穂乃果「念能力…?」 (68)

穂乃果「私決めた!この学校で1番強くなる!」

海未「穂乃果はいつも言うことは一丁前ですね」

穂乃果「もうっ海未ちゃんは相変わらず冷めてるー」

海未「当たり前です前提として私は穂乃果よりも強いしあの生徒会もいるんですよ」

穂乃果「うぅー…みんな倒すもん!海未ちゃんだって!」

海未「まあ、頑張ってください私は勉強しますから」

穂乃果「ちぇー…つまんないの」

海未「穂乃果も勉強しないとまた赤点取って拷問補修を受ける羽目になりますよ」

穂乃果「うげぇー!あれは辛かったよまだ足の爪が全部生えきってないもん!」


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海未「あなたはまだマシの方ですよ…あまりの恐怖で失明して退学した生徒もいたくらいですからね」

穂乃果「恐ろしい…!やっぱり穂乃果も勉強しよ!」

海未「そうです」

???「」ジーーーーー

海未「…!?」

海未「誰です!?」

???「ッ!」タッタッタ

穂乃果「あの子ずっと私たちのこと見てたよねー!」

海未「いつから気づいていたんですか?」

穂乃果「海未ちゃんと話し始めた頃にはもう学校の屋上の隙間のとこから双眼鏡で見てたよ」

海未「人の気配を探ることに関してだけは穂乃果に勝てませんね」

穂乃果「でも海未ちゃんすごいよ!あの子の一瞬だけ出した殺気に反応してたんだから!」

海未「ええ…とても気配を隠すのが上手いのでもしかしたら私たち狙われてるかもしれませんね」

穂乃果「その時は勝負して勝つから大丈夫だよっ!」

海未「私はともかく穂乃果は心配です」

穂乃果「えぇー!?なんでぇ!?」

海未「まだまだ修行が足りないってことです」

穂乃果「じゃあこれから海未ちゃん家で修行しようよ!」

海未「その前に勉強は!?」

穂乃果「そんなの後でいいよ!それよりも修行だよっ!」

海未「まったく…穂乃果は」

道場
穂乃果「ハァハァ」

海未「筋トレは全てのベースですからね特にスクワット腕立て腹筋背筋は全て3000回ですよ」

穂乃果「うん!ハァハァ」

海未「今日は金曜なのでこれから富士山まで走りませんか?」

穂乃果「えぇー!?なんで富士山!?」

海未「富士山の頂上は大気が薄くて走るだけでも結構な運動になるし」

海未「強くなるにはサバイバルが1番手っ取り早いかと」

穂乃果「そうだねっ!じゃあ行こう!」

富士山
穂乃果「ひょえー…もう夜中の1時だし樹海に入るのは危ないんじゃ?」

海未「何戯言言ってるんですか!?それじゃいつまでたっても強くなれませんよ!」

穂乃果「…わかったよ!やるよ!」

海未「それでこそ穂乃果ですじゃあ行きますよ」


樹海
穂乃果「こっちであってるよね?気が邪魔で山が見えないよ」

海未「…多分こっちであってます」

穂乃果「多分!?コンパスとか持って来てないの!?」

海未「ないです」

穂乃果「うそー…お腹すいたー」ギュルルル

海未「空腹なら大丈夫です…たった今食糧を見つけました」

穂乃果「え?どこ?」

海未「一旦気配を消してください」

穂乃果「…うん」

海未「あそこに熊がいるので一撃でしとめて下さい」

穂乃果「えー!?穂乃果がやるの!?」

海未「当たり前です…こういう荒っぽいのは穂乃果の十八番でしょう?」

穂乃果「もう…!仕方ないなー」ザシュッ

クマ「」

海未「首を跳ねるんじゃなくて掌呈で内臓を破壊すれば血が飛ばなくて済んだのに…」

