にこ「穂乃果の天然タラシを矯正するわ」 (70)

・ほのにこあるいはにこほの

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海未「穂乃果!あなたという人は、また生徒会業務をさぼって逃げ出して!」

穂乃果「ひっ!見つかった!」ビクッ

海未「さあ戻りますよ!」グイッ

穂乃果「あううー、ちょ、ちょっと待ってよ海未ちゃーん……今買いにいかないとランチパックが売り切れちゃうんだよ!」

海未「そんな理由が通用すると思っているのですか?」

穂乃果「そこをなんとか!海未ちゃん、おねがぁい♪」スリスリ

海未「ちょっ!公衆の面前で抱き付いてこないでください!」カァァ

海未「……もう……穂乃果はずるいです//」

海未「5分だけですよ?」

穂乃果「やったぁ!海未ちゃんも一緒に買いに行こ!」グイグイ


にこ「……」

穂乃果「ううう、全然書類が終わらないよぉ~……」グッタリ

ことり「穂乃果ちゃん、がんばって!」

穂乃果「無理だよぉ、こんなに山になってるのにぃ」

穂乃果「ことりちゃん手伝ってよー」

ことり「えええ?で、でも、私の分もまだ終わってないし……それに海未ちゃんから、ちゃんと穂乃果ちゃんの分の仕事は自分でやらせるようにって……」

穂乃果「ことりちゃぁん……」ウルウル

ことり(はぁう!涙目で見つめる穂乃果ちゃん可愛い!)キューン!

ことり「じゃ、じゃあ、ちょっとだけだよ?海未ちゃんには内緒ね?」

穂乃果「うわーい!だからことりちゃん大好きっ!」ガバッ

ことり「ひゃぁぁぁん!?」

ことり(穂乃果ちゃんが抱き付いてきて、いい匂いと柔らかい感触が……!//)クラクラ


にこ「……」

絵里「穂乃果!大事な書類はちゃんと整理しておかないとダメって言ったでしょう!」

絵里「私が部室にあるのを見つけたからいいようなものの……こんないい加減なことじゃ来週あたり大変な事になってしまうわよ?」

穂乃果「ぅ絵里ちゃん……ごめんなさーい……」シオシオ

絵里(はっ!)

絵里(しょげ返る穂乃果に、垂れた犬耳と力無く振られる犬しっぽがダブって見えるわ……)

絵里「わ、わかってくれればいいのよ……これからは気を付けてね?」ナデナデ

穂乃果「はいっ! これからはちゃんと整理します!」ビシッ

絵里(今度はしっぽがピンと立ってるのが見えるわ)

絵里「全く、穂乃果は現金なんだから」クスクス

穂乃果「絵里ちゃぁん……」ギュウ

絵里「きゃあ!どどどうしたのいきなり抱き付いてきて//」

穂乃果「いつもいつも穂乃果を助けてくれてありがとうね!穂乃果、もう絵里ちゃんがいなかったら生きてけないよー!」エヘヘ

絵里「お、大げさなんだから、もう……//」

絵里(ほ、穂乃果の体温と柔らかい感触が……ハラショーー!!)


にこ「……」

全力で期待!

穂乃果「真姫ちゃん真姫ちゃん、ここの問題どうやって解くのか分かる?」

真姫「何で1年の私に聞くのよ」

穂乃果「だって真姫ちゃんの方が頭いいんだもん!」

真姫「全く……ちょっと見せてみなさいよ」

真姫「何よこれ、ただこの公式を当てはめればいいだけじゃない」

穂乃果「おお!なるほど!」カンシン

真姫「これ1年生の範囲よ?全く、こんな人が生徒会長だなんて……」

穂乃果「さすがだね真姫ちゃん!綺麗だし頭もいいし歌も上手いし作曲もできるし!ほんとスゴイ!」

真姫「べ、別に……そんなの当然でしょ//」カミノケクルクル

真姫(か、顔近いわよ!そんなキラキラした目で見つめないで//)

