春香「765プロー!」穂乃果P「ファイトだよっ!」 (97)

穂乃果(音の木坂学院を卒業して5年、私は穂むらを継がず大学へと進学しました)

穂乃果(皆それぞれの道を歩みだし、それぞれの職業に就いています。中でも驚いたのは......)チラリ

『にこりんぱな新春ライブ!チケット販売中!』

穂乃果(アイドルになったにこちゃん、花陽、以外にも凛ちゃんです)

穂乃果(そして、一方の私は)

「高坂さん、もう定時だから上がって」

穂乃果(フリーター生活1年目を迎えていました)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1410493266

穂乃果(あの日......凛ちゃんたち1年生の卒業の日、にこちゃんは音の木坂学院初のアイドルとして舞台に立ちました)

穂乃果(ライブが終了し静まり返る講堂。にこちゃんが言った一言)

にこ『凛!花陽!真姫ちゃん!あなたたちをスカウトしに来たわ!』

穂乃果(その言葉で元々アイドルを目指していた花陽ちゃん、花陽ちゃんを支えると決めていた凛ちゃんはアイドルのオーディションを受け、見事合格しました)

穂乃果(真姫ちゃんは大きな目標が見つかったらしく、医大に進学する事を決意していたため、引き抜くことはできませんでしたが)

穂乃果「はぁ?、此れで就職してないの穂乃果だけだよ」

「君!そこでパンを食べている君だよ」

穂乃果「うん?」

穂乃果(公園でパンを食べていた私に話しかけたのは中年の男性でした)

「ティンと来た!君、来月からうちのプロデューサーになってくれないかい?」

穂乃果「えっと、あなたは?」

高木「失礼したね、私の名前は高木順二郎だ」

穂乃果(そう言って差し出された一枚の名刺、そこには大きく765プロダクション社長、高木順二郎と書かれています)

穂乃果「765プロダクション?」

高木「うむ、所属アイドル9人にプロデューサーが1人という小規模な事務所だが皆素晴らしい才能を持っている」

穂乃果(そこまで質問してないんだけどなぁ)

高木「取り敢えず1年契約で働いてみないかい?初任給は20万以上出す」

穂乃果(に、20万!?絵里ちゃんが働いてる所だって初任給は18万だって言ってたよ!?)

穂乃果「......やる。やるったらやる!」

高木「そうか、やってくれるか!」

穂乃果(こうして私、高坂穂乃果は見事就職先を見つけることができた!のですが......)

