穂乃果「みんなの夏、やり残したこと」 (126)

穂乃果「明日から9月かぁ…」

海未「秋、と言うにはまだまだ暑いですけどひと山越したって感じですね」

ことり「あんなに鳴いてたせみも全然聴かなくなったよねぇ」

海未「これからは秋の虫がいい音色を奏でてくれますよ」

ことり「うん♪」

にこ「…2年組で物思いにふけるのはいいけど、何でμ’s全員穂乃果の家に呼んだわけ?」

凛「絵里ちゃん、それ何巻?」

絵里「えっと…4巻よ」

花陽「穂乃果ちゃん…マンガはきっちり揃えようよぉ」

花陽「あ、あったあった」

希「穂乃果ちゃんの宿題の進み具合は…」

真姫「ちゃんとやってるのかしら」

のぞまき「oh…」

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穂乃果「えぇと…それは」

穂乃果「!」

穂乃果「みんなはさ、この夏にやり残したことある?」

8人「やり残したこと?」

穂乃果「そう!例えば私なら流しそうめんが出来なかったの。毎年やってるんだけど今年は忙しくて…」

海未「そう言えば、今年は呼ばれませんでしたね」

穂乃果「だからね、今日1日でみんなのやり残したことをやっちゃおう!」

ことり「おー!」

真姫「ちょっと待って!人によれば1日で済まないこともあるんじゃないの!?」

希「もしかして真姫ちゃんは海外旅行とか?」

真姫「ち、違うわよ!」

にこ「羨ましいわねぇ、毎年のように海外旅行。ま、スクールアイドルでいるのに私達を置いて海外旅行なんて行ったら部長の私が許さないんだから」

真姫「にこちゃんまで!」

穂乃果「絵里ちゃん達はある?やり残したこと」

絵里「へ?」

凛「やり残したことかぁ…」

花陽「う~ん…あるのはあるかも」

えりんぱな「(でもまぁ、今日はこうしてマンガ読んでる方がいいんだけどね)」

穂乃果「みんなあるんだよ!さぁやろう!」

海未「…はぁ、仕方ありませんね」

ことり「出来る限りのことはやっちゃおう♪」

穂乃果「じゃあまず、希ちゃんのやり残したことから!」

希「う、ウチ?」

希「ウチは…えぇと、特にないんだけど」

穂乃果「えぇっ!?ほら、プールとかスイカ割りとか夏祭りとか」

希「プールじゃないけど海に行ったし、そそでスイカ割りもやったし、それに夏祭りは神社のお手伝いで必ず行かなだめやし…それにウチはμ’sのみんなでこうして集まって練習したりふざけ合ったりしたことが最高の夏休みやったよ♪」ニコッ