穂乃果「ごめんごめんでもこっちの方が確実でしょ?」

海未「それもそうですね」

海未「では私が調理しましょう」

海未「穂乃果は食べられそうな草かキノコと水を調達して来て下さい」

穂乃果「わかったー」

ーーーーーー
ーーー

穂乃果「あー!やっと富士山に到着したよー!」

海未「ええ、やはり私の感は当たりますね」

穂乃果「どこが!?さすがの穂乃果も大蛇3匹に囲まれた時は死ぬかと思ったよ!」

海未「ちゃんと助けたじゃないですか」

穂乃果「ほら、腕とか噛まれたし」

海未「あなたなら大丈夫ですよ」

穂乃果「それもそうだね!じゃあ早速登ろう!」

海未「ええ…折角ですしどちらの方が先に頂上に着くか競争しましょう」

穂乃果「いいよっ!よーいどんっ!」タッタッタ

海未「…あっ!ズルイですよ!穂乃果!」タッタッタ

穂乃果「さっきの仕返しー」

ーーーーーーーーー
ーーーー


頂上
海未「ふふん私の勝ちですね」

穂乃果「ゼェ…ハァ…負けたー」

海未「やはりここまで高いと酸素がかなり薄いですね」

穂乃果「ハァ…あんまり…ハァ走ってないのに…肺が潰れそう…!」

海未「穂乃果景色を観てみなさい」

穂乃果「うわー!すごい綺麗!」

穂乃果「折角だし写真撮ろうよ!海未ちゃん!」

海未「い、嫌ですよ!恥ずかしい///」

穂乃果「へぇーww」パシャパシャ

海未「撮らないで下さーい!///」

ーーーーーーーー
ーーーーー

穂乃果「富士山修行のおかげで全身筋肉痛だよぉー」

海未「ええ、思ったよりもハードでしたね」

穂乃果「セリフと表情が合ってないよ!」

海未「私は小さい頃から家族の仕事を手伝うために修行ばかりでしたから」

穂乃果「海未ちゃんお家継ぐの?」

海未「いえ…私は人殺しなんてしたくありませんから」

穂乃果「そっかー」

穂乃果「じゃあ高校卒業したら穂乃果と世界中回る旅しようよ!」

海未「世界中ですか?」

穂乃果「うん!そうやって旅すればきっと海未ちゃんのやりたい事だって見つかるよ!」

穂乃果「穂乃果は世界中の美味しい料理食べるのが目標!」

海未「仕方ないから付いてってあげますよ」

穂乃果「本当!?やったー!」

海未「ええ…ガトウ」

穂乃果「え?ごめん聴こえなかった」

海未「な、なんでもありません!///」

海未「穂乃果は私がいないとダメだって言っただけです!///」タッタッタ

穂乃果「あ、待ってよ!海未ちゃん!」

海未(本当は私なんです…私には穂乃果がいないと…あなたはまるで太陽です。まぶしくて時々真っ直ぐに見れないけれどそばにいてもいいですか?)

穂乃果「海未ちゃん走るの速いよー!」

海未「置いて行きますよー」

穂乃果「筋肉痛で体中痛いのにー…!」

ーーーーーーーー
ーーーー

穂乃果「やっとお昼休みだよー!」

海未「あなた午前中ずっと寝てましたね」

穂乃果「えへへ…でもそのおかげで筋肉痛治ったよ!」

海未「あなたの体の回復力は異常ですね…ケダモノ並みです」

穂乃果「それ褒めてないよね」

???「ねえ、お二人さん今日は私も一緒にお昼一緒にしていいかな?」

穂乃果「いいよー…あっ!あなたは同じクラスの南さん!」

ことり「ことりでいいよぉ~」

ことり「よろしくね!穂乃果ちゃんに海未ちゃん」

穂乃果「よろしくね!ことりちゃん!」

海未「いきなり下の名前で呼ばないで下さい」(この女はたしか…金曜日の…警戒しなければ)

