巴「キャンパス」エイスリン「ライフ」由子「なのよー!」 (35)

由子、巴、エイスリンの3人による、ほのぼの大学生活
※たまに小ネタを聞くときがあるかもしれません※

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出会い…というか再会


~大阪、とある大学の入学式~

由子(今日から大学生活が始まるのよー!)

由子(だけど、洋榎ちゃんはプロ入り…恭子ちゃんは東京の大学に行っちゃって、知り合いが誰もいないのよー…)

由子(だから正直、友達できるかちょっと不安なのよー…)

由子「…いやいや」

由子「こんなことで不安になってたら、二人に笑われちゃうのよー!」

由子「よーし、気合い入れていくのよー!」

~入学式会場~

由子「思った以上にグループできちゃてるのよー!?」

由子「どうしよう…このままじゃ確実にぼっちなのよー…」 アワワ

「あれ、あの人は…」

「あの…すいません」

由子「…はい?」

「もしかして、姫松の真瀬由子さんじゃないですか?」

由子「あー! あなたは永水の…」

巴「狩宿巴です、覚えててくださっていて嬉しいです」

由子「どうしてこの大学いるのー?鹿児島からは大分遠いし…」

巴「はい、本当は神社で働くという選択肢もあったんですが、もう少し勉強したくて…」

巴「それで…この大学の神学コースが有名なので、少しわがままを言って、通わせてもらえることになりました」

由子「なるほどー」

由子「…でも、知ってる人と会えてとっても嬉しいのよー!」

巴「私もです!」

巴「鹿児島から来たので、誰も知り合いがいなくて不安でしたから」

由子「あ…神学コースってことは文学部だよね?」

巴「はい、文学部ですよ」

由子「私もなのよー! 私は外国語コースよー」

巴「本当ですか! じゃあ、入学式に一緒に出ませんか?」

由子「もちろんなのよー!」

巴「…あれ?」

由子「どうしたのよー?」

巴「真瀬さん、あそこにいる人…」

由子「んー?」


エイスリン「……」キョロキョロ

由子「あー! 宮守のキーウィさんなのよー!」

巴「エイスリン・ウィッシュアートさんですよ、真瀬さん」

由子「あ…そうだったのよー」

巴「声かけてみます?」

由子「もちろんなのよー」

巴「あの…」

エイスリン「…! ヒメマツトエイスイ!」

由子「真瀬由子よー」

巴「狩宿巴です」

由子「お久しぶりなのよー」

巴「エイスリンはどうしてこの大学に?」

エイスリン「エット…」 カキカキ

由子「なんか書き始めてのよー」

エイスリン「ハイ!」 パッ

由子「この人は…」

巴「あ…小瀬川さんですよ、先鋒だった」

エイスリン「シロ、ダイガクチカイ」

エイスリン「ダカラ、ココニキタ!」

巴「なるほど…」

由子「エイスリンさんは何学部なのよー?」

エイスリン「エット…ブンガクブ、ニホンゴコース…」

巴「本当ですか! 私たちもです!」

エイスリン「イッショ! ホントニ?」

由子「本当なのよー!」

由子「じゃあ、3人で入学式でるのよー!」

巴「そうですね!」

エイスリン「ウン!」

~入学式後~

由子「疲れたのよー…」

エイスリン「ツカレタ…」

巴「そうですね…」

巴「あの、真瀬さん…」

由子「由子でいいのよー! 私も巴ちゃんって呼んでいい?」

巴「もちろんです!」

エイスリン「……」

由子「エイスリンさんは…エイちゃんなのよー!」

エイスリン「ウン!」 コクコク

エイスリン「エット…ユーコ、トモエ!」

由子「それでいいのよー!」

巴「じゃあ…由子さん、エイスリンさん、この後お時間ありますか?」

由子「私は大丈夫なのよー」

エイスリン「……」コクコク

巴「じゃあ…三人でご飯食べませんか?」

エイスリン「ウン!」

由子「もちろんなのよー」

由子「…なら、私がお勧めの店教えあげるのよー」

巴「本当ですか! ありがとうございます」

由子「じゃあ、レッツゴー!」

エイスリン「オー!」


とりあえずここまで
明日以降からのんびりと書いていきます


神学っていうと一般的にはキリスト教神学のことを指す
神道のコースであることを表したいなら、皇学館大に習って「文学部神道学科」とでもしたほうがよいかも

最近テストやらバイトやらで忙しくて書けませんでした
あと>>9さん指摘ありがとうございます
巴さんをキリスト教に改宗させてしまうところでした…
今から続き書きたいと思います

第2外国語は何にする?