穂乃果「希ちゃん…」ウルッ

にこ「強いて言うなら?」

希「>>3やね」キッパリ

穂乃果チャンとのちゅー

希「穂乃果ちゃんとの…チューかな////」

海未「」ピクッ

ことり「」ピクッ

穂乃果「ふむふむ、私とチュー…って、ぇぇぇええええええ!!!!????」

にこ「ななな、なんてこと言い出すのよ!!」

希「ただのスキンシップやん。そんなに驚くこと違うよ」

希「それに…穂乃果ちゃんには一度もチューしたことないし////」

真姫「いや、そのスキンシップってのがおかしいのよ!!」

海未「そうです!し、しかも女の子どうしでキスなんて…破廉恥です!!」

ことり「希ちゃ~ん?あんまりふざけたこと言ってるとわしわしですまないよぉ?」ニコニコ

希「ウチはいつでも本気やで」キリッ

希「穂乃果ちゃん、いざ!」

穂乃果「えぇぇ…」

穂乃果「ど、どうすれば…?」

真姫「…知らない」

にこ「パッパとやっちゃいなさい!」

海未「いけません穂乃果!貴女の唇は簡単に売ってはダメです!!」

ことり「そうだよ穂乃果ちゃん!安易にキスなんてしちゃだめー!!」

穂乃果「ほ、ほら…みんなこう言ってるし他のことにしない?」

希「外野は気にしない♪」

希「行くよ…穂乃果ちゃん」

穂乃果「(希ちゃん、目が本気だよ…これはもう、腹を括るしか…!)」

穂乃果「ど、どうぞ!」スッ

海未「あばばばば」

ことり「チュッキプルィィィィイイイイ!!!!!!」

にこ「おぉ…!」

真姫「に、にこちゃんは見ちゃダメ!」スッ

にこ「ちょっと!」

チュッ

穂乃果「…あれ?」

希「ふふ、穂乃果ちゃんのほっぺたごちそうさまでした」

穂乃果「な、なんだぁ…」ヘナ

海未「ふぅ…頬でしたか」

ことり「わたしはかもめ、わたしはかもめ」

海未「ことり…」

ことり「わたしはかもめ、わたしはかもめ」

海未「…」

パンッ

ことり「わたしはかも…ハッ!」

ことり「終わった…?穂乃果ちゃんはどうなったの?」

海未「…大丈夫です。唇は守られました」

ことり「よかったぁ」

穂乃果「びっくりしたよぉ」

希「スキンシップって言ったやん?ウチ、レズじゃないし…ちゃんとした唇同士のチューは、好きな人と。ね?」

にこ「希、アンタ意外とロマンチックね…」

真姫「そう?普通じゃない?」

穂乃果「だ、だよねぇ。私も、初めてのキスは好きな人がいいかなぁ」

ことうみ「!?」

海未「そ、それは!私ですか!?」

ことり「ことりだよね!?」

穂乃果「は?」

穂乃果「何言ってんの?女の子同士の恋愛とか有り得ないよ」

海未「オゥフ…」バタリ

ことり「ホノカ…チャン」バタリ

真姫「あー、こりゃ完全にダメね」

にこ「海未とことり、再起不能と」

絵里「ん?何かやってたの?」

凛「かよちん、7巻取って~」

花陽「は~い」

穂乃果「…マンガ組と気絶した二人は置いといて、次は真姫ちゃんのやり残したことをやろう!」

真姫「うぇ!?私ぃ?」

真姫「私は…えっと…」

にこ「宇宙旅行とかふざけたこと抜かすとシメるわよ」

真姫「んなわけないでしょ!」

真姫「私は、>>10がやりたかったわ」

線香花火

真姫「線香花火がしたい」

穂乃果「真姫ちゃんが線香花火って…」

真姫「いいじゃない!みんなで楽しめるんだか…ハッ!」

希「み、ん、な、で、ねぇ~」ニヤニヤ

真姫「う、うるさい!」

穂乃果「まぁでも、朝から花火なんて全然綺麗じゃないし、第一線香花火持ってないし…」

絵里「あ、線香花火なら家にあるわよ」

にこ「あんた…いつから聞いてたの?」

絵里「結構最初から」

にこ「あんた…いつから聞いてたの?」

絵里「結構最初から」

にこ「ならその片手に持ってるマンガを置いてこっちに参加しなさい」

絵里「まぁまぁ、今夢島編だから」

にこ「それ、終わり待ってたらいつになるのよ!」

穂乃果「でも、絵里ちゃんが線香花火持っててくれたから夜になったら出来るね!」

真姫「そ、そうね…」

真姫「(実は朝からやりたくて持ってきてたんだけど)」

穂乃果「んーと、それじゃあ線香花火はキープとして…にこちゃんは何かやり残したことある?」

にこ「私?そうねぇ…」

にこ「>>15かしらね」

穂乃果「おぉ…」

真姫「あれ…希は?」

凛「アハハハハ!おっかしー!!」

花陽「うぅ…感動的だねぇ」グスッ

絵里「ハラショーな練習してるわねぇ」

希「何で頭に芋けんぴついてるんや…」

真姫「…いつの間にかマンガ組に」

破瓜

にこ「破瓜、かしら」

穂乃果「破瓜…?」

真姫「にこちゃん、やっぱり1年生の時のことを」

にこ「まぁね。あの時はやっとスタートだって思ったんだけど、目先のことしか考えられていなかった。今思うと辞めていった子達の気持ちもわかるわ」

穂乃果「ねぇねぇ、破瓜って何?」

真姫「ググりなさい」

穂乃果「は~い」ピッ

真姫「…それで、1年生の時の何をやりたいの?」

にこ「…16才の誕生日パーティー」

真姫「えっ」

にこ「その時、めちゃめちゃ忙しくて私の誕生日祝える状態じゃなかったのよ。まぁ、高校生なんだからもう誕生日パーティーはないんだなって思ってたんだけど、改めてやっぱりないって寂しいのよね」

真姫「そう…よね。私も誕生日忘れられると泣いちゃうかも」

にこ「え?泣くの?」

真姫「言葉のあやよ!!」

にこ「ま、そんな訳だから簡単にでも祝ってくれたらうれしいかな」

真姫「穂乃果!」

穂乃果「は、はい!」

穂乃果「あ、破瓜って何かわかったよ!」

真姫「偉い偉い。それで、お店から余った和菓子とかもらえる?」

穂乃果「え?うん、いくらでも…」

真姫「今すぐ貰ってきて!」

穂乃果「な、なんで…?」

真姫「いいから!」

穂乃果「わかった!」テテテ

穂乃果「貰ってきたよ!」

真姫「じゃあ、始めるわよ!にこちゃんの誕生日パーティー!!」

真姫「ほむまんは1,2,3…16個あるわね」

にこ「真姫…」

真姫「マンガ組!一旦置いてこっちに来なさい!!」

凛「え~、何かするの~?」

花陽「今いいところだからもうちょっとだけ」

絵里「何よこれ特待生って…」

希「こりゃもう恋愛マンガというよりギャグマンガやね」

真姫「貴女達…!」ゴゴゴゴゴ

凛「す、すぐ行くにゃ!!」

花陽「だ、タ゛レ゛カ゛タ゛ス゛ケ゛テ゛ェ~!!」

真姫「準備出来た?それじゃ、始めるわよ」

真姫「Happy Birthday to you♪」

5人「Happy Birthday to you♪」

真姫「Happy Birthday Deerにこちゃーん♪」

5人「Happy Birthday to you♪」

ヒューヒューヤンヤヤンヤ

真姫「にこちゃん!16才の誕生日おめでとう!」

穂乃果「おめでとうにこちゃん!」

凛「なんだかよくわからないけどおめでとう!!」

花陽「おめでとうございます!にこちゃん!!」

絵里「にこ…あなた飛び級?」

希「そんなわけナイナイ」

にこ「みんな…ありがとう」グスッ

海未「んん…うるさいです」

ことり「あれ…なんで寝ちゃってたんだろう」

にこ「みんながお祝いしてくれたおかげで、にこの16才の誕生日は最高の誕生日になったわ!ありがとう!」

穂乃果「どういたしまして~」

真姫「(こんなのでよかったのかな…)」

穂乃果「あ、海未ちゃんとことりちゃん起きたんだ」

海未「はい…よくわかりませんがいつの間にか寝てしまっていて」

ことり「穂乃果ちゃんと希ちゃんがどったらこったらするところまでは起きてたんだけど…」

穂乃果「それじゃ、寝起きの海未ちゃんにいきなりで悪いんだけどこの夏やり残したことある?」

海未「私ですか?」

海未「う~ん…>>26ですね」

今日はもう寝ます。おやすみなさい

それと、一々つまらんとか話の途中で言うな。外野は黙っとけ。話し終わってから文句は垂れろ

冷静さを取り戻した>>1です。昨日はくだらないことでイライラしてすみませんでした。批判的な意見も取り入れた上での作品ということに気づくことができなくて、情けないです。それでは再開していきます

