ゼロの使い魔 星の戦士伝説(919)

この小説はゼロの使い魔と星のカービィのクロスSSです。
ただ注意点がありますのでよく見てください。

・召喚されるのがカービィだけでなく、ポケモン達も召喚される。(ポケモン達はカービィのパートナーである。)
・才人がゲートに触れようとするが、オコリザルに殴られて別の世界に飛ばされる。
・ワルドが最後まで味方に。
・ウェールズが生きている。
・シエスタは斬馬刀を使って戦う。
・ポケモン達が喋る。
・ティファニアは『星刻の竜騎士』のエーコを召喚する。
・メタナイトやワドルディなどもハルケギニアに来る。

以上がこの小説の注意点です。では、スタート!

東京

才人「ふぁ~~~あ。学校が終わったら次は塾か~~~。かったるいな。」

才人「毎日が平凡な高校生活にも飽きちゃったなぁ。何か『あっ!』と驚くようなことが起きないかな―――。」

ヴィン

才人「あっ!?」
才人が音のした方を振り向くと、ゲートが目の前に立っていた。

才人「な・・・、何だコレー!?突然、道の真ん中に・・・!」

才人「おもしれー!何だ何だ~~~~!?」

才人はゲートに近づき、確認し始めた。
才人「これ・・・、中に入れそうだな。特に危険はなさそうだし、入ってみるか。」

ドドドドド

才人「ん?」

オコリザル「勝手に入るなバッキャロ―――――!!」ボガッ

才人「うわあああああああああ!!」ヒュルルルル

ヴィン

サーナイト「あっ!別のゲートが!」

スポッ

リザードン「そのまま入って・・・。」

フッ

ルカリオ「消えてしまったか。」

オコリザル「あ・・・。」

ポケモン達「」ジトーッ

オコリザル「まあ、結果オーライという事で。」

ポケモン達「いい訳ないだろ!!」

オコリザル「すいません・・・。」シュン

ゲッコウガ「まあいい。それにしてもこのゲートはいったい何でござるか?」

ヨノワール「分からない。異世界へのゲートである事は間違いないだろう。」

カービィ「ぽよー。」テケテケ

サーナイト「あっ、カービィが中に入ろうとしているわ!」

ズズーッ

ドダイトス「俺達も行くぞ!」

ポケモン達「おう!!」ドドドドドド

フッ
そしてゲートが消えた時は、誰もいなかった。

ハルケギニア トリステイン魔法学院

ワイワイガヤガヤ

コルベール「次、ミス・ヴァリエール。」

ルイズ「はい。」

サッ

生徒A「何回失敗するのか?」

生徒B「30回じゃないのか?」

生徒C「いや、40回じゃ・・・。」

ルイズ「宇宙の果ての何処かにいる私の僕よ!神聖で美しく、そして強力な使い魔よ!私は心より求め、訴えるわ!我が導きに答えなさい!」

ドゴーン

生徒D「うおっ!すごい爆発だ!」

ルイズ「ど、どうなったのかしら・・・。」
ルイズが爆発の中心地に駆け寄ると、カービィとポケモン達が爆発した場所の中央に立っていた。

ゾロアーク「いたた・・・。ここはいったい何処だ?」

ボーマンダ「分からない。異世界という事は確かだ。」

ピカチュウ「ピカ・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ルイズ「や、や、やった―――――――!!!」
ルイズは喜びながら飛び跳ねているが、生徒達は信じられない表情をしていた。

生徒A「う、嘘だろ!?ルイズが一発で召喚した!?」

生徒B「しかもドラゴンやゴーレムなどがいるぞ!」

生徒C「今月分の小遣いがパーだ―――――!!」

生徒D「どうやら賭けは俺の一人勝ちだな。」
生徒達がざわざわ騒いでたその時、目の前にカービィの姿が映り、生徒達は嘲笑し始めた。

生徒A「ルイズ!一匹だけぬいぐるみがいるぞ!」

生徒B「さすがゼロのルイズ!すべての使い魔が完璧じゃなかったようだな!」
するとルイズがカービィを抱き上げ、生徒達に見せた。

ルイズ「縫いぐるみじゃないわよ!ほら、ちゃんと生きてるでしょ!?」

カービィ「うぎ・・・。」

ゲッコウガ「痛がっているでござるな・・・。」

生徒C「でもそんな出来損ないのボール、なんの役に立つのさ?」

生徒D「やっぱり失敗には変わりないな、ゼロのルイズ!」

ルイズ「言わせておけば・・・。」ワナワナ

スッ

ルイズ「!?」

コルベール「ミス・ヴァリエール、儀式を続けなさい。」

ルイズ「でも、ミスタ・コルベール!」

コルベール「言わせておけばいいのです、ミス・ヴァリエール。貴女の使い魔には貴女の使い魔だけの素晴らしい能力がきっとあるはずです。貴女の使い魔を信じてあげなさい。」

ルイズ「全員と契約ですか?」

コルベール「ええ。」

ゲッコウガ「一ついいでござるか?」

コルベール「構いませんが。」

ゲッコウガ「拙者達はカービィのパートナーとして活動しているでござる。」

リザードン「カービィを使い魔にすれば、俺達が契約しなくてもルーンの効果が発動するぜ。」

コルベール「なるほど。それは便利ですね。」

ルイズ「分かったわ。じゃあ、今から契約をするからね。」
ルイズはそう言った後、カービィを地面に置き、杖を握りしめて呪文を唱え始めた。

カービィ「ぽよ?」

ルイズ「我が名はルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。五つの力を司るペンタゴン。この者に祝福を与え、我の使い魔と成せ。」

ブチュッ

ピカチュウ「ピカ!?」

ライチュウ「き、キスをしちゃった・・・。」

カービィ「ぷぃう・・・。」

ルイズ(恥ずかしかったのかしら?)
ルイズはそう思った後、カービィを抱き上げた。

ルイズ「コントラクト・サーヴァント、完了しました。」

コルベール「よろしい。では・・・。」

カービィ「っ!ぽっ、ぽよぉ!ぽよぉ!!」

ピクシー「あっ、カービィが苦しみ始めたわ!」

ボーマンダ「大丈夫か!?」

ルイズ「大丈夫、使い魔のルーンが刻まれるまでの辛抱だから・・・、大丈夫。」ギュッ

サーナイト「まるでお母さんみたいね。」

シュウウウ

フライゴン「収まったようだね。」

コルベール「ほほう。これは珍しいルーンだ。」カキカキ
コルベールはスケッチを終えた後、生徒達の方を向いた。

コルベール「では、皆さん。教室に戻りましょう。」

ギュイーン

ゴウカザル「おお!皆が箒に乗って飛んでいるぞ!」

ゴルーグ「さすがは魔術の世界だな。」

エルレイド「ところでカービィは?」

カービィ「ぽよぽよ!」ペタペタ

ルカリオ「すっかり懐いているな。」

サーナイト「 先程ルーンが刻まれている時、強く抱き締めていたのが相当嬉しかったそうね。」

ルイズ「あなたの名前はカービィね。私はルイズ。ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールよ。」

カービィ「ル、ルイィ・・・フラダンスゥ・・・?」

ヨノワール「カービィはまだ幼い。そんなに長い名前は覚えられないからな。」

ルイズ「そうね・・・。ルイズでいいわ。ル・イ・ズ。」

カービィ「ル・イ・ズ・・・、ルイズ!」

ルイズ「そう、ルイズ!」

カービィ「ルイズ!ルイズ!」
ルイズは嬉しくなって、自分の胸の中にいるカービィの頭を撫でた。

ルイズ(はるかぜとともにやって来たこの子となら、きっと最高のパートナーになれる。)

ルイズ「皆、教室に戻りましょう。」

ドダイトス「ああ。」

その夜、ルイズ達は彼女の部屋で話し合っていた。
ルイズ「まずカービィについての事だけど、どの種族にも当てはまらない事は確かよね。」

ルカリオ「ああ。カービィは数百年前に、ナイトメアの魔獣として生み出された。」

ルイズ「ええっ!?カービィは魔獣だったの!?」

ルカリオ「だが生まれつき正義の心を持っていたため、ナイトメアに反抗して居場所を追われた。」

サーナイト「その後、どこからか手に入れた宇宙艇 (「ゆりかご」とも呼称されている) の中で、正義の味方『星の戦士』に必要な能力を高めるため眠りについた。」

サーナイト「だが、突如としてナイトメア勢力の活動が急激に活発化したことを宇宙艇が察知したため、カービィは予定よりも200年早く目覚めてしまったわ。」

ゲッコウガ「これが原因で彼は自分の出自、宇宙艇の操縦法やエネルギーの源・ワープスターの操り方はおろか、言葉を喋ることすらもできないまま、拙者達がいる星に出会ったでござる。」

ルイズ「それがカービィとあなた達の出会いなのね。」

ゲッコウガ「うむ。」

ゲッコウガ「あとこの世界に入るゲートでござるが、興味を持って入ろうとする輩がいたでござる。」

オコリザル「危険を感じずに入ろうとしたから、俺が一発ブッ飛ばしてやったぜ。」

プリン「そのおかげで彼は別の世界に飛ばされちゃったけどね・・・。」

ルイズ「そ、そのような事があったなんて・・・。」

プリン「すべて事実よ。」

ルイズ「では次ね。使い魔には必要な3つの義務があるの。」

ポケモン達「3つの義務?」

カービィ「ぽよ?」

ルイズ「まずは『主の目となり耳となる能力』よ。」

ムウマージ「その事については私達ゴーストタイプならできるわ。」

ルイズ「次に『主が必要とする秘薬を捜してくる』。」

カポエラー「その事についてはマッスグマやグラエナ達が得意だよ。」

ルイズ「最後に『主を守る存在』よ。」

ルカリオ「それなら我々に任せてくれ。」

ルイズ「皆、頼もしいわね。でも、カービィは大丈夫かしら?」

カービィ「ぽよぽよ!」ピョンピョン

サーナイト「大丈夫よ。カービィはまだ幼いけど、困っている人を放って置けない優しい子なの。」

ゲッコウガ「そうでござるよ。拙者達もそのおかげで立ち直る事ができたでござる。」

ルイズ「心配、してくれてるの・・・?」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「ありがとう。」ギュッ

一方、使い魔達の宿場

シャワーズ「カービィ、大丈夫かな?」

サンダース「大丈夫。あいつならうまくやれるはずさ。」

ブースター「それに彼女はまだ知らない。カービィの本当の強さを。」

サンダース「ああ。それがここで発動する日も遠くないだろう。」
サンダースはそう言った後、夜空に浮かぶ双月を見上げた。

次の日

カービィ「ん・・・。」
カービィは起きた後、辺りを見回した。だが寝ぼけているため、そのまま窓の方に向かい始めた。

カービィ「ぽよ?」
カービィが気付いたのは窓の外に出た直後だった。そして足元を見ると、目をも眩む高さだ。」

カービィ「ぽよおぉ~~~!」ヒュルルルル

中庭

シエスタ「ふう・・・。もう少しで水場ね。」

ヒュルルルル

シエスタ「ん?」

ザッパーン

シエスタ「きゃっ!」

モゾモゾ

シエスタ「な、何・・・?」

ヒョイヒョイ

カービィ「ぷぃー。」ヒョコ

シエスタ(あっ。この子って、ミス・ヴァリエールの?)

シエスタ「もしかして、あなたが噂のミス・ヴァリエールの使い魔さん?」

カービィ「つかいま……?」

シエスタ「そう、使い魔。あなたはミス・ヴァリエールの使い魔さん?」

カービィ「ぽよ!ルイズ、使い魔♪」

シエスタ「やっぱり。初めまして、私はシエスタと申します。分かりますか?シエスタ。」

カービィ「シエ、スタ?」

シエスタ 「はい♪」

カービィ「シエスタ♪」

シエスタ(うふふ。かわいい使い魔さん。)

カービィ「・・・?」キョロキョロ

シエスタ「どうしましたか?」

カービィ「ルイズ~?」キョロキョロ

シエスタ(あっ。もしかしてミス・ヴァリエールの事を探しているんですね。)

ルイズの部屋

ルイズ「ん~・・・。よく寝た。」 ムクリ

ルイズ「カービィのおかげでよく眠れたし・・・。」チラッ
ルイズが横を振り向くと、カービィの姿がいなかった。

ルイズ「?カービィ・・・?」

コンコン

ルイズ( こんな朝早くに?)

ガチャッ

カービィ「ぽよーっ!」ピョーン

ルイズ「カービィ!どこ行ってたのよ、もう・・・。」

カービィ「ぽよぽよぉ!」

ルイズ「あなた、えぇっと・・・。」

シエスタ「シエスタです、ミス・ヴァリエール。ミスの使い魔がお部屋の方に帰れなくなっていたようなので、ここにお連れしてきました。」

ルイズ「そうなの、わざわざありがとうね。」

シエスタ「いえ、それでは。」

ルイズ「カービィ、あのメイド・・・シエスタに良くしてもらったの?」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「そっか・・・。今度また、お礼をしなくちゃいけないわね。」

ギイイ

キュルケ「おはよう、ルイズ。」

ルイズ「……おはよう、キュルケ。」

カービィ「ぽよ?」

キュルケ「あなたの使い魔って、これ?」

カービィ「ぽよ?」

ルイズ「そうよ。」

キュルケ「へー。」

ヒョイ

ルイズ「あっ、ちょっと!」

キュルケ「ぷっ、あっはっは!本当にぬいぐるみと契約したのね!凄いじゃない!『サモン・サーヴァント』でぬいぐるみを契約するなんて、あなたらしいわ。流石はゼロのルイズ。」

ルイズ「あんた・・・、ぬいぐるみってそれ、わざと言ってない?」

キュルケ「何のことかしら?」

ルイズ「うぐぐ・・・。」ワナワナ

キュルケ「それよりこの子触り心地良いわね。抱き枕に丁度良いかも。」

カービィ「ぽよぉ・・・。」ジタバタ

ルイズ「ちょっと!あんたの邪魔な胸でカービィを窒息死させる気!?」

ガッ

ルイズ「第一カービィを抱き枕にしていいのはご主人様の私だけなのよ!」ガルルル

カービィ「うぎ・・・。」

キュルケ「ふぅん、随分ご執心ね・・・まあ、いいけど。私はもっと凄いのを喚んだから。しかもどこぞの誰かさんと違って1回で!使い魔にするならこういうのがいいわよねぇ、フレイムー。」

ノッソノッソ

カービィ「ぽよっ!」ピョン

ルイズ「あっ、カービィ!」

カービィ「ぽよー・・・。」キラキラ

キュルケ「あら、この子にはフレイムの良さが分かるみたいね。それはそうよね、フレイムは火竜山脈のサラマンダーなんだから。評論家に見せたら値段もつけられないわよ。」

ルイズ「あっそ・・・。」

キュルケ「何よ、つれないわね。じゃあ、私は先に食堂に行ってるから。行くわよ、フレイム・・・、あら?」

ルイズ「あんたの使い魔なら後ろよ、後ろ。」ユビサシ

キュルケ「えっ?」

カービィ「ぽよぽよー♪」

フレイム「きゅるるるるー。」クルクル

ルイズ「カービィ・・・、ツェルプストーなんかの使い魔と仲良くするなんて・・・。」

キュルケ「もう、フレイム・・・。」

ヒョイ

キュルケ「じゃ、また会いましょう。」ナデナデ

コツコツ

ルイズ「ふう・・・。 朝から余計なエネルギー使っちゃったわね・・・。」グッタリ

カービィ「ぽよ?」

ルイズ「カービィいい?あんまりキュルケと仲良くしちゃいけないわよ?」

カービィ「ぽよっ!キュルケ!」

ルイズ「・・・ホントに分かってるのかしら?」

アルヴィーズの食堂

サーナイト「あっ、ルイズ、カービィ!」

カービィ「ぽよ!サーナイト!」

ルイズ「ああ。確かカービィと一緒に召喚された・・・って、その大量の食材は何なの!?」

サーナイト「ああ。これね。これはカービィの朝食の為の食材なの。」

ルイズ「そ、その大量の食材を使って料理を作るの?」

サーナイト「今からお見せするわ。それっ!」バッ

トントントントン

ルイズ「おお!」

ジュージュー

ルイズ「す、すごい!!」

サーナイト「はい。できたわ!」
サーナイトは大量の料理を作り終えた。しかもすごいフルコースだ。

カービィ「ぽよぉーー!」

ルイズ「カービィ、待って!」

カービィ「・・・ぽよ?」

ルイズ「いい、カービィ? 本当はここは貴族しか入っちゃいけないの。だけど、あなたは私の使い魔だから特別に入れてあげてるのよ?」

カービィ「ぽぉよ?」

ルイズ「だから、ここではしゃいだり遊んだりしちゃダメだからね。分かった?」

カービィ「ぽよっ!」

ルイズ「それじゃあ、食べましょうか。」

カービィ「ぽよぉ!」

ンガァ

ルイズ「へ?」

スウウウウウウ

ルイズ「さ、サーナイトが用意したあの料理を・・・・。」

スウウウウウ、ゴクン

ルイズ「す、吸い込んで食べた・・・。」

カービィ「ぷぃー。」

サーナイト「おいしかった?」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「か、かかか・・・。」

カービィ「ぽよ?」

サーナイト「ど、どうしたのルイズ!?」

ルイズ「カアアアァァァァァビイイィィィィィィ!!!」

カービィ「ぽよぉーーー!」

ガシッ

ルイズ「凄い、凄いわ!あんな事が出来るのね!!」

カービィ「ぽょ……?」

サーナイト「そ、それってどういう事?」

ルイズ「風のトライアングルメイジクラスの突風を起こして物を吸い込める使い魔なんて聞いたことないわ!やっぱりあなたは大当たりよ、カービィ!!」

サーナイト「まさか食べ物の吸い込みが褒められるなんて・・・。予想外だったかな?」

タバサ「あの食べっぷり・・・できる。」

キュルケ「へぇ、ただのぬいぐるみじゃないみたいね・・・。おめでと、ルイズ。」

シエスタ「あ、あの使い魔さん・・・。あんなに凄かったの・・・。」

マルトー「おおっ!あの真ん丸いい食いっぷりだな!料理人名利に尽きるってもんだぜ!」

マルコリヌ「あの大量の料理がなかったら、僕達の料理はあいつに吸い込まれたのかも知れないな・・・。」

レイナール「ああ。その辺は感謝しないとな・・・。」

カービィの吸い込みがハルケギニアで披露された。だがカービィの新たな伝説は始まったばかりだ。

第1話 魔法学院での出会い END

ここで主題歌紹介 無印編

OP:カービィマーチ
ED:ホントノキモチ

次回予告

ルイズ「私とカービィが昼食をとっている時、ギーシュがシエスタに八つ当たりをしていたの。」

ルイズ「それをカービィがギーシュを攻撃した事で、カービィはギーシュと戦わなくてはならなくなってしまったわ!」

ゲッコウガ「そしてその戦いが、カービィの真の力を発揮する時でござるよ。」

ルイズ「真の力?カービィの能力は吸い込みだけじゃなかったの!?」

ゲッコウガ「教えるでござるよ。カービィとギーシュ殿の戦いで・・・!」

ルイズ「次回、『カービィVSギーシュ』。お楽しみに!」

第2話 カービィVSギーシュ

教室

ワイワイガヤガヤ

マルコリヌ「しかし驚いたな。まさかこいつが大量の食べ物を吸い込むなんて。」

ルイズ「私も信じられないわ。優しくて、特殊な能力も持ってて、珍しくて・・・最高じゃない!私の使い魔!」

キュルケ「あとはカービィの強さとルイズの魔法のできだけね。」

ルイズ「余計な事を言わないでよ!」

キュルケ「ところで・・・、カービィと一緒にいた使い魔達は?」

ルイズ「ああ。彼等ならメイドたちの手伝いをしたり、中庭で日向ぼっこをしたりしているわ。」

キーンコーンカーンコーン

シュヴルーズ「皆様、2年生の進級おめでとうございます。では、『錬金』の授業を始めましょう。」

中庭

リザードン「今頃ルイズとカービィは授業中か・・・。いったいどのような授業をしているんだ?」

シルフィード「きゅいきゅい!仲間なのねー。いっぱいお話できるのねー。」

リザードン「ん?お前は?」

シルフィード「シルフィードなのね。」

リザードン「俺はリザードンだ。よろしくな。」

シルフィード「お姉様から聞いたけど、あの子と共に来たのね?」

リザードン「ああ。俺はカービィのパートナーだからな。カービィがゲートに入って行くのを見て、俺達も後に続いたのさ。」

シルフィード「へー。そんな事があったのね・・・。」

リザードン「まあな。」

教室

シュヴルーズ「・・・と、言うわけで。一年生の時に出来るようになった人もいるかと思いますが、もう一度おさらいしてみましょう。」

サッ

カービィ「ぽよ?」

ボワン

キュルケ「ゴ、ゴ、ゴ、ゴォルドですか!?ミセス・シュヴルーズ!?」

シュヴルーズ「いえ、ただの真鍮です。」

キュルケ「なんだ。」

シュヴルーズ「ゴールドが錬金出来るのはスクウェアのメイジだけです。私はまだトライアングルですからね。」

カービィ「ぽよ。」コクリ

シュヴルーズ「では、ミス・ヴァリエール。錬金のおさらいをあなたにやっていただきましょう。」

ピシッ

ルイズ「わ、私がですか!?」

シュヴルーズ「ええ、そうですよ。石ころを望む金属に変えてみなさい。」

キュルケ「あの、先生・・・。やめておいた方がいいと思います・・・。」

シュヴルーズ「何故です?ミス・ツェルプストー。」

キュルケ「危険だからです。」

シュヴルーズ「いいえ、何事もチャレンジする事が大事なのです。さあ、ミス・ヴァリエール。失敗を恐れずやってみなさい。」

ルイズ「………はい!」

キュルケ「やめて、ルイズ!」

ルイズ(『サモン・サーヴァント』が成功したんだもの……錬金だって!)サッ

ドドドドド

カービィ「ぽよ?」

キュルケ「カービィ!」

カービィ「ぽょ?」

キュルケ「悪いことは言わないから、早くこっちにいらっしゃい!」

カービィ「ぽぉよ?」

トテトテトテ

ドッカーン

その爆発は中庭でも聞こえており、サンダースたちは急いで駆けつけていた。
サンダース「今の爆発はいったい何だ!?」

ブースター「まさか内乱が起こったのか!?」

シャワーズ「ともかく行ってみよう。そこで全てが分かるかも知れない。」

グレイシア「あそこよ!扉から煙が出てるわ!」

リーフィア「よし!突撃だ!!」

キキッ

エーフィ「こ、これはいったい・・・。」

ブラッキー「いったい何があった・・・?」
ルイズの爆発で荒れ果ててしまった教室に、サンダースたちは唖然とするしかなかった。

そしてルイズはカービィ達と共に荒れ果てた教室の片付けをしていた。
カイリキー「教えてくれないか。お前がなんでゼロと呼ばれているのか。」

ルイズ「うん・・・。わたしね、さっきみたいに他の連中と違って魔法が上手く使えないの。もちろん努力は沢山したけど、いつも同じ結果だから『ゼロのルイズ』なんて呼ばれてる。」

ルイズ「せめて人並みに魔法が使えるようになりたいんだけど・・・、ううっ・・・。」ジワッ

ポン

ライチュウ「大丈夫。ルイズならきっとできるよ!」

ピカチュウ「ピッカー!」

ゲンガー「俺達がしっかりサポートするぜ!」

ニンフィア「あきらめずに頑張れば夢は現実になる。僕達も応援するから!」

カービィ「ぽよぽよ!」

ルイズ「皆・・・、ありがとう・・・。」ポロポロ

食堂

ルイズ(あの言葉がなかったら私は立ち直れなかったかも知れない・・・。感謝しないとね。)

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「ん?何か騒がしいわね?」

カービィ「ぽよ?」
ルイズとカービィが騒ぎが起きた場所に近づくと、シエスタがギーシュに何かを問い詰められているようだ。

ルイズ「ねえ、何の騒ぎ?」

カービィ「ぽよ?」

シエスタ「み、ミス・ヴァリエール、カービィさん・・・。実は・・・。」

ルイズ「なるほどね。ギーシュが落とした香水の小瓶をシエスタが拾ってあげたが、それが原因でギーシュの二股がバレてしまった。」

ルイズ「この結果によればギーシュが悪いわ。自業自得ね。」

カービィ「ぽよ!」

ガシッ

シエスタ「ひっ・・・!」

ギーシュ「とにかく!全責任はキミにあるんだ!さぁ、どうしてくれるんだね!?」

ドガッ

ギーシュ「ぐっ!」

シエスタ「!?」
シエスタは何が起こったか一瞬理解しかねたが、目の前にカービィが現れたことで悟った。
ルイズの足下にいたカービィがギーシュの腕に体当たりしたのだ。

シエスタ「か、カービィさん・・・。」

ギーシュ「くっ、使い魔風情が貴族に逆らう気かね!?」

カービィ「ぽよぉ!」

ギーシュ「ん?確かお前はゼロのルイズの使い魔だったな。いいだろう、貴族がどれほど恐ろしいか、特別にたっぷりと叩き込んでやる。」

サッ

ギーシュ「決闘だ!」

カービィ「・・・ぽよ?」

ルイズ「ま、待ちなさいよギーシュ!学院での決闘は禁止されているはずでしょ!?」

ギーシュ「それは貴族同士の話だ、使い魔なら話は別だけどね。では、ヴェストリの広場で待っている!」

コツコツ

ルイズ(早くカービィを回収しなければ・・・。)ダッ

ガシッ

カービィ「ぽょっ!」

男子生徒A「ルイズ、使い魔は借りてくぜ。」

ルイズ「ま、待ちなさい!」

シエスタ「カービィ・・・さん・・・。」

ルイズ「シエスタ・・・。」

シエスタ「ミス・ヴァリエール・・・、申し訳ありません・・・。私のせいで、カービィさんが・・・。」

ルイズ「・・・大丈夫よ。絶対に私が決闘なんて止めてやるんだから。カービィも怪我しないように、巧くやるわ。」

シエスタ「大丈夫・・・ですか?」

ルイズ「私なら大丈夫。そうなんでしょ?」ニコッ

一方、中庭

シルフィード「きゅいきゅい、大変なのねー!」

リザードン「いったい何があった!?」

シルフィード「じ、実は・・・。」

リザードン「何!?カービィがギーシュと決闘を!?」

ゲッコウガ「こうなってしまうとまずいでござるな。」

ドダイトス「しかもカービィはコピー能力を持ってない。このままだとやられてしまうぞ!」

ゲッコウガ「だったら拙者が止めに行くでござるよ。」

リザードン「分かった。だが危害は加えるなよ。相手は生徒だからな。」

ゲッコウガ「了解でござる。」ビュン

ヴェストリの広場

ギーシュ「諸君、決闘だ!」

ワイワイガヤガヤ

生徒B「俺はギーシュに銀貨20枚。」

生徒C「じゃあ大穴でピンクボールに銀貨15枚。」

生徒A「さあ、お前の出番だ!」ビュン

カービィ「ぽよーーーー!」ヒュルルルル

スタッ

ギーシュ「ほう・・・。とりあえず、決闘へ逃げずに来たことは褒めてやろうじゃないか。」

カービィ「ぽよ?」キョロキョロ

ギーシュ「では、早速始めよう・・・。二度とこの学園を見たくないようにしてあげるよ。」サッ

ヒラヒラ、パアアアア
バラの造花から花弁が宙を舞って地面に落ちた瞬間、金属でできた3体の女神像が姿を現した。

カービィ「ぽ、ぽよぉ!?」

ギーシュ「ボクの二つ名は『青銅』。よって、青銅のゴーレム『ワルキューレ』がお相手させてもらおう。かかれ!」

バッ

ズバッ

ギーシュ「な!?」

ゲッコウガ「3対1でやるとは・・・、随分と卑怯でござるな。」

カービィ「ゲッコウガ!」

ギーシュ「邪魔をするのかね?」

ゲッコウガ「いいや。今から見せるでござる。カービィの本当の力を・・・!」
ゲッコウガは落ちた剣を拾い、上空に飛んだ。

ゲッコウガ「カービィ、吸い込みでござる!」バッ

カービィ「ぽよ!」

スウウウウウウウ

ルイズ「あの吸い込み・・・。まさか!?」

ゴクン、パアアアア
剣を吸い込んだカービィはソードカービィとなり、そのまま地面に降り立った。

ルイズ「え、ええっ!?か、カービィ・・・!?」

ギーシュ「な、なんだ!?何の手品だ!?くそっ!ワルキューレっ!!」

カービィ(心の声)『百裂斬りっ!!』 ズババッ

ドゴーン

ギーシュ「う、嘘だっ!! 嘘だ嘘だ嘘だ嘘だっ!!」

パアアアアアア

ゲッコウガ「カービィ、メタナイト殿が言った事を思い出せ!」

カービィ「ぽよ!」

メタナイト『剣心一体となれば、届かぬ距離にも刃は届く!疑うな、教えてやろう!』

メタナイト『『剣という破壊武器は、使いようによっては・・・風になるのだ!』

メタナイト 『ソードにエネルギーを蓄積し放出する。これぞ・・・。』

メタナイト・カービィ(心の声)『『ソードビーム!!』』ズバアアアア

ドッカーン
剣とルーンの輝きが共鳴し、剣から輝くエネルギーの刃が放たれる。
ワルキューレ達は為すすべもなく斬られ、爆発したのだった。

ギーシュ「ま、参った・・・。」ガクッ

トテトテ

カービィ「ぽよ♪」ニコッ

ルイズ「カービィ・・・。」ジワッ

ワアアアアアア

ギーシュ「ハァ・・・。何だよあれ、圧倒的過ぎるじゃないか・・・。」ニガワライ

ギーシュ「でも・・・、負けたのは確かだ・・・。」
ギーシュは起き上がった後、賞賛と謝罪をするために自分を打ち負かした相手へと近づいていった。

食堂

シエスタ「ミス・ヴァリエール・・・、カービィさん・・・。」

バタン

ルイズ「シエスタ!カービィが勝ったわよ!」

シエスタ「えっ!?」

カービィ「ぽよー♪」

シエスタ「・・・・!!」

ルイズ「それにしてもすごかったわ!カービィがまさか吸い込んで変身するなんて・・・。」

シエスタ「ミス・ヴァリエール、カービィさん。」

ルイズ「ん?」

カービィ「ぽよ?」

ヒョイ、ムギュ

ルイズ「ちょ、し、シエスタ?」

カービィ「ぽょ。」

シエスタ「良かった・・・、お二人とも無事で・・・。」

ルイズ(・・・ちいねえさま。)

シエスタ「・・・あっ。す、すみません!あまりにその、嬉しかったもので・・・。」

ルイズ「いいわよ、気持ちは分かるから。」

ルイズ「ところでシエスタ、ちょっといいかしら?」

シエスタ「は、はい。なんでしょう、ミス・ヴァリエール?」

ルイズ「そんなに身構えなくていいわよ・・・。ねぇ、厨房にまだ食べ物は残ってる?それもたくさん。」

シエスタ「はい。ポケモン達が食べ物をたくさん持ってきてくれました。」

ルイズ「それ、全部カービィに食べさせてあげて!今日のご褒美よ!」

カービィ「ぽょぉ!ぽよぽよぉ♪」ピョンピョン

シエスタ「そういうことならお任せください。料理長や厨房のみんなと腕に腕によりをかけた料理を作らせていただきます!」

ルイズ「えっ、いいの?」

シエスタ「はい。きっと料理長も快く引き受けてくれると思いますよ。」

その夜

ワイワイガヤガヤ

マルトー「お前が貴族を倒した事は誇りに思うぜ、我らの星!」

カービィ「ぽよぽよ!」

シエスタ「さっ、どんどん飲んでください!」

リザードン「悪いな。俺たちまで呼ばれてしまって。」

マルトー「いいって事よ。お前さん達は我らの星の仲間だろ?今夜は盛り上がろうぜ!」

ルカリオ「ならお言葉に甘えるとするか。」

サーナイト「皆!料理の追加ができたわよ!」

カビゴン「おお!すごい豪華じゃないか!」

ゲンガー「おいしそうだぜ!」

ワハハハハハハ

一方、図書館では―――――

タバサ「・・・ない。」

バタン

タバサ「物を吸い込み、吸い込んだ物の特性を写し取る力。そんな反則的な力を持った幻獣など、絶滅種にも絶滅危惧種にも存在していなかった。」

タバサ「あの使い魔はいったい・・・。」

次回予告

ルイズ「ギーシュとの決闘から数日後、私とカービィはシエスタ達と共に王都トリステイン城下町に出かけたの。」

シエスタ「あそこは王家のお膝元ですからね。」

ルイズ「そこで武器屋に立ち寄った時、インテリジェンスソードと出会ったわ。」

デルフ「となると、ついに俺の出番だな。」

ルイズ「だ、誰!?」

デルフ「俺の名はデルフリンガーだ。デルフで構わないぜ。」

カービィ「ぽよっ♪」

ゲッコウガ「だが一方では新たな事件が起こりそうでござるよ。」

ルイズ・シエスタ「へ?」

シエスタ「次回、『城下町での休日。』。お楽しみください。」

第3話 城下町での休日。

ルイズの部屋

ルイズ「カービィ、朝よ。」ユサユサ

カービィ「ぽょぉ・・・。」ゴシゴシ

ルイズ「ほら、あんまり目をこすらないの。」

カービィ「んぃ・・・。」

ルカリオ「すっかりカービィのお母さんみたいだな。」

ルイズ「まあね。けど、お姉ちゃんの方が嬉しいかな。」

ルカリオ「で、今日はどういう予定だ?」

ルイズ「今日は休日だし、街に行って買い物に行くわ。もちろんあなた達も一緒にね。」

ルカリオ「買い物か・・・。こういうのも久々だな。」

ルイズ「じゃ、私とカービィはシエスタのところに行って来るからね。」

ルカリオ「分かった。我々も後で合流しよう。」

ルイズ達はルカリオ達と合流し、王都トリステイン城下町に向かい始めた。
その様子をキュルケは窓から見ていた。

キュルケ「面白そうね。私も行こうかしら。」タッ

コンコン

キュルケ「タバサ、いるー?」

タバサ「サイレント・・・。」サッ

キュルケ「ちょっと!サイレントは止めて!」バタン

キュルケ「カービィ達が買い物に行ってるわ。私達も後を追いましょう!」

タバサ「もちろん行く。あの子に興味があるから。」

キュルケ「よし!決定ね!!」グッ

王都トリステイン城下町

カービィ「ぽよぉ――!」

ライチュウ「すごいにぎわいだな!」

ピカチュウ「ピッカー!」

ルイズ「とにかく、まずは武器屋ね。たしか武器屋は・・・。」

カービィ「ぽよぉっ!」ビクッ

ルイズ「?カービィ?」

カービィ「ぽよー♪」トテトテ

ルイズ「あっ、ちょっとカービィ!」ダッ

キキッ

ルイズ「一体どうしたっていうのよ?」

カービィ「スイカ♪スイカ♪」

シエスタ「もしかして、スイカが好きだったんですか?」

カービィ「ぽよっ♪」

リザードン「カービィはこの世界に来てからスイカを食べていないからな。」

サーナイト「前の世界ではそれこそ毎日食べていた物を急に食べれなくなったのだから、少し寂しい思いをしていたわね。」

八百屋「1個どうです?お安くしときやすぜ?」

ルイズ「そうね・・・。じゃあ、この一番大きいの。」

シエスタ「あ、待って下さい。」

ポンポンポンポン

ルイズ「何してるの?」

シエスタ「音ですいかの善し悪しを見極めてるんです・・・。これをください。」ポンポン

八百屋「はいよ、毎度あり!」

シエスタ「どうぞ、カービィさん。」

カービィ「ぽよおぉー♪」

ルイズ「随分詳しいわね?」

シエスタ「父から教えてもらったんです。他にも買い物の豆知識は色々と。」

ルイズ「へぇ。今度、私にも教えてくれる?」

シエスタ「ええ、ルイズ様なら喜んで。」

カービィ「」ゴックン

カポエラー「良かったな。スイカを手に入れて。」

サーナイト「今度はスイカを植えて育たないとね。」

武器屋

ルイズ「ん~、なんかいいのがないわね。」

ゲッコウガ「そうでござるな・・・。」

武器屋「なら、これなんてどうです?この長さではうちで一番の業ものでさあ。なにせこれを鍛えたのはかの高名な錬金魔術師のシュペー郷で、魔法が掛かっているから鉄さえ一刀両断。武器としても装飾としても一流の品でして。」

ゲッコウガ「ほほう。数字の『Ⅰ』を思わせるデザインのショートソードでござるな。」

エルレイド「しかも随所に豪華な宝石があしらわれ、鍔は黄金で出来ているそうだね。」

ルイズ「いいわね、お幾ら?」

武器屋「へい、新金貨で千五百になります。」

ルイズ「 し、新金貨千五百っ!?立派な屋敷が買えるじゃない!」

シエスタ「しかも財布には新金貨百枚しかありません。ルイズ様、とりあえずそれで買える剣を買うし・・・。」

ルイズ「惜しいけどそうするしかないわね・・・、まあ、剣なら何でもいいわけだし。」

デルフ「『剣なら何でもいい』だぁ?ふざけんな!んな所持者のことも考えない買い方すんならとっとと出てけ!てめぇに武器を買う資格はねぇ!」

ビクッ

ルイズ「ななななな、なんですって!? 貴族に向かってなんて口の利き方なの!?」グルッ

シーン

ルイズ「誰もいない……?」

武器屋「やいデル公! お客様に向かってなんて物言いだ!」

カービィ「ぽよーーー♪」ピョーン

デルフ「うわっ!な、何しやがる!」

ルイズ「あれって……インテリジェンスソード?」

武器屋「へい。どうにも口が悪くて全く売れず、逆にお客様に喧嘩を売る始末。誰が考えたんでしょうねぇ、喋る魔剣なんて・・・。」

カービィ「ぽよよいぽよよい♪」ブンブン

デルフ「おいっ!おもちゃじゃねぇんだ!そんな風に振り回すんじゃ……ん?」

カービィ「ぽよ?」

デルフ「・・・おでれーた。てめぇ、そのナリで『使い手』かよ。」

ルイズ「『使い手』?何よそれ?」

デルフ「んなこたぁどうでもいい。とにかくてめぇら、俺を買え。」

ルイズ「はぁ!?なんであんたみたいな口の悪い剣を買わなきゃいけないのよ!」

デルフ「ほぉー、そうかい。でもこいつは俺を気に入ったみたいだぜ?」

ルイズ「う・・・。」

シエスタ「えと・・・、あの剣はお幾らですか?」

武器屋「あれならタダで結構でさ。」

シエスタ「えっ、いいんですか!?」

武器屋「サービスですよ。こっちとしても客に因縁付けるようなオンボロを引き取って貰えて清々出来ますからね。」

ルイズ「でも、この長さじゃカービィに持たせるのは無理ね。」

デルフ「ちょ、ちょっと待ってくれよ!こいつだってこんなに俺のこと気に入ってんだろ!?」

シエスタ「あの、でしたら私が背負いましょうか?」

ルイズ「えっ?」

デルフ「そりゃあいい!必要な時、丸っころにはオメェさんから俺を渡してもらえばいいしな!」

ルイズ「大丈夫?ボロなのに意外と重いわよ?」

シエスタ「普段から掃除や洗濯で足腰は鍛えてますから、大丈夫です。」

ルイズ「そうね・・・。タダでもらえるんだし、この剣にするわ。」

武器屋「毎度あり!」

ルイズ「あんた、名前は?まさかデル公なわけないでしょ?」

デルフ「当たり前だ!俺はインテリジェンスソードのデルフリンガー。デルフでいいぜ。よろしくな、娘っこ達、それに相棒!」

カービィ「ぽよっ♪」

そしてカービィ達が武器屋から出た後、キュルケとタバサがこっそりとその様子を見た。

キュルケ「どうやらカービィは剣を手に入れた様ね。私達も行くわよ!!」ダッ

カランカラン

武器屋「おお。また貴族さんか!で、何の様だい?」

キュルケ「そのさっき来たっていう貴族が買ったものより良い剣が欲しいの。適当にみつくろってくださいな。」

武器屋「あいよ!こちらはかの有名な錬金魔術師のシュペー郷で、魔法が掛かっているから鉄さえ一刀両断。武器としても装飾としても一流の品です。」

武器屋「先程いらしたお連れ様はこの剣を欲しがっていたんですが、あいにく持ち合わせが足りなかったようで。」

キュルケ「なるほどね。じゃあ、これにするわ。」

武器屋「毎度あり!」

一方、魔法学院では――――

ロングビル「まったく……固定化は強力だわ、厚さ5メイルの壁を使ってるわ、こんな設計をした奴は馬鹿だね、賊泣かせにも程があるよ。」

ロングビル「あのツルっ禿……『物理衝撃が弱点』?こんなトンデモ設計じゃそんな理論何の意味もないじゃないかい。」

ロングビル「そう言えば、最近宝物庫に入れられたマジックアイテムの情報に『煌めきの星』というのがあったね。」

ロングビル「こうなった以上は手に入れないとね・・・フフフ・・・。」

カービィ達は服を買ったり食事をしたり、露店で買い物をした後でキュルケ達と合流した。

ルイズ「な、なんでキュルケ達もいるの!?」

キュルケ「決まっているでしょ?カービィの新しい武器を買いに来たのよ。誰かさんのとは違って高価でね!」

ルイズ「おのれ・・・。」ワナワナ

シエスタ「まあまあ。とりあえずは帰ってカービィさんに決めてもらいましょう。」

タバサ「その方が効率的。」

ルイズ「そうね。魔法学院に戻りましょう。」

カービィ「ぽよ!」

魔法学院

カービィ「ぽょぉ・・・。」

シエスタ「くすっ、カービィさんったら大きな欠伸。」

ルイズ「あれだけはしゃいでたんだもの、疲れたのね。」

ビクッ

キュルケ「どうしたの、タバサ?」

タバサ「あれ。」

ルイズ・キュルケ「へ?」

ドーン

ライチュウ「な、なんだ!?」

ドーンドーン

フーケ「ふう・・・。何度やっても無駄か・・・。続きは明日にするか・・・。」

ルイズ「ファイヤー・ボール!」ヒュン

ドゴーン

フーケ「なっ!?なんだい!?」

パラパラ

フーケ「誰だか知らないけど、恩に着るよ。どこかのバカな誰かさん。」ヒョイ

ルイズ「あーん!なんで当たらないのよ!」

ルカリオ「全員かわせ!」

ルイズ「おっと!」ヒョイ

ズシーン

キュルケ「このままだとやられちゃうわ!」

ルイズ「よし!こうなったら!」

ガシッ

デルフ「おっ!早速出番みてぇだな!」

ルイズ「ええ……死 ぬ ほ ど 役 に 立 っ て も ら う わ よ ?」

ブーン

デルフ「なっ!?おいっ、何やってんだ小娘!気でも触れたか!?」

ルイズ「カービィ、吸い込みよ!」

カービィ「ぽよっ!」

スウウウウウウ

デルフ「うわっ、ちょっ、おまっ、や、止めろ!!食うな!!食うなよ!!」

スウウウウウウ

デルフ「ギィヤアアアアアアアアアアァァァッッッ!!!」

ゴクン

シエスタ「………エグいですね。」

ルイズ「やっぱり普通の剣にすればよかったかしら……。」

シュン

カービィ「はっ!」

ピカアアアアアアア

タバサ「これがカービィのコピーした姿・・・。」

ブラッキー「そう。ソードカービィとなったのさ。」

リーフィア「それと同時にデルフも奇跡的に生還したね。」

デルフ「うわあああああああ!!死にたくない!死にたくないいいいいいいい!!」

カッ

ドサイドン「カービィのルーンが輝きだした!」

デルフ「うああああああああ!!あああああああああ………あ?…………こ、こりゃあ……おでれーたっ!!相棒、お前こんなに強い力を持ってたのか!?それにこの『本当にひとつになっちまったような一体感』……相棒、お前一体俺に何しやがった!?」

サーナイト「ガンダールヴのルーンの力で目覚めたのよ。それと同時にカービィのエネルギーも あなたに注入されているわ。」

デルフ「そう言う事か。だったら一撃で決めようぜ!」

カービィ「ぽよ!」

バッ

カービィ(心の声)デルフ「『ソードビーム!』」ズバアアアア

ドッカーン

ルイズ「やった!」グッ

シエスタ「!?ル、ルイズ様!あれ!」 ユビサシ

シュウウウウ

キュルケ「斬られたはずなのに修復しているわ・・・。」

タバサ「こうなると苦戦は免れない。」

ルイズ「何よあれ!?復活するなんて反則じゃない!」

ゲッコウガ「こうなった以上は拙者達も参戦するでござる!」

ドダイトス「ゴーレムは岩と地面タイプだ。ここは格闘、水、草、地面、氷タイプで行くぞ!」

ゴウカザル達「おう!!」ダッ

デルフ「俺達はあの穴に飛び込んで、侵入者を撃退するぞ!」

カービィ「ぽよ!」ピョン

ドカーンドゴーン

宝物庫

フーケ「よし。予告状も書いたし、あとは・・・、ん?」

カービィ「・・・。」

フーケ「・・・。」

カービィ「…………ぽよ?」

フーケ「うわあぁっ!?」ゲシッ

カービィ「ぽよー!」ヒュルルルル

フーケ「はぁ、はぁ、はぁ……な、なんだい今のは。」
フーケは下を覗き込むと、 ルイズが落ちてきたカービィを受け止めようと両手を広げていた。

フーケ「・・・ちっ、まずいね、あの出来損ない貴族の使い魔かい・・・。生かしておくわけにはいかないね、あの使い魔。」
フーケは苦々しい顔でそう言った後、ゴーレムに飛び乗った。

ルイズ「大丈夫カービィ?」

カービィ「ぽよ!」

デルフ「だが、フーケにお宝を奪われちまったようだな。」

キュルケ「こうなってしまうと騒動が起こるのも無理ないわね・・・。」

ピカチュウ「ピカ・・・。」

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「やっぱり・・・。」ガクッ
学院中が騒ぎ始めたのを感じたルイズは俯くしかなかった。

おまけ

ルイズ「原作ではサイトが召喚されたけど、本作ではカービィが召喚されたわね。」

シエスタ「それにポケモン達も召喚されましたね。」

ゲッコウガ「本来召喚されるはずの才人はオコリザルに殴り飛ばされたでござるからな。」

オコリザル「それによって別の世界に吸い込まれたんだよな・・・。」

エルレイド「その才人の事だけど、別の世界で生きていることが判明された。」

ドダイトス「本当なのか!?」

エルレイド「確か東京パノプティコンで咎人として活動しているようだけど・・・。」

グレイシア「それってフリーダムウォーズの世界じゃない!あそこに飛ばされるなんて彼も不運よね・・・。」

ルイズ「オコリザル、まずい事をしたんじゃないの?」

オコリザル「言われてみればそうかも知れないな・・・。」

ルイズ達「ハァ・・・。」

カービィ「ぽよ?」

一方、フリーダムウォーズの世界では――――

ザシュッ

才人「くっ!倒しても次々と増援が来るじゃねえか!」

ウーヴェ「恐らくあのアブダクターを倒さぬ限り、増援が次々と来るだろう。」

マティアス「だったら全力で倒すしかないな。行くぜ、相棒!」

才人「OK、マティアス!」

才人・マティアス「うおおおおおおおお!!」
才人は咎人として仲間と共に戦っていた。彼の異世界での戦いについては別の小説で。

次回予告

ルイズ「フーケを捕獲する為、ミス・ロングビルと共に小屋にやって来た私達。」

ルイズ「ところが私とカービィが入ろうとした時、ミス・ロングビルが私達に声を掛けたの。」

ゲッコウガ「彼女がルイズ達に声を掛けた理由は只一つ。証拠隠滅としてルイズを倒そうとしているでござる!」

キュルケ「じゃあ、ミス・ロングビルがフーケだという事なの!?」

フーケ「その通りだ。ばれた以上は叩きのめすだけだ!」

ルイズ「そして『煌きの星』の正体もその戦いで明らかになるわ。」

シエスタ「さらにこの戦いから私も参戦します!」

ルイズ「ええっ!?シエスタも戦うの!?」

シエスタ「もちろん戦います。ゲッコウガさんから受け取ったこの斬馬刀で!!」

キュルケ「次回、『激突!土くれのフーケ』。お楽しみに!」

第4話 激突!土くれのフーケ

理事長室

オスマン「君たちじゃな?昨晩フーケを見たというのは。」

ルイズ「はい。」

オスマン「まずは昨晩君たちが見た事をワシ等に説明してもらえるかの?」

ルイズ「分かりました。いきなり巨大なゴーレムが現れ、塔を破壊し(自分が破壊したことは忘れている)、黒いローブを着込んだメイジが塔の内部へ侵入していきました。」

ルイズ「カービィ達がゴーレムを迎撃したが、余りの体格差に手も足も出ず、ゴーレムが元の土へ還る頃には、既にメイジの姿はどこにもなかった。以上が昨日目撃した全てです。」

オスマン「ふむ……なるほどのぅ………。」

ロングビル「オールド・オスマン。」

オスマン「うむ。」

オスマン「先程ミス・ロングビルが独自調査で仕入れて来てくれた情報があってのう。その中に『黒いローブを着た人物が森の小屋に入っていくのを見た』というのがあるのじゃ。」

ルイズ「間違いありません!そいつがフーケです!」

オスマン「落ち着きなさい、ミス・ヴァリエール。君の証言とこの情報は確かに一致する点がある。じゃが、それだけで決めつけるというのはあまりに早計ではないかね?」

ルイズ「う・・・。」

ロングビル「尤もミス・ヴァリエール本人が『昨晩の見た人物』と『小屋へ入っていった人物』を見分ければ信憑性も上がるのですが……。」

オスマン「こ、これ。ミス・ロングビル!」

ルイズ「分かりました。私、そいつがフーケかどうかを確認しに行きます。そして私が見たフーケだったら……捕まえて、『煌きの星』を奪還します。」

オスマン「………ふむ。どうしてもか?」

ルイズ「はい!」

オスマン「ならばお前達で行動してもらうとしよう。」

コルベール「では、オールド・オスマン。教師代表として私が……。」

オスマン「いや、その必要はないじゃろう。」

コルベール「へ?」

オスマン「この3人とガンダールヴの使い魔がいれば、生徒だけでも大丈夫じゃろう。」

コルベール「し、しかしオールド・オスマン!」

オスマン「さぁ、ここに捜索隊は結成された。諸君らの活躍を期待しておるぞ。」

サッ

ルイズ・キュルケ・タバサ「杖にかけて!」

ゾロゾロゾロゾロ

コルベール「オールド・オスマン!いくらミス・タバサや伝説のガンダールヴがいるとはいえ、ほぼ生徒だけの探索隊など正気の沙汰とは思えません!!」

オスマン「まあまあミスタ・コルベール。一回落ち着きなさい。」

コルベール「ですが!」

オスマン「なぁに、ワシも生徒を見す見す死地に送ったりはせんて。ただ……。」スッ
オスマンは引き出しから『戦士の書』という本を出した後、こう言った。

オスマン「この老いぼれの記憶が正しければ、どうやら再来した伝説は一つではないんじゃよ。」

通路

シエスタ「ミ、ミス・ヴァリエール!あの、私もお供いたします!」

ルイズ「ええっ!?シエスタも行くの!?」

シエスタ「はい。この前は決闘の場に行くことさえままならなかったので、今度はぜひお供したいと。」

ルイズ「気持は嬉しいけど、あなたは駄目よ。相手は悪名高い怪盗フーケ。魔法の使えないあなたじゃ危険すぎるわ。」

シエスタ「で、ですが……。」

ゲッコウガ「ならばこれを使うでござる。」サッ

シエスタ「こ、これは?」

ゲッコウガ「この斬馬刀は爆発的な威力を持っている。たとえ戦闘経験のないお主でも簡単に扱えるでござるよ。」

シエスタ「ありがとうございます!」

ルイズ「それにしてもその斬馬刀、どこで手に入れたの?」

ゲッコウガ「拙者達の世界にある武器屋で手に入れたでござるよ。」

ルイズ「なるほどね。んじゃ、行きますか。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ達は馬車に乗り、フーケがいる小屋に辿り着いた。

タバサ「手筈通りに。」

キュルケ「分かってるわ。」

ゾロゾロゾロゾロ

タバサ「異常なし。」

キュルケ「分かったわ。」

ゾロゾロ

ロングビル「ミス・ヴァリエール。」

ルイズ「どうしたんです?ミス・ロングビル。」

ロングビル「実は、先程隠れているときに妙なものを発見しまして。」

ルイズ「妙なもの?」

ロングビル「それが……黒いローブのようなんです。」

ルイズ「あの、それはどこに?」

ロングビル「こちらです。付いてきてください。」

ザッザッ

ロングビル「こちらです。」
ロングビルがルイズを連れて来たのは、小屋の近くにある少し拓けた場所だった。
切り株がいくつかあるところから、小屋の持ち主が薪の調達などに使っていた場所なのだろう。

ルイズ「あの、ミス・ロングビル。さっき言っていたものは一体どこに?」

ロングビル「ああ、それならここですよ。」

ルイズ「黒いローブ・・・。それって・・・。」

ロングビル「おっと、それ以上動くんじゃないよ!」

ルイズ「!?」

フーケ「ったく。ガキの癖に盗賊を強請ろうなんて、随分図太い神経してるねぇ。」

ルイズ「盗賊?強請る?」

フーケ「ここまで来ると感心するよ。あんたは『イイ貴族サマ』になるだろうよ。」

ルイズ「ミ、ミス・ロングビル。さっきから話が見えないのだけれど……。」

フーケ「まだしらばっくれる気かい!?」

ルイズ「ひっ!」

カービィ「ぽよっ!?」 ビクッ
フーケの怒号によってカービィはルイズの足元に飛びついてしまった。

フーケ「あんたにあたしの正体がバレてるのは分かってるんだよ。」

ルイズ(―――――えっ?)

