに…言ったのに…!」

フレイア「家族を守る?」

ユミル「監視のことか」

母「…はい、私の息子の監視を続けてください…」

フレイア「あー、そういうことね、今ごたごたしてるから…」

ユミル「どうする?君が上に掛け持つのか?」コショコショ

フレイア「そうでも言わなきゃ帰ってくれないでしょ、この人」コショコショ

母「…うっ…うっ」

フレイア「えっと…とりあえず、そのお子さんの名前は?」

母「男です、男と言います」

フレイア「男…?(偶然かしら?)」


ユミル「ん?男?」

フレイア「偶然よ、名前だけ同じだけよ」

母「?」

フレイア「あ、続けてください」

母「その、少女っていう女の子と一緒に遊園地に行って、その後から家に帰ってません…ぅ…ぅ」

母「これがうちの息子の写真です」

ピラッ

フレイア「!!」

ユミル「!!」

フレイア「ふふ♫」

母「あ、あの?」

フレイア「こういうの…【女神が微笑んでいる】って言うんですよね?ふふ♫」

ユミル「すぐ上に知らせてくるっ」

フレイア「詳しい話は、奥の部屋でじっくりと♫」

母「は、はい」


少し前~~~~~総合病院

ビューレイスト「目覚めてから数時間しか経っていないが、もういいのかい?」

女「えぇ、いつまでものんびりしてられないわ」

ビ「そうと決まれば、男との合流だ」

女「そうね、勝手に退院しちゃうけど大丈夫よね?」

ビ「たぶん平気だろう」

女「今夜から男の捜索だけど…お家にはいないのよね?」

ビ「あぁ、他に考えられるところは全部行こう」

女「私の残り少ない魔力も使える時に使っちゃうわ」ガラッ

ビ「窓から?」

女「えぇ、他の人にはできる限り会いたくないの…一応入院してるってことだから♫」

ビ「分かった、今日でいけるとこまでいこうか」

ビュンッ!


ついに500までいったか…
200ぐらいで終わると思ってたけど、なかなか終わらない…
あとちょっとで終わりなんですけどね

4月に入ったら、これまで以上に書き込み回数減ります、ごめんなさいっ!

書き貯めおしまい!


少し前~~~~~サンカク出版社

新米「ぜんっぜん出てきませんね、友の情報」

カトウ「◯◯会社の社員で、エツジン教が依頼したヒジン教との合併の仲介人…それだけですね」

中年「くそっ!男、本人の居場所も出てこないっ!」

ピロロン♫

中年「あぁ!?」

新米「あ!自分の携帯ですっ!」

カ「友からはもう何も出てこないですね」

中年「どうすれば…」

新米「は?終了ですか…」

カ「?」

新米「え、あぁはい、えぇ、それでは…」ポチッ

中年「どこからだ」

新米「いや…その…エツジン教からです」


カ「!!」

中年「奴ら何だって?」

新米「男の捜索はもういい…って」

カ「もういいって…なんで…」

中年「…もしかして…奴ら見つけたのか?」

新米「ーっ!そんな!」

カ「ここまでですか…」

中年「(教団が男1人の為にわざわざ依頼してくるのはおかしいと思い、俺たちはカトウの元へ訪ねた)」

中年「(それでカトウが調べていた教団付近の奇妙な事件を知る)」

新米「中年さん?」

中年「(居場所が分からない男よりも、信者による犯罪を防ごうとし友へとたどり着いた)」

カ「……」

中年「(だが、友には逃げられ、教団には男の捜索依頼を取り消された…)」


中年「(教団は男を捕まえたのか?どうやって?いや…どこで?)」

中年「(俺たちの知らないところで、教団と繋がっている警察官が捜査をしていたのか?)」

中年「(男が何か秘密を握っていたから、教団に追われていたんだろ?)」

中年「(男は捕まえられた…いや、もう始末されたのか…)」

中年「も、もう…」

新米「?」

中年「もう…おしまいだ」ヘタッ

中年「何もかも…」

カ「……打つ手…なし…」

新米「ちょ、ちょっと!2人とも!諦めるのは早いですよ!」

中年「新米…もう諦めろ」

新米「ーーっ!」

カ「依頼がなくなったんじゃ、捜査は続けられないだろぉ?」

新米「…で、でも」


中年「だいたい俺ら、一警察官が突っ込んでいい事件じゃなかったんだよ」

新米「…」

中年「カトウと一緒にやってた時だってそうだ、あとちょっとってとこでダメだったんだ」

カ「…そうですね」

中年「男は始末されてる可能性が高い、それに友だって何か事件に巻き込まれてる可能性も…」

中年「俺たち警察官を見て逃げ出したのがいい証拠だ」

カ「…ここだっていつ教団の手がかかるか分からない」

新米「…………」

中年「お前はまだ若い、ここで変に行動しなきゃ俺みたいにならなくてすむ」

新米「……っ」

中年「もう終わりだ、諦めよう」

新米「…このっ」

グイッ

カ「?」


新米「ふざけんなよっ!!このやろうっっっ!!!!!!!」

バキッ!!

