逕キ縲瑚拷wwww縺詣www逕毆ww縺?w縺冽ww縺指w縺ヲww豁「www縺セw繧駅w縺ュwww縺?縲 (586)

江洲市立病院

男「笑いwwwが止めwwられwwなwwいww病ww気wwでwwwすwwwかwwww」

医者「はい。その症状は現代の医学では治すのは可能です。」

男「可www能wwなwwwんwwwでwwすwwかwwやっwwwたwwww」

医者「しかし、この病気は海外に多くみられ日本ではあまり事例がありません。」

男「つwwwまwwりwwwwどwwうwwいwwwうこwwwとwwwですwwwかwwww」

医者「日本に特効薬が無いため、急速に取り寄せても約二週間はかかるでしょう。」

医者「二週間はその状態で過ごす事になります。」

男「それwwwwヤwwwバwwwイwwwでwwすwwねwww」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1422102258

うwwwwはwwwwwスレタイ文字化けwwしwwたwwwwww

帰り道

男(…困ったな。)テクテク

男(薬の費用とか輸送費は国の負担らしいけど…)テクテク

男(二週間か…)テクテク

男(…よし!極力喋らないようにしよう!)テクテク

男(俺はクラスでもあんま喋らないし行けるだろ!)テクテク




幼「…ボクに何の用だ」

DQN1「うっわ君超絶可愛いじゃん!」

DQN2「おれたちとカラオケ行かなぁ~い?」

男(あれは…幼?)

男(幼を見かけるのなんか小5で幼が転校して以来だな)

男(まあ俺みたいな日陰者とは真逆な奴で話したのも数える程しかないし覚えて無いだろうな)

男(アイツ…絡まれてんのか?)

幼「悪いけど少しこれから用事があってね。諦めてくれ。」

DQN2「だーいじょうぶだーいじょうぶ」

DQN1「そんな用事よりも俺たちとカラオケに行く方が絶対楽しいぜぇえ?」

幼「悪いが急いでるんだ、どいてくれ」

DQN2「いーじゃんすこしくらいさあああ」

男「まwwwてwwよwwwコwwwラwww」

DQN1「んあぁ?」ジィッ

DQN2「なんだおめえよお」ジロォ

男(なんで止めようとしてんだ俺は!)

男(というか喋らないって決めたばっかじゃん!)

幼「…?」

男「おww前wwwwらwwwwやwwwwめwwwろwwww」

DQN2「何ふざけたこと抜かしてんだてめえ」

男「さっwwwさwwwとwwwwやwwwめwwwねwwwえwwwwwとwwどwwwwうwwwなwwwるwwかwwわwwかっwwてwwwんwwのwwwか?wwww」

男「まwwwwたwww病www院ww行wwwきwwwだwwぞww」

男(俺がな)

DQN1「………?」

DQN1「…………………………!!!」アセダラダラ

DQN2「チョーシこいたこと言ってんじゃねえよ白モヤシ!」

男「かwwかっwwwwてwwこwwいwwよwww」

男(今の内に幼さんが逃げてくれれば…)

幼「き、キミ、なんでそんなしゃべり方なんだい?」

男(逃げろよ)

DQN2「んじゃあ、痛い目に合わせてやるよ!」

DQN1「まて!」

DQN2「んあ…?」

DQN1「(コイツ…ほら、あんときの…)」ボソボソ

DQN2「……………あぁっ!!!」

男「?」

DQN1「すいませんしたぁー!!」

DQN2「ま、まさかあんたの女とは…」

DQN1「お前も謝れ!」

DQN2「す、すいませんでしたぁー!」

男「」ポカーン

幼(え?どういう事?)

DQN1「じゃ、じゃあ俺たちはこの辺で!」

DQN2「さよーならぁー!」

ビューン

男(ど、どういう事だよおい…)

幼「キミ、随分凄い人なんだね…」

男(!?)

男(こ、これは幼さんが俺に話しかけてくれているのか!?)

男(と、とりあえず返事を…何て言えばいいんだよ!?)

幼「助かったよ、ありがとう。礼を言わせてくれ。」

男(わーわーわーわー!)

男「どwwwうwwいwwwたwwwしwwwまwwすww」ダッ

幼「あっ、ちょっと…!」

ビューン

幼「は、速すぎる…」


男(どういたしますって!どういたしますってなんだよ!)

男(よりによって幼さんに…うわあああ死にてえ!)


幼「破天荒な人だなあ…」

自宅・男の部屋

男(はあ…)

男(俺…幼さんの前であんな恥態を…)

男「死wwにwwたwwwいwwwww」ゴロゴロ

ガチャ

兄「全然死にたそうに聞こえねえぞ…」

男「兄wwwちゃwwんwwww聞wこwwえwてwたwww」

幼の家・幼ルーム

幼「はあ…何だったんだろうあれ…」

幼「ずっと笑ってるし、どっか走って行ったし…」

ガチャ

姉「どうしたの?恋の悩み?」

幼「違うってば、一目見ただけの相手をボクが好きになると思うかい?」

幼「それにボクはもう恋人がいるんだよ?」

朝・自宅

兄「…本当に学校に行くのか?」

男「愚ww問www過wwwぎwwwるwww」

男「幼稚園からwww小・中www全wwてwwww無w欠ww席www無w遅wwww刻のwwww俺がwwwww休むwwwわけがwwwwないwwww」

兄「そうだったな…風邪でも学校に行って菌ばらまいて学級閉鎖にさせたお前だもんな。」

男「やめろw黒歴史wwww」

兄「先生には事情は話してあるよな?」

男「あwwwあwwww」

兄「…じゃあまあ大丈夫か。行ってこい!」

男「いってwwwwきwまwwすwwwww」




男(実は言ってないけど学校でカルテ見せて説明すればいいか…)

本来のスレタイの名前が気になる

学校

男(憂鬱だ…)

男(…でもどうせ俺って喋ることないじゃん!)

男(本の朗読も発表も当てられない限りしなければ俺はいつもと変わらない日常だ!)

男(…ん?)

男(当てられない…限り……)チラ


出席番号表

……
四番 オタク
五番 男
六番 オカマ
……


カレンダー
6月5日

男(兄ちゃん、俺の運命はここまでのようだ)

>>22
すまん、思い付きで建てたから覚えて無い
男「草wがwww生wえwすwぎwてwwww止wまwらwねwえwwwwww」
だったような気がする
スレタイ一覧でこのスレだけ浮きすぎワロタwwww

ワロタ……………

1時間目・国語


……
………

メロスはwwげwwwwきwwwwどwwwwしたwwww

必ずwwwwwかのwww邪wwww智www暴www虐wwwwwのwwwwww王をwwwwww


……

メロスwwwwwきみはwwwwwまっぱだかwwwwwwじゃないかwwwwwwww

……


先生「あ…ありがとうございます男さん…座って下さい…」

男「はwwwwwwいwwww」

2時間目・音楽

……
…………
男「はwwwwwwるのwwwwwwwうらwwwwらwwwwwのwwwww隅www田wwww川wwwwwww」

男「のwwwwぼりwwwwwくwだwwwwwりのwwwwwふwwwwなwびwwとwwwがwwwwwww」






男(恥ずかし過ぎて死にそう)

昼休み・中庭

男(はあ…)ボー

男(どうしようこれから)ボー

男(病気だーって誤魔化すにしてもそんなことしたら俺のキャラ的に余計におかしい…)

男(かといってほうっておいたらまだ5・6・掃除・部活…)

男(どうしよう…って昨日からずっと悩みっぱなしだな)

男(そういえば幼さんは何であんな所にいたんだろ)

男(ま、どうでもいいや。これから会う事は無いだろうし俺には関係ないな)

幼「えーとこれと、これと…」ペラ

先生「にしても変な時期に転校で大変だろう」

幼「はい、でもこの学校の人達はいい人が多いみたいですしきっと大丈夫ですよ」

幼「昨日も不良に絡まれてる時もボクを助けてくれた人が居るんですけどね」

幼「その人もこの学校のーー」

ガララ

男「失www礼wwしwまwwすwwww」

男「先生wwwちょっとww重要なwwwお話しwがwwーー」

幼「・・・」ジー

男「」

幼「キミは…昨日の…」

男(バレてる、ってそりゃそうか)

幼「昨日はありがとう、改めて礼を言わせて貰う。」

男「いwえwいwえwwwどwうwいたしwwましたww」

男(昨日散々後悔して今日も言い間違える俺は精神科や脳外科にも行かないと行けないかもしれない)

幼「重要な話ならボクは退室するよ、他人に秘密を知られて嬉しい人は居ないだろうからね」

男「むwしwろww幼さんにwwもww聞wいwてww欲wしwいwww」

先生「?」

男「じwwwつwwwはwww俺wwはwww病気wにwwかwかっwwwてwwwまwwwしwwwてwwwwww」
…………………………
・・・説明中・・・
………………………
…………………
……………
…………
……


…………
………………
幼「なるほど…ではキミはその奇病に悩まされて居るのか」

男「そwwうwwwいwwwwうwwwwこwwwwとwwww」

男(っしゃー!誤解が解けた!)

男(これで多少は解決に…なってないな)

先生「そんな状態で学校に来て大丈夫なのか?」

男「折www角wwwwのwwww無w遅刻www無w欠w席wwwでwすwかwらwwww大切にwwwwしないとwwww」

幼「そうだね。次に何でボクを助けたのか教えて貰おうかな?」

幼「なんの見返りも無しに人助けなんて訳がわからないよ、体目当てかい?」クスクス

男「人を助けんのに理由が要るのか?」

幼「えっ」

幼(さっきのは…)

幼「……………うん。損得の利益が無いのに動くのは人間らしくない、と思う。」

幼「自分の嫌いな相手なら尚更。」

男「………」

幼「『男くん』キミは…ボクに昔、いじめられてたよね?」

男「あwwんwwなwwwもwんw子w供w同ww士wのwじゃwwれwあwいww気wwにwしwなwくwてwいwいってwwwww」

幼「いじめって程じゃなくてもボクに嫌な思いをさせられたのは事実だよ」

男「すwんwまwせwwんwwww気分www悪いwwっすww先ww生wwww、俺www保w健w室www行ってwwwきwまwすwねwwww」テクテク

先生「あ、ああ…」

ガララ

幼「ボクは…ボクは…」

幼「…………先生、失礼します。」スタスタ

ガララ



保健室

男(後悔してるのはな、お前だけじゃないんだ。)






廊下

幼(・・・)


………
……………
男の家・リビング

兄「はっはっはwww」

兄「うん、やっぱサンドウィッチマンは面白いな!」

兄「さて今日は大学もサボっちまったし、買い出しにでも行くか!」

兄「男の大好物の物作って元気つけてやっか!」

兄「ハンバーグとオムライスと柴浸け…どれにしようかなっと」フンフフーン♪

兄「てってれれーてれれれーれれれーれてれれーてれれれーれっれれー♪」スタスタ

兄「ん?」ピタリ

兄「あのちんまいのは見覚えがあるような無いような…」ジー


幼「」ズーン

兄「もしもーし」

兄「もしもーし」

兄「聞こえてますかー」

幼「」チラ

兄「やっほー」オテテフリフリ

幼「あ…兄先輩!?」ビクゥ

すwwwwんwwwwまwwwwせwwwwんwww
一旦wwwww休w憩wwwしwてwきwまwすwwww


再w開はwwww9ww時wwwぐwらwいwwwwww

兄「やっほ幼ちゃん、こんな所でなにやってんのさ」

幼「て、転校の手続きをしてきた帰りです…兄先輩は?」

兄「ああ、晩飯の買い出しだよ。良かったら荷物持ち手伝ってくんない?」ニコ

幼「…別に良いですけど・・・」

スーパー

店員「今からタイムサービスでーす!卵がお一人様一パックまでで18円!」

兄「!!行くぞ!!」ダッ

ワーワー!ワーワー!

オバチャンA「KILILILI!!手を離せこのくたばりぞこないのババアがあああああ!!!」

オバチャンB「VOOOOOOO!!!それはこっちのセリフよこの未亡人があああああ!!!!」

幼「」

兄「ふー。なんとか二パック。ほれ、幼。」

幼「あ、ありがとうございま………二個ぐらい潰れてるんですけど…」

兄「まだ六個あるだろ。いけるいける。」

兄「!!おい!見ろこれ!!」

幼「またタイムセールですか…」ハア

兄「"超荒大戦 文字化けるZ"!新作出てたのか!」

兄「おお…やる夫からショボンまで…すげえラインナップだな!!」

幼(せわしない人だ…)クスクス

兄「ああそうだ、幼ちゃんは柴浸け・オムライス・ハンバーグどれが一番好き?」

幼「う~ん柴浸けですかね、和食が好きなので。」

兄「ん、じゃ和食にしよう。お魚買いに行こう」

兄「幼ちゃんも晩飯食いに寄ってきなよ」

幼「!」

幼「いいんですか!やったあ!」ピョンピョン

兄「男もきっと喜ぶぞ!」

幼「」ピタ

兄「そういえばさあ」

兄「昨日、男に会ったんだって?」

幼「は…はい…」

兄「どうだった?」

幼「・・・凄く大きくなってて、ボクは知らない人だと思ってました」フルフル

幼「今日も会ったのにボクは昔の事についてまた謝れませんでした」フルフル

兄「そんで?」

幼「ボクは…男くんに…嫌われてるんじゃないか……って・・・」フルフル

兄「それは無いんじゃないかな。」

幼「へ?」

兄「男はかなりさばさばした、大雑把な性格でさ」

兄「俺と大喧嘩しても次の日には兄ちゃん!デュエルしようぜ!ってさ。」

兄「それにアイツ、今変な病気にかかってるんだけど…聞いてない?」

幼「き、聞きました。男くんから。」

兄「昨日ずっとのたうちまわってたぜ、"どういたしますって何だよ!"ってな。」

兄「まあ、言い間違えたのは男がヘタレだからだけどな」クックック

兄「ま、いずれにせよ男はお前の事嫌いじゃないよ。多分。」

幼「ホントですか…?」グスッ

兄「そんだけ気になるんだったら謝る意味も込みで男に晩飯、一緒に作ってやるか?」

幼「でもボク…料理…下手だから…」

兄「大丈夫だ大丈夫、下手でも気持ちさえこもってりゃ上手くなるさ」

幼「そう…ですか…」

学校

キーンコーンカーンコーン

男(学校も終わりだ!)

校長「おや、男くん。」

男(!?)

校長「今から一局どうだい、暇があれば」

男(こ、こんな時に限って…)

男「いwwwwえwwwww今ww日wwwwはwwww帰wwwりwwwwwwwwまwwwwwwすwwwwwwww」

男「さwwwwwwwよwwwwwwwうwwwwwwwなwwwらwwwwwwwwwwww」

校長「あ、ああ、さ、さようなら…」

通学路

タッタッタッタ

男(…部活も休んじまったけど・・・まあいいか…)

男(なんか部活って気分でも無いし…)
-----
幼『自分の嫌いな相手なら尚更』

幼『なんの見返りも無しに』
-----
男(…)ハア

男(明日か明後日には幼さんが転校して来るはず)

男(……どうしよう。)

男の家・玄関

兄「さて、もう少しで男が帰って来る」

幼「はわわわ、はわわわ」ワタワタ

兄「んで、だ。やっぱ料理を振る舞うんだからおもてなしもきっちりとしておくべきだ。」

幼「おもてなし?」

兄「これを見ろ!」サッ

幼「こ、これは///」

兄「そう、エロ本だ。」

兄「内容は裸エプロン物の詰め合わせみたいだ。」

幼「それでボクにどうしろと///」

兄「そして」

兄「ここにエプロンが大小2つずつある」

幼「!?」

とある異常の風紀委員
とある異常の風紀委員 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1414823663/)


……
ガチャ

男「たwwwwwだwwwwwwいwwwwwまwwwwwww」

兄(裸エプロン)「ああ、お帰り」

男「」

兄(裸エプロン)「これは押収させてもらったぞ!」ピラ

男「俺のwwwwwwひwwぞwwwwうwwwwのwwwwwエwwwwロwwwww本wwwwwwwwwww」

兄(裸エプロン)「お前が喜ぶと思って幼ちゃんにもエプロン姿になって貰ったぞ」

男「まwwwwwじwwwwwwwかwwwwwww」

幼(エプロン姿)「お、お帰り、男」

男「・・・」

男「・・・」

男「・・・?」

兄(裸エプロン)「当然、裸になんてなれるわけ無いからな。代わりに俺の裸で我慢してくれ」

男「ちょwwwww誰wwwww得wwwwwww」

・関連スレ
まどか「難病にかかったwwwwwwwwwwww」

>>79
うwwwwwはwwwww宣wwwww伝wwwww

>>82
そwwwwのwwwwwSSwwwwww大wwww好wwwwwきwwwwなんwwwwwだwwwwwwww


……
兄(裸エプロン)「そういえば買い出しに付き合わせたあげく晩飯も…ってすまんな。」

幼「いいですよ、兄先輩の頼みなら。」

幼「…というか、ボクも言いたい事があります。」

兄「ん?」

幼「ずっと好きでした。片思いでした。付き合って下さい」

昨日・幼の家・幼ルーム

姉「恋人って言うか…片思いでしょー?」

幼「それでもボクは揺るがないよ。」

姉「ま、アンタの事だし心配はしてないけど。」

姉「それより誰かは教えてくんないのー?」

幼「姉さんだって彼氏が居るのに教えてくれないじゃないか」

姉「ふっふーん♪その内ね♪」

幼「あの人はこの町に居るはずなんだ…ボクの思い、伝えないとね」

姉「応援してるわよー?」


……
現在・男の家・台所

幼「助けてくれたあの時からずっと好きでした。付き合って下さい。」

兄(裸エプロン)「……」

幼「………」ジィッ

兄(裸エプロン)「…悪いが無理だ、付き合えない。」

兄(裸エプロン)「俺と付き合っても後悔するだけだ。多分。」

幼「・・・そう…ですよね…」

幼「変なこと言ってすいません、さあ、晩ご飯作りましょう」

男の家・男の部屋

モージバーケルー モージバーケルー スレタイデモ モジバーケルー♪

男(これ、兄ちゃんが集めてる奴じゃん)

男(兄ちゃんに教えてやろう)

ガチャ

スタスタ

男「おーwwwwいww兄wwwちwゃwんwwww文w字化wwけるwwwwwwのwwwww新wwwww作wwwwがwwwww」




幼「ずっと好きでした。片思いでした。付き合って下さい」

兄(裸エプロン)「…………」



男(!?)