ことり「あっごめんね~苗字で呼んでたらいつまでも仲良くなれなさそうで」

穂乃果「もうっ!海未ちゃ~ん」

海未「…わかりました…どうぞ下の名前で読んでくださいことり」

ことり「うん!よろしくね海未ちゃん!」

ことり「ことり実はお弁当作りすぎちゃって」

ことり「よかったら2人も食べてくれないかな?」

穂乃果「いいよー!」

海未「それくらいなら」

ことり「えへへ…ジャーン」

穂乃果「おお!美味しそう!頂きます!」パクパク

海未「…頂きます」パクパク

海未「…」パクパク

海未「…なるほど」

穂乃果「海未ちゃんすごい美味しーね!」パクパク

ことり「」ニコニコ

海未「ポイズンメイドミナリンスキー…」

ことり「ッ!?」

海未「風の噂で聞いた事があります毒を操る美少女でその美味しい料理(毒入り)で相手を倒す…学年は2年生」

海未「あなたでしたか」

ことり「ばれちゃったかー」

ことり「でも…もう遅いよ!そろそろ毒が体内を回る頃だよのたうち回って苦しんでねっ!」

穂乃果「…ンゥッ!」

海未「穂乃果!」

ことり「アハハハ…次は海未ちゃんの番だよ!」

海未「…」

穂乃果「…んぱぁあー苦しかったー!いっきに食べたから喉に詰まっちゃったよ」

海未「相変わらずあなたは行儀が悪いですね」

穂乃果「あはは…返す言葉もございません」

ことり「…え!?どうゆうこと!?」

海未「残念ながらあなたの毒は私たちには聞きません」

海未「」モグモグ

海未「このくらいの毒はよく修行で打たれましたからね」

ことり「穂乃果ちゃんはなんで!?」

海未「穂乃果は昔からスズメバチやら毒蜘蛛やら毒蛇とかに噛まれ慣れてるんで免疫があるんでしょうね」

ことり「そんな…!2年最強の園田海未を倒して生徒会も倒して頂点を取る私の夢が…」

穂乃果「ことりちゃん!これ美味しいね!まだある?」モグモグ

ことり「穂乃果ちゃん…!」キュン

ことり(え?なに!?この胸の高鳴りは!?)

穂乃果「ことりちゃん…具合悪いの?」オデココツーン

ことり(いい匂い!可愛い!抱きしめたい!)

ことり「穂乃果ちゃん!私と付き合って!」

海未「…なっ!なに言ってるんですか!?いきなり!」

穂乃果「いいよー!」

ことり「やったぁ~」

海未「ちょっと穂乃果!付き合うなんて私が許しませんよ!」

穂乃果「え~なんでえ?友達はいっぱいいた方が楽しいよー!」

海未・ことり「えっ?友達?」

穂乃果「そうだよ!これからよろしくね!ことりちゃん」

ことり「え…あ、うん!よろしくね」

海未「友達なら許します友達なら親友は私ですが」

ことり「そういえば今日は1年生の代表決定戦だね♪」

穂乃果「なにそれ?」

海未「毎年春に各学年から3人ずつ選出される大会ですよ」

穂乃果「えー!?去年そんなのあったっけ?」

海未「私たちは去年の夏に飛び入りでこの学校に入学しましたからね…父上のコネで」

穂乃果「そういえばそうだった!」

ことり「去年はことりの1人勝ちだったよ♪」

穂乃果「ええ?3人じゃないの?」

ことり「この学年は雑魚ばっかりだから♪」

ことり「ことり以外みんなダウンしちゃったの♪」

海未「なるほど」

ーーーーーーーーー
ーーーー

1年生代表決定戦会場
真姫「この学校に入学したの間違いだったかしら…どいつもこいつも手応えがないわね」

凛「あなたが3人目かにゃ?」

真姫「あなたは?」

凛「凛だにゃ!そして隣の子はかよちん!」

花陽「よろしくねぇ♪」

真姫「私は西木野真姫よ」

真姫「へぇあなたたちも勝ち残ったのね」

凛「みんな弱くて拍子抜けしちゃったにゃ」

花陽「ほとんどの子達が念も使えなかったもんね♪」

真姫「念が使えないのに殺し屋もしくはヤクザの娘が務まるのかしらね?」

花陽「この大会は[ピーーー]の禁止だから…体がウズウズして仕方ないよぉ!」 ゴゴゴゴゴゴゴ

真姫「…」ゾクッ

凛「でも…病院送りで重体って子は何人かいたにゃ!もしかしたら一生歩けなくなった子もいるかも…」

花陽「そんなんじゃ全然足りないよぉ!!」

凛「かよちん!このおにぎりを食べて落ち着くにゃ!」

花陽「おいしい!」モグモグ

真姫(凄い殺気だったわね…普通の子だったらあの気迫だけで失神するのも頷けるわね)

