【ミリマス】P「夜空に願いを」 (40)

P「よーし、みんな短冊書けたかー?そろそろ竹に結ぶぞー」

一同『はーい』

P「書き終わった人から俺のところに持ってきてくれー」


未来「書けましたー!やっぱこのお願いしかないよね!」

静香「そうね、私も多分未来と同じだと思うわ。翼はどう?」

翼「私はアイドルとしてじゃなくて女の子として書いたから二人とは違うかも。これで私が一歩リード♪」

未来「あー!翼ズルい!でもどっちも叶えたいし…どうしよ…」

P「書けたなら早く出してくれ。全員一気に出されると困るのは俺なんだから」

未来「分かりましたよ~、それじゃあこっちで。勿論願ったからには本気で叶えにいきます!」

翼「私も本気で叶えまーす!」

静香「翼のは叶ったら叶ったで大変じゃないかしら…?」

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『目指せトップアイドル!! 春日未来』

『早くトップアイドルになれますように 最上静香』

『好きな人と付き合えますように☆ 伊吹翼』

志保「………」コソコソ

可奈「志保ちゃん、なにコソコソしてるの?終わったなら一緒に出しに行こうよー」

志保「っ…わ、私はまだ書き終わってないから」

可奈「うっそだー、だってプロデューサーさんの方行ってたでしょ?」

志保「なんでそういうところは鋭いのかしらね…」

可奈「志保ちゃんはどんなお願いにしたの?」

志保「…別に、普通のお願いよ。そういう可奈は?」

可奈「わたしはもっちろーん♪これしかないもーん♪」


『今年も家族で無事に過ごせますように 北沢志保』

『もっと歌いたいです! 矢吹可奈』

エミリー「私、短冊に願いを書くの実は初めてなんです。どういったお願いを書けばいいのでしょうか」

ひなた「難しく考えなくていいと思うよぉ。あたしのお願いなんて普通だし…」

星梨花「わぁ…ひなたさんのお願い素敵です♪」

ひなた「そうでもないべさ。星梨花ちゃんのお願いの方がしっかりしてていいと思うよぉ」

星梨花「えへへ。私はまだまだ子供ですから♪」

エミリー「星梨花さんらしいお願いですね。それでは私も、私らしく…」


『皆さんと一緒に大和撫子になれますよう エミリー スチュアート』

『世の中のことをたくさん勉強したいです 箱崎星梨花』

『家族が元気でいられますように 木下ひなた』

莉緒「このみ姉さん、書けた?」

このみ「大人になってからだとあまり叶ってほしいことがないのよねー。せいぜいこれくらいかしら。風花ちゃんはどう?」

風花「わ、私は悩みがあるのでそれがなくなったらいいなって…」

このみ「…私に対する皮肉かしら?莉緒ちゃんはどうなの?」

莉緒「私も全然決まらなくて…あ、それじゃあこうしよっと」

このみ「…ちょっと莉緒ちゃん、話があるんだけれど」

莉緒「きゃーこのみ姉さんがこわーい」


『若い子に負けませんように 馬場このみ』

『これ以上胸が大きくならないでください 豊川風花』

『このみさんの身長が伸びますように(笑) 百瀬莉緒』

朋花「ジュリアさんはどんなお願いにしたんですか~?」

ジュリア「え?いや、ただの普通のだから…」

朋花「普通のなら見ても構いませんよね~…あら、かわいいです~」

ジュリア「ちょっ、朋花返してって、他のに変えようとしてたんだから!」

朋花「いいじゃないですか~。女の子らしくていいと思いますよ~?」

ジュリア「そ、そうか?結構恥ずかしいんだけど…お返しに朋花のも見せてくれよ」

朋花「ふふ、私は自分のことよりもっと考えるべきことがありますからね~」


朋花「ところで、この名前はジュリアさんのほんみょ」

ジュリア「わ、わー!あぶねー!」


『かわいい衣装がもっと似合うようになりたい ■■■■ ジュリア」

『子豚ちゃんたちにもっと幸せを 天空橋朋花』

紗代子「琴葉さん、書けましたか?」

琴葉「うーん、どんなお願いにすればいいのかな…アイドルのこともいいけど学校のことも書きたいし」

紗代子「そこまで深く考えなくてもいいと思います。ただ、願ったからにはそれ相応の努力をするだけです!」

