のび太「ドラえもん!ジャイアン達にいじめられたよ!」ドラえもん「あ、そ」 (166)

のび太「……え?」

ドラえもん「……」

のび太「い、いや……だから、ジャイアンたちにいじめられたんだけど……」

ドラえもん「ふ~ん」

のび太「……」

ドラえもん「……」

のび太(え?ドラえもん?)

期待

超大作の予感

昔のドラえもんこんな感じじゃね?

のび太「……ドラえもん?聞いてないの?」

ドラえもん「うるさいなぁ。ちゃんと聞いてるよ」

のび太「うるさいって……」

ドラえもん「だから、ジャイアンたちにいじめられたんでしょ?」

のび太「そ、そうなんだよ!だから……!」

ドラえもん「それがどうしたの?」

のび太「え?」

ドラえもん「もう、帰ってくるなり騒がしいんだから……」スタスタ

のび太「え?あ!ちょっとドラえもん!」

スタスタ……

のび太「……ど、ドラえもん?」

それから、ドラえもんの様子は特に変わったことはなかった。
いつもの通りご飯を食べ、いつものようにテレビを見る。
だけど……

のび太「ドラえもん、何してるの?」

ドラえもん「……」

のび太「……ねえ、ちょっとドラえもん」

ドラえもん「……うるさい」

のび太「え……?」

ドラえもん「テレビ見てるの。見て分からない?」

のび太「い、いや……」

ドラえもん「今いいところなんだから、いちいち話しかけないでよ」

のび太「ご、ごめん……」

ドラえもん「……」

のび太(……やっぱり、変だ)

翌日、僕は空き地で昨日のことをみんなに話してみた。

しずか「え?ドラちゃんが変?」

のび太「そうなんだ」

スネ夫「変って……どんな風に?」

のび太「上手く言えないけど……何て言うか、冷たい感じ」

ジャイアン「機嫌が悪いんじゃねえの?」

のび太「それとも違うんだ……上手く言えないけど……」

スネ夫「まあ、ドラえもんにも色々あるんじゃないの?体調悪いとか、忙しいとか」

のび太「う、うん……」

しずか「きっとのび太さんの考え過ぎよ」

ジャイアン「そうそう。ほっとけほっとけ」

のび太「う、うん……」

しえん

本当に考えすぎだろうか。
少なくとも、僕の中では違和感のようなものが拭いきれなかった。
何というか、姿形は同じなのに、まるで別人がそこにいるような、そんな感覚だった。

もちろん、僕のために道具を出さないことは、これまでも何度かあった。
だけど、今の彼は、そんな話じゃない。

故障かもと思ったが、その他では目立った変化もない。
テレビを見て笑ったり……僕に話し掛けられて、イライラしたりもしていた。

感情経路は問題ないだろう。
だとしたら……いったい……。

答えの見えないまま、僕は家に向かう。
その足取りは、とても重かった。

ガラッ

のび太「……ただいま」

ドラえもん「……おかえり」

のび太「……」

ドラえもん「……」

のび太「……」

ドラえもん「……ねえ」

のび太「――ッ!な、なにドラえもん!?」

ドラえもん「宿題、先に終わらせなよ?」

のび太「う、うん……」

ドラえもん「……」スタスタ…

のび太「……」

のび太(やっぱり、変だ……)