フーケ「使い魔と主人の感覚は繋がっている。メイジの常識だろう?」

フーケ「昨日の晩、あんたの使い魔はあたしの顔をバッチリ見てるんだよ。だからあんたがあたしの、『怪盗フーケ』の顔を知らないわけがないだろう?」

ルイズ「ぷふぅ。」

フーケ「は?」

カービィ「ぽよぉ?」

ルイズ「あはっ、あははははは!お、おっかし、あははははははは!」

フーケ「な、何笑ってるんだい!?」

ルイズ「く、くくく……あ、あんたね、勘違いしてるのよ!」

フーケ「勘違い、だぁ?」

ルイズ「そう、勘違い。カービィはね、他の使い魔とは違うのよ。」

フーケ「何言ってんだい。使い魔に種族以外の違いも何もあるもんか。」

ルイズ「でも違うのよ。カービィと私は感覚を共有してないの。つまり、カービィの見聞きしているものは、私にはこれっぽっちも伝わって来ていないってことよ!!」

フーケ「!!・・・そ、それじゃあ、あたしは。」

ルイズ「そ、勝手に勘違いして勝手に正体を明かしてくれたって訳!」

サッ

ルイズ「さぁ、お喋りはここまでよ! 潔く捕まって『煌きの星』を。」

フーケ「で、そんな事バラしてどうするんだい?」

ルイズ「えっ?」

フーケ「さぁて、元からあんた達を生かしておく気はなかったけど……こりゃ本格的にヤらないとダメみたいだねぇ。」

ゴオオオオオオ

BGM:出た!逃げろ!http://www.youtube.com/watch?v=cT0YTE5qn5U&feature=youtu.be

ルイズ「と、とにかく退散よ!」ダッ

カービィ「ぽよおぉ!?」

ドドドドド

シエスタ「あっ!ルイズ様、カービィさん!」

キュルケ「ヴァリエール、どこ行ってたのよ! あんたとカービィの姿は見えないわ、突然ゴーレムが出てくるわ、おまけにミス・ロングビルまで居なくなって!」

ルイズ「そのミス・ロングビルがフーケだったのよ!」

ブースター「なんだって!それは本当なのか!?」

ルイズ「細かい話は後!今はとにかくあのゴーレムから逃げないと、私たちみんなあのゴーレムに潰されちゃうわ!」

ズシーンズシーン

キュルケ「タバサ、あなたの使い魔で何とか逃げられない!?」

タバサ「足止め出来れば、可能。」

キュルケ「だ、そうよ?」

ゲッコウガ「ならば、攻撃開始!」ダッ

ドゴーンドゴーン

シエスタ「くっ!いくら攻撃しても修復するなんて・・・。」ガキン

オコリザル「こうなると一筋縄ではいかないようだな。」

エルレイド「ならば・・・、サイコカッター!」ギュオン

フーケ「くっ!」ドガッ

ヒュルルルル

ルイズ「『煌きの星』・・・。今がチャンス!」ダッ

シャワーズ「おい!危険だぞ!今すぐ戻って来い!」

ルイズ「大丈夫!このくらいは慣れているから!」ビュン

ズサアアアアアアア

ルイズ「やった!!」

シエスタ「いや、まだです!!」

ギュオオオオオ

フーケ「返しな!それはあたしの獲物だよ!」

キュルケ「ヴァリエール!逃げなさい!」

ルイズ「うぐ・・・。」

カービィ「ぽよおぉぉ!!」ドーン

ルイズ「痛っ!!」ズシャアアアア

ガシッ

カービィ「ぐ、ぴぃ……。」

ルイズ「カービィ!!」

リザードン「まずいな。こうなってしまうと救出は難しいぞ・・・。」

ルイズ「だからと言ってカービィを置いてく訳にはいかないわ!」

シエスタ「ルイズ様・・・。」

ルイズ「私の力じゃ敵うわけないってことくらい分かってる。けど、カービィは私を助けてくれたの!そして、カービィは今助けが必要なの!!」スクッ

ルイズ「私は貴族よ!魔法が使えるだけがそうじゃない!助けを求めている相手に背を向けないのが貴族なのよ!!」

ピカアアアアアア

ルイズ「な、なに、これ……?」

ルカリオ「この光・・・、まさか!?」

カービィ(ワープ……スター……。)

BGM:ワープスター http://www.youtube.com/watch?v=VsTmUL9QI8s

キュイン

ルイズ「きゃ!?」

ドゴーン

ボーマンダ「おお!ゴーレムの腕を破壊した!」

シュタッ

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「カービィ!!」

フーケ「この! あたしのお宝横取りしやがって!」

ブンブン

ゲッコウガ「今がチャンスでござる!カービィ!ゴーレムの胸に刺さっている氷塊を吸い込むでござる!」

カービィ「ぽよ!」

スウウウウウウ

ピカアアアアア

カービィ「ぽよ!」スタッ

ルイズ「こ、この姿は!?」

ルカリオ「冷気を自在に操る戦士、『アイスカービィ』。どんな物でも凍らす事ができる。」

ヒュオオオオオオオ

フーケ「こ、こいつ!ゴーレムを丸ごと凍らせてる!?」

ヒュオオオオオオ

フーケ「嘘だろ、あ、あたしがこんなところで……。」

サーナイト「ついに上半身も凍ったわ!」

シエスタ「止めは私が行きます!」ダッ

シエスタは高くジャンプした後、振り下ろす態勢に入った。
シエスタ「覚悟!」

ドッゴーン

フーケ「そんな・・・、バカな・・・。」ヒュルルルル

パシッ

フーケ「!?」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「ナイスキャッチ!」

フーケ「な、何であたしを助けてくれたんだい?」

フライゴン「カービィは優しい性格の持ち主だからね。」

フーケ「は、はは……本当になんなんだい、こいつは?」

ルイズ「決まってるでしょ。私の使い魔なんだから。」

チルタリス「さてと、これでフーケの捕獲は成功したわね。」

フーケ「どうせあたしは、王宮衛士隊に引き渡された後に縛り首だ。この事は覚悟するつもりさ・・・。」

ゾロアーク「じゃあ、一つだけ聞きたいことがある。お前は平民の間で、義賊と言われている。悪い貴族にしか、盗みを働かない、と。」

ルイズ「なのにあなたは今回、学院の宝物庫から、アカデミーの重要研究物を盗み出した。悪徳貴族なんて、一枚も噛んでいない物を。それは、一体どうしてなの?」

フーケ「ああ・・・。 アルビオンが今どうなっているか、知ってるだろう?」

キュルケ「王党派と貴族派の内紛が続いているわね。アルビオン大陸ほぼ全土を巻き込んでいるとか。」

フーケ「…そんな状況じゃ、市場も崩壊するってモンさ。交易船は規制だらけで、ろくに食料や日用品が届かない。 数少ない物資の相場は跳ね上がって、今じゃエキュー金貨100枚あっても、3日食い繋げられるか怪しい。」

ルイズ「アルビオンの人々は、そんなに逼迫していたのね…。」

フーケ「ああ。今じゃ 女手1つでその少女と、匿い先である村の孤児たちを養っているからな。」

ゾロアーク「そう言う事か・・・。だったら俺にいい考えがある。」

カービィ「ぽよ?」

ルイズ達は魔法学院に戻った後、オスマンに報告した。
オスマン「なるほど。フーケは取り逃がしたが、『煌きの星』は奪還したという事じゃな。」

ルイズ「はい。全て事実です。」

オスマン「分かった。諸君、今回の一件、ご苦労じゃった。この度の活躍は、ワシから王宮に報告しておこう。何か恩賞が賜れるじゃろうて。」

ルイズ「一介の学生に…恩賞?」

オスマン「そう。その一介の学生が、世を騒がす盗賊に盗み出された学院の宝物を取り戻したのじゃ。何かしらの恩賞を頂くには、十分すぎる活躍じゃよ。」

ルイズ「ありがとうございます。」

オスマン「さて諸君、今宵はフリッグの舞踏会じゃ。主役が遅れては格好が付かぬ、早く準備に取り掛かりなさい。」

ルイズ「主役ですか…?」

オスマン「うむ、君たちは学院の英雄と言っても差し支えないからの。」

ルイズ「分かりました。失礼させていただきます。」

コツコツ

オスマン「さて、残ったのはお主らだけじゃな。まずはこれを見てくれ。」スッ

オーベム「なになに?『戦士の書』?」

オスマン「そう。ここに『煌きの星』の元の持ち主の名前が記されている。確か彼はカービィと同じガンダールヴの使い手だそうじゃ。」

レントラー「その人の名前は?」

オスマン「確かフームと言った少女じゃが・・・。」

サンダース「そいつは俺達の友人だ。ブン達と共にブラックホールに飲み込まれたが、まさかここに飛ばされていたとは・・・。」

オスマン「ほほう。まさかお前達と同じ世界の人じゃったとは・・・。」

コルベール「これは随分と珍しいですね。」

エーフィ「彼女は只一人ワープスターを呼ぶことができた。だがブラックホールに飲み込まれてから、ワープスターが来ることは二度となかった。」

ブラッキー「そのワープスターをルイズが呼ぶことに成功したのは驚いたけどな。」

ジバコイル「あとガンダールヴの件についての事だが、契約してルーンが刻まれていたのか?」

オスマン「いや、ハルケギニアに来た直後にルーンが刻まれていたと記されている。」

ゲッコウガ「そうでござるか。最後の質問だが、彼女は今頃どうしているでござるか?」

オスマン「残念じゃが、もうこの世にはいない。ワイバーンに襲われていたワシを庇った後、その傷が元で亡くなってしまった。彼女の家族もな・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

オーベム「そうだったのか・・・。それで分かれば十分だ。」

オスマン「そうか。あとこの『煌きの星』はお主らに譲ろう。大事に使うんじゃぞ。」

カービィ「ぽよ。」

通路

ロングビル「そのような事があったなんて・・・。」

オーベム「ああ。全て事実だ。」

ロングビル「けど、本当にいいのかい?あたしの仕事にアンタ達を借りるって話だけど・・・。」

ゲンガー「その事についてはルイズももちろん承諾している。やるからにはしっかりサポートするぜ!」

ゾロアーク「こう見えても潜入は得意だからな。」

ヨノワール「もちろん我々も力になるぞ。」

ロングビル「なら決定だな。さっ、舞踏会への準備をしに行くよ。アンタ達のご主人様も待っているしね。」

カービィ「ぽよ!」

そして舞踏会が始まり、カービィはルイズと踊っていた。
オーベム「まさかカービィが料理よりもルイズとのダンスを優先するとは・・・。」

サーナイト「すっかりルイズに懐いたわね。」

グレイシア「ええ。まるで親子みたいね。」

ルイズ「うん。でも、お姉ちゃんの方が嬉しいかな・・・。」

ゴウカザル「そう言えばゲッコウガは?」

ドダイトス「ああ。あいつはシエスタと踊っている。リザードンはシルフィード、ゾロアークはキュルケとだ。」

ルカリオ「彼等も大変だな。」

ユキメノコ「でも、今は楽しんで、明日から頑張りましょう。」

エルレイド「それもそうだね。僕達も踊るとしよう。」

サーナイト「ええ!」
舞踏会は盛大に行われ、双月の光が学院を照らしていた。

次回予告

サーナイト「大変よ!シエスタがモット伯に連れて行かれたわ!」

ユキメノコ「ええっ!?モット伯って言ったら、メイド達を夜伽として使っている貴族じゃないの!」

ゲッコウガ「メイド達を夜伽に使うとは・・・、絶対に許さん!!」

ゾロアーク「だがロングビルも彼をターゲットにしている。俺達もモット伯の屋敷に向かう予定だ。」

ゲッコウガ「なら拙者も行くでござる。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「2人共、本気なの?」

ゲッコウガ「本気でござるよ。拙者の仲間を傷つける輩は、この手で成敗するのみ!!」

タバサ「次回、『シエスタ、最大のピンチ!』。お楽しみに。」

第6話が始まるまでルイズ、シエスタ、キュルケ、タバサ、ギーシュのエアライドを募集しています。
いいアイデアが浮かびましたら、どんどん出してください。

第5話 シエスタ、最大のピンチ!

ルイズの部屋

ゾロアーク「よし。準備運動はバッチリだ。」

ルイズ「で、今夜は何処に行くの?」

ムウマージ「うーん・・・。確か平民相手に人攫いをしている悪い貴族と聞いたわ。名前は覚えてないけど。」

ルカリオ「平民相手に人攫いか・・・。あまりよくないようだな。」

ゲンガー「きっちり懲らしめて、二度と悪さをしないようにしとかないとな。」バキボキ

カービィ「ぽよ。」

ルイズ「まっ、あれだけ悪い事をしたら天罰が下るかもね・・・。」

厨房

シーン

マルトー「…シエスタ、もう準備は出来てるか?」

シエスタ「・・・。」コクリ

ゲッコウガ「失礼する。」ガチャッ

サーナイト「あっ、ゲッコウガ。」

ゲッコウガ「む?いつもなら活気のはずだが、今回は静かだな。いったい何があったでござるか?」

マルトー「ああ、ゲッコウガ。実は・・・。」

ゲッコウガ「な!?そのような事があって良いのでござるか!?」

マルトー「俺たち平民はな、貴族の命令には逆らえねぇんだよ。貴族が白と言えば白、黒と言えば黒。俺たちだってバカな話だとは思ってるさ。だけど、どうしようもねぇんだ・・・。」

サーナイト「そんな・・・。」

シエスタ「マルトーさん、もう迎えの方が来ていらっしゃるでしょうから、私、行ってきます・・・。今まで、お世話になりました・・・。」ペコリ

コツコツ

ゲッコウガ「モット伯・・・。」ギリギリ

サーナイト「げ、ゲッコウガ!?」

ゲッコウガ「許さん!!###」ダッ

サーナイト「あっ、待って!」ダッ

ルイズの部屋

ダァンッ

ゲッコウガ「全員、すぐに準備するでござる!」

カービィ「ぽよ?」

ルイズ「どうしたのゲッコウガ。あなたが慌てるなんて珍しいじゃない。」

ゲッコウガ「シエスタ殿がモット伯に連れていかれた!」

ゾロアーク達「な、なんだって!?」

カービィ「ぽよ!?」

ルイズ「モット伯・・・。ああ、ジュール・ド・モット伯爵ね。ある一点を除けば、悪い話は聞かない方よ。その一点が、かなり問題があるんだけど。」

ゲッコウガ「どういう事でござるか?」

ルイズ「モット伯は、政治手腕に関しては良くもなく、悪くもなく、といった具合の貴族よ。領民からはそれなりに信頼されており、普段の振る舞いについては、悪い噂も立っていない。けどこれは、あくまでも『領民から』の、『日常』の評価なの。」

ルイズ「モット伯は勅使として学院にしばしば訪れるけど、その際に美しいメイドを探し、気に入れば夜伽を含めたメイドとして買っているわ。そのメイドたちにも当然家族はいるし、手塩にかけて育てた娘を、慰み者として買われて喜ぶ親は何処にもいないわ。」

ゲンガー「つまり、近隣へはほぼ秘匿されている屋敷内での行いに関しては、そのメイドたちの家族からの評価は著しく低い。もはや悪徳貴族と言っても差し支えないそうだな。」

ゾロアーク「慌てるなゲッコウガ。俺達もそいつに用があるからな。」

ゲッコウガ「ゾロアーク達がそいつに?」

ゾロアーク「思い出した。今夜のロングビルのターゲットは、そのモット伯ってヤツだ。」

コンコン

ロングビル「ミス・ヴァリエール、ロングビルです。開けて下さいますか?」

ルイズ「はい、どうぞ。」

ガチャッ、スッ

フーケ「さてお前等、準備はできたかい?」

ゾロアーク「ああ、バッチリだぜ。」

ルイズ「そう言えば、今回の仕事には、ゲッコウガとカービィも着いて行くって言ってるわよ。」

フーケ「お前達もかい? そりゃ、カービィはともかく、ゲッコウガも強いって話だから、あたしとしてはいいけど…。」

ルイズ「モット伯に用事があるそうよ。」

ゲッコウガ「ダメって言われても、噛り付いてでも一緒に行くつもりでござる!」

カービィ「ぽよ!」

フーケ「んじゃ、手順をもう一度確認しようか・・・。」

モット伯の屋敷前

ヒュオオオオオオ

ゾロアーク「俺達は中に入って襲撃を行う。ゲッコウガとフーケは裏から回ってくれ。」

ゲッコウガ「分かった。無理は禁物でござるよ。」

ゾロアーク「言わなくてもそのつもりだ。行くぜ!」

ヨノワール達「おう!!」ダッ

デルフ「相棒、俺達も行くぞ!」

カービィ「ぽよ!」ダッ

フーケ「動き出したようだね。あたし達も行くよ!」

ゲッコウガ「承知!」ビュン

モット伯の屋敷の中で戦闘が行われ、カービィ達は敵を次々と蹴散らした。
カービィ(心の声)・デルフ『「ソードビーム!」』ズバアアアアアア

ゾロアーク「ナイトバースト!」ゴオオオオ

ヨノワール「シャドーボール!!」ギュオオオオオ

ドラミドロ「水の波動!!」ザアアアアア

ドゴーンドガーン

ムウマージ「残りはあと半数よ。気を引き締めていきましょう!」

カービィ「ぽよ!」

一方、ゲッコウガは――――

ビクッ

ゲッコウガ「この叫び声・・・、まさか!?」ダッ

バタン

シエスタ「げ、ゲッコウガさん!」

モット「な、何だ!?なぜカエルがそこにいるのだ!?」

ゲッコウガ「お主がモット伯か。シエスタ殿に破廉恥な事をするとはいい度胸でござるな。」

モット「たかがカエルが私を攻撃するなど許されると思うな。地獄に送ってくれるわ!」サッ

ゲッコウガ「甘い!」ビュン

ガシッ

ゲッコウガ「地獄に落ちるのはお前の様でござるな。」

ドガッ

モット「うぐ・・・。」

タタタタタ

ゲッコウガ「他のメイド達も姿を現したでござるな。ならば、もう一撃!」バキッ

モット「おご・・・。」

ゲッコウガ「シエスタ殿、他のメイド達を連れて早く脱出を。」

シエスタ「は、はい!ゲッコウガさんは?」

ゲッコウガ「拙者は此奴を成敗する。二度と悪さをしないように・・・!!」

シエスタ「はい!」ダッ

ダダダダダ

モット「や、やめてくれ!金ならいくらでも払うから・・・。」

ゲッコウガ「問答無用!###」

ドカバキボカスカ

モット「ギャアアアアアアアアア!!!」

ガチャッ

ゲッコウガ「よし。あとは脱出するだけでござるな。」

フーケ「もう終わったのか?」

ゲッコウガ「ああ。フーケ殿の方は?」

フーケ「もちろん終わったよ。言われた通りにメッセージは残さなかったけど、あれはどういう意味なんだい?」

ゲッコウガ「それは後で説明するでござる。今は早く脱出を!」

屋敷の外

ビュン

ゾロアーク「おっ、終わったのか。」

ゲッコウガ「ああ。そちらも無事で何よりでござるよ。」

シエスタ「ゲッコウガさん、無事だったんですね!」

ガシッ

シエスタ「ありがとうございました、あのままだったら私、伯爵様に・・・。」

ゲッコウガ「お主が無事で良かったでござるよ。」ニコッ

ヤミラミ「あとは最後の仕上げだな。カービィ。」

カービィ「ぽよ!」ポチッ

ドッカーン

フーケ「なるほど。メッセージを残すなの意味はそう言う事だったのかい。」

ゲッコウガ「瓦礫に埋まってれば追う事もできないでござるからな。一刻も早くルイズ殿の元に向かうでござる。」

シエスタ「待ってください、ゲッコウガさん!」

ゲッコウガ「ん?」

シエスタ「この子達はどうすればいいんでしょうか・・・。」
よく見れば、救助されたメイドたちは互いに寄り添うように固まっている。それまで自分たちが働かされていた場所が、一瞬で灰燼に帰してしまったのだ。

ゲッコウガ「心配無用。元々は学園のメイドでござった。戻ればいいでござるよ。」

ムウマージ「オスマンさんには私から話をするわ。」

ゲッコウガ「モットも拙者が懲らしめたでござるからな。もう、今までみたいな事は起きないと思うでござるよ。」

メイド達「・・・!!」

フーケ「さっ、帰るとするか!」

カービィ「ぽよ!」

翌日の食堂

キュルケ「へー。そんな事があったのね。」

フレイム「きゅるきゅる。」

ルイズ「そうなの。メイジと衛兵たちは救出されたけど、病院のベッドで目を覚ますまでの間、「悪魔が、幽霊がぁ…」と呻く事になり、しばらくは幽霊を見た瞬間に逃げ出すほどのトラウマを植え付けられたの。」

タバサ「で、モット伯は?」

リザードン「あいつは救出された後に旅に出た。自分が買ったメイドたちの家を一軒一軒回り、残った財産から慰謝料を手渡していったそうだ。」

シエスタ「まあ・・・。」

ゲッコウガ「その際、彼はメイドの親たちに、こう話したでござるよ。『犬に人の道を説かれた。今後は心を入れ替え、模範的な貴族として振舞う。』と。」

デルフ「そんな彼の姿を見た屋敷のメイジ、衛兵たちは、トラウマに悩まされながらも改めて、彼に尽くすと誓ったそうだぜ。」

カービィ「ぽよぽよ!」

ルイズ「まっ、シエスタも無事に戻った事だし、これにて一件落着ね。」

シルフィード「きゅいきゅい!」

全員「あはははは!!」

次回予告

ルイズ「私達が授業中の時、コルベール先生が教室に入って来たの。」

キュルケ「その内容はアンリエッタ姫がこの学院を訪れる事なの!」

ルイズ「私と姫様は幼馴染の関係だからね。小さい頃はよく遊んだわ。」

カービィ「ぽよ・・・。」

サンダース「そしてアンリエッタ姫のパレードの最中、見慣れた顔が目に映った。」

ブースター「あ、あれってまさか・・・。」

カービィ達「メタナイト!?」

サーナイト「それだけじゃなく、ソードナイトやブレイドナイトもいるわ!いったいどういう事なの!?」

ゲッコウガ「次回、『女王アンリエッタとの出会い。』。よろしくでござる!」

エアライドの件ですが、何も案が出ていなかったのでこちらで決めさせてもらいました。

ルイズ:ターボスター
シエスタ:ウィングスター
キュルケ:ジェットスター
タバサ:スリックスター
ギーシュ:ルインズスター

なお、この小説での全てのエアライドは改良されておりますので、ご理解をお願いします。

第6話 女王アンリエッタとの出会い。

ある日の夜、ルイズは夢を見ていた。それはカービィ達の世界で戦いが起こった事だ。
プププランドを侵略しようとするマルクとの激戦で、カービィ達は苦戦を強いられていたのだ。

マルク「ふん!どうやらカービィもここまでのようだな!これで終わりにしてやるサ!」

ギュオオオオオオ

カービィ「ぽ、ぽよ・・・。」

ピカチュウ「ピカ!!」

ライチュウ「まずい!このままだとやられてしまう!」

フーム「そうはさせないわ!カービィは私達が守る!」バッ

ルカリオ「お前達!そんな事をしたら命を失ってしまうぞ!」

ブン「俺達の事はどうだっていい。カービィはプププランドのヒーローだし、彼を守るのが俺達の仕事だからな。」ニッ

ルカリオ「フーム、ブン、メーム、パーム・・・。」

カッ

フーム「さよなら、カービィ・・・。」

ドッゴーン

カービィ「ぽーよー!!!!」

ルイズ「はっ!」ガバッ

チチチチ

ルイズ「なんだ夢か・・・。」ホッ

カービィ「zzz・・・。」

ルイズ(大丈夫よカービィ。あなたは一人じゃない。私がずっとそばにいるから。)

ルイズ「さっ、カービィ。朝よ。」ユサユサ

カービィ「んぃ・・・。」ネムタゲ

教室

ギトー「で、あるからして、最強の系統は風だということです。分かりますか?」

キュルケ「先生、どうしても風が最強だというのを証明してもらえないでしょうか?」

ギトー「いいでしょう。では、やってみなさい。」

キュルケ「分かりました。ファイア!!」バッ

ギトー「そこ!」ビュオン

キュルケ「きゃっ!」ドン

ギトー「これで分かったかね?『風』は全てを薙ぎ払う。『火』も、『水』も、『土』も、『風』の前では立つ事すらできない。」

ココロモリ「なるほど。じゃあ、雷は?」

ギトー「へ?」

ピカチュウ「ヂュウウウウウウ!!」バリバリバリバリ

ギトー「ぎええええええええ!!」

ルイズ「やっぱり『風』にも弱点はあったみたいね・・・。」

生徒達「ああ、納得・・・。」

ガラッ

コルベール「やや、ミスタ・ギトー!これはいったい・・・?」

ギトー「な、何でもありません。ところでまだ授業中ですが・・・。」

コルベール「おっほん。本日の授業は全て中止であります。」

ギトー「いかなる理由があってのことですかな?」

コルベール「それが・・・。」

ギトー「なんですと!?それでは、私もこの頭を何とかしなければ!!」ドギュン

ココロモリ「は、速いな・・・。」

コルベール「えー、皆さんにお知らせですぞ。」

ズルッ

コルベール「あ・・・。」

タバサ「ずれてる。」

ギャハハハハハハハ

コルベール「黙りなさい!小童共が!では、話の続きですが、アンリエッタ姫殿下が王宮を出発したとの連絡が入りました。そこで急な話ですが、今から全力を挙げて、歓迎式典の準備を行います。」

ルイズ「あれ、出発は明日早朝の筈ではなかったんですか?」

コルベール「先方に急な予定変更があったのでしょうな。とにかく、生徒諸君は正装の上、門に整列するように。ああそうそう、品評会は明日、予定通り行います。」

生徒達「はい!」ビシッ

カービィ「ぽよ?」

一方、馬車の中では――――

マザリーニ「そういえばこれから行幸する魔法学院には、確か殿下の幼なじみが在籍しておりましたな。」

アンリエッタ「ええ。ラ・ヴァリエール公爵家の三女にあたります。」

マザリーニ「今夜は魔法学院で二泊する予定です。旧交を温めるくらいはかまいませぬが、羽目は外さぬように。」

アンリエッタ「判っていますわ。」

そして馬車が到着し、赤絨毯が敷かれた。
兵士A「トリステイン王女、アンリエッタ妃殿下のおなーりー!」

ワアアアアアア

ルイズ「カービィ、あれがアンリエッタ姫様よ。」

カービィ「ぽよ!」

ゲッコウガ「ん?あそこにいるのって・・・、ああっ!」

シエスタ「ゲッコウガさん、どうしたのですか?」

ゲッコウガ「間違いない!あの姿はメタナイト殿でござる!!」

ポケモン達「ええっ!?」

カービィ「ぽよっ!?」

ルイズ「ゲッコウガ達は知っているの?」

ゲッコウガ「知っているのも当然。カービィと共に戦った伝説の戦士でござるよ!」

ルイズ「ま、まさかカービィ達の他に、この世界に飛ばされた人がいたなんて・・・。」

シエスタ「普通では考えられませんね。」

サーナイト「それだけじゃないの!ソードナイトやブレイドナイト、さらにワドルドゥ隊長やワドルディ達もいるわ!」

リザードン「飛んだ同窓会となってしまったな・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ピカチュウ「ピカ?ピカピカ。」ユサユサ

シエスタ「どうしたのですか?」

ピカチュウ「ピッカ、ピカチュウ。」

シエスタ「えっ?ルイズ様の様子がおかしい?」

ピカチュウ「ピカ。」コクリ

ルイズ「・・・。」ボーッ

カービィ「ぽよ?」

デスカーン「どうやらこれは只事じゃないようだな・・・。」

カービィ達はルイズ達と別れた後、中庭に向かい始めた。
グラエナ「しかしルイズの奴、あの男を見てからボーッとしていたそうだな。」

フレイム「きゅる。」

シルフィード「いったい何があったのね?」

フライゴン「さあ・・・。」

メタナイト「正確に言えば、彼女はグリフォン隊のワルド子爵に一目ぼれをしていたそうだ。」

リザードン「こ、この声はまさか!?」

バッ

メタナイト「久しぶりだな。」

カービィ達「メタナイト!!」

シルフィード「ああ。確かリザードン様が言ってた仮面をつけた戦士なのね?」

メタナイト「その通りだ。」

フレイム「きゅるきゅる。」

ウインディ「そう言えばメタナイト。ルイズとワルド子爵はいったいどういう関係なんだ?」

メタナイト「ああ。ルイズはワルド子爵に十年くらい前に親しくしていただいていたそうだ。あと婚約者の関係となっている。」

ニャース「ほほう。これはいいネタだニャ。」クククク

ソードナイト「まさかそれをルイズに聞こうとしているんじゃないんだろうな・・・。」

ニャース「そんな事はないニャ!」

全員(嘘つけ・・・。)

その夜、ルイズの部屋

ルイズ「・・・。」ボーッ

シエスタ「ルイズ様、いったいどうしたのでしょうか?」

サーナイト「さあ、あれからずっとこの調子だからね・・・。」

ニャース「原因は分かっているニャ。」

サーナイト「どういう事?」

ニャース「ルイズはグリフォン隊のワルド子爵に一目ぼれをしていたんだニャ。」

ルイズ「/////////」カアアアア

ピカチュウ「ピカ!?」

カイロス「うおっ!ルイズがオーバーヒートしているぞ!」

ルイズ「な、なんであんたがそんな事を知っているのよ!?」

ニャース「メタナイトから聞いたでニャース。それにしてもおみゃあに婚約者はいるとは驚いたニャ。」

ドガッ

ニャース「うげっ!」

ルイズ「あ、ああああアンタ、絶対に、決して、特にキュルケには言っちゃダメだからね!?言ったらアンタ、ばっ、ばば、ばばば爆破するわよ!?」

コンコン

ピカチュウ「ピカ?」

カービィ「ぽよ?」

ガチャッ

メタナイト「御邪魔する。」

ルカリオ「メタナイト!で、そこの黒ローブを付けた少女は?」

ブレイドナイト「ああ。彼女は・・・。」

ファサ

アンリエッタ「久しぶりね、ルイズ・フランソワーズ。」

ルイズ「姫殿下!」

ガシッ

ルイズ「い、いけませんわ姫さま。このような場所へお越しになるなど…。」

アンリエッタ「あぁ、ルイズ!ルイズ・フランソワーズ!そんな他人行儀はやめてちょうだい!わたくしたちはお友達じゃないの!」

ブースター「幼馴染の関係なの?」

ワドルドゥ「はい。姫様から聞いた話ですが、宮廷の中庭で蝶を追いかけたり、クリーム菓子を取り合ったりしたこともあるそうです。」

ピチュー「そんな事があったなんて・・・。」

カービィ「ぽよ?」

アンリエッタ「ルイズ、この子は?」

ルイズ「はい。私の使い魔のカービィです。」

アンリエッタ「カービィさんですね。私はアンリエッタです。」

カービィ「アンリ・・・、エッタ・・・?」

アンリエッタ「はい。」

カービィ「アンリエッタ♪」

シエスタ「すっかり慣れちゃいましたね。」

ゲッコウガ「ところで、使い魔品評会の事についてだが、ルイズ殿は我々に何をさせるつもりでござるか?」

ルイズ「あっ、何も考えてなかった・・・。」

ズガーッ←ゲッコウガ達がずっこけた音

サンダース「何も考えてなかったのかよ・・・。仕方がない。だったら俺にいいアイデアがあるぜ。」

デルフ「いいアイデア?」

サンダース「実はな・・・。」

アンリエッタ「本当にやるのですか?」

サンダース「はい。やるからには絶対に成功させます。」

ルイズ「そうね。それじゃ、明日は頑張りましょう!」

ポケモン達「おう!!!」

カービィ「ぽよ!!」

メタナイト「カービィ達の演技がどのような物か楽しみだな。」

アンリエッタ「ええ。それにあの子は不思議な力を持っているって聞きましたが、何かあるのでしょうか?」

メタナイト「ああ。使い魔品評会の時に全てが分かる。カービィの真の力を・・・。」

次の日

ルイズ「さあ、皆。行くわよ!」パチン
ルイズの指が鳴ったと同時に、カービィ達の芸が始まった。

ルイズ「まずは炎!」

ゴオオオオオ

ルイズ「次は水、風、土!」

ヒュオオオオオオ

ルイズ「さあ、カービィ!デルフを掲げて!」

カービィ「ぽよ!」サッ

ギュオオオオオ

ルイズ「今よ!」

カッ

カービィ「ぽ、ぽよ!?」
デルフが突然輝きだし、真の姿に変化した。それを見たカービィ達は驚きを隠せなかった。

デルフ「へへっ。これが俺の真の姿さ。さあ、これで終わりにしようぜ!」

カービィ「ぽよ!」

ギュオオオオオオ

カービィ(心の声)・デルフ『「ソードビーム!」』ギュオオオオオオ

ドーン

観客「おおーっ!!」パチパチパチパチ

ルイズ「へへっ。」ニカッ

アンリエッタ「すごい・・・。これがあの子の実力なの・・・?」

メタナイト「ああ。彼は星の戦士として活躍している。プププランドだけでなく、多くの星を救った英雄だからな。」

アンリエッタ「そうですか・・・。これで優勝は決まりですね。」

メタナイト「ああ。」
そして表彰式が行われ、ルイズ達は見事優勝したのだ。

その夜、ルイズの部屋

シエスタ「お見事でしたね。まさかこのような演技がうまくいくなんて・・・。」

ルイズ「うん。サンダースのおかげよ。」

サンダース「そ、そう言われると照れるな。」

コンコン

カービィ「ぽよ?」

ガチャッ

ルイズ「姫様!どうしてこちらに?」

アンリエッタ「ええ。あなた達に重大なお願いがあるのです。」

ルイズ「重大なお願い?」

メタナイト「そう。これはトリステインの運命が決まる重大な任務だ。」

ルイズ達「ええっ!?」
メタナイトの口から発せられた重大任務。その言葉にルイズ達は驚きを隠せなかった。

次回予告

ルイズ「姫様から任務の説明を受ける私達。そこにギーシュ達も姿を現したわ。」

キュルケ「私達は姫様からの話を聞いた後、もちろん同行する事を決意したわ。」

ルイズ「で、貴方達はなんで同行する事を決意したの?」

キュルケ「決まってるじゃないの。ヴァリエールにばっかり良いカッコさせるもんですか。」

ギーシュ「レディや友人を助けるのに、理由がいるのかい?」

タバサ「興味がある。アルビオンの戦いも、その子にも。」

ルイズ「あなた達・・・。」ホロリ

キュルケ「あら、もしかして嬉し涙を流しているわけ?」

ルイズ「う、る、さああああああああああい!」

シエスタ「先が思いやられますね・・・。」

ギーシュ「次回、『緊急指令!アルビオンに向かえ!』。必ず任務を成功し、生きて帰る!」

第7話 緊急指令!アルビオンに向かえ!

アンリエッタは椅子に座り、ルイズ達に話し始めた。
アンリエッタ「ルイズ・・・私、ゲルマニアの皇帝に嫁ぐことになったの。」

ルイズ「ゲルマニア!あの野蛮人の国じゃないですか!?でも、なんで・・・。」

アンリエッタ「同盟を結ぶためなのですが・・・。」

シエスタ「ああ。レコン・キスタに対抗する為、かの国との同盟がどうしても必要なのですね。」

ゲッコウガ「だがこの結婚についてはちと疑問がある。質問してよろしいでござるか?」

アンリエッタ「構いません。」

ゲッコウガ「まず、この結婚はマザリーニ枢機卿という方がゲルマニアに働きかけたものなのでござるな。」

アンリエッタ「はい。その通りですわ。」

ゲッコウガ「次に、枢機卿は妃殿下から見てどのくらい信用できるお方なのでござるか?」

アンリエッタ「あの方がいなかったらこの国は崩壊しています。」

ゲッコウガ「なるほど。」

ルカリオ「だが、この結婚については1つだけ問題があるな。」

シエスタ「どういう事ですか?」

ルカリオ「同盟のための政略結婚なんて言うのはよくある話だが、トリステインの場合にとっては次世代に影響が大きいのだと思うのだが・・・。」

ルイズ「確かにそうね。姫様はトリステイン唯一の跡継ぎじゃないですか。結婚したら、誰が女王様の後を継ぐんですか?」

アンリエッタ「そうですね・・・。筆頭は私が産む子供のうち、長男以外でしょうか。長男はゲルマニアの皇帝を継ぐことになるはずですから。」

ルイズ「じゃあトリステインの次期国王は、ゲルマニア皇帝の息子になってしまいます! それはつまり、トリステインがゲルマニアの下に付くっていうことじゃないですか!」

ブーバーン「そうなると一人目が生まれた時点で妃殿下を亡き者にしてしまえば、その子供はトリステインとゲルマニア、双方の国を継ぐ大義名分を得られるという事だな。」

アンリエッタ「皇帝陛下、そんな非道な真似を・・・。」

ルイズ「むしろ積極的にやりそうです。」

アンリエッタ「ゲルマニアの皇帝は、乱立する小国を力と策謀で強引にまとめ上げた人物だとか。ならそのくらいはやりかねません。」

ポケモン達「ああ、納得。」

カービィ「ぽよ。」

ランクルス「ところで、ドアの向こうに誰かがいる気配がするんだけど・・・。」

メタナイト「確かめてみるとしよう。」ガチャッ

キュルケ「あら、ばれちゃった。」

ルイズ「キュルケ、タバサ、ギーシュ!盗み聞きしていたの!?」

ギーシュ「ああ。姫様の姿を見かけたから様子を見に来たけど、まさかこのような展開になってしまうとはね・・・。」

メタナイト「ともかく中に入ってくれ。他の者に聞こえたら大変な事になるだろう。」

タバサ「分かった。」

キュルケ「さて、先ほどの続きだけど、マザリーニのがんばりについては、間違いなくトリステインを滅ぼすわね。」

アンリエッタ「ど、どういうことですか!」

キュルケ「あたしから言わせてもらえば、枢機卿の施策は正しいわ。周辺の現状は今聞かせてもらったけど、アルビオンがそんなことになっているのなら、彼の打った手は適切よ。ただ、一つだけ明白な誤算があるわ。」

アンリエッタ「誤算、ですか?」

キュルケ「あなたを質にした事よ。」

アンリエッタ「・・・!!」

キュルケ「うちの皇帝、知っての通り成り上がりだから、始祖の血脈を継ぐトリステイン王族の血を入れるのは悲願に近いわ。この同盟、もともとゲルマニアの方が支出が大きいから、こうでもしなければ成り立たないのでしょうけど。」

ゴチルゼル「じゃあ、こうなってしまうと、トリステインが滅びるのも時間の問題と言う事になるわね・・・。」

ゲッコウガ「少なくとも同盟を結ばなければ、おそらくこの国は戦火に焼かれるかもしれないでござるな。」

キュルケ「けど、生き残るとしたら方法は只一つ。レコン・キスタに与して国を売り、自分たちの保身を図るしかないという事ね・・・。」

全員「な、なんだって!?」

ワドルドゥ「いくら何でも私は反対です!」

ギーシュ「もちろん僕も同じだ!」

ルイズ「私も同じよ。それに私ははなにがあっても姫様の味方です!」

ギーシュ「僕も!」

アンリエッタ「ありがとう、ルイズ……それに、ギーシュさん、ですか?」

ギーシュ「はいっ!ギーシュ・ド・グラモン。父はグラモン元帥です。」

アンリエッタ「まあ、あの。ミスタ・グラモン、あなたの忠誠、確かに受け取りました。」

ギーシュ「光栄です。」

アンリエッタ「ですが、今の話を聞いた後では、ますますまずいことになりそうです。」

ギーシュ「どういう事ですか?」

アンリエッタ「実はわたくしには心に決めた方がおります。 相手はアルビオンの皇太子、ウェールズ殿下です。彼とのことを話すと長くなってしまいますので飛ばしますが、私は彼に手紙を送っているのです。」

ルイズ「手紙?」

アンリエッタ「はい。恋文ですが……実はわたくし、その中で、彼に対する愛を始祖に誓ってしまっているのです。」

ソードナイト「こうなってしまうと同盟は難しくなりますね。」

ランクルス「こうなってしまうとあの手紙が災いの種になってしまうかもしれないな。」

エレキブル「使者を送るとか方法はないのか?」

アンリエッタ「その事ですが、初めは枢機卿に相談することも考えました。彼なら使者を立て、手紙を取り返してくれるでしょう。ですが……私はどうしても信じ切れませんでした。あの手紙は私に対する切り札にもなります。」

アンリエッタ「使者が手紙を取り返してくれても、この事実が知られただけで私に対する脅迫材料になりますわ。枢機卿にも完全に頭が上がらなくなってしまいます……。それを考えると、相談は出来ませんでした。」

シエスタ「 では、いったいどうすればいいのでしょうか?」

ゾロアーク「だったら俺達が手紙を取り返すしか方法はないみたいだな。この任務、受けてやるぜ!」

カービィ「ぽよぽよ!」

ルイズ「もちろん私も協力します!すくなくともヴァリエールは姫様の味方ですから!」

シエスタ「私も協力します!」

アンリエッタ「ありがとうございます!」

オノノクス「だが、姫様にも一緒に来てもらうぜ。」

アンリエッタ「な!?」

ルイズ「ど、どういう事!?」

オノノクス「一つだけ気に入らないのさ。何もしねぇで、ただルイズに泣きつくのがな。」

ルイズ「し、仕方がないでしょ!姫さまはそう簡単には、他所へ出る事なんて出来ないんだから!」

オノノクス「それは人間が勝手に作ったルールだ。恋愛にはルールなんて関係ないからな。」

メタナイト「言われてみればそうかも知れないな。」

オノノクス「姫様、本当に恋してると言うのなら、こんなところでウダウダ言ってる余裕はないはずだ。まず人に頼るってのをやめて、自分で動きな。それが本物の恋ってヤツだ。」

アンリエッタ「でも、私はこの国の・・・。」

オノノクス「いいか姫様、身内以外にバレなきゃ、やってねぇのと同じなんだよ。オメーが着いて来るというのなら危ない事がないように守ってやるし、お前が誰か解らないように偽装もしてやる!後はお前が覚悟決めるか決めないかだ!」

オノノクス「お前が結婚してしまう前に、皇太子がどうにかなってしまう前に、もう一度逢いたいとは思わないのか、えぇ、アンリエッタ姫!!」

メタナイト「我々も同じだ。出来る限りのサポートをしよう。」

ワドルドゥ「もちろん我々も助太刀します!」

カービィ「ぽよ!」

アンリエッタ「…まだ会って間もないと言うのに、これほどわたくしの心を揺さぶったのは、あなたが3人目です、オノノクス。」

オノノクス「そんなの知らないぜ。俺は言いたい事を言っただけだ。」

アンリエッタ「本物の恋なら、自分で動け・・・。道理ですわ。思えばわたくしは、自分の背中を押してくださる人を探していたのかも知れません。」

オノノクス「そいつぁ、後で自分で考えることだ。だが、答えが出たのなら、そいつがお前の本心だ。」

アンリエッタ「ええ。 みなさん、わたくしと共に、アルビオンへ向かいましょう!」

オノノクス「これで決まったな。」

スッ

メタナイト「諸君!これよりアンリエッタ姫御一行、アルビオンお忍び強行旅の開始を宣言する!必ず成功するぞ!!」

全員「おう!!!」

翌日

メタナイト「まさかミス・ロングビルも同行するとは・・・。」

ロングビル「ああ。カービィには借りがあるからね。それに向こうには妹がいるし。」

ルイズ「えっ?アルビオンに妹さんがいるのですか?」

ロングビル「ああ。長い間、顔を出していないからね。」

ルイズ「そうですか。では、行くとしましょう。」

メタナイト「ああ。全員エアライドに乗ったか?」

ギーシュ「はい。ところで、あと一人来るって聞きましたが・・・。」

ブレイドナイト「ああ。そろそろ来るはずだ・・・。」

バサバサ

メタナイト「来たようだな。」

ワルド「遅くなって済まない、メタナイト。」

ルイズ「わ、ワルド様!」

ワルド「久しぶりだね、ルイズ。まさかこんなところで出会えるなんて。」

ルイズ「あの、グリフォン隊の隊長になったとお聞きしていたあなたが、何故こんなところにいらっしゃるのでしょうか。」

ワルド「簡単な事さ。君に会いに来たんだよ。」

ルイズ「な!」

オオーッ

ルイズ「お、お気持ちはた、大変にありがたいのですが、私用で任務をおろそかにするのはよ、よくないと思います。」

ワルド「それなら心配ご無用さ。ついでだから僕がここにいるわけも説明しよう。」

ワルド「元々は君が慌てて出発していった朝、僕が君を訪ねようとしたことに始まる。僕は本当に久しぶりに会えた君と語らいたくて、君のところに行ったのさ。」

ワルド「ところが君は朝早くからお出かけ中。夜中に妃殿下が君と旧交を温めに行っていたのは知っていたから、妃殿下に聞いてみたけど、言葉を濁していてね。」

ワルド「それで何かあったと思った僕は、馬屋番とかに聞いて、君の行き先を推理してね。そしておそらく目的地はアルビオンだと踏んだ。幸いあの日の翌日、妃殿下が城に帰還すると同時に、僕たちは休暇だったからね。」

ワルド「グリフォン隊は今回の妃殿下の護衛でずっと休み無しだったから、帰還と同時に特別休暇が出ることになっていたのさ。」

ゲッコウガ「そう言う事でござったか。」

ワルド「ところで、その子が君の使い魔かい?」

ルイズ「はい。カービィです。」

カービィ「ぽよぽよ!」

ワルド「なるほど。メタナイトから君の噂を聞いている。よろしく頼む。」

カービィ「ぽよ!」

アンリエッタ「話は済んだようですね。では、出発しましょう!」

ワルド「ええっ!?姫様がなぜこんなところに!?」

アンリエッタ「もちろん私も行く事を決意しました。姫である私が動かなければ、この国は滅びてしまうと可能性があるので。」

ワルド「姫様、いったい何があったのだ?」ヒソヒソ

ワドルドゥ「さあ・・・。」ヒソヒソ

ルイズ達はエアライドを起動させ、アルビオンにそのまま向かい始めた。
シエスタ「エアライドのおかげでアルビオンにもそのまま行けますね。」

アンリエッタ「ええ。バレてしまう事もありませんからね。」

ワルド「ああ。ところでルイズ。初めに謝らせておくれ……長いこと放り出していて悪かった。」

ルイズ「いえ、お気になさらずに……それより、いいのですか? 私は『ゼロ』とあだ名される女ですわ。魔法をろくに使えない、出来損ないの貴族。こんな私と結婚したら、ワルド様も陰口を言われることになるのでは……。」

ワルド「婚約は解消されていないよ、僕のルイズ。」

ニャース「ニャるほど。随分熱愛の様ですニャ。」

ルイズ(覚えてなさいよ、ニャース・・・。)ワナワナ

ワルド「ハハハ・・・。ところで結婚についての事だが、 僕とルイズが結婚したら、僕はたぶん公爵家を継ぐことになると思う。」

ルイズ「ええっ!?けど、大姉様がいるじゃないですか!」

ワルド「そう、エレオノール様が問題なんだ。最近彼女は、婚約者から婚約破棄を宣告された。」

ルイズ「そんな……。」

ワルド「普通に考えた場合、公爵家の後はエレオノール様かその結婚相手が継ぐことになる。だが婚約破棄となるとその前提条件が大きく狂うことになるだろう。」

ルイズ「暗黙の了解だが、世継ぎは結婚していることが最低条件となる。子孫を残す、という最低限の義務を果たすためですね。ところがエレオノール姉様は、婚約破棄という最低の形で相手と別れることになった。そうなると注目されるのは私という事ですね。」

ワルド「ああ。だから婚約解消にはならないという事だ。」

ルイズ「分かりました。お互い、じっくりとお互いを見つめましょう。その上で互いが納得したのなら、その時は……。」

ワルド「ああ、結婚しよう。」

カービィ「・・・。」ジーッ

ギュイーン

ワルド「アルビオンまでもう少しだ。このまま安全に進めばいいのだが・・・。」

ソードナイト「いや、それはどうする事もできません。」

ギーシュ「どういう事だい?」

タバサ「あれ。」ユビサシ
タバサが指差す方を見ると、空賊船が目の前に浮かんでいた。

ワルド「どうやらそう簡単にはいかないみたいだな。」

アンリエッタ「ええ。全員戦闘態勢を!」

ジャキンジャキンジャキンジャキン

メタナイト「よし!出撃だ!!」

ルイズ達「おう!!!」ギュイーン
突如現れた空賊船にルイズ達は戦う事になってしまった。果たしてルイズ達は空賊船を打ち破り、アルビオンへ着くことができるのか!?

次回予告

ルイズ「空賊船との戦いが激化する中、姫様とミス・ロングビルが船長の正体を察知したの。」

キュルケ「その正体はなんと、ウェールズ殿下だったの!」

アンリエッタ「まさかウェールズさまとこんなところで出会うなんて・・・。」

ウェールズ「僕も驚いたよ。まさか君がここまで来るとはね。」

シエスタ「そしてニューカッスルに着いた後、一匹の黒い猫が姿を現した。」

メタナイト「そ、そなたは・・・。」

マニューラ「久しぶりでさァ。メタナイトの旦那、カービィ。」

カービィ達「ま、マニューラ!?」

ルイズ「またややこしくなっちゃったわね・・・。」

アンリエッタ「次回、『マニューラとの再会』。お楽しみに!」

第8話 マニューラとの再会

ギュイーン

船員A「多くの敵がこちらに向かってきています!」

船長「分かった。奴等を撃ち落とし、ひっ捕らえろ!」

船員A「はっ!」

BGM:ヴァレリオン

ドゴーンドゴーン

ギーシュ「くっ!砲弾のおかげでうまく近づく事ができない!」

メタナイト「ならばこれを使え!」ビュン

ギーシュ「こ、これは?」パシッ

メタナイト「それはローズフランペット。リーチが長く、竜巻を起こす事も可能だ。」

ギーシュ「分かった。ローズハリケーン!」ビュン

ギュオオオオオオ

ギーシュ「これでしばらくは砲弾の攻撃を防げる。今のうちに!」

ルイズ「ありがとう!」

ルイズ達が空賊船に潜入したと同時に、空賊たちが襲い掛かってきた。
ルイズ「どうやら気付かれたようね。」

シエスタ「ええ。こうなった以上は・・・。」

アンリエッタ「ん?あの船長、もしかして・・・。」

ロングビル「あんた、まさか・・・。」

船長「ん?マチルダにアンリエッタじゃないか。」

アンリエッタ「おお、ウェールズさま……、よくぞご無事で……。」タタッ

ヒシッ

ルイズ達「えええええええええ!?」

カービィ「ぽよ?」

シエスタ「空賊の船長の正体がウェールズ殿下!?」

メタナイト「信じられないな。」

ギュオーン

アンリエッタ「まさかウェールズさまとこんなところで出会うなんて・・・。」

ウェールズ「僕も驚いたよ。まさか君がここまで来るとはね。」

メタナイト「で、これからどうするつもりだ?」

ウェールズ「そうだな。とりあえず一度ニューカッスルに戻る必要がある。」

アンリエッタ「そうですか。だとするとこのままイーグル号を曳航してニューカッスルに行かないといけませんね。」

ウェールズ「航路については任せてくれ。貴族派に見つからずに帰れるルートは確保されている。」

ワルド「分かりました。その方法で行きましょう。」
2隻の船がニューカッスル城のドックに入港した直後、一匹の黒猫が姿を現した。

ルイズ「ん?あの黒猫は誰なのかしら?」

マニューラ「久しぶりでさァ。メタナイトの旦那、カービィ。」

カービィ達「ま、マニューラ!?」

シエスタ「知り合いなのですか?」

ソードナイト「知ってるも何も、あいつは我々の世界でさすらいの賞金稼ぎと噂されている。」

ブレイドナイト「まさかこの世界でも賞金稼ぎをやっていたのか!?」

マニューラ「もちろんでさァ。これまで稼いだ金額は100万エキューぐらいってところでさァ。」

ワルド「そ、そんなに稼いでいたとは・・・。」

ルイズ「またややこしくなってしまったわね・・・。」

マニューラ「それよりも、城はひどい有様だな。何とか城としての体裁は保っているが、もう一度攻撃されたら終わりであろう事は予想に難くないでさァ。」

ウェールズ「確かにその通りだ。もはや我々の間には、裏切り者も脱落者も出ないと判っているからね。そういう輩は、すでに全員脱出済みだ。」

ワドルドゥ「なるほど。」

ウェールズ「でもよかったよ、あそこで出会えて。」

全員『?』

ウェールズ「まともに入港して、それからこちらを目指していたら間に合わなかっただろうからね。おそらく明日から明後日くらいには、レコン・キスタがこちらに総攻撃を掛けてくるはずだ。推定兵力三万でね。こちらは五百でそれに当たらないといけないんだ。」

ルイズ「そんな・・・。」

アンリエッタ「「ウェールズさま、お願いです。どうか、どうかこのトリステインに亡命してくださいまし。」

ウェールズ「それはできない。悪いとは思っている。」

アンリエッタ「お願いです。これ以上、わたくしを困らせないでくださいまし。」

ウェールズ「僕が今亡命したら、戦火がトリステインにまで及んでしまう。あのラグドリアン湖だって血に染まるかもしれない。」

アンリエッタ「ラグドリアンが…。」ギュッ

アンリエッタ「それでも構いません。これ以上命を捨てに行くような真似はしないでくださいまし……。」

ウェールズ「アンリエッタ。」

ヒョイ

ウェールズ「大人になりなさい。自分の感情に任せて、物事を決めてはいけない。」

アンリエッタ「嫌です!聞きたくありません!!」

ウェールズ「ではせめて、どうするかをみんなで考えるんだ。一人であれこれ考えて悩むよりずっといい。」

アンリエッタ「みんなで……。」

ウェールズ「そうだ。ここには私が居る。君が居る。皆が居る。一人では解決できない問題も、全員の知恵を寄せ合えば、何とかなるかもしれない。」

アンリエッタ「・・・。」

ウェールズ「今夜は最後の壮行会。その後、非戦闘員を脱出させる予定だ。君たちもそれと共にここを去るといい。」

ルイズ「はい・・・。」

マニューラ「・・・。」

それから数時間後、ルイズ、カービィ、シエスタ、アンリエッタはウェールズの私室に案内された。
ウェールズ「今から見せたい物がある。これだ。」

ルイズ「何ですか、その本は?」

ウェールズ「『始祖の祈祷書』だ。だが、何も書かれていない。」

アンリエッタ「ですが、ルビーを使えばその文字が浮かび上がるのではないでしょうか?」

ウェールズ「どれどれ?」サッ

ポウッ

ウェールズ「文字が浮かび上がったな。ルイズ、読んでくれないか。」

ルイズ「はい。これより我が知りし真理をこの楽器に記録す。この世のすべての物質は、すべて小さき粒より為る。四の系統は、その粒に干渉し、影響を与え、かつ変化せしめる呪文なり。それは『火』『土』『風』『水』と為す。」

ルイズ「神はより深き真理を我に残された。四の系統が影響を与えし小さな粒は、さらに小さき粒より為る。神が我に与えしその系統は、四のいずれにも属せず。我が系統はそのさらなる小さき粒に干渉し、影響を与え、かつ変化せしめる呪文なり。」

ルイズ「“四にあらざれば零。零すなわちこれ『虚無』。我は神が我に与えし系統を『虚無の系統と名付けん』”。」

シエスタ「まさか『虚無』が伝説の系統だとは・・・。」

ルイズ「これを聞きし者は、我の行いと目標と無念を継ぐ者なり。そのための力を担いし者なり。志なかばで倒れし我と同胞にかわり、神の眠る聖地を開放せよ。」

ルイズ「“虚無は強力なり。またその詠唱は永きにわたり、多大なる集中力と魔力を消費する。詠唱者は心せよ。時として虚無はその力ゆえその命を削る。”」
 
ルイズ「従って我はこの語りの聞き手を選ぶ。資質無き者が指輪をはめても我が声は聞こえず。選ばれし聞き手は、『四の系統』の指輪をはめよ。さればこの語りは開かれん……って、なんで注意書きまで封印してるのよ!」

ズンガラガッシャーン←シエスタ達がずっこけた音

アンリエッタ「いつつ・・・。ともかく、まだ続きはあるのですか?」

ルイズ「あっ、はい。以下に、我が扱いし『虚無』の呪文を託す。初歩の初歩。『イリュージョン』描きたい光景を強く心に思い描くべし。なんとなれば、詠唱者は空をも作り出すであろう。 ブリミル・ル・ルミル・ユル・ヴィリ・ヴェー・ヴァルトリ 』って。」

ウェールズ「なるほど。つまり・・・。」

ドゴーン

ウェールズ「な、何だ!?」

兵士「殿下!陛下が!」

ウェールズ「分かった。行くぞ!」

ルイズ・シエスタ・アンリエッタ「はい!」ダッ

ウェールズ「父上、しっかりしてください!」

ジェームズ「やられたの……完敗じゃ。」

ウェールズ「父上、弱気なことを。」

ジェームズ「いや、勝てぬ。まさに心の隙を突かれた。 明日ならば、勝てはせねども、おそらく互角に戦えたであろう……だが、今夜は駄目だ。明日に意識が集中していた分、一気に士気を砕かれる。今の兵達は、烏合の衆であろう。」

ウェールズ「くっ……。」

マニューラ「いや、まだチャンスはある。」

ウェールズ「!?」

ルイズ「マニューラ!いつの間にいたの!?」

マニューラ「ああ。今の話を聞いていたからな。」

シエスタ「ですが、チャンスがあるというのはどういうことですか?」

マニューラ「ああ。今から説明する。」

マニューラ「この状況を突破する方法は只一つ。それはルイズの魔法でさァ。」

ルイズ「わ、私の魔法!?」

マニューラ「ああ。先程の話を聞いていたのはもちろん、ルイズに隠された力がある事も分かったのでさァ。」

シエスタ「その隠された力とは?」

マニューラ「虚無の魔法。それを解放する事ができれば、不利な状況も一瞬でひっくり返る事ができる。」

ルイズ「要するに私が鍵という事ね。でも、私が虚無の呪文の使い手だとばれてしまったり、最悪始祖ブリミルの再来として拝まれることになるけど、その事に関してはどうだっていいわ。」

ルイズ「何としてでも、この戦いには絶対に勝つ!」

マニューラ「ほう。どうやら覚悟を決めたようだな。それじゃ、行きますかァ!」

ルイズ「ええ!」ダッ

カービィ「ぽよ!」ダッ

シエスタ「私も行きます!」ダッ

タタタタタ

ウェールズ「今は彼女達に賭けるとしよう。もしかしたら奇跡が起きるかもしれない。」

アンリエッタ「ええ。」

一方、メタナイトたちは城の外に出た後、3万の大群の方を見た。
メタナイト「こうなった以上は戦うしか方法はないようだな。」

ルカリオ「ああ。だが我々は不利な状況であっても戦わなくてはならない。レコン・キスタの野望を喰いとめるためにも・・・。」

ゾロアーク「確かにそのとおりだ。バッドエンドの結末だけは勘弁してほしいぜ。」

メタナイト「それもそうだな。全軍攻撃開始!」

ルカリオ達「おう!!」ダッ

キュルケ「私達も行きましょう!」

タバサ「了解!」ダッ

ワルド「確かに不利な状況かも知れないが、彼等ならこの状況をひっくり返すだろう。」

マチルダ「で、どうする気だい?」

ワルド「決まっている。僕達も戦うとしよう。」

マチルダ「そうだね。やりますか!」ダッ
突如奇襲してきたレコン・キスタに挑むことになったカービィ達。果たして彼等はこの戦いに勝つ事ができるのか!?