サッ

タッタッタッタ

ガチャ バタン

男(…ど、どどどどどういう事だよ)

男(幼さんは兄ちゃんが好きだった…って)

トゥルルルル トゥルルルル

男(で、電話…)

男「もwwwwしwwwwもwwwwしwwwwww」

オタク「………………男」

男「はwwwwwwいwwwwwwwこwwちwwらwww男wwwwwでwwwwすwwwww」

オタク「…………………明日学校休校だって」

男「まwwwwwwじwwwwwwでwwwwwww

オタク「………………理由は明日凄い豪雨が来るらしいから。次の連絡網にまわして。」

男「まwwwwwwかwwwwwwwwしwwwwとwwwwけwwwwwwwww」

オタク「………………じゃ」ガチャ

男「次wwwwのwwwやwwつwwwwは……wwwwwオwwwカwwwwwwマwwwかwよwwwwwww」






オタク「…………………」カタカタ

クラスの奴が笑いながら電話に応対しててうざい(1)

一旦wwwwww休w憩wwwwさwせwwてwwww貰wうwはwwwwwwwww
イチカスでwwwwwすwwまwwwんwwwww
再wwwww開wwwwwはwwwww夜ww7時wwwぐwらwwいwwwwwww

入力した文字に草はやせるアプリがあってなwwwwwwwwww
とwwwwwwwwこwwwwwwろwwwwwwwwwwwwwwでwwwwwwwwなwwwwwwんwwwwwwwwwwでwwwwwwwwwwww半wwwwwwwwwwwwwwwwww芝wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww?

>>100
半www芝wwwwwのwwwがwwwwww読wみwwwやwwすwwwwいwwwwwかwwwとww思っwwwwwたwwだwwwけwwwでwwwww
特wwwにwwww意wwwww味wwwはwwwwwなwwwwwいwwwwwwww


……
…………
男「晩ww飯wwww出ww来wwたww?」

幼「あ、ああ出来たよ」

男「おwwおwww旨wwwそwwうwwwだwww」

兄「スーパーに良い魚が無くて友達に売って貰ったぞ…もう少し新鮮な魚を仕入れてくれ」

兄「アジのなめろう、味噌汁、白米、柴浸けと…」

幼「ボクの作った卵焼き・・・なんだけど失敗しちゃったから食べない方がいいよ」

男「いwwwwたwwwwだwwwきwwまwwすwwwww」パク

幼「え」

男「うwwwwまwwwwいwwww」モグモグ

幼「そ、そうかい!?うれしいよ!」

男「全www部ww貰wwうwwwぞww」バクバク

男「うwwwおwww腹w一w杯wにwwなwっちwwまwっwたwwwww部屋www戻wるwわwwww」スタスタ

兄「お、おい男!」

幼「あれ、フライパンに1個残ってる…」パクリ

幼「ゴホッゴホッゴホッ!」

兄「どうした幼ちゃん」

幼「…男に会って来る」ダッ

ガチャ

幼「邪魔するよ」

男「入っwwてwwかwwらwwww言wwわwれwてwもww」

幼「卵焼きはどうだった?」

男「旨wwwかっwwwたwwwww」

幼「…そうか。ごめんね。」

男「何www故www謝wwるwwwwwwww」

幼「あ…あと、6年前についても…謝りたい。すまなかった!」ペコリ

男「もwうww別wにwww良wいwっwwてwwばwwwww」

男「そwwwwんwwwなwwこwwとwwよwwwりwwwwwwいwwつwwwかwwwらwww学校www来wwんwwのwwww」

幼「…明後日から行こうと思ってるよ」

男「そwwうwwかwwwwおkwwwww」

幼「じゃ、じゃあボクはごはん食べたら失礼するね」

男「おwwwうwwwwまwwwwたwwww明後日wwwwwww」

ガチャ バタン

6月6日・幼の家・幼ルーム

『人を助けんのに理由はいんのか?』

『幼が困ってたから助けた、これじゃ駄目か?』

ザアアアアアアアアアアアアア

幼「……」

幼「…………」

幼「はぁ…」

幼「すっごい雨…」

幼「図書館で遠足の時の事について調べたかったのに…この雨じゃあね…」

6月6日・男の家・男の部屋

ザアアアアアアアアアアアアア

男「学校wwww休wwみwwwwやっwwwたwwwww」

男「やwwるwwこwwとwwwねwwえwwwww」

男「オwタwクwwwとwwwwモwンwハwンwwでもwwしwよwうwかwなwww」


Skype:チャット

男 モンハンしようぜ 10:12

オタク そんなことより 10:12

オタク 昨日のアレなんだ 10:13

男 アレってなに 10:13

オタク 電話かけたときとか 10:13

オタク 発表した時の奴とか 10:13

オタク 訳わかんねえ 10:13

男 なんか 10:13

男 そういう病気らしい 10:13

オタク 今2スレ目 10:13

男 は? 10:14

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

幼「」ビシャビシャ

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

幼「やらかした」ビシャビシャ

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

幼「こんなタイミングで外に出たのがダメだった」ビシャビシャ

幼「服が身体に張りついてキモチワルイ…もう最悪。」ビシャビシャ

幼「も、もう少し…もう少しで図書館に…」

幼「へ…へ…ヘックション!」ブルッ

幼「何処かで身体を乾かさないと…風邪引いちゃうよ…」

幼「ん…このお店、何だろ…?」

[喫茶・お魚パラダイス]

幼「…喫茶店みたいだし、入ってみようかな」

喫茶・お魚パラダイス

カランカラン

幼「すいませーんビチョビチョなんですけど良いですかー?」

マスター「ええ、構いませんよ」

幼「…あの、この喫茶店の名前って・・・」

マスター「素晴らしいセンスでしょう?」

幼「そ、そうですね…」

マスター「ところで、あなたはこんな雨の中何処に行こうとしていたのですか?」

幼「6年前の遠足中に小学生が遭難した…というか迷子になった事件、知ってますか?」

マスター「ええ、当時は地元の放送局が連日放送してましたね」タオルドウゾ

幼「あの迷子になった子の1人がボクなんです。」アリガトウゴザイマス

マスター「へえ…」

マスター「それを調べようとしている、という事ですか?」

幼「もう殆ど覚えてませんから。図書館で調べようかと思いまして。」ワシャワシャ

マスター「なら、ここに雨宿りして大正解ですね」

マスター「あの遭難した子達のクラス担任だったのが私の母なんですよ」

幼「本当ですか!?」ズイッ

マスター「ええ、会ってみますか?」

幼「是非、お願いします!」


………
マスター母「あら、ひさしぶりねえ幼ちゃん」

幼「お久しぶりです先生!」

マスター母「5、6年ぶりかしら。今は高校生?」

幼「今は高校2年生です!」

マスター母「いいわねえ、青春ねえ」

マスター母「それで今日は私に聞きたい事があるんだってぇ?」

幼「はい、あの遠足の時の事を。」

マスター母「あれはーーー」


………
………………
……………………
…………………………
…………………………………
…………………………………………

2008年・5月・22日(6年前)・江洲市立第一小学校

教師「はーい!明日は待ちに待った遠足でーす!」

教師「おやつは300円までですよー!」

教師「では皆さん、さよーならぁー!」

サヨーナラー

クラスメイト「なあ、お前おやつなに買う?」

オタク「蒲焼きさん太郎を30本、それ以外あり得ないな」

委員長「あら、時代はよっちゃんイカよ。蒲焼きさん太郎の時代はもう終わったわ!」

クラスメイト「いろんな物買おうとは思わないのか」

幼「クスッ、キミも遠足に来るのかい?」

男「・・・」プイ

幼「キミなんて別に来なくてもいいんだけどなあ」

幼「何もしゃべんなくてキモチワルイし。」

男「・・・」スタスタ

幼「ねえ、ボクが話しかけてあげてるんだからなんかいいなよ」

女1「ソーヨソーヨ!」

女2「サイテー!」

そうだ…あんまり喋らない男をいつも馬鹿にしてたんだった

男が何も言わないのを良いことに…

サイテーなのは…ボクだよな…

2008年・5月・23日(遠足)

男「・・・」

幼「ハア…キミと一緒の班なんてホント最悪」

幼「なんで休まなかったの?」

男「・・・」

学校の少し北に小高い山があって、ボクたちは遠足で4・5・6年合同で山に登るんだ。

でもボクは同じ班の男をまだ馬鹿にし続けた。

幼「あーあ、まただんまり?」

男「・・・」


……
男「・・・」ザッザッザッ

男「・・・」ザッザッザッ

女1「…あれ?幼は?」キョロキョロ

女2「あれ?そういえば居ないわね」ザッザッザッ

男「・・・」ザッザッザ


少し前
……
幼(ふふふ、じつはボク裏道知ってるんだよね)

幼(先に行ってみんなを驚かせてやろう♪)ザッザッザッ

幼「みんなびっくりするだろうなー」クスクス

幼「えーっと、次はここを登って…」

幼「よっと!」ヒョイ

幼「えい!」ヒョイ

幼「やあ!」ツルッ

幼「え?」

ヒューーン


バサバサバサバサ!

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

教師「みんなー!ちゃんと全員居るわねー!建物の中に入ってー!」

姉「先生!兄くんがいませーん!」

女2「私達の班もです!」

教師「…え?」

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

……………………
………………
…………
………
……


マスター母「…私が知ってるのはここまでよぉ」

幼「……」

マスター母「これより先の事は私は知らないわ。」

マスター母「思いだせた?」

幼「は…はい…ありがとうございました…」

幼「帰らせて…頂きます…」フラフラ

マスター「大丈夫ですか?」

幼「…」フラフラ

カランカラン

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

幼「・・・ボクは…そうか…だから…兄先輩に…」

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

男の家

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

兄「雨は………嫌いだなあ」

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

男「うwwwwはwwwwww雨wwwwすっwwwげwwwwwえwwwwwwww」

男「こwwwwこwwwwwまwwwwwでwwwww降っwwwwたwwwのwwwはwwwwwww」

ザアアアアアアアアアアアアア

兄「ここまで降ったのは」

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

兄「"遠足"以来だな」

男「生wwまwwwwれwwwwてwwwwはwwwじwwwwめwwwwてwwwwwwだwwwwwww」

一旦wwww休wwww憩wwwwww
再開はwwww9時半wwwwぐwwらwwいwwwww

男がいなかったのに読んでくれた人に感謝

再開していきます

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

幼の家

幼「ハア…ハア…」ビシャビシャ

姉「どうしたのよ幼!ビチョビチョじゃない!」

幼「お風呂入ってくるね……」

シャーーーー

幼「全部…思い出したよ…」


……
………
…………
……………
………………
…………………
……………………

……………………
………………
………

幼「ん…んん……いったあ……」

「…目、覚めた?」

幼「ええっとキミは…兄さん…だっけ?」

「……」

幼「あれ?違ったかな?」

兄「せ、せっいかーい!」

幼「ああ、やっぱり!」

幼「早くみんなのところにいかないと…」

兄「まだ立っちゃ駄目!」

ピキッ

幼「痛っ!」

兄「捻挫してるから立たない方が…」

幼「さ、先に言ってよお…」

ザアアアアアアアアアアアアア

幼「すごい雨…」

兄「ちょっと前はもっと酷かった、まだマシだよ」

幼「これでそれって…一体どんだけ降ってたの…」

兄「それより足、大丈夫?」

幼「ああ、心配してくれてありがとう」

幼「ボクの事、雨のあたらない所まで運んでくれたの?」

兄「アンタ1人ぐらい僕にとっちゃ軽い軽い」

幼「兄くんはどうして迷っちゃったの?」

兄「あー、えーっと足滑らせちゃってさ」

兄「…幼ちゃんは近道しようとしたとか?」

幼「ぎくっ!」

幼「さーて、そろそろ行かないと心配してるよ、きっと。」

兄「歩けないのにか?」

幼「あ……」

兄「しゃーない、担いでいってやんよ」ヒョイ

幼「はえっ!?」

ザアアアア

ザアアアアアア

兄「雨もマシになってきた、今がチャンスだな」ザッ

幼「ひゃっ、つめたっ」

兄「どっちに行けば良いとおもう?」

幼「上に行けばみんなに会えるだろうから…上だね!」

兄「僕に飛べと?」

兄「まあ、じつはどっちに行けばいいか知ってるんだけどね」ザッザッザッ

幼「じゃあなんで聞いたのさ」

ザッザッ
ザッザッザッ

兄「よし、ここで右に…と」ザッザッザッ

幼「ねえ…ボク重くない?朝ごはんいっぱい食べてきちゃったしさ」

兄「そんなもんで重さは変わんないよ」ザッザッザッ

ザッザッザッ

江洲山頂上・江洲江洲堂

兄「よーし!頂上だ!」

幼「誰も居ないね」

兄「みんな下山して麓で待ってるんだよ。」

兄「このお堂の中でみんなが来るのを待ってな」

幼「兄くんは?」

兄「……………もうひとり、探さなきゃいけない人が居るんだ」

兄「だから僕はもういくよ。」

ザアアアアアア

幼「まって!」

兄「ん?」

幼「なんでボクを助けたんだい?」

兄「なんでって……」

幼「ぬかるんでてコケそうだったし、途中凄い危ない場所もいっぱいあったよ!」

幼「なのに…なのになんで・・・?」

兄「・・・」

兄「幼が…」

幼「え?」

兄「幼が困ってたから助けた、これじゃ駄目か?」

幼「…………!!」

兄「じゃ!またな!」タッタッタ

ザアアアアアアア


……
教師「……!」

教師「幼ちゃん!」

幼「は…はい!」

教師「いたわよーーー!」

マジカ! マジデ!
ザワザワ! ザワザワ!


……
………
…………
………………
ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

江洲山・山の頂上手前

兄「へへ…もうちょっとだ…もうちょっと…」ザッザッ

メシ……メシメシメシ!
メシメシメシ!

男「兄ちゃん!」ドンッ!

兄「男…急になnズゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!

男「に……い……ちゃ…ズザアアアアアアアアア!!!!

…………
……………
………………
江洲山頂上・江洲江洲堂

幼「……それで兄くんに助けて貰って・・・」

教師「兄くんは?」

幼「兄くんは誰かはわかんないけどもう一人探さないとってーーーー」


兄「せんせーい!た、大変だ!!」タッタッ

教師「兄くん!?」

兄「お…男が……上から滑ってきた木に…俺をかばって…」グス

メシメシって、木が軋む音か。
兄君が飯を求めているのかと思たwwww

>>161
詳しい説明入れるべきか悩んだがwwwwww勢い重視でこのような表wwww現wwwwwにwwww


……
………
…………
………………
ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

江洲山・山の頂上手前

教師「木の流れた跡が…」

体育教師「こ、これ!これ見てくれ!」

教師「…男くんの……靴………」

体育教師「じゃあ、やっぱり……」

教師「ええ、この木と一緒に…」

体育教師「早く!早く跡を追いかけて男を見つけましょう!」

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

ザッザッザッ

オトコー! オトコー!

ザッザッザッ

結局、男が見つかったのは夜中まで捜索してやっとだったらしい。

場所は分かっていたけど、かなり危険でヘリコプターがないと降りられないような所に居て、まわりは男の血で真っ赤に染まってて"よく生きているな"というほど。

雨のせいでヘリコプターが来るのが遅れたらしいけど、あと1時間病院に行くのが遅ければ死んでいたとのこと。

ボクは忘れてしまったんじゃなく、無理矢理忘れようとして記憶に蓋をしていたのかもしれない。

病院

男「………………」

兄「あれからお前、ずっと寝たきりだよな。」

兄「本当はさ、ベッドの上に寝てんのは俺なんだぜ?」

兄「………」

兄「………俺、強くなるよ。」

兄「強くなってお前を今度は俺が守ってやるよ。」グス

兄「だからさぁ………」ポロ

兄「早く起きろよ…………男…………」ポロポロ

……
…………
………………
……………………
…………………………

男「………………」

幼「やあ、来てあげたよ」

幼「クスクス、他人をかばって"いしきふめい"だって…かっこ悪いよキミ。」

幼「ホント……かっこ悪い。」

幼「でも、ボクはもっとかっこ悪いよ」

幼「足をねんざしてキミのお兄さんに助けて貰ったんだ。すごくかっこよかったよキミのお兄さん。」

幼「キミは、お兄さんをかばってこんな事になってるんだよね。」

幼「ボクは迷子になったのも、ねんざしたのも全部じぶんのせい。」

幼「今までごめんね、キミのこと誤解してたかも。」

幼「この前、クラスのみんなが千羽鶴持ってきてくれたよ。」

幼「ボクもいっぱい折ったんだよ。鶴。」フフフッ

幼「………」

幼「起きたら、仲直りしようね。」

幼「じゃあね、男くん」

スタスタ

ガララ

パタン


……
………
…………
……………
………………
…………………
……………………
………………………


……
………
…………
……………
………………
…………………
……………………
………………………


………
……………
2009年(5年前/遠足から1年後)5月4日・病院

男「・・・」パチ

男「・・・?」

男「…………ここ、どこ?」

男「俺の名前は……」

男「……あれ?」

男「なんだっけ?」


……
………
…………
……………
………………
…………………
……………………
………………………
ザアアアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアアアア

現代・幼の家・幼の部屋

幼「…あれから、記憶喪失になったらしくて転校生として男くんが帰ってくるのとほぼ入れ違いで転校したんだっけ…」

幼「ほとんど話さずに転校したのによく男くんはボクの事覚えててくれてたなあ…」

幼「道理でいじめについての話になると頭にハテナマークが浮かぶ訳だよ」クスクス

エwwwピwwwソーwwドww記ww憶wwがwww抜wwけww落wwwちwwてwwるwwwwのwwかww?

