レッド「ハードボイルドにチャンピオンを目指す」(952)

マサラタウン

レッド「俺の朝は一服の煙管から始まる…」プクプクッ

レッド「今日から俺はオーキドのジジィから新しいポケモンを受け取り旅に出る…」

レッド「ふっ。今日は快晴、絶好の旅日和じゃねーか」

母「レッドー!朝ご飯のオムレツが出来たわよー」

レッド「はーいっ、ママーン!」

レッド「俺はの名はレッド。十歳だ」

オーキド研究所

レッド「邪魔をするぞ」

オーキド「おお、来たか、レッド。ほれ、グリーンは既に来ておるぞ」

グリーン「ヘイッ、レッッドゥ!お前もグランパからポケモン集りにきたのかっYO!」ウネウネッ

レッド「相変わらず朝から煩いヤローだ」

オーキド「二人とも揃った事じゃし、早速新しいポケモンを渡すとするかのぅ」

オーキド「さて、ここに三つのモンスターボールがあるじゃろう?それから一つ好きな物を選んで良いぞ」

グリーン「俺は初めから決めてるぜっ!コイツだっ!」ポンッ

ゼニガメ「ゼニガー!」

オーキド「グリーンはかめのこポケモンのゼニガメじゃな。しかし何故じゃ?」

グリーン「名前からして金が儲かりそうじゃねーかYO!」

レッド「ならば俺はコイツだ」ポンッ

ヒトカゲ「カゲー!」

オーキド「レッドはとかげポケモンのヒトカゲじゃな。しかし何故じゃ?」

レッド「ライターがいらねぇ」

オーキド「う、うむ。もしよかったら名前をつけていいんじゃぞ?」

グリーン「じゃあゼニガメ!お前はマネーだ!」

マネー「ゼ…ゼニ?」

レッド「ヒトカゲ、お前の名前はこれからライターだ」

ヒトカゲ「カ…カゲカァ…」

オーキド「お前達はポケモンを何じゃと思ってるんじゃ」

グリーン「ヘイッ、グランパ!その残りのモンスターボールはどうするんだ?俺におくれよ」

オーキド「やらん。残りのポケモン、フシギダネは当初はブルーちゃんにあげるつもりじゃったんだが…」

レッド「奴はしょうがねぇだろ。もう奴は居ないんだからな」

グリーン「ロリ巨乳は随分遠くに行っちまったZE…」

オーキド「では話を戻して、お前達にコレをやる。ポケモン図鑑と空のモンスターボールじゃ」

オーキド「お前達にはワシの代わりにこのポケモン図鑑151匹の埋めてもらう旅に出てもらう」

レッド「俺等の夢のついでにな」

オーキド「はて?お前達の夢とはなんじゃったかの?」

グリーン「俺はナンバーワンのリッチなチャンピオンになって世界中の女の子とニャンニャンするんだYO!」

レッド「俺はハードボイルドなチャンピオンだ…」

オーキド「下らん夢じゃのう」

グリーン「ヘイッ、レッドゥ!折角だしさっき貰ったポケモンで勝負と行こうZE!」

レッド「新しいおもちゃを貰ったガキか、お前は。まぁ良い。一体一で行こうや」

グリーン「よっしゃ!行くぜ、マネー!」

マネー「ゼニガメガー!」

レッド「ライター」

ライター「カゲカー!」

オーキド「ではワシが審判を務めよう」

グリーン「いけぇ!マネー!たいあたり!」

マネー「ガメガー!」ダッ

レッド「……ライター、天井の電球にひっかく」

ライター「カゲッ!カゲッ!」ザシュザシュッ

バリーンッ!

マネー「ガメガァッ!」グサッグサッ

グリーン「電球のガラスの破片がマネーに!」

レッド「ライター!彼奴が怯んだ所に、そこの本棚を全部押し倒せ!」

ライター「カゲッ!」ドンッ

ドサドサドサッ!

マネー「ゼニガァ!」グキッ

グリーン「マネー!」

オーキド「ゼニガメのマネー、本棚の下敷きになって気絶、戦闘不能じゃ。勝負あり!」

グリーン「OhNO…」

レッド「おい」ポンッ

グリーン「レッドゥ…」ウルウルッ

レッド「金出せや」ニコッ

オーキド「流石に可哀想じゃからワシが代わりに払おう」チャリーンッ

レッド「50円か…しけた金だな」

グリーン「うわぁぁぁぁんっ!姉ちゃんにはお前にはタウンマップをやるなって行ってやるー!バイビー!」ダッ

レッド「ふんっ。ハードボイルドに地図なんていらねぇよ。全て風任せさ」

オーキド「ワシも研究所が…。いや、いつもの事か」

レッド「さて、俺達も先を急ぐとしようか」スタスタッ

ライター「カゲッ」トコトコッ

ナナミ「あ、レッドくん?」

レッド「ナナミさん」

ナナミ「さっきグリーンが泣きながらレッドゥがイジメたーって言ってきたけど何かあったの?」

レッド「いつものことですよ」

ナナミ「ふふっ、それもそうね」クスクスッ

ナナミ「レッドくんも今から旅に出るの?」

レッド「ええ」

ナナミ「淋しくなるわね…ブルーちゃんが最初に居なくなって、次にあなた達が居なくなるなんて…」

レッド「………」

ナナミ「グリーンはキミにタウンマップを渡すなって言ってたけど、アゲルね?」

レッド「いや、俺に地図なんて…」

ナナミ「私の部屋においで…?」

レッド「………分かりました」

チュンチュンッ…

ナナミ「んん…っ」スヤスヤ

レッド「………」フゥー

レッド「………さらばだ、マサラタウン…」

レッド

手持ち 二匹
ヒトカゲ NN ライター
Lv5
ひっかく なきごえ

???? NN ???
Lv??
???

トキワシティ

レッド「ここがトキワシティ…少なくともマサラよりは都会だな」スタスタッ

ライター「カゲカァ」トコトコッ

レッド「ライター、火」

ライター「カゲェ!」ボォ

レッド「………ふぅ」」プクプクッ

レッド「ポケモンリーグに出るにはジムバッヂが要るはずだ」

町人「ジムならこの町にもあるよ」

レッド「そうか。行くぞ、ライター」

ライター「カゲッ」

トキワジム

『ヨウコソ、トキワジムヘ』

レッド「ジムバッジ、頂きに参上仕った。ジムリーダー、出て来い」

『バッジハ、ナンコオモチデスカ?』

レッド「ジムバッジ?そんな物、一つも持っていない。だから来た」

『カエレ』

レッド「あ゛?」ムカッ

『トキワジムノジムリーダー、ツヨイモノトシカタタカワナイ、サイキョウノジムリーダー』

『ヨワキモノハサレ』

レッド「ふんっ。自分で最強を自負するか。この引きこもりめ」

『カ・エ・レ!カ・エ・レ!』チャキッ

ドォンッ!

レッド「ちっ。今日の所は引き下がる」ツー…

レッド「次来るときまで、精々引きこもっていな!」

レッド「クソ、やけに腹が立つセキリティだったな。発砲してきやがった」

ライター「カゲカァ…」ソワソワ

レッド「ふっ。心配でもしてくれてるのか?だが大丈夫だ。タダのかすり傷だ」ポンッ

レッド「仕方ねぇから他の町のジムを回るか…」

レッド「………」

レッド「風は西方に吹いている…。西に行くか…」

22番道路

レッド「ライター、ひのこ!」

ライター「カゲッ」ボォォ!

ニドラン♂「ニドッ!」サッ

レッド「ちっ、中々すばしっこいな!」

ニドラン♂「ニドォ!」ザシュッ!

ライター「カゲェ!」ブシャー

レッド「ライター!クソッ、えんまく!」

ライター「カゲェ…」プシュゥゥ

ニドラン♂「ニ、ニド!?」

レッド「ひのこ!」

ライター「カゲェ!」ボォォ!

ニドラン♂「ニドォ!」

レッド「捕獲する!」ポーイッ

ニドラン♂「ニドォ!?」バシュッ

カチッ

レッド「捕獲、完了」

レッド「………ニドラン♂、と言うのか…。♂…ならばマスキオだな」

マスキオ「ニ…ドォ…?」

レッド「ライター、大丈夫か?」

ライター「カゲカァ…」ダラァ

レッド「左目が抉れちまったな…」

23番道路

係員1「ジムバッジを8つ持たらず者は何人たりとも」

係員2「ここを通す訳にはいかない」ドンッ

レッド「ここもジムバッジが無ければ通れないのか…」

レッド「ここはトキワを北に進む方が良かったか…」スタスタッ

グリーン「ヘイッ、レッドゥ!お前も係員に通せんぼを喰らったのかYO!?」

レッド「煩いのが出てきたな…」

グリーン「ハッハー!タウンマップがなきゃ、行く先も分からないのかYO!?」ウネウネッ

レッド「さっき、お前も通せんぼ喰らったって言っただろう」

グリーン「折角だ、レッドゥ!また勝負しよーZE!今度は二対二だ!」

レッド「ふんっ。丁度何回も通せんぼを喰らってイライラしていたところだ。相手になってやるよ」

グリーン「イヨッシャァ!俺の一番手はコイツだ!カモンッ!ケンタッキー!」

ケンタッキー「ぽっぽー」バサバサッ

レッド「ハッ!そんなトリィ、唐揚げじゃなく焼き鳥にしてやるっ!ライター!」

ライター「カ、カゲェ!」ゼーゼー

グリーン「ヘッ!もう手負いじゃねーかっ!てかすっげー血ィ出てるけど大丈夫かそいつ!?」

レッド「ライター!尻尾の炎で炙って傷を塞げッ!」

ライター「カァ…」ジ…ジジィ…

グリーン「回復?している間に攻めるZE!ケンタッキー、たいあたり!」

ケンタッキー「ぽっぽー!」ゴォー

レッド「尻尾の炎をあの唐揚げに向けろ!」

ライター「カッ!」ブンッ

ケンタッキー「ぽぽっ!?」キキィー

レッド「彼奴が炎で怯んだ所にひっかく!」

ライター「カゲッ!」ザシュッ

ケンタッキー「ぽぽぉー!」

グリーン「ちっ、」色々と卑怯な!」

レッド「さらにひのこで畳み掛けろ!」

ライター「カゲェ!」ボォォ!

グリーン「ケンタッキー!かぜおこしで防げ!」

ケンタッキー「ぽぽぽぽー!」バッサバッサ

びゅおぉぉお!

レッド「ふんっ、やるようにはなったようだな。一旦退却だライター」

ライター「カゲ?」シュボンッ

レッド「マスキオ、特攻!」ポーイッ

マスキオ「ニドォ!」ポンッ

グリーン「それがレッドゥの新しいポケモンか!ケンタッキー、でんこうせっか!」

ケンタッキー「ポポー!」ゴォォォォ!

レッド「マスキオ、回天しながら受け止めろ!」

マスキオ「ニ!?ニドォ!」グルグルグルッ

ケンタッキー「ぽぽっ!?」ガガッ

グリーン「まさかっ!?回天して衝撃を外に受け流したのか!?」

レッド「それだけじゃねぇ」

グリーン「何っ!?」

ケンタッキー「ポポォォ!」ドクッドクッ

グリーン「ケンタッキーが毒状態に…!?」

レッド「俺のニドラン♂、マスキオの特性どくのトゲだ。触れた相手を毒状態にすることが出来る」

グリーン「あの回天にはダメージの軽減の他に、トゲに触れさせる回数を増やす役目もあったのか!?」

レッド「さぁって、食中毒になる唐揚げは処分するぜ!マスキオ!岩盤ににどげり!」

マスキオ「ニド!ドォ!」ゲシッゲシッ!

ゴゴゴゴゴ…

グリーン「こ、これは…!」

ゴロゴロゴロォ!

ケンタッキー「ぽ、ぽぽ…!」

ぐしゃあぁぁ!

グリーン「ケンタッキィィィイ!!!」

ケンタッキー「ぽ…ぽぽ~」キュー

グリーン「シット!まさか同じ手に二度やられるなんて…!」

レッド「ここが屋外だと油断したなァ、緑ィ?」

グリーン「シャラップ!俺にはまだコイツがいる!カモンッ!マネー!」ポーイッ

マネー「ゼニガメガァー!」ポンッ

レッド「一旦退却だ、マスキオ。再出陣だ、ライター!」ポーイッ

ライター「カゲェー!」ポンッ

グリーン「手負いなうえに相性の悪いヒトカゲを出すなんて…バカだろ!みずでっぽう!」

マネー「ガニュー!」ジョロロロロッ

レッド「その相性を物ともしない戦術を考え出してやるのが、俺達、トレーナーの役目ってもんだろうが…。えんまく!」

ライター「カゲェ…」プシュゥゥ

マネー「ガメガッ!?」

グリーン「姑息な技を!」

レッド「煙にまぎれてひっかく!」

ライター「カゲッ!」ザシュッ

マネー「ガメェッ!」

グリーン「今だっ!攻撃が来た方向にみずでっぽう!」

マネー「ゼニ、ガニュゥゥゥ!」ジョロロロロッ

ライター「カゲェ!」

グリーン「しゃぁっ!手ごたえアリ!」

レッド「否ァ!」

ライター「カァゲェッ!」ザシュッ

マネー「ガ…!?ガメェェエ!」

グリーン「マネー!何で背後から!?確かに手ごたえが…」

レッド「よぉく見てみな。お前のゼニガメが命中させたのはマスキオが落とした落石だ」

グリーン「な…!?」

レッド「煙幕で気付かなかっただろうが、そこら辺にはにどげりで落とした落石が大量に散らばっている」

レッド「ライターは攻撃後、直ぐに岩陰に隠れて、ゼニガメの背後の岩陰に移動し、隙をついて奇襲をかけた。これが真相よ」

グリーン「あの落石攻撃はこのフィールドを作り出すための布石…」

レッド「そして、ゼニガメは戦闘不能。勝負アリだな」ニヤッ

グリーン「シット!」ドンッ

レッド「ポケモンバトルってモンは相性やレベルだけで決まるもんじゃねぇ。トレーナーの判断力、冷静さ、全てを試されてんだよ」

グリーン「………ぐっ」

レッド「まあ、俺等の旅は始まったばかりだ。これからの旅の中でそれらを培えればエエってもんだ」

グリーン「う…うるさいっ!言われずとも分かってんだよ!覚えてろ!バイビー!」ダッ

レッド「何時でも勝負は受けてやるぞー」

レッド「さぁて、コイツ等も回復させてやるか」

パチパチパチッ

レッド「ん?」

?「先程のバトル、見せてもらったわ。実に見事な戦略タクティクスね」パチパチッ

レッド「お姉さん、アンタは?」

シロナ「私はシロナ。考古学者よ。ヨロシクね」ニコッ

レッド「その年で考古学者たぁ、優秀なんだな」

シロナ「そうなの。私、優秀なのよ」フフンッ

レッド「さいですかい」フゥゥ

シロナ「………」ジィィ

レッド「ん、何ですかい?」

シロナ「キミ、良い眼をしてるわね。真っ直ぐで何事にも動じない強靭な精神と、未成年のくせに煙管を吹かしている生意気な反骨の魂を感じるわ」

レッド「褒めてるのか貶しているのか、どっちなんですかい」

シロナ「ふふっ。ごめんなさい」

シロナ「もしかして、キミが持っているのってポケモン図鑑?」

レッド「ああ、そうですよ」

シロナ「じゃあキミがオーキド博士に認められたトレーナーって事ね」

レッド「そんでもって、さっきの奴がそのオーキドのジジィの孫ですよ」

シロナ「ふーん…。じゃあキミ達の目的は図鑑の完成なのかな?」

レッド「そんなの俺等の夢のついでですよ」

シロナ「へぇ。じゃあキミの夢って?」

レッド「ハードボイルドなポケモンチャンピオン」

シロナ「っ!……ふふっ」クスクスッ

レッド「ん?何ですかい?」

シロナ「そっかぁ…ただのチャンピオンじゃなくてハードボイルドなチャンピオン……。だから煙管吹かしてるのね…」クスクスッ

レッド「何か可笑しいですかい?」イラッ

シロナ「ごめんなさい。ただ、面白い子だなぁって」

レッド「ふぅん…」

シロナ「でもチャンピオンになるにしてもハードボイルドになるにしても、もっと世界を知らなきゃね」

レッド「まるで自分が世界を知っているみたいな発言ですね」

シロナ「ええ、知ってるわ。と言うか、あなたにとって世界其の者、かな?」

レッド「へぇ…じゃあ知りたいですね、その世界とやらを…!」チャキッ

シロナ「体感してみる?」チャキッ

レッド「上等!」ポーイッ

――――
――
レッド「ハァ…ハァ…ハァ…」

シロナ「世界はどうだった?」

レッド「クソッ…手も足も出なかった…たった一匹に……」

シロナ「でもキミのバトルタクティクス、中々の物だったわ。こんな新人トレーナー初めてよ」

シロナ「でも、このレベルならこの地方だけでもごまんといるよ」

レッド「………ちっ」

シロナ「でもキミはまだ成長段階…。磨けばもっと輝くわ。私よりもね」スッ…

レッド「アンタ…」

シロナ「さ、キミの子たちも連戦で傷ついてるでしょ?ポケセンに連れてってあげなきゃね?」

レッド「………ああ」

ポケモンセンター

ジョーイ「確かにお預かりしましたー」

レッド「………」フゥゥ

シロナ「どうかしたの?」

レッド「ちょっと自信喪失中」

シロナ「あら大変」

レッド「世界にはこんなに強い連中がいるとは思わなんだ」

レッド「自信過剰になっていた自分に腹が立つ…!」ギリッ

シロナ「さっきも言ったけど、キミはまだ成長途中なんだよ?さっき、オーキド博士のお孫さんに自分が言った事忘れたの?」

レッド「………」

シロナ「………ふふっ。中々可愛い所もあるのね」クスッ

レッド「あ゛?」

シロナ「私、キミにちょっと興味が出て来ちゃった」

シロナ「キミはまだ井の中のニョロモって事を今日知った。だったらもっと成長出来るよ」

レッド「………そうかな?」

シロナ「キミはもっとこの旅で色んな事を体験しなさい。色んなポケモン、色んなトレーナー、色んな女の子…」

シロナ「そうすれば、キミの夢見るハードボイルドなチャンピオンも現実になるわ」

レッド「………」コクッ

シロナ「………じゃあ今日は先輩トレーナーの私からの餞別。色んな事を経験させてアゲル♪」ニコッ

シロナ「今夜、私の寝室に来なさい?」

チュンチュンチュンッ…

シロナ「ふふっ。レッドくんって中々テクニシャンなのね。たった一夜で夜の技マシン48を全て体得するなんて」ツヤツヤ

レッド「ハァ…ハァ…流石に疲れた…」ツヤツヤ

シロナ「これでハードボイルドなチャンピオンに一歩近づいたね」ニコッ

レッド「ああ、世話になったな。シロナの姐さん」

シロナ「じゃあせっかくだし後二つぐらい餞別をあげようかしら?」ドサッ

レッド「何だ、この大量のディスクは?」

シロナ「外国産の技マシンよ。あ、ポケモン用のね」

レッド「凄い量だな…」

シロナ「あと、コレ」スッ

レッド「タマゴ?」

シロナ「そ。キミと私の子♪」

レッド「嘘だろ?」

シロナ「ええ、ウソ♪」

シロナ「本当はポケモンのタマゴよ。何が産まれるかはお楽しみ」

レッド「ポケモンのタマゴか…。卵焼き何個作れるだろうな…」

シロナ「食べちゃダメ」

レッド「わーってる。冗談だよ」

シロナ「きっと産まれて来る子はキミの力になってくれるよ」

レッド「ああ。本当に世話になったな、姐さん」

シロナ「頑張ってね。いつかまた会いましょ」

レッド「ああ」

レッド

手持ち 四匹
ヒトカゲ NN ライター
Lv10
ひっかく なきごえ
ひのこ  えんまく

ニドラン♂ NNマスキオ
Lv9
にらみつける つつく
きあいだめ にどげり

???? NN ???
Lv??
???

タマゴ

ニビシティ・ニビジム

レッド「ジムバッジ、頂きに参上仕った。ジムリーダー、出て来い」ザッ

タケシ「俺がニビジム、ジムリーダーのタケシだ。挑戦受けてたとう」

ジムトレーナー「お前がタケシさんに勝とうなど、一万光年早いんだよ!」

レッド「そんな事、ヤってみれば分かる。黙って見てな、小僧」

タケシ「大した自信だな。面白い。使用ポケモンは二体だ」チャキッ

レッド「ふっ。臨むところだ」チャキッ

タケシ「行け!イシツブテ!」ブンッ

イシツブテ「ラッシャイ!」ゴォォォ!

ジムトレーナー「タケシさん!今の時速、145キロです!」

タケシ「ふっ」

レッド「俺の一番手はコイツだ。行け、マスキオ!」ポーイッ

マスキオ「ニィドォ!」ポンッ

タケシ「ニドランか…悪くないチョイスだな。イシツブテ、ステルスロック!」

イシツブテ「ラッシャイ!」

からんころんっ

レッド「…設置系の技か…。マスキオ、にらみつける」

マスキオ「ニッ」キッ

イシツブテ「ラ、ラッシャイ!」ビクッ

タケシ「最初は互いに様子見と言うところか…」

レッド「否、様子見なんてするかよ。速攻で決める。にどげり!」

マスキオ「ニドッ!ニィドォ!」ゲシッゲシッ

イシツブテ「ラッシャァイ!」バコーンッ

レッド「防御力を下げた後の効果抜群のにどげり、これを立っていられるか?」

タケシ「岩タイプの防御力をナメてもらったら困る」

イシツブテ「ラッシャァァイ!」

レッド「ちっ。耐えたか…。だが次の一撃で確実に仕留めてやる」

タケシ「ふっ…イシツブテ」

タケシ「じばくだ」

レッド「なっ…!?」

イシツブテ「ラァァァァッシャァァァアアイ!!!」ピカァァァ

マスキオ「ニ…!」

チュドオォォォォォォン!!!

レッド「マスキオ!」

マスキオ「ニ…ニドォ…」ピクッピクッ

タケシ「これで互いに一匹同士。勝負を決めようか」ニヤッ

イシツブテ「ラ…ラッシャァイ…」シュゥゥ…

レッド「ハッ。中々えげつない戦法を取りやがる」

タケシ「現実の厳しさを教えるのもジムリーダーの仕事さ」

レッド「あんまり視聴者の子供達の夢を壊すんじゃねーぞ」

タケシ「大丈夫さ。アニメと違ってココで見ているのは良い歳した大人ばかりだ」

タケシ「さあ、俺の最後のポケモンはコイツだ!行け!イワーク!」

イワーク「イワァァァァァク!」ズシンッ

レッド「………凄くデカいな」

タケシ「イワークはポケモンの中でもトップクラスの大きさと体重を持っている。お前の最後のポケモンは?」

レッド「俺のポケモンはコイツだ!行け、ピッキーマウス!」ポーイッ

ピッキー「ピキャキャキャキャキャキャwwwww」

タケシ「ピカチュウか…。生憎だったな。このジムにはスプリンクラーは無いぞ」

レッド「誰がそんなアニメみたいなマネするかよ」

タケシ「ならば、その小さなピカチュウが巨大なイワークに押しつぶされるのを黙って見ているといい。イワーク!」

イワーク「イワァァァァ!!!」

タケシ「イワーク!がんせきふうじ!」

イワーク「イワァァァ!」ドォォン!

レッド「………押しつぶされるのはテメェだよ」

レッド「ピッキー、くさむすび」

ピッキー「ピキャッwww」スッ

ボコッ!シュルルルルル…

イワーク「イワァァ!?」グラッ…

ズドオォォォォオン!!!

タケシ「イワーク!」

レッド「そのまま夢の国までランデブーしてきな」フゥゥ

ピッキー「ピキャッwピキャキャキャキャキャwwww」

タケシ「まさか、イシツブテ以上の防御力を持つイワークが一撃で…」

レッド「ピカチュウが電気タイプと油断したな。それにくさむすびは草タイプの特殊技だ。防御力など関係ない」

レッド「そしてくさむすびは相手の重さによって威力が比例する特殊な技だ。面白い技だろ?」

タケシ「成程…。正しくイワークを倒すのにはうってつけの技と言う訳か…。スプリンクラーを外して油断していた」

レッド「さぁ、勝負はついた。ジムバッジと賞金を頂こう」

タケシ「ああ。ジムリーダーの務めは果たさせてもらうよ。グレーバッジだ」スッ

レッド「確かに頂戴した」グッ

ピッキー「ピキャww」ブイッ

グレーバッジを手に入れた!

ピッキー「ピキャwピキャキャww」クイッ

レッド「あ?ステルスロックが足に刺さって痛いだと?」

ピッキー「ピキャwチュー」コクッ

レッド「止めておけ。今無闇に抜いたら、出血で死ぬぞ」

ピッキー「ピキャw?」

レッド「ポケセンに行ってジョーイさんに優しーくヌいてもらおうな」ナデ

ピッキー「ピキャwww」ニマァ

おつきみやま

レッド「何だ、コレは…」ヒョイッ

つきのいしを手に入れた!

レッド「しかしまあ、イシツブテとかズバットとか如何にも洞窟に住んでそうなポケモンばかりだな…」

レッド「何か珍しいモノでも無い物か…」キョロキョロッ

「なんだ、お前達は!」

「うるさいっ!」

レッド「ん?誰か居るのか?」

したっぱ1「その化石をさっさと渡せ!」

りかけいおとこ「この化石は僕が見つけたんだ!誰にも渡さないぞ!」

したっぱ2「ほう…ならば我々ロケット団に逆らうとどうなるか教えてやろう」チャキッ

ドォンッ!

りかけいおとこ「かはっ…」ドサッ

したっぱ1「他愛もない。我々ロケット団に逆らうからこうなるのだ」

レッド「ロケット団…噂に聞くあの秘密結社か……」ザッ

したっぱ2「ほう…我々の事を知っているようだな」

レッド「ああ。タダの薄汚い小悪党だろ?」

したっぱ1「何!?」ガタッ

したっぱ2「我々をバカにすると、どうなるかお前にも教えてやろう!」チャキッ

レッド「来いよ」クイッ

――――
――
したっぱ1「な、何だ…このガキはぁ…?」

したっぱ2「強すぎる……!」

レッド「ハッ。他愛も無いのはそっちの方だったな」

「何をしている、お前達」ザッ

したっぱ1「か、幹部さま!」

したっぱ2「このガキは我々の邪魔を!」

幹部「成程…このガキに………。だらしない奴らめ」

したっぱ1「す、すいません…」シュンッ

レッド「ほう…少しはマシな奴が出てきたな」

幹部「こんなだらしない連中だが、これでも俺の部下だ。敵は取らせてもらうぞ」チャキッ

レッド「ふん…」チャキッ

幹部「行け!ラッタ!」ポーイッ

ラッタ「ラタッ!」ポンッ

レッド「ひねり潰せ!ピッキー!」ポーイッ

ピッキー「ピキャキャキャッwww」

幹部「ねずみ同士か…面白い!」

レッド「ピッキー!でんきショック!」

ピッキー「ピィィキャァァチュゥゥwww」バチバチバチッ

幹部「かげぶんしん」

ラッタ「ラタッ!」シュババババッ

レッド「上手く躱しやがったか…」

幹部「ひっさつまえば!」

ラッタ「ラァァァッタッ!」ガブリンチョッ!

ピッキー「ピギャァアァァ!!!」

レッド「ピッキー!」

ピッキー「ピ…ピキャァ…」ピクッピクンッ

幹部「良くやった、ラッタ」

ラッタ「ラタタタwww」

レッド「そのラッタ、相当のレベルだな…。ならば次はマスキオ!特攻!」ポーイッ

マスキオ「ニドリィ!」ポンッ

レッド「この山で進化したお前の力見せてもらうぞ。にどげりで岩盤を破壊しろ!」

マスキオ「ニドォ!ニィィド!」ゲシッゲシッ

ゴゴゴゴッ…ゴロゴロゴロォ!

幹部「何!?」

ラッタ「ラッ…!?」

ぐしゃあぁぁぁ!

レッド「潰れろ」

幹部「どうかな?いわくだき!」

ラッタ「ラァタッ!」バキッ

レッド「落石から抜け出してきやがった…!?」

幹部「ひっさつまえば!」

ラッタ「ラァァァッタ!」ガブリンチョッ

マスキオ「ニドォォ!」ドサッ

レッド「マスキオ!」

幹部「これで二匹目…」フッ

したっぱ1「流石は幹部さま!」

したっぱ2「もっとやっちまえー!」

レッド「どうやら幹部ってのはダテじゃないようだな…」

幹部「年季が違うのだよ。年季が」

レッド「だが、そのラッタ、よく見てみな」

幹部「何?」

ラッタ「ラタァ…!」ドクドクッ

レッド「マスキオの特性、どくのトゲの効果で毒状態にしてやった」

レッド「一気にかたをつけてやる!ライター!」ポーイッ

ライター「リィザァァァ!!!」ポンッ

幹部「リザードか…珍しいポケモンだ」

レッド「野生のポケモンとバトルして進化した。悪いが一撃で倒させてもらうぞ。かえんほうしゃ!」

ライター「リザァァ!!!」ゴオォォォ!

幹部「一撃で倒されるのはお前の方だ!すてみタックル!」

ラッタ「ラタァァァ!!!」ゴォォォ!

レッド「突っ込んできた…!?」

ライター「リザッ!?」

メリッ…

ライター「リ…ザァ……」ゴフッ

ラッタ「ラタッ」ニヤッ

レッド「ライター…」

ライター「」ドサッ

幹部「毒状態にしたのが仇になったな。ラッタの特性、こんじょうは状態以上になるとこうげきが上がる」

レッド「………成程な」

幹部「小僧、これが我々ロケット団の力よ」

したっぱ1「やーい、やーい!スカしてた割に大した事ねぇじゃないか!」

したっぱ2「流石は幹部さま!」

幹部「どうした?お前のポケモンはそれで終わりか?」

レッド「………ハァ、あまりコイツを使いたくなかったんだがな」チャキッ

幹部「?」

レッド「コイツレベルが高いから、俺も簡単には手をつけられないからなぁ。まあ悪党相手なら構わないだろう」ポーイッ

ぽんっ

レッド「今日は許可する。斬って良いぞ、キラ」

びゅおおぉぉぉおお……

幹部「何だ、この風は…?」

ラッタ「ラ…?」

ザシュッ!

ラッタ「ラァッ!?」ブシャー

幹部「何!?」

ザシュッザユッザシュッザシュッ!

ラッタ「ラァァァア!!!」ドサッ

幹部「ラッタ!」

したっぱ1「見えたか、今の攻撃!?」

したっぱ2「何がさっぱり…」

幹部「お前のポケモンは一体……?」

レッド「コレが俺のストライク……キラの斬撃よ」

キラ「ストラァァァァァイクッ!」

レッド「後、気ィつけろよ」フゥゥ

したっぱ1「こ、コイツ…!こんなポケモンを隠し持っていたなん…」

ごとんっ

したっぱ2「へ?」

したっぱ1「」ブシャー!

したっぱ2「し、したっぱい……」

ごとんっ

したっぱ2「」ブシャー!

幹部「な……に……?」

レッド「コイツ、スイッチ入ると、片っ端から斬っていくから」

キラ「………ペロッ」ニヤッ

幹部「ハッ。こんなバケモノ飼いならしているとは恐れいったよ」

レッド「と言っても普段は割かし大人しいんだぜ?バトルで一度スイッチ入ったらこうなる事があるだけ」

幹部「そうか…」

ごとんっ

幹部「」ブシャー!

レッド「ま、シロナの姐さんにゃ軽く捻り潰されたけどな」

レッド「けどまあ今回はやりすぎだ」ポカッ

キラ「ストッ」

レッド「お前のこのぶった斬り癖、この旅で直さなければな」

りかけいおとこ「」

レッド「この人、コイツ等に殺されちまったのか…。一緒に埋葬してやるか」ツンツンッ

レッド「あとは…」バキッ

ラッタ「ラ?」

レッド「もうお前は自由の身だ。好きな所にでも行ってきな」

ラッタ「ラッ!」トテトテッ

レッド「ん?何だ、この石…。二つとも貰っとくか」

こうらのかせきとかいのかせきを手に入れた!

レッド

手持ち 五匹        
リザード NN ライター       ピカチュウ NN ピッキー
Lv17                  Lv13
メタルクロー かえんほうしゃ    でんきショック でんこうせっか
りゅうのいかり  えんまく      くさむすび  でんじは

ニドリーノ NNマスキオ       タマゴ
Lv15
どくばり つつく
きあいだめ にどげり

ストライク NN キラ
Lv35
きりさく かまいたち
つばめがえし でんこうせっか

ハナダシティ

レッド「ようやく、町に来れたな。さっさとキラ以外のポケモンを回復してやらないとな…」

レッド「回復したら、早速ジム戦に向かうか…」

町人「アンタ、ハナダジムに用があろのかい?」

レッド「ああ、そうだが」

町人「あのジムリーダーは性格はアレだが、中々の美少女だぞぉ」

レッド「そうか。アリガトよ」スタスタッ

レッド「そうか…美少女なのか…」

ハナダジム

レッド「ジムバッジ、頂きに参上仕った。ジムリーダー、出て来い」ザッ

カスミ「アンタが挑戦者?ようこそ、ハナダジムへ。アタシはここのジミリーダー、名はカスミ!」ザバーンッ

レッド「アンタが美少女って言われるジムリーダーか。ふむ、確かに美少女だな…」

カスミ「なっ…///何真顔で恥ずかしい事言ってんのよ!子供の癖にっ///」カァー

レッド「胸は残念だがな」

カスミ「ブッ潰す!」ギロッ

カスミ「じゃあジム戦始めるわよ!使用ポケモンは3体!イイわねっ?」カチャッ

レッド「問題ない」カチャッ

カスミ「アタシの一番手はこの子よっ!貫け!トサキント!」ポーイッ

トサキント「トーサキンッ」ポンッ

レッド「水タイプ…ならばコチラは夢の国からの使者!ピッキーマウスだ!」ポーイッ

ピッキー「ピィィイキャキャキャッwww」ポンッ

カスミ「電気タイプ…ま、当然よね」

レッド「ピッキー!手始めに電気ショック!」

ピッキー「ピキャキャwww」バチバチッ

カスミ「だけどね、アタシのトサキントには電気は聞かないわよ!」

トサキント「トーサトサァ…」バチバチッ…

レッド「角に電撃を吸収したか…」

カスミ「アタシのトサキントの特性はひらいしん!電気技を無効にして、とくこうを上げる!」

>>60
ニドリーノのレベル間違えた。一レべ足りんかったわ。

カスミ「凄いのイクわよ!みずのはどう!」

トサキント「トサァ…!」バシャァァ!

ピッキー「ピキャ…w」

ざばぁぁぁん!

カスミ「いかが?特性でとくこうが上がったトサキントのみずのはどうは?」

レッド「水遊びには持って来いだな」

カスミ「何ですって!?」

ピッキー「ピキャキャッキャッwww」ピキーンッ

カスミ「ひ、ひかりのかべ…!?」

レッド「ポケセンから出た時技マシンで覚えさせた」

レッド「くさむすび!」

ピッキー「ピキャッwww」スッ

しゅるるるるっ…

トサキント「トサァ…!」ギシッ…

カスミ「まさか電気タイプ以外の技を覚えさせてたなんてね……。だけど!」

トサキント「トサァ…!」ギュルルルルルッ

レッド「!」

カスミ「トサキント!ドリルライナー!」

トサキント「トサトサトサァ……トサァ!」ギュルルルルゥ!

ピッキー「ピキャァァァアアアwww」チーンッ

カスミ「アタシのトサキントも水タイプの技だけじゃないのよねぇ」フフンッ

レッド「何処産のトサキントだ、ソレ…」

ピッキー「ピ…ピキャァ……」ピクッ…ピクッ

レッド「ならば、俺の二体目はコイツだ。特攻!マスキオ!」ポーイッ

マスキオ「ニドリー!」ポンッ

カスミ「ハッ!毒タイプって…。アンタ、自分のピカチュウが何タイプの技でやられたか忘れたの?」

レッド「撃てるもんなら、撃ってみな」

カスミ「ッ上等!トサキント!ドリルライナー!」

トサキント「トサァ……トサッ!?」ビリッ…

カスミ「麻痺ってる!?何で!?」

レッド「ピカチュウのピッキーの特性、せいでんき。直接触れた相手を麻痺状態にすることがある。気が付かなかったのか?」

レッド「後は一発でイきな。どくばり」

マスキオ「ニドッ」ドピュッ

トサキント「トサァッ///」ビクンッ

カスミ「トサキント…良くやったわ。次はお願い!ヒトデマン!」ポーイッ

ヒトデマン「ヘアッ!」ポンッ

カスミ「スピードスター!」

ヒトデマン「ヘアッ!」ピココココココッ!

レッド「ひかりのかべは継続中だ。マスキオ!そのまま突っ込んで、にどげり!プールに叩き落とせ!」

マスキオ「ニドォ!」ゲシッ

ヒトデマン「ヘアッ!」

ざばーんっ

カスミ「バカね!水タイプをプールに落とすなんて!水中から狙い撃つわよ!」

ヒトデマン「ヘア…」

レッド「プールに10万ボルト」

マスキオ「ニィドォ!」バチバチッ!

カスミ「しまっ…!」

バチバチバチィッ!!!

ヒトデマン「ヘア…」プカァ…

カスミ「ヒトデマン…」シュボッ

レッド「電気タイプのピカチュウを倒して油断したな。ニドラン系統のポケモンは、ある程度のタイプの技を覚えるからイイよな」

カスミ「やるわね…アンタ。だけどこの子はそう簡単に倒せるとは思わないでよね?」チャキッ

レッド「もちろんだ。ジムリーダーの切り札…。今までの二体とは一味違うのだろう?」

カスミ「じゃあ見せてアゲル…。アタシのエース!」ポーイッ

ギャラドス「ギャアァァァァッァァ!!!」ガオー!

レッド「デカいな…」

カスミ「この子がアタシのエース、ギャラドスよ!」

レッド「だが水と飛行タイプのギャラドスが切り札など…。電気技で倒して下さいと言っているようなものだな。10万ボルト」

マスキオ「ニィドォ!」バチバチッ

カスミ「飛び跳ねて!」

ギャラドス「ギャァァアオォォォォ!」ピョーンッ

レッド「あの巨体が飛び跳ねるか…」

カスミ「電気技なんて当たらなければ、どうと言う事はないわ!そのまま落下の速度を利用してアクアテール!」

ギャラドス「ギャアァァァァァ!ドォォォ!」ブオォォォン!

マスキオ「ニド…!」

ドッパアァァァァァン!!!

マスキオ「ニィドォ…」ピクンッ…ピクンッ

カスミ「っしゃぁ!一撃粉砕ッ!」グッ

レッド「………大した威力だな」

カスミ「さあ、アンタもラスト一匹!一体どんなポケモンを見せてくれるの?」

レッド「………仕方あるまい。行け、ライター」ポーイッ

ライター「リィザァァァ!」ポンッ

カスミ「え?炎タイプ?」ポカーンッ

レッド「ああ、正真正銘のな」

カスミ「アンタ、アタシをバカにしてるの!?水タイプのジムに炎タイプだなんて…!ナめるのも大概に……!」

レッド「ナメてなんかねえさ。寧ろ、今この状況で色々ヤバイのは炎タイプなんだぜ?」

カスミ「何を言って…」

レッド「忠告する。爆風に気をつけな。かえんほうしゃ」

ライター「リィィザァ!!!」ボォォォオオ!

カスミ「えっ……?」

チュドオオオオォォォォォォォォン!!!

………シュゥゥゥゥゥ

カスミ「ゲホッ…ゲホッ……。一体何ぃ…?」

レッド「水素爆発。マスキオの10万ボルトをプールに放つ事で水が電気分解されて、水素が発生し、ライターのかえんほうしゃで引火し、爆発を起こした。と言うのが真相だ」

カスミ「す、すいそ…?電気分解?」チンプンカンプン

レッド「詳しくはアニメの映画第二弾。ルギア爆誕を観ろ。そうすれば分かる」

カスミ「ふーんっ……て、そうだ!ギャラドス!?」

ギャラドス「ギャ……ギャオ……」ハァハァ…

カスミ「良かった…。まだ倒れてないみたいね」

レッド「あの爆発に耐えたのか…」

カスミ「って、アンタ!この戦法、アンタのリザードにもダメージが来るんじゃないの!?」

レッド「ああ、そうだな」

カスミ「そうだなって…。アンタ、それでリザードが倒れたら…!」

レッド「否。ライターは倒れん」

ライター「リィィザァァァアァ!!!」グオォォォ!

レッド「信じているからな」ニッ

カスミ「ウソ…。そんな大胆不敵過ぎでしょ…」

レッド「悪いな。それが俺達だ」

ライター「リザァ!」

カスミ「アハッ…こんな挑戦者初めてよ…。ったく…」

レッド「余所見している場合か?りゅうのいかり!」

ライター「リィィザァァ!」ゴオォォォ!

カスミ「こっちもりゅうのいかり!」

ギャラドス「ギャアァァァ!」ゴオォォォ!

ドオォォォォン!

レッド「威力は互角……当然か」

カスミ「トドメよ!はかいこうせん!」

ギャラドス「ギャアァァァァドオォォォォォ!!!」

チュドオオオオォォォォォォォォン!!!

カスミ「や、やった?」

レッド「大技を使うときは、ちゃんとタイミングを計って必ず当てな。さもなくば、技の後の隙を突かれて、すぐにヤられるぞ」

カスミ「えっ?」

レッド「ドラゴンクロー」

ライター「リィィイザッ!」ザシュッ

ギャラドス「ギャ…ァ……!」

どおぉぉぉんっ

レッド「こんな風にな」

カスミ「ギャラドス…」

レッド「俺の勝ちだ」

カスミ「あーあ、負けちゃった…」

レッド「アンタのギャラドス、大した攻撃力だった。ギャラドスの攻撃を一度でももろに喰らってたら、確実にヤられていた」

カスミ「どう見ても、アンタのすいそ?爆発の方が威力がヤバいでしょ」

レッド「ふっ」

カスミ「はい、コレがブルーバッジよ」

レッド「ああ。確かに頂戴した。………アンタ、よく見たら怪我をしているな」

カスミ「アンタの所為でしょ、バカ」

レッド「だから爆発に備えろと言っただろう」

カスミ「そんな事、急に言われてもどうしようもないわよ」

レッド「まあ、傷物にしたのは俺の落ち度だな。責任は取らせてもらう」グイッ

カスミ「えっ?」

レッド「今夜、ポケセンの俺の部屋に来な」

チュンチュンチュンッ

カスミ「あうぅ……///」

レッド「カスミ、あんたのしおふき、見事なものだったぞ」

カスミ「アンタが上手過ぎるんでしょうが!この馬鹿ぁ///」ポカポカッ

レッド「くくっ…。可愛いな」スタスタッ

カスミ「うぅ……///ってレッド!アタシにこんな事して、ちゃんと責任とってくれるんでしょうね……ってもう居ない!?」

レッド「さて、次の町へと向かうか…」

ひゅうぅぅう……

レッド「風は北に向かっている…。あの橋の向こうに次の町があるのか」スタスタッ

?「あ…。あの人ってもしかして……」

レッド「あの橋の上…。かなりのトレーナーが居るな…」

?「やっぱり!レッドくん!」

レッド「あ?」

?「おーいっ!レッドくーんっ!」タッタッ

レッド「あっ………。まさか…ブルーか?」

ブルー「久しぶり!レッドくんっ!」ニコッ

レッド「三年ぶり…か?」

ブルー「もう三年になるんだねー」

レッド「何時からカロスから戻って来た?」

ブルー「レッドくん達が旅立ってから一週間ぐらい後かな?」

レッド「帰って来るなら先に言っておけよ…」

ブルー「あれ?帰ってくる一週間前に手紙だした筈なんだけど…?」

レッド「手紙?そんな物、貰ってねぇぞ」

ブルー「えっ?そんな筈は…」ゴソゴソッ

ブルー「………あっ。鞄の中にあったや」

レッド「ったく…」

レッド「だが何でお前がこんな所に居るんだ?」

ブルー「えっとね、レッドくん達を追いかけてきたんだよ」

レッド「あ?」

ブルー「わたし一人だけマサラに居るのもヤダだから、オーキドのジジィにフシギダネを貰って、追いかけて来ちゃった」テヘッ

レッド「そうかい」スタスタッ

ブルー「ちょっ!何でスタスタ行っちゃうのー!?」ガビーンッ

レッド「俺は孤高の一人旅をしたいんだ。付いて来るな」

ブルー「レッドくん、昔と雰囲気変わりすぎー!冷たくなってるよー!」

レッド「………誰の所為だと思ってるんだよ」ボソッ

ブルー「折角久しぶりに会えたんだから、もっといっぱいおしゃべりしようよー!」

――――
――
ライター「リィザァ!」ザンッ

マンキー「ウキャァー!」ドサッ

レッド「ふんっ」

ブルー「すっごーいっ、レッドくん!」

謎の男「おめでとう。商品にコレをやろう」ジィィガチャガチャッポロンッ

ブルー「きゃっ///一体ナニをっ!?」

謎の男「おじさんの金の玉だからね。そこのお嬢さん、好きなだけしゃぶっ…」プラーンップラーンッ

レッド「潰れろッ!」ゲシッ

謎の男「アウチッ!」チーンッ

レッド「汚いんだよ」ペッ

ブルー「レッドくん、流石にやりすぎなんじゃ…?」

謎の男「」ピクンッ…ピクンッ

25番道路

ブルー「ねえ、レッドくん。キラは元気?ジムバッジ、何個手に入れた?どんなポケモン捕まえた?」

レッド「………」スタスタッ

ブルー「………やっぱり突然引っ越した事、怒ってるの?」

レッド「………ブルー、次の町は本当にこの先にあると思うか?」

ブルー「!ううんっ、全然っ!」

レッド「………」

ブルー「だって、あるのは岬と一軒家だけだもん」

レッド「………」フゥゥ

ブルー「じゃ、じゃあ!この家の人に聞いてみようよっ」ガチャッ

ニドラン♂「助けてくれぇ―!」ピョーンッ

ブルー「わぁっ!」コテッ

ニドラン♂「イヤァー。人がやっときてくれたわー。これで助かるでぇ」

レッド「………ニドランが喋ったのか?」

ブルー「すっごーい!ニドランが喋ってるー!」キラキラッ

ニドラン♂「あんま驚かないでさかい。ワイの名は、マ…」

ブルー「出ておいでっ!ニドラン♀のガールちゃんっ!」ポーイッ

ガール「ニドォ!」ポンッ

ブルー「同じニドランだよっ。仲良くしてあげてね?」

ガール「………」ジィー

ニドラン♂「な、何や…?」

ガール「ニドォ///」ポッ

ニドラン♂「ハァ!?」

ガール「ニドォ!」ガバッ

ニドラン♂「ちょっ…!ヤメッ……アフンッ///」ビクンッ

ブルー「おぉ!いきなり仲良くなっちゃったねぇ!」

レッド「いや、どう見ても逆レイプだろ」

ニドラン♂「おどれら、話を聞け―!」ドーンッ

ニドラン♂「ワイは今はこんな姿やけど、ポケモンやない!人間や!」

ブルー「えー」

マサキ「ワイの名はマサキ。ポケモン預かりシステムの管理人や!」

レッド「ポケモン預かりシステム…。確か、六匹以降のポケモンを手持ちに加えようとした時に、勝手にどこかへと持ち去っていくシステムだったか?」

マサキ「何か犯罪システムみたいな言い回しやけど、大体はおおてるな」

ブルー「じゃあ何でニドラン♂の姿をしているの?趣味?」

マサキ「ちゃうわ!ちょっとしたシステムの誤作動で、ニドラン♂と合体してしもうて、元に戻れんくなったんや!」

レッド「…で、俺達に何をして欲しいんだ?」

マサキ「せや!ワイがそっちの装置の中に入るから、そこのレバーを引いてくれるだけで良いんや!」

ブルー「このレバー?」

マサキ「せや!じゃ、頼むでぇ!」トコトコッガチャンッ

ブルー「てーいっ」ガチャンッ

ウィンウィンウィン…ガチャッグチャッベキッボキッ……チーンッ

マサキ「いやっほーい!やっと戻れたでぇ!ホンマ、おおきにな」ガチャッ

レッド「何だ、意外と普通な奴だな」

ブルー「どーいたしましてっ!」

マサキ「せや!何かお礼せなアカンなぁ……」ゴソゴソッ

マサキ「おっ、エエもんがあったわ!このサントアンヌ号のチケット、お二人さんにあげるわ!」ピラッ

ブルー「えっ!?良いんですかっ!?」

マサキ「モチのロンや!」

レッド「あまり興味はないが、貰える物は貰っておこう」

マサキ「せや。お嬢ちゃんにはもう一個エエモンやるわっ!」スッ

ブルー「モンスターボール?」

マサキ「開けてみ」

ブルー「出てきてっ!」ポーイッ

イーブイ「ブイブイッ!」ポンッ

ブルー「あっ!カワイイ!」キラキラッ

マサキ「そいつはしんかポケモンのイーブイや!とっても珍しいやで!」

ブルー「イーブイって言うんだ…。じゃあポチだねっ!」

ポチ「ブ…ブイ?」

レッド「おい、俺にはないのか?」ガシッ

マサキ「いや、あんさんは、何だか感じが悪い…イタイイタイ!冗談や!冗談!こ、これで堪忍してくれやぁ」スッ

レッド「コレは?」

マサキ「高級ソープの会員証や」コソッ

レッド「………」ビリビリッ

マサキ「何するんや!」

レッド「俺は欲しい女は自分の魅力で手に入れる」ドンッ

マサキ「な…何て奴や……!」

ブルー「ねえ、マサキさん。このサントアンヌ号って何処で乗れるの?」

マサキ「それはクチバシティって言う港町で乗れるで」

レッド「おいっ!その町は何処にある!」

マサキ「ハナダシティを南に行って、ヤマブキシティを経由して行けるでぇ」

レッド「チッ、逆方向だったか…」

ブルー「じゃあ次の町はヤマブキシティだね」

レッド「さっさと行くぞ!」スタスタッ

ブルー「う、うんっ!」

マサキ「ホンマ、おおきにな~」

レッド

手持ち 五匹        
リザード  ♂ NN ライター       ピカチュウ ♂ NN ピッキー
Lv24                  Lv18
ドラゴンクロー かえんほうしゃ    でんきショック でんこうせっか
りゅうのいかり  えんまく      くさむすび  ひかりのかべ

ニドリーノ ♂ NNマスキオ       タマゴ
Lv20
どくばり つつく
10万ボルト にどげり

ストライク ♂ NN キラ
Lv35
きりさく はがねのつばさ
つばめがえし でんこうせっか

――――
――

警備員「ヤマブキシティには通せんよー」

レッド「何でだよ」

警備員「理由は言えないけど、通せんよ。何か飲み物をくれたら別だけど」

ブルー「じゃあこの美味しいお水あげるから通してください」スッ

警備員「ダメダメ。こんな安っぽい水じゃ、ここは通せないよー。特上の飲み物じゃなきゃ」

レッド「この警備員、ぶっ潰したい」

警備員「乱暴したら警察呼んじゃうからね?」

レッド「チッ…」

ブルー「それじゃあどうやってクチバシティに行けば…?」

警備員「ちょうどそこにクチバシティ方面に繋がってる地下通路があるから、そこ通ればー?」

レッド「………仕方ねぇか。後で覚えてろ」

――――
――
ブルー「ねえレッドくん。お腹空いた」

レッド「今は特に食い物なんて…イヤ、あった」ゴソゴソッ

ブルー「わっ。大きいタマゴ!どうしたの、それ」

レッド「前にシロナの姐さんから貰ったの忘れていた」

ブルー「シロナの姐さん?それって女の人?」

レッド「まぁな」

ブルー「へ、ヘー。どんなヒトなの?」

レッド「年上で、メチャクチャ別嬪で、色気があって、とても強いお姉様だ」

ブルー「へ、へー。年上で、きれいで、色気があって、とても強いんだぁ…」ピキッ

レッド「その人からこのタマゴと技マシンを大量に貰った」

ブルー「そ、そんな大きいタマゴ…。もしかして毒でも入ってるんじゃない?」

レッド「姐さんに限ってそんな訳……」

びくんっ

レッド「!?」

ブルー「ねえ、そのタマゴ、動かなかった!?」

レッド「………ああ」

ピキッ……ピキピキピキッ……

ブルー「どんどんヒビが入ってくよ!」

レッド「あっ、そう言えばこのタマゴ…」

パカンッ

?「フカー!」ポンッ

ブルー「何か産まれた!」

レッド「そう言えばコレ、ポケモンのタマゴだった」

ブルー「何てポケモンなんだろ?」

レッド「サメみてぇだな……」ピッピッ

レッド「チッ。図鑑が認識しねぇじゃねぇか。あのジジィ、不良品渡しやがったな」

ブルー「使えないね、あのジジィ」

レッド「一応、レベルと技は認識出来る様だな。タイプは分からねぇけど」

ブルー「サメっぽいから水タイプかな?」

レッド「その割には、水タイプの技を覚えてねぇけどな」

?「カフッカフッ」ガブリンチョッ

レッド「コイツ、俺の腕に嚙み付きやがった」

ブルー「レツドくんを親と認識してるのかな?」

レッド「しゃーねぇな。名前をつけてやるか。サメみたいだから、お前はフカヒレな」

フカヒレ「カフッ!」

会長「おや、キミ達、その腰のモンスターボール!もしかしてポケモントレーナーかな?」

レッド「あ゛?誰だ、じーさん」

会長「私は、ポケモン大好きクラブの会長です!キミ達はポケモンは好きかね?」

ブルー「はいっ。大好きですっ」

レッド「嫌いだったらポケモントレーナーなんてするかよ」

会長「それはそれは。とっても良い事ですなぁ。良かったら、ポケモンに関するありがたーい話を聞かないかい?」

レッド「イヤ、いいわ」

会長「うぅっ…」シュンッ

ブルー「ねぇ、レッドくん。ちょっと可哀想じゃない?話だけでも聞いてあげようよ」クイッ

レッド「………しゃーねぇな」

会長「そうかっ!ならば早速、我がポケモン大好きクラブの本部へ向かいましょうぞ!」

会長「では、ポケモンに関するありがたーい話をしてあげますかのぅ」

ブルー「はーいっ」

レッド「手短にな」

会長「では、何から話しますかな……。そう、あれは私が初めてポケモンに触れた時のお話…

10分後

会長「お風呂に入る時も、ご飯を食べる時も、眠る時も…いつも一緒でした…」

ブルー「仲良いですねぇ」

レッド「………」フゥゥ

30分後

会長「あの時、私を助けてくれたのが、愛しのあの子…」

ブルー「おぉっ」

レッド「ふあぁぁ…」

1時間後

会長「で、初めてあの子がタマゴを産んだ時は、まぁ…」

ブルー「へー」ブラブラッ

レッド「………」スヤスヤ

3時間後

会長「そして、私とあの子が初めてバトルをした時!あの子が進化したのです!」

ブルー「ポチ~♪」

ポチ「ぶいぶいっ」

レッド「………シロ…姐さ……アッ…ソコッ…」スヤスヤッ

5時間後

会長「………と、私とケーシィとの物語は、今でも続いています…。めでたしめでたし…」

ブルー「え、終わった?」

レッド「それはようござんしたねー」

会長「私の話を最後まで聞いてくれて、ありがとう。お礼にこの自転車の引換券をあげよう!」スッ

ブルー「わー!ありがとうございますっ!もうけー♪」

会長「さあ、キミにもこの自転車の引換券を…」スッ

レッド「いらん」キッパリ

会長「へ?」

レッド「自転車の引換券など、いらん」

会長「じゃあ、何がいるのじゃ?」

レッド「俺は自転車の引換券より、コッチの広告のブツの引換券が欲しい」ピラッ

会長「えっ…?コレは、ちょっと……」

レッド「あるのか?ないのか?」

会長「あるには、あるが…」

レッド「くれるのか?くれないのか?」ズイッ

会長「……わ、分かった」タジッ

ドルルルルンッ!ドルルルルンッ!ドルルルルルンッ!

レッド「………♪」

ブルー「すごい音だね…」

レッド「ハーレーポケッドソン…。ずっと欲しかったんだ…」ウルウルッ

ブルー「わざわざハナダシティに戻って、引き換えてもらって良かったね」

レッド「いずれこのハーレーポケッドソンで、サイクリングロードを走破したかったんだ」

ブルー「ごめん。その気持ちよく分からない」

レッド「あ゛?お前、昔テレビのハーレーポケッドソンのCM観ながら『ハードボイルドってかっこいいよね!』って言ってただろ?」

ブルー「あれ?言ったっけ?」キョトンッ

レッド「………」

クチバシティ

ドルルルルルンッ!キキィィィ!

レッド「往復でクチバシティに来ても、ちっとも辛くねぇな」

ブルー「ねえ、あの大きな船がサントアンヌ号じゃない!?行こーよ!」クイッ

レッド「折角、チケットも元・ニドランから貰ったしな。見学していくか」

ブルー「いやっほーい!」キャッキャッ

グリーン「ヘイッ!レッドゥ!何でお前もサントアンヌ号に居るんだYO!?」ウネウネッ

レッド「………煩いのが出てきたな」

グリーン「このサントアンヌ号に乗船するには、すっごく高いチケットを買わなきゃいけないんだZE?さては盗んだな?」

レッド「盗むか、ど阿呆。そう言うおどれも何でここに居る」

グリーン「俺はグランパからチケットを貰ったんだZE!イヤッハァー!」

レッド「祖父の七光りが。成長しねーのな」

グリーン「ヘイッ!レッドゥ!その言葉、聞き捨てならないなぁ?俺だって成長してるんだZE?お前、バッジ何個持ってるよ?」

レッド「二個だ」

グリーン「ハッ!二個ぉ?俺はついさっき、この町のジムリーダーを倒して三個だZE?俺の勝ちだなぁ!」

レッド「俺には色々ヤる事があったから、一つの町に滞在する時間が長くなっちまうんだよ。悪いか」

グリーン「そんなに言うなら勝負しようZE、レッドゥよぉ!今度は負けねーからなぁ!」チャキッ

レッド「ふんっ」チャキッ

ブルー「あ、もしかしてグリーンくんっ?」ヒョコッ

グリーン「えっ?そこのカワイコちゃんってまさか…ロリ巨乳!?久しぶりじゃねぇか!今何カップ!?」

ブルー「グリーンくんは変わらないねぇ。今はFカップだよ!」

グリーン「ヒュゥー!」

グリーン「グランパからカロスから帰って来た事は聞いてたけど、まさかロリ巨乳も旅に出てるとはなぁ!もしかして俺を追いかけてきた!?」

ブルー「ううんっ!レッドくんを追いかけてきたんだよっ!」

グリーン「あり?そうなの?」

ブルー「もしかしてショックだった?」

グリーン「うんうんっ!俺様すっごくショック~。なあ、レッドゥなんかより俺の部屋に来ない?ビギナーじゃなくてVIP部屋だZE?」

ブルー「えっ…でも……」チラッ

グリーン「豪華ディナーもついてるんだZE?なあ来いよぉ~?」グイッ

レッド「………行きたかったら、行けよ」

ブルー「えっ?」

レッド「このチケット、ビギナークラスみてぇだからな。そいつのVIPクラスの方がお前も良いだろ」

ブルー「レッドくん…、わたし……」

レッド「そっちの方は豪華ディナーも付いてるんだろ?めったに食えねぇもんは、食える時に食わないと損だぞ」

レッド「それに、どうもやっぱり俺はここの雰囲気は好かねぇ。先にジム戦でもして来らぁ」フゥゥ

グリーン「ホラ、レッドゥもああ言ってるから行こうZE、ロリ巨乳~」ウネウネッ

ブルー「う、うん…」シュンッ

グリーン「てな訳で、俺はロリ巨乳と楽しんで来るから、バトルはまた今度な~。ジム戦、まあまあ頑張りな~」

レッド「………」スタスタッ

ブルー「レッドくん……」

クチバジム

レッド「ジムバッジ、頂きに参上仕った。ジムリーダー、出て来い」ザッ

マチス「ウェルカムトゥクチバジム!ミーはジムリーダーのマチスネ!」

レッド「外人か…」

マチス「イエェェス!チャレンジャー!キャンユースピークイングリッシュ?」

レッド「Soso.Such a thing ,Let's battle early.」チャキッ

マチス「Oh~。ソーリー! ジャア、ハジメマショウ!バトルは2対2デスヨ!ミーはデンキポケモンをツカイマース!カモンッ!ビリリダマ!」ポーイッ

ビリリダマ「ビリッビリリッ」

レッド「では早速の初陣を飾ろうか。フカヒレ」ポーイッ

フカヒレ「フカッ!」ポンッ

マチス「ホワッツ?ナンデスカ、ソノポケモンハ?」キョトンッ

レッド「俺にも分からん」

マチス「ソレニシテモ、フカヒレナンテオイシソウデスネ!じばく!」

ビリリダマ「ビリビリィィィィイ!!!」カッ

チュドオオオオォォォォォォォォン!!!

………シュゥゥゥゥゥ

ビリリダマ「ビリッ…ビビッ…」ピクッ…ピクンッ

レッド「………開始早々、じばくかよ。えげつないな」

マチス「ワルクオモワナイデクダサーイ。兵は神速を尊ぶとイイマース!センテヒッショウ、ユダンタイテキデスヨ!」

レッド「ヤルキマンマン、イキヨウヨウと挑んだ結果がこれか…。俺もマダマダだな」

マチス「ソーイバ、アノ、アンノウンナポケモンハドコニ?」

レッド「既にボールに戻した。早く、アンタの次のポケモンを出しな」

マチス「ソーデスカ。デハ、ミーノラストノポケモンデス!カモンッ!ライチュウ!」ポーイッ

ライチュウ「ラァァアイ!」ポンッ

レッド「ふんっ。ピカチュウの進化系か…。ならばこっちは、あなをほる!」

フカヒレ「フカアァ!」ボコッ!