次回予告

ルイズ「突如奇襲してきたレコン・キスタとの戦いに挑むことになった私達。その相手は3万の大群だった!」

シエスタ「さらにレキシントン号などの艦隊まであります!」

キュルケ「こうなった以上は苦戦は免れないわね。」

タバサ「それでも戦うしか方法はない。」

マニューラ「だがあっし等が戦いに向かおうとしたその時、ルイズが新たな呪文を唱え始めた。」

メタナイト「そしてその呪文は奇跡と同時に、新たな虚無の呪文の使い手の誕生でもあったのだ・・・。」

ウェールズ「次回、『闇夜を照らす奇跡の光。』。奇跡の瞬間を見逃すな!」

第9話 闇夜を照らす奇跡の光。

ドゴーンドゴーン

マニューラ「すごい騒ぎだ。まさか奇襲するとは思わなかったな。」

シエスタ「確かにそうかも知れませんが、今は新たな呪文を唱える事を優先しましょう。」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「そうね。じゃ、始めるわよ。」サッ

ルイズ「エオルー・スーヌ・フィル・ヤルンサクサ、オス・スーヌ・ウリュ・ル・ラド、べオーズス・ユル・スヴュエル・カノ・オシェラ、ジェラ・イサ・ウンジュー・ハガル・べオークン・イル・・・。」ポウッ

ルイズ「エクスプロージョン(爆発)!!!!!」サッ

カッ

マニューラ「おお!」

シエスタ「これが、虚無の力・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

レキシントン号内

ボーウッド「な、何事だ!」

レコンキスタ兵A「こちら機関室、風石が消えて無くなりました!ゆっくりと降下するのが限度です!」

レコンキスタ兵B「こちら第一砲塔、砲が、崩壊しました!」

レコンキスタ兵C「こちら第二砲塔……。」

レコンキスタ兵D「こちら第三砲塔……。」

レコンキスタ兵E「こちら上甲板!帆が、ずたずたに!」

レコンキスタ兵F「船体に損傷!装甲はすべて消滅!」

ボーウッド「バカな!このような事が・・・。」

ギュイーン

ボーウッド「ん?何者かが近づいて来るぞ!」

レコンキスタ兵G「あ、ああ、悪魔がこっちに来たぞ!!」

レコンキスタ兵達「なんですと!?」

BGM:ワープスター http://www.youtube.com/watch?v=VsTmUL9QI8s

カービィ「ぽよー!!」

ボーウッド「うおっ!こっちに近づいて来た!」

ギュイーン

ボーウッド「ん?通り過ぎてそのまま下の方に向かったぞ?」

レコン・キスタ兵H「下の方って、兵士達がいる場所です!」

ボーウッド「ま、まさか、下の兵士達を倒すつもりなのか!?」

一方、ルイズは力の解放と共に、ぐったりと崩れ落ちた。
シエスタ「ミス・ヴァリエール!大丈夫ですか!?」

ルイズ「な、なんとかね・・・。」ニガワライ
するとキュルケ達も駆けつけて来た。

ワルド「今のはいったい……。」

ルイズ「虚無、よ……ふふ、私、伝説になっちゃったかな。」

マチルダ「大丈夫かい。えらい大技だったみたいだけど。」

ルイズ「ミス・ロングビル……あんまり驚かれていませんね。」

マチルダ「ちょっと訳ありでね。それよりもあの子の姿がいないようだが・・・。」

マニューラ「ああ。彼はクラッシュの能力をコピーして、そのまま兵士達の方に向かってる。」

メタナイト「となると、これで勝負がついたようだな。」

キュルケ「どういう事?」

メタナイト「カービィのクラッシュは広い範囲で大爆発を起こす。」

ゲッコウガ「その威力は味方には効果なく、敵には最大のダメージを与えてしまうでござるよ。」

ルイズ「じゃあ、私の虚無の魔法と同じ威力だという事なの?」

サーナイト「簡潔に言えばそうなるわね。」

ワルド「それにしてもカービィは不思議な奴だ。いったい何者なのだろうか?」

メタナイト「その事については私から話そう。カービィの過去を・・・。」

ギュオオオオオオオ

カービィ「ぽよ!」

ヒュン

カービィ(心の声)『クラッシュ!!!』ギュイン

ドッゴーン

ウェールズ「おお!あの爆発は!」

アンリエッタ「カービィさんが起こした奇跡なのですね!」

ウェールズ「ああ!ぎりぎりのところで、始祖はあきらめなかった我々に、加護をもたらしてくれたのだ。」

アンリエッタ「という事は・・・!!」

ウェールズ「そう、道は我にあり、レコン・キスタに正義はない!」

ワアアアアアアア

そして翌朝

ワイワイガヤガヤ

ウェールズ「レコン・キスタの者に告げる!」

クルッ

ウェールズ「汝らレコン・キスタに今始祖の加護無し!されど一片の慈悲はもたらされた。汝らが今生きていることこそその証!もし再びその手を振り上げし時は、今度こそ始祖の怒りは汝らの命を奪うであろう!」

ボーウッド(確かにそうかも知れないな。降伏するとしよう。)
その日、ニューカッスル城攻略部隊三万は、死者0でありながら、王党派に降伏した。

その少し前、城内でトリステイン組と、ウェールズ、及びジェームズ一世による会合が行われていた。
ジェームズ「ルイズ様、あなたのおかげで我々は生き延びられました。お礼のしようもございません。」

ルイズ「ちょ、ちょっと、やめてください陛下!私は陛下に頭を下げられるような人間じゃありません!様付けもしないでください!」

ウェールズ「父上、ルイズ殿はお困りですよ。もう少し落ち着かれた方が。」

ジェームズ「ああいや、感謝のしようもない。」

ワルド「殿下。ルイズとその使い魔、なのはの力によって、王党派は一息つくことが出来ました。でも、あくまでも一息でしかありません。相手にはまだまだ力があり、対してこちらの力はほとんど無いも同然です。」

ウェールズ「ですね。ここで今巻き返しの手を打たねば、結局元の木阿弥です。」

ワルド「ですが幸い、私はここで殿下に、殿下にとって有益な情報を提供できます。」

ウェールズ「ほう。見返りは何かね。」

ワルド「とりあえずは結構。私にとっても、少々危険な発言ですので。」

ゲッコウガ「危険な発言?」

訂正
ワルド「殿下。ルイズとその使い魔、なのはの力によって、王党派は一息つくことが出来ました。でも、あくまでも一息でしかありません。相手にはまだまだ力があり、対してこちらの力はほとんど無いも同然です。」

ワルド「殿下。ルイズとその使い魔、カービィの力によって、王党派は一息つくことが出来ました。でも、あくまでも一息でしかありません。相手にはまだまだ力があり、対してこちらの力はほとんど無いも同然です。」

ワルド「実は、私はレコン・キスタに与しています。」

ルイズ「な。」

ルイズ達「なんですとー!!!!????」

ピカチュウ「ピカっ!?」

カービィ「ぽよ!?」

シエスタ「いったいどういう事なのですか!?」

ワルド「ああ、今から説明しよう。」

ワルド「もちろん私はトリステインの忠実な騎士でもあります。そんなある日、私は枢機卿から密命を受けました。レコン・キスタに潜入せよ、と。」

ウェールズ「なるほど、二重間諜か。」

ワルド「その通り。レコン・キスタに協力すると同時に、相手の内情を探って伝えるようにとの命を受けました。そのためにトリステインの機密をある程度流すことも許可されました。」

ゲッコウガ「そう言う事でござったか。」

カービィ「ぽよ。」

ルカリオ「ところで、何か情報が見つかったのか?」

ワルド「ああ。 レコン・キスタがあそこまで急激に膨張したのには一つ重大な話がある。総司令官オリバー・クロムウェル司教、彼は『虚無』を使う、そう言っている。」

ルイズ「えっ!?」

ウェールズ「そうか。」ニヤリ

タバサ「という事は、偽物?」

ワルド「その通りだ。いや、僕も昨日のあれを見るまではあり得るかもとは思っていた。だがあれを見てしまったらはっきりと判る。クロムウェル司教の言う『虚無』、それはおそらく別物だろうってね。」

ゲッコウガ「となると、 虚無に対する信仰を減らす事ができれば、五部に戻せることが可能でござるな。」

マチルダ「それにこうなった以上は我々だけの問題ではなくなるそうですね。」

ウェールズ「ああ。」
そしてタバサの魔法で拡大されたウェールズの声明が、レコン・キスタに打ち込まれた結果、あの場のレコン・キスタ三万が、あっさりと降伏したのだった。

ルイズ達はトリステインに帰った後、マチルダがウェールズの方を向いた。
マチルダ「そうそう。あんたにいい情報を教えてやるよ。テファの事を覚えているかい?」

ウェールズ「ああ。モード大公の娘さんだね。彼女がどうかしたのかい?」

マチルダ「彼女もね、『虚無』の担い手だよ。エルフとの間に生まれた娘なのにね。」

ウェールズ「な!」

マチルダ「彼女は今、その虚無の力で守られている。けどそれじゃあの子が不憫だ。うまく扱えば切り札にもなるこの手札、どう使うか見せておくれ。殿下があの子を生かしてくれるのなら、あたしは昔を忘れてあんたの味方になって上げるよ。」

マチルダ「だが、 あんたが扱いをしくじってあの子を不幸にするようなら……あたしはあんたの不倶戴天の敵になるよ。」

ウェールズ「ああ。肝に銘じておく。」

その頃、アルビオンにある孤児院では、マチルダの妹であるティファニア・ウエストウッドが召喚の儀式を行っていた。
ティファニア「私の名前はティファニア。五つの力を司るペンタゴンよ。私の運命(さだめ)に従いし、『使い魔』を召喚せよ。」

カッ
光が収まると同時に、一人の少女が聖剣を構えながら立っていた。

エーコ「ん?ここは何処かしら?」

ティファニア「あわわ・・・。人間が召喚されるなんて私聞いてません。」

エーコ「私を召喚したのはあなたなの?」

ティファニア「は、はい!ティファニア・ウエストウッドです・・・。」

エーコ「私はエーコ。竜族の頂点たるアヴァロン聖竜皇家の皇女よ。」

ティファニア「ええっ!?竜族の少女なのですか!?」

エーコ「その通りよ!あなたはこれから私の使い魔となるわ。覚悟しなさい!」ビシッ

ティファニア(ひええ・・・。召喚したのにも関わらず、使い魔となっちゃうなんて・・・。)グスン

アルビオン上空

ギュイーン

ルイズ「そういえばワルド様、そのクロムウェル司教が使う、虚無と見まごう力とは、どんなものだったんですか?」

ワルド「ああ、驚くべきことに、彼は死者をよみがえらせることが出来た。だから断言は出来ないよ、彼が偽りの虚無だとは。死者復活ともなれば、虚無の力だと思われるのも無理はない。」

ゲッコウガ「となると、まずはその正体を確かめる必要があるでござるな。」

アンリエッタ「ええ。こうなってしまった以上、他人事じゃなくなる可能性は高いです。それを忘れないでください。」

カービィ「ぽよ・・・。」
レコン・キスタのニューカッスル城攻略部隊三万を撃破したが、戦いはまだ終わっていなかった。
ルイズ達の戦いはまだまだ続く・・・。

次回予告

ルイズ「学園に戻った私達だけど、その翌日、大変な騒ぎが起こってしまった。」

シエスタ「なんとミス・ヴァリエールがカービィさんに惚れてしまったのです!」

ギーシュ「こ、これはいったいどういう事だい?」

モンモランシー「実は・・・、ギーシュに浮気をさせない為に惚れ薬を作ったのだけど、それをルイズが間違えて飲んじゃったの。」

カービィ「ぽよ。」

ゲッコウガ「でも、カービィ殿は違和感を感じてないでござるよ。」

モンモランシー「まあ、カービィが違和感を感じていないのならそれでいいわ。」

ガルーラ「その騒動が終わった翌日、私達はラグドリアン湖に向かい始めた。」

タバサ「そしてモンモランシーが呼び出した水の精霊が、衝撃の事実を言い始めた・・・。」

モンモランシー「次回、『ラグドリアン湖の水精霊』。お楽しみに!」

第10話 ラグドリアン湖の水精霊

ルイズ達はトリステインの城に着いた後、マザリーニにこれまでの事を報告した。
マザリーニ「そのような事があったとは・・・。」

ルイズ「ええ。全て事実です。」

マザリーニ「なるほど。とりあえずはトリステインの危機は免れたそうですが、姫様までアルビオンまで行ったそうですね。」ギロッ

アンリエッタ「ええ。そうですが・・・。」

マザリーニ「なんということをしてくれたのですか――――――!!!」

アンリエッタ「やっぱりー!」
その後、ルイズ達はマザリーニからキツイ説教を受けてしまった。

ルイズ「なんで私たちまで・・・。」

ワルド「連帯責任だからな・・・。」

タバサ「確かに。」

そしてルイズ達は学園に帰り、これまでの事を報告した。
オスマン「そうか。ルイズが虚無の力に目覚めたようじゃな。」

ルイズ「はい。」

オスマン「なるほど。ミス・ヴァリエール。君はこれがどういう事態なのか、ちゃんと理解しているのかね」

ルイズ「はい。貴族としての誇りにかけて。」

オスマン「……ならばよろしい。その身にかかる重さは、おそらくそなたの想像を絶するじゃろう。だがもはや投げ出すことは出来ぬぞ。我々も出来る限りの援助をしよう。」

ルイズ「ありがとうございます。」

マニューラ「まっ、とりあえずは一件落着だな。」

ギーシュ「ああ。」

その翌日、ルイズ達は訓練を行っていた。

ガキンガキン

ゲッコウガ「よし!その調子でござる!」キンキン

シエスタ「はい!」キンキン

ルイズ「シエスタ、斬馬刀を手に入れてから強くなったわね・・・。」

キュルケ「ええ。最近では新たな必殺技も習得したそうよ。」

ルイズ「だったら私も頑張らないといけないわね。さてと、ワインでも飲んでおこっと。」

グビグビ

ルイズ「よし。では、早速・・・・、ん?」

カービィ「ぽよ?」

ルイズ「な、なんだか・・・、カービィの事を好きになっちゃった・・・。」

キュルケ達「へ!?」

ルイズ「カービィ・・・。」ギュッ

カービィ「ぽ、ぽよ!?」

ゲッコウガ「こ、これはいったいどういう事でござるか!?」

マニューラ「あっしにも分からないでさァ。」

タッタッタ

ギーシュ「ん?モンモランシーじゃないか。」

モンモランシー「ねえ。ここにあったワイン瓶見なかった?」

ギーシュ「ああ。あれならルイズが飲んじゃったけど・・・。」

モンモランシー「飲んじゃったの!?で、ルイズは?」

タバサ「カービィを抱いている。しかも顔真っ赤。」

モンモランシー「やっぱり・・・。実はあのワイン瓶の中身なんだけど・・・、惚れ薬が入っていたの。」

ゲッコウガ達「惚れ薬!?」

モンモランシー「うん。ギーシュに浮気をさせない為に惚れ薬を作ったの。それをまさかルイズが飲んじゃうなんて・・・。」

リザードン「どう考えも禁制の惚れ薬を使ったモンモランシーが悪いだろ。」

カポエラー「元に戻す方法はないのか!?」

サーナイト「私のヒーリングならそう言う症状は一発で治るわ。」

モンモランシー「本当なの!?」

サーナイト「もちろん!それにしても、カービィは違和感を感じてないわね。」

モンモランシー「言われてみれば確かにそうね。」

サワムラー「カービィにとってルイズはお母さん的存在だからな。俺達がこの状況を見ても、親子のスキンシップにしか思えないだろう。」

シエスタ達「ああ、納得・・・。」

サーナイト「おっと!早速元に戻さないとね。それっ!」

パアアアアアア

ルイズ「ん・・・。私、どうしたのかしら?」

カービィ「ぽよぽよ!」

ルイズ「あれ?私、いつの間にカービィを抱いていたのかしら?」

モンモランシー「ああ。私が作った惚れ薬を飲んだ時、最初にカービィを見たからこうなっていたのよ。」

ルイズ「そ、そうだったんだ・・・。」

シエスタ「ま、まあ、とりあえずは騒動にならなくて良かったですね。」

ピカチュウ「ピッカ。」

モンモランシー「そ、そうね。あれが広められたら学園中は大パニックになっていたかもね・・・。」

ギーシュ「確かにね・・・、ハハハ・・・。」ニガワライ

翌日、ルイズ達はアンリエッタからの呼び出しでラグドリアン湖に向かっていた。

ギュイーン

ゲッコウガ「ルイズ殿、ラグドリアン湖はどの様な場所でござるか?」

ルイズ「かつて姫様とウェールズ皇太子があそこで愛を誓った場所なの。」

キュルケ「へー。そのような事があったのね。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ルイズ「それにしてもラグドリアン湖にいったい何があったのかしら?」

タバサ「行ってみれば分かる。」

シエスタ「そうですね。」

ルイズ達がラグドリアン湖に着くと、アンリエッタ達の姿が見えた。
ルイズ「姫様、ここに呼び出したのはどういう事ですか?」

アンリエッタ「ええ。実はラグドリアン湖で異変が起きているのです。」

ギーシュ「異変?いったいどういう事ですか?」

ウェールズ「ああ。あそこに屋根が出ている。村が飲み込まれてしまったそうだ。」

モンモランシー「しかも水位が上がっているわ。昔、ラグドリアン湖の岸辺は、ずっと向こうだったはずよ。」

ギーシュ「となると、水精霊に聞くしか方法はないようだな。」

モンモランシー「ええ。じゃあ、呼び出すわね。」

サッ

モンモランシー「私はモンモランシー・マルガリタ・ラ・フェール・ド・モンモランシ。水の使い手で、古き盟約の一員の家系よ。蛙につけた血に覚えはおありかしら。覚えていたら、私たちに判るやり方と言葉で返事をちょうだい。」

パアアアアア

カービィ「ぽよ・・・。」

モンモランシー「水の精霊よ、ここにいるのは我が友。彼女らの言葉は我の言葉、そう思って聞いてほしい。」

水の精霊「了承した、単なる者よ。」

モンモランシー「これで大丈夫。あとは普通に言葉が通じるはずよ。」

タバサ「では。水の精霊、何故あなたは湖の水を増やしているの?そのせいで湖畔に住む者達が困っている。出来れば止めてほしい。」

水の精霊「それは出来ぬ。」

アンリエッタ「どういう事ですか?」

水の精霊「水を増やすは我が秘宝を取り戻すため。それ以外の意味はない。」

キュルケ「秘宝?」

水の精霊「そう、我が遙か昔より守り続けてきたもの。それが月が三十ほど交差する前、おまえ達と同じ単なる者によって奪われた。我が水を増やすのはそれを取り戻すため。」

ゲッコウガ「?なぜ水を増やすと秘宝が取り戻せるのでござるか?」

水の精霊「水は我が体、我が一部。故に我が触れている水が秘宝に触れれば我はそれが判る。」

ゲッコウガ「という事は、全世界を水で覆い尽くせば、自ら秘宝の位置が判る、と。」

水の精霊「そう言う事だ。」

カイロス「で、奪われた秘宝はどの様な物だ?」

水の精霊「我が秘宝の名は『アンドバリ』。アンドバリの指輪という。その力は偽りの命を死者に与え、与えたものに従わせる指輪。かつて大いなる者が作り、我にその管理を託したるもの。特別の令無き限り、我が手にあらねばならぬもの。」

ワルド「それってつまり、クロムウェルが付けている指輪じゃないか!」

メタナイト「となると、 盗んだのはクロムウェルと言う訳だな。」

水の精霊「その通りだ。出来る限り早く秘宝の奪還を頼む。」

ルイズ「分かりました。」

水の精霊「それともう一つ。10年前にこの湖の近くにある洋館で幽霊が出るようになった。」

ルイズ達「ゆ、幽霊!?」

タバサ「ふう・・・。」ユラッ

バターン

キュルケ「タバサ!?」

プリン「その幽霊について何か分かる事はありませんか?」

水の精霊「いや、その事についてはまったく分からない。とりあえずは除霊を頼む。」

モンモランシー「分かったわ。」

水の精霊「では、ここで失礼する。」

パアアアアアア

ウェールズ「ラグドリアン湖の近くにある洋館で幽霊騒動か・・・。」

ワルド「こうなると確かめに行くしか方法はありませんね。」

マニューラ「なら明日、確認しに行きやしょう。」

アンリエッタ「その方がいいですね。ところでタバサはまだ気絶しているのでしょうか?」

キュルケ「目を覚ますことができましたが、まだガタガタ震えています。」

ルイズ「よっぽど幽霊が怖いのね・・・。」

カービィ「ぽよ。」
タバサの震えは学園に着いても止まらず、収まったのはお風呂に入った時だった。

次回予告

ルイズ「水の精霊から幽霊騒動の話を聞いた私達は、古い洋館に辿り着いた。」

ルイズ「その洋館の中に入ってみると、幽霊が姿を現した!」

シエスタ「洋館の外に出てもすぐに追いかけて来ちゃいます!」

キュルケ「しかもタバサまで恐怖のあまり、精神崩壊を起こしたわ!」

タバサ「心配無用。こうなった以上は式神を呼び出すのみ。」

ルイズ・キュルケ・シエスタ「し、式神!?」

カービィ「ぽよ?」

ワルド「次回、『恐怖の幽霊騒動』。よろしく頼む。」

第11話 恐怖の幽霊騒動

水精霊との対話から翌日、ルイズ達は古い洋館に向かっていた。
シエスタ「何も出ませんね。」

ウェールズ「まあ、昼だから仕方がないけどね。」

パンプジン「やっぱり夜に行った方がいいかも知れないね。」

ピカチュウ「ピッカ。」

タバサ「それだけは絶対に嫌だ。」

キュルケ(タバサは幽霊が苦手だからね・・・。)

アンリエッタ「着きました。あれが問題の洋館です。」

ルイズ「すごい豪華ですね。」

カービィ「ぽよ。」

ウェールズ「ここは少ない人数で潜入した方がいいだろう。ルイズ、シエスタ、カービィ。頼んだぞ。」

ルイズ・シエスタ「はい!」

カービィ「ぽよ!」

洋館の中

ルイズ「ず、随分暗いわね・・・。」

シエスタ「何か出そうな気がするんですが・・・。」

カービィ「ぽよ!」ユビサシ

ルイズ「どうしたのカービィ?」

ヌッ

ルイズ・シエスタ「キャアアアアアアアア!!!」

洋館の外

キャアアアアアア

キュルケ「あれはルイズとシエスタの悲鳴!?」

モンモランシー「いったい何があったの!?」

バターン

ルイズ「ゆ、幽霊が・・・、幽霊が・・・。」

シエスタ「す、姿を・・・。」

アンリエッタ「ま、まさか・・・。」

ガシャーン

ルイズ・シエスタ・キュルケ・アンリエッタ・モンモランシー「キャアアアアアアアアア!!!!!」

ワルド「こうなった以上は戦うしか方法はない。攻撃態勢に入れ!」

ポケモン達「おう!!!」

ブチッ

カービィ「ぽよ?」

タバサ「抉り込むように打つべし。」モシャモシャ

キュルケ「タバサ!?」

ルイズ「恐怖のあまり草を食べ始めたわね・・・。」

マフォクシー「仕方がない。こうなったら我々だけでも戦うとしよう。」サッ

シエスタ「それは!?」

マフォクシー「式神を呼び出せる呪符だ。」

タバサ「式神・・・、その手があった!」

キュルケ「ええっ!?タバサもできるの!?」

タバサ「こんな事もあろうかと陰陽師の本を読んだことがある。魔方陣発動。」

ポウッ

マフォクシー「ほほう。彼女も陰陽師の能力を使えるとは・・・。お手並み拝見と行こう。」

タバサ「式神よ。姿を現せ!」カッ

佐藤「営業は会社の顔だ。」ボワン

ズガーッ←タバサとカービィ以外ずっこけた音

オコリザル「サラリーマンを召喚してどうすんだよ!!##」

サワムラー「真面目にやれ!!##」

タバサ「分かった。もう一度。」サッ

ボワワワワン

マフォクシー「うわ・・・。サラリーマンを5人も召喚するとは・・・。」

ルカリオ「とりあえず一列に並んで自己紹介をしてくれ。」

鈴木「鈴木です。」

加藤「加藤です。」

佐藤「佐藤です。」

木下「木下です。」

森山「森山です。」

ルイズ「どうするのよ!5人も平民を召喚して!!」

タバサ「今度は呪文を変えてみる。式神よ。我の前に姿を現せ!」

ボワン

プリン「あっ、今度は違うのが出た。」

「ニャンパラリ~~~~~~~。」

ポケモン達「ニャンコ先生!?」

「誰がニャンコ先生だ。人を見かけで判断するな。」

マニューラ「す、すまねえ。お前さんは誰だい?」

「我輩はニャンコさんだ。」

ルイズ「ニャンコはニャンコなのね・・・。」

ニャンコさん「しかも我輩は式神でもある。」

タバサ「初めて式神出た。早くあの幽霊を・・・。」

幽霊「か・・・、可愛い!!」ボン

ルイズ達「え!?」

幽霊「何この猫!かわいっ!私ネコめっちゃ好き!何この猫!」ナデナデ

ニャンコさん「やめろ、勝手に撫でるな。どうせなら喉を撫でろ。」

ルイズ「ちょっと!今までの怖い顔はなんだったの!?さっきガラス突き破って出て来たのは何だったの!?」

幽霊「え?なんかノリで・・・、もしかしてびびった?」ゴロゴロゴロ

ルイズ「ものすごくびびったわよ!」

ニャンコさん「アッフン・・・。」

ルイズ「あーん!びびって損した――――!!」

佐藤「損得ばかりじゃないぞ。営業ってやつはな。」

ルイズ「誰もそんな事を聞いてないわよ!」

シエスタ「でも、怖い霊じゃなくて良かったですね。」

カービィ「ぽよ!」

幽霊「ところであなた達、こんな森に何しに?」

デルフ「俺達はあんたを成仏しに来たんだ。」

幽霊「それは困ります。私にはこの森でやるべき事があるんです。」ナデナデ

デルフ「やるべき事?」

ニャンコさん「やっぱ喉がいい。のどのど。」

幽霊「あれは10年前、大切に飼っていた猫のトリスがいなくなってこの森の中を捜していたら、木の枝に刺さって死んでしまったのです。」

幽霊「トリスを見つけなければ成仏できません。」

キュルケ「そうだったの・・・。しかしものすごいドジねアンタ・・・。」

ブリガロン「だが10年前の話だと、死んでいる可能性が高いかもな・・・。」

幽霊「そんな事言わないで協力してください。もう10年も捜しているんです。ポスターも作りました。」

ウェールズ「じゃあ、木々にポスターが貼られているのは君がやったのか?」

幽霊「はい。」

ウェールズ「やっぱりか・・・。」

メタナイト「仕方がない。手伝うとするか。」

ワルド「だが、どうやって捜せばいいのか分からないな。」

ニャンコさん「猫探しなら任せろ!」

アンリエッタ「ニャンコさん!」

ニャンコさん「ニャンパラリ~~~~。」

ニャンコさん「我輩、テレパシーが使えるから、その猫が生きてるなら・・・、ア、フンヌ・・・。」グラグラ

ニャンコさん「どこでも距離なら・・・ううーん・・・捜せるはず・・・、イヤ~~~~ン。もうれつ~~~~~。」

アンリエッタ「じゃあ、お願いします。ニャンコさん。」

ニャンコさん「よし。いっちょ猛烈ついでにやったるか。それ~~~~。」ダッ

ニャンコさん「必殺。」ダン

ニャンコさん「ニャンニャンテレパシー!!」ピカァ

ドダイトス「かっこ悪!!」

ニャンコさん「ム!分かったぞ!そのトリスとやらは生きている!タルブ村のレイスに拾われて飼われてる!」

アンリエッタ「まあ!」

ニャンコさん「しかしもうヨボヨボのじーさん猫でだいぶ弱ってる。急いだ方がいいぞ。」

幽霊「うん。ありがとう。」

シエスタ「レイスさんなら私が案内します。タルブ村は私の故郷です。」

幽霊「分かったわ。案内よろしくね。」

シエスタ「ええ!」ニコリ

タタタタタ

キュルケ「ねえ、タバサ。なんで彼等までついて行ってるの?」

タバサ「私が召喚したから。」

キュルケ「ああ、なるほど。それにしてもアンタ達、徒歩で大丈夫なの?」

佐藤「営業で鍛えた足をなめるな!」

キュルケ「ああ、それなら心配いらないわね・・・。」

カービィ「ぽよ。」

ルイズ達はタルブ村に着き、レイスの家に辿り着いた。
幽霊「いました。あれがトリスです。」

シエスタ「でしょうね。トリス、元気ないですね。」

ルイズ「でも、これで成仏できるでしょ、幽霊さん。」

タバサ「!」ビクン

ルイズ「あ・・・。」

タバサ「オバケなんて無いさ。オバケなんて嘘さ。寝惚けた人が見間違えたのさ。」

キュルケ「タバサが精神崩壊を起こしちゃったじゃないの!しっかりしてタバサ!」

タバサ「パーソナルネーム『キュルケ・ツェルプストー』を敵性と判定。当該対象の有機情報連結を解除する。」

モンモランシー「余計おかしくなったじゃないの!」

幽霊「幽霊さんって・・・、私にはフレア・ソルディスと言う名前があります。」

ルイズ「そうだったの・・・。」

フレア「では、トリスとの再会に・・・。」ザッ

ゲッコウガ「あっ、レイス殿を驚かさない様に姿を消して!」

フレア「ほい!」パッ

ゲッコウガ「よし!消えたでござるな。」

テケテケ

ピカチュウ「ピカ?」

カービィ「ぽよ?」

キュルケ「あの猫、フレアさんに気付いたわ。見えないはずなのに・・・。」

タバサ「猫はもともと霊力の強い生物。恨みを抱いて死んだ猫が化け猫になる話もある。」

キュルケ「タバサ、良く知ってるわね。」

フレア「あ・・・、トリスが死んだ・・・。」

ルイズ達「・・・。」
そしてその猫はフレアと一緒に成仏していった。

夕方

ワルド「なあ、ルイズ。待っていたんじゃないかなあの猫。」

ルイズ「ワルド様もそう思います?」

ワルド「主人がむかえに来るのをずっと待ってたんだと思いたいな。」

ルイズ「ちょっといい話ですよね。」

カービィ「ぽよ。」

佐藤「だが待ってるだけじゃダメなんだ。仕事ってやつは自分から探してやらなきゃダメなんだよ。」

ルイズ「またサラリーマンがムリヤリ話に入ってきた!」

佐藤「さて、行くとするか。」

アンリエッタ「何処に?」

佐藤「決まってるだろ。そのまま前に進むのさ。」

ルイズ達「へ?」

タタタタタ

佐藤「こんな時代だ。いつリストラされたっておかしくない。だから何だってんだ。」

佐藤「営業がつぶしがきかない?それがどうした。」

佐藤「突っ走るしかないんだ。俺達は日本のサラリーマンなのさ!」

ルイズ「サラリーマンが無理やり締めたおかげでいい話が台無しじゃないの!」

シエスタ「でもこの強引さが時として、営業には必要なのかもしれませんね。」

ゲッコウガ「確かにそうでござるな・・・。」

オコリザル「感心している場合か!」

ルイズ「あーん!どうしてこうなるのよ―――――――――!!」

次回予告

ルイズ「レコン・キスタがタルブ村に向かっている情報を受け取った私達。」

ルイズ「そこに辿り着くと、見た事のない巨大な機械が姿を現した!」

ルカリオ「あれはヘビーロブスター!カービィに倒されたのではなかったのか!?」

ゾロアーク「どうやら何者かがこいつを復活させたに違いない。しかも前とは大違いだ。」

キュルケ「こうなった以上は苦戦は免れないわ。その覚悟はできているの?」

ルイズ「もちろんそのつもりよ。タルブ村は絶対に守りきるわ!」

シエスタ「私もです。この戦い、必ず勝ちましょう!」

カービィ「ぽよ!!」

ルイズ「次回、『タルブ村攻防戦。ルイズの新たな力。』お楽しみに!」

次回のお話は無印編の最終話です。ご期待ください!

第12話 タルブ村攻防戦。ルイズの新たな力。

ある日の中庭―――――カービィ達は使い魔達と武器などを作っていた。

トンテンカンカントンテンカンカン

フライゴン「フレイム、鉄を2つ持ってきてくれ!」

フレイム「きゅる!」ダッ

リザードン「シルフィード、大砲の調整はどうだ!?」

シルフィード「バッチリなのね!」

カポエラー「ヴェルダンデ。土を300g持ってきてくれ!」

ヴェルダンデ「ブモ!」ヒョイ

トンテンカンカントンテンカンカン

ゲッコウガ「ふむ。順調に進んでいるでござるな。」

ロビン「ゲロゲロ(このまま行けばあと10分ぐらいだと思います。)。」

ゲッコウガ「そうでござるか。さてと、そちらの方は――――。」

ドドドドド

ゲッコウガ「ぬ?」

ルイズ「トンテンカンカンうるさーい!!」ドガッ

ゲッコウガ「うげっ!」ヒューン

ズザアアアア

ゲッコウガ「いきなり何をする!」

ルイズ「うるさくて気が散るわよ!いったい何を作っていたのよ!」

マニューラ「使い魔達の武器はもちろん、学園に大砲などを設置しているところでさァ。」

ルイズ「学園を要塞化してどうするの!」

サンダース「もちろんオスマンから許可をもらってあるぜ。それにコルベールも手伝ってくれてるし。」

ルイズ「へ?」

コルベール「大砲をこちらにセットしてください。あとそちらにも。」

ルイズ「コルベール先生・・・。」ガクッ

シエスタ「こうなるとどうしようもありませんね・・・。」

ウーウー

カービィ「ぽよ?」

ピッ

メタナイト『聞こえるか、カービィ。レコン・キスタがタルブ村に向かっている。』

カービィ「ぽよ!?」

ルイズ「レコン・キスタがタルブ村に!?その情報は確かなの!?」

メタナイト『ああ。クロムウェルはどうやら最大兵器を使ってトリステインに向かうようだ。自分の計画を台無しにしたカービィとルイズを倒すために。」

ルイズ「どうやら恨まれる立場になっちゃたわね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

シエスタ「そんな事を言ってる場合ではありません!早くしないと滅ぼされてしまいます!」

ルイズ「そうだったわね。あそこはシエスタの故郷だし、これ以上被害を出す訳にはいかないからね。」

コルベール「その通りです。ここは我々に任せて、カービィ達は出動の方を。」

カービィ「ぽよ!」

ガシャンガシャンガシャンガシャン

ユキメノコ「準備万端!すぐに出動できるわ!」

エーフィ「早く指示を!」

ルイズ「よし!発進!!」

ドゴーン

コルベール「出動完了!すぐに通信の用意を!」

使い魔達「」コクリ

ギュイーン

ルイズ「タルブ村までもう少しね。それまで持ちこたえればいいんだけど・・・。」

キュルケ「見えたわ。あれがタルブ村よ!」

タバサ「戦闘開始。」シャキン

キュルケ「タバサ・・・。なんで双剣なんか持ってるの?」

タバサ「ゲッコウガ達に頼んで双剣を作らせてもらった。今から試してみる。」

キュルケ「試してみるって・・・、相手が何処にもいないんだけど・・・。」

タバサ「いや、遠くにいる敵に当てるだけ。」

ルイズ「遠くって・・・、まさかソードビームをやるつもりなの!?」

カービィ「ぽよ!?」

タバサ「カービィの技を見て研究した。今こそ試す時・・・・。」

ヒュウウウウウ

タバサ「今だ!」カッ

タバサ「ソードビーム!」ギュオン

ヒュオオオオオオオ

シエスタ「す、すごい・・・・。」

ドカーン

カービィ「ぽよ?」

ルイズ「どうやら何かに当たった様ね。いったい何かしら。」

ヒュルルルル

ギーシュ「あれはレコン・キスタの船じゃないか!さすがだね。」

タバサ「それほどでも。」

モンモランシー「だけど船はタルブ村に向かって落っこちているわ!このままだと村の被害が大きくなるのは免れないわね・・・。」

シエスタ「でしたら私が行きます!」ビュン

ルイズ「あっ、シエスタ!」

シエスタ「秘技、旋風大回転斬!!」

ギュオオオオオオ

ゴウカザル「おお!レコン・キスタの船が浮かんで・・・・。」

ドガーン

リーフィア「そのまま爆発した!」

サワムラー「やるじゃないか!」

ゲッコウガ「お見事でござるよ。」

シエスタ「ゲッコウガさん・・・。」

ルイズ「さっ、早くタルブ村に降りましょう。」

カービィ「ぽよ!」

ギュオオオオオオ

ルイズ達はタルブ村に着いた後、辺りを見回し始めた。
ルイズ「どこも被害はないようね。」

シエスタ「ええ。弟たちは無事なのでしょうか・・・。」

ズシンズシン

リーフィア「向こうから誰か来るよ!」

シルフィード「いったい何なのね!?」

ズシンズシン

ルカリオ「お、お前・・・、生きていたのか・・・?」

カービィ「ぽよ・・・。」

ボーマンダ「何でここにいるんだ・・・、ヘビーロブスター!」

ルイズ・シエスタ・キュルケ・モンモランシー・ギーシュ「ええええええええええ!!!!!?????」

タバサ「カービィ達は戦った事があるの?」

ルカリオ「ああ。我々が倒したはずだが、何故このような場所に?」

ブラッキー「恐らく何者かによって復活させたに違いない。しかも前より強化されているぞ!」

キュルケ「こうなった以上は苦戦は免れないわ。その覚悟はできているの?」

ルイズ「もちろんそのつもりよ。タルブ村は絶対に守りきるわ!」

シエスタ「私もです。この戦い、必ず勝ちましょう!」

カービィ「ぽよ!!」

ルカリオ「よし!戦闘開始だ!!」

ルイズ達「おう!!」ダッ

一方、アンリエッタ達は――――

ビービー

メタナイト「どうやらカービィ達がヘビーロブスターと交戦をし始めた。」

アンリエッタ「そうですか。我々も早く急ぎましょう!」

ワルド「ところで、ヘビーロブスターはどの様な敵なのかね?」

メタナイト「ヘビーロブスターは大柄な体格を生かして高くジャンプし踏みつけてきたり、推進ジェットや自足歩行で体当たりを行うなどの攻撃をしてくる。」

ソードナイト「さらにハサミ型の腕からは小型のヘビーロブスターを発進させたり、ペイントスライムや火炎放射を繰り出したりする厄介な敵だ。」

ウェールズ「こうなってしまうと苦戦は免れないという事か・・・。」

ブレイドナイト「ああ。彼等が倒される前に我々も急がなければ・・・。」

ゴオオオオオオ

ゾロアーク「ちっ!火炎放射のおかげでうまく近づけねえ!」

マニューラ「しかも機動性が大幅に上がってる。火炎放射が収まるまでかわすしかねえな。」

オーベム「火炎放射が収まった。今がチャンスだ!」

ピカチュウ「ヂュウウウウウウウウウ!!!」バリバリ

ライチュウ「アイアンテール!」ブン

ランクルス「サイコキネシス!」ギュオオオオオ

ドカーンドカーン

ルイズ「ある程度ダメージを与えたわね。このまま一気に・・・・。」

ヒョイヒョイ

ゲッコウガ「ペイントスライムだ!かわせ!」

ヒュンヒュン

サーナイト「ペイントスライムが出たという事は・・・、どうやらチャンスの様ね。」

ドダイトス「そう言う事だな。カービィ、吸い込みだ!」

カービィ「ぽよ!」ダッ

デルフ「待ちな!」

カービィ「ぽよ?」

ルイズ「デルフ、何故止めたの?」

デルフ「わざわざ相棒がコピーしなくても、俺は魔法などを吸い込む事ができるのさ。」

キュルケ「本当なの?」

デルフ「見せてやるぜ!」

スウウウウウウ

タバサ「ペイントスライムが浮かんだ!」

ギーシュ「そしてそのままデルフが吸い込んで・・・・。」

ピカッ

ペイントスライムを吸い込んだデルフは変化し、ペイントソードになった。
カービィ「ぽよ・・・。」

デルフ「へへん。これが俺の新たな力さ。一発喰らわしてやろうぜ!」

カービィ「ぽよ!」ビョン

カービィ(心の声)・デルフ「『ペイントソードビーム!』」ビュッ

バババババ

ルイズ「ヘビーロブスターの色が変わったわ!」

シエスタ「しかも視界が悪くなっています!今がチャンスです!」

ギュイーン

ルイズ「あの飛行音・・・。もしや!?」

アンリエッタ「お待たせしました!ここからは私達も援護します!」

ルイズ「姫様!」

メタナイト「ルイズ、これを受け取れ!」ヒュン

ルイズ「これは?」パシン

メタナイト「それは蛇腹剣だ。しかも高威力の性能を持っている。」

ルイズ「じゃあ、早速使ってみるね!」ジャキン

カアアアア

ルイズ「剣が光り出した!?」

メタナイト「どうやらお前を持ち主として認められたようだな。すぐに奴を倒してくれ!」

ルイズ「分かったわ!」ギュン

ザンザン

ルイズ(すごい威力・・・。とんでもない破壊力となっているなんて・・・。)

メタナイト「鞭形態に切り替えろ!」

ルイズ「OK!」カシャン

メタナイト「そしてそのまま止めを刺せ!」

ルイズ「はああああああああ!!」

ガシャーン

シエスタ「当たりました!」

ドッカーン

ルイズ「やったー!!」ピョーン

カービィ「ぽよぽよ!!」

メタナイト「初めて使ったのにも関わらず、まさかここまで使いこなせるとは・・・。」

ルイズ「自分でも信じられないくらいだわ。」

ワルド「まっ、とりあえずはタルブ村を守っただけでもいいとしようじゃないか。」

シエスタ「そうですね。村全体に被害もありませんでしたし。」

ルイズ「そうね。皆、帰りましょう!」

ギュイーン

レコン・キスタ本拠地

クロムウェル「何!?ヘビーロブスターがやられただと!?」

兵士A「はい!ペイントで視界をやられた後、ヴァリエールの娘によって倒されました!」

クロムウェル「おのれ!次々と私の計画を邪魔しおって!」

ジョンストン「クロムウェル様。トリステインにいるリッシュモンから伝達が入りました。」

クロムウェル「おお!で、どの様な内容なのかね?」

ジョンストン「はっ。アンリエッタ姫はヴァリエールの娘を中心に新しい部隊を作るそうです。確か名前はチームカービィですが・・・。」

クロムウェル「チームカービィか・・・。どうやら退屈しなくて済みそうだな。」
クロムウェルはそう言った後、書斎室に向かい始めた。
レコン・キスタとの戦いは、まだまだ続く・・・。

以上で無印編を終わります。次は双月の騎士編です。

ここで双月の騎士編の主題歌を紹介します。

OP:Ready Go!
ED:スキ?キライ!?スキ!!!

第1話 最初の任務はアルバイト!?

タルブ村の戦いから翌日、アンリエッタの戴冠式が行われた。
ルイズ「これで姫様は女王様となりましたね。」

カービィ「ぽよ。」

アンリエッタ「では、私が女王になったと同時に、ある部隊を誕生させます。」

シエスタ「ある部隊?」

アンリエッタ「そちらにいるミス・ヴァリエールを中心とした、エアライドを使う遊撃部隊を作ろうと思います。」

オオーッ

ルイズ「へ?」

アンリエッタ「そしてその部隊の名前は、チームカービィです!」

ルイズ「という事は、私達が姫様の直属の女官となるのですね!」

アンリエッタ「そう言うことです。これからも宜しくお願いしますね。」

ルイズ「はい!」ニカッ

カービィ「ぽよ!」ニコッ

アンリエッタ「では早速ですが、貴方達に任務を受けてもらいます。」

ルイズ「任務ですか?」

アンリエッタ「ええ。アルビオンは艦隊が再建されるまで、正面からの侵攻を諦め、不正規な戦闘を仕掛けてきます。」

ワルド「大臣たちはそう予想しているようだな。」

メタナイト「街中の暴動や反乱を扇動するような卑怯なやり方でトリステインを攻めるという事か・・・。」

シエスタ「そうなる前にもスパイを行う必要があるのですか?」

アンリエッタ「その通りです。身分を隠して平民たちに流れる情報を集めてください。」

ルイズ「これが最初の任務ですね。分かりました。」

バッ

ルイズ「皆、すぐに行くわよ!」

ルカリオ達「おう!!!!」

カービィ「ぽよ!」

ピカチュウ「ピッカ!!」

トリステイン城下町にあるカジノ

ルイズ「しかし驚いたわね。カービィに強運があるなんて。」

カービィ「ぽよぽよ。」ニコニコ

シエスタ「ええ。とりあえずは資金も増えましたし、後は情報を集めるだけ――――。」

「あら?シエスタちゃんじゃないの?」

シエスタ「ん?この声は?」クルッ

「お久しぶりね。」

ゴウカザル「げっ!オカマだ!回れ右!」

ガシッ

「私はオカマじゃないわよ。乙女なんだから♡」

オコリザル「あわわ・・・、シエスタ、知り合いなのか・・・?」

シエスタ「はい。親戚のスカロンさんです。」

ルイズ達「ええっ!?親戚!?」

スカロン「ええ。私は『魅惑の妖精亭』の店主も務めているのよ。せっかくだから働いてみない?」

シエスタ「そうですね。やりますか!」

ルイズ「まあ、情報収集もできるし、仕方がないわね。」

カービィ「ぽよぽよ!」

スカロン「じゃ、決定ね。私のお店に案内してあげるわ。」

オコリザル(あいつが店主という事は、オカマバーじゃないんだろうな・・・?)ヒソヒソ

ランクルス(うん・・・。僕もそう思うかも・・・。)ヒソヒソ

スカロン「何を話しているの?」

オコリザル・ランクルス「いえ、別に!」

魅惑の妖精亭

スカロン「と言う訳で、新しく入ったルイズちゃんとシエスタちゃんよ。」

ルイズ・シエスタ「よろしくお願いします!」

パチパチパチパチ

スカロン「では、妖精さん達!」

少女達「はい!スカロン店長。」

スカロン「ノ~ン!ノンノンノンノ~ン!店内では、『ミ・マドモアゼル』って呼びなさいって、あれほど言ってるでしょう?」

少女達「はい!ミ・マドモアゼル。」

スカロン「ん~ん……トレビアン!」

ルイズ(ミ・マドモアゼルっていったい・・・。)

スカロン「んじゃ、『魅惑の妖精亭』のモットーは!」

少女達「モットーは!」

スカロン「ラァブッ!」

少女達「ラブ!」

スカロン「アーンドゥ!」

少女達「アンド!」

スカロン「プゥィースゥッ!」

少女達「ピースッ!」

スカロン「そのと~り!トレビアンッ!」

ルイズ「だ、大丈夫かな・・・?」

シエスタ「大丈夫ですよ。その内すぐ慣れますって。」

スカロン「ミュウウジック!ス、タートッ!」パチン

~♪

スカロン「さあ、開店よ!」

バン

ルイズとシエスタがメイドの仕事をしている中、ゾロアーク達は皿洗い、サーナイトはカービィの子守をすることになった。
サーナイト「ルイズ、大丈夫かしら?」

ルカリオ「あいつは貴族だからな。苦戦するのも無理はないだろう。」

ゾロアーク「よし!皿洗いは終了した。早く運んでくれ。」

オコリザル「あいよ!」ダッ

ジェシカ「随分頑張ってるわね。」

ゾロアーク「ああ。こういう事は慣れているからな。ところで君は?」

ジェシカ「私はジェシカ。スカロンの娘よ。」

サーナイト「む、娘さん!?」

ジェシカ「ん?その子は?」

サーナイト「この子はカービィ。私達のパートナーなの。」

ジェシカ「カービィね。私はジェシカって言うの。」

カービィ「ジェシカ♪」

サーナイト「すっかり慣れちゃったわね・・・。」

そして翌日――――

ゲッコウガ「チップレースでござるか?」

ルイズ「そうなの。一番チップを多く手に入れた方が優勝よ。」

シエスタ「しかも優勝者には魅惑の妖精のビスチェがもらえるのです。」

ランクルス「魅惑のビスチェか・・・。いったいどのような効力があるの?」

ルイズ「えーっと、どんな体型の人が着てもぴったりフィットする上、魅了の魔法がかけられているため、これを着用した人を見ると魅惑されてしまうって。」

ギギギアル「だったら2人には頑張ってもらわないとね。」

ルイズ「もちろんそのつもりよ。」ニカッ

チップレースは3日間続き、現在のトップはジェシカとなっている。
ルイズ「残るはあと1日。しっかり頑張らないと!」

ギギギアル「確かルイズが3位。シエスタが2位だよな。なかなかやるじゃないか。」

ルイズ「まあね。それに・・・、カービィがいてくれたから、今の私でいる事ができた。その辺に着いては感謝しないとね・・・。」カアア

カービィ「ぽよ?」

カランカラン

スカロン「はい、いらっしゃ・・・。」

チェレンヌ「ほう。店は流行っているようだな。」

スカロン「これはチェレンヌ様、お久しぶりですわ。」

チェレンヌ「まあ、今日は客で参ったのだからな。」

ゲッコウガ「何奴でござるか?」

ジェシカ「このへんの徴税官を務めている貴族のチェレンヌよ。ああやって管轄内のお店にやってきてはたかるの。」

ゲッコウガ「つまり奴の機嫌を損ねたら、とんでもない税金を押し付けるつもりでござるな。」

サーナイト「絶対に許せないわね。」

チェレンヌ「女王陛下の徴税官に酌をする娘はおらんのか!」

スッ

ルイズ「はい。お客様。」ニコリ

チェレンヌ「なんだ?子どもか?」

スッ

ルイズ「!?」

チェレンヌ「どれ。このチェレンヌ様が大きさを確かめてやろうじゃないか。」

ダッ

チェレンヌ「ん?」

ドガッ

チェレンヌ「がはっ!」ドゴッ

ルイズ「!!」
ルイズが足元をよく見ると、カービィが怒りの表情でチェレンヌを睨みつけていた。

チェレンヌ「貴様!貴族に刃向う気なのか!?」

カービィ「ぽよ!!」

ゲッコウガ「カービィがやるのなら、拙者も黙ってはいられないでござるな。」ジャキン

ゾロアーク「俺達だって黙っちゃいられないぜ!」ザッ

ピカチュウ「ピカ!!」

シエスタ「私も助太刀します!」シャキン

ルイズ「皆・・・。」

チェレンヌ「ええい!悪魔と獣共、洗濯板、メイドを捕まえろ!」

オノノクス「そ、その言葉はまずいんじゃ・・・。」

ドカッ

チェレンヌ「うおっ!」

サーナイト「あーらら。」

ルイズ「誰が洗濯板ですって・・・?ふざけるのもいい加減にしなさいよ・・・。」

ルカリオ「どうやらルイズを怒らせたようだな・・・。」

ルイズ「この私がお酌をしてあげたのに・・・、覚悟しなさい!」

ヒュンヒュン

チェレンヌ「ひええええええ!!」ドドドドド

ルイズ「それだけじゃないわ!私は女王陛下の女官で、由緒正しい家柄の三女よ。あなたみたいなのに名乗る資格はないわ。」

チェレンヌ「し、失礼しました!どうかこれで許してください!」ドサッ

ピューッ

スカロン「すごいわルイズちゃん!胸がすっとしたわ!」

ジェシカ「もう最高!」

エモンガ「まっ、とりあえずは一件落着だね。」

ジェシカ「はい。お客さんも全員帰っちゃったので、チップレースの結果を発表しまーす!」

ジェシカ「まあ、数えるまでもないし、優勝は彼女に決まりね。」

ルイズ「どういうことですか?」

スカロン「これ、チップでしょ?」

シエスタ「これって、あの人が置いて行った財布・・・。たっぷり入っていたんですね。」

スカロン「と言う訳で、優勝はルイズちゃん!」

ワアアア

シエスタ「良かったですね、ミス・ヴァリエール。」

カービィ「ぽよ!」

その夜、ルイズ達は2階で食事をしていた。
カービィ「ぽよぽよ!」

シエスタ「良かったですね。カービィさんがおいしいと言ってくれて。」

ルイズ「ええ。シエスタやジェシカに教えてもらった甲斐があったわ。」

シエスタ「ところでルカリオさん達は?」

ルイズ「彼等なら別の場所で食事をしているわ。私達3人で食事をさせるためにね。」

シエスタ「そうですか。それにしても今見ると、まるで家族みたいですね。」

ルイズ「ふふっ。そうね。」

カービィ「ぽよ!」

一方、ルカリオ達は――――

ルカリオ「ん?」

ゾロアーク「どうしたルカリオ?」

ルカリオ「邪悪な波動を感じた。これはどうやらトリステインの運命に関わる重大な事件になるかも知れない。」

サーナイト「なんですって!?」

リザードン「その情報は確かなのか!?」

ルカリオ「間違いない。このままいけばトリステインは大混乱と陥ってしまうだろう。」

ランクルス「となると、僕達が動かなければいけないようだね。」

ルカリオ「ああ。大混乱と陥る前に何とかしなければ・・・・。」

訂正
アルビオンは艦隊が→レコン・キスタは艦隊が

次回予告

ルイズ「姫様、どうしてこのような場所に!?」

アンリエッタ「ええ。実はレコン・キスタへの内通者を誘う為に飛び出していたのです。」

ルカリオ「邪悪な波動を感じていたのはそう言う事だったのか。」

シエスタ「でしたら私達も協力します!」

カービィ「ぽよ!」

アンリエッタ「ありがとうございます。それに強力な助っ人も連れてきました。」

ルイズ「強力な助っ人?」

アンリエッタ「そう。平民から貴族になった銃士隊の女性隊長です!」

ルイズ「次回、『緊急指令!内通者を捕まえろ!!』。お楽しみに!」

第2話 緊急指令!内通者を捕まえろ!!

