【安価】穂乃果「佐藤くん……」佐藤「……ゴクリ」 (132)

穂乃果「穂乃果ね、恋がしてみたいの」


海未「どうしたんですいきなり。 私がいるじゃないですか」

穂乃果「さっそうと自分を推してくるあたりレズの鑑だよ海未ちゃんは」

海未「そんなに褒めないでください照れます」

穂乃果「いや、褒めてないよ?」


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ことり「ことりも恋してみたいなぁ。 きっと本当に毎日がバラ色なんだろうなぁ」

海未「私は百合しか認めません。 薔薇は帰ってどうぞ」

ことり「いや、同性愛の比喩のことを言ったじゃないんだけど……」

海未「そうだったんですかごめんなさい。 ちょっとそのフレーズを聞いただけで反射的に拒絶してしまうんですよね……」

穂乃果「海未ちゃんは恋してみたくないの?」

海未「私は穂乃果に恋してます愛してます、つまり恋愛してますから」

穂乃果「聞いた穂乃果が悪かったよ」

ことり「でも海未ちゃん、よく考えてみて? 日本では女の子同士で結婚できないんだよ?」

海未「それは時間の問題です。 結婚できないのは女性同士で子供を産むことができないからであり、これから先医学が進歩すれば女性同士でも子を得ることができるようになります。 男同士? あなたたち子宮ないでしょ」

ことり「そっか! じゃあそう遠くない未来に海未ちゃんの恋は叶うかもしれないんだね!」

海未「そういうことです。 ふふっ、そのときが待ち遠しいですね」



ーfinー

穂乃果「いやいや、なに終わらせようとしてんの。 穂乃果はノンケなんだけど」

海未「え……」

ことり「え……?」

穂乃果「海未ちゃんがその反応するのはまだわかる。 しかしことりちゃんはノンケの皮を被ったレズだったのか……」

ことり「ごめんね穂乃果ちゃん……。 ことりはやっぱり女の子同士の方が気持ちいいと思うんだ……」

穂乃果「身体目当てとかサイテー!!」

海未「私は穂乃果の身体も含めて全部大好きです」

穂乃果「もう海未ちゃんは黙ってていいよ」

ことり「残念だけど誰にも穂乃果ちゃんを渡す気はないからね!」

海未「ふっ、私もそんな気はさらさらありませんから」



穂乃果「はぁ……。 誰か穂乃果と話合う人いないかなぁ……」

・・・

絵里「えっ? ちょっともう一回言ってみて」

穂乃果「だからー、穂乃果ね? 恋がしてみたいの」

絵里「……」

穂乃果「絵里ちゃん?」

絵里「いい? よく聞いて。 あなたは今スクールアイドルとはいえアイドルの端くれなのよ? それはわかるわよね」

穂乃果「う、うん」

絵里「それに最近私たちも人気が出てきてあなたにもそれなりの数のファンがいるの。 それもわかるわよね?」

穂乃果「そうなの?」

絵里「ほら、μ'sのPV見てても『穂乃果ちゃんきゃわわwww』ってコメントをよく見るでしょ? その人たちはだいたいあなたのファンだと思っていいわ」

穂乃果「な、なんか実感したら恥ずかしくなってきたな……」

絵里「みんなあなたのことが好きだから応援してくれるの。 でもそんなあなたがある特定の人しか見えてないって知ったらファンの人たちはどう思う?」

穂乃果「うーん……、穂乃果ならいやかな……」

絵里「そうでしょ? アイドルとは常に、応援してくれるファンの人たちにとって一番の存在でなくちゃならない。 だからそのために最低限のことはしてあげなくちゃ」

穂乃果「そっか……。 そんな理由があるからアイドルって恋愛禁止なんだね……」

絵里「ええ。 さみしいかもしれないけどそれがアイドルとして進む者の宿命」

穂乃果「……それじゃあ穂乃果には高校生のうちに彼氏をつくることはできないんだね……」

絵里「気を落とさないで……。 そもそもなんで恋してみたいと思ったの? μ'sでがんばってるだけじゃ穂乃果の青春としては不満?」

穂乃果「ううん、たしかにみんなとたくさん練習してライブもしてそれだけでも充分に満たされてるよ。 でも穂乃果だって高校生なんだもん……。 少女漫画の主人公に憧れたりだってするよ……」