ライチュウ「ライィィッ!?」バコンッ

マチス「ホワッツ!?ソノポケモンハ、ダウンシテボールニモドシタノデハナイノデスカ!?」

レッド「兵は詭道なり。騙し討ちも立派な戦略だ」フゥゥ

マチス「ナンテ、ヒレツナチャレンジャーナンデショウ!」

レッド「卑劣上等。俺は俺の道を行く。さぁ、まだまだ試してみたいタクティクスがあるんだg…」

ぽんっ

ピッキー「ピキャキャッwww」

レッド「ピッキー、何勝手に出てきている」

ピッキー「ピキャッwピキャキャキャッwwピキャチュゥwwww」

レッド「何だと?自分の進化系相手にどれだけやれるか試したい?」

ピッキー「ピキャッwww」コクッ

レッド「ふっ。良いだろう。行って来い」

マチス「ホワッツ?ポケモンチェンジデスカ?」

レッド「ああ。一旦戻れ、フカヒレ」

フカヒレ「フキャアァァァ」ショボッ

マチス「ライチュウバーサスピカチュウ!オモシロイバトルニナリソウデス!」

マチス「センテヒッショウ!10万ボルト!」

ライチュウ「ラァァァイチュウ!!!」バチバチバチッ!!!

レッド「こっちも10万ボルトォ!」

ピッキー「ピキャァァァチュウゥゥwww」バチバチバチッ!!!

マチス「ナンジャクデスヨ!」

ライチュウ「ラァァァイ!」バリバリバリィィィ!!!

ピッキー「ピキャァァアwww」バチバチバチッ

レッド「やはり、パワーは彼方が上か…。ならばスピードで勝負!でんこうせっか!」

ピッキー「ピキャキャキャッwww」シュバババッバッ

マチス「ブロックシテ、ウケトメナサイ!」

ライチュウ「ラァイ!」ガシッ

ピッキー「ピキャッ!?ww」

マチス「ソノママ、たたきつける!」

ライチュウ「ラァァァイ!」ベシッ!

ピッキー「ピギャァアア!!!」ドサッ

マチス「ハッハッハ!コレダケノダメージ、モウスデニ、ダウンシテ…」

ピッキー「ピ……キャッキャッキャ…ww」ヨロッ

マチス「ホワッツ!?」

レッド「良く耐えた、ピッキー。今こそ下剋上だ」

マチス「ナニカ、キマスヨ!ユダンタイテキ!」

ライチュウ「ライッ!」

レッド「ちょうはつ」

ピッキー「ピィィキャッキャッキャッwwww」オシリペンペンッ

マチス「ホワッツ?」

ピッキー「ピキャキャキャキャッwwwピキャ?wwピキャキャッww」ベロベロバー

ライチュウ「ラァァアイチュゥゥゥ………!!!」カチーンッ

マチス「アイニクデスガ、ミーノライチュウハ、フルウェポンナノデス!ちょうはつナンテ、イミハアリマセーン」ヤレヤレッ

レッド「No problem. ピッキー、逃げまくれ」

ピッキー「ピキャッwww」タッタッタッ

ライチュウ「ラァァァアイ!!!」ドムッドムッドムッ

マチス「ライチュウ!ソンナ、ムカツクピカチュウハツカマエテ、コテンパンニシテアゲナサイ!」

ピッキー「ピキャキャッwww」

レッド「捕まえれるなら捕まえてみろ、このデブ。だそうだ」

ライチュウ「ラアアアアァァァ!!!」ムキーンッ

ピッキー「キャッキャッキャッwww」タッタッタッピョンッ

ライチュウ「ラアアアアァァ!!!」ドムッドムッドムッ

すぽんっ

ライチュウ「ラ?」キョトンッ

レッド「挑発に乗られ過ぎたな、ど阿呆め」

マチス「ライチュウ!ナンデスカ、ソノアナハ!?」

レッド「それはフカヒレが掘った穴だ。ピッキーにそこまで誘導させた」

ピッキー「ピキャッwww」ブイッ

マチス「ライチュウ!ハヤクソンナホールカラエスケープシナサイ!」

ライチュウ「ラァァァイッ!ラァァァイッ」ググッ

レッド「無駄だ。その穴は小型ポケモンが掘った穴だ。中型のライチュウが抜け出せる訳ないだろ」

ピッキー「ピィィィキャッキャッキャッwwwwww」ニマァァァ

ライチュウ「ラ……?」

レッド「さあ、ライチュウは身動きは取れない。後は好きなだけヤって良いぞ、ピッキー」ニヤッ

マチス「ヤ…ヤメテ!ストップ!プリーズストオォォォッップゥゥゥ!!!」

ライチュウ「ラアアアアアアア!!!」

ピッキー「ピィィィィイキャアァァァァァ………www」ポキッ…ポキッ……

ベキッ!バキッ!ボキッ!グチャッ!

ライチュウ「ラ……ライ………」ピクッ……ピクンッ……

マチス「マ…マイリマシタ……ギブアップネ……アナタ、ヒレツスギマース」

レッド「どうでも良いから、さっさとバッジを渡せよ」

マチス「コレガ、オレンジバッジネ…。ココマデシナクテモ………」メソメソ

レッド「ふっ。オレンジバッジ。確かに頂戴した」

ピッキー「ピッピキャチュウッwwww」

フカヒレ「フーカフカフー!フカフカフッフッー!」

レッド

手持ち 五匹        
リザード  ♂ NN ライター       ピカチュウ ♂ NN ピッキー
Lv26                  Lv21
ドラゴンクロー かえんほうしゃ    10万ボルト でんこうせっか
りゅうのいかり  えんまく      くさむすび  ちょうはつ

ニドリーノ ♂ NN マスキオ       ??? ♀  NN フカヒレ
Lv23                      Lv7
どくばり つつく                たいあたり あなをほる
10万ボルト にどげり            りゅうのいかり りゅうせいぐん

ストライク ♂ NN キラ
Lv36
きりさく はがねのつばさ
つばめがえし でんこうせっか

12番道路

レッド「………」

カビゴン「ぐおーぐおー」グゥゥゥ

レッド「………」ゲシッ

ぼよんっ

カビゴン「ぐおーぐおー」グゥゥゥ

レッド「………かえんほうしゃ」ポンッ

ライター「リザァァ!」ボォォォ

カビゴン「ぐおーぐおー」グゥゥゥ

レッド「………引き返すか」

クチバシティ

レッド「そう言えば、ハナダシティの東側に別の道があったな。そっちの方に行くか…」ブルルルンッ

レッド「………」キキイィィィ

レッド「ブルーの奴、今頃サントアンヌ号のVIP室でグリーンとニャンニャンしてるんだろうな…」チッ

ブルー「レッドくん、呼んだ?」ヒョコッ

レッド「っブルー!?何でここにっ!?緑野郎と一緒に居たんじゃ…」

ブルー「ご飯ご馳走になって直ぐ別れちゃったっ。それでレッドくんの応援に行こうとしたら、ジムの外人のおじさんがもうどっか行ったって言ってたから、ポケセンでずっと待ってたんだよ?」

レッド「そうか…。、それで緑野郎はもう次の町に行ったのか?」

ブルー「うん。ヤマブキシティには入れないから、ハナダシティを東に抜けたとこのイワヤマトンエルって洞窟を抜けた先のシオンタウンって町に向かったみたい」

レッド「やはりハナダシティの東から行けたか…」

ブルー「ねえ、レッドくんも行くんでしょ?じゃあもうしばらく一緒に行かない?あっ、イヤならその…」

レッド「後ろに乗れよ」

ブルー「えっ?」

レッド「ハナダシティの東だろ?さっさと行くぞ」

ブルー「うんっ」ヒョイッ

ちかつうろ

「なんでヤマブキシティに入れないんだよっ」

「あの警備員腹立つわ!」

ブルー「割とこの通路って色んな人が使ってるんだね」

レッド「あのクソ警備員とデブのポケモンが他の道を塞いじまってるからな。こことディグダの穴って所しか通れる道がないからな」

ブルー「後、サントアンヌ号での海路だね」

レッド「ったく…傍迷惑な……」

ドガース「ドガー」プカプカッ

レッド「何だ、このポケモンは」

ブルー「ドガースってポケモンみたい。こんな所に居るなんて珍しいね」ピッピッ

レッド「イヤ…、そもそも前に来た時、この地下通路に野生のポケモンなんて居たか…?」

ドガース「ドガァ…」ニマァ

レッド「ッ!?」

ドガース「ドォガァァァ」プシュウゥゥゥ

モクモクモクッ………

ブルー「ゲホッ…ゲホッ…何コレェ……?」

レッド「無闇に吸うな!毒ガスだ!吸い過ぎたら死ぬぞ!」

ブルー「えっ!?」

レッド「しっかり捕まってろ!この地下通路に居たら危険だ!」ブロロロロロンッ!!!

「た…助けてぇ……」

「苦し…いぃ……誰かぁ…」

「おかーさーんっ!おとーさぁーんっ!」

ブルー「レッドくん!他にも人が!」

レッド「捨て置け!」

ブルー「そんなっ!」

レッド「今他人を助けてたら、自分が死ぬぞっ!分かってんのかっ!?」

ブルー「………下ろして」

レッド「あ゛あ゛っ!?何言ってんだ、テメェは!」

ブルー「今目の前に死にそうになってる人たちを見捨てて、自分だけ助かるなんて…私はイヤッ!」

レッド「赤の他人の為に死ぬつもりかっ!」

ブルー「レッドくんが助けないって言うなら…私だけでも……!」キッ

レッド「ッ…チィッ!ブルー!フシギダネだ!」

ブルー「えっ?」

レッド「持ってるんだろっ!?フシギダネのつるのむちでこのハーレーに乗せれるだけ乗せろっ!分かったな!?」

ブルー「うっ…うんっ!出てきてっワンダー!」ポーイッ

ワンダー「ダネフッシャッ!」ポンッ

ブルー「つるのむちでこの人たちを乗せてっ!」

ワンダー「フッシー!」シュルルルッ

「おおっ…!」

「助かった…!」

「神様……っ!」

レッド「行くぞッ!さっさとこの地下通路から脱出するっ!」

ブルー「レッドくんっ!まだ乗せれてない人たちが…!」

レッド「流石のもうこれ以上は乗せられねぇ!一旦出るのが先決だっ!」

ブルー「くっ……」

ブロロロロロォォォンッ!!!ドォォーンッ!キキィィィィイッッ!

「外だ…!」

「助かったぞ!」

ブルー「ハァ…ハァ…良かった…」

女性「待ってください!まだ中にウチの子がっ!」

男性「俺の親父もまだこの中にっ!」

レッド「クソがァッ!」ブロロロロンッ!!!

ブルー「レッドくんっ!」

レッド「テメェはそこに居ろッ!」

「おかーさ……くるしいよぉ……」

「おぉ…ばーさんや……。今直ぐに後を追うから…の…」

がしっ!

レッド「坊主!じいさん!しっかり捕まってろ!」

ブロロロロロォォォンッ!!!

ブルー「レッドくんっ!」

女性「坊や!」

男性「親父ィ!」

「おかー………さ…………」ガクッ

「おぉ……むす…こ……よ…」ガクッ

女性「坊や…?坊や!坊やぁ!イヤァァァァァ!!!」

男性「ウソだろ…!?親父!親父ィィ!死ぬなよッ!お袋みたいに俺を置いてくなよッ!親父イィィィィィ!!!」

ブルー「う…ウソ……?何で…?どうして……?」ガクッ

レッド「………」

prrrrrrr!prrrrrrr!ガチャッ

謎の男「ハイ、私です。無事、ハナダ、クチバ間の地下通路にドガースの毒ガスを散布する事が出来ました。どうやらドガースでは思った以上に致死状態に陥るのに時間が掛かるかと…」

謎の男「ハイ…ハイ……。では次はシオン、タマムシ間の地下通路にマタドガスの毒ガスで実験をします。では失礼します…」ガチャッ

チャキッ

キラ「ストライ…」

レッド「テメェだろ?あのドガースのトレーナーは」

謎の男「………」

レッド「だんまりしても無駄だ。さっきのポケギアの会話は全部聞いていた。次はシオン、タマムシ間の地下通路で実験だってか?」

レッド「ロケット団さんよぉ?」

ロケット団「クッ…!」チャキッ

ザシュッ ごとんっ

ロケット団「」ブシャー

レッド「………良くやった、キラ」シュボンッ

ブルー「レッドくん、警察の人達が……ってどうしたの、その赤いの?」

レッド「タダのケチャップだ」ゴソゴソッ

ハナダシティ

カスミ「じゃあ、毒ガスを吸った人たちは、ハナダで預からせてもらうから」

レッド「悪ィなカスミ」ニコッ

カスミ「べ、別にっ!アンタの為とかそんなんじゃないからねっ!」プイッ

レッド「分かってらぁ」

カスミ「後、あの地下通路、当分は通行止めらしいわよ」

レッド「まあ、当然だろうな」

カスミ「で、アンタは旅を続けるの?」

レッド「当然だ」

カスミ「ハァッ…。どうしてこんな奴に惚れたんだろ…」ボソッ

レッド「………」ガシッ

カスミ「ちょっ…!?ナニ……///」

レッド「水着になれ」ジィィガチャガチャッ

――――
――
ブルー「ねえ、レッドくん…って、どうして二人ともツヤツヤしてるの?」

レッド「さあな?」ツヤツヤッ

カスミ「///」ツヤツヤッ

レッド「それでブルーはどうした?」

ブルー「あのね、折角旅に連れてってくれたのに、悪いんだけど…その……暫く、ハナダに居てもいいかな?」

レッド「………」

ブルー「あの毒ガスを吸った人達が心配で……」

レッド「そうか…」

レッド「………」ポンッ

ブルー「えっ…」

レッド「先に行く。だからお前も後から追いついて来い」

ブルー「う、うんっ!」パァァ

カスミ「何だか良い雰囲気で悪いんだけどさ、何でアンタ等はピンピンしてるのよ?」

レッド「マサラの人間は丈夫なんだ」

男性「オイっ!お前っ!ゲホッ…ゲホッ」

ブルー「あ、あの時の…。その、無茶しない方が……」

男性「うるさいっ!帽子の奴!何で俺の親父を真っ先に助けてくれなんだ!?」ガシッ

レッド「………」

男性「親父はもう足とか腰とか不自由で…!助けるなら俺より先に親父を助けてくれりゃあ良かったものを…!」

カスミ「ちょっとアンタ!レッドはアンタ達の命の恩人でしょっ!?それを忘れて…!」

男性「分かってる…!分かってるけどよぉ…!お袋を病気で亡くして直ぐに親父まで…!もう俺には家族がいねぇ……!気持ちが整理つかねぇんだよっ!」

男性「なぁっ!親父を返せよッ!頼むから返してくれよォ…!もうたった一人の家族なんだよぉ……!」

レッド「………アンタの親父を真っ先に助けなかったのは悪いと思っている。あの坊主を助けなかったこともな、そこに隠れている人妻さん」

女性「ッ!」コソッ

レッド「だが謝りはしない。そもそも俺には関係ない赤の他人だ」

レッド「だけどよ、そこに居る奴だけは責めないでくれよ?そいつは俺と違って、ハナから全員を助けようと必死だったんだからな」

ブルー「………」

シオンタウン

ブロロロロロォォォンッ!!!キキイィィッ!

レッド「イワヤマトンネル、フラッシュ無くとも、ハーレーのライトが有れば、何の恐怖もないわ」

レッド「しかし、何だ。この町は……」

「でね…今日、彼氏をね…フフフ…アハハハハハッ」

『この恨み…忘れないからなァ……!』スー

「おおっ…!私のカワイイカワイイ、ガーディちゃん…。早く起きてよぉ…」

『わんっ!』スー

レッド「この町全体にとてつもない霊気が彷徨ってやがる…」

レッド「しかも、この塔は一体何なんだ?」

グリーン「それはポケモンタワーって言って、死んだポケモンを埋葬して供養するための塔なんだZE!」

レッド「グリーンか」

グリーン「ヘイッ!レッドゥ!お前もこの町に来たのかYO!」ウネウネッ

レッド「お前の存在はこの町には似合わんな」

グリーン「ハッ!そんな事言うなYO!それより、イイとこに来たぜ!お前もこっちに来いよ!」

レッド「?」

ポケモンハウス

グリーン「ココだ、ココ!」ガチャッ

レッド「何だこの家は?」

町人「ようこそ、いらしてくれました!ポケモントレーナーさん!」

レッド「どういう事だ?」

グリーン「実はな…」

町人「このポケモンハウスの経営者で、ポケモンタワーを作った、フジ老人と言う方が、ロケット団に捕まり、ポケモンタワーの屋上に立て籠もっているのです」

レッド「!?」

グリーン「だけど、まあこの町にゃポケモントレーナーが居ないらしくてよ、助けたくても助けれなくて、俺達みたいな旅のトレーナーに助けを求めてるって事よ」

町人「現在アナタ方二人と、ここに居る三人を含めて、五人のトレーナーさんが集まってくれましたっ!」

エリートトレーナー♂「僕達でフジ老人を助けようっ!」

エリートトレーナー♀「人助けもトレーナーとして当然よね」

海パン野郎「泳ぎたいぜ!」

グリーン「ま、そう言う事だな」

レッド「………」

少女「おにーちゃん達がおじーちゃんを助けてくれるの?」

カラカラ「カラァ?」

レッド「この子とこのポケモンは?」

町人「この子はフジ老人のお孫さんだよ。それと…」

レッド「?」

町人「このポケモン、カラカラは母親のガラガラをロケット団に殺されたんだ…。金の為にね」

エリ子「ヒドイ…」

エリ雄「許せないぞ!ロケット団!」

海パン「海パンがピッチピちだぜ!」

少女「私もおじーちゃんを助けに行く!ねっ、カラカラ!」

カラカラ「カラッ!」

グリーン「なっ?ここで名を上げりゃ、俺等もヒーローだZE?ここはいっちょ助けてやろうや?」

レッド「………俺には関係ない」フゥゥ

グリーン「なっ…!?レッドゥ!?」

エリ雄「さっきの話を聞いてなかったのかい?この人たちは困っているんだよ?」

レッド「ではもし、俺達が助けに乗り込んで、返り討ちに合い、死んだとしたらどうする?相手は人もポケモンも簡単に殺す連中だぞ?」

エリ雄「それは…」

レッド「それに、強行突破で人質のフジ老人が殺されたらどうする?その時は助けれなかった俺達に責任が来るんだぞ?」

エリ子「じゃあ、キミは臆病風に吹かれたって事?」

レッド「そう取るかはアンタ等次第だ」スタスタッ

グリーン「ヘイッ!レッドゥ!」

ガチャンッ

エリ子「何よ、あの子」

エリ雄「彼はまだ子供だ。仕方ない。僕達だけで助けに行こう。ね、海パンくん?」

海パン「海パンの下からモッコリだぜ!」

町人「よろしくお願いします!」

レッド「………」スタスタッ

グリーン「ヘイッ!レッドゥ!お前っ!一回止まれよ!」ガシッ

レッド「あんだよ?」

グリーン「お前さぁ?そんなに冷たい奴だったか?」

レッド「アイツ等は生温い。ロケット弾を相手にする事は、普通のポケモンバトルを挑むとは訳が違うんだ」

レッド「あんな生温いやり方では、アイツ等、死ぬぞ」

グリーン「ハードボイルドってのはそう言うもんなのか?仁義の漢じゃないのか!?」

レッド「お前ェ、ハードボイルドを勘違いしてないか?」

グリーン「何ィ?」

レッド「ハードボイルドとは、感傷や恐怖などの感情に流されない、『冷酷非情』、精神的肉体的に強靭、妥協しないなどの人間の性格を表すんだ」

グリーン「それ、今のお前と矛盾してるだろ」

レッド「何?」ピクッ

グリーン「何が感情や恐怖に流されないだ!精神的肉体的に強靭だぁ!?今のお前はロケット団を怖がっているだろ!」

レッド「………俺はもう赤の他人の為に命を張るのは御免蒙る」

グリーン「………そうかよ、お前はそう言う奴だったんかYO!」ドンッ

レッド「………」ドサッ

グリーン「俺は、行くぞ」スタスタッ

とことこっ

少女「おにーちゃんはおじーちゃんを助けてくれないの?」ウルウルッ

カラカラ「カラッ?」ウルウルッ

レッド「………悪ィな、流石に命は張れねぇや」ナデッ

少女「うぅ…でも!私はおにーちゃんが助けてくれなくても!私もあの人たちと一緒におじーちゃんを助けるよ!」グッ

カラカラ「カラァ!」グッ

少女「私の力をみせてやるー!」トコトコッ

カラカラ「カラー!」トコトコッ

レッド「………ったく。あくまで命は張らねぇって話だっての」

ポケモンタワー

エリ雄「あがっ…!」

エリ子「きゃあっ!」

海パン「海パーンッ!」

エリ雄「ひ、卑怯だぞ!トレーナーに直接攻撃してくるなんて!」

したっぱ1「ハッハー!俺達は悪の組織だぜ?ポケモンバトルのルールなんて知るかよ!」

したっぱ2「だからこんなのも使っちゃうぜ!」チャキッ

バァンッ!

海パン「海ぱーんっ!」ドサッ

エリ雄「海パンくんっ!

エリ子「キャァァァ!」

海パン「死ぬ前に…海で……泳ぎたか……った…パンツ…」ガクッ

エリ子「し、死んじゃったぁ」ガクガクッ

エリ雄「この悪党め!行けっ!オゴリザル!」ポーイッ

オゴリザル「ウキャァァ!」ポンッ

したっぱ1「ヒィィ!オゴリザルだぁ!強そうだべぇ!」

幹部「下がっていろ」

したっぱ2「幹部さまぁ!」

幹部「行け、アーボック」ポイッ

アーボック「シャァァァボォック!」ポンッ

エリ雄「あなたが幹部か…!覚悟ッ!からてチョップ!」

オゴリザル「ウゥキャァ!」ブンッ

幹部「アーボック、ダストシュート!」

アーボック「シャアアァァ!」ゲボォォォ!

オゴリザル「ウギャアァァァ!」ドロォォ

エリ雄「オゴリザル!」

幹部「余所見してる場合か?」

エリ雄「えっ?」

がぶりんちょっ

エリ子「イヤアアァァァァァ!!!」

アーボック「シャー♪」マグマグッ

エリ雄「んんーー!んーーー!」ジタバタッ

幹部「のみこめ」

ごっくんっ

エリ子「う…うそ……?」

幹部「モンスターボールは吐き出しておけ。後でボスに献上する」

アーボック「シャッ」ペッ

エリ子「イヤアァァァァ!!!」ダッ

幹部「行け、サンドパン」ポイッ

サンドパン「サンッ!」ポンッ

幹部「きりさく」

サンドパン「サーンッ!」ザシュッ

エリ子「きゃあぁっ!」ビリッ…ビリビリッ!

幹部「お前達、後は好きにしろ」

したっぱ1「うへへへへっ」

したっぱ2「イイ身体してるじゃねぇか」ジュルリッ

エリ子「イ…イヤァ……」ウルウルッ

グリーン「マネー!みずのはどう!」

マネー「カァメェェェ!!!」バシャァァァンッ!

アーボック「シャボッ!?」ビシャァッ

幹部「チッ、新手か…」

グリーン「主役は遅れてやってくるんだぁYO!こうそくスピン!」ウネウネッ

マネー「カメェェ!」グルルルルルッ!

幹部「アイアンテール!」

アーボック「シャァボッ!」ブオォォンンッ!

ガキィィィィンッ!

グリーン「チッ!」

幹部「大した威力だ」

グリーン「鋼技を使っておいて、何を!」

ガタッ

幹部「ッ!」

少女「あっ…!」

カラカラ「カラッ…!」

幹部「サンドパン!」

サンドパン「サァンッ!」バッ

少女「きゃっ……!」

グリーン「しまっ……!」

ブロロロロロォォォンッ!!!ドォォォオオンッ!

サンドパン「サァンッ!?」バコーンッ

幹部「何奴ッ!?」

グリーン「赤ァ!」

レッド「勘違いするなよ、俺は墓参りに来ただけだ」キキィィィ!

グリーン「へっ。やけにダイナミックな墓参りじゃねぇかYO」

レッド「と言う訳で、墓参りの邪魔だ。さっさとお家に帰りな」

幹部「お家に帰るにはまだ遊び足りないのでな」

レッド「ふんっ。ならば俺がその遊び相手になってやるよ」ポーイッ

ライター「リィザァァ!」ポンッ

グリーン「ヘイッ!レッドゥ!今は俺がバトルを…」

レッド「お前は今の内にフジ老人を助けに行け」ボソッ

グリーン「…!ったく、しゃーねぇなっ!」ダッ

したっぱ1「逃がすかっ!」

幹部「捨て置け!」

したっぱ2「しかし…」

幹部「結局助けても、逃げるにはここに戻ってこなくてはならない。ならば今はコイツを仕留めて、後から待ち構えていれば良い」

レッド「そうだぜ?今は俺と遊ぼうや」

エリ子「あ、アナタ…」

レッド「オイ、アンタはその子を連れて、さっさと外に出な」

エリ子「で、でも……服が…///」

レッド「ほらよっ」ファサッ…

エリ子「あっ…」

レッド「それ貸してやるからさっさと行け」

エリ子「う、うんっ…///」

少女「おにーちゃんっ!助けてくれてありがとうっ!」

したっぱ1「女子供は逃がして自分はナイト気取りかっ!」

したっぱ2「若い奴が命張って粋がってんじゃねーよ!」

レッド「生憎、俺はナイトじゃない…ハードボイルドだ」ピンッ

幹部「ッ!?」

レッド「おらよっ!」ポーイッ

ピッカァーーーーッ!!!

幹部「閃光弾ッ!?」

したっぱ1「うわああぁぁぁぁぁぁ!」ジタバタッ

したっぱ2「目がァ…!目がアァァァァ!!!」ジタバタッ

レッド「ライター!ドラゴンクロー!」

ライター「リィザァ!」ザシュッ

幹部「アーボック!」

アーボック「シャァボッ!」

ガキィィィィンッ!

幹部「まさか子供が閃光弾を持っているとはな」

レッド「さっき買ってきた」

幹部「ふんっ。アーボック!後ろからアイアンテール!」

アーボック「シャァボッ!」ブオォォンッ!

レッド「その長い尻尾を利用して来たか…!」

ガキィィィィンッ!

幹部「何っ!?」

レッド「ふっ。やるな、お前」

カラカラ「カラァ!」ギリ…ギリッ

幹部「さっきのガキと一緒にいたカラカラか……だが、サンドパン!」

レッド「!下かっ!」

幹部「あなをほる!」

ボコッ!

サンドパン「サンドパーンッ!」ドォォンッ!

レッド「ぐっ…!」ドサッ

ライター「リザアァッ!」ドサッ

カラカラ「カラァ!」ドサッ

幹部「さあ、アーボック。こいつ等を丸呑みにしてしまえ」

アーボック「シャア!」ガオー

カラカラ「っ!」

――――
――
「追えー!」

「逃がすな!」

「シャァボック!」

「ガラッ!ガラガァラッ!」ザッ

「カラッ!カラカラァ…!」ギュゥ…

「ガラガァッ!」

「カラ…ッカラァ~~~!」ダッ

「子供が逃げたぞ!」

「逃がすな!」

「ガラガァッ!」ザッ

「邪魔をする気か…アーボック!」

「シャアァァァ!」ガバッ

「ッ!カラカァ!カラカァァァァアアッッ!!!」

カラカラ「カラカァァァァァァアアッッ!!!」

ヒュンッヒュンヒュンヒュンヒュンッバキィィィッ!

アーボック「シャボッ!?」ドサッ

幹部「何っ!?一体何処から…!?」

レッド「アレは、ホネブーメラン…。まさかカラカラが…?」

カラカラ「カラ…?」

レッド「違う…じゃあ、誰が…?」

タチサレ……タチサレ………!

幹部「アレは……!」

レッド「ガラガラ…?」

ガラガラ『タチサレ……ココカラタチサレ………!』ボッ

レッド「この感じ…霊か」

幹部「霊だとっ…!?そんなバカな…!」

ガラガラ『ケス……ロケットダン…ユルスマジ……!』

カラカラ「カラカァッ!」トコトコッ

ガラガラ『ッ!ボ…ボウヤ……!』

カラカラ「カラカァッ!」ギュゥ

ガラガラ『ガラァ……』ギュゥ

レッド「………」フッ

幹部「ダストシュート!」

アーボック「シャボォ!」ゲボォォォ!

フッ

幹部「アレ?」

レッド「オイ、今良い場面なんだから空気読めよな?」チャキッ

ポケモンタワー7階

グリーン「ヘイッ!アンタがフジ老人か?」

フジ「如何にも。私がフジ老人だが、キミは?」

グリーン「俺はグリーン!あの有名なオーキド・ユキナリ博士の孫だZE!アンタを助けに来たZE!」

フジ「おおっ!あのオーキドくんの…!だがロケット団は…?」

グリーン「今、下で俺のダチが食い止めてる。さっさと戻ろうZE!」

ポケモンタワー六階

グリーン「ヘーイッ!レッドゥ!……ってアレ?ロケット団は?」

レッド「今しがた郵送でお家に帰ったさ」

グリーン「は?郵送?」

フジ「おおっ!キミも私を助けに?」

レッド「イヤ、俺はただの墓参りさ」

グリーン「なあ、さっきから何か鉄っぽい匂いがするんだけど…?」クンクンッ

レッド「気の所為だろ」

ロケット団のアジト

したっぱ「ボス!今しがたシオンのポケモンタワーに滞在中の部隊からの捕えたポケモンが郵送で着きました!」

ボス「ほう…。それは楽しみだな」

したっぱ「結構な重さですよ!コレは期待出来ますね!」ズシッ

ボス「後で褒美をやらなければ……ッ!?」カパッ

したっぱ「こ…これって生く……オ゛エ゛エ゛ェェェ…」ゲボォォォ!

ボス「おぉ…っ!ジョンパニィ…!ポール…!ジロー…!何て姿に……!」フルフルッ…

ポケモンハウス

フジ「キミ達のお陰で助かったよ。ありがとうっ」ペコッ

少女「ありがとうっ!」ペコリッ

グリーン「イヤイヤイヤッ」テレッ

レッド「死人は出ちまったがな」

フジ「……彼らには本当にすまないと思っている…。はした金だがご家族に謝礼金と墓を建てさせてもらったよ」

フジ「そうだっ。キミ達にも何かお礼を…」ゴソゴソッ

レッド「別に俺は…」

グリーン「レッドゥ!ここはもらっとこうZE!」

フジ「コレをやろう」スッ

レッド「笛か?」

グリーン「笛だな」

フジ「コレはポケモンの笛と言って、眠っているポケモンを無理矢理起こすことが出来るのじゃ」

レッド「ふんっ」スッ…

ぴ~ひゃらぴ~ひゃらっぱっぱっぱらぱ~♪

少女「おもしろ~いっ!私にも吹かせて!」

ぷぴ~っ

少女「へへっ。おにーちゃんと関節キスだねっ♪」ニパァッ

レッド「ふんっ…」フイッ

グリーン「ほ~。レッドゥめ。良い思いしやがって…」ピー

フジ「あ、そっちは私のお古だから、私と関節キスじゃね♪」ニマァ

グリーン「う゛お゛お゛お゛ォォォ」オエェェェ

カラカラ「カラァッ!」クイッ

レッド「ん?何だ?」

少女「この子ね、おにーちゃんと一緒に旅がしたいんだって!」

カラカラ「カラッ!」グッ

レッド「ふっ。良いだろう。お前はこれからジュニアと言う名だ」

ジュニア「カラァッ!」

グリーン「じゃあ、俺はもう行くZE!」

レッド「さっさと行けよ」

グリーン「ハッ!次会ったら今度こそバトルだからなっ!次は勝つからなっ!」ダッ

レッド「そうかよ」

レッド「………何か用か?」

エリ子「………コレ、アリガト」スッ

レッド「そう言えば、上着を貸してたな」

エリ子「後…助けてくれて……キャッ///」グイッ

レッド「用事を思い出した。今晩、俺の部屋に来な…」

エリ子「う、うん…///」

グリーン(アンタを助けたの俺だろーがっ!何だっ!?主人公補正かッ!)コソッ

レッド

手持ち 五匹        

リザード  ♂ NN ライター       ピカチュウ ♂ NN ピッキー
Lv29                   Lv25
ドラゴンクロー かえんほうしゃ     10万ボルト でんこうせっか
りゅうのいかり  えんまく       くさむすび  ちょうはつ

ニドリーノ ♂ NN マスキオ      ??? ♀  NN フカヒレ
Lv25                     Lv15
どくばり みだれづき            とっしん あなをほる
10万ボルト にどげり           りゅうのいかり りゅうせいぐん

ストライク ♂ NN キラ        カラカラ ♂ NN ジュニア
Lv39                    Ⅼv18 
きりさく はがねのつばさ        ほねこんぼう ずつき
つばめがえし でんこうせっか     きあいだめ  なきごえ

タマムシシティ

レッド「やはり、こっちの地下通路の警備が厳重になっていたな。閃光弾も手榴弾も全部取り上げられた」

レッド「しかし、大した都会だな…。マサラとは大違いだ」

レッド「………寄りたい所があるが、先にジム戦に向かうか…」

老人「おおっ。お主、タマムシジムに向かうのか?」

レッド「ああ、そうだが?」

老人「あそこは良いぞぉ!若くて綺麗なピチピチのお姉さんしか居なくて、オカズには困らんっ!」

老人「特にジムリーダーのエリカはタマムシだけでなく、カントーに名を馳せる程の別嬪じゃっ!」

レッド「ほぉう…」フゥゥ

老人「良ければ、お主。儂の代わりに写真を取ってきてくれないかのぅ?儂、此間覗きがバレて、写真を没収されたのじゃ…」

レッド「………」スタスタッ

老人「出来れば、着替えの写真を……って、居なくなってしまったな」

タマムシジム

レッド「ジムバッジ、頂きに参上仕った。ジムリーダー、出て来い」ザッ

エリカ「すーすー…」スヤスヤッ

レッド「おい」

アロマなお姉さん「エリカお嬢様!チャレンジャーさんですよっ。カワイイ男の子ですよっ!」ユサユサッ

エリカ「ふぇっ…?あっ…いらっしゃいませぇ。私がジムリーダーのエリカですよぉ」ファァァ

レッド「何かヤる気の無ェジムリーダーだな」フゥゥ

エリカ「あら、未成年が煙草なんていけませんよ?煙を吸いたいのであれば、このお香をお嗅ぎなさいな」モワーンッ

レッド「ふむ……なかなかイイ香りだな…。甘くて大人っぽくて妖艶な…」スンスンッ

エリカ「お気に召しましたか?」ニコッ

レッド「ああ。暫くこの部屋全体に広がる甘い雌の香りを嗅いでいたいものだな」

エリカ「ふふっ。そうやってチャレンジャーの戦意を削いでいくのが作戦なんですよ?」

レッド「ハッ…!俺とした事が…っ。相手の戦略に嵌ってしまった…」ガクシッ

レッド「ただのおっとりした可愛いお嬢様って訳じゃないようだな」

エリカ「ふふっ。可愛いだなんて…照れちゃいますわっ」

レッド「御託は良いんだよ。早くバトルと行こうや」チャキッ

エリカ「そうでしたわね…。改めまして、私はタマムシジム、草を愛するジムリーダーのエリカ。使用ポケモンは三体ですわ」チャキッ

エリカ「そして、私の一番手はこの子ですっ!おいでませっモンジャラ!」

モンジャラ「もーんっ」ポンッ

レッド「草タイプ…ならば、こちらはライ…」

ぽんっ

ピッキー「ピィキャキャキャッwwww」

エリカ「あらカワイイ、ピカチュウ」

レッド「またお前は勝手に…。今回は出番は…」

ピッキー「ピィキャキャッwwwピキャッwピィィキャッキャッwww」

レッド「何?『吾輩は現在ジム戦皆勤賞なのであるwwwどうせならこのまま皆勤で頑張りたいのだwwwそれにバトルは相性で決まるものじゃないのではなかったかwww』だと?一理あるな」

エリカ「そのピカチュウでよろしくて?」

レッド「ああ、相性は俺のタクティクスでどうにかするさ」

レッド「速攻ッ!でんこうせっか!」

ピッキー「ピキャッwww」シュバッ!

エリカ「あら、凄いスピードですわね」

レッド「草タイプは全体的に速度に欠けてる。ならばこちらはスピードで攻めるだけだ!」

エリカ「モンジャラ、つるのむち」

モンジャラ「モジャモジャー!」

シュルシュルシュルシュルシュルシュルッ!!!

ピッキー「ピキャッ!?」

レッド「何だッ!?この手数はッ!?」

エリカ「モンジャラは身体全体がつるに覆われたポケモン。故にモンジャラ系統程、つるを使った技に特化したポケモンはいません」

エリカ「例え、そのスピードでも、この量のつるを前には…」

しゅるるるっ

ピッキー「ピキャァッ!」ガシッ

エリカ「この通り」ニコッ

レッド「ピッキー!そのつるから早く逃れろッ!」

ピッキー「ピィィwww」ジタバタッ

エリカ「無駄ですわ。モンジャラ、そのまま穴と言う穴につるを捻じ込みなさい」

モンジャラ「もんもーんっ」

ピッキー「キャァ…ピ…ッwwwキャッwキャッww」ジュブッズブズブッ

レッド「クッ…何て卑猥な…!触手プレイかよ…!」

エリカ「そのままメガドレイン」

モンジャラ「もんもんもんっ…」ジュルルルルッ

ピッキー「wwwww///」ビクンッビクンッ

エリカ「じっとしてて下さいね?直ぐに気持ち良くなりますから♪」

レッド「この女、Sだな…」

レッド「だが、そんなにピッキーに触れてて良いのか?」

エリカ「えっ?」

レッド「ピッキー、その状態でも10万ボルト位は出せるだろう?」

ピッキー「ピwwww」バチッ…バチバチッ

ビリビリビリィィィ!!!

モンジャラ「モンンンンン!!!」ビリビリビリィ!

エリカ「モンジャラッ!」

モンジャラ「モン…モン」ビリッ…ビリビリッ

レッド「草タイプにゃ電気技の効果は薄いが、せいでんきのピッキーにお触りしている状態での10万ボルト、一撃で麻痺させるには十分だったな」

レッド「今度は捕まるなよ、でんこうせっか!」

ピッキー「ピィィキャッwww」シュバッ

モンジャラ「モォォオオンッ!」バコーンッ

エリカ「モンジャラ…よく頑張りましたね」ショボンッ

レッド「何だ、意外と脆かったな」

エリカ「元来この子は私の○○○○用のポケモンでしたので、あまり強くは育てて無かったのですわ」

レッド「通りでピッキーへの責めが上手い訳だな。恐れ入るよ」

エリカ「お褒め頂き光栄ですわ」ニコッ

レッド「お嬢様の考えている事は分からんな」

エリカ「では私の次鋒を出すとしましょう。おいでませっフシギソウ!」ポーイッ

フシギソウ「ソウソウッ!」ポンッ

レッド「ジムリーダーが御三家だと?」

エリカ「ジムリーダーが御三家を使ってはいけないとは決まってはなくてよ?」

レッド「それもそうだな」

エリカ「じゃあ行きますよ、あまいかおり」

フシギソウ「フシィ…」モワーンッ

ピッキー「ピキャァ………www」ウットリ…

レッド「この香りはさっきの…」ウットリ…

エリカ「イイ香りでしょ?このあまいかおりは相手のポケモンだけでなく、トレーナーの判断能力を鈍らせます」

レッド「クッ…頭がぼーっとする…」

エリカ「今の内に、メロメロ!」

フシギソウ「フゥシッ♡」キュピーンッ

ピッキー「ピキャッwww」ドキーンッ

レッド「しまった!」

フシギソウ「フシフシ♪」ナデナデッ

ピッキー「ピキャァ…///」メロメロ

エリカ「ふふっ。すっかりピカチュウはフシギソウの虜になりましたね」

レッド「チッ…。ちょうはつを撃つ前に…」

エリカ「さあ、たーくさんっ嫐って上げますね♪つるのむち!」

フシギソウ「フシッ!フシッ!」ビシバシッ

ピッキー「ピキャッ///ピキャッ///」ビクンッビクンッ

レッド「ピッキー!しっかりしろ!」

ピッキー「ピィキャァ…///」フリフリッ

エリカ「あらあら。自分からお尻を向けて善がるなんて……なんて変態サン♪」

エリカ「さあ、もっと嫐ってあげて差し上げなさい、フシギソウ。つるのむち」

フシギソウ「フシッ♪フシッ♪」ビシッバシッ!

ピッキー「ピ…ピ…///ピチュウゥゥゥゥッッ///」ドピュッ

レッド「………」

エリカ「あらあら。そのピカチュウはテクノブレイクで戦闘不能ですわね」

ピッキー「ピキャァ…///」ピクッ…ビクンッ

レッド「もう見てられん」ショボンッ

エリカ「貴方の次鋒、見せて下さいまし」

レッド「俺の次鋒は、コイツだっ!」ポーイッ

ライター「リィザァァッ!」ポンッ

エリカ「炎タイプのリザード…セオリー通りで来ましたわね…。ですが…」

フシギソウ「フシィ…」モワーンッ

エリカ「フシギソウのあまいかおりから逃れられますこと?」

レッド「二度も同じ手には食わん!」ブスッ

エリカ「何をしてますの?」

レッド「鼻栓だ」

ライター「リザァ!」ブスッ

エリカ「折角のイイ香りなのに、勿体ないですわね。ですが私のフシギソウにはまだメロメロが残ってますのよ?」

レッド「そんなもの…えんまくだ」

ライター「リザァ…」プシュウゥゥゥ

エリカ「これは…」

レッド「相手を魅了させる技など、姿さえ見えなければどうと言う事は無い」

エリカ「ですが、姿が見えないのは貴方も同じ…」

レッド「今こそ鼻を開放するんだ!あまいかおりがする方角にかえんほうしゃ!」

ライター「リィ…ザァァァ!!!」ボォォォオオ!

フシギソウ「フシャァッ!」

エリカ「フシギソウ!」

フシギソウ「フシィ…」ピクッ…ピクッ

エリカ「あまいかおりが仇になるとは思いもしませんでしたわ…。やりますわね、レッド様」ショボンッ

レッド「お褒めに頂き、光栄だ。エリカ嬢」

エリカ「ではここから小細工無しの真っ向勝負…。行きますわよ、私の大将!おいでませっラフレシア!」ポーイッ

ラフレシア「らぁふぅ」ポンッ

レッド「最後の最後に最終進化系か…」

エリカ「この子は強いですわよ…。にほんばれ!」

ラフレシア「らふぅ!」パァァァァ

レッド「日差しを強くしただと…?この状況で炎タイプを強くして何になる!かえんほうしゃ!」

ライター「リィザァァッ!」ゴォォォオオ!!!

エリカ「確かににほんばれは日差しを強くして、炎タイプの技の威力を上げます。私のラフレシアなど、一撃で葬れましょう…」

エリカ「………当たればですけど」ニコッ

シュバッ!

レッド「何ッ!?」

ライター「リザァ!?」

ラフレシア「らふらふらふぅ」シャバババババッ!

エリカ「ラフレシアの特性、ようりょくそ。日差しが強い時に素早さが上がる特性ですわ」

エリカ「この速度のラフレシア、貴方様に捉えられますか?」

レッド「………3時の方角だ!」

ライター「リザァァ!」ゴオォォォォ!!!

シュバッ!

エリカ「残念、残像ですわ。回り込んでどくどく!」

ラフレシア「らふぅ!」ボフンッ

ライター「ザアァァァッ!」ジュワアァァァ…

エリカ「続けざまにベノムショック!」

ラフレシア「らふらふぅ!」ゲボォォォ!

ライター「リザアアァァァ!!!」ジュワアァァァ…

レッド「毒タイプの技を続けざまに放つか…。えげつないお嬢様だ」シュボンッ

エリカ「ベノムショックは既に毒状態のポケモンに当てると、威力が上がる技ですわ」

レッド「アンタ、もう毒タイプのジムリーダーにでもなれよな…」

エリカ「私には毒は似合いませんわ。私にはおしとやかな草タイプが一番です」

レッド「その減らず口、直ぐに聞けなくしてやるよ」チャキッ

エリカ「それは楽しみですわね」ニコッ

レッド(と、言ったものの…。あのスピードに対応出来るのはキラしかいないな…。止むを得まい…)チャキッ

レッド「……ッ!?」ピクンッ

レッド(お前が行く気か…?だが相性やレベルが…)

レッド(………否、相性、レベル、そんな物に拘っていたらハードボイルドじゃねぇな…。何より、お前が行きたいのならそれを優先させるのもトレーナーの役目だ)チャキッ

レッド「お前に懸けるぞ!ジュニア!」ポーイッ

ジュニア「カラァ!」ポンッ

エリカ「大将戦に地面タイプのカラカラ…。何か策でも有るのですか?」

レッド「さぁな?ただ一つ言えるのは、俺はコイツの戦いたいと言う思いに応えたまでだ」

ジュニア「カラァッ!」

エリカ「ふふっ。優しいお人。ですが、そんな事では私のラフレシアには勝てませんことよ?」

レッド「やってみなくちゃ分からんだろ、そんな事。つるぎのまい!」

ジュニア「カラカラァッ!」ジャキンッ

エリカ「攻撃力を上げて来ましたか…。ですが、力を上げた所で、ラフレシアのスピードを捉えなければ意味はなくてよっ!」

ラフレシア「らふふふふっ」シュバババッバッ

レッド「フィールドにほねこんぼう!」

ジュニア「カァラァッ!」ブオォォンッ!

グラグラグラッ!

ラフレシア「ラフッ!?」コテッ

エリカ「これは…じならし…?」

レッド「疑似じならしだ。技のスペースは大切だからな」

レッド「奴が転んだ所を狙えッ!ほねこんぼう!」

ジュニア「カァラァッ!」ブオォォンッ!

エリカ「勝負を焦りすぎましたね…!どくどく!」

ラフレシア「らふぅん!」ボフンッ

ジュニア「カラァッ!」ジュワアァァァ…

エリカ「勝負は勝利を確信した時が一番危ういのですよ?」

ラフレシア「らふっ」ゲシッ

からんからんっ

エリカ「骨棍棒を落としたカラカラに勝機は無くてよ…?」

レッド「否、まだだっ!つばめがえし!」

ジュニア「カラァッ!」キッ

ザシュッ!

ラフレシア「らふぅぅっ!」

エリカ「もう一本の骨棍棒…!?」

レッド「その骨棍棒…太い骨はジュニアの母親のガラガラの形見だ。いざと言うときに隠し持たせていた」

エリカ「太い骨…カラカラの攻撃力を上げる道具ですね…」

レッド「加えて、つるぎのまいによる攻撃力の底上げ、毒状態にさせほねこんぼうを蹴り飛ばしたことでの油断を突いた、つばえがえし…流石に相性やレベル差が合っても…」

ラフレシア「ら…らふぅ……」ムクッ

レッド「…!耐えたのか…」

エリカ「私のラフレシアを舐められては困りますわ」

レッド「流石はジムリーダーのエース…。このレベル差を一撃で覆すのは無理があったか…」

エリカ「いえ、貴方様の戦略、ポケモン達の力強さ、全て評価に値します…私も久々に身体が熱く滾ってしまいましたわ…」ゾクンッ

ですが、もうお仕舞です…。決めますわよ!ソーラービーム!」

ラフレシア「らふらふらふ……らぁふぅぅぅぅぅう!!!」ビイィィィィィムッ!!!

ギュオオォォォォォォォォオオオッ!!!

レッド「ッ!」

ジュニア「カラァッ!?」

エリカ「消し炭になりなさいっ!」

レッド「チィッ…!ジュニア!太い骨を回天させろっ!」

ジュニア「ッ!カラァ!」グッ

ぶんっ…ブンブンブンブンブンブンッ!!!ゴオォォォォォォォォッッ!

エリカ「ソーラービームを太い骨を回天させて受け止めた…!?」

ジュニア「カラァ…!」ググッ…

レッド「ガラガラの太い骨は伊達じゃねェ!そのままラフレシアに弾き返せッ!」

ジュニア「カラカラカラカラァ…カァラァッッ!」

ギュオオォォォォォォォォオオオッ!!!

エリカ「不味い…!避けてっラフレシア!」

ラフレシア「らふぅ…!」

ドゴオォォォォォォォンッ!!!

レッド「天井に外れた…!」

エリカ「良かった…」ホッ

パラッ…パラパラッ……

レッド「ッ!」

ドババババババババッ!!!

エリカ「天井が…!」

アロマなお姉さん「エリカお嬢様ァッ!」

ドシャアァァァァァンッ!!!

エリカ「……うっ、痛っ……くないっ?」

レッド「でぇじょうぶか、エリカ嬢…?」ダキッ

エリカ「レ、レッド…様……?」

レッド「怪我は無ェか?」

エリカ「は、はい…大丈夫…みたいです…///」

レッド「悪かったな、ジムをこんなにしちまって」

エリカ「い、いえ…。偶に激しいバトルをしていれば、こうなる事もあり得ます」

レッド「しかし、フィールドがこんなになってしまったらバトルは中断だな。今回のバトルは無かった事に…」

エリカ「いえ、その必要はありません」スッ

レッド「これはバッジ…。だが…」

エリカ「最後のソーラービーム返し、アレが直撃していれば、負けていたのはこちらです」

エリカ「それに、あのつばめがえしで既に私のラフレシアは体力の限界でしたわ。それに対して貴方のカラカラは毒状態になっているだけ。ですから、この勝負…貴方様の勝ちでございますわ」ニコッ

レッド「………そうか。ならば好意に甘えさせて…ッ痛」ジンッ

エリカ「大丈夫ですかっ!?もしかして落石から私を庇った時に…」

レッド「大事ない…。それより、俺には行かなky…」

エリカ「ダメです!今晩は私のジムで安静にしていて下さい!」グイッ

レッド「………」

タマムシジム・寝室

エリカ「ご加減は如何ですか?」

レッド「ああ、でぇじょうぶだ。迷惑をかけたな、エリカ嬢」

エリカ「いえ。それにレッド様は私を助けてくれたじゃないですか…」

エリカ「あの時のレッド様…とても……///」ポッ

レッド「………」グイッ

エリカ「きゃっ…。レッド様…///そんな…怪我されたばかりなのに…んん…っ///」

レッド「ん……っ、知るか、そんな事…」

チュンチュンチュンッ

レッド「……まさか、母乳を出せるとはな…」フゥゥ

エリカ「すみません…///体質なもので…」

レッド「いや、謝るな。俺にとっては嬉しかったぞ」ニコッ

エリカ「レッド様…///」ウットリ…

レッド「では、本当に世話になったな、エリカ嬢…」スッ

エリカ「お待ちになって!」クイッ

レッド「ん?」

エリカ「もう一晩…もう一晩だけ、一緒に居てくれませんか…?」

レッド「………」

チュンチュンチュンッチュンチュンチュンッ

エリカ「ああ…っ///レッド様の激しい攻め…、私に癖になってしまいましたわ…///」

レッド「アンタ、バトルの時のSっ気は何処に行った…」

エリカ「レッド様の所為で、私Mに目覚めてしまいましたわ…///」

エリカ「見て下さいまし…。レッド様のやどぎりのたねがこんなにも私の中に…///」クパァ…ドロォ…

レッド「………もう、俺は行くぞ…」スッ

エリカ「また、私に会いに来てくださいますか…?」

レッド「多分な…」

エリカ「その時を楽しみにお待ちしております、旦那様♪」ニコッ

レッド「………」

タマムシシティ・路地裏

レッド「………」スタスタッ

レッド「確かにあの郵送のあて先はタマムシシティだった…」

レッド「つまり、この町のどこかにロケット団のアジトが有る筈だ…」キョロキョロッ

女ロケット団「………」スタスタッ

レッド「………ビンゴ」ニヤッ

レッド「オイ、アンタ」

女団員「ん、何だ。私は忙しいんだ。子供と遊んでいる暇は……キャッ」ドンッ

レッド「ちょっと話が有るんだが、俺の部屋に来てくれや」グイッ

女団員「ハ、ハイ…///」カァー

ゲームセンター

レッド「この地下か…」ツヤツヤ

女団員「そうよ。このポスターの裏のボタンを押したら…」ツヤツヤ

ぽちっ ごごごっ

女団員「地下への階段が出てくるの。そこにロケット団のアジトがあるわ」

レッド「では案内してくれるか、お姉さん?」ニコッ

女団員「っ///ええっ、キミみたいな子は大歓迎よっ!」キュンッ

ロケット団アジト

したっぱ「お帰りなさいませっ!女幹部様!」ピシッ

レッド「アンタ、幹部だったんだな」

女幹部「そうよ。キミは女幹部である私に気に入られたんだから、もっと誇ってイイのよ?」フフンッ

したっぱ「女幹部様、この子供は…?」

レッド「本日付でロケット団に入団させてもらう、レ…ロッソだ。よろしく頼む」

したっぱ「こんな子供がロケット団に入るだとぉ?ロケット団に入るには学科、実技、面接をクリアしなければいけないんだぞ!その前にお前みたいな子供が…」

女幹部「私の推薦だ。文句はあるまい」

したっぱ「女幹部様の…?それなら…」

女したっぱ「あの、女幹部様。この子ってそんなに凄いんですか?」

女幹部「ああ、色々スゴかったよ。房中術が半端なくてな…///私、この子のテクニック、癖になっちゃいそう…///」ウットリ…

女したっぱ「へー!そんなにスゴいんですかぁ…。ねえ、今度私とも相手してくれる?」

女したっぱ2「あ、私も相手して欲しいー!」

女したっぱ3「私もー!」

レッド「イイぜ、後で全員相手してやるよ」フゥゥ

したっぱ「じゃあ推薦での入団は学科、実技が免除されて、面接だけになるんだが…」

女幹部「そう言えば、ボスは何処に?」

したっぱ「ボスなら…」

ボス「呼んだかね?」

したっぱ「さ、サカキ様っ!」ビシッ

レッド(コイツが、ロケット団のボス…)

サカキ「む、この子は誰かね?」

女幹部「ハッ。この子は推薦入団を希望している子です!」

サカキ「ほう…。女幹部、キミの推薦かね?」

女幹部「ハイッ!」

サカキ「成程…。キミ、名前は?」

レッド「……ロッソです」

サカキ「そうか。ではロッソ君。面接を始めるから私の部屋に来たまえ」

レッド「はい」

サカキの部屋

サカキ「かけたまえ」

レッド「……はい」スッ

サカキ「そんなに固くならなくて良い。気楽に行こうではないか」

レッド「………よろしくお願いします」コロコロッ

サカキ「では簡単に我がロケット団の概要を話そうか。ロケット団はカントー、ジョウトを中心に2000人近くの団員で結成された秘密結社だ。主にポケモンや人身、兵器の売買、生物実験などの悪い事を専門にしている。そのことは知っているね?」

レッド「はい、重々承知しております」

サカキ「よろしい。だが、その真の目的はカントー、ジョウトのみならず、ホウエン、シンオウなど多くの地方の征服にある。その為には多くのポケモンや人材、資金が必要なのだよ」

サカキ「だが最近は入団する人間も年々減っていき、団員が任務先の事故やポケモン教会や警察との戦闘で殉職したり、自分から辞めて行ったりしている」、

サカキ「故にキミみたいな積極的な若い戦力は大歓迎だよ」ニコッ

レッド「ありがとうございます」ペコリッ

サカキ「ロケット団は月給28万で三食昼寝付、無料の寮などを設備しており、最近では若手の教育にも力を入れている」

サカキ「だが、キミみたいな推薦入団の特待生は初給32万で、強力なポケモンの支給、寮はもちろん、ロケット団系列の施設のは永久無料で使用出来、最終的には一個小隊を与えられる。中々の好待遇だろう?」

サカキ「おっと話が長くなってしまったね。ではまずはキミが我がロケット団に入団しようと思った理由を聞こうか。何せ根っこからの悪の秘密結社だ。普通の人間ならまず入りたがらない。それなりの理由があるのだろうね?」

レッド「他者を虐げ、社会に反抗する力が欲しかったからです」

サカキ「ほう…」

レッド「この行き詰った社会では私は自由になれない。未成年は煙草を吸うなとか、酒を飲むなとか、女遊びするなとか…」

レッド「そんなの俺の勝手だろう。他者にとやかく言われるような事ではないだろうと、毎日毎日憤っていました」

レッド「私は今の世の中を壊したい。ただそれだけです」

レッド「故に私は、反社会勢力であるロケット団に入団を希望しました」

サカキ「………ふっ。素晴らしい悪の…反骨の魂だ。キミはロケット団に向いている。気に入ったよ」

サカキ「合格だ。キミは今日からロケット団の一員だ」ニコッ

レッド「ありがとうございます」ペコッ

サカキ「私はキミが気に入ったよ。どれ、特待生の特権でもう一つ欲しい物をやろう」

レッド「そうですか…。じゃあ……」カチッ

レッド「アンタの首、くれよ」

チャキッ

キラ「ストライ…」

サカキ「………ふっ。成程」

レッド「少しでも変な動きをしたら、キラがアンタの首を撥ねるぞ」

サカキ「このストライク、キラと言うのか…。成程、悪を裁く正義の神に相応しい名だな」

レッド「正義なんて崇高なもんじゃねぇよ」

サカキ「では私の首を取って何を欲す?金か?名誉か?それとも権力か?」

レッド「テメェらロケット団がしょっちゅう俺のハードボイルドな旅の先々で事件を起こすから、目障りなだけだ」

サカキ「そうか…、それはすまなかったね」

レッド「そう思うなら、さっさと縛に着いて死刑台にでも送られてやがれ」

サカキ「だがそうもいかない。私はただ欲しいのだ。この世の全てを。ポケモンも金も女も部下も権力も…」

レッド「己が欲するがままに悪事を働く…。壊滅的に独善的割、短絡的な思想…。まるでガキだな」

サカキ「男とはそう言うものだ」フッ

レッド「違いない」フッ

レッド「だがアンタのその下らない欲望の為にどれだけのポケモンや人間が犠牲になったんだろうな」

サカキ「知りたいかね?我がロケット団では324人が逮捕、52人が殉職。ポケモン協会及び警察権力、59人が殉職。民間人、41人が犠牲。略奪したポケモン27501匹、内、売買したのは9975匹、駆除したのは351匹、残りは戦力とした」

レッド「………大した記憶力だな」

サカキ「私の為に犠牲になった者達の名は全て記憶している…」

サカキ「だが最近の部下の殉職者がいささか妙でな…。皆、大きな鎌のような物で首を撥ねられているのだ」

レッド「………」

サカキ「それに…」ペロッ

キラ「ストッ!?」ビクッ

レッド「おい、妙な真似はするなと…」

サカキ「このストライクの鎌…、血の味がするな…。ポケモン…?否、人の…シオンタウンに配置していたジョンパニィの血の味だ…」

レッド「………!」

サカキ「シオンタウンではジョンパニィ…ポール…ジロー…。地下通路ではジャムバコタ…おつきみやまではキュモール…ナツミ…ポピー…。皆、愉快でエレガントな生き様だっただろう…」

サカキ「全て、キミの仕業じゃないのかい…?ロッソ君?」ギロッ

レッド「………もう良い、喋るな。斬れ」

サカキ「良いのかね?」

チャキッ

レッド「ッ!?」

スピアー「スピッ」

サカキ「少しでも変な動きをしたらスピアーの針がキミの脳天を貫くぞ?」

レッド「………」

キラ「………」

サカキ「………」

スピアー「………」

サカキ「………ここは一旦互いにポケモンを仕舞うとしようか」ショボンッ

レッド「………そうだな」シュボンッ

サカキ「そうそう…キミが欲していたのは私の首だったな…。そうだな…、ポケモンバトルで勝てたら譲ろう」

レッド「………このアジトに居る奴らを全員を一気に相手してか…?」

サカキ「イヤ、場所はこの部屋。相手は私一人だ」

レッド「………信じられるとも…?」

サカキ「私は悪の秘密結社のボスであるが、その前に一人のトレーナーだ。私は決闘を邪魔される事をもっとも嫌う」

レッド「………良いだろう。だがその首は必ず貰い受けるぞ、サカキ殿…」チャキッ

サカキ「望むところだ……」チャキッ

サカキ「さあ………ポォケモォォォンバトォォォォオルゥ!始めようかァァッ!!!」

レッド「コイツ、戦闘狂か…!行けっマスキオ!」ポーイッ

マスキオ「ニドォ!」ポンッ

サカキ「ならば…!ニドクイン!」ポーイッ

ニドクイン「ニドォ!」ポンッ

レッド「みだれつき!」

マスキオ「ニドッニドッニドッニドッニドォッ!」ザシュッザシュッザシュッザシュッザシュッ!

サカキ「良い攻撃だ!だが…!」

ニドクイン「ニドォ…」ニヤリッ

サカキ「些か、攻撃力が足りないなァ!」

レッド「そうかよ…!なら今直ぐでも攻撃力を上げてやるよ!」ポーイッ

サカキ「アレは…月の石か…!」

マスキオ「ニドオッ!」タッチ!

ふぉんふぉんふぉんっ…

マスキオ「ニィドォキィィイングッ!」パッパラー

サカキ「ニドキングに進化させたか!面白い!」

レッド「マスキオ!あばれる!」

マスキオ「ニドォ!ニドォニィドキィィン!」ドタバタッ

ニドクイン「ニィ…!」グッ

サカキ「成程…攻撃力は上がったようだな…。だがァ…!」

ニドクイン「ニドォ……!」ググッ

マスキオ「ニドォ!?」フワッ…

サカキ「レベルが足りんわァ!ばかぢから!」

ニドクイン「ニィドォォォオ!!!」ブオォォンンッ!

どおぉぉぉぉぉんんっ!!!