言い忘れてましたが穂乃果の一人称です
文体変えます

一ヶ月後

穂乃果「此所、だよね......?」

目の前には定食屋さん、その上に大きく765とテープで貼ってあるだけの、ハッキリ言って怪しい

「こんにちは!何かご用ですか?」

穂乃果「ヒャァ!」

穂乃果「(ビックリしたぁ)765プロダクションって此所で合ってるよね?」

「はい、此所ですけど、もしかしてあなたが新しいプロデューサーさんですか?」

目の前の少女はニコニコとした表情で話を続ける

春香「私は天海春香です!このプロダクションでアイドルやってます」

少女の特徴は頭に結んだ二つのリボン

穂乃果「(にこちゃんを思い出すなぁ)私は高坂穂乃果!これからよろしくね!何処から入るの?」

春香「此方ですよ」

春香ちゃんに案内された場所は建物の横、そこから通じる階段があるらしい

春香「ごめんなさい、エレベーターが使えればいいんですけど」

穂乃果「大丈夫だよ、これでも体力には自信があるから!」

春香「あっ、もうすぐですよ」

目の前にはとって付きのドアが見える

......穂むらのドアの方が立派だ

春香「では、765プロへどうぞ!」

ここから始まるのは、この765プロの皆とμ´sのメンバーを加えた、私の新たな可能性の物語

>>16訂正

春香「ごめんなさい、エレベーターが使えればいいんですけど」

穂乃果「大丈夫だよ、これでも体力には自信があるから!」

春香「あっ、もうすぐですよ」

目の前にはとって付きのドアが見える

......穂むらのドアの方が立派だ

春香「では、765プロへどうぞ!」

ここから始まるのは、この765プロの皆とμ´sのメンバーを巻き込んだ、私の新たな可能性の物語

高木「良く来てくれたねぇ、おや?天海君も一緒か」

出迎えてくれたのは社長の高木さん、後方には7人の女性の姿が見える

春香「たるき亭の前で迷っていたので案内しました!」

高木「ウォッホン、まずは自己紹介からだね。竜宮小町の3人は出払ってるから事務員の音無君から頼むよ」

小鳥「事務員の音無です、これから宜しくお願いしますね?」

と、形式的な挨拶を済ませていく

事務所には、天海春香ちゃん、如月千早ちゃん、菊地真ちゃん、萩原雪穂ちゃん、高槻やよいちゃん、双海真美ちゃんの6人のアイドル
そして、竜宮小町というユニットアイドルの3人のアイドルは営業に言っているらしい

そして私の番がやって来た!

昨日散々考えた、ネットなどでも調べた

けど、しっくりくる挨拶がない。ならば、自分の言葉で、自分の声を伝える!

「私が今日から765プロのプロデューサーになる......!」

その言葉と同時に持っていたマイクラムネを放り上げて宣言する

「高坂穂乃果です!」あのときの生徒会長宣言と同じように!

妹混ざってんぞ

>>22さん、ありがとうございます

>>19の萩原雪穂→萩原雪歩でお願いします

一週間後

私が765プロに入社して一週間が経った、けど......

小鳥(音無)「はい、はい......またお願いします」ガチャ

まだ一件も仕事が来ていない。ホワイトボードも真っ白だ

真美「姉ちゃん姉ちゃん!」

亜美「妖怪ウィッチーって知ってる?」

律子「あんまりプロデューサーを困らせないの。プロデューサーも春香から貰ったクッキーを食べるのは良いですけど、明日までの書類は終わってるんですか?」

穂乃果「ギクッ!は、はいただいまー!」カタカタ

海未ちゃんと律子さんって似てるなぁ

一週間後 私が765プロに入社して一週間が経った、けど......

小鳥(音無)「はい、はい......またお願いします」ガチャ

まだ一件も仕事が来ていない。ホワイトボードも真っ白だ

真美「姉ちゃん姉ちゃん!」

亜美「妖怪ウィッチーって知ってる?」

律子「あんまりプロデューサーを困らせないの。プロデューサーも春香から貰ったクッキーを食べるのは良いですけど、明日までの書類は終わってるんですか?」

穂乃果「ギクッ!は、はいただいまー!」カタカタ

海未ちゃんと律子さんって似てるなぁ

連投すいません

高木「ウォッホン、朗報だ!」

高木社長が表に出てくるのは珍しいね

高木「近々765プロで小規模なライブを行う!」

ライブ!?この場に春香ちゃんと千早ちゃんがいたら目を輝かせてるだろうな

高木「だが、我々の資産ではレッスントレーナーもまともに呼べない状況だ。そこで」クルリ

ん?社長の首がこっちに、

高木「呼べない間は高坂君に練習を組み立ててもらおうと思う」

ヴェェ!どういうこと!?

穂乃果「良し!練習始めるよ!」

澄み渡る空の下で私を含めた6人の女性が立っていた

真美「うえぇ、暑いよ」

亜美「死んじゃうよー」

雪歩「亜美ちゃん、真美ちゃん。頑張ろうよぉ」

3人の姿は昔の私たちと重なる

伊織「何よ、だらしないわね!」

あずさ「皆、頑張りましょう?」

伊織ちゃんがにこちゃんで、あずささんは希ちゃんかなぁ?

律子「プロデューサーの手腕、見せていただきます」

うぅぅ、緊張してきた

穂乃果「まずは準備体操からね?」

私が足を90度に開脚すると「おぉー!」という称賛の声が聞こえる

伊織「何よこれくらい、ふんぬ」

負けず嫌いなのか、伊織ちゃんは自分の限界まで足を広げるが、

伊織「よ、余裕よ」グスッ

顔を真っ赤にして目尻には涙が溜まっている

あずさ「あらあら、これはかなり来るわねぇ」

各々足を広げ柔軟をするが精々60から75度くらいが限度らしい

真美「いおりーん、真美が押して上げるよ、それ!」

伊織「痛い痛いいた

伊織「痛い痛い痛い!痛いわよ!」

雪歩「真美ちゃん、危ないよぉ」

穂乃果「最初はそんなものだよ、穂乃k、私だって50度くらいが限界だったもん」

危ない危ない、つい昔の癖で穂乃果って言いそうになった


暫くして、

亜美「もう限界だー!」

真美「暑いよー!」

まだ、準備体操が終わったばかりなんだけど......