やっと遠足編終了!
シリアスも終わってw男wwがwwww陽wwのwww目wwwをwwww浴wwwびwwwwるwww時wwwwがwwwwきwwwwwたwwwwwwww
男(現代)がwwwwいwwwなwwwいwwwとwwwwwwギャwwグwwww要w素wwがwwwwいwれwにwくwいwwwww
ここwまwでww読wんwwでwwwくwれwてw乙wwww

あと予想ついてもレスらないで。マジで。

>>177
男の記憶は"遠足の記憶"じゃなくて"全部の記憶"が消えてる

今日はwwwもうwwちょっとwwwだwwwけwwww続wwけwwるwwんwwだwww

予想書いてそれと同じ展開でもガッカリしたりしなければどうぞ
がwwwwwww>>1がwwwwwwwおwwまwwwいwらwwのwwww想w像ww力wwwwをww越wえwらwれwるw気wがwwしwwなwwいwwwww
自w己wwww責www任wwwwでwwwwww


全ての記憶って非陳述記憶も含めて?

ザアアアアアアアアアアアアア

男の家・男の部屋

男「素w紫wwww出wwwねwwえwwwwえwwえwwwえwwwwwwww」

オタク『ゴリラ3ケタで何いってんだよ。甘えんな。』

男「俺はwwwニャンコ派wwwwなwwんwwwだwwwよwwwwwwwww」


ザアアアアアアアアアアアアア

男の家・兄の部屋

兄「ずぶ濡れの可愛い子が店に来た?」

兄「夢みてんじゃねー。魚売ってくれたからってウソは駄目だぞ」

>>185
SSにwww出wwてwwwきwwwてwwwなwwいww記ww憶wwwwもwwww全wwwてwww男がww記w憶wしwてwいwたwwwwもwのw全てww吹っ飛んだwwwwwww

ザアアアアアアアアアアアアア

喫茶・お魚パラダイス

マスター「マジですマジです」

マスター「あ、今日良い魚入りましたよ、もって行きましょうか?」

マスター「ふふふ、やっぱり欲しいでしょう」

マスター「持っていってあげますよ、ついでに晩御飯作って下さい」

マスター母「彼氏と電話も良いけどお客さんが来たら止めなさいよ」

マスター「……彼氏じゃありません。」

ザアアアアアアアアアアアアア

幼の家・幼ルーム

幼「明日から学校かあ!」ワクワク

幼「んー?制服、少し大きいかなあ…」クルクル

幼「き、きっと大きくなるもん!」

姉「無理じゃない?諦めなよ」ムギュウ

幼「ね、姉さん、抱きつくのやめて…」

姉「あったかあったか」ムギュ

幼「蒸し暑い…」

本w当wwwにwww少wしwwだwwwwけwwwでwwすwwまwwwwwwんwwwww
再開wはwwww昼ww頃wwwwぐwらwwいwwwにwwwなwwるwwよwwうwwにwwしwwたwいwwwww

再wwwww開wwwwww


……
幼の家・幼ルーム

幼「……………ん」モゾモゾ

幼「んああ………」モゾモゾ

幼「……いま何時ぃ?」チラ

[2014年 6月 8時11分]

幼「……なあんだ、まだはちじかぁ……」

幼「まだ……」

幼「ま……だ…………」

幼「・・・」

幼「が、学校だぁー!」

幼「春休み→転校→転校準備という腐った生活のせいでぜんぜん気にしてなかった!」ガサガサ

幼「い、いきなり生活習慣が治る訳無いよね」ドタバタ

幼「行ってきまーす!」


……

男の家・男の部屋

男(さあ、どうしようか)

男(今は8時22分)

男(そして学校まで片道20分だ)

男(………)

男「オwwwwwwwワwwwwwwwタwwwwwww」

ガチャ

兄「大学行くけど乗ってく?」

男「兄ちゃん素敵!抱いて!」

兄「ホモは帰ってくれないか!」


……
1-3教室

先生「今日は転校生がいる、入ってくれ」

ガララ

幼「この前引っ越して来ました!幼って言います」

幼「これからよろしくね」

ザワザワ ザワザワ

ザワザワ

男(このクラスなのか…)

先生「席は男の横だ、仲良くしろよ、男」

男(やりやがったあのクソ野郎)

幼「…よろしくね♪」

男「ああ、よろしくな」

先生(面識あるみたいだしな。とうとう男にも春がきたか)


……
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

幼「男くん、ボクに学校案内してくれない?」

男「んー?他の奴に頼めよ…」

幼「だって知ってる人はキミしかいないし……」

男「あー分かった分かった、じゃあ案内してやんよ」ガタ

幼「ホント!?ありがとう!」

男「まず1階から行くか」スタスタ

幼「ま、待って、歩くの早いよ…」テクテク

ガララ ピシャ





オタク「………」

オタク「リア充撲滅部隊第3班始動!!」バッ

隊員1 バッ

隊員2 シュバ

隊員3 ザッ

隊員4 ヒュン

オタク「男が裏切った!」

隊員's ザワザワ

オタク「彼はあろうことか転校生に学校案内を…」

オタク「"転校生に学校案内"これだけでもうフラグじゃないか!」

隊員1「た…確かに!」

隊員3「しかしそれだけで決めつけるのは少し早計じゃ?」

オタク「それだけではない!」

オタク「彼は今!"話す時に笑ってしまう病気"にかかっている!」

隊員4「…!?」

隊員1「確かに…!」

隊員2「月曜に様子がおかしかったのもそのせいか!」

オタク「…そして!その病気は感情が昂った時に一時的にだが正常に戻る!」

隊員3「な……!」

隊員1「確かに…!」

隊員2「隊長殿!どこでその情報を…!」

オタク「Wikipedia」

隊員2「現代っ子め」

オタク「そう!男は幼さんに話しかけられて気がある…」

オタク「そして幼さんも男に自分から学校案内を頼んでいた…」

オタク「意味が分かるかおまえら!」

隊員's「……!!!」

オタク「いざ行かん!リア充撲滅へ!!」

隊員1・2・3「オオオオオオ!!!」

隊員4「………おー」


………
……………

図書室

男「こwwwwwwwこwwwwwwがwww図ww書wwww室wwwwwwだwwwww」

幼「本がいっぱい!」

男「幼wwはwwwwwww好wきwなw本wwwとwwかwwあwwwるwwwのwか?wwwwww」

幼「えっとね…東野圭吾とか好きかな、キミは?」

男「チwwョwwwイwwスwwwwがwwww渋wwwいwww」







隊員2「隊長!男を発見しました、図書室です!」

オタク『よくやった!』

オタク『図書室…何も無いな…』

隊員2「たぬき!たぬきフェアが開催中です!」

オタク『…………なら、男達が良い雰囲気になってきたらたぬきフェア開催中!って叫ぶんだ!』

隊員2「図書委員のフリをして、ですか」

オタク『そうそう』

男「幼wwwwさwんwwwww」

幼「なんだい?」

男「兄wwwちwwゃwんwwwとwww付wwきwww合wっt隊員2「たぬきフェアーーー!たぬきフェアが開催中!!」

幼「!?」

隊員2「たぬきーーー!たぬきーーーー!!」

男「やwwwwっwwぱwwwいwwいwwwわwwww次wwww行wwwwこwwwwwうwwwwww」スタスタ

幼「そ…そうだね…」テクテク

隊員2「ポンポコポン!ポンポコポン!」

回w線wwwwがww死wwんwwでwwるwwww
12時wwにww再ww開wwwwさwwせwwてwwもwwらwうwwわwwwww
遅れまくって申し訳ねえ

非www陳www述www記ww憶wwwまwwでwwww吹っwwww飛wwんwwだwww人www間wwwはwwwもwwwはwwwwやww人wwでwwはwwwなwwくwwなwwwる

やwwwwっwwwたwwwwww回ww線wwwww安www定wwwしwwwwwてwwwwwきwwwwたwwww
こwれwでww予ww定www通wwりwwwのww時w間wwにww再w開w出ww来wwそwwうwwwだwwww
今wかwwらw風呂www入ってww出wたwらww12w時wくwwらwwいだはww

>>230
ご名答、記憶を無くしてすぐの男は廃人みたいになっていた
男がある程度の人格形成するにもかなりの時間がかかって、幼は廃人状態の男にしか会えなかった
本w編wwwでwはww出wてwこwなwさwwそwうwだwwかwらww書wかwせwてw貰っwwwたwwww


……
次の休み時間・4階・理科室前

男「ここがwwww理www科www室wwww」

幼「中は暗くてよく見えないけど、かなり広いね」

男「それはwww前wwの校w長wのwせwwいww」

-
--
前校長「HEY!この部屋狭いYO!」

前校長「OH!いいこと思いついたチェケラ!」

前校長「壁をクラッシュしちゃえYO!」

--
-
男「だwかwらwwこwこwはwww本w当wはww第1理科室、第2理科室でwwwwwwww教ww室wwwがwww1つwwwへったwwwww」

幼「恐ろしいねチェケラ!」

男「…………………」

幼「……………………」

男「今のwwwwwなwwwwwwwにwwwwwwwww」

幼「忘れてくれ」

隊員1「…確かに」

オタク『男達が居たか、何処に?』

隊員1「確かに…確…………かに!」

オタク『理科室…』

隊員1「確かに?」

オタク『そうだな、もう少し様子見だ』

隊員1「確かに!」

幼「ボクの前いた学校には怪談、というか奇妙な話があってね。」

男「どwwwwんwwwwなwwwwwのwwwww」

幼「月の数と同じ日、例えば2月2日とか6月6日とか。その日には理科室に置いてあるもののなにかが水浸しになっててそれに触ると変な音が聞こえてくる、って言う話。」

男「オwwwwwwwwwカwwwwwwwwwwルwwwwwwwwwトwwwwwwwwwwwww」

幼「お祓いしてもらってもずっとそのままで神主さんは悪いモノでは無いって言ってたけど…」

男「理科室wwwwwwwwwにwww入って見るかwwwwww」

理科室

幼「…流石に鍵もかけないのは無用心過ぎると思うんだけどなあ」

男「………あwwwれwwwwなwwwwwにwwwww」

フラスコビショビショ

幼「ひっ………!!」

幼「い、いや、先生がきっと洗って乾かしてるだけだよ」

男「さwwwわっwwwwwてwwwwwみwwwるwwww?」

幼「!?」

幼「ほ、ほら、何か危ない薬品かも…」

男「先生がwwww洗ってww乾かしてるならwwwwwww床の上に置かないだろwwwww」

幼「そ、それはそうだけど…」

男「怖いwwwwwwwwwのかwwww」

幼「そ……そんなわけ無いだろう!」

幼「幽霊なんて非科学的なモノ…」

男(幽霊とは言ってないんだけど)

幼「こ…こんなのちっとも怖くないさ!」ペタペタ

幼「うわあ…濡れててキモチワルイ…」

男「なwwあwwww兄wwwwちwwゃwwwんwwwのwww事wwwなwwwwwんwwwだwwwwけwwwwどwwwww」

ポ………ン

幼「?」

ポ……コ………

幼「キミ何か言った?」

男「だwwwwかwwwwらwwwww兄wwちwゃwんwwとwww」

ポン………コ……

幼「や、やっぱり聞こえてくる……」

239以降が読み込めないwwwww
スレ一覧ではwwwwww241にwwwwなっwwてwんwのwにwwwwwwwww
寝wwwオwwwwチwwしwwたww罰wwwwなwwwのwwかwwww

>>242
スマホからだからかwww
イッチだwけwwwじゃwwなwwくwwてww安w心wしwwたwwww

男「気のwwwwせwwwいwwwwだっwwwてwwww」

幼「気のせいなんかじゃないってば!」

ポンポコポォォォォォォォォォォオオン!!!!

幼「ぎゃあああああああああ!!」ダダダッ

男「ちょwwwww待ってってwwwwwwww」ダダダッ











オタク『…………なんだこれ』

隊員1「確かに!」

隊員2「隊員1に頼まれたので……」

オタク『ポンポコ言っとけば良いと思うなよ』


……
さらに次の休み時間・教室

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

幼「じゃ、また案内してね!」

男「おkwwwちwwょwwっwwとwww待てwwww」カサカサ

ジュギョウチュウナニカイテタノー?

タwイwシwタwモwンwジャwwナwイwシwwwwwwキwニwシwナwイwデwwww













オタク「…ん?なんだこれ…」

黒光りするG「ヨッ」

オタク「」

ギャアアアアアア!

ゴキブリダアアアアアアア

ダンシ!ゴキブリグライツブシナサイヨ!

ゴキブリイイイイイイイイイ!


男「教www室wwwがwwww大www惨www事wwwだwwwwなwwwww」

幼「何かあったのかな?」

委員長「あれ…これ…」ガシ

黒光りするG「」

委員長「ただの玩具じゃないの!」

エー ナニソレードウイウコトー?

ザワザワ ザワザワ





カサカサ カサカサ

オタク(……手紙?)

悪いが幼さんとは重要な話があるんだ

邪魔しないでくれ

安心しろ。あれだから。

俺が幼さんと付き合うとか、そんなんじゃないから。


PSまだ邪魔したらお前の買ってる月刊LOをクラスで晒すからな

オタク「・・・」

隊員2「次は何処を探しましょうか?」

オタク「お前ら、とりあえず自分の机の中を見てみろって」

隊員2「机…?」チラ

隊員2「!?」ガタガタ

隊員1「た…た……た…………たっ………たたたた」プシュー

隊員3「」ガクン

隊員4「これは…………やばい…………」ブルブル

オタク「男をおいかけまわすのは一旦止めだな…」

隊員's「了解」
………………………………
…………………………
…………………
…………

昨日書くはずだった分はひとまず終了、再開は9時から
ひっwwwwそwwwwwりwwwwwwとwwwwww読wwwwんwwwwwでwwwwwwくwwwwwれwwwwwwwたwwwwwwおwwwwwwまwwwwwいwwwwらwwwwwwにwwwwww限wwwwりwwwなwwwいwwww乙wwwwをwwww送wwwwwるwwwwwwww

学校・屋上

幼「へえーこの学校は屋上が開いてるんだ!」

男「他の学校はwwwwww開wいてwww無wいwのwかwよwwww」

幼「かなり珍しいと思うよ、日本では。」

男「マンガwとwかwじゃwwww大w抵w開wいwてwるwwのwwwwにwwww」

幼「それはマンガとかアニメの話だろぉ」

幼「いいねえ。お弁当食べたりしたいねえ。」

幼「今日は昨日の雨でビショビショだけどね」

男「聞wwきwwたwwいwんwwwだwwけwwどwwwwwwwww」

幼「え?なんだい?」

男「兄wwちwwゃwwwんwwwwとwwwwwwwww」

男「兄ちゃんと…」

幼「…………?」

男(………聞こえたからって軽々しく聞いてもいいのか?)

幼「き…聞きたい事があるんじゃないのかい?」

男「………………」

幼「……………………」

男「……………………」

幼「………………どうしたの?」オロオロ

男(この話はまた今度でいいかな…)

男(兄ちゃんにも幼さんにも聞く機会はあるだろうし…)

幼「お、男?すっごい怖い顔してるよ?男?」

男(無理矢理聞いても答えてくれるかどうか……)

幼「もしもーし?男ー?」

男「ごwwwwwめwwwwwwwんwwwww何wでwもwなwいwwwwwwww」

幼「そ、そう?聞きたい事があればなんでも聞いてね?」

………………………
……………………
…………………


……
昼休み・教室

幼「んーー!久し振りの学校で新鮮だ!」

男「飯wwwww食wおwうwぜwwwww」

幼「そうだね!お腹空いたよ!」ゴソゴソ

幼「…………」ゴソゴソ

男「どwwwうwしwたwwwww」

幼「お弁当……忘れた……」

男「幼さんwwww俺wwwのwwww弁w当w食wうwwww?」

幼「男の…?」

男「兄ちゃんがwww作wりwすwぎwちゃっwwwてwwさwww」

幼「じゃ…じゃあ頂くよ…」

オタク「男男おとこーひるめーし食べるぞー」

男「ああwwwこwんwだwけw食wえwねwえwww」

幼「う、うん…ありがとう…」






オタク(……無視された・・・)

オタク(それでも俺は誘い続ける!)

