男「ここは・・・?マイクラか?」 (57)

マイクラ×ジョジョです。
初投稿です。
更新スピードマイペースです。
文がところどころおかしいです。
ジョジョはニワカ勢です。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400085620

気づいたら四角い森にいた。
いや、違うか。
四角いブロックで構成された森か。
とにかく現実ではない世界に俺はいた。

男「ここは・・・マイクラか?」

俺はこの世界を知っている。
『マインクラフト』
つまり俺はゲームの世界に来てしまったわけか。

「ありえねぇ・・・」

この世界もあり得ないが、冷静でいられる俺もありえねぇ。

「・・・とにかくチェスト探すか。」

このゲームはプレイしたことがあるから大体の内容は分かっているつもりだ。
だから俺はボーナスチェストのことを知っていた。
ボーナスチェストとはこの世界で与えられる最初で最後の施しである。そのためこれ以降は全て自給自足で生きていかなければならない。

「あ、あった。」

案の定すぐ近くにチェストと松明が設置されていた。
松明に手を伸ばす。
そこで異変に気づいた。

「関節がある・・・だと。」

俺の四角い腕はリアルでの関節に当たる位置でしっかり折れていた。
よくみると膝もあった。

「これ膝とかあったら、この世界は単なるマイクラ風の世界になっちゃうけどいいのか? まぁ、いーや。」

そしてまた松明に手を伸ばす。
松明に触れた瞬間、松明は一瞬にして消え去った。
どうやらこういうのはマイクラと一緒らしい。

ならどうにかして持ち物をみることができるはず。
しかしそんなことを知る前に俺はチェストを開ける。

チェストの中には予想通りのアイテムが小さくなって入っていた。
ただ、その中に見慣れないアイテムが一つ。

男「なにこれ、本?こんなん最初に入っていたっけか?」

本に触れると、やはり本は一瞬で消えた。

男「どこに入ってんだ」

辺りを探すと、腰のあたりに見慣れないポーチがあった。
ポーチに触れると、目の前に半透明の画面が現れる。

男「こうやって開くのか。」

中には先ほどの松明と本があった。
俺は本を一番したの欄、つまりは手持ち欄にいれる。

もう一度ポーチを触ると画面は消えた。
手には本を持っていなかったが、本を想像すると、突然右手に本が現れた。
なるほど、手持ち欄にセットされたアイテムは考えるだけででてくるらしい。

男「意外に便利だな」

そして本を開く。

そこには・・・。

ルールブック

?ここはマイクラとほぼ同じ世界です。

?しかし現実の世界にも似てます。

?最後の一人になるまで脱出できません。

?最初の死は見逃してやる。(人為的なものは無理)

?あとは自分でやれ。


男「適当か、おい」

しかしこれだけでも多少情報はてに入った。

まず俺以外にも何人かいる。
そして、そいつらを全滅させなければ、でられない。
一回だけなら死ねる。ただし殺されるのはアウト。
一応、マイクラの世界。ただしリアルとも似ている。

男「ますます訳がわからなくなってきたな。」

男「にしても少し腹が減ったなぁ。」

さっきまで気づかなかったがハートと肉の形をしたものがうつっており、肉の形をしたものが一つ減っている。

男「ここも完全再現かよ。」

男「とにかくまずは家と、食料の確保をしなければ。」


期待

めっちゃ期待
ちなみにジョジョは何部?

なかなか面白い設定
めっちゃ期待!