穂乃果「ことりちゃんと決着!?」

海未「この夏でつけたかったのですが…色々と予定が入りまして」

ことり「け、決着って何かな…?まさか、喧嘩とか…?」ガクブル

海未「そんな野蛮なものではありませんよ。幼馴染みを殴るなんて死んでもできませんから!」

穂乃果「えー…」

ことり「ほっ…よかった♪」

穂乃果「それで、何をするの?」

海未「これです!」ババ-ン

ことり「トランプ…?」

海未「ババ抜きの決着をつけましょう!ことり!!」

にこ「何でババ抜き?」

穂乃果「修学旅行でやったんだよ」

真姫「ほら、あの時沖縄土砂降りだったでしょ?」

にこ「あー、なるほど」

海未「受けてくれますか!?ことり!!」

ことり「うん!いいよ♪」

海未「一度きりの勝負ですよ…」

ことり「海未ちゃんこそ、もうトランプひしゃげちゃダメだからね」

凛「あっはっはっは!」ゲラゲラ

花陽「ほぉ~…ほわぁ////」

絵里「56は清水さんのことがすきなのかしら?わざわざ野球部のない高校へ行くって」

希「よく飽きずに読んでられるね…ウチ眠たくなってきた」

真姫「(凛達はマンガの虫ね)あ、私あがり」

にこ「私もあがったわ!」

穂乃果「そして私は海未ちゃんに取ってもらって…あがりー!」

真姫「それで、残りは海未とことりって…うまい具合になったわねぇ」

海未「(また…このシチュエーションに)」ゴクリ

穂乃果「おぉ、なんてデジャブ」

にこ「ことりはどちらを選ぶか…」

真姫「ほんの僅かな海未の表情を読み取らないとね…」

穂乃果「真姫ちゃんそれがね、海未ちゃんって意外とすぐに顔に出るタイプなんだよ。だから今回も勝負は見えたかも」

真姫「うぇ、そうなんだ…」

にこ「くるわよ!」

海未「(前回の敗因は顔に出たことでした…ですから、ここはポーカーフェイスを貫きます!)」キリッ

海未「次こそ…次こそ勝ちます!!」

ことり「ええっと…」

海未「」キリッ

ことり「こっちかな…?」

海未「」キリッ

ことり「…」

ことり「(海未ちゃん、ことりにバレないように眉一つ動かしてない…これじゃどっちがババがわかんないよぅ)」

ことり「えぇと…こっち?」

海未「」キリッ

ことり「それともこっちかな?」

海未「」キリッ

ことり「(ダメだ~!全然読めない~!ここはもう一か八か)」スッ

ことり「ん?」

海未「」プルプル

ことり「」スッ

海未「」キリッ

ことり「えいっ!」ヒョイッ

海未「ぎゃあ!」

ことり「やったー!あっがりー!」

ことほの「いぇーい!」パチン

海未「どうして…どうしてまた負けるのです!ずっとポーカーフェイスでいたと言うのに!!」

穂乃果「そりゃそうだよ」

海未「えっ!?」

穂乃果「だって海未ちゃん、ババの方選びそうになったらプルプルしてるんだもん」

海未「なあっ!」

ことり「でも、それに気付かなかったら多分負けてたよ~」

海未「くっ…!まだまだ修行が足りないというわけですか!」

にこ「修行とかそういうのじゃないでしょ」

真姫「海未はダウトとか苦手なタイプね」

穂乃果「それじゃ、次はことりちゃんのやり残したことをやろう」

ことり「ことりがやり残したことは~>>49♪」

そんなものはない

ことり「そんなものはない」キッパリ

穂乃果「えっ」

ことり「だって、この夏はやり残したことなんて全然ないもん!」

ことり「ことりは、穂乃果ちゃんや海未ちゃん、そしてμ’sのみんなと一緒にいられたことが最高の夏休みだよ♪」

穂乃果「ことりちゃん…」ウルッ

海未「ことり…」ウルッ

ギュッ

穂乃果「私達!死ぬまでずっと一緒にいようね!!」

海未「何言ってるんですか!天国でもずっと一緒ですよ!!」

ことり「うん!うん!!」

真姫「竹馬の友かぁ…羨ましい」

にこ「さりげなく人のパンツ盗んでる幼馴染みなんて遠慮したいけどね…」

ことり「穂乃果ちゃん!海未ちゃん!これからも仲良くしようね!!」

穂乃果「うん!」

海未「はい!!」

真姫「で、マンガ組は…」

凛「これの続きない~?」

花陽「私のも途中で終わってるよ…」

絵里「はぁ!?今からいいところなのになんで買ってないのよ!!」

希「これは…!スピリチュアルやねぇぇぇえええ!!!!!!」ムハ-

穂乃果「さて、マンガ組で誰かやり残したことある?」

凛「ねぇねぇ、凛のやり残したこと言っていい?」

穂乃果「うん、いいよ~」

凛「凛はねぇ…>>52!!」

花陽との熱い夜

凛「かよちんと熱い夜を過ごしたい!!」

花陽「えっ////」

穂乃果「ほぇ~、花陽ちゃんと熱帯夜を」

花陽「なんだぁ…チッ」

ことり「(多分違うと思うけど穂乃果ちゃんは純粋だから仕方ないね♪)」

凛「そんなわけでかよちん!今夜は暖房をたいて一緒に寝るにゃ!」

花陽「う、うん…」

にこ「暑い夜ねぇ…」

真姫「我慢大会でもする気?せっかく涼しくなってきたのに」

海未「我慢大会でしたら…私の家で百物語でも」

ことり「それじゃあ涼しくなっちゃうね」

花陽「り、凛ちゃん!」

凛「かよちんどしたの?」

花陽「やっぱり…暑い夜じゃなくて熱い夜がいい、かな?」

凛「かよちん…」

花陽「////」

凛「わかった…凛、頑張るにゃ////」

海未「いいですねぇ、こういうの」