オタク「お腹お腹おなかーお腹ーが減ってきたー」

オタク「さあーみんなでーごはんを食べよーう」

オタク「ごはんは僕らをー♪待ってーいるー♪」

男「うwwwwwるwwwせwwwwえwwwwよwwwww」


……
オタク「で、幼さんは部活決めたの?」モグモグ

幼「部活かあ………前は陸上部だったんだけどね」モグモグ

幼「キミは?」モグモグ

オタク「俺たちは演劇部だ、男もな」

幼「ええっ!?」

男「どwうwしwたwwんwwだw急wwwにwwww」

幼「男って足メチャクチャ速いから陸上部だと思ってたよ…」

男「役作りはwwwww体ww力wwwがwww基ww本wwww」

オタク「お前は道具・脚本担当だろ」

オタク「放課後に演劇部覗いてみるか?」

幼「へー、じゃあ少し覗かせてもらおうかな」

幼「オタクくんは何の役をやってるの?」

オタク「聞いて驚け、メイク担当だ」

幼「たいして変わんないじゃん」

男「おまえらwwwwwメwシww食wえwよwwww」


……
………
…………
放課後・演劇部室

男「こwwwこwwwwがwwwww演劇部だwwwww」

幼「ここが…ねえ…」キョロキョロ

オタク「狭いだろ?まあほぼ物置小屋みたいなモンだ」

幼「練習とかは何処で?」

男「隣wwのwwwww教ww室wwでwwやwっwwてwるwwwww」

オタク「俺たちはあんまり練習に参加せずに道具作りとかメイクの練習をしてっからな。」

男「人がwww足wりwなwかwっwwたw時とwかww、適www役wwwがwwww俺w達wだっwwたwwりwwwしwwwたwwwとwきwはw参ww加wwすwるwけwどwwなww」

幼「…演劇部の練習の方も見てみたいな!」

男(興味が無いのか)

オタク(興味が無いんだな)

演劇部練習教室

オタク「ちわーっす」ガララ


ロミオ「ジュリエット…ああジュリエット…ジュリエット…」

ジュリエット「ああロミオ…あらあらロミオ…マジロミオ…」


幼「!?」

男「先輩達wwwwなwんwでww五七五wwなwんwでwすwかwww」

ロミオ(部長)「やっぱ男が脚本書いてくれなきゃうまく言えねえわ」

ジュリエット(副部長)「そうそう、やっぱり男のじゃないとね」

メガネ「…………おとこのせいにしちゃ……駄目………」

女「まあ男の脚本が良く出来てるってのもわかりますけどね、流石に酷すぎです」

幼「部員は6人?」

オタク「今は居ないけど友って奴もいる。女の彼女だ」

ロミオ(部長)「あとは幽霊部員が何人か、かな。入部希望?」

幼「ちょっと待ってなんか今のはおかしかった」

女「気のせいですよ」

……………
…………
………
帰り道

男「どwwwwうwwwwだっwwwたwwww」スタスタ

幼「中々楽しかったよ、学校。」テクテク

幼「演劇部の人たちも面白い人ばっかりだったしね」テクテク

男「そwwwりゃwwww良wwwかっwwwたwwww」スタスタ

幼「お!なんか旗立ってる」

男「ああwww江洲神祭のwwwのぼりwwwwだwwなww」

幼「久し振りだなあ江洲神祭」

男「まwwwあwwwこwwwのwwwせwwいwwでwwこwwのww町wはw夏祭りがwwショwボwいwんwwだwけwどwなwwwww」

メガネをいれたら7人じゃね?
あと女の彼女になってるぞ

幼「明日かあ江洲神祭…」テクテク

男「兄ちゃんとかwwwオタクとwwかwww誘っwwてww行こっwwwかwwなwww」スタスタ

幼「ボクも一緒に行きたいな!お祭り!」テクテク

男「おkwww一緒に行wこwうwwぜwwww7時に駅前のwww噴水集合でww良い?wwww」スタスタ

幼「良いよ!明日の夜7時ね!」テクテク

男「じゃwwwまたwww明日wwww」スタスタ

幼「うん!ばいばーい!」

>>266
男、オタク、女、メガネ、部長、副部長があの時点で居たから六人で実際は友を入れて七人 幽霊部員

友(♀)は女の彼女。別に間違ってない。
メインが幼でわざとあっさりしか描写してないから混乱したっぽい、申し訳無い。


……
男の家

男「なwwwあwww兄ちゃんwwww江洲神祭www行wこwうwぜww」

兄「いいぜー明日?」

男「明日のwwww夜7時wwwww」

兄「浴衣着ていこうかな」

幼の家

幼「明日江洲神祭行ってくるね」

姉「江洲神祭行くの?青春だねー」ニヤニヤ

幼「そ、そういうんじゃないよ」

幼「姉さんは行かないの?」

姉「大学の課題がね…終わりそうに無いのよ…」

幼「じゃあボクがその分思いっきり遊ぼっかな!」

姉「リンゴ飴買ってきてね」

ちょいちょい出てくる"江洲"について

だいたいの人は気付いてそうだけど
SS→えすえす→えす→江洲

江洲市で検索したら"沖縄県うるま市江洲"が出てきたけど別に沖縄が舞台って訳じゃない。

Skype:チャット

男 江洲神祭行こうぜ 6:05

オタク リア充駆逐なら協力する 6:07

男 幼さんが 6:07

男 行きたいだって 6:08

オタク 誰か他に誘うの 6:08

男 演劇部は 6:08

男 全員デキちゃってるから 6:08

男 誘いにくくね 6:09

オタク メガネはフリーだぞ 6:09

男 メガネは性別男のくせして 6:09

男 可愛すぎるから人混みはやばい 6:10

男 痴漢されて同人誌ルートまったなし 6:10

オタク じゃあ 6:10

オタク もう誘わなくていいんじゃね 6:11

男 そだな 6:12

男 じゃあ夜6時半に学校近くのコンビニに集合で 6:12

オタク おk 6:12

喫茶・お魚パラダイス

イチニサントリーノグルコサミン♪

スッ

マスター「兄?どうしました?」

マスター「江洲神祭…明日?無理ですね、少し用事がありますので」

マスター「明後日もちょっと…」

マスター「はい…すいません…また来年は一緒に行きましょう」

マスター「では」ピ

一先ず区切りも良いしここまで、次回は夜9時に再w開w予w定www

再開


……
翌日・放課後・学校・演劇部練習教室

メガネ「………江洲神祭?」

男「おおwww俺たちwwww部w活w帰wりwwにw行wwくwんwだwww」

オタク「今日幼さんが演劇部に寄らなかったのも浴衣の着付けとかしてもらうんだと」

部長「なんかスゲえ本格的だな」

友「幼さんに会えるかと楽しみにしてたんだけどなー」

女「私達も行きますか?江洲神祭」

副部長「ま、行きたい人だけ行けば良いんじゃない?」

友「ふくぶちょーさんはもうちょい外に出た方が良いよ」

副部長「なにおう!?」ウガー

部長「落ち着け!正論だ!」

部長「ま、コイツがこんなだし俺はパスで」

オタク「分かりました、女たちはどうだ?」

女「友、どうします?」

友「うーん、じゃあ私達も行こっかなー」

メガネ「………………ぼくも・・・いく・・・」

男「おおwwwww皆でwww行wこwうwぜwwwwww」

オタク「えーっと、6時半にコンビニ集合だよな」

友「もうすぐだー」ワクワク

男「そwwwのwww事wwwwwなwんwだwけwどwwwww」


オタク「はあ!?嘘!?」

男「おうwwww」

友「なんでウソついたのー?」

男「幼さんはwwww兄ちwゃwんのwww事wがwww好wきwなwんwだwよwwwwww」

女「」

友「」

オタク「」


……
………
幼の家

姉「うん!完璧よ!」キュ

幼「姉さんありがとう!」フリフリ

姉「浴衣似合ってるわよ」

幼「えへへ」クルクル

姉「誰と行くの?」

幼「兄先輩と男、オタクくん…あと演劇部の人も誘えれば誘うって言ってたよ」

姉「オタクくん?演劇部?その人達って新しい友達?」

幼「うん、そうだよ」

姉「あそこの高校の演劇部はかなり凄いらしいよ」

幼「へぇ…あんまりそうは見えないけどねえ」


……
駅前・噴水

兄「男……おっせえなあ……」

兄「そろそろ来るんじゃ……」プルルルル

兄「……ん?」

From:男
To:兄
Sub:

演劇部の練習が遅くなるみたい
悪いけど先行っておくれ
後で合流する


……
演劇部練習教室

オタク「………にしても意外だな・・・」

メガネ「うん…びっくり……」

男「何wwwでwwwだwwwよwwwww」

女「てっきり私は幼さんは男が好きだと思ってましたよ」

部長「俺もだ……」

男「なwwwわwwけwww無wwいwwwだwwwろwwwwww」

副部長「ていうかその事が本当だとして言って良かったの?」

男「」

オタク「………やっちまったな、男」


……
駅前・噴水

幼「あ、兄先輩!」トテテテ

兄「おう、幼ちゃん。」

幼「男たちは?まだですか?」

兄「ほらこれ」


From:男
To:兄
Sub:

演劇部の練習が遅くなるみたい
悪いけど先行っておくれ
後で合流する


幼「」

兄「先行っとこうか」

幼(男のばかあああああああ!)

幼(え?もしかして告白したの見てたの?)

幼(フラれたところは見てなかったの?)

幼(兄先輩と二人は気まず過ぎるよ!)

兄「おーい、幼ちゃん?」

幼「は、はい…行きましょう……」


……
駅前・噴水の近くの店・ショーウィンドウ際の席

オタク「なるほどねえ……」ジュース チュー

女「でも少し気まずそうですね」コーヒー ゴクゴク

友「緊張してるのかなー?」コーラ ゴクゴク

メガネ「………………たぶん……ちがうよ………」ミズ コクコク

男「移w動wwすwるwみwたwいwwww追wいwかwけwるwかwwww」カフェオレ ゴクゴク

オタク「行くぞ!」ガタッ

男「メントスをwwコーラwにwwどwぼーwんwwww」

友「わあああああああ!?」ブシュアアアアア

女「と…友ー!」

オタク「さっさと行くぞ!」


……
江洲山麓・江洲神祭

ワイワイ ガヤガヤ

兄「結構屋台出てるな、とうもろこし食うか?」

幼「は、はい」

兄「おっちゃん、とうもろこし2つね!」

おっちゃん「あいよ!」

おっちゃん「ついでにお面はどうだい?」

兄「お!良いねえ!仮面ライダーのをくれ」

おっちゃん「ハッハッハー!ドライブかい?鎧武かい?」

兄「1号以外ありえねえよおっちゃん!」

おっちゃん「占めて1100円ね!」

兄「ほい」

おっちゃん「ありがとよあんちゃん!」

幼「す、すいませんおごって貰っちゃって…」

兄「いいよいいよ、どっか座ろっか」


……
男「俺達もwwwとwうwもwろwwこwしww食wwおwうwぜww」

友「おじさーんとうもろこし5つちょうだーい」

おっちゃん「ハッハッハー!おじさんって言うなよ!」

メガネ「ごめんね…………ともちゃんがばかで…………」

女「1500円ですよね?」

おっちゃん「ああ!しっかり頂いたよ!まいど!」


オタク「おまえらちゃっかり祭エンジョイしてんじゃねえよ」

メガネ「とうもろこし…………いらないの?」モクモク

オタク「食う!」バクバク

オタク「ああもう!見失っちまったぞ!」キョロキョロ モグモグ

メガネ「とうもろこし………おいしい?」モクモク

オタク「おいしい!」モグモグ

女「あれ?男はどこいったんですか?」モグモグ

友「どっかいっちゃったねー」モグモグ


……
………
江洲山麓・江洲神祭・近くのベンチ

兄「とうもろこしうめー!」

幼「あ…あの!」

兄「ん?」

幼「この間は…すいませんでした…」

兄「すいませんって…告白してきた事?」

兄「そういえば幼ちゃんってさ、俺のドコを好きになったの?」

幼「遠足の…兄先輩に助けられた時からずっと…です」

幼「助けられて…ヒーローみたいで格好いいなって…」

兄「遠足?」

兄「遠足の時に俺が幼ちゃんに会ったのは頂上に先生を呼びに行った時だけだぞ?」

幼「………………え?」






……
………
…………
……………
………………
…………………
……………………
………………………

『…目、覚めた?』

『……』

『せ、せっいかーい!』

『どっちに行けば良いとおもう?』

『僕に飛べと?』

『まあ、じつはどっちに行けばいいか知ってるんだけどね』

『よーし頂上だ!』

『みんな下山して麓で待ってるんだよ。』

『このお堂の中でみんな来るのを待ってな』

『……………もうひとり、探さなきゃいけない人が居るんだ』

『だからもう僕はいくよ』

幼『なんでボクを助けたんだい?』

幼「そうだね。次に何でボクを助けたのか教えて貰おうかな?」










『幼が困ってたから助けた、これじゃ駄目か?』






男「人を助けんのに理由はいんのか?」





2008年・5月・22日(6年前)・江洲市立第一小学校・男視点

教師「はーい!明日は待ちに待った遠足でーす!」

教師「おやつは300円までですよー!」

教師「では皆さん、さよーならぁー!」

サヨーナラー

クラスメイト「なあ、お前おやつなに買う?」

オタク「蒲焼きさん太郎を30本、それ以外あり得ないな」

委員長「あら、時代はよっちゃんイカよ。蒲焼きさん太郎の時代はもう終わったわ!」

クラスメイト「いろんな物買おうとは思わないのか」

幼「クスッ、キミも遠足に来るのかい?」

男「・・・」プイ

……ああ、僕も遠足に行くよ

幼「キミなんて別に来なくてもいいんだけどなあ」

幼「何もしゃべんなくてキモチワルイし。」

そうか、悪かったな

お前に言われようが知ったこっちゃない

それに僕はーーー

男「・・・」スタスタ

幼「ねえ、ボクが話しかけてあげてるんだからなんかいいなよ」

女1「ソーヨソーヨ!」

女2「サイテー!」

お前が好きだからな。

2008年・5月・23日(遠足)・男視点

男「・・・」

幼「ハア…キミと一緒の班なんてホント最悪」

幼「なんで休まなかったの?」

男「・・・」

悪いな、僕はお前が好きなんだ

嫌われてても構わない…できるだけ側に居たい

幼「あーあ、まただんまり?」

男「・・・」

歪んでるのは分かってる…それでも…

男「・・・」チラ

幼「なんでボクの方をチラチラ見てるんだい?」

幼「キモチワルイ…」


……
男「・・・」ザッザッザッ

男「・・・」ザッザッザッ

女1「…あれ?幼は?」キョロキョロ

女2「あれ?そういえば居ないわね」ザッザッザッ

男「・・・」ザッザッザ

………何?

幼が居ない?

…………幼の事だ、きっと先に行って待ってるんだろう

そうだ、きっと・・・

女1「ちょっと!アンタも探しなさいよ!」

男「・・・」ザッザッザ

女2「アンタが嫌いなのも分かるけど…探しなさいよ!」

男「・・・」ザッザッザ

女2「ちょっと!」

探してる……

探してるさ……

幼が居ない…ここまでずっと…

男「・・・」ピタリ

男「・・・!」ダッ

なら!頂上に…

頂上にきっと…幼が…!

江洲山頂上・江洲江洲堂

男「・・・」ハァ…ハァ…

男「・・・」キョロキョロ

いない……幼が………!

男「・・・」ダッ

女2「男!どこ行くの!?」

何処かで迷子になった?

いや、この山は整備されてるしそんなことはない

それに僕たちも一緒だった

なら…

男「……」ハア……ハア………

ここ、じゃないのか?

男「・・・」ダッ!

男「・・・」キョロキョロ

この辺は……まったく整備されてない

例えば、こんな所で落ちたりしたら……

男「・・・」チラ

男「!!!」

幼…………!落ちたのか!?ちょうど窪みに落ちて助かったのか………

でも……ここから降りたら登ってこれないな…

ロープか何かを…いや、雨が降ったら水が溜まって幼が溺れ死ぬ……

大人を呼んでくるにも往復だけで雨が降ってきそうだ…

男「・・・」

男「幼ーー!幼!起きてるなら返事しろ!」

返事は無い……か

男「・・・」ピョン

ま、いいや

幼を助けてから上がることを考えよう


……
………
ザアアアアアアアアアアア

男「………」

雨…それも凄い雨だ……

助けを呼んでもまともに聞こえないだろうな…

男「……」

幼を一旦ここの洞穴に置いて…道を探して来よう

幼「うう……ん」ドサリ

男「少しだけ、もう少しここでゆっくりしててくれよ」ザッザッザ


……
ザアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアア

男「雨が………強すぎて………」

全然前が見えない……

幼が起きるまでに道を探して幼を助けないといけないのに…

ザアアアアアアアアアアア

ザアアアアアアアアアアア

男「くそぉ…………こっちか!?」ザッザッザ

上……上に行けば……?

ズルッ

男「足がっ!」ズザザザァ


……
………
…………
……………
………………
ザアアアアアアアアアアア

男「痛っ………痛え………」

男「ああ、もう、大分下まで落ちちまったな」

男「これ……戻れんのか……?」

男「いや…さっさと戻って道を探さないと……」


………
……………
…………………
…………………………
男「はあ……はあ………」

とりあえず幼のいる所まで戻ってこれたけど…

男「結局………道は見つけられなかったし……」

幼「」

幼「……ん……………んん………」

や、やばい、幼が…

男「…………!!」ワタワタ

幼「ん…んん……いったあ……」

幼「ええっとキミは…兄さん……だっけ?」

……は?