レッド「マスキオ!」

マスキオ「ニドォ…」ピクッ…ピクンッ

サカキ「その程度のレベルでニドクインお姉ェさんに勝とうなど、片腹痛いわ!」

実は普通にレスしただけだと掲示板の一覧というページの一番上にそのレスしたスレが来てしまう。

一番上に来る事の何が悪いかと言うと他のそのスレを読んでる人達に「>>1の更新がきた」と勘違いさせるから。

実は『基本的に"普通にレスをする"のはそのスレの>>1が更新するだけ』

と、暗黙のルールがあるんだけど、それを>>1以外の人が書き込んで勝手に一覧の一番上にあげてしまうと他の読んでる人達が困る。

だから、感想を書くだけのレスする時はメール欄にsageと半角英数字で入力しなければならない。

こうするとレスをしても一覧の一番上にはいかない。

そして、それが常識。で、最低限のマナー。
(やらなかったりわざとそうして煽って荒らすやつもいっぱいいるけど)

一覧の一番上にあげる事をage、または「あげる」という

sageと入力するかチェックしてレスする事を「下げる」と言う。

下げろ、とは「メール欄にsageと入れてページ一覧の一番上にする事をやめろ。迷惑だ」という意味。

レッド「………次はお前だ!ジュニア!」ポーイッ

ジュニア「カラッ!」ポンッ

サカキ「カラカラか…。悪くないチョイスだ!」

ジュニア「ッ!カラァ…!」ギロッ

サカキ「む?」

レッド「コイツは母親をテメェらロケット団に殺された。コイツは今、子供でありながら、母親の敵であるテメェらに憤っている」

ジュニア「カラァ!」プンプクリンッ

サカキ「面白い!その小さな身体に宿した怒りの力!この私とニドクインお姉ェさんが全て受け止めてやろう!」バッ

ニドクイン「ニィドォ!」バッ

レッド「怒りを力に変えろ!つるぎのまい!」

ジュニア「カラカラァッ!」シャキーンッ

レッド「ほねこんぼう!」

ジュニア「カラァッ!」ブオォォンッ!

サカキ「攻撃を受けろ!」

レッド「何だとッ!?」

ガンッ!

ニドクイン「ニドォ…」ニヤッ

レッド「チッ…!連続でほねこんぼう!」

ジュニア「カラッ!カラッ!カラッ!カラッ!カァラァッ!」ブンッブンッブンッブンッブオォォンッ!

サカキ「全てその身で受け止めてやれ!」

ニドクイン「ニドォォオオ!」バッ

ガンッガンッガンッガンッガアァァンッ!

ニドクイン「ニドォ…!」ピンピンッ

レッド「何…だと……!?」

ジュニア「カ…カラァ…!?」

サカキ「これだけ殴れば気が済んだだろう?ニドクイン、母親の温もりを失った哀れな少年に、お姉ェさんの愛の抱擁をくれてやれ」パチンッ

ニドクイン「ニィドォ…」ニコッ

ジュニア「カ…カラァ……」ビクビクッ

だきっ

ニドクイン「ニドォ…」ムギュゥゥゥゥ

ジュニア「カラァァァァァアアッッ!!!」グキッバキッベキッ…

レッド「ジュニア!」

ニドクイン「ニドォ」ドサッ

ジュニア「カ…カラァ…」ピクッ…ピクンッ

レッド「ジュニア…すまん」シュボンッ

サカキ「流石はニドクインお姉ェさん!子供のあやし方が上手いものだ。後はゆっくり休め」シュボンッ

サカキ「どうした、ロッソ君!キミの力はこんなものではないだろうッ!?」

レッド「チッ…!行けッフカヒレ!」ポーイッ

フカヒレ「フカッ」ポンッ

サカキ「ほう…。中々珍しいポケモンを使ってくるな…。ならばコチラはスピアー!」ポーイッ

スピアー「スピッ!」ポンッ

レッド「来たな、蜂ヤロー!」

サカキ「私のスピアーは強いぞ」

レッド「紙耐久がほざきやがって!りゅうせいぐんッ!」

フカヒレ「フカフカァ……フカァ!」

ひゅぅ~~~~パアァァァァァンッ!ドドドドドドドドドッ!!!

サカキ「ほう…。これはまた強力な技を使ってくる…。こうそくいどう!」

スピアー「スピッスピッスピッ!」ブンッブンッブンッブゥゥゥゥゥンッ

レッド「アレを躱すか…」

サカキ「確かに強力な技だ!私のスピアーでなければやられていただろうッ!」

レッド「………あなをほる!」

サカキ「スピアー!真下にダブルニードル!」

レッド「ッ!待てッフカヒレ!止まれッ!」

ぼこっ!

フカヒレ「フカッ?」

スピアー「スピッ!」ザシュザシュッ

フカヒレ「フキャァッ!」グサグサッ

レッド「フカヒレ!」

サカキ「あのりゅうせいぐんで上に注意を引かせた後、直ぐに真下から攻撃するとは見事ォ!だが残念だったな!読んでいたわァ!」

レッド「にゃろうっ…」

サカキ「では次はコチラから攻めよう!ミサイルばり!」

スピアー「スピピピピッ!」ドドドドドドドッ

レッド「何処狙って…?………ッ!?」

ガガガガガガガガガガガッ!!!

フカヒレ「フキャッ…!フキャァ…!」

レッド「フカヒレ!」

サカキ「キミのりゅうせいぐんを真似させてもらったよ。ミサイルばりを天井に向けて放ち、天井で跳ね返って来たミサイルばりが雨の如くフィールドに降り注ぐ…」

サカキ「これでは身動きとれまい?」

レッド「チッ…!あなをほるでミサイル雨から逃れろ!」

フカヒレ「フキャッ!」ボコボコッ

サカキ「………一つ忠告しておこう。私の前ではあなをほるは止めておいた方が良いぞ」

レッド「?」

サカキ「なぜならば、地中から直接攻撃するとなれば、必ず敵の近くに出て来なければならない。それに私はフィールドの振動、音で地中のポケモンが何処を掘り進んでいるか感知出来るのだよ」

レッド「ッ!」

サカキ「三時の方向の床にドリルライナー!」

スピアー「スピィィィイ!」ギュルルルルゥ!!!

フカヒレ「フキャァッ!」チーンッ

フカヒレ「ふきゃぁ…」ピクンッ…ピクッ

レッド「………」シュボンッ

サカキ「ふん。この程度の攻撃でやられるなど、大したレベルでは無かったようだな」

レッド「レベル…か……。だったら次はコイツだ。行けッ!キラ!」ポーイッ

キラ「ストラァァアイクッ!」ポンッ

サカキ「さっきの断罪のストライクか。見ただけで分かる。他のポケモンと比べてソイツだけはレベルが異常だな」

レッド「コイツとは長い付き合いだからな」

キラ「ストォ…ストォォ…」フーフー

サカキ「興奮しているみたいだな。私の首をそんなに狩りたいか?」

レッド「落ち着け、キラ。狩るのはこの勝負に勝ってから」

サカキ「そう…。私の首を取るのは私に勝ってからにしてもらおうかァ!」

レッド「キラ、久々に本気でヤるぞ…」

キラ「ストォ…」スゥ…

サカキ「その鎌…相当の切れ味だろうな。だが…」

スピアー「スピッ!」シュンッ

シュンッシュンッシュンッシュンッ!

サカキ「このスピアーのスピードを捉えられなければ、その大鎌も無用の長物となり替わる!」

シュンッ…ガキィィィィンッ!

スピアー「スピッ!?」ググッ…

キラ「ストォ!」ググッ…

サカキ「!……ふっ、捉えられたか…」

レッド「………」

サカキ(パワー、スピード共に中々…。これはレベル40…否、それ以上か…)

サカキ「まさか私のポケモンとタメを張るレベルのポケモンが居るとはなァ!こうそくいどうからのダブルニードル!」

スピアー「スピスピィ!」シュンシュンッ

レッド「キラァ!でんこうせっか!」

キラ「ストッ!」シュンッ

ガキンッ!ガキンッガキンッ!ガキィィィィンッ!

レッド「くっ……」

サカキ「フハハッ!やはり速いなァ!ならばさらなる速さの境地へと招待しよう!さらにこうそくいどうだ!」

スピアー「スピスピィ!」シュシュシュシュシュッ

レッド「最早、かげぶんしんだな…。残像が見えやがる」

サカキ「それだけではないわァ!ミサイルばり!」

スピアー「スピィァァ!」

シュンッドドッ!シュンッドドドッシュンッドドドドッ!

キラ「ストォッ…!」ググッ

レッド「こうそくいどうからのミサイルばりのオールレンジ攻撃か…」

ドドドドドドドドドッ!!!

サカキ「さァ!この怒涛の攻撃、どう捌くのかねっ!?ロッソ君!」

レッド「………」フゥゥゥ

キラ「………」フゥゥゥ

サカキ「むっ…?」

キラ「スゥ…」スッ

ドドドドドドドドドッ!!!

キラ「スゥ…」スッ

サカキ「あのミサイルばりが当たらない…?

ドドドドドドドドドッ!!!

キラ「スゥ…」スッ

キンッ

サカキ「……ククッ…!そういう事かァ!ミサイルばりの弾道を見切って、舞う様に鎌の切先で弾道を変えて躱していたかァ!正しくSWORDDANCE!」

レッド「………」

サカキ「ならば遠距離戦は最早無用!再び接近戦に持ち込んでやるわァ!」

スピアー「スピッ」ギュウゥゥゥンッ!

レッド「構えろ、キラ!」

キラ「ストォ!」チャキッ

サカキ「ハアァァァァ!ダブルニードル!」

スピアー「スピッ!スピッ!スピッスピッ!」グサッグサッグサッグサッ!

キラ「ストォ…!」キンッキンッキンッキンッ

レッド「チッ…何がダブルだ!」

スピアー「スピスピッ!」ザシュザシュッ!

キラ「ストッ…!」ガクッ

サカキ「!もらったァ!」

グサッ!

キラ「ストッ…!」ゴフッ…

サカキ「ふっ…」

レッド「………つばめがえしィ!」

キラ「ストォ…ラァァイクッ!」ザシュッ

ザンッ!

スピアー「ス…スピ……アァ…」バタンッ

サカキ「ほう…。肉を切らせて骨を断ったか」

スピアー「ス…スピィ…」ビクッ…ビクンッ

レッド「あのスピードに一撃ぶちかますにはそれしか思いつかなんだ…」

サカキ「いやはや…。少し見くびっていたよ。ならば次は相性で攻めよう。行け、ゴローニャ!」ポーイッ

ゴローニャ「ゴロゴロッニャンニャンッ!」ポンッ

レッド「岩タイプ…そのまま行くぞ、キラ!」

キラ「ストラァァイ!」ジャキーンッ

サカキ「ほぼ同レベルのポケモン同士なれば、相性の有無は致命的だぞ!それでこのゴローニャンを倒す自信はあるのかァ!?」

レッド「ある!」

サカキ「上等!ならばこのサカキ、容赦はせん!凄絶になァ!ロックブラストォ!」

レッド「舞え!キラ!」

ゴローニャ「ゴロニャンニャー!」ドドドドドドドッ

キラ「ストッストッストォ!」スッスッスッ

サカキ「また鎌で弾道を逸らすかァ!それはみきりか何かかねっ!?」

レッド「そんな技覚えらせた覚えはねぇよ!はがねのつばさ!」

キラ「ストォ!」カキーンッ!

ガキィィンンッ!

ゴローニャ「ニャァァッ!」ドーンッ

サカキ「いくら攻撃力が高く、鋼タイプの技だからと言って、防御力の高いゴローニャがタイプ不一致技にこれ程のダメージ…。まさか、その動きは…!」

レッド「よぉく自分の言動を思い出してみな…。正しくSWORDDANCE…ってな」

サカキ「ククッ…!そう言う事かァ!先程からの舞はつるぎのまいかァ!」

レッド「そうだ、つるぎのまいさ」

サカキ「まさか補助技のつるぎのまいを防御技に応用していたとはなァ」

レッド「どこぞの世界じゃつるぎのまいで炎技を防ぐストライクが居るらしいからな。造作も無い」

サカキ「だが、相手の技を見切ってのつるぎのまい…。そう簡単な芸当ではあるまい。欲しいな、そのストライク。何処で手に入れた?」

レッド「何処だろうな?そんな事よりどんどん行くぞ!はがねのつばさ連打ァ!」

キラ「ストォ!ストォ!ストォォォオ!!!」ザシュッザシュッザシュッ

ゴローニャ「ニャ…ニャァァ…!」ググッ

サカキ(あの動きがつるぎのまいだったのなら、もう既にストライクの攻撃力は極限まで上がっているとみて良いだろう…)

サカキ(私の最速のスピアーがやられた今、あのスピードを躱せるポケモンはもう居ない…。このままではあのストライク一匹に戦局を覆されかねないな…)

キラ「ストォ…ストォォ……!」フーフー

サカキ「む?」

レッド「………チッ」

キラ「スゥゥウトライクゥゥゥウウウッッ!!!」ガオー!

ザンッ!ザンッザァァンッ!

キラ「ストォ!ストォ!ストラァァイクッ!!!」ガオー

サカキ「辺り構わず、暴れ斬っている…?どういう事だ……?」

レッド「チッ…。やはり長期のバトルは無理だったか…」

キラ「ストォ…!」ギロッ

サカキ「ッ!」ハッ

キラ「ストラァァアイクッ!!!」バッ

ザンッ!

キラ「ストォォ……!」ググッ

サカキ「クッ……!真剣…白羽取りィ…!」ググッ

レッド「落ち着けキラ!そいつの首を取るのは今じゃねぇ!バトルに勝った後だ!ハードボイルドじゃねぇぞ!」

サカキ「グゥ…!どぅぉっせぇぇぇぇいっ!!!」ブオォォンッ!

キラ「ストオォ!」ポーイッ

レッド「ハァ…」ホッ

サカキ「ハァ…ハァ……。成程…。そういう事か…」チラッ

サカキ「ロッソ…。私がお前を見誤ったか?ポケモンのレベルの高さ故にポケモンを上手く操れていない。操れても、もって数分か」

レッド「………」ギリッ…

サカキ「ポケモンも自身の能力に呑まれ、我を見失い暴走する…。笑わせる…。その程度でハードボイルドだと?」

レッド「何…?」ピクッ

サカキ「ポケモンもトレーナーも己の力に驕り、自身以上を操ろうと、力に溺れ、力に呑まれる!そんな事でハードボイルドなトレーナーを名乗るなど、笑止千万!醜悪至極ゥ!」ビシッ

レッド「黙れ…!」

サカキ「貴様はもうハードボイルド非ず!否ァ!トレーナーにも非ず!タダの中二病だァ!!!」

レッド「黙れと言っているだろうがァァァッ!!!」

サカキ「貴様の様な傲慢な子供には灸を据えてくれるわァァ!ゴローニャ、だいばくはつッ!」パチンッ

ゴローニャ「にゃあぁぁぁぁぁっ!」カッ!

チュドオオォォォォォォォンンッッッ!!!

………シュゥゥゥゥゥ

ゴローニャ「にゃあぁ……」バラバラッ

バタンッ

キラ「………」ピクンッ…ピクッ

レッド「………」シュボンッ

サカキ「………良くやった、ゴローニャ」シュボンッ

レッド「………自爆はジムリーダーのお家芸だと思っていたがな」

サカキ「御託は良い。早く貴様の次のポケモンを出せ。完膚なきまでに叩き潰してやる」ポーイッ

サイドン「サァァイドォォォオンッ!」ポンッ

レッド「………特攻!ピッキー!」ポーイッ

ピッキー「ピィキャキャキャッwwww」ポンッ

サカキ「………随分下品なピカチュウだな。だが地面タイプに電気タイプをぶつけてくるなど…」

レッド「今にほざいてやがれ…」

レッド(地面タイプの重量級を出した事、後悔させてやる…!)

ピッキー「ピィキャッキャッwww」クイクイッ

サイドン「サァイ゛?」ギロッ

ピッキー「ピギャッww」ビクッ

レッド「怯むな!くさむすび!」

ピッキー「ピ…ピキャァww」スッ

ボコッ!シュルルルルル…

サイドン「サァイ?」グラッ

レッド「ひれ伏せ……!」

ズドオォォォォオン!!!

サカキ「………貴様がなァ!」

サイドン「サァァイドォォォ!」ヌッ

レッド「…ッ!?馬鹿なッ!?」

サカキ「アアァァァム…ハンマアァァァァァッッ!!!」

サイドン「サァァイドォォォオンッ!!!」ブオォォンンッ!

ズドオォォォォオン!!!

レッド「………!」

ピッキー「ピィ…キャキャ…」ピクッ…ビクンッ

サカキ「特攻の高いピカチュウに草タイプであり、相手の体重が重い程威力の上がるくさむすびを使わせた事は評価に値する…」

サカキ「だが、やはりレベルが足りんな。先ほどのストライクとは大違いだ」

レッド「………」グッ

サカキ「どうした?強いのはさっきのストライクだけか?だがそのストライクも長く操れなくては意味もないがな」

レッド「………うるせぇ。俺のポケモンはまだ残っている」チャキッ

サカキ「ならば早くその最後のポケモンを出すと良い。私のサイドンに届くのならばな」

レッド「………ライタァァッ!」ポーイッ

ライター「リィイザァァァッ!!!」ポンッ

レッド「ライター、えんまく!」

ライター「リザァ…」プシュウゥゥゥ

サカキ「小賢しい…。逃げ腰で勝てるとでも?」

レッド「ドラゴンクロー!」

ぶほぉっ

ライター「リィイザァァァ!」ザシュッ!

サカキ「目くらましの後にすかさず背後から攻撃…!受け止めろ!

サイドン「サァイッ!」ガシッ

ライター「リザァッ!?」

サカキ「アームハンマー!」

サイドン「サァァイドォォォオンッ!」ブオォォンンッ!

ズドオォォォォンッ!!!

ライター「リザァァッ!」

レッド「ライター!」

サカキ「終わったな…」

ぐぐっ…

サカキ「むっ?」

ライター「リィ…ザァ…!」ググッ…

レッド「よしっ…!」グッ

サカキ「アレを耐えたか…。ストライク以外にちゃんと育っているポケモンも居たか…」

レッド「接近戦は不利だ!一旦距離を取ってかえんほうしゃだ!相性が悪くても特殊防御が低いサイドンならイケル!」

ライター「リッザァ…!リィィザ…」タッタッ

サカキ「無駄ァ!」

サイドン「ザア゛ァァァァァァイィィィッ」シュバッ

レッド「なっ…!?早…ッ!?」

サカキ「ドリルライナァァァッ!」

サイドン「ドオォォォォォンッ!!!」ギュルルルルゥ!!!

ぐりぐりぃっ

ライター「ザアァッ……!」ゴフゥッ

レッド「バカな…!アームハンマーを二度も使っているのに、先制攻撃だと…!?」

サカキ「これぞ、サイドン先生の力だ」

サイドン「サァイッ」フリフリッ

レッド「…!せんせいのつめか…」

サカキ「如何にも。この爪を持たせることで、サイドンは偶に先制攻撃が出来る様になる」

サイドン「サァイッ!」シュッシュッ

サカキ「さて、効果抜群の技をもろに喰らったのだ。もう流石に立ってられま…!」

ぐぐっ……

ライター「リ……ザ……」ググッ…

レッド「ライター…お前……」

サカキ「バカな……立て続けに威力の高い技を喰らって尚、立ち上がるとでも言うのか……!?」

ライター「リィッ…ザァ……!」

レッド「………ふっ。悪いな、お前には何時も無茶をさせてしまって…」

ライター「リザァ…」フルフルッ

レッド「お前の諦めない不屈の闘志は俺のハードボイルドへの道を切り開いてくれる…感謝しているぞ」

ライター「リザァッ!」コクッ

サカキ「理屈では無い…。奴を立たせるのは、力や体力では無い…。ポケモンとトレーナーの燃ゆる熱き魂…!やはり私の眼に狂いは無かったか…!」

レッド「………勝つぞ、ライター!」

ライター「リザアァァァァッッッ!」ピカーッ

ふぉんふぉんふぉんっ……

レッド「こ、コレは…!」

サカキ「進化か……!」

ライター「グオオオォォォォォォォッッ!!!」バッサバッサッ!

レッド「ライター…お前、リザードンに…」

ライター「グルルルッ…」コクッ

レッド「ふっ…。進化したお前の力、見せてもらうぞ!かえんほうしゃ!」

ライター「グオォォォォッ!」ボオォォッォォッ!

サカキ「気を付けろ、サイドン!先程よりパワーアップしているぞ!」

サイドン「サァァイ…ドサアァァッ!」アチチッ

レッド「相性は悪くても特防の低いサイドンには効いている…!これならいける!」

サカキ「舐めるなァ!アームハンマァァアッ!」

サイドン「サアァァイドオォォォォォンッ!」シュバッ!ブオォォンンッ!

レッド「飛翔して躱せ!」

ライター「グオォォォォツ!」バッサバッサッ

レッド「旋回しながら、エアスラッシュ!」

ライター「グオォォオッ!」ザシュッ!

サイドン「サァイィッ!?」ビクッ

レッド「怯んだ所にドラァゴンクロォォォォ!!!」グッ

ライター「グオアァァァァ!」ゴオオォォッ!

サカキ「アァァァムハンマアァァァァァッッ!!!」グッ

サイドン「サアアァァイィドオォォォォォンッ!!!」ブオォォンンッ!

ドオオオォォォォォォォンッ!!!

ライター「グルゥッ…!」バサバサッ

レッド「決めるぞッ!かえん……」バッ

サカキ「サイドン!うちおとす!」

サイドン「サァイッ!」ポーイッ

ライター「グオッ!?」ガンッ

ひゅう~~どぉぉぉぉんっ!

レッド「ライター!」

サカキ「落ちた所にドリルライナァァァッ!」

サイドン「サアァァイ……!」ギュルルルルゥ!!!

レッド「ッ!」ハッ

ぐりぐりぐりぃ……

ライター「グオッ……!」ゴフッ

サイドン「ドオォォォォォンッ!!!」ギュルルルルルゥゥッ!!!

ライター「グオァッ……!」ドォォォンッ!

レッド「ライ…がはっ……!」メリッ…

ドオォォォォォンッ!!!  

サカキ「………」

ぱらっ…ぱらぱらっ……

ライター「ぐ……ごふ…っ…」ピクッ…ピクンッ

レッド「がっ……ぐぅっ……」ズキッ…

サカキ「すまないな。だが、リザードンの延長線上に居たお前が悪い」

レッド「ゲホッ…ッ…かはっ……」

サカキ「悪の秘密結社、ロケット団のボス、サカキ相手によくぞここまで戦った。今、引導を渡そう、ロッソ」

サカキ「大地の奥義、じしん」

サイドン「サアアァァァァイッ!!!」

――――
――
サカキ「………さて、どうしたものかな」

レッド「………」

サカキ「あくまで私の首を取りに単身ロケット団に潜入しに来た度胸は誉めよう」

サカキ「そして、若くしも、その強靭な魂とバトルセンスは惜しいものだな」

サカキ「どうかね?この際本当にロケット団に入団する気はないかね?今なら最初に行った通り、特待生で迎えよう」クイッ

レッド「………」シュボッ…フゥゥゥ

サカキ「げほげほっ」

レッド「………黙っときな、オッサン」

サカキ「………残念だ」

レッド

手持ち 六匹      

リザードン  ♂ NN ライター      ピカチュウ ♂ NN ピッキー
Lv36                      Lv29
ドラゴンクロー かえんほうしゃ      10万ボルト でんこうせっか
りゅうのいかり  エアスラッシュ      くさむすび  ちょうはつ

ニドキング ♂ NN マスキオ      ??? ♀  NN フカヒレ
Lv35                     Lv24
どくづき あばれる             きりさく あなをほる
10万ボルト にどげり           りゅうのいかり りゅうせいぐん

ストライク ♂ NN キラ        カラカラ ♂ NN ジュニア
Lv47                    Ⅼv23
つるぎのまい はがねのつばさ    ほねこんぼう ずつき
つばめがえし でんこうせっか     ほねブーメラン  つるぎのまい

――――
――
レッド「………んっ…見覚えのある天井……」モゾッ

レッド「俺……いったい何を……?」

レッド「…………ッ!確か俺は…あの後……」ガバッ

レッド「……………負けた後の事が思い出せん」

ぴしゃんっ

エリカ「レッド様!お身体は大丈夫ですかっ!」ムギュゥ

レッド「え、エリカ嬢っ!い、痛い痛い!」

エリカ「あっ…すみません……」シュンッ

レッド「いや、別に構わない…。なあ、俺はいったい何故ここに…?」

エリカ「それを聞きたいのはこちらですわ。てっきりもう既にタマムシを出られたと思っていたのに、真っ裸でゲームセンターの前に倒られているのですもの」

レッド「ゲームセンターの前……」

エリカ「公衆の面々でレッド様の立派なお身体を見られるのは心外でしたので、ジムに預からせてもらいました」

レッド「そうか…ありがとうな、お嬢」ナデナデ

エリカ「うふふっ///レッド様の妻として当然の事をしたまでですわっ///」ニコッ

レッド「そう言えば、俺のポケモン達と荷物は…?」

エリカ「衣服は全て脱がされていましたけど、モンスターボールやお荷物、バイクも全て無事でしたわ」

レッド「そうか…よかった……」

エリカ「ポケモン達は凄く傷ついてたので、今ジムの回復システムで回復を終えた所ですわ」

レッド「………アイツ等には悪い事をしたな…」

エリカ「レッド様!」キラキラッ

レッド「ん?」

エリカ「お目覚めの後、すみませんが、お食事にします?お風呂にします?それとも…?///」ピトッ…

レッド「………悪ィ。今そんな気分じゃねぇ…」

エリカ「そうですか…。すみません」

レッド「世話になった後で悪ィがもう行くわ…」スタスタッ

エリカ「レッド様、無くされたお着物の代わりにこのお着物をどうぞ」スッ

エリカ「レッド様の以前のお着物を参考にして新しく織り込みましたの」

レッド「ありがとな」

ブロロロロンッ!ブロロロロンッ!

レッド「度々世話になったな、エリカ嬢。ジムのお姉さん達」

エリカ「いえ。気になさらずに、旦那様♪」ニコッ

アロマなお姉さん「何時帰られても、レッド様とエリカお嬢様がお楽しみ頂けるように、床の準備はしておきますのでっ!」

レッド「………じゃあな」

ブロロロロンッ!

エリカ「………」

アロマなお姉さん「…今回は引き留めなくて良かったのですか?」

エリカ「ハードボイルドなチャンピオンになられるお方を引き留められる女性がおりますこと?」

アロマなお姉さん「それもそうですね」クスッ

エリカ「ただ…」

アロマなお姉さん「ただ?」

エリカ「倒れていたレッド様を預からせてもらった時、レッド様から沢山の雌の香りが香ってきたのは不快ですわね」ニコッ

アロマなお姉さん「そ、そうですか…」

タマムシデパート・屋上

サカキ「行ったようだな…」

女幹部「………サカキ様、この度は彼の命をお許し頂き、ありがとうございます」ペコッ

サカキ「私もキミの様に彼の事は気に入ってね」

女幹部「ですよねっ!」バッ

サカキ「ただし、キミは減給だ」

女幹部「はうぅ…」シュンッ

サカキ「………彼とは再び会い見える時が来るだろう…。そう、彼の精神が折られていなければな…」

サカキ「だが、このサカキが完膚無きまで叩きのめしたのだ。そう簡単に立ち上がれる事が出来るとも思えんがな…」

女幹部「………」

サカキ「そう言えば、ロッソが気絶した後、他の女団員達と一緒になって彼とお楽しみだったようだな」チラッ

女幹部「はいっ!」ツヤツヤッ

女したっぱズ「とっっても気持ちよかったでぇーすっ!」ツヤツヤッ

サカキ「………」

レッド(そう言えば、何故裸で倒れていたんだ……?)ブロロロロロンッ

ブロロロロロォォォンッ!!!キキイィィッ!

レッド「………またコイツか」

カビゴン「ぐおー」

レッド「確か眠っているポケモンを起こす笛があったな」スッ

ぴ~ひゃらぴ~ひゃら♪

カビゴン「カビィ…?」ムクッ

レッド「おらよっ」ポーイッ

カビゴン「カビッ?」バシュッ

カチッ

レッド「ふんっ…」

グリーン「おおっレッドゥ!よくやったZE!」ヒョコッ

レッド「………グリーンか」

グリーン「いやー、サイクリングロードを下ってセキチクシティに行きたくてもコイツが邪魔だったから助かったZE!」

レッド「お前もこの笛貰っただろう」

グリーン「いや、じいさんとの間接キスはもうゴメンだね」

グリーン「そんな事よりYO!次に会ったらバトルする約束だったよな!」

レッド「そう言えば、そうだったか」

グリーン「じゃあ早速ヤろうZE!ポケモンバトル!」チャキッ

レッド「………」チャキッ

グリーン「使用ポケモンは三体!俺の一番手はコイツだ!ケンタッキー!」ポーイッ

ケンタッキー「ピジョットォォォオッ!」ポンッ

レッド「あの時のポッポか…」ポーイッ

ピッキー「ピィキャッキャッキャッwww」ポンッ

グリーン「何かムカつくピカチュウだな…」ムカッ

レッド「でんこうせっか!」

ピッキー「ピキャァッwww」シュバッ

グリーン「フェザーダンス!」

ケンタッキー「ピジョォォッ!」バァサッバァサッ

ピッキー「ピキャッwww」フワッ

グリーン「お返しのでんこうせっかァッ!」

ケンタッキー「ピジョォッッ!」シュバッ

ピッキー「ピキャァッwww」ドーンッ

レッド「空中反転して10まんボルト!」

ピッキー「ピィキャァチュウゥゥゥッwww」バチバチバチィッ!

グリーン「遅ェッ!こうそくいどうで躱しまくれ!」

ピジョット「ピジョッ!ピジョォッ!」ヒョイッヒョイッ

レッド「………ちょうはつ」

ピッキー「ピキャピキャッwww」オシリペンペンッ

ケンタッキー「ピジョォ!」ムカッ

グリーン「ああんっ!?本当にムカつくピカチュウだなァッ!つばさでうつ!」

ケンタッキー「ピジョォォッ!」ゴオオォォッ!

レッド「………」

どぉぉぉんっ!

ピッキー「ピギャァッwww」メリッ…

グリーン「オラァッ!頭部と胴体の間にピンポイントで喰らわしてやったZE!飛行技でも急所じゃ聞いただろ!?」

レッド「………否」

がしっ

ピッキー「ピキャッキャッwww」ガシッ

ケンタッキー「ピジョォッ!?」

グリーン「コイツ、翼にしがみ付いて…!」

レッド「所詮は飛行技……か…」フゥゥ

グリーン「チィッ!でんこうせっかで振り落せ!」

レッド「くさむすびで離すな」

ケンタッキー「ピジョォッッ!ピジョォォッ!」ビュオォォッ!

ピッキー「ピィキャッキャッwww」シュルルッ

グリーン(ヤベェ…あのまま電気技を喰らったら…)チラッ

レッド「………」

グリーン「?」

ピッキー「ピキャァw?」ギュゥゥ

グリーン「っ今だ!急上昇から急降下で振り落せ!」

ケンタッキー「ピジョオォォォォッ!」ギュオォォォォッ!

ピッキー「ピギャアァァァァッッwww」ギュゥゥゥッ

レッド「っ!そのまま10万ボルト!」ハッ

バチバチバチイィィィィッ!!!

ケンタッキー「ピジョオォォォッォッ!!!」ビリビリビリィッ

ひゅうぅぅぅぅ~~どおぉぉぉぉぉんんっ!

ピッキー「ピィ…wピィ……w」ゼーゼー

ケンタッキー「ぴ…ぴじょぉ……」プスッ…プススッ

レッド「ふぅ…」

グリーン「………?」

グリーン「って考えてもしょうがねえかっ!次だ次!カモンッハードガイ!」ポーイッ

ハードガイ「リッキィィィ!」ポンッ

レッド「カイリキーか…」

グリーン「おうよっ!俺のカイリキー、ハードガイの圧倒的なパワーを見せてやるZE!」

ハードガイ「ウー!ホー!」ムキムキッ

レッド「筋肉ダルマにはスピードで攪乱するまでだ。でんこうせっか」

ピッキー「ピキャッwピキャッw」シュバッシュバッ

グリーン「ハードガイ、メロメロ!」

レッド「ッ!?」

ハードガイ「リッッッィキィ❤」ムキッムキムキッ

ピッキー「ピキョッwww」ギンギンッ

レッド「カイリキーがメロメロだとッ!?見かけ騙しがァッ!ちょうはつだ!」

ピッキー「ピキャッwピキャッww」メロメロギンギンッ

レッド「チィッ!」

グリーン「無駄無駄ァ!ハードガイの筋肉にメロメロだZE!ぶぁぁくれつパンツ…じゃなくてパンチィ!」

ハードガイ「カイ…リィィキィィィッ!!!」ブオォォンンッ!

ピッキー「ピギャッwww」メリメリッ

どおぉぉぉんんっ!

ピッキー「ピキャッwwピキャァッ……www」ビクンビクンッドピュッ

レッド「………お前のカイリキーが♀だとはな…」シュボンッ

グリーン「は?俺のハードガイは♂だぞ?」

レッド「………」

レッド「………試しにコイツを出してみるか」ポーイッ

フカヒレ「フキャッ」ポンッ

グリーン「?何だそのポケモン。見た事ねぇな」

レッド「俺にも分からん」

グリーン「まあいいや!取り敢えずメロメロになっちまいなァ!」

ハードガイ「リキッ」プイッ

グリーン「オイッ!何無視してんだYO!早くメロメロしろよっ!」

レッド「………りゅうせいぐん」

フカヒレ「フキャッ」カパッ

ひゅぅ~~~~パアァァァァァンッ!ドドドドドドドドドッ!!!

ハードガイ「リキィッ!?」

グリーン「何だよ、この技ァ!?」

どおぉぉぉぉぉんんっ!!!

ハードガイ「リ…リキィ……ウホッ」ピクッ…ピクンッ

グリーン「ハードガイ!クソォ!何だよ、そのサメェ!」

グリーン「ふぅ…。やっぱり強いな、レッドゥ」

レッド「強い……か」

グリーン「だけどよぅ、俺だってポケモンタワー以来かなり修行したんだZE?色んなトレーナーやポケモンと戦って、レベルを上げていったんだ」

グリーン「その成果がコイツだァ!」ポーイッ

マネー「ガアァッァメエェェェクスッ!」ポンッ

レッド「カメックスか…」

グリーン「言っとくけど、コイツは前の二体とはレベルが違うZE?覚悟しろよ?」

レッド「もう一度りゅうせいぐんだ」

フカヒレ「フキャッ!」カパッ

ひゅぅ~~~~パアァァァァァンッ!ドドドドドドドドドッ!!!

グリーン「マネー!こうそくスピンで弾け!」

マネー「ガメガメガメェ!」ギュルルルルゥ!!!

ガガガガガガガガガッ!!!

グリーン「どうだァ!」

レッド「あなをほる!」

ぼこっ!

フカヒレ「フキャァッ!」ドーンッ

マネー「ガエェッ!?」

グリーン「さっきの技で上に注意を引いた後、直ぐに下から攻撃かよッ!卑劣だZE!」

レッド「続けてきりさくッ!」

フカヒレ「フゥキャァッ!」ザシュッ

グリーン「マネー!こうそくスピンで攻撃を弾け!」

マネー「ガァメェッ!」ギュルルルルゥ!!!

ガンッ!

フカヒレ「フキャァッ!」

グリーン「続けてみずのはどう!」

マネー「ガアァァァメェェッ!」バシャァァァンッ!

フカヒレ「フギャアァァッ!」

レッド「………」

グリーン「どうだァ!」

フカヒレ「フ…フカァ……」ムクッ

グリーン「チッ。一撃じゃ倒せなかったか…」

フカヒレ「フキャァ…」チラッ

レッド「………」

フカヒレ「フキャッ?」

グリーン「ッ!今だ!こうそくスピン!」

マネー「ガメェェェ!」ギュルルルルゥ!!!

レッド「ッ!フカヒレ!あなをほって……」

どおぉぉぉぉぉんんっ!!!

フカヒレ「フ……フキャァ……」ピクッ…ピクンッ

レッド「………チイッ」シュボンッ

グリーン「………やっぱりおかしい」

レッド「……俺は別におかしくは無い」

グリーン「いや、どう見ても、お前……」

レッド「グダグダ言わずにさっさと続きを始めるぞ!ライター、特攻!」ポーイッ

ライター「グオォォォォッ!!!」ポンッ

グリーン「やっぱり最終進化させてやがったなっ!」

レッド「彼奴の足元にエアスラッシュ!」

ライター「グオォォッ!」ザシュッ!

マネー「ガメェッ!?」

ドオォォンッ!モクモク……

グリーン「地面に攻撃して煙を立てるなんてなァ…!」

レッド「ドラゴンクロオォォー!」

ぼふっ!

ライター「グオアァァァッ!」ゴオォォォ!

グリーン「また後ろから…!受け止めろ!」

ガシッ!

マネー「ガメェ…!」ググッ

ライター「グオッ…!」ググッ

レッド「コイツ…ッ!」

グリーン「そのままの体制でみずのはどう!」

マネー「ガメエェェッ!」ゴポゴポッ…

ライター「グオォッ!?」

バッシャアァァァァンッ!!!

ライター「グオアァァァッ!」ビチャビチャッ

レッド「チイッ…!」

グリーン「いつも卑怯な手ばっか使いやがって!それでハードボイルドかッ!」

レッド「…!」ハッ

『ポケモンもトレーナーも己の力に驕り、自身以上を操ろうと、力に溺れ、力に呑まれる!そんな事でハードボイルドなトレーナーを名乗るなど、笑止千万!醜悪至極ゥ!』ビシッ

レッド「うるさい…」ワナワナッ

グリーン「そんな逃げ腰な奴にはお灸を据えてやるYO!」

『貴様の様な傲慢な子供には灸を据えてくれるわァァ!』

レッド「黙れェッ!かえんほうしゃアァァァッ!」

ライター「グオォォォオッ!」ボオォォッォォッ!

グリーン「みずのはどう!」

マネー「ガアァァァメェェッ!」バシャァァァンッ!

ドオォォォォォンッ!!!

レッド「………」

ライター「グオォ……」ピクッ…ピクンッ

グリーン「………」

マネー「ガァァメェェェッ!」

レッド「………クソ」シュボンッ

グリーン「………ヘイ、レッドゥ。今日のお前本当に変だZE?あんなに感情的になってよォ」シュボンッ

レッド「………お前には関係ないだろ」

グリーン「ま、そうなんけどYO…」

レッド「………?」

グリーン「普段クソ生意気に大人ぶってる癖に、変にナヨナヨしくしてるのが気にいらねェんだよ。ライバルとしてな」

レッド「………」

グリーン「今回のバトル、認めねェからな。また会った時はちゃんとしたバトルしろよな」

レッド「………ああ」

グリーン「あ、そうだ。コレ」スッ

レッド「何だ?」

グリーン「俺のマネーが持ってたおまもりこばん」

レッド「………」

グリーン「金出せや」ニコッ

サイクリングロード

ブロロロロロロッ

レッド(無一文…か……)

レッド(あの時のたった一度の敗北が俺に負の連鎖を起こさせている…)

レッド(別に負けたのは初めてではない…。一度シロナの姐さんにも完敗している。なのに、あの敗北が脳に焼き付いて離れない……)

レッド「クソッ…」

ブロロロロンッ!ブロロロロンッ!

暴走族1「オイオイオイィッ!ガキがいっちょまえにハーレー乗り回してんじゃねぇよ!」

暴走族2「ここが誰のシマだか分かってんのかァ?アァンッ?」

レッド「………」

暴走族1「オイオイオイィッ!シカト決め込んでんじゃねぇよ!」

暴走族2「さっさとここから消えな、バァーカッ!」ペッ

レッド「チンピラか…。憂さ晴らしには丁度良い…」フゥゥゥ

暴走族1「テメェみたいなガキにゃハーレーは似合わねぇよ!俺達によこしな!」

レッド「おい。バトルしろよ」チャキッ

暴走族2「なぁにぃ?まさか俺達にライディングバトルを挑もうって腹じゃねぇよな?」

レッド「さっさと構えろ」

暴走族1「じゃあ俺達がライディングバトルに勝ったら、そのハーレーは貰うぜ!」チャキッ

レッド「良いだろう。ならば俺が勝てば、テメェらのハーレーを頂戴する」

暴走族1「イイぜ!だけど二対一でも文句は言うなよ!?」

暴走族2「ライディングバトル…。それはスピードの世界で進化したポケモンバトルの形態…。そこに命を懸ける伝説のトレーナー達を、人々は5P,sと呼んだ!」

レッド「ライディングバトル…」

暴走族1「アクセラレーションッ!」

ドルルルルルルルルルルルルルンッ!!!

セキチクシティ・フレンドリィショップ

ガランガランッ

店員「いらっしゃーいっ」

レッド「すまないが、表のハーレーポケッドソンを二台売りたい」

店員「まいどー」

レッド「これで無一文からは脱したな」フゥゥゥ

セキチクシティジム

『閉』

レッド「………閉まってやがる」

レッド「………」コンコンッ

レッド「………出直すか」

「しまってないでござるよっ!」

どろんっ

レッド「………何奴だ」

キョウ「拙者はセキリクジム、ジムリーダーのア…キョウでござるっ!」

レッド「アンタ、その恰好…」

キョウ「そうでござるっ!忍者でござるっ!にんにんっ」

キョウ「そう言うお主は挑戦者でござるかっ?」

レッド「俺の名はレッド。ジムバッジ、頂きに参上仕った」

キョウ「そうだったでござるかっ。じゃあジムにいらっしゃいでござるっ!」ガチャッ

キョウ「ここのジムは毒タイプ、使用ポケモンは三体でござるっ」

レッド「………」チャキッ

キョウ「拙者の先鋒はイトマル!行くでござるっ」ポーイッ

イトマル「イトー」ポンッ

レッド「………図鑑が反応しねェ…。まあ蜘蛛みたいだから虫タイプか…」ピッピッ

レッド「なら俺は…コイツだッ!」ポーイッ

ジュニア「カラッ!」ポンッ

キョウ「準備は良いでござるねっ?イトマル!いとをはく!」

イトマル「イトー」プシュー

レッド「骨で糸を引き裂けッ!」

ジュニア「カラッ!」ザシュッ

キョウ「なんとっ!」ガビーンッ

レッド「突っ込め、ジュニア!」

ジュニア「カラァッ!」ダッ

レッド「ほねこんぼう!」

ジュニア「カラァッ!」ブオォォンッ!

キョウ「イ…イトマル!逃けるでござるっ!」アセアセッ

イトマル「イ…イトォッ」ササッドピュッ

レッド「逃がすな!」

ジュニア「カラァッ!」ブオォォンッ!

イトマル「イトッ!」ササッドピュッ

レッド「ちょこまかとォ…!」

キョウ「イトマル、逃げて逃げて逃げまくるでござるよぉ!」

イトマル「イトッ!イトッ!」ササササッドピュドピュッ

レッド「小賢しい…!」

イトマル「イトッ…!」コテッ

レッド「ッ!今だっ!」

ジュニア「カァァラァッ!」ブオォォンッ!

べちょっ

レッド「ッ!?」

キョウ「やったでござるっ!」キャッホーイッ

ジュニア「カラァ…!」ネバネバァ…

レッド「コイツは…!」

キョウ「実は逃げながら蜘蛛の巣設置していたでござるよっ!ざまーみろっでござるっ!」

キョウ「イトマル!動けなくなった獲物をどくづきで止めを刺すでござるっ!」

イトマル「イトォ!」ピョーンッ

レッド「ジュニア!ほねブーメラン!」

ジュニア「カラァッ!カァラッ!」ブンッブンッ

めりっ!ぼきっ!

イトマル「イ…トォ……」ピクッ…ピクンッ

キョウ「ああっ!イトマルゥ!」

レッド「別に身動きが取れなくとも攻撃手段が無い訳じゃねぇ」フゥゥゥ

レッド(だが、この俺があの程度の罠を見抜けなかっただと…?クソッ…)

キョウ「こうなったら次はコイツでござるっ!いでよっモルフォン!」ポーイッ

モルフォン「モルフォーンッ」ポンッ

レッド「蜘蛛の次は蛾か…。ジュニア!もう一発ほねブーメラン!」

ジュニア「カァラッ!」ブンッブンッ

キョウ「モルフォン!サイコキネシス!」

モルフォン「モルゥッ!」ピキーンッ

ぴたっ

レッド「チィッ…!」

キョウ「返却するでござる!」

モルフォン「モルモルゥッ!」ピキーンッ

ぶおぉぉんっ!

レッド「キャッチしろ!」

ジュニア「カラ!」パシッ

キョウ「今でござる!どくのこな!」

レッド「ッ!」

モルフォン「モルモルゥ…」バッサバッサ

ジュニア「カラァ…!」ドクドクッ

キョウ「ふぁっふぁっふぁっ!動けない相手ならどくのこなを当てるのも楽でござる!」

ジュニア「カラァ…」ドクドクッ

レッド「ほねブーメランも効かないし、身動きも取れない上に毒状態にさせられとはな…」チッ

キョウ「モルフォン、このままのんびりと逃げ回れば、カラカラの体力は尽きるでござるよっ!」

モルフォン「モルモルッ♪」

レッド「チィッ…!くものすで交代も出来ない…。打つ手が…」

ジュニア「カラッ!」ピカーッ

ふぉんふぉんふぉんっ……

キョウ「な…何でござるかァー!?」

レッド「コイツは…!」

ジュニア「ガラガラァッ!」

レッド「ジュニアが…進化した……」

キョウ「で…でもっ!進化したとして、身動きが取れなければ…!」

ジュニア「ガラァッ!」ビリビリィッ

キョウ「なんとっ!?」

レッド「進化した事でパワーが上がったな…。しかも新技も覚えたか…」

レッド「ジュニア!ストーンエッジ!」

ジュニア「ガラァ……ガラァッ!」ブォンッ…カキンッカキーンッ!

キョウ「あわわわわっ…!」

モルフォン「モル…ッ!」

どおぉぉぉぉぉんんっ!!!

モルフォン「モルモルゥ……」ピクッ…ピクンッ

キョウ「バトル中に進化するなんて聞いてないでござるよぉー!」ウワァァァンッ

レッド「よしっ…!」グッ

レッド「二タテは出来たが…」チラッ

ジュニア「ガラァ…ガラァ…」ゼーゼー

レッド(ジュニアの毒による疲労が危ういな…)

キョウ「うぅ…こうなったら…」チャキッ

キョウ「とっておきのポケモンで行くでござるよぉー!」ポーイッ

クロバット「クロバッツ!」ポンッ

レッド「コイツは…また図鑑が反応しないか……」ピッピッ

レッド「だが見ただけで分かる…。コイツは……」チラッ

キョウ「このクロバットはズバットの最終進化系!さっきの二匹とはレベルがちがうでござるよっ!」

レッド「ズバット系統ならば毒・飛行タイプか…。ジュニア!ストーンエッジ!」

ジュニア「ガラァ…ガァラァッ!」ブォンッ…カキンッカキーンッ!

キョウ「クロバット!かげぶんしん!」

クロバット「クロッ!」シュバッシュババッ

レッド「速ェな…」

キョウ「そのままクロスポイズン!」

クロバット「クゥロバットォ!」ドクドクッザシュッ!

ジュニア「ガラアァァッ!」ドクドクッ

レッド「ジュニア!」

ジュニア「ガ…アラ……」ピクッ…ピクンッ

レッド「良くやった、ジュニア…」シュボンッ

キョウ「きゃっほーいっ!流石は父上の…じゃなくて拙者のクロバット!」

レッド「あのスピードに対抗出来、割相性の良い技で攻められるのは…お前しかいないな!行けッ!ピッキーマウス!」ポーイッ

ピッキー「ピィキャキャキャッwww」ポンッ

レッド「10万ボルトォ!」

ピッキー「ピィキャチュゥウwww」バチバチバチィ!

キョウ「かげぶんしんで回避して、ちょうおんぱでござるっ!」

クロバット「クロッ!バババババッ………!」シュバッ!パパパパパパッ

ピッキー「ピキャッwww!?」ピクンッ

レッド「しまった…!」

ピッキー「ピィ…///ピキャチュゥ……www///」シコシコシコシコッ

レッド「混乱して訳も分からず自分を慰めてやがる…」ハァ

キョウ「ピカチュウが何か股間を弄っている間にクロスポイズン!でござるっ!」

クロバット「クゥロッバットォッ!」ガブッドクドクッ

ピッキー「ピギャアァッンwww///」ドクドクドピュッ

レッド「………クソッ」

ピッキー「ピ…ピキャチュゥ…www」ピクッ…ピクンッ

レッド「やはりあの蝙蝠ヤロー、レベルが他のと違い過ぎる…。だが…」シュボンッ

キョウ「やっぱりクロバットは強いでござるねー!流石でござるっ!」キャッキャッ

クロバット「クロッ」プイッ

レッド(さっきの技…クロスポイズンではなくどくどくのきばだ…。一体どうなってやがる…?)

レッド「ただ言えるのはいい年したおっさんが忍者のコスプレでガキみたいにはしゃぎまわる姿は気持ち悪いって事だ」フゥゥ

キョウ「ふぁっふぁっふぁっ!拙者のクロバットは最強!誰にも勝てないでござるっ!」

レッド「まだだ…。まだ俺のポケモンは残っている」チャキッ

レッド「行けッ!フカヒレ!」ポーイッ

フカヒレ「フキャァッ!」ポンッ

キョウ「むっ!?謎のポケモンでござるっ。でもそんなの関係ねー!でござるっ!」

クロバット「クロォ!」ドクドクザシュッ!

レッド「穴を掘って躱せ!」

フカヒレ「フキャァッ!」ボココッ

キョウ「焼きが回ったでござるねっ!飛行タイプにあなをほるを使っても効果は無いでござるよ!」

レッド「地面の中からりゅうせいぐんッ!」

ごごごごごごっ…

キョウ「な…なんでござるかッ!?」

ぼこっ!ひゅぅ~~~~パアァァァァァンッドドドドドドドドドッ!!!

キョウ「何でござるかッこの技はッ!?」ガビーンッ

クロバット「クロォ!?」

キョウ「か…かげぶんしんで躱すでござるっ!」

クロバット「クロババババッ…」パパパパパパッ

キョウ「ちょうおんぱじゃなくてかげぶんしんでござるよっ!」

ドオォォォォォンッ!!!

クロバット「クロォッ!」

レッド「…地面から出てきて、ドラゴンクロー!」

フカヒレ「フキャアァッ!」ボコッザシュッ!

キョウ「どくどくのきばで攻撃するでござるっ!」

クロバット「クロバァット!」ドクドクザシュュ!

キョウ「だーかーらー!言う事聞くでござるよぉぉっ!」

レッド(コイツ……同じだ。俺と………)

『ストォ!ストォ!ストラァァイクッ!!!』ガオー

『クッ……!真剣…白羽取りィ…!』ググッ

『落ち着けキラ!そいつの首を取るのは今じゃねぇ!バトルに勝った後だ!ハードボイルドじゃねぇぞ!』

レッド(ポケモンのレベルの高さ故にそのポケモンの力を操れずにいる…)

レッド(自分とポケモンの力を驕り、暴走する…。俺とキラと同じだ…)

キョウ「クロバット!言う事聞くでござるっ!」

クロバット「クロォッ!」ザシュッ!ザシュッ!

フカヒレ「フゥキャッ!」ザシュッ

レッド(俺はキラが俺の言う事を聞かずに暴走しても、敵を倒せるなら構わないと思い、放って置いた…。だが…)

キョウ「なんでェ…なんで…エグッ…ぎいでぐれないでござるがあぁ…グスッ」エグエグッ

レッド(他人のを見たらかなり見苦しいな…)

レッド(俺も……か…)

レッド「キラ、ドラゴンクロー!」

フカヒレ「フゥキャアァッ!」

ザンッ!

『ストォ!ストォ!ストラァァイクッ!!!』ガオー

『クッ……!真剣…白羽取りィ…!』ググッ

『落ち着けキラ!そいつの首を取るのは今じゃねぇ!バトルに勝った後だ!ハードボイルドじゃねぇぞ!』

レッド(ポケモンのレベルの高さ故にそのポケモンの力を操れずにいる…)

レッド(自分とポケモンの力を驕り、暴走する…。俺とキラと同じだ…)

キョウ「クロバット!言う事聞くでござるっ!」

クロバット「クロォッ!」ザシュッ!ザシュッ!

フカヒレ「フゥキャッ!」ザシュッ

レッド(俺はキラが俺の言う事を聞かずに暴走しても、敵を倒せるなら構わないと思い、放って置いた…。だが…)

キョウ「なんでェ…なんで…エグッ…ぎいでぐれないでござるがあぁ…グスッ」エグエグッ

レッド(他人のを見たらかなり見苦しいな…)

レッド(俺も……か…)

レッド「フカヒレ、ドラゴンクロー!」キッ

フカヒレ「フゥキャアァッ!」ピカー

ふぉんふぉんふぉんっ……ザンッ!

フカヒレ「ガバァッ…!」ザッ

クロバット「ク…クロォ……」ガクッ

キョウ「クロバットォ!」

レッド「俺ももっと強くならなければな…」フッ

クロバット「ク…ロバァ…」ピクッ…ピクンッ

キョウ「うぅ……ぐろばっどぉ……」メソメソ

レッド「フカヒレ、進化、おめでとさん」ポンッ

フカヒレ「ガバッ!」

レッド「さて、アンタのお陰で色々考えさせてもらったよ。さっそくバッジでも…」

キョウ「………いやでござる」ボソッ

レッド「何?」ピクッ

キョウ「バトル中に二回も進化するなんてずるいでござるよぉー!こんなので負けるなんて認めないでござるぅー!バッジもやらないでござるぅー!」

レッド「オイ、何をガキみたいな…。それでもジムリーダーかよ」

キョウ「うるさーいっでござるっ!こうなったらジムのポケモン全員で……!」ゴソッ

「良い加減にするでござるッ!未熟者ッ!」

どろんっごちーんっ!

キョウ「ぴぎゃっ!」ゴチーンッ

キョウ「全く、人の留守中に何をたわけたことを…」プンプンッ

レッド「キョウが…二人だと……!?」

キョウ「いい加減に変化の術を解くでござる、アンズ!」

どろんっ

アンズ「うわあぁぁぁぁんっ!ちちうえぇ~!ごべんなざぁぁぁいっ!」ウワァァァンッ

レッド「片方のキョウがガキになりやがった……」

キョウ「申し訳ござらん、挑戦者殿。この者は我が娘、アンズでござる。拙者の留守中に拙者になりすまし、お主とバトルしておった」

アンズ「………」シュンッ

レッド「成程な…通りでジムリーダーの割にトレーナーのレベルが低いと思った」

キョウ「これ、アンズ!お主は何故こんな事をしたでござるか!?」

アンズ「だ…だってぇ…」

アンズ「いずれ父上は四天王になられるお方!父上が四天王になられた後のセキチクジムは拙者が守らなければいけないでござるっ!」

アンズ「でござる故に…今からでも父上の代わりを務めようと、こんな事を……」

レッド「………」

キョウ「アンズ……拙者はまだ修行の身。四天王になるのはまだ先の話。今はまだこのセキチクジムのジムリーダーでござる」

キョウ「それにお主にはまだ実戦は早い。その証拠に拙者のクロバットを使いこなせてはないではないか」

アンズ「あぅ…」シュンッ

キョウ「クロバットも家でアンズの様子を見ておけと言った矢先にコレとは…」ジトー

クロバット「ク…クロォ……」

キョウ「だがアンズ。お主が拙者の代わりにセキチクジムを守ろうと努めてくれていた事は、父として実に嬉しいぞ」ギュッ

アンズ「ぢぢう゛え゛ぇ~」ムギュー

レッド「………」フッ

キョウ「申し訳ござらん、挑戦者殿。此度は拙者が遊郭へ行っている間に我が愚娘が迷惑を…」

レッド「………オイ、待て。今さっき聞き捨てならんセリフを聞いたぞ」

キョウ「これ、アンズ。この者にも謝罪するでござる」

アンズ「ご…ごめんでござるぅ…」ペコッ

キョウ「今回はお詫びとしてこのピンクバッジを進呈しよう」スッ

レッド「………待て、俺はアンタを倒してからそのバッジを貰い受ける」

キョウ「何とッ!?」

レッド「今はまだアンタがここのジムリーダーだ。アンタを倒さずにお情けでジムバッジを貰うなど、ハードボイルドじゃねェ」

キョウ「成程……しかと了解した」チャキッ

レッド「………」チャキッ

――――
――
キョウ「ふぁっふぁっふぁ。見事でござる」

レッド「………アンタに四天王はまだ早いな」

アンズ「父上をバカにするなでござるっ!」

サファリゾーン

レッド「………サファリゾーン、色んな珍しいポケモンが生息していると言う楽園………」

レッド「ハードボイルドな俺には関係ない場所だな……」チラッ…チラッ…

レッド「………」スタスタ

レッド「………」ピタッ

レッド「………こんな施設にはしゃぐのはガキだけだろ」ウズウズ

ブルー「きゃっほーいっ!」ユサユサッ

ケンタロス「モォォォォッ!」ドドドドドッ

レッド「………見なかった事にしよう」

ブルー「あっ!レッドくぅ~んっ!見て見て~ケンタロスだよ~!」ユサユサッ

レッド「………ハァ」

ブルー「よかったー。レッドくんにやっと追いついた」ヒョイッ

レッド「………あの人達はもう構わないのか?」

ブルー「うん。皆もう大丈夫みたいだよ」

ブルー「あの二人もレッドくんに謝っておいてくれだって」

レッド「そうか…」フッ

ブルー「もしかして、レッドくんもサファリゾーンに遊びに来たの?」

レッド「………………………………………別に」フイッ

ブルー「えー。サファリゾーン楽しいよ?このケンタロスのブルタウルスもここで捕まえたんだよ」

ブルタウルス「モォォッ!」

レッド「ケンタロスか…。ハードボイルドなポケモンだな」

ブルー「ね、ねえ…?レッドくんが、その…良かったら一緒にサファリゾーン回らない?」

レッド「何…?」ピクッ

ブルー「えっ?レッドくん、こう言う所好きじゃなかった?」

レッド「………………そんな事はない」

ブルー「………もしかして、私と一緒に回るのイヤ…?」ウルッ

レッド「………………そんな事はない」

ブルー「じゃあ決まりダネ!さっ、行こっ!」ギュッ

レッド「………ふぅ」

ブルー「いっぱいポケモン捕まえるぞー!」オー

レッド(………何だかあの頃に戻っていっている気がするな)

サファリゾーン・広場

サイホーン「サァァイ…」ムシャムシャ

コンパン「コンパンッパンパパンッ」ピョンピョンッ

ラッキー「ルァァァァァァッキィィィィエェェェッ!」シュッシュッ!

