倉田「私は別の世界にきたようです。」 (5)

倉田(ん?ここは・・・)

おはようございます。倉田様

倉田(え、誰ですか?)

貴方がまだ知らない人物でございます。

倉田(ん?そうか、コレは夢か・・・まさか此処が地獄ですか・・・思ったより平和ですね。)

これから、二つの事を聞きます。宜しいですか?

倉田(やって天国に行けるのならやりますか・・・)

それでは、質問を始めます。

ひとつ目、貴方の名前は覚えてますか?

倉田(ああ、覚えてる。私の名前は倉田明宏だ)

そうですか、では貴方の一番やりたかった事は

倉田(恥ずかしい質問とかするんですね、  世界征服ですよ単なる。)

ハハハ、なら良かった貴方様には一生を持ってつかえれます。さあ、起きて下さい。

倉田(質問が少なすぎて自分の死を向き合う時間もないですか、
つらいですね。でも、)

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 私の目を先にあったのは、綺麗な天井と誰かは知らない人であった。

鈴腹「おはようごさいます。貴方様」

倉田「あ、ああ おはようございます。」

鈴腹「申し遅れました私、鈴腹と申します。
ささ、食事の準備が出来たので降りて来て下さいね。」バタン

倉田「え、ちょっと待って下さいよ。ちょっと、」ガバ

 私は誰かはわからない鈴腹と一緒に階段を降りた。

倉田「あの~、聞きたいことが、」

鈴腹「ん?何ですか」

倉田「此処は誰の家ですか?」

鈴腹「ハハハ、此処は旦那様の家ですよ。」

倉田「いやいや私は、その主人を知りたいのですが・・・。」

鈴腹「まあ、急いでも意味はないですし食事をしながら ね。」

倉田「・・・。」

鈴腹「ささ、どうぞ食べてください。」

倉田「いただきます。」

鈴腹「あの、テレビはつけますか?つけませんか?」

倉田「あ、つけてください。」

鈴腹「失礼」ピ、 ブーン

倉田「あの、」

鈴腹「何ですか?」

倉田「いや、何でブラウン官テレビがあるんですか?」

鈴腹「あ、これは・・・」

倉田「ん?話せない事でもあるんですか?」

鈴腹「いえ、これは外に出入りが出来ないからでございます。」

倉田「は?それは」

鈴腹「まあ、結論から言いますと貴方は指名手配の身なんですよ。」


倉田「は?それは ええ?」

鈴腹「旦那様には話すなと言われてましたが、
私としてはあんまりそう言うのは気乗りしなくて・・・」

倉田「じゃあ、その旦那様が濡れ衣を?」

鈴腹「いえ、あの人は死んでも人を苦しませずにする人ですが、
自分には厳しくてですね。」

倉田「?何か矛盾してませんか?」

鈴腹「いえ、あの」

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