穂乃果「彩色芋ケンピだね!」

真姫「何よそのお腹壊しそうなお菓子は……それを言うなら才色兼備でしょ」

穂乃果「えへへっ♪」

真姫「何にやにやしてるのよ……」

穂乃果「あのね!真姫ちゃんて意地っ張りだけどやっぱり優しいなって思って!」

真姫「い、意地っ張りって何?一言余計なのよ穂乃果は//」

穂乃果「ごめんね、でもそんなとこも可愛いって意味だよ♪」ナデナデ

真姫「ヴェェ!? ナ、ナデナイデ!//」

真姫(穂乃果の手、柔らかくて暖かい……本当はもっとなでなでしてほしいな……って何考えてるのよ私は!)カァァ


にこ「……」

すでに素晴らしい

穂乃果「おおっ、その衣装、すっごく似合ってるよ凛ちゃん!」

凛「そ、そうかにゃー……裾短すぎて変じゃないかにゃ?//」モジモジ

穂乃果「そんなことないよ!凛ちゃん脚綺麗だもん、きっとファンのみんなもキュンキューンってなっちゃうこと間違いなしだよ!」

凛「穂乃果ちゃんてば褒めすぎにゃ……えへへ//」

穂乃果「ウェヘヘヘ、というわけで、そのおみ足をちょいと触らせてくれませんかねぇお嬢さーん……」ワキワキ

凛「にゃぁぁぁ!?穂乃果ちゃんがセクハラオヤジ化したにゃー!」ドタバタ

穂乃果「待て待てぇぇーい!」ドタバタ

凛「うにゃっ!?」コケッ

穂乃果「おっと!ほーらつかまえたー!」ガバッ

凛「にゃぁっ!?つかまっちゃったにゃぁ……//」

凛(なんて、わざと転んだ振りしてつかまったのは内緒にゃ//)


にこ「……」

穂乃果「花陽ちゃんの食べてるおにぎり、美味しそうだねぇ……」ジィィ

花陽「もぐもぐ……んむ?穂乃果ちゃんも食べたいの?」

穂乃果「うん!穂乃果はどっちかっていうとパン派だけど、花陽ちゃんが美味しそうに食べてるの見たらも穂乃果も食べたくなっちゃった」

花陽「いいよー、たくさん作ってきたから♪こんぶとシャケと梅干、どれがいい?花陽のお勧めはこんぶで……」

穂乃果「ううん、穂乃果の食べたいのはね」

花陽「?」

穂乃果「今花陽ちゃんが食べてるおにぎり♪」パクッ!

花陽「ふぇぇ!?」

花陽(ほ、穂乃果ちゃんてば、私が齧ったおにぎりを食べちゃった!?)

穂乃果「うん、とってもおいしー!」ニコニコ

花陽(こここれって、間接キ、キ……//)

穂乃果「何でこんなに美味しいのかな……あ、分かった!」

穂乃果「花陽ちゃんの味がするからだ!」

花陽「あ、あうあう……//」プシュー!

穂乃果「あ、あれっ!? 花陽ちゃん、どうしたの!?」

花陽(ダレカタスケテー!//)

──部室──

海未「こほん。ええと……穂乃果、間違えてランチパックを買いすぎてしまったのですが、いりますか? 穂乃果はすぐにこぼしますから、私が食べさせてあげます//」

花陽「花陽も今日はおにぎり作りすぎちゃって……良かったら……あ、花陽味がいいなら穂乃果ちゃんにだけ特別に……//」

ことり「穂乃果ちゃん、生徒会のお仕事終わらなかった分、今夜ことりのお家でやらない?お泊りで//」

絵里「それより私がつきっきりで指導してあげるわ!かしこいかわいいエリーチカにお任せよ!//」

凛「真姫ちゃんはどうしてさっきから穂乃果ちゃんの手の高さに頭出してじっとしてるのにゃ?」

真姫「凛こそ練習前なのにミニスカの衣装に着替えて穂乃果の前でウロウロしたりして、何やってるの?」

ワイワイ キャーキャー

穂乃果「ちょ、ちょっとみんなってば、一度にいろいろ言わないでよー!穂乃果は福沢諭吉じゃないんだよ!」ワーン

ことり「それ、聖徳太子じゃない?」

海未「一万円札ってところは合っていましたね」



にこ「……」

希「ふふ、穂乃果ちゃんてばモテモテやね」クスクス

にこ「って、そういう問題じゃないでしょ!」クワッ


やっぱりわた…園田海未と穂乃果の絡みは素晴らしいですね!

海未ちゃーん、こんな所で遊んでないで弓道の練習行こうね( ̄▽ ̄)

にこ「こんなんじゃまともな練習にならないじゃない!これから最終予選に向けて気を引き締めなきゃならないのに!」

希「そうは言うても、いまの海未ちゃんたちを止められるん?にこっちは」チラ

ワーワーキャイキャイ!

にこ「……無理ね」ハァ

にこ「海未も絵里も一見厳しくしてるような振りをしてるけど、結局は末期的な甘やかしっぷりだし」

にこ「ことりに至っては穂乃果のやることなすことに全て従う穂乃果原理主義だし」

希「その3人はともかく、1年生たちまで穂乃果ちゃんにもぎゅっとラブ状態になってまうなんてね」

希「このままだと、うちらも危ないかもしれんなぁ?」クスクス

にこ「に、にこたちも……?//」

希「お、赤くなった」

希「もしかして、まんざらでも無いんー?」ツンツン

にこ「って、ち、違うわよっ! とにかく、海未たちを止められないんなら元を絶つしかないわ!」

希「それは穂乃果ちゃんをどうにかするってこと?」

にこ「その通りよ。穂乃果が天然無自覚に周りの皆をタラシ込むのが元凶なんだから、それを止めさせるのよ」

希「そんなのうまく行くんかなぁ」

にこ「この部長であるところのにこにーにこちゃんに不可能はないわ! すぐに練習に打ち込める環境に戻して見せるわよ!」シカタナイワネー!

希(あ、”月”のカード……失敗の暗示や)ピラ

にこ「あんたたち邪魔よ、散りなさい」シッシッ!