穂乃果「じゃあこれから振り付けの練習から行くね、準備は、準備は......」

大丈夫じゃなさそうだね

雪歩「はぁはぁはぁ」

伊織「はぁはぁ、余裕よ......はぁはぁ」

あずさ「今日は暑いですねぇ、はぁー」

振り付けの前に基礎体力をつけないと

結局この日は体バランスを取って終了した

......明日は漢坂の往復だね

SPと2が混じってる感じか?
フェアリー組が961にいるのかな?

千早「お疲れ様です......えっ」

春香「皆グッタリしてるねぇ」

真「大丈夫かい?雪歩」

穂乃果「うーん、今日もパンが上手い!皆お帰り!」

伊織「あいつ私たちと同じメニューをこなしてたわよね、何であんなにピンピンしてるのよ」

あずさ(あら?そう言えば昔、プロデューサーさんをどこかで見たような。気のせいかしら?)

律子「あぁ、お帰りなさい。皆練習で疲れてるのよ(まさか、準備体操だけで1時間以上するとは思いもしなかった)」

皆お昼ご飯食べないのかな?もう夕方の4時だけど

>>34さん、合っています

ジュピターとフェアリー組は961にいます

少しネタバレですが、961プロはアニマスよりよりゲーム寄りです(SPでもオーディションに招待してくれてますしね)

続きは今日中に

アニマスよりより→アニマスより、です

少し介護の補習行ってきます

μ´sメンバー+αの職業

穂乃果 765プロプロデューサー

海未 ?

南ことり ?

真姫 医大生

花陽 アイドル

凛 アイドル

にこ アイドル

希 ?

絵里 ?

?(非公開) ?