そっか…さっき落ちた時に髪が降りたから…

服もボロボロ、声もガラガラだしな。

兄ちゃんと僕の区別も付かないのも納得がいく。

いつも見てる僕とはずっと違う格好だからな。

幼「あれ?違ったかな?」

男「せ、せっいかーい!」

ちょうど良い、この勘違いを利用させてもらおう

僕に助けられるのは嫌がるかもしれないから

幼「やっぱり!」

………………………………………
…………………………………
……………………………
………………………
…………………
……………
………

現代・江洲山麓・江洲神祭

幼「ボクは…ボクが好きになったのは……」

幼(…………ボクはどうすれば良いんだろう・・・)

幼(ずっと兄先輩の事が好きだった…けど好きになったのは兄先輩のフリをしていた男で…)

幼「ボクは……ボクは…………?」

幼(ボクは誰が好きなんだろう…?)

兄「幼ちゃん?大丈夫か?」

幼「あああ……ああああ!」ダッ!

兄「ちょっと!?幼ちゃん!?」

今日はここまで、無駄にシリアスでスマン
遠足の時の幼を助けた兄が男って気付いた人ってどんぐらいいるのかな
伏w線ww張wっwてwwたwつwもwりwだwけwどwwwどwうwwなwwんwだwwろwwうwかwwwww
再開は夜12時から。
たぶん次回かその次で終わりだと思う。

え、伏線だったのか
ネタバレ済みだとばかり思って読んでたすまん

>>323それはそれで全然おk

感想感謝、もう少しわかりにくくした方が良かったかもしんないね。
再開は予定通り。

幼「あああああ!」ダダダッ




オタク「ん?あの走ってんの幼さんじゃ?」

友「おー、幼さんだねー」

女「あんなに走って何処に行くんでしょうかね?

メガネ「………………おいしい屋台とか……………かな?」


……

男「兄wちwゃwんwwさっきのwwwww話wwwなwwにwwww」

兄「男………聞いてたのか…………」

男「俺達っwてww小w4wwのw時wwにw転w校wしwwてwきwwてwwwwwwww」

男「俺wはww体wがwww弱wいwせwwwいwwwでwwwww小5wwかwらw学校にwwwいwきwwはwじwめたwんwwじwゃwねwえwのwwwwかwwwよwwwww」

兄「………………」

男「遠足wwでw江w洲w山wwにwはww登wらなwかっwwたwwしwwwww遠w足wのww時wwにwはwもwうw転www校wwwwwしwてwてw幼wさwwんwwwもwww居wなwかwったwwwww」

また寝オチ…すまぬ…本当にすまぬ…
金曜夜9時から再開します…

再開、重ね重ね延期しまくって申し訳無い

男「なwwあwww答wえwてwくれwよww兄wちwwゃwんwwwww」

兄「………けろ………」

男「え?」

兄「追いかけろ男!幼ちゃんを!」

男「い、いや俺が追いかけたところで幼さんは…」

兄「いいから行け!」

男「…………」

兄「早く!」

男「…………ああ、分かった!」ダッ!








兄「………今、幼ちゃんに必要なのは俺じゃない。男だ。」

兄「男、頑張れよ。」

オタク「あ、男だ」

男「おいオタク!幼さん見なかったか!」タッタッタ

オタク「さっきあっちの方に走っていった…」

男「サンキュー!」ダダダッ!

オタク「…一体どういうことだよ」

女「さあ……」


……
江洲山頂上・江洲江洲堂

幼「……あの頃は凄く長く思えた道のりが、30分もたたずに登れちゃったよ」

幼「ボクはここで兄先輩………いや、男に………」

幼「…………分からない、分からないよ・・・ボクも、ボクの気持ちが・・・」

ドタバタ ギシギシ

幼「……?」

幼「お堂の中に誰か……」チラ





不良1「オラオラァ!レイプしてやってんだからもっと喘げよ雌豚が!」パンパン

マスター「ふーっ!ふーっ!」ズチュズチュ

不良2「ケツ穴も入れられて感じてんのか?淫乱女!」パンパン

マスター「ふーっ!ふーっ!」ヌチュヌチュ

不良2「あ、ヤベ俺出そう」パンパン

不良1「俺もだわ、たっぷり孕めよ雌豚」

ビュッ…ビュルビュル…ビュルビュル…

マスター「はあ……はあ……」ドロォ

不良1「コイツどうする?」

不良2「写真撮ってこの辺に捨てとこうぜ」




幼「マスター……さん?」

不良3「誰だおめえ」

幼「えっ」クルッ

幼(もう……1人…いたのか……)

不良3「お前も一緒にヤってやるよ!ヒャハハハハ!」ガシッ

幼「く…くそ!!離せ!!」ジタバタ

幼「離せ!この変態ども!」

マスター「幼…さん………逃げて…下さい……」ガクガク

不良3「こんな美人二人と5Pたあ贅沢な話だなあ!」ポロン

幼「ひい!」

マスター「わ!私が!全員相手にしますから!」

マスター「だから、幼さんだけは!」

不良2「ああー?なんだテメエ、急にヤる気になりやがって」

不良1「お前はこれでもくわえてな!」ヌプ

マスター「んむっ!ごほっごほっ……」

ガララ!

男「おい」

不良2「!?」

不良1「!?」

男「・・・」スタスタ

不良3「ははっ!なんだ?混ぜてやろうか?」

男「大丈夫か、幼さん。」

幼「お、男……」

男「マスターさん……」

マスター「お、男危ないから幼さんを連れて帰れ!早く!」

男「そういう訳にも……行きませんよ……」スタスタ

不良3「はあ?何俺の目の前に立ってくれてんすかぁー?」

不良3「俺の前には立っちゃ行けねえって憲法に載ってるんだぜぇ?」

男「マスターさん、俺は弱い。」

マスター「え?」

男「でも、幼さんだけを連れて帰るなんて事俺にはできない」

男「俺だって男だ、このままズコズコ引き下がれっかよ!」バキィ!

不良3「ぐはぁ!」

不良2「て、てめえ…舐めた真似を!」

不良1「やっちまえ!」


……
………

バキィ!

ドコォ!

男「はぁ……はぁ……」ボロボロ

不良2「へっ!コイツ口だけでてんで弱えじゃねえかw」バキィ!

男「うぐぅ!」ドサァ

不良1「おら立てよ」ゲシッ!

男「げほっ!げほっ!」

不良3「よくチョーシのったことほざいてくれたなあ!」ゲシッ!

男「うがぁ!」

不良2「おら、これでもまだ何か言えんのか?颯爽とカッコつけて登場したヒーローさんよぉww」

男「俺は…………………じゃない」

男「俺はヒーロー……なんかじゃない!」

不良2「よく分かってんじゃねえかww」

男「それでも、それでもな、ヒーローを待つ事は出来る」

男「ヒーローの為に、時間を稼ぐことは出来る!」

不良1「なあーにいってんだコイツ」

男「まだわかんねえのかよ!!お前らは俺に殴りかかった時点で既に負けてんだよ!!!」








ドゴオオオオオオン!

不良1「な!?ド、ドアが…」

仮面ライダー?「よっ」

不良2「ふざけてんのか!お面なんか被りやがってよお!」

仮面ライダー?「てめえらこそ…………人の大事な友人に…後輩に…弟に……なんて事しやがるんだてめえらぁぁぁぁぁぁ!!」

不良3「お、お前こそ誰なんだよ!」

仮面ライダー?「俺の名は……決まってんだろ」

仮面ライダー?「男がずっと待っていた、正義のヒーローだ」

仮面ライダー?「らあ!」ブン!

不良2「ぐべらああ!」ドッサアアア

仮面ライダー?「はあ!」メキィ!

不良1「ごぼおお!」ミシミシミシィ!



幼「ど、どういうことなんだい?」

男「ほら、覚えてない?幼さんが絡まれた時の事」

男「俺の顔みてすぐ逃げたでしょ?」

幼「た、たしかに……だけど………」

男「まあ、本当に兄ちゃんが喧嘩強いのかは分からなかったし」

男「そもそもお堂に来なかったかもしれないけどさ」

男「兄ちゃんなら絶対来てくれるってそう思ってた」

男「兄wwwちwwゃwwwんwwwwなwwらwwwなwww」

マスター「…………ふふふ、やはり無茶苦茶な方ですね」

マスター「でも……私はそんな貴方が…好き…だったんですが……ね………」



仮面ライダー?「ぶっ潰れろ糞虫がああああ!!」ドゴォオオオン!

不良3「ぎゃあああああああ!」ドオオオオン!!

仮面ライダー?「はあ……はあ………」

不良1「ぐ……へ…………」

不良3「も………う許じで…………」

仮面ライダー?「おまえらに構ってる暇はないんだ、どけ」バキィ

不良2「ぐべっ!」

男「兄ちゃん……」

仮面ライダー?「悪いけど……幼ちゃん、男、少し二人にしてくれないか」

マスター「………」


………
…………
……………

兄「やっと、二人きりだな。」

マスター「……………」

兄「なあ、実は俺マスターの事好きなんだ」

マスター「………………私も、でした。」

兄「……………」

マスター「………………」

マスター「私は、貴方が大好きでした。中学の頃からずっと。」

マスター「お母さんが教師を退職させられて、みんなからずっと虐められてた私を貴方は今みたいに助けてくれましたよね。」

マスター「私は貴方が大好きだったんです。」

兄「そうか。俺も大好きだ。」

兄「俺にいつでも笑顔で居てくれる、どんな時でも側に居てくれるお前が。」

兄「俺はいままでも、これからも、ずっと大好きだ。」

マスター「…………………」

マスター「私は汚されました」

マスター「貴方にはきっと、もっと相応しい人がいます」

マスター「私は貴方を好きになれる資格はありません」

兄「俺に一生片想いで居ろって言うのか?」

マスター「…………」

兄「………」ムギュウ

マスター「やめて、下さい」

兄「………」ギュウウ

マスター「抱きつかないで下さい」

兄「…………」ギュウウ

マスター「そんな事されたら、好きになっちゃいます」

兄「なればいい」ギュウウ

マスター「なっちゃ………ダメ、なんです。」

マスター「もう……離してください。私、狂っちゃいます」

兄「狂えばいい」ギュウウ

マスター「止めて……下さいよ………」グスッ

兄「止めない」ギュウウ

マスター「…………」ポロポロ

兄「泣けばいい、思いっきり泣いて、思いっきり狂って、思いっきり好きになればいい。」ギュウウ

マスター「……………………!!」ポロポロ

兄「うん、それでいい。」ギュウウ

マスター「…………………」ポロポロ

兄「なにかあったら俺を頼れ。抱えこむな。」

兄「想いも痛みも共有してこそ恋人、だろ?」

マスター「…………私は貴方を好きになって……いいんですか?」ポロポロ

兄「当然だ」ギュウウ


……
………
…………
江洲山麓・江洲神祭

幼「マスターさん大丈夫かな……」

男「俺達wがw出wwてwいwwっwwてwwどwうwすwんwのwwwwww」

幼「…………」

男「俺達にw出w来wるw事wはwwwww祭wをw思wいっwwwきwり楽wwしむwwこwとwwww」

幼「………そうだね、マスターさんの事は兄先輩に任せよう!」

幼(兄先輩、マスターさんの事が……)

幼(だから、か。納得だよ。)

幼(それにボクが本当に好きなのは……)チラ

男「ん?どwwうwwしwwたwwww」

幼(兄先輩はボクよりボクの気持ちが分かってたのかな…)

男「やっぱwww殴wらwwれwすwwぎwwかwなwwww」

幼「そうだね、折角の顔が台無しだよ」クスクス

男「おwww花w火wwだwwwwwww」

幼「えっ!?ウソ!?ボクもみたい!」ピョンピョン


……
男の家

マスター「ふう、お風呂あがりましたよ」

兄「全部掻き出せたか?」

マスター「全部では無いですけど、妊娠だけは気合いで避けます」

兄「気合いかよ」

マスター「私はもう、誰の子供を生むか決めてますから。」

兄「ははっ!そりゃ頼もしい」

マスター「サッカーが出来る位欲しいですね。」

兄「22人!?」

マスター「冗談ですよ、ふふふ。」

ドーン! チュドーン! ヒューー ドオオオオン!

兄「お!花火始まったぞ!窓開けろ窓!」

マスター「おお!見ましょう花火!」


……
江洲山山頂・江洲江洲堂

不良3「く、くそ…壁に埋まって抜け出せねえ」

不良3「目が覚めたら誰も居ないし…」

ザッザッザ

DQN1「お、みろよこんなところに良い壁尻が!」

DQN2「良いねえ……このケツの締まり、最高だ」

不良3「お、おい止めろホモ野郎!俺はホモじゃ……」

DQN1「こんなビンビンにして…本当は期待してんだろ?」ペロ

不良3「そ、それは俺だけヤれなかったから…」

DQN2「照れなくてもしっかりアナルバージンは貰ってやるよ」ポロン

不良3「ちょ、ちょ、やめ……」

DQN1「安心しろ、前も後ろもしっかり攻めてやっから」ハム

不良3「やめろ、吼えてるんじゃねえ!」

DQN2「さあ、イくぜ?」

腐良3「アッーーー!!♂」

ドーン! チュドーン! ヒューー ドオオオオン!


……
江洲山麓・江洲神祭

ドーン! チュドーン! ヒューー ドオオオオン!

女「綺麗ですね……」

友「うん!女とみれてうれしー」ギュム

女「ん…抱きつかないで下さい…」




オタク「けっ!!このピンク色の雰囲気!ヘドが出るぜ!」

メガネ「…………………だったら………ぼくが……///
」ギュム

オタク「な、何やってんだ!」

メガネ「……………友達だったら……………抱きつくぐらい…べつに………///」ギュム

隊員2「へーえ、お熱いですねえ隊長?」

隊員1「確かに」

隊員3「てめーは再び!おれの心を裏切ったッ!」

オタク「やめろ、これは誤解……」ジリジリ

隊員's「問答無用!」

オタク「た、助けてヒーロー!」ダッ

隊員3「家畜に神は居ないっ!」

隊員2「隊長!待てぇ!」

オタク「いやあああああ!」ダダダッ


……
翌日・演劇部練習教室

オタク「…本気なのか?」

幼「ああ、ボクは本気さ。」

幼「ボクは、演劇部に入るよ。」

部長「っしゃー!メインの出演者が6人に増えた!」

友「じゃあ今日は幼さんの歓迎会だー!」

幼「ボクの事は"幼で良いよ、よろしくね♪」

女「改めてお願いします、幼さ………幼」

友「女いいまちがえてやがんのー」プークスクス

男「何wはwwwとwもwwwあwれwwよwwろwwwしwwくwwwなwww幼wwww」

幼「うん、よろしく!」



幼(ボクはキミが好き、その事をいつかキミに伝えてやる)

幼(いつか……ね。)

幼「男!」

男「なwwwんwwwだwwww」

幼「よろしくね!」ニコ

男「………ああ、よろしくな、幼!」

これにて終了……なんとか終わった……

行き当たりばったりで思い付きで立てたのでまさかこんな感じになるとは思って無かった。

たぬきのポンポコポンとかは完璧に即興で入れたネタだしねw

とりあえず終了…なんだけど、二回も寝オチしたのに何のお詫びも無いとはどういうことだ!

というわけでお題をテキトーにレスって貰ってテキトーに書いていきます。
季節ネタ以外でお願いします。
お題を選ぶ基準もテキトーなので選ばれたらラッキーだ程度で書いていただければ。

ついでに本編で訳分からなかった所や質問があれば答えさせていただきます。

こwwwwこwwwwwまwwwwwでwwww読wwwんwwwwでwwwくwwwwれwwwたwwww人wwwにww乙wwwをwwwww送wwwwるwwwwwww

唐突な胸糞悪は要らんだろ。スッキリ読めると思ったら、アホなの?