真姫「ちょっとにこちゃん!ナニスルノヨー!」

凛「にこちゃん横暴だにゃー」

にこ「穂乃果!ちょっと来なさい、部長として話があるわ」グイ

穂乃果「にこちゃん!?うわわ、いきなり何なのー?」

海未「ちょっとにこ!私の穂乃果をどうするつもりですか!?」

ことり「あーん、穂乃果ちゃぁぁん……」

絵里「ま、まだ私の話が終わってないのに!」

花陽「せっかくの花陽味のおにぎりが……もぐもぐ」

穂乃果「い、痛い痛い!耳引っ張らないでー!」

にこ「い・い・か・ら!さっさと来るの!」

スタスタピシャン

ホノカ!ホノカハドコデスカ!ホノカァァ!
コトリノオヤツー
コッチニニゲタハズニャー!
ベツニワタシハホノカナンテクルクル
ダレカタスケテー
エリチカオウチカエル!

──空き教室──

にこ「何でまた逃げ回る羽目になってんのよ……でもなんとか撒いたわね……」ゼェゼェ

穂乃果「もー!にこちゃんてば、いきなり何するの?」ズキズキ

にこ「それはこっちの台詞よ!」クワッ

にこ「あんた一体何のつもりなの!?次から次へとμ'sのメンバーをタラシ込んで!このままじゃ予選出場どころか、サークルクラッシュでお互いの穂乃果的方向性の違いでグループ解散になりかねないわよ!」

穂乃果「に、にこちゃんが何を言ってるのか全然わかんないんだけど……」オロオロ

にこ「……はぁ」タメイキ

にこ(そういえばこういう子だったわね……)

穂乃果的方向性の違いっていい言葉だな

にこ(これは詳しく説明してもたぶん無駄ね)

にこ(だったら具体的かつ簡潔な指示でどうにかするしかないわ)

にこ「穂乃果」

穂乃果「何?にこちゃん」

にこ「ラブライブ、優勝したいのよね?」

穂乃果「もちろんだよ!」グッ

にこ「でもこのままだと無理よ、絶対無理!」

穂乃果「えええええっ!?そ、そんなぁぁ!!」ガガーン

にこ「しかも、原因はあんたの行動のせいなのよ!」ビシィ!

穂乃果「ほ、ホノカノォ!?」ガガガーン

にこ「でも、今ならまだ何とかできるわ。にこの言うとおりにすれば……」

穂乃果「にこちゃんっ!!」ギュウッ!

にこ「ひゃぁぁぁっ!?//」ビクッ

にこ(いきなり両手を握られた!?//)

穂乃果「どうしたらいいのか教えて!私何でもするから!」キッ

穂乃果「穂乃果、この前は周りが見えなくなっちゃって、空回りしちゃって……そのせいで、みんなの夢がダメになっちゃった」

穂乃果「もうあんな事は嫌なの!今度こそ、みんなと一緒のステージで輝きたい!あの、ラブライブで!」

にこ「……全く、分かってないわねあんたは」フゥ

にこ「絵里も言ってたでしょ。ラブライブに出られなかったのは、あんただけのせいじゃない……にこを含めた、μ's全体の責任なの」

にこ「穂乃果の悪いところは、そうやってすぐ全部自分だけで背負い込もうとするところよ」

にこ「少しは周りに頼ることを覚えなさい」

にこ「たとえばこの、スーパーアイドルにしてアイドル研究部部長の、にこにーにこちゃんとかにね☆」

穂乃果「……」パァァ

穂乃果「ありがとうにこちゃんっ!」ギュウウ!

にこ「ひぃぃぃぃ!?//」

にこ(だ、だから何で抱き付いてくんのよー!?//)

これは堕ちましたね

穂乃果「にこちゃんはこんなに背も胸もちっちゃいのに、ホントに優しくて頼りになるね!ちっちゃくてもやっぱり上級生だね!」

にこ「一言どころかだいぶ余計なのよ!」クワッ

穂乃果「……アレ?それで結局穂乃果はどうすればいいの?」

にこ「それをこれから説明しようとしてたんじゃない……とりあえず離れ」

穂乃果「あっ!」

にこ「な、何よ!?」ビクッ

穂乃果「なんか甘くていい匂いする……にこちゃんコロンとか付けてるの?」スンスン

にこ「……//」カァァァァ

にこ「だから!そういうのを止めろって言ってんのよっ!!」デコピン!

穂乃果「あ痛ぁぁぁ!?」

矢澤に任せたら何とかなるやろ

──翌朝──

希「にこっちおはようー」

にこ「あ、希」

希「結局あの後穂乃果ちゃんに何を話したん?」

にこ「どうせ細かく説明しても混乱するだけだろうから、簡潔な指示だけを与えたわ」

希「何て指示したん?(何だかわんこの躾みたいやなぁ)」

にこ「スキンシップやボディタッチの、全面禁止よ!」

穂乃果「お、おはよー!」バタバタ

海未「遅いですよ、穂乃果!生徒会長が遅刻では周りに示しがつかないでしょう」

ことり「昨日は練習にも戻ってこないから心配したんだよ?」

穂乃果「ご、ごめんね……」モジモジ

海未「何だか様子がおかしいですね」

ことり「穂乃果ちゃん元気無いみたい……」

穂乃果「べ、別に何ともないよ!?今日も一日がんばろー!」オー!

