凛「恵方巻きしようよ」まゆ「順番ですよぉ…」 (27)


ちょっとR-18はいってるかも。

転載はされないだろうけど創物語は転載禁止でお願いします。

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モバP「順番?」

凛「うん」

モバP「恵方巻きに順番なんてあるのか?」

まゆ「私たちの恵方巻きは…一つだけですから……うふ♪」

モバP「一つだけ? ポッキーゲームみたいに食べるのか?」

凛「何バカなこと言ってるの? 意味分かんない」

まゆ「おバカなPさんも素敵です…」

モバP「いや、意味分かんないのはお前らの方だと」

カチャカチャ

まゆ「それより誰か来る前に始めましょ、凛ちゃん♪」

モバP「お、おいなに人のベルト」

凛「じっとしててね」


モバP「お、おい、触るな」

まゆ「Pさんまゆが買ってあげたパンツはいてくれてるんですね…まゆ幸せ」ガシッ

モバP「お、おいまゆも凛を止めろって。何俺の背中にくっついて」

凛「じゃあ方角を確認して……」

まゆ「今年は西南西だから…こっちですね」グイッ

凛「ありがと、まゆ」

まゆ「どういたしまして…うふ♪」

凛「でもコレ太巻きっていうより細巻きかな?」

モバP「うるさい!」

まゆ「まだ勃起してないからしかたないですよ…ね?」


モバP「アイドルがそんな単語口にするな!」

まゆ「うふ♪」ギュウウ

モバP「まゆ力強い……くっ、引きはがせない」

まゆ「これがまゆのラブパワーですよぉ♪」

モバP「だ、だいたい」

凛「頂きます」パクッ

モバP「ひぃうっ!」

凛「あむっ、んっ」

モバP「お、おい……凛」

凛「……」チュパッ、レロッ

モバP(やばい……この刺激はまずい)ムクムク

凛「んぐっ!」

まゆ「わあPさんの細巻きがふと巻きに……素敵♪」


モバP「な、なあ……もういいだろ? 解放してくれ」

まゆ「ダメです…凛ちゃん、そろそろ」

凛「じゅるっ、じゅぶっ」

モバP「あひぃ!」

まゆ「わあ凛ちゃん……だいた~ん」

モバP「な、やめ、やめてくれ」

まゆ「いきたいんですかぁ?」

モバP(だ、ダメだ……アイドルに出したら……でも)

凛「ん、んんっ」ジュボッ

まゆ「凛ちゃん激しい…まゆも早くPさんの恵方巻き食べたいです」


モバP(出る!)

ビュルルッ

凛「んんっ!」

凛「んくっ、んぐっ……」

まゆ「無理しないで吐きだしても良いんですよ?」

凛「じゅるるっ……ふぅ」

モバP「凛……そんな吸われたら」ビクッ

凛「ふう、ごちそうさま」

まゆ「Pさんまだまだいけそうですね…まゆ感激♪」

凛「待って。綺麗にするから」

モバP「な、舐めないでくれ」


凛「でもプロデューサーのここ、嬉しそうだよ?」ツンツン

モバP「そ、それは生理現象で」

凛「すっごい元気。ぴくぴくしてる」

まゆ「まゆの口ももう我慢できないです…いきますよ、Pさん……」

凛「よかったね、まゆ」

まゆ「約束通り、最初の人が上の口で」

凛「次の人が下の口で……だもんね」

モバP「な、なんでお前ら……仲悪かったはずじゃ」

まゆ「Pさんの言うとおり、まゆと凛ちゃんは一時期そんな時期もありました……けど」


凛「でもそれが同族嫌悪だったってわかるとね……」

まゆ「考えることは一緒…うふふ」

凛「プロデューサーは人気だし、私たちが喧嘩して牽制しあってる間に」

まゆ「誰かに盗られたら……まゆ発狂しちゃいます。うふ♪」

凛「だからさ、盗り合いになって二人共倒れするくらいなら」

まゆ「二人で共有するのも素敵だと思いませんか……Pさん。うふふ」

モバP「お、お前ら」

凛「それにこの姿は隠しカメラで撮ってあるし、プロデューサーはもう逃げられないから」

まゆ「3人で仲良く過ごしましょうねえ…」ドンッ

モバP「うわっ」

凛「立ってられても困るし、寝てて」

まゆ「じゃあPさんの恵方巻き……頂きまぁす。うふふ」ズプッ

モバP「や、やめろ……いまならまむぐっ」

凛「プロデューサーも私の豆でも食べて落ち着いてよ、あんっ」

モバP「んぐぐ!!」


凛「プロデューサーの息が当たって……んっ」

まゆ「……」ズププ

凛「あっ、んふっ」

モバP(誰か助けて!!)

凛「今年の恵方巻き……ん、悪くないかな、んぁっ」

凛「助けて欲しそうだけど、無駄だから」

モバP「!?」

凛「ちひろさんに頼んで、んっ、今日1日、この部屋には誰も来ないよう手配してもらったから。高かったんだよ。口止め料」

モバP(ちひろさ~ん!!)



ちひろ(世間は豆をまく季節……私は金をまきあげる季節……ふふふ)


ちひろ(ファンやプロデューサーさんにはイベントやって、季節限定グッズ使って射幸心煽って一気に稼ぐ!!)