ことり「ことりも過ごしたいなぁ…穂乃果ちゃんと熱い夜」

海未「待ってください!熱い夜は私だって過ごしたいです!」

穂乃果「希ちゃん…二人が怖いよぉ」

希「よしよし、こういうのが最近流行りのクレイジーサイコなんとやらやね」

にこ「おっそろしいわね…」

真姫「クレイジーでサイコなレズね…」

絵里「言っちゃってるわよ…」

穂乃果「そろそろお腹減ったね。お昼にしよっか」

今日はここまで

穂乃果「お母さんがそうめん茹でてくれたから、みんなで食べよう」

凛「わ~い!そうめん!そうめん!」

絵里「ご馳走になっていいの?9人も迷惑なんじゃ…」

穂乃果「だいじょーぶ!お母さん9人分茹でたみたいだし」

希「それなら、食べないわけにはいかへんね」

ことり「穂乃果ちゃんちのそうめん、美味しんだよ~♪」

にこ「家が家だけに良いそうめん貰ってそうだものね」

真姫「最後の夏をそうめんで締めるのも悪くはないはね」

海未「そうですね」

花陽「…!!」

花陽「思い出した!!」

一同「」ビクッ

凛「かよちん、いきなり大きな声出してどうしたの…?」

花陽「私の…私のやり残したこと!思い出した!!」

穂乃果「へぇ~、なになに?」

花陽「>>60ですっ!!」

穂乃果「お母さんがそうめん茹でてくれたから、みんなで食べよう」

凛「わ~い!そうめん!そうめん!」

絵里「ご馳走になっていいの?9人も迷惑なんじゃ…」

穂乃果「だいじょーぶ!お母さん9人分茹でたみたいだし」

希「それなら、食べないわけにはいかへんね」

ことり「穂乃果ちゃんちのそうめん、美味しんだよ~♪」

にこ「家が家だけに良いそうめん貰ってそうだものね」

真姫「最後の夏をそうめんで締めるのも悪くはないはね」

海未「そうですね」

花陽「…!!」

花陽「思い出した!!」

一同「」ビクッ

凛「かよちん、いきなり大きな声出してどうしたの…?」

花陽「私の…私のやり残したこと!思い出した!!」

穂乃果「へぇ~、なになに?」

花陽「>>61ですっ!!」

大塩平八郎の乱

穂乃果「大塩平八郎の乱!?」

花陽「はいっ!」

穂乃果「って、何だっけ?」

ズッコケ

海未「覚えていないんですか…?中学生の時にやった筈なのに」

ことり「ほら、『嫌味な(1837)幕府に平八郎』って覚え方あったでしょ?」

穂乃果「あ、あー!思い出した!!」

真姫「…でも、何で花陽が乱なんて起こしたいのよ」

花陽「それは…」

絵里「それは?」

花陽「お米を…大切なお米を勝手に回送したからだよ!!」

凛「…?」

花陽「みんなが…みんなが一生懸命作ったお米を勝手に回送するなんて許せない!200年越しの決着を私が果たします!!」

にこ「…」

希「花陽ちゃん…」

花陽「今から私のことは平八郎と呼んでください!!」

希「あっ…うん」

花陽「さぁ!目指すは江戸幕府!!」

穂乃果「花陽ちゃん、江戸幕府ってどこ?」

花陽「もちろん、音ノ木坂学院だよ!」

真姫「はぁ?」

花陽「将軍様(理事長)に物申すの!学食のご飯を食べ放題にしろって!!」

にこ「結局私欲じゃないの…」

海未「」スック

ことり「海未ちゃん?」

海未「花陽…」

花陽「どうした…の!?」

海未「」ニッコリ

海未「幕府(学校)の役員としてひとこと言います。即刻乱を止めなさい」

花陽「えっ…でも」

海未「」ニッコリ

花陽「は…はい」シュン

海未「わかればいいんです。さ、そうめんを食べに行きましょう」

花陽「」コクコク

絵里「すぐに鎮圧されちゃったわね…」

希「本家よりもあっという間に終わっちゃったね」

穂乃果「いや~、美味しかったねぇ」

海未「穂乃果の家はどうしてそうめんをする度にこうも量が多いのですか…」

凛「もう何も入らないにゃ…」

真姫「うっぷ…」

穂乃果「みんな元気ないよ!まだ絵里ちゃんと私のやり残したことがあるんだから!」

にこ「流石穂乃果、食べ慣れてるだけあるわね…」

希「穂乃果ちゃん、ちょっとだけお腹休んでもいいかな?」

穂乃果「うん、別にいいけど…」

ことり「これもまた、夏の恒例だね…穂乃果ちゃんちでいっぱいそうめん食べるの」

海未「そう、ですね…」

穂乃果「それじゃ、ちょっと休憩したら絵里ちゃんのやり残したことをやろう!絵里ちゃん」

絵里「どうしたの?」ペラッ

真姫「もうマンガ読んでる…」

穂乃果「絵里ちゃんはこの夏、やり残したことって?」

絵里「私かぁ…そうねぇ」

絵里「>>67かしら」

穂乃果と横浜中華街巡り

絵里「穂乃果と横浜の中華街巡りかな////」

穂乃果「ふむふむ…って、ぇぇえええええ!!!!????」

穂乃果「なな、何でわたわた私と…!?」

絵里「だって…穂乃果が小籠包をハフハフしてる姿が見たいから/////」

穂乃果「(絵里ちゃんもヤバい方だったかー!)」

海未「わかります!穂乃果が熱いものをハフハフしてる姿はたまりません!!」

ことり「えー!穂乃果の為にフーフーしてあげるのが一番だよぅ!!」

絵里「いーや、ハフハフしてる姿よ!!」

ことり「フーフーだよぉ!!」

あーだこーだ

穂乃果「…もうやだ」グスン

希「よしよし、怖い幼馴染みによく耐えてきたね」ナデナデ

真姫「で、今から行くつもり?」

絵里「勿論よ!思い立ったら吉日、すぐに行動しなくちゃ!」