>>375
その通りなんだ…完全に>>1のせいなんだ…
兄を優しくしすぎて並大抵の事じゃ怒らないような性格にしてしまったからなんだ…
胸糞展開って書いててもやっぱ胸糞悪いんだな…

できるだけ後味悪くないように不良にアッーー♂とかマスターと兄をくっつけたりしたけど読み返すと何かね…


……
………
…………
後日・男の家・兄の部屋

兄「……ど、どうだった?」

マスター「陰性、です」

兄「良かったああああ」ペタン

マスター「一応安全日でしたし、大丈夫だろうとは思ってましたよ」

兄「それでも万が一って事も…良かったあああああ!」

マスター「ふふふっ、兄は心配性ですね」

マスター「私言ったじゃないですか。誰の子を生むかは決めてます、って。」

兄「良かった…本当良かった…」ギュ

マスター「ちょ、ちょっと兄、止めてください///」

兄「おー可愛い可愛い」ナデナデ

マスター「はふぅ…///」


……
………
学校・演劇部練習教室

シンデレラ(幼)「駄目です…もう少しで魔法が切れてしまうのです…」タタタッ

王子(男)「待っwwwてwwwwwくwwwだwwwさwwwいwwwww」

キラキラ

王子(男)「こwwれwwwはwwwwwwガwラwwスwwのww靴wwwwwwww」



オタク「…ハイストップ!」

王子(男)「幼wwwwなwんwでw王w子w役wwがwww俺wwwwなwんwだwwww」

シンデレラ(幼)「い、いやあなんでだろうねぇ…ハハハ……」

部長「やっぱ男はその病気が治るまで練習には参加しない方が良いな」

オタク「王子役ならメガネの方が似合ってると思うけどな」

メガネ「………………そうかな///」

オタク「何故照れる」

王子(男)「おww熱wいwwねwえwwおw二w人wさwwんwwwww」

オタク「芝刈り機で刈るか除草剤ぶちまけんぞ」

プルルルル プルルルル

王子(男)「おwwww電ww話wwwだwwwwwwwww」

王子(男)「はwwwいwwwww男wwwwでwwすwwwww」

王子(男)「はいwwwwwwwえっwwwww本当ですかwwwwwwwwww」

王子(男)「すwwwwぐwwwwwにwwww取wwりwwにwwwwwいwwwwwきwwwwまwwwwwすwwwwww」ピッ

シンデレラ(幼)「どうしたんだい?」

王子(男)「特www効wwww薬wwwがwwwwww届wwいwたwwんwwwwだwっwwてwwwww今wwwかwwらwwもwwwwらwっwwwてwwwくwwwるwww」

シンデレラ(幼)「ぼ、ボクも一緒に行くよ!」

王子(男)「いwwwやwwww別wにwwwいwいwwっwてwwwwwww」

シンデレラ(幼)「いいからいいから」グイッ

部長「待て、幼…何処に…」

副部長「ソイヤッ!」ゲシッ!

部長「痛ってえ!?」ドサアアア

副部長「(幼ちゃん…行きなさい!)」

シンデレラ(幼)「(ありがとう先輩!)」ダッ

王子(男)「無ww理www矢wwww理www引っww張wwwwるwwwwなwwwwwww」ズルズル

オタク「お、おい!男!」

メガネ「…………………シンデレラとおうじさまのまま……………行っちゃったね…………」

乙wwwww
理科室案内したのって実は6月7日だよな…
5日が男が当てられた日
6日が大雨で休み
7日が幼が転校してきた日

>>382ゾロ目の日でも無い上に学校も違うのに濡れてたから幼が余計にビビってた
ついでに濡れたフラスコは隊員1が置いた

再wwwwwwwwww開wwwwwwwwww
おw題wwwがwあwwwれwwばwwww気w軽wにw書いwてwおwwくwwれwwwwwww

女「遅れました」テクテク

友「遅刻だねー」テクテク

女「友が抱きついて離さないからですよ///」

友「女だって私に学校なのにき、きききき……///」

女「恥ずかしいから言わないで下さい///」

ガラララーン!

シンデレラ(幼)「どいてどいてー!」

女「よ…幼その格好は……」

シンデレラ(幼)「じゃあねー!」ダダダッ

王子(男)「引wwきwwwずwwんwwwwなwwww」ズルズル

ホラハヤクイコウヨ! オwwwチwwツwwケw

友「どうなってんのー?」

女「さあ…」


……
下駄箱

シンデレラ(幼)「さあ、行こういこう!」ドタドタ

王子(男)「ガwラwスww見wてwみwろwwwwww」

シンデレラ(幼)「ガラス?」チラ

シンデレラ(幼)「わ!外に可愛い子がいる!」

シンデレラ(幼)「手振ってみよう」フリフリ

シンデレラ(幼)「……ん?」フリフリ

シンデレラ(幼)「これ……ボク?」

王子(男)「そwwのwww通wwwりwwww」

シンデレラ(幼)「じゃあシンデレラの格好でここまで走ってきたの?ボク。」

王子(男)「そwwwwのwww通wwwりwwwwww」

シンデレラ(幼)「は、恥ずかしい・・・」

シンデレラ(幼)「明日学校休みだったら良いのに」

王子(男)「まwwwだww月w曜w日wだwwぞwww」


……

近くのコンビニ

店員「いらっしゃいま…………!?」

シンデレラ(幼)「じゃ、トイレで制服に着替えて来よっか」

王子(男)「仰wwせwwのw通wりwにwwwwwwww」

シンデレラ(幼)「店員さーん、トイレ借りますねー」

店員「は………はい」


……

江洲市内

幼「わあー、凄いや!江洲市が色々ハイテクになってる!」

男「こwwこww数ww年wwでww江w洲w市wwもwww都w市ww開ww発wがww進wんwwでwきwたwんwだwww」

幼「へえ……知らない建物がいっぱいあるよ…」

幼「病院の帰りにでも案内してよ!」

男「まwwwかwwせwwwとwwwけwww」


……
………
…………
病院

医者「………これが特効薬です」

男「おwwwおwwwwww」

医者「注射するので少し我慢して下さいねー」

男「はwwwwいwwwwww」

幼(凄いなあ、ボク注射苦手だから泣いちゃうかも)

医者「はーい、チクっとしますよー」

男「……ッ!!!」プルプル

幼(そんなに凄く無かった)


……

江洲市内

男「あー、やっと直った……」

幼「ずっと変な喋り方だったからなんか新鮮…」

男「こwwのww喋wりww方wのwがww良wいwのwかwwwwwww」

幼「やめてウザい」

男「ですよねー」

幼「で、これから何処行こっか♪」

男「ええ…学校戻ろうぜ……」

幼「今から戻っても殆ど練習出来ないよ」

男「まあそうだけどさあ…」

幼「カラオケでも行こうよ!」

男「はいはい…ま、今日ぐらい良いだろ……」


……

カラオケ

男「おーい、何時間にしとくよ」

幼「2、3時間で良いんじゃない?」

男「んじゃ2時間でお願いします」

カラオケ店員「はい、了解しました。では赤のGの部屋となっております」


カランカラン

オタク「結局練習中断で皆でカラオケって…」

メガネ「………………カラオケ…………きらい?」

オタク「歌うのがな。あーあ、俺聞くだけにしとこ」

女「折角来たんですし歌いましょうよ!」

友「お、女は歌わないで欲しいな…」

部長「ん?あそこにいんの男と幼じゃね?」

副部長「あらま」

男「オッス先輩、カラオケ一緒の部屋で歌いません?」

部長「ん、じゃあ皆で1つの部屋でいいな」

男「さっきの大部屋に変更で。」

カラオケ店員「では大部屋の3番にいってくださいね」

幼「」

副部長(幼ちゃん……ついてないわね…)

カラオケボックス・大部屋3番

幼「くそー!こうなったら歌いまくってやる!」

男「なんで幼は怒ってんだろ……」

メガネ「………じぶんで……………きづこうね」

男「?」

女「よーし!私も歌いまくってやりますよ!」

友「え!?や、やめてよ!」

オタク「ドリンク何頼みます?」

副部長「私お茶。」

部長「俺パフェ。」

部長「採点対決しようぜ!」

オタク「ええ…マジっすか…」

友「!?」

女「これなら私も歌わないといけませんね?」

副部長「どうせ男とメガネの一騎討ちでしょ」

幼「そんなに男って歌上手いんですか?」

副部長「そりゃあもう。テレビに出てたもん。」

男「負けねえぜ?」

メガネ「………………まけない」

副部長「それ以上に女のデスボイスに期待ね」

女「ふっふっふ…頑張りますよ!」

友「がんばらなくていいよー」

1人目・部長

「どらーごなーいどらーごないっこーよい」

「僕たちはともだちのよーに歌うだろーう」

幼「普通だね」

男「普通だな」

オタク「普通だ」

副部長「やっぱり普通。」

「こんぐらっちゅれーしょんこんぐらっちゅ」

2人目・オタク

「アンパンマン?優しい君は……」

「いっけぇぇぇぇぇ!未来の夢をぉぉぉぉおお!守るためェェェェェエエ!」

「アンパァァァァァアアンマァァァァァン!!」

男「なんかアニソンみたいだ」

部長「というか、感情がすげえ籠ってるな」

メガネ「……………ぼくは…………オタクのうたいかた…………すきだよ。」

「ヒャッハアアアアアア!アンパン!食パン!カレーパン!」

男「もうアイツ点数取る気無いだろ」

「ジャムおじさぁぁぁぁぁぁぁぁん!!」

デレレレ…デン! 67点!


……
………
…………
……………

6人目・男

「Got It Move……Wow!」

「現代はさながら戦国、誰が勝ち抜ける?鍵は開けられてしまった」

「信じた道を行け…JUST LIVE MORE!」

幼「上手い!けど別にテレビに出る程かな…」

副部長「ごめん、だいぶ盛った」



86点!


……
7人目・メガネ

「ああーあっこがれーのー」

「ポケモンマスターにー」

87点!

メガネ「………………僕の勝ち!」

男「ちっきしょう!」

部長「さーて、良い時間になってきたし帰るか」

プルル ガチャ

オタク「あ、はい、もう時間ですか分かりました」モシモシ

副部長「よし、帰るわよ」

女「あと1曲ぐらいなら、歌えますよね」ニヤリ

友「えっ」


……
………
…………
……………
………………
…………………
……………………

カラオケボックスの外

ア…アリガトウゴザイマシ……ヴォエエエ!

女「あー楽しかった!」

男「やべえ…地球が回って見える…」

幼「地球は元から回ってるよ…うう…頭痛い…」

オタク「誰だよ女にマイク渡したやt…おええええ!」

部長「あはは…どらーごなーいどらーごなーい」

副部長「部長くんが壊れた!」フラフラ

女「そ……そこまでヤバかったですか?」

友「だからやめた方が良いって言ったのにー」フラフラ

幼「冗談かと思ってたよ…」

オタク「女の歌はザラキかy………おええええ!!」リバースカードオープン!

男「オタクが吐いた!」

メガネ「…………僕も……かなりやばい………」フラフラ

め?

ひとまず終了、再開は10時から。
おwまwいwらwおww疲wwれwwwwどwらーwwwごwなーwいwwwwww

>>412
途中で書き込んでしまった、スマン

一旦乙














……………>>1も念のためwww
つ特効薬


……
………

翌日・昼休み・学校・屋上

幼「昨日は大変だったね」モグモグ

男「もう女にマイクは握らせない」モグモグ

オタク「それより聞いたか?あの話。」モグモグ

メガネ「…………部長さんが…………夏休みに合宿に行こうだって」モクモク

幼「なんと突然な」モグモグ

男「合宿か……幽霊部員のやつらも来そうだな」モグモグ

オタク「だな」モグモグ

オタク「今日はそれの打ち合わせをやるんだと。」モグモグ

幼「幽霊部員?」

男「ああ、幼は会ったことないっけ」

オタク「大抵の奴が兼部で演劇部に殆ど来ないんだ。」

オタク「道具作る時に手が足りなかったり、エキストラの役を頼んだりする。」

幼「何人くらいいるの?」

男「えーっと……4人かな。」

幼「4人も…」

オタク「それぞれ色んな部の奴だからアクションシーンとか頼んだりも出来る。」

幼「仲良くなれるかなぁ……」


……
放課後・演劇部練習教室

部長「さて!今日は演劇部の夏休みの合宿の打ち合わせだ!」

男「イエーイ!」

部長「……の前に幼ちゃんに幽霊部員を紹介しよう!」

幼「」ドキドキ

金髪「よお、あんたが幼か?」ギロォ

幼「ひぃ!」

部長「金髪は典型的なヤンキー、3年だ」

部長「親に反発して金髪に染めてグレて家を出たのにサボりがほぼ無いどっちつかずな奴。」

金髪「俺に舐めた態度取ってると女だろうが容赦しねえぜ?」

幼「………あのーボクはこっちなんですけど・・・」

部長「あがり症で女の前に立つと壁に向かって話し続ける。」

金髪「俺にビビって声も出ねえのか?」フフン

幼(変な人……)

リーゼント「おっす!アンタが幼先輩っすか?」

幼「そ、そうだよ」

リーゼント「へえ…可愛いっすね!」

部長「リーゼントは♀の癖に髪型がリーゼントで金髪といつも一緒に居る」

部長「まあうっとうしい後輩キャラなんだけど……」

リーゼント「幼先輩ってめちゃくちゃ良いにおいっすね!何の洗剤使ってるんすか?」

幼「洗剤!?シャンプーとかじゃなくて!?」

部長「水をかけると」

バッシャアア

リーゼント「……」ポタ…ポタポタ…

幼「ちょ、ちょっと何やってるんですか!?」

ロング「ふふ…幼先輩、そんなにうろたえちゃダメですよ…」

幼「え!?あれ!?」

部長「水をかける必要は無いんだけど、髪が崩れてロングになると性格が変わる」

幼「変な人…」

銀髪「ハロー、幼ちゃーん」

幼「へ?」

銀髪「話は聞いてたよ……随分と面白い娘がいるってね」

幼「は……はあ……」

副部長「銀髪は3年、水泳部よ。」

銀髪「オーウ!私がそれを言おうとしてたんだけどなあ」

副部長「基本的に話半分くらいで聞き流す方が良いわよ」

銀髪「酷いな、まったく」

副部長「あとナルシスト。」

銀髪「私の顔が美しい?今更何を……」

副部長「言ってない」

幼(変な人……)

幼「も…もうやだ……変人だらけじゃないか……」

男「頑張れ!あと1人だ!」

幼「う、うん、頑張るよ」

男「ぶっちゃけ俺ももう帰りたい」

幼「駄目じゃないか」

部長「じゃあ最後の奴、入ってくれー」

写真家「ほーう?あなたが幼さん……」パシャ

幼「眩しっ」

写真家「美しい!実に美しい!!」パシャ パシャ

幼「ま、眩しいってば…」

男「写真家は写真部で2年……何だけど……」

写真家「ふはははははー!すごいぞー!うつくしいぞー!」パシャ

オタク「すぐに写真を撮ろうとする癖があってな……」

写真家「この角度……光の辺り具合……完璧だ!」パシャ

オタク「あまり学校に来ない上、学校に来てもまともに授業を受けない」

幼「よ…よく高校に入れたね…」

写真家「やることはきちんとやってるし最低限の出席もしてる。これで先生も追い出せないって訳さ!」

幼「その理論はおかしい」

オタク「………でも、実際に退学にも出来ないし」

男「性格以外なら文武両道、容姿端麗の完璧イケメンだもんな……クソッ!」

写真家「そう言うこと。さーーあ、今日は撮りまくるぜぇえ?」パシャパシャパシャパシャ

男「あとウザい」

写真家「ウザいとは心外だなぁ、男さん。」パシャ

幼「………すっごい変な人・・・」

写真家「せっかく演劇部に来たんだし撮りまくるかなっと♪」パシャパシャ

銀髪「ふっ……私を撮ってしまうと他のものを撮りたく無くなってしまうぞ?」

リーゼント「マジパネェっす!私も撮って欲しいっす!」

金髪「ああ!?俺を撮ろうなんざ100年はええんだよ!」キメポーズ






幼「教室がカオス過ぎる」

男「なあオタク、胃薬持ってない?」キリキリ

オタク「まさか今日幽霊部員達が来ると思って無かった、スマン」

女「私が歌えば静かになるんでしょうか」

友「やめて」


……
………

部長「打ち合わせ…言っても何処に行くかも決まってないし、とりあえず行きたいところを言ってみてくれ」

男「はい」

部長「ほい男」

男「京都はどうです?次の脚本で時代劇でも書こうかと」

部長「京都……ね。ちょい遠いかな」カリカリ

銀髪「ハイ」

部長「お、銀髪」

銀髪「パリはどう?」

部長「外国か…まあ理由を言ってみろ」

銀髪「パリコレの開催地だろ?私の美しさを見せつけるいい機会じゃないか」

部長「1人で行ってこい、あとパリコレは夏休み中にはやってないと思うぞ」

写真家「じゃ、こんなのはどう?」

部長「お、写真家」

写真家「世界中の絶景を巡るのさ!きっと有意義な夏休みになると思うよ」

幼「へえ……結構いいかも……」

オタク「珍しくマトモだな、どこに行くんだ?」

写真家「そうだねえ……アメリカにイギリス、エジプト……軽く41ヵ国ぐらいかな?」

男「絞れ」

部長「でも悪くないな…書いとくか……」カリカリ

リーゼント「ハイっす!」

部長「ん、リーゼント。」

リーゼント「ナイアガラの滝はどうっすか?」

男「なんで皆世界単位の話を…」

金髪「何でナイアガラ?」

リーゼント「滝っすよ?滝に打たれに行くに決まってるじゃないっすか」

男「アホか」


……
………

帰り道

幼「あーあ、幽霊部員の人達が濃すぎるよ」

男「胃薬常備しとかないとな…まさか不意討ちで来るとは…」

幼「じゃあ、ボクこっちだから。ばいばーい!」

男「おう、バイバイ」




写真家「良いねえ、夕焼けを背に別れる二人…最ッ高に絵になるねェ!」パシャ

男「うおっ!写真家!」ビクッ

写真家「少し話がある、男。」

男「話……俺にか?」

写真家「そうさ。とても大事な、ね。」


……

江洲山公園

男「………で?」

写真家「ああ、幼さんのことさ」

男「幼の……?」

写真家「キミは幼さんの事、どう思ってる?」

男「どう思ってるって……普通に友達だけど……」

写真家「…………」

男「…………?」

写真家「そうか、すまない。変な事聞いちゃったな」

写真家「さっきの質問は忘れてくれ!じゃあな!」パシャ!