中年「うぐっ!」

ガシャンッ

カ「ちょ!ちょっと!新米君!?」

新米「…さっきから…なんなんだよ」グイッ

中年「て、てめぇなにす…

バキッ

中年「ぐわっ!」

新米「男が始末されてる可能性とか!」

バキッ

中年「かっ!」

新米「友が事件に巻き込まれてる可能性とかっ!」

バキッ

新米「可能性で人の命語るなよっ!!!!」


バキッ!!

中年「っ!!」

グァシャン!

新米「【俺みたいにならなくてすむ】ってどういうことですか!?」

グイッ

中年「ーっ」

カ「やめるんだ!新米君!」

新米「先輩もカトウも!何も間違ったことしてないじゃないですか!!!」

新米「警察官として当たり前のこと……してただけじゃないですか…」スッ

中年「……」

カ「新米君……」

新米「自分、諦めませんよ…」

中年「…しかし…な」

新米「諦めませんからぁ!!!!!!!!!!」


ガチャ

おい大声だして、なにしてんだぁ?

中年「……」

新米「……」

カ「…すみません、その…」

…喧嘩なら外でやってくれよ?警察官

ガチャ

新米「はは、怒られちゃいましたね…」

中年「(警察官…か…)」

ーーーーーー
ーーーー
ーー
女の子【もし、犯人がいるなら】

中年【.........】

女の子【捕まえてください】
ーーーーーー
ーーーー
ーー


中年「(あの時はなんで、あんなに燃えてたんだろ?)」

中年「(犯人捕まえようとして…必死で)」

中年「……」

新米「せ、先輩…すみません殴って」

中年「……」チラッ

新米「…つい、熱くなって…」

中年「(……そうか)」

中年「(夢中だったんだ、犯人捕まえるのに熱あげて…こいつみたいに周りが見えてなかった…)」

女の子【もし、犯人がいるなら】

女の子【捕まえてください】

中年「今思えば…あの時が一番、刑事やってたなぁ」

新米「え?」


中年「カトウ」

カ「は、はい」

中年「なんでお前は警察やめたんだ?」

カ「え?」

中年「前の事件が打ち切りになって、そのあと辞めたじゃないか」

カ「…警察じゃ、何もできないって思ったから…です」

中年「犯人捕まえたかったんだよな…」

カ「……はい」

中年「こいつに殴られて、ようやく気づいた」

中年「事件は終わってない…それに俺は」

新米「……」ゴクリ

中年「警察官だ、それもこの道20年のな」

カ「……」

中年「まだ犯人…捕まえたいか?」

カ「捕まえたいっすよ…」ボソッ


中年「聞こえねぇよ」

カ「捕まえたいですよっ!!!!!」

中年「ふふ」

中年「ふはははは」

新米「先輩?」

中年「ふはははははははっ!!!俺もだ!!」

中年「よしっ!証拠を整理するぞ」

中年「新米!今ここにある証拠はなんだ!?」

新米「え!っと…スーパーの爆破事件についての供述調書です」

中年「加害者の名前は?」

新米「えっと…」ガサゴソ

カ「これですね、○○、年齢は35、4年前からエツジン教に入団しています」

中年「害者は?」

新米「被害者ですか?まだ入院してるはずですよ?」

中年「そんなことは知ってる、名前と年齢、それと入団しているかどうか知りたい」


新米「えーっとあった」

新米「被害者、名前は女…年齢は不詳…」

新米「……あれ?」

ーーーーーー
ーーーー
ーー
母【えぇ、女ちゃんのことですか?】

新米【女ちゃん、と言いますと?】

母【留学生の子ですよ、うちに来ているんです】
ーーーーーー
ーーーー
ーー

中年「女…?」

カ「どうかしたんですか?」

中年「…男の知り合いで確かいたよな?」

新米「は、はいホームステイの」

カ「本当ですか!?」

中年「外人ってことで捜査からは外していたが…」


中年「(もしこれが、ホームステイの女だとしたら…)」