ファンの作った最終回

次の日、僕は彼が出掛けた隙に、スペアポケットを使ってドラミちゃんに連絡を取ってみた。

ドラミ「お兄ちゃんに何かなかったかですって?」

のび太「うん。未来で、何か変わったことはなかった?」

ドラミ「う~ん……特になかったと思うけど……お兄ちゃんも、この前の定期検診では異常はなかったわよ?」

のび太「そ、そうなんだ……」

ドラミ「……ねえのび太さん。何かあったの?」

のび太「……うん。実は……」

僕は、ことの経緯をドラミちゃんにはなして

ドラミ「……そうなんだ」

のび太「うん……。なんだか、とっても冷たく思えてね」

ドラミ「う~ん……」

のび太「まあ、たぶん僕の考え過ぎだと思うんだけどね」

ドラミ「そう……。また、何かあったら連絡してね?」

のび太「うん……ありがとう……」ガチャ

ドラミちゃんも、変わったことはなかったと言っていた。
やはり、僕の考え過ぎなのかもしれない。
それでも少し冷たすぎる気もするが。

僕はとりあえず、1階に降りていった。

階段を降りると、ドラえもんが台所へ向かっているところだった。

……その時だった。

ドラえもんの足元を、何かが飛び出してきた。
それは素早く廊下を駆け抜け、居間に消えていく。
一瞬の出来事だったが、僕にははっきりと見えた。

それは、一匹のネズミだった。

のび太(――ッ!!??そ、そんなバカな!!??)

あまりの出来事に、僕は思わず叫びそうになった。

なぜなら、ドラえもんの視線もまた、足元を通るネズミを追っていたからだ。

だが彼は、まるで道端の石ころを見るかのように、そのまま台所へ消えていった。

のび太「やっぱりおかしいよ!」

学校で、僕はそのことをみんなに話す。

しずか「ドラちゃんが……ネズミを……」

のび太「そうなんだ!普通じゃないよ!」

ジャイアン「ハハハ!ドラえもんがネズミに驚かなかったって!?そんなわけあるかよ!」

のび太「で、でも……!」

スネ夫「どうせ気付かなかっただけだろ?ありえないありえない」

のび太「で、でも!確かに……!」

しずか「……のび太さん。最近変よ?大丈夫?」

のび太「……え?」

ジャイアン「そうだな。最近、お前妙なこと言い過ぎだぞ?」

スネ夫「そうそう。神経質すぎる」

のび太「そ、そんな……」

……結局、誰も信じてくれなかった。

支援

でも、僕は間違いなく見た。
ドラえもんは、間違いなくネズミに気付いていた。
だとしたらなぜ声すら上げなかったのか……。

……もしかしたら……。

その疑問を解消するために、僕は行動に移してみた。

いつかのドラえもんとかしんちゃんのやつかな?期待

射撃大会の人?

次の日、彼がいない間にスペアポケットを拝借した僕は、裏山に移動した。

のび太「ええと……」ゴソゴソ

のび太「こ、これだ……!スパイ衛星!」

のび太「これを僕の部屋に飛ばして……えい!」

――シュバーーーン

スパイ衛星は、雲を空の向こうへ伸ばしていく。
それを見守った後、僕はその場に座り操作した。

のび太「ええと……照準を僕の部屋に……あ!映った!」

モニターは、僕の部屋を映し出す。
そこには、ドラえもんがいた。
でも彼は、部屋の真ん中に立っていた。
何もせず、ただボーッと。

その姿には気味悪さがあり、背中には嫌な汗が流れていた。

おもしろい

「ドラえもん……何してるんだろ……」

少なくとも、そこに僕が知るドラえもんはいなかった。
僕が知ってるドラえもんは、一人の時は本を見たり、道具の整備をしたり、ミーちゃんと話をしたりしているはず。
だからこそ、今の彼は限りなく異質に思えた。
気が付けば、僕は生唾を飲み込んでいた。

