かなり短いと思います。
では始めます
男「風化することのない友情。それはあると思う?」
幼馴染「んー。あるんじゃないかなあ…」
男「それはどうして?」
幼馴染「それは、ほら、歳をとっても仲のいい人っているでしょ?だからあるんじゃないかなって」
男「それは片方が最高の善人か、もしくは両方偽善者の場合だよ。風化することのない友情なんてあるわけない」
幼馴染「んー、男はどうしてそこまでないと思うの?」
男「それは…」
男「それは、幻想だと知ったからだよ。あるはずのない空想。硝子よりも脆い幻想にすぎないんだよ」
幼馴染「もしかして、まだ気にしてるの?」
男「そりゃあね。絆なんてものは脆いよ。すぐになくなる」
幼馴染「でも、しっかり繋がってる絆もあるんじゃない?」
男「繋がってる糸だって切ればすぐに別れるよ。絆も同じさ」
幼馴染「でも、あたし達の糸は切れないよ?」
男「そうだと、いいね」
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