男「うおっ!眩し……フラッシュ焚くなっての!」

男「ってあれ…居ない…?」






写真家(なるほど…では男はやはり……)スタスタ

写真家「……めんどくさい事になってるなあ、かなり。」スタスタ


……
男の家・男の部屋

男「最後に写真家が言ってきたアレ、なんなんだ…?」

男「あっ、もしかして写真家、幼の事が……」

男「おおwwじゃあ協力してやるかwww」

男(幼も兄ちゃんにフラれたショックから立ち直ってくれるかもしれないし!)ニヤニヤ

男「なんだかんだで悪い奴じゃねえしな!写真家も!」

今日はここまで!
次回から若干シリアスに入るかも。
再開は夜9時。

また唐突な胸糞展開なんて勘弁して欲しい。

>>437
胸糞どころかシリアス要素もほんの少しだけ、ギャグっぽい軽いノリで読めるようにしようと思ってる

再開


……
………
翌日・通学路

幼「おはよう、男。」

男「おはよう幼」

写真家「おっはよー幼さん♪」

幼「……………」

男「どうした幼…体調悪いのか?」

幼「ちょっとコッチきて」

男「俺?」

幼「」コクン

幼「(ねえ!何で写真家くんがいるのさ!)」ボソボソ

男「(な、なんだよ……行きで会ったんだよ…)」ボソボソ

男「(そんなに写真家が嫌いか?)」ボソボソ

幼「(うん)」ボソボソ

写真家「そうなんだーそれはショックだなぁ」

幼「!?」

写真家「聞こえてるよ、全部」

男(これじゃあ写真家の恋は届きそうに無いな…)ヤレヤレ


……
学校・休み時間

幼「あーあ、大変な目に遭ったなあ…」トコトコ

写真家「やっほ、幼さん♪」ヒョイ

幼「ひゃ!」ビク

写真家「ねえ、次の授業サボらない?」

幼「そ、そんな事するわけ無いでしょ……」ドキドキ

幼「キミ、ボクに何の用だい?」

写真家「あははは、ほんのちょっと幼さんに話があってね」

幼「くだらないね」スタスタ

幼「次は移動教室だよ?キミも早く移動した方が良いんじゃない?」スタスタ

写真家「それが男の話でも、かい?」

幼「」ピタリ

写真家「俺の話聞いてくれるよね?幼さん。」

幼「………分かった。」

写真家「あはは♪じゃあ屋上にでも行こっか♪」


……
屋上

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

幼「あーチャイム鳴っちゃったよ」

写真家「これで誰も来ないね。」

写真家「じゃ、そろそろ話そっか。男の事。」

幼「うん。しょうもない話なら月に代わってオシオキだね」

写真家「わあ怖ーい♪」

写真家「早速だけど、俺の左手の中指を見てほしいんだ」

幼「えーっと……赤い…指輪?」

写真家「そ、指輪。真ん中に小さくルビーが入ってる。」

幼「それがどうかしたのかい?」

写真家「これね、俺の母さんの形見なんだ。」

幼「形見?」

写真家「うん。父さんはプロのカメラマン、母さんは戦場カメラマン。」

写真家「でも俺がちっさい頃に離婚しちゃって父さんの顔も知らない」

写真家「『美しい物を撮り続ける男』と『悲惨な戦場を撮り続ける女』なんて正反対だからね。まあそりゃ離婚もするさ。」

写真家「で、この指輪は最後の戦場に行く前に母さんに貰った指輪なんだ。」

幼「へえ……」

幼「その話がなんか男と関係あるのかい?」

写真家「この話はあんまり関係無いね。」

写真家「でも、俺がどんなにこの指輪が大切かを知って貰おうと思って。」

幼「うん。凄く大切なのは分かったけど……」

写真家「まあまあ落ち着いて!ゆっくり話をする時間はあるんだからさ!」

写真家「で、俺は小学4年の時に川に指輪を落としちまったんだ。」

写真家「理由は何だったか、今じゃ覚えちゃいない。」

写真家「で、そんときの話だ。」


……
………
…………
……………
………………
…………………

……………………
………………………
…………………………
……………………………
6年前・江洲市・川

ザアアアア…

ザアアアア…

写真家「ああ…無い!無い!」バシャバシャ

写真家(母さんから貰った……大切な指輪なのに)

写真家「なんで落とすんだよ……俺……」バシャバシャ

写真家「クソッ!」バシャン!

その頃は梅雨に入りかけててさ、雨も降ってて全然水ん中が見えなくて、手探りで探すしか無かったんだよ。

写真家「せめて……この雨さえなけりゃなあ…」バシャバシャ

訂正、6年前じゃなく7年前です
とうとうミスをやらかしてしまったああああ!

「こんな雨の中でなんで川で遊んでるんだ?」

そうやって上から声が聞こえた。
上を見上げると橋の上から男が除きこむようにして俺の方を見てた。

その時は男と仲も良くない、只のクラスメイト。
クラスが同じなだけで話した事も無かったよ。

写真家「うるせー!探しもんしてんだよ!」バシャバシャ

男「何を?」

写真家「母さんから貰った指輪だよ!分かったらさっさと帰れ!」バシャバシャ

男「それはそんなに大事なのか?」

写真家「ああ大事だね!母さんの形見なんだからな!」バシャバシャ

男「へぇ……」

ザアアアア…

ザアアアア…

そう言うと男はさしていた傘を下ろして橋の下に下りてきた。

男「僕も手伝ってやる」バシャバシャ

写真家「はあ!?なんでだよ!?風邪引くぞ!」

男「んなこと知るか。1人より2人で探した方が見つかるかも知れないだろ?」バシャバシャ

訳が分からない。

別に男と友達って訳でも無い。

それでも男は何故か俺と一緒に探してくれた。

男「お前もボーッとしてないで探せ。大事な指輪なんだろ?」バシャバシャ

写真家「お、おう」バシャバシャ

ザアアアア…

ザアアアア…

ザアアアア…

ザアアアア…

ザアアアア…

ザアアアア…

ザアアアア…

ザアアアア…

写真家「お、おい男、見つかったぞ。」

男「本当か!?」

写真家「ほら、これだ。」

嘘だった。

これはその辺で見つけたただの鉄のわっか。

でも、泥だらけだし男を騙せるかと思った。

男「そうか……見つかってよかったな!」

もう辺りも暗くて7時を回っていたし、雨で流されて多分見つからないだろうと思っていたから。

写真家「男、ありがとな。」

男「大丈夫、僕の事は気にするな」ザバザバ

そう言い残して男は帰っていった。
その姿を見届けてから俺も家に帰った。

指輪を見つけられないのは悔しいけど、もうどうせ見つからないのならいくら探しても無駄だろうって自分に言い訳をしながらね。

次の日、男は学校を休んだ。

オタク「男風邪だってよー」

クラスメイト「どうせ雨の中傘忘れてビショビショで帰ったとかだろ、大丈夫だって」

オタク「アイツ昨日傘さして無かったっけ?」

写真家「…………」

俺の指輪を探すのに手伝ったせいだ。

俺は帰りに男の家にお見舞いに行く事にした。

男の家の前

写真家「………」ウロウロ

写真家(男にどうやって会えば良いんだよ…)

写真家(別に仲も良くないし…俺のせいで風邪引かせたような物だしな…)

写真家「クソー!どうしろって言うんだよ!」

男「おい」

写真家「え?」クルリ

男「人の家の前で叫んでんじゃねえよ」

後ろには泥だらけの男が紅潮した顔で立っていた。

写真家「おい、お前何処行ってーー」

男「コンビニ行ってたんだよ……」ゴホゴホ

そう言う男はコンビニの袋も何も持ってなかった。

男「良いから退け、僕は今から寝るんだ…病人を労ってくれ」

写真家「でもお前泥だらけじゃねえか…」

男「ああ、そうだ写真家。」ポイ

写真家「うおっ!な、何だよ!」パシ

男が俺に投げたのは赤い指輪、俺の母さんの形見だった。

男「コンビニの帰りに拾ったんだ。やるよ。」フラフラ

男は俺の嘘に気付いて、風邪なのにまた川に探しにいったんだろうね。
それもかなりの時間を。

写真家「あ、あ、ありがとう!男!」

男「ああ、じゃあな。」

男が俺の為にずっとーーー

なんだかすぐに諦めた俺が馬鹿らしく思えてきた。
そうして俺はーーー

写真家「………」ギュ

男という人間に引き込まれていった。


………
……………
…………………
現代・学校・屋上

写真家「という訳さ」

幼「」

写真家「あれ?どうしたんだい?可笑しかった?」

幼「あ…あの……男に引き込まれていった……って」

写真家「ああ、それは尊敬とかそういう意味でだよ」

写真家「ま、もし俺が♀だったら…」

幼「き、キミは♂だからね?手出しちゃダメだよ」

写真家「イケない事ってしたくなっちゃうよね♪」

幼「ダメええええ!」

写真家「ま、それは冗談だよ。男の幸せが俺の最優先事項だからね」

幼(もうこの子頭がヤバい)

写真家「………で、これからが本当の本題だ。」

写真家「俺と一緒に、男に昔の記憶を思い出させてくれないか?」

幼「男の……記憶を………?」

写真家「そう、男の記憶をだ。」

写真家「今男は"教えられた記憶"と"本来経験した記憶"が混濁した状態なんだ」

写真家「たとえば無遅刻無欠席は男は何度も学校を休んでる。なのに、そうやって記憶した状態にあるから事実の方をねじ曲げたんだ。」

写真家「で、無くなった記憶は……たとえば"幼さんの事が好き"って事。」

幼「」

写真家「昨日男に確かめても幼さんは友達と言った、以前の男ならこんな事あり得ないからね」

幼「ちょ、ちょっと待って」

写真家「?」

幼「男がボクの事を……好きだった?」

写真家「何を今更」

幼(お、男がボクの事を………///)

幼(じゃあ両想いって事に……やった!)

写真家「でも今は違うね。多分只の友達。」

幼「」

写真家「………だったら余計、幼さんに協力しない理由は無いんじゃないの?」

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン

写真家「ありゃ、鳴っちゃった」

写真家「良い返事を期待してるよ♪」タッ

今日の更新はここまで。再開は火曜の午後5時から。
主人公の男(現代)が4度しか喋らなかったのは反省してます(棒)
笑いが止まらねえ人はwww>>415かwらww特w効w薬w貰wっwてwこwよwうwぜwwwwww

前からタイトルが気になって見たら、追いついた。
まだ俺は感染してないが読んでるうちに芝生えるのだろうな....w

>>466もう皆ノリと勢いで言ってるだけだから気にすんな!

再開


……
………
…………

学校・教室・5時間目

幼(男が……ボクの事を………)

先生「じゃあこの時のセリヌンティウスの心情を……幼、言ってみろ」

幼(写真家くんに協力すれば男は遠足以前の記憶を思い出せるかも知れない)

男「(おい!当てられてんぞ!)」ボソボソ

幼(…………)

先生「おーい」

オタク「じゃあ俺が代わりに発表します!」ガタ

オタク「セリヌンティウスはメロスを意地汚い嘘つきだとーーー」

先生「座れ」

幼(どうするべきなのかなあ、ボク。)

キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン


……
学校・演劇部室

オタク「あーあ、赤っ恥掻いたー」チマチマ

男「お前感想とか苦手なんだから発表しなけりゃいいのに」チマチマ

オタク「登場人物の心情とかわかんねえ」チマチマ

男「あ、これ緑に塗って」ハイ

オタク「え?これ豚の着ぐるみだろ?」

男「2Pカラーみたいな?」

オタク「1Pどこいった」

演劇部練習教室

部長「なあ、今度ゾンビの演劇とかやってみないか?」

副部長「徹夜でバイオでもやってたの?馬鹿なの?死ぬの?」

女「ゾンビ嫌いな人にはキツイんじゃないですか?」

部長「やっぱそうかな、あと死なねえよ」

友「私ゾンビになって女ちゃん襲いたーい!」

メガネ(……………ゾンビになってオタクを…………いいかも///)

ガララ

金髪「オラオラ!金髪様が来てやったぜ!」

リーゼント「銀髪先輩は水泳部で来れないらしいっす!」

写真家「ハロー♪」パシャ

副部長「金髪とリーゼントはともかく、写真家は写真部行かなくていいの?」

写真家「大丈夫大丈夫♪どうせ普段は活動してないし♪」パシャ

写真家「幼さん知らない?」

女「幼は今日は部活休むって言ってましたよ」

写真家「………そう、分かった。」

部長「今回の演劇はモブがそんなに居ないからちょっと男達手伝ってきてくれよ」

写真家「御意ー♪」スタスタ


……
………
数日前・帰り道

男「俺さーなんか昔の記憶が曖昧なんだ」

幼「」ピクリ

男「転校してきてすぐ幼さんがどっか行って殆ど会ってない筈なのに何故か覚えてたり、かと思えば幼さんと遠足に行ったような気がしたり」

幼「へ、へーそうなんだー」

男「俺って幼さんと一緒に遠足って行ったっけ?」

幼「ボクも忘れちゃったなあ」

男「そりゃそうか、もう6年以上前だもんな。」

幼「男のお父さんお母さんって何してるの?」

男「昔、二人で海外で会社建てて大成功したんだって。だから両親の顔も覚えてないんだ」

幼「男がちっちゃい時から?」

男「これも良く覚えて無くて俺が小学校入る前…………だったような気がする」

男「昔は家族仲良く飯食って川の字で寝てた…………気がする。」

幼(やっぱり殆ど覚えて無いんだなあ…)

………
……

江洲山公園

幼「」ボー

幼(やっぱ男は昔の事を思い出したいのかな)

幼(でも思い出してもお父さんに会える訳でもないし、むしろ悲しくなっちゃうかも)

幼(ボクの事を好きだったからって別に今の男がボクを好きになる訳でもない。)

幼(…………)

幼「よし!」スクッ

幼「もう悩んでるのは終わり!」

幼「男の記憶は男の物!思い出せるんなら思い出した方がいい!」

幼「その為なら写真家くんに協力しよう、それがボクに出来る精一杯の事だ!」

幼「悩みも吹っ飛んじゃったし帰りにコンビニ寄ってなんか美味しい物買っちゃおうかな!」

幼「あんぱん♪食パン♪カレーパン♪」スタスタ


……
翌日・通学路

幼「おはよう男!」

男「おはよう幼」

写真家「グッモーニン幼さん♪」

写真家「返事、決まったかな?」

男(な…何ぃぃぃ!もう告白したのか!?)

幼「うん、答はイエスだ。協力する。」

男(なんだとぉぉぉぉぉ!)

男(最近の子は告られたら即OKだと!?けしからん!)

写真家「それは良かった♪なら、これ俺のメルアドね♪」

写真家「今日は学校サボるから♪じゃ♪」

幼「バイバーイ」

男「お…おう。じゃーな、写真家。」


……
教室・休み時間

トミタケフラッシュ!

幼(写真家くんからメール……)


From:ボク
To:写真家くん
Sub:例の件
例の件だけど、
記憶を思い出させる方法は"追体験させる事"だ
男にショタ時代の事を追体験させて記憶を戻すのにはそれが最もいいと思う
その為には幼さんの協力が絶対に必要なんだ


幼「追体験…かあ…」

From:写真家くん
To:ボク
の間違いでした
なんで幼が送ってんだよ!イッチの馬鹿野郎!




From:ボク
To:写真家くん
Sub:
なら、ボクはどうすればいい?
キミはボクに何をさせるつもりでボクに声をかけたんだい?




From:写真家くん
To:ボク
Sub:何だと思う?
なあに、簡単さ
もう一度"遠足"でも"川"でもなんでもいい
とにかく昔の事を思い出せる事柄をもう一度体験させればいい





From:ボク
To:写真家くん
Sub:
何でもいいのならボクに言う必要はないだろう




From:写真家くん
To:ボク
Sub:冗談冗談
俺がやっても効果が無いと思うんだよね
記憶に残ってるとすれば幼さんの事しかありえない
そんぐらい男は幼さんの事が好きだったから
そしてその男をずっと見てた俺が言うんだから間違いない


……
………
放課後・江洲山公園

幼「聞かせてもらおうかな。」

幼「何を体験させるつもりなのか」

写真家「何を?何を………ねえ……アハハハハ♪」

幼「実は……1つ、心当たりがあるよ」

写真家「ほーう?言ってみなよ」

幼「……………」

写真家「言いにくいなら俺の方からいってあげようか?」

写真家「もう一度、あの時のように男を苛めればいいのさ」

幼「恨んで……恨んでいるんだね、ボクの事を。」

写真家「なんの事かなぁー♪」

写真家「どちらにせよ苛められて男は幼さんと居る事が増えて、男は内心喜んでいた」

写真家「幼さんがどう思っても苛めなきゃいけないんじゃないかな♪」

幼「い…嫌だ……」

写真家「なんで?昔やってた事を今すればいいだけでしょ?」

幼「そ…………そう、だけど……」

写真家「幼さん。」

写真家「貴女は男に対して、今までの仕打ちを詫びていた」

写真家「男にイジメの事を詫びる為に男を苛めなきゃいけないって訳さ♪」

急展開って言われそうだから一回ここで終了
もといイッチが話の整理と再確認をするために終了。
どっかで話題になってたけど>>1はこのスレを"文字化ける"って呼んでます。
長くてあと4回、最短で2回なのでもう少しで終了
再開は明日夜9時ぐらいから。


文字化けるか……某玩具を思い出してしまう……

>>503-506
もじばける(食玩の方)のCMが丁度やってたんだ…
一時的に名前にしてたのは結構気に入ってたからなんだ…
再開は予定通り9時から


……
………
…………
幼の家・幼の部屋

幼「もう一度……男を…」

幼「嫌だ」

幼「嫌だ!嫌だ!嫌だ!」

幼「うああああああ!」

姉「どうしたの幼ちゃん!?」ガチャ

幼「あああああああああああああああああ!」


……
同刻・江洲山公園

写真家「あーあ、少しからかい過ぎちゃったかな♪」

写真家「でも」

写真家「あんたが悪いんだよ。」

写真家「男を苛めなかったら悩む事も無かったのにねー♪」

写真家「せいぜい苦しんでね!幼さん!」

写真家「今頃は家でずっと悩んでるんだろうな……」

写真家「」ゾクゾクゾク

写真家「アハハハハ!!ハハハハハハハ!!最ッ高!!!」


……
………
翌日・学校

男「あれ?幼来てないの?」

オタク「先生が風邪って朝のホームルームで言ってただろ」

メガネ「…………おとこはほーむるーむ遅刻したから」

男「じゃあ部活の後にお見舞に行ってやるか」

オタク「賛成」

メガネ「……………さんせー」

写真家「へえ、幼さん休みなんだ」

オタク「お前も見舞に行くか?」

写真家「俺はいいや、怖がらせちゃいそうだしね♪」

男「?」


……
放課後・幼の家の前

男「」ピンポーン

ハーイ ガチャ

オタク「幼の友達でーすお見舞に来ましたー」

メガネ「たー」

姉「幼の友達……」チラ

男「?」

姉「そうなの!じゃあ入ってくれる?」

男「お邪魔しまーす」

オタク「おお!内装がメルヘンだ!」スタスタ

メガネ「…………もふもふのお人形がいっぱい・・・」スタスタ

姉「幼の部屋は突き当たりの階段を上がってすぐの部屋よ」スタスタ

ヘーコンナカンジカー

………カワイイオウチ

アンマジロジロミルナヨオマエラ

   コンコン

幼「ひゃ、ひゃい!」ガバ!