海未「本当ですか?また風邪ではないでしょうね。あなたには前科があるから心配……」

穂乃果「だ、ダメっ!触んないで、海未ちゃん!」

海未「ええっ!?(た、ただ額に手を当てようとしただけなのに……)」ガーン!

穂乃果「ほ、穂乃果急いでるから先に行くね!それじゃ!」バタバタ!

海未「」

海未「」

ことり「しっかりして!海未ちゃぁぁん……」ユサユサ

──昼休み──

凛「穂乃果ちゃん!一緒におべんと食べるにゃー!」

花陽「ランチパックおにぎり作ってきたよ♪」

真姫「し、仕方ないから一緒に食べてあげるわ」

穂乃果「り、凛ちゃん花陽ちゃん真姫ちゃん!」

穂乃果「嬉しいんだけど、その、穂乃果、えっとね……」ユビモジモジ

真姫「どうしたの?何だか様子がおかしいけど」

花陽「もしかしてお腹すいてるの?」

凛「だったらなおさら早く行くにゃー♪」グイッ

穂乃果「だだダメっ!離して!」バッ

凛「え……?(穂乃果ちゃんに振り払われた……)」

穂乃果「ごめんねっ!私、生徒会室に行かなきゃいけないからっ……!」ダダッ

真姫「ちょっと急にどうしたのよ穂乃果!二人とも追いかけ」

凛「あは、あは、あはははは……」ガックリ

花陽「凛ちゃんが壊れた!?」

真姫「シ、シッカリシナサイヨー!」

──放課後──

絵里(あら、穂乃果が真面目な顔で生徒会の仕事にいそしんでいるわ……珍しいこともあるものね)

絵里(真剣な表情の穂乃果も可愛いわね//)

絵里(そうだ、後ろからいきなり抱き付いて驚かせてあげましょう)

絵里(エリチカお茶目♪)

絵里「ほーのかっ♪」

穂乃果「ひゃあああああ!?」ビクーッ!!

絵里「きゃあっ! も、もう、ちょっとしたスキンシップじゃない、オーバーね……」ドキドキ

穂乃果「ぅえええ絵里ちゃん!?」

絵里「えが多いわよ、穂乃果。そんなに真っ青な顔してどうしたの?」

穂乃果「ダメ!穂乃果に触っちゃダメなの!!」ドーン!

絵里「ダスビダーニャッ!?(ほ、穂乃果に……)」

絵里(穂乃果に、突き飛ばされた……)ガガガガーン

ここまで読んだけどこれは期待

──部室──

海未(穂乃果に拒絶されました……この世は終わりです……)

ことり(穂乃果ちゃん一体どうしちゃったんだろう……)

絵里(エリチカ、もうお家に帰ってもいいよね……)

凛(やっぱり凜が男の子みたいだから穂乃果ちゃんに嫌われちゃったのかにゃ……)

真姫(穂乃果……これはどう考えても昨日のにこちゃんが原因ね……)

花陽(ショックでおにぎり残しちゃった……)


穂乃果「あ、あの、みんな……えっと、その、穂乃果ね……?」オロオロ


ズズズーン…


希「……にこっち……部室の空気がお通夜なんやけど……」

にこ「」

希「これは責任者としてどうにかせんとあかんのと違う?」

にこ「に……」タラリ

にこ「にっこにっこにー☆」ニコ♪

希「に こ っ ち?」ニッコリ 

にこ「あ、あんたまたワシワシする気じゃ……」アトズサリ

希「言っても分からないようなら、体で分からせるしかないやんなぁ?」ワシッ……ワシワシワシワシッ!

にこ「ひぃぃぃぃっ!?わ、分かった分かったわよ!にこが何とかするから!だからワシワシMAXは止めてぇぇ!」ビクビク

にこ「ちょ……ちょーっとにこの完璧な作戦が裏目に出ちゃったみたいねぇ……」アセ

真姫(やっぱりね……)

希(カードが告げてた通りやったな)

穂乃果「にこちゃぁん……」グスッ

にこ「穂乃果……」

穂乃果「ちゃんとにこちゃんの言う通りにしたつもりなのに、みんなを傷つけちゃったみたい……」

穂乃果「やっぱり穂乃果がダメな子だからかな……せっかくにこちゃんが助けてくれようとしたのに……」グスグス

にこ「……」ズキン

穂乃果「穂乃果、もう帰るね……ごめんねにこちゃん、みんな……」トボトボ

ほのにこええぞ~

にこ(にこが間違ってたわ)

にこ(太陽みたいな明るさと強さと、真っ直ぐな想いで、いつも周りの皆を惹きつける穂乃果)