凛「凛たちこれから生徒会室に行こうと思うんだけど真姫ちゃんも来る?」

花陽「ここの生徒会はすっごく殺しがいがありそうだから楽しみだよぉ♪」

真姫「生徒会…実は私も同じこと考えてた」

凛「本当!?凛たち気が合うかもね!じゃあ行くにゃ…」ゴゴゴゴゴゴゴ

真姫(なんて目なの…この子たちは自分たちが勝つ…いや生徒会を[ピーーー]ビジョンしか想像してないのね)

真姫「あんたちちょっとは殺気抑えなさいよ」

凛「それもそうだにゃ!殺気は[ピーーー]時だけで…ね」

花陽「凛ちゃんは慌てん坊さんなんだからぁ」

凛「かよちんに言われたくないにゃあ!」

真姫「…行くわよ!」

ーーーーーーーーー
ーーーー

生徒会室前
花陽「じゃあまず花陽から先制食らわすよぉ!」ゴシャーン

真姫(生徒会の壁を丸ごと壊すってどんな思考回路してんのよ!)

凛「凛も派手にいっくよー!」

凛「にゃっ!」スッ

生徒会役員A「あれ?なんで逆さ…」

ボトッ

生徒会役員B「…う、腕がー!私の両腕がないっ!」

真姫(最小限の動きで一瞬にして首をへし折って隣にいた子の両腕を切り落とすなんて…何者なの…?こいつら…)

花陽「…次はあなただよ!おりゃっ!あれ?」

希「1年生かな?ちょっとおいたが過ぎるんやない?」

希「えりち怪我ない?」

絵里「あるわけないでしょ…まったく生徒会室がメチャクチャじゃない」

絵里「あなたたちちゃんと掃除してくれるわよ…ね?」ゴゴゴゴゴゴゴ

花陽「ッ…!」

凛「かよちん!?」

花陽「大丈夫…あの人の念…ヤバイよ凛ちゃん…!」

凛「…うん!逃げるにゃー!」

真姫「ちょっ!ちょっと待ちなさいよ!」

絵里「私は生徒会の仕事あるから希軽くお仕置きお願いね♪」

希「はいはい」スッ

希「ねえ…君たち?うちらの生徒会室荒らしといてタダで逃げるってムシがよすぎるとちゃう?」ニコニコ

花陽「うぁっ…!」

真姫(ヤバイ…ヤバイわ!生徒会にまさかこんな化け物が2人もいるなんて!)

真姫(ヤバイ…ヤバイわ!生徒会にまさかこんな化け物が2人もいるなんて!)

花陽「ど、どうしよう…!凛ちゃん!」

凛「凛が時間を稼ぐから2人とも逃げて!」ダッ

花陽真姫「「凛!(ちゃん!)」」

凛「おりゃあああああ!!」

希「お?ええ顔できるやん♪」

凛「うおおおおおお!!」

希「病院行きくらいで済むとええね」ゴゴゴゴゴゴゴ

凛(絶対死ぬ!絶対死ぬ!でも…!でも…!!死ぬ気で…一発食らわしてやるにゃあ!!)