サイホーン「サ…サィィ…」ビクッ

レッド「……………っ!」パァァッ

ブルー「すごい迫力ー!あのラッキーがこの辺りのボスなのかな?」

――――
――
ガルーラ「ガルゥ…」ナデナデ

子ガルーラ「アゥーアゥー」ニパァ

レッド「………っ」ホッコリ…

ブルー「あの子ガルーラ、カワイイィ~!」キャッキャッ

――――
――
ドードー「ドードー!」シュタタタタッ

ドードリオ「トリオ!」シュタタタタッ

レッド「………ッ」ワクワクッ

ブルー「速ーいっ!でも私のブルタウルスの方が凄い速いもんねっ!」

――――
――
ニドリーノ「ニィドォ!」ガオー

ニドリーノ「ニドリィ!」ガオー

ニドリーナ「ニドリィナ……///」ポッ

レッド「………ふっ」ニヤニヤ

ブルー「一人の女の子を巡っての男の子通しの熱い戦い!イイねぇ!」

――――
――
ブルー「ホラッ!サファリゾーン楽しいでしょっ?」

レッド「…………………悪くは無いな」

ブルー「もうっ。素直じゃないなぁ、レッドくんは。顔に隠してるつもりだろうけど、顔に出てるよ?」

レッド「………………」フイッ

ストライク「ストォッ!」シュッシュッ

ブルー「あ、あそこに居るのってストライクじゃない?木で居合切りしてるよっ」

レッド「………ストライク、か」チラッ

レッド「………」チャキッ

レッド(………キラ)

四年前・マサラタウン

がさごそっ

グリーン「なあ、ロリ巨乳ー。本当にここらへんにいるのかYO?」

ブルー「噂じゃこの辺りに出るんだって、死神!あと、そのあだ名やめてよー」

グリーン「でも町の大人やグランパが言ってたZE?ブルーは発育が良いから将来巨乳になるってYO」

ブルー「もうヤダなぁ、大人って!ねえ、レッドくん?」

レッド「知らねぇよ、そんな事。そんな事より、その死神ってどんな奴だよ」

ブルー「町の子たちが言うにはね、おっきい鎌を持ってるんだって!」

レッド「鎌だけで死神って言いすぎじゃないのか?」

ブルー「でも、この辺りのポケモンをいっぱい襲ってるんだって!」

グリーン「ふ~ん…」ゴソゴソ

レッド「それで?その死神さんを見つけてどうするんだよ?」

ブルー「………どうしよう?」

レッド「おいおい…」

ブルー「でも会ってみたいものは会ってみたいんだもんっ!」

レッド「それでソイツが本当に死神だったら命取られるかもよ?」

ブルー「だいじょうぶだよっ!レッドくんが居るし!」

レッド「そ…そうかよ///」フイッ

グリーン「………」

レッド「おい、緑。さっきから黙ってどうしたんだよ?」

グリーン「………コレ、死神じゃね?」

ストライク「ストォ……ストォ…」ゼーゼー

レッド「大きい鎌だな」

ブルー「死神さんだぁっ!」パァァッ

グリーン「ヘイヘイッ!何のんきに言ってんだYO!」

ストライク「スト…?」チラッ

赤緑青「っ!」ハッ

ストライク「ストォ…」ジリ…

レッド「………」ジリ…

ブルー「うぅ……」ギュー

グリーン「く、来るかっ!こんにゃろー!」

ストライク「ス……ト…」バタンッ

グリーン「あり?」

ブルー「死神…さん……?」

レッド「………コイツ、よく見たら傷だらけじゃねぇか」

ストライク「ス……」ボロボロッ

レッド「この傷…。鳥ポケモンのくちばしや爪の痕だな…。ポッポとかの大人しい奴じゃないのは確かだろうけど…」

ブルー「ね…ねえっ!早く手当してあげないと!」

グリーン「だ、だけどYO!コイツ、死神じゃないのかYO!?」

レッド「俺もブルーの言う通りだと思う。じゃなきゃ、死神が本物の死神に魂狩られちまうぞ。と言う訳でグリーン、傷薬取って来い」

グリーン「俺はパシリじゃねぇYO!」

――――
――
ストライク「ストッ…!」ズキッ

ブルー「沁みるけどガマンしてね?」シュッシュッ

ストライク「ストォ…」フゥゥ

レッド「しかし、この辺りじゃ本当に見かけない奴だな…。流れのポケモンか?」

グリーン「さっきグランパの研究所から取って来たポケモンの本によると、かまきりポケモンのストライクだってYO」

レッド「ストライクって言うんだな、お前」

ブルー「強そうだねー」

グリーン「強いってかボロボロじゃん」

ブルー「ねえ、この子、この後どうしよう?町に連れてく?」

レッド「いや、見かけないポケモンをいきなり町に連れてッたら大人たちがびっくりしてコイツに何するか分からねぇだろ」

グリーン「じゃあ傷が治るまでどこかの茂みに隠そうZE!」

ブルー「それ名案!」

レッド「グリーンにしては良い考えだな」

ストライク「スト…?」

――――
――
ストライク「スト…?」

レッド「よぉ」スッ

ブルー「ちゃんと大人しくしてる?死神さん」

グリーン「おっ、割と元気じゃんかYO」

ストライク「ストッ」コクッ

レッド「お前、結構物分かりがいいじゃねぇか」

ブルー「ポケモンも見かけによらなよね」

グリーン「ガキのくせに大人ぶってる奴も居るしな」

レッド「誰の事だ?」

ストライク「ストトトッ」クスッ

ザァーザァーザァー………

ストライク「スト…?」

レッド「よぉ」スッ

ストライク「スト?」キョロキョロッ

レッド「あの二人なら居ないぜ。ブルーは風邪ひいて、グリーンはオーキドの爺さんの手伝いがあるんだとよ」

ストライク「スト…」シュンッ

レッド「ククッ…。俺で悪かったか?」

ストライク「ストッ」フルフルッ

レッド「気ィ遣わしちゃったか?悪いな」ニカッ

レッド「ホレ、メシ持ってきたぞ」スッ

ストライク「スト…」ムシャムシャッ

レッド「旨いか?」

ストライク「ストッ!」コクッ

――――
――
グリーン「ヘイ、グランパ」

オーキド「何じゃ、グリーン?」

グリーン「もしよぉ、元々そこに居ない筈のポケモンがそこに住み付いたらどうなるんだ?例えば、イワークが近所の草むらに居るとかさ」

オーキド「そうじゃのぅ…。そこの生態系が崩れるのではないのか?いわゆる外来種って奴かのぅ?」

グリーン「………!」

オーキド「どうかしたのか?」

グリーン「な…何でもないYO!」

オーキド「………」

――――
――

レッド「だいぶ傷も治って来たな」

ブルー「良かったね、キラ!」

レッド「キラ?」

ブルー「ストライクって種族名でしょ?それじゃ自分の事を人間って呼ぶのと同じじゃん」

レッド「それで何でキラなんだ?」

ブルー「テレビでやってるガンポケ種の主人公のキラってトレーナーのポケモンがストライクだったから!」

ブルー「あと、デスレポートって漫画の死神自称してる主人公がキラって名乗ってたから!」

レッド「ふぅん…、それで良いのか、お前」

ストライク「ストッ」コクッ

ブルー「良いって!アリガト、キラ!」

グリーン「………」

レッド「どうしたんだよ、グリーン?さっきから黙り込んで」

グリーン「いや、あのn…「成程のぅ…そう言う事だったか」

赤緑青「!?」

オーキド「最近三人で隠れてこそこそしてると思ったらポケモンを匿っていたんじゃな」

レッド「オーキドの爺さん…」

グリーン「あちゃー」

オーキド「成程、ストライクか…。確かにこの辺りには見かけないポケモンじゃのぅ…」チラッ

キラ「スト…?」

ブルー「な…何で……?ムギュー

オーキド「どうりでグリーンがあんな事を聞いて来たと思ったわい」

ブルー「グ…グリーンくんっ!?」

レッド「グリーン…お前ェ。大人にチクったな…?」キッ

グリーン「ち…チクってねぇYO!ただ、グランパに元々そこに居ない筈のポケモンがそこに住み付いたらどうなるんだって聞いただけで…」

オーキド「さてはて…どうしたものかな…」スッ

ストライク「ストッ!?」

ザッ

レッド「………」キッ

ブルー「むぅっ…」キッ

グリーン「ヘイヘーイ」キッ

キラ「ストォ…」

オーキド「お前達…」

レッド「キラにヒドイことはさせねェ」

ブルー「キラを連れてかないで!」ウルッ

グリーン「まあ、流れ的な?」

オーキド「やれやれ…困ったのぅ……」

がさがさっ

町人「大変だ、オーキド博士!町にオニドリルとオニスズメの大群が!」

オーキド「何じゃと!?すぐに向かわなければ!」ダッ

キラ「ッ!」ズキッ

ブルー「た…大変!私たちも町に戻らなきゃ!」

グリーン「でもオニスズメとオニドリルの大群が何で…?」

レッド「………もしかして」

『この傷…。鳥ポケモンのくちばしや爪の痕だな…。ポッポとかの大人しい奴じゃないのは確かだろうけど…』

レッド「キラ!居ない…」

ブルー「キラ!?一体どこにいっちゃったの!?」

グリーン「それより早くマサラタウンに戻ろうZE!」ダッ

レッド「キラ…」ダッ

マサラタウン

オニドリル「ギャァーギャァー!」バッサバッサッ

オニスズメ「ギャァーギャァー!」バッサバッサッ

「キャー!」

「カツラ盗られた―!」

オーキド「まさか…昨日散歩してて、間違ってオニドリルたちの巣に石を投げてしまったからか…?」

レッド「アンタの所為か!」

ブルー「このジジィ!一瞬キラの所為かと思ったじゃんっ!」

グリーン「クソッ…流石に俺も見損なったZE!」

オーキド「ス…スマン……」シュンッ

ゴォォォォッ!

オニドリル「ギャァーギャァー!」ゴォォ!

ブルー「きゃぁっ…!」

レッド「ブルー!」バッ

ガキィィンンッ!

キラ「ストォ…!」ググッ

レッド「キ…キラ……?」

ブルー「キラァ!」

グリーン「あ…危なかったぁ…」ホッ

キラ「ストォォッ!」キッ

オニドリル「ギャアァー!」プンプンッ

キラ「ストォォ……」フーフー

レッド「キラ……?」

シュンッ…ザシュッ!

オニドリル「ギャアァァァー!」ブシャー

レッド「ッ!?」

ブルー「へっ?」

グリーン「な…何が……?」

オニスズメ「ギャアァッ!?」

シュンッ……ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!

オニスズメ「グギャアァァァッ!」

キラ「…………ストォ…ストォ……」ハァハァ…

ブルー「キ…キラ………?」

グリーン「オニスズメとオニドリルが一瞬で……」

レッド「コレをキラ……が…?」

オーキド「凄いレベルじゃのぅ」

キラ「ストォォ………!ストォォォ………!」フーフー

レッド「キ…ラ……?」

キラ「ストラァァァイクッ!」ガオー

「わー!何だ何だー!?」

「まだポケモンが暴れているぞー!」

ブルー「ちょっと!キラァ!どうしちゃったの!?」ワタワタッ

グリーン「ちょっ…コレ、マズくね?」

オーキド「さっきのバトルで何かのスイッチが入ってしまったのかもしれんのぅ」

キラ「ストラァァァイクッ!ストラァァァイクッ!!!」ブオォォンッ!ブオォォンッ!

レッド「キラ………」

ブルー「レッドくん!」

グリーン「待てレッドゥ!今のキラに近づいたら…!」

レッド「………」フゥゥ

レッド「………来な、キラ」ニカッ

キラ「ストラァァァァァァッイクッッ!!!」シュバッ!

ちゃきっぽんっ

ガルーラ「ガルゥゥラアァァッ!」

レッド「っ!?」

オーキド「ガルえもん、ねこだまし!」

ガルえもん「ガルゥツ!」パンッ

キラ「ストォッ!?」ビクッ

オーキド「続けて…」チャキッポーイッ

ラッキー「ラッキー」ポンッ

オーキド「ラキえもん、うたうじゃ!」

ラキえもん「ら~きィィィィィイイイイッ♪」

キラ「ス……ト……」ウトウト…

ばたんっ

キラ「ストォ……」スヤスヤ

レッド「………」

ブルー「レッドくぅぅんんっ!よがっだあぁぁっ!」ウワアァァンッ!

グリーン「ひやひやしたZE…」

オーキド「レッドよ、あまり暴走して我を忘れたポケモンを相手に無茶してはならぬぞ」

レッド「………」

レッド「………なあ、オーキドの爺さん。キラ…このストライクをどうするつもりだ?」

ブルー「っ!」

グリーン「………」

オーキド「そうじゃのぅ……。このまま野生に還しても、この辺りの生態系に影響が出てしまうじゃろうし、誰かに捕獲してもらうのが一番じゃろうな…」チラッ

レッド「………なら、俺がキラを捕獲して育てる」

オーキド「………良いのか?さっきの様に暴走するかもしれんぞ?」

レッド「俺がキラを暴走させないように育てる。そうすれば文句無ェだろ?」

オーキド「………良いじゃろう」

――――
――
「……ッドく……レッ……くんっ!」

ブルー「レッドくん!聞いてるっ?」ユサユサッ

レッド「ん……ああ。すまん、ぼーっとしてた。何だっけ?」

ブルー「だからあっちでハクリューのシューがあるんだって!一緒に観に行こっ!」ギュッ

レッド「………ああ」

レッド(あれから俺はキラを暴走しないように育てていたが、今だにキラのレベルの高さ故に成果を上げれていない…)

レッド(俺は………)ギリッ…

――――
――
ブルー「あー、楽しかったね、サファリゾーン!」

レッド「そうだな」

ブルー「ねえ、レッドくんはこれからどうするの?」

レッド「海に出ようと思っている」

ブルー「海、かぁ…。じゃあまたここでバイバイだね」

レッド「お前はどうするんだ?」

ブルー「私、まだセキチクシティでやり残した事があるんだ」

レッド「そうか…。じゃあ、またな。ブルー」

ブルー「うんっ!」

たったったっ………

ブルー「あっ!」

レッド「?」

ブルー「私ィ!ぜったいぜっったい!ぜぇぇったぁいっ!レッドくんに追いつくからねェェッ!」

レッド「………?、おう追いついてるじゃねぇか?」

レッド

手持ち 六匹      

リザードン  ♂ NN ライター      ピカチュウ ♂ NN ピッキー
Lv39                       Lv32
ドラゴンクロー かえんほうしゃ      10万ボルト でんこうせっか
りゅうのいかり  エアスラッシュ      くさむすび  ちょうはつ

ニドキング ♂ NN マスキオ      ??? ♀  NN フカヒレ
Lv36                     Lv30
どくづき あばれる             きりさく あなをほる
10万ボルト にどげり           ドラゴンクロー りゅうせいぐん

ストライク ♂ NN キラ        ガラガラ ♂ NN ジュニア
Lv48                    Ⅼv30
つるぎのまい はがねのつばさ    つばめがえし ストーンエッジ
つばめがえし でんこうせっか     ほねブーメラン  つるぎのまい

ボックス
カビゴン

19番水道

レッド「………」

カビゴン「ぐおーぐおー」プカプカッ

ぴくんっ

レッド「っ!とーうっ!」グイッ

クラブ「ごぽぽぽっ」バシャァァァンッ

レッド「モンスターボール、特攻!」ポーイッ

ばしゅんっ!

レッド「クラブ、か…。これでは波乗りするには心もとないな」

レッド「かく言う、このカビゴンも…」チラッ

カビゴン「ぐおーぐおー」プカプカ

レッド「ただの浮島状態、か…」

あほーあほー

レッド「そして、いつの間にかどこかに流されていた。いわゆる遭難って奴か…」フゥゥ

レッド「どこかに海を渡るに適したポケモンは居ないものか…」キョロキョロ

「ラアァァァッ!」

レッド「この声は…?」

ラプラス「ラプラプウゥゥッ!」

レッド「アレはラプラス…。のりものポケモンか…。あれほど波乗りに適しているポケモンは居ねぇな…」チャキッ

ぽっぽー!

密猟者1「コラー!待てや、ラプラスゥ!」

密猟者2「大人しく捕まれやー!」

ラプラス「ラプラアァッ!」ウワアァァンッ!

レッド「む?」

密猟者1「いい加減にしねェと…」チャキッ

バァンッ!バァンッ!

ラプラス「ラプゥッ!」ガクッ

密猟者2「オイオイ、あんま傷つけて売り物にならなくなったらどうするんだよ!」

密猟者1「悪ィ悪ィ」

ライター「グオォォォォッ!」バァサバァサッ

密猟者1「な…何だァ!?」

密猟者2「リザードン!?」

レッド「ライター!かえんほうしゃ!」

ライター「グオォォォォッ!」ボオォォッォォッ!

密猟者1「アチチチチッ!」

密猟者2「何なんだ、あのガキィ!」

レッド「大丈夫か、お前」ナデナデ

ラプラス「ラプゥ…?」

レッド「………テメェら小悪党にゃ生きる価値も見出せねェな」チャキッ

レッド「斬れ…キr……ッ!」ハッ

『ストラァァァイクッ!』

『ポケモンもトレーナーも己の力に驕り、自身以上を操ろうと、力に溺れ、力に呑まれる!そんな事でハードボイルドなトレーナーを名乗るなど、笑止千万!醜悪至極ゥ!』

レッド「チィッ…!」

バァンッ!

レッド「ッ……!」ゴフッ

密猟者1「あっ…」シュゥゥ

ライター「グオォッ!?」

ラプラス「ラプゥッ!?」

レッド「………グッ」グラッ

ばっしゃあぁぁぁぁんっ!

ふたごしま

バッシャアァァァァンッ!グオォッ!ラプラァッ!ヤッチマッタァー!ズ…ズラカルゾォ!

?「ミロォ!ミロォ!」クイクイッ

?「どうかしたの?」ナデナデ

?「………!アレってもしかして…!」

?「行くわよっ、ミロカロス!」ヌギッ

ミロカロス「ミロォ!」

ばっしゃあぁぁぁぁんっ!

――――
――
「……ッド……ッド……ん……レ……」

レッド「ん……」

シロナ「レッドくんっ!」ペチペチッ

レッド「ん……あ…シロナ…の…姐…さん……?」

シロナ「良かった、意識はあるようね」ホッ

レッド「ここ…は……?ッ痛ゥ…!」ズキッ

シロナ「まだ無理に動かない方が良いわ。急所は外れてるけど、結構血が出てたから」

レッド「ああ…」フゥゥ

シロナ「それにしても驚いたわ。キミとこんな形で再開するなんてね」

レッド「ああ、俺もだよ。………と言うか、何で俺、裸?」

シロナ「服が濡れてたから。そのままだと風邪引いちゃうだろうし」

レッド「そして何故に姐さんも裸?」

シロナ「コートが濡れるのがイヤだったんだもの」

レッド「だけど、何で姐さんはこんな所に居るんだ?」

シロナ「ちょっとこの島には面白いのがあるのよ」

レッド「ふぅん…」

シロナ「そ・れ・で♪」グイッ

レッド「な…何ですか?」

シロナ「レッドくんはハードボイルドなチャンピオンを目指す為にあれからどれくらいの女の子を味わったのかしら?」

レッド「ああ…マサラ出る時も入れたら、ナツミさんにカスミにエリ子、エリカお嬢…あと、逆痴漢して来たミニスカ…」

シロナ「あらあら。中々大人な体験をしたのね」

レッド「………だけど、あの時、姐さんに言われた言葉…。外の世界には沢山俺より強い奴が居る…。それをあれから体験した…。文字通り…身を持ってな」

シロナ「そう…」

レッド「そいつと戦って以来…どうしてもそいつの言葉が俺を揺さぶって来る…。俺の積み重ねてきた努力を全てぶち壊された気分だ…」

シロナ「………」

レッド「俺がキラを…使いこなせずにいる。いや、キラだけじゃねェ…。ライターもピッキーも皆俺のレベルの低さの所為で傷つけてしまった…」

レッド「今の俺はちっともハードボイルドじゃねェ…。スレタイ詐欺にも程がある…!」グッ…

ぎゅっ…

レッド「あ…っ」

シロナ「そんなに塞ぎ込む事はないわ。何だかんだでレッドくんはまだ十歳じゃない」ナデナデ

レッド「だが…!俺はハードボイルドな漢にならなければ…!」

シロナ「レッドくんがどうしてそんなにハードボイルドになりたいのかは知らないけど、たまには無理せず大人に甘える事も大事よ?」

レッド「姐さん…」

レッド「ぐ…っ…うァ゛……ッ」グッ…

シロナ「………」ナデナデ

――――
――
レッド「………すまなんだ、姐さん。らしくなく取り乱した」

シロナ「年相応で可愛かったわよ?」

レッド「………よしてくれ」テレッ

ばしゃあぁんっ

ラプラス「ラァプゥ!」

レッド「お前は…!そうか、無事だったか…」ホッ

シロナ「この子、キミについて来たのね」

ラプラス「ラアプゥッ!」

がしゃぁんっ

レッド「これは俺のハーレー!お前が拾ってくれたのか?」

ラプラス「ラプッ!」コクッ

レッド「ありがとな」ナデナデ

ラプラス「ラプゥッ♪」スリスリ

シロナ「ねえ、この子、レッドくんの仲間になりたいんじゃないの?」

レッド「そうなのか?」

ラプラス「ラプゥ!」コクッ

レッド「そうか…来いよ、ラプラス」カチッ

ばしゅんっ!

レッド「これから宜しく頼むぞ、ラプラス…」

レッド「そう、名は…乗り物…舟…アークにするか」

シロナ「良かったわね、レッドくん」ニコッ

レッド「………シロナの姐さん、折り入って頼みがある」

シロナ「なぁに?」

レッド「俺を鍛えてくれ」

シロナ「それは構わないけど……どうして?」

レッド「俺は弱い。トレーナーとしての…ハードボイルドとしての精神も力も…!」

レッド「そう、一番長く一緒にいる筈の奴にさえも認められない程にな…」

レッド「今の俺じゃ、この先の強い奴や、俺にトラウマを植え付けた奴にも一生勝てねェ…」

レッド「俺はあの漢に………勝ちたいんだ。トレーナーとしてもハードボイルドさにしても」グッ

シロナ「そう…分かったわ。でもこれだけは先に言っとくわ」

レッド「?」

シロナ「バトルは勝ち負けより大切な事があるって事を覚えといてね」

レッド「………ああっ!」

シロナ「ふふっ。じゃあ楽しみましょ、二人っきりでの修行♪」

――――
――
シロナ「二週間、よく頑張ったわね」

レッド「結局一度もバトルに勝つ事も先にイかす事も出来なんだがな…」

シロナ「ふふっ。そう落ち込まないの」

レッド「誰がっ」

シロナ「じゃあコレは頑張ったレッドくんへのご褒美」スッ

レッド「………石?赤と黒の二種類の色の石なんて珍しいな…」

シロナ「以前偶然拾った物なんだけど、私は使わないもの」

レッド「このお姉さん、要らないものを押し付けやがった」

シロナ「でもレッドくんの役には立つと思うよ」

レッド「どう言う意味だ…?」

シロナ「その石を試しにキラに持たせてみると良いわ」

レッド「姐さんがそう言うなら…」

シロナ「この島をずっと西に向かえば、次のジムのあるグレン島に着くわ」

レッド「ああ、分かった」ポーイッ

アーク「ラプゥッ!」プンッ

レッド「姐さんはまだこの島に残るのか?」スタッ

シロナ「ええ。まだちょっと調べたい事があるから」

レッド「そうか…。じゃあ世話になったな、姐さん」

シロナ「またいつか会いましょ、レッドくん」ニコッ

レッド「次会った時は本気でバトルしようぜ」

シロナ「ふふっ。その時は本気を出させてね?」

レッド「ふっ…今に見てな」ニヤッ

レッド「行くぞ、アーク!」

アーク「ラプゥゥッ!」

グレン島

レッド「よっと…。お前を仲間に出来て良かったぜ。ハーレーも乗せれるしな」スタッ

アーク「ラプゥッ♪」

レッド「ありがとよ、ゆっくり休んでいてくれ」シュボンッ

レッド「さて、と…。いきなりジムに行くのもアークに悪ィな…」

レッド「あのでかい家に行ってみるか…」

ポケモン屋敷

ぎいぃ…ばたんっ

レッド「………やけに寂れた屋敷だな」キョロキョロッ

ガーディ「わんっ」イチャイチャ

ロコン「こぉん…!こぉぉんっ…!」イチャイチャ

ドガース「ドガー」フワフワ

レッド「人が居なくなってからポケモンが住み着いたのか…」

レッド「………この本は日記か…?」ヒョイッ

ぱらぱらっ…

・7月5日:ここは南アメリカのギアナ。ジャングルの奥地で新種のポケモンを発見

・7月10日:新発見のポケモンをわたしはミュウと名付けた

・2月6日:ミュウが子供を産む。産まれたばかりのジュニアをミュウツーと呼ぶことに…

・9月1日:ポケモン ミュウツーは強すぎる。ダメだ…私の手には負えない!

レッド「………ふぅん」パタンッ

グレンジム

レッド「ジムバッジ、頂きに参上仕った。ジムリーダー、出て来な」

カツラ「うおおーすっ!少年!挑戦者かぁー!」ファサァ

レッド「ふんっ。見た目がどこぞのゴーストライターの野郎みたいだな」

カツラ「誰がサム=ラゴーチじゃぁっ!」カポッ

レッド「ズラッ!?」ガビーンッ

カツラ「ズラじゃない。カツラじゃ」

レッド「どっちでも良いから、ヤろうぜ、ポケモンバトル」チャキッ

カツラ「ケンカっぱやいな少年!望み通りすぐバトルをしてやるわい!使用ポケモンは三体じゃ!」チャキッ

レッド「上等…!光射す道となれ!フドウ!」ポーイッ

フドウ「ゴポポポッ」ポンッ

カツラ「キングラーか…。ではワシにポケモンはギャロップじゃ!」ポーイッ

ギャロップ「ひひーんっ!」ポンッ

カツラ「ワシは炎ポケモンの使い手。水タイプが相手でも頑張るぞっ!」

カツラ「先手必勝じゃ!ギャロップ、メガホーン!」

ギャロップ「ひひぃーんっ!」ジャキィィンッパカラパカラッ

レッド「………フドウ、動くな」

フドウ「ゴポッ…」ズンッ

カツラ「そのまま行けぇい!」

ギャロップ「ひひぃぃぃんっ!」パカラッパカラッ

レッド「………今だ!」

ガキィィィィンッ!

レッド「………良いタイミングだ」ニヤリッ

フドウ「ごぽぽっ」ググッ

ギャロップ「ぶるるる…」ググッ

カツラ「はっはっ!やりおるのぅ!」

レッド「そのままたたきつける!」

フドウ「ごぽぉっ!」ブオォォンッ!

ドオォォォォォンッ!!!

カツラ「無事かのぅ、ギャロップ?」

ギャロップ「ぶるるっ…」ブルッ

カツラ「どうやら接近戦は不利のようじゃのぅ」

レッド「動かざる事、山の如し…。俺のフドウにはスピードを補うためにそう言う戦い方を覚えさせた」

カツラ「キングラーの攻撃力と防御力があっての戦法じゃのぅ…」

レッド「疾き事、風の如くゥ!間髪入れずにクラブハンマー喰らわしなァ!」

フドウ「ゴポポォッ!」ブクブクッブオォォンッ!

カツラ「とびはねるで躱せェい!」

ギャロップ「ひひぃぃんっ!」ピョーンッ

レッド「にゃろうっ…。やはりスピードじゃ無理か…。だったら落ちてくる所を…」

カツラ「空中でにほんばれじゃぁ!」

ギャロップ「ぴっかー!」

ピッカー!」

フドウ「ゴポッ…!」マブシッ

レッド「チィッ…!目がァ…!目がァ…!」

カツラ「そのままとびはねる攻撃!行けェいッ!」

ギャロップ「ひひぃぃいんっ!」

どごおぉぉぉぉぉんっ!

レッド「………なぁんてな」ニヤリッ

がちんっ!

ギャロップ「ぶるるっ!?」ググッ

フドウ「ごぽぽっ…!」ググッ

レッド「つーかまえた」

カツラ「何と…。攻撃を喰らった後直ぐにハサミで捕えたか…」

レッド「フドウの防御力舐めんじゃねェ!クラブハンマァァー!!!」

フドウ「ゴォポポッ!」ブクブクッブオォォンッ!

ギャロップ「ひひ…!」

どごおぉぉぉぉぉんっ!

ギャロップ「ぶる……」ピクッ…ピクンッ

カツラ「良くやったのぅ、ギャロップ」シュボンッ

レッド「良いぜ、フドウ」

フドウ「ゴポッ!」ジャキンッ

レッド「さぁ、もっとバトルを楽しもうや。ズラの爺さん!」

カツラ「ズラではないっ!カツラじゃぁっ!」ポーイッ

ウィンディ「わおぉぉぉんっ!」ポンッ

レッド「わんこか…」

カツラ「コイツはワシの若い頃からの仲でのぅ…」モフモフッ

レッド「………」ウズウス

カツラ「羨ましいか?ホレ、もふもふっ」モフモフッ

レッド「羨ましくねェ…」ワキワキッ

カツラ「本当の疾き事、風の如くを見せてくれるわァ!ウィンディ!しんそく!」

ウィンディ「わおぉんっ!」シュンッ

レッド「消えたッ!?」

シュンッ!

フドウ「ゴポッ!?」

カツラ「ゼロ距離だいもんじじャァ!」

ウィンディ「ばぁぁうっ!」ボオォォッォォッ!

フドウ「ゴポポォッ…!」ジュゥゥゥッ…

レッド「はさみで捕えろ!」

カツラ「遅いわァ!しんそくで躱せェい!」

フドウ「ゴポッ!」ジャキンッ

ウィンディ「わんっ!」シュンッ

レッド「チィッ…!」

カツラ「どうじゃ!コレが本当の疾き事、風の如くじゃ!」

フドウ「ゴポォ…ゴポォ…!」ヒリヒリ…

レッド「日差しの強い状況でのゼロ距離だいもんじ…。しかも追加効果で火傷か…。水タイプとはいえ、特防の低いフドウにはかなりの痛手か…」

カツラ「ギャロップが命がけで残してくれたバトン、無駄にはせんわいっ!」

レッド「良いねェ…。そう言うのは嫌いじゃねェ…」ニヤリッ

カツラ「では続けて行くぞ!しんそくで接近じゃぁ!」

ウィンディ「わんっ!」シュンッ

レッド「がんせきふうじ!」

フドウ「ゴポッ!ゴポッ!」ドシュッ!ドシュッ!

ウィンディ「キャンッ!」

レッド「貰ったァ!クラブハンマァァァッ!!!」

フドウ「ゴポォォッ!」ブクブク…ブオォォンンッ!

カツラ「負けるなウィンディ!そのスピードのままワイルドボルトじゃぁ!」

ウィンディ「わおおぉぉぉぉおんっ!!!」バチバチッ…ゴオォォォ!

ドオオオオォォォォォンッッッ!!!

レッド「………フドウ、良いハードボイルドだった」

フドウ「ゴ…ポ……」ピクッ…ピクンッ

カツラ「良くやったのぅ、ウィンディ」ナデナデ

ウィンディ「へっへっ」

レッド「フドウの特性はかいりきバサミ…。攻撃力を下げられない特性だが、火傷による攻撃力低下は防げなんだか…」シュボンッ

カツラ「その上、水タイプの技に対して電気タイプの技をぶつけたのじゃ。競り負けるのも無理はなかろう」

レッド「良いねェ…」ニヤリッ

カツラ「ほぉ…。ポケモンがやられたのに、笑みを浮かべるとはのぅ…」

レッド「楽しいんだよ…ポケモンバトルがな…。相性が有利でも技や戦術で何度でも覆される…。そのワクワク感が俺の血潮を激しく沸騰させる…!」

カツラ「はっはっはっ!良いぞ、少年!ポケモンバトルではそう言う気持ちが大切じゃぞっ!」

レッド「ああ…。俺も最近まで忘れてたよ…」フゥゥ

レッド「さてっ…と、勝たせてもらうぜ、ズラの爺さん!アーク、特攻!」ポーイッ

アーク「ラァプゥゥッッ!」ポンッ

カツラ「ほう…。またしても水タイプか…。あくまでセオリーを崩さんか…。だが鈍足のラプラスでは神速のウィンディのワイルドボルトの餌食ぞ!」

レッド「やはり、あのしんそくが厄介だな…。相性が良くても攻撃が当たらなければ意味が無い…」

カツラ「はっはっはっ!悩む事は人生じゃぞ、少年!」

ウィンディ「わんわんおっ」シュンッ!シュンッ!シュンッ!

レッド「海でもない限り、アークがあのスピードに追い付けない…。そんな事ハナから分かってらァ!」

カツラ「何ッ!?」

レッド「そう、普通のフィールドではアークがスピード勝負で勝つ事は出来ない!そう、普通のフィールドではな!」

レッド「アーク、ぜったいれいど!」

アーク「ラアァァァァァァァァッ!!!」パキッ…パキパキパキッ…

カツラ「只でさえ攻撃が当たらないのに、一撃技で仕留めようと考えるとは…!愚かじゃぞ!」

レッド「誰がウィンディに当てると言ったよ…?」

パキ…パキパキパキパキパキパキパキッ……!

カツラ「こ…コレは…!フィールドが…!」

レッド「これぞ俺が考え出したフィールド支配技…『絶対氷域』!」ドンッ

カツラ「こんなモノ!見かけ倒しじゃ!ウィンディ、だいもんじじゃァ!」

ウィンディ「ばあぁぁぁうっ!」ボオォォォォォォッ!!!

レッド「アーク、躱せ!」

アーク「ラプゥゥッ!」スーイスイ

カツラ「何と!」

レッド「この絶対氷域内では、氷タイプのポケモンのスピードを高める効果がある…」

カツラ「ならば、しんそくで接近してワイルドボルトじゃぁっ!」

ウィンディ「わんっ!」シュンッ

レッド「そして…」

ウィンディ「わふっ!?」ツルッ

つるつるつる~~どおぉぉんっ!

カツラ「ウィンディ!」

レッド「絶対氷域内では氷タイプと飛行タイプ、特性がふゆう以外のポケモンはすばやさが逆に極端に落ち、先制技は発動しなくなる…」フゥゥ

カツラ「まさに、氷タイプの為の聖域…と言う訳じゃな…」

レッド「その通り」ニヤリッ

カツラ「ならば、ウィンディ!フィールドにだいもんじじゃ!この氷をと溶かすのじゃ!」

ウィンディ「ばあぁうっ!ばあぁうっ!」ボオォォォォォォッ!!!ボオォォォォォォッ!!!

レッド「無駄だ」

じゅうぅぅぅぅぅぅぅ……

カツラ「まさか…!?この日差しが強い中でのだいもんじで溶けないのか…!?」

レッド「この氷はただの氷じゃねェ。絶対零度の氷河よ。そんじょそこらの炎じゃ簡単には溶けないぜ」

レッド「それに、絶対氷域の力はそれだけじゃねェ!アーク!なみのりだァ!」

アーク「ラプウゥゥッ!」ゴオォォォ!

カツラ「こ…コレは…!」

レッド「絶対氷域内でなみのりを使えば、その力、スピードは通常の倍以上になる!」

ザアァッパアアァァァァァァァァンッ!!!

カツラ「ウィンディ!」

ウィンディ「わふぅ~~」ピクッ…ピクンッ

レッド「良いぞ、アーク」ナデナデ

アーク「ラプゥ♪」スリスリ

カツラ「絶対零度の氷河…。これは厄介じゃのぅ…」シュボンッ

カツラ「じゃが絶対零度は-273度…。ならば、奴の出番じゃな…」チャキッ

レッド「………何か、来る…!」ピクッ

カツラ「出でよ、ブーバー!」ポーイッ

ブーバー「ブゥ…」ポンッ

じゅぅぅぅぅっ……

レッド「ブーバーの足元が…」

カツラ「こ奴は普段火山の火口の中におる。故にこ奴自身の体温が高いのも当たり前じゃろう」

カツラ「じゃがまだ驚くのは早いぞ!ブーバー!火山の火口のマグマで鍛えた己の技を見せるのじゃ!フィールドにオーバーヒート!」

ブーバー「ブゥゥバアァァァァッ!!!」ボオオォォォォォォォッ!!!

じゅわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっっ………!!!

レッド「ッ!?まさか…!」

カツラ「絶対氷域、破れたり!」

アーク「ラプゥ…!?ラプゥ…!?」

レッド「まさか…絶対零度の氷河で出来た絶対氷域が溶かされるなんてな…」

カツラ「儂のブーバーの炎は氷河をも焼き尽くすマグマで鍛えたモノじゃ!」

レッド「氷河じゃマグマに敵わない…ってか?だがオーバーヒートは使用後、特攻が大幅に…」

カツラ「心配無用じゃ。白いハーブを持たせておる」

レッド「にゃろう…」チッ

カツラ「さて、これでブーバーの素早さがラプラスを超えたぞ!けだぐりじゃあ!」

ブーバー「ブバッ!」ゲシッ

アーク「ラプゥアッ!」ズキッ

カツラ「ラプラスの体重は220キロ!けだぐりの威力は高まるぞ!」

レッド「まだだ!のしかかり!」

カツラ「遅い!かみなりパンチじゃあっ!」

ブーバー「ブバアァッ!」バチバチッ…バンッ!

アーク「ラプウゥゥッ!」ビリビリィッ

アーク「ラ…ラプゥ……」ピクッ…ピクンッ

レッド「アーク、お前も良いハードボイルド…じゃないな。ハードガールだったぜ」シュボンッ

カツラ「さっきの絶対氷域は中々良いアイデアじゃったぞ!」

レッド「ククッ…。アリガトよ」チャキッ

カツラ「やはり楽しそうじゃのぅ」

レッド「ああ、楽しいさ。やっぱ、ポケモンバトルはこうでなくてはなァ…!」

カツラ「さあ、互いに残り一匹!このバトル、最後まで楽しもうぞ!」

レッド「ああっ!行くぞッ!ライター、特攻!」ポーイッ

ライター「グオォォォォッ!!!」ポンッ

レッド「フッ…。最期は炎タイプ同士、か…」

カツラ「はっはっはっ!これはさっきと違ってフィールドが熱くなりそうじゃのうっ…!」

レッド・ズラ「「かえんほうしゃ!」」

ライター「グオォォォッ!!!」ボオォォォォォォッ!!!

ブーバー「ブバアァァッ!!!」ボオォォォォォォッ!!!

ドオォォォォォンッ!!!

レッド「炎の威力は互角…」

カツラ「いや、リザードンの方が少し上か…。ならば接近戦で行くぞ!かみなりパンチじゃ!」

ブーバー「ブゥゥ…!」バチバチィッ…!

レッド「………受け止めろォ!」

ガシッ!

ライター「グルゥッ…!」ググッ

カツラ「バカめッ!」

バチバチィィッッ!

ライター「グオアァァァァァッ!!!」ビリビリィッ!

カツラ「効果は抜群じゃな!」

ガシッ…!

カツラ「何ッ!?」

ブーバー「ブバッ!?」ググッ

ライター「グルゥッ…!」ググッ

レッド「そのままゼロ距離かえんほうしゃだ!」

ライター「グオオォォォォォッ!!!」ボオオォォォォォォォッ!!!

ブーバー「ブゥ…!」ジリジリッ…

カツラ「ブーバーに炎技など無意味じゃぁッ!もう一発かみなりパンチ!」

ブーバー「ブゥバアッ!」バチバチッ…バンッ!

ライター「グオォッ…!」ビリビリィッ…

レッド「まだまだァ!もう一発ゼロ距離かえんほうしゃアァッ!」

ライター「グオォォォォッ!!!」ボオォォォォォォッ!!!

ブーバー「ブゥ……!」ジリジリッ…

カツラ「………またしてもブーバーにかえんほうしゃ…。リザードンならば他のタイプの技もあるだろうに…。何を考えておる…?」

レッド「………侵掠する事、火の如く…!」ボソッ

カツラ「………!」ハッ

ブーバー「ブバァッ…!」チラッ

カツラ「………クククッ…はっはっはっ!ワシとした事がっ!炎タイプのジムリーダー失格じゃな!」

カツラ「双方炎タイプでありながら、相手は炎で攻めているのに、炎タイプのジムリーダーである、ワシが相性の良い技で攻めるなど…」

カツラ「ブーバー、お主はリザードンと炎技で勝負したいのだな…!」

ブーバー「ブバァッ!」コクッ

カツラ「すまなかったな、少年!そして、ありがとうっ!」

レッド「フッ…」ニッ

カツラ「行くぞ、ブーバー!かえんほうしゃじゃァッ!」

ブーバー「ブゥゥゥバアァァァッ!!!」ボオォォォォォォッ!!!

レッド「こっちもかえんほうしゃだァッ!」

ライター「グゥオォォォォォッ!!!」ボオォォォォォォッ!!!

ドオオオオォォォォォォォォォンッ!!!

ライター「グオォッ…!」バァサバァサッ

ブーバー「ブゥッ…!」ザザァー

カツラ「やりおる…!」

レッド「上空からかえんほうしゃ!」

ライター「グオォォォォッ!!!」ボオォォォォォォッ!!!

ブーバー「ブバアァッ…!」ジリジリィッ…

カツラ「えぇいっ!負けるな、ブーバー!お返しのかえんほうしゃじゃ!」

ブーバー「ブゥバアァァァッ!!!」ボオォォォォォォッ!!!

ライター「グオアァッ…!」ジリ…

カツラ「ぐぅ…やはり特攻に関しては向こうが上じゃな…!」

カツラ「じゃが、お前には技有り!最大威力でオーバーヒートじゃアァッ!」

ブーバー「ブゥゥゥゥゥ………」グググッ…

レッド「………ッ!」

ブーバー「バアアァァァァァァァッ!!!」ゴオォォォォォォォォッ!!!

ゴオオォォォォォォォォォォッッッ!!!

レッド「………受け止めろっ!ライター!」

ライター「グオォッ………!!!」ググググッ…

カツラ「ワシのブーバーの最大火力!受けれるもんなら、受けてみるがよいっ!」

ブーバー「バアアァァァァァァァッ………!!!」ゴオォォォォォォォォッ!!!

ライター「グオォアァァァッ………!」ググッ…グググッ……!

レッド「………!」

カツラ「爆ぜろッ!ブーバー!」

ブーバー「ブオバァッ!」

ドガアァァァァァァァァァァァァァンッ!!!

モクモクモク………

レッド「………」

ブーバー「バァ…バァ…」ゼェ…ゼェ…

カツラ「ハァ…ハァ…コレで…終わ……」

レッド「………良くギリギリまで耐えた、ライター」

カツラ「ッ!?」

ブーバー「ブバッ!?」

ライター「グオオォォォォォォォォォッッッ!!!」メラメラァッ!

カツラ「まさか…もうか、か…!?アレをギリギリで耐えるなど…!」

レッド「アンタ達の最大火力、確かに受け取った…。ならば俺達も、今出来る最大火力で応える事こそが、礼儀と心得る…!」

レッド「爆熱ッ!かえんほうしゃアァァァッ!!!」

ライター「グゥオォォォォォォォォォォッッッ!!!」ゴオォォォォォォォォッ!!!

ブーバー「ブ…」

ゴオォォォォォォオオオッッッ!!!

ブーバー「ブバアアァァァァァァァァッッッ!!!」

カツラ「ブゥバァァァッ!」

レッド「爆発…ッ!」グッ

ドッカアァァァァァァァァァンンンッッッ!!!

ブーバー「ブゥ……バ…」ガクッ

カツラ「………熱いバトルだったぞ、ブーバー」シュボンッ

レッド「ライター、良くハードボイルドに戦った」ポンッ

ライター「グルルッ…」コクッ

カツラ「久々に本当に燃える勝負じゃったぞ、少年!さあ、このくれるのに損するバッジ、くれるのに損…クリムゾンバッジを授与しよう」スッ

レッド「有難く、頂戴する」

――――
――
レッド「後は、ヤマブキシティとトキワシティのジムか…」

ぽっぽー!

レッド「ん?」

マサキ「おーいっ、レッドはーんっ!」フリフリッ

レッド「………?」

マサキ「ワイや、ワイ!マサキや!」

レッド「………………ああ、元・ニドランか」フゥゥ

マサキ「黙れや!」

レッド「それで、元・ニドランが俺に何の用だ。そんな舟に乗って」

マサキ「せや!この船はシーギャロップ号!ナナシマに行ける舟やでー」

レッド「ナナシマ?」

マサキ「カントー本土から少し離れた諸島や!良い所なんやけど、一緒にいかへん?」

レッド「………他を当たれ」

マサキ「じゃあ決まりやな!さっさと行くでー!」グイグイッ

レッド「おいっ…!」

マサキ「まあまあ、堅い事言わずに、行きましょやー!」

レッド「ハァ…」

1の島

ニシキ「お待ちしておりました!マサキさん!」

マサキ「おぉっ!ニシキ!久しぶりやなー!」

ニシキ「じゃあこの隣の人が…」チラッ

マサキ「せや、ワイのマブダチのレッドや!」

レッド「誰がマブダチだ」

ニシキ「成程…。噂通りの可愛げのある顔…。これなら………」

レッド「あ?」

マサキ「実はな、こいつの発明したネットワークマシンの調子が可笑しいらしいでな、その修理の手伝いを頼まれたんや」

レッド「オイ、俺全然来る必要無ェじゃねぇか」

マサキ「イヤイヤイヤ、問題なのはその後や…!」

レッド「何…?」

マサキ「実はな…このナナシマはそれなりに有名なリゾート地でな、若くて美人のねーちゃんがよお来るねん!」

レッド「………で?」

マサキ「聞いた話じゃ、あんさんかなりの女タラシらしいやないかいっ!それであんさんと一緒にナンパすりゃ、上手く行くかなーって………」

ゴチンッ!

マサキ「ピギャッ!」

レッド「勝手にしてろ」

ニシキ「えぇっ!?一緒にナンパしてくれないんですかっ!?」

レッド「………女ってのはなァ、他人の力を借りて手に入れるんじゃねェ…。自分の魅力で手に入れるもんなんだよ」フゥゥ

ニシキ「おぉっ…!」

レッド「………直ぐに帰るのもアレだな…。少し観光して行くか…」

ニシキ「あ、じゃあこのトライパスをどうぞ。これが有れば、この1の島以外に2の島、三の島に行けます」スッ

レッド「そうか…」

2の島

お婆さん「お主、良いリザードン持っているのぅ」ズイッ

レッド「………は?」

お婆さん「お主、良ければそのリザードンに我が究極技を覚えさせてみぬか?」

レッド「究極技?どんなのだ?」

お婆さん「ブラストバーンと言う炎タイプの究極技でな。反動で動けなくはなるが、威力ははかいこうせんと同等の威力を持つんじゃ!どうじゃっ!?」

レッド「断る」キッパリ

お婆さん「何ィッ!?」ガビーンッ

レッド「いくら威力が高くても、外せば隙を突かれて、当たっても反動で動けなくなるなど…実用性が無い」

お婆さん「確かにそうじゃが…」

お婆さん「前に来た二人は喜んで伝授されてくれたのにのぉ…」ブツブツ

レッド「そいつらがガキなだけだろ…。じゃあな」スタスタ

お婆さん「待てッ!待ってくれいッ!せめてこのりんぐだけでも受け取ってくれ!」

レッド「あ゛?」

お婆さん「このりんぐを持っていたらワシが居なくても何時でも究極技をリザードンに覚えさせれるからのぅ!」

レッド「………デザインは良いな」チャリーンッ

お婆さん「気が向いたら使ってくれい!」

レッド「………」

三の島

ブロロロロンッ!ブロロロロンッ!

暴走族1「イィヤッハァー!あの島の木の実は全部俺達のもんだアァッ!」

暴走族2「アニキィ!木の実を取った後は島に火を放ちましょうぜ!」

暴走族3「アニキィ!取った木の実でポロックやポフィンを作りましょうぜ!」

暴走族1「おうさァッ!そこんとこ、夜露死苦!」

暴走族2「アニキィ!島の前でハーレー乗った見た事無い顔の奴がいますぜェッ!」

暴走族3「アニキィッ!ここが誰のシマか分かってんでしょうかねェ!?」

暴走族1「ナメたやろうだ!ガキが煙管吹かしてやるぜェ!懲らしめてやるぜェ!」

レッド「おい、バトルしろよ」チャキッ

暴走族1(こ…このセリフ…!それに赤帽子と煙管にハーレーのガキ…!まさか、コイツが…!カントー本土の組を壊滅させたアノ伝説の…!)

木の実の森

マヨ「なみだのかずだけつよくなれるよ~♪」トコトコッ

がさごそっ

マヨ「あすふぁると…ってキャアァッ!」

スリーパー「スリスリィ~♪」ニマニマ

マヨ「い…いやぁ……」ガクブル…

スリーバー「スリィ~~♪」ガバッ

レッド「カロリー!メガトンパンチィ!」

カロリー「カンビゴオォォオンッ!」バコォォォォンッ!

スリーパー「スリパァ~~!」キラーンッ

マヨ「ふぇぇ…怖かったよぉ~~」ギュゥゥ

レッド(木の実…食べたかったな…)

カロリー「カンビカビィ~♪」ムシャムシャッ

1の島

マサキ「ちゃうちゃうっ!こことここを繋いで、こっちとこっちを繋ぐんや!」ガチャガチャッ

ニシキ「あぁ…成程…。流石はマサキさん!」

マサキ「こりゃ、治すのも結構時間かかるでぇ…」ガチャガチャッ

レッド「………もう少し暇を潰すか」スタスタッ

ビキニのお姉さん「ねえ、そこのキミ?私とバ・ト・ル、しなぁい?」ハラリッ

レッド「フッ…後悔するんじゃねェぞ、お姉さん?」ジィィガチャガチャッ

灯火温泉

かぽーんっ

レッド「ふぅ…」ツヤツヤ

レッド「中々良い湯だ…。いつぞやの傷に沁みる……」

しーんっ………

レッド「もしかして、俺が一番風呂だったか……?」

ちゃぽんっ

レッド「む…?誰か来たか…?」

謎のマッチョメン「ふぅぅ…」

レッド(コイツ、凄い筋肉だな…)

謎のマッチョメン「む?今日は先客が居る様だな」

レッド「ああ、悪ィな」

謎のマッチョメン「いや、気にするな」

レッド「そうか…」

謎のマッチョメン「うむ」

レッド「………」

謎のマッチョメン「………」

レッド「………」ザバッ

謎のマッチョメン「………良い眼をしている」

レッド「は…?」

謎のマッチョメン「お前とはまたどこかで会い見えそうだな」

レッド「奇遇だな。俺もそう思っていた所だ」

謎のマッチョメン「ふっ…」

レッド「ククッ…」

――――
――
マサキ「………っしゃあ!これで修理完了や!」

ニシキ「流石はマサキさん!」

マサキ「ネットワークマシンも治った事やし……」ムフー

ニシキ「レッドさんを連れて………」ムフー

マサキ「ビーチのおねーちゃん達をナンパしまくるでェー!」

レッド「そうか、治ったか。じゃあ帰るぞ」グイッ

マサキ「えっ!?ちょっっ!?レッドはん、いつの間にィ!?」ズルズル

レッド「観光は十分に楽しんだ。もうここに用は無い」

マサキ「いや、ワイはまだ用事あるんや!ビーチのおねーちゃんをナン…」

レッド「それなら、俺が既に一発シてきた。安心しな」

マサキ「そうか、なら良かっ………って、あんさんやなくてワイがシたいんや!てか、何自分だけシてきてんねんっ!」

ニシキ「マ…マサキさぁーんっ!僕一人じゃナンパは無理ですよォー!」

グレン島

レッド「ふぅ…帰って来たな」

マサキ「ナンパ…おねーちゃん……ハァ…」

レッド「では俺は一旦マサラに戻る。じゃあな」スタスタ

マサキ「シーギャロップ号はクチバの港にいつでも停まってるきなぁ…」

レッド「そうかい」

マサラタウン

レッド「おい、オーキドの爺さん」グイッ

オーキド「久しぶりじゃのう、レッド。その前に下ろしてくれんかのぅ」

レッド「ふんっ」

オーキド「何をそんなに怒っておるのじゃ」

レッド「アンタ、この図鑑不良品じゃねェか。認識しないポケモンが沢山いたぞ」

オーキド「何?ちょっと貸してくれぬか」ガチャガチャッ

オーキド「むぅ…まさかカントーに他地方のポケモンが居るとはのぅ…」

オーキド「何と、レッド自身も他の地方のポケモンを…」ガチャガチャッ

レッド「………?」

オーキド「ほれ、図鑑を全国版にしておいたぞ。これで他の地方のポケモンも認識する筈じゃ」

レッド「ほぅ…。アイツ、ガブリアスって言うんだな…」

オーキド「そうじゃ、レッドにも渡そうと思っていた物があるんじゃ」スッ

レッド「………!コイツは…!」

オーキド「カロス地方のプラターヌ博士に御三家を転送したら、彼からお礼にとくれた石じゃ」

レッド「似ている…」スッ

オーキド「おおっ!色は違うが、同じような物をレッドも持っていたか!一体誰から…」

レッド「シロナって言う、お姉さんからだ」

オーキド「シロナ!?そうか…シロナくんから受け取ったのか…」

レッド「爺さん、この石が何なのか知っているのか?」

オーキド「詳しい事は分からん…。じゃがプラターヌくんの話では、この石をリザードンに持たせると良いらしい」

レッド「そうか…」

オーキド「そうそう、お前の前に帰って来た、グリーンとブルーにも同じような石を渡しておいた」

レッド「アイツ等、帰ってきているのか?」

オーキド「いや、既にマサラを出ておる」

レッド「そうか…」

グリーン宅

ナナミ「あっ…!レッドくん!」

レッド「ただいま、ナナミさん」

ナナミ「ふふっ…旅に出る前より男らしい顔になったじゃない」

レッド「グリーンやブルーは一度帰って来たのか?」

ナナミ「ええ…。また旅立ってしまったけど…。レッドくんも、もっと早く帰って来てくれれば、久しぶりに三人揃ったのに…」

レッド「ったく…絶対アイツの所為だな」

ナナミ「えっ?」

レッド「いや、何でもねェ」

ナナミ「で、レッドくんもまた出て行くんでしょ?」

レッド「………ああ」

ナナミ「ブルーちゃんもカロスから帰って来て、またあの頃みたいに一緒に遊べると思っていたのに…」シュンッ

レッド「………すまん」

ナナミ「すっかり、キミ達もどんどん大人の階段を登って行くのね…」

レッド「………」

レッド宅

レッド「………ただいま、ママン」ガチャッ

母「あっ、レッド!お帰りなさい!良い所に帰って来たわ!」

レッド「どう言う意味だ?」

母「ついさっき世界中を旅している貴方のお父さんから、レッド宛に届け物が来たのよ!」スッ

レッド「パパンが…」

母「お父さん、ポケモントレーナーとして世界を回っているからきっと珍しい物よ!」

レッド「………」ゴソゴソ

母「あら…?それって…」

レッド「新しい煙管だ…」

母「またあの人ったら…。子供に変な物を送ってきて…」プンスカ

レッド(この煙管の窪みは何だ…?何かをハメるのか……?)

――――
――
レッド「………じゃあ、行って来る」ブロロロロロンッ!

母「行ってらっしゃい」

ナナミ「気を付けてね」

オーキド「グリーンとブルーはトーサスワンナとカロス産ワインを持って、ヤマブキシティに向かったぞ」

レッド「何でそんな物……ああ、そうか」

ナナミ「どうかしたの?」

レッド「いや、何でもない」

オーキド「二人に会ったらヨロシク言っておくれ」

――――
――

警備員「ヤマブキシティには通せんよー」

レッド「相変わらずだな、アンタは」

警備員「コレが仕事だからね」

警備員「でも特上の飲み物をくれたら、通してやらない事もないよ。ヒック///」

レッド「………少し待ってろ」ピッポッパッ

プルルルルルルッ…ガチャッ

『はい?』

レッド「俺だ。レッドだ。スマンがこっちに来てくれや」

――――
――
レッド「ほらよ」ドンッ

警備員「………何、この白いの」

レッド「ミルクだ。搾りたてのな」

警備員「搾りたてだからって、ミルクなんかで俺が満足する訳…」

レッド「騙されたと思って飲んでみやがれ」グイグイッ

警備員「ガボォォォ……」ゴクゴクゴクゴクゴク…

ごっくんっ

警備員「………なにコレェ///めちゃくちゃ濃厚で淫靡であま~~い///」ホワアァァァァ

レッド「通っていいだろ?」

警備員「うんっ……ちゅぱちゅぱぁ……ままぁ……///」ゴクゴク

レッド「通って良いってよ」

エリカ「じゃあ通らせてもらいますね」

ヤマブキシティ

レッド「助かったよ、お嬢」

エリカ「いえいえ。愛するレッド様の為なら例え火の中、氷の中…。あ、レッド様もまた飲みます?」ピュッピュッ

レッド「いや、後で良い」

エリカ「そんなっ…!レッド様ぁ…私、レッド様に乳首を弄られて、我慢出来なくなったと言うのに………!」ガガーンッ

レッド「あぁ…じゃあポケモンセンターで部屋取って待ってろ。ちょっとしたら行くから」

エリカ「はいっ!お待ちしておりますわっ旦那様!」パァァ

レッド「………」

とあるバー

マスター「いらっしゃい」

レッド「バーボンでも貰おうか」ガタッ

マスター「ガキに出す酒はねぇよ。ミルクでも飲んでな」

レッド「………」ギロッ

謎のマントメェン「そう言わずに出してやると良い、マスター」ガタッ

マスター「あ、アンタは…!」

レッド「アンタは………いや、聞くのも野暮か…」

謎のマントメェン「そうだな…名乗る程の名は無いが、謎のマントメェンとでも呼んでもらおうか」バサァッ

レッド「………」

マスター「で、謎のマントメェンさんは何が欲しいんだい?」

謎のマントメェン「ミルクでも貰おうか」ニヤリッ

マスター「ほらよ、バーボンとミルクだ」コトッ

レッド「すまねェな」

謎のマントメェン「うむ」

レッド「………」ゴクゴク…

謎のマントメェン「………キミはもしやポケモントレーナーか?」

レッド「………良く分かったな」

謎のマントメェン「眼を見れば分かる。戦いに飢えている獣の眼だ」

レッド「………ふっ」

謎のマントメェン「かく言う俺もポケモントレーナーでな」ゴクゴク

レッド(知っている………とは言わないでやるか)

謎のマントメェン「もしや、キミはこの町のジムに挑戦する為に、ここで酒でも飲んで気合を入れなおしているのだな」

レッド「………ご明察」フゥゥ

謎のマントメェン「ならば忠告しておこう、この町のジムリーダーは他のジムリーダーとは一味違うぞ」

レッド「………どう言う意味だ?」ピクッ

謎のマントメェン「会ってみれば分かる。彼女は他のジムリーダーと変わっている」

レッド「ご忠告、アリガトよ」

謎のマントメェン「礼には及ばんさ…。敢えて言わせて貰おう。頑張りたまえ」

レッド「………ふっ」

謎のマントメェン「今日は俺が奢ってやろう」チャリーンッ

レッド「悪ィな」

謎のマントメェン「キミとはまた何処かで会い見える日が来るだろう」ガタッ

レッド「………そうだろうな」

謎のマントメェン「キミに龍の加護が有らん事を…」バサァ

レッド(あの恰好、恥ずかしくないのか…?)フゥゥ

マスター(生で見るのは初めてだけど、髪型が少年ジャンプしてるなァ…)キュッキュッ

――――
――
レッド「………ジムらしき場所が二つある」

レッド「………」キョロキョロッ

レッド「こっちの方が如何にもジムって感じだな」

ガチャッ

レッド「ジムバッジ、頂きに参じょ…」

からておう「ごべえェェェッ!!!」ドゴォォォンッ

レッド「ッ!?」サッ

からてか「しはあぁぁぁん!」

「よっし!これで今から、ここの空手道場のリーダーはアタシだね!」

レッド「空手道場………?」

「あっ、早速道場破りだね!かかって来なよ!」ビシッ

レッド「………誰だ、お前は?」

コルニ「アタシはコルニ!カロス地方からカントー地方に修行の旅にやって来た、シャラジムのジムリーダーだよ!」

レッド「シャラジム?聞いた事ねェな…。カロスの町か…?」

コルニ「そうだよ!でも今はお爺ちゃんに修行して来いって言われて、カントーまで来たんだ」

コルニ「で、手始めにこの地方の格闘系の道場の道場破りをして、今さっきこの空手道場のリーダーになったんだ!」

からてか「新師範!空手道場じゃなくて、格闘道場ですよ!」

コルニ「細かい事はいーの!で、キミ!アタシに勝ったらポケモンと良い物あげる!だからバトルしよっ!」

レッド「良いぜ。売られたバトルは買うのが礼儀ってなァ…!」チャキッ

コルニ「決まりだね!じゃあアタシのポケモンはルカリオ!」ポーイッ

ルカリオ「わおぉぉぉんっ!」ポンッ

レッド「ルカリオ…。シロナの姐さんと同じ奴だな…。確かタイプははがねとかくとう…。ならば!」ポーイッ

ジュニア「ガラァッ!」ポンッ

コルニ「ルールはシンプル!使用ポケモンは一体!先にポケモンかトレーナーが戦闘不能になったら勝負アリだよ!」

レッド「一対一…。確かにシンプ……何?」

コルニ「先手必勝!ルカリオ!グロウパンチ!そしてアタシはァ…!」シュバッ

コルニ「必殺!ローリング踵落としィ!」ブオォォンンッ!

バキィィィィンッ!

レッド「ッ!?テメェ!一体に何を…!」サッ

ルカリオ「ワオォンッ!」バンッ!

ジュニア「ガラァッ!」メキィ

レッド「ッ…!ジュニア!」

コルニ「何って…バトルだよ!」ビシッ

レッド「イヤ、俺が言いたいのは、何でトレーナーである俺達もバトルするんだよ!」

コルニ「いくらポケモンバトルって言ったって、ポケモンだけが傷つくのはイヤじゃん?だったらポケモンと一緒に戦って傷つき、痛みを共有するバトルもアリだと思うの」

コルニ「それにトレーナー同士が戦う事でこうやって相手の指示を妨害も出来るし!」ブンッ!

レッド「うおっ!」シュンッ

コルニ「これがアタシの辿り着いたポケモンバトルの新たな境地!」

レッド「ポケモンと痛みを共有か…。言いたい事は分かるな…。だが…」

コルニ「ハァッ!」ブンッ!

レッド「俺は…女を殴る趣味は無ェ…!」サッ

コルニ「そんな事言ってたら、ポケモンよりキミの方が先にヤられちゃうよっ!ローリング踵落としィ!」ブオォォンンッ!

ガキィィィィンッ!

レッド「ナめるなよ……!」ググッ

からてか「俺達を一撃で倒したローリング踵落としを煙管で防いだッ!?」

コルニ「わあっ!丈夫な煙管だねっ!」シュタッシュタッ

レッド「ジュニア!ボーンラッシュ!」

コルニ「ルカリオ!こっちもボーンラッシュ!」

ジュニア「ガラガラァッ!」ブンッブンッブンッ!

ルカリオ「わんっ!わんっ!わおんっ!」ブンッブンッ!

ガキンッ!ガキンッ!ガキィィンッ!

ジュニア「ガァァラッ!」ブオォォンッ!

ルカリオ「ぎゃんっ!」バキィッ!

コルニ「ルカリオ!」

レッド「骨でジュニアに勝てると思うなよ…!」

コルニ「ルカリオ!体制を立て直してはどうだん!」

ルカリオ「わんっ!」シュタッ…ゴォォォッ!

レッド「骨で撃ち返せ!」

ジュニア「ガラァッ!」カキィィンッ!

ルカリオ「ぎゃんっ!」

コルニ「やるね…!」

からておう「トレーナーの格闘術ならば、コルニの方が上だが、ポケモンに関しては赤帽子の少年のガラガラの方が大きく上回っている…」

コルニ「思った以上に強いね…。キミ、名前は!?」

レッド「俺の名はレッド。ハードボイルドなチャンピオンのなる漢だ」

コルニ「うん、イイねっレッド!アタシ達、燃えてきた!アレやるよ、ルカリオ!」チャキッ

ルカリオ「わんっ!」コクッ

レッド「何か来る…」ゴクッ

コルニ「命、爆発!メガシンカァッ!」シャキーンッ

ピッカァァァァァンッ!

メガルカリオ「メガッワオォォォォォォンッ!!!」パッパラー

ビュンッビュンッビュンッビュンッ!

ジュニア「ガラァッ…!」ググッ

レッド「進化した…!?だが、何か違う…!それにこの波導の強さ……」

コルニ「ルカリオ!グロウパンチィッ!」

レッド「骨で防げ!」

ジュニア「ガラァッ!」グッ

ルカリオ「わんっ!」シュンッ

レッド「消え…!」

シュンッ!

ルカリオ「ばあぁぁうっ!」バァンッ!

ジュニア「ガラァァッ!」バキィッ!

コルニ「追撃のボーンラッシュ!」

ルカリオ「バァウッ!」シュンッ!ブゥンッ!ブゥンッ!

ジュニア「ガァッ…!」バキィッ!バキィッ!

