絵里「エリチカ、ロシアかえる!」 (24)

※ギャグです



絵里「私帰る!ロシア帰るったら帰る!」

海未「突然どうしたんですか絵里!大学に進学するのでは?」

絵里「私は帰国子女になるわ」

海未「ドヒャア!」

絵里「エリチカは熱き祖国の血に目覚めたチカ」

海未「絵里、日本人の血混じってますよね!」

絵里「日本海海戦での屈辱を晴らすチカ、天気晴朗なれども波高しチカ!」

海未「それはポーツマス条約で決着しました!」

絵里「だからここはエリチカ・ターンチカ!!」

海未「トウゴウですか!」

絵里「あと、ペリメニをロシア餃子って言うなチカ!殺すチカ!コロブチカ!」

海未「あ、それはちょっと可哀想ですね!」




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海未「しかし何で突然、国粋主義に目覚めたのです?」

絵里「簡単な三段論法チカ!」

絵里「エリチカは賢い!」

絵里「エリチカはかわいい!」

絵里「ゆえにエリチカはKKE!神は存在する!」

海未「質問に答えてください!あと全然三段になってません!二つまとめただけです!」

絵里「ペリメニをロシア餃子って言うなチカ!」

海未「言ってません!殺しますよ!」

絵里「北方領土は返さないチカ!」

海未「そういう話題は荒れるから辞めてください!」

絵里「実はね、海未に話したのは理由があるのよ」

海未「うわっ……急に喋り方を戻さないでくださいよ……なんなんです?」

絵里「μ'sで一番日本人らしい子と話をしたかったの」

海未「成る程、それでわたしですか」

絵里「ええ、お互い国家の代表としてお話しをつけたくてね」

海未「そうだったんですか……先にそう言ってくれていればいいんです」

絵里「私は日本にきて、徐々に日本人らしくなって行く自分が許せなかったの」

海未「戦闘民族ですか?あとそんな葛藤いままで無かったですよね」

絵里「うるさいチカ!とにかくロシアに帰る!日本は敵チカ!核を打つチカ!みんなまとめてぶっコロブチカ!」

海未「これはおかしい……間違いなく誰が絵里に何かを吹き込んだ!」

海未「きっと理事長のせいです!」

絵里「ご名答チカチカ」

海未「ならば、うおおおお!敵は音ノ木坂にあり!」ドタドタ

理事長「ふふふ……来たわね」


バターン


理事長「おや……どうしました?うみみくん」

海未「うみみくんって呼ばないでください!あなたが絵里を洗脳しましたね!」

理事長「何のことかしらね?」

海未「許しません!うおおお!」

理事長「おイタはだめよ」チャキッ

ババババ!

海未「ひゃぁぁ……銃!?」

理事長「やはりAK-47は逸品ですね、ミスドで言えばオールドファッションってとこかしら」

海未「どこから入手しました!」

理事長「絵里ちゃんのお祖母さんからよ」

海未「バカなっ!」

理事長「絵里ちゃんを人質にとったのよ」

理事長「かわいい孫を壊されたく無かったら、キチンと現物をよこしなさいってね」




海未「あなたは武器を手に入れ、取引は成立してるはずです!なぜ絵里をおかしくしたのですか!」

理事長「楽しいからよ」

海未「この……悪魔め!」

理事長「悪魔……フフッ、面白いわ」

海未「目的はなんです!」

理事長「国家転覆よ」

海未「たまげた」

理事長「と言うわけで……秘密を知ったあなたには死んでもらうわ」

海未「ふふふ……甘いですね!」

理事長「何っ!?」

海未「今です、エリチカ!」

絵里「チカァ!」ババババババ!