琴葉「…ふふっ、紗代子も深く考えなくてもいいって言ってる割には本気じゃない」

紗代子「あれ?私短冊でこんなに熱くなるなんて…」

琴葉「どんなことにも一生懸命っていいことよ。そうだ、私のお願いは…」

エレナ「コトハもサヨコも燃えてるネー。メグミは書けた?」

恵美「うん!我ながら自分らしいお願いになったと思うよ!」

エレナ「へー、ワタシのも見せてあげるから見せて!」

恵美「おーいいよー!はいどぞ!」

エレナ「…アレ?」

恵美「…ぷっ、あたしたちほとんど同じこと書いてるね!」

エレナ「アハハ!いっしょいっしょー♪」


『成績でもアイドルでもトップに! 高山紗代子』

『どんなことでも本気で取り組めますように 田中琴葉』

『みんなといつでもなかよく! 島原エレナ』

『みんながいつでも仲良しでいれるように! 所恵美』

麗花「プロデューサーさん!あ、今日は七夕だから彦デューサーさんにしましょう!」

美也「彦デューサーさんですか~、素敵な呼び方です~」

P「彦デューサーってなんだよ…二人とも短冊は書けたのか?」

麗花「ちゃんと書きましたよ!」

P「……美也、お前これでいいのか?」

美也「はい~。今これが一番叶ってほしいですね~」

P「……麗花、季節が違うし頼む相手も間違ってる」

麗花「え?でもお願い事ですよね?」

P「…ま、確かに願い事に変わりはないか。二人がそれでいいって言うなら」


『明日のサンドイッチが美味しいと嬉しいです 宮尾美也』

『新しい吸引力の変わらないただ一つの掃除機をください 北上麗花』

環「いく、ももこ、書けた?」

育「うん!桃子ちゃんももう書けたよね?」

桃子「っ……」ゴシゴシ

桃子「う、うん。もうとっくに書けてたよ」

環「でもさっき消してたぞ?何書いてたの?」

桃子「い、いいの!下らないお願いだったから消しただけ!」

育「桃子ちゃん、さっきすごい真剣な顔して書いてたけど…」

桃子「お、お兄ちゃん!桃子たち書けたよ!早く短冊にかけて!」


『ずっとみんなと遊びたい! 大神環』

『はやくおとなになれますように 中谷育』

『仕事がたくさん入るように 周防桃子』




P「ん…?後ろに消した跡が……まつまたく、桃子も素直じゃないな」



『劇場のみんなといつまでも仲良くいたいです 周防桃子』

ロコ「えーっと、このワードは…」

まつり「ロコちゃん、短冊にまでロコ語を使うのです?」

千鶴「辞書を使ってでもよくやりますわね、コロちゃんも」

ロコ「だからコロちゃんじゃないです!ロコはオールウェイズアーティストとしてシェイムのないように」

まつり「千鶴さんはどんなのを書いたのです?気になるのです……ね?」

ロコ「ちょ、無視しないでください!」

千鶴「へ?わ、私はセレブですから大層なお願いなどしませんわよ。オ、オホホホホ……」

ロコ「そういうマツリのデザイアはなんですか?」

まつり「まつりは姫なのです。姫がいて、あと必要なのは……ね?」


『白馬の王子様、早く振り向くのです 徳川まつり』

『ロコのアートがもっとバリューされるように! ROCO』

『商 売 繁 盛 二階堂千鶴』

茜「よしっ、かんせーい!」

杏奈「杏奈も…丁度書けた…。…茜さんのは…お願いなの……?」

茜「おおっと!お願いのつもりが既にそうなってるように買いちゃった!いやーでも本当のことかもしれないしなー」

瑞希「私も書けました。…いつか、叶うといいな」

杏奈「…瑞希さんのは…素敵だと思う。……けど…彦星さまと…織姫さまも…頑張るの…?」

瑞希「はい。私だけではできそうにないので。…望月さんも、一緒に頑張るぞ?」

杏奈「えっ……?お、おー……これでいいの…かな…?」


『茜ちゃんが世界で一番かわいい! 野々原茜』

『もっとたくさんキラキラしたステージに立たせてください 望月杏奈』

『表情が柔らかくなるように、頑張るぞー、おー 真壁瑞希』

海美「書けたー!なおなおと美奈子さんはどう?」

奈緒「私も書けたでー!海美のはどんなのなん?」