~オリエンテーション終了後~

由子「長かったのよー…」 グテー

エイスリン「ツカレタ…」

巴「なかなか大変そうですね、授業…」

由子「単位とれるか心配なのよー」

エイスリン「……」 コクコク

巴「…あっ、そういえば第2外国語決めないと」

由子「本当なのよー。えーっと、確か受けれるのは…」

巴「中国語、朝鮮語、ロシア語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、アラビア語だったはず」

由子「あ…アラビア語…?」

エイスリン「…?…??」

巴「…これはとらないほうがいいですね」

由子「んー、どれにするか迷うのよー」

エイスリン「ワタシ、ニホンゴ…」

巴「あ…そうか、エイスリンさんは留学生ですからね」

由子「わからないことがあったらなんでも聞いてほしいのよー!」

エイスリン「アリガト!」

由子「うーん、フランス語とかスペイン語とかロシア語は難しいって聞くのよー」

巴「そうですね…人気なのは中国語とドイツ語ですかね」

由子「ドイツ語は…なんだかかっこよさそーなのよー」

巴「でも、冠詞が難しいって聞きましたよ」

由子「じゃあ、中国語?」

巴「発音とピンインが難しいらしいです」

由子「な、ならいっそのこと朝鮮語…」

エイスリン「ハングル…」

由子「….」

由子「ああっ!?どれを受ければいいか決められないのよー!!」


※この後、さんざん迷って2人は中国語を取ることに決めました※



サークルはもちろん…

由子「2人はサークルどこ入るか決めた?」

エイスリン「マダダヨ!」

巴「私も、はっきりとは」

由子「なら今日、麻雀部に見学行かへん?」

エイスリン「マージャン!」 キラキラ

巴「もちろん、構いませんよ」

由子「ありがとうなのよー!」

~麻雀部室~

由子「こんにちはー」

先輩A「いらっしゃ~い、見学希望かしら?」

巴「はい、そうです」

先輩B「あれ…あなた達見たことあるような…」

先輩C「…あっ、確かあなたは姫松高校の次鋒さん!」

由子「はい、そうですのよー!」

先輩C「で…あなたが宮守女子の次鋒の留学生さんだね」

エイスリン「ハイ!」

先輩B「うわー、去年のインターハイの注目校の選手がウチに来てくれるなんて…」

由子「いえいえ、そんなー//」

エイスリン「…//」 パッ←照れてる絵

巴「あの…」

先輩A「ん、どうかした?」

巴「自分で言うのもどうかと思うんですが、私も一応インターハイに出場していたんですが…」

先輩B「えっ!? どこの学校?」

巴「永水女子…です」

先輩B「え…永水!?あの!?」

先輩C「言われてみれば確かに…巫女服着てないから分からなかったわ…」

巴「……」

巴「どうせ私は巫女服以外はほとんど目立たなかった選手ですよ…」 ズーン

先輩C「わわっ!? ごめんなさい!」

由子「巴ちゃん元気だすのよー!」

エイスリン「トモエハトモエ!」

巴「由子さん…エイスリンさん…」ウルッ

先輩A「ごめんなさい、本当に…」

巴「いえ、大丈夫です…」

先輩A「でも…インターハイにでた人が3人も来てくれて、本当に嬉しいよ」

先輩A「ゆっくり見学していってね!」

由子「はい!」

巴「ありがとうございます」


~見学終了後~

由子「久しぶりに打てて楽しかったのよー」

エイスリン「ユーコ、ツヨイ…」

由子「エイちゃんの対策はしっかりしてたからなのよー」

エイスリン「ワタシ、モットツヨクナル!」グッ

エイスリン「ダカラ、マージャンブニハイル!」

由子「私も入部するのよー!」

エイスリン「…トモエハ?」

巴「私も…入ります!」

巴「やっぱり、麻雀は楽しいですし」

巴「でも、やっぱりお二人は強いですね」

由子「巴ちゃんだって強いのよー、だから自信もって!」

エイスリン「トモエ、イッショニガンバロ!」

巴「…はい、ありがとうございます!」

巴「そうだ、明日は他のサークルに見学に行きませんか?」