???「ったく1年は…仕方ないわねぇ」ビュン

凛「うおりゃあああああ…ってあれ!?ここ1年の教室にゃ!」

花陽「凛ちゃん!?何が起きたの!?」

真姫「私たちどうやってここに来たのよ!?」

凛「凛は知らないにゃー!」

[ピー]のところは「[ピーーー]」で補完しといて

???「私よ!まったくあんたらバカなの?命知らずにもほどがあるわ!いきなり生徒会に殴り込みなんて…」

真姫「あなたは?」

にこ「私は矢澤にこ…3年代表よ!」

凛「あはは!こんな小さい子が代表?笑っちゃうにゃー!」

ゴスッ
凛「ぐはぁ…!」

にこ「人のこと見た目で判断してんじゃないわよ」

ゴリゴリ
凛「ひ、ひぎぃ!ま、まいったにゃあ!ごめんなさい!にこ先輩!」

にこ「わかればいいのよ」パッ

真姫「花陽…今の見えた?」

花陽「まったく…花陽には移動したというよりワープしたようにしか見えなかったけど…」

真姫「…念能力よね…どう考えても」

花陽「…うん」

にこ「あんたら3人とも念は使えるようね?」

にこ「来月から始まる代表戦…それに向けてにこが念を教えてあげる!」

真姫「はぁ!?代表戦があるのは知ってるけどその時私たちは敵同士よ!?なぜ敵に塩を送るようなことを?」

にこ「にこはねぇ…あの生徒会2人が気に食わないの!」

真姫「気に食わないのは私たちもね…あんなやられかたすれば…あの目で睨まれてまったく動けなかった…!」

凛「生徒会は恐ろしかったにゃ…」

花陽「一歩間違えてたら本当にあの世行きだったね…」

にこ「うん…気に食わないってのもあるけど私は強くなったあんたたちと本気で戦ってみたいってのもあるのよ」

にこ「だってあんたたち磨けばすぐ光る原石みたいなものよ!ちゃんとした修行すればきっと生徒会にも対抗できるわ!」

凛「それは本当かにゃ!?それだったら是非お願いするにゃ!」

花陽「私も!」

真姫「私は別に頼んでなんか…」

にこ「へぇ…真姫ちゃん負けっぱなしの負け犬のままでいいんだー」

真姫「うるさいわね!やるわよ!修行でもなんでも!」

凛「真姫ちゃんチョロすぎにゃー!」

真姫「うるさいっ!」

花陽「あはは…」

にこ「じゃあ修行始めてくわよ!」

「「「おお!」」」

ーーーーーーーー
ーーーー

生徒会室
希「にこっちめ…邪魔するなんて…今度会ったらワシワシMAXの刑や!」

希「重症2名か…1人は首の骨が完全に折れてるけど辛うじて生きてるみたいやねもう1人は両腕切断による大量出血か…」

希「2人とも自分の念でなんとか生命だけは維持してるね」

絵里「部屋が血でビショビショだわ…」

希「まあ、救急車呼んだからなんとかなるやん?」

絵里「そうね…それにしても1年にこんなに惨めにやられるなんて2人は生徒会はクビね」

希「う~ん…えりちは厳しいなぁ」

絵里「そんなことないわよ、弱い奴に生徒会は務まらないわ」

希「たしかになぁ」

希「でもあの1年は将来有望やね」

絵里「そうね」

希「それじゃ片付け続けよか?」

絵里「ええ」

ーーーーーーーー
ーーーー

ヒデコ「みんな大変だよぉー!生徒会室に1年代表が乗り込んでドンパチやったみたいだよ!」

ことり「生徒会室に!?穂乃果ちゃん!見に行こっ!」

穂乃果「うん!」

海未「私も行きます」

ことり「…海未ちゃんは来なくても
いいんだけど♪」

海未「」イラ

海未「2人だけでは心配ですので」

穂乃果「海未ちゃん早くー!」

海未「はいはい」

ことり「ぐぬぬ…!」
ーーーーーーーー
ーーーー

ことり「今年の1年はハンパじゃないみたいだね…」

穂乃果「すごいメチャクチャだね」

海未「この壊し方は普通ではないですね…特別な力が働いてるとしか」

ことり「え?まさか2人とも念を知らないの?」

穂乃果・海未「「…念?」」

ことり「…なんでもないよ気にしないで」

海未「念…どこかで聞いたことがあるフレーズです…頭の奥にある気がするのですが思いだせない」

穂乃果「そんなに深く考えなくても…」

海未「いえ、どうしても気になります…ことり教えてください」