トリステイン城下町

タタタタタ

アンリエッタ「ハァ・・・、ハァ・・・。早く急がなければ・・・。」

タタタタタ

マニューラ「・・・。」

魅惑の妖精亭

ゾロアーク「ふう・・・。外の空気でも吸いに行くとするか・・・。」

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「何の騒ぎかしら?」

シエスタ「女王陛下が視察の帰りに姿を消したようですね。さらわれた可能性もあるって・・・。」

ルイズ(陛下が・・・!?)

ルカリオ「邪悪な波動を感じていたのはその事だったのか・・・。こうしちゃいられない!」ダッ

ルイズ「ど、何処に行くの!?」

ルカリオ「決まっている。女王陛下を探しに行く事だ!」タタタタ

ルイズ「だったら私達も行かないといけないわね。シエスタ、カービィ、行くわよ!」

シエスタ「ええ!」

カービィ「ぽよ!」

タタタタタ

ルカリオ「見つかったか?」

サーナイト「駄目。全然見つからないわ。」

ゾロアーク「ちっ。いったいどこにいるんだ・・・?」

タタタタタ

シンボラー「もしかしてあの人じゃない?」

ゲッコウガ「間違いないでござる!姫―――――。」

ガシッ

アンリエッタ「静かにしてください。正体がばれてしまいます。」

ゲッコウガ「す、済まぬ。けど、姫様はなぜこのような場所に?」

アンリエッタ「その話はあとで。それよりも隠れる事の出来る場所はありますか?」

シンボラー「もちろんあるにはありますが・・・。」

アンリエッタ「それではそこに案内してください。」

シンボラー「はっ。」

一方、タリアーリジュ・ロワイヤル座の劇場では、歌劇『エレオノール』が上演されていた。
ここで歌劇『エレオノール』について説明しよう。

エレオノールはトリステイン有数の貴族であるラ・ヴァリエール公爵家に生まれ、厳格な父親と、“史上最も若く美しく勇ましい女性”と歴史家のアラズラムが評する母、カリーヌ・デジレの間に、長子として誕生した。(ちなみにルイズの姉です。)
母の血を色濃く受け継いだためでしょうか、エレオノールは古くからの良妻賢母となることを良しとせず、その高い理想と、男勝りの性格、卓越した頭脳から湧き出る毒舌の数々により、トリステイン・アカデミーにおける研究員としての確固たる地位を築く一方、色事からはどんどんと遠ざかっていき、あげく許嫁にも逃げられるという運命をたどってしまうのだ。
この許嫁が最後にエレオノールに宛てた最後の手紙は、 今もトリステイン王立図書館に大切に保管されている。
「もう、限界だ。」
その言葉は、簡潔にエレオノールの周囲の評価を現しているといえるだろう。
さて、貴族の女性にとって、婚約者に逃げられるということは不名誉極まりないこととされている。
このことから、エレオノールは男性不信に陥り、学術の世界へとその情熱を傾けることとなったという事だ。

ルカリオ「なるほど。そのような歌劇があったのか。」

ゴウカザル「しかしお前の一番上の姉さん、学力などはいいのだが、あんな性格だから結婚できないんじゃないのか?」

ルイズ「まあ、否定はしないけど、その事を本人に聞かれたらまずいわよ・・・。」

エレキブル「別にいいだろ。どうせあの人はアカデミーの仕事で忙しいし、そう簡単に来るはずが・・・。」

エレオノール「もう来てるわよ?」

エレキブル「あ・・・。」

ドカバキボカスカ

エレキブル「ギャアアアアアアア!!」

シエスタ「そ、それでは本編に戻ります・・・。」

その客席では、2人の男がひそひそと話していた。
貴族A「トリステインは来たるべきレコン・キスタとの戦争に向けて遠征軍の編成を進めております。」

リッシュモン「で、艦隊の建設状況は?」

貴族A「早くてもあと1週間でしょうね。」

リッシュモン「なるほど。そいつは意外ですな・・・。」

貴族A「あとクロムウェル様は卿の情報にいたく関心を寄せられています。我々のところまで来ていただければ勲章を授与すると仰せです。」

リッシュモン「ほう・・・、レコン・キスタの方は豪気ですな。」

貴族A「なに。そのうちこの国もその名で呼ばれるようになります。あなたの協力のおかげで、軍事情報は筒抜けですから・・・。」

魅惑の妖精亭

ルイズ「姫様、無事で何よりです!」

アンリエッタ「ええ。迷惑を掛けてごめんなさい。」

シエスタ「でも、なぜこのような事をしたんですか?」

アンリエッタ「実は・・・。」

アンリエッタ説明中

ゲッコウガ「何!?レコン・キスタの内通者でござるか!?」

アンリエッタ「はい。トリステインの中にそのような輩がいるのは間違いありません。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ルイズ「となると、その内通者を捕まえなければいけないという事ですね。」

アンリエッタ「その通りです。協力していただけますか?」

ルイズ「もちろんです!私達にお任せください!」

カービィ「ぽよ!」

アンリエッタ「ありがとうございます!」

マニューラ「おっと。協力するのはあっし等だけじゃないでさァ。」ヒョコ

アンリエッタ「マニューラ!ひょっとして今の話を聞いていたのですか!?」

マニューラ「最初から聞いたでさァ。それよりもあっしの新たなパートナーを連れてきやした。」

アンリエッタ「新たなパートナーって、もしや!?」

マニューラ「そのまさかでさァ。」パチン
マニューラが指を鳴らすと同時に、短髪の女性騎士が姿を現した。

アンリエッタ「アニエス!」

アニエス「ご無事で何よりです。陛下。」

ルイズ「マニューラ、その方があなたのパートナーなの?」

マニューラ「ああ。彼女はアニエス・シュヴァリエ・ド・ミラン。銃士隊の隊長だ。」

アニエス「あなたの噂は陛下から聞いている。お会いできて光栄至極。」

ルイズ「あ、どうも・・・。」

ゲッコウガ「早速だが本題に入るでござる。その内通者をどうやって捕まえるでござるか?」

アニエス「まず内通者と組んでいる貴族を捕まえ、その内通者の居場所を教えてもらう。」

アニエス「そしてその内通者を見つけたら、即刻捕まえるという事だ。」

ルイズ「なるほどね。でも、内通者と組んでいる貴族は誰が捕えに行くのかしら?」

マニューラ「その事についてはあっしとアニエスで何とかしやすぜ。」

アンリエッタ「分かりました。では、お願いします。」

マニューラ・アニエス「はっ!」

その夜

アニエス「奴は2階の部屋にいる。忍び込んで捕えに行くぞ。」

マニューラ「ああ。」

ビュンビュン

マニューラ「いた!」チャキッ

ドガーン

アニエス「そこ!」ドギューン

キン

マニューラ「よし。後は居場所を教えてもらうだけだ。その覚悟はできているだろうな?」

貴族A「・・・。」

アニエス「話さないというのならこっちだって考えがある。」チャキ

アニエス「二つ数えるうちに選べ。生か、誇りか。」

その翌日―――

アンリエッタ「任務は成功したそうですね。」

アニエス「はい。どうやら内通者は例の劇場に向かうそうです。」

ルイズ「劇場の方は大丈夫ですか?」

アンリエッタ「ええ。既に配置に着いております。そしてここからはゲッコウガさんにも協力してもらえますか?」

ゲッコウガ「心得た。」

シエスタ「ゲッコウガさん、気をつけてくださいね。」

ゲッコウガ「大丈夫でござるよ。」

ルイズ「ゲッコウガ。あんた、シエスタといい感じになってない?」

カービィ「ぽよ?」

ゲッコウガ「そ、それはその・・・。」アタフタ

ゾロアーク「大丈夫だって!俺達がフォローするからさ!」

ゲッコウガ「その顔を見れば、フォローする気にはなってないでござるが?」ゴゴゴゴゴ

アンリエッタ「話はそこまでです。行きましょう!」ザッ

タリアーリジュ・ロワイヤル座の劇場

リッシュモン(今回の女王の失踪はいったい何なんだろうか?まさかレコン・キスタの陰謀ではないだろうな・・・。)

スッ

アンリエッタ「女性向けのお芝居なのに男性の観客とはめずらしいですわね・・・。」ストン

リッシュモン「失礼。連れが参りますのでよそへお座りください。」

アンリエッタ「残念だがその連れは逮捕したでござるよ。」

リッシュモン「へ、陛下!?その口調はいったい!?」

ボワン

ゲッコウガ「これでも陛下と言えるでござるか?」

リッシュモン「き、貴様は何者だ!?」

ゲッコウガ「拙者の名はゲッコウガ。ルイズ殿の使い魔でござる!」

リッシュモン「ヴァ、ヴァリエールの使い魔だと!?」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ゲッコウガ「王国の重臣ともあろう人間が、他国の密使に陛下や国を売ろうとするとは・・・、決して許されぬ!」

アンリエッタ「その通りです。」コツコツ

リッシュモン「ほ、本物の姫様!?」

アンリエッタ「あなたを女王の名のもとに罷免します。外はもう包囲されています。おとなしく逮捕されなさい。」

ゲッコウガ「それに逃げようと思っても無駄でござるよ。」パチン

ドンドンドンドン

アンリエッタ「観客は全て平民から結成された銃士隊の一員です。劇場にいても違和感はありません。」

ゲッコウガ「これで勝負ありでござるな・・・。」

リッシュモン「詰めが甘いな。」ガコン

バッ

アンリエッタ「ゲッコウガ!」

ゲッコウガ「承知!」ビュン

洞穴

リッシュモン「あの女・・・、亡命した暁には必ずや復讐を・・・。」

ズバン

リッシュモン「ぐはっ・・・、な、ぜ・・・。」

バターン

マニューラ「あっしがいるという事を忘れちゃ困りやすぜ。」

リッシュモン「うぐ・・・。迂闊だったか・・・。」

マニューラ「今更命乞いしても無駄でさァ。金の為なら国など売り飛ばす奴に生きる資格なんてない。覚悟!!」

ブシャアアアアア

リッシュモン「」

マニューラ「始末完了。」チャキッ

アニエス「もう終わったのか?」

マニューラ「ああ。始末したでさァ。」

ゲッコウガ「どうやら拙者が駆けつける暇はなかったでござるな。」

アニエス「そうだな。それに私もそいつを殺そうとしたが、マニューラに先取りされてしまったけどな。」

マニューラ「どういう事だ?」

アニエス「平民である私の故郷の村は、新教徒というだけで百乱の罪を着せられ踏み潰された・・・。その見返りとして教会からもらう金のためにな・・・。」

マニューラ「その事件ってもしや、ダングルテールの虐殺なのでは!?」

アニエス「その通りだ。よく知ってるな。」

マニューラ「ああ。ハルケギニアの歴史書をよく読んでいたからな。そしてそれを起こした真犯人の名は分かっているのか?」

アニエス「白炎のメンヌヴィルだ。彼はメイジや平民、老若男女、人間や亜人間の別無く、行く手を阻む者を焼き尽くすことで名を知られており、敵味方に恐れられている。」

ゲッコウガ「となると、奴と戦うのも時間の問題でござるな。」

アニエス「ああ・・・。」

劇場前

ルイズ「そのような事があったなんて・・・。」

アニエス「ああ。全て事実だ。」

ウォーグル「その事についてだが、新たな情報を入手した。メンヌヴィルはクロムウェルの命でトリステイン魔法学院に向かっている。」

シエスタ「何ですって!?」

カービィ「ぽよ!?」

アンリエッタ「その情報は確かなのですか!?」

ウォーグル「間違いない。レコン・キスタの本拠地に偵察に行ったら、偶然その話を耳にしたからな。」

アニエス「となると、トリステイン魔法学院に向かう必要がありますね。」

アンリエッタ「ええ。ところで彼が向かうのはいつ頃でしょうか?」

ウォーグル「確か今夜ぐらいだったような・・・。」

ルイズ達「こ、今夜!?」

ルイズ「となると、早く急がなければいけませんね。」

アンリエッタ「ええ。これ以上被害を防ぐためにも、トリステイン魔法学院へ向かいましょう!」

ルイズ達「了解!」

カービィ「ぽよ!」
ルイズ達はエアライドに飛び乗り、トリステイン魔法学院に向かい始めた。
果たしてルイズ達は学院を守りきることができるのか!?

次回予告

ルイズ「魔法学院に帰還した私達。そこでキュルケ達と合流した後、作戦会議が開かれた。」

キュルケ「まさかそのような事になっていたとは・・・。」

ルイズ「全て事実よ。何としてでも学院を守りきらないと!」

タバサ「もちろんそのつもり。」

シエスタ「そして夜になり、予定通りメンヌヴィル達が姿を現した。」

ルイズ「それと同時に私達も動きだし、学院を守る最大の戦いが始まりを告げる・・・。」

デルフ「相棒、絶対に学院を守りきろうぜ!」

カービィ「ぽよ!」

シエスタ「次回、『魔法学院攻防戦』。お楽しみに!」

第9話が始まるまで、ティファニア、エーコのエアライドを募集しています。
いいアイデアが出たらどんどん出してください。

第3話 魔法学院攻防戦

ギュイーン

アニエス「もう少しで魔法学院だ。それにしてもこのエアライドは便利だな。」

シエスタ「カービィさん達の世界ではこれを利用していましたからね。」

ルイズ「姫様、魔法学院が見えました!」

アンリエッタ「ようやく着きました・・・って、何ですかこれは?」
アンリエッタが学院をよく見ると、壁の上にはレーザー、機関銃、ミサイルポッドなどが多く設置されていた。

ルイズ「ああ。あれはゲッコウガ達が提案して設置されたのです。学院を守るためにはこうするしか方法はないと。」

アンリエッタ「そ、そうですか・・・。」

カービィ「ぽよ。」

スタッ

キュルケ「あっ、ルイズ!ようやく戻って来たのね。」

ルイズ「ええ。それよりも大変な事があったの。」

タバサ「大変な事?」

アンリエッタ「クロムウェルが新たな刺客であるメンヌヴィルを使って、この学院を襲撃する作戦に出ました。」

キュルケ「その話は本当なの!?」

ウォーグル「本当の話だ。レコン・キスタの本拠地に偵察に行ったら、偶然その話を耳にしたからな。」

タバサ「こうなると作戦会議を開くべき。」

ルイズ「そうね。すぐに作戦会議を!」

アンリエッタ「もちろんそのつもりです。中庭の方へ移動しましょう。」

ゾロゾロ

中庭

アンリエッタ「では、作戦会議を開きます。ウォーグル、報告のまとめを。」

ウォーグル「はい。メンヌヴィルはクロムウェルの命でトリステイン魔法学院に向かっている。しかも今夜襲撃するそうだ。」

アニエス「となると、それまでに配置に着く必要があるな。」

サンダース「ああ。まず後方部隊と前方部隊の2手に別れた方がいいだろう。後方部隊はロビン率いる使い魔達。前方は俺達で行く事にしよう。」

アンリエッタ「そうですね。私は学院の中に入って指示を出します。カイリキー達は私の護衛をお願いできますか?」

カイリキー「任せてください。」

ギギギアル「じゃあ、僕達はレーザーなどを操作して援護しておくね。」

リザードン「ああ。頼りにしているぜ。」

シルフィード「どうやら作戦は早く決まったのね。」

アンリエッタ「それでは、行動開始!」

全員「了解!」

カービィ「ぽよ!」

その夜

ヒュオオオオ

ルイズ「ついにこの時が来たわね。出撃体制は?」

シエスタ「はい。準備万端です。」

カービィ「ぽよ!」

キュルケ「あとはメンヌヴィルが来るのを待つのみね。そろそろだと思うけど・・・。」

ブオーッ

サンダース「メンヌヴィルが姿を現したぞ!」

アニエス「ついに来たか!出撃開始!」

ルイズ達「おう!!」ギュイーン

サンダース「ルイズ達が出撃した!攻撃開始だ!!」

ドガーンドガーンギュイーン

兵士A「うわっ!もう攻撃を始めたのか!」

兵士B「このままだと迂闊に近づきにくいな・・・。」

メンヌヴィル「へっ!こんな物は俺の攻撃で・・・。」

アニエス「そこだ!」ドギュン

メンヌヴィル「うおっ!何事だ!?」

アニエス「まさかこんなところで出会えるとはな・・・。」

メンヌヴィル「貴様!あの時の生き残りか!」

ルイズ「私達も忘れてもらっちゃ困るわよ!」

シエスタ「あなたの行いは決して許されません。覚悟!」ダッ

カービィ「ぽよ!」

メンヌヴィル「まあいい。誰が相手でも構わないからな。お前達はそこの丸っこい奴を退治しろ!」

兵士達「はっ!」ダッ

デルフ「あいつ等、自ら死に急ぐつもりか・・・。相棒!」

カービィ「ぽよ!」ビョン

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ギュイーン

ドッカーン

兵士達「うぎゃあああああああ!!」

メンヌヴィル「何!?30人の兵士が一瞬でやられただと!?」

ルイズ「カービィはこう見えても多くの戦いを経験したのよ。甘く見たのが間違いだったようね。」

メンヌヴィル「おのれ!こうなったらそいつを倒してやる!」ダッ

シエスタ「そうはさせません!旋風斬!!」ギュン

メンヌヴィル「くっ!」ガキン

ゲッコウガ「忍法、大津波の術!!」

ザッパーン

キュルケ「なかなかやるわね。私も張り切りますか!」ガシャン

ルイズ「そ、その大量の銃はいったい!?」

キュルケ「私もゲッコウガ達に頼んで武器を作ってもらったの。今からお見せするわね!」

メンヌヴィル「な、何をするつもりだ!?」

キュルケ「決まってるじゃないの。あなたをハチの巣にする事よ!」ガチャン

ドガガガガガ

メンヌヴィル「うぐ・・・。」

キュルケ「そして最後は、メテオランチャー!!」ズギューン

ドッカーン

メンヌヴィル「ぬおおおおおおおお!!!!」

アニエス「最後は私が決めさせてもらう!覚悟!!」

ドスッ

メンヌヴィル「あが・・・。済まねえ、クロムウェル・・・、申し訳ありません・・・、マルク・・・、さ・・・、ま・・・・。」

ドスーン

アニエス「終わったようだな。」

カービィ達「・・・。」

アニエス「ん?なぜ黙っている?」

サンダース「メンヌヴィルが言ってた最後の言葉が頭から離れられないんだ・・・。」

タバサ「最後の言葉・・・・、もしかしてマルク?」

ゲッコウガ「ああ。メンヌヴィルがそう言ったという事は、奴もこの世界にいるという事か・・・。」

ルイズ「ねえ、マルクってどのような奴なの?」

エンペルト「あいつは多くの星を破壊した最大の強敵だ。俺達も一度戦ったが、苦戦しながらも勝つ事ができた。」

サンダース「だが、その代償としてフーム達が異世界に飛ばされてしまった。このハルケギニアに・・・・。」

シエスタ「そんな事があったなんて・・・。」

ゲッコウガ「全て事実でござるよ。」

ルイズ「ともかく、マルクという奴は絶対に許せないわね。」

ウインディ「ああ。いずれはお前達もあいつと戦う事になるかも知れない。その事を覚悟してくれ。」

ルイズ「そうね。とりあえずは学院に戻りましょう。」

ゾロゾロ

マルク「あれがカービィの新たな仲間共か・・・。どうやら退屈しなくて済みそうサ・・・。」ククク

次回予告

ルイズ「姫様の命でロマリアに着いた私達。そこでジュリオという青年と出会ったの。」

ルイズ「しかも彼は幻獣を操る虚無の使い魔「神の右手・ヴィンダールヴ」なんだって!」

シエスタ「まさかこんなところでヴィンダールヴと出会うなんて・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

キュルケ「そして彼の案内で教会の裏にある家に辿り着くと、その中には目的の人物がいた。」

ゲッコウガ「あの方はいったい・・・?」

ジュリオ「彼の名はヴィットーリオ・セレヴァレ。ロマリア皇国の教皇だ。」

ゲッコウガ「きょ、教皇殿!?」

キュルケ「次回、『ロマリアの教皇との出会い』。お楽しみに!」

第4話 ロマリアの教皇との出会い

メンヌヴィルとの戦いから翌日――――カービィ達はロマリアに向かっていた。
ルイズ「皆、戦いのダメージは大丈夫?」

シエスタ「はい。全く受けていませんし、疲れもそんなになかったです。」

ルイズ「なら大丈夫ね。タバサ、ロマリアまであとどれくらい?」

タバサ「見えた。あれがロマリアの中央にある教会。」ユビサシ

キュルケ「ようやく着いたわね。んじゃ、あそこに向かいますか!」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ(なんであんたが仕切るのよ・・・。)

ギュイーン

ロマリア

スタッ

ルイズ「ここがロマリアか・・・。すごいところね。」

シエスタ「ええ。さすがは宗教国家ですね。」

カービィ「ぽよ。」

「ほほう。あれがガンダールヴの戦士か。」

ルイズ「ん?」
ルイズ達が声のした方を振り向くと、一人の青年が立っていた。

ルイズ「あなたは?」

「失礼。僕の名はジュリオ・チェザーレ。幻獣を操る虚無の使い魔「神の右手・ヴィンダールヴ」だ。」

ルイズ・シエスタ・キュルケ「ヴィ、ヴィンダールヴ!?」

カービィ「ぽよ?」

ゲッコウガ「ヴィンダールヴとはなんでござるか?」

ルイズ「かつて始祖ブリミルと共に闘い、その名を伝説に残した4人の使い魔の一人よ。」

シエスタ「しかも幻獣を操る事ができます。」

サンダース「なるほど。それはすごいな。」

ジュリオ「では立ち話もしたところで、教会の方に向かいましょう。」

ルイズ「おっと!そうだったわね。教皇様に会いに行かないと!」
ルイズ達はジュリオの案内で教会に向かい始めた。

ギギィ

ヴィットーリオ「お待ちしておりました。現教皇聖下、聖エイジス三十二世・ヴィットーリオ・セレヴァレです。」

ルイズ「よ、よろしくお願いします・・・。」

ヴィットーリオ「マザリーニ様からの手紙は読ませていただきました、ミス・ヴァリエール、『虚無の担い手』よ。」

ルイズ「あ、はい。」

ヴィットーリオ「これはまたアルビオンの大軍を前に奇跡を起こした聖女らしからぬごようすですね。何か驚くようなことでもありましたか?」

ルイズ「いえ、その……まさか教皇聖下がこのような場所に現れるとは思っていませんでしたし、その、あの、こんなにお若い方だとも思っていませんでしたので……。」

シエスタ「私もです・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ヴィットーリオ「疑問に思うのも当然でしょうね。教皇は原則終身制。普通私のような若輩者が付く位ではありません。こう言う言い方はなんですが、私が就任した時点で、私より年上の方にはまず次の教皇の座は巡ってこないでしょうからね。」

タバサ「不思議と言えば不思議。」

キュルケ達(ああ、納得・・・。)

ヴィットーリオ「ええ、その通りです。三年前、本来ならあなたたちもよく知るマザリーニ枢機卿がこの地位を継ぐはずでした。ですが彼の辞退により、一時期教皇選出会議は荒れに荒れました。」

リザードン「そのような事があったとは・・・。」

ヴィットーリオ「その荒れ様はひどいもので、一時期はロマリアが内乱を起こしそうなほどでした。そもそもいくらマザリーニが優秀であっても、外国で宰相位にあるものを呼び戻そうとしたという事自体が、人材の不足を意味しています。」

ゲッコウガ「言われてみればそうでござるな。」

ヴィットーリオ「その頃私は既に枢機卿の一人として選定の候補に挙がるだけの力はつけていました。ですが教皇の地位というものには経験も重視されます。次代を担うと目されていたという自負はありますが、いきなり教皇の座に座れるほどものではありません。」

ヴィットーリオ「ですが当時のロマリアはそんな私にある決断を要求するほど荒れていたのです。」

ルイズ達「・・・。」

ヴィットーリオ「それは私にとって秘密であり、そして切り札でした。この状況をひっくり返せる、まさに切り札……もっとも、今となっては、少し早まったかという思いもあります。ですがあのときの私は、今よりもっと若かったのです。」

ルイズ「そうでしたか・・・。」

ヴィットーリオ「これより我が知りし真理をこの像に記録す。」

ルイズ「この世のすべての物質は、すべて小さき粒より為る。四の系統は、その粒に干渉し、影響を与え、かつ変化せしめる呪文なり。」

ヴィットーリオ「おお、やはりあなたは、まがう事なき『虚無の担い手』なのですね。」

ルイズ「聖下……。」

ジュリオ「聖下、お茶が入りました。」

ヴィットーリオ「ちょうど良かった。少し喉をしめらせたかったからね。ああ、使い魔の方もおかけなさい。ジュリオ、君もこちらに。」

ジュリオ「はい。」

ヴィットーリオ「さて、 実は私も『虚無の担い手』の一人です。私は幼い頃、母が所持していた『火のルビー』と、『始祖の円鏡』に触れて、虚無に目覚めたのです。これに関してはいろいろあったのですが、そこは省きましょう。」

ルイズ「そ、そうでしたか・・・。」

ヴィットーリオ「始祖の秘宝は四つ……祈祷書、円鏡、オルゴール、そして香炉……始祖は用心深く、秘宝を偽装したようです。」

シャワーズ「と、いいますと?」

ヴィットーリオ「視覚、聴覚、嗅覚、触覚……始祖は後の世で虚無に目覚めるものが、盲目や難聴であってもそれを受け取れるようにしていたと思われるのですよ。もっともそれを開封するための口伝が、いつの間にか失われてしまったようですが。」

ルイズ「たしかに。」

ギギギアル「待てよ。データで確認したが、トリステインは祈祷書、アルビオンはオルゴール、ロマリアは円鏡、そして香炉は・・・。」

タバサ「ガリアが持っている。」

ギギギアル「ありがとうタバサ。」


ヴィットーリオ「その通りです。さらに虚無の担い手は、同時期に四人存在するはずです。ロマリアの伝承にもあり、また始祖の伝承にも、四の四という言葉がよく使われます。」

ルイズ「四の四、ですか?」

ヴィットーリオ「ええ。これは四人の担い手、四人の使い魔、四つの指輪、四つの秘宝を意味します。これらすべてをそろえることが出来れば、聖地の扉が開く、といわれています。」

ルイズ「聖地の!」

マニューラ(聖地か・・・。あそこについて調べる必要があるな。)

ヴィットーリオ「ミス・ヴァリエール。私は教皇として三年間、いろいろ手を尽くしてきました。新教徒教皇などと揶揄されるくらい、いろいろな改革にも挑んできました。ですが現状は、あなたがその目で見たとおりです。」

ルイズ「聖下……。」

ヴィットーリオ「その経験は、私に幾つかのことを悟らせてくれました。私の手は、教皇という地位は、それだけで人を救えるものではない、と。そして……。」

ルイズ「そして?」

ヴィットーリオ「博愛だけでは、人は救えないのだと……そのためには、『力』が必要なのだと。」

ルイズ「聖下・・・。」

ヴィットーリオ「ミス・ヴァリエール。あなたは私に、自分が『虚無』であることの証明を求めているのですね。」

ルイズ「あ、はい。そうです。」

ヴィットーリオ「断言しましょう。彼の『虚無』は偽りです。」

シエスタ「やはり……ですが聖下、それを証明できるのでしょうか。」

ヴィットーリオ「彼が司祭である以上、まず間違いはないでしょうね。『虚無』は選ばれし者……具体的には、始祖の三王家、トリステイン、アルビオン、ガリアの王家の血を引くものか、ロマリア初代教皇聖フォルサテの血を引くものからしか現れないのです。」

ギーシュ「確かにそうですね。」

ヴィットーリオ「ロマリアにおいては教皇は選考会議によって決まるものであり、王家のように一貫した血を引いているものではないですが、聖フォルサテの血族はかなり厳密に調査されています。クロムウェル司教がその血族である可能性は、皆無ではありませんがほぼ無いと見て良いでしょう。」

モンモランシー「となると、『レコン・キスタ』に対して証明するとなると、さすがに生半可の証拠では足りないですね。聖下が一筆書いたくらいでは、偽造扱いされて終わる可能性もありますし・・・。」

ヴィットーリオ「その通りです。それはよくある事ですが、 教会としては、神聖なる始祖の力である『虚無』を偽る者を放置できません。その点において、私はミス・ヴァリエール、あなたの味方です。」

ルイズ「ありがとうございます。」

ヴィットーリオ「ですがそうなると、偽りの虚無を打ち倒し、教えを正す手段は一つしかないですね。というか他の方法ではレコンキスタを崩せないでしよう。ミス・ヴァリエール。」

ルイズ「何でしょうか?」

ヴィットーリオ「私もあなたと共にアルビオンへ向かいましょう。あなたの虚無を証明し、偽りの虚無を打破するには、それしかありません。」

ルイズ「ええええええええっ!?」

シエスタ「せ、聖下がアルビオンへ!?」

キュルケ「ろ、ロマリアはどうするんですか!?」

ヴィットーリオ「ああ、なにもいきなりこの場から、というわけではありませんよ。いくら何でもそれをやってしまったらロマリアが大混乱に陥ってしまいます。」

ルイズ「で、ですよね。」

カービィ「ぽよ。」

ヴィットーリオ「お忍びでないとまずいのは確かですが、それでも数日の不在を納得させる建前は必要です。まあ周辺の視察にかこつけて、ということになるでしょう。ちょっと視察の目的地が変わるだけのことです。」

ルイズ「は、はあ……。」

ヴィットーリオ「とはいえ、早急な行動が必要なのは確かです。こちらも直ちに準備を整えますので、明日もう一度この場へ来てください。マザリーニへの書状など、受け入れの手筈を整えてもらわなければなりませんからね。」

ルイズ「判りました。あとこれを見てください。」スッ
ルイズは懐から水のルビーと始祖の祈祷書を出し、ヴィットーリオに見せた。

ヴィットーリオ「わざわざありがとうございます。では、ありがたく拝見させていただきます。」

ポウッ

ヴィットーリオ「おお、これは・・・。」

ルイズ「何か分かりましたか?」

ヴィットーリオ「ありがとうございます。ミス・ヴァリエール。実にすばらしい呪文が手に入りました。」

ルイズ「そ、そうですか?」

ヴィットーリオ「ええ。まさに今の状況にもってこいの呪文です。中の中の中、“転移扉(トランス・ドア)”。私の知識と力の及ぶ限り、好きな地点へ繋がる扉を生み出す呪文です」

ルイズ「おめでとうございます。」

ヴィットーリオ「どうやらこの呪文はあくまでも自分がよく知る場所にしか扉を開くことが出来ないようなので、これでアルビオンまでひとっ飛び、とは行かないようです。ただ、帰還の手間が大幅に省けるのは大きいですね。」

ルイズ「すごいですね……私はいまだに“爆発”しか使えませんのに。」

ヴィットーリオ「心配することはありません。今の私のように、虚無の力は、それが必要になったとき、初めてもたらされるもの……それにあなたはおそらく『攻撃』を司る虚無。その力が呼び起こされるのは、戦いの中という可能性が高いのです。」

ルイズ「攻撃、ですか?」

ヴィットーリオ「はい。ガンダールヴを従えるのは、攻撃の属性を色濃く持つ虚無が多いらしいと、教会に伝わる伝承では語られています。」

シエスタ「教会に伝わる伝承?」

カービィ「ぽよ?」

ヴィットーリオ「明確なものではありませんが……虚無にも系統魔法のような、四つの区分けがあるといわれています。」

ヴィットーリオ「ガンダールヴを従えるものは『攻撃』。」ヴィンダールヴを従えるものは『移動』。ミョズニトニルンを従えるものは『支援』。 記すことさえはばかれるものは『心理』。厳密なものではなく、あくまでも傾向だそうですけれども。」

ルイズ「なるほど。でも、その4つにはどのような意味があるのでしょうか?」

ジュリオ「虚無に関わる古くから伝わる歌があります。」
ジュリオはそう言った後、歌い始めた。

ジュリオ「神の左手ガンダールヴ。勇猛果敢な神の盾。左に握った大剣と、右に掴んだ長槍で、導きし我を守りきる。」

ジュリオ「神の右手がヴィンダールヴ。心優しき神の笛。あらゆる獣を操りて、導きし我を運ぶは地海空。」

ジュリオ「神の頭脳はミョズニトニルン。知恵のかたまり神の本。あらゆる知識を溜め込みて、導きし我に助言を呈す。」

ジュリオ「そして最後にもう一人。記すことさえはばかれる……。」

ジュリオ「四人の僕を従えて、我はこの地にやってきた……。」

ルイズ「その様な歌があったなんて・・・。」

ヴィットーリオ「これはわりと古くから伝わっている歌です。別に虚無の担い手が現れたのは六千年ぶりというわけではありませんからね。この歌も市井に伝わっていないわけではないのですが。」

タバサ「知らなかった。」

ゾロアーク「最後の一人は謎に包まれているか・・・。これは調べる必要がありますね。」
ゾロアークの言葉に全員が同意した。

その帰り道、ゾロアークはまだ考え事をしていた。
ルカリオ「まだ最後の言葉が気になるのか?」

ゾロアーク「ああ。最後の使い魔はいったい誰なのか分からないからな。気になって仕方がないんだ。」

ムウマージ「だったら私が調べましょうか?」
その言葉に全員が彼女の方を向いた。

ルイズ「本当にできるの!?」

ムウマージ「ええ。知られざる歴史を見つけることは得意なの。んじゃ、いくわね。」

ポウッ

シエスタ「ムウマージさん、どうでしたか?」

ムウマージ「分かったわ。最後の使い魔の名前はリーヴスラシル。証のルーンは胸に刻まれることから、「神の心臓」と呼ばれているわ。」

ルイズ「すごいじゃない!」

カービィ「ぽよぽよ!」

ムウマージ「けど、その使い魔は残酷な運命を背負っているの。」

ゲッコウガ「残酷な運命?」

ムウマージ「虚無の使い手の魔力を増幅させる力を持つけど、増幅にはリーヴスラシルの魂を消費するので、消費しつくすと命を落とすと言われているわ。」

キュルケ「つまりその役割は、呪文の"器"となる事ね・・・。」

ルイズ「これで4つの使い魔について分かる事はできたけど、ミョズニトニルンとリーヴスラシルはいったい誰なのかしら・・・?」

ムウマージ「戦いが進めばきっと分かるわ。残りの使い魔の正体も・・・。」
ムウマージはそう言った後、空に浮かぶ夕日を見上げた。

次回予告

ルイズ「ロマリアから学院に戻った私達。すると中庭に一つの馬車があった。」

ルイズ「その馬車をよく見ると、なんと私の家紋が記されていた!」

シエスタ「そしてすぐに逃げようとしたその時、一人の女性が姿を現した!」

ルイズ「ね、姉様・・・。」

エレオノール「オスマン理事長から話は聞いたわ。あなたが女王陛下の直属の女官、そしてあなたの使い魔についてね・・・。」

ルイズ「は、はい・・・。」

エレオノール「まずはあなたの使い魔について説明しなさい!」ギュウウ

ルイズ「いひゃいいひゃい(痛い痛い)!!」

カービィ「ぽ、ぽよ・・・。」

タバサ「次回、『ヴァリエールの3姉妹』。お楽しみに。」

第5話 ヴァリエールの3姉妹

魔法学院―――そこには一台の馬車が停められており、そこから一人の女性が降りた。
エレオノール「久しぶりね。ここに来るのも。」

彼女の名はエレオノール。知っている通り、ルイズの姉である。
彼女はがこの学院に来たのは、ある噂と知らせを耳にしたからである。
それはカービィ達をルイズが召喚した事と、彼女が女王陛下の直属の女官となった事だ。

エレオノール「ルイズったら、いったい何をしでかしたのかしら・・・。」コツコツ

理事長室

オスマン「誰かと思えばミス・ヴァリエールの姉かい。久しいの。」

エレオノール「えぇ、お久しゅうございますわ、オールド・オスマン。」

オスマン「お主がこの学院を卒業したのは、何年前だったかのぅ・・・。」

エレオノール「残念ですが、今日は思い出話に華を咲かせるために来たのではありませんの。」

オスマン「ほほう。ルイズの事についてじゃな。」

エレオノール「ご明察。さすがはオールド・オスマン。まだ衰えていませんのね。」

オスマン「ふん、何とでも言うがよかろう。」

一方、ルイズ達は魔法学院に向かっていた。

ギュイーン

ルイズ「報告も終わったし、あとは魔法学院に戻るだけね。」

シエスタ「帰ったら精一杯料理を作りますからね。」

カービィ「ぽよぽよ!」

モンモランシー「カービィがそれが楽しみなのね。」

ギーシュ「ん?学院内に馬車が止まっているぞ。いったい何処のだろうか?」

サーナイト「調べてみるわね。」ポウッ

キュルケ「どうだった?」

サーナイト「馬車にこのような家紋が記されていたわ・・・。」ヴィン

ルイズ「それって・・・、私の家の家紋じゃない!なんでこんなところに・・・。」

タバサ「少なくとも重要な話だと思う。」

ゲッコウガ「確かに。」

ピカチュウ「ピカ。」

ルイズ「と、とりあえずは着地しないとね。」

スタッ

ルイズ(さてと・・・、あとはどうやって・・・。)

コツコツ

ルイズ「ね、姉様・・・。」

エレオノール「ルイズ。オスマン理事長から話は聞いたわ。あなたが女王陛下の直属の女官、そしてあなたの使い魔についてね・・・。」

ルイズ「は、はい・・・。」

エレオノール「まずはあなたの使い魔について説明しなさい!」ギュウウ

ルイズ「い、いはいいはい! ねぇふぁまいふぁいへふ!(い、痛い痛い! 姉さま痛いです!)」

エレオノール「痛いなら、早いとこ説明しなさい!」

ゲッコウガ「ど、どういう事でござるか・・・?」

キュルケ「エレオノール様はルイズの姉なの。髪の色は全く違うけど、顔立ちはどことなく似ているでしょ?」

ゾロアーク「言われてみれば確かにそうだな・・・。」

カービィ「ぽよ。」

ルイズ「は、はんははひ! ふぉーっふぉみふぇふぁいふぇ、ふぁふふぇなふぁい!(あ、アンタ達! ボーっと見てないで、助けなさい!)」

ゾロアーク「何を言ってるのか分からないぜ。」
ゾロアークがそう返したその時、エレオノールの目がカッと見開き、ルイズを開放するや、素早い挙動でゾロアークに近づいた。

ゾロアーク「な、何だ?」

エレオノール「あなた、今、喋ったわね?」

ゾロアーク「当たり前だろ。俺達の世界では喋れることは当たり前なんだ。カービィやピカチュウなどは違うけどな。」

カービィ「ぽよ。」

エレオノール「あなた達の世界!?つまりあなた達は異世界から来たという事ね。どういう事か説明して。」

ランクルス「この事については僕が説明するよ。実は・・・。」

事情説明中

エレオノール「なるほど。あなた達の事についてはもちろん、ルイズが女王陛下の直属の女官になった事も分かったわ。」

ランクルス「で、どうするの?」

エレオノール「とりあえずは父様に報告をしないとね。あなた達も一緒に行くわよ。」

ルイズ「はい・・・。」

エレオノール「あとメイドも一緒にね。」

シエスタ「あっ、はい!」

キュルケ(大丈夫かしら・・・。)ヒソヒソ

タバサ(さあ・・・。)ヒソヒソ

ヴァリエール城

キキッ

シエスタ「ここがヴァリエール城・・・。すごいですね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

カトレア「ルイズ!」タタタタ

ルイズ「ちいねえさま!」タタタタ

ガシッ

カトレア「お久しぶりね、ルイズ。で、その方々は貴方の使い魔で、抱かれているピンク色の子があなたの子供?」

ズガーッ←ルイズがずっこけた音

ルイズ「あの子も私の使い魔です!///」

カトレア「あら、わたしまた間違えてしまったかしら。」

ルイズ「ハァ・・・。」

サーナイト「ん?」

シエスタ「どうしたのですか?」

サーナイト「あの、カトレア様の病気は、魔法を使うと悪くなるのですか?後これは確認なんですけれども、水の魔法では治らない病なのですよね。」

カトレア「ええ。幼い頃から、父が八方手を尽くして名医に当たってくれましたが、どなたも答えは同じ。私の躰には、水の魔法で直すべきところがないそうなのです。」

ルイズ「そうなの。全体的に体が弱ってはいるけど、どこかが壊れているっていうことはないって。」

サーナイト「そうですか・・・。それなら私に任せてください。」

ルイズ「へ?」

サーナイト「では・・・・。」サッ

ポウッ

サーナイト「終わりましたよ。体の調子はどうですか?」

カトレア「ええ、羽のように軽くなった気分ですわ。身体に何の違和感も感じません。」

オオーッ

エレオノール「カトレアの病気を治すなんて・・・、いい使い魔を召喚したわね。」

ルイズ「ええ。」ニカッ

ギギィ

ルイズ「あっ、母様。」

カリーヌ「今の話は聞いたわ。カトレアの病気を治してくれてありがとう。」

サーナイト「いえ、たいした事ではありません。」

カリーヌ「父上が書斎で待っているわ。すぐに上がりなさい。」

ルイズ「はい。」

テクテク

リザードン「俺達は使い魔達の部屋で待機か・・・。」

ゲッコウガ「大丈夫でござろうか・・・。」

シエスタ「無事を祈るしかありませんね・・・。」

書斎室

サンドリオン「なるほど。つまりお前は虚無に目覚めたという事か。さらに使い魔であるカービィのおかげで、アルビオンは崩壊の危機を免れたという事だな。」

ルイズ「はい。その通りです。」

カリーヌ「ならば、明日にでもその実力を見せてもらいましょう。娘が虚無の担い手になったというのなら、その側につく生物の実力は、母として見極めておかねばなりませんから。」

ルイズ「は、はあ・・・。」

カービィ「ぽよ?」

寝室

サンドリオン「カービィの事についてだが、ルイズの話によれば不思議な能力を持っているらしいな。」

カリーヌ「ええ。彼は『異質』ですわ。私たちとは何かが根本的にちがう。それがこうも私を不安にしているみたいなのです。」

サンドリオン「我が愛しの『烈風』は、その程度で止まってしまうのかい?」

カリーヌ「止まったりはしませんわ。ただ……。」

サンドリオン「ただ?」

カリーヌ「あなたに初めて、私が『敗北』する姿を見せてしまいそうな気がして。」

サンドリオン「それはちょっと驚きだね。敗れたことはあっても、決して『敗北』はしなかった君が。」

サンドリオン「まあ、もし負けたとしても、こう思えないかな?『まだ上があった』って。」

カリーヌ「・・・。」

翌日

ヒュウウウウウウ

デルフ「相棒、気を引き締めていけよ!」

カービィ「ぽよ!」ザッ

サンドリオン「カービィは様々な物質を吸い込んで、その能力を複製する事ができるそうだな。お手並み拝見とするか。」

ルイズ「ええ。」

シエスタ「では、始め!」

ゴーン

カリーヌ「先手必勝!ハリケーン!」ギュオッ

ルイズ「カービィ、吸い込みよ!」

カービィ「ぽよ!」

スウウウウウウ

カリーヌ「は、ハリケーンを吸い込んだ!?」

ピカアアアアアア

サンドリオン「おお!この姿は!?」

サンダース「トルネードカービィ。竜巻の能力を持っており、どんな攻撃も跳ね返すことができる。」

サンドリオン「となると、カリーヌは苦戦するだろうな。」

キンキンキンキン

カリーヌ「中々やりますわね。あなた!」

サンドリオン「よし!参戦するとしよう!」ダッ

ルイズ「では、私も!シエスタ、カービィにデルフを!」

シエスタ「はい!」バッ

パシッ、ピカアアアアアアア

デルフ「よし!ここからは俺達の戦いだ!行くぞ!」

カービィ「ぽよ!」

ドゴーンドガーン

サンドリオン「ははは、全力で戦うのは久しぶりだぞ!」

ゲッコウガ「うむ・・・。あの2人、なかなかやるでござるな。」

シエスタ「ええ。あとは運次第ですね・・・。」

キンキンキンキン

デルフ「相棒!最後の締めといこうぜ!」

カービィ「ぽよ!」

バッ

サンドリオン「やっぱりそう来たか。一気に蹴りを着けるぞ!」サッ

カービィ(心の声)・デルフ『「ハリケーン・ソードビーム!」』ギュオオオオオ

サンドリオン「アクア・ウィップ!!」ヒュンヒュン

ドッカーーーーーーーン

シエスタ「ど、どうなったのでしょうか・・・。」

カランコロン

シエスタ「2つの杖が転がっている・・・。という事は・・・!」

ゴーン

サンダース「勝者、カービィ&ルイズ!」

オオーッ

ルイズ「やったわね、カービィ!」

カービィ「ぽよ!」

シエスタ「お見事です!2人共!」

リザードン「やったな!」

ルイズ「えへへ・・・。」

カリーヌ「まさかこれ程の実力を持っているとは・・・。あの子なら娘を任せられますね。」

サンドリオン「ああ。彼はまだ子供だが、すごい力を持っている。それに他の使い魔達も協力な輩が多い。」

カリーヌ「ええ。私達も彼等をできるだけサポートしましょう。」

サンドリオン「ああ。そうだな・・・。」
サンドリオンはそう言った後、カービィ達に近づき始めた。

カトレア「あの子ならルイズも大丈夫そうですね。」

エレオノール「ええ。私達も彼に負けずに頑張らないとね。」

カトレア「はい。」ニコッ

次回予告

ルイズ「私達が学園に戻る途中、ヴィットーリオ聖下とジュリオと合流したの。」

ルイズ「そして学園に戻ったその時、学園内で事件が勃発したの。」

シエスタ「ええっ!?下着を盗まれたんですか!?」

キュルケ「そうなの。既に10人以上が被害に遭っているわ。」

エレオノール「こうなると私達も黙る訳にはいかないわね。」

カリーヌ「こうなったらその犯人を捕まえましょう!全軍出動せよ!」

女性達「イェッサー!」

ゲッコウガ「こうなってしまうともう止められないでござるな・・・。」

エレオノール「次回、『下着泥棒を捕まえろ!』!私の下着を盗んだら・・・、どうなるか分かってるわよね?」

ルイズ「ね、姉様・・・。」

第6話 下着泥棒を捕まえろ!

ルイズ達は馬車を降りた後、2手に別れて移動し始めた。
ルイズ「カービィ、着いたわよ。」

カービィ「んぃ・・・。」

シエスタ「ようやく目覚めましたね。」

ジュリオ「ハハハ。まるで親子みたいだね。」

ルイズ「お、親子って・・・、この声はジュリオ!?」

ジュリオ「久しぶりだね、ミス・ヴァリエール、それにガンダールヴ。ボクがここにいる理由など、一つしか無いじゃないか。」

ルイズ「ちょ、ちょっと、それって……。」

ジュリオ「ええ、ちょうどよかった。ヴィットーリオ様も、今お忍びでここに滞在している。まあ明日にはロマリアに戻っていないとまずいのだけど。」

ゲッコウガ「ふむ・・・。となると、ここを拠点にするということでござるな。」

ジュリオ「そういったことを勘案した場合、トリステインの王城よりここを基点にした方が何かと問題が少ないからね。」

ルイズ「なるほど……。あっ、そうだ。今ね、私の両親が来ているんだけど。」

ブーッ

ジュリオ「た、確かに学院長は困るだろうなあ……でも大丈夫。公爵様はある意味関係者だから、今頃一緒に話しているんじゃないかな。」

シエスタ「いいんですか?」

ジュリオ「こういう点、聖下は実に融通の利くお方だから。」

学院長室

サンドリオン「聖下。お初にお目にかかります。学院長もお久しぶりです。」

オスマン「久しぶりですな。じゃがわしのことなど、今は気にせんでもよかろう。」

ヴィットーリオ「こちらこそよろしく、ミスタ・ラ・ヴァリエール。夫人も楽にして結構ですよ。今の私は、何しろ『ここにはいない』のですから。それにあなたはこの世に『虚無の担い手』を産み落とした偉大なる母なのですから。」

カリーヌ「は、はい。」

サンドリオン「聖下……失礼ながら、聖下がそうおっしゃると言うことは、ルイズはやはり。」

ヴィットーリオ「はい。彼女こそ、間違いなく真正の『虚無の担い手』。この私と同じ、時に選ばれた始祖の使いの一人でしょう。」

サンドリオン・カリーヌ「・・・!!」

オスマン「わしも聖下がこんなに若いのは意外じゃったのだが、それにはそれだけの訳があったという事じゃよ。」

ヴィットーリオ「もっとも今の教会は大変に乱れていて、お恥ずかしながら我が身を持ってしても一枚岩とは行かない有様です。」

サンドリオン「皮肉なものですな。」

そんな中、ルイズ達は訓練を行っていた。

ガキンガキン

ゲッコウガ「うむ。腕は上がっているようだな。」

ギーシュ「ああ。でもまだまだかな?」

サーナイト「モンモランシー。弓の腕前が上がったわね。」

モンモランシー「まあね。最近では百発百中が続いているけど、まだまだ冷静にならないとね。」

ガキンガキンビュンビュン

ルイズ「私達が実家に帰ってる間、すっかり強くなっちゃったわね。」

シエスタ「ミス・ヴァリエール。私達も負けずに頑張りましょう!」

ルイズ「そうね。」

カービィ「ぽよ!」

カリーヌ「ずいぶん熱心に練習しているわね。それにちょっと信じられないものまで見えるわ。」

ルイズ「お母様!お父様やお姉様まで。」

キュルケ・ギーシュ・モンモランシー「え、公爵様?」

ビシッ

サンドリオン「ああ、そうかしこまらんでもよいぞ、皆。こちらから訪ねておるのだ。今は身分など忘れて楽にしなさい。」

カリーヌ「そうそう。私もあまり固いことはいわないわ。」

ルイズ「でもどうしてこんなところに?」

サンドリオン「何、娘達が修練に励んでいるときいてな。」

カリーヌ「わたくしも興味を持ちましたの。噂に聞く『烈風』様から見たら、拙いものだとは思いますけれども。」

ルイズ「は、はあ・・・。」

ガキンガキンガキンガキン

サンドリオン「ふむ。見事な腕前だな。どうやらルイズの使い魔によって鍛えられたのだろう。」

キュルケ「ええ。魔術はもちろん、武器の使い方も上達しました。」

サンドリオン「武器?魔術だけじゃなく武器まで上達したのかね?」

ギーシュ「はい。ゲッコウガ達から教えてくれました。」

カリーヌ「なるほどね。私も武器を使って戦おうかしら。」

ルイズ「か、母様!?」

エレオノール「私も使おうかしら。」

カトレア「じゃあ、私も。」

サンドリオン「私もそうするとしよう。」

ルイズ「父様たちまで・・・、ハァ・・・。」

カービィ「ぽよ?」

そして夕食の時間になったその時、食堂ではある噂話が広がっていた。

生徒A「聞いたか?また下着泥棒が出たらしいぞ。」

生徒B「ああ。既に十人以上が被害に遭っている。」

生徒C「このままだとまずいな・・・。なんとかしなければ・・・。」

ルイズ「下着泥棒か・・・。私がいない間に起こった様ね。」

シエスタ「で、どうしますか?」

カリーヌ「これ以上被害を防ぐためにも私達が動かないといけないわね。」

ルイズ「ええ。すぐに作戦会議を開きましょう!」

カービィ達「」コクリ

ルイズ達は作戦会議を開いた後、指示通りにそれぞれの配置に着いた。

ヒュウウウウウ

シエスタ「もう少しで来るはずです。」

ルイズ「そうね。これ以上の被害を抑えないと・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

タタタタタ

ゲッコウガ「どうやら来たでござるな。」

ルイズ「よし!行くわよ!!」

シエスタ達「おう!!!」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

キュルケ「どうやら数は4人みたいね。」

ジバコイル「だったらここは任せてくれ。フラッシュ!」カッ

タバサ「今がチャンス。」チャキッ

ズバズバズバズバ

タバサ「終わり。」シャキン

ドドーン

キュルケ「すごい早業ね・・・。」

タバサ「訓練した甲斐があった。」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

リザードン「くっ!増援が来たか!」

エレオノール「だったらここは私に任せて!」

ルイズ「姉様!」

エレオノール「どうやら死ぬ覚悟はできている様ね。この地獄の大鎌で楽にしてあげるわ。」スッ

ルイズ「あわわわわ・・・。」ガタガタ

エレオノール「覚悟!」

ズシャアアアアアアア

ゲッコウガ「い、一瞬で大勢の敵を・・・。」

シュバルゴ「た、只者ではないな・・・。」

シエスタ「こ、怖いです・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ルイズ(そりゃそうなるわよね・・・。)

エレオノール「ルイズ!」

ルイズ「ひゃい!」ビシッ

エレオノール「犯人の身元が分かったわ。胸のあたりにある紋章が証拠よ。」サッ

ルイズ「その紋章って・・・、レコン・キスタ!」

ヴィットーリオ「なるほど。どうやら魔法学院にもレコン・キスタが攻め込んできたそうですね。」

ルイズ「聖下!」

ヴィットーリオ「こうなった以上は戦うしか方法はありません。明日、アルビオンに向かいましょう!」

ルイズ達「はい!」

カービィ「ぽよ!」

エレオノール(この事件に関わった以上は戦わなくてはならないようね・・・。)
エレオノールはそう思った後、カリーヌ達の元に向かい始めた。

次回予告

ルイズ「私達がアルビオンに向かっている途中、レコン・キスタの竜騎士隊が襲い掛かってきた。」

ルイズ「しかも中にはエアライドを使っている兵士までいるわ!」

メタナイト「どうやらマルクによってエアライドの技術を習得したようだな。」

アンリエッタ「そっちがその気なら、チームカービィ、出動を!」

キュルケ「この戦いがチームとしての初陣となる訳ね。」

ルイズ「ええ。皆、戦闘開始よ!」

ポケモン達「おう!!!!」

カービィ「ぽよ!」

カトレア「次回、『チームカービィの初陣』。お楽しみに!」

第7話 チームカービィの初陣

ルイズ達はトリステイン王宮に辿り着いた後、戦艦ハルバードでアルビオンに向かい始めた。

ギュイーン

ルイズ「驚いたわね。まさかこのような戦艦があるなんて・・・。」

メタナイト「ああ。我々の世界で使われていたが、まさかここでも使われるとは・・・。」

ワルド「まるで見た事のない物ばかりだな。」

キュルケ「コルベール先生がこれを見たら、間違いなく興奮するでしょうね・・・。」

ルイズ・シエスタ「ああ、納得・・・。」

アンリエッタ「アルビオンまでもう少しですね。このまま敵襲がなければいいのですが・・・。」

ビービー

兵士A「姫様!敵襲です!」

アンリエッタ「敵の数は?」

兵士B「はい。竜騎士が50人ですが、その中にはエアライドを使っている兵士までいます!」

ルイズ「ええっ!?レコン・キスタもエアライドを使っているの!?」

メタナイト「どうやらマルクによってエアライドの技術を習得したようだな。」

アンリエッタ「そっちがその気なら、チームカービィ、出動を!」

キュルケ「この戦いがチームとしての初陣となる訳ね。」

ルイズ「ええ。皆、戦闘開始よ!」

ポケモン達「おう!!!!」

カービィ「ぽよ!」

ギュイーン

ルイズ「このくらいの数なら大丈夫そうね。ゲッコウガ!」

ゲッコウガ「心得た。」シャキン

ザシュッバシュッ

シエスタ「次は私が行きます!」ビュッ

シエスタ「旋風竜巻斬り!!」ギュオオオオ

キュルケ「私達も忘れちゃ困るわよ!」ドガガガガ

タバサ「はっ!」ギュオオオオオ

ドガーンドゴーン

ルイズ「カービィ、ラストをお願い!」

カービィ「ぽよ!」

カービィ(心の声)デルフ「『ソードビーム!』」ズバアアアア

ドッカーン

ルイズ「よし!これで全部ね!」

シエスタ「いえ、まだ来ます!」

ギュイーン

キュルケ「そう簡単にはいかないみたいね。」

ルイズ「そうね。援護をお願いします!」

アンリエッタ「分かりました。砲撃用意!」

ドガーンドゴーン

デスカーン「くっ!いくら倒しても次々と出てくるぞ!」

キュルケ「こうなったら火炎放射器で一気に倒すわ!喰らいなさい!」

ゴオオオオオオ

メタナイト「よし!半数以上が減ったぞ!」

ワルド「カービィ、この電撃をデルフに吸い込ませてくれ!」ビュン

カービィ「ぽよ!」

ギュイーン

デルフ「おおっ!新たな姿になったぜ!このまま一気に行くぞ!!」

カービィ「ぽよ!!」

ビュン

カービィ(心の声)・デルフ「『サンダーソードスラッシュ!』」ギュオーン

ドッカーン

ルイズ「やった!」グッ

ギュオオオオオオ

シエスタ「この音はもしや!?」

ジュリオ「どうやら艦隊が駆けつけたようだな。聖下。」

ヴィットーリオ「ええ。ミス・ヴァリエール、お願いします。」

ルイズ「はい、聖下。」

パアッ

ウインディ「おっ、イリュージョンが発動したな。」

エーフィ「けど、巨人はいくら何でもやり過ぎじゃ・・・。」

ヴィットーリオ『レコン・キスタのものに告げる。私は教皇エイジス32世の名において、汝らが悔い改めることを望む。汝らが首魁、オリバー=クロムウェルは虚無の担い手にあらず。私はここに、教皇の名の下、彼の者を始祖に対する虚言と侮辱の罪において破門することを宣言する。』