レッド「コイツ…!何て能力の上がりようだ……!」

コルニ「そう!これがポケモンとトレーナーの絆の証、進化を超えた進化、メガシンカだよ!」

レッド「メガ…シンカ……?まさか、故意にポケモンを進化させたのか…?」

コルニ「そうだよっ!さあ、こっちもヤるよっ!ローリング踵落としィ!」ブオォォンンッ!

レッド「ぐぅ…っジュニア!ほねブーメラン!」

ジュニア「ガラァッ!ガラァッ!」ブンッブンッ!

ヒュンヒュンヒュンッ!

コルニ「波導ではじき返して!」

ルカリオ「バァウッ!」ブンッ

ブオォォォォォンッ!

レッド「バカなッ!?」

コルニ「続けてはどうだァんッ!」

ルカリオ「ワンッ!」ゴオオォォォッ!

ジュニア「ガラァァッ!」ズサァァ!

からておう「さっきと動きも技の威力もケタ違いだ…!レベル差を物ともしない…!」

コルニ「メガルカリオの特性は『てきおうりょく』!タイプ一致技の威力が上がるよ!」

レッド「厄介だな…。メガシンカ…何か、弱点は無ェのか……?」

コルニ「アタシのメガルカリオは最強だよ!弱点なんてないよ!」

ルカリオ「バウゥ…バゥゥ……」ゼーゼー

レッド「………もしかしてな」

コルニ「そろそろケリをつけるよ、レッド!」シュバッ

からてか「新師範が天高く飛び上がったァ!」

からておう「気を付けろ!ソレは俺の肩を粉砕骨折させた技だァ…!」

コルニ「ルカリオ!トドメのはどうだん!そしてアタシはァ…!」

コルニ「超ウルトラグレートローリング大車輪踵落としィィッ!」ブオオォォォォンッ!

ビリッ!

コルニ「えっ///」

からてか「オォォォォォ!!!」ブゥゥゥゥッ

からておう「股を大きく上げ過ぎてスパッツから…」ブゥゥゥゥッ

からてか「パイパアァァァァンッ!!!」

ルカリオ「ワオォォォォオンンッ!」ブゥゥゥゥッ!

コルニ「イヤアァァァッ///」カアァァァ

レッド「ッ!良い事教えてやるよ、コルニ…。漢が女を襲う時ってのはなァ…」ガシッ

コルニ「キャッ…///」ドンッ

レッド「女を押し倒して服を脱がす時だけなんだよ…」

コルニ「~~~~///」カァァァァ

レッド「今だ、ジュニア!ボーンラッシュ!」

ジュニア「ガラァッ!」ブンッ!

ルカリオ「っ!ばうっ!?」

ガガガガガガガガッッッ!

ルカリオ「ギャンギャンギャンギャンッ!」

ジュニア「ガアァァァラァッ!」バキィィィンッ!

コルニ「ル…ルカリオォ!」

ルカリオ「きゅ…きゅぅ~~ん……」ヒュンッ…ピクッ…ピクンッ

レッド「やっぱりな…。思った通り進化しても体力自体は上がって無かったか…」

からてか「ど…どう言う事だ…?あの犬みたいのが元の姿に戻ったぞ…?」

レッド「メガシンカ………。普通の進化とは違い、バトル中のみでの進化、か…。ん?」

からてか1「ウヒョー!スゲェ…パイパンだぜ…」ハァハァ

からてか2「しかもバトルの後で蒸れ蒸れ…。タマんねェ…」ハァハァ

コルニ「やぁ…///みないでぇ……///」ギュゥ…

レッド「ほらよ」ジィィガチャガチャッ

コルニ「えっ?」

レッド「俺のズボン貸してやるよ。そんな丸見えスパッツじゃ野郎どもの絶好のオカズだぜ?」スッ

コルニ「あ…アリガト……///」

レッド「おっと、バトルはトレーナーの指示の妨害もアリって自分で言ったんだから、卑劣とか言うなよ?」

コルニ「うん…。そもそも最初にそのルールを提案したのも攻撃して来たのはアタシだから文句は無いけど…」

レッド「しかし、メガシンカ…。中々興味深いな…」

コルニ「メガシンカはね、トレーナーの持っているキーストーンって石と、ポケモンに持たせたメガストーンって石とポケモンとトレーナーの絆があって初めて成立するの」

レッド「キーストーン?メガストーン?」

コルニ「ホラ、アタシの手の甲にある石がキーストーンで、ルカリオの手に付けてるのがメガストーンだよ」

レッド「…!その石って……」ゴソゴソッ

コルニ「あっ!レッドもメガストーン持ってたの!?しかも二個も…」

レッド「やはりこれがメガストーンだったのか…」

コルニ「でね、メガストーンはポケモンごとに対応するメガストーンがあるんだ。ルカリオの場合はこのルカリオナイトだね」スッ

レッド「だが、俺はキーストーンを持ってねェ」

コルニ「それは今からあげるよ。最初に言ったでしょ?アタシに勝ったらポケモンと良い物を上げるって」スッ

レッド「このキーストーンの大きさ、形……まさかな…」カチャッ

コルニ「わぁっ!その煙管の窪みにピッタリじゃんっ!」

レッド「成程な…。この為にパパンは…」

レッドはメガキセルを手に入れた!

レッド「じゃあポケモンの方は?」

コルニ「はい、このルカリオだよ。あ、もちろん今戦ったアタシのルカリオじゃないよ?」スッ

レッド「このルカリオにはメガストーンは?」

コルニ「ごめーん。キーストーンはいっぱい持ってるけど、ルカリオナイトは一つしか持ってないんだ…」

レッド「そうか。なら仕方ないな」

コルニ「で、レッド?この貸してくれたズボン、どうしたら…?」

レッド「ズボン?そうだな…ポケモンセンターの俺の泊まる部屋にでも届けておいてくれ」

コルニ「えっ?でもレッドは?」

レッド「ま、俺にもやる事があるんだよ」フゥゥ

――――
――
コルニ「……っしょっと。新しいスパッツにこうかーんっ」

コルニ「ポケモンセンター…ポケモンセンター……。何処にあるんだー?」キョロキョロッ

コルニ「それにしても、強かったなァ…レッド…」

コルニ(ちょっとカッコ良かったかも………///)

「アレ…?もしかして、コルにん?」

コルニ「えっ…?もしかして…もしかしなくとも、青ちゃんっ!?」

ブルー「わー!やっぱりコルにんだぁー!えっ?何で!?何でカントーに居るの!?」キャッキャッ

コルニ「えっとね、お爺ちゃんに『お前はまだジムリーダーとしての自覚が足りん!と言う訳で修行の旅に行って来い!』って言われてさー」

ブルー「うわぁ…。相変わらず厳しいね、コルにんのお爺ちゃんのコンコンブルさん…」

コルニ「ま、修行が足りないのは確かだけどね…」

ブルー「えー。まだわたしと同じぐらい歳でジムリーダーやってる時点で十分スゴいと思うけど…」

コルニ「そんな事無いよー。さっきだって、負けちゃったし…」

ブルー「え、コルにんが?」

コルニ「うんっ。手始めにこの町の格闘道場を制覇して、粋がってたんだけどね。直ぐに来た道場破りの人に負けちゃった」

ブルー「コルにんが負けるなんて、よほど強い人だったんだね…」

コルニ「うん…。それにその人、アタシ達と歳も変わらないのに、凄く大人びてて、優しくて、ちょっとカッコよかったなァ…」ウットリ

ブルー「もしかして、惚れちゃった?」ニマニマ

コルニ「かも…///」カァー

ブルー「うん、その気持ち分かるよ…。大人っぽい人って何だかカッコ良いもんね…」

ブルー「わたしの好きな人もわたしと同い年なのに、凄く大人で、強くて、カッコ良くて…」

コルニ「それって、前言ってた幼馴染の?」

ブルー「う…うんっ///」カァー

コルニ「あ、そうだ!ねえ、青ちゃん。この町のポケモンセンターって何処にあるの?」

ブルー「この町の?それだったらここから南に行けばすぐだよ」

コルニ「アリガト!アタシ、その人に借り物してて、ポケモンセンターの自分の部屋に届けておいてくれって頼まれてたの!」

ブルー「そうなんだぁ」

コルニ「じゃあね、青ちゃん!また今度何か食べに行こっ!」フリフリッ

ブルー「うーんっ!楽しみにしてるねー!」フリフリッ

ブルー「………そう言えば、レッドくん。この町に来てるのかな…?」

コルニ「レッドのズボン、届けなくちゃ……レッドの匂い、ちょっとクセになりそう…///」スンスンッ

ポケモンセンター

コルニ「すいません、ジョーイさん!レッドって人の泊まってる部屋って何処にありますかっ?」

ジョーイ「レッドさんのお泊りしている、部屋は二階の突当りにありますよ」

コルニ「アリガト、ジョーイさん!」タッタッ

ジョーイ「………レッドって子、自分の泊まる部屋に女の子を二人も呼びつけるなんて、何て子なの……」

コルニ「ココが、レッドの部屋だね…」ゴクンッ

コルニ「レッドが居ないのは分かってるけど、ちょっと緊張しちゃうなぁー///」ドキドキ

ガチャッ

コルニ「お邪魔しまーすっ」ソロリ…

エリカ「アァ…レッド…さ…まぁ…///イイですわぁ……///もっとソコォ……///」クチュクチュッ

コルニ「へっ……?」

エリカ「れっどさ……あら?」

コルニ「え…えーっと………誰?」

エリカ「あらあら、どちら様でしょうか?」ニコニコ

ヤマブキジム

レッド「ジムバッジ、頂きに参上仕った。ジムリーダー、出て来い」

ナツメ「ようこそ、ヤマブキジムへ。待っていたわ、マサラタウンのレッド…」シュンッ

レッド「ほぅ…。俺の事を知っているようだな」

ナツメ「アナタがここに来ることは前から知ってい…た………///」

レッド「どうした?」

ナツメ「いえ…。まさかパンツ一丁で来るなんて、予知出来なかったから………///」カァー

レッド「替えが無いんだ。我慢してくれ」フゥゥ

ナツメ「………まあ、いいわ。ジム戦は使用ポケモン4対…」チャキッ

レッド「分かった…」チャキッ

ナツメ「………ガラガラ」ボソッ

レッド「ジュニア、特攻!」ポーイッ

ジュニア「ガラァッ!」ポンッ

ナツメ「行きなさい、ユンゲラー」ポーイッ

ユンゲラー「ゲラゲラポー」ポンッ

レッド「物理の低い、ユンゲラー…。ならば、つるg…」

ナツメ「つるぎのまいをする前にエナジーボール!」

ユンゲラー「ユンッ!」バシュッ!

レッド「ッ!中断して、ボーンラッシュで弾け!」

ジュニア「ッ…ガラァッ!」ブンブンブンッ!

ガキンッ!

ナツメ「中々の反応速度ね…」

レッド「読まれた…?」

レッド「ならば!ストーンエッジ!」

ジュニア「ガラァ…ガァラッ!」ブォンッ…カキンッカキーンッ

ナツメ「サイコキネシス…!」

ユンゲラー「ユンッ」ブォンッ

ピタッ

レッド(ストーンエッジは囮…!ストーンエッジの弾幕を撒き、視界を悪くしてから、一気に踏み込み…!)

ジュニア「ガァァァ…」ダッ

レッド「ボーンラッシュ!」

ジュニア「ラアァァァッ!」ブンッ!

ナツメ「リフレクター」

ガキンッ!

レッド「何ッ!?」

ジュニア「ガラァッ!?」

ナツメ「ユンゲラー、サイコキネシス」

ユンゲラー「ユンッゲラゲラッ」ブォンッ

ジュニア「ガ…ガラァッ!?」フワァ…

レッド「ジュニア!」

ナツメ「投げ飛ばしなさい…!」

ユンゲラー「ユンゲーラー」ブォンッ

ジュニア「ガラアァァッ!」ブオォォォンンッ!

ドオォォォォォンッ!!!

ナツメ「続けて、エナジーボール!」

ユンゲラー「ゲラゲラー」バシュッ!

ジュニア「ガリャアァァッ!」

レッド「………スマン、ジュニア」

ジュニア「ガ……ガリャ…」ピクッ…ピクンッ

レッド「………」シュボンッ

レッド(動きを読まれた…?いや、何だ、この違和感は…)チャキッ

ナツメ「………次はライチュウ」ボソッ

レッド「夢の国からの使者、ピッキー特攻!」ポーイッ

ピッキー「ラア゛ァイ゛………」ポンッ

レッド「疾き事、風の如く!でんこうせっか!」

ピッキー「ラア゛イッ!ラア゛イッ!」シュバッ!

ナツメ「サイコキネシス!」

ユンゲラー「ユンッ!」ブォンッ

レッド「動き回れ、ピッキー!彼奴の視界に入らなければ、サイコキネシスも当たらん!」

ピッキー「ラア゛イッ!ラア゛イッ!」シュバッ!シュバッ!

ユンゲラー「ゲラッ…ゲラッ…!」アセアセッ

シュンッ…

ユンゲラー「ゲラッ!?」

ナツメ「完全に視界から消えたわね…」

ナツメ「………」ピキーンッ

レッド「………」ニヤリッ

シュバッ!

ピッキー「ラア゛ア゛ア゛ァァァァイッ!」ピョーンッ

レッド「動く事、雷霆の如しィ!10万ボルトォ!」

ナツメ「上よ、ユンゲラー。サイコキネシス!」

ユンゲラー「ユンッ!」ブォンッ

ピタッ…

ピッキー「ラア゛ッ!?」フワッ…

ナツメ「天井に一旦姿を隠すことで、ユンゲラーの視界から消える事で、一瞬混乱させてから、いきなり現れてからの攻撃…。私じゃなかったら上手くいったかもね」

レッド「………どう言う意味だ?」

ナツメ「私はエスパー…。本物の超能力者よ。フィールドに叩きつけて!」

ユンゲラー「ユゥンッ!」ブォンッ!

ピッキー「ラア゛ア゛ァッ!」グンッ

ドオオォォォォォォンッ!

ピッキー「ラ…ラア゛ァイ゛…!」ムクッ

レッド「良し!10万ボルトォ!」

ナツメ「かなしばり!」

ユンゲラー「ユゥンッ!」ブォンッ

ピッキー「ラア゛ァッ!?」カチーンッ

ナツメ「サイコキネシスで締め上げて!」

ユンゲラー「ユユユユ…」ブォンッ

ピッキー「ラ…ラア゛…ッ!」グググッ…

ナツメ「エナジーボール!」

ユンゲラー「ユゥンッ!」バシュッ!

ピッキー「ラ…!」

ドォォォォンッ!

ピッキー「ラ…ライ…チュウ……」ピクッ…ピクンッ

レッド「………」シュボンッ

レッド「………超能力者、だと…?」

ナツメ「ええ。サイコキネシス、読心、未来予知、瞬間移動、etc…。私は生まれ持った超能力者なの…」

レッド「にわかに信じられねェなァ…。じゃあ俺が今考えている事を読心してみな」フゥゥ

ナツメ「お安い御用よ…」ピキーンッ

ナツメ「………。~~~~ッ///エッチィッ!///」カァァ

レッド「どうやら超能力者ってのは本当らしいな」

ナツメ「ナ…ナ……ナニを一体妄想してるのよっ、アナタはァッ///変な事を読心させないでよっ!」カァー

レッド「ククッ。言っとくが、コレは未来のお前の姿よ、ナツメ…」フゥゥ

ナツメ「そ…そんな訳……!」

レッド「俺が勝てば、な…」ククッ

ナツメ「強がりを…!わ…私には超能力が有るもの…!負けはしない…!」

レッド「そう言う割にどうした?精神が乱れてるぜ?」ニヤリッ

ナツメ「だけど、私は読心で貴方の心を読む事が出来る…。勝てる筈がない!」

レッド「だけどよォ…、来ると分かってても避けられないって事もあるんだぜ?」

ナツメ「………?」

レッド「さて、と…次のポケモンを出すとするか…」チャキッ

ナツメ「………わんこ?」

レッド「初陣だ!アーロン、特攻!」ポーイッ

アーロン「ワオォォォォンッ!」ポンッ

ナツメ「他所の地方のポケモン…。エスパー相手に格闘ポケモンなんて…」

レッド「どうかな…?」

レッド「しんそく!」

シュバッ!

ナツメ「………!」ピキーンッ

ナツメ「しょうm…」

シュバッ!

ユンゲラー「ゲラッ!?」

レッド「ゼロ距離はどうだん!」

アーロン「ワンッ!」ゴオオォォォッ!

ユンゲラー「ゲラポー!」ズサァァ!

ナツメ「私の指示より早く…!?」

レッド「どんなに先読みが出来ても、指示を出す前に攻撃されちゃ、どうしようもないわなァ?」フゥゥ

ナツメ「サイコキネシス!」

レッド「しんそく!」

シュンッ!

ユンゲラー「ゲラッ!?」

ナツメ「うしr…」

レッド「れいとうパンチィ!」

アーロン「バアァァウッ!」ピキピキ…バァンッ!

ユンゲラー「ゲラァッ!」ピキ…カチコチ…

ナツメ「しまった…!」

レッド「ラスターカノン!」

アーロン「ワンッ!」ゴォォォッ!

ドオォォォォォンッ!!!

ユンゲラー「ゲェ…ラゲラァ…ポ……」ピクッ…ピクンッ

ナツメ「やるわね…」シュボンッ

レッド「いくらお前がエスパーでも反応速度は人並みだろ?頭じゃ分かっていても、それを声に出してポケモンに伝えるのには、数秒ズレが生じる」フゥゥ

ナツメ「ええ、その通りよ…。でも、私は負けはしない…!行きなさい、バリヤード!」ポーイッ

バリヤード「バァリバリバー」ベロベロバー

レッド「もう超能力もこの速度の前には無用の長物!しんそく!」

シュンッ!

ナツメ「アンコール!」

バリヤード「アンコール!アンコール!」パンッパンッパンッ

アーロン「ばうっ!?」テレッ

レッド「何!?」

ナツメ「これで、暫くはしんそくしか使えない…。それに…」

シュンッ!ガキンッ!シュンッ!ガキンッ!

バリヤード「バリバリィ♪」ペタペタペタ

アーロン「バァウ…!」ゼーゼー

ナツメ「リフレクターが有る以上、しんそくでは決定打にはならない…」

レッド「ほぉう…考えたな…。だが、今は攻撃あるのみ!しんそく!」

アーロン「バァウッ!」シュンッ!

ナツメ「そろそろ完成するわね…」ボソッ

ガアァァァァァンッ!

アーロン「ギャンッ!」メリィ

レッド「!?何だ、コレは…!?」

バリヤード「バリバリィ♪」ペタペタ

ナツメ「貴方のポケモンがしんそくしている間に、バリヤードがパントマイムしてたでしょ?それは本当は空気を固めて壁を作っていたの…」

ナツメ「そう。今、フィールドには透明な迷路が出来ているのよ。我武者羅に走ってたら怪我するわよ?ウフフ…」

レッド「ほぅ…オモシロい…」フゥゥ

ナツメ「でも、この迷路は身を隠す為だけじゃないのよ?バリヤード、サイケこうせん!」

バリヤード「バリィ!」ピピピピッ!

ガンッガンッガンッガンッ!

レッド「コイツは…!」

アーロン「バァウッ!?」

ドオォォォォォンッ!

アーロン「きゅぅぅ~~ん…」ピクッ…ピクンッ

レッド「アーロン…」シュボンッ

ナツメ「この透明な壁は光線を反射し、反射角を計算すれば、ジグザグに動く光線となる…。避ける事は不可能よ」

レッド「ヤるねェ…」チャキッ

ナツメ「もう貴方のポケモンは一体…。もう勝ち目は………」

ナツメ(ッ!?こ…このポケモンは…!レベルが違う……!)ピキーンッ

レッド「普通のジム戦でお前を使う事になるとはなァ…!ブッこむぜ、キラ!」ポーイッ

キラ「ハァッサム!」ポンッ

ナツメ「赤いフォルムの虫ポケモン…。噂に聞いたことがある、ストライクの進化系…」

ナツメ「だけど、例え虫でもこの透明の迷宮を抜け出すことは不可能…!」

レッド「フッ…。近道を使わせてもらおう!キラ!バレットパンチィ!」

キラ「ハアァァァァァッ!!!」シュンッ

バリィィンッ!バリィィンッ!バリィィンッ!

バリヤード「バリィッ!?」

キラ「サアァァァァムッ!」バァァンッ!

バリヤード「バリバァァァッ!」メリィィ…!

ドオォォォォォンッ!!!

バリヤード「バリ…バリィ……」ピクッ…ピクンッ

レッド「目の前に壁があるのなら、ブッ壊して進むのみ…」フゥゥ

ナツメ「バリヤード…。何をするかは分かっていたけど、まさか本当に壁を壊して直接殴って来るなんて…」シュボンッ

ナツメ「しかも、相性的に不利でも、リフレクターがある以上、大丈夫だと思っていたのに…」

レッド「コイツを他のポケモンと一緒にされては困る」

ナツメ「ええ、どうやら長い付き合いのようね…」

ナツメ「でも、私のポケモンはまだ二体残っている!行きなさい、モルフォン!」

モルフォン「モルモルゥ!」ポンッ

レッド「また会ったな、蛾」

ナツメ「モルフォン、ねむりごな!」

モルフォン「モルモルゥ…」バッサバッサパラパラ

キラ「ハァ…?」ウトウト

ナツメ「お眠りなさい…」

レッド「キラ!羽を振動させて、粉を振り払え!」

キラ「!ハァッサム!」ブルブルルッ

ナツメ「めざめるパワー(炎)!」

モルフォン「モルゥ!」ゴオォォォ!

ナツメ(どうせまた突っ張って来るんでしょ?でも、流石に4倍ダメージには耐えられないハズ…!)

レッド「バレッドパンチィ!」

キラ「ハアァァァッサムッ!」ゴオォォォ!

メリィッ…!

モルフォン「モルゥ……!」ゴホッ…

ナツメ「耐えた…!?」

レッド「続けて、つばめがえしィ!」

キラ「ハァッ!」ギンッ

モルフォン「モルゥゥ~」ビクンッ

ザシュッ!どさっ…

モルフォン「モ…モルゥ……」ピクッ…ピクンッ

ナツメ「モルフォン…」シュボンッ

ナツメ(とんでもないわね、あのストライクの進化系…。噂じゃはがね、むしって聞いたのに、炎タイプのめざパに耐えるなんて…)

キラ「ハァ…ハァ……!」フーフー

ナツメ(………?)

キラ「ハアァァァァサムゥゥゥゥッ!!!」ガオー

ナツメ「ッ!?」ビクッ

キラ「サムッ!サムッ!」ジャキンッ!ジャキンッ!

ナツメ「何ッ!?様子がおかしく……!?」

レッド「………」フゥゥ

レッド(落ち着け、俺…。キラにバトルをさせるとこうなるのは分かっていた…)

レッド(コレは俺とキラに与えられた試練だ…。コレを押さえられなければ、俺もナツメも…死ぬ…!)

レッド(と言って、今までみたいに慌ててもダメだ…。心静かに…明鏡止水の心で………)フゥゥ

どくんっ

レッド「ッ!?」

どくんっどくんっどくんっ

レッド(コイツはァ…。煙管のキーストーンを通じて、キラの鼓動が口内に広がる…。キラの命を感じる…)

レッド(キラ…お前も自分を止められないのか…。だが今の俺にはキーストーンを通じてお前の行動が分かるよ…)

ドクドクドクドクッ!

レッド「ッ!?」

ナツメ「………えっ?」ピキーンッ

シュンッ!

キラ「ハァァァァァ………!」フーフー

ナツメ「ア…ッ」

ザシュッ!ブシャアァァァァァァァッ!!!

ナツメ「………えっ?」

レッド「グゥ……」ドクッ…ドクドクッ

キラ「ハァッ…!」ハッ

ナツメ「レッド……。貴方どうして……?」

レッド「ヨォ…怪我は無ェか……?」ゼーゼー

ナツメ「私は大丈夫だけど…!でも、貴方が!」

レッド「自分のポケモンを上手く扱えないのは俺の責任だ…。俺もケジメ、よ……」ゼーゼー

キラ「ハァ…ハァ……」ゼーゼー

レッド「キラよォ…お前はちょっと血が上りやすいだけなんだ…。あまり気にする事じゃねェ…。全部俺の責任だァ…。次からはちゃんとメシに牛乳入れてカルシウム摂取させるからよォ…」ナデッ

レッド「だから、な…。お前ももうちっと落ち着こうぜ?折角の楽しいバトルが台無しになっちまうぞ?お前も大好きだろ?ポケモンバトル…」

ドクドクドクドクッ………とくんっ…とくんっ…

キラ「………」コクンッ

レッド「よしっ」ニカッ

ナツメ「眼の色が…戻った………」

レッド「悪かったな、ナツメ…。俺のキラが迷惑かけて…。怖かっただろ?」

ナツメ「え…ええ。でも、私は大丈夫だけど…、貴方、もしかしてこのままバトルをするつもり…?」

レッド「当たり前…だろ?こんな楽しいバトル、途中で止められるかっての…。な、キラ」

キラ「ハッサム!」コクンッ

ナツメ「ハァ…貴方、バカね…」

レッド「フッ…。漢ってのはそう言うもんだ」フゥゥ

ナツメ「良いわ…。でも途中で倒れても知らないんだからね!最後よ、フーディン!」ポーイッ

フーディン「フゥ……」ポンッ

レッド「………徐かなる事、林の如く…。俺達の精神は今林の如く徐かだ…」

レッド「されど、俺達の魂は火の如く、真っ赤に燃えている…!勝利を掴めと轟き叫ぶ!」

レッド「命、爆熱ッ!メガシンカァ!」シャキーンッ

ピッカァァァァァンッ!

キラ「メガッ!ハッサアァァァムッ!!!」パッパラー

ナツメ「ストライクの進化系が進化した…!?メガシンカ…?」

ナツメ(ダメね…。コレは勝てないや…。でも…)

ナツメ「フーディン!きあいだまァ!」

レッド「キラ!バレッドパンチィ!」

フーディン「フゥゥ…」ブォンッ

シュンッ!

キラ「ハアァァァァサムゥッ!」バァァンッ!

フーディン「フディィィィンッ!!!」ズサァァ!

ナツメ「フーディン!」

フーディン「フ…フゥ……」ピクッ…ピクンッ

キラ「ハッサム…」ヒュンッ

レッド「フッ…。俺達の…かt…」グラッ

ガシッ

ナツメ「もう、しっかりしなさいよ…」

レッド「悪ィ…」

ナツメ「ちょっと傷口見せなさいよ」

レッド「何だよ…」スッ

ナツメ「………はい、一応傷は塞いだわ」ポォォ…

レッド「………エスパーの力ってスゲー」

ナツメ「傷は塞いだけど、かなりの出血量だし、一応ポケモンセンターに行って安静にしてなさい」

レッド「わーってるよ…」フゥゥ

ナツメ「………心配だからついてく」

レッド「………ホイホイ付いて来て、どうなっても知らねぇぞ?」

ナツメ「………別に構わないわよ、どうなっても…///」プイッ

レッド「ククッ…そうかい」

ポケモンセンター

レッド「確か、二階の突当りの部屋をとってた筈だ…」フラフラ

ナツメ「………ねえ。気の所為か、その部屋から人の気配がするんだけど…」

レッド「………」

ガチャッ…

コルニ「アァンッ…ッ///らめぇ…///イクゥ…イっちゃうよぉぉ///」ビクッビクンッ

エリカ「もうギブアップですか?レッド様の攻めはコレの3倍以上は気持ちイイんですよ?この程度で満足するなんて、なんて無様な…」クチュクチュッ

コルニ「こ…コレのさんばいぃ…?///欲しい…本物のレッドの○○○欲しいィよォッッ///」ビクンッビクンッ

エリカ「あらあら…すっかり堕ちちゃいましたねェ…」

ナツメ「………///」

レッド「………」フゥゥ

――――
――
ブルー「はぅあ~~。ヤマブキジム、留守だったなぁ…。もしかしたらと思ったのにぃ…」トボトボ

ブルー「レッドくん、本当にヤマブキシティに来てるのかなぁ…?ナナミさんの話じゃ来てる筈なのに…」

ブルー「………あ、もしかしてポケモンセンターに行ったら、分かるかも!」タッタッ

ポケモンセンター

ブルー「すみません、ジョーイさん!このポケモンセンターにマサラタウンのレッドって子、泊まってませんか?」

ジョーイ「ええ。マサラタウンのレッドさんなら、つい先程、二階の突当りの部屋に戻りましたよ」

ブルー「本当ですかっ!?ありがとうございますっ!」ペコリッ

ブルー「レッドくん、やっぱり来てたんだっ♪」タッタッ

ジョーイ「よ…四人目…!?本当になんて子なの…!?」

ブルー「突当り…突当り……この部屋だね!」トテトテ

ブルー「折角だから驚かちゃおっ♪」

ガチャッ!

ブルー「どーんっ!レッドくん、ビックリし………た………?」

コルニ「アァンッ///アァンッ///れっどのぉ…しゅごく……おおきく…てぇっ…あついよぉ……っ///」ビクンッビクンッ

ナツメ「あっ……んっ……わた…しのサイコオナニ…よ…り……きもち…イィ……///」グチュッ…グチュッ…

エリカ「あっ……もぉう……さっきから…コルニさんばっかりぃ……焦らしプレイですの?焦らしプレイですわよねっ…///」グチュ…グチュッ…

レッド「………」パンパンパンッ

ブルー「レッド…くん…?コルにんに…エリカさん………?」ガクッ

レッド「………っ!?ブルー……!?」パンパンッ…ハッ

ヌプ…ヌプ………ヌプ…………

コルニ「んっ……何で止め………っ!あ…青ちゃ…ん……?」ハッ

エリカ「レッドさまぁ……何でお手をお止めに……?あら、ブルーさん」

ナツメ「アナタは…」

レッド「………ブルー」

ブルー「……………」フルフル

ナツメ「………」ピキーンッ

ブルー「……………ゴメンッ!」ダッ

レッド「………」グッ

コルニ「あ…青ちゃんっ!」

ナツメ「………追いかけなくても良いの?追いかけてちゃんと理由を話したら?」

レッド「………全く、読心で人の心読みやがって…」

コルニ「………ハイ、これ借りてたズボン」スッ

レッド「悪ィッ!」ダッ

エリカ「?」キョトンッ

――――
――
ブルー「ハァッ…ハァッ……」タッタッ

『アァンッ///アァンッ///れっどのぉ…しゅごく……おおきく…てぇっ…あついよぉ……っ///』

『あっ……んっ……わた…しのサイコオナニ…よ…り……きもち…イィ……///』

『あっ……もぉう……さっきから…コルニさんばっかりぃ……焦らしプレイですの?焦らしプレイですわよねっ…///』

『………』

ブルー(レッドくん………あんな沢山の女の子と…!コルにん達と裸でっ……!)

ブルー「………ぐっ…あ゛う゛ぅ…」グスッ

?「………」コソッ

レッド「………」タッタッ

ブルー『ねえ、レッドくん。オトナな男の人ってかっこいいとおもわない?』

レッド『えっ、うん。たしかにかっこいとおもうけど…』

ブルー『だよねー!やっぱり男の人は女の子のあつかいになれてるはーどぼいるどな人がイイよね!』

レッド『………!?』ガビーンッ


レッド『ねえ、ナナミさん。オトナの男の人ってどうすればなれるの?』

ナナミ『大人の男の人?そうねぇ…今はグリーンも居ない事だし…。レッドくん、ちょっとお洋服脱いでみようか?』 


シロナ『キミはもっとこの旅で色んな事を体験しなさい。色んなポケモン、色んなトレーナー、色んな女の子…』

シロナ『そうすれば、キミの夢見るハードボイルドなチャンピオンも現実になるわ』


レッド「………チィッ!」タッタッ

レッド「………アイツ、ポケモンセンターの外に出たか」

ざわざわ…

レッド「ん?」

テレビ『臨時ニュースです!今先程、悪の秘密結社・ロケット団による犯行声明が発表されました!』

サカキ『カントー地方の皆さん、こんにちは。私はロケット団のボス、サカキです』ペコリッ

サカキ『私たちは今しがた、ヤマブキシティのシルフカンパニーを占拠しました』

サカキ『我々の要求は、現金1億円、シルフカンパニーのマスターボール、ポケモン協会の解体、6Vのレベル50以上のポケモン100匹です』

サカキ『人質にシルフカンパニーの社員全員…否、現在ヤマブキシティに居る人間全員です』

「ど…どういう事だ!?」

「わたし達も人質…!?」

レッド「………」

警備員「クククッ…ついに作戦だぜ!」バッ

したっぱ1「いえーい!」

したっぱ2「いやっほーいっ!」

したっぱ3「イィィハァァァッ!」

したっぱ4「んんっ…ままぁ……///」チュパチュパッ

したっぱ1「ってお前は一体いつまでそのミルクをチュパチュパしてんだッ!」

サカキ「ヤマブキシティの東西南北のゲートは我々の支配下にある』

トレーナー「それなら空から逃げてやる!シュバッ

がんっ!

トレーナー「ウギャッ!?」ヒュー

サカキ『空から逃げても無駄です。町全体に強力なバリアを張りました』

サカキ『そして、町の至る所に数十匹のマタドガスを設置しています。変な事をすれば、バリアの中と言う密閉空間で毒ガスをばらまく事になります』

サカキ『ご心配なく、我々はワクチン接種とガスマスクを所持しておりますので』

サカキ『では、ポケモン協会の良き返答を期待している』ツーツー

テレビ『以上が、ロケット団による犯行声明です。ヤマブキシティの皆さん!頑張って町から避難して下さい!』

「出来るか―!」

「私たち、町に閉じ込められたの…!?」

「カントー、マジヤバくね?」

レッド「………」

エリカ「レッド様!」タッタッ

コルニ「青ちゃんを探さなきゃいけないのに大変な事になっちゃったね…」

ナツメ「私のヤマブキシティで何て事を……」

ナツメ「………レッド?」

レッド「………」フルフル…

レッド(サカキィ………!)ニィィ

ナツメ「………!?」ゾクッ

コルニ「レ…レッド……?どうしたの?凄い顔してるよ…?」

エリカ「ええ…。まるで獲物を見つけた野獣の様な…」

ナツメ「………」ピキーンッ

レッド「………なあ、三人に頼みたい事があるんだが…」グリンッ

エリカ「え…ええっ!レッド様の為なら何でも!」キラキラッ

コルニ「アタシに出来る事があるなら何でも言って!」

ナツメ「私は言われずとも、貴方が考えている事をするつもりよ。ここは私の町だから」

レッド「悪ィな…それじゃあ、まずは………」

シルフカンパニー

サカキ『ビルの警備、気を抜くではないぞ』ガチャッ

したっぱ「いやいや、サカキ様!こんな状況で敵なんて来ないでしょ!」

女幹部「敵は来るわ」

女したっぱ「敵は来るですって!?」

したっぱ「こんなに大量の人質を取っているのに、攻めるバカは居ないでしょ!」

ブロロロロロロロ………!

サカキ『バカは来る!』

バリイイィィィィィィィィィィンッ!!!

レッド「とーうっ!」ブロロロロロンッ!

したっぱ「バカが来たアァァァァァッ!?」

女幹部「ロッソ!」パァァッ

サカキ『待っていたぞォ!ロッソォォォッ!』

レッド「薙ぎ払え、ジュニア!ほねブーメラン!」ポンッ

ジュニア「ガァラァッ!」ブゥンッ!ブゥゥンッ!

したっぱ「あでえぇぇっ!」ボコッ

したっぱ「バカなッ!人質の命が惜しくないのかッ!?」

したっぱ「早く牢屋の番に連絡しt…どぎゃあぁっ!」

レッド「させるかよッ!」ブロロロロンッ!

したっぱ「まさか奴め!真っ直ぐ牢屋のある部屋に向かっているのかッ!?」

したっぱ「何故奴が牢屋の場所を知っているゥゥッ!?」

ナツメ『聞こえる?レッド!人質の人達が居る牢屋はその突当りを左に曲がった先の食品庫よ』ピキーンッ

レッド「分かった!全くエスパーの力ってスゲーのなァ!」キキィィィッ!ブロロロロロンッ!

女したっぱ「ロッソくん、カッコイイー!」キャー

女幹部「本当よねー!」キャー

したっぱ「えぇいっ!こうなったら町中にマタドガスの毒ガスを…!」ポチッ

しーんっ………

したっぱ「………何故だ!何故マタドガスの毒ガスが噴出しないッ!?」



マタドガス「マァタドガァ…」ピクッ…ピクンッ

ナツメ「エスパーの力なら、何処にマタドガスが配置されてるかくらい、感知出来るわ」

フーディン「フゥ…」

ナツメ「それに、このバリア…。どうやらリフレクターとひかりのかべの性質を合わせ持っているよね…。コルニ!」

コルニ「OK!皆ァ!イっくよぉー!」

からてか「「「押忍ッッ!!!」」」オー

メガルカリオ「バァウッ!」

ゴーリキー「リッキィィッ!」

オゴリザル「ぶひいぃぃっ!」

ニョロボン「ニョロッ!」

「「「「からわわりィ!!!」」」」

バッッッリイィィィィィィィィィィインッッッ!!!

「やったー!バリアが割れたアァッ!」

「町の外に出られる―!」

「ウエェェェイッ!」

したっぱ「ば…バカな………!」ワナワナ

ナツメ「それに、このバリア…。どうやらリフレクターとひかりのかべの性質を合わせ持っているよね…。コルニ!」

コルニ「OK!皆ァ!イっくよぉー!」

からてか「「「押忍ッッ!!!」」」オー

メガルカリオ「バァウッ!」

ゴーリキー「リッキィィッ!」

オゴリザル「ぶひいぃぃっ!」

ニョロボン「ニョロッ!」

「「「「かわらわりィ!!!」」」」

バッッッリイィィィィィィィィィィインッッッ!!!

「やったー!バリアが割れたアァッ!」

「町の外に出られる―!」

「ウエェェェイッ!」

したっぱ「ば…バカな………!」ワナワナ

したっぱ1「クソォ!こうなったら一人でも…!」ガシッ

幼女「イヤアァァッ!助けてぇ~!ママァァッ!」

しゅるるるるるっ……

したっぱ1「ふぎゃ……がばぁ………!」ジュブッズブズブッ

モンジャラ「もんもんっ♪」シュルルルッ

エリカ「イイですわ、モンジャラ…///ええ、イイ光景ですわ…///」

幼女「ふぇえ…」ビクビク

エリカ「レッド様の前では、淫乱ドMのエリカ…。ですが、今宵は鬼畜ドSのエリカ、復活祭ですわっ!」

エリカ「さあ、モンジャラ!ロケット団の方々、男女問わずに穴と言う穴につるを捻じ込んで差し上げなさいっ!」

モンジャラ「もんもーんっ!」

したっぱ1「wwwwwwwww」ピクッ…ピクンッ

食品庫

どおぉぉぉぉんっ!キキイィィィィッ!

レッド「ふぅ………」

「おおっ!助けが来てくれたぞー!」

「やったー!」

グリーン「ヘイッレッドゥ!お前もここまで来たのかYO!ハッハァッ!嬉しいZE!」

レッド「………グリーン、お前も助けて欲しいのか?」

グリーン「YES!」グッ

――――
――
グリーン「実はさ、グランパのお使いでこの会社の社長に用があったんだけどYO、そん時にいきなりロケット団が現れてビルを乗っ取っちまた訳だYO!」

レッド「で、偶然一緒に居たお前も情けなく捕まった訳か」フゥゥ

グリーン「俺だって、大人しく捕まったんじゃねェYO!反抗してロケット団のボスとバトルしたんだけど、惜しくもやられちまったZE!」

レッド「………」グッ…

グリーン「あ、そう言えば、レッドゥ!ついさっきこのビルでロリ巨乳を見かけたZE!」

レッド「ッ!?本当か!?」ガシッ

グリーン「お、おう…。でも声かけても何だかおぼろげな感じでフラフラしてて、何だか様子が変だったんだYO…」

レッド「………」

グリーン「とにかく早くロリ巨乳を見つけてさっさとここからおさらばしようZE!」

レッド「………」

バンッ!

したっぱ「そうはさせるかァ!誰一人とて逃がさーんッ!」ゾロゾロ…

グリーン「チイッ!」

レッド「………緑、お前はこの人達を連れてこのビルから逃げろ…」ボソッ

グリーン「なっ…!レッドゥ!お前はどうするんだYO!」

レッド「俺が殿を務める…。それに、このビルにはまだブルーが居るし、用もある…」

グリーン「だったら俺も一緒に…!」

レッド「………俺は俺に『しか』出来ない事をする。だから、お前はお前の出来る事をやれ」

グリーン「くっ…わーったYO!だけど約束しろよな!ちゃんとロリ巨乳を連れて帰るってYO!」ダッ

レッド「フッ…たりめーだ」フゥゥ

――――
――
レッド「………さてと」

したっぱ「人質を逃がして自分はヒーロー気取りか、ロッソ!」

したっぱ「サカキ様に目をつけられておきながら…!この裏切り者め!」

レッド「裏切るもなにも、内定をもらっただけだ。勘違いするなよな…」

女したっぱ「キャー!ロッソくぅ~~んっ!」キャー

女したっぱ「また抱いてー!」キャー

レッド「後な、俺は人質を逃がしたんじゃねェよ。邪魔者に消えてもらっただけだ」

したっぱ「何…?」ピクッ

レッド「こっからはR18タイムだ。俺以外のガキは歯ァ磨いてさっさとおねんねしてなァ…!」チャキッ

――――
――
ナツメ「皆!こっちよ!」

「おぉっ!ジムリーダーのナツメちゃん!」

「死ぬかと思ったァ…」

「ありがとう…っ!ありがとう…っ!」

グリーン「よしてくれよ…。俺は特に何もしてねェZE?」

ナツメ「あら。まだ貴方この町に居たのね」

グリーン「ちょっ…!ヒドくないッ?ナツメちゃぁ~んっ!てか町から出られないからしゃーないじゃねェかYO!」ウネウネ

グリーン「っとそうだ!人質は全員助けた事だし、俺もアイツの加勢に行くかな」クルッ

ザッ

ナツメ「悪いけど、それはさせられないわ」

エリカ「あのお方の頼みですもの」

コルニ「人質を全員助けたら誰もビルには入れるなってね」

グリーン「は…ハァッ!?」

グリーン「イヤイヤイヤ…。アイツがカッコつけなのは知ってるけど、流石に今回はマズいだろ…?」

ナツメ「………彼は別にそんな事考えてないわ」

グリーン「イヤ、ただのカッコ付けだろ!それにアイツが前に自分で言ったんだ!ロケット団相手に生温いやり方では、死ぬぞってよォ!」

グリーン「一人で行って、一人でケリつけようなんざ、生温いのはどこのどいつだよッ!」グッ

ナツメ「………彼は見せたくないだけよ」

グリーン「………何のことだよ」

ナツメ「じゃあ見てみる?その覚悟があるなら」ピキーンッ

グリーン「ッ!?」ピキーンッ

したっぱ「」ゴトッ…

したっぱ「」グタッ…

したっぱ「」グシャァ…

女したっぱ「///」ピクッ…ピクンッ

女したっぱ「あ…ひぃ……///]ピクッ…ピクンッ

女幹部「あ゛あ゛あ゛……///」ピクッ…ピクンッ

ぬぷっ………

レッド「………」ペロッ

グリーン「こ……コイツはァ……!?お゛お゛え゛ェェェ」ゲボォ

ナツメ「男のしたっぱは皆死んでるわ…。女のしたっぱ達は彼のテクで一瞬にしてイかされた」

ナツメ「コレが貴方に見せたくなかった光景よ…」

グリーン「アイツ………何でこんな事を…」

ナツメ「汚れ役を買って出たのよ…」

グリーン「………」

エリカ「修羅の道…ですわね」

コルニ「レッド…」

レッド「………ふぅ」ツヤツヤ

レッド「………待っていな、サカキ」キッ



サカキ「ああ、待っているよ。ロッソ」

幹部「サカキ様、コーヒーを」スッ

サカキ「ああ、悪いね」

幹部「しかし、大した落ち着きようですね。部下の大半が小僧一人に惨殺されたのに」

サカキ「落ち着いてなどいないさ。今、私の心は部下を殺された憤怒、強者を前にしたワクワク、彼がここまで強くなった事に対する喜びが渦巻いている…」ハァハァ

幹部「………まさかと思いますが、今回のテロの目的は…」

サカキ「ふっ…。勿論世界征服の為の第一歩…。違うか?」

幹部「はい…。。その通りです」

サカキ「宜しい。クククッ…」ワクワクドキドキ

幹部「………」ギリッ…

レッド「………」スタスタ

レッド「………ナツメ、社長室は何処だ?」

レッド「………反応が無い。テレパシーの電波でも悪いのか?」

ふらっ……ふらっ………

レッド「ん…誰だ……ッ!」

ブルー「………」フラッ…フラッ……

レッド「ブルー!」ダッ

ブルー「………あっ」フラッ……ガクッ

レッド「おいッ!大丈夫か!?意識はあるか!?」ガシッ

ブルー「れっど……くん……?」

レッド「良し、意識はあるな…。ブルー……俺ァ……」

ぎゅぅっ…

レッド「………ブルー?」

ブルー「………大好きだよ、レッドくん」ギュウゥ…

レッド「ブル………]

ぐさっ…

レッド「………ッ!?」ツー






ブルー「   死んで♪   」ケタケタッ

レッド「ぶ……ぶる…う…お前……かはっ…!」ゴフッ

ブルー「レッドくん、トっても苦しソう…♪もっとグリグリしアゲるネ♪ケタケタッ♪」グリグリィ…

レッド「があ゛ァ…!」

バチィッ!

ブルー「きゃんっ!」ビリッ

ピッキー「ラア゛ァァァイ゛…!」バチバチッ

ブルー「アハ…♪ビリビリキタァ♪ゴ主人サマの為に、エライ子だネェ…♪ケタケタッ♪」

ピッキー「ラア゛ァア゛ィッ!ライ゛ラア゛ァァイッ!」

レッド「『ブルーはこんな事しねェ!おどれァ、ブルーのニセモノだな!』、か…。否、あの匂い、感触、Fカップの胸…、まさしくブルーだ…」ポタポタ…

ブルー「ウフフッ…。ソーだヨ。ブルーだヨ?何言っテルのカナァ…ピッキーちゃんハァ♪ケタケタケタッ♪」コテッ

レッド「確かにブルー…だが、ブルーじゃねェ…………まさか」

幹部「彼女は私が調教したのだよ、ロッソ」ヌッ

レッド「テメェは………誰だ?」

幹部「ロケット団の幹部だ!覚えてろよ!」

レッド「黙れ、モブが…。モブ幹部の性別以外は他と区別つかねェよ…。分かるのはサカキだけだろ」

レッド「で、テメェがブルーをこんな…キチガイ女…に調教したってのか…?」ハァ…ハァ…

ブルー「アハハッ…♪キチガイだナンテ…ヒドイなァ…♪ケタケタッ♪」

幹部「たまたまマタドガスの設置に町を歩いていたら、私好みの巨乳少女が泣きながら走っているのを見つけてな…」

幹部「丁度若い戦力が欲しかった事だし、調教・洗脳して今回のテロに役立ってもらおうと思ってな…」

レッド「………」フゥゥ

幹部「調教するのには苦労はしなかったよ。心に深い傷を負ってたみたいだからね。そこに付け込めば、簡単に狂ったよ…ククッ…」

幹部「よほど、何かショックな事でもあったのかなァ?んん?」

レッド「………で?」ギロッ

ドゴオォッ!

幹部「ふごおぉっ!」ズサァァ!

レッド「モブは黙って沈んでろ…」フゥゥ

ブルー「スーきダラけ♪」ポーイッ

レッド「ッ!」ハッ

ブルー「ブルタウルス、とっしん!」ポーイッ

ブルタウルス「モオォォォッ!」ドゴオッ!

レッド「クッ…!カロリー!」ポーイッ

カビゴン「カビゴォンッ!」ポンッ

ガシィッ!

ブルタウルス「モオ゛ォォッ…!」ググッ

カロリー「カビイィ…!」ググッ

ブルー「ケタケタケタッ♪止めラれチャッタ♪」

レッド「オイ、ブルー!さっきからケタケタしやがって!流石にウザイぞ!」

ブルー「ソーオ?ワタし、ケタケタ大好キ♪」ポーイッ

ラッキー「ルゥゥゥアッキイィィイッッ!」ポンッ

レッド「!」

ブルー「ルアッキィ、レッドクンにどくどく!」

ルアッキィ「ルァァッキィィエェェッ!」ドクドクッ

レッド「がア゛ァァッ…!」ドクドクッ

レッド「ぐ…がァァ……!」ガクッ

ピッキー「ラア゛ァァイッ!?」

レッド「ハァ…ハァ…心配する…な………。ただ毒を…喰らっただけ…だ…」

ブルー「強ガるレッドクン、ダイすキ♪殺シタいクらいに………ネ♪」ケタケタッ

ピッキー「ラア゛ァァァイ゛ッ…!」バチバチッ

ブルー「アハハッ♪ピッキーちャん、ワタしに攻撃スるツモり?イイよ?コロしてもイイんだヨ?」

レッド「止めろッ!攻撃はするなッ!」

ブルー「ソんな優しイレッドクんもダイスキ…♪。でぇも…」ポーイッ

ワンダー「バァナァ!」ポンッ

ブルー「ワンダー、パワーウィップ!」

ブオォォォォンッ!

レッド「がっ……!」バシィィンッ!

ブルー「ソんな事じゃ、死ンじゃうヨ♪ケタケタッ♪」コテッ

ブルタウルス「モオォォォッ!」ドゴォッ!

カロリー「カビィィィッ!」ズサァァ!

ルアッキィ「ルァァッキィィエェェッ!!!」ガシッグルグルブオォォォンンッ!

ピッキー「ラア゛ァァアッ!」ドォォンッ!

ブルー「ワンダー、レッドクンニハードプラントォ!」

ワンダー「バァァァナァァァフシャアァァァァァッ!!!」シュルルルルルルッ!!!

ドゴオォォォォォォッ!!!

レッド「グアアァァァァッ!」

ブルー「アハハッ♪レッドクん、チマミレェ…♪タノシィナァ………♪」

レッド「ぐっ……かはっ……あ゛ぐぅ……」ポタッ…ポタッ……

ブルー「ワタシ以外のオンナとイるレッドくンなンてダイキライ…♪デもダイスキ…♪憎イ…♪でモダイスキ…♪殺シタイ…♪デもダイダイダーイスキ…♪」ケタケタッ

ブルー「ケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタケタッ♪」

レッド「………俺の事が大嫌い…か。憎い…か。殺したい…か…」ハァ…ハァ

レッド「………じゃあ…今お前のその白い頬を濡らしているのは…何だ…?」

ブルー「………?」ポロ…ポロポロッ

ブルー「………ホントだ。ナミダが出テルヤ…♪ちっとモ悲しくナンかナイのに…」

レッド「………ブルー、言い訳はしねェ…。俺はこの旅に出てからお前以外の…色んな女を抱いてきた…。両手両足の指だけじゃ足りねェ数のな…」

レッド「俺は…大人の漢…ハードボイルドな…チャンピオンになる為に……雑誌、漫画…大人の女性から聞き、学び、行動で示してこようとしてきた…」

レッド「大人の漢ってのは…行動、生き様だけでなく、女慣れしてなきゃ…ダメなもんだと考えていた…」

レッド「己を知り…世界を知り…女を知る事で…俺は大人の漢になりたかった………」

レッド「そもそも…俺がハードボイルドを目指そうとしたきっかけはなァ…俺の好きな女が昔、ハードボイルドな大人の漢が好きだと言っていたからなんだ…」

ブルー「………」

レッド「俺は…ハードボイルドな漢に…その女の理想の漢になりたかった………」

レッド「ブルー、漢は確かに他の女に浮気もする…すぐ熱くなってケンカもする…。結局いつまでたっても漢ってのはクソガキの大馬鹿野郎だ…」

レッド「だがな…俺は…本気で惚れた女の理想の漢になってから…ブルー…。お前を抱きたかったんだ…」

ブルー「………!」

レッド「ブルー、コレは俺のただの意地だ…。俺の意地でお前を…本気で惚れた女を傷つけた…」

レッド「俺を許さなくて良い…。お前の怒り、悲しみ、苦しみが晴れるのなら…俺は角でも猛毒でも鞭でもナイフでも喜んでこの身に受けよう…」バッ

ブルー「ア゛ア゛ア゛ァァァァァァァァァァァッッッ!!!」ダッ!

グサッ…!

………ポタッ…ポタポタッ…

レッド「………」

ブルー「ハァ……ハァ……痛ゥッ…」ポタッ…ポタッ…

ブルー「………れっど…く……ん」スゥ…

からんっ…からんからんっ…

レッド「………ブルー、すまなかった」ギュッ…

ブルー「ごめ…っ…ごめんな…さいっ……れっどく…んっ…わたしっ…ヒドいこと…してっ……」ポロポロッ…

レッド「この程度の傷…気にする事は…無ェ…。俺の…け…じめだ………」ゼェ…ゼェ…

ブルー「わたしっ…本当…にぃ…昔から…レッドくんの事っ…好きだったのに…大好きだったのにぃ……」ヒック…ヒック…

レッド「ブルー…約束する…。俺はハードボイルドなチャンピオンになるまでもう女は抱かねェ…」

レッド「だけど、もし…俺がハードボイルドなチャンピオンに…お前の理想の漢になる事が出来た暁には…」

レッド「ブルー…お前を抱きたい…。否、抱かせてくれ…」

ブルー「うんっ……!うんっ………!」

レッド「だけど…その前にもう一人ケジメをつけなきゃならねェ奴が居る…」スッ

ブルー「っ…ダメだよ!そんな身体じゃぁ…!一回戻って後は警察の人に…!」

レッド「彼奴には俺じゃなきゃなダメだ…。否、他の奴に彼奴の首は取らせねェ…!俺の獲物だ…!」

ブルー「レッドくん、ヤメテ!死んじゃうよ!」

レッド「ばーか、マサラの人間がこの程度の傷で死ぬものか…」

ブルー「でも…!」

とすっ

ブルー「あっ……れっど…く………」ドサッ

レッド「すまねェ…。少し寝ててくれ」

レッド「……………くっ」ガクッ

レッド「がはっ…!くぅっ……!がぁ…!」ゴホッゴホッ…

レッド「傷が…開いたか………。だが、まだだ…!こんな所で…止まれるかァ…!」

レッド「待っていな、サカキィ…!」フルフルニィィ

社長室

レッド「………よお」ザッ

サカキ「ここからの景色…良い物だとは思わないかね?ここからならカントー全土を見渡せる…」

レッド「カントー本土のほぼ中心…。しかも一番デカいビルだからな…」

サカキ「この中心から我らロケット団のカントー征服…否、世界征服が始まろうとしている…」

レッド「………」フゥゥ

サカキ「だが、その前にやる事があるな…」クルッ

サカキ「敢えて聞こう。あの時は私は精神も身体も完膚なきまで叩き潰した…。なのに何故キミは再び私の前に立つ?」

レッド「漢とはそう言うものだろ?」フッ

サカキ「違いない」フッ

サカキ「さて、折角ここまで来たのだ。そこに回復システムとパソコンがある。ポケモンを回復させ、戦うポケモンを決めると良い」

レッド「バトルに関しては相変わらずのフェアプレー精神だな」ティンティンティロリンッ

サカキ「私はバトルは何時でも真剣勝負をしたいのだ」

レッド「それは同感だな」ピッピッ

サカキ「準備は良いかね?」

レッド「ああ。ケジメつけさせてもらうぜ」

サカキ「以前は見逃したが、今回はそうはいかんぞ」

レッド「ああ。負けた方の首を撥ねる…」チャキッ

サカキ「………もう、多くは語るまい」チャキッ

サカキ「後は血風の中で語り合おうぞォ!ロッソォッ!」ポーイッ

レッド「望むところだァッ!サカキィッ!」ポーイッ

ジュニア「ガラァッ!」ポンッ

ニドクイン「ニィドォ!」ポンッ

サカキ「ほぅ…。あの時のカラカラか!まだ母親を殺された怒りは健在かッ!?」

レッド「当然だッ!つるぎのまい!」

ジュニア「ガラァァッ!」シャキーンッ

サカキ「宜しい!今再びその怒りの刃、ニドクインお姉ェさんが受け止めよう!」

レッド「見せてやれ、ジュニア!ボーンラッシュ!」

ジュニア「ガラァッ!ガラァッ!ガラァッ!ガラァッ!」ブンッ!ブンッ!ブンッ!ブンッ!

ニドクイン「ニィドォ…!」ググッ…

ジュニア「ガァァアラァッ!!!」ブオォォォンッ!

ニドクイン「ニドオォォッ!」ズサァァ!

サカキ「見事ォ!その怒りの刃、時間を経てさらに研ぎ澄まされたかァ!」

レッド「そして追撃のほねブーメラン!」

ジュニア「ガラァッ!ガラァッ!」ブンッ!ブンッ!

サカキ「みずのはどうで防御だ!」

ニドクイン「ドォォォッ!」バァシャァァァンッ!

レッド「チィッ…!」

サカキ「さあ、少年!ニドクインお姉ェさんの愛の抱擁を受け取れェッ!」

ニドクイン「ニィィドォォォォッ!」ムギュゥゥゥッゥッ!

ジュニア「ガラァァァァァッ!」ギチッ…バキッ…

レッド「否ァ!今こそ親離れの時ィ!」

ジュニア「ガァ…ラァ……!」ググッ…!

ニドクイン「ニィ…ドォォ…!」ググッ…!

レッド「子供ってのはなァ…親が気付かないうちに親離れするもんなんだよォッ!」

サカキ「だがお前達はまだ子供だ!もうしばらく少し大人に甘えていると良い!ばかぢからァ!」

ニドクイン「ニドォォォォオッ!!!」グググッ…!

ジュニア「ガアァァァァ!!!」グキッ…バキッ…ベキィッ…!

レッド「にゃろうっ…!」

サカキ「だが偶に母親はDVもする!喰らえ、母の愛の鉄拳!れいとうパンチィ!」

ニドクイン「ニィィドオォォオッ!!!」ピキピキッ…バァンッ!

ジュニア「ガァッ……!」ズサァァッ!

レッド「ジュニア!」

ジュニア「ガ…ラァ……」ピクッ…ピクンッ…

ニドクイン「ニドォ…ニドォ…」ゼェ…ゼェ…

サカキ「………強くなったな、少年」フッ

レッド「………」フゥゥ

レッド「行くぞ!キラ!」ポーイッ

キラ「ハァッサムッ!」ポンッ

サカキ「ハッサム…あの時の断罪のストライクが進化したのか…。今回は失望させるなよ?」

レッド「バトルの興奮によるキラの暴走…。アレは俺とキラの弱さの象徴だった…。だが今は違う!」

サカキ「ならば見せてもらおうか!お前達の成長した力をォ!だいちのちか…」

レッド「バレッドパンチィ!」

キラ「ハァァッサムッ!!!」ゴォォォッ!

ニドクイン「ドォォッ!」ズサァァッ!

サカキ「速い…!」

レッド「さらにもう一発!」

キラ「ハァァァッ…!」シュンッ

サカキ「一旦退け!」シュボンッ

すかっ

レッド「チィッ…!」

サカキ「行けッ!ニドキング!」ポーイッ

ニドキング「ニィドォォォッ!」ポンッ

レッド「ニドキング…!」

サカキ「喰らえ、炎の鉄拳!ほのおのパンチィ!」

ニドキング「ニィィドオォォオッ!!!」ボォォッ…バァンッ!

キラ「サムゥッ…!」ズサァァッ!

レッド「炎技…!キツいな…」

サカキ「私のニドキングのパンチは強力だぞ!流石はニドクインお姉ェさんのお兄ィさん!」

キラ「ハァ…ハァ…」ゼェ…ゼェ…

レッド(はがね・むしのキラには炎技は4倍ダメージ…。次何かしら攻撃を喰らったら…。ならば…!)

レッド「キラ、つるぎのまい!」

キラ「ハァッサム!」シャキーンッ!

サカキ「隙だらけだ!ほのおのパンチィ!」

ニドキング「ニィドォォォッ!!!」ボォォッ…

レッド「眼を閉じろ、キラ」

キラ「ハァ…」スゥ…

サカキ「貰ったァァッ!」

ニドキング「オォォォォッ!!!」…バァンッ!

レッド「ッ!今だ!手首をはさめ!」

キラ「ハッサム!」ガチィィィンッ!

ニドキング「ニドォツ!?」ググッ…

サカキ「見事な見切り…!」

レッド(勝負の決め手は短期決戦!)

レッド「疾き事、風の如くゥ!バレッドパンチィ!」

キラ「ハッサム!」シュンッ

ニドキング「ニ…」

ドゴォォォッッ!

ニドキング「ドオォォォッ!!!」ズサァァァァッ!

サカキ「やりおる…!」

ニドキング「ニ…ドォ……」ピクッ…ピクンッ

レッド「良くやった、キラ」

キラ「ハッサム!」ジャキンッ!

サカキ「どうやら、本当に使いこなせるようになったようだな…」

レッド「言っただろ。今の俺達は前とは違うとな」フゥゥ

サカキ「ククッ…そうでなくてはなァ!行けッゴローニャ!」ポーイッ

ゴローニャ「ごろにゃーんっ!」ポンッ

レッド「またあの時のように自爆される前に叩く!バレッドパンチィ!」

キラ「ハァァッサムッ!」シュンッ

サカキ「ゴローニャ、まもる!」

ゴローニャ「にゃんっ!」カチーンッ!

ガキンッ!

サカキ「ゴローニャの役目は自爆のみに非ず!ステルスロック!」

ゴローニャ「にゃんにゃんっ!」カランコロンッ

レッド「小癪な…!もう一発バレッドパンチィ!」

キラ「ハァァァサムッ!」ゴォォッ!

ゴローニャ「にゃあぁぁぁっ!」ズサァァァァッ!

レッド「良し…!」

ゴローニャ「ご…ごろにゃぁ…!」ググッ…

レッド「コイツ…まだ……!」

サカキ「ゴローニャの特性、がんじょう!これで一撃で戦闘不能になる事はなァい!」

レッド(来る…!)