新米「先輩!総合病院だそうです、
入院先!」

中年「よし、いくぞ」

カ「了解、病院に連絡します」

~~~~~総合病院

トコトコ

医者「彼女はまだ入院してますよ、ね?」

看護師「はい」

医者「おっと、この部屋ですね」

中年「失礼」

ガチャ

医者「女さん、突然なんで…あれ?」

看「いません…ね」

中年「どういうことですか?」


新米「トイレとか…ですかね?」

看「いえ、まだ意識が戻らない状態なはずです」

医者「それに歩くなんて…とんでもない」

カ「窓…」

医者「は?」

カ「窓が空いてますね」

医者「?」チラッ

看「開けてません」

中年「しかし…チューブというんですか?外されてますよ」

医者「ほ、ほんとうだ」

看「……どうなってるの?」

中年「すみません、病院入口の監視カメラを見していただいても?」

医者「あ、はいどうぞどうぞ」

~~~~~

きゅるきゅるきゅる


新米「…………」

カ「………」

ピー

中年「今日一日の映像が終わったな」

新米「昨日の見ますか?」

看「そ、そんなはずはありません!」

看「お昼に様子をみました!」

中年「その時は?」

看「寝てましたよ!当然」

中年「ふーむ」

ガチャ

医者「すみません刑事さん、言われた通り女さんホームステイ先に連絡しましたが繋がりませんでした」

中年「そうですか…分かりました」

スタスタ…


カ「中年さん?」

中年「ここにいても拉致があかん、そのホームステイ先…男の家にいくぞ」

中年「新米、車だせ」

新米「りょ、了解」

~~~~~男の家

ピンポーン

中年「……」

新米「いません…ね」

タッタッタ

カ「中年さん、車ありませんでした」

中年「そうか…」

中年「(息子である男の失踪、それにホームステイしている女は意識がない状態だあるはずなのに病院から姿を消す…)」

中年「(こんな状態にもかかわらず、母親とは連絡がつかない…父親は何年も前に失踪)」

中年「(病院の監視カメラに写っていなかっということは…何か特殊な技術で…いや)」


カ【窓が空いてますね】

中年「(窓から侵入して女を連れ去ったのか…)」

中年「エツジン教…目的のためなら手段を選ばないか…」

カ「中年さん?」

中年「…俺のわがままを聞いて欲しい」

新米「はい?」

中年「明日、エツジン教本部に乗り込もうと思う」

新米、カトウ「!!」

中年「これ以上我慢ならん、ここまで舐められて黙ってられない」

新米「…先輩」

中年「明日乗り込む、行きたくないやつは来なくていい……」

中年「と言いたいが、命令だ、一緒にこい」

カ「はは、中年さんらしい」


中年「もう可能性で命を語らない…本部にいる男と女と母親、全員を救う」

新米「……っ」

中年「来てくれるよな?」

新米「っ!はいっ!!!!!」


おしまい!

ーーーーーー
ーーーー
ーー
【こいつの味方になってくれないか?】

ビ【味方?】

【味方っていっても、何か困ったときに手を貸してやる…そんな程度でいいんだ】

ビ【それは君の役目だろ?】

【…………】

ビ【…僕が覚えてたらね」】

【ありがとう】

……すぅ…すぅ

ビ【じゃ、僕は行くよ…サヨナラ】

【…人間と共に生活してきて分かったことがある…】

ビ【ん?】

【こういう時、サヨナラはいわない】

【また会いたいからな】

ビ【…そっか……じゃあまたね】



ビューレイスト「ーーっ!」


ガバッ


ビューレイスト「夢…か…」

ビューレイスト「(僕も人間に近づいているのかな…)」

すぅ…すぅ

ビューレイスト「……」なでなで

女「…すぅ…すぅ」

ビューレイスト「………」

ビューレイスト「なんだか嫌な風が吹いてるね」