男「ん?なんこれ?」

マイクラの世界はドットで構成されており、現実のように細かい物は作れない。
しかしそこにあったのは紛れもない『現実』だった。

男「・・・トランプ?」

何とも柄の悪いトランプが一枚置かれていた。
それを拾い上げる。

男「あれ? アイテム化しねぇ。元々アイテムなのか? ならすぐにインベントリに入るはずなんだが。」

拾い上げたカードの表を見る。

男「これって・・・タロット占いとかに使われるやつか?」

それは確かにタロットに使われるカードだったが、表面は銀色に輝いていた。

男「スターのカード?」

そう呟いた時、カードが目映い光を放った。

男「うっ・・・。」

一瞬目の前が真っ白になる。

気づくとカードはなくなっていた。

ただ、視界の端に一つ不思議なゲージが追加されていた。

そこには『Stand』の文字があった。

既につまんねえ

>>5
ありがとうございます!。

>>6
ありがとうございます!。
部とかはあんまり考えてないです。
そういうのも面白そうw

>>7
ありがとうございます!。

男「マイクラにスタンドなんて機能あったか? まぁ、いーや。とりあえず夜までに家と食料を確保しないとな」

男「まずは木を切るか」

そういって近くにあった木を一本選ぶ。

男「てか、どうやって切ればいいんだ?」

とりあえず、ゲームのように腕を振ってみる。

男「・・・ダメだ。なんにも起こらない。」

男「なら・・・。」

男は全力で木を殴った。

男「いって!!」

めちゃくちゃ痛い。しかし、殴ったとき少し見えた。
木のブロックの一部が砕けたのを。

男「ならっ!」

とにかく殴る蹴るを繰り返した。
すると数秒後にブロックが一つ砕けて、アイテム化した。

男「ほんと、痛い」

血などは出ていないが、ジンジンと中が痛む。

男「・・・とりあえず、一本。やらないとな。」

数分後、一本切り終えた。

男「とりあえず作業台を作るか」

インベントリを開く。

男「レシピは一緒だ・・・。なんだこいつは?」

インベントリの左上に映る自分の姿、その後ろに何かがいる。

男「だれだ!?」

咄嗟に振り向く。
しかしインベントリが邪魔で見えない。

男「邪魔!」

インベントリを閉じたが、後ろには誰もいない。

男「なんなんだ」

もう一度インベントリを開くとそこには確かに筋肉隆々の男がいた。
それも浮いている。

男「まさか、これがスタンドなのか?」

画面に映る男に触れる。
すると新たなウィンドウが一つ開いた。

男「スター・プラチナ?名前か?」

日が堕ちると石仮面の力を使った吸血鬼達が徘徊するわけか
難易度Hard越えたな

Name スター・プラチナ

パワー 強
スピード 強
精密動作性 強
視力 強

能力 なし

付与能力
ノックバック?
効率強化?


男「なにこのステ。上のやつはよく分からんが下のエンチャント?は結構いいな」

横にスクロールバーのようなものがある。
どうやらまだ続くようだ。




「血の運命」

マイクラ世界内の50日以内に『ザ・ワールド』を持つ者を殺さなければ、強制退場。



男「ナニコレ?」

開いた口が閉じなかった。

マイクラの50日とかクソ短いやん

男「え、ちょ、待って。マイクラ時間で50日っていくらだ?・・・約16時間。なんでそんな短期決戦しないといけないんだよ!?」

男「てか、こんなとこで遊んでる場合じゃねぇ! 早くみつけねーと・・・。そのザ・ワールドってスタンド?をもってるやつを」

日が少し傾いてきた。
後少しすればもう夜だ。

男「いくか」

入りはとりあえずこんな感じです。
つまらない方、すみません。力不足です。
今後の展開は一応考えてますがいつかネタ切れになります。
ですので意見とかいただけたら幸いです。