全員「・・・!!」

ヴィットーリオ『なお、彼のもの以外については、偽りを知り得なかったことを鑑み、一週の猶予を与える。一週の後、なお彼に従いし者は、同じ罪にて連座とする。』

スルスル

ワルド「おお!降伏旗が掲げられたぞ!」

アンリエッタ「これで先に進めますね。」

ギュイーン

ルイズ「よかったのですか?聖下。」

ヴィットーリオ「構いません。幸いにして私の権威もまだ衰えていなかったようですしね。あなたが演出してくれた『奇跡』の効き目もあったと思いますし。」

ルイズ「そうですか。なら心配ありませんね。」

カービィ「ぽよ。」

メタナイト「そろそろアルビオンに辿り着く。すぐに準備を。」

ヴィットーリオ「そうですか。では、行きましょう。」

ゾロゾロゾロゾロ

メタナイト(これからの戦いが、王党派と貴族派の戦いの最終決戦となるだろう。)

メタナイト(それまで予想外の事が起こらなければいいのだが・・・。)

レコン・キスタ本部

クロムウェル「そうですか。では、今この場にいる全貴族、全将兵を集合させてください。今まで私たちに味方してくれたもの、全員です。集合が終わり次第、私の所に連絡を。そこで私の言葉を伝えます。」

兵士達「」コクリ

タタタタタ

クロムウェル「シェフィールド。本当にこれで良かったのか?それに私はもう終わりだ。まさか聖下が直々にこの地まで出張ってくるなんて・・・。」

シェフィールド「ご安心を、閣下。破門宣告は諸刃の剣。確かにこれを持ち出されたらある意味では終わりですわ。でも……。」

クロムウェル「でも?」

シェフィールド「破門宣告をしてなお相手が屈しなかった場合、落ちるのは教皇の権威です。残りのものが一丸となって抵抗をした場合、逆に地に落ちるのは彼の方なのです。ただでさえ若年の教皇聖下、彼を落としてその後釜にというものは、意外と彼の国には多いのですよ。」

クロムウェル「そ、そうか。いざとなればこれもあるからな。」

コンコン

兵士A「クロムウェル様、全軍の集合、完了いたしました。」

クロムウェル「判った。すぐに行く。」

コツコツ

「ふーん。見事な説得だったサ。」

シェフィールド「あら、マルク。」

マルク「で、作戦の方はうまくいってるのサ?」

シェフィールド「ええ。あとは彼から指輪を取り上げた後、死体を動かして連合軍を襲うわ。」

シェフィールド「けどチームカービィがいる限り、この作戦をやっても負けてしまうけどね。」

マルク「ほほう。カービィもアルビオンに向かっているのか。アイツは俺が倒しに行くのサ。邪魔するなよ。」

シェフィールド「分かってるわよ。あとあの指輪は使った後に彼等に返しておくわ。」

マルク「これで決定だな。すぐに作戦を開始するサ!」ビュン

シェフィールド「相変わらず行動が速いわね・・・。まっ、私は別に構わないけど。」
シェフィールドはそう言った後、部屋を後にした。

次回予告

ルイズ「アルビオンでウェールズ皇太子と再会した私達。するとジェームズ国王が懺悔をしたいと頼み込んできた。」

ルイズ「しかもその内容は、アルビオンの貴族派の反乱の発端だった・・・。」

シエスタ「しかしなぜジェームズ国王がそんな事を?」

ウェールズ「父上の弟であるモード大公を断罪したことがきっかけだ。」

アンリエッタ「その原因はなんでしょうか?」

ウェールズ「彼は恥知らずなことに、我らの宿敵たるエルフと情を通じ、なんと子まで為していたそうだ。」

ウェールズ「だが、それは間違っていたそうだ。彼がエルフと情を交えることは……他ならぬ始祖によって許されていたという事を・・・。」

アンリエッタ「そ、そんな・・・。ジェームズ国王はどうなるのでしょうか・・・。」

ウェールズ「次回、『懺悔と新たな仲間』。よろしく頼む。」

第8話 懺悔と新たな仲間

アルビオン王宮

ルイズ「お久しぶりです。ウェールズ皇太子。」

ウェールズ「元気そうで何よりだ。ところでこちらの方は?」

ヴィットーリオ「私は聖エイジス三十二世・ヴィットーリオ・セレヴァレです。」

ウェールズ「そうですか。アルビオン皇太子、ウェールズ・テューダーです。」

コツコツ

ジェームズ「おお・・・、聖下・・・。わざわざ来てくださってありがとうございます・・・。」

ヴィットーリオ「いえいえ。自ら協力したいと申しましたので。」

ジェームズ「そうですか。ところでお願いがあるのですが・・・。」

アンリエッタ「お願い?」

ジェームズ「見ての通り私は先の短い身。そして明日よりの戦いの中に果てることもあり得るでしょう。それゆえ、またとないこの機会に、私は王として懺悔をしたいと思うのです。」

アンリエッタ「ざ、懺悔ですか!?」

ヴィットーリオ「よろしいのですね、王よ。」

ジェームズ「はい。今夜の壮行会で、余に仕えてくれた者達にこそ、この懺悔は聞かせたいのです。」

ルイズ「大変な事になっちゃったわね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

シエスタ「しかしなぜジェームズ国王がそんな事を?」

ウェールズ「父上から聞いた話だが、彼の弟であるモード大公を断罪したことがきっかけだ。」

アンリエッタ「その原因はなんでしょうか?」

ウェールズ「そこまでは解らない。今夜の壮行会で明らかになるだろう・・・。」
ウェールズはそう言った後、カービィ達を王宮の中へ案内した。

そして壮行会が開かれ、ジェームズ国王は中央に立ち、全員の方を向いた。

ジェームズ「皆の者も聞いてほしい。そして思いだしてほしい。この反乱の発端が何であったのかを。」

ゲッコウガ「分かっている。ジェームズ陛下が弟であるモード大公を断罪したことでござるな。」

ジェームズ「そう。我が弟モードを、余が断罪したことがこの反乱の始まりとなった。だが余は、何故王弟を極刑を持って断罪したかを今まで語ろうとはしなかった。 もちろん諸兄らは王家が明かせない何かがあることくらいは予測したと思う。そしてそれはあった。」

ジェームズ「そのことについて余はこれから懺悔をしたい。聖下。」

ヴィットーリオ「……謹んでお聞きしましょう、王よ。」

ゴクリ

ジェームズ「……我が弟モード大公は、王族を、いや、始祖の子である我々人類全てに対する裏切りを行っていたのです。」

ジェームズ「彼は恥知らずなことに、我らの宿敵たるエルフと情を通じ、なんと子まで為していたのです。」

ザワザワ

ジェームズ「私は始祖ブリミルの血を継ぐものとして、大公を断罪いたしました。ですが……ですが……。」

ジェームズ「私は間違っていたのです!モードは……彼がエルフと情を交えることは……他ならぬ始祖によって許されていたのです!」

全員「えええええええええ!!!???」

マニューラ「う、嘘だろ・・・。」

ヴィットーリオ「王よ。何故、そう思ったのですか?エルフと交わるという、ある意味大逆にも等しい行為を、あなたは何故それを始祖が許された、と知ったのですか?」

ジェームズ「はい。我が弟モードと、彼が隠していたエルフの愛人、シャジャル嬢。その間にはティファニアと名付けられた娘がおりました。」

ジェームズ「そしてその娘こそが、彼らの情が始祖に認められていた証でした。なぜなら彼女は、彼女こそが、我がアルビオンの“虚無の担い手”だったのです。」

ザワザワザワザワ

ルイズ「モード公の娘が虚無の使い手だったなんて・・・。」

シエスタ「信じられませんね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ヴィットーリオ「王よ、あなたの懺悔、確かに受け取りました。彼らを責めたことは間違いではありません。おそらくその時は知らなかったのでしょう。彼の者達が、我らの常識の例外である、『始祖に祝福されし者』だったということを。」

ジェームズ「……はい。そうと知っていれば、決して騒ぎ立てたりはしなかったものを!あれの望むように、世間から隠し、ただ見守るだけだったものを!」

ヴィットーリオ「そうですか。そなたが始祖の祝福を受けた娘を殺そうとしたこと……それは本来許されるべき事ではないのかもしれません。もしその子供が平民であったとしても人間ならば、まがうこと無き大罪であったことでしょう。ですが、彼の娘は始祖によって宿敵とされた、エルフの血を引いていた。人にも善人と悪人がいるように、シャジャルというエルフの女性は、エルフであっても、その心はむしろ我々に近いものだったのかもしれません。」

ヴィットーリオ「それゆえモード大公はシャジャルと情を通じ、そして始祖はそれが間違いでないことを示すために、その娘に祝福を与えたのでしょう。ならばその娘は、たとえエルフの血を引くものであったとしても、その子供自身がエルフと共に生きようとするものでないかぎり、我々にとっては始祖の子供です。」

ジェームズ「おお……。」

ヴィットーリオ「本来ならそなたの過ちは、死を持ってしても償えぬ大罪となるはずであったが、大いなる始祖が、その祝福を与えし愛娘の苦境を見逃すとも思えません……生きているのでしょう、始祖の祝福を受けし娘、ティファニア嬢は。」

グラッ

ジェームズ「・・・はい。」

ヴィットーリオ「では、ここに私は宣言します。王弟モード大公と愛妾シャジャルが一子、ティファニア・モードは、その身が真実“虚無の担い手”であるのならば、たとえその身がエルフの血を引くものであっても、それは始祖に認められしものであると。これは私、教皇聖エイジス32世としての言葉です。そして、彼女の生存の事実を持って、王、そなたの過ちを、始祖ブリミルと教皇の名において--。」

ゴクリ

ヴィットーリオ「--許します。」

バターン

アンリエッタ「あっ!ジェームズ陛下!」

ウェールズ「皆、安心してほしい。王は疲れただけで、健康にはなんの問題もない。」

ウェールズ「先の聖下の言葉にもあったが、我が従妹に当たるティファニアは、先の断罪の折、“虚無”の加護により生き延びていた。従妹が授かった加護は『忘却』。数刻ほどの記憶をあやふやにしてしまうものだという。これによって追っ手となった兵士達から、自分たちを見つけたと言うことを忘れさせて、今まで隠れおおせていたとのことだ。その後彼女は、うち続く戦乱で生まれた孤児達をかばいながらつつしまやかに生きてきたが、こちらが真実を知り得たことにより誤解も解け、我らの庇護を受け入れてくれた。」

ルイズ「という事は・・・、アルビオンの元にも“虚無”の加護が出たのですね!」

オオーッ

ウェールズ「そう言う事だ。我々王族の犯しがたい過ちに対して、一人の女性がその身を落としてまで我が従妹を守っていてくれた。彼女の名はマチルダ・オブ・サウスゴーダ。そう、モード大公の腹心であった、ここ、サウスゴーダ家唯一の生き残りだ。」
 
ウェールズ「私は今ここで、王に代わり宣言する。モード大公家、及びそれに連座して罰せられたものの罪業を解き、その名誉を回復することを。我が従妹ティファニアは、虚無なれどその血筋のことも考慮して、私に続く第二位の継承者とし、いずれ私の血筋とティファニアの血筋は一つにされるとすることを!」

ワアアアアア

ウェールズ「そして諸君、朗報がある。ティファニア、エーコ。」

コツコツ

カービィ「ぽよ?」

ウェールズ「ティファニア、エーコ、この方が聖エイジス32世聖下だよ。挨拶を」

ヴィットーリオ「はじめまして。虚無の担い手たる聖女とリーブスラシルの使い魔よ。私は聖エイジス32世。俗名をヴィットーリオ・セレヴァレと申します。」

ティファニア「あ、あの、その、私、ティ、ティファニアって言います。はじめまして!」

オオーッ

エーコ「私はエーコ。彼女の主人でもあり、リーブスラシルの戦士よ。」

ルイズ「へ?普通はリーブスラシルのあなたが使い魔だと思うけど・・・。」

エーコ「なんですって!言いたいことがあるなら言いなさいよ!」

ルイズ「貴族に対してその言い方はないでしょ!」

キーキーギャーギャー

シエスタ「これから先、どうなるのでしょうか・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

別室

ジェームズ「すまなかったのう、ティファニア。わしが愚かであった。おぬしが望むのなら、仇として私を打ち倒し、堂々とアルビオンの正統を名乗るがよい。」

ティファニア「あの、おじさま……私、そんなこと言われても困ります。」

マチルダ「ほんとは引っ張り出したくはなかったけどね……隠れ住むにも限界があるし、下手にバレたら何に利用されるか判ったもんじゃない。ましてやアルビオン王家が滅びた後にバレたら……。」

シエスタ「もっと悲惨なことになりますね。」

ルイズ「でも、マチルダ。まさかあなたがこんなことを抱えていたなんて。」

マチルダ「今更よ。それに本当の平安は最後の決戦に勝ってから。私も腹をくくったからね。恨みしかないアルビオンだけど、テファを表に出しちゃった以上、私は彼女を守らないといけないし。」

ルイズ「そうね。」

カービィ「ぽよ。」

一方、レコンキスタ本部では――――

マルク「で、アンドバリの指輪を手に入れたという事か。」

シェフィールド「ええ。それにしてもあいつの顔は呆気なかったわね。」

マルク「ああ。あれはだらしなかったな。で何に使うのサ?」

シェフィールド「この指輪は水の精霊の力を持つ。死体を動かす事も可能よ。」

マルク「そうか・・・。これからの戦いが楽しみになりそうサ。」

シェフィールド「どうせアンタはカービィと戦うのでしょ?別に止めはしないし、私は自分のやる事だけに集中するからね。」

マルク「話の分かる奴サ。待ってろよ、カービィ・・・。ヒャハハハハ!!」

次回予告

ルイズ「ティファニアとエーコがチームカービィに加わったのはいいけど、エーコのあの態度は腹が立つわね。」

キュルケ「自分が使い魔だという立場を分かっていないんじゃない?」

エーコ「失礼ね!私を誰だと思っているの?竜族の頂点たるアヴァロン聖竜皇家の皇女よ!」

ルイズ「それはあなたの世界ではそうだけど、ここではそうはいかないの!」

エーコ「何ですって、この貧乳!」

ルイズ「アンタも人の事言えないでしょーが!!!###」

シエスタ「だ、大丈夫でしょうか・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ティファニア「次回、『ティファニアとエーコの初陣』。お楽しみに!」

誰もアイデアが出なかったので、またこちらで決めさせてもらいました。

ティファニア:ウィングスター
エーコ:ルインズスター

第9話 ティファニアとエーコの初陣

ニューカッスル城

ゲッコウガ「まさかティファニア殿とエーコがチームカービィに入る事になるとは・・・。」

サーナイト「彼女達が決意した事だから仕方がないわね。」

リザードン「ああ。だけど・・・。」チラッ

ルイズ「あんた、使い魔としての自覚がないの?きちんと自分の立場を考えなさいよ!」

エーコ「あんたこそ私を誰だと思ってるの?竜族の頂点たるアヴァロン聖竜皇家の皇女よ!」

ルイズ「それはあなたの世界ではそうだけど、ここではそうはいかないの!」

エーコ「何ですって、この貧乳!」

ルイズ「アンタも人の事言えないでしょーが!!!###」

キーキーギャーギャー

リザードン「チームに乱れが生じるだろうな・・・。」

ドダイトス「まったくだ。」

ティファニア「ふふっ。随分にぎやかですね。」

カービィ「ティファニア。」

サンダース「チームの雰囲気には馴染めたか?」

ティファニア「ええ。私は慣れたのですが、エーコがまだ・・・。」

ブースター「あー。ルイズとよく喧嘩しているもんな。」

シャワーズ「この先いったいどうなる事やら・・・。」

ヴーヴー

ココロモリ「どうやら警報の様だ。レコン・キスタが動き出したに違いない。」

デスカーン「その様だな。すぐに向かうぞ!」

ポケモン達「おう!!!」

ルイズ「ちょっと待ちなさいよー!!」

エーコ「私を置いていかないで!」

王の間

ウェールズ「今回の任務はエアライド部隊の討伐だ。その数は200機以上だという事が判明した。」

ルイズ「分かりました。ですが、ティファニアとエーコは大丈夫でしょうか?」

ティファニア「大丈夫です。ウェールズ様にエアライドの乗り方を教えてもらったので。」

ゲッコウガ「それなら心配ないでござるな。」

ウェールズ「ティファニア、エーコ。この部隊はルイズが隊長を務めている。あまり迷惑を掛けない様に。」

エーコ「納得いかないわ!なんでルイズが隊長なの!?」

ルイズ「仕方がないわよ。アンリエッタ陛下によって決まった事だから。」

エーコ「むー・・・。」

ウェールズ「話は済んだかい?すぐに出撃を!」

ルイズ「よし!皆、行くわよ!!」

シエスタ「了解!」ダッ

ギュイーン

ルイズ「へえ・・・。ティファニアはシエスタと同じウィングスター、エーコはギーシュと同じルインズスターね。なかなかいいじゃない。」

ティファニア「そ、そうですか?褒めてもらえると嬉しいです。」

エーコ「話はそこまで。敵が来たわよ。」ユビサシ

ルイズ「そうだったわね。攻撃開始!」

ドゴーンドガーン

ルイズ「敵が呪文を使うなら、蛇腹剣で一気に攻める!」ビュン

ズババババ

エーコ「やるわね。私も負けてられないわ!」シャキ

シエスタ「その武器は?」

エーコ「これはエクスカリバー。私の前パートナーであったアッシュの形見よ。」

エーコ「今、その力を見せてあげる!ストーム・ブレイド!!」ビュン

ズババババ

シエスタ「す、すごいです・・・。」

エーコ「へへん。見直した?」

ティファニア「やるじゃないエーコ。ならば私も!」スッ

キュルケ「へえ。ティファニアの武器は中華剣ね。」

ティファニア「ええ。それに虚無だけでなく、もう一つの能力も持っています!」

タバサ「もう一つの能力?」

ティファニア「それはPSI。火や水などのサイキックの能力です。これは生まれつき持っていますので。」

タバサ「興味がある。見せて。」

ティファニア「では、お見せしましょう。PKファイアー!」ビュン

ボオオオ

キュルケ「へえ、やるじゃない。私も本気を出しますか!」ジャキッ

ドガガガガ

ティファニア(すごい・・・。これがチームカービィの実力なんだ・・・。)

タバサ「双剣演武。神風。」ギュオン

シエスタ「風神斬!」ズバッ

ゲッコウガ「水神斬・改!」ズババッ

カービィ(心の声)・デルフ『「ソードビーム!」』ズババッ

ルイズ「残るはあと30機。気を引き締めていくわよ!」

「そうはさせるか!」

エーコ「こ、この声は!?」
エーコが声のした方を振り向くと、仮面の男が姿を現した。

エーコ「ミルガウス!あなたもこの世界に来ていたの!?」

ミルガウス「ああ。アッシュが死んだ直後、この世界に飛ばされたという事を噂に聞いたからな。」

ティファニア「一つだけ質問します。あなたがこの世界に来た理由は?」

ミルガウス「その答えは只一つ。エーコの力を奪うのみ!」ビュン

ティファニア「そうはさせません!PKフリーズ!!」ギュオオオ

カキーン

ミルガウス「しまった!」

エーコ「いい攻撃ね!さあ、一気に倒しましょう!」

「させるか―――――!!」

エーコ「この声・・・、アーニャね!」

ガキンガキン

アーニャ「ミルガウス様に手を出す者は始末する!」

エーコ「上等よ、コスプレ女!」

アーニャ「そのセリフを言うな!!##」

ドゴーンドガーン

ルイズ「エアライドは全て撃破。残るはあの2人だけね。」

シエスタ「ええ。先程の会話を聞いていましたが、どうやらエーコさんと関係があるそうですね。」

カービィ「ぽよ。」

ココロモリ「ああ。エーコに向かってくるという事は、どうやら敵という事だろう。」

ルイズ「そうかも知れないわね。加勢するわよ!」

カービィ「ぽよ!」

ミルガウス「フン。いくら人数が増えようとも、この私には敵うまい!」バリーン

ルイズ「それはどうかしら?」

ミルガウス「何!?」

カービィ「ぽよ――――――!!」ブン

ドスッ

ミルガウス「ガハッ・・・・。」グラッ

ヒュルルルル

アーニャ「ミルガウス様―――――!!」

エーコ「すごい・・・。まさかミルガウスの腹を突き刺して、そのまま落下しちゃうなんて・・・。」

ルイズ「カービィは私達がピンチになると、黙っちゃいられないからね。」

カービィ「ぽよ!」ニコッ

アーニャ「おのれ・・・。よくもミルガウス様を・・・。」

アーニャ「貴様だけは生かしてはおかない!」ビュン

ガキン

エーコ「私がいる事を忘れちゃ困るわよ。」

アーニャ「な!?」

ドガッ

アーニャ「ぐはっ・・・。」

バタン

エーコ「これで敵軍は全滅。すぐに戻るわよ!」

ルイズ「そうね。ついでにこの子も持ち帰りましょう。」

ニューカッスル城

ウェールズ「なるほど。そのような事があったのか。」

エーコ「全て事実よ。それにミルガウスも森の中に墜落したけど、いいところはカービィに取られたわね。」

カービィ「ぽよ。」

アンリエッタ「で、先ほど捕えられたアーニャは?」

ルイズ「彼女なら今、牢獄の中にいます。」

ウェールズ「分かった。後で裁判を開き、彼女をどうするか決めておこう。」

ルイズ「お願いします。」

森の中

ミルガウス「うう・・・。まさかこんなところで私が・・・。」

ザッ

ミルガウス「!?」

マルク「ほう。お前があのミルガウスか。」

ミルガウス「貴様は何者だ!?」

バッ

ミルガウス「うわああああああああ!!」

バササササ

次回予告

ルイズ「ええっ!?レコン・キスタが新たな竜を手に入れた!?」

ワルド「ああ。名前は確かモルドレッドと聞いたが・・・。」

エーコ「モルドレッドって、幾星霜の永きに渡りアヴァロン聖竜皇家と争っていたネハレンニア冥竜王家の末裔じゃないの!」

ティファニア「ということは、彼もエーコの世界からやって来たという事ね。」

ウェールズ「しかも彼はエーコと同じ世界の人であるジュリアスに憑依していたからな。」

ルイズ「もし戦うとなれば、これは苦戦するかもしれないわね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

エーコ「次回、『激戦必須!モルドレッドとの戦い。』。お楽しみに!」

第10話 激戦必須!モルドレッドとの戦い。

翌日

ガヤガヤ

ワルド「ふむ。どうやら生きているが、かなりの重傷だな。」

メタナイト「ああ。治療した後、彼を元の世界に戻しておくとしよう。」

ワルド「そうだな。それにしても、彼を襲ったのはいったい誰なのだろうか?」

メタナイト「分からぬ。少し調べておく必要があるな。」

王宮

ウェールズ「そうか。ジュリアスは元の世界に帰ったのか。」

ワルド「はい。あと彼の事についてですが、モルドレッドという竜に憑依されていたことが分かりました。」

ウェールズ「モルドレッド?いったいどのような竜だ?」

エーコ「その事については説明します。」

ウェールズ「分かった。説明してくれ。」

エーコ「はい。彼は幾星霜の永きに渡りアヴァロン聖竜皇家と争っていたネハレンニア冥竜王家の末裔であり、漆黒の体躯と渦を巻いた角、9つの眼を持つ邪竜です。」

エーコ「ジュリアスに殺される寸前、肉体を捨てて幽体となり彼へ憑依してその身体を支配しました。」

ウェールズ「そう言う事だったのか。それをレコン・キスタが手に入れたら、大変な事になりそうだな・・・。」

レコン・キスタ本部

マルク「よし。これでお前は完全復活した。違和感はないか?」

モルドレッド「ああ。もちろん違和感はない。復活してくれたことに感謝する。」

マルク「いいって事サ。それよりも倒して欲しい奴があるんだけど・・・。」

モルドレッド「分かっておる。エーコ達を倒す事なら、私の手に掛かれば十分だ。」

マルク「良く分かる奴サ。よし!行って来い!」

バサァ

ニューカッスル城

カービィ「ふぃー・・・、ふぃー・・・。」

シエスタ「すっかり眠ってますね。」

ルイズ「このところ、戦いが続いていたからね。たまには休ませないと。」

ヒュン

ルイズ「ん?メタナイト。」

メタナイト「緊急事態が発生した。レコン・キスタが新たな竜を使い、こちらに攻め込んでくる。」

ルイズ・シエスタ「ええっ!?」

カービィ「・・・ぽよ?」

ルイズ「そ、その情報は確かなの?」

メタナイト「間違いない。ミルガウスを調べてみた結果、彼は邪竜モルドレッドに憑依された人間だという事が判明した。」

シエスタ「そんな事があったなんて・・・。」

メタナイト「この事についてはウェールズ達にも伝えてある。すぐに出動するぞ!」

ルイズ・シエスタ「はい!」

カービィ「ぽよ!」

兵士「全軍出動用意、完了しました!」

ウェールズ「よし!出陣だ!!」

ギュイーンギュイーン

ルイズ「邪竜モルドレッドか・・・。いったいどのような奴なのかしら?」

シエスタ「分かりません。只一つだけ言えるのは、私達の敵だという事ですね。」

カービィ「ぽよ。」

ゲッコウガ「確かにそうでござるな。ともかく今回の相手は手強いかも知れぬ。気を引き締めるでござるよ。」

シエスタ「そうですね。」

ビービー

キュルケ「警報!もしや・・・。」

モルドレッド「見つけたぞ!お前等!」

エーコ「やっぱり来たわね。モルドレッド!」

ルイズ「ちょっと待って!なんでいきなり登場するの!?」

モルドレッド「ごちゃごちゃ五月蠅い!まずはお前等から叩き落としてくれるわ!」

ゾロアーク「やっぱり狙いは俺達か。いいだろう!かかってこい!」

キュルケ「こんな時に挑発しないでよ!」

モルドレッド「面白い!やれるものならやってみろ!!」ギュオーン

キュルケ「ほーら、こっちに来た!」

ルイズ「こうなったらやるしかないわね。一斉攻撃開始!」

ドガーンドガーンドゴーンドゴーン

モルドレッド「フン!そのような攻撃はちっとも効かんわ!」

ゾロアーク「だったら、ナイトバースト!」ギュオオ

ルカリオ「波動弾!」ドゴッ

リザードン「火炎放射!」ゴオオオ

ドダイトス「ソーラービーム!」ギュオオ

ピカチュウ「ヂュウウウウウウウウ!!」バリバリ

カービィ「ぽよー!」ザシュッ

シエスタ「そ、そんな!強力な技まで・・・。」

モルドレッド「今度はこちらの番だ!ダークフレイム!!」ゴオオオ

ティファニア「くっ!いくら何でも強すぎます!」

エーコ「このままだとやられちゃうわ!」

ルイズ「こうなったら私の虚無で倒すしかないわね。いくわよ!」サッ

ルイズ「はあああああ・・・エクスプロージョン!」カッ

ドッカーン

カービィ「ぽよー!」

メタナイト「いや、まだだ!」

バッサバッサ

モルドレッド「フン。虚無の力はこんな物か。」

ルイズ「嘘でしょ・・・。私の虚無の力も封じられるなんて・・・。」

モルドレッド「どうやら打つ手がなくなったようだな。まとめて倒してやる!」

ウェールズ「いや、まだ奥の手がある。」

モルドレッド「奥の手だと!?」

ウェールズ「それは・・・。」

アーニャ「こういう事よ!」ビュン

エーコ「アーニャ!」

ルイズ「ど、どうして彼女が!?」

ウェールズ「モルドレッドについて彼女に話したら、その役目を引き受けて欲しいと懇願したそうだ。」

アンリエッタ「しかもその眼は涙で濡れていたそうよ。」

ルイズ「へー。結構いいところもあるそうですね。」

アーニャ「余計な事を言わないでください!」

モルドレッド「ほほう。小娘一人でいったい何ができるというのだね?」

アーニャ「私は前世(ミルガウスであった頃)のモルドレッドと最も強い縁を持つ者。自分自身の手であなたの怒りを抑えて見せる!」

ココロモリ「まさか自殺行為をする気なのか!?」

アーニャ「誰も自殺なんて言ってないでしょ。暴走を抑えるだけよ。」シャキッ

モルドレッド「こざかしい!撃ち落としてくれるわ!」ゴオオオ

アーニャ「おっと!」ヒョイ

モルドレッド「か、かわしただと!?」

アーニャ「私はモルドレッドと契約をする。だから、暴走を止めて!」

ピカアアア

ルイズ「あっ!アーニャの背中が光り始めた!」

シエスタ「しかも背中にルーンが刻まれています!」

ピカアアア

エーコ「あっ!ティファニアのルーンも刻まれ始めたわ!」

ティファニア「ふええ!?」

メタナイト「どうやらこれで決まったようだな。ティファニアはアヴァロンの騎士の後継者、アーニャはネハレンニアの騎士になるという事を。」

ワルド「ああ。しかしアーニャのルーンが刻まれると同時に、ティファニアのルーンまでも刻まれてしまうとは・・・。」

ウェールズ「偶然なのか、宿命なのか、さっぱりわからないな。」

シュウウウ

ルイズ「お、収まった?」

アーニャ「バッチリよ。」グッ

オオーッ

ルイズ「怪我はなかった?」

アーニャ「背中にルーンが刻まれたけど、もう痛くないわ。」

ティファニア「私も左腕にルーンが刻まれましたが、もう大丈夫です。」

ウェールズ「そうか。無事で何よりだ。それにしても、いったい誰がモルドレッドを復活させたのだろうか・・・?」

アンリエッタ「分かりません。ですが、全員無事なので良しとしましょう。」

ジュリオ「そうですね。」

ウェールズ「よし!帰還するぞ!」

兵士達「はっ!」

レコン・キスタ本部

マルク「なるほど。そのような事があったのか。下がって良い。」

兵士「ハッ!」

ザッザッザッ

マルク「モルドレッドは奪われてしまったが、オレ達の計画は進んでいる。」

マルク「シェフィールド。用意はできてるか?」

シェフィールド「もちろんバッチリよ。」

マルク「そうか。いよいよ始まるのサ。アルビオン内乱の最終決戦と、レコン・キスタのレクイエムが・・・。」

次回予告

ルイズ「ついにレコン・キスタとの最終決戦が始まった。序盤は有利だったけど、何者かによって兵士達が操られる現象が起きたの。」

メタナイト「誰かが魔術で兵士達を操っているとしか考えられないな。」

ティファニア「さらに追い打ちをかけるように、マルクとシェフィールドが姿を現しちゃいました!」

ドダイトス「お前達の目的は何だ!?」

マルク「一つ目はアンドバリの指輪を返す事、そしてもう一つは、チームカービィと戦う事サ!」

ワルド「次回、『レコン・キスタとの最終決戦』。お見逃しなく。」

第11話 レコン・キスタとの最終決戦

ガリア王国 ヴェルサルテイル宮殿

モリエール「陛下・・・陛下!」

ジョゼフ「おお、夫人。」

モリエール「御探し物を見つけて参りました。陛下の軍勢に加えてくださいまし。」

ジョゼフ「モリエール夫人!あなたはわたしの最大の理解者だ。どれ・・・。」バカッ

ジョゼフ「おお!これは前カーペー時代の重装魔装騎士ではないか!あなたは素晴らしい人だ!モリエール夫人!」

ジョゼフ「さあさあ、ご覧になって欲しい!わたしの世界(ハルケギニア)を!」
ジョゼフが案内した部屋に入ると、そこにはハルケギニア全土をモチーフにした箱庭型の模型があった。

モリエール「まあ!綺麗な箱庭ですこと!」

モリエール「今度は模型遊びでございますの?一人将棋はお飽きに?」

ジョゼフ「いやいやいや、飽きてはおらぬ!これは余の考えた遊びなのだ!」

ジョゼフ「これは現実のような地形を作り、駒を作って戦わせる。サイコロで勝敗を決めるので、"揺らぎ"が生じ、面白味が生まれるのだ。」

ジョゼフ「今も青軍がこの都市を占領し、赤軍と睨み合っている。」

モリエール「では・・・?」

ジョゼフ「さて、ここからが面白い。」

ジョゼフ「青軍が有利に立っているが、赤軍がとんでもない"切り札"を使ってが薬店するのだ!」

モリエール「・・・。」

ジョゼフ「おお!そうか!」

ジョゼフ「計画の通りに進行しているな!これはこれは派手で楽しい出し物が見られそうだ!」ハハハハハ

ジョゼフ「しかしそろそろ"詰め"だ!ほしいおもちゃは手に入れたし、そろそろ次の遊びを考えようではないか!」

モリエール(陛下は心を病んで・・・。お可哀想な陛下・・・。)

ジョゼフ「さて、逆転劇を拝見したらこの対局(ゲーム)を終わらせよう。それには勝敗を決めねばならぬ。」

ジョゼフ「サイをふりなさい。」

兵士「はっ。」

コロコロ

ジョゼフ「おお、7か!この場合は・・・。」

ジョゼフ「詔勅である。」スッ

ジョゼフ「マルクに伝えてくれ。アルビオンにいる"敵"を一人残らず叩きのめせと。」

兵士「ですが、奴はミス・ヴァリエールの使い魔を叩きのめそうとしています。」

ジョゼフ「そうか・・・。確か青軍は赤軍の本拠地へ向かっているそうだな。ならこうしよう。アルビオンにいる"敵"を一人残らず叩きのめした後、ヴァリエールの使い魔と戦えと。」

兵士「はっ!」

レコン・キスタ本部

マルク「ほう。ジョゼフがそのような事を・・・。なかなか悪くないのサ。」

シェフィールド「そうか。なら話は早いな。あとはクロムウェルをどうするかだが・・・。」

マルク「なーに。オレ様にいい考えがあるのサ。実は・・・。」

シェフィールド「ほほう。なかなかいい提案だな。それでいこう。」

マルク「よし!作戦開始サ!」

ニューカッスル城

ウェールズ「レコン・キスタの占領している場所は、本拠地にしか残っていない。となると、この戦いが最後となるようだな。」

ヴィットーリオ「ええ。ですが、レコン・キスタにはまだ奥の手が残っております。クロムウェルがアンドバリの指輪を持っている限り、そう簡単に攻め落とすのは難しいでしょう。」

ワルド「確かにそうですね。あの指輪を取り戻さぬ限り、この戦争を終わらせることは難しいでしょう。」

ウェールズ「ああ。一刻も早く終わらせないといけないな。ところで、軍の様子は?」

メタナイト「全員配置に着いた。あとは出動するのみだ。」

ウェールズ「よし!全軍出動だ!」

レコン・キスタ本部のある都市

ギュイーン

キュルケ「見つけました!レコン・キスタ本部です!」

ウェールズ「よし!戦闘開始!」

ドゴーンドゴーン

兵士「王党派が攻撃しに来ました!」

クロムウェル「よし!迎え撃て!」

ドゴーンドガーン

マルク「ついに始まったか。さてと・・・。」

キュルケ「一斉に来たわね!喰らいなさい!」

ドガガガガ

兵士達「ギャアアアアア!!」

ルイズ「やるわね!竜巻斬!!」ギュオオ

ドゴーン

タバサ「双剣乱舞、烈風。」

ギュオオオオ

ティファニア「PKサンダー!」バリバリバリ

バーン

ティファニア「キャーッ!」ビューン

ドゴーン

エーコ「お、恐ろしい技ね・・・。」

シエスタ「よし!これで残るは半分ですね!」

カービィ「ぽよ!」

デルフ「こうなった以上は一気に攻めるぜ!」

ガキンガキン

シェフィールド「ふふふ。調子に乗っているのも今の内よ。」

ポウッ

メタナイト「む!?あの魔法は・・・。」

ソードナイト「ま、まさか・・・。」

ムクリムクリ

ブレイドナイト「死んだ兵士達が生き返っただと!?」

ワルド「どうやらアンドバリの指輪を使い始めたな。となると、魔法その物を打ち消す魔法を使わないとダメだな。」

ティファニア「ここは私に任せてください!私の虚無で打ち消して見せます!」

マチルダ「よし!思いっきりやりな!」

ティファニア「はい!ディスペル!」

ポウッ

バタタターン

デスカーン「おお!次々と死んだ兵士が倒れていくぞ!」

バターン

サンダース「よし!これで全部だ!」

ティファニア「さらに追い打ちを掛けて、PK―――――。」

シャワーズ「あ、あの必殺技は!?」

ティファニア「―――――スターストーム!!」

ドゴーンドガーンドゴーンドガーン

ルイズ「すごい威力だわ!」

アンリエッタ「しかも私達には当たっておらず、敵軍に集中攻撃をしています!」

ウェールズ「今がチャンスだ!一気に攻めろ!」

ドガガガガ、ザシュ、バシュ、ドゴーン

クロムウェル「馬鹿な・・・、次々と兵士達がやられていく・・・。我々は神に見捨てられたのか・・・。」

マルク「そう言う事サ。これでお前の仕事は終わりだな。」

クロムウェル「それは・・・。」

ドスッ

クロムウェル「な!?」

マルク「こういう事サ!」

ズシャアアアアアア

クロムウェル「」

マルク「これでよし。シェフィールド。」

シェフィールド「ええ。」

ドゴーンドガーン

ルイズ「残りはあとわずか。もう少しで・・・。」

ズシャアアアア

ルイズ「へ?」

カービィ「ぽよ!?」

メタナイト「この攻撃・・・、まさか!?」

マルク「やっと見つけたのサ。カービィ。」

カービィ達「マルク!!!」

ゲッコウガ「お、お主が持っているのは、ま、まさか!?」

マルク「そう。クロムウェルの首サ。」

兵士A「く、クロムウェルの首だと!?」

兵士B「マルク!裏切ったのか!?」

マルク「ああ、そうサ。もうお前達に用はない。死ね。」

サシュッ、ズバッ

ヴィットーリオ「次々とレコン・キスタの兵がやられていく・・・。こんな事があっていいのでしょうか・・・。」

ウェールズ「分からない。だがいくら何でも酷すぎる!」

ゾロアーク「マルク!お前は何が目的だ!」

マルク「せっかくだから教えてやるサ。目的は3つある。」

ルイズ「3つの目的!?」

マルク「一つ目は役立たずの兵士達を殺す事。」

ズシャアアアア

キュルケ「あれほどいた兵士達が一瞬で・・・。」

タバサ「これでレコン・キスタは滅んだ。」

マルク「2つ目はアンドバリの指輪を返す事。シェフィールド。」

シェフィールド「はいよ。」ヒュン

パシン

ルイズ「あ、ありがとう・・・。」

シェフィールド「礼なんていらないわ。私は任務を遂行しただけよ。」

ルイズ「は、はあ・・・。」

ルカリオ「で、最後の目的は?」

マルク「そして最後は・・・、チームカービィを叩きのめす事サ!」カッ

ルイズ「やっぱりそう来たわね。チームカービィ、攻撃開始!」

シエスタ達「おう!!!」

カービィ「ぽよ!!」
レコン・キスタとの戦いは幕を閉じたが、今度はマルクと戦う羽目になってしまった!
果たしてルイズ達はマルクを倒す事ができるのか!?双月の騎士編はいよいよクライマックス!!

次回予告

ルイズ「ついに始まったマルクとの戦い。だけど、マルクの予測不能な攻撃に私達は苦戦しているわ。」

シエスタ「あのマルクの動きをどうにかしない限り、倒す事は不可能ですね。」

キュルケ「けど、私達はこんなところで負ける訳にはいかないわ!」

タバサ「皆で魔法学院に帰るため・・・、死ぬわけにはいかない!」

ルイズ「皆、絶対に勝ちに行くわよ!」

シエスタ達「おう!!!」

カービィ「ぽよ!!」

ルイズ「次回、『マルクとの決戦!光り輝く絆の力。』。お楽しみに!」

次回は双月の騎士編の最終回!お見逃しなく!

第12話 マルクとの決戦!光り輝く絆の力。

ヒュオオオオオ

マルク「んじゃ、戦闘開始サ!」バッ

ルイズ「変身した!」

マルク「くたばれ!」ドオッ

ティファニア「そうはさせません!パラソルガード!」バッ

ゴッ

マルク「チッ!」

エーコ「ナイスガード!」グッ

メタナイト「今度はこちらの番だ!マッハトルネイド!!」ギュオン

マルク「ぐあああああああ!!」ズババババ

ルイズ「よし!だいぶ効いたわね。」

マルク「おのれ!シューターカッター!」ビュン

キンキンキンキン

マルク「チッ!跳ね返すとはいい度胸サ!」

カービィ「ぽよ!」

マルク「なら、これはどうかな?」シュン

ソードナイト「テレポートを使って消えたぞ!」

ワドルドゥ「どこにいるか分かりません!」

ワドルディ「」ピクッ

シエスタ「どうしたのですか?」

ワドルディ「」ユビサシ

シエスタ「カービィさんの足元に黒い影・・・まさか!?」

ルイズ「カービィ、かわして!」

カービィ「ぽよ!」ヒョイ

ギュオーン

マルク「チッ!余計な邪魔をしやがって!こうなったらアイツ等に集中攻撃サ!」

ルイズ「そっちがその気なら、一気に攻める!」ダッ

マルク「かかったな。アローアロー!」ヒュンヒュンヒュンヒュン

ルイズ「くっ!」ガキンガキン

マルク「さらに追い打ちをかけて、アイスボウル!」ドガッ

ルイズ「きゃっ!」

カービィ「ルイズ!」

シエスタ「よくもミス・ヴァリエールを・・・許しません!」ダッ

マルク「フン!」ヒュン

シエスタ「き、消えた!?」

マルク「そこサ!」ドガッ

シエスタ「きゃああああああ!!」

ゲッコウガ「シエスタ殿!」

キュルケ「これでも喰らいなさい!メガトンバズーカ!」ドガン

タバサ「水神の怒り。」ギュオン

ティファニア「PKフリーズ!」ギュオオオ

エーコ「破壊の剣!」ギュン

キンキンキンキン

マルク「お返しサ!」ドォン

ティファニア「パラソルガード!」ドン

ヒュン

キュルケ「う、後ろから!?」

マルク「オラッ!」バッ

キュルケ・タバサ・ティファニア・エーコ「キャアアアアアアアア!!!!」

ドサッドサッ

エーコ「あ・・・う・・・。」

マルク「ヒャハハハハ!これで残るはお前等だけサ!」

ゾロアーク「うぐぐ・・・。」

カービィ「ぽよー!!」ダッ

サーナイト「あっ、カービィ!」

マルク「馬鹿め!自殺行為をするとはいい度胸サ!」シャアアアア

シルフィード「そうはさせないのね!」ギュオオ

マルク「な!?」

ガシッ

カービィ(心の声)『いづなおとし!』ドガッ

フレイム「きゅるきゅる!」

ゲッコウガ「お見事でござる、カービィ!」

マルク「おのれ・・・もう手加減しないサー!!」ウオオ

マルク「ブラックホール!」ギュオオ

ポケモン達「うわあああああああ!!」

ドサッドサッ

シルフィード「リサードン様ー!!」

マルク「これで残るはお前等だけのようだな。」

ルイズ「それはどうかしら?」

マルク「何!?」
マルクが声のした方を振り向くと、ボロボロのルイズが立っていた。

マルク「ま、まだ戦えるのか!?」

ルイズ「当然よ。私はこんなところで立ち止まる訳にはいかない。私が死んだらカービィが悲しむしね。」

カービィ「ルイズ・・・。」

シエスタ「ミス・ヴァリエールの言う通りです。アルビオンに平和を取り戻すためにも、私達は負ける訳にはいきません!」

キュルケ「こんなところで人生を終わらせちゃ、楽しみが一瞬でパーになるわ。」

タバサ「皆で魔法学院に帰るため・・・、死ぬわけにはいかない!」

ティファニア「こんなところで倒れる訳にはいかない。あの子たちのためにも!」

エーコ「私が死んだらアッシュに申し訳ないわ。彼の為にも頑張らないと!」

マルク「おのれ!こうなったら何もかも破壊してやる!」

ルイズ「だったら私達はそれを阻止してみせる!」

ビュンビュン

マルク「お前達もくたばれー!」ギュオオ

ティファニア「ディスペル!」カッ

シュウウ

マルク「何!?ブラックホールが消えただと!?」

ルイズ「ディスペルはあらゆる魔法を打ち消す事ができるの。あなたはそれを知らなかったようね。」

マルク「おのれ!うわああああああ!!」ビュンビュン

タバサ「とうとう自暴自棄になった。」

ルイズ「皆、カービィの周りに集まって!最大奥義で一気に決めるわよ!」

カービィ「ぽ、ぽよ!?」

デルフ「いったい何をする気だ?」

シエスタ「マルクを倒すには最大奥義で決着を着けなければなりません。それにはあなた達の力が必要なのです。」

デルフ「そう言う事か。だったら協力するぜ!」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「よし!皆、いくわよ!!」

ルイズ・カービィ・シエスタ・キュルケ・タバサ・ティファニア・エーコ「はああああああああああ!!」ゴゴゴゴゴ

ピカーッ

ウェールズ「おお!デルフが巨大な剣に変化した!」

デルフ「おお!これはすごいじゃねーか!力がみなぎって来るぜ!」

マルク「ええい!どうみても出鱈目サ!覚悟!」

メタナイト「今だ!」

カービィ・ルイズ・シエスタ・キュルケ・タバサ・ティファニア・エーコ『「セブンス・ソードブレイカー!!」』ギュオオオオ

マルク「ぐわああああああああ!!」

ドッカーン

ウェールズ「ど、どうなった・・・?」

アンリエッタ「あ!」

ジュリオ「どうしました?」

アンリエッタ「見てください!あそこにマルクの帽子がころがっています!」

サーナイト「という事は・・・・。」チラッ
サーナイトが向こうを見ると、ルイズ達が抱き合いながら喜んでいた。

ルイズ「カービィ!私達、マルクに勝ったのね!」

カービィ「ぽよぽよ!」

シエスタ「こんなに嬉しい事は滅多にありません!」

ワアアアアア

ルイズ「あっ、皆!」

カービィ「ぽよぽよ!」

ウェールズ「すごいじゃないか!あのマルクを倒すなんて!」

アンリエッタ「あなた達の絆の力、素晴らしかったです!」

ヴィットーリオ「お見事でしたよ。」

ルイズ「な、なんだか照れるな・・・。」

カービィ「ぽよ。」

ワルド「けど、服はボロボロになってるじゃないか。代わりの服を着た方がいいだろう。」

ルイズ「そうですね。プリン、修繕をお願いね。」

プリン「ええ!」

ジュリオ「レコン・キスタも滅びましたし、これにて一件落着ですね。」

ヴィットーリオ「そうですね。すぐに帰還して祝勝会を開きましょう!」

全員「了解!」

ガリア王国 ヴェルサルテイル宮殿

ジョゼフ「そうか。赤軍は滅び、マルクは死んだか。」

シェフィールド「ええ。」

ジョゼフ「ならこのゲームは終わりだな。」コトン

コンコン

ジョゼフ「入れ。」

兵士A「報告があります。イザベラ様が召喚に成功しました。」

ジョゼフ「ほう!それは良かったな。で、どの様な物を召喚したのかね?」

兵士A「そ、それが・・・、平民とクマ、ウサギを召喚したそうです・・・。」

ジョゼフ「へ・・・?」

イザベラの部屋

ワイワイガヤガヤ

イザベラ(召喚に成功したと思ったら、まさか平民だけでなく、ウサギやクマまで召喚するとは・・・。)

イザベラ(だがクマからの話によれば、超高校級と言う素晴らしい能力を持っているそうだな。)

イザベラ(今度こそタバサをギャフンと言わせてやる・・・。ククク・・・。)

舞園「な、なんだかあの人、怖そうですね・・・。」

苗木「あ、ああ・・・。」

それから数日後、ルイズ達は木の下で涼んでいた。

カービィ「ふぃー・・・、ふぃー・・・。」

シエスタ「すっかり寝ていますね。」

ルイズ「マルクとの戦いで疲れが残っていたからね。」ナデナデ

キュルケ「しかしよく見ると、ルイズはお母さんって感じね。」

ルイズ「まあね。でも、お姉ちゃんの方が嬉しいかな・・・。」

シエスタ「うふふ。」

ルイズ(カービィ、アルビオンでの戦いは終わったけど、これからもよろしくね。)

カービィ「・・・ぽよ。」

これで双月の騎士編は終了です。次は三美姫の輪舞(プリンセッセのロンド)編に移ります。
お楽しみに!

ここで主題歌紹介 三美姫の輪舞(プリンセッセのロンド)編

OP:聖剣なんていらない
ED:ゴメンネ♡

第1話 再会と新たな誓い

アルビオンでの戦いから1週間後、ルイズ達はアンリエッタから呼び出しを受けた。

シエスタ「姫様から呼び出しを受けたのは確かですが、いったい何でしょうか?」

ルイズ「もしかしたら、新しい任務じゃないかしら?」

キュルケ「でもアルビオンでの戦いは終わったはずでしょ?もしかしたら国内での任務かしら?」

タバサ「行ってみれば分かる。」

ヘラクロス「確かにそうだな。」

カービィ「ぽよ。」

王宮

ルイズ「姫様、私達をここに呼び出した理由は何でしょうか?」

アンリエッタ「ええ。あなた達に2つ伝えたいことがあります。」

シエスタ「伝えたいことですか?」

アンリエッタ「はい。まずは1つ目。カービィさんにシュヴァリエの称号を差し上げます。」

カービィ「シュヴァリエ?」

ルイズ「つまりカービィが貴族になるという事よ。」

カービィ「ぽよ!貴族!」

オオーッ

ゲッコウガ「大出世でござるよカービィ!」

ヘラクロス「良かったな!」

カービィ「ぽよぽよ!」

シエスタ「それだけではありません。カービィさんが貴族になったと同時に、私はあなたの専属メイドに任命されました!」

ゲッコウガ「シエスタ殿も良かったでござるな。」

アンリエッタ「もちろんあなた達にも聖騎士の勲章を差し上げます。」

ゲッコウガ「おお、かたじけない!」

カイリキー「俺達も勲章をもらえるなんて夢みたいだぜ!」

ルイズ「夢じゃなくて現実よ。」

ウェールズ「ティファニア。お前はエーコと共に魔法学院に編入する事になる。ルイズ達と共に頑張ってくれ。」

ティファニア「はい。一生懸命頑張ります。」

エーコ「彼女の足りない部分は、私がしっかりと指導しておくわ。」

アンリエッタ「2つ目ですが、貴方達に会わせたい方がおられます。」

ルイズ「会わせたい方?」

アンリエッタ「こちらです。」

コツコツ

「久しぶりだなお前等。」

カービィ「トッコリ!」

カイロス「お前もこの世界に来ていたのか!?」

トッコリ「ああ。オイラもこの世界に飛ばされたからな。しかも家ごと。」

サンダース「家ごとって・・・、まさかそのまま城に運んでないだろうな?」

メタナイト「大丈夫だ。ミクロ光線銃で小さくした後、そのまま彼の首についてあるブローチの中に保管しておいた。」

トッコリ「今ではキャンプなどに利用しているからな。」

ブースター「なら安心だな。」

トッコリ「それともう一つ。お前等に渡したい物があるんだ。」

シャワーズ「渡したい物?」

トッコリ「これだ。」パチン
トッコリが指を鳴らした途端、小剣がカービィ達の足元に姿を現した。

ルイズ「その剣は?」

トッコリ「ああ。異世界に飛ばされた少年が持っていた物だ。」

シエスタ「その人の名前は?」

メタナイト「調べてみた結果、サイト・ヒラガという少年が所持していたという事が判明した。」

オコリザル「サイト・ヒラガ・・・。その少年に見覚えがある!」

ワルド「どういう事だ?」

オコリザル「あいつが好奇心でゲイトに触れようとしたところをぶん殴ったからな。」

ワルド「それで別の世界に飛ばされたという事か。こんな偶然もあるとは驚いたよ。」

アニエス「その少年の行方は?」

メタナイト「彼はその世界で戦い続けた挙句、最終的には自らの命を犠牲にして最大の敵を倒したそうだ。」

アンリエッタ「そうですか・・・。彼は元の世界に帰る事ができず、その世界で死んでしまったという事ですね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

オコリザル「自らの命を犠牲にするなんて・・・大馬鹿野郎にも程があるぜ・・・。」

メタナイト「確かにそうかも知れない。だが、彼には守るべきものがあったのだろう。」

ソードナイト「で、この剣はどうするつもりだ?」

オコリザル「俺が使う。アイツを異世界へ飛ばしたのは俺の責任だからな。」

アンリエッタ「そうですか。では、お願いします。」

ギュイーン

ルイズ「よく決心したわね。でもアンタはその剣を使える事ができるの?」

オコリザル「ああ。対人訓練を受けていたからな。剣の使い方はバッチリ覚えている。」

ルイズ「なら大丈夫そうね。」

シエスタ「あっ、魔法学院が見えてきました!」

カービィ「ぽよ!」

ドーンドーン

キュルケ「あれって空砲?」

タバサ「下を見て。」
タバサが指差した方を見ると、ギーシュ達がカービィ達を出迎えていたのだ。

ルイズ「ああ。カービィが貴族になった事はここへも伝えられていたのね。」

カービィ「ぽよ。」

スタッ

ギーシュ「話は聞いたよ。君が貴族になるなんてすごいじゃないか!」

モンモランシー「ええ。アルビオンでの内戦はカービィの活躍があったからこそ、レコン・キスタを倒したからね。」

マルコリヌ「僕も君に負けない様に頑張るよ!」

カービィ「ぽよぽよ!」

マルトー「よし!我等の星を胴上げだ!」

ドドドドド

ギーシュ達「万歳、カービィ!」

カービィ「ぽよー!」

ルイズ「カービィが貴族か・・・。私達も彼に負けない様にしっかりしないとね。」

シエスタ「そうですね。」

次回予告

ルイズ「カービィが貴族になってから5日後、私達は桜の島に行く事にしたの。」

シエスタ「あそこはまだ誰も知られてない秘境の島ですからね。」

キュルケ「そして私達が巨大な桜の木で花見をしようとしたその時、謎の集団が向こう側から来たわ。」

タバサ「イザベラ、あなたも来ていたの。しかも使い魔と一緒に。」

キュルケ「タバサ、あの人を知ってるの!?」

タバサ「私の従姉。」

ルイズ達「えええええええええええ!?」

ルイズ「次回、『花見での大乱戦!』。お楽しみに!」

第2話 花見での大乱戦!