絵里「確かに私も共学の生活を羨ましく思ったこともあるけど……。 中学生のときはどうだったの? あのときは男子もいたでしょ?」

穂乃果「いたよ? でも誰かさんが男子を虫みたいな扱いするから一緒にいる穂乃果まで畏怖の対象にされちゃって……」

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・

男「ねえ穂乃果ちゃん。 今日帰りカラオケ行かない? ○○ちゃんも来るって行ってるけど」

男2「ね、ね、行くっしょ? 穂乃果ちゃん歌上手だから来てくれたら盛り上がるって!」

穂乃果「うん! いいよー! じゃあ一回家に帰って着替えてからでいい?」

男2「もちろん! それじゃあまたあとでなー」タッタッタッ

穂乃果「うん、はいばーい」

男「俺は制服のままでいいかなー。 着替えんのめんどくさいし」

穂乃果「えっ、だめだよー。 先生に見つかったら怒られるよ?」

バシッ、バシッ

穂乃果「ん? なんの音?」

男「……」

バシッ、バシッ

『……』

男「あの……何か?」

『はぁ、なんですかこれ。 掃いても掃いてもゴミがとれません。 ちょっとあなた、職員室から掃除機持ってきてもらえますか?』

男「あ、うん……」

『……走れよ』ボソッ

男「……は、はいっ!」

『おや、独り言が聞こえちゃったみたいですね』



男「……ぜぇ、はぁ……。 はい、持ってきたよ」

『ちょっと、なんで戻ってきたんですか』

男「えっ? だって掃除機とってきてって……」

『……ああ、そうでしたね。 じゃあ後お願いしますね』

男「へっ? あの、俺今日掃除当番じゃ……」

『チッ……、せっかくゴミを外に追い払えたと思ったら……。 最近のゴミは元いた場所に帰ってくるなんて犬並みの知性を身につけてたんですか』

男「……」

穂乃果「うーん、掃除機かけるほど床汚なくないと思うんだけどなー」

男「ごめん穂乃果ちゃん。 カラオケちょっと遅くなるかもし……」

『』ギロッ

男「ひっ……!」

穂乃果「?」

男「穂乃……」

『』ギロッポン

男「……高坂さん、やっぱり今日はやめようか……」

穂乃果「高坂さん? ……ってえー? どうしてやめちゃうのさー!」

男「よ、用事を思い出して……。 多分ほかのやつらも急用ができたと思うから今日は無理になっちゃった……」

穂乃果「急用なら仕方ないか……。 はーあ、今日はお店のお手伝いもしなくていいって言われてるから帰ったら暇になっちゃったなぁ」

『それなら今日は私の家に来ますか?』ニヤッ

穂乃果「え、いいの? それじゃあ、ことりちゃんも呼んで3人で遊ぼっか」

『ええ、そうしましょう』

穂乃果「ことりちゃーん!」

ことり「それでね? 女の子同士は一見ナニがないから気持ちよくないと思われがちだけど擦り合う刺激がとてもいいらしくて…………どうしたの穂乃果ちゃん?」

穂乃果「今日帰ったら海未ちゃん家であそぼー」

ことり「うんいいよ! それじゃあ早く掃除終わらせなきゃっ!」トテトテ

女(やっと解放された……)

『ほら、とっとと机を運んでください。 私と穂乃果の時間を削りとっているのはあなただという自覚がおありですか? あるならあと3分で全て終わらせなさい』

男(もうやだ……)

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

絵里「誰かさんって誰のことかまるわかりね……」

穂乃果「その次の日なぜかお父さん以外の男の人の連絡先がケータイから消えてたの。 その次の日の朝は気づいたら海未ちゃんが隣で寝てた」

絵里「お泊りだったのかしら」

穂乃果「ううん、寝てる海未ちゃんの右手には穂乃果が小学生のときに無くした合鍵が握られてた」

絵里「それ警察に突き出してもいいのよ?」

穂乃果「そうしようとしたら海未ちゃんに『なんでもしますからそれだけは……!ハァハァ』って真剣な顔して言われて可哀想だったからやめてあげたの。 今思えばなんであそこで通報しなかったんだろう……。 そうすれば今ごろは過去の過ちをを悔やんで正しい道を歩んでくれていたかもしれないのに。」