いや、俺は普通に面白いと思うよ
ネタ切れならアイデア浮かんだら書いていくなりすればいいじゃないか
気長に待ってるよ

これMOD化していいすか

男が出発したその日の夜・・・。


一人の女性が洞窟から出てきた。

女「やっと夜になった?! ほんと信じらんない。夜しか出れないなんてゾンビと一緒じゃない!」

女「すぅ?。はぁ?。やっぱり外の空気は違うわぁ。血生臭い洞窟とか、ほんとこりごり。服?ていうかスキンが血だらけなんだけど」

女の体には多量の血が付いていた。

女「まぁでもあのゾンビのおかげでなんとなくこれの使い方は分かったわ」

女「この『ザ・ワールド』のね」


――10分ほど前

女「どこ?ここ」

女は暗闇の中にいた。

女「え、え、ちょっと南にも見えないんだけど!?ここどこ!?ちょ、怖い怖い怖い!!」

よくみると少し奥の方に明かりがある。

女「あ、明かりだわ!」

光の方へ走る。

女「これって・・・ボーナスチェストじゃない?なに?じゃあここはマイクラの世界ってこと?」

女もまた同様にマイクラ経験者だった。

女「とにかく中を確認しないと。もしマイクラならこんな暗闇であんまりグズグズしてられないし」

先ほどの焦りが一転して冷静に変わっている。

女「これ・・・アイテム化された斧とかね。どうやってとるのかしら?」

おもむろに手を伸ばす。
するとアイテムは一瞬にして消えた。

女「?回収したってことなのかしら?ならインベントリはどうやって?」

手を振ったり、体を動かすがでない。

女「どうしたらいいのよ・・・。」

腰に手を当てる。
すると突然目の前にインベントリと思わしき画面が広がる。

女「えっ!? なんで?・・・まさか、これ?」

腰にある革製品のようなものに触れる。
するとインベントリは消えた。

女「なるほどね。とりあえずこれを触ればいいのね。」

女「とりあえず中のもの全部回収しとかないと。」

女「斧、スコップ、つるはし、木ブロック・・・。あとこの本なに?こんなのあったかしら?」

女「手持ち欄に入れたらいけるかしら?・・・あ、いけた」

一番前にセットした瞬間に手に本が現れた。

女「なんか、すごい便利ね。」

女「で、何が書いてあるのかしら。」


――読書なう――


女「なにこれ。ワケわかんない。殺さないといけないってどういうことよ!・・・いや、意味は全部分かったわ。結局、今すぐには脱出できないのね。」

女「全部殺さないと・・・」

女「なら、すぐに出発しないと。あ、でもその前に・・・」

女はチェストに近寄る。

女「回収しないともったいないわ・・・ってなにこのカード?さっきこんなのあったかしら?」

チェストの奥に、不気味に光る一枚のカードらしきものが。

女「タロットガード?・・・『世界』を表してる。なにこれ?」

突然、カードから光が放たれた。

女「うっ! なにっ!?」

眼を開けた時にはカードはなかった。

ただ視界の端に体力とスタミナ、そして「Stand」とかかれたゲージが存在していた。

1です。
>>19
してもらえるなら是非お願いしたいです!

今日は時間があればもう一度上げたいと思ってます。

なるべくssの雰囲気に合わせるのでしばらく読ませて頂きます

女「とりあえずピッケルを持ち物欄にいれないと」

インベントリを開く。

女「? だれ?この・・・・カクカクした人。」

おもむろにその人物をタッチする。

女「?もう1つウィンドウが・・・。ってなにこれ?」



Name ザ・ワールド

パワー 強
スピード 強
動体視力 強
射程範囲 中


能力 時を止める


付与能力

効率強化?
ノックバック?


使用者 女

「吸血鬼」
移動速度上昇
跳躍力上昇
攻撃力上昇
再生能力上昇

日光の下で即死亡


「血の運命」

マイクラ世界内の50日以内に「スター・プラチナ」を持つ者を殺さなければ強制退場。




女「ちょっと・・・やばいかも」

女「なんなのよこれ。日光の下で即死亡?50日以内に殺せ?意味わかんない!」

女「それにこのザ・・・」

ガサッ

女「ひっ!? だれ!?」

?「ア゛ア゛ア゛ア゛」

?「カラン カラン カラン カラン」

ヒュッ!

女「ひっ!?弓!?この音・・・。やっぱり湧いちゃったか」

ゾンビ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」

女「うっ!?なにこの臭い!?くっさ!ちょっと、来ないで!」

ゾンビ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」

女「いやぁぁぁぁぁ!?」

ゾンビ「ア゛ブォ!?」

視界からゾンビの姿がきえる。
体に生暖かい液体がつく。

女「えっ?あれ?ゾンビは?」

辺りを確認する。
右を向いたとき微かに何がうつった。

女「なにっ!?」

そこにはインベントリにうつっていた少しカクカクになった筋肉隆々の男性?が立っていた。

女「あなたがやってくれたの?」

しかしそいつは答えない。

女「もしかして、あなたがスタンド?」

されど何も答えない。

女「ちょっと何か 言いなさい・・・」

そのときその男性は突然女の前に移動した。

おんな

女「えっ!?なによ!」

よく見ると男の手には矢があった。

女「えっ・・・・守ってくれ・・・。」

ヒュッ!
また矢が飛んでくる。

女「なんで今のはとらないのよ!」

女「もういいわ。とりあえずあなたは味方だと思っておくわ。」

ゾンビ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」

女「また!?しつこいわね!さっきからすごく臭いのよ!」

相手に敵意を抱き、殴ろうとした瞬間、男が真っ先にゾンビに殴りかかった。

女「どういうこと?もしかして、私があなたを操ってるの?」

カランカラン

女「調度いいわ。スケルトンで試してやる。」

音のする方へ走り出す。

女「見えた!」

その時、矢がこちらに飛んで来た。

女(無理!よけられ・・・)