由子「もちろんなのよー!」

初講義~一般教養編~


由子「ついに初めての講義なのよー!」

巴「最初は…一般教養ですね」

由子「私は東洋史を取ったのよー」

巴「あ…私もです」

由子「一緒なのよー! エイちゃんは?」

エイスリン「エット…シンリガク?」

巴「あぁ…離ればなれですね…」

エイスリン「history…キライ…」

巴「なるほど…」

エイスリン「ジャア、マタアトデネ!」 タッタッタッ

由子「またねー!」フリフリ

巴「じゃあ、私たちもいきましょうか」

由子「了解なのよー」


~講義室~

由子「いっぱいなのよー」

巴「100人くらいはいそうですね」

教授「おはようございます、皆さん」

由子「あ、始まるのよー」

教授「この授業ではえー、イスラムの歴史について話して行こうと思います」

~30分後~

教授「つまりですねー、ムスリムにとって六信五行とは…」

由子「のよー…のよー…Zzz」

巴「……」 カキカキ

~講義終了後~

由子「バッチリ寝ちゃったのよー!?」

巴「すいません…あまりに気持ちよさそうに寝てたので、起こすに起こせませんでした…」

由子「うぅ、そこは起こしてほしいのよー…」

巴「本当にすいません…私のノートでよければいくらでも見てください」

由子「いいの巴ちゃん? 心の友なのよー!」

巴「いえいえ、お気になさらず」

巴「…でもあの教授の話、正直つまらなかったですよ」

由子「私も…ちゃんと聞こうと思ったけど、眠くなっちゃったのよー」

エイスリン「トモエ、ユーコ!」 ヒョコ

由子「あ、エイちゃん!」

巴「エイスリンさんはどうでしたか、講義?」

エイスリン「オモシロカッタ!」

由子「いいなー、私も心理学選べばよかったのよー…」

エイスリン「シカモ、テストナイ!」

由子「えっ!? レポートだけってこと?」

エイスリン「ウン!」

由子「巴ちゃん、私たちは?」

巴「…テストもレポートもあります」

由子「最悪なのよー!!!」

初講義~中国語編~

講師「同学門好!」

全員「…?…?」

講師「これはですねー『皆さんこんにちは』って意味です」

講師「こう言われたら、皆さんは『老師好』と応えてください」

由子「?好だけじゃなかったのねー」

巴「ちょっと驚きですね」

講師「では、早速発音の練習から入りたいと思います」

講師「中国語は言語の中でもっとも発音が美しいと言われています」

講師「だから皆さんもしっかり発音をマスターしてくださいねー」

~一通り教わった後~

講師「では皆さん、お隣の人と発音の練習をしてみてください」

由子「じゃあ巴ちゃん、私からやってみるのよー」

巴「わかりました」

由子「まー、まー↑、まぁあ、まー↓」

巴「上手ですよ、由子さん!」

由子「えへへ、ありがとー!」

巴「じゃあ、次は私がやってみますね」

由子「ファイトなのよー!」

巴「まー、まー、まー、まー」

由子「……」

由子「…ごめん、もう一回してほしいのよー」

巴「え…わかりました」

巴「まー、まー、まー、まー」

由子「……」

巴「……」

巴「…発音は苦手なんですよ」 ズーン

由子「い、いやいや!? とっても良かったのよー!」

巴「大丈夫です、わかってますから」

巴「私、英語の発音も苦手でしたから…」

由子「巴ちゃん…」

由子「これから練習すれば、大丈夫なのよー」

由子「だから、ファイトなのよー」

巴「由子さん…はい、私頑張ります!」

由子「私も練習付き合うのよー!」

巴「ありがとうございます!」

講師「…あの、二人とも、次進んでもよろしいかしら?」

由子「…あっ//」

巴「す、すいませんでした//」

待たせてごめんなさい
9時から投稿します

あと、誰か酉のつけかた教えてください

これでいいかな?

つけれてたら始めます

大学生と言えば…

巴「やっと1週間終わりましたね」

エイスリン「TGIF!」

巴(…?)