ちひろ(そしてあの娘達には悪いけど、我が事務所のアイドル達に今日の恵方巻きイベントを極秘裏にメールで知らせたわ……)

ナターリア「スシ食べにきた!」

ちひろ「あ、ナターリアちゃん」

ナターリア「おカネ持ってきた! ユキチさん!」

ちひろ「ひーふーみーよー……うん。ちゃんとあるわね」

ナターリア「早く食べたイ!」

ちひろ「じゃあそこに並んでてね」

ナターリア「うん!」

ツカツカツカ

礼子「あのメール、本当でしょうねえ……『プロデューサー特製、大人の恵方巻き』」

ちひろ「ええ勿論!……お代さえ頂ければ」


礼子「釣りはいらないわ」

ちひろ「わ、札束……えっと順番は」

礼子「それより早く食べさせてもらえる? あとこれから来る人達には売り切れだって伝えて頂戴」

ちひろ「あ、あのですね」

礼子「まだ足りないなら、これでどう?」

ちひろ「い、いくら積まれてもダメです!(これから来る人達を考えたら、もっと回収出来るんだから!!)」

礼子「強欲ね」

ちひろ「そ、そっちこそ」

礼子「まあいいわ。大人の恵方巻き……楽しみだわ」

ナターリア「大人のエホーマキ? スシじゃないの?」

礼子「あら先客がいたのね」


ナターリア「スシ大好き!」

礼子「子どもが食べるものじゃないわ。このお金あげるから回転寿司でも行ってらっしゃい」

ナターリア「でももう金払った! ユキチさん10枚!!」

礼子「私はその10倍は払ったわ」

ナターリア「!?」

礼子「はぁ……それにしてもこんな子供が、世も末だわ」

ナターリア「ヨモスエ? それもネタカ?」

礼子「仕方ないわね。ゆっくり待つことにするわ」

ちひろ(プロデューサーさんも男だし簡単には訴えれない……リスクは凛ちゃんとまゆちゃんの二人……)

ちひろ(けどそれ以上にこの恵方巻きは一山築ける……リスクはあれどやるしかないわ)


「すみませーん」

ちひろ「あ、恵方巻きですね。混み合うことが想定されたので値上げしました。おひとり様20万円になりまーす」

「高すぎだにゃ!!」

ちひろ「え、高い? みくちゃんの嫌いなお魚は無いわよ?」

みく「それでもぼったくりだにゃ!」

ちひろ「それでしたらお引き取りを。あ、流石留美さん! 気前が良い!! あ、卯月ちゃんも?」

ちひろ「はーい毎度~♪ 整理券を受け取ったらあちらの席でお待ちくださーい」

みく「み、みくも払うにゃ!」

ちひろ「30万」

みく「ええ!?」


ちひろ「列を乱したり騒いだりするマナーの悪いお客さんには……なんならもっと「わ、わかったにゃ、30万! 一括で払うにゃ!」」

ちひろ「はーい、確かに~♪」

ちひろ「え、時間ですか? 一人当たり……30分ってところですね。嫌ならどうぞ~お帰りはあちらでーす」

ちひろ「え、嫌とは言ってない? ならあちらの席へどうぞ~」

ちひろ(よーし、ガンガン儲けるぞー!)

ちひろ「あ、そこ喧嘩しないで。順番は守ってくださいねー」




凛「なんかうるさいなぁ……あっ」

まゆ「Pさん、まゆのお豆はどうですかぁ?」

モバP「むががが!」

まゆ「まゆも幸せですよぉ…うふ♪」

ガチャッ

まゆ・凛「「!?」」


ちひろ「はーいお時間でーす。退室願いまーす」

凛「……裏切ったの?」

ちひろ「プロデューサーさんは共有財産。首にされたくなかったら着替えて退室願いまーす」

まゆ「まゆたちが首になるなら、プロデューサーさんも一緒ですよぉ」

礼子「小娘はひっこんでなさい」ヒョイッ

まゆ「きゃっ」

凛「ちょ、ちょっと」

礼子「はいはい交代よ、交代!」

モバP「礼子……さん」

礼子「プロデューサー…いえ、Pくんもそんなガキに鼻の下伸ばして……。ダメなPくん。大人の魅力を教えてあげるわ」

モバP「助けに来てくれたんじゃ……」


凛「降ろして!」ジタバタ

まゆ「Pさん!」ジタバタ

礼子「はいはい続きはあっちで、一人で楽しんでなさい」

ポイッ

凛「きゃぁ!」

まゆ「きゃぅっ」

ナターリア「またなー!」

ちひろ「じゃあ礼子さん、ナターリアちゃん、ごゆっくり~」

ナターリア「エホーマキ! よくわかんないけど、とりあえずイタダキマス!」

礼子「安心して。私が正しい食べ方をたっぷり教えてあげるわ」

ナターリア「よろしくお願いネ☆」

礼子「『大人の恵方巻き』の食べ方をね…」

モバP「あ、あ……」

ナターリア「逃げちゃだめ~!」ドスッ

モバP「あがっ(急にのしかかられたら……息が)」

礼子「じゃあ、頂きましょう」

ナターリア「イタダキマス!」


凛「……もう!」

まゆ「まあでも、一番はまゆたちですから」ナデナデ

凛「……それもそうだね」

まゆ「シャワー浴びに行きましょ♪」

凛「待って。もうちょっとこの残り香を楽しみたい」

まゆ「それならどこかで反省会しませんかぁ?」

凛「だね。ちひろさんっていう問題もわかったし」

まゆ「課題は山積み……うふふ」

まゆ(この次こんな真似したら……縛り首ですよ、ちひろさん♪)

凛「はぁ…にしても」

まゆ「今年の恵方巻は……」

「「気持ちよかったぁ…」」



終わり

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