~~~~~決戦の日


~~~~~朝

司久「では、行ってくるよ」

男「…はい」

友「……」コクン

司久「今日中に終わらせてみせるよ」

司久「ね?」

スッ

男「!」

…私たちはそのつもりです

友「頼もしいな」

司久「ふふ…」

男「……」

友「……」

司久「……」

カチン、ブルルル


そろそろ…

司久「あぁ」

司久「じゃ、必ず帰ってくるよ」

バタン

ブロロロロ

ブロロロロロロロ…

男「行っちゃったな」

友「あぁ」

男「……」

友「…どうした?」

男「いや、警備はお昼からだったよな?」

友「あぁ」

男「……」

男「幼馴染のとこ行ってこいよ」


友「…?」

友「は?」

男「まだ時間がある」

友「いきなりどうしたんだ?なんで幼馴染が出てくるんだよ…」

男「……考えたくないけど」

男「これが最後だったときに…悔いは残したくないだろ?」

友「……」

男「幼馴染は、お前のこと待ってると思うぞ」

友「……」

友「…すまない」

男「別にいいよ、早く行ってやれって」


友「昼には帰ってくる、何かあったら連絡してくれ」

男「おう」

~~~~~エツジン教本部


サッサッサッ


ガタッ

「!」

「誰かいるのか!?」

…………

「…っち、隠れたって無駄だぞ!」


タッタッ

「ここかっ!」ガタッ

…………

「…あれ?俺の勘違いか?」


中年「後ろだ、若造」


「!!」

ガスッ

中年「楽に入れたな」

カトウ「本部っていっても、案外セキュリティは薄いんですねぇ」


新米「監視カメラもないですよ……無用心だなぁ」

中年「まぁなんにせよ、これで潜入成功だ」

中年「先に進むぞ」

タッタッタ

~~~~~エツジン教本部.中心部


ギィィィ

中年「……」

チラッ

…………

チラッ


…………

中年「どうやら誰もいないみたいだ…」

カトウ「何ですかぁ?ここ?」

新米「ただただ広いですね…」

中年「(このドーム状の空間……)」

キョロキョロ

中年「きな臭いな…」ボソッ

新米「…………」

カトウ「…?」

カトウ「どうかした?新米くん」

新米「…なんていうか…その…」

新米「ここにいると、息が詰まるっていうか…」


中年「?」

新米「気持ち悪いです」

カトウ「気持ち悪い…?」

中年「(ガスか?)」

中年「おい、いったんでるぞ」


ザッ


中年「?」


「「夜明kがァhhh?!??」」


ビリビリビリッ

中年「!!」


「「ボクたちヲ照らし…!!!!」」

ビリビリビリッ!

カトウ「ーーっ!」

「「アイに満ちth新しい世界がァァーー!!!!」

ビリビリビリっ!

新米「こ、声…でかっ!!」

「すぅ」

………………………………………
………………………………………


「産まれるんだ」

中年「…こいつ、人間か?」

新米「……っ」


ヌルリ…ヌルリ

グチュ…

カトウ「っ!(身体中から黄色い……膿のようなものが…)」

ボトッ…ジュルル

新米「ーーっ」

カトウ「どうやら人の仮面をかぶった化け物のようですね」

ボトッ…ボトッ…ヌルル

「「l555aボく2がなんだnnnnた555がしがなむねい5555999のががぁぁあぁあぁぁあァァァァァ!!!!!!」」

ビリビリビリっ!


カトウ「っ!」

中年「ちっ、うるせぇよ化け物がっ!」カチャン

バァンッ!!!

「「!!!んンンぎっ!!!あ"あ"あ"ア"c「÷がごぁあああああああああああああ」」

カトウ「いったん戻ります!!」

中年「弾倉にも限りがある!急げ!」

中年「二人とも、入り口付近まで戻るんだ!!」カチャン

バァンッ!!!

ガスッ


「「thighhhhギギギギギギぃぃ…!!!!れれ!!」」

ボタッ…ボタッ

カトウ「よし!怯んだ!いこう」

新米「………」

カトウ「…?」

新米「……ァ」

カトウ「しん…まいくん…?」

ガシッ

新米「…………」ブルブルブルブルブル

新米「……はぁ…はぁ…」

グチュ…シュルル…

新米「っ!…はぁ…はぁ…はぁ…はぁ!」


ジュリ…グチュン…ボチュルル…

中年「(くそっ!お約束の、頭が弱点じゃないのか!?)」

グニュン、グニュン、グニュン、グニュン…

中年「顔……再生しやがった…」

新米「はぁ…はぁ…はぁ」

チラッ

………………………………………


ニタァ


新米「!!!」ビクッ


カトウ「新米くん!?どうした!?」

新米「ぅ…ゥワァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!」
たったったったっ

中年「ば、バカやろう!!」

新米「ァァァァアアアアアア!!!!!!」たったった

カトウ「(錯乱状態で敵が見えてないんだ!)」

中年「くそっ…!!」

ギュルルル!!
ジュルル…ボタッボタッ


中年「(まずい!)」

中年「(や、やるしかねぇ!)」スッ

カチャン

プルプル

新米「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!」

中年「(手が震える…!くそ!頼む…神様)」

スッ

グチュン、バチュ…

中年「当たってくれよ…」


バァンッ!


あがっ!!
ボタッボタッ

カトウ「!!」

カトウ「新米!回収します!」

たったった

うぐぐぐ、ギュチュ
ボチュ…ボタッボタッ

「「アガァァァアアアアアアアア!!!!!」」

ビリビリビリっ!

カトウ「…はぁ…はぁ」ズイッ

新米「……ァァァ」ブルブルブル

中年「……完全に使いもんにならねぇな」


カトウ「あの化け物に精神、全部持って行かれちゃってるって感じですね」

中年「…くそ、こいつのケアよりも」チラッ

グチュチュ…ボチュ

カトウ「化け物の処理ですね」

シュゥゥゥゥゥ

中年「あ?」

シュゥゥゥゥゥゥウウ…カチュゥゥ

カトウ「な、何が起こってるですか…?」

「ァ、ァ、ァ」

中年「おいおい、今更人間に戻るつもりかよ」


「あ、あ、あ」

「んー、あ、あーー」

カキッ、コキッ、グキッ

「あーーー、ある程度戻った…」

中年「…ちっ」スッ

カチャン

「…もう当たらないよ……"それ"」

中年「撃ってみけりゃわかんねぇだろがっ!」

「僕は進化したんだ……」

「例えば……


中年「ちっ!」

バァンッ

シュンッ!!

新米「がっ!!」

中年「!?」

カトウ「!?」

「この短時間で、君の部下をいたぶることができる」

「肉眼では追いきれないだろう?」

カトウ「(い、いつのまにうしろに…!!!)」


中年「こ、このぉ!!」スッ

シュン

「だから遅いって」

カトウ「(人間の動きじゃないでしょ…)」

「だいぶ、身体が慣れてきたよ…」

「……………ふぅ、さてと」

スタスタ

「君たちをこのまま四肢が無くなるまで殴り続けてもいい……が」

ゾロゾロゾロゾロゾロ

中年「!!」


カトウ「なっ!」

ゾロゾロゾロゾロゾロ

「念には念をってやつだ…」

「卑怯……だなんて言わないでくれよ」

ジリッ

中年「く、くそっ!」

カトウ「囲まれて逃げ場がないですよ!」

ゾロゾロゾロゾロ

「……恐れなくていい……ただ目を閉じれば、それで終わる」

スッ