オキテルー?オトコクンタチガオミマイニキテクレタワヨー

幼(お……男が……)

ハイッテイイカ?

幼「……うん!良いよ!」

ガチャ

メガネ「…………幼…………だいじょぶ?」

オタク「フルーツバスケット持ってきてやったぞー」ドッサリ

男「大・大・大・大将軍!」

幼「あ、ありがとう!こんなに立派なのを…」

男「オタクの家は青果店だからな」

幼「へー!なんか意外…」

オタク「なんかムカつく」

姉「じゃあ下で果物切ってあげるね」スタスタ

またもや寝オチ…だと……
今晩は更新出来そうにないので金曜夜10時から再開
寝オチが多くて申し訳無い。

再開

風呂に入って電気も消して投下

幼(こんな立派な………)

幼(………男を苛めればボクにこんな居場所、無くなっちゃうんだろうなあ…)

幼(男だってボクの事をきっと嫌いになる)グス

幼「ボク………どうしたら良いのかな・・・」ポロポロ

男「幼!?」

オタク「ちょ、おい大丈夫か!?」

メガネ「………」

幼「分かってるんだよ……全部ボクのせいで全部ボクの自分勝手だって……」ポロポロ

男「どうしたんだよ!幼!」

幼「それでもボクは……キミと!」ポロポロ

メガネ「………幼は、だいぶつかれてる。……………ぼくらは帰ろう。」

男「……ああ、分かった」

今度は調子が悪くて再開出来ない……だと………
519以降が表示されないので、明日の朝9時に治っている事を願っておく
再開は朝9時から

とりあえずは直ったっぽい
再開、結局3日ぐらい更新出来てなくてスマン


……
帰り道

オタク「幼大分しんどそうだったけど大丈夫かな」

男「大丈夫だって、明日になりゃあけろっとしてるさ」

メガネ「………………だといいんだけど」

男「ん、じゃあ俺ここで本屋寄っから」

オタク「おー」

メガネ「…………………また明日」バイバイ


……

幼の家・幼ルーム

幼(ボクはずっと自分の事しか考えてないんだ)

幼(男と一緒に居たいからって男に嫌われたくない)

幼(そう思ってるんだ)

幼(ボクってやっぱり最低だなあ)

幼「男………」

男「呼んだ?」ガチャ

幼「ひゃ!?」ビクッ

幼「な…なんで!?帰ったんじゃなかったの!?」

男「心配だから戻ってきた!」

幼「風邪うつっちゃうよ…」

男「仮病の癖に」

幼「えっ」

男「なんか悩みがあるんだろ?相談になら乗るぞ?」

幼「うう…………」

幼「それは…………」

男「………………」

幼「………………………」

男「……………………言いたくない、って感じ?」

幼「」コクン

男「んーじゃあ遊びに行くか!」

幼「い、今から?」

男「そ、今から!」


……
………
江洲山公園

男「という訳でやって来ました江洲山公園!」

幼「暗くて何も見えないね」

男「もーちょいで綺麗な星が見えるようになるって。今日は晴れだったし」

幼「意外とロマンチストなんだね、男」クスクス

男「そりゃどうも」

幼「星………かあ…………」

幼「こうやってちゃんと星を眺めるのはいつぶりかなあ」

男「俺はよく見るぞ。今度の演劇部の合宿は天体観測ってのもいいかもな」

幼「キミ、望遠鏡とか持ってるの?」

男「割りと立派な奴を一台だけ」

幼「星が見えてもどれがどれだか全然分かんないや」

男「えーっとアレが北極星で……あっちがアークトゥルスかな」

幼「何言ってるかも分かんない」

男「夏の大三角形なら分かるか?」

幼「それなら知ってるよ!はくちょう座とかだよね!」

男「そうそう、今日は空が綺麗だからいろんな星が見えるぞ」

幼「何でそんなに詳しいの?」

男「仮面ライダーフォーゼってのがあってだな……」

幼「?」

男「あれがヘルクレスで……」

幼(男はボクの為にわざわざもう一度ボクの家に来てくれた)

幼(それに引き換えボクは自分の為だけに男に嫌われたくないって思ってる………)

幼「男………」ギュ

男「えっ、ちょっと何してんだよ///」

幼「少しだけ、少しだけこのままで……」ギュ

男「…………………ああ」

幼「………………」ギュ

男「…………………」

幼(もう、これでボクと男が仲良く出来るのは最後かもしれない)ギュ

幼(だから、少しだけ…………甘えても良いよね?)ギュ

幼「男ぉ……」ギュウウ

男「………」ナデナデ

男「大分落ち着いたか?」

幼「うん。ごめん、急に抱きついたりしちゃって」

男「べつに気にすんな、ただ俺だって男なんだからな?抱きつかれたら勘違いしちまうぞ?」

男「そーゆーのは好きな人にやれよ?」

幼「クスクス、そうだね。」

男「んじゃ、そろそろ帰るか」

幼「うん!」


……
………
…………
……………
………………
…………………

幼の家・幼ルーム

幼「もう、覚悟は決まった」

幼「男の記憶を甦らせる」

幼「男の………」

幼「…………………?」


……
………
翌日・放課後・屋上

写真家「幼さん、覚悟は決まったかい?」

写真家「男をいじめる覚悟はさ?」

幼「男を?」

幼「ボクは自分のやらなくてはいけないと思い込んでいたことに振り回されて物事の本質に気付けなかった様だよ」

写真家「………」ピクリ

幼「男の記憶を戻す事、その意味をね。」

幼「"何故"キミはそこまで男の記憶に固執しているのか」

幼「男の記憶が戻って、"何"が起こるのか」

写真家「……………」

幼「その記憶を戻す事の"意味"はなんなのか」

写真家「…………気付いちゃったかぁ・・・」

幼「…………………」

写真家「…………………」

幼「"男の記憶を甦らせる"それはキミにとって手段の1つにしか過ぎない」

幼「本当のキミの目的は"男の前の人格を甦らせる"」

写真家「アハッ♪アハハッ♪アハハハハハハハハ!」

写真家「大正解。」

写真家「俺が尊敬し、敬愛していたのは"今の男"じゃない!"前の男"だ!」

幼「………」

写真家「あの頃の男は輝いていたよ…」

写真家「まさに彼は俺にとってのヒーローだった」

写真家「だけど今の男は違う!」

写真家「ただヘラヘラしてるだけの腑抜け野郎さ!」

写真家「だから俺は考えた……前の男を甦らせればいいってね!」

幼「そんな事したら今の男は……」

写真家「ああ。消えてなくなるかもね」

写真家「それでも構わない!今の男に価値なんて無いんだから!」

幼「そんな…自分勝手な都合で……!」

写真家「うるさい!アンタに何が分かる!!」

幼「キミは…男の事を少しも見ていない!」

幼「過去の幻像に振り回されてるだけさ!」

写真家「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいィィィィィ!!」

写真家「彼は唯一無二の存在!俺にとってのヒーロー!その事実は変わらない!絶対に!!」

幼「違う!!」

幼「今の男も前の男も変わらない!キミの思ってる男はどこにも存在しないのさ!!」

写真家「ああああああああああああああああああ!!!!」

同刻・プールサイド

男「なあギン姉、俺までプールサイドの掃除の手伝いって可笑しくね?」ゴシゴシ

銀髪「まあまあ、終わったらプールで泳いでいいから」ゴシゴシ

金髪「おいギン!何で俺もなんだゴラア!」ゴシゴシ

銀髪「美人の双子の姉のお願いなんだから大人しく聞いてなよ」ゴシゴシ

リーゼント「先輩、一緒に泳ぎましょーよー」ゴシゴシ

金髪「知るか!俺は泳げねえんだ!」ゴシゴシ

オタク「あの二人は相変わらずだな」

男「だな」

銀髪「コラー!そこサボらない!」

「ああああああああああああああああああ!!!!」

男「!?」

男「あれは……幼と…写真家?」

オタク「だ、誰の声だ?」

男「ギン姉!オタク!用意頼む!」ダッ

銀髪「ちょっと男!?」

一旦休憩させて頂きます
再開は1時

再開

写真家「違うゥゥゥウウウウ………」

幼「どこが違うんだい?キミの言ってる事はただの妄想だ!」

写真家「ああああああああああああああああああ!!」ダッ

幼「ちょっ…」

写真家「死んでやるよ!男の居ない世界なんてェ!」ガシ

幼「やm男「ちょっと待ったぁぁぁぁ!」

男「なーに馬鹿な事しようとしてんだ、写真家。」

写真家「うるさい!お前は男じゃない!」

男「は?」

写真家「俺を止めたきゃ止めてみろよ!」

男「いや?止めるつもりなんて無いけど?」

幼「えっ」

男「飛び降りるかどうかなんて別に俺はどっちでもいい」

幼「どっちでもいいって………写真家くんが死んじゃうんだよ!?」

写真家「お前はァ…」

男「飛び降りたくなるような事があったんだろ?まあ人間なら死にたくなるような事もあるもんな。」テクテク

写真家「く………来るなァ!」
















男「だったら一緒に飛んでやるよ」ガシ

写真家「え」

幼「」

ピョン

ヒューーン

『こんな雨の中でなんで川で遊んでるんだ?』

『お前もボーッとしてないで探せ。大事な指輪なんだろ?』

『コンビニの帰りに拾ったんだ。やるよ。』フラフラ

写真家(これが…走馬灯って奴か)

写真家(あの頃の男はかっこよかったな……)

写真家(でも……今は……)

男「大丈夫、俺が一緒だ」ギュ

写真家「え」

ドサッ

男「痛ッ………痛あ………」

男「あー、怖かった…」

写真家「ま……マット?」

オタク「あっぶねえ……ギリギリ間に合った…」

銀髪「体育倉庫から全部持ってきてやったよ」

写真家「男……なんで…」

男「何でって……飛び降りたかったんだろ?」

男「飛び降りて多少はスッキリしなかったか?」

写真家「まあ……それなりに……」

男「ま、悩みがあったら抱え込むなよ」

男「相談くらいには乗ってやれるし俺に出来る事ならなんでもやってやんぜ?」

写真家「男……………」キュン

写真家(俺…勘違いしてたかも)

写真家(あの時の事を覚えて居なくても男は男なんだ)

写真家(やっぱり男は……)

写真家「俺のヒーローだ。」

男「?」

幼「しゃしんかくーーーん!」

幼「ボクの言う通りだったでしょーーー?」

写真家「……ああ!」


……
………
…………
後日・演劇部練習教室

銀髪「……って事があってねー」カリカリ

部長「お前らバラエティーに富んだ生活送ってんな」

オタク「おかげで俺と銀髪先輩がマット勝手に使ったからって反省文10枚っすよ」カリカリ

男「ははっワロス」

オタク「黙れ犯人」

幼「いやー本当ビックリしたよ。急に飛び降りるんだもん」

メガネ「………………ぼくも…………みたかった」

オタク「お前今頃俺と銀髪先輩が間に合ってなかったら死んでるんだからな!」

男「安心しろ、俺は反省文30枚だ」

オタク「ザマァwwwww」

幼「写真家くんは停学処分だっけ」

男「そろそろ解けると思うけどな」

写真家「やあ」ガラ

男「お、写真家久しぶり」

幼「処分解けたんだ!」

写真家「それは明日なんだけどね」パシャ

男「まぶしっ」

写真家「暇だったから来ちゃったよ♪」

部長「んじゃ合宿の計画でも決めるかー!」

オタク「賛成!」

女「あれ、写真家居るじゃないですか」ガラ

友「合宿のやつだよね?私も参加するー」ガラ

副部長(

副部長(練習しないのかしら)

金髪「オラオラ!来てやったぜ!」ガラ

リーゼント「合宿♪合宿♪」ガラ

男「現金な奴らだ」

銀髪「これが最近のトレンド、オラオラ系男子だ」

部長「んじゃ、みんなは合宿何処に行きたい?」

幼「だったらボクに提案があるんだけどーーーー」







幼「星を見に行く、ってのはどうかな?」



番外編 おわり

という訳で番外編終わりです

寝オチのお詫びで始めた番外編が寝オチと携帯のせいで延長しまくってすまんかった

とりあえず本編が終了した時に書いてもらったお題に答えていく

『嫉妬』

ファミレス

男「俺、オムライス」

オタク「んじゃペペロンチーノ」

幼「ボクはカルボナーラで」

メガネ「……………ミートドリアひとつ」

ウェイトレス「畏まりました、しばらくお待ち下さい」ポヨン

男「なあ、オタク。見たか?」

オタク「当たり前だろ男…………」

男「さっきのオネーサンすげえ巨乳だったよな!」

オタク「やっぱ巨乳は正義だな!」

メガネ「……………むぅ」

幼「…………………もうっ!」ツルペタ

『外出』

男の家

サアショータイムダ

チョーイイネ サイコー!

幼「ねーねーTVばっか見てないでどっかいこー」

男「んじゃ演劇部の奴だれか呼ぶか」スマホポチポチ

幼「二人で行こっ、二人で!」

男「ええ…でも二人だったらさ…」

幼「ボクと二人だったら…嫌?」

男「嫌って訳じゃないけどさ」

幼「んじゃ、さっそくレッツゴー!」ピョン

男(デートみたいなんだよな。端から見ると。)

幼「どうしたのーはーやーくー」バタバタ

男「分かったからちょっと待てって……」

男が自殺、は番外編のラストで勘弁してくだせえ……

お題と需要があれば書く

『月』

演劇部練習教室

男「」カリカリ

幼「何かいてんの?」

男「ああ、次の脚本なんだけどさ。ラストシーンがいい感じに纏まらなくて」

オタク「へー」

幼「どういう感じ?」

男「ラブシーン」

幼「配役とか決まってるの?」

男「部長と副部長」

幼「んー……じゃあ、月明かりの下でキスってどうだい?」

男「お!いいねそれ!」カリカリ

幼「ねえ、男」

男「ん?」

幼「今晩は月が綺麗だろうね///」

男「どうした急に」

そろそろhtml依頼してきます
ありがとうございました。

と、思ったらお題出てた
これが終わったら出してきます

『原因』

オタク「幼、実はメガネって怒らせるとメチャメチャ怖えんだ」

幼「大人しい子は怒ると怖いって言うもんね」

オタク「ちょっと前にこんな事があってな…」


……
………
オタク「なーメガネ」

メガネ「………………どうしたの?」

オタク「」ギュ

メガネ「」

オタク「ずっと好きだった、付き合ってくれ」ギュ

メガネ「」

メガネ「…………………………///」

メガネ「………急にそんなこといってからかわないで///」

オタク「からかってない。本気だ」ギュ

メガネ「…………ううう///」

オタク「なあ、カレンダー見てみろよ」

メガネ「?」チラ


4月1日


メガネ「」

オタク「少しはドキドキしたか?」
…………
………
……

オタク「で、その後ボッコボコだぜ?流石に男同士でアレだとは思うけど酷くね?」

幼「オタクが全面的に悪いと思うよ」

えっ?これで終わり?恋人なるところが未だ告白してないで終わるとは…

>>567
そんな事したら次スレ待ったなしだから終わらせた
もう草生え病治ったのに続けても………って言われそうだったから
続編があればいつかスレ立てするつもり

読んでくれてありがとう、そしておwwww疲wwwれwwwwさwwwwまwwwww

まだHTML化されてないしあざとく次回予告のような宣伝
続編では女&友orメガネ&オタクがメインになる予定
見つけたら生暖かく見守ってくれると>>1が喜び庭駆け回る

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