海美「えへへ、ひっみつー♪竹に結んでからのお楽しみってことで!…まあ、そんなに女の子らしくないお願いだけどね」

奈緒「私のもそんなもんやで。美奈子は書けたん?」

美奈子「うん、書けたよ!チラッと見たけど奈緒ちゃんのお願い叶えられそう!」

奈緒「…私お願いかえたほうがええんかな…」

海美「もう、一回決めたならそれにするの!二人とも早くプロデューサーに出しに行こう!」

美奈子「ふっふっふっ…そんなお願いしたからにはちゃんと叶えて上げなきゃね~…♪」


『色んなスポーツを体験してみたい! 高坂海美』

『たくさん美味しいものが食べられますようにー! 横山奈緒』

『みんなに私の料理をもっーと食べてもらえますように! 佐竹美奈子』

のり子「歩ー、どんなの書いたー?」

歩「あたし?ふふん、これさえ叶えば向かうところ敵なしってやつだよ!」

のり子「へー、どれどれ?………あーうん、叶うといいね…」

歩「え、何その反応!?まるで叶わないみたいじゃん!」

亜利沙「ダメですよぉ!歩さんは寧ろ今のままの方がアイドル的にいいんですから!」

歩「え?……で、でも…うーん…」

のり子「亜利沙はどんなのにしたの?やっぱり他のアイドルのこと?」

亜利沙「あ、やっぱり分かっちゃいます?でものり子さんのお願いは意外ですね」

のり子「そうなんだよー、一度もみんな揃って行ったことないからさー」

歩「……なんかお腹空いてきたかも」

のり子「お、それじゃあ丁度いいし今日みんなで行こうよ!早速叶うかな?」

佐竹美奈子(18) Da
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横山奈緒(17) Da
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高坂海美(16) Da
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『もうヘタレとは言わせない! 舞浜歩』

『アイドルちゃんのあんな姿やこんな姿をたくさん収められますように! 松田亜利沙』

『事務所のみんなで焼肉パーティしたい! 福田のり子』

百合子「よし、できた!ふふふ、我ながら中々いいお願い…」

可憐「百合子ちゃんのお願い、とっても素敵だね。うぅ…私なんかすごくちっぽけなお願いだよぉ…」

百合子「ちっぽけでも、可憐さんが望むならそれでいいんですよ!小さな願いを積み重ねて叶えていけば、いつか大きな願いが叶うんです!」

可憐「そう言ってもらえると嬉しいな……昴ちゃんはどんなお願い?」

昴「俺?俺はあんまり女の子っぽくないお願いだし、ある意味可憐さんとどっこいどっこいだと思うよ」

百合子「昴、自分のこととか周りの人のこと書こうよ……」

昴「でもこれ本当に叶ってほしいんだよ…」


『まず人前を堂々と歩けるようになりたいです 篠宮可憐』

『現実でも本でも見たことない世界が見たいです! 七尾百合子』

『次のWBCは日本優勝 永吉昴』

P「……よし、全員の結べられたぞ」

未来「みんな色々なお願いしてますねー」

静香「プロデューサーはお願いしないんですか?」

P「俺か?俺はもう結んであるから」

翼「え~?どれですか~?」

P「ほら、あれだよあれ」


『みんなの願いが叶いますように』

P「俺は自分よりも、みんなが幸せになってほしいからな」

翼「プロデューサーさん…ありがとうございます!」

静香「やっぱり、みんなのことを思ってくれてるんですね」




未来「プロデューサーさん、裏に『毎回ガシャであんたんしますように』って薄く残ってますけれど」

P「それは見なかったことにして」


おわり

読んでいただきありがとうございました

七夕だからアイドルたちだったらどんなお願いするかなーって考えるのすごく楽しかった
自分のお願いは、このみさんの身長伸びるな、です


あと、小鳥さん無理すんなこっちもキツイから……

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