凛「らーめんず?」 (13)

ラブライブ!×某お笑いコンビ(?)
まきりんぱなが仲良くなり始めた時期の話です。
真姫ちゃんはこういう芸風好きそうだなと思ったのと、凛ちゃんがラーメン好きなのでついやってしまいました。
SS初投稿で至らないところもあると思いますが、どうぞよしなに……。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409316579

【ある日の放課後】

真姫「ねえ凛」
凛「なになにー?」
真姫「ラーメンズ、って知ってる?」
凛「らーめんず?」
真姫「そうよ」
凛「知らないけどー、なんかおいしそうだと思うにゃ!」
真姫「……ハァ、やっぱりそういう反応よね」
凛「あー!真姫ちゃん凛のことバカにしてるでしょ!もー!」
真姫「バカになんてしてないわよ!ただちょっとがっかりしただけ。じゃあ、また明日ね」
凛「ふーん、変な真姫ちゃん。かーよちん!凛たちも帰ろ!」

【帰り道】

凛「ねーねーかよちん」
花陽「なあに?凛ちゃん」
凛「さっきの凛たちの話聞いてた?」
花陽「さっき?えーっと……ラーメンがどうとか……」
凛「そうそう!それそれ!かよちんは知ってる?」
花陽「ううん、珍しく真姫ちゃんがラーメン食べたいのかなあ、って思ったくらいだよ」
凛「だよねえ……結局なんなのか教えてくれなかったしにゃー」
花陽「うーん……調べてみようか?」
凛「さすがかよちん!お願いするにゃ!」
花陽「えーっと……らー、め、ん、ず、……芸人さん?」
凛「ラーメン好きなのかにゃ?」
花陽「それはどうかなあ……」
凛「それにしても芸人さんなのに全然テレビで見ないね」
花陽「たしかに……真姫ちゃんはどこで知ったんだろ」
凛「不思議だにゃー」
花陽「あ、動画もあるみたい。お家についたら見てみようか?」
凛「うん!おいしいラーメンの作り方ーとかかにゃー」
花陽(それは多分ないと思うなあ……)

【花陽宅】

凛「おっじゃまっしまーす!」
花陽「はーい、どうぞ」
凛「じゃあじゃあ、さっそく見てみようよ!」
花陽「凛ちゃんあわてすぎだよぉ……」
凛「はやくはやくー!ラーメン♪ラーメン♪」
花陽「あはは……えっと、この『採集』っていうのが人気なのかな?」
凛「ふーん……なが!ながいにゃー!コントの長さじゃないよ!」
花陽「えぇえ!?あ、ほんとだ……」
凛「うー……気が進まないけどとりあえず見るしかないにゃ」
花陽「真姫ちゃんちょっと寂しそうだったしね……はい、再生します」
 『馬鹿げてるよ人間のはく製なんて。はーっはっはっはっは……』バサッ 
花陽「ダレカタスケテアゲテー!!」
凛「うーん……ウォッカ入りラーメンなんて誰もやらないにゃー……ハラショーってなに……?」ムニャムニャ
花陽「り、凛ちゃん!終わったよ!」
凛「ハッ!寝てた!どうだった?」
花陽「こ」
凛「こ?」
花陽「こわかった……」フルフル
凛「コントなのに!?」
花陽「コントなのに……」
凛「笑えないコントなんて芸人のカザカミにもおけないにゃー」
花陽「でも面白かったよ」
凛「こわいのにー?」
花陽「うん、こわいのに……なんか、演劇みたいでひきこまれちゃうというか」
凛「コントなのに、演劇とは」
花陽「ま、まあまあ……真姫ちゃんが好きなのもなんとなくわかった気がするなあ」
凛「凛にはさっぱりわかんないよ」
花陽「ふふ、寝ちゃってたもんね」
凛「次は短いのがいいにゃー」

花陽「じゃあ……これ?」
 『え~、次は~、イバールァキィィ~』
凛「これは面白いにゃー!」
花陽「すごい勢いだったね……」
凛「意味はわからないけど楽しかったね!」
花陽「た、たしかに……」
凛「チバ!シガ!サガ!」
花陽「ちば!しが!さが!」
凛「真似するのも楽しいにゃー」
花陽「耳に残っちゃうよねえ」
凛「明日真姫ちゃんに言ってみようよ!」
花陽「ええ!?ノッてくれるかなあ……」