真姫「…はぁ、穂乃果も大変ね」

にこ「お土産、待ってるからね」

海未「絵里…」

海未「天使を撮り逃がしてはいけませんよ」

絵里「わかってる」ニッコリ

絵里「と、言うわけでやってきました中華街!」

絵里「見て!テレビで良く見る門よ!!」

穂乃果「うん…そうだね」

絵里「夏休み最終日だからかもしれないけど、凄い人ねぇ!!」

穂乃果「うん…そうだね」

絵里「…」

ギュッ

穂乃果「わっ!」

絵里「ほら…元気だして////折角ここまで来たんだから、楽しみましょ?」

穂乃果「うん」

穂乃果「(どうしよう…帰りの電車賃ないよ。月末だからピンチだったのに)」

絵里「穂乃果!肉まん食べるわよ!」

穂乃果「はぁい」

絵里「ハラショー!!」モグモグ

穂乃果「おいし」モグモグ

絵里「(あぁ…熱いからちびちび食べてる穂乃果可愛い!!)」ピロッ

穂乃果「も、もう!撮らないでよ~」

絵里「かわいいかわいい!!(いいじゃない記念なんだから)」ピロンピロン

穂乃果「絵里ちゃん…」

絵里「穂乃果!次は小籠包食べに行きましょ!」

穂乃果「おー」

穂乃果「(絵里ちゃんが御馳走してくれてよかったよ…今度詰め合わせ贈らなきゃ)」

絵里「このせいろ蒸し、本格的ね」

穂乃果「美味しそ~」

絵里「開けるわよ…それ!」パカッ

もわ~

穂乃果「ふおぉ」

絵里「ハラショォ」

穂乃果「ね?ね?先に食べてもいい?」

絵里「勿論よ!(あぁもう何やっても可愛い!!)」

穂乃果「へへ…いただきま~す」カプ

穂乃果「!!」

穂乃果「おいし~い!!」ハフハフ

穂乃果「ハフ…あの、お肉のハフハフ…美味しさとハフ野菜の甘みがハフハフすごくあってるよ!!」

絵里「良かったわねぇ」ピロリンピロリン

穂乃果「絵里ちゃんも私を撮ってないで食べようよぉ」

絵里「いいのよ。私は貴女のその顔を見てるだけでお腹いっぱいだから」ピロンピロン

穂乃果「…」

穂乃果「絵里ちゃんの変態」ボソッ

絵里「はうっ!」

穂乃果「絵里ちゃん!?」

絵里「もっと言って…/////」

穂乃果「おおもう…」

穂乃果「ゴマ団子おいし~」

穂乃果「絵里ちゃんのマンゴープリン、美味しい?」

絵里「へ?あ、うん!」

絵里「(穂乃果の口元に付いてるゴマをどうやってとろうか考えながら食べてたから味なんて全くわからなかったわ…)」

絵里「さて、デザートも食べたし帰りましょう。たくさん穂乃果の写真も撮れたしね」

穂乃果「えぇっ!?もう帰っちゃうの!?」

絵里「えっ…もしかしてまだ二人きりが」

穂乃果「いやいや、これ以上二人でいたら私の貞操が危ないよ。それに真姫ちゃんに線香花火買わなくちゃいけないし」

絵里「そう言えばそうだったわね」

絵里「じゃ、帰りましょう。電車賃大丈夫?」

穂乃果「うん!絵里ちゃんのお陰でなんとかなったよ!ありがとう」ニコッ

絵里「」ズキュ-ン

絵里「穂乃果…襲っていい?」

穂乃果「!?」

穂乃果「ただいま~♪」

海未「おかえりなさい」

ことり「お帰り穂乃果ちゃん♪」

にこ「お土産!お土産!」

凛「ラーメンラーメン!」

花陽「ご飯のお供!!」

真姫「花火…」

穂乃果「まぁまぁ、慌てないで。その前に、私のタンスから取ったもの出してね」

ことうみ「」チッ

希「えりち、どうやった?」

絵里「楽しかったわよ。料理も美味しかったし…でもなにより」

絵里「穂乃果が可愛いくて可愛いくて…」

希「…」

穂乃果「ねぇねぇ、みんなで晩御飯も食べようよ!お土産いっぱい買ってきたし」

海未「そんな!流石に夕食まで穂乃果のお家に迷惑かけられませんよ」

穂乃果「最後の夏休みなんだしいいじゃん!お母さんもいいって言ってくれるよ!!」

海未「ですが…」

ことり「海未ちゃん」

ことり「穂乃果ちゃんのお言葉に甘えようよ」

海未「そうですか?でしたら…」

にこ「あ、妹達にご飯作ってきたいから一旦帰らせて」

穂乃果「うん!いいよ~!」

今日はここまで

にこ「…で」

にこ「何で数ある中華料理の中に堂々とお昼のそうめんが降臨してるのよ!!」

穂乃果「私の家だとお昼の分も晩御飯に廻ってくるのは当たり前だもん」

海未「美味しいですねこの焼売」モグモグ

ことり「チャーハンも美味しいね♪」モグモグ

にこ「…しかも誰も手つけてないし」

海未「と、取り敢えず今は穂乃果と絵里が買ってきたお土産を堪能しているだけです!」

希「そやそや、あったかいものは冷めたら美味しくないもんね?」

凛「」ズルズル

凛「ぷは?っ!だってお昼もそうめんだったのに晩御飯までそうめんはちょっと」

花陽「凛ちゃん、人様の家で出されたものなんだから食べようよ…」

凛「そう言うかよちんだってそうめん食べてないじゃん」

花陽「それは…」

にこ「はぁ…仕方ないわね?、私に任せなさい。穂乃果」

穂乃果「へ?」スゾソゾゾゾ

にこ「(アイドルがすする音じゃないわね…)そうめんかして。私がみんなの食欲を唆るようにアレンジしてくるから」

穂乃果「大丈夫だよ。にこちゃん」

絵里「辛味噌いれると美味しいわね」スゾゾゾゾ

亜里沙「雪穂、このヌードルはなぁに?」

雪穂「そうめんっていう日本の麺だよ。あぁいう風に啜って食べるんだよ」

亜里沙「なんだかはしたないね」