中庭

ルイズ「ティファニアが魔法学院に入ってから、いろんな事があったわね。」

ティファニア「ええ。クルデンホルフ大公国の姫であるベアトリスさんに嫌がらせをされそうになりましたが、エーコのおかげで防がれました。」

キュルケ「あと異端審問もされそうになったわね。」

ティファニア「ええ。私がピンチになった時、ルカリオさんが助けてくださったのが嬉しかったです。」

エーコ「で、ルカリオの事を好きになったでしょ?」

ティファニア「は、はい・・・。助けてもらった時から彼に好意を持つようになりました・・・。」

サーナイト「やっぱりね。その後、カービィ達が親衛隊を撃破したり、ルイズの論破とティファニアの度量の広さで、最終的にはベアトリスと仲良くなったわね。」

ティファニア「ええ。皆さんのおかげで助かりました。本当にありがとうございます!」

ルイズ「そのくらい大したことじゃないわよ。」

シエスタ「そうそう。今度の虚無の曜日に御花見に行きませんか?」

ルイズ「いいわね。場所は桜の島にしましょう。」

サーナイト「ハルケギニアにも桜があるの?」

ルイズ「ええ。この世界の桜の木は桜の島しか咲いてないの。それに誰も知られてない秘境の島だからね。」

シエスタ「しかも年中無休で満開に咲いています。」

サーナイト「それはいいわね。早速カービィ達に呼びかけましょう!」

ルイズ「もちろんそのつもりよ。んじゃ、行動開始!」

そして虚無の曜日――――ルイズ達は桜の島に辿り着いた。

カービィ「ぽよー!」

ヘラクロス「すごいな。こんな島があったなんて・・・。」

ルイズ「この島はまだ誰も知られていないからね。それにあそこを見て。」
ルイズが指差した方を見ると、島の中央に巨大な桜の木が植えてあった。

ルイズ「この桜の木はサウザンド・ブロッサム。不老不死の桜と言われているわ。」

スピアー「不老不死の桜か・・・。俺達の世界にもそういうのはあるけど、ここまで巨大な桜はなかなかないからな。」

サンダース「そうだな。あそこはお花見の場所に丁度いいし、すぐに行くとしようぜ!」ダッ

カービィ「ぽよ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ルイズ「あっ、待ってよー!」ダッ

ウェールズ「若いっていいね、アンリエッタ。」

アンリエッタ「そうですね。」

ワルド「貴方たちも若いと思いますが・・・。」

サウザンド・ブロッサム

ルイズ「よし。場所取りも終わったし、お花見を始めましょう!」

シエスタ「ええ!」

マルトー「おう、我等の星!お前が貴族になった祝いに、今日は腕によりを込めて作ったぜ!」

カービィ「ぽよー!!」キラキラ

シエスタ「カービィさん、すごく喜んでいますね。」

ワドルドゥ「飲み物もたくさん買いましたし、早速乾杯を始めましょう!」

ワドルディ達「わにゃわにゃ!」ピョンピョン

ヴィットーリオ「ではアンリエッタ女王、乾杯の合図を。」

アンリエッタ「はい。この度はアルビオン内乱の勝利とカービィさんのシュヴァリエ昇格記念に置いて、この花見を開きたいと思います。それでは、乾杯!」

全員「乾杯!」

「待ちな!」
ルイズ達が声のした方を振り向くと、青い髪の少女を筆頭に謎の集団が立っていた。

ルイズ「あ、貴方達は誰なの!?」

タバサ「あっ、イザベラ。」

キュルケ「タバサ、あの人を知ってるの!?」

タバサ「私の従姉。」

ルイズ達「えええええええええええ!?」

ゲッコウガ「タバサ殿に従姉がいたとは驚いたでござるな・・・。」

イザベラ「別に驚くことはないだろ。それよりもまさか先に花見をしている者がおったとはね・・・。」

日向「しかも見通しのいい場所は既に占領されているし。」

七海「で、どうするの?」

石丸「仕方がない。僕達は別の場所でお花見をした方がいいな。」

イザベラ「それはそうかも知れないが、だいたい花村が先に場所取りに向かったはずだろ!?あいつは何処だ!?」

山田「あそこで写真を撮っておりますぞ。」

花村「」パシャパシャ

イザベラ「花村ァ!!###」

花村「ひっ!」ドギュン

ドカバキボカスカ

花村「ぎゃああああああああ!!」

苗木「と言う訳だ。僕達もここで花見をしたいが、先客がいたら引き下がらなければならない。」

桑田「だがイザベラがそれを許してくれるかだな・・・。」

タバサ「あの人なら絶対許してくれないと思う。」

桑田「マジかよ・・・。という事は・・・。」

モノクマ「オシオキ確定だね!」

苗木達「・・・。」ゾーッ

カービィ「オシオキ?」

ルイズ「カービィ、駄目よ。あの人達の話を気になっちゃ。」

舞園「カービィ?」
舞園はカービィに気がつき、彼のいる場所に近づき始めた。

舞園「」ジーッ

カービィ「ぽ、ぽよ?」

ルイズ「ど、どうしたの?」

舞園「なんだかこの子、親近感が沸く気がします。」

ルイズ「どういう事?」

舞園「ええ。私に対して敵意があまりないですし、それに私との共通点があるみたいです。」

ゲッコウガ「共通点でござるか・・・、ふむ・・・。」

舞園「あの、抱っこしてよろしいでしょうか?」

ルイズ「いいわよ。はい。」

カービィ「ぽよぽよ!」スリスリ

舞園「うふふ。よしよし。」

ルイズ「あらら、すっかり懐いちゃったわね・・・。」

舞園・カービィ「ぽよ!」

全員「!!??」

シエスタ「今、声が似ていませんでした?」

ゲッコウガ「似ていたでござるな・・・って、声が一緒ではござらんか!」

ティファニア「どうやら中の人が一緒ですね・・・。」

ルイズ達「ああ、納得・・・。」

モノクマ「こらー!何仲良くしてんの!意気投合してんじゃないよ!」

舞園「だってこの子、私と共通点がありますし・・・。」

モノクマ「ハァ、君がそう思うなら構わないよ・・・。こうなったら残っている君達だけでも何とかしてくれ!」

モノミ「ちょっと!こんなところで争いはよくないでちゅよ!ここは平和的に・・・!」

モノクマ「うるさい!」ボガッ

モノミ「痛いでちゅ!」

ウェールズ「仲、悪そうだね・・・。」

ルイズ「どうしても邪魔をするつもりなら容赦しないわ。すぐに戦闘態勢を!」

スッ

ルイズ「聖下?」

ヴィットーリオ「ここで争いをするのはよくありません。ここは平和的解決で行きましょう。」

ルイズ「どうやって?」

ヴィットーリオ「3本勝負で勝ったチームがここで花見をする権利を与える。それでいきましょう。」

罪木「でも、内容が分からないのですが・・・。」

コルベール「その事は私が開発したルーレットマシンで決めてもらいます。では、起動開始!」ポチッ

カタカタカタカタチーン

コルベール「決まりましたぞ。1つ目の勝負は歌唱対決!」

イザベラ「よし!舞園、行って来い!」

舞園「はい!」

シエスタ「ここは私に任せてください!」

ルイズ「頼むわよ、シエスタ!」

先攻:イザベラチーム

舞園「曲は私自身が歌ってるモノクローム・アンサーです。では、行きます!」

BGM:モノクローム・アンサー

コルベール「さあ、点数は?」

カタカタカタピコーン

コルベール「96点!これは最高得点です!」

オオーッ

イザベラ「よくやったぞ!」

桑田「さすがは舞園ちゃんだぜ!」

後攻:ルイズチーム

シエスタ「曲はリンゴの森の子猫たちです。行きます!」

BGM:リンゴの森の子猫たち

コルベール「さあ、点数は?」

カタカタカタピコーン

コルベール「95点!この勝負、舞園さんの勝ち!」

オオーッ

シエスタ「すいません、負けちゃいました・・・。」

ルイズ「気にしないの。次は必ず勝ちましょう。」

コルベール「次の勝負は大食い対決です!」

終里「ここは俺が行くぜ!」

ルイズ「こちらはカービィで勝負!」

カービィ「ぽよぽよ!」

コルベール「ルールは置いてある料理を早く食べきった方が勝ちです。」

コルベール「それではよーい・・・。」

ドゴーン

ルイズ「カービィ、吸い込みよ!」

カービィ「ぽよ!」

スウウウウウ

終里「へ?」

花村「た、大量の料理が・・・。」

罪木「吸い込まれて・・・・。」

ゴックン

カービィ「ぽよー♪」スリスリ

澪田「なくなっちゃったッス・・・。」

コルベール「そこまで!勝者、カービィ!」

ワアアアア

終里「甘く見たのが間違いだったな・・・。」

ルイズ「これで残るはあと一つ。最後の勝負は!?」

コルベール「お花見という事で、叩いてかぶってジャンケンポンです!」

ズガーッ←コルベールとカービィ以外ずっこけた音

ルイズ「ま、まあ、いいとしましょう。で、代表者は・・・。」

オオーッ

ルイズ「ん?」
ルイズが声のした方を振り向くと、エーコとセレスが高速で叩いてかぶってジャンケンポンをしていた。

朝日奈「は、早い!まさかあそこまでやるなんて・・・。」

霧切「彼女は超高校級のギャンブラーと言う異名を持つからね。彼女が負ける事はまずないわ。」

ルイズ「それならうちのエーコだって負けてないわよ。彼女は竜族の頂点たるアヴァロン聖竜皇家の皇女なのよ。」

霧切「何ですって?うちのセレスはね~。」

ルイズ「何よ?うちのエーコはね~。」

小泉「ちょっと!何を考えているの!?俺の父ちゃんパイロットって言ってる子供みたいにダサいよ!」

ワーッ

朝日奈「あっ、もっと苛烈になった!」

朝日奈「でもちょっとおかしいんだけど・・・。」

大神「どうした?」

朝日奈「2人共明らかにメットをつけたままだし、ハンマーもないしジャンケンもしていないの。」

小泉「要するにただの殴り合いって事じゃないの!」

バッ

エーコ「オラオラッ!」バキッボガッ

セレス「もがああ!」

小泉「アンタ達、ちゃんとルールを守りなさいよ!」

西園寺「小泉おねぇ。これじゃ収拾不可能だよ。」

ルイズ「仕方がないわね。だったら私達で決着を着けるわ。」

霧切「そうね。では殴ってかわしてジャンケンホイでいくわよ。」

ルイズ「望むところよ!」

小泉「ちょっと!暴力は止めなさい!」

ワーワーギャーギャー

ティファニア「ハァ・・・。お互い大変ですね。」

ソニア「ええ。私達は仲良くお花見をしましょう。」

ヴィットーリオ「そうですね。それにあの様子だと、楽しんでいるようにしか見えませんからね。」

ジュリオ「確かに。」

ヒラッ

ヴィットーリオ「おや。ソニアさんの手に桜の花びらが落ちましたよ。」

ソニア「まあ。」
ルイズ達がバカ騒ぎをしている中、ティファニア達はサウザンド・ブロッサムを楽しんでみていたのだった。

次回予告

エーコ「皆、カブト狩りに行くわよ!」

ルイズ「カブト狩りって、いったい何があったの?」

エーコ「昨日、セレスにカブト相撲で負けてしまい、私のカブト虫を取られてしまったの。」

エーコ「だからカブト虫を捕まえてリベンジするのよ!」

ルイズ「まぁ、私達は別に構わないけど、あそこの森にはイザベラの使い魔達が何かを捜索しているわよ。」

シエスタ「いったい何があったのでしょうか?」

カービィ「ぽよ?」

シエスタ「次回、『カブト狩りで大パニック!』。お楽しみに!」

第3話 カブト狩りで大パニック!

トリスタニア

ドシャアッ

審判「勝者、レイギス!」

ワアアアア

エーコ「おっしゃ!残るは決勝のみね!」

司会「さあ、残るは決勝です!では、両者入場!」

コツコツ

エーコ「あっ!あんたは・・・!」

セレス「まさかここであなたに会うとは思っていなかったわね。」

エーコ「へへん。花見での戦いは引き分けに終わったけど、今度は絶対に負けないわ!」

セレス「そう、だったら始めましょう。無敗の最凶カブトと呼ばれた私のガーネットで・・・。」

夕方

カーカー

エーコ「うぐ・・・、ひっく・・・。」ポロポロ

ティファニア「負けてしまってカブトムシまで取り上げられちゃ、泣くのも無理ありませんね・・・。」

ブースター「確かにそうだな・・・。」

エーコ「うう・・・うあああああああああ、レイギス―――――――!!」

次の日

ルイズ「ええっ!?カブト狩り!?」

エーコ「そう。セレスに負けっぱなしは絶対嫌なの。だから強いカブトムシを手に入れてリベンジしに行くのよ。」

タバサ「カブトムシ・・・。聞いたことがある。」

キュルケ「どうしたのタバサ?」

タバサ「確かサーリセルカの森ではカブトムシがたくさんいるの。しかも中には強い奴もいたり、1万以上の価値の奴もいる。」

シエスタ「本当ですか!?」

タバサ「資料を読んでいたらその森にいるのが確認された。」

シエスタ「あの、サーリセルカの森はタルブ村の近くにあります。小さい頃、よくここで遊んでいたので。」

ルイズ「なら大丈夫ね。シエスタ、案内して頂戴。」

シエスタ「はい!」

サーリセルカの森

ルイズ「よし!テントの完成ね。」

カービィ「ぽよぽよ!」

エーコ「ねえ、シエスタ。カブトムシがいる場所は何処なの?」

シエスタ「はい。あそこにいっぱいおりましたので、今もたくさんいると思います。」

ルイズ「そうなの。じゃ、あちらに行きましょう。」

カービィ「ぽよ!」

ザッザッ

ティファニア「あの・・・、あれは何でしょうか?」
ティファニアが指差したのを見ると、巨大なカブトムシが木に張り付いていた。

エーコ「きっとあれは大物よ!早速捕まえましょう!」ダッ

ティファニア「あっ、ちょっと!」

エーコ「つーかまーえ・・・。」

セレス「何をしているのです?」

ドカバキボカスカ

エーコ「なんでアンタがここにいるのよ!」

セレス「何って・・・、私達もカブト狩りに来ていましたのよ。」

ルイズ「私達って・・・まさか!?」

霧切「そのまさかよ。」

カービィ「ぽよ!さやか!」

舞園「あら、カービィじゃない。」

ソニア「まさかあなた達も来ていたとは驚きましたね。」

ティファニア「同感ですね。」

ルイズ「あれ?男性陣がいないけど・・・。」

西園寺「彼等ならイザベラおねぇの傍に就いてるよ。男性達の仕事は主人の世話だからね。」

シエスタ「そうですか・・・。でもあなた達は何でカブト狩りに来ていたのですか?」

七海「うん。実は・・・。」

タバサ「あ。」

キュルケ「どうしたのタバサ?」

タバサ「カブトムシ。」ユビサシ

ルイズ達「カブト狩りじゃああああああ!!」ドドドドド

シエスタ「待ってくださーい!」タタタタ

ルイズ「一刻も早くカブトムシを捕まえるわよ!」

霧切「そうはいかないわ!私達の方が先よ!」

ゲシッ

霧切「な!?」

エーコ「カブト狩りじゃあああ!」ビュン

セレス「そうはさせませんわ!」ドガッ

エーコ「うげっ!」

ルイズ「オラァ!」ボガッ

セレス「うごっ!」

西園寺「お先~♪」

ルイズ「しまった!」

ゴチーン

西園寺「うげっ!」ズシーン

タバサ「カブト落とし。」

ルイズ「カブト・・・。」

霧切「言わせないわ!カブト・・・。」

ルイズ「それは私のセリフよ!」

ムクッ

エーコ・セレス「はあああああああ・・・・。」

ルイズ「ちょっ!何を考えているの!?」

霧切「私達、味方でしょ!?」

エーコ・セレス「カブト折りじゃあああああああ!!」バキィィ

ドッゴーン

舞園「逃げられちゃいましたね・・・。」

カービィ「ぽよ。」

シエスタ「え、ええ・・・。」

その夜

ルイズ「どうやら一筋縄ではいかないわね。」

ゲッコウガ「ああ。霧切だけでなく、終里、西園寺、セレスの4人が中心だからな。」

シエスタ「それにカービィさんは舞園さんになついてますし、苦戦するのも無理ないでしょうね。」

ルイズ「そうね。私達だけでもしっかりしないと。」

エーコ「ええ。何としてでも最強のカブトムシを手に入れて、今度こそリベンジしないと!」

ティファニア「そんなにリベンジしたいのね・・・。」

カービィ「ぽよ。」

ピカチュウ「ピッカ。」

次の日

七海「うーん・・・。なかなか見つからないね。」

罪木「ええ。そう簡単に見つかりませんよね・・・。」

小泉「でも、見つからなかったらお仕置きは確定だよね。」

霧切「そうね。あの金色に輝くカブトムシはジョゼフ陛下のペットだからね。」

舞園「その森の中にいるという事は確かなんですけど・・・。」

澪田「ん?あれって・・・。」

カービィ「ぽよぽよ!」

ルイズ「どうしたのカービィ?」

シエスタ「あれ?あのカブトムシ、金色に輝いていますよ。」

霧切達(か、簡単に見つけちゃった―――――!!)

終里(ど、どうすんだ!?迂闊に近づいたらヤバいぞ!)

ソニア(確かにそうですね。今はじっと待ちましょう。)

朝日奈(そう言えばセレスちゃんの姿が見えないけど・・・。)

舞園(どうやら単独行動をしたそうですね。)

霧切(まったく・・・。けど今はそれどころじゃないわ。何としてでもローレンスを捕まえないと・・・。)

スタスタ

澪田(あっ、その場を去ったっす。)

霧切(よし、今がチャンス・・・。)

ブーン、ピタッ

霧切(な、なんという事なの・・・。)

小泉(頭の上に乗ってしまった・・・。)

サンダース「うおっ!お前、頭の上に金蠅が乗ってるぞ!」

オコリザル「動くなよ!すぐ取るからな!」ブンブン

エーコ「痛い痛い!止めなさいよ!」

小泉「止めなさい!それはジョゼフ陛下のペットよ!」ドドドドド

ビシッ、ポロッ

澪田「うおっ!危ない!」

ズシャアアアアア

エーコ「良かった~。ひどいじゃないの!金蠅だって生きているのよ!」

小泉「だからそれは陛下のペットよ!」

エーコ「よし!これでレイギスの仇を取れるわ!すぐに行かないと!」

霧切「待ちなさい!それは陛下の・・・。」

ガシッ

ルイズ「陛下の・・・、何?」

シエスタ「ええっ!?ジョゼフ陛下のペットですか!?」

舞園「はい。ジョゼフのペットであるローレンスがこの森に逃げ込んだのです。」

ソニア「そこで私達がこのペットの捜索を命じられました。」

シャワーズ「そうだったのか。お前達も大変だな。」

リーフィア「こうなった以上はエーコを説得しないといけないみたいだね。彼女は何処にいるのかな?」

澪田「ん?あそこにいるのって・・・。」ユビサシ
澪田の指差す方を見ると、エーコとセレスが睨み合っていた。

セレス「ついにこの時がやってきましたね。」

エーコ「ええ。今度こそ決着を着けましょう。」

舞園「な、なんだか嫌な予感が・・・。」

エーコ「今回はこれで行くわ!新しく手に入れたレイギス02で!」

西園寺「ああっ!ローレンスを出しちゃった!」

小泉「大丈夫よ。セレスはそこまで馬鹿じゃないし、彼女も普通のカブトムシを出すつもりよ。」

セレス「なら私はこれで行きますわ。最凶巨大カブトのトルーパーで。」

ルイズ達(そこまで馬鹿だったとはぁぁぁぁぁ!!)

ルイズ「ちょっと止めなさい!あんな巨大なカブトムシを出したらまずいわよ!」

澪田「そうっすよ!すぐに止めるっす!」

エーコ「それじゃ、行くわよ!」

終里「駄目だ、全然聞いちゃいない。」

シエスタ「ちょっと待ってください!そんな怪物相手に相撲なんかとったら粉々になりますよ!」

エーコ「喧嘩は度胸よ。」

キュルケ「度胸があるのは貴方の方よ!そのカブトムシはジョゼフに甘やかされて育ったのよ!」

霧切「こうなった以上は力を合わせるしかないわね。あんたが土台になりなさい!」

ルイズ「貴族を土台にしないでよ!あんたが土台になりなさい!」

霧切「貴族とか関係ないでしょ!もう少し大人になりなさい!」

小泉「アンタ達が大人になりなさいよ!」

セレス「さあ、行きますわよ!」

ヴォオオオオオオ

エーコ「うぐ・・・。」

舞園「こうなったら私とカービィで行きます!準備はいいですか?」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「そっちの方がいいわね。だったら・・・、カービィ!これを吸い込んで!」バッ

カービィ「ぽよ!」

BGM:特技は吸い込み!

スウウウウウウ

罪木「鉢巻を吸い込ませてどうするのですか?」

ルイズ「へへん。見てなさい。」

パアアアアア

霧切「へ、変化した!?」

舞園「ええ。カービィはあらゆるものを吸い込んでコピーできます。彼は今、鉢巻きを吸い込んでファイターカービィとなりました。」

朝日奈「ほえー・・・、凄いんだね・・・。」

舞園「では、私も。」カチッ

パアアアッ

ルイズ「ええっ!?アンタもカービィと同じ能力が使えるの!?」

舞園「ええ。私、エスパーですから。」

サーナイト「す、すごいわね・・・。」

七海「でも今はあれをどうにかしないと!」

舞園「そうですね。行きましょう!」

カービィ「ぽよ!」

ビュンビュンビュンビュン

舞園「せーの!」

カービィ(心の声)・舞園「『ダブルミサイルキーック!!』」ドガァアアアア

ドシャアアアアア

シエスタ「やりました!」グッ

セレス「何でことをするのですか!私のトルーパーが!」

エーコ「酷いわよ2人共!真剣勝負だったのに!」

ゴチチーン

ルイズ「いい加減にしなさいよ2人共!喧嘩はお前等自ら土俵にあがってやるものよ! 遊び半分で生き物の命を弄ぶないで! 蟷螂だってバッタだってクワガタだって…。」

グシャッ

ルイズ「ん?」
ルイズが下を見て足を上げると、ローレンスが潰されていたのだ。

ルイズ「みんなみんな死んじゃったけど…友達なんだよ…連帯責任でお願いね…。」

舞園達「えええええええええっ!?」

小泉「どうしてくれるのよ!私達がお仕置きを受ける羽目になっちゃったじゃない!」

西園寺「うわあああああん!お仕置きは嫌だよ――――!!」

ルイズ「ゴメンナサイ・・・、ゴメンナサイ・・・。」ガタガタ

翌日

苗木「『と言う訳で、私達はここを去ります。お世話になりました。』・・・だそうです。」

イザベラ「そうかい、そう言う事かい・・・。###」ワナワナ

桑田「うわ・・・。完全に怒ってるぜ・・・。」

日向「七海たち、大丈夫かな・・・。」

トリステイン学院

ワイワイガヤガヤ

シエスタ「結局、舞園さん達は私達のいるこの学園で過ごすことになりましたね。」

ルイズ「本当にごめんね。私のせいで・・・。」

朝日奈「ううん。全然気にしてないよ。それにここの方が和みやすいし、カービィ達を見ると平和そうだしね。」

罪木「はううっ!そこはダメです~。」

ブラッキー「あっ、ゴメン!」

アマルルガ「お前、ラッキースケベじゃないのか?」

ガチゴラス「今の光景を見たら一目瞭然だな。」

ブラッキー「俺はラッキースケベじゃな――――――い!!!」

ルイズ達「あはははは!!」

今回の成果

舞園、霧切、朝日奈、セレス、七海、罪木、終里、ソニア、小泉、西園寺、澪田が仲間になった!

ルイズ「何でRPG風なの!?」

七海「気にしたら負けだよ。」

次回予告

ルイズ「ええっ!?モノクマデスマッチ!?」

霧切「そう。ガリアにいるモノクマが苗木君達に命令したの。」

シエスタ「で、その内容はどうなっているのでしょうか?」

霧切「彼等の目的はカービィを連れ去る事。だがどうしてもできない場合に、渡されたスイッチを押すと発動するの。」

ソニア「そう言う事ですね。でしたら私達でカービィさんを守りましょう!」

舞園「ええ!彼等にカービィは絶対に渡せません!」

ルイズ「よし!カービィを守りきるためにも、絶対に勝つわよ!」

シエスタ達「おう!!!!」

舞園「次回、『モノクマデスマッチ、開幕!』。お楽しみに!」

第4話 モノクマデスマッチ、開幕!

ガリア王国 ヴェルサルテイル宮殿中庭

モノクマ「諸君、集まってもらったのは他でもない。ジョゼフ国王から新たな任務が発行された。」

日向「新たな任務?」

モノクマ「そう。ミス・ヴァリエールの使い魔であるカービィを誘拐する事だ。」

モノミ「誘拐するなんて犯罪でちゅよ!すぐに国王に抗議しまちゅ!」

モノクマ「お前は黙ってろ!」ドガッ

モノミ「バックドロップは痛いでちゅ!」

葉隠「けど、そう簡単にはいかないと思うべ。あそこにはカービィだけでなく、最強の使い魔がたくさんいる。」

不二咲「襲おうとしても返り討ちに遭うだけだよ・・・。」

モノクマ「そんな事もあろうかと、もしもの為にモノクマスイッチを用意した!スイッチを押せばモノクマデスマッチが発動する!」

苗木達「モノクマデスマッチ!?」

モノクマ「では説明しよう!」

モノクマ「ルールは簡単。スイッチを押した途端に結界が発動する。ただし、チームカービィが全員出現した時にしか発動できない。」

モノクマ「その後、スイッチを押した者はチームカービィの代表者と1VS1で戦う事になる。」

モノクマ「勝ったらカービィを誘拐できるが、負けてしまった場合は僕がその場所に姿を現す。」

桑田「その後はどうなるんだ!?」

モノクマ「そのままオシオキゾーンへ直行さ!」

苗木「という事は、命がけの任務という事だな。」

モノクマ「そう言う事。さて、説明も終了したし、最初の出動者を決めよっと。」

左右田「どうやって決めるんだ?」

モノクマ「それはこのルーレットマシンで決めます!では、ルーレットスタート!」

カタカタカタカタピコーン

モノクマ「最初の出動者は豚神君でーす!あなたの行動に期待してますよ!」

豚神「選ばれた以上は行かなければならないな。では行って来る。」ザッ

モノクマ「失敗は許されないからねー!」

不二咲「大丈夫かな・・・。」

トリステイン魔法学院

ワーワー

終里「ほれ、パス!」ドカッ

ルカリオ「よし!」バシッ

澪田「まずい!ゴルーグ、早く守るっす!」

ゴルーグ「もちろんそのつもりだ。来い!」

ルカリオ「そこだ!」ドガッ

バシッ

ゴルーグ「残念だったね。」

ルカリオ「うぐぐ・・・。」

ピーッ

ルイズ「そこまで!3対2で勝者、澪田チーム!」

終里「くっそー!あともうちょっとだったのに!」ダンダン

ゾロアーク「先に先制点を入れられたのが敗因だったな!」

ガサゴソ

豚神(やれやれ・・・。俺が潜入しようとも知らずに、のんきにサッカーをしているとは・・・。)

豚神(まっ、これで楽にカービィを奪う事ができるな。では早速・・・。)ガサッ

ヒュルルルル

豚神「ん!?」

ゴチーン、ドッゴーン

終里「ん?俺の投げた石が何かに当たったような・・・。」

ソニア「気のせいですわ。」

終里「それもそうだな。」

ザッザッ

豚神「おのれ・・・。これで済むと思うなよ・・・。」

噴水広場

豚神「カービィ達はすぐにここに来るだろう。その時は必ず・・・。」

チャキッ

豚神「!?」

ゲッコウガ「カービィを誘拐するとは・・・、どうやらジョゼフの命令でござるな?」

豚神「な、なぜ貴様が知っている!?」

ルイズ「タバサが教えてくれたのよ。スパイカメラでジョゼフの話を盗み聞きしていたからね。」

タバサ「そう言う事。周りを見て。」
豚神が周りを見ると、既にルイズ達に囲まれていたのだ。逃げ道もなく、絶体絶命の状況だ。

キュルケ「さあ、どうするのかしら?」

豚神「こうなればやむを得ないな。」サッ

カービィ「ぽよ?」

豚神「モノクマデスマッチ発動!」ポチッ

パアアアッ

ルイズ「結界が張られた!?」

豚神「この結界は勝負がつくまで外には出られない!さあ、誰が俺と戦う?」

澪田「そんな・・・。白夜ちゃんと戦うなんて・・・。」

ソニア「私達にとっては戦いづらいですわね・・・。」

シエスタ「ここは私に任せてください!」

ルイズ「シエスタ!大丈夫なの?」

シエスタ「ええ。カービィさんは私達の大切な仲間。必ず守り切って見せます!」

ルイズ「分かったわ。シエスタ、お願いね!」

シエスタ「ええ!」ザッ

カービィ「ぽよ・・・。」

ルイズ「大丈夫よカービィ。今はシエスタを信じましょう。」

カービィ「ぽよ!」

豚神「貴様が相手か。戦う覚悟はできているだろうな?」

シエスタ「ええ。カービィさんは渡しません!」ジャキッ

豚神「では、試合を始める前に俺の新たな能力を見せてあげよう。」スッ

ソニア「な、何をする気でしょうか・・・?」

豚神「大地の柱よ。姿を現せ!」カッ

ドゴーンドゴーンドゴーンドゴーン

ルイズ「地面から柱が出現した!?」

カービィ「ぽ、ぽよ!?」

七海「どうやら大地の属性を手に入れたようだね。」

豚神「その通りだ。この力を駆使してお前を倒す。試合開始だ!」

カーン

ビュン

ゲッコウガ「おお!シエスタ殿が急接近を始めたでござるよ!」

ルイズ「これならイケるわね!」

シエスタ「先手必勝!はっ!」

ザシュッズシャッ

豚神「くっ!甘く見ていたようだな。」

シエスタ「そう簡単に倒れる訳にはいきませんからね!」

豚神「ならこれはどうだ?地竜波動!」ドガッ

ドゴオオオ

シエスタ「きゃああああああ!!」

カービィ「シエスタ!」

ソニア「大変です!今の一撃で大ダメージを受けてしまいましたわ!」

小泉「もう一発喰らったら、倒れるのも時間の問題ね・・・。」

シエスタ「くっ・・・。このままだと倒れるのも時間の問題ですね・・・。」ハァハァ

豚神「その程度か。ならもう一度喰らわせてもらおう!地竜波動!」ヒュルルル

シエスタ「はっ!見えました!」

ビュン

豚神「と、飛んだだと!?」

ドゴーン

シエスタ「地竜波動は空中にいる相手には効果がない。空中から攻めればこちらの物です!」

豚神「し、しまった!」

シエスタ「これで終わりです!真・烈風波動斬!」ザシュッ

ドッゴーン

豚神「こ、この俺が・・・、負けるとは・・・。」

ドシーン

ルイズ「豚神が倒れたという事は・・・!」

カンカンカンカーン

カービィ「シエスタ!」

シエスタ「大丈夫ですよカービィさん。勝ちましたから。」ニカッ

ゲッコウガ「よくやったでござるよシエスタ殿。」

シエスタ「ゲッコウガさん・・・。」

豚神「フッ・・・。やっぱり勝てなかったようだな。」

小泉「勝てなかった?いったいどういう事なの!?」

豚神「ボクはそもそも、そんなに強い人間じゃないんだ。ただ、そう振る舞っていただけだよ。」

カポエラー「ん?なんか一人称が変わっているような気がするが・・・。」

ヘルガー「しかも口調が変わっているぞ。」

豚神「“俺”という一人称は、本当のボクの物じゃない。“本物の十神白夜”の物だよ。」

小泉「ど、どういう事なの!?」

詐欺師「ボクは“超高校級の詐欺師”。“超高校級の御曹司”、『十神白夜』のふりをしている、偽物だ。」

ルイズ達「ええええええええっ!?」

罪木「に、偽物ってどういう事ですか!?」

詐欺師「ボクには生まれた時から、素性がない。戸籍はもちろん、名前もないんだ。」

罪木「・・・。」

詐欺師「わかるかい?何もないんだよ。自分が自分であることの証明が、何も…。」

ルイズ「そ、そんなのって酷すぎるじゃない!」

詐欺師「だからボクは、常に誰かの素性を借りて生きていかなければならないんだ。」

詐欺師「そうすることでしか、ボクは“存在”できないんだ。」

終里「じゃあ、俺達がお前と出会った時に借りた名は、『十神白夜』だったという事か!」

詐欺師「そう言う事さ。彼は十神家の特別な世襲制度の中で、過酷な条件に屈することなく跡継ぎの座を勝ち取った。」

詐欺師「ボクが見てきた人間の中で、最も確かな存在なんだ。」

詐欺師「だからボクはこの名に負けないように、みんなのリ―ダ―をかって出たんだよ。」

イザベラの部屋

イザベラ「まさかあいつにそんな過去があったとは・・・。」

十神「ああ。彼が強く振るまっていたのには理由があったんだ。」

苗木「理由?」

十神「彼と話したときにこう言ったんだ。あいつが強く振る舞っていたのは、本気でお前たちを導きたかったからじゃない。本物の『十神白夜』になりきることで、自分の存在を確かにしたかっただけだという事を。」

苗木「そんな・・・。」

十神「それに彼は気付いていた。いくら頑張っても宿命には逆らえないという事を・・・。」

イザベラ「つまり、豚神は私達よりずっとずっと弱かった人間だという事かい。あいつも過酷な運命を背負わされたもんだね。」

日向「ああ・・・。」

噴水広場

ジバコイル「知らなかったよ。お前がそのような過去を背負っていたなんて・・・。」

詐欺師「ああ。全て事実だ。」

澪田「白夜ちゃん…やっぱり唯吹は納得いかないっすよ…。」

ルイズ「え…?」

澪田「さっきから存在、存在って…!!なんでそこまで無理に本当の自分なんか探す必要があったんすか!?だって、“今、皆とここにいる自分”こそが、すでに白夜ちゃん自身じゃなかったんっすか!?」

詐欺師「…。」

澪田「たとえ白夜ちゃんが何もできなくても…十神白夜っていう人じゃなくても…!!唯吹は…いや、みんなだってきっとそう…!!白夜ちゃんを、今の白夜ちゃんのままで受け入れたに決まってる!!」

澪田「だって、白夜ちゃんは…唯吹の大事な、バンドメンバ―だからね…。」

詐欺師「澪田・・・。」

モノクマ「そこまで!」

小泉「この声は・・・、モノクマ!」

ビュン

モノクマ「いい話だと思うけど、僕にとってはどうでもいい事だね!それに任務に失敗した以上、後の事は分かるよね?」

詐欺師「ああ。オシオキを受ける事だね。僕はもう覚悟を決めているよ。」

モノクマ「いい返事だね。今回は、超高校級の詐欺師のために、スペシャルなオシオキを、用意させていただきましたぞ!!」

モノクマ「それでは張り切っていきましょう!オシオキタ―――イム!!」

詐欺師「皆、さようなら・・・。」

ギュオオオオオ

キュルケ「豚神が吸い込まれていくわ。けど、いったい何処へ向かうのかしら?」

モノクマ「もちろんオシオキゾーンへ向かいます。あそこは処刑の場となっているからね。」

モノクマ「君達は今から出すモニターでお仕置きの様子を見てね。じゃ。」

ヴィン

ルイズ「あっ、モノクマが消えたと同時にモニターが出たわ!」

タバサ「いよいよ始まる。超高校級の詐欺師のお仕置きが・・・。」

豚神が任務を失敗しました。オシオキを執行します。

処刑執行 超高校級の詐欺師 ドッペルゲンガーの恐怖

豚神は十字架に磔にされており、その周りにはモノクマがたくさんいた。

すると向こう側からもう一人の自分が姿を現した。

もう一人の自分は懐から小刀を取り出し、豚神に襲い掛かった。

その小刀が豚神の心臓に直撃したと同時に、十字架が突然爆発を起こした。

その爆発跡に残っていたのは、豚神のメガネだけだった・・・。

澪田「白夜ちゃぁあああああああああああん!!!!」

ティファニア「い、いくら何でも酷すぎます!モノクマは任務を失敗した者にそのような事をするのですか!?」

ソニア「ええ。彼は人が死ぬのを見るのが趣味ですからね・・・。」

舞園「じゃあ、苗木君達も任務に失敗したらこうなってしまうのですか!?」

霧切「確かにそうね。それにモノクマデスマッチはモノクマが仕掛けたのだけど、カービィの誘拐については仕掛けてないわ。」

朝日奈「じゃあ、カービィを誘拐しようとした張本人は!?」

霧切「恐らくガリア王国にいるという事は確かね。近いうちにあそこに行って真相を確かめましょう。」

ルイズ「ええ。これ以上犠牲者を出さないためにも!」

豚神、任務失敗によりオシオキで死亡。
イザベラに仕えている使い魔、残り20名、裏切り者11名。

次回予告

ルイズ「豚神との戦いから2日後、私達はガリアに向かい始めた。」

ルイズ「ところがガリアに着いた途端、九頭龍と辺古山が襲い掛かってきた!」

小泉「ここは私が行くわ!フライゴンも協力してくれる?」

フライゴン「任せて!」

西園寺「小泉おねぇ。どうしてこの戦いに挑むの?」

小泉「私には隠された過去があるの。彼の妹を死なせた事件が・・・。」

西園寺「ええっ!?」

キュルケ「次回、『隠された過去と因縁のタッグマッチ』。お楽しみに!」

第5話 隠された過去と因縁のタッグマッチ

中庭

ルイズ「ええっ!?ガリアに赴く!?」

タバサ「そう。隠された真相を調べるためには行く必要がある。」

霧切「確かにそうね。カービィの誘拐を提案した人はガリア王国の中にいる事は間違いないわ。」

朝日奈「それにこれ以上犠牲者を出さないためにも、私達が動かないと。」

カービィ「ぽよ!」

ゾロアーク「確かにそうだな。この事についてはアンリエッタ達にも伝えているからな。」

カイロス「で、出発は?」

ルカリオ「明日の朝に出発する。それまで各自準備してくれ。」

ルイズ達「はーい!」

カービィ「ぽよ!」

モノクマルーム

モノクマ「オマエラに告ぐ!チームカービィがこの国に向かっている事が判明した。」

モノクマ「そこで選ばれた2人はカービィだけでなく、タバサも誘拐する事!」

大和田「確か青髪の少女だったな。なんで誘拐しなきゃならないんだ?」

ビダーシャル「それは私が説明しよう。」

苗木「ビダーシャル!」

ビダーシャル「実は先日、ジョゼフの命令で私は彼女の母親を連れ去ったのだ。」

日向「な、何だと!?ジョゼフはいったい何を考えているつもりだ!?」

ビダーシャル「それは私にも分からない。だがこれだけは言っておく。奴は彼女の心を奪うという事を・・・。」

バタン

モノクマ「さて、気を取り直して今回の出撃者を発表します。今回は九頭龍君と辺古山さんの2人です!」

モノクマ「では、いってらっしゃーい!」

ガリア上空

ルイズ「ようやくガリアに着いたわね。」

タバサ「ええ。まずは街の方に行って情報収集を始めましょう。」

キュルケ「それじゃ、3手に別れて聞き込み開始ね!」

ギュオーン

小泉「・・・。」

西園寺「ん?小泉おねぇ、どうかしたの?」

小泉「う、うん。何でもないよ。」

西園寺「?」

それから30分後

キュルケ「で、どうだった?」

ルイズ「町の人の噂だけど、ジョゼフ陛下は魔法が使えないって言われていたわ。」

シエスタ「魔法が使えない・・・。もしかして彼も虚無の担い手なのかも知れませんね。」

タバサ「確かにそう思う。それに私の父シャルルを殺したのも彼なの。」

エーコ「ええっ!?彼との間にそんな事があったの!?」

タバサ「全て事実。ジョゼフは私の伯父だから・・・。」

ルイズ達「えええええええええっ!?」

舞園「じゃあ、最初からタバサさんに聞けば良かったんじゃ・・・。」

ソニア「無駄な時間でしたわね・・・。」

ギュイーン

フライゴン「誰か来る・・・。敵襲だ!」

ルイズ「まさか来るとは思わなかったわね。」

九頭龍「まさかお前等がここに来るとは思わなかったな。おかげで探す手間が省けたぜ。」

辺古山「貴様等には悪いがこれも任務でな。」

ルイズ「で、どうするつもりなの?」

九頭龍「決まっている。モノクマデスマッチ発動!」

ギュイーン

九頭龍「この試合は2対2のタッグマッチだ。誰と誰が行く?」

小泉「だったらここは私が行くわ。あとフライゴンも協力してくれる?」

フライゴン「分かった。けど、どうしてこの戦いに挑むんだい?」

小泉「私には隠された過去があるの。彼の妹を死なせた事件が・・・。」

フライゴン「分かった。それについては後で聞くよ。今はあいつ等を倒そう!」

小泉「OK!」

カーン

九頭龍「先手必勝だ!レイヴンクロー!」ビュン

フライゴン「おっと!」ヒョイ

エーコ「九頭龍は素早い攻撃を繰り出すわ。気をつけて!」

小泉「了解!私も手に入れた新たな能力で倒してみせるわ!」

辺古山「そうはさせるか!ソードビーム!」ギュオン

小泉「うわっ!」ヒョイ

ドッゴーン

辺古山「外したか。」

ルイズ「ま、まさかソードビームを使える者がいたなんて・・・。」

シエスタ「カービィさんやミス・タバサ、舞園さんの3人だけじゃなかったんですね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

小泉「くっ・・・。ギリギリだったわね・・・。」

フライゴン「奴がソードビームを使うなら、砂嵐で混乱させてやる!」

ギュオオオ

辺古山「くっ!砂が目に入る!」

フライゴン「そこだ!ドラゴンテール!」

ドガッ

辺古山「うわっ!」

九頭龍「ペコ!」

フライゴン「さらにもう一発!」

ドカッ

辺古山「うぐ・・・。無念・・・。」バタン

ソニア「これで辺古山さんは戦闘不能。残りはあと一人です!」

九頭龍「よくもペコを・・・、絶対に許さん!」

ゴオオオオ

キュルケ「背中から黒い羽根が!?」

タバサ「彼の能力は闇の烏。しかもその威力は高く、素早い攻撃が可能。」

小泉「要するにあくとひこうタイプと言う訳ね。こうなったら一か八か!」ビュン

フライゴン「おい!自殺行為をする気なのか!?」

小泉「誰もそんな事を言ってないわよ!まあ、見てなさい!」

九頭龍「面白い。やれるものならやってみろ!」ギュン

ゴオオオオ

ルカリオ「このままだと両者とも衝突してしまうぞ!」

罪木「見てられないです~!」

小泉「今だ!」ビュン

九頭龍「な!?」

小泉「サンダー・ストーム!」ギュオオ

バリバリバリバリ

九頭龍「うああああああああ!!」

ズシーン

小泉「ハァ・・・・、ハァ・・・・。勝った・・・・。」

カンカンカンカーン

西園寺「小泉おねぇ!」バフッ

小泉「日寄子ちゃん、心配かけてごめんね。」

西園寺「ううん。小泉おねぇ、すごくかっこよかったよ!」

リザードン「衝突するかと思ったら、まさか上空に飛ぶとは驚いたな。」

フレイム「きゅるきゅる。」

シルフィード「心臓が止まるかと思ったのね~。」

小泉「アハハ、ごめんごめん。」

フライゴン「さてと、戦いも終わったし、さっきの質問に答えてもらおうか。」

小泉「ええ。今から説明するわね。」

事情説明中

ルイズ「なるほど。あなたは九頭龍の妹にいじめられており、その事実を知った親友のサトウという子が彼女を殺した。」

ティファニア「その証拠写真を九頭龍さんが拾って、小泉さんを捕えて痛い目に遭わせた後、サトウを殺せと命令した。」

エーコ「そしてあなたがサトウを殺した。そう言う事なのね。」

小泉「う、うん・・・。」

ルイズ「確かにあなたの行為は許されないけど、元はと言えば九頭龍の妹があなたを虐めたのが悪いのよ!」

モノクマ「そうそう。それで事件が起こったんだよね!」

エーコ「モノクマ!いつの間に!?」

モノクマ「細かい事は気にしないの!本当は負けた二人にお仕置きをしようと思っていたけど、あの事件を見た時から気が変わったのさ。」

モノクマ「よって、妹さんの代わりに兄である九頭龍君にオシオキを受けてもらいます!元はと言えばお前の妹が悪いからね!責任を取ってもらうよ!」

辺古山「止めろ!坊ちゃんをやるなら私が!」

九頭龍「もういい。」

辺古山「えっ!?」

九頭龍「元はと言えば俺の妹が起こした事件だ。だが妹はもうこの世にはいない。それに小泉を傷つけてサトウを殺せと命令したからな。」

九頭龍「この事については俺の責任だ。裁かれる覚悟はできてるさ。」

辺古山「坊ちゃん・・・。」

九頭龍「ペコ・・・。お前はカービィ達と共に行動してくれ。俺からの最後の頼みだ。」

辺古山「はい・・・。」

モノクマ「では張り切って行きましょー!オシオキターイム!」

九頭龍「じゃあな、ペコ。先にあの世へ行って来るぜ。」ニカッ

ギュオーン

タバサ「いよいよ始まる。超高校級の極道のオシオキが・・・。」

九頭龍が任務を失敗しました。オシオキを執行します。

処刑執行 超高校級の極道 部下達の反逆

ここはとある倉庫。その中には捕えられた九頭龍の姿がいた。

すると倉庫の入口から大量のモノクマ達が姿を現した。

モノクマ達は銃を取り出した後、九頭龍に向けて銃を発砲した。

さらに追い打ちを掛けるように爆弾を取り出し、それを九頭龍に向けて投げた。

そしてモノクマ達が倉庫から逃げ出したと同時に爆発が起きた。その後に倉庫の中を覗くと、爆発の中心地に九頭龍のネクタイだけが残っていた。

辺古山「ぼ、坊ちゃん・・・。うああああああああ!!」

モノクマ「ヒャッホー!気分サイコー!」

小泉「・・・許さない。」

モノクマ「ん?」

小泉「絶対に許さない!」ビュン

ガシッ

モノクマ「うわっ!」

西園寺「こ、小泉おねぇ!?」

モノクマ「い、いきなり何するんだよ!」

小泉「あなたは人の命を何だと思ってるの!?どれだけ大切な人を奪えば気が済むのよ!何とか言いなさいよ!」

モノクマ「それは教えてあげられないな。んじゃ、またね!」

ビュン

ルカリオ「逃げられたようだな。」

小泉「うん・・・。」

ポン

小泉「ん?」

辺古山「お前のさっきの言葉、耳に届いたぞ。モノクマの行為だけでなく、ジョゼフの命令にも不満を感じていたからな。」

小泉「辺古山さん・・・。」

辺古山「それに坊ちゃんから最後の命令を言われた。この私を仲間に入れてくれないか?」

ルイズ「そうね・・・。みんなはどうする?」

シエスタ「私は大賛成です!彼女がいたら心強いですし!」

タバサ「私も同じ。彼女の剣技を学びたいから。」

カービィ「ぽよぽよ!」

ルイズ「皆はもちろんOKよ。これからよろしくね。」

辺古山「ああ。よろしく頼む。あとお前達に伝えたいことがある。」

ルイズ「伝えたいこと?」

辺古山「ジョゼフがタバサの母親を誘拐した事だ。」

ルイズ達「!!??」

タバサ「う、嘘・・・。母様が・・・。」

古山「ああ。彼女はビダーシャルが連れてアーハンブラ城へと向かっている。ジョゼフはタバサを捕まえて母と同じようにするつもりだろう。」

ルイズ「だったら救出しに行くしかないわね!ジョゼフの企みを終わらせるためにも!」

カービィ「ぽよぽよ!」

キュルケ「タバサ、私達もあなたの母親の救出に協力するわ。だってタバサは私達の仲間だから!」

タバサ「皆・・・、ありがとう。」

ルイズ「よし!話も済んだ事だし、アーハンブラ城に向かうわよ!」

シエスタ達「おう!!!」

カービィ「ぽよぽよ!」

辺古山(坊ちゃん。私は彼らと共に戦います。だから、ずっと見守ってください。)

九頭龍、任務失敗によりオシオキで死亡。
辺古山、チームカービィに入る。
イザベラに仕えている使い魔、残り18名、裏切り者12名。

次回予告

ルイズ「タバサの母親の救出の為、アーハンブラ城に向かった私達。」

ルイズ「ところがアーハンブラ城に辿り着くと、エルフのビダーシャルという男が姿を現したの!」

シエスタ「エルフってものすごく強いんじゃ・・・。」

キュルケ「いくら私達の魔術でも歯が立たないわね・・・。」

ソニア「だったら私が相手になります!」

ルイズ「ソニア、大丈夫なの!?」

ソニア「ええ。タバサさんの母親を救うためにも、立ち止まる訳には行きません!参ります!」

タバサ「次回、『ソニアVSビダーシャル』。母様は必ず救出してみせる!」

第6話 ソニアVSビダーシャル

ルイズ達は辺古山の案内でアーハンブラ城に向かっていた。

ギュイーン

ルイズ「もう少しでアーハンブラ城ね。そこには誰が待ち構えているのかしら?」

七海「調べてみるね。」

ピポパポ

七海「結果が出た。あそこにはビダーシャルというエルフが待ち構えている。」

ルイズ・シエスタ・キュルケ・ティファニア・エーコ「え、エルフ!?」

カービィ「エルフ?」

ルイズ「エルフは長命でありながら、魔法の力がすごく強い種族なの。私達が立ち向かっても返り討ちに遭うだけかもね・・・。」

リザードン「これはまずい事になったが、俺達はこんなところで止まる訳にはいかないからな。」

シルフィード「そうなのね!必ず救出するのね!」

タバサ「2人の言う通り。私達はここで立ち止まる訳にはいかない。すぐに急ぎましょう!」

辺古山「ああ。」

アーハンブラ城

罪木「うう・・・。今にも敵が出そうですぅ・・・。」

ルイズ「弱気になっちゃダメ。しっかりしなさい。」

罪木「はい・・・。」

ピタッ

タバサ「どうしたの七海?」

七海「向こうに誰かいる。」ユビサシ

ルカリオ「向こうって・・・・、な!?」

ビダーシャル「まさかタバサがここに来るとはな・・・。部外者も混じっているそうだが。」

ゲッコウガ「此奴がビダーシャル・・・。」

サーナイト「手強そうね・・・。」

ピカチュウ「ピッカ・・・。」

タバサ「母は何処にいるの?」

ビダーシャル「向こうの部屋に監禁している。」

タバサ「あなたは母を誘拐して何をするつもりなの?」

ビダーシャル「その答えは2つある。まずは一つ目、お前の母親を守る事。」

タバサ「つまり母親には何もしないという事ね。」

ビダーシャル「そしてもう一つは、お前を水の精霊の力で心を失ってもらう。その後はお前の母と同じだ。」

ソニア「何ですって!?」

ルイズ「今すぐ薬を飲ませるつもりなの!?」

ビダーシャル「特殊な薬でな。調合には時間がかかる。それまではせいぜい残された時間を楽しむがよい。」

タバサ「じゃあ、あなたたちが母を狂わせたあの薬を作ったの?」

ビダーシャル「あれほどの持続性を持った薬は、お前たちでは調合できぬ。さて、お前には気の毒をするが、我も囚われのようなものでな。これも“大いなる意思”の思し召しと思って、諦めるのだな。」

ソニア「そんな事・・・、絶対許しませんわ!」

小泉「ソニア!?」

ビダーシャル「貴様、逆らうつもりか?」

ソニア「人の心を奪うのは犯罪と一緒です。どうしてもやるというのなら、私がお相手になります!」

ビダーシャル「エルフは戦いを好まないが・・・まあ、いいだろう。試合開始だ!」

ソニア「では、参ります!」ダッ

ルイズ「何を考えているのソニア!相手はエルフよ!」

ソニア「たとえ誰が相手でも、私は一歩も引きません!勝負の邪魔をしないでください!」

シエスタ「こうなった以上は無理ですね。」

ルイズ「そ、そうね・・・。」

ソニア「風雷斬!」ギュオン

ビダーシャル「動きが遅い!アースウェイブ!」ゴオオオッ

ソニア「くっ!」ビュン

セレス「さすがはエルフ。魔力が半端ではないですわね。」

ルイズ「感心している場合か!」

ソニア「相手は地面の使い手。ならば!」

ビュンビュン

ビダーシャル「何!?かわしただと!」

ソニア「秘技、大回転蹴り!」ブンブン

ドガッ

ビダーシャル「がはっ・・・!」

ソニア「さあ、あなたの力はこの程度ですの?」

ビダーシャル「私をここまで本気にさせたのはお前が初めてだ。もう容赦はせぬ!」

ゴオオオオオ

ビダーシャル「意思に潜む精霊の力よ。我は古き盟約に基づき命令する。礫となりて我に仇なす敵を討て!」

ギュオオオオ

ソニア「そっちがその気なら、如意棒で跳ね返します!」

キンキンキンキン

ルイズ「嘘でしょ!?魔術を跳ね返した!?」

ビダーシャル「馬鹿な!私の術が人間なんぞに!」

ソニア「これで終わりです!煉獄波動!」

ゴオオオオ

ビダーシャル「ぐわああああああ!!」

ソニア「勝負ありです。」

ルイズ達「やった――――――!!」

ルイズ「すごいじゃない!エルフを倒すなんて!」

ソニア「いえ、たいした事ではありませんよ。」

ビダーシャル「くっ・・・。人間に倒れるなど屈辱的だ。撤退する。」

ビュン

ソニア「では、早速救出いたしましょう。クレッフィさん。」

クレッフィ「お安い御用!」

カチャカチャ、ギーッ

クレッフィ「さっ、扉が開いたよ。早く救出しないと!」

ルイズ「そうね。兵士達に気付かれる前に!」

ルイズ達はアーハンブラ城を脱出した後、そのまま新しく建てたカービィ達の家に向かった。

カービィ達の家・中庭

オルレアン公夫人「このたびは私と娘を助けていただいてありがとうございます。その上、心を失った私を治してくださり、どのような言葉でならこの感謝の言葉を言い表すことができるのか私は知りません。ありがとうサーナイトさん。」

サーナイト「そ、そんなにかしこまらなくても大丈夫ですよ!」

オルレアン公夫人「では、私の話を聞いてください。かつてガリアが二分され内乱におちいる危機がありました。」

オルレアン公夫人「私はガリア王の手にかかることでその争いを回避しようとしました。これは自分たち一族のいさかいであって、それを国の争いにしてはいけないと思っての行動でした。ですが、わたくしが正気を失っている後も貴族の間に不満は残り、シャルロットは苦難の中にいました。」