自然と手を前にし、体を守る。

しかし矢は刺さらない
眼を開けるとそこには、目の前の空中で止まった矢があった。 

女「えっ!?なにこれ?」

不思議がりて、横から矢を見ようとした。

ヒュッ!

女「ひっ!?なに!?なんで突然動くの!?使用なの!?」

走ったおかげでスケルトンをうっすら確認できる距離まで来ていた。

女「あー、もう!イラッときた!一発叩き込んでやる!」

女「うらぁぁ!」

女(今の私は身体能力が上昇してるから何の問題もないわ!)

スッ!

女の拳はスケルトンには当たらなかった。
女が足を滑らせでもしたのか?
否、スケルトンが避けたのだ、女の拳を。

女「えっ!」

ひらりと横に避けたスケルトンは既に次弾をセットし終えていた 。

女(どういうこと!?避けた?嘘でしょ?くそっ!こんな近くにいるのに殴れないなんて・・・。)

ボキッ!バキッ!

女「えっ。」

目の前にはスケルトンの姿はなく、代わりに男の姿があった。

二行目が一部古文的表現になってる

気にする事なこうたもけり
そんな事言うと使用→仕様までつっこまれるなりけり

いとわろし

男は女の気持ちを読み取ったかやのように、代わりにスケルトンを殴っていた。

そこに残っていたのはアイテム化された骨だけだった。

女「・・・もしかして、私があなたを操ってるの?」

男は何も言わない。

女「ガン無視ですか。まぁいいわ。多分だけど私がこの男を操ってる。」

ゾンビ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」

女「いーわ。次はあんたで試してやる!」

女(でもどうしたら・・・。とりあえずあいつを殴ることを想像して・・・。)

すると男は女の思い描いた通りにゾンビの前に移動した。

女「やった!できた!なら、一発くらえ!」

ブンッ!

女「また避けた!?一体ここの世界のモンスターはどうなってんのよ!?」

すかさずゾンビは男の顔めがけて、拳をふるう。

女「え!ちょっ、どうやって避けグフッ!」

突然顔の右半分に鈍い痛みが走る。

女「痛っ!?なんで私にダメージがきてるのよ!?」

女「この腐れ野郎!!!」

ボコボコにしてやる。そう思いながら男を操ると、男は目では一発一発をとらえられない速さでゾンビを殴り始めた。

ゾンビ「ア゛ァァ」

ゾンビの体は泡になって空中に四散し、後には腐肉が残っていた。

女「なかなか難しいわね、これを操るの。」

女「私がここに来てまだ5分。もし外が昼ならあと5分はここにいないと。まぁそれだけあればなれるでしょ。」

女「この男、ザ・ワールドの使い方に慣れるにわ。」

――時間進み、夜に。

女「しかし、どうしてさっきからザ・ワールドでないの?もしかして下のゲージが完全に溜まってないから?」

女「でも結構早いペースで回復してるし、全部回復するのに3分くらいってところかしら?」

女「連続使用時間は10分。回復に3分。時を止めるのはおそらく一回の使用中に一回かぎり。便利なのか不便なのかよくわからないわね。」

女「さて・・・じゃ早速探しましょうか。」

女「あ・・・でもスタミナが。あら?あそこに見えるの・・・村?いや、でもなんか野営地みたい。」

女「まぁいいわ。あそこで何か食べ物をもらおう。」



――視点変更


男「ハァハァハァハァハァ・・・。」

男(まずい、数が多すぎる。それにさっきからスター・プラチナもでないし。なんで?)

ヒュッ!