由子「お疲れさまなのよー!」

巴「あ、由子さん」

エイスリン「ユーコ、オツカレ!」

由子「ねえ二人とも、今日時間あいとる?」

巴「え…私は空いてますが」

エイスリン「ワタシモ!」

由子「なら今日、私ん家でタコパせーへん?」

エイスリン「タコ…?」

由子「たこ焼きパーティーのことなのよー」

エイスリン「パーティー…タノシソウ!」

巴「いいですね、タコパ!」

エイスリン「ワタシ、ヤリタイ!」

由子「やったー! じゃあ早速材料買いにいくのよー!」

エイスリン「オー!」

~スーパーの帰り~

巴「こうやって、誰かの家に行くのは大学に入って初めてですよ」

由子「私も、友達呼ぶのは初めてなのよー」

巴「そういえば、由子さんは実家通いなんですか?」

由子「んーん、一人暮らしなのよー」

巴「あ、そうなんですか…」

由子「私、一人暮らしに憧れてたのよー」

由子「でも、実際やってみると自炊に洗濯、掃除、どれも大変なのよー」

巴「…そうですか?」

由子「…え?」

巴「霧島にいた時は、掃除、洗濯は日課でしたから」

巴「あと、ご飯も時々作るのも手伝ってました」

由子「 」

巴「…すいません、みんなこんなものだと思ってましたから」

由子「なんだか自分が惨めになるのよー」 ハァ

巴「だ、大丈夫ですよ! すぐ慣れますよ、きっと」

巴「え、エイスリンさんはどうなんですか?」

エイスリン「ウン! シロトイッショ、タノシイ!」

由子「…!?」

巴「小瀬川さんと一緒?」

エイスリン「エット、Room share!」

巴「ルームシェア!?」

由子「うわー、なんだか羨ましいのよー!」

エイスリン「エット…ハイ!」 カキカキ、パッ

巴「ん、掃除してるエイスリンさんと、寝てる小瀬川さん?」

由子「これって…」

由子・巴「完全にヒモ…(なのよー)」

エイスリン「…?」





由子の部屋

巴「綺麗な部屋ですね」

由子「いやいや、そこまでじゃないのよー//」

由子「よーし、早速準備するのよー!」

カチャカチャ

巴「タネは出来ました」

由子「じゃあ焼くのよー!」

由子「~♪」 ヒョイヒョイ

巴「う、上手い…」

由子「ううん、私は下手なほうなのよー」

エイスリン「ムズカシイ…」

~しばらくして~

巴「全部焼けましたね」

由子「早速食べるのよー!」

モグモグ

エイスリン「オイシイ!」

由子「うん、上手くできたのよー!」

巴「それに、みんなで作ったから余計美味しく感じますね」

エイスリン「マタ、タコパシタイ!」

巴「私もです!」

由子「またいつか絶対やるのよー!」

注 ここから少しキャラ崩壊が入ります

大学生と言えば… part2

由子「そうだ、パパが引っ越し祝いでくれたこれがあるのよー」 コトン

巴「これ…酎ハイですか?」

由子「そうなのよー」

由子「今度の新歓できっと飲むことになるだろうし」

由子「ちょっとは飲んでおいたほうがいいと思って…」

巴「まぁ、確かに…」

由子「無理にとは言わないのよー」

エイスリン「ワタシ、ノム!」

巴「エイスリンさん!?」

エイスリン「マエ、シロトノンダ!」 フンス

巴「あぁ、なるほど…」

由子「私も、紙コップ一杯分だけ飲んでみるのよー」

巴「……」

巴「…じゃあ、私も飲んでみます」

巴「酎ハイだから、度数もそんなに高くないですし」

由子「じゃあ待ってて、いま紙コップ取ってくるのよー」

トクトク

巴「じゃあ…」 グッ

由子「飲んでみるのよー」

エイスリン「カンパイ!」

コク、コク

由子「なんだか、炭酸ジュースみたいなのよー」

エイスリン「……」コクコク

由子「やっぱり、紙コップ一杯だけ飲んでも強いか弱いかなんてわからないのよー」

エイスリン「ユーコ、チョットアカイ!」

由子「え…、ホントだ! ちょっと赤いのよー」

由子「巴ちゃんはどう?」

巴「……」

由子「…巴ちゃん?」

巴「…ヒック!」

エイスリン「…!?」

巴「つーよいかよわーいかなんて、見ればわーかるじゃにゃいですか~」

由子(え…、紙コップ一杯だけだったよね…)

由子(巴ちゃん、弱いってレベルじゃないのよー…)

エイスリン「ト、トモエ、オチツイテ…」

巴「だーいたい、なんでわたしの周りは胸や服や喋り方が独特なひとがおーいんですか~」 ヒック

由子(なんか愚痴いい始めたのよー!?)

巴「わたしの特徴なんて、眼鏡とポニテしかなーいじゃないですか」

巴「だから地味とか言われるんですよー、くそぅ、くそぅ、くそぅ」

由子「……」

エイスリン「……」

由子「巴ちゃんに酒飲ましたらダメなのよー…」

エイスリン「……」コクコク

巴「きーてますかー、二人とも~」

由子「は、はい」

エイスリン「……!」 コクコクコク




※この後、夜が明けるまで愚痴を聞かされました

個人的には巴さんはかわいいと思います
あと皆さん、酒はほどほどに

今日はここまでです
試験あるんでまた日が空いてしまうと思います、ごめんなさい

訂正
巴さんもかわいいです

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