~~~~~


また夕方から書き込みま~す

では~


~~~~~総合病院

医者「…それで経過のほうは?」

看「大きく目立った変化はありませんが…」

医者「?」

看「これを…」

ピラッ

医者「CTスキャンか…」

看「2枚目は3週間前のスキャン画像です」

ピラッ

医者「…………?」


看「撮影してくれた○○先生が、一応見せたほうがいいとおっしゃったので」

医者「……」

看「私には何がなんだかさっぱりで、何か症状が悪化してるんでしょうか?」

医者「……」

ピラッ…ピラッ

医者「後頭葉が……」

看「はい?」

医者「本当に微妙な変化だが、後頭葉の形が変わっている」

看「か、形が?それって萎縮しているってことですか?」


医者「いや違う、3週間前の形と比べて今回のスキャン画像のほうが正常だ……といっても本当に微妙な…」

医者「誤差と言っても不思議ではない、そんな差だ」

看「ということは脳は正常になりつつあると!」

医者「…おそらくね、だが…」

チラッ

ピー、ピー、ピー

幼馴染「……すぅ……すぅ…」

看「…今日は【興奮しているほう】で…とても危ない状態で…」

医者「やむを得ず鎮静剤か…」


看「……はい」

医者「いったいこの子の脳で何が起きてるというんだ…」

看「…………」

医者「まぁ私はこの画像を信じるとしよう、彼女は回復へと向かっている…そう考えるよ」

医者「では私はもう行くとするよ、君もそろそろ休みなさい」

看「え?」

医者「顔……ひどく疲れが出てるよ」

看「…ありがとうございます…でも、まだがんばれます」

医者「……そうか」