にこ(いつも振り回されて大変なことになるけど)

にこ(それすらも本当は皆楽しんでる)

にこ(心の底では、ちゃんと分かってた)

にこ(この子の天性の魅力を押し込めようだなんて、間違ってるって)

にこ(でもにこは……にこは……)

ポンッ

にこ「!?」

希「ここは追いかけないとあかんって、カードが告げとるよ?」

真姫「穂乃果が変になったのはどうせにこちゃんのせいなんでしょ?早く行きなさいよ」

にこ「で、でも、落ち込んでる皆を置いていくなんて部長としては……」

花陽「穂乃果ちゃんをそのままにしておくなんてダメです!」

凛「穂乃果ちゃんを泣かせるだなんて、もう凛は激おこプンプン丸だにゃ!後できっちり説明してもらうから覚悟しておくにゃっ!」

ことり「海未ちゃんたちは私たちがみておくから……ね?」アハハ

にこ「あんたたち……どんだけお人よしなのよ」

にこ「にこのせいだって分かってるのに……そのにこの背中を押したりして……」


海未「ああ……穂乃果穂乃果ほのかぁ……」グデー

絵里「エリチカもうロシアに帰るぅ……」シクシク

希「約2名は状況把握できてへんけどね」

にこ「に……」

真姫「に?」

にこ「にっこにっこにー☆」

希「は?」

にこ「みんなのハートににこにこにー☆あなたのハートに矢澤にこニコ☆」

凛「にこちゃんも壊れたにゃ!?」ギョッ

にこ「でぇい!」バシィ

花陽「ア、アイドルの命である顔に自らビンタ……気合を入れた!?」

にこ「絵里たちが生徒会を引退しても、アイドル研究部の……μ'sの部長はまだ、この矢澤にこよ!どーんと任しておきなさい!」

ことり「にこちゃん……うん、お願いね♪」

にこ「行ってくるわっ!」ダダッ!



にこ(待ってなさい……穂乃果!あんたを泣かしたままになんて……絶対にしておかないんだから!)

続きはたぶん明日書くにこ

おやすみにこ☆

乙にこ

良いですね~

素晴らしい

再開にこ

──街中──

タタタタ…

にこ(穂乃果!どこ行ったの、穂乃果──!)

にこ(あんな様子じゃ周囲もちゃんと見えてないかも……もし事故にでも遭ったら……)ゾクゥッ…

にこ「って、ああーっ!」ユビサシ

「ふぁむぐ?」ビクッ!

穂乃果「……ひ、ひほひゃん!?」フリカエリ

にこ「あんた人がこんなに心配してたのに、なぁーにのんきにクレープなんか立ち食いしてんのよー!」

穂乃果「うむぐっ!?……ん、んぐぐーっ……!」ドンドン

にこ「へ?急に胸叩き出して……もしかして喉に詰まったの?」

にこ「あーもう、世話が焼けるわねー……」セナカサスリサスリ

──ベンチ──

穂乃果「ぷはぁーっ! いやぁ、死ぬかと思ったよー」タハハ

にこ「まったくぅ、心配して損したわ」フン

穂乃果「えへへ……落ち込んだ時は、美味しいものを食べるのが一番かと思って……」

にこ(……元気にふるまってるけど、声に力が無いわね。目も真っ赤だし)