サカキ「そしえ、だいばくはつッ!」

ゴローニャ「にゃあぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」カッ

チュドオオォォォォォォォンンッッッ!!!



もくもくもく………

ゴローニャ「にゃ…にゃあ……」ピクッ…ピクンッ

サカキ「………仕留めそこなったか」

レッド「危なかった…」フゥゥ

キラ「ハッサム………」

サカキ「爆風と同じ速度で後ろに跳び、羽を上手く利用して勢いを殺したか…」

サカキ「だいばくはつを使うタイミング…それが分からければ、出来ない芸当だ」

サカキ(ロッソの見切りによる適格な指示…。そしてそれを信じ、実行するポケモン達…。ククッ…面白い…)フッ

サカキ「ククッ…ありがとう、ロッソ!私の魂に火を点けてくれて!」チャキッ

レッド「どういたしまして」

サカキ「ならばこのサカキ、全身全霊を持ってお前を叩き潰す!行けッサイドォンッ!」ポーイッ

サイドン「サイッドオォォォンッ!」ポンッ

レッド「ッ!ここで切り札のサイドンだと…!?」

サカキ「それだけ私も本気だと言う事だ!応えてくるかッ!?」

レッド「勿論だッ!バレットパンチィィッ!」

キラ「ハァァァッサムッ!!!」ゴォォォッ!

サカキ「アームハンマァァァァッ!!!」

サイドン「サァァァイッドオォォォォンッ!!!」ブオォォォンッ!

ドオオオォォォォォォォンッ!!!

サカキ「ロックブラストォッ!」

サイドン「サァァイッ!サァァイッ!」ドドドドドドドッ!

レッド「せんせいのつめか…!つるぎのまいで防御ッ!」

キラ「ハァッ!ハァッ!」スッスッスッ

レッド「これで決めるぞ!バレットパンチィ!」

キラ「ハァァァッサムッ!!!」ゴォォォッ!

ドオォォォォンッ!!!

レッド「やったか…?」

ガシッ!

サカキ「捉えたぞォッ!」

サイドン「サァァイッ…!」ググッ…

レッド「コイツ…!左手でバレットパンチィ!」

キラ「ハァァァァッ!!!」ゴォォォッ!

ドオォォォォンッ!!!ガシィッ!

キラ「ハァッ!?」ググッ…

サイドン「サァイッ…!」ググッ…

サカキ「左手も捉えたッ!これでハッサムの武器は使えまい!」

レッド「スピードの速い相手に対して物理攻撃を受けてから相手の腕を掴み、動きを封じる…。俺のフドウの戦法と同じか…!」

レッド(だが、キラのつるぎのまい二回積みのテクニシャンバレットパンチを二回も受けて倒れないだと…!?何てサイドンだ…!)

サカキ「サイドンも両腕が塞がったが、角が一本あれば十分だ!ドリルライナァァァッ!!!」

サイドン「サァァァイッドオォォォォンッ!!!」ギュルルルルゥ!!!

キラ「ハアァァァァァッッッ!!!」ガガガガガガガガガガッ

レッド「キラァッ!」

キラ「ハッ…サム……」ドサッ…

レッド「クッ…!」シュボンッ

サカキ「さあ、もっと私をワクワクさせてくれ、ロッソォ!」

レッド「フドウ、特攻!」ポーイッ

フドウ「ゴポポッ!」ポンッ

ひゅんひゅんっ

フドウ「ゴポォッ!」グサグサッ

サカキ「フィールドに出る事で、ステルスロックのダメージは受けてもらうぞ!」

レッド「フドウ、動かざる事、山の如し…」

フドウ「ゴポッ…」ジャキンッ

サカキ「………来ないのならば、こちらから行くぞ!アームハンマァァ!」

サイドン「サァァァァイッ!」シュンッ!ブオォォォンッ!

レッド(来た…!)

ドゴオォォォォォォッンッ!!!

フドウ「………ゴポッ!」キッ

レッド「良しッ!クラブハンマァァッ!!!」

フドウ「ゴポゴポォッ!!!」ブクブクッブオォォンッ!

サイドン「イドオォォッ!」ズサァァッ!

レッド「追撃のマッドショット!」

フドウ「ゴポポポッ!」ドドドドドッ!

サイドン「スアァァァッ!」

ドオォォォォンッ!!1

レッド「………やったか…?」

ぶほぉっ!

サイドン「サイドオォォォォ!!!」ギュルルルルゥ!!!

レッド「コイツ…!バケモンかッ!?」

サカキ「否ァッ!ポケモンだァッ!」

サカキ「ドリルライナァァァッ!!!」

サイドン「サイドオォォォンンッ!!!」ギュルルルルゥ!!!

フドウ「ゴパパパパッ…!」ガガガガガガガガガガッ

レッド「フドウ!」

フドウ「ゴポ…ポ…」ピクッ…ピクンッ

レッド「防御力が売りのフドウがたったの二撃で…。急所に喰らったか…」

サカキ「ドリルライナーは元々急所に当たりやす技だ」

レッド「チィッ…!」シュボンッ

サカキ「さあ、どんどん行こうではないか、サイドn…」

サイドン「サァ…サァ…」ゼェ…ゼェ…

サカキ「いや、一旦休め」シュボンッ

レッド「次はお前だ…!」ポーイッ

サカキ「行くぞ…幼馴染よ…!」ポーイッ

ピッキー「ラア゛ァァァイ゛ッ…!」ポンッ

スピアー「スピッ!」ポンッ

レッド「蜂ヤロー…」

サカキ「あの時のピカチュウを進化させたか…。あのお下品さんが随分渋くなったではないか」

サカキ「だがピカチュウの時と比べて図体がデカくなり、俊敏性を欠いた事で…」

シュンシュンシュンッ!

スピアー「スピッ!スピッ!」シュンシュンシュンッ

サカキ「燃え上がれ、スピアー!こうそくいどう!」

レッド「ピッキー、10万ボルトォ!」

ピッキー「ラア゛ァァァァイ゛ッヂュウゥゥゥゥッ!!!」バチバチバチィッ!!!

サカキ「遅いッ!」

スピアー「スピスピッ!」シュンッシュンッ!

サカキ「スピアー!さらにミサイルばりィッ!」

スピアー「スピアァァァッ!!!」

シュンッドドッ!シュンッドドドッシュンッドドドドッ!

ピッキー「ラア゛イ゛ィ…!」ググッ…

レッド「ピッキー、でんこうせっかァッ!」

ピッキー「ラア゛ァァイッ!」シュンッ!

サカキ「ほう…!私のスピアーのこうそくいどうとタメを張るか…!ならばさらに燃え上がろうぞ!こうそくいどう!」

レッド「もう加速はさせん!ちょうはつ!」

ピッキー「ラア゛ァァイ゛…」ユビタテッ

スピアー「スピャァッ…!」ムカァー!

レッド「ピッキー、10万ボルトォ!」

ピッキー「ラア゛ァァァァァイヂュウゥゥゥゥッ!!!」バチバチバチィッ!!!

サカキ「ミサイルばりで弾幕を張れ!」

スピアー「スピァァッ!」ドドドドドッ!

ドオォォォォンッ!!!

レッド「にゃろうっ…!」チッ

サカキ「クククッ…クハハハハハハッ!荒ぶる…!荒ぶるぞ!私の熱き魂がァッ!!!」チャキッ

レッド「ッ!ソイツはキーストーンッ!?何故お前が…!?」

サカキ「私はロケット団のボスである前に一人のポケモントレーナーであり、力の求道者…。さらなる力を手に入れる可能性があるならばメガシンカの力も使ってみせる!」

サカキ「敢えて言おう…!ポケモンに限界など無いッ!」ドンッ

サカキ「行くぞ、スピアー!我らが魂、熱く!激しく!燃え上がる!」

サカキ「命、灼熱ッ!メガシンカァッ!」シャキーンッ

ピッカァァァァァンッ!

メガスピアー「メガッスピァァァァァァッ!!!」パッパラー

レッド「メガスピアー…やけに尖りやがって…!10万ボルトォ!」

ピッキー「ラア゛ァァァァイ゛ッヂュウゥゥゥゥッ!!!」バチバチバチィッ!!!

サカキ「回避してミサイルばりィッ!!!」

スピアー「スピッ…アァァァァァッ!!!」シュンッ…ドッ!

ギュオォォンッギュオォォンッギュオォォォォォンッ!!!

レッド「ッ!?何だこのミサイルばりはッ!?でんこうせっかで回避だ!」

ピッキー「ラア゛ァイッ!ラア゛ァイッ!」ヒョイッヒョイッ

サカキ「ならばコレはどうだァッ!?」

スピアー「スピャアァァァッ!!!」ドドドドドッ!

ガガガガガガガガガガガッ!!!

ピッキー「ラア゛ア゛ァァァァッ!!!」ググッ…

レッド「ピッキー!」

サカキ「まだだッ!」

ぼこっ!

スピアー「スピャアァァッ!!!」ボコォッ!

ピッキー「ラア゛ァァァッ!!!」ドゴォッ!

レッド「何ッ!?スピアーが床からだとッ!?」

サカキ「ドラゴンテールでも穴を掘れるのだ!ドリルで掘れない方が可笑しかろうッ!?」

ピッキー「ラ……イ……」ピクッ…ピクンッ

レッド「何て蜂だよ…」シュボンッ

サカキ「スピアーはメガシンカする事で特性はてきおうりょくに変わり、攻撃、素早さが爆発的に上昇するのだ」

レッド「成程な…。それであの威力の攻撃とスピードか…」

レッド「だが、俺のポケモンはまだ残っている!まだ終わりでは無いッ!」チャキッ

サカキ「そうだッ!命尽きるまで掛かって来いッ!ロッソォ!」

レッド「行くぞ、フカヒレ!特攻!」ポーイッ

フカヒレ「グアァァァァブリアァァァスッ!!!」ポンッ

ひゅんひゅんっ

フカヒレ「ガァァブッ!」グサグサッ

サカキ「ガブリアス…地面タイプやドラゴンタイプの中でも最強クラスに君臨するポケモン…。相手にとって不足は無い!」

レッド「ドラゴンダイブ!」

フカヒレ「グアアァァァブッ!」ゴオォォォォォォォォッ!!!

サカキ「スピアー、ミサイルばりィッ!」

スピアー「スピャアァァァッ!!!」ドドドドドッ!

ギュオォォンッギュオォォンッギュオォォォォォンッ!!!

レッド「構わずツッコめ!」

フカヒレ「グァァァァァブゥッ!!!」ゴオオォォォッ!!!

ドオォォォォォンッ!!!

サカキ「やった…?」

ぶほっ!

フカヒレ「グァァァァァブゥッ!!!」ゴオオォォォッ!!!

サカキ「訳無いであろうなァッ!素晴らしいぞォッ!流石はガブリアスゥッ!」

ドゴオォォォォォンッ!!!

スピアー「スピィッ…!」ブホォッ!

サカキ「中々の攻撃力…!躱しても爆風で吹き飛んでしまうわァッ!どくづきィ!」

スピアー「スピィッ!スピィッ!」ドクドクッグサッ!

フカヒレ「グァブッ…!」ドクドクッ

レッド「ストーンエッジィ!」

フカヒレ「グアァァァブッ!!!」ヒュンヒュンッ…ドドドッ!

スピアー「スピャッ…!」

ドオォォォォォンッ!!!

スピアー「ス…ピャァ…」ピクッ…ピクンッ

サカキ「………良き働きであった」シュボンッ

レッド「攻撃と素早さが爆発的に上がっても耐久面は変化は無しだったようだな…」フゥゥ

サカキ「だが一矢報いた。それで十分だ」

フカヒレ「グァブ…グァブ…」ドクッ…ドクッ…

レッド「毒で倒れるその前に…!」

サカキ「ああ…!行くぞ、ペルシアン!」ポーイッ

ペルシアン「ゴロニャーンッ!」ポンッ

レッド「蜂の次は猫か…!行くぞ、からわw…」

サカキ「ねこだまし!」

ペルシアン「にゃーんっ!」パチンッ

フカヒレ「ガブッ!?」ビクッ

サカキ「続けてじゃれつく!」

ペルシアン「ニャンニャンッ!」ポカポカッ

フカヒレ「ギャアァァァブァァァァァッ!!!」ガハッ

レッド「何て威力だよッ…!」

サカキ「イカサマァッ!」

レッド「マズいッ…!躱してストーンエッジィ!」

ペルシアン「ニャアァァァンッ!」ゴォゥッ!

フカヒレ「グァブッ…ガァァッ!」ヒョイッ…ヒュンヒュンッ…ゴォォッ!

ペルシアン「ぎゃんっ!」ズサァァ!

フカヒレ「ガブァッ!」ドクッ…ドクッ…

レッド「ドラゴンダイブゥッ!」

サカキ「あまえるゥッ!」

フカヒレ「グァァァァブゥアァァァッ!!!」ゴオォォォォォォォォッ!!!

ペルシアン「ごろにゃ~んっ♪」スリスリッ

フカヒレ「ガブッ!?」キュンッ

レッド「怯むなァッ!かわらわりィ!」

フカヒレ「グァァァァブゥアァァァッ!!!」ブオォォォンッ!

バキィィッ!

ペルシアン「ぎゃんっ!」ズサァァ!

サカキ「ペルシアンッ!」

フカヒレ「グァブッ…!」ドクッ…ドクッ…

ペルシアン「にゃぁ……」ピクッ…ピクンッ

サカキ「良くやった、ペルシアン」シュボンッ

レッド「よ…しィ…!これで…タイだ…!」ゼェ…ゼェ…

サカキ「クククッ…流石はガブリアス…!だが…!」ポーイッ

ニドクイン「ニィドォォォッ!」ポンッ

サカキ「ガブリアスとて決定的な弱点があるのだよ!みずのはどう!」

ニドクイン「ニィドォォォッ!」バッシャアァァァァンッ

レッド「そもそも弱点の無いポケモンなど存在しねェよ!ドラゴンダイブゥッ!」

フカヒレ「グァァァァブゥアァァァッ!!!」ゴオォォォォォォォォッ!!!

ドゴオォォォォォォッンッ!!!

フカヒレ「ガブァッ!?」ググッ…

ニドクイン「ニドォッ…!」ググッ…

サカキ「その程度かァ!?ばかぢからァッ!」

ニドクイン「ニドォォォォオッ…!!!」グオォォンッ!

フカヒレ「グァァブッ…」ズサァァ!ビチャッビチャッ

レッド「チィッ…!あまえられて、力が出ねェ…!」

サカキ「フィールドにれいとうパンチィ!」

ニドクイン「ドォォオッ!」ピキピキッ…ドゴォッ!

ピキピキピキッ…!

フカヒレ「グァブッ!?」ピキピキッ…

レッド「ッ!さっきのみずのはどうかッ!」

サカキ「その通ォォりィッ!」

ニドクイン「ニィィ……!」ピキピキッ…

レッド「かわらわりィッ!」

フカヒレ「グァァァブッ…!」ブオォォォンッ!

ニドクイン「ドォォォッ!!!」ドゴォッ!!!

ドォォォォォォンッ!!!

フカヒレ「ガブァ……」ピクッ…ピクンッ

サカキ「そう、ガブリアスの決定的な弱点は氷タイプの技だ。だがそれを当てるには動きを封じる必要もあったしな」

レッド「競り合いになるとしても、予めペルシアンに甘えさせて力も弱めていた…か」シュボンッ

サカキ「さあ、ロッソ!これで王手だ…!」

レッド「行くぞ…俺の最後のポケモン…!ライター、特攻!」ポーイッ

ライター「グオォォォォォォッ!!!」ポンッ

ひゅんひゅんっ

ライター「グオォォッ!」グサグサッ

サカキ「やはり最後はリザードンかァ!だがステルスロックの効果はリザードンにはタイプ上他のポケモンよりダメージを喰らうぞ!」

ライター「グルルッ…!」ゼェ…ゼェ…

レッド「恐らく相性の悪い技を一撃でも喰らったら、やられるだろうな…」フゥゥ

レッド「だから、俺達も最初から全力で飛ばすッ!」チャキッ

サカキ「その煙管…!やはりかァッ!」

レッド「………徐かなる事、林の如く…。俺達の精神は今林の如く徐かなり…」

レッド「されど、俺達の魂は火の如く、真っ赤に燃える…!勝利を掴めと轟き叫ぶ!」

レッド「命、爆熱ッ!メガシンカァ!」シャキーンッ

ピッカァァァァァンッ!

ライター「メガッ!グオォォォォォォッッッ!!!」パッパラー

ぱぁぁぁぁぁっ………

サカキ「室内に日輪だと…!?」

レッド「行くぞ、ライター!だいもんじィッ!」

ライター「グオォォォォォォッ!!!」ゴオオオオォォォォォォッ!!!

サカキ「ッみずのはどうで防御だッ!」

ニドクイン「ニドオォォッ!!!」バッシャアァァァァンッ

ジュワァァァァァァァッ………!

サカキ「クハハ…!みずのはどうが一瞬にして蒸発しよったわッ!」

レッド「ソーラービィィムッ!!!」

ライター「グオオァァァァァァァァッ!!!」ビィィィィィィィィムッ!!!

ギュオオォォォォォォォォオオオッ!!!

サカキ「ッ!」

ニドクイン「ニドッ…!」

レッド「消し炭になりやがれェェェッ!!!」

チュドオォォォォォォォォォンッ!!!

しゅうぅぅぅ………

ニドクイン「ニ…ニドォ……」ピクッ…ピクンッ

サカキ「………ククッ…クククッ……クハハハハハハッ!!!」

レッド「………」フッ

サカキ「ロッソォ!私の闘志に火を点けるだけでなく、油も注いでくれて、本当にどうもありがとうッ!」

サカキ「コレが私のラストバトルになっても悔いは無ァいッ!」チャキッ

レッド「お前が俺に勝てばラストバトルにはならんがな」

サカキ「その通りッ!だが勝ちを譲る気はさらさら無いのだろうッ!?」

レッド「たりめーだ。俺はアンタの首を取る為だけに単身で乗り込んで来たんだからなァ!」

サカキ「宜しいッ!だが、私とてキミに部下を沢山殺されたのだ!それだけでキミの首を取る意味があるッ!」

レッド「だがそれ以前になァ…!」

サカキ「ああ…!」

「「純粋にポケモンバトルでアンタ(キミ)をブッ倒したい…!」」

――――
――
幹部「ん……かはっ…!」ハッ

幹部「ックソッ…!あのガキィ…。鼻の形が変わってしまったではないか…」ゴキッゴキッ

幹部「奴は、もうサカキ様の元に向かったのか……?」

幹部「サカキ様をお救いしなければッ!」ダッ

社長室

幹部「サカキ様ッ!」ダッ

幹部「ッ!こ…コレは…!」

サカキ「クハハハハハハッ!ロックブラストォッ!!!」

サイドン「サイドオォォォンンッ!!!」ドドドッ!

レッド「フハハハハッ!エアスラッシュッ!!!」

ライター「グオアァァァァッ!!!」ザシュッッ!!!

ドオォォォォォンッ!!!

レッド「ソォォラァァァビィィィムッ!!!」

ライター「グオオァァァァァァァァッ!!!」ビィィィィィィィィムッ!!!

サカキ「ドリルライナーで潜って躱せェッ!」

サイドン「サァァァァイッ!」ギュルルルルゥ!!!ガガガッ!

レッド「にゃろうっ…!」チッ

幹部「ロッソがサカキ様と互角に…!?」

レッド「何処から出てくる…?」

ボコォッ!

サイドン「ドオォォォンンッ!」ギュルルルルゥ!!!

レッド「天井からだとォッ!?」

サカキ「太い柱を登って行ったのだァッ!アームハンマァァァッ!!!」

サイドン「ドサアァァァァァイッ!!!」ブオォォォンッ!

ライター「グオァァァッ!」ドゴォッ!

ドオォォォンンッ!!!

サカキ「堕ちた所にドリルライナァァァッ!!!」

サイドン「サイドオォォォンンッ!!!」ギュルルルルゥ!!!

レッド「ドラゴンクローで止めろォッ!」

ライター「グオォォッ!」ジャキンッ!

ガシィッ!ガガガガガガガガッ…!

サイドン「サイィィィ…!」ググッ…

ライター「グルルッ…!」ググッ…

レッド「その体制でだいもんじィ!」

ライター「グオアァァァァッッ……!」ゴオォ…!

サカキ「投げ飛ばせェェいッ!」

サイドン「ドオオォォォォオンンッ!!!」ブオォォォンッ!

ライター「グオアァッ!」ブオォンッ!

レッド「そのままヤレェェェェッッ!!!」

ライター「グオアァァァァァァァッ!!!」ゴオオオオオオォォォッ!!!

サイドン「ザァァイ゛ッ…!」ジュゥゥゥッ…

ドオォォォォォンッ!

ライター「グオアァッ…!」ズサァァ!

レッド「ハァ…ハァ………ククッ…」

サカキ「ハァ……ハァ……クククッ…!」

「「クハハハハハハッ!!!!」」

レッド「そろそろ限界じゃねェのか?」

サカキ「ああ…!決着をつけようぞ…!」

レッド「ドラゴン………!」

サカキ「アーム………!」

ライター「グオオァァァァァァァァッ!!!」ジャキィィィンッ!!!

サイドン「サイドオォォォォォォォッ!!!」ブオォォォンンッ!!!

レッド「クロオォォォォォッッ!!!」

サカキ「ハンマアァァァァァッッ!!!」

幹部「サカキ様、今お助けしますッ!」ポチッ

ごろんっ

ゴローニャ「にゃーんっ」カッ

マルマイン「まるまるっ」カッ

ナッシー「ヒャッハァァァァァァァァッ!!!」カッ

チュドオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッッッ!!!

ガラガラガラガラガラッ…!!!

レッド「ッ!?」

サカキ「幹部、貴様アアアァァァァァァァァァァァッ!!!」

幹部「えっ?」ポカーンッ




グリーン「な…何だァッ!?」

エリカ「ビルの最上階が爆発しましたわっ!」

ナツメ「マズい…!」

コルニ「レッドォッ!青ちゃあぁぁぁんっ!」

ひゅうぅぅぅぅぅぅぅぅぅっっ!!!

レッド「この高さ…マサラの人間なら全身骨折ぐらいで済むか…?」ヒュゥゥゥゥッ

ブルー「」ヒュゥゥゥゥゥゥッ

レッド「ッ!ブルー!」ガシッ

レッド(死ぬな…!流石にブルーを支えたままではマサラの人間でも死ぬな…!)

レッド「ライター!」ヒュゥゥゥゥゥゥッ

ライター「グ…ルゥ…ッ」ピクッ…ピクンッ

レッド「クソォッ…!さっきの爆発でェッ!」シュボンッ

レッド「チィィッ…!」ヒュゥゥゥゥゥゥッ

きらんっ!ゴオォォォォォォッ!

「グアァァァァブリアァァァスッ!!!」

がしっ!

レッド「………んっ?」

ガブリアス「グァブッ!」ヒュゥゥゥゥゥゥッ

レッド「フカヒレ…?いや、フカヒレじゃねェ…まさか…!」

シロナ「大丈夫?レッドくん」スタッ

レッド「あ…姐…さん…?」

シロナ「ええ。カワイイ弟子の危機にお姉さん、来ちゃった♪」ニコッ

シロナ「取り敢えず、ガブリアス。降下しましょ」

ガブリアス「ガブッ!」スタッスタッ

グリーン「レッドゥ!ロリ巨乳!」タッタッ

コルニ「レッド!青ちゃんっ!」

エリカ「良かった…!レッド様ぁ…!」グスッ

レッド「悪ィ…心配…かけ…た………」

シロナ「ギリギリで間に合って良かったわ」

ナツメ「貴女は…まさか…!」

グリーン「おおっ!まさかこのミステリアスな超絶美女はァッ…!」

エリカ「10年前、圧倒的な強さと美貌でわずか10歳にしてシンオウ地方のチャンピオンになり、今もその地位に君臨する…」

コルニ「現・シンオウチャンプのシロナさんっ!?」

シロナ「あら。有名人ね、私」

グリーン「でも、そのチャンピオンとレッドゥにどう言う関係が…?」

シロナ「私、彼のお師匠様なの」

コルニ「だからレッドってあんなに強かったんだ…」

エリカ「あらあら。そう言う事でしたのねぇ…」

レッド「そんな事は…置いといて…ブルー…を早く…ポケモンセン…タ……」ガクッ

グリーン「レッドゥ!?って何だこの傷だらけの身体はァッ!?」

エリカ「レッド様ッ!?レッド様ァッ!」

ナツメ「そんな事より早く二人をポケモンセンターに!」

コルニ「私、青ちゃん担いでく!」

シロナ「ガブリアス、レッドくんを運んであげて」

ガブリアス「ガブッ!」

――――
――
ブルー「………んっ…。ここ…は…?」

シロナ「あら、お目覚めかしら?」

ブルー「あ…アナタは…?」

シロナ「私はシロナ。レッドくんのお師匠様、かな?」

ブルー「アナタがシロナさん…?レッドくんが言ってた…」

シロナ「私もアナタの事はレッドくんから聞いてるわ。そう…アナタがねぇ…」ジィ…

ブルー「?」キョトンッ

シロナ「流石はレッドくんの選んだ娘ね。カワイイし、発育も良いし」

ブルー「へへっ…///って、そだ!レッドくんはっ!?」

シロナ「彼なら今、隣のベッドで寝てるわ」

レッド「………」スゥ…スゥ…

ブルー「レッドくん…良かったぁ…」ホッ

シロナ「あばら骨や肋骨を何本か折ってたり、猛毒を受けて大量出血もしていたみたいだけど、命に別状はないわ」

ブルー「………私の所為だ…」シュンッ

こんこんっ

警察「少しよろしいでしょうか?」ガチャッ

シロナ「ええ。何かしら?」

警察「ココにレッドと言う子が止まっていると聞いたのですが…」

シロナ「ええ。でも彼は…」チラッ

シロナ「………ブルーちゃん、少し席を外してもらえる?」

ブルー「えっ、あっはい」トテトテッ

がちゃっバタンッ

シロナ「………行ったわよ、レッドくん」

レッド「………悪ィな、姐さん」ムクッ

警察「………凄い重症だと聞いてたんだが」

レッド「マサラの人間を舐めるなよ。あの程度の傷、一週間もすれば治る」フゥゥ

シロナ「こーら。病院内禁煙」ヒョイッ

レッド「ちぇっ…」ムスッ

警察「禁煙以前に警察の目の前で未成年が喫煙するのはダメとかは置いといて…」

警察「話たい事は、シルフカンパニー内で見つかった大量のロケット団員の惨殺死体の事です」

レッド「………だろうと思った」

シロナ「………」

警察「捕まえた女性団員達も全員レイプされて意識が混濁していて話にならない」

警察「ボスのサカキや幹部の一部は行方不明…。だから現場に居た君に話を聞きたい」

レッド「………で?俺は捕まるのか?」

警察「………それは肯定と言う意味で受け取って良いのか?」

レッド「ハナから隠すつもりもねェよ。ロケット団の男性団員を惨殺したのも、女性団員をレイプしたのも全部俺だ」

レッド「大量殺人犯で強姦魔…」

レッド「俺は死刑台送り…ってか?」

警察「………」

――――
――

ブルー「シロナさん、お話終わりましたー?」ガチャッ

シロナ「ええ。今終わった所」

レッド「………」ギリッ

ブルー「レッドくんっ!目が覚めたんだねっ!」

レッド「………ブルー、か…」チラッ

ブルー「レッドくん…ごめんなさい…」

レッド「………もう良い。と言うより全部俺の所為だ」

ブルー「………そんな事」

レッド「お前、もう身体は大丈夫だろ?だったら俺なんかに構わず、旅を続けな」

ブルー「ッヤダよっ!レッドくんが完治するまで私…!」

レッド「聞いた話じゃグリーンも先に旅に戻ったらしいし、コルニもまた修行の旅に回るらしいじゃねェか」

ブルー「でも…!」

レッド「追いついたなら追い越せ」

ブルー「っ!」ハッ

レッド「俺が好きな女は俺なんか置いて先にジム制覇でチャンピオンでもなって待ってろ」

レッド「後ジムバッジも二個だけなんだろ?」

ブルー「………うん」

レッド「だったら行け。後で俺がその座を奪い取ってやる」

ブルー「レッドくん…」

レッド「俺はなァ…シルフカンパニーでお前と戦って思った。ブルーとも本気でバトルしてみたいってよ」

レッド「だから今よりもっと強くなって、俺を楽しませろ」ニカッ

ブルー「………うんっ!」グッ

レッド「そうと決まればさっさと行きな。止まる事は許さぬ」

ブルー「分かった!じゃあ私、先に行くよ!」ダッ

シロナ「………すっかりバトルバカになっちゃって」クスクスッ

レッド「そう俺を調教したのは姐さんだぜ?」

シロナ「そうだったわね…」ピッ

テレビ『先日ヤマブキシティで起きた、ロケット団によるシルフカンパニー乗っ取り事件ですが、オーキド博士のお孫さんのオーキド・グリーンくんと、ヤマブキシティとタマムシシティのジムリーダーのナツメさんとエリカさん、そして旅行客の少女により、無事解決しました』

テレビ『人質の救出に貢献したこの四人にポケモン協会から………』

レッド

手持ち 六匹      

リザードン  ♂ NN ライター      ライチュウ ♂ NN ピッキー
Lv54                       Lv46
ドラゴンクロー だいもんじ         10万ボルト でんこうせっか
ソーラービーム  エアスラッシュ     くさむすび  ちょうはつ                       

ハッサム  ♂ NNキラ         ガブリアス ♀  NN フカヒレ                      Lv30
Lv62                      Lv52
バレットパンチ つばめがえし      ドラゴンダイブ かわらわり
シザークロス  つるぎのまい      ストーンエッジ りゅうせいぐん

ガラガラ  ♂ NN ジュニア      キングラー  ♂ NNフドウ    
Lv49                     Lv47   
ほねブーメラン ボーンラッシュ     クラブハンマー マッドショット 
ストーンエッジ  つるぎのまい     たたきおとす  がんせきふうじ 

ボックス
ニドキング ♂ NN マスキオ
ラプラス  ♀  NN アーク
カビゴン  ♂  NN カロリー

レッド

手持ち 六匹      

リザードン  ♂ NN ライター      ライチュウ ♂ NN ピッキー
Lv54                       Lv46
ドラゴンクロー だいもんじ         10万ボルト でんこうせっか
ソーラービーム  エアスラッシュ     くさむすび  ちょうはつ                       

ハッサム  ♂ NNキラ         ガブリアス ♀  NN フカヒレ                      
Lv62                      Lv52
バレットパンチ つばめがえし      ドラゴンダイブ かわらわり
シザークロス  つるぎのまい      ストーンエッジ りゅうせいぐん

ガラガラ  ♂ NN ジュニア      キングラー  ♂ NNフドウ    
Lv49                     Lv47   
ほねブーメラン ボーンラッシュ     クラブハンマー マッドショット 
ストーンエッジ  つるぎのまい     たたきおとす  がんせきふうじ 

ボックス
ニドキング ♂ NN マスキオ
ラプラス  ♀  NN アーク
カビゴン  ♂  NN カロリー

レッド

手持ち 六匹      

リザードン  ♂ NN ライター      ライチュウ ♂ NN ピッキー
Lv54                       Lv46
ドラゴンクロー だいもんじ         10万ボルト でんこうせっか
ソーラービーム  エアスラッシュ     くさむすび  ちょうはつ                       

ハッサム  ♂ NNキラ         ガブリアス ♀  NN フカヒレ                      
Lv62                      Lv52
バレットパンチ つばめがえし      ドラゴンダイブ かわらわり
シザークロス  つるぎのまい      ストーンエッジ りゅうせいぐん

ガラガラ  ♂ NN ジュニア      キングラー  ♂ NNフドウ    
Lv49                     Lv47   
ほねブーメラン ボーンラッシュ     クラブハンマー マッドショット 
ストーンエッジ  つるぎのまい     たたきおとす  がんせきふうじ 

ボックス
ニドキング ♂ NN マスキオ
ラプラス  ♀  NN アーク
カビゴン  ♂  NN カロリー
ルカリオ  ♂  NN アーロン

シルフカンパニー跡

ラジオ『………彼ら四人が居なければ、ヤマブキシティ、いいえ、カントー地方はロケット団に支配されていた事でしょう…』

謎のマントメェン「ふっ。あの事件から一か月もたっているのに、テレビもラジオもこの話題で持ち切りだな」ピッ

謎のメガネボイン「仕方ないわよ。それ程大きな事件なんですもの」

謎のババア「報道ではオーキドの孫が人質解放に貢献したとは言ってるがね、アタシ等は知っているんだよ。本当に貢献したのはあの赤帽子の小僧って事はね」

謎のメガネボイン「あの赤帽子の子…イイわね…。食べちゃいたいわ…///」ウットリ

謎のマッチョメン「………」

謎のメガネボイン「そう言えば、シバ。貴方ともしび温泉であの子と会ったんでしょ?羨ましいわ、裸の付き合い…。アタシも一の島行けば良かったわ…」

謎のマントメェン「ふっ。お前は熱いの苦手だろ?」

謎のメガネボイン「それもそうね」クスクスッ

謎のババア「まあ良いじゃないかい。そう言う楽しみは奴がアタシ達の所に来てからでさ」

謎のメガネボイン「ええ、そうね。今から楽しみだわ」

謎のマントメェン「さあ、待っているぞ。マサラタウンのレッド!登って来い!トレーナーの高みへッ!」バサァッ!

――――
――
ブロロロロンッブロロロロロンッ!

レッド「何だかんだ、一か月も入院する破目になるとは…」

シロナ「完治してないのに無理するからでしょ?」ペシッ

レッド「うかうかしていたら身体もポケモン達も鈍っちまう」フゥゥ

ナツメ「もう行くのね、レッド」シュンッ

レッド「おう」

ナツメ「エリカがジムの仕事でレッドを見送れなくて残念がってたわ」

レッド「そうか…」

シロナ「で、最後のジムバッジは何処の町で取るのかしら?」

レッド「トキワシティだ」

ナツメ「………!」ピキーンッ

レッド「ナツメ?どうかしたか?」

ナツメ「………ええ。でもコレは自分の眼で確かめた方が良いと思う」

レッド「………ああ」

トキワシティ

ブロロロロロンッキキィィィッ!

レッド「………帰って来たぜ、トキワシティ」

レッド「最初ここのジムには痛い目に合わされたな…」ズキンッ

レッド「………」

レッド「………取り敢えず、バーだな」

とあるバー

マスター「いらっしゃい」

レッド「バーボンでも貰おうか」ガタッ

マスター「あいよ」ゴトッ

レッド「………ふぅ」ゴクゴクッ

レッド「………」

「隣、良いかね?」ガタッ

レッド「ああ…」

?「赤ワインでももらおうか」

マスター「どうぞ」ゴトッ

?「………ん、美味だな」ゴクッ

レッド「………」

?「………」

?「………何か思いつめたような顔をしているな」

レッド「………顔に出てたか?」

?「ああ」

レッド「………一か月前、ある奴との楽しいバトルをしていたら、邪魔が入った」

レッド「それ以来そいつは行方不明。俺は奴との決着をつけなければ、ポケモンリーグまでは進めない…」

?「………そうか、それはすまなかった」

レッド「何でアンタ…が………」

サカキ「一か月ぶりだな、ロッソ」

レッド「サカキ…!生きていたのか…?」チャキッ

サカキ「そう身構えるな。それに己の居る場所をわきまえた方が良い」

マスター「………」ギロッ

客「………」チャキッ

レッド「………」スッ

レッド「………何でアンタが此処に?」

サカキ「自分の故郷のバーで飲んでるのがそんなに可笑しいかね?」グビッ

レッド「ここがアンタの…?」

サカキ「ああ。私のスピアーもビードルの時にこの町で出会った」

レッド「………」

サカキ「………その節は本当にすまなかった。私の部下があんな事をしでかすとは…」

レッド「………全くだ」グビッ

サカキ「彼には減給と三年間アジトのトイレ掃除とポケモンの餌やり、アッチの男性団員の慰めを命じた」

レッド「………俺達のバトルを無下にしたんだ。当然の末路だな」フゥゥ

サカキ「………げほげほっ。それでだ」スッ

レッド「………コレは?」

サカキ「指定の時間にその場所に来い」ガタッチャリーンッ

レッド「………ココは!」パサッ

サカキ「今日は私の奢りだ」スタスタッ

レッド「………」

トキワジム

『ヨウコソ、トキワジムヘ』

レッド「………ジムバッジ、頂きに参上仕った。ジムリーダー、出て来い」

『バッジハ、ナンコオモチデスカ?』

レッド「七個だ。これで文句はあるまい、最強のジムリーダーさんよォ?」

『………センジツハドウモ、シツレイシマシタ。オハイリクダサイ。ジムリーダーガオマチデス』

ガチャッ………

レッド「………よお」ザッ

サカキ「………来たか、ロッソ」

レッド「まさかアンタがココのジムリーダーだったとはなァ…」フゥゥ

サカキ「止めてくれ、ロッソ。このジムは禁煙だ」

レッド「………ッ!?」

サカキ「止めてくれ」グッ…

レッド「………この際、アンタが何で生きてるのかとか、ジムリーダーなのかはどうでも良い」

サカキ「私もだ。今の私はロケット団のボスとしてでも、ジムリーダーとしでも無い。ただ一人のトレーナーとして…」

「「アンタ(キミ)とのケリをつける」」

レッド「ククッ…そうと決まれば…」チャキッ

サカキ「ククッ…もう言で語る事は無い…」チャキッ

レッド「漢ならば…」ポーイッ

サカキ「戦いで語れ!」ポーイッ

アーロン「ワオォォォンッ!」ポンッ

グライオン「グラァイオォォンッ!」ポンッ

サカキ「ルカリオ、か…!」

レッド「グライオン…?手持ちを変えてきたか…?」ピッピッ

サカキ「相手にとって不足は無ァいッ!」

グライオン「グラァイッ…!」ドクドクッ

レッド「何ッ…!?自ら毒状態に…!?何を考えてやがる…?」

サカキ「ククッ…。それは後から分かるさ…」

レッド「まあ、良い!先手必勝ォッ!しんそく!」

アーロン「バァウッ!」シュンッ

グライオン「グラッ…!?」

ドゴォォッ!

グライオン「グラァッ!」ズサァァ!

サカキ「速い…!」

レッド「一気に決める!れいとうパンチィッ!」

アーロン「バァァァウッ!」ピキピキッ…!

サカキ「ほのおのきばァッ!」

グライオン「グラァァイッ!」ボォォッ…!ガブッ!

じゅうぅぅぅ…!

レッド「相殺されたか…!そのまま振り下ろせェッ!」

アーロン「ワァァンッ!」ブオォォォンッ!

サカキ「ルカリオから離れて、おいかぜ!」

グライオン「グラァッ…!オォォォンッ!」カパッ…

ビュオォォォォォォォォォッッ!

レッド「この技はァ…!」ググッ…

サカキ「さあ、風に乗れ!グライオォンッ!」

グライオン「グラァァァァッ!」ビュオォォォッ!

レッド「追風に乗って来た…!れいとうパンチィ!」

アーロン「バァァァウッ!」ピキピキッ…ドゴォッ!

ぶわぁっ

グライオン「グラァッ!」フワァッ

レッド「拳の風圧を利用してで躱した…!?」

サカキ「後ろに回り込んでほのおのきばァッ!」

グライオン「グラァァイッオォォォンッ!」ボォォッ…ガブリンチョッ!

アーロン「バアァァアウッ!」ジリジリッ…

レッド「しんそくで振りほどいて、ラスターカノンッ!」

アーロン「バアァァウッ!」シュンッ!

グライオン「グラァッ!?」グオォッ!

アーロン「ワンッ!」ゴォォォッ!

ドオォォォォォンッ!!!

レッド「これで少しはダメージを…」

サカキ「否ァッ!」

グライオン「グラアァァイッ!」ピンピンッ

レッド「ダメージを…碌に喰らっていない…!?」

サカキ「私のグライオンの特性はポイズンヒール。毒状態だと体力を回復させる特性だ」

サカキ「そして、グライオンに持たせているのはどくどくだま。持っていると毒状態になるアイテムだ」

レッド「そんじょそこらの攻撃じゃ、無意味って事かよ…!」

レッド「ならば一撃で仕留める!」

サカキ「笑止!タダのれいとうパンチがグライオンに当たるものかァッ!」

レッド「しんそくで接近してれいとうパンチィ!」

アーロン「バァウッ!」シュンッ!

サカキ「右だァッ!」

ガチィンッ!

アーロン「バァウッ!?」ピキピキッ…ググッ…

グライオン「グラァァイッ…!」ググッ…

レッド「左手ェッ!」

サカキ「はさみィッ!」

ガチィンッ!

アーロン「バァウッ…!」ググッ…

グライオン「グラァァイッ…!」ググッ…

サカキ「この体制ではラスターカノンも撃てまい!」

レッド「チィッ…!」

サカキ「そのまま押し倒して、ほのおのきばァッ!」

グライオン「グラァァイッ!」ドンッ!ボォォッ…ガブリンチョッ!

アーロン「バアァァァァッ!!!」ジリジリッ

レッド「アーロン!」

サカキ「………ロッソよ。この体制でグライオンが震央になればルカリオはどうなるるだろうなァ…?」

レッド「ッ!」ハッ

サカキ「グライオォンッ!その体制で大地の奥義、じしん!」

グライオン「グラァァァァイオォォォンッ!!!」ドゴォォォッ!!!

アーロン「バアァァァァァァァァァウッ!!!」ガクガクガクガクガクッ!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!

サカキ「じしんのエネルギー、その身に味わえェッ!」

アーロン「きゅ…きゅぅ~んっ…」ピクッ…ピクンッ

レッド「………良くやった、アーロン」シュボンッ

ビュオォォォォォォォォッ!

グライオン「グラァァイ…!」ピンピンッ

レッド「………追風…。俺にとっては向い風…。そして一撃で倒さなければ意味が無いグライオン…」

レッド「物理攻撃では奴には届かない…。風…特殊………よし」チャキッ

レッド「アーク、特攻!」ポーイッ

アーク「ラァァプゥゥッ!」ポンッ

サカキ「相性で来たか…!だが氷タイプ対策は万全よォッ!ストーンエッジィッ!」

グライオン「グラァァイッ…オォォンッ!」ヒュンヒュンッ…ゴォォォッ!

アーク「ラプゥッ…!」グサッ…グサッ…!

レッド「ぜったいれいどォッ!」

アーク「ラァァァァァァ!」パキッ…パキパキパキッ…

サカキ「スピードの上がっているグライオンに一撃技などォッ!血迷ったk…!」

パキッ…パキパキパキパキパキパキパキパキッ……!

レッド「『絶対氷域』…!」

サカキ「フィールドを凍らせ、滑りやすくする事で、ラプラスの有利なフィールドを創り出したかァッ!だがァッ!」

ビュオォォォォォォォォッ!

サカキ「この追風の中、フィールドを滑りやすくすると言う事は、逆にお前のポケモンの動きを封じる事になるぞォッ!」

レッド「アークを舐めるなァッ!」

アーク「ラプゥッ!」スイスーイッ

サカキ「まさか向い風に逆らうと言うかァッ!」

レッド「アークの氷滑りに逆風など関係無いッ!」

アーク「ラプゥゥッ!」スルー

グライオン「グラァッ!?」

サカキ「後ろを取られた…!」

レッド「追風に乗ってふぶき!」

アーク「ラァァァァァァプゥゥゥッ!」ゴオォォォォォッ!!!

ビュオォォォォォォォォォォォォッ!!!

グライオン「グラアァァァッ!」ピキッ…ピキピキッ

グライオン「グ…グラァ……」ピクッ…ピクンッ

サカキ「ククッ…大胆な事をしよる…」シュボンッ

レッド「次は何が来る…?」

サカキ「次はお前だァッッ!ワルビアル!」ポーイッ

ワルビアル「ワァルビアァッ!」ポンッ

レッド「ワルビアル…?じめん・あくタイプか…」ピッピッ

ワルビアル「ワアァァルゥ…!」ギロッ

アーク「ラプゥッ…」ビクッ

サカキ「ワルビアルの特性のいかく。敵の攻撃力を下げるぞォ!」

レッド「攻撃力など、アークには無意味だ!」

サカキ「分かっている!ワルビアル、くさむすびィ!」

ワルビアル「ワルビァッ!」スッ

しゅるるるるるっ

レッド「遅い!なみのり!」

アーク「ラプラァッ!」ザッパァァァァンッ!

ワルビアル「ビアァッ!」ビチャビチャッ

サカキ「おいかぜ込みでも、この氷のフィールドでは奴の方が早いか…!」

サカキ「ならば砕こう!じしんだァッ!」

ワルビアル「ワルビアァァァァァルゥッ!」ドゴォォッ!!!

バキィッ…バキバキバキバキバキィィッッ!!!

レッド「………!」

アーク「プラアァァァッ!」ガガガガガガッ!!!

サカキ「これでワルビアルのスピードがラプラスに勝る!くさむすびィッ!」

ワルビアル「ビアァァッ!」スッ

しゅるるるるるっ…ガシィッ!

アーク「プラアァァァッ!」ギチギチィッ…

サカキ「これで沈めェッ!かわらわりィッ!」

ワルビアル「ビアァァァッ!」ブオォォォンッ!

レッド「まだだァッ!ふぶきィッ!」

アーク「ラプラアァァァァッ!」ゴオォォォォォッ!!!

ワルビアル「ビアァアァァッ!」ピキッ…ピキピキッ…

レッド「やった、か…?」

からんからんっ…

ワルビアル「ビ…ア……」ドサッ

サカキ「………良くやった、ワルビアル」シュボンッ

レッド「倒れる前にステルスロックを…」

レッド(奴が指示を出したのか…?そんな風には見えなんだが…。と言う事はポケモンが自ら…?)

サカキ「………次はお前だァッ!フライゴォォンッ!」ポーイッ

フライゴン「フリャアァッ!」ポンッ

レッド「フライゴン…。じめん・ドラゴン…ガブリアスと被ってるな…」ピッピッ

レッド「だが、氷タイプに対してじめん・ドラゴンなど…!ふぶきィッ!」

アーク「ラプラアァァァァッ!!!」ゴオォォォ!

サカキ「フライゴン、すなあらしィッ!」

フライゴン「フリャリャアァァッ!」バッサバッサァッ!

ゴオオォォォォォォォォッッ!!!

レッド「チィッ…!ふぶきが届かねェッ…!」

サカキ「フライゴンの羽ばたくだけで砂塵の竜巻を起こすと言われるのだァッ!」

レッド「しかも追風に乗って、砂嵐の勢いが上がってやがるのか…!?」

サカキ「だが今はこれまで!フライゴン、とんぼがえり!」

フライゴン「フリャアァッ!」ピョーンッ

アーク「プラァッ!」ズサァァ!

サカキ「クククッ…」シュボンッ

レッド「フライゴンを戻した…?」

サカキ「さあ、ここからだ、ロッソ。私達の快進撃はァッ!行けェッ!ドサイドォォンッ!」ポーイッ

ドサイドン「ドサイドオォォォォォンッ!!!」ポンッ

レッド「ドサイドンだと…!?サイドンの進化系か…!」

レッド「だが、ドサイドンとて特防は低い筈…!なみのりィッ!」

アーク「ラプラアァァッ!」バッシャアァァァァンッ!!!

サカキ「効かぬわァッ!」

ドサイドン「ドサアァァァァッッ…!」ゴオォォォ!

レッド「突っ込んで来やがった…!」

サカキ「アァム…ハンマアァァァァァッッ!!!」

ドサイドン「ドサァァァァァイドオォォォォォンッ!!!ブオォォォンンッ!!!

アーク「プラァアッッ…!」メリィィッ

ドオオオォォォォォォォォォォォォォンッ!!!

レッド「アーク!」

アーク「ラプラァ……」ピクッ…ピクンッ

サカキ「ドサイドンの特性、ハードロックは効果が抜群の技を喰らってもダメージを軽減できるのだ」

サカキ「それに砂嵐状態だと、岩タイプのポケモンは特防が上がる。例え水タイプの技を受けても倒れるとは限らんぞォッ!」

レッド(特防だけじゃねェ…!パワーも格段に上がってやがる…!)

レッド「………倒し概があるじゃねェか」フッ

サカキ「ククッ…やはり笑むか…」

レッド「当然だ…。俄然ブッ倒したくなったよ、サカキ!」

サカキ「そうだ!それで良いのだッ!掛かって来い!そして壊して見せろォッ!我が魂をォッ!」

レッド「カロリー、特攻!」ポーイッ

カロリー「カビゴォォォッ!」ポンッ

ひゅんひゅんっ…

カロリー「ビゴオォッ!」グサグサッ

サカキ「ステルスロックに加えェッ!」

ドサイドン「ドッサアァァァァイッ!」ブオォォォンンッ!

サカキ「アームハンマーの使えるドサイドン、カビゴンをぶつけるとはなァッ!」

ぶよぉぉぉんっ

サカキ「何ィッ!?」

カロリー「ビゴォォッ…!」ググッ…

レッド「そのまま後ろに飛べェッ!」

カロリー「ビンゴォォッ!」シュタッ!ボヨンッボヨンッ

サカキ「豊満な脂肪でアームハンマーを受け止め、後ろに飛んで衝撃を抑えたか…!」

レッド「カロリーの脂肪を舐めるなよッ!はらだいこ!」

カロリー「カビゴッ♪カビゴッ♪」ポンポコリンッ

サカキ「むっ!?」

サカキ「撃たれる前に撃て!アームハンマー!」

ドサイドン「ドッサアァァァァイッ!」ドッスドッスッ…

サカキ「えぇいッ!こんな時にせんせいのつめが発動せんのかァッ!」

ぴょーんっ

レッド「ヘビーボンバアァァァッ!」

カロリー「カビカビンゴオォォォォォォッッ!」ゴオォォォォォォッ!!!

ドサイドン「ドサァッ…!」

ズドオォォォォォォォォォォォォンッッッ!

カロリー「ビンゴォッ♪」ノシッ

ドサイドン「………」ピクッ…ピクンッ

レッド「………」フッ

サカキ「………」

ドサイドン「………」ググッ…

サカキ「よくぞ耐えたァァァッッ!ドサイドォォォンンッ!」

ドサイドン「ド…サァ………!」ググッ…

カロリー「カンビィ…!?」フワァッ

レッド「カビゴンを持ち上げやがった…!?」

サカキ「アァァァム…ハンマアァァァァァッッ!!!」

ドサイドン「ドサイドオォォォォォンッ!!!」ブオォォォンンッ!

カロリー「ンゴオォォォッ!」ズサァァ!

レッド「ねむる!回復するんだ!」

カロリー「ンゴォ………」グーグー

カロリー「………カンビィッ!」パチッ

サカキ「ねむカゴか!」

レッド「行くぞ、カロリー!もう一発ヘビー…」

ドサイドン「ドサァッ!」シュンッ!

カロリー「ビゴォッ!?」

レッド「せんせいのつめ…!」

サカキ「ドリルライナァァァッ!!!」

ドサイドン「ドサインドォォォォォォッ!!!」ギュルルルルゥ!!!

カロリー「ンゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!」ブルルルルルルルルッ

ドオォォォォォォォォオォンッ!!!

レッド「カロリー!」

カロリー「カ…カンビィ…!」メリィッ…

サカキ「アームハンマー、連打ァァァッ!!!」

ドサイドン「ドサァッ!ドサァァッ!ドサァァァァッ!!!」ブオォォォンッ!ブオォォォンッ!ブオォォォンッ!

カロリー「カンビィッ…!ンゴォ…!ゴォ…!」ゴフッ

サカキ「反撃の隙を与えるなアァァッ!」

ドゴオォッ!ドゴォッ!ドンゴオォォッ!!!

カロリー「カ………ンビィ………」ピクッ…ピクンッ

サカキ「フルコンボォッ!」グッ

レッド「やはり…バケモンか…!」

レッド「………良くやった、カロリー」シュボンッ

サカキ「………そろそろ、奴のご登場かな?」

レッド「………キラ、特攻!」ポーイッ

キラ「ハッサァァムッ!」ポンッ

レッド「バレットパンチィ!」

キラ「ハァァァッサムッ!」シュンッ…ドゴォッ!

ドサイドン「ドサアァァッ…!」ズサァァ!

サカキ「相変わらず早い…!正に紅の弾丸よォ!」

サカキ「だが我がドサイドンを弾丸一発で貫けるとでも思っておるまいッ!?」

ドサイドン「ドッサアァァァァッ!」ブオォォォンンッ!

キラ「ハッ…!」ゴフッ…

ガチンッ!

サカキ「何ィッ!?」

レッド「捉えたぜ…!」

キラ「ッサム…!」ググッ…

ドサイドン「ドサァッ!?」ググッ…

レッド「そのまま背後を取れェッ!」

キラ「ハァッ!」グルンッ

ドサイドン「ドサァ…!」グキィッ!

サカキ「プロレスラーかァッ!」

レッド「否ァッ!曲芸師だッ!バレットパンチィ!」

キラ「ハァァァサムッ!」ドゴォォッ!!!

ドサイドン「ドサアァァァァッッ!」ズサァァッ!

サカキ「まだだァッ!その体制のままロックブラストォッ!!!」

ドサイドン「ドォォンッ!ドォォンッ!ドォォンッ!」ドドドドドッ!!!

レッド「此間より弾幕が濃くなってやがる…!つるぎのまいで防御ォッ!」

キラ「ッサム!サムッ!ハッサァァムッ!」ガキンッガキンッガキンッガキンッ!

ひゅんひゅんっ

キラ「ハァァッ…!」グサッグサッ!

レッド「時間差でステルスロック…!?」

サカキ「進化するのはポケモンのみに非ず!技も鍛えれば進化するのだよッ!」

ドサイドン「ドッサアァァァァイッ!!!」ドドドドドッ!!!

キラ「ッサムァァァッ…!」ズサァァッ!

サカキ「まだ終わらん!」

ドサイドン「ドサァッ!」シュバッ

ガシィッ!

キラ「サムァッ!」ガンッ

レッド「またせんせいのつめ…!」

サカキ「じしんの衝撃、その身に味わえェッ!」

ドサイドン「ドサイドオォォォォォォォォォンッッッ!!!」ドゴォォォッ!!!

キラ「ハッサムアァァァァァァァッッ!!!」ガクガクガクガクガクッ!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!

レッド「キラァァッ!」

ドサイドン「ドッサァ」ムスー

サカキ「フッ…流石はドサイドン先s…」

ドゴォッ!

ドサイドン「ドッサアァァッ!」ズサァァッ!

サカキ「何ィッ!?」

キラ「ハァ…ハァ………!」ムクッ…

サカキ「何と…!ドサイドンのじしんの衝撃を直に受けたと言うのに、まだ立ち上がると言うのか…」

レッド「キラを…舐めるなよ…!」

サカキ「ククッ…!そう言えばそのハッサムだけはキミのパーティの中でも一番の曲者だったなァ…!」

サカキ「なればこそ!叩き潰し概があると言う事ォッ!ドサイド…」

ドサイドン「ドサァ…ドサァ………」ゼェ…ゼェ…

サカキ「………仕方あるまい。戻れ、ドサイドン」シュボンッ

キラ「ハァ…ハァ………」ゼェ…ゼェ…

レッド「またしても、ドサイドン一匹にパーティ半壊、か…。バケモンめ…」

サカキ「………とことんキミは私を楽しませてくれる」チャキッ

レッド「それはこっちのセリフだ」

サカキ「ククッ…!さすれば続きと行こうではないかァッ!行けッ!スピアー!」ポーイッ

スピアー「スピッ!」ポンッ

レッド「キラに対してスピアーだとッ!?」

サカキ「出し惜しみはせん!荒ぶれッ!我が熱き魂よッ!」

サカキ「命、灼熱!メガシンカァッ!」シャキーンッ

ピッカァァァァァンッ!

メガスピアー「メガッスピァァァァァァッ!!!」パッパラー

レッド(メガスピアー…。攻撃と素早さが爆発的に上昇し、特性がてきおうりょくに変わった鉄砲玉なポケモン…。だが…)

サカキ「同じ虫タイプとは言え、この砂嵐の中では相性的にもはがねタイプを持つハッサムの方が圧倒的に有利…か?」

レッド「ッ!」

サカキ「図星か。確かにこの砂嵐の中ではスピアーはダメージも喰らうし、相性的にもハッサムに対する決定打は無い…。だが、こう言う戦い方もあるのだよ!」

サカキ「燃え上がれ、スピアー!こうそくいどう!」

レッド「バレットパンチィ!」

キラ「ハァァァァァッ…!」シュンッ…ドゴォッ!

シュンッ!

キラ「ハァッ!?」

レッド「質量を持った残像…!」

スピアー「スピッ!スピッ!スピッ!」シュンシュンシュンシュンシュンッ!

レッド「間違えねェ…前より格段に早くなってやがる…!」

サカキ「さらにミサイルばりィッ!」

スピアー「スピャアァァァッ!!!」

シュンッ!ドドドッ!シュンッ!ドドドッ!シュンッ!ドドドッ!

キラ「ハッサム…!」ググッ…

レッド(最初に戦った時と同じこうそくいどうとミサイルばりによるオールレンジ攻撃…)

ドドドドドドドドドドドドドッ!

キラ「ハァッ…!」ガクッ

レッド「チィッ…!キラの関節ばかり狙ってやがる…!」

ビュオォォォォォォォォッ!

レッド(しかもこの視界の悪い砂嵐の中、高速で瞬間移動するスピアーを目で捉える事はほぼ不可能って事かよ…!)

レッド(姿無き敵にどうやって攻撃する…?せめて攻撃してくる場所さえ分かれば…)

サカキ「真下ががら空きだァッ!」

レッド「ッ!」ハッ

ぼこっ!

スピアー「スピャアァァァッ!!!」ギュルルルルゥ!!!

キラ「ッサムァァッ…!」ガガガガガッ!

レッド「キラ!」

サカキ「ミサイルばりばかりに気を取られていたなァッ!ロッソォォッ!」

レッド「クソッ…!360度、何処からでも攻撃可能かよッ!」

ドドドドドドドドドドドドドッ!!!

キラ「ハッサム…!」ググッ…

レッド(いくら相性が有利だと言って、これ以上はキラの体力が…)

サカキ「クククッ…」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

レッド「ッ!コレは…!」ハッ

レッド「キラ!真下からくるぞ!一歩引いてつばめがえしィッ!」

キラ「ッ!」シュタッ

ぼこっ!

スピアー「スピャッ!?」ギュルルルルゥ!!!

キラ「ハァァァァ…サムッ!」シュンッ

スピアー「スピャァッ…!」

ザシュッ!どさっ…

スピアー「ス…スピィ…」ピクッ…ピクンッ

サカキ「まさか…地中から攻撃が来る事が分かっていたのか…?」

レッド「フィールドの振動、音で地中のポケモンが何処を掘り進んでいるか感知出来る」

レッド「それに、地中から直接攻撃するとなれば、必ず敵の近くに出て来なければならない」

レッド「サカキ、全部アンタが教えてくれた事だぜ?」

サカキ「…!ククッ…そうだったなァ…」シュボンッ

サカキ「ではもう一度フィールドに舞い戻れ、フライゴォォンッ!」ポーイッ

フライゴン「フリャアァッ!」ポンッ

ゴオォォォォォォォォォッッ!!!

レッド「またあのフライゴンが出た事で、砂嵐の勢いが戻っている気がするな…」

レッド「………もうキラの体力もほぼ残っていない…。一気に行く!バレットパンチィィッ!」

キラ「ハァァァァッ…!」シュンッ…

ガクッ!

キラ「サムッ…!」ズキンッ

レッド「キラ…!さっきのミサイルばりで膝を…!」

サカキ「隙有りィィィッ!かえんほうしゃァァァッ!」

フライゴン「フゥゥリャアァァァッ!」ボオォォォォッ!

キラ「ハァァァッ!!!」ジリジリィッ…

レッド「キラァッ!」

キラ「ハッ…サムッ………」ドサッ…

レッド「………良く戦った、キラ。もう休め」シュボンッ

サカキ「本当にそのハッサムは三度良く戦ったものだ…」

サカキ「お前達二人の成長劇には私もスタンディングオベーションで賞賛したいくらいだ」パチパチパチッ

レッド「その拍手は俺が勝った時までに取っておきな」

サカキ「ククッ…強気だな…」

レッド「フカヒレ、特攻!」ポーイッ

フカヒレ「グァァァァブゥアァァァッ!!!」ポンッ

ひゅんひゅんっ

フカヒレ「ガブゥッ!」グサグサッ

フライゴン「フ…フリャア…!」ビクッ

サカキ「フライゴン、とんぼがえり!」

フライゴン「フリャッ!」ピョーンッ

フカヒレ「ガブッ!」ズサァァ!

レッド「開幕逃亡とは、やけに弱気だな、オイ」

サカキ「コイツにはまだやるべき仕事が残っているからな。むざむざ散らす訳にもいかんのだよ」シュボンッ

サカキ「さあ、行くぞ!ニドクイン!」ポーイッ

ニドクイン「ニィドォォォッ!」ポンッ

レッド「ニドクインお姉ェさん…。サカキのポケモンの中でもドサイドン、スピアーと並ぶ三強…。やはり入れて来たか…!」

レッド「れいとうパンチには気を付けろ!ストーンエッジィ!」

フカヒレ「グァブグァブ…ガァッ!」ヒュンヒュンッ…ドドドッ!

サカキ「みずのはどうで防御ォッ!」

ニドクイン「ニィドォォォッ!」バッシャアァァァァンッ

レッド「だよなァッ!だが、真上ががら空きだァッ!」

ひゅぅ~~~~パアァァァァァンッ!ドドドドドドドドドッ!!!

ニドクイン「ニドォッ…!」ググッ…

サカキ「みずのはどうで視界が遮られた隙にりゅうせいぐんかァッ!」

レッド「追撃のストーンエッジィ!」

サカキ「躱せェい!」

ニドクイン「ニドォッ!」サッ

サカキ「れいとうパンチを警戒して接近させないようにしているのか…!後ろ向きなのだよッ!」

サカキ「そんな事では悪党の私一人倒せんぞォ!このバカモンがァッ!フィールドにれいとうパンチィ!」

ニドクイン「ニィィィ…ドォォンッ!」ピキピキッ…ドゴォッ!