それからしばらく、僕は彼を観察した。
彼はどれだけ経っても、ただ立っているだけだった。
不気味なほど、無表情で。

「……あれ?」

一瞬、彼の目がモニターに向けられた気がした。

「……今、確かにこっちを……」

もう一度モニターを見るが、今は明後日の方向を向いている。

「……見間違いかな……」

そう思っていると、彼はようやく動き始めた。
そしてそのまま、部屋の扉の方へと歩いていった。

「ドラえもん……どこ行ったんだろ……」

彼の姿を追い、スパイ衛星で家の周囲を見た。
でも、彼はどこにもいなかった。

「おっかしいなぁ……」

ドラえもんは、いったいどこにいったのだろうか。


――次の瞬間、モニターに突如下から何かが映る。

至近距離にあるのか、モニターいっぱいに映るそれは、巨大な目だった。

「――うわぁっ!!」

思わず声を上げ、モニターから距離を取る。
その目は、画面に映り続けていた。
そして、まるでカメラの先の僕を睨むように、ジッとこっちを見続けていた。

その目は、見覚えがある。
いつも見てきた、よく知ってる目……。

すると、突然画面は何も映らなくなった。
砂嵐が巻き起こり、ザーザーと音を鳴らす。
おそらく、スパイ衛星が壊れたのだろう。

それが意味するのは、たった一つ。
目の主により、破壊されたということ……。

その場で呆然としていた僕は、ぼそりと主の名前を口にした。

「……ど、ドラえもん……」

モニターは、何も答えなかった。

怖すぎだろ

テラホラーwwww

のび太「お前なにしに来たの?」




裏山を後にした僕は、とぼとぼと道を歩く。
やっぱり、ドラえもんはどこかおかしい。
いいや、おかしいというより、完全に別人だ。

これまで、彼といっしょにいて感じたこともなかった感情が、頭の中で渦を巻く。
それは、恐怖と呼ばれるものだった。

しばらく歩き回ったが、さすがに家に帰らないといけない時間になってきた。
どうするか悩んだりもしてけど、いくら考えても仕方ない。

僕は家に向けて、歩を進めた。

別猫や

家に帰った時は、すっかり夜になっていた。
ママに2、3小言を言われ、台所へ行く。
聞けばドラえもんは、そうそうにご飯を食べたという。
やはり、おかしなところはなかったらしい。

でも彼は、間違いなくおかしい。変だ。
色んな不安に苛まれた僕は、大好きなハンバーグも食べきれなかった。

テーマは狂気か

おもしろい

食事を終え、自分の部屋の前にたどり着く。
一度深呼吸をして、襖をゆっくりとあける。

中では、ドラえもんが背を向けて座っていた。

「……た、ただいま……」

彼に言ったその言葉は震えていた。
そして彼は、振り返ることなく返事をする。

「……おかえり。遅かったね……」

「う、うん……ちょっと、ね……」

「……」

「……」

気持ち悪い沈黙が流れる。

僕は悩んでいた。
ドラえもんに、聞いてみるかどうかを。
流されるかもしれない。無視されるかもしれない。
だけど、ここで聞かないと、ドラえもんが元に戻ってくれない気がした。
あの朗らかで優しい彼に、二度と会えない気がした。

心の奥底にある勇気を、なんとか絞り出す。
そして……

「……ね、ねえ、ドラえもん。あのさ――」

「――のび太くん。さっき、僕のこと、見てた?」

「…………え?」

僕の言葉は、彼の言葉に掻き消された。
部屋には再び沈黙が流れ、電灯のチカチカという音だけが、やけに大きく響いていた。

>「――のび太くん。さっき、僕のこと、見てた?」

怖すぎィ!!!

目に光のないドラえもんが脳内再生されてる

これはよ良スレ

ホラーSSかな・・・でも楽しみだ

大山のぶ代で再生

怖すぎワロタwwwwww

>>38
ダンガンロンパっぽくなるだろw

「……え……ど、ドラえもん……?」

「さっき、僕を、見てた?見てた?」

彼の声は、無機質だった。
感情の一切が込められていないような、そんな声だった。
もちろん、それも僕が知るものとは違う。

「……ど、ドラえも――」

――呼びかけようとしたところで、僕の背筋は氷った。

突然ドラえもんは首から上だけをグリンと背後に回し、顔を傾けながら僕を見た。
とても冷たい、無表情だった。

「見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?……」

「ひいぃっ!!」

僕はその場で腰を抜かした。そして後退り、廊下の壁に寄りかかる。

「見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?……」

ドラえもんは――いや、“それ”は、壊れたレコードのように、ただそう繰り返し呟いていた。

こえええええええええええええええええええええええ

乙!感動した!