男「痛っ!肩に矢が・・・。」

男(やばいやばいやばい。一回だけなら死んでもいいが、こんなとこで使うのわ・・・。)

男「!!明かりだ!む、村か!?でもなんで柵が?まぁいい。とにかくあそこまで!!」

柵まで近づいたとき、柵の側に誰かがいるのをみつけた。

男「おーい!頼む!助けてくれ!」

ゴーレム「オマエ、ナニモノ。」

男(しゃべったぁぁぁぁぁ!?)

男「お、俺は旅人だ!ゾンビたちに終われてるんだ!入れてくれ!」

モンスターの集団はすぐちかくまで来ていた。

ゴーレム「ワカッタ。ツイテコイ。」

男「ちょっともう少し早く案内してくれないか!?」

ゴーレム「ダイジョウブダ。ウエノヤツラガ、ヤル。」

柵は見覚えのある木の柵でできており、それが、5マスほどのせられていた。
そしてその上には、物見櫓のようなものがついていた。

ゾンビたち「ア゛ァァァ。」

突然ゾンビたちの声が少なくなった。

男「いったい何が。」

ゴーレム「サア、ツイタゾ。ハイレ。」

男「あ、あぁ。」

男が着いたのは、村だったが、村にしては規模の大きすぎるところであった。

面白い

「男:村編」

男「さっきはありがとう。おかげで助かったよ。」

ゴーレム「ナニ、キニスルナ。」

男(ゴーレムが話すってなんか気持ち悪いな。)

男「少し大雑把な質問をしたいんだが・・・。」

ゴーレム「・・・キサマノ、モトメル、コタエヲ、ヨウイデキルカ、ワカラナイ。」

男「あ、そうか。ならいいよ。」

ゴーレム「イヤ。ダカラ、チョウロウノ、トコロマデ、ツレテイク。」

男「え、あそうか。よろしく頼む。」

男はゴーレムに連れられ大通りらしき通りを歩く。
道は幾本にも分かれており、その道の端には無数の家が連なっている。

男(かなり規模のでかい村だが、村人が全く見られないんだが?いや、ゲームじゃ村人は夜皆家に入るんだった。)

大通りを直進すると大きな階段につきあたった。

男「長い階段だな」

ゴーレムは無言で登り始める。

男「やっとついた。なにこの家、でっか。」

ゴーレム「はいれ。」

男「ここまでサンキュ。」

ゴーレムは何も答えない。

男「コミュ障か?」

次の瞬間男は空中に浮いていた。

男「オフッ!」

地面に頭から落ちた。

ゴーレム「コトバノ、イミ、ワカランガ、ナントナク。」

男「さいですか。」

ゴーレム「ハヤク、イケ。」

男「はいはい。」

非常に大きく、美しい建物の中には多くの村人がいた。

村人A「何者だ。」

男(村人もしゃべるのかよ。)

男「い、いや。怪しい者じゃないよ。ただの旅の者だ。ここまでゴーレムに連れてきてもらったんだが。」

よく見ると、奥には全身鉄装備で固め、各々弓や剣、さらには斧まで持ったバラエティー豊かな村人が敵意を向けている。

男(言うことを間違えば死ぬな。)

村人A「・・・なら問題ないな!アッハッハ!いやー、武器を向けてすまない。」

男「あ、あははは・・・。分かってもらえてなによりだ。」

村人A「いや、最近なにかと物騒でな。警備を厳重に」

村人B「た、大変だー!!!」

村人の言葉を遮り、村人が飛び込んできた。

村人A「ど、どうした?」

村人B「ま、まただ・・・。また一人殺られた。」

村人A「なに!?どこだ!?案内しろ!!」

村人B「おう!」

やけに村人たちは焦っている。

男(あ、だめだ。最初に話しかけてきた村人どっちだっけ?)