ドゴォッ!ドゴォッ!ドゴォッ!

フカヒレ「ガブッ!?」

レッド「フィールドから氷柱が…!?」

サカキ「言ったであろうッ!?技も鍛えれば進化するとなァッ!」

フカヒレ「グァブッ!グゥァブッ!」サッサッ

サカキ「逃さん!氷柱にばかぢからァッ!」

ニドクイン「ニィドォッ!ニィドォッ!」ムキムキィ…バキンッ!バキン!バキンッ!

ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!

フカヒレ「グァブァァッ!」グサグサッ

レッド「氷柱を砕く事で出来た氷の欠片での遠距離攻撃…!」

サカキ「ソォラソラソラソラソラァァァッ!!!」

ヒュンヒュンヒュンヒュンッ!!!

レッド「彼奴には距離は関係無いって事かよ…!」

サカキ「そこまでか!お前の力はそこまでの物に過ぎんのかァッ!それでもハードボイルドかァッ!」

レッド(少し早い気もするが、一か八かだ…!)

レッド「フカヒレ、ドラゴンダァイブッ!」

フカヒレ「グァァァァブゥアァァァッ!!!」ゴオォォォォォォッ!!!

サカキ「ありがとう!ならば私達も真っ向から受け止めよう!れいとうパンチィィッ!」

ニドクイン「ニィィドオォォッ!!!」ピキピキッ…ドゴォッ!

ドオォォォォォォォォオォンッ!!!

ニドクイン「ニィ…ドオォォォ…!」ググッ…

フカヒレ「グァブゥゥ………!」グググッ…!

サカキ「れいとうパンチが押し負けているだと…!」

レッド「加え、かわらわりィッ!」

サカキ「ばかぢからで押し切れェ!」

フカヒレ「グゥアァァァァアヴッ!!!」ブオォォォンンッ!

ニドクイン「ニドォォォ!!!」ムキムキィ!

ドゴオォォォォォォォォッンッ!!!

レッド「………」

サカキ「………」

フカヒレ「グ……アブ……」ピクッ…ピクンッ

ニドクイン「ニ…ドォ………」ピクッ…ピクンッ

サカキ「………れいとうパンチを押し切られるとはな」シュボンッ

レッド「出来ればもう少しニドクインにばかぢからを使わせてからの方が良かったが、仕方あるまい」シュボンッ

サカキ「成程…。ばかぢからの追加効果で攻撃力と防御力を下げさせるのが目的だったか…」

レッド「そうすればドラゴンダイブで押し切れると思ったが、少し時期が早すぎたみてェだな」

サカキ「さて…これで私のポケモンは二体。キミは最後の一体な訳だが、キミの最後のポケモンは勿論奴であろう?」

レッド「ああ。やはりアンタとの決着はコイツで決めてェからな…」チャキッ

レッド「これで最後だ!ライター、特攻!」ポーイッ

ライター「グオォォォォォォッ!!!」ポンッ

レッド「命、爆熱ッ!メガシンカァッ!」シャキーンッ

ピッカァァァァァンッ!

ライター「メガッ!グオォォォォォォッッッ!ワァァァァイッッ!!!」パッパラー

ぱぁぁぁぁぁっ………

サカキ「室内に日輪…この時を待っていたァッ!」ポーイッ

フライゴン「フリャアァッ!」ポンッ

レッド「ッ!まさか…!」

サカキ「この時の為に取って置いたフライゴンよ!天候を書きかえらせてもらう!」

フライゴン「フリャフリャフリャァッ!」バァッサバァッサバァッサ

ゴオオォォォォォォォォッッ!!!

サカキ「フライゴンのすなあらしは、日輪さえも遮る!そしてェッ!」

ひゅんひゅんっ

ライター「グオァァッ!」グサグサッ

サカキ「地の利は我らに有りィッ!もう日の光は浴びれないと思うが良いィッ!」

レッド「だいもんじィ!」

ライター「グオアァァァァァァァッ!!!」ゴオオォォォッ!!!

サカキ「無駄だァッ!」

ゴオオォォォォォォォッ!

レッド「チィッ…!届かねェ…!」

サカキ「行けェッ!フライゴン!」

フライゴン「フリャアァッ!」ゴォォォッ!

ライター「グオァッ…!」ズサァァ!

レッド「ドラゴンクロォーッ!」

ライター「グォォッ!」ザシュッ!

サカキ「遅い!」

フライゴン「フリャアァッ!」ドゴォォッ!

ライター「グオァアッ!」ゴフッ

サカキ「フライゴンは砂漠の精霊と呼ばれるポケモン!砂嵐はフライゴンを守る障壁と化す!砂嵐の中でフライゴンに勝てるとおもうなァッ!」

バキッ!ドゴォッ!ドガァッ!

ライター「グルゥ…!グォァッ…!」

レッド「チィッ…!このままではなぶり殺しだ…」

レッド(この砂嵐をどうにかしねェと…。だがもうライターは日輪を出すことは出来ない…。てか、もう我慢出来ねェッ!)

レッド「………」フゥゥ…

レッド「………そうだ!」ハッ

サカキ「トドメだァッ!」

フライゴン「フリャアァァァァッ!」ゴオォォォ!

ライター「グルル…!」ググッ…

レッド「ライター!天井にだいもんじィ!」

ライター「ッ!グオアァァァァァァァッ!!!」ゴオォォォォォォッ!!!

ドゴオォォォォォォッンッ!!!

サカキ「何ッ!?」

レッド「飛翔しろォッ!」

ライター「グオォォォォォォッ!!!」バァサッバァサッ

サカキ「何を考えて…。ッ!まさか…!」

サカキ「追え、フライゴン!リザードンを上空へと向かわせるなァッ!」

フライゴン「フリャアァッ!」バァサッバァサッ

レッド「遅ェよ」フゥゥ

サカキ「ッ!」

レッド「元来リザードンは地上1400mまでしか飛べない。だがよ、メガシンカしたメガリザードンYならば…!」ピッピッ

ギュオォォォォォォォッッ………ボンッ!

ライター「グルゥ…」バァサッバァッサッ

ぱあぁぁぁ………

レッド「今のライターならば、地上10000mまで飛ぶことが出来る!雲の上に行くなんざ造作も無ェッ!」

レッド「ふっ。今日は快晴、絶好の旅日和じゃねーか」フゥゥ

サカキ「待て、フライゴン!地上に戻れェッ!」

レッド「ソォォラァァァビィィィムッ!!!」

ライター「グオオァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!」ビィィィィィィィィムッ!!!

ギュオオォォォォォォォォオオオッ!!!

サカキ「ッ!」

フライゴン「フリャァ…!」

レッド「消し炭になりやがれェェェッ!!!」

チュドオォォォォォォォォォンッ!!!

ひゅぅぅ~~~~~~ドォォンッ!

フライゴン「フ…フリャァ………」ピクッ…ピクンッ

ゴオォォォ………

レッド「彼奴が倒れた事で砂嵐も収まったか」フゥゥ

ライター「グルルッ」バッサバッサッドォンッ

サカキ「………」シュボンッ

サカキ「………」ドクン…ドクjンッ…

サカキ(………私も最初から最強のジムリーダーでも恐怖のロケット団のボスだった訳では無い)

サカキ(色んなトレーナーと戦い、負けを繰り返して来た事もあった。その度に私はポケモンを強くする事だけを考え、鍛え上げて来た)

サカキ(そして…私に勝てる者はいつの間にか誰も居なくり、倒れて行った者達は、二度とバトルをする事は無かった)

サカキ(私は飢えてしまった。強者に。私は乾いてしまった。純粋に楽しくバトルしていたあの心が。)

サカキ(だが、今の私は満たされている!私は潤っている!この不屈の…ハードボイルドな心を持った一人の少年を前に!)

サカキ「この高揚感…ドキドキ、ワクワク…何と心地よい…。やっと取り戻せた…!」フルフルニィィ…

レッド「………」ニィッ

サカキ「さあ、今こそ引導を渡してやるぞォッ!好敵手(とも)よォォォッ!!!」ポーイッ

ドサイドン「ドッサアァァァァイッ!!!」ポンッ

レッド「ドラゴンクロオォォォォォッッ!!!」

サカキ「アァァァムハンマアァァァァァッッ!!!」

ライター「グオオァァァァァァァァッ!!!」ジャキィィィンッ!!!

サイドン「サイドオォォォォォォォッ!!!」ブオォォォンンッ!!!

ドオオオォォォォォォォォォォォォォンッ!!!

ライター「グオァァ…!」メリィ…

ドサイドン「ドサァ…!」ザシュッ!

レッド「だいもんじィ!!!」

サカキ「ドリルライナーで蹴散らせェッ!」

ライター「グオアァァァァァァァッ!!!」ゴオォォォォォォッ!!!

ドサイドン「ドッサァァァッ!!!」ギュルルルルゥ!!!

サカキ「ロックブラストォッ!!!」

ドサイドン「ドッサァ!ドッサァ!」ドシュッドシュドシュドシュドシュッ!!!

サカキ「ロッソォ!今までのキミとのバトル、本当に楽しかったァッ!」

レッド「ああッ俺もだ!突っ込んでドラゴンクロォッ!!!」

ライター「グオォォォォォッ!」ヒュンッ!ヒュンヒュンヒュンッ!ジャキィィィンッ!!!

サカキ「受け止めて、アームハンマー連打ァァッ!」

ドサイドン「ドサァ…!ドサァッ!ドサァッ!ドッサァァァイッ!!!」ガシィッ!ブォォンッ!ブォォンッ!ブォォンッ!

ライター「グオァッ!ゴフッ…!グルゥァァツ!」ドゴォッ!バキッ!メキィッ!

サカキ「キミは私にあの頃の純粋にバトルを楽しむ心を思い出させてくれた!どうもありがとォウ!」

レッド「ハッ!礼を言うのはこっちの方だぜ!今なら言える!あの時タマムシでアンタと戦っていなかったら、俺はここまで強くなる事は出来なんだ!」

ライター「グルゥアァッ!」ブォォンッ!

ドサイドン「ドサァ…!」ドゴォッ!

サカキ「本当なれば、私はもっとキミとのバトルを楽しみたかった!」

レッド「ああ、俺もだ!だが、アンタとの長い戦いも今日で終ェだよ!飛翔しろォッ!」

ライター「グオォォォォォォッ!!!」バァッサバァッサッ!

サカキ「ッ!」

ギュオォォォォォォッッ………ぼふんっ!

ライター「グルゥ…」パァァ…

レッド「ソーラービーム」

ライター「グオオァァァァァァァァァァァァァッッッ!!!」ビィィィィィィィィムッ!!!

ギュオオォォォォォォォォオオオッ!!!

レッド「全て塵になってしまえェェェェェッッッ!!!」

サカキ「マズい…!ドリルライナーで逃げ…」

サカキ(ッ…!私は一体何を考えている…!?この状況で逃げろだと…!?漢のロマン、皆のドサイドン先生だぞ!?)

サカキ「………」チラッ

ドサイドン「ドサァ…!」コクンッ

サカキ「ふっ…そうだな。ここで逃げたらドサイドン先生に非ず!漢に非ず!アァァムハンマァァァッ!!!」

ドサイドン「ドッサアァァァァァァァァァァイッ!」ブオォォォォォォンンッ!!!

ドゴオォォォォォォッ!!!

サカキ「飛翔せよォッ!先生ェェェェェッッッ!!!」

ドサイドン「ドサアァァァァァァァァァッッッ!!!」バビョォォォォォォンッ!

レッド「尻尾のハンマーを打ち付けた反動で飛んだだと…!?」

サカキ「ドリルライナァァァッ!!!」

ドサイドン「ドサドサドサドサドッサアァァァァァッ!!!」ギュルルルルルゥゥゥッ!!!

レッド「ソーラービームに突っ込むつもりかッ!?」

ギュオォォォォォォォォォォォッッ!!!

ドサイドン「ド…ドサァ………!」グググッ………!

レッド「無駄だ!そのまま塵になれェッ!」

サカキ「いいやァッ!まだだァッ!昇華せよ、漢の浪漫!つのドリルゥゥゥッ!!!」グッ

ドサイドン「ドッサアアアァァァァァァァァァァッッッ!!!」ギュルォォォォォォォォォォォッッッ!!!

バリバリバリバリバリバリバリバリィィィッ!!!

ライター「グォッ…!?」

サカキ「魂ィィィィィィィイイイ!!!」

ドサイドン「ドサドサドサドサドッサアァァァァァッッッ!!!」ギュルォォォォォォォォォォォッッッ!!!

ぐりぐりぐりぃ……

ライター「グオッ……!」ゴフッ…ヒュンッ…

サカキ「か…勝った…!」

ガシィッ!

ドサイドン「ドサァッ!?」

サカキ「バカな!?メガシンカは解けた筈…!」

レッド「………例え翼を折られても、骨を断たれても…!」

ライター「グルゥ…!」グルンッ

ドサイドン「ドサァッ…!」グルンッ

レッド「この魂が挫けない限り、ポケモンに…漢に限界は無ェッ!!!」

ライター「グオォォォォッ!!!」グルングルングルングルングルングルンッ!!!

ドサイドン「ドサァァァ…!!!」グルグル…

レッド「地上10000mは良い眺めだろ?」

サカキ「まさか…!」

レッド「ライター!ちきゅうなげェェェッ!!!」

ライター「グオアァァァァァァァアアアッ!!!」ギュオォォォォォォォォオオオッッッ!!!

ドゴオォォォォォォォォォォォォォォオオオンッッッ!!!

しゅうぅぅぅ………

レッド「………」

サカキ「………」

ライター「グ…グルゥ………」ドサッ…

ドサイドン「ド…ドサァ…!」ムクッ

レッド「ッ…!」

ドサイドン「ドッサアァァァァイッ!」グオォッ!

サカキ「………負けたよ、ロッソ」

ゆらっ………

ドサイドン「ド……サ…」ズシィィンッ!

ライター「グルゥ…」ムクッ

レッド「………違う」

ライター「グオォォォォォォッ!!!」グオォッ!

サカキ「む?」

レッド「俺は…マサラタウンのレッドだ」フゥゥ

サカキ「ふっ…。鮮血のロッソでは無く、焔のレッド…ファイアレッドか…。それがキミの真の名か…」

レッド「悪いな、黙ってて」

サカキ「ククッ…今になってはキミには冷たい鮮血より熱い焔の方が似合っている」ポイッ

レッド「コレは…?」パシッ

サカキ「グリーンバッジ。私に勝った証だ、ロッソ…否、レッドよ」

レッド「確かに…頂戴した」グッ

サカキ「ああ…。後、私の首だったな。良いだろう。くれてやる」

レッド「………もういらん」

サカキ「む?」

レッド「前にも言ったが俺は正義の味方じゃねェ。ただ旅の邪魔をするアンタらが目障りだっただけだ」

レッド「だがもうアンタの組織はほぼ壊滅状態。ボスであるアンタは俺が倒した。もう邪魔される事も無ェだろ?」

サカキ「………確かにな」ドンッ

レッド「ッ!?」コテッ

がちゃんっ

レッド「サカキ!?アンタ、一体何を!?」ドンドンッ

サカキ「キミに勝とうが負けようが、私はこのジムごと炎の中に消えようと思っていた」

レッド「何…!?」

サカキ「私は先日のテロで多くの部下を無くした…。そのケジメをつけなければならない」

レッド「………!」

サカキ「だが最期にキミとの決着をつけたかった…」

レッド「サカキ…」

サカキ「このジムはもうじき爆発する。早く避難すると良い」

レッド「………クッ!」ダッ

サカキ「………我が永遠の好敵手(とも)、レッドよ…。キミ達と戦えた事を誇りに思う」

サカキ「すまない、ジョンパニィ、ポール、ジロー、ジャムバコタ、キュモール、ナツミ、ポピー、皆…。私も直ぐにキミ達の所へ逝こう…」フッ…

チュドオオオオオォォォォォォォォォォォォォォォォォォンッッッ!!!

ぱらっ…ぱらぱらっ………

レッド「………」フゥゥ

レッド「………しばしの間、サヨナラだ、好敵手(とも)よ」

レッド「俺も、後で逝く…」ザッ

レッド

手持ち 六匹      

リザードン  ♂  NN ライター      ハッサム ♂  NN キラ
Lv58                       Lv65
ドラゴンクロー だいもんじ         バレットパンチ つばめがえし
ソーラービーム  エアスラッシュ     シザークロス  つるぎのまい                       

ガブリアス ♀  NNフカヒレ         カビゴン ♂  NN カロリー                      
Lv56                        Lv51
ドラゴンダイブ  かわらわり         ヘビーボンバー ねむる
ストーンエッジ  りゅうせいぐん       メガトンキック  はらだいこ

ラプラス ♀  NN アーク         ルカリオ ♂  NN アーロン    
Lv49                       Lv50   
ぜったいれいど ふぶき           はどうだん ラスターカノン 
なみのり     のしかかり         れいとうパンチ   しんそく

ボックス
ライチュウ  ♂ NN ピッキー
ニドキング ♂ NN マスキオ
ガラガラ  ♂  NN ジュニア
フドウ   ♂  NN フドウ

22番道路

レッド「………出て来いよ」キキィィィ!

グリーン「………ヘイ、レッドゥ」ザッ

レッド「これはこれは…。ヤマブキでのテロで人質解放に貢献したグリーンさんじゃねェか。こんな所で何してるんだ?」フゥゥ

グリーン「テメェ…ふざけてんのか?」ギロッ

レッド「あ゛ん?」

グリーン「あん時、テメェがあの後何してたのか、ナツメを通して見てたんだよ」ガシッ

レッド「………チッ。アイツ、余計な事を…」

グリーン「お前、ポケモンタワーでも俺を先に行かせたよな?あの時もそうだったのか…?」

レッド「………」フイッ

グリーン「否定しねェんだな…」チッ

レッド「………否定する気はさらさら無ェよ」

グリーン「ッ…!」

グリーン「ムカつくんだよォッ!」ドンッ!

レッド「………」ドサッ

グリーン「何なんだよ、テメェは…。ダークヒーローのつもりか…?」

レッド「………さぁな?」フッ

グリーン「テメェ一人だけ汚れ役、背負い込んで、俺等だけ英雄扱いされてよォ…!胸糞悪いんよォッ!」

レッド「どうした、緑?何時ものふざけた外国かぶれの口調は何処行った?」

グリーン「るせェッ!ふざけてんのはテメェの方だッ!」チャキッ

レッド「む…」

グリーン「バトルだ、レッドゥ!俺はリーグに行く前にテメェの腐った性根を叩き潰す為にここで待ってたんだからなァッ!」

レッド「バトルなら受けて立ってやる。俺にとっちゃ、リベンジマッチだ」チャキッ

グリーン「形式はフルバトル!今度あんな腑抜けたバトルしたら承知しねェからなァッ!」ポーイッ

レッド「心配するな。今度は本気で行かせてもらう!」ポーイッ

マスキオ「ニィドォォッ!」ポンッ

バシャーモ「バッシャアァァァァッ!」ポンッ

レッド「ッ…!?ソイツはァ…!」

グリーン「バシャーモのヴァシャーゴだ!あの事件の後、ヤマブキで出会ったホウエンの会社の御曹司の兄ちゃんから貰ったヒヨコを進化させたんだZE!」

レッド「炎・格闘タイプか…。マスキオ、10万ボルトォッ!」

マスキオ「ニィィ…ドオォォォッ!!!」バチバチバチッ!!!

グリーン「跳べッ、ヴァシャーゴ!」

ヴァシャーゴ「バシャッ!」バビョォォォォォォンッ!

レッド「大したジャンプ力だな…!」

グリーン「俺のヴァシャーゴは凶暴だZE?ブレイズキィック!」

ヴァシャーゴ「ヴァァァァシャアァァァッ!!!」ボォォッ…ブオォォォンンッ!

レッド「受け止めろォッ!」

マスキオ「ニドオォッ!」ガシィッ!

ヴァシャーゴ「バシャァ…!」ググッ…!

マスキオ「ニドォ…!」ググッ…!

赤・緑「「にどげりィッ!」」

マスキオ「ニドォッ!ニドォッ!」ゲシゲシッ!

ヴァシャーゴ「バッシャ!バッシャ!」ゲシゲシッ!

ドゴォッ!ドゴォッ!

グリーン「やるな、レッドゥ!」

レッド「だいちのちからァッ!」

マスキオ「ニドォキィィィンッ!!!」ドゴオォォォォッ!!!

グリーン「回り込んでブレイズキィック!」

ヴァシャーゴ「ヴァシャッ!」シュバッ!

レッド「速い…!」

ヴァシャーゴ「ブァァァァッシャァッ!」ボォォッ…ブオォォォンンッ!

マスキオ「ニドオォッ!」ズサァァ!

グリーン「俺のヴァシャーゴの特性はかそく!時間が経つほどスピードが上がるZE!」

レッド「ならば動きを封じるのみ!岩盤ににどげりィッ!」

マスキオ「ニド!ドォ!」ゲシッゲシッ!

ゴゴゴゴゴ…

グリーン「コイツはァ…!」

ゴロゴロゴロォォォッ!

ヴァシャーゴ「バシャッ!?」

グリーン「懐かしい戦法じゃねェかYO!だけどこの程度ォッ!」

ヴァシャーゴ「バシャッ!バシャァッ!」シュンッシュンシュンシュンッ!

グリーン「この程度、今の俺達には一瞬位しか足止めにはならねェZE!」

レッド「今の俺達にはその一瞬で十分だ!」

マスキオ「ニドォ…!」ヌッ

ヴァシャーゴ「バシャッ!?」

レッド「どくづき…!」

マスキオ「ニィドォォッ!!!」ドクドク…ドゴォッ!

ヴァシャーゴ「ヴァァシャァアッ…!」ドクドクッ…

グリーン「ドクドクじゃねェか…!バトンタッチ!」

ヴァシャーゴ「バシャッ!」シュボンッ

レッド「チィッ…!」

グリーン「カモンッ!フ・ナッシー!」

フ・ナッシー「ヒャアァハァァァァァァッッ!!!」ポンッ

レッド「ノロマなナッシーなんて好都合!どくづきィッ!」

マスキオ「ニィィドオォォオッ!!!」ドクドクッ…ドゴォッ!

フ・ナッシー「ナッシー!」シュバッ!

レッド「ッ!?」

グリーン「BAKAめ!バトンタッチの効果でヴァシャーゴのスピードを引き継いでんだYO!」

フ・ナッシー「ヒャッハ!ヒャッハ!ヒャッハッハァァァッッ!!!」シュンッシュンッシュンッシュンッシュンッ!

レッド「ならば岩盤ににどげりィッ!」

マスキオ「ニドォッ!ニドォッ!」ゲシゲシッ!

ゴロゴロゴロォォッ!!!

グリーン「同じ手が三度も通用すると思ってんのかァッ!?サイコキネシスで落石を逆にお見舞いしてやりなァッ!」

フ・ナッシー「ナッッッシィィィィイ!!!」ピキーンッドゴォッ!ドゴォッ!ドゴォッ!

マスキオ「ニドォッ!」ヌッ

レッド「一瞬でも上に気を向けさせれば十分だっての…!どくづきィッ!」

マスキオ「ニドォッ…!?」ピキーンッ

レッド「ッ…!」

フ・ナッシー「ヌゥァシィィ…!」ギロォッ!

グリーン「バーカ!ナッシーには顔が三つあるんだYO!」

マスキオ「ニ…ニドォ…!」ググッ…!

グリーン「っしゃあ!リーフストーム!!!」

フ・ナッシー「イィィヤァァッハアァァァァァァァッッッ!!!」ビュオォォォォォッッ!!!

マスキオ「ニ…ニドオォォォォッッッ!!!」ズサァァッ!

レッド「無事か、マスキオ!」

マスキオ「ニ…ニドォ…!」グッ

グリーン「やるじゃねェの、そのニドキング!」

レッド(はてさて…どうした物か。あの三つ首は厄介だな…)

フ・ナッシー「フナフナフー!フナフナフッフゥッ!」シュンシュンシュンシュンシュンッ!

レッド「三つ首…?」ニヤッ

レッド「マスキオ!尻尾を使って飛翔しろォッ!」

マスキオ「ニィドオォォォッ!!!」ブオォォォンンッ!

ドゴオォォォォォォッ!!!

マスキオ「ニドォッ!」バビョォォォォォォンッ!

グリーン「何を考えてやがる…!?」

レッド「マスキオ!ナッシーの目の前に10万ボルトォッ!!!」

マスキオ「ニィィドオォォオッ!!!」バチバチバチィィィッ!!!

ピッカアァァァァァァァァァッッッ!!!

フ・ナッシー「ナシ…!?」マブシッ

レッド「今だ!どくづきィッ!」

マスキオ「ニィィ…ドオオォォォッッ!!!」ドクドクッ…ドゴォォッ!

グリーン「梨汁…!」

フ・ナッシー「ブシャアァァァァァァァッッッ!!!」ドクドクッ!

レッド「その三つ首、仇になったな…」フゥゥ

フ・ナッシー「ナ…シィィ………」ピクッ…ピクンッ

グリーン「良くやった、フ・ナッシー」シュボンッ

グリーン「やっぱ強ェな、レッドゥ…」チャリーンッ

レッド「ッ…!お前、ソレは…!」

グリーン「コイツは、メガコイン。キーストーンをコインに加工したモンだ。レッドゥ、この意味分かるだろ?」

グリーン「教えてやるよ!お前だけがメガシンカ出来る訳じゃねェって事をYOォッ!」ポーイッ

ケンタッキー「ピジョットオォォォォォォッ!!!」ポンッ

グリーン「バトルは勝つか負けるか表裏一体!俺が賭けるは勝利の星ィッ!」

グリーン「命、豪熱!メガシンカァッ!」チャリーンッ!

ピッカァァァァァンッ!

ケンタッキー「メガッ!ピジョットオォォォォォォォォォォウッッッ!!!」パッパラー

レッド「メガピジョット…格好良いじゃねェか…」フゥゥ

グリーン「ヒュゥー!思い出すな、前にこの場所でやったお前とのポケモン勝負!」

グリーン「俺のポケモン達はお前のポケモン達に手も足も出なかったなァ!」

レッド「あの頃とは違う…。そうだろ?」

グリーン「そりゃメガシンカした分、マシになってなきゃなァッ!でんこうせっかァッ!」

ケンタッキー「ピジョォォッ!」ゴオォォッ!

マスキオ「ニドォッ…!」ゴフッ…

レッド「10万ボルトォッ!」

マスキオ「ニィィドオォォオッ!!!」バチバチバチィィィッ!!!

ケンタッキー「ピジョオォォォッ!」ビリビリィッ!

レッド「所詮は飛行タイプだなァッ!」

グリーン「だが所詮お前もタイプ不一致ィッ!」

グリーン「ぼうふう!」

ケンタッキー「ピィジョジョジョジョォォォッッッ!!!」バッサバッサァッ!!!

ゴオオォォォォォォォォォォウッッッ!!!

レッド「コイツはマズいな…。避けろ、マスキオ!」

マスキオ「ニドォッ!」サッサッサッ

グリーン「無駄無駄無駄ァッ!」

ゴオオォォォォォォォォォォウッッッ!!!

マスキオ「ニドォッ!?」

レッド「追尾機能か…!?」

グリーン「メガピジョットの特性はノーガード!どんな攻撃も百発百中だZE!」

ゴオオォォォォォォォォォォウッッッ!!!

マスキオ「ニドオォォォォッッッ!!!」ギュオォォッ!

レッド「マスキオ!」

マスキオ「ニドォ~ニドォ~」フラフラ

グリーン「ぼうふうの追加効果で混乱させてやったZE!」

レッド「10万ボルトォッ!」

マスキオ「ニドォ~ニドォ~」フラフラ…ドゴォッ!

レッド「チィッ…!訳も分からず自分に攻撃を…!」

グリーン「トドメだ、ケンタッキー!でんこうせっかァッ!」

ケンタッキー「ピジョオォォォッ!!!」ゴォォォッ!

マスキオ「ニドォォッ!」ズサァァッ!

レッド「………」

マスキオ「ニ…ニドォ…」ピクッ…ピクンッ

グリーン「オラァッ!まずは一勝!」

レッド「良くやった、マスキオ」シュボンッ

レッド「ならば次はお前だ!ピッキー!」ポーイッ

ピッキー「ラア゛ァァイ…!」ポンッ

グリーン「あのムカつくピカチュウを進化させやがったか…。あのムカつくヤローが今じゃ顔がゴルゴ13みてェだな」

レッド「ノーガードの特性はこっちにも反映されるだろ?10万ボルトォッ!」

ピッキー「ルァァァァイ゛ヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィッ!!!

グリーン「ぼうふうで蹴散らしなァッ!」

ケンタッキー「ピィジョジョジョジョォォォッッッ!!!」バッサバッサァッ!!!

ゴオオォォォォォォォォォォウッッッ!!!

グリーン「避けられない攻撃なら相殺すればイイんだYOォッ!」

レッド「成程なァ…!」ニヤリッ

グリーン「続けてねっぷう!」

ケンタッキー「ピジョピジョトオォォォォォォウッッッ!!!」バッサバッサァッ!

ボオオォォォォォォオオオッッ!!!

ピッキー「ラア゛ァァイ…!」ググッ…

レッド「タイプ不一致でこの威力…!流石メガシンカ…!」ググッ…

パチ…パチパチパチッ…!ボオオォォォォォォォッッッ!!!

レッド「ねっぷうの影響で草むらに火が…!」

グリーン「この火災にぼうふう!」

ケンタッキー「ピジョピジョピジョオォォォォォッッッ!!!」バッサバッサァッ!

ブオオオォォォォォォォォォォォォォォォッッッ!!!

ピッキー「ラア゛ァァァァッッ!!!」

グリーン「喰らいなァッ!必殺・火災旋風!」

ピッキー「ラ…ラア゛…」ボッ…フラフラ…

レッド「混乱と火傷の両方を喰らっちまったか…!」

グリーン「トドメのでんこうせっかァッ!」

ケンタッキー「ピジョッ!」ゴォォォッ!

ピッキー「ラア゛ッ…!」メリィッ…

グリーン「ッシャアッ!」グッ

ピッキー「ラ…イ゛…」ピクッ…ピクンッ

レッド「戻れ、ピッキー…」シュボンッ

グリーン「どうだ、レッドゥ!相性を物ともしない戦術を考え出してやるのが、俺達、トレーナーの役目ってなァッ!」

レッド「………ッ!ククッ…そうだよなァ…」

レッド「行くぜ!ジュニア、特攻!」ポーイッ

ジュニア「ガラァッ!」ポンッ

グリーン「飛行タイプに地面タイプ…!でも油断はしないZE!ぼうふう!」

ケンタッキー「ピジョォッ…!」ビリビリッ

グリーン「麻痺ってるだとォッ!?」

レッド「沈みな…ストーンエッジ…」

ジュニア「ガラァ…!ガラ!ガラ!」ヒュンヒュンッ…カキンカキーンッ!

ケンタッキー「ピジョオォォッ!!!」ドゴッ!ドゴォッ!

グリーン「ケンタッキィィィイッ!!!」

ひゅぅ~~~どおぉぉんっ!

ケンタッキー「ピ…ピジョォ……」ヒュンッ…ピクッ…ピクンッ

グリーン「そうか…さっきのでんこうせっかでせいでんきを…」シュボンッ

グリーン「しゃあっ!持ち直すZE!カモンッハードガイ!」ポーイッ

ハードガイ「リッキイィィッ!」ポンッ

レッド「つるぎのまい!」

ジュニア「ガラガラァッ!」シャキーンッ!

レッド「行けッ!ボーンラッシュ!」

ジュニア「ガラァァッ!!!」ブオォォンッ!

グリーン「近づかせるかYO!ばくれつパンチィッ!四連打ァッ!」

ハードガイ「リッキィ!リッキィ!リッキィ!カイリッキィッ!」ドゴォッ!ドゴォッ!ドゴォッ!ドゴォッ!

レッド「直に喰らうな!躱せ!」

ジュニア「ガラッ!ガラッ…!」サッサッサッサッ

グリーン「いくら攻撃力を上げてもハードガイの四本の腕の前にゃ無意味だZE!」

レッド「あの四本腕やっかいだな…」

グリーン「その骨棍棒、イイな。もらうZE!ものまね!」

ハードガイ「リッキィッ!リッキィッ!」ブンブンブンッ!

レッド「どっから出したその棍棒!?」

グリーン「ハードガイの身体の一部だ!多分!イきな、ボーンラッシュ!」

ハードガイ「リッキィッ!リッキィッ!リッキィッ!リッキィ!」ブォンッブォンッブォンッブォンッ!

レッド「応戦しろ!ボーンラッシュ!」

ジュニア「ガラァッ!ガラァッ!ガラァッ!ガラァッ!」ブォンッブォンッブォンッ!

ガキンッガキンッガキンッガキィィインッ!!!

グリーン「四本腕を舐めるなYO!4×5=20連打ァッ!」

ハードガイ「リッキイヤァァァァァッ!!!」ブンブンブンブンブン!!!

ジュニア「ガラァァァッ!」ガガガガガガッ!

レッド「ジュニア!」

グリーン「ハッハー!四本腕に四本の棍棒!鬼に金棒、筋肉に棍棒だZE!」

レッド(攻撃力、体格差、リーチ、腕、棍棒…全てにおいてジュニアが不利か…)

レッド「だが勝機が無い訳では無いな…」フッ

レッド「突っ込め、ジュニア!」

ジュニア「ガラァッ!」ダッ!

グリーン「返り討ちにしちまいなハードガイ!」

ハードガイ「リッキャァッ!」ブンブンブンブンッ!

レッド「今だ!骨を地面に突き刺せ!」

ジュニア「ガラァッ!」ザクッ!ピョーンッ!

グリーン「棒高跳び!?」

レッド「空中からストーンエッジ!」

ジュニア「ガラァ…ガラッ!ガラッ!」ヒュンヒュンッ…カキンッカキーンッ!

グリーン「無駄無駄無駄無駄ァッ!」

ハードガイ「リキリキリキリッキィッ!」ガガガガガガッ!

グリーン「遠距離攻撃に変えても、ハードガイの前には意味ないZE!」

レッド「ふっ…だが足元ががら空きだ!」

ヒュンヒュンヒュンッ!バキィッ!

ハードガイ「リキャッ!?」ガクッ

ジュニア「ガラッ!」パシッ

レッド「四刀流にゃ負けるが、こっちも二刀流なんだよ」

グリーン「足を折られたか…。だがよ、こっちにも動きを封じる技だってあるんだZE!メロメロ!」

レッド「そうか…!コイツのカイリキーのメロメロは何故かオスに効くんだった…!」

ハードガイ「リッッッキィ❤」ムキッムキムキッ

ジュニア「ガラ?」キョトンッ

ハードガイ「?」キョトンッ

グリーン「?」キョトン

レッド「………ボーンラッシュ」

バキッ!ベキッ!グキッ!ゴキッ!ドガァッ!

ハードガイ「リ…リキャァ……ウホッ」ピクッ…ピクンッ

グリーン「何故だ!?どうなってやがる!?」シュボンッ

レッド「どうやらマザコンのコイツには効かなかったようだな」ナデナデ

ジュニア「ガラァッ!」エヘンッ

グリーン「このショタ野郎…!カモンッヴァシャーゴ!」ポーイッ

ヴァシャーゴ「バッシャァッ!」ポンッ

レッド「スピードで勝負ってか…!上等!骨を地面に叩きつけなァッ!」

ジュニア「ガラァッ!」ブオォォンッ!

グラグラグラッ!

ヴァシャーゴ「バシャッ…!」ググッ…

グリーン「骨棍棒で地面を揺らして疑似的にじならしを起こしやがった!なんつー力技だYO!」

レッド「今だ!ほねブーメラン!」

ジュニア「ガラァッ!ガラァッ!」ブォォンッ!ブォォンッ!

グリーン「骨を掴みとれ!」

ヴァシャーゴ「バシャッ」パシッパシッ

レッド「ッ!?」

グリーン「帰してやんなァッ!」

ヴァシャーゴ「バシャッ!バシャッ!」ブォォンッ!ブォォンッ!

レッド「キャッチボーンなら受けて立ってやる!」

ジュニア「ガラ…」スッ…

ヴァシャーゴ「バシャッ!」シュンッ!

ジュニア「ガラッ!?」ハッ

グリーン「バーカ!陽動だYO!」

ヴァシャーゴ「バァァ…シャァッ!!!」ボォォッ…ブオォォォンンッ!

ジュニア「ガラァッ!」ズサァァッ!

からんからんっ

グリーン「骨を落としたガラガラなんぞただのガキィッ!にどげりィッ!」

ヴァシャーゴ「バシャァツ!バシャァッ!」ドゴォッ!ドゴォッ!

ジュニア「ガラ…!」ゴフッ…

レッド「ッ…ジュニアァ…」

ジュニア「ガ…ラァ…」ピクッ…ピクンッ

レッド「良く頑張ったな、ジュニア」シュボンッ

グリーン「コレで並んだZE、レッドゥ!」

レッド「………光射す道と成れ!フドウ、特攻!」ポーイッ

フドウ「ゴポポッ!」ポンッ

グリーン「キングラーか!相性で来たな、レッドゥ!だがYOォ…!」

ヴァシャーゴ「バシャシャシャシャァァッ!」シャタタタタタタッ!

グリーン「このヴァシャーゴの殺人的加速に付いて来ればきゃ、相性なんて意味ないZE!」

レッド「ふっ…動かざる事、山の如し…」

フドウ「ゴポッ…!」グッ…

レッド(奴のバシャーモ…は、加速にしろ、技にしろ、足技をメインにして戦っている…。ならば足を抑えれば終ェだ…)

グリーン「殺人的加速からのにどげりを喰らいやがれェッ!」

ヴァシャーゴ「バシャァッ!」ドゴォッドゴォッッ!

ガチンッ!

ヴァシャーゴ「バシャッ!?」ググッ…

レッド「捉えた…!そのまま叩きつけろォッ!」

フドウ「ゴポォォッ!」ブオォォォンッ!

ドゴオォォォォッ!!!

ヴァシャーゴ「バシャッ…!」ゴフッ

レッド「追撃のクラブハンマァァァッ!!!」

フドウ「ゴポォォッ!」ブクブク…ブオォォンンッ!

バチバチバチイィィィッ!!!

フドウ「ゴポォッ…!」ビリビリッ!

レッド「ッ!?」

ヴァシャーゴ「バシャ…!」バチバチッ…

グリーン「かみなりパンチを応用した防御技、『雷のカーテン』、上手く決まったZE!」

レッド「かみなりパンチの電気を帯電させた前腕で防御する事で攻撃する側を麻痺状態にさせる技か…」

グリーン「これでキングラーとヴァシャーゴのスピードは圧倒的に差がついたZE!喰らいなァッ!ブレイズキィック!」

ヴァシャーゴ「ヴァァァシャッ!」ボォォッ…ブオォォォンンッ!

フドウ「ゴポッ!?」ガクッ

レッド「足払い…!?」

グリーン「にどげりで空中に蹴り上げろォッ!」

ヴァシャーゴ「バシャッバシャッ!」ドゴォッドゴォッ!

フドウ「ゴパァッ!」

グリーン「空中じゃ逃げ場無ェZE!トドメのかみなりパンチィッ!」

レッド「まだだ…!クラブハンマーで押し返せ!」

フドウ「ゴポォッ…!」ビリッ!

ヴァシャーゴ「ヴァァァァシャアァァァッ!!!」バチバチッ…ドゴォォッ!

フドウ「ゴパパパパパパ…!」ビリビリビリィッ!

レッド「フドウ…!」

フドウ「ゴ…ポポ……」ピクッ…ピクンッ

グリーン「これで逆転だZE、レッドゥ…」ニヤリッ

レッド「次はお前だ…カロリー、特攻!」ポーイッ

カロリー「カンビィッ!」ポンッ

グリーン「ヴァシャーゴ相手にカビゴンだと…!?」

グリーン(何故かくとうタイプにノーマルタイプのカビゴンだと…!?リザードンを出せば有利なのに…!?)

レッド「………」フゥゥ

グリーン「だが、あのレッドゥの事だ、油断は出来ねェ!速攻で行くZE!にどげりィッ!」

ヴァシャーゴ「ヴァシャァァッ!」ドゴォッ!

カロリー「ビゴ…」スッ…

グリーン「ッ!?」

ヴァシャーゴ「ヴァァァシャッ!」ドゴォッ!

カロリー「カビ…」スッ…

グリーン「必要最低限で躱してやがる…!?」

レッド「徐かなる事、林の如く…」フゥゥ

グリーン「ブレイズキィック!」

ヴァシャーゴ「バァァ…シャァッ!」ボォォッ…ブオォォォンンッ!

カロリー「ビンゴォッ!」ボヨヨーンッ

ヴァシャーゴ「バシャァッ!?」

レッド「カロリーの特性はあついしぼう…。ほのおタイプの技は効かない」

ガシッ!

ヴァシャーゴ「バシャッ!?」ググッ…

レッド「投げ飛ばせェッ!」

カロリー「カビカビカビカンビィィィッ!!!」ブォンッブォンッブォンッブォォンッ!

ヴァシャーゴ「ブァァシャァッ!」ズサァァッ!

レッド「潰れな!のしかかり!」

カロリー「カンビゴォォッ!!!」バビョーンッ

ズドオォォォォォォォンッ!!!

グリーン「ヴァシャーゴォッ!」

レッド「………今こそ震央と成れ、カロリー」

レッド「大地の奥義・じしん」

カロリー「ビンゴォッ」ドゴォォッ!

ヴァシャーゴ「バシャアァァァッ!!!」ガクガクガクガクガクッ!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!

グリーン「んな…!」

レッド「………」

グリーン「………」

ヴァシャーゴ「………」ググッ…

グリーン「ッ!そうだ、根性みせろよ、ヴァシャーゴ!にどげり連打ァッ!」

レッド「ッ…!?」

ヴァシャーゴ「ヴァァシャ!」ドゴォォッ!

カロリー「カンビッ?」ボヨンッ

ヴァシャーゴ「バシャバシャバシャヴァァァァシャァッ!」ドゴドゴソゴドゴドォォゴォォオッ!!!

カロリー「カンビビビビビビッ!」ボヨボヨボヨボヨボヨ!

ドゴォッ!ドゴォッ!ドゴドゴドゴドゴドゴォォォッ!!!

カロリー「カンビィィィッ!」ドゴオォォ!

レッド「………!」

グリーン「流石に腹に比べて顔面の脂肪は薄いよなァッ?かみなりパンチィッ!」

ヴァシャーゴ「ヴァァァシャァッ!」バチバチッ…ドゴォッ!

カロリー「ンビィイッ!」メリィッ…

グリーン「バチバチ燃えるZE!ブレイズキィィック!!!」

ヴァシャーゴ「バァァ…シャアァァッ!!!」ボォォッ…ブオォォォンンッ!

カロリー「ビゴオォォォッ…!」メリィィッ!

ドオオォォォォォォンッ!!!

カロリー「カン……ビィィ…」ピクッ…ピクンッ…

レッド「………」シュボンッ

グリーン「追い詰めたぜ、バカレッドゥ…。俺は残り三匹、お前は一匹…。最期のポケモンが何であろうと、この状況を覆せるもんか…」

レッド「………試してみろよ、緑。コイツの強さはテメェも知ってるだろうからよォ…」チャキッ

レッド「キラ、特攻!」ポーイッ

キラ「ハァッサァムッ!」ポンッ

グリーン「キラァッ!?お前、リザードンは入れてないのか…?」

レッド「ライターはこの間のバトルで重傷を負って、療養中だ。だが、このキラなら相手に不足は無ェだろ…?」

グリーン(確かにキラのレベルの高さは昔から知ってるが、相性的には圧倒的に有利!スピードで攪乱して確実に仕留める!)

グリーン「駆けろ、ヴァシャーゴォ!」

ヴァシャーゴ「バシャァッ!」タッタッタッ!

レッド「キラ!」

キラ「ハァッ!」シュタタタタッ!

ヴァシャーゴ「バシャッ!?」

グリーン「加速しているヴァシャーゴと同速!?いや、それ以上のスピードだと!?」

レッド「つばめがえし!」

キラ「ハァッサムッ!」

ザシュッ!

ヴァシャーゴ「バシャ…モォ…」ドサッ…

グリーン「何でキラの方がヴァシャーゴよりスピードが…」シュボンッ

レッド「カロリーののしかかりで麻痺したのさ」

グリーン「それだけなのか…?」チャキッ…

グリーン「だけどコイツはどうかなァッ!?カモンッMrフー!」ポーイッ

Mrフー「フゥゥ…」ポンッ

レッド「フーディンか…」

グリーン「相性は悪いが、スピードなら負けはしないZE!」

グリーン「喰らえッ!シャドーボール!」

Mrフー「フゥゥウッ!」ボォウッ!

レッド「切り裂け、シザークロス!」

キラ「ハァッ!」ザシュッ!ザシュッ!

グリーン「ヒュゥー!やるじゃねェか!だったらコイツはどうだァッ!」

Mrフー「フゥゥゥ…」ピキーンッ

ゴゴゴゴゴゴッ…

レッド「ほお…」フゥゥ

グリーン「Mrフーのエスパー技はフ・ナッシーより凄いんだZE!お前がどかどか落とした落石を全部喰らわせてやるYO!」

Mrフー「フフフフゥ!」ドゴゴゴゴゴゴゴッ!

レッド「………」フゥゥ

レッド「この程度か?」

グリーン「何ッ!?」

レッド「こんな技…奴のロックブラストの方が凄まじい弾幕だったぜ!つるぎのまい!」

キラ「ハァッ!ハァッ!ハァッ!ハァァァァッ!」ジャキンッ!

ガキンッガキンッガキンッガキンッ!

グリーン「ウソだろ…!?つるぎのまいで全て捌きやがった…!」

レッド「余所見してる場合か…?」

キラ「ハッ!」シュンッ!

グリーン「ッ!」ハッ

レッド「切り刻め!シザークロス!」

ザシュッ!ザシュッ!

Mrフー「フ……ディ……」ゴフッ…

グリーン「クソッ…!」シュボンッ

レッド「これで一対一、だな」ニヤッ

グリーン(コイツ、キラ一体だけで三対一から追いつきやがった…!)

グリーン「俺の最後のポケモン…ソイツは勿論コイツだァッ!」ポーイッ

マネー「ガメエェェェッ!!!」ポンッ

レッド「カメックス…」

グリーン「マネーは俺のパーティの中でも最強のポケモンだ…。コイツでお前を叩き潰してやるYO…」

レッド「ならば叩き潰される前に斬る…!」チャキッ

グリーン「煙管にキーストーン…!来るか…!」

レッド「我らが魂、真っ赤に燃える!勝利を掴めと轟き叫ぶ!」

レッド「命、爆熱ッ!メガシンカァッ!」シャキーンッ

ピッカァァァァァンッ!

キラ「メガッ!ハッサアァァァムッ!!!」パッパラー

グリーン「マネー!こうそくスピン!」

マネー「ガァメメメメメェッ!」ギュルルルルルゥゥゥッ!!!

レッド「弾け、キラ!」

キラ「ハァッ!」ガキィィィンッ!

マネー「ガメェッ…!」ズサァァ!

グリーン「チィッ…!やっぱ効かねえか…」

レッド「イヤ…良い威力だ…!」

グリーン「片手で弾いておいて何を!」

レッド「今度はコッチから行くぞ!バレットパンチィッ!」

グリーン「させるかYO!ハイドロポンプだァッ!」

マネー「ガメェッ!ガメェェッ!」ドバババババッ!

レッド「無駄だァッ!」

キラ「ハァァァッサムッ!!!」シュンシュンシュンッ…ドゴォォッ!

ドオォォォォォォォンッ!!!

しゅぅぅぅ~~…

レッド「………」

キラ「………」シュゥゥ…

マネー「………」メリィ…

グリーン「俺のマネーはその程度では倒れねェッ!」

レッド「離れろ、キラ!」

グリーン「ハイドロポンプッ!」

マネー「ガメェッ!ガァメエェェェッ!」ドババッ!ドバババッバッ!

キラ「ハァァッ!」ズサァァッ!

グリーン「追撃のはどうどぅぁぁんっ!」

マネー「ガァメガァメェ…ガァッ!」ゴォォウッ!

キラ「ハァァ…!」ググッ…

グリーン「耐えたか…!」

レッド「イヤ、メガシンカしたキラにこれ程のダメージ…最強の名は伊達じゃないか…」

グリーン「アリガトYO!だったらもっと凄いの見せてやるZE!あまごい!」

マネー「ガメェ…」パァァァ

ザアァァァァァァァアァ!!!

レッド「………煙管の火が消えるだろ」

グリーン「威力の上がったハイドロポンプの威力を思い知れェッ!」

マネー「ガメエェェェッ!!!」ドヴァアァァァァァァァッッ!!!

レッド「ッ!躱せェッ!」

キラ「ハッ!」サッ!

ドガガガガガガガガガガッ!!!

レッド「地面が抉れやがった…」

グリーン「オイ、レッドゥ!テメェは何時からそんな風になっちまったんだよ!」

レッド「何…?」ピクッ

グリーン「いくらロケット団みたいなド外道な連中相手だからって、あんなやり方しかなかったのかァッ!?」

レッド「………」

グリーン「俺はなァッ!他人が裏で手を汚して押し付けられた名誉も栄光もまっぴら御免蒙るぜェッ!」

グリーン「それがダチでライバルのお前だったら尚更だァッ!」

レッド「………」

マネー「ガメェッ!ガメエェェェッ!!!」ドヴァァッ!ドヴァァァァァァッ!!!

キラ「ハァァッ!」サッサッ

グリーン「今のテメェはァッ俺がブッ潰して昔のクソ生意気だけど、はぐれたポケモンを助け、強く育てたお前に戻してやるよォッ!」

レッド「………砲門にバレットパンチィッ!」

キラ「ハァァァッ!」シュンッ…ドゴォッ!

バキィッ!

マネー「ガメェッ…!?」

グリーン「マネー!?」

レッド「さらに左の砲門もだァッ!」

キラ「ファァァッサムッ!」シュンッ…ドゴォォッ!

バキィィッ!

グリーン「ハイドロキャノンが…!これじゃあハイドロポンプもはどうだんも出せねェッ!」

レッド「これで終ェだよ…シザークロス!」

ザシュッ!ザシュッ!

マネー「ガァ……!」ズシィィンッ!

レッド「俺の生き様は昔から変わってねェよ…。お前の姉さんに童貞奪われたアノ時からちっともな…」

グリーン「なん…だ…と……?」

レッド「俺は俺がやってきた事を後悔はしていない。後戻りもする気も無いし、そんな事が許される筈も無ェ…」

レッド「だから…大人の漢…ハードボイルドらしくケジメはつけるつもりさ…」シュボンッ

レッド「俺がチャンピオンになった後でな…」フゥゥ

グリーン「………ケッ。チャンピオンになるのは俺だっての」シュボンッ

レッド「フッ…」

グリーン「俺がテメェより先にチャンピオンになってお前を今度こそ叩き潰して、俺の子分にしてやる!」

グリーン「そん時は昔みたいに俺等とマサラタウンでバカさせてやるYO!」

レッド「ククッ…やってみろよ、緑」

グリーン「やってやるYO!俺は一足先にポケモンリーグに行ってるZE!」ポーイッ

ケンタッキー「ピジョォォォッ!」バビョーンッ

グリーン「早く来いよ、赤ァッ!」バビョーンッ

レッド「………」フッ

レッド

手持ち 六匹      

ハッサム  ♂  NN キラ       ライチュウ ♂  NN ピッキー
Lv66                       Lv50
バレットパンチ つばめがえし      10万ボルト くさむすび 

シザークロス   つるぎのまい     でんこうせっか ちょうはつ                 

ガラガラ ♂  NN  ジュニア      カビゴン ♂  NN カロリー                       
Lv52                       Lv51
ほねブーメラン  ボーンラッシュ     ヘビーボンバー ねむる
ストーンエッジ  つるぎのまい      のしかかり  じしん

ニドキング ♂  NN マスキオ       キングラー ♂  NN フドウ    
Lv53                       Lv50   
どくづき  だいちのちから          クラブハンマー たたきつける 
10万ボルト   にどげり           マッドショット  がんせきふうじ

ボックス
リザードン ♂ NN ライター
ガブリアス ♀ NN フカヒレ
ラプラス  ♀  NN アーク
ルカリオ  ♂  NN アーロン

セキエイ高原

ブロロロォォォン!ブロロロォォォン!キキイィィィィイッ!!!

レッド「ここが…ポケモンリーグ…」

「そう、カントーのポケモンリーグ本部…。ジムバッジを八個集めた者だけが辿り着ける、トレーナーの聖地よ」

レッド「姐さん…。来てたのか…」

シロナ「よくここまで辿り着けたわね、レッドくん。最後のジムリーダー、強かったでしょ?」

レッド「ああ、とんでもないバケモノだったよ」

シロナ「まあ、つもる話もあるでしょうし、中で話しましょ?」

シロナ「チャンピオンになるには、ここのポケモンリーグに君臨する四人のトレーナー、四天王を倒さなければならないの」

レッド「ああ。それは有名だからな」

シロナ「四天王との戦いは基本は三対三のシングルバトルよ。四天王との連戦は回復は出来ても、ポケモンの入れ替えは出来ないわ。ベストメンバーで挑まなければね」

レッド「そして四天王を倒した先には、チャンピオン…」

シロナ「ええ、キミより前に来て、四天王を倒したトレーナーが今のチャンピオンに君臨しているわ」

レッド「奴…だろうな…」フゥゥ

シロナ「燃えてきた?」

レッド「フッ…。言わずとな…」

レッド「ククッ…。俺の肉、血潮、魂が疼く…。俺の血肉を噛み千切り、俺の魂をブチ壊せるバケモノ共が待っている…!」ゾクゾク…

シロナ「レッドくん…キミ…何だか…」

レッド「姐さんが教えてくれた事、ちゃんと覚えてるぜ?バトルは楽しめ、だろ?」

シロナ「そう…それなら良いのだけど…」

「あ、レッド!久しぶり!」タッタッ

レッド「コルニ…お前も来てたのか」

コルニ「うん、ちょっとね」

シロナ「コルニちゃんもポケモンリーグに挑戦するの?」

コルニ「ううん、私は応援、かな」

レッド「そうか…」

コルニ「あ、そうだ。レッドに会ったら渡そうと思ってた物があるの!」スッ

レッド「コイツは…」

コルニ「きっとレッドの役に立つと思うの!良かったら使って!」

レッド「ああ、有難く使わせてもらうぜ」グッ

コルニ「うんっ!」ニパッ

レッド「………」ピッピッ…

シロナ「メンバーは決まった?」

レッド「ああ、ばっちしだ」

シロナ「そう…。じゃあ頑張ってね、レッドくん」チュッ

コルニ「ッ!?///」

レッド「………姐さん、俺にはもう…」

シロナ「あら。唇じゃなかったらノーカンじゃない?」

コルニ「そう言う問題なの…?」

シロナ「お師匠様から愛弟子への最後の餞別よ。有難く受け取りなさい」

レッド「ま、そう言う事にしておくさ…」ポーイッ

ライター「グオォォォッ!」ポンッ

レッド「ライター、火」

ライター「グオォッ!」ゴオォォォォォォッ!!!

レッド「………ふぅ」プクプク

レッド「………さて、最期の戦と洒落込もうとしますかね」フゥゥ

警備員「バッジを確認させてもらいます」ザッ

レッド「………」スッ

警備員「………確認しました。どうぞお通り下さい」サッ

レッド「………」カツーンッ…カツーンッ…

シロナ「じゃあ私たちは特等席で観戦しましょ」

コルニ「特等席なんてあるんですかっ?」

シロナ「一応私も他所だけど、チャンピオンですもの。職権乱用って奴よ」

コルニ「わお…」

レッド「チャレンジャーのマサラタウンのレッド、参上仕った。四天王、出て来な」ザッ

ガチャンッ!

謎のメガネボイン「ポケモンリーグへ、ようこそ」ボインッ

レッド「フッ…。エロいねーちゃんが出てきたじゃねェか」

シロナ「これは深刻なキャラ被りね…。エロいお姉さんのメインキャラは私だけで良いのに…」

コルニ「えーと…他にもお姉さんキャラ居たと思うけど…」

カンナ「お褒めに頂き光栄だわ。私は四天王のカンナ。氷タイプのポケモンを使わせたら右に出るものはいないわ」

カンナ「キミの事はよーく知ってるわ。マサラタウンのレッドくん。一か月前のシルフカンパニーの事件を裏で暗躍し、解決した少年…」

レッド「………」

カンナ「フフッ…やっぱり実物はカワイイ顔してるわね…」シュバッ

レッド(速い…!)

レッド「漢としてはあまり嬉しくねェがな…」

カンナ「顔に反して中々ナマイキ…。食べちゃいたいわぁ…///」ペロッ

レッド「ククッ…。それは魅力的なお誘いだが遠慮させてもらおう。先約が居るんでな」フゥゥ

カンナ「あら、残念」

カンナ「じゃあこうしましょ?私が勝負に勝てたらキミのアレ、頂いて貰って良いかしら?」

カンナ「私、負けた可愛いショタをアレ以外氷漬けにして食べちゃうのだーい好きなの…」ジュルリッ

レッド「良いぜ。ただしおねーさんが勝てたらな」チャキッ

シロナ「今の彼女の発言で大半のトレーナーなら戦意喪失していたわ…。かつてのレッドくんなら勝敗関係なくヤっちゃってたかもだけど…」

シロナ「でも、今のレッドくんには彼女との約束があるもの。揺るがないわね…」

コルニ「………」

カンナ「イイわぁ…。後で氷漬けにして食べちゃうからね…!行きなさい!パルシェン!」ポーイッ

パルシェン「パルパルゥ!」ポンッ

レッド「夢の国からの使者!ピッキー、特攻!」ポーイッ

ピッキー「ラア゛ァァァイ゛…!」ポンッ

コルニ「最初はライチュウ対パルシェン!」

シロナ「相性的にはレッドくんが有利ね…。でも相手は四天王…。相性だけでは勝敗は分からない」

レッド「疾き事、風の如く!先手必勝だ!10万ボルトォッ!」

ピッキー「ルァァァァアイ゛ヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィィッ!

カンナ「まもるよ、パルシェン!」

パルシェン「パルゥッ!」ガコンッ!

レッド「チィッ…!ならば、ちょうはつだ!」

ピッキー「ラ゛アァァイ゛…?」クイクイッ

パルシェン「パルゥッ!」ムキー!

コルニ「上手い!これでパルシェンは補助技は使えない!」

シロナ「これで電気技を喰らわせる事が出来れば、特防の低いパルシェンなら落ちる筈…。だけど…」

カンナ「イイわ、挑発に乗ってアゲル…!つららばり!」

パルシェン「パル!パル!パル!」クパァ…ドシュッ!ドシュッ!ドシュッ!ドシュッ!ドシュッ!

ピッキー「ラア゛ァ…!」グサッグサッ…ガクッ…

レッド「ピッキー!」

コルニ「ピンポイントで膝に…!」

シロナ「何て正確無比な射撃…。流石は四天王のポケモンね…」

カンナ「これで動きは鈍ったわ!ハイドロポンプ!」

パルシェン「パルゥゥアァァッッ!!!」ドバババババッ!

ピッキー「ラア゛ァァァッ!」ドンッ!

カンナ「続けてイクわよ!つららばりィ!」

パルシェン「パル!パル!」ドシュッ!ドシュッ!

グサッ!グサッ!

ピッキー「ラア゛ァァァァッ!」

カンナ「まずは両手…」

パルシェン「パル!パル!」ドシュッ!ドシュッ!

グサッ!グサッ!

ピッキー「ラア゛ァッ!ラア゛ァァッ!」

カンナ「両足…」

レッド「………!」

コルニ「ああ…!ライチュウが貼り付けに…!」

カンナ「そして…最後に脳天を狙えば、そのライチュウはお終いよ…」ジュルリッ…

レッド「そうか…。じゃあしっかり狙ってみな。コイツの脳天に…」

ピッキー「ラア゛ァァイ゛…!」ニヤリッ

カンナ「バカな子…」

パルシェン「パルッ!」ドシュッ!

グサッ!

コルニ「あぁ…!」

シロナ「………!」

レッド「………」フッ

カンナ「………!?」

しゅるる…

ピッキー「ラア゛ァァイ゛…!」ニヤリッ

コルニ「くさむすびの蔦を額に…!」

シロナ「簡易ヘッドギアね…」

カンナ「やるじゃない…!」

しゅるるるっバキンッ!バキンッ!

ピッキー「ラア゛ァァイ゛ッ!」スタッ

レッド「今度は奴にくさむすびだ!」

ピッキー「ラア゛!」スッ

しゅるるるるるっ…!

パルシェン「パルゥ…!」ク…クパァ…

カンナ「くさむすびで無理矢理パルシェンの貝をこじ開けて…!」

レッド「最後はむき出しの脳天を狙えば、そのパルシェンは終ェだよ…。10万ボルトォッ!」

ピッキー「ルア゛ァァァイ゛ヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィィッ!!!

パルシェン「パルパルパァァァァッ!!!」ビリビリビリィッ!

カンナ「パルシェン!」

パルシェン「パ…ルル…」ピクッ…ピクンッ…

コルニ「凄い!くさむすびにこんな使い方があるなんて!」

シロナ「レッドくんのピッキー、もう草タイプと同じくらいくさむすびを上手く使えるようになったのね…」

カンナ「やるわね…!じゃあ次はこの子よ!行きなさい、ルージュラ!」ポーイッ

ルージュラ「ルージュラ」ポンッ

レッド「ルージュラ…やはり氷タイプか…」

カンナ「今からキミにスゴイ物を魅せてアゲル…!あられ!」

ルージュラ「ジュラジュラ」フリフリッ

パラッ…パラパラパラ…

コルニ「アレ?何で今回はちょうはつを使わなかったのかな?」

シロナ「それは、ルージュラの特性が『どんかん』だからよ。『どんかん』はメロメロ状態だけでなく、挑発に乗ることもないの」

レッド「ちょうはつも使えないし、この視界の悪さ…。面倒だな…」

カンナ「ルージュラ、れいとうビーム!」

ルージュラ「ジュラジュラァ!」ビィィィムッ!