【翌日】

凛「まっきちゃーん!チバ!シガ!サガ!」
真姫「……ナニソレ、イミワカンナイ」
凛「あれー?ノッてくれないの?」
真姫「は、はずかしいでしょ!……でも、見てくれたのね」
凛「そうだよ!かよちんも、ねー!」
花陽「う、うん!真姫ちゃんが好きなもの、知りたかったから……」
真姫「っな、なんでそんな」
凛「友達だから、でしょー!ね!」
花陽「うん!」
真姫「ヴェエ……あ、ありがと……」カミノケクルクル
凛「どーいたしまして!」
花陽「えへへ……」
真姫「そ、それはそうと、何を見たのよ?」
凛「なにが?」
真姫「ラーメンズ!よ!」
凛「ああ!えーっとねえー」
花陽「はく製のやつと……」
真姫「『採集』ね、あれは素晴らしいわ、まさに傑作よ」
凛「チバ!シガ!サガ!にゃ!」
真姫「日本語学校シリーズね。確かに凛は好きそうだわ」
凛「またバカにされてるー?……でも、ラーメンなのに全然おいしそうじゃなかったにゃ」
真姫「当たり前じゃない!ラーメンズってのはねえ……(名前の由来について語りだす)」クドクド

花陽「……凛ちゃん、また寝ちゃってる……」
凛「ふぁ~あ、真姫ちゃん話が長いにゃー」
真姫「なんですって!?」
花陽「ま、まあまあ二人とも……でもコンビ名もすごく凝ってるんだね」
真姫「そうよ。まあ本人たちは「妙論が複数」なんてはぐらかしてるけど……そういうところもいいわよね」
花陽「へぇー」
凛「みょーろんってなに?」
真姫「……ハァ、凛にはラーメンズは難しいかもしれないわね」
凛「あー!今度こそバカにしてるでしょ!ひどいにゃ真姫ちゃん!じゃあ凛にもわかるようなの教えてよー!」
真姫「仕方ないわねえ……うーん、それなら『バニーボーイ』なんてどうかしら」
凛「なんかすごいタイトルだにゃー……」
真姫(知的レベルが似てるかもしれない、なーんて言ったらまた怒るわよね)
花陽「今日も帰ってから見てみようか」
凛「そうするにゃ!」
真姫「『バニーボーイ』ならぬ『キャットガール』なんてね。ちょっと見てみたい気もするわね……」
花陽(なんか不穏なにおいがするよお……)

【どこかのホテルの一室】

凛(?)「いらっしゃいませー。キャットガールの店ガベリン、音ノ木坂店へようこそ」
真姫(?)「水割りオネガイシマス」
凛(?)「いいよ!」



凛(?)「まちがえた。よくまちがえるにゃー」リンペロッ
真姫(?)(イラッ)



真姫(?)「でね、パパがね、すごく簡単なの。診察が。ちょっと診て、"……風邪だね"これでおしまい」
凛(?)「たしかにそれは腹立つにゃー」
真姫(?)「デッショー?」
凛(?)「顔がもうだって。にゃあ」
真姫(?)「顔はまあ普通よ、むしろかっこいいわよ私のパパなんだから」
凛(?)「そっか。ま、いいんじゃない?たーまーにーは。らしくないこともにゃ!」
真姫(?)「ああもう!あなた、もうムカツキパブやりなさいよ!」
凛(?)「へーあるんだー、実際」
真姫(?)「ナンバーワンよ」

【翌朝】

真姫「夢かーい!ハッ……まさかじぶんの寝言で目が覚めるなんて……ヴェエ、しかし変な夢だったわね……」グッタリ

【教室】

凛「真姫ちゃーん!……夢かーい!」

真姫(イラッ)

【?】

ことり「ちゅんちゅん♪」

おわり


行間きづかなくてごめんなさい…次(があるかはわかりませんが)は気をつけます。
本当にただ書きためてたものを貼り付けただけなのでみじかいですがここで終わりです。
読んで下さった方がいたみたいで、うれしかったです。ありがとうございました。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月30日 (土) 15:39:56   ID: Oo6ZPmoJ

おもしろい

2 :  SS好きの774さん   2014年08月30日 (土) 22:35:51   ID: 1RzlH_oq

ラーメンズは千葉滋賀佐賀のイメージしかない

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