村人A「すまない。急用ができた。」

男(あ、こっちか。)

男「何があったんだ?」

村人A「また、村人が殺された。」

男「まじかよ・・・」

支援

村人A「いそげ!まだ近くにいるはずだ!」

村人(全員同じ顔、同じ身なりだから全く違いがワカラナイ)たちは皆、一斉にでていってしまった。

男「・・・置いてきぼりかよ。」

?「ハッハッハッハ。悪いねぇ。今、この村は荒れててねぇ。」

姿は見えないが、声は聞こえる。
どうやら奥に誰か残っているようだ。

男「あんたは行かなくていいのか?」

村長「ハッハッハッハ。ワシは村長だからな。」

男「あんた村長かよ。」

男(全員一緒だからわかんねぇよ。)

村長「今、全員同じ、とか思ったじゃろ。」

男「あれ?自覚あるんすか?みな同じってことに。」

村長「いや、ないね。ワシらには皆に差異があるように見えとる。名前もあればそれぞれで性格も違う。」

男「へー。でもやっぱり俺には全員同じにしか見えないな。」

村長「そりゃそうじゃ。ぬしの目、というか体全体がワシらとは根本的に違うからの。クラフターには決してわからん。」

男「クラフター・・・」

男(こっちでもそう呼ばれているのか。)

村長「ヌシらの総称じゃ。もっとも、それはワシらが勝手に呼んどるだけじゃがの。」

マインドクラッシュかと思った

男(この人なら何か情報を・・・。)

男「そのクラフターってのは何か特徴とかあるんすか?」

村長「ん・・・。そうじゃな。例えばさっきも言ったが体の造りが全く違うということもその1つじゃな。あとは・・・なんじゃろ。忘れたわ。」

男「はい?」

村長「いや、だってのー。この村にクラフターが来るのは何十年ぶりじゃからのー。もう前に来た者など忘れてしもうたわ。」

男「!?前に誰か来たんですか!?」

村長「妙に食いつくのー。そうじゃ。名は忘れたが確かに昔、クラフターが来たぞ。たしかその時もおかしなことが起こっておったのー。」

男「そのクラフターについて何か残っていないっすか!?」

村長「あぁ・・・・。えっと・・・・。あぁ!思い出したぞ。」

男「!!」

村長「たしか図書館にあやつは何か残していったのー。」

男「まじすか!それはどこに?」

村長「まぁ焦るな。一つ質問をしてもよいか?そのクラフターからの伝言でな。この質問にピンとこんやつには見せんでくれと頼まれておる。」

男「その質問とは?」

村長「『貴様はスタンドを知っているのか?』と。ワシには何とかサッパリじゃがの。

面白い
支援

男(ビンゴッ!きたこれ。)

男「その質問に心当たりがあります!ですから図書館に!」

村長「はぁ、そうなのか。なら司書に20年前の男について知りたいと言うがよい。図書館はこの坂を降りてすぐを右に行ってつきあたりじゃ。」

男「ありがとうございます!」

村長「あ、そうじゃそうじゃ。これをもってゆけい。」

男「なんすかこの本?」

村長「ざっくり言うなら証明書かね。最新のページにワシのサインを入れておいた。もし何か疑われたらそれを見せるがよい。」

男「わかりました。」

――数分後

男「あのー・・・。」

司書「・・・なんでしょう?」

男(声だけ何故か甲高いwwだめだ似合わなさすぎて噴きそう。)

男「あ、あのですね。20年ほど前にこの町に来たクラフターについて知りたいんですが。あ、これ村長の証明書?てきな。」

司書「・・・少々お待ちください。」

司書は奥の扉へ消えていった。

図書館はかなり広く出入り口のすぐ近くにカウンターのようなものがある。
2階建てのようで、びっしりと本がおいてある。
司書が入っていった扉のよこに置かれた看板には関係者以外立ち入り禁止の文字が見える。