雪穂「それが日本の夏ってものさ…」フッ

亜里沙「」ツルツル

亜里沙「!!」

亜里沙「ハラ…ショー」

亜里沙「美味しい!美味しいよ雪穂!」

雪穂「よかったよかった」スゾゾゾゾ

真姫「絵里、私にも辛味噌ちょうだい」

絵里「えぇ、いいわよ」

穂乃果「妹達も連れてきたからあっという間になくなりそう」スゾゾゾゾ

にこ「あ、そう」

亜里沙「雪穂、この後花火するんでしょ?亜里沙花火大好き」

雪穂「線香花火だけどね…」

亜里沙「センコウ…?」

雪穂「まぁやればわかるよ」

亜里沙「お姉ちゃん、センコウ花火ってなぁに?」

絵里「やってからのお楽しみ、よ」

亜里沙「むぅ」

穂乃果「にこちゃんの妹達も連れてこればよかったのに」

にこ「いや…ココアに花火持たせたら危なっかしいことこの上ないわよ」

穂乃果「あ、あはは…」

亜里沙「?!!」バンバン

絵里「亜里沙どうしたの!?」

亜里沙「か、かりゃい…この黄色」グスッ

雪穂「亜里沙、肉まんにからしつけすぎだよ」

絵里「からしって書いてあるでしょ」

亜里沙「よく見てなかった…」

海未「焼売うまいうまいうまい」パクパクパク

ことり「海未ちゃん!?」

希「ごちそうさまでした」

真姫「結構美味しかったわね」

穂乃果「ふぅ、食べた食べた。さて、真姫ちゃんがやり残した線香花火大会をしよう!」

ことり「おーっ!」

雪穂「お姉ちゃん!後片付けが先だよ!!」

穂乃果「は?い」

ほのママ「雪穂、穂乃果、今日はお母さんがやっておくから皆で花火やってきなさい」

穂乃果「いいの!?」

海未「そんな!まだ時間もあることですしお手伝いします!」

ほのママ「いいのいいの。それより…」ゴニョゴニョ

海未「わ、わかりました…」

ことり「どうしたの?」

海未「ことり…私達の夏はまだまだ終わりそうにないです」

ことり「?」

穂乃果「みて!この大量の線香花火!!」

にこ「アンタは馬鹿か!何で全部線香花火を買ってきた!?」

穂乃果「だってぇ?真姫ちゃんがー、線香花火したいっていったしー」

真姫「ちょっ…人のせいにしないでよ!!確に線香花火はしたいって言ったけど、それは普通の花火をやった後でしたかったことだし!!」

希「えりち…えりちがいながらどうして止めなかったんよ」

絵里「チカ?」

希「(あ、これは何も関係ないアピールや)」

凛「お?い!」タッタッタッ

穂乃果「凛ちゃん!?それに花陽ちゃんも」

凛「穂乃果ちゃんのことだから線香花火だけ買ってきたと思ってさっき急いでコンビニで花火買ってきたんだ?」

花陽「大きいのじゃなくてごめんなさい…」

穂乃果「二人共…もう、最高!!」ダキッ

凛「にゃっ!」

花陽「ぴゃあっ!」

ことうみえり「(うわ、いいなぁ…)」

にこ「ご飯食べたあといないと思ったら…」

希「りんぱなのファインプレーやね」

穂乃果「よし!やろう!花火!」

亜里沙「綺麗…」

雪穂「日本の伝統だね」

凛「三刀流…ナイアガラ!」

絵里「ハラショー!」パチパチ

花陽「り、凛ちゃん…危ないよぉ」

穂乃果「綺麗だね。ことりちゃん」

ことり「えっ/////」

穂乃果「はーなーびー!」

ことり「なんだぁ…」

穂乃果「(どうしてこの状況で自分を選択するのだろうか)」

海未「あぁ…花火と共に写る穂乃果は最高です!」ピロンピロン

希「クレイジーサイコほのキチやね…」

にこ「スピリチュアル超えてるわね…」

真姫「…」

希「真姫ちゃんどないしたん?」

真姫「いや…こうして皆で花火やって楽しめるのも、もう有るか無いかなのよね」

のぞにこ「…」

希「大丈夫や。ウチらが大学生になっても夏になったら遊びに来るから」

にこ「そうそう、真姫が心配するとじゃないわ」

希「にこっちは自分の成績のほうが心配やもんね」

にこ「うっさい!」

希「ふふふ」

真姫「ふふ…」

希「まぁ、μ'sの絆は壊れることない。必ずどこかで繋がってるから」

にこ「希…」

希「真姫ちゃん!にこっち!実は…」

にこ「それ!もしかしてドラゴン大噴射!?」

真姫「滅多に手に入らない代物…何で希が!?」

希「たまたまスーパーに置いてあったんよ」

にこ「どこのスーパーよ…」

真姫「凄い…初めて見た」

穂乃果「はぁ?、終わった終わった」

希「穂乃果ちゃん!線香花火の前にこれやってみない?」

穂乃果「それ、ドラゴン大噴射じゃん!!」

雪穂「幻の噴出花火…!」

海未「何ですか?それ」

ことり「物凄い勢いで花火が噴射されて、その姿はまるで龍が天に昇るみたいなの。これを見た人は感動で涙が止まらないとかなんとか…」

海未「プロパガンダがすごいですね」

凛「早く見たいにゃ?!」

花陽「私も!」

希「ちょっと待っててな…」

絵里「希、大丈夫?」

希「大丈夫大丈夫」カチッ

希「あれ…?」

希「点きが悪いな…」カチッカチッ

海未「どうかしたのでしょうか…それにしても希も近付きすぎな気がするのですが」

凛「いきなりドバっと出てきそうだよ…」

ことり「そう言えばこの前、ドラゴン大噴射で点きが悪くて近付き過ぎてたから大火傷した人が…」

花陽「えっ!?」

にこ「希!!」

希「へ?」カチッ

ちょっと休憩

にこ「点火する位置、逆」

希「っ////」カァア

真姫「珍しい、希があんなミスするなんて」