スレタイからツンデレドラを予想して来てみた結果www


アカン
とんでもないスレに来てもうた…

ドラえもん、やっぱ頭のネジ外れるのやばかったんや

ドラえもんがロボットになった話か

「――う、うわあああああ……!!」

気が付けば、僕は叫び声を上げてその場を逃げ出していた。
腰が抜けたせいか、這いつくばりながら階段に向かう。

「見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?見てた?……」

部屋からはそいつの呟きが断続的に響いていた。
体に力が入らず、僕は階段を転げ落ちた。

「……うぐっ……」

全身の痛みに耐え、何とか体を起こす。

「パ、パパ!!ママ!!」

居間からはテレビの音が聞こえていた。
慌てて襖を開けて、パパ達を呼ぶ。

だが二人は、テーブルに伏せて眠っていた。

「パパ!!ママ!!起きてよ!!ドラえもんが……ドラえもんがおかしいんだ!!」

いくら叫んでも、体を揺すっても、二人は起きる気配がない。
明らかにおかしい。

「ど、どうして……!!」

「――のび太くん……」

廊下の方から、その声が聞こえた。

「――ッ!?」

勢いよく振り返ると、そこには顔を横から覗かせた、そいつがいた。
そして、僕を見ていた。

怖い怖いwww

完全にホラー

「……!!」

あまりの恐怖に、声を失っていた。
そいつの視線は、鎖のように僕を縛り付ける。

「……のび太くん……待ってよ……フフフ……」

そいつは、ようやく笑った。
でも決して暖かいものじゃない。
それはとても暗く、重苦しい笑みだった。

「うわあああああ!!」

居間の掃き出し窓を開け、靴下のまま家を飛び出す。

そして僕は、夜の底に沈んだ街へと駆け出した。

夜の底に沈んだ街

映画ドラえもんのび太と百花繚乱ホストか

>>51
ワロタwww

>>51
上手いwwwww

「はあ……はあ……!」

息を切らせながら、暗闇の中を走る。
後ろに彼の姿はない。ないはずなのに……

「待ってよのび太くん。待ってよ……フフフ……」

彼の、声だけが聞こえていた。

「な、なんなんだよ!お前は、誰なんだよ!!」

「待ってよ……のび太くん……」

そいつは、ただそればかりを繰り返していた。

家から走りだしてしばらくして、僕はいつもの空き地へと辿り着く。

そして僕は、無我夢中に立てられたドラム缶の中に入り込んだ。

無我夢中に立てられたドラム缶ワロタ

>>54
(アカン)

>>55
どういうことなんだろうなwww

>>57
必死になって入り込んだんじゃない?

無我夢中で、立てられていたドラム缶に~ってことだろ
無我夢中にドラム缶立ててどうするw

>>59
想像したら笑ったwww

「……」

必死に、息を殺す。
それでもカタカタと歯はぶつかり合い、体中が震えて止まらない。
心臓の音が、まるで大太鼓のように耳に響いていた。

(怖い……怖いよ……!!)

――その時。

ジャリ……ジャリ……

空き地の入り口から、足音が聞こえてきた。

ジャリ……ジャリ……

その音は、遠くなったり近付いたりする。
ゆっくりと、空き地の中を歩き回っていた。

「……!!」

口を両手で押さえ、息すらも止める。
目からはボタボタと涙が溢れる。
震えながら、ドラム缶の上を見続けた。

うおおおおおおおおおおお

怖いよおおお((((;゜Д゜)))

……すると、突然足音が止んだ。
周囲には、再び夜の静けさが甦る。

(……行ったのかな……?)