ルイズ達「・・・。」

オルレアン公夫人「わたくしのやったことは王族としての責務を、母親としての責務を捨てただけなのかもしれません・・・。娘の代わりになるなどと綺麗な言葉で飾り立てた覚悟で毒酒を飲み、それから娘にどんな過酷な処遇がもたらされるか知らず・・・、いいえ、考えもせずに。」

ソニア「でしたら、これからはこの子のそばに居てください。」

オルレアン公夫人「ソニア殿下・・・。」

ソニア「私も王族であるため、その気持ちは分かります。それに、タバサさんが寂しがっていた事も知っていますし。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ソニア「言いたい事があるのでしたら、はっきりとおっしゃって下さい。」

ギュッ

タバサ「母様、もうどこにも行かないで・・・。」ポロポロ

キュルケ「良かったわね、タバサ・・・。」

ルイズ「ええ。とりあえずは一件落着ね。」

舞園「どういう事ですか?」

ルイズ「ジョゼフという国王は何をしでかすか分からないわ。もしかすると戦闘を起こす可能性もあるかも知れないしね。」

舞園「じゃあ、もしかして苗木君達もこき扱われるのでは!?」

ルイズ「多分そうかも知れないわね。それにモノクマデスマッチが続いている限り、彼等は戦い続けるでしょうね。」

舞園「となると止める方法は只一つ。」

朝日奈「元凶を討つしか他はないという事だね。」

霧切「ええ。けど私達が苗木君達と戦う事になったら、それだけの覚悟はできている?」

七海「もちろん覚悟はできている。この戦いを止めるためにもやるしか方法はない。」

朝日奈「もちろん私達もだよ!」

霧切「なら心配ないわね。さて、ガリアはどう動くのかしら・・・。」

ガリア王国

ジョゼフ「そうか。任務は失敗したそうだな。」

シェフィールド「で、どうしますか?」

ジョゼフ「決まっているだろう。戦争を起こすつもりだ。」

大和田「本気なのか!?」

ジョゼフ「もちろんだ。一度決めた事はやるタイプだからな。」

苗木「でもそんな事をしたら他の国々が敵に・・・。」

ジョゼフ「俺に逆らうつもりか?」

苗木「あ、ありません・・・。」

ジョゼフ「ならそれでいい。お前達、すぐに緊急会議を開くぞ!」

兵士達「はっ!」

次回予告

ルイズ「私達が城下町へ買い物に行ってる途中、見た事のないポケモンを見つけたの。」

ルイズ「彼女の名前はディアンシー。ほうせきポケモンでありながら、メレシーたちが暮らす国のダイヤモンド鉱国のお姫様だという事が判明したの。」

シエスタ「しかも彼女はピカチュウさんと会った事があるそうです!」

ルイズ「でもピカチュウのパートナーはカービィのはずでしょ?2人にいったい何があったの!?」

イルククウ「私も気になるのね!」

リザードン「それは俺から話そう。ピカチュウがカービィのパートナーになった話を・・・。」

ティファニア「次回、『カービィとピカチュウの過去』。お楽しみに!」

第7話 カービィとピカチュウの過去

トリスタニア城下町

ワイワイガヤガヤ

シエスタ「ふう・・・。買い物なんて久しぶりですね。」

ルイズ「そうね。カービィが貴族になってから、戦いが続いていたからね。」

カービィ「ぽよ。」

「あれ?ピカチュウではないですか?」

ピカチュウ「ピカ?」
ピカチュウが声のした方を振り向くと、見た事のないポケモンとメレシー達が姿を現した。

ルイズ「どうしたのピカチュウ・・・・って、誰!?」

「自己紹介がまだでしたね。私はダイヤモンド鉱国のお姫様、ディアンシーです。」

シエスタ「ダイヤモンド鉱国・・・。聞いたことがありませんね。」

ディアンシー「そうでしょうね。」

リザードン「まあ、ダイヤモンド鉱国は地下にあるからな。けど、お前達もこの世界に飛ばされていたのか?」

ディアンシー「はい。あら?ピカチュウのパートナーが変わっていますわね。前はサトシでしたのに・・・。」

ピカチュウ「ピカ・・・。」

ディアンシー「どうしましたの?そんな悲しい顔をして・・・。」

リザードン「その事だけど、数カ月前にとある事件で2人は離れ離れになってしまったんだ。」

ディアンシー「何ですって!?」

ルイズ「その話は本当なの!?」

カービィ「ぽよ。」

リザードン「ああ。この事については俺から話そう。あれは俺達がルイズ達と出会う前の頃だ・・・。」

リザードン「その当時、ポケモン世界から次々とポケモンが消える現象が起きていた。その原因は神出鬼没のブラックホールだ。」

タバサ「つまり神隠しの一種の様ね。」

リザードン「ああ。ほとんどはパートナーと共に旅をしていたが、ブラックホールに飲み込まれて離れ離れになってしまった。俺も同じだ。」

イルククウ「リザードン様にもパートナーがいたのね!?」

リザードン「ああ。離れ離れになってからあいつはどうなっているか分からないからな。」

ゲッコウガ「拙者もでござるよ。カルムは今頃どうしているでござろうか・・・。」

サーナイト「私は野生ポケモンだから、パートナーの事は思っていないわ。」

ルイズ「じゃあ、ピカチュウもブラックホールによって離れ離れになってしまったのね。」

ピカチュウ「ピカ・・・。」

リザードン「ああ。サトシと離れ離れになってしまった事が、とても悲しかっただろうな・・・。」

リザードン「吸い込まれた俺達はハルケギニアの前にいた世界に着地し、そこで生活を始めたんだ。」

ルイズ「その後にカービィと出会ったのね。」

リザードン「ああ。俺から話す事はこれだけさ。」

シエスタ「でも、ブラックホールを出したのはいったい誰なのでしょうか?」

ランクルス「うーん・・・。調べてみても分からないんだよね・・・。」

ゴチルゼル「でも一つだけ分かっている事があるわ。私達が吸い込まれたブラックホールは天然物ではなく人工物だという事が・・・。」

キュルケ「となると、誰かがブラックホールを発動したという事ね。」

エーコ「犯人はいったい誰なのかしら?」

ジョゼフ「それは俺だ。」

ルイズ「この声は!?」
ルイズが声のした方を振り向くと、ジョゼフ達が姿を現した。

ルイズ「あなたは!?」

ジョゼフ「ガリア国王、ジョゼフ1世だ。」

ゲッコウガ「という事は、タバサ殿の母親を誘拐したのも、ブラックホールを出したのも、カービィを誘拐しようとしたのもお主の仕業なのか!?」

ジョゼフ「その通りだ。文句でもあるのかね?」

リザードン「大有りだ!よくもパートナーと別れさせてくれたな!」

ジョゼフ「ほほう。俺は別にどうでもいいことなのだが。」

オコリザル「ふざけるな――――!!」ダッ

ガキン

オコリザル「な!?」

シェフィールド「私達がいる事を忘れてもらっては困る。」

オコリザル「くっ・・・。」

舞園「まさかジョゼフ陛下がそのような事をしていたなんて・・・。いくら何でも酷すぎます!」

ジョゼフ「酷すぎるだと?それのどこが悪い?」

朝日奈「全て悪いよ!」

小泉「あなたのやる事は間違っている!素直に謝罪しなさい!」

ジョゼフ「謝罪する気などない。」

ルイズ「どうやら口で聞いてもダメの様ね。だったら・・・、戦闘態勢用意!」

ジャキンジャキン

ジョゼフ「そっちがその気なら・・・、出でよ!我が使い魔達よ!」ビュン

ブリガロン「あれは・・・、モンスターボール!?」

ポーン

ルイズ「う、嘘でしょ!?ジョゼフまでポケモンを持っているなんて・・・。」

シエスタ「しかも強敵ばかりです!」

サーナイト「クロバット、アリアドス、ダーテング、サメハダー、ノクタス、ネンドール、ドンカラス、ブニャット、スカタンク、ドクロッグ、ドラピオン、メガヤンマ、ワルビアル、ヒヒダルマ、デスカーン、シンボラー、シュバルゴ、ギギギアル、シャンデラ、オーベム、アギルダー、コジョンド、キリキザン、バルジーナ。これはちょっと厄介かもね。」

ロズレイド「それだけじゃないわ!カエンジシ、ゴロンダ、ギルガルド、カラマネロ、ガメノデス、ドラミドロ、オーロット、オンバーン。それにサザンドラまでいるわよ!」

イルククウ「どうやら一筋縄ではいかないのね・・・。」

ジョゼフ「そう言う事だ。かかれー!!」

ドドドドド

ルイズ「そっちがその気なら、戦闘開始!」

ドドドドド

シエスタ「くっ!数はこちらが有利ですが、強さは半端じゃありません!」キンキン

サメハダー「ああ。強化された自分と戦っているみたいだぜ・・・。」

オンバーン「だがこのままだとやられてしまうぞ!」

ゲッコウガ「よし。こうなったら・・・。」

ガサゴソ

シエスタ「それは?」

ゲッコウガ「おはぎ。拙者達の故郷の菓子でござるよ。」

ルイズ「こんな時に食べてる場合じゃないでしょ!」

ゲッコウガ「まあまあ。これを食べる事である物を呼ぶことができるでござるよ。」

ルイズ「へ?」

モグモグ

ゲッコウガ「よし。あとはほら貝を吹くのみ。」サッ

シエスタ「何をする気でしょうか?」

ゲッコウガ「巨大からくり炎(ほむら)、出現せよ!」

ブオオオーッ

ジョゼフ「な、何だ!?」

ズシーンズシーン

ルイズ「な、何アレ!?」

ゲッコウガ「あれこそ巨大からくり、炎(ほむら)でござるよ。」

ルイズ達「ええっ!?」

ゲッコウガ「さて、久々に暴れるでござるよ!」ビュン

<システム起動。戦闘開始。>

ガシャーン

タバサ「すごい・・・。」

ゲッコウガ「さあ、これで終わらせるでござるよ!」

ジョゼフ「小癪な!やれ!!」

ドガガガガ

ゲッコウガ「甘い!」ブン

ドッゴーン

ルイズ「す、すごい・・・。大勢の敵を飛ばしちゃった・・・。」

ゲッコウガ「カービィ、ピカチュウ。お主達の合体技で決めるでござるよ!」

カービィ「ぽよ!」

ピカチュウ「ピカ!」

ビュンビュン

ジョゼフ「まずい!奴等が合体技を使う前に叩き落とせ!」

ゲッコウガ「そうはさせぬ!」

バリバリバリバリ

ジョゼフ「か、身体が・・・。」

ルイズ「今よ!」

ピカチュウ「ヂュウウウウウウウウ!!」バリバリバリ

カービィ(心の声)『プラズマアロー!』ギュイーン

ドッゴーン

ジョゼフ「覚えてろー!」ヒュルルルル

キラーン

舞園「2人共、すごいです!さっきの合体技はお見事でしたよ。」

カービィ「ぽよ!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ディアンシー「うふふ。その調子だと大丈夫そうですね。」

ルイズ「それじゃ、買い物の続きを始めましょう!ディアンシーも一緒に来る?」

ディアンシー「はい!」

ジョゼフの部屋

ジョゼフ「いつつ・・・。酷い目に遭ったが、奴等の実力を確認する事ができた。そろそろ戦争の準備をしてもいい頃だな。」

ビダーシャル「で、どうする気だ?」

ジョゼフ「決まってるだろ。まずはカービィを誘拐する事だ。あいつがトリステインにいる限り、苦戦は免れないからな。」

モノクマ「その任務は苗木達の役目だからね。2回も失敗しているから、強力な4人の助っ人を連れて来たよ。」

コツコツ

ジョゼフ「ほほう。元素の兄弟か。で、この任務は成功できるのか?」

ジャック「もちろんです。我々に任せてください。」

ジョゼフ「いい心がけだな。頼んだぞ。」

ジャック達「はっ!」

次回予告

ルイズ「ついにガリアとの戦争が幕を開けた!」

シエスタ「ガリアの作戦を調べてみた結果、苗木さん達を使ってカービィさんを誘拐するつもりです!」

タバサ「彼等だけでなく、元素の兄弟も参加している。こうなると苦戦は免れない。」

舞園「苗木君達と戦う事になるなんて・・・。いったいどうすればいいのでしょうか・・・?」

ルイズ「悩んでも仕方がないわ!何としてでもカービィを守り切りましょう!カービィは私の大切な仲間だから!」

カービィ「ぽよ・・・。」

エーコ「次回、『モノクマデスマッチ、ラストラウンド!』。お楽しみに!」

第8話 モノクマデスマッチ、ラストラウンド!

トリスタニア城

アンリエッタ「ついにガリアとの戦争が始まるのですね。」

ワルド「はい。こうなった以上は戦うしか方法はありませんからね。」

メタナイト「この事についてはロマリア、アルビオン、ゲルマニアにも伝えてある。あとはカービィ達に伝えるだけだ。」

アンリエッタ「分かりました。すぐに艦隊の手配を用意してください!準備ができ次第、出動しましょう!」

ワルド「はっ!」

カービィ達の家

キュッキュッ

ゲッコウガ「なるほど。ガリアの艦隊がトリステインに向かっているでござるか。」キュッキュッ

マニューラ「ああ。ジョゼフは戦争を起こすつもりだ。あっし等が戦うのも時間の問題だな。」

ルイズ「確かにそうね。ジョゼフの企みを阻止するためにも、私達が戦わないと!」

小泉「ルイズの言う通り。私達もしっかりしなきゃ!」キュッキュッ

終里「それもそうだな。なんだかワクワクしてきたぜ!!」キュッキュッ

セレス「あなたは戦いがあればそれでいいのですね・・・。」

終里「まあな。」

シュン

カービィ「メタナイト!」

メタナイト「緊急事態が発生した!22人のガリア兵がトリステインに潜入した!

シュバルゴ「ついに戦いが始まったようだな。で、潜入したのは?」

メタナイト「潜入したのはイザベラの使い魔18人、あと元素の兄弟だ。」

キュルケ「元素の兄弟か・・・。タバサは彼等について知ってるの?」

タバサ「もちろん。 ガリア王国の北花壇騎士として、暗躍してきた兄弟。10歳前後に見える“ダミアン”。 土系統の 使い手”ジャック“、人間離れした体術を 使う”ドゥドゥー“、唯一の女の子”ジャネット“の4人なの。」

終里「つまり一筋縄ではいかないという事だな。そっちの方が楽しくなりそうだぜ!」

ルイズ「こうしちゃいられないわ!すぐに出動するわよ!」

「その必要はないよ。なぜなら君達はここで負けるから。」

タバサ「その声は・・・、まさか!?」

ダミアン「久しぶりだね、タバサ。」

タバサ「元素の兄弟!どうしてここが分かったの!?」

ダミアン「左右田に作ってもらったレーダーのおかげさ。さすがは超高校級のメカニックだね。」

ジャネット「と言う訳で、カービィをこっちに渡しなさい!」

ルイズ「貴方達なんかに渡さないわ!カービィは私が守る!」

ダミアン「そのつもりならお前も一緒に来てもらうよ。ジョゼフ様がお前の虚無の力を欲しがっていたからね。」

ゲッコウガ「まさか爆発を奪うつもりでござるか!?」

ドゥドゥー「邪魔するというのなら容赦はしないぜ!戦闘開始だ!」

ルイズ「どうやら戦いは避けられない様ね。行くわよ!」

ジャック「俺の攻撃について来れるかな?アース・ブレイク!」ドゴーン

ガマゲロゲ「そうはいくか!大津波!」ドッパーン

ジャック「何!?俺の技が破られただと!?」

ガマゲロゲ「そしてそのまま、水神張り手連打!」ドガガガガ

ジャック「うおおおおおおお!!」

ズシーン

シエスタ「残るはあと3人です!」

ルイズ「よし!一気に行くわよ!」

カービィ「ぽよ!」

「それはどうかな?」

七海「こ、この声は!?」

スタタタタッ

日向「遅れて済まない。俺達も加勢する。」

ダミアン「まったく、来るのが遅すぎるよ。」

田中「文句を言うな。俺意外魔術を使う者はいないからな。」

ジャネット「ならいいけど。」

七海「まさか日向君とこんなところで出会うなんて・・・。」

日向「俺も同じ気持ちだ。だがこうなった以上は任務を遂行しなければならない。」

苗木「戦闘開始だ。行くぞ!」

桑田達「おう!!」

舞園「そんな・・・。苗木君達と戦うなんて・・・。」

霧切「私だってつらいかも知れないけど、戦うしか方法はない。行くわよ。」

舞園「・・・はい。」ギュッ

ガキンガキンガキン

モノクマ「やってるやってる。戦いはさらに激化しているね。」

モノクマ「せっかくだから面白くしちゃおっと!」

カタカタカタピコーン

モノクマ「さーて、どう動くかな?うぷぷぷぷ・・・。」

キンキンキンキン

ゲッコウガ「そこ!」ドガッ

十神「くっ!」

大和田「オラァッ!」ブンッ

ブリガロン「おっと!」ヒョイ

ルイズ「ん?」

シエスタ「どうしました?」

ルイズ「竜巻がこっちに来るわ!すぐに逃げないと!」

苗木「どうやらモノクマが仕掛けたに違いない。すぐに離れろ!」

ギュオオオオ

クレッフィ「小型だけど、威力は高い。気をつけて!」

ルイズ「小型台風・・・。そうだ!」

キュルケ「何か閃いたの?」

ルイズ「この小型台風を利用するのよ!私の剣を使えば何とかなるかも知れない!」

朝日奈「本当にそれが可能なの?」

ルイズ「今に見れば分かるわ。」

ルイズ「ピジョット。ふきとばしで小型台風を吹きとばして!」

ピジョット「任せて!」バサバサ

ヒュオオオオオ

ルイズ「カービィ、そのままソードビームで小型台風に当てて!」

カービィ「ぽよ!」

ビュン

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ギュオオオオオ

ドゴーン

罪木「威力が増しました!」

ルイズ「最後は終里!あなたが決めて!」

終里「おっしゃ!フレイムストライク!」ドガッ

ギュオオオオオオ

石丸「小型台風が大きくなった!?」

山田「これはヤバいですぞ!」

弐大「ここであきらめるとは情けないぞ!わしが跳ね返してやる!」

田中「本当にできるのか!?」

弐大「心配するな!大神、準備はいいか!?」

大神「任せろ!」

大神・弐大「はっ!」ドガッ

ギュオオオオオ

ゾロアーク「うおっ!今度はこっちに来た!」

西園寺「こうなったら扇子で弾き返してやるわ!それっ!」

ギュオオオオオ

花村「またこっちに来た!」

田中「だったら跳ね返すのみだ!」ドガッ

ギュオオオオオ

ルイズ「またこっちに来たわね。こうなったら・・・。」

スッ

ルイズ「七海?」

七海「ここは私が行く。」

ピョン

シエスタ「あっ、台風の中に入っちゃいました!」

澪田「いったい何をする気っすか?」

ソニア「さあ・・・?」

フッ

タバサ「台風が消えた!?」

ルイズ「しかも七海の姿までいなくなっているわ!」

日向「どういう事だ!?」

チョイチョイ

花村「ん?」

グサッ

花村「アアアアアアアア!!」ビョーン

ズシーン

左右田「は、花村!いったいどうなっているんだ!?」

日向「ま、まさか・・・。」ソーッ

七海「・・・。」ニヤッ

バキイイイイイイイ

日向達「」

ルイズ「一撃で全員を倒しちゃった・・・。」

カンカンカンカーン

数分後

ルイズ「で、ジョゼフはなんでカービィを誘拐しようとしたの?

ジャネット「ジョゼフ陛下はカービィのコピー能力に興味を持っていたの。その能力を自分の力にする為にね・・・。」

舞園「いくら何でも酷すぎます!我儘な子供と一緒ですよ!」

朝日奈「さやかちゃんの言う通りだね。ところでジョゼフは何処にいるの?」

大神「中央の巨大戦艦の中にいる。その中にはシェフィールドの姿も確認された。」

メタナイト「だったらすぐに急ぐぞ!あの男の野望を終わらせるためにも!」

ルイズ「ええ!あなた達も行くわよ!」

苗木「ぼ、僕達も!?」

舞園「当たり前です。」

桑田「まっ、仕方がないけど、舞園ちゃんと一緒に行くなら何でもいいや。」

左右田「俺もソニアさんと一緒なら文句はないぜ。」

日向「お前等・・・。」

ガリアの戦艦内

ジョゼフ「そうか。奴等は負けてしまったという事か。」

モノクマ「そうだよ。けど彼等はカービィ達を引き連れてここに戻るそうだ。」

ジョゼフ「なるほど。それならカービィとルイズの能力も奪えることができるな。ひとまずはそれでよしとするか。」

コツコツ

シェフィールド「陛下。苗木達が到着しました。」

ジョゼフ「分かった。すぐに通してやれ。」

シェフィールド「はっ!」

タタタタタ

ジョゼフ(コピー能力と爆発の力・・・。必ず俺の物にしてやる・・・。)

次回予告

ルイズ「ついにジョゼフのいる戦艦に乗り込んだ私達。指令室に辿り着いた途端、ジョゼフからいきなり奇襲を仕掛けられたの!」

シエスタ「どうやらミス・ヴァリエールとカービィさんの能力を奪うようですね。」

日向「だったら俺達も助太刀するぜ!」

ルイズ「手伝ってくれるの!?」

左右田「ああ。アイツの手によって仲間が2人死んでしまったからな。その責任は取ってもらうぜ!」

ジョゼフ「フン!いくら人数が多くてもこの俺には敵うまい。」

ルイズ「それはやってみなきゃ分からない!戦闘開始!」

カービィ「ぽよ!」

メタナイト「次回、『ジョゼフとの最大決戦!』!よろしく頼む。」

第9話 ジョゼフとの最大決戦!

戦艦通路

タタタタタ

ルイズ「もう少しでジョゼフの部屋ね。それにしてもこの通路で合ってるの?」

狛枝「もちろん合ってるさ。それよりも君達は本当にジョゼフと戦うのかい?」

ルイズ「当り前よ!あの男のやり方は絶対に許せないわ!」

シエスタ「私も同じです!自分のわがままの為に人を殺すなんて許される事ではありません!」

カービィ「ぽよぽよ!」

狛枝「なるほどね・・・。君達がそう言うのならそれでいいけど。」

舞園「着きました!あれがジョゼフのいる指令室です!」

ルイズ「よし!皆、行くわよ!」

ウィーン

シエスタ「!皆さん、避けてください!」

ルイズ「へ!?」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ルイズ「きゃっ!」

ドガガガガ

オノノクス「ふう・・・。もう少しで当たるところだったぜ・・・。」

ティファニア「いったい誰がこのような事を・・・。」

ジョゼフ「ほう。まさか俺の奇襲をかわすとは・・・。」

タバサ「ついに姿を現したわね・・・。ジョゼフ!」

ルイズ「この人がジョゼフ・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ジョゼフ「ほほう。こいつがコピー能力を使う使い魔か。実に興味深い。」

ルイズ「まさかそのコピー能力を奪うつもりなの?」

ジョゼフ「当然だ。一度興味がある能力は我の手に収める必要があるからな。」

ゾロアーク「つまりお前の物は俺の物。俺の物は俺の物という事か。ふざけるのもいい加減にしろ!」

ジョゼフ「ふざけてなどいない。最初からそのつもりだからな。」

ゲッコウガ「こうなった以上は戦うしか他はあるまい。全力で行くでござるよ!」シャキン

ゴウカザル「ああ。あいつの野望を終わらせるためにも、俺達が戦うしか方法はないからな。」

ジョゼフ「俺と戦うつもりか。ならば受けて立とう。全力でかかって来い!」

ルイズ「どうやら戦闘開始の様ね。攻撃開始!」

シエスタ達「おう!!!」

ジョゼフ「まずはこいつだ!サークルソード!」ギュオン

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ゾロアーク「チッ!迂闊に近づくことができないぜ!」

エーコ「ここは私に任せて!ブレイドウェーブ!」ギュオオオ

ドゴーン

ジョゼフ「くっ!サークルソードが破壊されたか!」

エーコ「そしてそのまま、エクスブレイド!」ギュン

ガキーン

ジョゼフ「残念ながら防いでもらった。ガーディアン・シールドで。」

エーコ「な!?」

ティファニア「ジョゼフがガーディアン・シールドを取得していたなんて・・・。」

キュルケ「どうやら油断できない相手の様ね。」

ゴチルゼル「確かに油断できない相手の様だけど、あの技は魔宝具から発動したようね。」

シエスタ「じゃあ、その魔宝具を壊せば勝つ可能性はあるという事ですね!」

マニューラ「そう言う事でさァ。メテオスラッシュ!」ビュン

ガシャーン

ジョゼフ「しまった!」

マニューラ「魔宝具が壊された以上、お前に勝ち目はない。これで終わりだ!」ビュン

ジョゼフ「それはどうかな?」

マニューラ「何!?」

ガキン

シェフィールド「私がいる事を忘れては困る。」

マニューラ「おのれ!まだ仲間がいたのか!」

ルイズ「こうなったら二手に別れるわよ!マニューラ達はシェフィールドを。私達はジョゼフを倒しに行くわ!」

マニューラ「了解!」

大和田「だったら俺達も助太刀するぜ!」

ルイズ「手伝ってくれるの!?」

左右田「ああ。アイツの手によって仲間が2人死んでしまったからな。その責任は取ってもらうぜ!」

ルイズ「あんた達・・・。」

ジョゼフ「フン!いくら人数が多くてもこの俺には敵うまい。」

ルイズ「それはやってみなきゃ分からない!戦闘再開!」

苗木達「おう!!」

ドゴーンドガーンキンキン

石丸「くっ!いくら魔宝具を壊しても次々と出て来るとは・・・。」

桑田「これじゃあキリがないぜ!」

弐大「だったら直接彼女に攻撃を与えるのみじゃあ!うおおおおお!!」

シェフィールド「自ら死に急ぐとはいい度胸だ。覚悟!」ブン

ドガッ

シェフィールド「な!?」

弐大「どうやら死に急いでいたのは、お前の方じゃったな。」

シェフィールド「ぐは・・・。」ユラッ

ズシーン

左右田「すげー・・・。」

弐大「まっ、こんな者じゃ。それよりもソニア達の助太刀に行くとするかのう!」

日向「ああ、もちろんだ!」

ドゴーンドガーン

ジョゼフ「くっ!次々と魔宝具が破壊されてしまうとは・・・。残るはあと1個のようだな。」

シュバルゴ「乱れ突き!」シュバババ

ピシッ

ジョゼフ「馬鹿な!魔宝具にひびが入っただと!?」

アギルダー「でかしたぞシュバルゴ!」

シュバルゴ「早く止めを!」

カービィ「ぽよ!」

ビュン

カービィ(心の声)・デルフ『「ソードビーム!」』ギュイン

ドッゴーン

ジョゼフ「あ・・・、が・・・。」

ルイズ「これで勝負あったわね。ティファニア。」

ティファニア「はい!真実の鏡よ。今、映しだせ!」

ピカアアアアア

ジョゼフ「こ、この光は!?」

ルイズ「ジョゼフ、今からこの鏡をよく見て頂戴。シャルルの本当の想いを・・・。」

ピカアアアア

シャルル『久しぶりだね、兄さん。』

ジョゼフ「シャルル!?」

タバサ「父様!?」

ジョゼフ「そ、その鏡の中から姿を現したのか!?」

シャルル「その通り。僕がここに来たのは兄さんに真実を伝えに来たんだ。」

ジョゼフ「し、真実だと!?」

シャルル「僕は兄さんをバカにしてなんかいない。兄さんをずっと支えていたんだ。」

タバサ「支えていた!?父上、何故そのような事を・・・。」

シャルル「兄さんは魔法が使えなくてね。次期国王である兄さんを支えるためには自分が動かなくちゃダメだと思った。」

オーベム「けどこの事がかえってジョゼフの劣等感を刺激して、憎しみを生むようになってしまったという事か。」

シャルル「そしてもう一つ。実は僕も兄さんの実力をただ1人理解していた事から、周囲に理解されない劣等感に苦しんでいたんだ。」

タバサ「父上にも劣等感があったなんて・・・。」

シャルル「兄を追い落として王位を得るべく血の滲むような努力を重ねて能力を高めていたことや、裏金を使って家臣を味方に付けていたこと、兄さんに王位が決まった際は嫉妬心を押し殺して必死に演技していたんだ。」

ジョゼフ「そうだったのか・・・。俺は・・・、そうとも知らずにシャルルを殺してしまったのか・・・。」

ルカリオ「今更後悔しても遅い。死んだ者は二度と生き返らないからな。」

ジョゼフ「ああ・・・。俺は・・・、王として失格だ・・・。」

カランコローン

タバサ「あれは・・・、王冠?」

スッ

タバサ「?」

ジョゼフ「王位はお前に譲ろう・・・。今までお前を苦しめていたな・・・。本当にすまなかった・・・。」

タバサ「ジョゼフ・・・。」

ジョゼフ「それにイザベラに伝えといてくれ・・・。バカな父親で悪かったと・・・。」

タバサ「今の言葉、彼女に伝えて置く。」

ジョゼフ「ああ、頼んだぞ・・・。」

シャルル「どうやら自分の罪に気付いたようだね。では、これで失礼するよ。」

ギュイーン

シャルル「タバサ、あの日からずいぶん時が経ったな。寂しくはないのか?」

タバサ「いえ、寂しく等ありません。私には多くの仲間がいますから!」

シャルル「そうか。なら心配いらないね。いつまでも君を見守ってるよ。」

パアアアア

タバサ「父様・・・。」

石丸「皆、大丈夫か!?」

ルイズ「こっちの方は終わったわよ。そちらの方は?」

弐大「おう!こっちも勝利したぞ!」

メタナイト「という事は、我々の勝利だな。」

ルイズ「そうね。すぐに連絡を・・・。」

モノクマ「その必要はありません!」

苗木「モノクマ!いつの間に!?」

モノクマ「さて、ジョゼフ陛下。話は先程聞かせてもらいました。これは相当罪が重いそうですね。裁かれる覚悟はできていますか?」

ジョゼフ「ああ。もちろんできているさ。すぐに処刑を始めてくれ。」

葉隠「ま、マジでやるつもりだべ!」

苗木「ジョゼフ陛下!罪を償って一からやり直せばいいじゃないですか!」

舞園「そうですよ!生きていればその内いい事があります!」

ジョゼフ「気持ちは嬉しいが、これは俺のケジメだ。自分が犯した罪の重さはこの刑に該当するからな。」

苗木「そんな・・・。」

シェフィールド「ジョゼフ陛下・・・。」

ジョゼフ「さらばだ、シェフィールド・・・。」

モノクマ「では、張り切っていきましょう!オシオキターイム!」

ギュイーン

『ジョゼフ陛下が相当重い罪を犯しました。オシオキを開始します。』

処刑執行 ジョゼフ陛下 未知なる扉の向こうには何があるか?

真っ暗な闇の中を進むジョゼフ。すると向こう側に白い道があった。

ジョゼフはその道を真っ直ぐ進んだその時、目の前に扉があった。

ジョゼフは扉の前に近づいた後、迷わずその扉を開けた。しかしその中には武器を持ったモノクマ達が待ち構えていた。

ジョゼフはニヤリと笑いながら、扉の中に入った。それと同時に扉が閉まり、モノクマが一斉攻撃を始めたのだ。

そして扉が再び開いた途端、残っていたのは血まみれのマントだけだった・・・。

モノクマ「ウププププ!これは傑作だね!」

シェフィールド「そんな・・・。ジョゼフ陛下が・・・・、ああ。」ユラッ

ルイズ「ショックで倒れるのも無理ないわね・・・。」

江ノ島「同感っしょ。」

苗木「モノクマ!確かに彼は多くの罪を犯した。けど、オシオキはやり過ぎだ!」

モノクマ「それのどこがやり過ぎだと言うの?やってしまった事は仕方がないんだよ。」

日向「ふざけるな!いくら何でも酷すぎるぞ!」

モノクマ「酷いとは失礼だな。それが僕のやり方なのさ。」

ルイズ「アンタって言う人は・・・!」

モノクマ「んじゃ、僕は失礼するよ。」

ギュン

ルイズ「モノクマ・・・。あなたはいったい何者なの・・・?」

トリスタニア城

アンリエッタ「そうですか。そのような事があったとは・・・。」

ルイズ「全て事実です。」

ワルド「となると、モノクマを倒さぬ限り、真の平和は訪れないという事だな。」

シエスタ「その様ですね。」

アンリエッタ「ですが、ジョゼフを倒す事ができただけでもいいとしましょう。今回の目的はジョゼフを倒す事でしたから。」

ルイズ「そうですね。目標を達成する事に成功しただけでも良しとしましょう。」

ウェールズ「ところでシェフィールドは?」

朝日奈「今、リザードン達が衛兵たちに引き渡しました。彼女の処罰は相当重いでしょうね。」

ヴィットーリオ「確かにそうかも知れませんね。」

それから3日後

キュルケ「昨日、イザベラと再会したでしょ?どうだった?」

タバサ「和解する事に成功した。あと苗木達はイザベラのサポートに専念するため、彼女の傍に付くことにしたの。」

舞園「そうですか。苗木君達にまた会えるのでしょうか?」

ルイズ「きっと会えるわよ。いつか必ずね。」

カービィ「ぽよ!」

舞園「・・・はい!」ニカッ

朝日奈「皆ー!昼食の時間だよー!」

ルイズ「それじゃ、行きますか!」

カービィ「ぽよーい♪」ピョン

次回予告

ルイズ「休暇の為、海に来た私達。姫様やアニエス達も合流して楽しい休暇が始まった。」

オノノクス「ところがオスマン達が合流したおかげで、休暇はとんでもない方向に進み始めた!」

狛枝「貝の水着を着けるのなら、貧乳は止めた方がいいみたいだね。」

小泉「どういう意味よ!」

ルイズ「あんな水着を着るなんて絶対嫌だからね!」

エーコ「さらに巨大タコも出現して大パニックに!休暇はいったいどうなるの!?」

アンリエッタ「次回、『海辺での休暇は大パニック!』。お楽しみに!」

第10話 海辺での休暇は大パニック!

カービィの家の庭

フワライド「あの戦いから1週間・・・。ガリアでは新たな国づくりが始まっているようだね。」

ワルビアル「ああ。だが、ジョゼフの手によって多くの人が犠牲になったからな。その傷跡は深いだろう・・・。」

キリキザン「そうだな・・・。2度とこのような事が起こらなければいいのだが・・・。」

ルイズ「あっ、丁度いいところにいたわね。実はアンリエッタ姫から連絡があったの。」

フライゴン「連絡?」

ルイズ「今度の休暇に皆で海に行きましょうって。」

サメハダー「それはいいアイデアだな。もちろん俺達も行くぜ!」

ルイズ「なら決まりね。早速準備しないと!」ダッ

シンボラー「あいつ、行動が早いな・・・。」

それから3日後

ザザーン

トドゼルガ「おお・・・。これがハルケギニアの海か・・・。」

ゲッコウガ「海に来るのも久しぶりでござるな。」

カービィ「ぽよ!」

アンリエッタ「気に入ってもらえて何よりです。早速水着に着替えましょう。」

ルイズ「カービィ達はここで待っててね。」

カービィ「ぽよ!」

タタタタタ

ワルド「我々は姫様方が戻るまで準備をしておこう。すぐにパラソルの用意を!」

ポケモン達「はっ!」

それから数分後

アンリエッタ「お待たせしました!」

オオーッ

ゲッコウガ「す、すごい衣装でござるな・・・。」

ルカリオ「見事としか言いようがない・・・。」

サンダース「あれ?ソニアはウェットスーツなのか?」

ソニア「ええ。私はこれで十分ですから。」

ブラッキー「ちょっと勿体ない気がするんだけど・・・。」

ソニア「そうでしょうか?」

「その通りじゃ。せめてこれに着替えなさい。」

ルイズ「その声は!?」
ルイズ達が声のした方を振り向くと、オスマン達が後ろに立っていた。

ルイズ「オスマン理事長!どうしてこんなところに!?」

オスマン「お主らが海に行くと聞いて、わし等も着いて来たんじゃ。この小型カメラでな。」

ルイズ「う・・・。そんな物を持っていたとは・・・。

苗木「実は僕達もオスマン理事長に誘われて来ちゃいました。」ヒョコ

舞園「あっ、苗木君!」

オスマン「と言う訳でソニア姫、早速この水着に着替えてください。」

ソニア「そこまでおっしゃるのなら、着替えましょう。」

男性陣「おお!」

ソニア「コスチュームチェンジ。」ポウッ

ヒュオオオオオ

ソニア「いかがでしょうか?」

オスマン「こ、これは見事じゃ・・・。」

左右田「ぐは・・・・。」ブブーッ

バターン

日向「大変だ!左右田が倒れたぞ!」

弐大「しっかりせんかい!」

罪木「すぐに手当てしますー!」

ワーワーギャーギャー

ルイズ「ハァ・・・。まさかこんな展開になるなんて・・・。」

狛枝「仕方がないよ。ここはひとまず我慢しないと。それよりもいい水着を持ってきたんだ。はい。」スッ

小泉「こ、これって貝の水着じゃないの!」

狛枝「ひとつだけ言っておくけど、貝の水着を着けるのなら、貧乳は止めた方がいいみたいだね。」

小泉「どういう意味よ!」

ルイズ「あんな水着を着るなんて絶対嫌だからね!」

ゲッコウガ(誰もが皆、そう思っているでござるよ・・・。)

バシャーン

サメハダー「ふう・・・。久々の海は最高だぜ!」

サニーゴ「ええ!海は私達の家だからね。」

キングドラ「おっ。海の中にはラブカスもいるぞ。」

ラプラス「まさかここにもポケモンがいるなんて思わなかったわね。」

カービィ「ぽよぽよ!」

ゲッコウガ「皆、楽しそうで良かったでござるな。」

リザードン「ああ。俺達は泳げないから砂浜でサンドアートを作るしかないけどな。」

フレイム「きゅるきゅる。」ポンポン

メガニウム「そう言えばルイズ達は?」

サーナイト「ええ。彼女達なら・・・。」ユビサシ

ルイズ「シエスタ、お願い!」ダン

シエスタ「それっ!」バシーン

ゲンガー「ルイズ・シエスタペア。一点追加!」

エーコ「おのれ・・・。ティファニア!本気でいくわよ!」

ティファニア「はい!」

シルフィード「あっちはあっちで楽しそうなのね。」

ピカチュウ「ピッカ。」

ブースター「でも、ほとんどの男子がエロい目で見ている気がするんだけど・・・。」

ブラッキー「なんだか怪しいな・・・。」

その夜

ルイズ「えっ?そのような事が?」

ブースター「うん。あの時の男子の目、相当エロかったよ。」

ブラッキー「特にギーシュ、マルコリヌ、レイナール、ギムリ、オスマン、花村、山田の目が・・・。」

セレス「なるほどね・・・。それなら私にいい考えがありますわ。」

朝日奈「いいアイデア?」

セレス「実は・・・。」

翌日

山田「まさかセレス殿から呼び出しを受けるとは・・・。」

花村「いったい何の用だろう・・・?」

セレス「よく来てくれたわね。」

山田「セレス殿、話と言うのは?」

セレス「ええ。すぐに終わりますわ。」パチン

ザッザッザッザッ

山田「こ、これは一体!?」

小泉「昨日の件、じっくり聞かせてもらおうかしら?」

ペコ「答え次第では切り捨てる。」

ソニア「チミドロフィーバータイムですよ?お二人さん。」

花村「という事は・・・。」

セレス「この童貞豚どもがああああああああああああああああああああああああああ!!!!!(<●><●>)」

山田・花村「ひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!?」

ドッパーン

一方、遠く離れた場所では・・・。

オスマン「で、話とはなんじゃね?」

キュルケ「オスマン先生、昨日の事についてですが・・・。」

シュルルルル

キュルケ「私達をエロい目で見た罪は重いですよ!覚悟してください!」

オスマン「ま、待て・・・。話せば・・・、うわああああああ!!」

ザッパーン

別の場所では・・・。

マルコリヌ「まさかティファニアちゃんからラブレターが来るなんて・・・。確か指定場所は・・・、あった。」

ビュン

ルイズ「マルコリヌ、見っけ。」

マルコリヌ「何するんだよ!僕は別に・・・、うわああああああ!!」

ザッパーン

チーン

ルイズ「これで全員ね。岩に括り付けて置いたし、すぐに海へ向かいましょう。」

セレス「ええ。」

舞園「でも、彼等を縛って置いていいのでしょうか?」

霧切「元はと言えば彼等が仕出かしたからね。自業自得よ。」

舞園「言われてみればそうですね。カービィもあんな大人になっちゃダメですよ。」

カービィ「ぽよ。」

ルイズ「それ、私のセリフなんだけど・・・。」

バシャバシャバシャ

ティファニア「エーコ、泳ぎが上手になったわね。」

エーコ「うん・・・。バタフライはまだできてないけどね・・・。」

ジュゴン「その内頑張ればきっと出来るはずさ。」

ニュルル

ルイズ「ん?」

シエスタ「何か体に纏わりついたような・・・。」

キュルケ「ま、まさか・・・!?」

ザッパーン

ルイズ・キュルケ・シエスタ・ティファニア・エーコ・アンリエッタ・朝日奈・舞園「大ダコ!!!!????」

タバサ「でかい。」

ゲッコウガ「感心している場合ではないでござる!すぐに救出せねば!」

ワルド「だが姫様やルイズが人質になっている限り、電撃での攻撃は危険だぞ。」

ゲッコウガ「だったらカービィ、辺古山殿、タバサ殿。お願いするでござる!」

辺古山・タバサ「心得た!」

シュンシュンシュン

タバサ「敵の弱点は頭。最大奥義で攻撃すれば一撃で倒れる。」

辺古山「分かった。だったらあの技でいくぞ!」

デルフ「相棒!力を込めて決めようぜ!」

カービィ「ぽよ!」

カービィ(心の声)・デルフ・辺古山・タバサ「『ソードビーム!』」シュババッ

ドッゴーン

アニエス「敵戦闘不能。でかしたぞ3人共!」

カービィ「ぽっよーい!」

ワルド「で、このタコはどうするのでしょうか?」

花村「なら僕にいいアイデアがあります!」

辺古山「花村!いつの間に!?」

数分後

ルイズ「あっ、おいしい!」ハフハフ

舞園「まさかこの世界でたこ焼きを食べるなんて思いませんでした。」

花村「まだたくさんあるからどんどん食べてね!」

大和田「けど、お前は縄で縛られていたはずだろ?どうやって脱出したんだ?」

花村「ああ。あれは大タコが出現したのを見て、自力で脱出したのさ。」

石丸「なるほど。けど、誰か忘れているような・・・。」

花村「そう言えば・・・、あっ!」

一方、岩場では――――

ギーシュ「うわああああああ!潮が満ちてくる!」

マルコリヌ「誰か助けてくれー!!」

山田「もう悪い事はしませんぞー!」

オスマン「だから助けてくれー!!」

次回予告

ルイズ「次回は新しく始まったアニメ作品とのコラボコントをお送りするわよ!」

シエスタ「そのアニメ作品とは何でしょうか?」

ルイズ「確かリオネス王国を舞台に、聖騎士団に立ち向かう者達の物語だけど・・・。」

シエスタ「それってもしかして・・・!」

ルイズ「そのまさかよ!」

カービィ「ぽよ?」

デルフ「次回、『夢のコラボコントカーニバル!』!よろしくな!」

第11話 夢のコラボコントカーニバル!

BGM:ドラムロール

ルイズ「皆様、お待たせしました!これより夢のコラボコントカーニバルの開幕です!」

ワアアアアア

ルイズ「と言う訳で、コラボコントカーニバルが始まりました!司会は私、ルイズと!」

シエスタ「私、シエスタ!そしてカービィさんの3人でお送りします!」

ワアアアアア

シエスタ「それにしても驚きましたね!まさか快く引き受けてくれるなんて!」

ルイズ「ええ!彼等も共演する事を楽しみにしていたからね!」

カービィ「ぽよぽよ!」

ルイズ「それでは、早速登場してもらいましょう!どうぞー!!」

ワアアアアア

ルイズ「ご紹介しましょう!七つの大罪メンバーです!」

メリオダス「俺はメリオダスだ。よろしくな!」

エリザベス「エリザベスです!よろしくお願いします!」

ディアンヌ「ボクはディアンヌ!よろしくね!」

バン「俺の名はバン。よろしくな♪」

キング「オイラはキング。よろしく!」

ホーク「俺はホーク。よろしくな!」

ギルサンダー「ギルサンダーだ。よろしく頼む。」

ワアアアアア

メリオダス「しかし驚いたな。こんなにも歓声を受けるなんて。」

ルイズ「私ももちろん驚いているけどね。」

シエスタ「さて、全員そろったところで、そろそろコントを始めちゃいましょうか!」

カービィ「ぽよ!」

ディアンヌ「そうだね!では早速・・・。」

「誰か忘れていないかい?」

ホーク「こ、この声は!?」

ビュン

シエスタ「あなたは!?」

ゴウセル「ゴウセルだ。よろしく頼む。」

メリオダス「ゴウセル、何処に行ってたんだ?」

ゴウセル「ちょっと読書してたら遅くなった。」

ズガーッ←カービィとゴウセル以外ずっこけた音

ルイズ「ま、まあいいわ。ともかく全員そろった事だし、コントを始めるわよ!」

ウオオオオオオ

ディアンヌ「それじゃ、行って見よー!!」

コント1 消灯ラッパ

コルベール「皆様は消灯ラッパをご存知ですか?」

コルベール「消灯ラッパとは集団生活をする人たちに就寝時の知らせを告げる音楽信号で、就寝ラッパとも言われています。」

コルベール「最初のコントはそれを使ったコントです。では、どうぞ。」

宿舎

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「ふう・・・。訓練も楽じゃないわね。」

ディアンヌ「そうそう。まだ足に疲れが残っているよ。」

ピーッ

ディアンヌ「あっ!団長!」

メリオダス「全員整列!」

ザッ

メリオダス「胸を揉め!」

ボガッ

ルイズ「いい加減に死なさいよ?#####」

メリオダス「悪かったって。では、本題に入るぞ。本日より我が軍に消灯ラッパが導入された。今後はこれを使って合図をする。」

メリオダス「消灯ラッパ。合図を頼んだぞ!」

カービィ「ぽよ!」

メリオダス「以上だ。」

ザッザッザッ

ルイズ「カービィが消灯ラッパか・・・。なんか嫌な予感が・・・。」

カービィ「ぽよ・・・、ぽよ・・・?」

スッ・・・・、ブッ
ガシャーン

ルイズ「いたた・・・。いったいどうなっているのよ・・・。」

キュルケ「誰かおならをしていなかった?」

ルイズ「違うわよ!私じゃない!」

シエスタ「じゃあ、いったい誰が!?」

カービィ「ぽよ・・・。」

ドレミファソラシド
ドシラソファミレプーッ
ガシャーン

タバサ「また変な音が出た。どうなっているの?」

カービィ「ぽよ・・・。ぽよ?」

カービィ「ぽよ・・・。!ぽよ!ぽよ!」

ワイワイガヤガヤ
パパッパパッパッパー
ドタドタドタ
パパッパパッパッパ
ハビバビバビバ
パパッパパッパッパ
ハビバビバビバ

ズガシャーッ

ルイズ「何だか怪しいわね・・・。」

カービィ「ぽよぽよ♪」

パーパララーパラーパラー
イェーッ
パララララララー

ジーッ
ルイズ「はっ!」

メリオダス「これはいい眺めだな。で、何があった?」

ルイズ「消灯ラッパがおかしい・・・って、まさか!?」

ドタドタドタ

ルイズ「カービィ!」

カービィ「」プッ

ルイズ「頼むから変な音を吹かないでよ。これだと私達の生活に悪影響が出るわ。」

カービィ「ぽよ。ぽよぽよ。」

ルイズ「へ?カービィはトランペットは初めてだったの?」

カービィ「ぽよ。」

ルイズ「そう言う事なら仕方がないわね。じゃあ、私が手本を見せてあげるから。」

BGM:競馬のファンファーレ

ガシャン

ウオオオオオオオ

ルイズ「あ・・・。これはちょっとまずいかも・・・。」

ドドドドド

小泉「ちゃんと真面目に吹きなさい!」ドガッ

ルイズ「うげっ!」ドサッ

メリオダス「駄目だこりゃ。」

コント2 タイガーレディ

キング「すいませんタイガーレディさん。出番です。」

小泉「ええ。お客さんの方は?」

キング「かなりいっぱいいます。」

小泉「分かったわ。マスクを頂戴。」

キング「あいよ。」ヒョイ

小泉「ありがとう。」スッ

キング「はい。ちょっとごめんよ。」サッ

診察中

キング「裸で寝るから風邪をひくんだよ。だから・・・。」

バキィ!