~~~~~

ピー、ピー、ピー

ーーーーーー
ーーーー
ーー
医者【本当に微妙な変化だが、後頭葉の形が変わっている】

医者【いや違う、3週間前の形と比べて今回のスキャン画像のほうが正常だ……といっても本当に微妙な…】
ーーーーーー
ーーーー
ーー

看「(先生は誤差のレベルって言ってたけど…もし本当に脳の形が変わってたんだとしたら…)」


看「(そんな症状聞いたことがないし、治療を考えるなら、もっと大きな病院に行って、今よりもっと治療費が…)」

看「……」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

男【すみません】

看【どうかしたの?】

男【もし...なんですが、薬でこういう症状って出るんですか?】

看【薬?副作用とかかな?】

男【...麻薬とかです】

看【............そういう事、する子だったの?彼女】


男【しませんよっ!】

看【MRIで撮った画像では特有の脳の萎縮は見られなかったわ】
 
ーーーーーー
ーーーー
ーー
看「麻薬…」

看「(男くんは否定してたけど……)」

看「(危険ドラッグは覚せい剤やコカイン、その化学構造の末端を少しだけ変えたものが多くて、使用時の症状こそ似てはいるけれど、依存性、脳へのダメージは段違いだと……聞いたことがある)」

看「(もし何らかの薬が原因だとしても、幼馴染ちゃんがここに来て3週間…)」

看「(3週間は危険薬物を摂取していない……乱用者だったら既に幻覚症状や躁鬱(そううつ)のどちらかになってるはず)」


看「(なのに幼馴染ちゃんは日によって躁鬱のどちらかになる…けっしてどちらかに偏ることはない…)」

看「……薬が原因じゃないのよ…ね?」

コンコン

看「!は、はい」

ガチャ

友「…失礼します」

看「…えっとぉ、幼馴染さんの友達の方ですか?」

友「あ、はい…友って言います」

看「友……」

ーーーーーー
ーーーー
ーー

男【おーい、俺だー、また3人でゲームしようなー】

幼【...すぅ...すぅ】



男【......】

看【あはは、ま、毎日ね?】

幼【ぅぅん......ん】

男【!!】

幼【友くんずるいよぉ...すぅ...すぅ】むにゃむにゃ

ーーーーーー
ーーーー
ーー
看「あぁ!ずるい友くんね♫」

友「?」

~~~~~小さい施設

男「(友は幼馴染のいる病院へ…)」

男「司久さんは、戻ってくるといたけど…」


ーーーーーー
ーーーー
ーー
司【私の勘違いであってほしいけれど、エツジン教には【超人的な能力】を持つ人がいると考えられる】
ーーーーーー
ーーーー
ーー

男「(実際問題どうなるんだろう…)」

男「霧の敵に何ができるっていうんだ…」

男「…………」

男「(今日、どちらの結果でエツジン教と決着がついたとしても……)」


男「(カトウさん…母さん…少女ちゃん………それと…女)」

男「(問題はまだ残っているんだ)」


「そんな険しい顔してどうしたの?」


男「…?誰です……か…」


フレイア「ふふっ♫始めまして」


男「!!!」

ザッ

フレイア「どうしたの?そんなに警戒して」

男「………っ」


男「何のようだフレイア」

フレイア「っ!?な、なんで私の名前を…」

男「俺は始めましてじゃない、お前が"どこから"きて"何者"なのか知ってる」

フレイア「……想定外ね…」

男「……俺を始末しにきたのか?」

フレイア「…始末するのはあなたじゃないわ♫」

男「?」

ピロリンッ♫

男「え?」

フレイア「みてみなさいよ」

男「……」ポチ


差出人: 少女





            助けて





男「!!!」

少女「ふふっ♫」

男「おまえっ!!!」

少女「あら?いいのそんなことして?」

男「…ぐっ!」


男「(くそっ!くそっ!お、俺がもっとしっかりしていれば…)」

男「(エツジン教からの監視を楽観視していた!!)」

男「…………」

フレイア「…………」

男「…何が望みだ…」

フレイア「あら?意外と物分りがいいのね」

男「少女ちゃんがそれで助かるなら別に構わない………だけど…」

男「少女ちゃんに手を出してみろ………お前をXXX」ギロッ

フレイア「…っ」ゾクゾク

フレイア「………」

フレイア「本当は…」


男「?」

フレイア「本当はあなたを捕まえたあと、少女って子は始末するつもりだったけど…」

フレイア「気が変わったわ…チャンスをあげる」

男「!」

フレイア「 助けに行っていいわよ」

男「……は?」

フレイア「少しだけ待ってあげる」

男「どういう風の吹き回しだよ…」

フレイア「ちょっとね…興味が湧いてきたの」

男「?」

フレイア「人間……いや、貴方に」


男「……」

フレイア「貴方の底力…みせてちょうだい」

男「…………っ」

たったった