穂乃果「人間誰だってミスする時くらいあるよ」

海未「穂乃果はミスだらけですが…」

穂乃果「う、うみちゃあん」

ハハハハハ

希「お、来るよ来るよ…」

シュワァァァァァァァアアアアアアア

一同「ふぉぉ…」

穂乃果「しゅ、しゅごい」

海未「綺麗です…」

ことり「本当に、龍が天に昇ってるみたい…」

花陽「市販の花火とは思えないよ」

凛「凄い勢いだね」

真姫「これが…ドラゴン大噴射」

にこ「幻の噴出花火なだけあるわね…」

絵里「ハラショーだわ…」

雪穂「凄いね亜里沙、こんな花火なかなか見られないよ」

亜里沙「ハルァショー」

希「みんな喜んでくれてるし、買ってよかったわ?♪」

穂乃果「希ちゃん、貴重なドラゴン大噴射を見せてくれてありがとう!」

希「いいんよいいんよ。一人で見るのもつまらないだけやし。こう言うのは、みんなで見るもんやん?」

穂乃果「希ちゃん…!」

希「ふふ…さぁ!線香花火大会の始まりやー!」

一同「イ゛ェア゛ァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ァァァ」

~1年生対決~

にこ「こういうのは集中力が物を言うのよ。アイドルたる者、ここぞの集中力を発揮できなきゃ一流じゃないわ」

凛「にこちゃんは集中力がないからすぐに落ちちゃうね」

にこ「何をー!!」

花陽「」ス-ハ-

真姫「見てなさい…絶対に最後まで残るんだから!」

希「それじゃ、点けていくで?」カチッ

穂乃果「」ゴクリ

海未「さて…1年組の勝者は一体」

ことり「みんな頑張れ~♪」

絵里「(何か違和感があるのは気のせいよね)」

誰が勝った?

安価下5つまでで多数決

凛「ふにゃっ!?」ポトリ

凛「落ちちゃったにゃ…」

にこ「(ぷぷぷ、やっぱり凛は集中力ないわね~)」

にこ「ん?」

真姫「」マジッ

にこ「!」

にこ「」スゥ

真姫「」マジッ

にこ「はっくしょん!!!!」

真姫「うぇっ!?」ビクッ

真姫「あっ」ポトリ

にこ「ごめんねぇ~にこぉ、くしゃみは思いっきりしたいタイプなのぉ」

真姫「っ…!!!!」グッ

凛「真姫ちゃん、抑えて抑えて」

真姫「花陽!何としても勝ちなさいよ!!にこちゃんなんかに勝たせてたまるものか!!」

花陽「」グッ

凛「あの目…」

凛「真姫ちゃん、かよちんはきっと勝つよ。あの目は本気のかよちんの目だから」

~数分後~

花陽「…」

にこ「…」

花陽「あっ」

にこ「っし!」

花陽「終わっちゃった」

真姫「つまり最後まで燃えきったってこと?」

花陽「うん」

にこ「と、言うことはまだ燃え続けてる私の勝ちね!」

真姫「ズルしたのに勝ちな訳無いでしょ!!」

にこ「にこはズルなんてしないにこ!」

絵里「引き分け!引き分けよ!花陽もにこも最後まで燃えきったんだから引き分けでいいじゃない!」

にこ「っ…わかったわよ」

凛「凄いよかよちん!やっぱりここぞの集中力はμ's1だね!!」

花陽「そんな…それほどでもないよ////」

希「さ、次は2年生組+妹達よ!」

穂乃果「よっしゃー!勝つぞー!」

海未「心を落ち着かせて…深呼吸」

ことり「さりげなーく勝っちゃうもんね♪」

雪穂「お姉ちゃん達気合い充分だね…」

亜里沙「はわ~…海未さん、かっこいい////」

雪穂「亜里沙ー、そろそろ始まるよ」

亜里沙「え?あ、うん!」

希「それじゃ…点火!」カチッ

凛「終わった凛達はまだまだ大量にある線香花火で遊んどこう」

にこ「花陽!真のクイーンを決めるわよ!!」

花陽「う、うん!!」

真姫「待って!私も参加させて!!」

安価下5つの多数決で2年生組+妹達の勝者

そして今日はここまで

亜里沙「」ジ-

…ジジ

亜里沙「!」

…ジジジ

亜里沙「綺麗…」

ジッジジジジジジ!!!!!

亜里沙「わぁ!」

亜里沙「雪穂!凄いよ!いきなりブわーってきた!!」ポトリ

亜里沙「あっ」

亜里沙「えへへ、びっくりして落ちちゃった」

雪穂「…」

亜里沙「雪穂?」

雪穂「」シ-

亜里沙「」コクコク

ジッジッジジジジジジジ!!!!!!!!

亜里沙「雪穂の…大きい」

雪穂「よしよし…いいよいいよ」

ヒュウ

雪穂「ああっ!」ポトリ

雪穂「あーあーあー…」ガックシ
? ? ?
亜里沙「雪穂、元気出して」

雪穂「くぅ~、自信あったのにぃ!風のバカー!!」

穂乃果「落ちないで~落ちないで~!」

ことり「(ふふ、必死になってる穂乃果ちゃん可愛い)」

海未「(風を読む限り、この角度ではモロに受けますね…少し体勢を変えましょう)」

雪穂「お姉ちゃん達はどう?」テテテ

ことほのうみ「」マジッ

絵里「まだ三人とも熾烈な戦いを繰り広げてるわよ」

亜里沙「お姉ちゃん!線香花火って凄いね!初めは可愛いのにいきなりブわーってきたの!!」

絵里「そうね。それが線香花火の醍醐味だからね」

亜里沙「もう一個やってもいい!?」

絵里「穂乃果達が終わったらね」

亜里沙「は~い!」

ポロッ

ことり「あっ!」

ことり「ふぇ~ん。落ちちゃった~」

絵里「ことりが脱落したわね」

絵里「あとは、海未と穂乃果…」

ほのうみ「…」マジッ

穂乃果「(よし!軌道には乗れた。後は静かに終わりを待つだけ…)」

ジッジジジジジジ!!!!!!