理事長「ぐふっ…!?なぜ絵里、あなたが!?」

海未「残念でしたね、実は私はロシアの5重スパイなんです」

絵里「エリチカは7重スパイチカ、理事長先生が窓から目撃していたのは全て茶番チカ」

理事長「なるほど……どうりで2重スパイの私程度では歯が立たないわけです」

絵里「時代はAK-100チカ」

海未「では絶命しなさい!」ドスッ

理事長「竹ヤリだとぉ……生粋の日本人、あっぱれ……でもまだよ、まだ終わらないわ」カチッ

海未「スイッチ!?」

絵里「まずいわ!お祖母さんの最終兵器を使われた!」

海未「なにっ、まさか!?」

絵里「核爆弾チカァ!みんな死ぬチカ!」

海未「ええっ!?うわぁぁぁ!」

理事長「キューバから東京駅に向けて発射したわ……もう誰も助からない」

海未「絵里!貴方のお祖母さんは何てものを持ってるんですか!」

絵里「運転免許とったらオマケで水爆がもらえたらしいチカ!」

海未「……ファック!世も末です!」

理事長「フフフ……」ガクッ

海未「……こうなったら、核弾頭を太平洋上で迎撃するしかありませんね」

絵里「でもどうやるチカ」

海未「そのためのスクールアイドルです!皆をあつめましょう!」





部室

凛「ええっ!?廃校!?」

真姫「廃校どころじゃないわ、廃東京……、いや、廃日本よ!」

希「困ったなぁ、また理事長先生かぁ」

ことり「お母さんは死んでもまた生えてくるから別にいいんだけど……このままじゃみんな死んじゃうよぉ」

海未「そうですね……日本は荒涼の大地となってしまいます」

花陽「ええっ!?関東平野がぜんぶ田んぼになっちゃうの!?わぁい、わぁい!みんなしあわせ!」

海未「ちゃんちゃらおかしいです!花陽、放射線の影響でしばらくは草木も生えないでしょう」

花陽「ええっ!?……その期間って、どれくらい……」

海未「その半減期は……2万……5千年」

真姫「…………2万5千年の荒野……ね」

凛「いやだよぉ!凛まだ死にたくないよぉ!」

穂乃果「……みんな、やろう!」

凛「ええっ!」

穂乃果「私たちは廃校を救ったんだよ!だから日本だって救える!簡単な三段論法だよ!」

海未「ぜんぜん三段になってませんが……そうです!やりましょう!」

にこ「しょうがないわねぇ!」

希「おもしろいやんっ」

穂乃果「ようし!やろう!」







海未「でもどうしましょう!どうやってミサイルを迎撃すれば……」

穂乃果「かんたんだよ!ワンダフルラッシュだよ!」

にこ「どういうことよ……まさかっ!」

穂乃果「そうだよ、wonderful rushのPVみたいな飛行機をミサイルにぶつけてやればいいんだ!」

絵里「ああっ!天才チカ!」

凛「さっそくamazonで飛行機を買うにゃ!きっとジェットスターかピーチ航空なら安いよ!」

真姫「私にまかせて、お急ぎ便でいいわね」ポチッ

花陽「プレミアムな真姫ちゃんかっこいい!」





キィィィン



真姫「お急ぎ便が届いたわ!」

にこ「お急ぎ便ってそういうことなの……?直接飛んでくるとは、たまげたわ」

穂乃果「ようし!じゃあ誰が飛行機を操縦して特攻するか、じゃんけんで決めよう!」




海未「最初はグーっ!」


じゃんけんっ!ぽんっ!


にこ「あっ……」

希「全員チョキ……あいこやね」

ことり「よし、あいこでーーー」

絵里「待つチカ!」

花陽「ええっ!」

絵里「ほら、こうやってみんなのチョキを円形にして……」

海未「これは……!μ's、ミュージックスタートの円陣!」

にこ「そうね、私たちは9人で1つ」

凛「みんなで飛行機に乗るにゃ!そしてミサイルにぶつかってやるにゃ!」

穂乃果「よーし、それでいこう!ミュージック、スタート!」




キィィィィィィン








そして太平洋上空


絵里「飛行機はたのしいチカ♪」

希「えりち、うれしそうやなぁ」

穂乃果「ことりちゃん、飛行機操縦できるんだ、すごぉい!」

ことり「えへへ……お母さんにハイジャックのいろはを教わったから……」

海未「まったく…あなたは最高です!」




にこ「あっ、みて、ミサイルが見えたわっ!」

ことり「まかせて、もうちょっと右にして……」グルングルン

穂乃果「うわぁぁぁぁ、ぶつかるううううう!」

海未「いっけえええええええええええ!!!!!」

にこ「うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

真姫「わああああああんんだふるぅぅぁーーーーーーっしゅ!!!!」

希「いまをあいしてぶつかろおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」







ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン






こうして地球の危機は救われたにゃ

amazonの飛行機は意外と丈夫で、核兵器を喰らっても無傷だったよ!!

なので真姫ちゃんはレビューを星5にしてあげたよ!やったね!

他のレビュアーの参考にはならなかったみたいだけどね、あはは

あと、理事長先生はA級戦犯として懲役399年になったよ

でもすぐに脱獄して、のうのうと理事長の座に戻ったにゃ

いろいろあったけど、これで全部元通り!明日も平和になりますように!

じゃあね、みんな!





おしまい

読了ありがとうございました。

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