震える手を伸ばし、ゆっくりと立ち上がる。

そして、おそるおそる顔を出し外の様子を――

「――見ぃつけた」

そいつはドラム缶の前に立っていた。
ニヤニヤと笑い、首を左右に傾げながら、丸い両目で僕を見ていた。

サイコパスじゃねーか…

コワえもん

マジレスするとドラえもんって足音しないんじゃなかったっけ

空き地にあるのはドラム缶じゃなくて土管だとおもっていた

>>67
お前消されるぞ

>>67
微量の風圧で砂が動いたんだよ

「うわあああああ……!!」

ドラム缶の中で転ぶ。
バランスを崩したドラム缶は倒れ、僕の体を外へと放り出した。

「あぐっ――!」

地面に倒れた僕の目の前には、白い足があった。

「――」

血が凍る。表情が強張る。
体中の震えは一段と増し、脂汗が顔中を伝っていた。

ゆっくりと上を見上げると、そいつは、僕を見下ろしていた。
無表情のまま、立っていた。

>>67
そうだね
だとしたらこれは...僕らの知ってるドラえもんじゃ、ない?

>>72
おまえの仮説を信じよう、いや信じさせてください

ガチ怖い

寝れない

び、びびってねえし

びびってないし

怖くなーい
 怖くなーい

おしっこ漏らしちゃった

文字だからよかった・・・映像だったらもう・・・あ・・・

>>1の文才(?)

情景が浮かんでまう

怖いよ~((((;゜Д゜)))

誰かMAD作成はよ

「……ど、ドラえもん……」

祈るように、その名前を口にする。
彼がいつもの笑顔で答えてくれることを願った。

でもそいつは、笑うことはない。
虫けらでも見るかのように、見下ろしていた。

そして、動けなくなった僕に、彼は手を伸ばし始め――

「――伏せて!」

叫びと共に、突然爆発が起こる。
そしてドラえもんの体は、勢いよく吹き飛ばされた。

「――ッ!?」

激しく巻き起こる暴風に、僕もまた後ろに飛ばされる。
その風は、僕は知っている。
これは、空気砲の爆風だった。

すると誰かが僕に駆け寄り、手を差し伸べてきた。
その人の顔は、どこか見覚えがある。
あまりの出来事に混乱してよく思い出せない。

「――おじいちゃん!大丈夫!?」

その言葉で、ようやく僕は彼のことを思い出した。

「――セ、セワシくん!?」

僕の孫――セワシくんが、そこにいた。

          . -‐‐- .
                  `ヽ
     /      l     丶   \
    /   /     jゝ`ヽハヘ丿ヘ   丶
    ,'    i    /       丶    ヽ

    i   |    /           V     ii
    |   |   ./  ̄       ―  ∨  .i|
    |   |  /               ∨  i|          怖くなーい
    |r‐、 i| |/ ‐┬┬,      ┬┬   |l  |           怖くなーい
    |i ヘ} | |   | l      | |   |  i|

   ヽ y | |   | l      | |   ト、 |
     >ヽ..| |   | l      | |   l ヽ.|
    ,' /ゝ| ト,   | |  __ | |   ,'  レ

  / /  Y人,  | | ..└―┘| |/
  i /   ´  > ‐     < ヘ´
  レ      /丶  ̄ ヽ_i┐| i
        ./    \//二>\|

やったか??

>>84
アカン
それ死亡フラグのセリフやで

「セワシくん!どうしてここに!?」

「説明は後でするから!!――それより……!」

セワシくんは僕から視線を外し、壁際の方へと体を向けた。

「……ギギギ……ガガガ……」

その先には、表面が焼け焦げ、機械の体が丸出しのそいつがいた。

「くそっ!まだか!」

セワシくんは右手の空気砲を構える。

「――ドッカン!」

彼の叫びと共に弾き出された空気の塊が、ロボットを直撃した。
それでもセワシくんは、攻撃の手を緩めない。

「ドッカン!ドッカン!ドッカン!ドッカン!……」

執拗に攻撃を続ける彼。
いつの間にか、辺りは粉塵に包まれていた。

なにこのバトルロワイヤル
続きがすっごく気になるんだけど

これだけ徹底的に破壊するってことは
実は偽者だったってオチ?