ことり「ことりからはなんとも言えないなぁ…でも2人とも近いうちに必ず理解すると思うよ」

海未「近いうちに?」

ことり「うん…代表はきっとここにいる3人に決まるからその時になれば教えるね」

海未「納得はいきませんがわかりました」

穂乃果「うん!ファイトだよっ!」

???「念なしであの実力…いやきっとあえて念を教えないで育てたのね」

ーーーーーーーー
ーーーー

にこ「まずはあんたたちの練を見せなさい」

にこ「今の実力がどんなもんか見てあげるわ」

りんぱな「「はい!」」

にこ「真姫!あんたもよ」

真姫「仕方ないわね…」

にこ「うん、3人とも練はいい感じよ!じゃあその状態で3時間耐えなさい」

凛「3時間!?」

花陽「そんなの無理だよぉ~!ダレカタスケテー!」

真姫「…」

ー3時間後ー
凛「ハァ…ハァ…もう動けないにゃー」

花陽「おにぎり食べたいよぉ~!」

にこ「まあ、2人とも初めてにしてはよく耐えた方ね」

にこ「真姫は凄いわね!この修行は初めてじゃなかった?」

真姫「ええ、この手の修行は家庭教師によくやられたわね」

にこ「へぇー、あんたは具現化系よね?」

真姫「ヴェェ!どうして分かったのよ!?」

にこ「正確には変化系よりの具現化系ってところかしら」

真姫「だからどうして分かったのよ!?」

にこ「それは…なんとなくニコ!」

真姫「何よそれ!バッカみたい!」

にこ「バカみたいってなによ!可愛いでしょ!」

真姫「そのまんまの意味よ」

にこ「ムキー!!」

真姫「なによ!?」

凛「そろそろ凛達に構って欲しいにゃー」

花陽「疲れすぎて立てないよぉ~」

ーーーーーーーー
ーーーー

ー2年代表選抜会場ー
ことり「やっぱり残ったのはことり達3人だったね♪」

穂乃果「うん!これで生徒会の人と戦えるんだね!」

海未「はしゃぎすぎですよ穂乃果」

ことり「正確には1年生代表と戦って勝った学年代表が3年生と戦えるんだよぉ~♪」

穂乃果「ことりちゃん、去年はどんな感じだったの?」

ことり「去年ことりは今の会長さんと戦ったんだけど文字通り瞬殺されて…

ことり「どんな能力を使うのかすらわからなかった…」ボソッ

海未「??」

ことり「その後の3年生対2年生では今の副会長の希ちゃんが1人で代表全員倒してたよぉ~♪」

穂乃果「瞬殺ってそんなに強いの?会長は?」

ことり「うん!それにことりの他には1年代表がいなかったからね」

海未「でもどう考えてもあなたは実戦では戦えないのでは?」

海未「先ほどの代表選抜ではどうやって勝ち抜いたのですか?」

ことり「それはヒ・ミ・ツ♪」

穂乃果「教えてよぉ~ことりちゃん♪」

ことり「じゃあ穂乃果ちゃんことりにチューしてくれたら教えてあげる♪」

穂乃果「いいよぉー!チュー!」

海未「ダメです!」バシッ

穂乃果「いったーい!海未ちゃん酷いよぉ」

海未「破廉恥です!」

ことり「あとちょっとだったのに~♪」

海未「ことりは穂乃果にがっつきすぎです!」

ことり「そんなことないよぉ♪」

ことり「海未ちゃんは嫉妬深いね♪」クスクス

海未「な…///そんなことありません!」

穂乃果「なんで海未ちゃんそんなに顔真っ赤なの?」

海未「こ…!これは返り血です!さっきの戦いの!」

ことり「それはさすがに無理があるんじゃ…」

穂乃果「なるほど!」

ことり「…ふふ、穂乃果ちゃん純粋で可愛い!」

海未「それでは、そろそろ戻りますよ!午後からは代表の顔合わせがあるんですから!」

ことり「そうだね!」

穂乃果「よぉーし、気合い入れて行こう!」

内容がすっかり同じスレがあるんだがどういうこと?
まだ向こう落ちても無いし建て直しって訳じゃなさそうだけど

>>39もう一つの方はなんか調子悪いのと題名が微妙なので立て直しました

ーーーーーーーー
ーーーー

ー会議室ー
絵里「久し振りね、あなたたち」ギロッ

凛「…ッ」プルプル

花陽「…凛ちゃん!」プルプル

真姫「…」

にこ「凛!」

凛「…!久し振り…にゃ」

絵里「あら…なんか雰囲気変わったわね」

絵里「あなたたちのせいで生徒会室がめちゃくちゃになっちゃったんだから」

