穂乃果「でも真姫ちゃんから2人を誘うなんてちょっと意外かも」

凛　　「きっと真姫ちゃんもこの1年で成長したってことだよ」

凛　　「そうだ、穂乃果ちゃんも一緒に真姫ちゃんのクリスマスパーティー行かない？」

穂乃果「うーん、行きたいのは山々なんだけど残念ながら先約があって」

凛　　「海未ちゃんとことりちゃん？」

穂乃果「うん、昔から毎年うちで雪穂も含めて4人でパーティーしてるんだ」

凛　　「そうかぁ～残念だにゃぁ～」

穂乃果「私達の分まで3人で楽しんできてね」

凛　　「うん、任せるにゃー」


――――――

にこ　「クリスマスパーティー？」

真姫　「そ、そうなの。うちの別荘でやるんだけどね、に、にこちゃんも良かったらどうかなと思って」

真姫　「あああ、あの、別に２人きりってわけじゃないのよ。凛と花陽も来るし。だ、だから良かったら……」

にこ　「うーん、別荘って秋に行ったあそこよね？じゃあ悪いけど行けないわ」

真姫　「う゛えぇぇぇ！？ななな、なんでよ？他に予定でもあるの？」

にこ　「予定は無いけど今年のクリスマスって平日でしょ。マ……母親が仕事だから家を妹達だけに出来ないのよ」

真姫　「そう……それなら仕方ないわね」

にこ　「もう、そんなに悲しそうな顔しちゃって、そんなににこにーと一緒にクリスマス過ごしたかったの？」

真姫　「そそそそ、そんなわけないじゃない！！にこちゃんのバカっ！！」

にこ　「だーれがバカよ。凛と花陽が一緒なんでしょ、楽しんでらっしゃいね」

真姫　「うん……ありがとう」

――――――


絵里　「へー幼馴染みんなでクリスマスパーティーなんて羨ましいわね」

海未　「はい、それで今年は絵里も一緒にどうですか？雪穂も亜里沙を誘うつもりみたいですし」

絵里　「え？私も？……うーん、ちょっと考えさせてくれないかしら」

海未　「それは良いですが、何か予定が入っていましたか？」

絵里　「予定があるわけじゃないんだけど、去年は生徒会のメンバーとパーティーをしたから希は今年どうするのかなって」

海未　「なるほど、希も予定が無いようでしたら是非一緒に来るように誘って下さい」

絵里　「わかったわ、確認したらすぐに連絡するわね」