セワシくんがようやく武器を下げると、そこにはバラバラになったそいつがいた。

「……セ、セワシくん……これは……」

その残骸を見つめながら、彼は答える。

「……これは、ドラえもんなんかじゃないよ……」

「じゃ、じゃあ!いったいなんなの!?」

「それは……後で説明するから。それより、僕と来て!おじいちゃん!」

「来てって……どこに……」

「決まってるよ!未来だよ!」

「未来!?なんで急に……」

「未来が大変なんだ!――ドラえもんを、助けなきゃ!」

「ど、ドラえもん!?」

今日は寝ます
お休み

お疲れさま

続きを楽しみにしています

絶対失踪だけはしないでくれよ!

クゥーwwここで切るんかいww
続き頼むぞww

>>72
まじかよ

>>89
バックトゥーザフューチャー1みたいな引きやな

おー今読んだ
楽しみ

欝展開かと思いきやこれは楽しみ

追いついた
続き待ってる

続き待ってるZE☆

100ゲット!!

>>100
死ねよ

ただいま
再開

ウフフフフフフ

おかえり
待ってたよ
怖いけど

待ってる

はよはよはよはよはよはよはよはよはよはよはよはよ

期待上げ

「……セワシくん。未来で、何が起こったの?」

タイムマシンに乗った僕は、前かがみに運転する彼に訊ねる。
そして、セワシくんは静かに話し始めた。

「……つい、先日のことなんだ。未来の街に、色んな人にそっくりなロボットが現れ始めてね」

「そっくり……」

「うん。コピーロボットよりも精巧で、見た目じゃほとんど分からない。でも、その行動に不気味さがあって、知ってる人は違和感を覚えてしまう。
まるで幽霊のように突然に現れることから、巷じゃ“ゴースト”って呼ばれてるんだ」

「ゴースト……。じゃあ、さっきのドラえもんそっくりなロボットも……」

「うん。ゴーストだよ」

精巧なその人に酷似したロボット。不気味さを兼ね備え、違和感を覚える……。
なるほど、まさにあのドラえもんそっくりなロボットのことだ。
だとしたら、本当のドラえもんは……。

「……ねえ、ドラえもんはどうしたの?」

「……ドラえもんは、捕まってる」

「捕まってる!?なんで!?」

「その理由は分からない。だけど、調べたら、間違いなく“奴ら”に捕まってたんだよ」

「奴らって……いったい誰?」

「それは……分からない」

「分からないって……警察には連絡したの?」

僕のその言葉に、セワシくんは深く息を吐いた。

「……おじいちゃんは知らないだろうけど、僕の時代じゃ、それどころじゃないんだよ」

「え……?」

「詳しくは、行けば分かるから……」

「……」

セワシくんは、それ以上何も言わなかった。
いったい何があったのか、それは分からない。
だけど彼の顔は、何かに追い詰められているように見えた。
よほどの、理由があるんだろう。それは未来に行けば分かると言う。

彼の座席を握る僕の手には、自然と力が入っていた。

更新来たぁーーーーーーーーーーー

「……こ、ここ……どこ……?」

タイムホールから降りた僕は、目の前の景色を見て思わず呟いた。
続いて降りて来たセワシくんは、僕の隣に立って険しい顔をしながら声を返す。

「……ここが、僕の今、おじいちゃんの未来だよ……」

「未来だって?そんな……だって、僕が知ってる未来は……!」

「確かに信じられないだろうけど、事実なんだ。ここは、未来なんだ……」

僕らの目の前には、廃墟が広がっていた。
立体的な建物は崩れ、壁や道路には至る所にヒビが入っている。
等間隔で並べられた街路樹は根元から折れ、残る木々も葉が枯れ物寂しい骨のようなものになっていた。
空には暗雲が漂い、薄暗い。太陽光が届かないせいか、空気全体もじっとりとしていた。
見る限り、人の姿はない。ただ通り抜ける風だけが、唸るように音を出していた。