穂乃果「ねえ、にこちゃん……」

穂乃果「私、何か間違っちゃったのかな……」

穂乃果「ラブライブに出場するために、自分でできる限りのことをしようと思ったんだけど……」

穂乃果「海未ちゃんや凛ちゃん、絵里ちゃんたちを傷つけちゃって……もうどうしたらいいか分からないよ」シューン…

にこ「穂乃果……」

穂乃果は実際何も悪くないしな…

にこ「仕方ないわねぇ」フゥ

にこ「穂乃果は何も悪くないわ」

にこ「でも問題が無いわけじゃないのよ。あんたはね、自分の魅力に無自覚過ぎるの」

穂乃果「穂乃果の魅力……?」キョトン

にこ「無鉄砲だけど一生懸命で、一度決めたら絶対にあきらめない」

にこ「人からの好意には鈍いくせに、誰よりも周りの皆のことを気遣って」

にこ「笑顔を向けられたらそれだけで元気をもらえる」

にこ「アホなところやダメなところですら、可愛く思えてきちゃうようになったら、もう」

にこ「みんなあんたの虜になっちゃってるってわけ」

穂乃果「ええーっ! と、虜って……//」

にこ「海未たちがあんなに落ち込んでたわけが分かった?」

にこ「死ぬほど大好きなあんたに嫌われたと思ったから、よ。それだけのこと」

穂乃果「そんなぁ……わ、私そんな魅力なんてないよー!//」ブンブン

穂乃果「成績悪いしすぐ寝ちゃうし、大事なこともすぐ忘れるし、歌も踊りもスタイルも普通だし……!」

にこ「……この、あほのか!」デコピンッ

穂乃果「あ痛ぁぁぁぁ!?」

にこ「……まーだそんなこと言ってんのあんたは」フン

穂乃果「ちょっとにこちゃん!何度もデコピンしないでよー!これ以上頭悪くなったらどーすんの!」ナミダメ

にこ「ぐちぐちつまんないこと言ってるからよ。私の言う事が信じられないの?」

穂乃果「だ、だって……」オデコオサエ

にこ「あんたの魅力は、間違いなく本物よ。保証するわ」

にこ「何たってこの私、孤高のスーパーアイドルにこにーにこちゃんですら、虜にしちゃうぐらいなんだから」クスッ

穂乃果「……え?」

にこ「好きよ、穂乃果」

穂乃果「!?」

にこ(お、思わず勢いで言っちゃったわ……どうすんのよこれ//)カァァッ

穂乃果「ス、スキって……にこちゃんが私のことスキって……」

穂乃果「畑を掘り返す農具?」

にこ「それは鋤でしょ」

穂乃果「気のゆるみとか油断?」

にこ「それは隙」

穂乃果「紙を作る……」

にこ「それは漉きでしょーが!ボケが分かりにくいのよ!」ピキッ

にこ「人が真面目な話してんのにしょーもないミニコントやらせないでよ!つねるわよ!」グニグニーッ!

穂乃果「も、もうつねってるよぉー!いひゃいいひゃい!」

にこ「あーもう!どこまで言わせれば気が済むのよこの鈍感!あほのか!無能生徒会長!」クワッ

穂乃果「そ、そこまで言わなくてもぉ……」シクシク

にこ「にこはあんたのことが好きだっつってんの!ライクじゃなくて、ラブの方よ!百合的な意味でよ!」

穂乃果「に、にこちゃんっ……(顔近い!というかくっついてる!)//」

穂乃果「あ、あのぉ……一つ聞いてもよろしいでしょうか……」オソルオソル

にこ「何よ」ギロ

穂乃果「何で穂乃果のことを好きになってくれたの……?」

にこ「……」

にこ「ホントに、何でこんなアホな子を好きになっちゃったのかしらねー……」ハァ

圧倒的策士

にこ「初めは、正直言ってうっとうしかったわ」

にこ「アイドル活動を辞めろって言っても辞めないし」

にこ「追い出そう追い出そうとしてもいつの間にか部室に入り込んでくるし」

にこ「次は、妬ましかった……かな」

にこ「あんたの周りにはいつの間にかみんなが集まってくるんだもの。にこはずっと独りぼっちだったのに」

にこ「それがいつの間にか、アイドルにとって一番大事なものを持ってるあんたに、憧れるようになって」

にこ「だからμ'sを辞めるって言い出した時には、すごくショックで……ひどいことを言ったりもした」

にこ「でもちゃんと戻ってきてくれたわよね、穂乃果は。あの時は嬉しかったな……」エヘヘ

にこ「この前、にこが妹たちに嘘をついてたってバレたときは、嫌われるって思って怖かったの」

にこ「でも他のみんなが呆れたり怒ったりしてた中で、穂乃果はずっと私のことを心配してくれて……矢澤にこのためのステージを作ってくれた」

にこ「その時に気づいたの……本当はずっと前からあった気持ちに、目を背けてたことに」

にこ「私は……矢澤にこは、高坂穂乃果のことが、大好きなんだってことに」

穂乃果(に、にこちゃん……//)カァァァァ

にこ「ねえ穂乃果、聞いてくれる?」

にこ「私、あんたに謝らないといけないことがあるの」

にこ「スキンシップ禁止令は、μ'sの活動を守るために言ったつもりだったけど……」

にこ「本音は嫉妬だったのかもしれない。こうすれば他の子たちから遠ざけられるって、心の底にはそんな醜い想いがあったの」

にこ「今は後悔してるけど、もう遅いよね……ごめんなさい」ペコリ

穂乃果「にこちゃん……」

にこ「にこはもうアイドル失格ね」

にこ「みんなを笑顔にするのがアイドルの仕事なのに」

にこ「自分のエゴであんたを泣かせて、μ'sの皆を傷つけちゃった」

にこ「怒っていいのよ、穂乃果。ひっぱたいたっていい。例えμ'sを辞めさせられても文句は言わないわ」

にこ「ただその前に、他の皆にも謝らせて。ちゃんと誤解を解かないといけないし……」

穂乃果「……」プルプル

にこ「穂乃果?」

穂乃果「に、に、にこちゃんっ……!」カッ!

にこ「ひぃ!ぶたれる覚悟は出来てるけどやっぱり顔は止めてぇぇ!」ビクーッ!

穂乃果「ヨロシクオネガイシマス!」バッ!