海未「(集中…全てを指先に集中するのです!)」

ジジジッジジジジ!!!!

絵里「白熱してるわね…」

雪穂「どっちが勝つのやら」

亜里沙「海未さん頑張れ!あ、でも穂乃果さんにも頑張って欲しい」

雪穂「結局両方かい」

~その頃~

にこ「だー!また最後まで残った!!」

凛「これで15回連続引き分け…かよちんもにこちゃんも凄いにゃあ」

真姫「何ですぐに落ちるのよ!!」

凛「真姫ちゃんはいつも初めで落ちるし」

にこ「花陽!もう一回よ!!」

花陽「ええっ!そろそろ集中力が…」

にこ「つべこべ言わずにさっさと持ちなさい!!」

花陽「ひいっ!ダレカタスケテ-!」

ほのうみ「…」

絵里「そろそろ佳境ね。このままだと引き分けになりそう」

雪穂「」ゴクリ

亜里沙「(海未さん…!)」

ポロッ

穂乃果「あっ!」

雪穂「ああっ!」

絵里「これは!勝者うm「待って!」

穂乃果「…」

ジジジ…

穂乃果「よかった…まだ火種が残ってた」

絵里「嘘…さっき大元が落ちたのに」

雪穂「お姉ちゃんついてるね」

亜里沙「ハルァショー」

海未「(流石穂乃果ですね…奇跡を起こす何かは持ってます)」

ジジ…

穂乃果「(これは引き分けかな)」

ことり「」ムズ

ことり「ふぇ…ふぇ…ふぇくしゅん!!」

海未「」ビクッ

ポロリ

海未「あ」

ことり「火薬の匂いってムズムズするよねぇ」

穂乃果「やった…!勝ったぁ!!」

絵里「凄い!凄いわ穂乃果!!」

穂乃果「やったやったー!!」

海未「あ~^喜んでる穂乃果可愛いですねぇ(くっ…まだまだ集中力が足りないみたいですね)」

ことり「おめでとう穂乃果ちゃん!」

絵里「さて、最後に私達だけど」

希「誰かさんのせいで線香花火無くなったんよね」チラッ

にこ「け、決着が全然着かなかったから仕方ないじゃない!!」

絵里「あーあ、線香花火やりたかったなぁ」

にこ「っ…!買いに行けばいいんでしょう!?わかったわよ!!」

にこ「花陽、アンタも着いてきなさい」

花陽「ええっ!?」

にこ「連帯責任よ」

花陽「そんなぁ」

真姫「にこちゃん、大丈夫よ」

真姫「私、線香花火やりたかったら家から持ってきてたの。これ使って」スッ

絵里「!?」

希「(き、木箱に入ってる…こんなん高いやつに決まってるやん)」プルプル

絵里「(希、一本だけ、そ~っと取るのよ。そ~っと)」

希「」コクコクコク

にこ「あるなら早く出しなさいよ~」

真姫「なかなかタイミングが無かっただけよ!」

穂乃果「何か線香花火なのに木箱に入れるなんて大袈裟だよね~」

海未「それだけ価値があることなのでしょう」

ことり「二人共頑張れ~♪」

絵里「よかったぁ、最後まで落とさずに出来た」

希「ウチもや。線香花火なのに凄い緊張したよ」

穂乃果「真姫ちゃん、満足できた?」

真姫「え…えぇ、とっても」ニコッ

穂乃果「うん!それじゃ、皆で後片付けしよっか」

海未「これで全員終わりましたか…」

ことり「まだ穂乃果ちゃんのやり残したことがあるよ」

穂乃果「あっ!ほんとだ!!」

凛「なになに~?穂乃果ちゃんのやり残したことって」

穂乃果「私?私はねぇ」

穂乃果「りょk「穂乃果!!」

穂乃果「お母さん!?」

ほのママ「残ってるでしょ?とってもと~っても大事なものが」

穂乃果「?」

ほのママ「しゅ・く・だ・い」

穂乃果「」サ-ッ

穂乃果「あーっ!!!!!!!!」

穂乃果「やばいやばいよ、どれくらいやばいかっていうとマジやばいよぉ!!」

海未「やっぱり、忘れていたのですね」

穂乃果「どーしよー!!!!もう9月まで後数時間しかないよぉ!!!!」

穂乃果「グスッ…ヒック!折角…折角楽しい夏休みで終われたと思ったのに!憎いよこの宿題が!!」

雪穂「毎日コツコツやらないから悪いんだよ~」

ほのママ「中学生の雪穂ですら終わってあるのよ!?いくら練習が忙しいからって疎かにしてどうするの!!」

穂乃果「うみちゃあん!ことりちゃあん!」

海未「先程、お母様からお願いされていました。穂乃果、後片付けが終わったらノンストップで宿題を終わらせますよ」

ことり「わからないところはドンドン聞いてね♪」

絵里「私達も手伝うわ」

希「そうやね。何かマンガみたいでいいやん♪」

にこ「はぁ…先輩として、一つ手伝ってあげようかしら」

穂乃果「あ、にこちゃんは大丈夫だよ」

にこ「どういうことよ!!」

海未「…さて、今から穂乃果の家で始めましょうか」

穂乃果「ありがとぉ~!今度お昼ご飯奢るからね!!」

絵里「亜里沙、少し遅くなるから伝えてて」

亜里沙「わかった!」

亜里沙「それでは、お休みなさい」ペコッ

穂乃果「おやすみ~♪」

海未「休んでなんていられませんよ!!」

穂乃果「ひっ!」

真姫「さて、私達も帰ろうか。てゆーか、凛は終わったの?」

花陽「た、多分…私が予定表立てておいたからそれの通りにできてるはず」

花陽「だよね?凛ちゃん」

こつぜん

まきぱな「…」

真姫「花陽、今すぐ凛の家に行くわよ」

花陽「うん!」

穂乃果「まだまだ、私達の夏は終わらない!!」

海未「言ってる場合ですか!」

おしまい

何だかんだでちゃんと終わってよかった

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