その光景に名を付けるなら、たった一つしか思い浮かばない。
“世界の終焉”……と。

未来が滅んだのか……
超大作の予感

実はセワシもゴーストwww

ほう

広がっていくな~

オリジナルを捕まえとく理由とは

SSでわかりやすく書かれてるけど
あの馬鹿なのび太がこれを言ってる風に文を変えるとなんとなく笑いが込み上げる

>>116
ドラえもんSSあるあるだな
もう最初っからハードボイルド口調なSSもあるし

>廃墟
アニマル惑星に行ったのか
そうか奴らとはニムゲだ!(違)

「なんで、こんなことに……」

「それは――」

そう言いかけたところで、セワシくんは何かに気付いた。

「――ッ!?おじいちゃん隠れて!」

「え?」

「いいから!」

強引に腕を引っ張られて、瓦礫の陰に身を寄せる。

「どうしたの!?」

「しっ!静かに!」

ただならぬ彼の様子に、緊張が走る。
僕達は、息を殺していた。

その時……

ガラッ――

何かが、廃墟の上に現れた。
それは、一体のロボットだった。

鉄骨を剥き出しにし、四角い頭部では一つ目のように赤いライトが灯っている。
その手には、小銃のようなものがあった。

(あれは……!?)

ロボットは周囲を見渡し、去って行った。

足音が聞こえなくなったところで、セワシくんは大きく息を吐く。

「……ふう。危なかった……」

「……セワシくん、今のは……」

彼は、ロボットが去って行った方向を見ていた。

「……あれが、僕らの敵だよ……」

「敵……」

とても、遠い目をしていた。

ほむほむ

まだかね

続きはまだなのかああああああああああああああああああああああああ(ブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!!ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブ ブゥゥゥゥッッッ!!!!!!!)

まだかなー

それから、僕はセワシくんに案内されるまま、とある廃墟の中に入った。
当然ながら、電気なんか通ってるはずもなく、まだ昼間だというのに暗い。
風が割れた窓を通る度に、ガタガタと音を鳴らす。
通路には土埃が被り、歩く度にふわりと浮きあがっていた。

セワシくんは、階段を降り地下へと向かう。
そして、一つの扉の前に立った。

「ここだよ、おじいちゃん」

それは重い鉄の扉だった。
そしてセワシくんは、扉を叩く。
トントン……トントントン……トントン……
僅かにリズムに乗るように音を鳴らせば、扉は音を鳴らし開かれた。
もしかしたら、さっきの扉を叩いたリズムが暗号か何かになっているのかもしれない。

「……やあセワシ。遅かったな……」

扉を開けたのは、中年のおじさんだった。

「ごめんごめん。ほらおじいちゃん。入って」

「う、うん……」

そして僕らは、室内に入って行った。

あ~^心がぴょんぴょんするんじゃあ~

きたーーー!!

ムフフフフフフ

よっしゃー(((o(*゚▽゚*)o)))

5809
26-1950-6291-1797

まちがえました。

しえん

続きはよ

初めからちょくちょく見てたけどまーだやってんか

はよせんかい

もちろんのぶ代で再生してるよな?

あぁ~^心がぴょんぴょんするんじゃ~

はよはよ

今助けるよドラえもん!!

続きはよ

支援

まだー?