キング「なんで殴るの!?」

小泉「私は病気じゃないの!マスクじゃなくてお面だから!」

ソニア「でしたら、これを。」

小泉「あっ、ありがとう。」

キング「装着したようだね。よっ!」

BGM:祭囃子

スパン

ソニア「いたた・・・。なぜ叩くのですか?」

小泉「いや、間違っているから。それに何で私がひょっとこのお面を被らなきゃいけないの?」

キング「いや、君にはこのお面が似合うと思うけど。」

小泉「いい加減に死なさい!」ブン

ドガッ

キング「いたた・・・。なんでオイラがこんな目に遭わなきゃいけないんだ?」

小泉「そういうお面じゃなくて虎のお面が欲しいの!」

ソニア「もしかしてこれの事でしょうか?」

小泉「そう!それそれ!」

キング「装着したらすぐに行くぞ!お客様が待っているからな。」

小泉「分かってるって。」

会場

キング「大変長らくお待たせしました。これよりタイガーレディショーの開幕です!」

BGM:お色気ショー

キング「お客様にお願いいたします。タイガーレディには手を触れない様にしてください!」

キング「それでは、まな板ショーの始まりだ!」

ワアアアアア

キング「お客様にお願いいたします。タイ・・・。」

ポカッ

キング「ん?」

小泉「何で私がこのような事をしなきゃならないの?」

キング「でもノリノリだったじゃないか。」

小泉「いい加減にしろ!」ドガッ

ガシャーン

小泉「・・・やり過ぎたかな?」

コント3 向日葵物語

狛枝「あるところに一輪の向日葵が咲いていました。その向日葵はまだ小さかった為、大きくなることを願っていました。」

狛枝「そこに小さな子供達が現れて、向日葵に水をあげました。」

狛枝「すると向日葵はだんだん大きくなり、前よりも高くなりました。」

狛枝「子供達が帰ったその時、お相撲さんが通りかかりました。」

ハリテヤマ「横綱になったのはいいが、これからが不安だ。どのように立ち向かえばいいのだろう?」

狛枝「すると向日葵が、『お相撲さん。悩みがあるならこの茎を思いっきり倒しなさい。』。」

日向「ええっ!?」

狛枝「『君ならきっと大横綱になれるはずだ!』。」

ハリテヤマ「なら遠慮なく!」ダッ

ドガシャーン

舞園「うわ・・・。」

狛枝「お相撲さんはお礼を言った後、茎を元に戻しました。」

日向「おい!無茶苦茶すぎるぞ!」

狛枝「あれ?まずかったかな?」

日向「当たり前だろ!もっといい話はないのか!?」

狛枝「ああ。あるにはあるけど・・・、あった!これでいこう!」

日向「頼むから真面目にやってくれよ。」

狛枝「『向日葵と野球少年』。ある日、向日葵が神々しく咲いていると、そこに少年野球の選手が通りかかりました。」

桑田「ハァ・・・。バッティングも投球も今回は良かった。けど、何かが足りないんだよな・・・。」

狛枝「そこに向日葵が、『坊や、悩みがあるなら思いっきり打ちなさい。君ならきっとできるはずだ!』。」

日向「ええっ!?」

桑田「んじゃ、遠慮なく!」

ドガッ、ガシャーン

日向「あああああああああ!!」ドドドドド

狛枝「向日葵は喜んでその辺を走りました。」

日向「これが喜んでいる顔か!?痛がっているだろ!」

狛枝「まずかったかな?」

日向「当たり前だ!詩人が出てくる話はないのか!?」

狛枝「うーん・・・。あっ、この話がいいかも知れない。」

日向「本当か?」

狛枝「とりあえずやってみよう。早くスタンバイを!」

日向「あいよ。」

狛枝「ある日、向日葵が立っていると、そこにバンが通りかかりました。」

バン「ハァ・・・。何かが足りないな・・・。今の技はなかなか悪くないのだが・・・。」

狛枝「そう言ったその時、『バンさん。悩みがあるならこの茎を思いっきり蹴ってください。』。」

日向「ええっ!?」

狛枝「『あなたならきっと新しい技が出るはずだ!』。」

バン「んじゃ、遠慮なく♪」

ドンガラガッシャーン

日向「ギャアアアアア!!」

バン「おっと、やり過ぎたかな♪」

日向「やり過ぎのレベルを超えているぞ!狛枝・・・!###」

狛枝「あらら、やり過ぎたかな?」

日向「二度と語りをするな!」ドガッ

狛枝「うげっ!」

七海「駄目だこりゃ。」

コント4 大回転競技

ワーワー

デデンネ「それでは競技を始めます!まずはホーク選手!」

ホーク「行くぜ!」ダッ

シャーシャー
オーッ

ホーク「へへん!楽勝だぜ!」

デデンネ「そしてそのままゴール!記録は高得点です!」

オオーッ

デデンネ「次!メリオダス選手!」

メリオダス「行くぜ!」

ワイワイガヤガヤ

ディアンヌ「うう・・・。まさか団長も高得点だとは・・・、自信ないな・・・。」

シュバルゴ「しっかりしなよ!ここまで来たからにはやるしかないじゃないか!」

澪田「そうっすよ!次はディアンヌちゃんの番っす!」

ディアンヌ「そうだね・・・。よーし!」

デデンネ「次、ディアンヌ選手!」

ディアンヌ「いっきまーす!」ギュン

シャアアアアア

メリオダス「おっ、やるじゃないか!」

ディアンヌ「残りはゴールだ!」

シャアアア

デデンネ「決まったー!ディアンヌ選手がトップに躍り出たー!」

ディアンヌ「やったー!」

ドガーッザザーッ

その後

エリザベス「結局ディアンヌ様が優勝しましたが、木にぶつかったと同時に多くの観客が風邪をひいてしまいましたね。」

ディアンヌ「うん・・・。ちょっと悪い事しちゃったかな?」

ホーク「ちょっとのレベルじゃないと思うぞ・・・。」

コント5 アパート騒動

ルイズ「ふう・・・。そろそろ家賃の払う時期が来たようね。今度こそ払ってもらわないと!」

ホーク「おい、まずいぞ!大家さんが家賃を取り立てに来るぞ!」

キング「こうなったら逃げるしかないようだな・・・。」

メリオダス「ああ。奴が家に入ったと同時に逃げるぞ。」

バン「そうするしかないみたいだな。」

ガラッ

ホーク「入って来たぞ。」

メリオダス「よし!逃げるぞ!」ダッ

ルイズ「奴等は必ず逃げようとする。ならば攻めるのみ!」

メリオダス「くっ!前より速くなってる!急いで脱出しなければ!」

タタタタタ

キング「まずいな・・・。どっか隠れられる場所は・・・、あった!」

キキッ

キング「このドラム缶の中に入ったらこっちの物だ!」

ヒョイ、ザッパーン

キング「ギャアアアアア!冷たーい!」ビョーン

ルイズ「どうやら罠にかかった様ね。家賃を払いなさい。」

キング「まさかオイラが罠にかかるとは・・・。はい、家賃。」

ルイズ「どうも。残るはあと3人。行くわよ、カービィ!」

カービィ「ぽよ!」

ホーク「まずい!キングが捕まったぞ!」

メリオダス「俺は屋根の上に登って逃げる!」

バン「俺はそのまま逃避行だ!」

ルイズ「3手に別れた様ね・・・。カービィ、準備はいい?」

カービィ「ぽよ!」ダッ

ルイズの部屋

ホーク「さてと・・・、冷蔵庫の中に隠れるとするか。」

ガチャッ、バタン

カービィ「ぽよ・・?」キョロキョロ

グーッ

カービィ「ぽよぽよ。」ガチャッ

ホーク「ゲッ!見つかった!」

カービィ「ぽよ!ぽよぽよ!」

ホーク「分かったよ。ほら、家賃。」

カービィ「ぽよ。」

ルイズ「これで残るは2人。良くやったわね、カービィ。」

バン「あーらら♪残るは俺達だけとなったか。まっ、既に離れた場所にいるし、追いつけることもないだろう。」

シュン

シエスタ「残念ですが、私も家賃を取り立てに来ました。観念してください。」

バン「見つかった物はしょうがねーな。逃げるとすっか!」ドギュン

シエスタ「待ちなさい!」ダッ

ドドドドド

バン「チッ!こうなったら屋根の上に・・・。」

カカカカカ

バン「な!?」

西園寺「こんな事もあろうかと、シエスタおねぇに頼まれてスタンバイしました。」

小泉「観念しなさい!」

バン「まっ、仕方がないよな。ほらよ。」

シエスタ「これで残るはメリオダスさんのみですね。」

バン「けど団長を捕まえるのは難しいぞ?あいつは逃げ足が速いからな。」

シエスタ「そうですか・・・。ミス・ヴァリエール、大丈夫でしょうか・・・。」

アパート

ドタドタ

ルイズ「さっさと家賃を払いなさい!」

メリオダス「そこだけはどうしても譲れないね!」

キング「逃げろ団長!追いつかれる前に!」

メリオダス「あらよっと!」ヒョイ

ゴウセル「おお!見事な身のこなしだ!」

メリオダス「どうだ!これで追いつくことができないだろ!」

ルイズ「こうなったら鞭で捕えるしか方法はない!」ビュン

ガシッ

メリオダス「チッ!捕まったが、こんなところであきらめてたまるかー!!」ドドドドド

バキィッ

キング「あっ!ベランダが外れた!」

ルイズ「キャアアアアアア!誰か助けて―――――!!」

ゴウセル「あらら。こういう結末となってしまったか。」
その後、ルイズはゴウセルたちによって助け出されたのであった。

ルイズ「はい!前半を振り返っていかがだったでしょうか?」

メリオダス「俺はアパート騒動が面白かったぜ。まさかベランダが外れて移動するとは驚いたな!」

ディアンヌ「ボクは向日葵物語!狛枝の語りがとても面白かった!」

バン「俺はタイガーレディだな。けど、まな板ショーが途中で中断したのが残念だったな。」

キング「だったらここで披露しようか?」

シエスタ「やるのですか!?」

キング「もちろん!それでは、タイガーレディショーの始まりだ!」

ワアアアアア

BGM:お色気ショー

エリザベス「あっ、タイガーレディです!」

キング「それではまな板ショー、いってみよー!」

ワアアアアア

バン「おお!これはいいじゃねえか♪」

メリオダス「おお!もうちょっとで見えるぞ!」

キング「お客様にお願いいたします!タイガーレディには触れないでください!タイ・・・。」

バシッ

小泉「アンタ、いい加減にしなさいよね・・・。###」

キング「いや、これはその・・・。」

小泉「歯ぁ食いしばれえ!!」

ドカバキボカスカ

キング「ギャアアアアア!!」

メリオダス「容赦ねーな・・・。」

ルイズ「そ、そうね・・・。それじゃ、後半スタート!」

カービィ「ぽよ!」

コント6 虫騒動

ギルサンダー「森の中にはいろいろな虫がいる。だが、ハルケギニアには新種の虫が現れたそうだ。」

ホーク「で、その新種と言うのはどんな奴等だ?」

ギルサンダー「あそこだ。」ビシッ

ホーク「あっ!あれってポケモンじゃねえか!」

ギルサンダー「そうだ。彼等こそ新種の虫共だ。」

ホーク「スピアーにバタフリー、モルフォンにビビヨン。あっ、ペンドラーまでいやがる!」

ギルサンダー「それだけではない。ヘラクロス、カイロス、ストライク、レディアンにメガヤンマもいる。」

ホーク「へー。いろんな種類があるんだな。」

ギルサンダー「ああ。中でもウルガモスとゲノセクトは伝説級だ。」

ホーク「けど、この事をディアンヌが聞いたら大パニックになるんじゃないか?」

ギルサンダー「想像したらそうなるだろうな・・・。」

ズシーンズシーン

ホーク「あ。ディアンヌだ。」

ギルサンダー「まずい!今、ここで虫が姿を現したら・・・!」

ブーン

ホーク「あっ、大量の虫が姿を現した。」

ギルサンダー「という事は・・・!」

ディアンヌ「イヤーッ!ボク虫きらーい!」

ドスドスドスドス

ホーク「うわあああああ!こっちに来たー!!」

ギルサンダー「急いで逃げるぞ!」ダッ

ブーン

ホーク「うおっ!虫がギルサンダーの元に集まって行くぞ!」

ギルサンダー「これはいったいどういう事だ!?」

ドスドスドスドス

ホーク「あっ!近づいて来た・・・。という事は!?」

ディアンヌ「虫気持ち悪いー!」ブン

ギルサンダー「うわあああああああ!」ヒュルルルル

キラーン

ディアンヌ「ハァ・・・。気持ち悪かった。」

ホーク「ギルサンダーの奴、お星さまになってしまったか・・・。駄目だこりゃ。」

コント7 ストーカー騒動

キング「何?ストーカーに狙われている?」

苗木「はい。舞園さん、霧切さん、セレスさん、むくろさんが僕を狙っています。何とかしていただけますか?」

メリオダス「だったら俺が引き受けよう。」

キング「団長、何かいいアイデアがあるのか?」

メリオダス「ああ!俺に任せとけ!」

苗木・キング(先行きが不安になってきた・・・。)

翌日

キング『こちらキング、ストーカーはまだ姿を現していない。』

メリオダス「そうか。引き続き監視を続けてくれ。」

キング『オーライ。』

メリオダス「さて、彼女達がどう出るかが問題だな。ストーカーが出る前に叩きのめさないと・・・。」

キング『見つけた!ストーカー共だ!』

メリオダス「よし!すぐに取り押さえろ!」

キング『了解!』

バッ

戦刃「投網戦法か・・・。その方法は見切っている!」ジャキッ

バッバッバッ

キング「な!?一瞬で網が切れただと!?」

戦刃「甘く見ないで。私はこう見えても『超高校級の軍人』という肩書を持っているから。」

キング「なるほどね・・・。じゃ、これはどうかな?」パチン

舞園「こ、この技は!?」

キング「光華(サンフラワー)!」ビュン

シュンシュンシュンシュン

キング「か、かわした!?」

ガシッ

セレス「邪魔をしないでくださいますか?」ニコッ

ギャアアアアアアア

『キング、戦闘不能』

バン「やれやれ。キングが戦闘不能になっちまったか。んじゃ、俺が行くとするか。」

ジャキッ

戦刃「動くな。おとなしく手を挙げろ。」

バン「あ。言い忘れていたけど、俺、アンテッドだから。」

霧切「じゃ、じゃあ、という事は・・・。」

バン「これで終わりだ。」ニカッ

キャアアアアア

苗木「あれは霧切さん達の悲鳴・・・。どうやら終わったようだな。」

それから数分後

メリオダス「で、なぜストーカー行為をしていた?」

霧切「決まっているでしょ?苗木君と[ピーー]を・・・。」

ズンガラガッシャーン

キング「お、おい!ちょっと待て!」

霧切「な、何するの?」

キング「今、問題発言言ったよね!?これは非常にヤバすぎるぞ!」

霧切「そうなのかしら?」

ホーク「当たり前だろ!懺悔だ懺悔!」

ビュン

ホーク「こらー!逃げるなー!」

舞園「普通、女の子が[ピーー]を使うのでしょうか?」

セレス「絶対に使いませんわね。」

メリオダス「駄目だこりゃ。」

ラストコント 山寺の鐘つき

ポクポクポクポク

ルイズ(私達は精神力を鍛えるために山寺に修行に来たの。けど、その寺の住職ときたら、とんでもないスケベなの。)

ルイズ(本当にこれで大丈夫なのかしら?)

チーン

メリオダス「さて、シエスタ。鐘をつきなさい。」

シエスタ「はい。」

スタスタスタ

シエスタ「これですね。では。」

ゴン

シエスタ「あれ?」

ルイズ「な、何か鐘の音がおかしくない?」

キュルケ「言われてみれば・・・。」

シエスタ「おかしいですね・・・?あっ。」

スタスタスタ

ルイズ「ん?」

ゴーン

メリオダス「な、何をした!?」

シエスタ「いえ。鐘の音が鳴らなかったので、和尚様の頭を叩いたら・・・。」

メリオダス「人の頭を叩くな!次!」

キュルケ「じゃ、行って来るわ。」

スタスタスタ

キュルケ「せーの!」

ドゴーン

キュルケ「きゃあああああ!!」

メリオダス「どうした!?」

キュルケ「か、鐘の中で爆発が起こった!」

メリオダス「寝ぼけているんじゃないのか?」

キュルケ「寝ぼけてなんかいないわよ!」

メリオダス「まあいいや。タバサ、やってくれるか?」

タバサ「分かった。」

スタスタスタ

タバサ「せーの。」

ヒョイ

タバサ「?」

ヒョイ

タバサ「どうやらつかれる事を嫌がっている・・・。そうだ。」

グイグイ

タバサ「これでよし。では・・・。」

ヒョイ

タバサ「やっぱりダメか・・・。」

ブン

タバサ「あ。」

ドガシャーン

シエスタ・キュルケ「キャアアアアアア!!」

ルイズ「タバサ―――――!!」

タバサ「駄目だこりゃ。」

ルイズ「これでコントは全て終了。最後はフィナーレで締め飾ります!」

BGM:さよならするのはつらいけど

全員「ババンバ バン バン バン」

ハビバノンノン

全員「ババンバ バン バン バン」

ハビバビバビバ

全員「ババンバ バン バン バン」

ハビバノンノン

全員「ババンバ バン バン バン」

ハービバノンノン

全員「いいことだ♪いいことだ♪さよならするのは、つらいけど♪」

全員「時間だよ♪仕方がない♪次の回まで、ごきげんよう♪」

全員「ババンバ バン バン バン」

ハビバノンノン

全員「ババンバ バン バン バン」

ハビバビバビバ

全員「ババンバ バン バン バン」

ハビバノンノン

全員「ババンバ バン バン バン」

ハービバノンノン

メリオダス「七つの大罪をこれからも宜しくお願いします!御機嫌よう!」

次回予告

ルイズ「私達が草原で遊んでいたある日、草むらに一つのキャンディーが生えていたの。」

ルイズ「しかもそのキャンディーは、なめきると願いを叶える事ができるキャンディーだったの!」

シエスタ「もしそれが悪い人に奪われたらとんでもないことになります!」

ルイズ「そうね。何としてでもキャンディーを悪人の手から守りきらないと!」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「次回、『お願いキャンディー争奪戦争!』。お楽しみに!」

次回は三美姫の輪舞(プリンセッセのロンド)編の最終回!お楽しみに!

第12話 お願いキャンディー争奪戦争!

草原

キャッキャッ

ルイズ「んー!気持ちいいわね!」

シエスタ「ええ。たまにはこういう休日もいいですね。」

ルイズ「ホントよねー。」

カービィ「ぽよぽよ!」

舞園「あっ!カービィが何か見つけました!」

ルイズ「何を見つけたの?」

舞園「草むらにキャンディーが生えていました。」

ルイズ「キャンディーが生えてた!?」

朝日奈「しかも説明が書いてあるよ。なんて書いてあるんだろう?」

霧切「どれどれ。このキャンディーをなめ終えると願いがかなえられます。って、書いてあるわ。」

ルイズ達「ええーっ!?」

霧切「あまり大声で叫ばないの。もしこれが誰かに聞かれたらとんでもない事になるわ。」

ルイズ「そ、そうね。」

ソニア「あの・・・。既にとんでもない事になっているんですけど・・・。」

ルイズ「へ?」

ドドドドド

ルイズ「ま、まさか・・・。」

苗木達「キャンディーよこせー!!!!」ドドドドド

ルイズ「やっぱりー!」

シエスタ「こうなったら逃げるしか方法はありません!急ぎましょう!」

舞園「ええ!」

朝日奈「だったら逃げてる最中にキャンディーをなめた方がいいんじゃない?」

ルイズ「あっ!その手があったわね!で、誰がなめるの?」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「分かったわ。カービィ、お願いね。」

カービィ「ぽよーい♪」

ドドドドド

ルイズ「どう?キャンディーの舐め具合は?」

舞園「あと半分です!」

シエスタ「このまま無事に逃げ切ればいいのですが・・・。」

ルイズ「シエスタ!上!」

シエスタ「へ?」

桑田「キャンディーよこせー!」バッ

シエスタ「キャアアアア!」

ゲッコウガ「そうはさせぬ!」ビュン

ドガッ

桑田「あが・・・。」

ドサッ

ゲッコウガ「峰打ちでござる。」

シエスタ「助かりました・・・。」ホッ

ドドドドド

ルイズ「もう少しでキャンディーをなめ終えるわ!追いつかれる前に急がないと!」

罪木「ふええ・・・。もう無理です・・・。」

西園寺「しっかりしろ!」

ポンッ

ルイズ「あっ!なめ終えたわ!」

シエスタ「カービィさん。早く願いを!」

カービィ「ぽよ!ぽよぽよぽよー!!」

カッ

苗木「そらが光り出した!?」

十神「いったい何が始まるんだ!?」

ヒュルルルル

朝日奈「あっ、ドーナツだ!」

ルイズ「空から食べ物が降って来たという事は・・・、カービィはこれを望んでいたのね。」

カービィ「ぽよ!」

終里「なかなかいい願いだったぜ。ありがとな。」

ソニア「まっ、こういうハッピーエンドもいいかも知れませんね。」

ルイズ「そうね・・・。けど・・・。」チラッ

桑田達「」チーン

ルイズ「既に追ってきた桑田達は真っ白な灰に燃え尽きてしまったようね・・・。」

舞園「ご愁傷様・・・。」

ルイズ「丁度小腹もすいたところだし、皆で食事にしましょう!」

シエスタ達「賛成!」

カービィ「ぽよ!」

ゾロゾロゾロ

「なるほど。あいつがカービィか・・・。」

ダッ

崖の上からカービィ達の様子を見た1人の男。その正体は一体何者なのか!?
それは新編で明らかになる。

これで三美姫の輪舞(プリンセッセのロンド)編は終了。
次回からは最後の物語となるF編です。お楽しみに!

第1話 苗木、記憶喪失!?

ガリアのとある町

ワイワイガヤガヤ

苗木「ふぅ・・・。これで買う物は全部だな。早く帰らないと。」

ヒューン

苗木「ん?なんだ?」

ゴチーン

苗木「あが・・・。」

バターン

数時間後

苗木「う・・・、うん・・・。」

桑田「おっ!苗木が目を覚ましたぞ!」

石丸「大丈夫か、苗木君!?」

日向「皆、心配していたんだぜ。お前が倒れていたのを住民達が発見したんだ。」

桑田「ああ。お前が死んだら舞園ちゃん達が悲しんでいただろうな。」

戦刃「良かった・・・。苗木君が無事で・・・。」

苗木「あ、あの・・・。」

桑田「どうした?」

苗木「僕は・・・、誰ですか?」

桑田達「・・・へ?」

翌日

舞園・霧切・セレス「ええっ!?苗木君が記憶喪失!?」

大和田「ああ。どうやら後頭部に物が当たったショックで記憶が吹き飛んでしまったそうだ。」

石丸「僕達は記憶を取り戻す方法を探しているが、手掛かりになる物はなかなか見つかっていない。」

舞園「手掛かりになる物はあるじゃないですか!私が苗木君と付き合っているという証拠が!」

霧切「違うわ!苗木君と付き合っているのは私よ!」

セレス「いいえ!私ですわ!」

ルイズ「いや、全然違うと思うけど・・・。」

キュルケ「ともかく私達も全力で探してみるわ。」

カービィ「ぽよ!」

石丸「分かった。何かあったら連絡をしてくれ。」

ルイズ達も協力して苗木の記憶に関する手がかりを探し始めたが、なかなか見つかる事ができなかった。
大和田たちがルイズに協力を申し出てから数日後――――

ルイズ「ええっ!?苗木が旅に出た!?」

十神「ああ。どうやら自分の記憶を探すために旅に出たそうだ。」

シエスタ「そんな!彼から連絡はないのですか!?」

十神「残念だが連絡はない。」

ティファニア「そんな・・・。」

エーコ「舞園達がこれを聞いたらショックを隠せないかもね・・・。」

タバサ「いや、既にショック状態になっている。」ユビサシ

舞園・霧切・セレス「」放心状態

キュルケ「こうなると元気になるまで時間がかかるわね。」

それから数日後

ハリテヤマ(苗木がいなくなってから5日か・・・。今頃どうしているだろうか・・・。)

ハリテヤマ(けど今は任務に集中だ。この工場でとんでもない兵器を製造しているからな。それを取り押さえないと・・・。)

工場長「おい。お前等。新しく入ったハリテヤマだ。」

職員A「おっ、新人か。よろしくな。」

ハリテヤマ「あっ、どうも。」

苗木「君も新人だね。実は僕もだよ。」

ハリテヤマ「な、苗木!?お前、何でこんなところにいるんだ!?」

工場長「ああ。彼は記憶喪失でね。俺が拾ってやったのさ。」

ハリテヤマ「そ、そうなんですか・・・。」

工場長「それに新人ながら彼の手さばきは見事だ。あれを見ろ。」

ハリテヤマ「へ?」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ハリテヤマ「すごいスピードですが・・・、何を作っているんですか?」

工場長「ああ。あれはこけしだよ。うちの一押し商品だからね。」

ハリテヤマ「まさかハルケギニアにこけしがあったのは驚きましたが、顔がちょっとムカつくんですけど・・・。」

工場長「それが一押しのポイントなのさ。」

職員B「すげーよ!新人ながらいい動きだぜ!」

工場長「これで次期工場長は奴に決まりだな。皆も負けるなよ!」

職員たち「おう!!」

ハリテヤマ「次期工場長、これで決まるの!?もう終わりだよこの工場!」

休憩中

ハリテヤマ「ふう・・・。ひと段落ついたな。」

苗木「そうだね。けど、君は何でこの工場に来たんだい?」

ハリテヤマ「ああ。実はこの工場でとんでもない兵器を作っているという噂を聞いていたんだ。」

ハリテヤマ「その秘密を探るために、ルイズから指令が下されたのさ。」

ハリテヤマ「それともう一つ。行方不明になっている奴がいるんだ。名前は・・・。」

「あっ、こんなところにいた!」

苗木「おっ、どうしたんだい?」

カポエラー「ナエさん。俺が作ったこけし、どうかな?」

苗木「うーん・・・。位置が少しずれているな。」

ハリテヤマ「お前、何やってんだ!」ドガッ

カポエラー「うげっ!」

ガッシャーン

苗木「カポさーん!」

ハリテヤマ「もしもーし。バカを発見した。すぐに連れて帰るから。」

苗木「なんてことをするんだ!カポさんは記憶喪失なんだぞ!」

ハリテヤマ「記憶喪失だと!?お前、いったい何があったんだ!?」

カポエラー「俺も詳しい事は覚えてないが、この工場に来て新たな目標を決めたんだ。俺はハルケギニア一のこけし職人になるって。」

ハリテヤマ「お前はバカか!すぐに帰るぞ!」

カポエラー「冗談じゃない!俺は・・・。」

ヒュルルルル

苗木「あ。」

ドッゴーン

ウーウー

カポエラー「ま、まさか俺達は爆弾を作っていたのか・・・。」

ハリテヤマ「今更気付いたのかよ!逃げるぞ!」

工場長「待て-!!」

ハリテヤマ「やばっ!追いかけて来た!」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ハリテヤマ「ん?」

職員たち「うげっ!」ドガガガガ

ドシーン

ソニア「間に合いましたね。」ニコッ

ハリテヤマ「ソニア!」

ソニア「私だけではありません!」パチン

ヒュンヒュンヒュンヒュン

ハリテヤマ「皆!来てくれたのか!」

ルイズ「あなたからの通信、確かに受け取ったわ。さてと・・・、カービィ。」

カービィ「ぽよ!」

ドガッ

カポエラー「いてて・・・。ようやく記憶が戻ったぜ・・・。」

ハリテヤマ「まさか一発で記憶が元通りになるとは・・・。」

ルイズ「カービィのハンマーに一瞬で記憶を元通りにできる能力を付けたからね。効果はバッチリよ。」

舞園「では、苗木君にも一発・・・。」

苗木「いや、ちょっと待って。まだ心の準備が・・・。」

霧切「その必要はないわ。」

ルイズ「どういう事?」

霧切「苗木君、あなたが記憶を失っても、私達の大切な仲間であることに変わりはないの。」

大和田「霧切の言う通りだ。何があっても俺達がずっとそばにいる。だって俺達は・・・。」

十神達「お前(君、あなた)の大切な仲間だから!」

苗木「皆・・・。」

スッ

イザベラ「さっ、苗木。けじめをつけてきな!」

苗木「ありがとう、イザベラ。んじゃ、行って来る!」ダッ

工場長「ほほう。一人で来るとはいい度胸だ。覚悟はできているだろうな?」

苗木「覚悟?覚悟はそちらの方だ。」

工場長「なんだと!?」

苗木「お世話になりました!止めさせてもらいます!」バッ

ドッゴーン

キュルケ「どうなったのかしら・・・。」

ザッザッ

戦刃「あっ!苗木君!」

イザベラ「まったく、心配したんだから・・・。」

苗木「アハハ・・・。それじゃ、帰りましょうか。」

イザベラ「そうだな。」

ザッザッ

霧切「まっ、とりあえずは一件落着ね。」

ルイズ「でも、誰が苗木に向かって物をぶつけたのかしら?」

霧切「それは私も気になっていたところよ。これは調べる必要があるわね・・・。」

カービィ「ぽよ。」

カサコソ

「第一の作戦は失敗か・・・。次の作戦に移るとするか・・・。」

次回予告

ルイズ「ハルケギニアにハロウィンの季節がやってきた。けど、タバサはその度にガタガタと震えているの。」

キュルケ「タバサはお化けが苦手だからね・・・。」

シエスタ「ところがハロウィン当日にお化けが大量出現しちゃいました!」

カービィ「ぽよぽよ!」

ゲッコウガ「カービィは喜んでいるでござるが・・・。」

キュルケ「大量のオバケが出たという事は・・・。」

タバサ「ひ、ヒア―――――――ッ!」

ルイズ「次回、『タバサ、暴走!?ハロウィンは大パニック!』。お楽しみに!」

第2話 タバサ、暴走!?ハロウィンは大パニック!

トリスタニアの町

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「すっかりバレンタインの季節になったわね。」

シエスタ「ええ。露店にはかぼちゃの飾り付けが飾られていますね。」

カービィ「ぽよ。」

ゲッコウガ「しかしハルケギニアにもハロウィンがあったとは驚いたでござるよ。」

リザードン「ああ。お菓子をくれなきゃいたずらするよの奴だな。確かお化けの衣装を着たりするんだったよな。」

ピタッ

イルククウ「ん?どうしたのね、お姉様?」

タバサ「お化け怖い・・・。お化け怖い・・・。」ガタガタ

キュルケ「ああ。タバサはお化けが大の苦手だったからね・・・。」

ルイズ「ハロウィン当日、大丈夫なのかしら?」

ティファニア「さあ・・・。」

ハロウィン前日

ルイズ「うん!これで衣装はバッチリね。」

シエスタ「あとは仮装するだけですね!」

ゲッコウガ「拙者等は衣装が必要ないでござるからな。」

ルイズ「けど、カービィは衣装を着させないとね。」

カービィ「ぽよ!」

サーナイト「骸骨のお面をかぶせているのね。いいんじゃない?」

カービィ「ぽよぽよ!」

シエスタ「けど、問題はミス・タバサですよね。大丈夫でしょうか?」

ルイズ「そうね。当日にパニック状態にならなきゃいいんだけど・・・。」

ハロウィン当日

ワイワイガヤガヤ

サーナイト「へー。すごいにぎわいね。」

ルイズ「まっ、ハロウィンがだからね。皆、様々なコスチュームを着ているでしょ?」

エーコ「本当だ。カボチャだけでなく、いろんな妖怪のコスチュームを着ているわね。」

ルイズ「でしょ?ところでタバサは大丈夫なの?」

タバサ「大丈夫・・・。もし襲ってきたら返り討ちにするだけだから・・・。」ガタガタ

小泉「その割には震えているじゃないの・・・。」

西園寺「あっ、お祭りが始まったよ!」

舞園「私達も行きましょう!」

カービィ「ぽよ!」

ワイワイガヤガヤ

「フフフ・・・。せいぜい楽しんでいるのも今の内だ。本当の宴はこれからさ・・・。」

パチン

タバサ「」ピクッ

ルイズ「どうしたの?」

タバサ「何かくる・・・。」

キュルケ「何かくるって・・・、まさか!?」

ドロドロドロドロドロドロドロドロ

シエスタ「ゆ、幽霊!?」

ルイズ「それだけじゃないわ!悪魔や妖怪たちも大量に出ているわよ!」

シエスタ達「えええええええええっ!?」

タバサ「ひ・・・、ひ・・・。」

キュルケ「た、タバサ!?」

タバサ「ヒア――――――――ッ!!!!」

ギュイーン

ルイズ「キャアアアアアア!!」

ティファニア「あ、頭が割れちゃいますー!!」

エーコ「いくら何でもこれは騒音以上よ!」

バグオング「俺はぼうおんの特性を持っているから大丈夫だが、このままだとゲッコウガ達がまずいな・・・。」

ピタッ

シエスタ「叫ぶのを止めました。」

キュルケ「って、タバサ!?いつの間に大鎌を持っていたの!?」

タバサ「妖怪、幽霊は一人も残らず成仏させる・・・。覚悟しろ!」ダッ

キュルケ「タバサが壊れちゃった!」

ズバッ、バシュッ、ザシュッ

ヘラクロス「すげー・・・。多くの妖怪や幽霊を成仏させやがった・・・。」

ルイズ「感心している場合じゃないでしょ!確かに幽霊たちを成仏してくれるのはありがたいけど、お祭りをさらに滅茶苦茶にしてしまうわ!」

終里「だったら俺が止めに行くぜ!」ダッ

タバサ「敵発見。覚悟。」

ブン

タバサ「な!?」

終里「目を覚ませ!」ドガッ

タバサ「ぐはっ!」

バターン

終里「タバサは気絶した。あとは俺達が片づけようぜ!」

ルイズ「分かったわ!戦闘開始!」

タバサ「う、うーん・・・。」

デルフ「おっ、気が付いたようだな。」

タバサ「はっ!幽霊は!?」

キュルケ「幽霊ならもういないわよ。私達が倒したから。」

タバサ「そうだったの・・・。あの時は迷惑かけてごめんなさい。私・・・。」

シエスタ「気にしないでください。ミス・タバサの攻撃が無かったら、幽霊たちのイタズラはまだ続いていたのかも知れません。」

エーコ「そうよ。タバサのおかげで本当に助かったわ。ありがとう。」

タバサ「皆・・・。」

ルイズ「さっ、ハロウィンの続きを始めましょう!」

カービィ「ぽよぽよ!」

タバサ「・・・うん!」ニカッ

タタタタタ

「この作戦も失敗か・・・。次はどうしようかな?」

次回予告

ルイズ「ついにエアライドレース大会が開幕!しかも優勝賞金は100万エキューだって!」

シエスタ「さまざまな国からいろんな選手も参加しますし、とても楽しみになってきましたね!」

アンリエッタ「ちなみに私やウェールズ様も参戦いたします。」

舞園「もちろん苗木君達も参加するそうですよ。」

ルイズ「そう簡単にはいかないみたいね。カービィ、優勝目指して頑張りましょう!」

カービィ「ぽよ!」

シエスタ「次回、『爆走!エアライドグランプリ~開幕戦~』。お楽しみに!」

第3話 爆走!エアライドグランプリ~開幕戦~

城下町トリスタニア

ワイワイガヤガヤ

ルイズ「何の騒ぎかしら?」

カービィ「ぽよ?」

町人A「いよいよ始まるそうだな!エアライドグランプリハルケギニアカップが!」

町人B「しかも優勝賞品は願いを一つだけ叶えられるんだってよ!」

町人C「いったい誰が優勝するのかしら?」

シエスタ「これはいい噂を聞いちゃいましたね。」

ルイズ「そうね。私達も参加しましょう!そして3人で一緒に願いを叶えちゃいましょう!」

カービィ「ぽよぽよ!」

「こいつはいい事を聞いたぜ。ククク・・・。」

大会当日

コルベール「いよいよ始まりました!エアライドグランプリハルケギニアカップ!実況は私、コルベールがお送りします!」

ワアアアアア

ルイズ「まさかキュルケ達だけでなく、苗木達や姫様、ウェールズ皇太子も参戦されるとは・・・。」

ワルド「これはさすがに予想外だったけどね。」

メタナイト「それよりも問題なのはあの男だ。」

シエスタ「白き仮面を着けているあの男ですか?」

ワルド「ああ。奴の名はアルディアス。正体不明の謎の男だが、予測不能な攻撃を仕掛けてくるだろう。」

メタナイト「彼には警戒しておいた方がいいだろう。」

カービィ「ぽよ。」

3、2、1、ピーッ
ドギューン

コルベール「レースが始まりました!まず最初に飛び出したのはカービィ選手!エアライドの操縦は彼の方が上手ですね。」

カービィ「ぽよー!」

アンリエッタ「やっぱりカービィは侮れませんね。私だって負けませんよ!」

ドギュン

コルベール「おーっと!アンリエッタ姫が集団から飛び出したー!カービィ選手に近づき始めたぞー!」

アルディアス「予測通りだ。二人まとめて倒してやる!」キラーン

ルイズ「そう来ると思っていたわよ!エクスプロージョン!」ブン

ドゴーン

アルディアス「くっ!邪魔をする気か!」

ルイズ「当然よ!姫様には指一本触れさせやしないわ!」

アルディアス「ええい!こうなったらお前を倒してやる!」

ワルド「させるか!」バキィッ

アルディアス「うげっ!」

ドガシャーン

アルディアス「おのれー・・・。こうなったら妨害作戦だ!」

ギュイーン

コルベール「現在の順位はカービィ、ワルド、ルイズ、アンリエッタ姫、ウェールズ、シエスタの6人がトップ集団に入っています!」

ワルド「さすがはエアライドの使い手だな。」

ルイズ「ええ。私達も負けてはいられませんね!」

ウェールズ「けど、アルディアスの姿が見えないが・・・。」

シエスタ「言われてみればそうですね。」

ギュイーン

アルディアス「今に見てろ!巨大大木で倒してやる!」

カンカンカーン

アルディアス「倒れるぞー!」

ドゴーン

アルディアス「何で俺の方に倒れるの?」

トンテンカンカン

アルディアス「これでよし。今に見てろ!」

カチッ、ドギューン

コルベール「おーっと!アルディアスが強化パーツを着けて最下位から脱出!そしてそのままトップに躍り出たー!」

アルディアス「そしてそのままオナラ煙幕!」

プウーッ

コルベール「さらにオナラ煙幕!これはせこすぎますぞ!」

ルイズ「く、臭い・・・。」

シエスタ「き、気が遠くなります・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

アルディアス「そしてそのままカービィにミサイル攻撃だ!」ポチッ

ヒュルルルル

リザードン「まずい!このままだとカービィが!」

シエスタ「カービィさん!」ブン

パシッ

デルフ「相棒!しっかりしろ!ミサイルが来るぞ!」

カービィ「ぽよ!」

ギュイーン

デルフ「今だ!」

カービィ「ぽよ!」

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ブン

ドッゴーン

アルディアス「馬鹿な!ミサイルを両断しただと!?」

コルベール「そしてそのままカービィ選手がトップに返り咲いたー!」

アルディアス「くそっ!次のゾーンで巻き返してやる!」

ギュイーン

波乱の始まりを告げたエアライドグランプリ!果たして優勝するのは誰なのか!?

次回予告

ルイズ「次のゾーンはアルビオンコース。空に浮かんでいる島だからバイク系にはきついでしょうね。」

大和田「心配すんな。こんな事もあろうかとバイクを空中でも操縦できるようにしといたぜ。」

石丸「おお!それなら落ちずに済みそうだな。」

霧切「けどそこにはアルディアスが罠を仕掛けているわ。十分に注意して!」

ルイズ「分かったわ!あんな奴に優勝させてたまるもんですか!いくわよカービィ!」

カービィ「ぽよ!」

キュルケ「次回、『アルビオンパニック!再び・・・。』。お楽しみに!」

第4話 アルビオンパニック!再び・・・。

アルビオン上空

コルベール「さあ、各選手が次のゾーンであるアルビオンコースに入りました。現在のトップはカービィ選手です。」

カービィ「ぽよぽよ!」

アルディアス(調子に乗っているのも今の内だ。昨日、アルビオンのあちこちに罠を仕掛けておいたからな。それを乗り切れることができるかな?)

ルイズ「まずは上空からスタートね。でもバイク系はすぐに落っこちてしまうんじゃ・・・。」

大和田「心配すんな。こんな事もあろうかとバイクを空中でも操縦できるようにしといたぜ。」

石丸「おお!それなら落ちずに済みそうだな。」

苗木「僕達も空中モードにしといたから大丈夫だしね。」

コルベール「さあ。まずは第1の難関である風車島です!」

アルディアス「よし!大砲発動!」

ウィーン

アルディアス「撃てー!!」

ドンドンドーン

ルイズ「おわっ!なんでいきなり大砲!?」

ウェールズ「何者かが仕掛けた罠に違いない。すぐにその場を切り抜けるぞ!」

アンリエッタ「ええ!」

ドゴーンドガーン

苗木「うわああああああ!!」ヒュルルルル

舞園「苗木君!」

コルベール「おーっと!次々と選手が脱落していったー!この砲撃で4分の1が脱落しました!」

大和田「いくら何でもやり過ぎだろ!いったい誰が仕組んだんだ!?」

石丸「分からない。只一つだけ分かる事と言えば、あの男が怪しい事には間違いない。」

大和田「だろうな。とんでもない展開になりそうだぜ・・・。」

ギュイーン

シエスタ「ようやく陸地に辿り着きましたね。」

ルイズ「ええ。けどここにも罠が仕掛けられているわ。油断しないでね。」

カービィ「ぽよ。」

アルディアス「第2トラップ発動!」パチン

ヒュンヒュンヒュンヒュン

キュルケ「今度はミサイル!?」

タバサ「ここは私に任せて。」ジャキッ

ズバズバズバズバ

タバサ「一丁上がり。」ジャキン

ドッカーン

アルディアス「チッ!ミサイルじゃダメのようだな。こうなったら最後の手段だ!」

ギュイーン

ウェールズ「最後の難関は機雷があるラビリンスだ。道は僕が知っているからついて来て。」

アンリエッタ「はい。」

ギュイーン

アルディアス「やっと入ったか。抜けた瞬間が楽しみだぜ・・・。」

1分後

ルイズ「よし!脱出完了!」

アルディアス「ホア――――――ッ!」

ワルド「上からだ!」

ビュン

アルディアス「ほほう。俺の作ったトラップを潜り抜けるとはな・・・。」

ルイズ「やっぱりあなたの仕業だったのね!アルディアス!」

メタナイト「なぜあんな仕掛けを作った!?」

アルディアス「決まっているだろ。優勝して封印されたエンシェントドラゴンを復活させるのさ!」

ワルド「エンシェントドラゴンを復活させるだと!?」

朝日奈「エンシェントドラゴン?」

ジュリオ「かつてこの世界を恐怖に陥れた最強のドラゴンです。今は封印されているのですが・・・。」

ティファニア「あなたはそれを復活させてどうするつもりなのですか!?」

アルディアス「目的は只一つ。ハルケギニアを征服する事だ!」バッ

ルイズ「カービィ、吸い込みよ!」バッ

カービィ「ぽよ!」

スウウウウウ

デルフ「ギィヤアアアアアアアア!!」

ゴクン
バッ

アルディアス「馬鹿め!いくら変身してでも俺を倒すことは不可能だ!ギガントドリル!」

ルイズ「それはどうかしら?」ニカッ

アルディアス「何!?」

澪田「スーパーサウンド!」ギュイーン

ガシャーン

アルディアス「うわっ!俺のドリルが!」

罪木「今がチャンスです!」

カービィ「ぽよ!」

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ギュイーン

ドガァッ

アルディアス「ギャアアアアア!」

ドッゴーン

ルイズ「やった!」

カービィ「ぽよぽよ!」

何処かのアジト

「アルディアスの奴、失敗したそうだな。」

「まあいい。奴等は何処に向かっているんだ?」

「データによれば次はファインビーチに向かうそうです。」

「なるほど。ここは奴に任せた方がいいな。」

「奴って?」

「我が組織が誇る水の使い手、アクアテイルだ!」

次回予告

ルイズ「ファインビーチに辿り着いた私達。しかしそこには新たな刺客であるアクアテイルが待ち構えていたの!」

キュルケ「しかもやしの実が大量に降ってくるわ。さらには爆弾まで降ってきたわ!」

エーコ「ほとんどトラップだらけじゃない!」

シエスタ「それだけではありません!アクアテイルの操る水の鞭は広範囲の攻撃が可能となっています!」

ティファニア「こうなった以上は戦うしか方法はありません!」

ルイズ「このレースはいったいどうなっているのよ~!」

カービィ「ぽよ?」

タバサ「次回、『アクアテイルの罠』。お楽しみに。」

第5話 アクアテイルの罠

ファインビーチ

ギュイーン

ルイズ「第3のコースはファインビーチね。しかも熱い風が吹いているわ。」

カービィ「ぽよ。」

朝日奈「まさに南国気分だね。」

霧切「けどそう甘く見ない方がいいわよ。ここにも多くの仕掛けがあるわ。用心して進まないと。」

朝日奈「そ、そうだね・・・。」

ギュイーン

アクアテイル(チッ。あの女、俺の作った罠を見抜けやがった。まあいい。見せてやるよ。このゾーンの恐怖を!)

シエスタ「まずはやしの実ストリートですね。確かここではやしの実が時々落ちるそうですが・・・。」

エーコ「大丈夫よ。落ちるとしたら2、3個ぐらいだから。」

罪木「なら安心ですね。」

アクアテイル(調子に乗るのも今の内だ。それっ!)ブンブン

ユサユサ

西園寺「あっ、ヤシの木が動いた!」

霧切「皆!警戒態勢を取って!」

ヒューン

辺古山「本当に降ってきたようだな。けど・・・。」

セレス「どうしましたか?」

辺古山「いつもより大量に降っているのだが・・・。」

ルイズ達「えええええええええ!?」

罪木「ひゃあ!」ヒョイ

ゴスッ

澪田「あっ、地面に当たった。」

ドカーン

ルイズ達「・・・。」

ルイズ「ねえ。これって爆弾よね?」

カービィ「ぽよ。」

シエスタ「しかも大量に降っているという事は・・・。」

ヒュルルルル

ルイズ・シエスタ「まさか!?」

ドカーンドゴーン

ルイズ「キャアアアアアア!やっぱりー!!」

カービィ「ぽよぽよ!」キャッキャッ

小泉「楽しんでいる場合じゃないでしょ!早く切り抜けないと!」

西園寺「あわわわわ!」

ドゴーンドガーン

ソニア「次々と脱落者が続出していますわ!」

キュルケ「もうレースどころじゃないようね。一体誰が仕掛けたの!?」

アクアテイル「俺だよ。」

タバサ「誰か来る・・・。」

小泉「へ?」

ヒュン

終里「お前は何者だ!?」

アクアテイル「俺の名はアクアテイル。アルディアスと同じ組織の一員だ。」

終里「つまりお前も刺客と言う訳か。へへっ!面白くなってきたぜ!」バキボキ

アクアテイル「やるというなら容赦はしない。行くぞ!」ドギュン

終里「上等だ!」ビュン

ヒュンヒュンヒュンヒュン

澪田「おおっ!互角に戦っているッス!」

ルイズ「終里は戦闘能力が高いからね。データによれば基本戦闘能力は終里の方が上だけど、特殊能力はアクアテイルが勝っているわ。」

七海「となると、この戦いは長期戦となるみたいね。」

シエスタ「ええ。」

アクアテイル「なかなかやるな。ウィップモード!」

ギュイーン

終里「腕が鞭に変化した!?」

アクアテイル「行くぜ!ウィップテイルラッシュ!」

バシバシバシバシ

終里「くっ!ここはいったん下がるしかないな。」

アクアテイル「無駄だ。ウィップテイルは広範囲の攻撃が可能だ。いくらお前が逃げても当てられるだけなのさ!」

終里「なるほど。そっちがその気ならこっちにも考えがあるぜ。」

アクアテイル「何!?」

ヒュンヒュンヒュンヒュン

終里「今だ!」

ガシッ

小泉「つ、掴んだ!?」

終里「そう。いくら広範囲に攻撃ができても、間合いを詰められば攻撃は不可能だからな。」

アクアテイル「しまった!」

終里「いくぜ!フレイムヘッド!」

ドガッ

アクアテイル「ぐは・・・・。」

ズドーン

終里「この勝負は俺の勝ちだな。」

オオーッ

ルイズ「すごいじゃない!どこでそんな技術を身に着けたの!?」

終里「ああ。前に鞭を持ったエネミーと戦っていたからな。その時の攻略法を思い出しただけさ。」

シエスタ「なるほど。」

西園寺「まっ、とりあえずは危機を回避したという事で・・・。」

ヒュルルルル

カービィ「ぽよぽよ!」

ルイズ「どうしたのカービィ・・・・って、また爆弾が降ってきたー!!」

ドゴーンドガーン

ルイズ「あーん!このレースはいったいどうなっているのよー!!!」

次回予告

ルイズ「次のコースは何とお化け屋敷!しかもタバサだけでなく終里も幽霊が苦手なんだって!」

終里「ゆ、幽霊だけは苦手なんだ・・・。」

エーコ「まさか終里にこんな一面があったなんて意外ね。」

ティファニア「しかもこのお化け屋敷にはある噂が流れています。」

キュルケ「ある噂?」

ティファニア「この屋敷はとある大富豪の方が住んでいましたが、ある事件によって殺されてしまったそうです。」

ルイズ「じゃあ、もしかしてその幽霊がでるんじゃ・・・。」

ティファニア「かも知れませんね。」

タバサ「ふう・・・。」ユラッ

バターン

ティファニア「次回、『呪われたお化け屋敷の謎』。お楽しみに!」

第6話 呪われたお化け屋敷の謎

ゴーストタウン

ワルド「随分遅れてしまったな。ルイズ達は先に行ってるだろう。」

ヒュードロドロドロドロ

石丸「ん?なんだこの効果音は?」

ボーッ

十神「ぼ、亡霊か!?」

ルイズ達「お待ちしてましたー。」

ズガシャーッ

大和田「変な驚かし方をするな!!ビビっちまっただろうが!!」

シエスタ「すいません・・・。」シュン

桑田「で、なんでお前等がここにいるんだ?」

タバサ「あれ。」ユビサシ

桑田「ああ。あの屋敷か。なんでお前等は入ろうとしないんだ?」

ティファニア「え、ええ・・・。この屋敷はとある大富豪の方が住んでいましたが、ある事件によって殺されてしまったと噂が流れています。」

腐川「もしかしたらその幽霊が出て来るんじゃないの?」

ティファニア「かも知れませんね。」

タバサ「ふう・・・。」ユラッ

バターン

大和田「大体の事情は分かった。それによってお前達は怖くてこの屋敷に入れないという事だな。」

ルイズ達「ピンポーン・・・。」

十神「フン。バカバカしいにも程がある。さっさと入るぞ。」コツコツ

葉隠「十神っち、随分と平気な顔をしているな。」

キュルケ「本当は怖かったりして。」クククク

お化け屋敷内

ギィーッ

日向「誰もいないな。明りをつけるとしよう。」

ボウッ

罪木「なんだかお化けが出て来そうな気がします・・・。」

ソニア「怖いですわね・・・。」

左右田「大丈夫ですよ。俺がしっかりと・・・。」

朝日奈「きゃああああああ!!」

大神「どうした朝日奈!?」

朝日奈「あ、あれ・・・。」ユビサシ

ゲンガー「ん?お前等も来ていたのか。」

カービィ「ゲンガー!」

ルイズ「な、何でアンタまでここにいるの?観戦しているはずなのに・・・。」

ゲンガー「ここは俺達の遊び場さ。せっかくだから案内してやるぜ。」

朝日奈「そ、そうだったんだ・・・。」ホッ

コツコツ

大和田「おっ、立派な棺桶じゃないか。中はどうなってんだ?」ギーッ

バサバサ

ゲンガー「あ。ここはズバット達がいるから気をつけろよ。」

大和田「遅いだろ・・・。」

フワーッ

ソニア「あれ?本が浮いている・・・。」

ガバーッ

ソニア「キャアアアアアアア!!」ビューン

ガシッ

腐川「ほ、本が口を開いた!?」

葉隠「いったいどうなってんだべ!?」

アンリエッタ「キャアアアア!今度はピアノが!」

七海「ちょっと待って。この2人、何処かで見たことがあると思ったら・・・、キラーブックとキラーピアノだよね?」

ゲンガー「正解だ。」

ルイズ「けど、この小説には出てないんじゃ・・・。」

ゲンガー「特別出演ってやつだよ。」

コツコツ

ゲンガー「この先にあるのがこの城の持ち主だった大富豪の部屋だ。中に入るぞ。」

ギイーッ

ルイズ「す、すごいところね・・・。」

十神「まるで俺の部屋とは大違いだな・・・。」

ターーーン

田中「部屋の中央にあるパイプオルガンが鳴り始めた!?」

花村「弾いているのって・・・、まさか!?」

ゲンガー「そう。幽霊となったこの城の主だ。」

タバサ「ひ・・・。」

キュルケ「ま、まさか・・・。」

タバサ「ヒアアアアアアアア!!!」

ギュイーン

西園寺「きゃあああああ!何なのよこの騒音ー!!」

キュルケ「タバサはお化けは苦手なのよ!」

小泉「だったら早く脱出しないと!」

エーコ「でも、どうやって?」

ゲンガー「フーディン!テレポートだ!」

フーディン「了解!」

ヒュン

お化け屋敷の前

ヒュン

タバサ「ふう・・・。助かった・・・。」

桑田「ああ。もうこんな思いはこりごりだぜ。」

スッ

ルイズ「なによその手。」

ゲンガー「入場料を支払ってもらうよ。結構スリルあっただろ?」

舞園「ええっ!?お金取るのですか!?」

ズンガラガッシャーン

ルイズ「払える訳ないでしょー!!!」

次回予告

ルイズ「次のコースであるサハラに着いた私達。けどそこでエルフの襲撃を受けてしまい、カービィとティファニアがさらわれてしまったの!」

舞園「私達は二人を奪還する為、ネフテス国に忍び込みました。」

シエスタ「アディールで彼等を見つけたのはいいのですが、2人はエスマーイルによって処刑される事になっちゃいました!」

ルイズ「こうなったら2人を奪還してこの国から脱出しましょう!」

ゲッコウガ「だったら拙者達も助太刀するでござるよ!」

ルイズ「貴方達・・・。」

エーコ「次回、『史上最大の奪還大作戦!』。お楽しみに!」

第7話 史上最大の奪還大作戦!

サハラ

ギュイーン

ルイズ「今度は砂漠ステージ。それにしても熱いわね・・・。」

カービィ「ぽよ・・・。」

ティファニア「ええ。一刻も早くこの場所を抜けなければ・・・。」

ギュイーン

シエスタ「向こうから何か来ます!」

エーコ「あ、あれって・・・、エルフ!?」

エルフA「見つけたぞ!ハーフエルフと悪魔だ!」

エルフB「一刻も早く捕まえるぞ!」

ルイズ「捕まえるですって!?冗談じゃないわ!」

シエスタ「一刻も早く逃げましょう!」

カービィ「ぽよ!」

バッ

ティファニア「きゃっ!」

カービィ「ぽよ!」

ルイズ「カービィ!ティファニア!」

エルフC「よし!すぐに帰還するぞ!」

エルフ達「はっ!」

ギュイーン

キュルケ「まずいことになったわね・・・。カービィとティファニアがさらわれるなんて・・・。」

ルイズ「こうなったら2人を奪還するわよ!」

シエスタ「ですが、彼等は何処に?」

タバサ「ネフテス国の首都であるアディールに向かっている。どうやら彼等を裁判にかけるつもり。」

ルイズ「ありがとう。すぐにアディールへ向かいましょう!」

シエスタ「ええ!」

アディールにある裁判所

エスマーイル「と言う訳で、ティファニア、カービィを処刑する。」

ティファニア「納得がいきません!なぜ処刑されるのですか!」

エスマーイル「黙れ!エルフの面汚しと悪魔!」

エルフ達「そうだそうだ!」

カービィ「ぽよぉ!」キッ

ティファニア「・・・。」
その様子を窓からこっそりと眺めたルイズは、シエスタ達の方を向いた。

ルイズ「救出できるとしたら今夜よ。それまで準備するわよ!」

エーコ「分かったわ!」

「それなら私達も協力するわ。」

タバサ「あなた達は?」

ルクシャナ「私の名はルクシャナ。ティファニアの従姉よ。」

アリィー「僕の名はアリィー。ルクシャナの婚約者さ。」

ルイズ「私達を助けてくれるの?」

ビダーシャル「もちろんだ。因みにルクシャナは私の姪だ。」

ルイズ達「び、ビダーシャル!?」

エーコ「な、なんであなたがここにいるの!?」

ビダーシャル「ああ。実はジョゼフの行為から虚無の担い手もその使い手次第と考えを改めたからな。これからは私も協力する。」

ルイズ「あ、ありがとう・・・。」

ゲッコウガ「それだけではないでござるよ。」ヒュンヒュン

シエスタ「ゲッコウガさん!皆!」

ゾロアーク「カービィが誘拐されるのをモニターで見たからな。だったら俺達も黙っちゃいられないぜ。」

バクーダ「カービィは俺達の大切な仲間だからな!」

ピカチュウ「ピッカ!」

ルイズ「こんなにも仲間がいるなんて・・・、私って幸せ者ね・・・。」ホロリ

ゲンガー「ん?もしかして泣いているのか?」

ルイズ「そ、そんな訳ないでしょ!」

シエスタ「素直じゃありませんね。」

10分後

カービィ「ぽよぽよ。」ナデナデ

ティファニア「カービィさん、ありがとうございます・・・。」

タタタタタ

ティファニア「ん?」

ルイズ「大丈夫、ティファニア、カービィ!?」

ティファニア「ルイズさん!」

カービィ「ルイズ!」

ルクシャナ「もちろん私達も一緒よ。」

ティファニア「ルクシャナ達も来てくれたんだ!」

アリィー「すぐにそこから脱出しよう。エルフ達に見つかる前に。」

ティファニア「ええ!」

ガチャン

ゲッコウガ「鍵の解除は終わったでござる。すぐに脱出を・・・。」

エルフ兵A「そこのもの、動くな!」

バクーダ「見つかったな。だが俺達は何もしない。話を聞いてくれるか?」

エスマーイル「悪魔どもに話す価値もない!」

ゾロアーク「アンタが親玉か。裁判所での発言を聞いたんだけどさ、いい加減その考えを止めてくれないか?」

エスマーイル「黙れ!悪魔は抹殺するべきなのだ!そして貴様等も!!」

サメハダー「そうかよ。ならば、戦闘開始だ!」

ポケモン達「おう!!!」ダッ

バクーダ「大噴火!」ドゴーン

サメハダー「波乗り!」ザッパーン

ゾロアーク「ダークスラッシュ!」ザシュッ

ドゴーンドガーン

オノノクス「さっきから聞いてりゃ悪魔悪魔悪魔ばっか言いやがって!!虚無とかちゃんとした名称があるんだよ!!調子に乗るんじゃねえ!!」

エスマーイル「黙れ!貴様等はここで捕まる運命だ!」

ゲッコウガ「そうはいかぬ!水神斬!!」ズバーッ

エルフ達「ギャアアアアア!!!」

ズシーン

エーコ「さて・・・。」ツカツカ

ガシッ

エスマーイル「うぐ!」

エーコ「彼女に謝りなさい!!」

エスマーイル「なぜ謝る必要がある!」

エーコ「ティファニアには罪はない。貴方達がどういう事情があるかは知らないけど許せないわ。同じエルフならそれを受け入れなさい!!」

エスマーイル「あいつはつ「うるさい!!」ごふ!?」

エーコ「貴方達は彼女の顔を見たの?怯えてたのに貴方達は一方的に彼女を悲しませた。それが一番許せないの!」ドガッ

エスマーイル「あがっ!」

エーコ「彼女はまだ幼いの。それを知らないアンタは最低よ!少しは・・・。」グッ

ジュカイン「おお!あの構えは!」

エーコ「反省しなさい!!」バキャアアア

エスマーイル「ギャアアアアア!!!」

ズシーン

エーコ「文句ある?」

エルフ兵達「いいえ!ありません!」

エーコ「終わったわよティファニア。皆で帰りましょう!」

ティファニア「・・・うん!!」

ルイズ「とりあえずは一件落着ね。」

カービィ「ぽよぽよ!」

シエスタ「ええ。あとは仕上げといきましょう!ゲッコウガさん。」

ゲッコウガ「任せるでござる!」ビュン

スタッ

エルフ兵達「ひっ!」

ゲッコウガ「よく聞けエルフ共!これが拙者達からお前等に対しての罰でござる!お前等はその仲間さえも平然と怪我を負わせた!これがお前らの正しきことであろうか!違う!貴様等は何も知らず、ただ悪魔や蛮人ばっか言い恐怖してるだけでござろう!だが現在は違う!虚無を持つものはエルフを仕掛けに行こうと思うものはいない!少しは彼ら・・・・人間を理解するでござる!カービィ、最後の一撃を!」

カービィ「ぽよ!」バッ

カービィ(心の声)・デルフ「『ソードビーム!』」ズバアアアア

ドッゴーン

エルフ兵達「」

ルイズ「よし!脱出しましょう!」

カービィ「ぽよ!」

サハラ

ギュイーン

舞園「そのような事があったなんて・・・。」

ルイズ「ええ。エルフ達もこれに懲りて改心するでしょうね。」

シエスタ「そうですね。」

朝日奈「で、そのルクシャナとアリィー、ビダーシャルもレースに参戦するの?」

ルクシャナ「ええ。せっかくの大会だし、参加しないとね!」

セレス「どうやらこのレース、ますます面白くなりそうですね。」

ルイズ「そうね。ゴールのロマリアまでもう少し。気を引き締めていかないと!」

カービィ「ぽよ!」

シエスタ「うふふ・・・。」

ギュイーン

次回予告 

ルイズ「レースはいよいよ最後のコースへ。ゴールのロマリアまでもう一息のその時、アルディアスとアクアテイルが奇襲してきたの!」

霧切「それだけではないわ。2人のボスも姿を現したそうよ。」

シエスタ「こうなると苦戦は間違いないですね。」

小泉「けど、私達はこんなところで負ける訳にはいかないわ。あの人達が願いを叶えたら、この世界はとんでもない方向にいってしまう!」

終里「小泉の言う通りだ。俺達の世界は俺達で守るしかないな!」

ルイズ「そうね。皆、戦闘開始よ!」

カービィ「ぽよ!」

ルクシャナ「次回、『エアライドレース、終幕』。お楽しみに!」

第8話 エアライドレース、終幕