レッド「10万ボルトで相殺しろ!」

ピッキー「ルア゛ァァァァイ゛ヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィィッ

カンナ「フフッ…」ニヤリッ

ビイィィィィムッ!!!

ピッキー「ラア゛ァッ!?」パキパキッ…!

コルニ「別の方向かられいとうビーム!?」

シロナ「アレは…!」

ルージュラ「ジュラジュラァ…」

ルージュラ2「ルージュラァ…」

レッド「ルージュラが、二体だと…!?」

レッド「どうなってやがる…!?」

コルニ「まさか、かげぶんしん…?」

シロナ「いえ…。かげぶんしんのれいとうビームなら当たらない筈よ」

カンナ「喰らいなさい!ダブルあくまのキッス!」

ルージュラ「ルージュゥゥゥゥウ!」ブチュウゥゥゥゥ

ルージュラ2「ルージュゥゥゥゥウ!」ブチュウゥゥゥ

ピッキー「ラ゛…!イ゛……ヂュ……」ウトウト…

レッド「ピッキー!」

カンナ「アハハッ…!イイわぁ…そのディープキス…///興奮しちゃう…///」

ピッキー「ルア゛ァァァ…」グオォォォ…

レッド「キスの跡が両頬に付いている…。実態があるって事はかげぶんしんでは無いのは確かだな…」

レッド「………片方が凍傷している?」

シロナ「………!成程、そう言う事ね…」

コルニ「シロナさん、アレの正体が分かったんですか?」

シロナ「ええ。ポイントはルージュラのタイプね」

コルニ「?」キョトンッ

シロナ「レッドくんは正体に気付いたみたいね…」

レッド「一回戻れ、ピッキー」シュボンッ

カンナ「あら、戻しちゃうの?」

レッド「キラ、特攻!」ポーイッ

キラ「ハァッサム!」ポンッ

カンナ「イケメンさんねぇ。食べちゃいなさい、ルージュラズ!」

ルージュラ「ジュラァァ!」ブチュウゥゥゥ

ルージュラ2「ジュラアァァ!」ブチュウゥゥゥ

コルニ「このままじゃあ、また眠らされる!」

レッド「キラ!動きが遅い奴が本物だ!バレットパンチィッ!」

キラ「ハァァッサム!」シュンッ…ドゴォォッ!

ルージュラ「ジュラアァァッ!」ズサァァッ!

カンナ「しまった…!」

ルージュラ「ジュ…ジュラァァ…」ピクッ…ピクンッ…

ルージュラ2「」ピタッ…

コルニ「片方のルージュラの動きが止まった!」

シロナ「アレがもう一体のルージュラの正体よ」

ルージュラ2「」キラッ…キラキラ…

コルニ「氷像…?」

カンナ「こんなに早く気付いたのはキミが初めてよ」シュボンッ

レッド「ピッキーに付けられたキス跡の片方が凍傷していた事で、片方が氷で出来たルージュラったのは直ぐ気付きたさ」

レッド「れいとうビームで創り出したルージュラをエスパー技で操り、如何にもルージュラが二体居るように見せかけた」

レッド「流石に本物はサイコキネシスしながらだと、動きが遅れちまうみてェだがな」

カンナ「フフッ…予想以上よ、レッドくん…。ますますキミが欲しくなったわ…」ジュルリッ…

シロナ「前言撤回するわ。やっぱり私に似てない。私、あんな痴女じゃない」

コルニ「え?何だかんだそっくりだと思いましたけど…?」

カンナ「でも流石にこれ以上は四天王としての面目に関わるわね…。本気でイクわよ…!」キッ

レッド「来な…。アンタの本気、受け止めてやるよ。お姉様…!」

カンナ「嬉しいわ…!行きなさい、ラプラス!」ポーイッ

ラプラス「ラプゥゥッ!」ポンッ

レッド「ラプラス、か…!」

シロナ「レッドくんにもラプラスのアークが居る…。ラプラスの特徴なら彼も分かってる筈ね…」

レッド「疾き事、風の如く!バレットパンチィッ!」

キラ「ハァァァッサム!」シュンッ…ドゴォォッ!

ラプラス「プラァッ!」ズサァァッ!

カンナ「ヤりなさい、ラプラス!フィールドにぜったいれいど!」

レッド「ッ!」

シロナ「まさか…!」ガタッ

ラプラス「ラアァァァァァァ………!」パキッ…パキパキパキッ…

パキ…パキパキパキパキ…!

コルニ「フィールドが氷に包まれた…!」

シロナ「絶対氷域…」

カンナ「それだけではないわよ!さらに力を錬るのよ、ラプラス!」

ラプラス「プラァァァ…!」ピキーンッ

ゴゴゴゴゴゴッ…!

レッド「フィールドがさらに形を変えて…」

カンナ「ようこそ…『鏡の氷城』へ…」

コルニ「フィールドどころか、部屋全体が氷に包まれて、鏡みたいに…」

カンナ「精々惑わされるとイイわ…」

ラプラス「ラプッ!」

ラプラス「ラプッ!」

ラプラス「ラプッ!」

ラプラス「ラプッ!」

ラプラス『ラプラプラプッ!』ズラァァァァァ

キラ「ハァッ!?」

レッド「コイツはァ…!」

シロナ「無数の鏡の様に反射する氷に囲まれて出来た万華鏡ね…」

コルニ「ラプラスが一、二、三、四………ダメだ、眠っちゃいそう」

カンナ「万華鏡に写る数多のラプラスの中、本物を見つける事なんて不可能よ!」

レッド「………八時の方角のラプラスにつばめがえし!」

キラ「ハァァッサム!」ザシュッ!

バリイィィィィィンッ!

カンナ「残念、ハズレよ!ふぶき!」

ラプラス「プラアアァァァァァァ!!!」ビュオォォォォォッッ!!!

キラ「ハッ…!」ピキッ…ピキピキピキッ…

レッド「キラ!」

カンナ「そのハッサム、相当なレベルって事は見ただけで分かるわ。でもね、凍っちゃったら幾らレベルが高くても、身動きも出来ないわよ!」

カンナ「ハイドロポンプ連射ァッ!」

ラプラス「ラプゥゥッ!ラプゥゥッ!ラプゥゥゥゥッ!!!」ドババッ!ドバババッバッ!ドバババババババッ!

レッド「………」グッ…

キラ「………」ドサッ…

シロナ「レッドくんのアークの絶対氷域の効果に万華鏡によるセルフかげぶんしん…。この氷城…完全に絶対氷域の上位互換ね…」

レッド「もう一度だ、ピッキー!」ポーイッ

ピッキー「ラア゛ァァ…」グオォォォォ…

カンナ「凍らせても良かったのだけど、もう眠ってちゃあねぇ…」

レッド「………」スッ…

ぴ~ひゃらぴ~ひゃらっぱっぱっぱらぱ~♪

ピッキー「ラ…?」ハッ

レッド「フッ…。誰が眠ってるって?」

カンナ「クッ…」

コルニ「あの笛って何なんですか、シロナさん?」

シロナ「アレはポケモンの笛。眠ってるポケモンを無理矢理起こす笛よ」

コルニ「せこい…」

カンナ「起きた所で、本物のラプラスが分からなければ、無意味よ!ふぶき!」

ラプラス「ラプラアァァァ!!!」ビュオォォォォォッッ!!!

ピッキー「ラァ゛…!」ググッ…

レッド「ふぶきの風上に10万ボルトォ!」

ピッキー「ルア゛ァァァアイ゛ヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィィッ

ラプラス「ラプラアァァァッ!」ビリビリビリィッ!

コルニ「当たった!」

レッド「攻撃してくる場所させ分かれば、居場所ぐらい分かるんだよ!」

シロナ「効果は抜群ね」

カンナ「電気技を喰らったくらいで…!フィールド全体にハイドロポンプ!」

ラプラス「ラプラアァァァッ!」ドババッ!ドバババッバッ!ドバババババババッ!

ピッキー「ラァッ!?」ビチャビチャッ

ラプラス「ラプゥ♪」ビチャビチャッ

レッド「ラプラスの特性、『ちょすい』か…」

カンナ「フィールドが水浸しになれば、常にちょすいの効果は得られる…!回復もバッチシなのよ!」

レッド「もう一発、10万ボルトォッ!」

ピッキー「ルア゛ァァァアイヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィィッ!!!

バリイィィィィィンッ!

カンナ「残念ね、今度は氷の鏡に映った虚像よ!ふぶき!」

ラプラス「プラアアァァァァァァ!!!」ビュオォォォォォッッ!!!

ピッキー「ラ…イ゛ィ……」ピキッ…ピキピキピキッ…

カンナ「やっぱり濡らした後はよく凍るわねぇ…」クスクスッ

シロナ「これ以上はピッキーも動けないわね…」

レッド「良くやった。十分に仕事はした…」シュボンッ

カンナ「どう?四天王の実力は?」

レッド「流石だな。俺以上にラプラスを使いこなしてやがる。伊達に氷のエキスパートじゃねェな。惚れ惚れするぜ」フゥゥ

カンナ「フフッ…。じゃあ諦めて私の性奴隷にならない?」

レッド「言っただろ?俺には先約があるんだよ。約束を違える訳にゃいかねェなァ…」

カンナ「強気ねェ…。でもどんなに強いポケモンを出しても、凍ったらどうしようもないわよ?」

レッド「心配いらねェよ。もう下準備はすんだ。凍る暇もねェよ」ポーイッ

ライター「グオォォォォッ!」ポンッ

カンナ「炎タイプ…!」

レッド「忠告する。爆風に気を付けな。だいもんじ」

ライター「グオォォォォォッ!!!」ボオォォォォォォッ!!!

カンナ「えっ………?」

チュドォォォォォォォォォォォォォォンッッッ!!!

コルニ「えっ!?何でいきなり爆発ゥッ!?」

シロナ「水素爆発…。水浸しになったフィールドにピッキーの10万ボルトで水が電気分解され水素が発生し、ライターの炎で着火したのね…」

レッド「こんな爆発じゃあ本物も虚像も関係無ェよな」フゥゥ

ラプラス「ラ…プゥゥ………」ピクッ…ピクンッ…

カンナ「ラプラス…」

コルニ「三対目のポケモンが倒れたって事は…!」

シロナ「レッドくんの勝ちね」

カンナ「負けたわ、レッドくん…。キミを食べれないのは残念だったけど…」

レッド「いや、アンタが俺ともっと早く出会っていたら、ヤる事ぐらいは出来ただろうよ」

カンナ「そう…。やっぱり私も1の島に行けば良かったわ…」

レッド「1の島だと…?どう謂う意味だ?」

カンナ「次の部屋に行けば分かるわ。頑張ってね」

レッド「ああ…」スタスタ…

カンナ「ハァ…」ウズッ…

シロナ「フフッ…。残念だったわね」スタッ

カンナ「アナタは…。さっきのバトル見てたのね…」

シロナ「落ち込んでいる貴方にイイものあげちゃおうかしら」スッ

カンナ「コレは…?」

シロナ「レッドくんのハメ撮り映像よ♪」フフッ

コルニ「何してるんだろ、この人は…」

レッド「チャレンジャーのマサラタウンのレッド、参上仕った。四天王、出て来な」ザッ

ガチャンッ!

謎のマッチョメン「………待っていたぞ、マサラタウンのレッド」

レッド「アンタは確か…」

シバ「俺の名は、シバ。ともしび温泉以来か…」

レッド「まさか本当に再び会うとはな…」

シバ「これも運命か…」

コルニ「レッド、あのシバさんと会った事あったんだ…」

シロナ「あら。コルニちゃんも彼の事を知ってたの?」

コルニ「当然ですよ!格闘使いでシバさんを知らない人はいませんって!」

レッド「初めて会った時から感じていた、アンタから伝わる闘気…。四天王だったとわな…」

シバ「フッ…多くは語らぬ。後は拳が語ってくれよう」ジャランッ…

レッド「ヌンチャクの先にモンスターボール…」チャキッ

シバ「俺達のスーパーパワー受けてみよ!ウー!ハー!」ブオォォォンンッ!

イワーク「イワアァァァクッ!」ポンッ

レッド「ピッキー、特攻!」ポーイッ

ピッキー「ラア゛ァァァイ゛…!」ポンッ

コルニ「うわっ…!いきなり相性最悪…」

レッド「だけど、イワークを出して来た後に、ピッキーを出したって事は、考えがあっての筈よ」

レッド「でんこうせっかで攪乱しろ!」

ピッキー「ラァ゛ァァイ゛ッ!」シュタタタタタッ!

シバ「ロックカットだ!」

イワーク「イワァッ!」ジャキンジャキンッ

シバ「すてみタックル!」

イワーク「イワアァァァクッ!」ゴオォォォウッ!!!

ピッキー「ラア゛ァァッ…!」ドゴオォォ!

レッド「くさむすびで捕えろ!」

ピッキー「ラ!」スッ

しゅるるるるるっ…!

シバ「あなをほるで躱すのだ!」

イワーク「イワアァ!」ギュルルルルゥッッ!

コルニ「岩タイプなのに速い…!」

シロナ「元々、イワークは岩タイプの中でもそんなに遅いポケモンじゃない…。それに加え、ロックカットで素早さを上げている…」

レッド「………」フゥゥ

ゴゴゴゴッ…

レッド「跳べ、ピッキー!」

ピッキー「ラア゛ァァイ゛ッ!」バビョーンッ

ドゴォォッ!

イワーク「イワァッ!?」

レッド「俺にあなをほるは効かん…!」

レッド「くさむすび…!」

しゅるるるるるっ…ガチィィッ!

イワーク「イワアァァ…!」ギチッ…ギチギチ…

レッド「沈め…!」

ドオォォォォォォォォンッ!!!

コルニ「えっ?一体どういう事?」

シロナ「恐らくレッドくんは、フィールドの音や振動でイワークが出てくる場所やタイミングを読み取ったのよ」

シロナ「私はそんな技術を教えてはいない…・フフッ…一体どこの誰が私のレッドくんに教え込んだのかしら…?」

レッド「やったか…?」

ブオォォォォォンッ!!!

ピッキー「ラア゛ァァァッ!」ズサァァッ!

レッド「ッ!?」

イワーク「イワァァ…!」ムクッ…

シバ「俺のイワークには進化の輝石を持たせてある…。弱点を突いたくらいで倒せるとは思わない事だな…」

ピッキー「ラァ゛…!」ググッ…

シバ「まだ動けたか…」

レッド「俺のピッキーを舐めるなよ…!10万ボルトォッ!」

ピッキー「ルア゛ァァァイ゛ヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィィッ!!!

コルニ「ええっ!?イワークに10万ボルトォッ!?」

シロナ「違う…!レッドくんの狙いは…!」

ドオォォンッ!ガラガラガラァッ!!!

イワーク「イワァッ!?」

シバ「天井か…!」

ドオォォォォォォォォンッ!!!

イワーク「イ…ワァ……」ピクッ…ピクンッ…

シバ「やりおる…」

コルニ「何でくさむすびを耐える程のイワークが瓦礫なんかで…?」

シロナ「幾ら進化の輝石を持たせていたとしても、さっきのくさむすびのダメージは大きかった筈…」

シロナ「それに、動けないと思っていた相手が動いたことや、効果が無い筈の電気技を使ってきた事で油断した結果ね…」

シバ「俺とした事が、電気タイプと油断した」シュボンッ

シバ「次はお前だ!ウー!ハー!」ブオォォォンッ!

サワムラー「沢村!」ポンッ

コルニ「サワムラー!ついに格闘タイプがキター!」

レッド「地面タイプでなければ、思いっきり行かせてもらう!10万ボルトォッ!」

ピッキー「ルア゛ァァァァイ゛…!」

シバ「遅い!ロォーキィック!」

サワムラー「サワァッ!」ゲシィッ!

ピッキー「ラァ゛ッ!」コテッ

シロナ「早いわね、あのサワムラー…」

シバ「俺のサワムラーは素早さを極限まで鍛えている…」

レッド「そっちがスピードならば、こっちもスピードだ!でんこうせっかァッ!」

ピッキー「ラア゛ァ…!」ガクッ…

コルニ「さっきのローキックで足にダメージを…!」

レッド「ならばくさむすびで動きを止める!」

ピッキー「ラ…」スッ…

シバ「だから遅いと言っているのだァッ!とびひざげりィッ!」

サワムラー「サァァワムラァァッ!」シュンッ…ドゴォォッ!

ピッキー「ラア゛ァ…!」バキィッ…!ゴフッ…

シロナ「あの音…肋骨でも折れたかしら…」

シバ「そのまま上空に蹴り上げろ!」

サワムラー「サワァッ!」ブオォォォンッ!

シバ「そのまま追撃のイン…ファイトォウッ!」

サワムラー「サワワワワワワワワワァッ!!!」ゲシゲシゲシゲシゲシゲシゲシィッ!!!

ピッキー「ラァ゛ァ゛…!」ベキッバキッグキッゴキッ

コルニ「凄い…!華麗な空中コンボッ!」

シバ「そしてトドメのとびひざげりだァッ!」

サワムラー「スァァァワムラァァァッ!!!」シュンッ…ドゴォォッ!

ドオオォォォォォォンッ!!!

ピッキー「ラ…イ゛ヂュゥ…」ピクッ…ピクンッ…

レッド「………」

コルニ「流石はシバさん…。格闘タイプを使わせたら手が付けられない…」

シロナ「単純な力押しだけど、圧倒的なスピードやパワーで容赦なく攻め立てる…」

シバ「これが俺の『剛の奥義』…。圧倒的なパワーで攻めて外部的外傷で敵を破壊する奥義よ…」

レッド「要するにゴリ押しの奥義、か…」フゥゥ

レッド「嫌いではないぜ、そう言うの…!」ポーイッ

ライター「グオオォォォォッ!」ポンッ

コルニ「来た!レッドのリザードン!」

シロナ「一気に勝負をつける気ね…」

シバ「俺の格闘ポケモンを見て、飛行タイプのリザードンを繰り出したか…。その判断は良し!」

レッド「エアスラッシュ!」

ライター「グオアァァッ!」ザシュッ!

シバ「跳べ!」

サワムラー「サワァッ!」バビョーンッ

コルニ「だけど、大半の格闘使いは飛行タイプ対策に…」

シバ「ストーンエッジィッ!」

レッド「空中旋回して回避!」

サワムラー「サワサワ…ムラムラァッ!」ヒュンヒュンッ…ドドドドドッ!

ライター「グルゥ…!」ヒョイッ…ヒョイヒョイッ

コルニ「大体の格闘使いは飛行対策に岩タイプの技を採用するけど、殆どの岩技は命中が安定しない…!」

シロナ「待って…!アレは囮よ…!」

シバ「フッ…捕えろ、サワムラー!」

サワムラー「サワァ!」ビョーーンッ!

ヒュンヒュンヒュンッ…ガチィッ!

ライター「グエッ…!」ギチッ…ギチギチ…

レッド「何だと…!?」

シロナ「伸びたサワムラーの足がライターの首に…!」

コルニ「そうか…!サワムラーの足は伸びるんだ!」

シバ「とびひざげりィッ!」

サワムラー「サワァ…ムラァッ!」シュンッ…ドゴォォッ!

ライター「グオアッ…!」ゴフッ…

コルニ「とびひざげりがリザードンの首にクリーンヒット!」

シロナ「幾ら飛行タイプと言えど、あんな急所を狙われたら、一たまりもないわね…」

シバ「そのままリザードンを縛り上げろ!」

サワムラー「サワッ!」グルグルルグルグル…

ライター「グオッ…!」ギチ…ギチギチギチ…

コルニ「あれじゃあ身動きが取れない…!」

シバ「その体制のままストーンエッジを喰らわせるのだ!」

シロナ「背中にしがみ付かれては、攻撃が出来ない…!」

レッド「まだだ…!まだ終わらん…!」

ライター「グオオォォォォッ!!!」ギュオォォォォッ!!!

シバ「何をする気だ…!?」

レッド「そのまま背面から瓦礫に突っ込め!」

ライター「グオォォォォォッッッ!!!」ギュオォォォォッ!!!

サワムラー「サワァ…!」

ドオオォォォォォォンッ!!!

サワムラー「サワ…ムリ……」ピクッ…ピクンッ

コルニ「決まったァー!」

シロナ「しかもインファイトで耐久が下がった状態、高速高角度から天井の瓦礫の尖った角に打ち付けられたなると、大ダメージは必至ね」

シバ「中々卑劣な攻撃をしてくる…!」ククッ

レッド「そっちが先に首にとびひざげり喰らわしてんだ。お互い様だぜ」ククッ

シバ「俺の見立ては間違ってはいなかった…マサラタウンのレッドよ…」シュボンッ

シバ「だが、俺の『剛の奥義』…全部出し尽くしたと思う出ないぞ?」ジャランッ…

シバ「ウー!ハーッ!」ブオォォォンッ!

カイリキー「リッキィィッィッ!」ポンッ

コルニ「やっぱり最後はシバさんの切り札のカイリキー!」

レッド「エアスラッシュ!連斬!」

ライター「グオァァッ!」ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!

シロナ「効果抜群の技の連続攻撃…。これは大ダメージね」

コルニ「待って!」

カイリキー「リッキャァァッ!」

シバ「俺のカイリキーは弱点を突かれた程度で倒れる鍛え方はしておらん!」

レッド「オイオイ…。ノーガードだから攻撃は全部当たった筈だろ…?」

レッド「だったらコイツを喰らいなァッ!だいもんじィッ!」

ライター「グオアァァァァッ!!!」ゴオォォォォォォッ!!!

シバ「ばくれつパンチで吹き飛ばせェ!」

カイリキー「リッキャアァァァッ!」ドゴオォォッ!!!

ぶほおぉぉおっっ!

コルニ「ばくれつパンチで炎を無理矢理吹き飛ばしたァッ!?」

シロナ「あのカイリキー、相当なパワーね…。でも…」

カイリキー「リキャッ…!」ヒリヒリ…

レッド「だいもんじの追加効果で火傷にさせてもらったぜ。これで自慢の攻撃力も形無しだな」フゥゥ

シバ「そうか…!ならば今度はこちらから行かせてもらう!ストーンエッジィ!」

カイリキー「リッキィィヤァァッ!!!」ヒュンヒュンッ…ドゴオォォ!

レッド「彼奴の特性、ノーガードで攻撃を回避する事は不能…!ならば撃ち落とす!ドラゴンクロォッ!」

ライター「グオォオォッッ!」ザシュッ!ザシュッ!

ぶほぉっ!

レッド「ッ!?」

シバ「ばくれつ…パンツィィイ!!!」

カイリキー「リッキャアァァァッ!!!」ゴォォ…ドゴオォォッ!!!

ライター「グオ…!」メリィィ…

ドゴオオォォォォォォォンッ!!

レッド「ライター…ぐあぁぁっ!!!」ズサァァ!

ビリビリビリィ…!

コルニ「わぁっ…!」

シロナ「ばくれつパンチの衝撃がここまで…!まさかあのカイリキー…!」

シバ「お前は俺のカイリキーの特性を『ノーガード』と勘違いしているようだが、俺のカイリキーの特性は『こんじょう』だ」

コルニ「『こんじょう』…。状態以上の時、攻撃が上がる特性…!まさかこっちのカイリキーだったなんて…」

シバ「これが俺の『剛の奥義』の神髄…。俺達のスーパーパワーを思い知ったか!」

レッド「………」

ギランッ!

シバ「ッ!」ハッ

ライター「グオオォォォォッ!!!」ゴオォォォッ!

レッド「その腕、一本だけでも取る!」

ザシュッ!

カイリキー「リキャァァッ!!!」ブシャァァ!!!

シバ「小癪なァッ!」

カイリキー「リッキィィィッ!!!」ブオォォォンッ!

ライター「グオッ…!」ゴフッ…

レッド「ライター!」

ライター「グルゥ…」ピクッ…ピクンッ…

カイリキー「リキィ…」ダランッ…

シバ「ハァ…ハァ…。あの一撃を喰らっても尚、腕を取りに来る執念…。正しく、獣よ…!」

シロナ「………何故、レッドくんはライターをメガシンカさせなかったのかしら…?」

コルニ「もしかして、レッド…!」

レッド「………行くぞ、アーロン、特攻!」ポーイッ

アーロン「ワオォォォォォンッ!」ポンッ

コルニ「やっぱり…!」

シロナ「ここで、格闘タイプに不利な鋼タイプも持っているルカリオ…。奇策できたわね、レッドくん…」

シバ「同じ格闘タイプか…。面白い…!」

レッド「………借りるぜ、コルニ。お前の魂を…!」チャキッ…

レッド「命、爆発ッ!メガシンカァッ!」シャキーンッ!

ピッカァァァァァンッ!

アーロン「メガッ!ワオォォォォォォンッ!!!」パッパラー

コルニ「キタキタキタァー!メガルカリオォ!」

シロナ「確かレッドくんはルカリオナイトを持ってなかった筈…」

コルニ「アタシのルカリオのルカリオナイトをレッドに貸したんです!もしかして助けになるかもって」

シバ「メガシンカ…ポケモンの新たな境地、この眼で見たり!ならば、我等が本気の剛で応えるこそが最大の礼儀成ィッ!」

カイリキー「リッキャアァァァァッ!!!」ゴゴゴッ…ドゴオォォッ!!!

ゴオオオォォォォォォッ!!!

コルニ「カイリキーのばくれつパンチが攻撃力のあまりに衝撃波になって…!」

レッド「波導で阻め!」

アーロン「バァァウッ!」ブンッ!

ブオォォォォォンッ!!!

コルニ「衝撃波対衝撃波…!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ……!

シロナ「メガシンカして波導の力が最大まで上がったレッドくんのアーロンはともかく、シバのカイリキーはこんじょう補正のみのばくれつパンチでこの衝撃波…」

シロナ「あの一撃を直に受ける事だけは避けなければね…」

シバ「接近戦を避けるかァッ!それも良かろう!だがしかし!俺のカイリキーの腕の一振りはどんな飛び道具も破壊するぞォッ!」

レッド「否ァッ!フィールドにれいとうパンチィッ!」

アーロン「ワァァンッ!」ピキピキッ…ドゴォォッ!

ドゴォッ!ドゴォッ!ドゴォッ!

コルニ「フィールドから無数の氷柱が!?何時かられいとうパンチは特殊技に戻ったの!?」

シロナ「ポケモンもレベルを上げれば進化する…。技も練度を上げれば進化すると言う事ね…」

シバ「氷のエネルギーをフィールドに流し、龍脈から氷を具現化させたと言うのか…!?」

レッド「アーロン、しんそく!」

アーロン「バァァウッ!」シュンッ!

シバ「このカイリキーに敢えて接近戦を挑むとは!その意気は良し!破壊せよ!」

カイリキー「リッキイィィイ!!!」ブオォォォンッ!

ふっ…

シバ「何…!?」

タンタンッ…ドゴォッ!

カイリキー「リキャァッ!」ブハァッ!

シバ「そこだァッ!」

カイリキー「リッキイィィイ!」ブオォォォンッ!

アーロン「バァウッ…!」シュンッ…タンッタンッ…ドゴォォッ!

カイリキー「リキャァッ…!」ゴフッ…

コルニ「さっき出現させた氷柱を足場にしんそく…!」

シロナ「変幻自在で予測不能な超高速の連撃…。フフッ…これでは腕が4本合っても足りないわね…」

レッド「その剛腕も当たらなければどうと言う事は無ェ…!」

シバ「さっきの氷柱は攻撃の為では無く、この変幻自在高速攻撃の為の布石か…!」

カイリキー「リ…リキィィ…!」ググッ…

レッド「貰ったァッ!」

シバ「甘いわァッ!三方向にばくれつパンチィッ!!!」

カイリキー「リッキャアァァァァッ!!!」ゴゴゴ…ドゴォォッ!ドゴォォッ!ドゴォォッ!!!

ゴオオオォォォォォォッ!!!バキィッ!バキィ!バキィッ!!!

レッド「ぐぅっ…!まもるだ!」ググッ…

アーロン「バァウ…!」ピキーンッ!

ビリビリビリビリビリィ…!!!

コルニ「うわぁ…!あれだけの氷柱を全壊したァッ!」

シロナ「氷柱どころか、ポケモンリーグすら全壊しそうな勢いね…」ズズッ…

ゴゴゴゴゴゴッ…!!!

謎のマントメェン「ククッ…シバの奴、暴れているみたいだな」

カンナ「フフッ…シバにあれだけの本気を出させるなんて、流石ね、レッドくん」ピッ

謎のマントメェン「やはり、彼か…。彼がここまで辿り着くまでにポケモンリーグが持つか心配だなァ…」

カンナ「アナタもスイッチ入ったらこれぐらいしちゃうでしょ、ワタル?」

謎のマントメェン「彼が俺をそこまで震い立たせてくれたらな…」ククッ

謎のババア「話している所悪いが、アンタの所に挑戦者が行ってるよ」ピッ

カンナ「あら、意外と早かったわね。じゃあ私はお邪魔でしょうし、そろそろ切るわ」ピッ

ガチャンッ!

謎のマントメェン「フッ…よくぞここまで辿り着いたな…!」

?「………」ザッ

………シュゥゥゥゥゥ

カイリキー「リキィ…リキィ…」ゼェ…ゼェ…

シバ「………来る!」

ぼふんっ!

アーロン「バァウッ!」ザッ!

レッド「イン…ファイトォッ!!!」

アーロン「ワンワンワンワンワンワオォォオンッ!!!」ドカドカドカドカドカドカドカァッ!!!

シバ「こっちもイン…ファイトォウッ!!!」

カイリキー「リキリキリキリキリキリッキィイイッ!!!」ドカドカドカドカドカドカドカァッ!!!

コルニ「『てきおうりょく』インファイト対『こんじょう』インファイト…!」

シロナ「手の数なら圧倒的にカイリキーが有利…。だけど技の速さならアーロンの方が速い…!」

シバ「押し切れェッ!カイリキィー!」

レッド「叩き潰せェッ!アーロォンッ!」

カイリキー「リギィィィイッ!!!」ドカドカドカドカドカドカドカァッ!!!

アーロン「ワフゥ!!!」ドカドカドカドカドカドカドカァッ!!!

カイリキー「リキャァ…!」ズキンッ!

シバ「しまった…!」

コルニ「アレはライターが最後にぶった切った腕…!」

シロナ「今よ、レッドくん…!」

レッド「オラアアァァァァッ!!!」

アーロン「ワンワンワンワン…バァァウッ!!!」ドカドカドカ…ドゴオォォッ!!!

カイリキー「リキャアァァァッ!!!」ズサァァッ!!!

ドオォォォォオンッ!!!

カイリキー「リ…キィ……」ピクッ…ピクンッ…

シバ「………見事!」

レッド「良くやった、アーロン」ポンッ

アーロン「ワンッ!」ヒュンッ…

シバ「やはり、俺の見解は間違っていなかった。マサラタウンのレッドよ」

レッド「いや。あの時、ライターがカイリキーの腕を一本持って行ってくれなかったら分からなかった」

シバ「フッ…。だが、次の相手は俺と違い、力押しでどうにかなる相手ではないぞ」

レッド「俺は力押しだけが能の漢じゃねェさ…」フゥゥ

シバ「またお前とはバトルしたい」スッ

レッド「………」

シロナ「終わったみたいね…。私達も次の部屋に移動しましょ…」

コルニ「………そっか!おもでとう!うん…うん…じゃあ、次も頑張ってね!」ピッ

シロナ「コルニちゃん?」

コルニ「ひゃぁっ!シロナさん!?ごめんなさい、ちょっと電話してて…」

シロナ「そう…」

レッド「………」チャキッ…

コルニ「レッド、どうしたんだろ…」

シロナ「多分、予想以上の四天王の実力に驚いてるんでしょうね…」

レッド(まさか二人目までに、ライターやキラが殺られるなんてなァ…)

レッド「ゾクゾクする…!」フルフルニィィ…

コルニ「ッ…!?」ビクッ

シロナ「レッドくん…何だか危ういわね…」

コルニ「まるで死に場所を求めてるみたい…」

シロナ「死に場所…」

レッド「チャレンジャーのマサラタウンのレッド、参上仕った。四天王、出て来な」ザッ

ガチャンッ!

キクコ「よくここまで来たもんだ。アタシは四天王のキクコ」

キクコ「アンタもオーキドのジジイに可愛がられたんだって?」

レッド「どうだったかな?」

キクコ「あのジジイ、昔は力強く、逞しく、大きく、イイ漢だったよ…。だが今は見る影も無いね…!」ケッ…

キクコ「ポケモン図鑑なんてモノに現を抜かしてしまう、ジジイなんてコッチからポーイッてさ」

レッド(そう言う事はグリーンに愚痴れ…)

シロナ「ダメね。アレは長くなるパターンよ」

コルニ「年寄りの愚痴は本当にイヤになりますね」

レッド「バアさん、バトルしろよ」チャキッ

キクコ「血の気が多いじゃないか。そんな奴は大好きだよ」チャキッ

レッド「バアさんに好かれてもなァッ!」ポーイッ

アーク「ラプゥゥゥッ!」ポンッ

キクコ「ラプラスか…。だったらコッチはクロバット!」ポーイッ

クロバット「クロバッタ!」ポンッ

コルニ「ラプラスに不利な飛行タイプをぶつけるなんて…!」

シロナ「キクコさんはウチのキクノさんと同じくらいのキャリアを持つ人…。油断してはダメ」

レッド「ふぶき!」

アーク「ラァァプウゥゥウッ!!!」ビュオォォォォォッッ!!!

キクコ「ねっぷうで相殺しなァッ!」

クロバット「クロバッッツ!」バッサバッサァッ!

ボオオォォォォォォオオオッッ!!!

シロナ「最近の飛行タイプにねっぷうはメジャーね」

レッド「炎には水だ!なみのり!」

アーク「ラプゥゥゥッ!!!」バッシャアァァァァンッ!!!

クロバット「クロバッ…!」ゴポポ…

キクコ「やるじゃないか…!あやしいひかり!」

クロバット「バァァァァツ!!!」ピッカァーンッ!

アーク「ラプゥッ!?」

レッド「チィッ…!」

アーク「ラプゥ…!ラプゥ…!」クラクラ…

キクコ「水はよく光を通すねェ…」

アーク「ラァァ!ラァァ!」ドカ!ドカ!

コルニ「混乱して訳も分からず自分を傷つけてる!」

レッド「戻れ、アーク!」シュボンッ

キクコ「何だい、もう交代かい」

レッド「フカヒレ、特攻!」

フカヒレ「グァァァァブ!」ポンッ

コルニ「ガブリアス!?何でレッドがそんなポケモンを…!?」

シロナ「レッドくんのフカヒレはは私のガブリアスの子…。私のガブリアスの個体値を引き継いでる…。強いわよ…!」

キクコ「珍しいポケモンを使うじゃないか!」

レッド「ストーンエッジィ!」

フカヒレ「ガブガブグァァッ!」ヒュンヒュンッ…ドゴオォォッ!!!

キクコ「遅いねェ!クロスポイズン!」

クロバット「クロォ…バッツ!」ササッ…ドクドクッ…ザシュッ!

レッド「飛翔しろ、フカヒレ!」

フカヒレ「グァァブッ!」バビョーンッ

コルニ「ガブリアスが跳んだって言うより飛んだァッ!?」

シロナ「ガブリアスは設定上飛べるのよ」

キクコ「このクロバットに空中戦を挑もうと言うのかい!エアスラッシュ!」

クロバット「バットォッ!」ザシュッ!

シロナ「無駄よ…」フッ

レッド「効かねェなァッ!ドラゴンダイブゥッ!!!」

フカヒレ「グァァァヴリアァァァァスッ!!!」ギュオォォォォッ!!!

ドゴオオォォォォォォォンッ!!!

クロバット「ク…クロォ……」ピクッ…ピクンッ…

キクコ「フェッフェッ…。ヤるじゃないかい…」シュボンッ

レッド「流石だな、フカヒレ」

フカヒレ「グァァァブ!」

コルニ「凄いパワー!一撃でノックアウトさせちゃった!」

シロナ「当然ね。ガブリアスは『堅い』『速い』『強い』の三拍子揃った最高のドラゴンタイプよ」フフンッ

キクコ「そのパワー、厄介だねェ…。削らせてもらうよ!行きな、アーボック!」ポーイッ

アーボック「シャーボック!」ポンッ

レッド「アーボック…」チッ

アーボック「シャァァ…」ギラッ

フカヒレ「ガブゥ…」タジ…

キクコ「アーボックの特性、『いかく』で攻撃を下げさせてもらったよ」

レッド「にゃろう…!ドラゴンダイブゥッ!」

フカヒレ「グァァァヴリアァァァァスッ!!!」ギュオォォォォッ!!!

キクコ「とぐろをまいて受けとめな!」

アーボック「シャーボッ!」グルグル…

フカヒレ「ガァブッ…!」ボヨヨーンッ

キクコ「続けて、ダストシュート!」

アーボック「シャアアァァァッ!!!」ゲボォォォ!

フカヒレ「ギャアァァァブァァッ!」ドロォ…

シロナ「いかくで攻撃力を下げ、とぐろをまくで攻撃、防御、命中を上げ、大技のダストシュート仕留めに行く…。アーボックには打って付けの戦法ね…」

レッド「物理がダメならコイツでどうだ!りゅうせいぐん!」

フカヒレ「グアァァァァブリ…アァァァァスッ!!!」

ひゅぅ~~~~パアァァァァァンッ!ドドドドドドドドドッ!!!

キクコ「こんな技…すり抜けて躱しな!」

アーボック「シャボッ!シャボッ!」スルスル…

コルニ「あの弾幕を上手く躱してる!」

シロナ「でも、その逃げた先には…」フッ

フカヒレ「ガァブッ!」ドォンッ!

アーボック「シャボォッ!」グチャァッ!

レッド「つーかまえった…!」ニヤリッ

キクコ「フンッ…!逆に首を絞め落としてやりなァ!」

アーボック「シャァァ…!」グルグル…

フカヒレ「グァブゥ…!」ギチ…ギチギチ…

コルニ「ヤバい!逆に捕まった!このままじゃ…!」

レッド「イイぜ、そのまま離してくれるなよ…」フゥゥ

レッド「そのまま喰らわしてやりなァ!大地の奥義ィ!」

フカヒレ「グァァァヴリアァァァァスッ!!!」ドゴォォォッ!!!

アーボック「シャアアァァァッ!!!」ガクガクガクガクガクッ!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ!!!

キクコ「何ィッ…!?」

コルニ「うわぁっ!凄い揺れ…!」ガクガク

シロナ「元来、離れた所からフィールドを通じてぶつけるじしんのエネルギーを、敵の上から直接叩き込んだのね…」

シロナ「あんな衝撃…いくら攻撃を下げても防御を上げても大ダメージは避けられない…。まさしく大地の奥義ね…」

アーボック「シャ…シャーボォ…」ピクッ…ピクンッ…

コルニ「凄い…!四天王のポケモンを二タテだ!」

シロナ「最後まで油断してはダメよ…。ベテランは一瞬の隙でも見せたら一気に付け込んで来るわ…」

キクコ「フェッフェッ…。まさかここまでヤるとはねェ…」チャキッ

キクコ「だがコイツを前に力押しで勝てると思わない事だねェッ!行きな、ゲンガー!」ポーイッ

ゲンガー「ゲンガー!」ポンッ

レッド「ゲンガーには地面技は効かない…。ならばドラゴンダイブゥッ!」

フカヒレ「グァァァヴリアァァァァスッ!!!」ギュオォォォォッ!!!

ドオオォォォォォォンッ!!!

コルニ「決まった!?」

レッド「………ゲンガーが居ない?」

フカヒレ「ガァブッ!?」キョロキョロ

キクコ「………」ニヤリッ

ゲンガー「ゲンガァーッ!」ヌッ…

フカヒレ「ガブッ!?」

レッド「影からだと…!?」

キクコ「喰らいなァッ!さいみんじゅつ!」

ゲンガー「ゲンゲーンッ…」パラララ…

キクコ「ゲンガーは影の中に入れるんだよ」

フカヒレ「ガ…!ブゥ……」ウトウト…

レッド「させるか…!」チャキッ…

ゲンガー「ゲンゲーンッ!」パシッ!

レッド「なっ…!」

コルニ「ポケモンの笛が!」

ゲンガー「ゲンゲンッwww」スッ

キクコ「コイツはフジの所のポケモンの笛だねェ…。こんなモノを使わせると思ったかい?」パシッ

レッド「チィッ…!」

フカヒレ「グァー…グァー…」スースー

キクコ「そしてドラゴンにはこの技だ!マジカルシャイィン!」

ゲンガー「ゲンゲンガァァァア!!!」ピカピカピカァー!!!

フカヒレ「グァァァア………!」ズサァァ!

コルニ「ま…マジカルアババア…!?」

シロナ「邪悪なるドラゴンに聖なる妖怪の光が照らす…!」

フカヒレ「ガ…ガブァ…」ピクッ…ピクンッ…

レッド「眼の毒だな…」シュボンッ

シロナ「フカヒレより速いゲンガーのさいみんじゅつは厄介ね…」

コルニ「どんなに強いポケモンでも眠らされたらどうしようもないもんね…」

レッド「ポケモンの笛も使えないとなると…」チャキッ…

レッド「ピッキー、特攻!」ポーイッ

ピッキー「ルア゛ァァイ゛…!」ポンッ

コルニ「ピッキーが過労死しそう…」

シロナ「ピッキー…そう言う事ね…」

レッド「ピッキー、ちょうは…」

キクコ「ゲンガー、シャドーボール!」

ゲンガー「ゲガァッ!」ゴオゥッ!

ピッキー「ルア゛ッ…!」ズサァ!

キクコ「アンタのライチュウがちょうはつを使えるのはカンナ戦で知ってるんだよ!」

シロナ「動きがピッキーより速いのは厄介ね…。ちょうはつを撃つ前に攻撃される…」

レッド「だったら動きを止める!10万ボルトォッ!」

ピッキー「ルア゛ァァァアイヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィィッ!!!

ゲンガー「ゲガガガガッ…!」ビリッ…ビリビリッ…!

コルニ「麻痺った!」

レッド「今度こそちょうはつ…」

ゲンガー「ゲンガッ!」ズボンッ

コルニ「影の中に入った!」

レッド「チィッ…!」

キクコ「フェッフェッフェ…」

シロナ「何処から出てくるか…」

レッド(あなをほると違い、音や振動が無いからタイミングが分からん…」

キクコ「………」カッカッ

ゲンガー「ゲンガッ!」ヌッ

ピッキー「ラッ!?」

レッド「それか…!」

キクコ「さいみんじゅつ!」

ゲンガー「ゲガガッ…」パラララ…

ピッキー「ラ…ライ゛ヂュゥ……」ウトウト…

ピッキー『ラ…ライ゛…?」パチッ

フシギソウ『フシフシィ❤』シュルルッ…

ピッキー『ラア゛ァイ…』ニヤリッ

フシギソウ『フッシ!フッシ!』ビシッ!バシッ!

ピッキー『ラア゛ァァ………///』ピクンッ…ピクンッ…

ピッキー「ラアァッ…///ラァッ…///」ウネウネ…

レッド「ピッキー…!」

コルニ「何だか唸ってません?」

シロナ「きっとイイ夢でも見てるのね…」

キクコ「イイ夢では終わらせないさ…!あくむ!」

ゲンガー「ゲンゲゲゲゲッ…」パラララ…

ピッキー『ラァァイ゛…///ラァァイ゛…///』ビクンッ…ビクンッ…

カイリキー『リッキィイ…///』スリスリ…

ピッキー『ラア゛ッ!?』ガビーンッ

カイリキー『リッキィ…❤』ウホッ

ピッキー『ラア゛ァーーーーッ!』

ピッキー「アッ…アッ…」ビクンッ…ビクンッ…

コルニ「ピッキー、苦しそう…」

シロナ「夢の中で攻撃する技、あくむ…。夢の中では強いポケモン弱いポケモン関係無くゲンガーの想うがままよ…」

キクコ「コレでお終いだよ!シャドーボール!」

ゲンガー「ゲンガァー!」ゴォウッ!

ピッキー「ラアァ…」ズサァ!

レッド「………」

ピッキー「ラ…ラァイ゛……」ピクッ…ピクンッ…

シロナ「ピッキーがヤられた事でさいみんじゅつを止める術は無くなった…」

コルニ「残りはアークだけ…。でもレッドならイける!」

レッド「アーク、再び特攻!」ポーイッ

アーク「ラァァプゥッ!」ポンッ

レッド「フィールドにぜったいれいど!」

アーク「ラプラアァァァッ!」パキッ…パキパキパキッ…

コルニ「コレって、カンナさんがやった…!」

パキッ…パキパキパキパキパキパキパキパキッ……!

レッド「『絶対氷域』…!」

コルニ「所で、カンナさんの時にも言ってましたけど、『絶対氷域』って何なんですか?」

シロナ「『絶対氷域』はレッドくんが私との修行で編み出した、フィールド支配技よ」

シロナ「フィールドを氷状態にする事で、氷タイプの素早さを上げると同時に、相手の素早さを下げる効果があるの。先制技もこの氷域内では滑って失敗するわ」

コルニ「要するに、ラプラスの戦い易いフィールドを創ったって事なんだぁ…」

シロナ「ちなみに名付けたのは私」

コルニ「そ…そうなんですか…」

シロナ「まさかあの女もレッドくんと同じ技を編み出してくるとは思わなかったけど…」

シロナ「ゲンガーは『ふゆう』で絶対氷域の効果は影響下には入らないけど、麻痺してる上に、アークの素早さは上がっている…。これで最速でさいみんじゅつを撃たれる心配はないけど…」

コルニ「あの影の中に入られるのは厄介だね…」

レッド「なみのり!」

アーク「ラァァァプゥッ!」ザアァッパアアァァァァァァァァンッ!!!

コルニ「凄い勢い!」

シロナ「氷の上に水を撒くとよく滑るの。これも絶対氷域の効果ね」

キクコ「ゲンガー、影の中へ!」

ゲンガー「ゲンッ!」ズボンッ

レッド「またか…!」チッ

キクコ「はてさて…何処から出てくるかねぇ…。影はいっぱいあるからねぇ…」

アーク「ラプゥ…ラプゥ…」オロオロ…

レッド「アーク、俺を信じろ。さすれば、勝てるさ」

アーク「ラプゥ…!」コクンッ

しーーんっ………

レッド「………」

キクコ「………」

アーク「………」

シロナ「………」

コルニ「………」

キクコ「………」カッカッ

レッド「ッ!」

ゲンガー「ゲンッ!」ヌッ

キクコ「やりなァッ!さいみんじゅつ!」

レッド「アーク、今だァッ!」

アーク「ラアァァァァッ!!!」

ドゴォォッ!

ゲンガー「ゲンッ!?」パラララ…

鏡ゲンガー「ゲンッ!?」パラララ…

キクコ「何ィッ!?」

コルニ「氷で出来た鏡…!?」

シロナ「考えたわね、レッドくん…!」フッ

ゲンガー「ゲ…ゲン…」ウトウト…

レッド「ヤれェッ!サイコキネシス!」

アーク「ラプラァァァッ!!!」ブォォンッ!

ゲンガー「ゲガァ…!」ピキィィィンッ!

キクコ「ゲンガー!」

ゲンガー「ゲ…ゲンガァ…」ピクッ…ピクンッ…

レッド「良くやった、アーク」フゥゥ

アーク「ラプゥッ♪」

コルニ「アレってもしかして…」

シロナ「ええ。カンナが使った『鏡の氷城』をヒントにしたのね…」

シロナ「彼女は無数の氷の鏡を利用して万華鏡の要領でラプラス自身を分身したように見せた…」

シロナ「でも今回のレッドくんはギリギリで氷の鏡を出現させて、ゲンガーを写し、ゲンガー自身にさいみんじゅつがかかるようにした…」

キクコ「だが、何故ゲンガーの飛び出すタイミングが分かったんだ…?」

レッド「アンタの杖の音だ。アンタが杖を叩く音でゲンガーが飛び出してくる事が分かったんだ」

キクコ「ククッ…流石はオーキドが認めたトレーナーだねェ…」

キクコ「それとも、一人でロケット団を大量殺戮したトレーナーとでも言うかね…?」

レッド「………」ピクッ

シロナ「………」

コルニ「それは…!」ガタッ

キクコ「だが今となってはそんな事はもうどうでも良いさ。行きな、四天王の大将が待っているよ」

コルニ「あの人…何であの事を…。アレは私達とナツメ、エリカ、グリーンしか居ない筈…」

シロナ「後、警察の人達も知っているわ。恐らくあの場所に居たのでしょうね…」

シロナ「公にはレッドくんの事は伏せた上で、追い詰められた団員が集団自殺をした事になっているけど…」

コルニ「でもレッドのお陰で何千人の命が…!」

シロナ「それに警察方はレッドくんのした事は超法的措置が必要な国家非常事態として見送っているわ」

レッド「大量殺戮者、か…」

レッド「分かってんだよ、そんな事…」ザッ

ガチャンッ!

レッド「………チャレンジャーのマサラタウンのレッド、参上仕m…」

「カイリュー!はかいこうせん!」

チュドオオオォォォォォォォンッ!!!

しゅうぅぅ………

謎のマントメェン「………フッ。良く見切ったな」シュボンッ

レッド「さっきの攻撃の時に殺気を感じなかった。ただ、威嚇にしては歯ごたえが無ェなァ…」フゥゥ

謎のマントメェン「流石だな…」フッ

コルニ「何なの、いきなり!人に向けてはかいこうせんなんて!」

シロナ「彼こそ、カントーのポケモンリーグ本部、四天王最強の漢、ドラゴン使いのワタル…!カントーで彼を知らない人は居ないわ」

ワタル「ヤマブキのバー以来かな、キミと会うのは。ここまで来たという事は。やはり龍の加護はあったようだな」

レッド「あの時は奢ってくれてアリガトよ。今日はその借りを返さてもらうぜ」チャキッ…

ワタル「その眼…やはり獣か…。だが、ただの獣は聖なる伝説の生き物であるドラゴンを凌駕する事は出来るか…?」

レッド「生憎だが、俺は獣じゃねェ…。ハードボイルドだ…」フゥゥ

ワタル「さてと…そろそろ始めようか…!それとも、今から尻尾を巻いて変えるかい…?」チャキッ

レッド「ふざけるな。俺はアンタをブッ倒し、チャンピオンになるんだからよ…!」ポーイッ

ピッキー「ラア゛ァイ゛…!」ポンッ

ワタル「大海を凶せし、大いなる牙よ!我が呼びかけに応え、全てを震撼させよ!」ポーイッ

ワタル「降臨せよ、ギャラドォス!」バサァッ!

ギャラドス「ギャアァァァァァ!!!」ポンッキラーンッ

コルニ「赤いギャラドス…!」

シロナ「相性は圧倒的に有利だけど、相手は四天王最強の漢…。何をしでかすか…」

レッド「疾き事、風の如く!10万ボルトォッ!」

ピッキー「ルア゛ァァァアイヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィィッ!!!

ワタル「効かぬわァッ!輪舞!りゅうのまい!」

ギャラドス「ギャアァァァァオッ!!!」グルグルグルグルゥゥゥウッ!!!

バチンッ!バチバチバチィィイッ!

コルニ「りゅうのまいの回天で10万ボルトを防いだ!?」

シロナ「回天で攻撃を防ぐ…。昔レッドくんも同じ事をしてたわね…」

レッド「りゅうのまいでギャラドスは電気技を弾くだと…!?インチキ技にも過ぎるぜ!」

ワタル「つるぎのまいを防御技に応用するキミには言われたくないなァッ!」

レッド「だったら…!ちょうはつだ!」

ピッキー「ルア゛ァイ゛…」クイクイッ

ギャラドス「ギャアァァァァオッ!」ムキー

ワタル「今更封じても遅いわァッ!波濤の尻尾!アクアテェール!」

ギャラドス「ギャアァァァァドォォッ!!!」ゴポゴポ…ブオォォォンッ!

ピッキー「ラ…!」

ズドオオォォォォォォンッ!!!

コルニ「直撃…!」

ワタル「防御の低いライチュウなぞ、一撃で葬ってくれる…!」グッ

レッド「それはどうかな?」フゥゥ

ワタル「ッ!?」

しゅるるっ…

ピッキー「ラア゛ァイ゛…!」ニヤリッ

ワタル「くさむすびを全身に巻いて、蔦の鎧を装着したか…!」

シロナ「カンナ戦で見せたくさむすびのヘッドギアの鎧版って事ね…。アレなら低いピッキーの防御を補える…」

レッド「それに蔦なら軽くて素早さも下がらん!10万ボルトォッ!」

ピッキー「ルア゛ァァァアイヂュウゥゥゥゥゥッッ!!!」バチバチバチィィッ!!!

ワタル「こっちとて、りゅうのまいでスピードを上げてある!そんな雷撃、当たるくァッ!」

ギャラドス「ギャオギャオギャァッ!」ヒョイッヒョイッ

レッド「チィッ…!」

ワタル「それゆけっギャラドス!氷結せし嚙牙!こおりのきば!」

ギャラドス「ギャアァァァァァッ!!!」ピキピキッ…グァァブッ!

ピッキー「ラ゛ァァアッ…!」ググッ…

ワタル「そんな鎧…この氷牙で凍らし、砕いてやろう!」

レッド「競り合いとなれば、いかくやパワーの差で圧倒的に不利…!だったら…」

レッド「ピッキー!」

ピッキー「ライ゛!」ヒョイッ

ギャラドス「ギャッ」パクンッ

ワタル「へっ?」

コルニ「えっ?」

シロナ「フフッ…」

ギャラドス「ギャオッ」ゲップ

コルニ「エェッーーー!?何で自分からギャラドスに食べられてるのォッ!?」ガタッ

ワタル「ククッ…何をすると思えば…!血迷ったか!」

レッド「フッ…。よぉく、見てな…」

ギャラドス「ギャ…オ゛ォォ…」オエェ…

コルニ「ギャラドスが苦しそう…」

シロナ「面白い事を考えたわね…」

ぼこっ…しゅるるるるるっ…!

ギャラドス「ギャアァ…オォォン…!」ギチィ…ギチギチィ…

ワタル「何!?ギャラドスの身体中から蔦が…!」

ギャラドス「ギャアァ゛………!」シュルルッ…ギチギチィ…!

シロナ「ギャラドスの体内からくさむすび…!体内からあんな蔦が飛び出して来たらどんな生き物でも苦しいわよね」

レッド「ククッ…。良い様じゃねェか…!ゾクゾクするぜ」

ワタル「ギャラドス!そんな異物は吐き出してしまえ!」

レッド「体内からなら当てられる…!10万ボルトォッ!」

ギャラドス「ギャアアァァァァァッ!!!」ビリビリビリィィイッ!!!

ワタル「ギャラドォスッ!」

ギャラドス「ギョオォォエェェ…」オエェェェ

ピッキー「ラア゛ァイ゛!」ドロォ…

ギャラドス「ギャァ…ドォ…」ピクッ…ピクンッ…

コルニ「まずは一体撃破!」

シロナ「でも無傷とは行かないわね…」

ピッキー「ラア゛ァッ…!」ガクッ

レッド(くさむすびの鎧が一瞬でも遅れていたら、やられていたのは確実にこっちだ…)

ワタル「………流石はロケット団を実質一人で壊滅させただけはあるな、レッド」シュボンッ

レッド「………」

コルニ「やっぱりこの人も知ってるんだ…」

シロナ「どうやら、ここの四天王は全員あの事件の真実を知っているみたいね…」

ワタル「では次の俺のポケモンを紹介しよう!」チャキッ

ワタル「蒼天を統べし大いなる翼よ!太古に刻まれしその記憶、我が呼び声に応え、今此処に蘇れ!」ポーイッ

ワタル「降臨せよ、プテェラァッ!」バサァッ!

プテラ「プテー!」ポンッ

シロナ「一々ポケモンを繰り出すのにあんなセリフを吐くなんて、中二病なのね」

コルニ「相性的にはピッキーが有利だけど…」

レッド「………ピッキー、戻れ」シュボンッ

シロナ「あの時のアクアテールのダメージが予想以上に大きかったようね…」

レッド「アーク、特攻!」ポーイッ

アーク「ラプウッッ!」ポンッ

ワタル「我がドラゴン対策への氷タイプかァ!猛襲する岩弾、ストーンエッジィッ!」

プテラ「プテェ…ルァッ!」ヒュンヒュンッ…ドゴオォッ!

レッド「ふぶき!」

アーク「ラプラアァァァッ!」ビュオォォォォォッッ!!!

ピキッ…ピキピキッ…!

コルニ「ストーンエッジが凍った!」

シロナ「いいえ、まだよ!」

ワタル「その通ォりィィイ!」

ヒュンヒュンヒュンッ!

アーク「プラァァッ!」グサグサッ!

レッド「一部誘導性のストーンエッジか…!」

シロナ「技の熟練度が高いわね…!流石は四天王の大将…」

レッド「サイコキネシス…!」グッ…!

アーク「ラプゥ…!」ピキーンッ!

ヒュンヒュンヒュンッ!

プテラ「プテェッ!」グサグサッ!

コルニ「凍ったストーンエッジをサイコキネシスで…!」

ワタル「キミの技の練度も中々だな!だったらコレはどうかな!?貫け岩槍!ストーンエッジィッ!」

ドゴオォッ!

アーク「ラプゥッ!」ドバァッ!

レッド「地面からストーンエッジだと…!?」

シロナ「コレはアニメXYからの仕様変更されたストーンエッジ…!」

ワタル「まだ終わらせん!ラプラスを掴んで舞い上がれ!」バサァッ!

プテラ「プテェッ!」ガシッ!バッサバッサァッ!

ラプラス「ラプゥゥッ!」ジタバタ

コルニ「あの巨体を持ちあげるなんて…!」

シロナ「ラプラスの重さは200キロ以上…。それを持ち上げるなんて不可能に近い筈…!」

レッド「振りほどけ、アーク!」

アーク「ラプゥッ!ラプゥッ!」ジタバタッ

ワタル「無駄無駄無駄ァッ!必ィッ殺!フリィィイフォオォォルッ!!!」

レッド「ッアーク!」

プテラ「プテェェェェラァッ!!!」ギュオォォォォッ!!!

ズドオオォォォォォォンッ!!!

レッド「………間に合ったか」フゥゥ

アーク「ラ…プゥ…!」ググッ…

ワタル「ほう…ギリギリでサイコキネシスで落下の威力を抑えたか…」

レッド「絶対氷域を使いたい所だが、使った所で、元の素早さの差が大きすぎる上に飛行タイプのプテラには効果が無い…」

レッド「………ふぶき!」

アーク「ラプラアァァァッ!」ビュオォォォォォッッ!!!

ワタル「懲りないなァッ!そんな技、当たらなければどうと言う事は無ァい!」バサァッ

プテラ「プテェッ!」ヒョイッ

レッド「サイコキネシス…!」グッ…

アーク「ラプゥッ…!」ピキーンッ!

ビュオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!

コルニ「サイコキネシスでふぶきの詭道を変えた!」

ワタル「だからどうしたァッ!」

プテラ「プテェェェェッ!」ヒュンヒュンヒュンッ!

ワタル「我がプテラのスピードとパワーを前には、どんな向い風も吹雪も無意味ィ!」

レッド「………」

ビュオオォッ!ビュオオォッ!ビュオオォォッ!

ワタル「そろそろ決めてやろう!全てのふぶきを掻い潜れェッ!」

プテラ「プテェッ!プテェッ!プテエェッ!」ヒュンヒュンヒュンッ!

コルニ「アークの背後を捕られた…!」

ワタル「稲走れ雷牙!かみなりのきばァッ!」

プテラ「プテェェェッ!」バチバチィッ…!

ぴちゃーんっ…

プテラ「プテッ…?」

レッド「アークの背後に立つんじゃねェよ…!」

ワタル「ッ!プテラ、その攻撃待て!」

レッド「遅ェよ」

アーク「ラプゥゥ…!」グッ…!

パキパキパキパキパキイィィインッ!!!

プテラ「プ……テェ……!」カチーンッ…

レッド「ぜったいれいど…!」

コルニ「やったァッ!一撃必殺!」グッ!

シロナ「あのサイキネふぶきは敢えて躱せるスピードで操り、プテラを背後に誘導させ、ぜったいれいどで仕留める為の布石…。だけど…」

ワタル「だが大きな賭けだったな。見た所、プテラとラプラスのレベルは同値であろう…?」シュボンッ

レッド「否…アークなら当ててくれる。信じていたさ」

ワタル「巧妙なバトルタクティクス…ポケモンとトレーナーの信頼…そしてどんな状況でも物怖じけない強靭な魂…」

ワタル「やはり、我々の眼に狂いは無かった…!ここからは思いっきりやらせてもらうぞ…!」ゴオゥッ…!

レッド「…!この感じ…似ている…」グッ…

ワタル「我が最強の僕…であり、最大の友よ…!今こそ力を貸してくれ…!」チャキッ…

ワタル「大海を凶し、蒼天を統べし、大いなる竜よ!強靭たる肉体をこの手に、我が魂に応え現れよ!」ポーイッ!

ワタル「降臨せよ!我が魂、カイリュー!!!」バサァッ!

カイリュー「でっていうー!」ポンッ

ワタル「コイツが我が最強の僕であり、最大の友、我が魂のカイリューだ!」バサァッ!

カイリュー「でっていうー!」ドォンッ!

レッド「この感じ…彼奴を思い出す…!」ニィィ…!

サカキ『さあ、今こそ引導を渡してやるぞォッ!好敵手(とも)よォォォッ!!!』

ドサイドン『ドッサアァァァァイッ!!!』

コルニ「あのドラゴンって最初レッドにはかいこうせんを放った…」

シロナ「カイリュー…ガブリアスと同じ600属のドラゴンタイプ…あの子には相性はほぼ関係ないわ…」

コルニ「どう言う…」

ワタル「しんそく!」

カイリュー