続きは夜です

その他にも登場するラブライブ!のキャラはいますが取り敢えず此処までで

カタカタとキーボードを叩く音だけが辺りに響く

時刻は午後8時

穂乃果「終わらないよぉ」

律子「はぁ、だから早めに終わらしておくのが正解とあれほど......」

と言いつつ半分ほど手伝ってくれる律子さんには頭が上がらない

あずさ「お疲れ様です?。プロデューサーさん、律子さん」

そう言ったあずささんの手には2つのマグカップ

穂乃果「ありがとうございます。さて、明日のメニューでも考えようかな」

仕事が終わった私は思い付いた内容を次々とディスプレイに投影させる

あずさ「あの?、プロデューサーさんってスクールアイドルのμ´sのメンバーで合っていますか?」

「間違ってたらすいません」と付け加える彼女とは裏腹に私は嬉しい気持ちになった

穂乃果「ありがとうございます。ですがそれは昔の話で......」

そこまで言いかけて言葉を止めた

何故ならば

あずさ「ずっと、ファンだったんです。サイン頂けますか?」

このとき私の顔は締まりがなかっただろう

自然と頬が綻ぶ

律子「やっぱりそうだったんですか。私も何処かでお見掛けしたとは思っていたのですが」

ふと、皆に会いたくなった

穂乃果「明日も頑張るぞ?!」

一段とメニュー作製に気合いが入った瞬間だった

――翌日――

穂乃果「今日はこの坂を歌いながら30往復して貰うよ」

千早「う、歌を歌いながらですか!?」

穂乃果「うん、今の皆には基礎が足りない。だから体力作りとボーカルレッスンを平行してやれる最善のトレーニング方法なんだ」

真「僕もこの坂を登ったことは有るけど、歌いながら登ったことは無いな」

やよい「でもでも、千早さんの歌を聞きながら練習できるのは嬉しいかなーって」

春香「うん! 頑張るぞ?!」

穂乃果「ちょっと待って、春香ちゃんは此れを付けてやって」

私が渡したのは千早ちゃんの歌が入った音楽端末、上手い人の歌を聞けば自然とその音程に合わせることができるからだ

穂乃果「私も一緒に走るよ、よーい!ドン!」

合図と共に一斉に階段を駆け上がる私たち、予想通り先頭は私と真ちゃんだった

真「プロデューサー、やりますね。だけど、負けない!」

そう言って更にスピードを上げる真ちゃんだったが、

穂乃果「答えなくて良いんだ、わ?かるから」

私も負けじと駆け上がる

そして、15週を越えた辺りからドンドンと差がつき始めた

穂乃果「はぁ、今日も君は走って、はぁ、く」

真「はぁはぁ、もっと、高、めてはぁはぁ。まさか歌いながら走ることがこんなに辛いとは思わなかったよ」

寧ろ真ちゃんはよく着いてきている方だ

皆、歩き始めている。

穂乃果「まもなくスタート!......はぁはぁ、一番!」

トップの真ちゃんでさえまだ25週目だ

全員がゴールするまで後2、3時間は掛かる

VIPの使い方ってわからないんですよね

更新は明日以降になります

生存報告です。明日の朝には再び更新を開始します

生存報告です。明日の朝には再び更新を開始します

穂乃果「やよいちゃん、ゴール!」

4時間後、思ったより時間は喰ってしまったが何とか登り終えた私たち

真ちゃん、千早ちゃんのトップ2以外は大の字になって寝転がっている

穂乃果「一週間後にはこれに加えて振り付けも覚えていこ?」

そうは言うものの、此れではワタシにとっても効率が悪すぎる

レッスンに集中すれば事務仕事が溜まり、事務仕事に集中すればレッスンが疎かになりライブどころの騒ぎではなくなる

真「正直驚いたよ。ボーカルがこんなに不足していたなんて」

千早「明日からはもっと気を引き閉めなければいけませんね」

穂乃果(今日も残業かな……)

空を仰ぐ私の目の前に

?「高坂さん?」

あの人が現れた

>>75空を仰ぐ→天を仰ぐです

お久し振りです。本編更新は今日から一週間後くらいになりそうですが、内容をド忘れした自分自身のために前回゛まで゛のラブライブ!で振り返りたいと思います

前回までのラブライブ!

穂乃果「私、高坂穂乃果22歳!」

穂乃果「音の木坂を卒業したあと大学へと進学し、フリーター生活を謳歌していた私」

穂乃果「そんな私に転機が訪れる!」

高木「ティンと来た!君、来月からうちのプロデューサーになってくれないかい?」

穂乃果「私の目の前にはトップアイドルを目指す女の子たち」

穂乃果「だけど前途多難で……」

小鳥「はい、はい……またお願いします」

穂乃果「レッスンを終え、残業を覚悟した私の前に学生時代競いあったあの人が現れる!」

「久し振りね。高坂さん!」

穂乃果「新体制の765プロを迎え撃つのは近頃行われるミニライブ。一体どうなるの~?」

(皆さん、お久し振りです)


ツバサ「1.2.3.4、天海さん遅れてる!」

春香「はい!」

ツバサ「菊地さんは動きすぎ、皆に合わせて!」

こうやって見ると私も学生時代を思い出す

?『穂乃果はたるみすぎです!ランニング5km!』

律子「でも綺羅トレーナーが来てから私たちの仕事も楽になりましたよね。例の企画書はできましたか、プロデューサー?」

穂乃果「うn、じゃなくてはい。いよいよ一週間後ですね」

小鳥「皆頑張ってますし、きっと成功しますよ!」

音無さんからのエールを貰い、ますます気合いの入る私。
ツバサさんがこの事務所に就職したのはつい一ヶ月前のことだ。

―――1ヶ月前

高木『今日から765プロに専属トレーナーが着く。君、入ってきてくれたまえ』

ツバサ『今日からお世話になります綺羅ツバサと言います!皆さんとは一度お会いしてますね』

やはりツバサさんの名前は業界でも有名でアイドルたちからも驚きの声が上がる。

『綺羅ツバサ!?』『有名なトレーナーと同姓同名!?』

高木『彼女は君たちも知っての通り、あの綺羅ツバサだ。皆を宜しく頼むよ、綺羅くん』

ツバサ『何処までできるかは分かりませんが、期待に添えるよう頑張ります』

こうしてツバサさんの考えた地獄のレッスンが始まった

ツバサ『指先まで伸ばして……ダメダメ!ステップは藻たつかない!』

ツバサ『漢坂50往復の後事務所までランニングで帰って』

ツバサ『そこ、たらたら歩かない!』

普段のクールな印象とは裏腹に熱い指導をするツバサさん。
そして、運命の日がやって来た。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月20日 (土) 22:52:41   ID: NUu84IVd

期待

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