~~~~~

男「(なにがどうなってるんだ?)」ポチッ

プルルルル

男「(頼む…)」

プルルルル

男「(出てくれ!!)」

ガチャ

男「!少女ちゃ…


お客様がおかげになった電話番号は現在…

男「くそっ!!!」

男「(どうなってるんだ!?助けてって、襲われてるのか!?)」

男「(一体誰に!?連絡できなきゃ確認のしようがない…)」

男「………」

男「……落ち着くんだ」

男「(俺が今、一番しなければならないこと…それは少女ちゃんを助けること…

男「(どうやって?)」

男「…………」

ーーーーーー
ーーーー
ーー
少女【わざわざ、送ってもらっちゃって!すみません!】

男【男として当然さ】


ーーーーーー
ーーーー
ーー

男「そうだ!」

男「家で何かあった場合ならもちろん、外出先だったとしても親に行き先を聞けばいい!」

男「だけどゆっくりもしてられないな………」

男「(あの気の変わりよう…きっと今も俺の姿をみてるはずだ…)」

男「(フレイアを飽きさせたら終わりだ、気が変わって始末される可能性だってある…)」

男「待ってろ!!少女ちゃん!」

たったった


書きため終わり!

また更新遅くなります...
気長に待っていただけると、ありがたいです。


~~~~~エツジン教本部、中心部

「……恐れなくていい……ただ目を閉じれば、それで終わる」

スッ

中年「(ここまでか...!)」

シュッ

カトウ「!」

「「な!?」」

「越人教......文字通り【人】を越えてしまいましたか...」

ギリギリ

「「わ、私の拳を...ッ!!」」

「「き、貴様ッッ!!!何者だッ!!?」」

「初めまして、ヒジン教司祭をやっている...」

「司久と申します」


「「ヒジン教っ?あそこは壊滅したはずだっ!!」」ぐぐぐ

司久「いやいや、ひっそりとやらしていただいてますよ」

ギリギリ

中年「...っ(な、なんなんだ一体、あの化け物と対等に張り合ってる司久という奴は何者だっ!?)」 

「「く、くそがぁぁぁぁあああああああ!!!!!」」

ヒュン

カトウ「逃げるのか!!」

「「逃げねェヨっっっ!!!!!!糞が糞が糞がッッ!!!!!」」

「「おいっ!お前ら!!数で制しろ!!」」

ゾロゾロ

中年「!」

司久「大丈夫」

中年「は?」