絵里「今度襲撃する時はちゃんとドアから入りなさいよね♪」

凛「…?わかったにゃ」

花陽「…え?」

希「大丈夫やで、今君らを取って食おうだなんて思ってへんから」

真姫「なによ?私たちに怒ってないの?」

希「別に…生徒会室が壊されたくらいで怒らへんで」

絵里「ええ」

凛「…実は生徒会長は優しいんじゃないかにゃ?」コソコソ

にこ「性格は別に悪くはないわね…でもこと戦闘に関しては誰よりも残酷よ…」コソコソ

花陽「あの人が!?信じられないよぉ」コソコソ

真姫「…でも前に生徒会室で見た殺気は異常だった」コソコソ

真姫「少しでも気を抜いたら殺されるわよ」キッ

絵里「ちょっと…そんなに睨まなくてもいいじゃない」

絵里「別に今戦うわけじゃないんだから…」

絵里「それよりもあなたたち喉乾いてない?」

真姫(自分の事なのに気がつかなかった。こんなに喉が渇いてるなんて…)

凛「…渇いてるにゃ」ゴクリ

絵里「それはそうよね、そんなに冷や汗かいてるんだもの」

にこ(つーか、あんたたちが無駄にプレッシャーかけてるからでしょ)

絵里「ヒデコー!」

ヒデコ「はい、生徒会長」サッ

絵里「1年生達にお茶とケーキ出しなさい」

ヒデコ「畏まりました」サッ

希「それよりも2年生たち遅いなぁ」

ーーーーーーーー
ーーーー

ミカ「あなた達が2年生代表だよね?」

穂乃果「あなたは?」

ミカ「代表大会運営委員のミカです!」

ミカ「あなた達を迎えに来たよ!」

海未「お迎えなんてあるんですか」

ミカ「うん!この後すぐに各学年との顔合わせだからね!」

ミカ「じゃあ、急いでこのリムジンに乗って!」

ーーーーーーーー
ーーーー

ミカ「着きました!会議室の場所はわかるよね?」

ミカ「顔合わせの時間は明日の午前0:00まででその後に1年と2年でくじを引いて初戦の内容と選手を決める手筈になってるよ」

海未「わかりました…ありがとうございます」

ことり「ありがと~♪」

ミカ「うん!じゃあ…頑張ってね!」

穂乃果「うん!」

ー会議室前ー
海未「ここですね…」

ことり「うん…」

穂乃果「ここ中…凄い殺気が渦巻いてるよ!」

海未「はい…扉が重いです」ガチャ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ジロリ

海未「ッ…!」プルプル

ジロリ

穂乃果「ぅ…」ガタガタ

ことり「え!?穂乃果ちゃん!?海未ちゃん!?」

絵里「ちょっとー、その2人はもしかして代表なの?」

希「この反応…この2人念がまったく身に着いてないんちゃう?」

にこ「念なしでどうやって代表になるのよ…」

凛「纒すら纏ってないにゃ」

花陽「纒どころかオーラがただ流れてるだけ…やっぱりあの2人一般人だよ」

真姫「ちょっと!それよりも念も使えないのにこんなオーラで充満した部屋にいたら2人とも死んじゃうわよ!」

ことり「う、うん!2人とも!ちょっと来て」ガシッ

ガチャ

絵里(…ついにここまで来たのね)

絵里(海未)

ーーーーーーーー
ーーーー

海未「はぁ…はぁ…」

海未「すみません、私としたことが…」

穂乃果「何故かわからないけど…怖くて死にそうになっちゃった…」

ことり「それはそうだよ、2人ともやっぱり念なしじゃあこれから先は無理だね」

海未「だから念とはなんですか?」

ことり「詳しいことは理事長室で!早くしないと0:00になっちゃう!」

海未「なぜ、理事長なんですか!?」

ことり「お母さんなの」

穂乃果「ほぇ~、そうなんだ!」

ーーーーーーーー
ーーーー

ー理事長室ー
ガチャ
「「「失礼しまーす」」」

理事長「やっぱり来たわね」

理事長「じゃあ早速だけど念能力について軽く説明します」

『念能力』とは
自らの肉体の精孔(しょうこう)という部分からあふれ出る、オーラとよばれる生命エネルギーを、自在に操る能力のこと。念を使う者を「念能力者」と呼ぶが、一般人の間では念能力の存在自体が知られていないことも多く、霊能力者・超能力者と呼ばれていることも少なくないと言う。