司書「お待たせしました。お探しの人物について書かれているかは分かりませんが、その方が自ら書かれた本が一冊ありました。」

男「ありがとうございます。えっと・・・それって借りることは・・・。」

司書「いえ、こちらは差し上げます。」

男「えっ?」

司書「中は意味の分からない文が書いてあるだけなので。私たちが持っていても意味がないのです。それに・・・。」

男「?」

司書「本の題名を見ればわかります。ではどうぞ。」

男「?。どうも。」

――図書館を出て。

朝が来ていた。

男「そういえば夜なのに村人寝てなかったな。そこはゲームと一緒なのか。・・・さて、あと49日。いけるか・・・?いや、考えるのは後だ。ま ず本を確認しないと。」

まだかなぁ

かなり開けてしまってすみません。
(言い訳ですが)リアルが忙しすぎました。

少しですが投下します。

男「『持つべき者の本』?」

最初のほうはこの世界についてだったが、あまり有力な情報はなかった。

男「・・・! ここはスタンドについてかかれている。」

スタンド

不思議な力をもち、形があるが実体はない。

・スタンドは自らの意思で操作、出現させることができる。まず出現の方法だが、これは個人で様々だ。だから自分にあった出し方を見つけてくれ。参考になればいいが、私はスタンド名を呼ぶことによって出すことができた。
操作だが、スタンドは自分と同じだということを意識しろ。そうすればおのずと操作の方法が見えてくる。

・スタンドには出していられる時間が限られている。およそ10分が限界だ。これを越えると、ゲージがたまるまではだせない。

・スタンドへの攻撃は自らにダメージがくる。

・スタンドをだすには素手でなくてはならない。剣などをもっているとだせない。ただしリンゴなど武器以外の場合はだせる。

・スタンドは成長する。これについては詳しくは分かっていない。だがこの世界の伝説、伝承が関係していると思われる。

・スタンドは一般人や普通のモンスターには見えない。しかしスタンドを持つものには見える。

・スタンド使いは必ず引き合う。

男「へー・・・。なるほど。」

気づけば夜になっていた。それも限りなく朝に近い。

男「ほんと、1日って短いな。あ、朝だ。」

男「もう2日も経ってしまった。あと48日・・・。スタンド使い同士は引かれ合う、か。そう上手くいくか?」

男「・・・というかここはどこだ?なんで俺はここに?」

今までの行動を整理してみる。

1 村に流れ着く。

2 村長宅にたどり着く。

3 図書館で本Get。

4 本を読みながら町探索。

5 案の定本を読むのに夢中になって迷う。

男「オー、ノー。」

いつのまにか路地らしき場所にいた。人の存在が感じられない閑散とした場所だった。

高い場所にあった村長宅は遥か向こうに見える。

男「とりあえず、もどるか・・・。」


?「きゃあああああああ!!!」

突然叫び声が響く。

男「!? え!?」

悲鳴は少し先にある小さな路地から聞こえてきた。

男「・・・行くしかないな。」

路地

男「!?おい!大丈夫か!?」

路地には二人の村人が倒れていた。

そして路地の奥に、黒い服装で身を包み、フードとガスマスク?のようなもので顔を隠した人物が立っていた。

男「おい、そこのいかにも怪しそうなあんた。この状況を簡潔に説明してくれると嬉しいんだが?」

マスク男「・・・。」

男(スタンドは一般人には見えない。かつ物理的なダメージは与えられる。なら・・・。)

男「OK。そっちがその気ならこっちにも考えがあるぞ。」

男(初めてだが・・・いけるよな?)

男「スター・プラチナ!!」

後ろをチラッとみると男、スター・プラチナが出現していた。

男(よしっ!!できた!)

その瞬間、男は今までの敵意むき出しの態度を変え、路地の向こうに走り去った。

男「ん?いったいなんなんだ・・・グフッ!?へ?え?」

俺は血を吐いていた。

男「グフッ!?な、なんだ!?オエッ!」

次に力が抜け、立てなくなる。

男「なんなんだ!?一体何が起こってるんだ!!!!」

よくみると、一定時間ごとに体力が減っている。

男「これはまさか、毒なのか!!?」

男「そんな・・・バカな・・・。いつ・・・?」

そこで意識が途切れた。

男「・・・どこだここ?」

村長「おぉ?、起きたか。心配したぞ。」

男「村長さん?なんでここにいるんすか?」

村長「そりゃここはワシの家じゃからな。お前さんは運ばれて来たんじゃよ。」

男「?どゆことっすか?」

村長「町のはずれで倒れとったのを村人が発見したのじゃ。そいで、とりあえず家もないのでここに連れてきてやったわけじゃ。」

男「村長が連れてきてくれたんすか?」

村長「バカ言え。ワシには無理じゃ。偶然とおりかかった者が運んだのじゃ。」

男「俺どれくらい寝てました?」

村長「発見されてからそう長くはたっとらんよ。今は夕刻じゃ。じゃからおそらく数分じゃろう。」

男(よかった・・・。無駄に時間を消費してなくて。)