にこ「……はぁ?」

えんだあああああああああああああいやあああああああああ

にこ「……いや、頭下げて片手差し出されても、流れが意味不明なんだけど」

にこ「ここは穂乃果が怒るとこでしょ?よろしくって何?」

穂乃果「だ、だーかーらぁ!//」

穂乃果「穂乃果をにこちゃんの彼女として……よろしくお願いしますって……//」プルプル

にこ「はぁぁ!?何でそーなるのよちょっと待ちなさいよ!」

穂乃果「えー、何でって……にこちゃんの方から告白してきたのにぃ」ブゥ

穂乃果「はっ……まさか、今の嘘だったの?」

にこ「嘘なわけないでしょ!部費を流用して自宅用にあんたのグッズを買い漁ったり、あんたの忘れてった練習着を持ち帰って抱き枕に装着させるぐらいは普通に大好きよ!」

穂乃果「そ、それ犯罪だー!?」ガガーン!

にこ「とにかくっ!そういう問題じゃないのよ!」ゴホン

にこ「にこはやきもち焼いて、あんたとμ'sの皆の仲を悪くしようとしたのよ?」

穂乃果「でも、ちゃんと謝ってくれたし……これから皆にも謝ってくれるんだよね?だったら大丈夫だよ!」

にこ(どんだけポジティブ思考なのよ!)

穂乃果「そ、それに、やきもち焼くほど好きでいてくれるなんてちょっとうれしいかなーって//」

にこ「……//」キューン!

にこ「……って、でも待ちなさいってば!あんたには海未やことりや絵里や1年生の子たちがいるじゃない。いくらにこが告白したからって流されたら後で後悔するわよ?」

穂乃果「もちろん海未ちゃんやことりちゃんは大事な幼馴染だし、μ'sの仲間はみんなみんな大好きだよ?」

穂乃果「それに、穂乃果はあんまり頭良くないから……この気持ちがにこちゃんのと同じなのかどうかも良くわからないし」

にこ「だったら早まるのは止めときなさい」フン

穂乃果「でもね!今はただ、こう思ったんだ」グイッ!

にこ「ふゃっ!?」


(ただ、にこちゃんを抱きしめて)


(キス……したいなって)


チュッ…

にこ「……っ!//」ババッ

穂乃果「あうっ、まだ途中だったのにぃ」

にこ「あ、あんた……」ワナワナ

にこ「な、な、何てことしてくれちゃってんのよー!!スーパーアイドルにこにーのファーストキスを、許可もなく奪うなんて……」

にこ「あり得ないでしょー!?」ガクガク

穂乃果「もー、にこちゃんは細かいなぁ……いいじゃん恋人同士になったんだから」

にこ「まだにこは同意してなかったでしょうが!」

穂乃果「あれ、そうだったっけ?」

穂乃果「じゃあこれから付き合うってことでいいよね?というわけでもう1回ちゅーしよ!」ンー

にこ「何でそんなに軽いのよ!ちゃんとにこにも返事させなさいよ!ていうか、タコみたいに唇突き出して近づいてくるなぁ!」

デコピーン!

エンダアアアアアアアアアアァァァ

──学校へ戻る途中──

穂乃果「ううう、おでこ赤くなっちゃってる……もーひどいよー!」プンプン

にこ「いくら付き合う事になったからって、にこはそんな安い女じゃないの」フン

にこ「大体あのみっともないキス顔は何なのよ!もうちょっとアイドルらしいキスを心掛けなさい」

穂乃果(アイドルらしいキスって……何だろ?)

にこ「とにかく、これから部室に戻って事情を説明するわけだけど、私たちが付き合ってることは当分秘密よ」

にこ「じゃないとただでさえダメージ受けてる海未たちが完全にLOVELESS WORLDに逝っちゃうから……って聞いてるの穂乃果?」

穂乃果「あーっ!」

にこ「ひっ!何よ急に大声出して……忘れ物?」ビクッ

穂乃果「そうじゃなくてー、せっかく恋人同士になったんだし、手をつながないともったいないよ!」

にこ「なっ……こ、こんな街中で?ダメに決まってるでしょスクープでもされたら……!」

穂乃果「いいからいいから」ギュッ

にこ「あう……//」

穂乃果「にこちゃんの手、ちっちゃくて可愛いね♪」クスッ

にこ「も、もう……あほのか……//」カァァ

──部室──

にこ「大っ変、申し訳ございませんでした……」ペコリ

穂乃果「でした……」ペコリ

凛「やっぱりにこちゃんのやることは一々ピントがずれてるにゃー」

海未「穂乃果は悪くないですよ。にこは少しは自重してください」ムスッ

真姫「全くバカバカしい……」

花陽「でも、ちゃんと話してくれて安心したね、ことりちゃん♪」

ことり「そうだね♪」ニコニコ

絵里「二人とも、あんまり心配かけるようなことしないでね?」

希「いやむしろ一番心配させてたのはエリチたちやけどね」

海未ことり絵里真姫凛花陽(とにかく、これでまた穂乃果(ちゃん)とイチャイチャできる……!//)