しえん

ゴメン
仕事忙しい
もう少ししたら書き始める

待機しちょるけ
仕事頑張ってきー

再開します
今日は頑張って書きます

扉の中は、広い空間になっていた。
地下にあることもあり、空気は籠っていて、少しだけ暖かい。
室内には床から天井まで伸びた太い支柱がいくつも立ち、その袂には、たくさんの人々群れをなして座っていた。
でも……。

「……この人達は、街の人々なの?」

「そうだよ、おじいちゃん」

「……たった、これだけ?」

「……」

セワシくんは、何も答えなかった。
確かにたくさんの人が、そこにいた。
でも、街の規模からすると、それでもかなり少ないと思う。
そして見れば、女性や子供、老人ばかりが目立つ。
若い男の姿は、ほとんどなかった。

ターミネータか

「他の人達は、どうしたの?」

「……」

「――捕まってるんだよ」

何も答えないセワシくんを見かねたのか、扉を開けたオジサンが答えた。

「捕まってる?誰に?」

「……それが、分からないんだよ」

「分からないって……」

「それは今から説明するよ、おじいちゃん。未来で、何があったのか。今、どういう状況なのか……」

「ちょ、ちょっと待って!」

慌ててセワシくんを止める。

「どうしたのおじいちゃん?」

「ごめん。ちょっと僕、友達を呼んで来る」

「友達?」

「うん。とっても心強い、信頼できる友達だよ」

これは、もう僕だけの問題じゃない。
ここは僕の未来だけど、僕達みんなの未来でもある。

だから僕は、一度僕の時代に戻った。
助っ人を……友達を呼ぶために……。

ターミネーターみたいだな

デデッデッデデ

>>149
ごめん
思いつくまま書いてるから、変な流れなってきた
続けるけど

>>151
気にせず書いてくれ

敵ロボットは一つ目のゴンスケなイメージ。

とりあえず支援
終わったらゆっくり見させてもらいますわ

               ____
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FUCK YOU ぶち殺すぞ・・のび太・・・・! お前は、大きく見誤っている。 この世の実態が見えていない。
まるで3歳か4歳の幼児のように、この世を自分中心・・
求めれば、回りは右往左往して世話を焼いてくれる、そんなふうに、 まだ考えてやがるんだ・・。臆面もなく・・・・!

甘えを捨てろ。 お前の甘え・・その最もたるは、 毎日のように叫んでいる、その、「ドラえもぉ~ん!」だ。
泣きつけば道具を出してくれるのが当たり前か・・・・? なぜそんなふうに考える・・・・? バカがっ・・・・!
とんでもない誤解だ。世間というものはとどのつまり、 誰も他人の助けになど応えたりはしない。
飢餓で苦しむアフリカの子供たち・・戦争で住む家を失った者たち・・
食べ物を持て余し、馬鹿げたことに金をつぎこむ日本人は、彼らの求めに応えてやったか? 応えちゃいないだろうが・・!
これは身近にないからだとか、そういうことじゃあない。目前にあってもそうなのだ。
何か得られるものでもない限り、他人を救ったりしない。それが基本だ。
その基本をはき違えているから、わざわざ22世紀からオレが来る羽目になったんだ・・・・!!

無論中には、助けるものもいる。 しかしそれは自分にとって都合がいいからであって・・つまりは・・のせられてるってことだ。
なぜ・・それがわからない・・? なぜ・・それに気付かない・・・・?

ほむほむ~

「――じゃあセワシ。説明してくれるか?」

ジャイアンは、床に座り切り出した。

「これが、僕らの未来なんて信じられないけど……」

「そうね。こうして実際に見た以上、信じるしかないわ」

スネ夫、しずかちゃんも表情を暗くしていた。

みんなに最初に未来のことを話したら、信じてくれなかった。
それでも強引に連れていって、この世界を見た時、みんなは信じてくれた。
目の前に広がる圧倒的な現実に、信じるしかなかった。

「……では、私から説明しようか」

セワシくんに変わり、オジサンが口を開く。

「今からキミ達に話すことは、紛れもない事実だ。だから、心して聞いてほしい」

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wktk

はよ

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支援

めっちゃ面白い。
是非完結させて欲しい!

まだなんか

終わりか…

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月18日 (日) 03:00:17   ID: Ca-xgWhO

元スレのURL間違えてない?
行けないんだけど

2 :  SS好きの774さん   2015年01月25日 (日) 21:23:42   ID: DqEfwaAQ

http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1373384531/
とりあえず元スレと思われる奴。

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