以上wikipadiaより

理事長「ということです」

海未「つまり超能力のようなものですか?」

理事長「超能力とは少し違うわね、念…いわゆる生命エネルギーは誰しもが持ってるの」

理事長「でもそれを扱えるのは訓練した物か特別な才能がある者だけなの」

穂乃果「??」

海未「なんとなくわかってきましたが、0:00までにそんなたいそうな技術を習得できませんよ」

理事長「定石ではその通りです」

海未「だったら…」

理事長「ですが…一つだけ方法があります」

理事長「この方法はいわゆる邪道と言われる方法なんですが、無理矢理あなたたちの精孔をこじ開けます」

海未「そんなことができるんですか!?」

理事長「ええ、本当ならこんな方法はとりたくないのですが状況が状況ですので仕方ありません」

理事長「では2人とも…上着を脱いでこちらへ」

海未「はい」

穂乃果「??はい!」

理事長「では、これから私のオーラであなたたちの精孔を開けます!しっかりと気を持ってオーラを体に止めるイメージを強く持って!」

ゴゴゴゴゴゴゴ

海未「…」スー

穂乃果「…」スー

理事長(凄い娘たちだわ何も教えていないのに自然体が1番楽な姿勢だと体で理解している…)

ーーーーーーーー
ーーーー

23:50
ことり「じゃあ、行くよ?」

穂乃果「うん!」

海未「…はい!」

ガチャ

ゴゴゴゴゴゴゴゴ

穂乃果「…あっ!ケーキがある!私もケーキ食べたい!」

海未「まったく…穂乃果は…」

ことり「穂乃果ちゃん、可愛い!」

にこ「こいつらオーラ纏ってるわよ」

絵里「へぇ、この短時間で習得したんだ…凄いわね」

希「でも、まだまだ念のスタート地点やね」

穂乃果「ねえ!穂乃果お腹空いちゃったから少しだけちょーだい!」

凛「…いやだにゃ!べぇーだ!」

穂乃果「お願いー!一口だけ!」

凛「うるさいにゃ」イライラ

花陽「り、凛ちゃん!ここではダメだよぉ!」

穂乃果「じゃあ、勝手に食べちゃお!いただきまーす!」

凛「これは凛のケーキだにゃ!!」ドン

穂乃果「ぐはっ!」ガッ

ことうみ「穂乃果(ちゃん)!」

この時凛は怒りに任せて本気で殴ってしまった。まだ念も覚えたての一般人に練を纏った拳で。

凛「や、殺っちまったにゃ!」

花陽「ダメだよ!凛ちゃん!あの人たちは花陽が殺したいんだから♪」

真姫「なんであんたらはいつもそんなに血の気が荒いのよ」

穂乃果「いててててて、今のは結構効いたよー」

凛「なんて頑丈な奴だにゃ…」

花陽「よかったぁ♪花陽の『おもちゃ』が壊れなくて♪」

絵里「どうでもいいけどあんたたち…後でちゃんと壁直しておきなさいよ」

凛「ええー、めんどくさいにゃー」

絵里「はぁ、これだから1年は…」

希「まあ、ええやん」

にこ「いつもみたいに教頭でも脅して修理代貰えばいいじゃない」

絵里「それもそうね」

絵里「では、これより第100回音ノ木坂代表大会の説明会を始めます!」

原則

1、1年生代表と2年生代表が競技を決めその課題の得点が高い方が3年と戦える。

2、競技は三種、持久力、知恵、戦術である。

3、尚、競技におけるルールは代表大会運営委員に従うこと。

以上

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年08月17日 (日) 01:47:37   ID: x61ENir2

ことりがほのうみの精孔をこじあけるのか

2 :  SS好きの774さん   2015年01月20日 (火) 23:14:02   ID: GFaIbIij

続きは無いの?

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