穂乃果「あっそれでね!穂乃果からみんなに重大発表があります!」バッ

海未「急に立ち上がってどうしたんです、穂乃果?」

ことり「重大発表?」

にこ(……え?ま、まさか……)ゾワッ

穂乃果「えへへ……えーとね、実はねー//」テレテレ

にこ「ちょっ待っ」

穂乃果「穂乃果とにこちゃんは、今日から正式にお付き合いすることになりました//」

にこ(こ、こ、このドあほのかぁぁぁ!やっぱりさっきの話聞いてなかったんじゃない!!)ガガーン

海未ことり絵里真姫凛花陽「」

穂乃果「だから、これからは他のみんなとはあんまり過剰なスキンシップは控えなきゃいけないかなって……ほら、にこちゃんって意外にやきもち焼きだから//」

海未ことり絵里真姫凛花陽「」

にこ「ち、違うのよ、みんな聞いて!これはその……ドッキリ!アイドルの売り出しには必要不可欠な、ドッキリカメラ的なアレなのよ!」ワタワタ

穂乃果「もーにこちゃんったら照れちゃってー♪でもそんなとこも可愛いっ♪」モッギュー!

海未ことり絵里真姫凛花陽「」

にこ(あああああ……)ガクガク

希「おおっ、スピリチュアルな展開やねー。おめでとう二人とも」パチパチ

穂乃果「ありがとー希ちゃん!」

希「告白したのはどっちなん?」ニヤニヤ

穂乃果「あのね、にこちゃんから// 穂乃果のことがずっと前から大好きだったって//」

希「ほほーう?」チラ

海未ことり絵里真姫凛花陽「」

にこ(終わった……すべてが終わったわ……)チーン

凛「これはいったいどういうことにゃ!説明を要求するにゃ、にこちゃん!」シャーッ!

真姫「これって抜け駆けって事よね?」ギロッ

にこ「あわ……あわわわわ……」ブルブル


ことり「」

花陽「こっことりちゃん!目の焦点が合ってないよ!大丈夫!?」ユサユサ

ことり「ナントモナイヨ?」

花陽「全然何ともなく見えないよ!?」

ことり「ナントモナイノヨナントモ」


絵里「ねえ穂乃果、何て言われたのかよく分からなかったの。もう一度ロシア語で言ってくれる?」

穂乃果「ロシア語で!?む、無理だよー!」


海未「……急に立ち上がってどうしたんです、穂乃果?」

希「無理矢理リテイクしようとしとる!? そんなことしても過去は改変できへんよ、海未ちゃん!」ガーン

──数十分後──

真姫「まあ、いろいろと展開に納得いかないところはあるけど……あんなに幸せそうな穂乃果を見せられるともう文句言う気も無くなったわ」ムスッ

凛「と言いつつ穂乃果ちゃんとにこちゃんのどっちにジェラシーなのか分からない真姫ちゃんだったのにゃ」

真姫「心をヨマナイデ!」

凛「ちょっぴり残念だけど、凛はかよちんが居てくれれば大丈夫なのにゃ!」

花陽「凛ちゃんってば……」クスクス

花陽「真姫ちゃんも元気出してね?」ナデナデ

真姫「な、ナデナイデ!」


希「1年生組は穂乃果ちゃん浸食率が低かったおかげでダメージは浅かったみたいやね……問題は残りの3人やけど」

海未「お話はよく分かりました」ニッコリ

海未「ではにこ、これをどうぞ」

にこ「え、何これ……半紙と筆?」

海未「これに今までの人生の思いの丈を綴った俳句を書いてから、弓道場に来てください」ギロリ!

にこ「ひぃぃぃぃ、それって辞世の句ってことじゃないの!」ガタガタ

ことり「まあまあ海未ちゃん、落ち着いて」

ことり「穂乃果ちゃんが幸せになれるなら、ことりはそれでいいと思うの」ニコッ

絵里「そうね……穂乃果の笑顔さえ見られれば私はハラショーだわ」フフッ

海未「はぁ……二人に言われては仕方がありませんね……穂乃果、くれぐれもμ'sや生徒会の活動に支障が無いように健全な節度ある交際を心掛けるのですよ?」

穂乃果「うんっ!ことりちゃん絵里ちゃん海未ちゃん、ありがとう!」ニコニコッ



希「何とか丸く収まったようやね……これも穂乃果ちゃんの人徳ってやつかな?」クス

海未「にこ、改めて言っておきますが……」

絵里「万が一!にでも」

ことり「穂乃果ちゃんを悲しませるようなことをしたら……」

海未「射抜きますから」

絵里「シベリア送りにするわよ」

ことり「ことりのおやつにしちゃうからね?」

にこ「」

にこ「って、矛先が全部こっちに来てるじゃない!全然丸く収まってないわよ!」

穂乃果「にこちゃん、ファイトだよっ!」

にこ「ファイトじゃないわよバカぁぁぁ!」

・終わりです

レスくれた方サンクス

それではおやすみなさい

ほのハーもいいけど、特定のキャラもいいね


ほのにこすき

ほのにこ最高

乙!最高ゥ

どっちもタイプは違うが主人公級の魅力を持ったキャラやしな
ほのにこいいね

>>68 主人公級の魅力、すっげぇ分かる

ほのにこ最高!

ほのにこはもっと増えて良い

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年01月25日 (日) 13:39:25   ID: QLMOItyo

ほのにこ流行れ

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