村人「失礼します村長。」

村人が丁寧に礼をして入ってきた。

村長「どうじゃった?」

村人「死体を調べた結果・・・一連の犯行との共通点が多数見つけられました。」

村長「そうか・・・。そうなると・・・。」

村人「はい。そこの男が何故生き残ったのか分かりません。」

支援

男「?。え、しらないんすか?俺、というかクラフターは」

話を遮って、新たな村人が入ってきた。

?「村長、こいつが例の生き残ったやつか?」

村長「おぉ、医者。早かったな。そうじゃ、こいつじゃ。」

医者「初めまして。俺はこの村で医者をやってるもんだ。よろしく。」

男「俺は男。よろしく。」

相手が手を伸ばしてきたのでこちらも自然と手を伸ばす。

男(握手ってどうしたらいいんだ?)

男(とりあえず現実と同じように・・・。)

端から見れば四角い手と手が触れただけのように見えるが、手にはしっかりと握られている感触があり、不思議だ。

男(!?)

突然身体が何かを察知した、ような気がした。

男(なんだ今のは?)

医者「よろしく。」

男「あ、あぁ。こちらこそ。」

支援

投下少なくてすみません。
来週には投下を(する予定です)


医者「んで、早速で悪いが、お前の身体をチョイと調べさしてもらえないか?」

医者「なに、別になにも痛いことはしねぇよ。」

男「ん?あぁ、わかった。」

そう答えると医者は男の身体をじっくりと観察し、腕や体、足などをさわり始めた。

医者「全く異常はないようだ。いたって健康な身体だ。」

男「そうか。」

男(そんなことより、俺はどう調べたらそんなことが分かるのか知りたいんだが。)

医者「そういえば、俺がここに来たときあんた村長に何か言おうとしてなかったか?」

男「あ、そうだ。村長、確認したいことがあるんすけど。」

村長「なんじゃ?」

男「さっきこの村で起こってる殺人事件の共通点があるって言ってましたよね?」

村長「ああ、そうじゃ。」

男「それって全員毒殺されてるってことっすか?」

村長「いや、違うぞ(ヾ(´・ω・`)」

男「・・・っえ?」

医者「んで、早速で悪いが、お前の身体をチョイと調べさしてもらえないか?」

医者「なに、別になにも痛いことはしねぇよ。」

男「ん?あぁ、わかった。」

そう答えると医者は男の身体をじっくりと観察し、腕や体、足などをさわり始めた。

医者「全く異常はないようだ。いたって健康な身体だ。」

男「そうか。」

男(そんなことより、俺はどう調べたらそんなことが分かるのか知りたいんだが。)

医者「そういえば、俺がここに来たときあんた村長に何か言おうとしてなかったか?」

男「あ、そうだ。村長、確認したいことがあるんすけど。」

村長「なんじゃ?」

男「さっきこの村で起こってる殺人事件の共通点があるって言ってましたよね?」

村長「ああ、そうじゃ。」

男「それって全員毒殺されてるってことっすか?」

村長「いや、違うぞ(ヾ(´・ω・`)」

男「・・・っえ?」

医者「んで、早速で悪いが、お前の身体をチョイと調べさしてもらえないか?」

医者「なに、別になにも痛いことはしねぇよ。」

男「ん?あぁ、わかった。」

そう答えると医者は男の身体をじっくりと観察し、腕や体、足などをさわり始めた。

医者「全く異常はないようだ。いたって健康な身体だ。」

男「そうか。」

男(そんなことより、俺はどう調べたらそんなことが分かるのか知りたいんだが。)

医者「そういえば、俺がここに来たときあんた村長に何か言おうとしてなかったか?」

男「あ、そうだ。村長、確認したいことがあるんすけど。」

村長「なんじゃ?」

男「さっきこの村で起こってる殺人事件の共通点があるって言ってましたよね?」

村長「ああ、そうじゃ。」

男「それって全員毒殺されてるってことっすか?」

村長「いや、違うぞ(ヾ(´・ω・`)」

男「・・・っえ?」

連投すみません。

ジョジョ要素がちと薄くてしょーっく

かなり大爆笑 (´σ `) ホジホジ

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