雪美「Pが……タバコ吸ってる……」 (10)

美嘉「ちょっとプロデューサータバコ臭ーい!また吸ったでしょ!」

P「あれ?ばれた?そんなに臭い?」

美嘉「もおー、気をつけてよ?うちは小さい子が多いんだから……」

P「そんなに臭ったか?ごめんごめん。一応喫煙室で吸ってるんだけどなぁ……」

美嘉「気をつけないとみんなに「臭い」って言われちゃうよ☆」

P「それは嫌だな……わかった、気をつけるよ」

美嘉「莉嘉にもタバコ臭いって言われないようにね。あの子遠慮なく言うから」

P「お前も言ってたじゃん!臭いって言われるのすげー傷つくぞ」

美嘉「あはは、ごめんごめん☆」

P「ハア……」

雪美「……」じー


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P「みんなそんなにタバコ嫌いかな?」

P「ちょっと聞いてみるか」






P「凛、ちょっといいか?」

凛「どうしたの?プロデューサー」

P「凛はタバコの臭いは嫌いか?」

凛「うーん、嫌いな訳じゃないけど……ちょっとむせちゃうかも」

P「そっか……なあ、俺ってそんなに臭いか?」

凛「え?プロデューサーが?臭くないよ。むしろプロデューサーの匂いはいい匂いだよ」

P「そ、そうか……ありがとう……」

P「俺ってタバコ臭いみたいだからさ、ちょっと気になって聞いてみたんだ」

凛「……プロデューサーが臭いってだれが言ったの?」

P「ん?美嘉から言われてちょっとね……」

凛「そっか……うん、わかった。ありがとね」

P「ああ」

ガチャッ


雪美「……」じー

P「もう一人にも聞いてみるか」






P「桃華、聞きたい事があるんだけどいいかな?」

桃華「はい、なんでございましょう?」

P「桃華はタバコは嫌いか?」

桃華「私ですか?特に嫌ではありませんわ」

桃華「Pちゃまがお煙草を吸われるのが好きだというのなら、私としては特に問題ではありません」

P「そうか、済まないな、こんな質問して」

桃華「いきなりご自分を臭いだなんて、どうかされたんですか?」

P「いや、さっき美嘉に臭いって言われて少しショックだったから、俺ほんとに臭いのかなって思って……」

桃華「そうですの……」

桃華「……少し失礼しますわ」

P「ああ、ありがとうなこんな話をして」

桃華「いえいえ……」

ガチャッ

雪美「……」じー

美嘉の危険が危ない

美嘉にげてー

煙草は健康害すとか言うし…(震え声

業界人なら煙草吸っててもおかしくないと思うが





雪美「……P」

P「ん?雪美か……いつから来てたんだ?」

雪美「……Pが……タバコ……吸ってたときから……」

P「え?」

雪美「……」ギュッ

P「……気づいてやれなくてごめん……」ギュッ

雪美「いい……P……謝ってくれた……抱きしめてくれた……」

雪美「それだけで……嬉しい……」

P「……なあ、雪美」

雪美「……わかってる……P……臭くない……」

P「本当にそう思ってくれてるか?」

雪美「うん……タバコの匂い……好きだから……」

P「不安になるなあ、そう言われると」

雪美「P……タバコ好き……?」

P「うん、好きになっちゃったって感じかな?」

雪美「……どうして?」

P「うーんとね、昔俺の行ってた大学に綺麗なお姉さんがいたんだ」

P「その人がよく煙草を吸う人でさ、かっこ良くて羨ましかったんだ」

P「煙草を吸えるお姉さんに憧れて吸い始めたんだ」

P「最初は格好つけたくて吸ってたんだけど」

P「気づいたら好きになってやめられなくなった、って感じだな」

雪美「……」

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