~~~総合病院~~~

友「......」

スタスタ

ーーーーーー
ーーーー
ーー

男【幼馴染のとこ行ってこいよ」】

友【…?】

友【は?】

男【まだ時間がある】

友【いきなりどうしたんだ?なんで幼馴染が出てくるんだよ…】

男【……考えたくないけど】

男【これが最後だったときに…悔いは残したくないだろ?】

友【……】

男【幼馴染は、お前のこと待ってると思うぞ】


ーーーーーー
ーーーー
ーー

友「俺のことを待ってる...か...」

友「(果たして俺のことを覚えているだろうか...)」

スタスタ...

~~~病室~~~

ガラッ

友「失礼...しま...」

ピー、ピー、ピー

幼「...すぅ...すぅ...」

友「...っと、今日は寝てたのか...」

友「(こいつの顔を見るのも久しぶりだな...)」スッ


なでなで

幼「...すぅ...すぅ」

友「男に言われなければ、病院なんかには来なかったかもな」

友「......」

友「お前の心配をしていたけど、やっぱり怖いんだ...」

友「その日によって明るくなったり、暗くなったりしてさ...どっちが本当のお前なのか分からなくなるんだよ...」

幼「...すぅ...すぅ」

友「お前は昔からおとなしかったもんな、はは」

なでなで

友「変わっちまったよ、お前も俺も...」


友「...そうだ、お前は知らないだろうが、今現在、世界滅亡の危機なんだとさ」

友「すやすや寝てる間に、いろんなことがあったんだぜ?」

ーーーーーー

友【ん、あぁ分かった、まず最初に言っておくが宗教って言っても、俺は神なんか信じちゃいない】

男【?どういうこと?】

友【ビジネスだよビジネス、日本だとどうしても昔のことで、【宗教】って聞くといいイメージがないかもしれないが】

友【その考えは危険だ、決めつけってやつだな】

ーーーーーー
かつての友人にビジネスを語ったり
ーーーーーー


友【お前は昔から嘘がだったな...だか人は変わる、俺と幼馴染のように】

男【幼馴染?どういうことだ】

友【てめぇのその態度も俺を試してるかのようにしか思えねぇんだよ!!】グイッ

ーーーーーー
その友人に掴みかかったり
ーーーーーー

友【俺の言い分ってやつは、あんた達ヒジン教のトップがクスリを下の信者達にばらまいてるってことだ】

司【なっ!?どういうことですかっ!?】

男【お、おちついて】

司【あ、あなた方の魂胆は分かりましたよ、抜け出した私たちをはめたいのでしょう!そうなんでしょう!】

友【今夜、てめぇが俺をはめようとしてたんだろ...】ボソッ


ーーーーーー
会って間もない人に暴言をはいたり
ーーーーーー

友「本当、いろんなことがあったんだ...嘘みたいだけど、全部俺がやったことなんだな~」

友「まさか自分が、こんなにも熱い性格だとは思わなかったよ」

友「..............」

友「......なぁ...」

友「俺はまだお前のこと知らねぇよ...」

友「お前が何が好きで、何が嫌いで、何を考えてるのかっ」

友「どんなことがしたいのか、したくないかっ!お前の性格も知らないんだっ!」ポロッ

友「まだ、お前のこと何にも知らないんだよッ!!」ポロポロ


友「......知らないのに...知らないのに...なんで...」ポロポロ

幼「...すぅ...すぅ...」

友「...勝手にどっかいくなよっ!!!!」

ガラガラっ

看「ど、どうかしましたかっ!?」

友「!」

看「...って、友くん?」

友「...す、すみません」

看「また、お見舞いきてくれたんだ」

友「...もう最後かもしれないから...」ポロッポロッ

看「最後?何言ってるのよ、話しかけ続ければ何か変わるかもしれないのよ?」


看「って、もう泣いちゃって...タオルはそこにあるからね」

友「すみません、ぅぅ」ポロポロ

看「.........」

友「......?」

友「看護師さん?」

看「泣いてる...」

友「え?」

看「幼馴染ちゃん...泣いてる...」

友「!!」

幼「...すぅ...すぅ」ポロポロ

友「な、なんで...」

看「わ、分からないわ、躁鬱にはなったけれど、今まで涙を流すなんてことはなかったのに...」


友「...幼馴染...」すっ

幼「...すぅ...すぅ」ポロポロ

友「俺のために泣いてくれてるのか?」なでなで

看「せ、先生を呼んでくるわ!」

たったった

友「...そういえば、昔はよくケンカしたな...」

友「...ドジして暗い時もあったし、逆にイイ事があったのか明るいときもあったな...」

友「(親が離婚してからだよな...あんまり感情を表に出さなくなったのは...)」

ーーーーーー
ーーーー
ーー


友【おらおらっ!どうだっ!」カチャカチャ

男【お、おいっ!友っ!その裏ワザ卑怯だぞっ!!」】カチャカチャ

幼【...友くん、ずるい...】カチャカチャ

友【ずるいも何もねぇ!勝者だけが神だ!】

男【なんだよ、その謎理論...】

幼【...ふんっ...ふんっ】カチャカチャ

友【おいおい幼馴染、正気か?このゲームで俺に勝てる訳ねぇだろ!!】カチャカチャ

男【そうだぞ、ゲーム持ってるからって変なバク見つけやがって...諦めろ幼馴染】

幼【...やだ...】カチャカチャ

男【お?】


友【あれれ?なんかやばい感じ?】

幼【.........】カチャカチャカチャカチャカチャカチャ

男【おいおい、マジかよ】

友【この俺が...押されてるだと!?】カチャカチャ

幼【...チェックメイト】カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ

__YOU_WIN__

男【...すげー】

友【キャラがありえない動きしてた】

幼【......最後の詰めが甘い】ふふん

ーーーーーー
ーーーー
ーー


友「...............」

友「そうか」

友「暗いお前も、明るいお前も、泣いてるお前も」

友「何も変わっちゃいなかったんだ」

友「そうだったのか...」ポロポロ

友「やっと...やっと分かったよ...」ポロポロ

友「ごめんなぁ...長いこと待たせちゃったな」ポロポロ

幼「.........」ポロポロ


ここまでです。
なかなか終わらない、、

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