絵里「レズって怖いわね」

穂乃果「はぁ……恋がしたいよ……」

希「それならシュミレーションだけでもしてみる?」

絵里「あら、希。 掃除終わったの?」

希「うん。 それより話は部室の外から全部聞かせてもらったで」

絵里「サボってたんじゃない!!」

希「まあまあ、そんな細かいことは気にせんといて」

絵里「先生に怒られても知らないわよ……」

穂乃果「それよりシュミレーションってどういうこと?」

希「実際に彼氏ができたときの気分を味わってみるんよ。 もちろん付き合うわけやないよ? だからエリちにどーこー言われる心配もない」

穂乃果「ほんと!? 穂乃果ね! 好きな人とイチャイチャしたりどこかに遊びに行きたいの!」

『なぁ穂乃果、今日は楽しかったか?』

『うん。 あなたとジェットコースターたくさん乗ったりお化け屋敷行ったりしてすごく楽しかった』

『それならよかった。 それにして1日ってほんと短いな。 もうすぐ夜になっちまうよ』

『でもこの観覧車の一番高いところであなたとこんな綺麗な夕日を眺められて、すごく嬉しいよ……?』

『穂乃果……』

『……○○くん』

チュッ


希「エリちも少女漫画読みすぎとちゃう?」

絵里「……えっ!? ちょっ、勝手に人の妄想を見ないで!」

希「それじゃあ今日は特別ゲストを呼んでおいたから、みんな集まったら紹介しよっか」

絵里「ゲスト?」

希「うん。 神社によく来る男の子」

絵里「……男」

希「エリち?」

絵里「あっ、ううん。 なんでもないわ」

・・・*


凛「ねーねー、ほんとうに今日は練習ないのー?」

絵里「ええそうよ」

真姫「それなら私帰りたいんだけど……」

希「まーまー、きっと今の穂乃果ちゃんの中では練習よりも大切なことかも知れんから。 真姫ちゃんも手伝えることあったら手伝ってあげて?」

真姫「なんのこと?」


穂乃果「」ソワソワ


にこ「穂乃果ちゃん、さっきからやけにソワソワしてるわね」

花陽「いったい何があるのでしょうか……」

凛「海未ちゃんたちは何か知らない?」

海未「いえ、私たちが部室に来てから既にこの状態なので……」

ことり「どうやら絵里ちゃんと希ちゃんだけがわけを知ってるみたいだけど……」


希「んんー、こほん。 さて、みんな揃ったことやしそろそろ呼んでみよっか」

穂乃果「……!」

海未「呼ぶ? 誰を?」

希「それでは! 本日のスペシャルゲストはこの方です!」


希「佐藤くーん!!」


海未「……くん?」イラッ

ことり「……」スタッ


キィ……


佐藤「どうも、佐藤です。 今日はよろし……」



海未「帰れ」
ことり「おら、茶やっからとっとと帰れよ」ズイッ

佐藤「……えっ? あ、あの……」

海未「聞こえなかったのかゴミ虫。 そのきたねえ足で部室に入り込んでみろ。 弓矢で脳天撃ち抜くぞ」

ことり「その茶飲んで失せろっつってんだよ。 ああ、それ飲んだら紙コップの口つけた部分ちゃんと消毒してから捨てろよ。 そこらに菌バラまかれちゃたまんねえ」

佐藤「……」

穂乃果「さ、佐藤くん……?」

佐藤「……。 ……ゴクリ、ゴクリ」

佐藤「……はぁ、舌を溶岩にでも突っ込んだのかと錯覚するくらいとても暖かくて美味しいお茶でした。 それではさようなら……!」

穂乃果「あ、待って……! 佐藤くん……!」

佐藤(これが噂に聞くJKの本性……。 ふっ……、なんで僕はこんなところに来てしまったんだ)ホロリ

バタン……タッタッタッタッ

海未「おい、アルコールと塩はねえか! ドアノブの汚れと穢れをはらう! 早くしろ!」

ことり「見ろよ、奴が残してった排出物だ! くそっ、余計な手間とらせやかって……」


希「……」

にこまきりんぱな「」ガクブル

穂乃果「……」

絵里「……」

穂乃果「……ねぇ、スペシャルゲスト……もう終わり?」

希「……」コクリ

絵里「……ハラショー」(白目

海未「ふぅ、これでバッチリですね。 ドアノブも見るからに輝きを取り戻して喜んでいるのがわかります」

ことり「こっちも終わったよー! 奴が歩いたところは全部モップで拭いて来たから!」

海未「ありがとうございます。 ……さて」チラッ

希「うっ……!」ビクッ

希(体が……動かない……!)

絵里(まるで蛇に睨まれた蛙のような……)

海未「それではお二人にどういうことか説明してもらいましょうか」

ことり「どっちのほうが簡単に吐いてくれるかなぁ? ことりね、このトサカで他人の脇くすぐるの好きなんだ」フリフリ

海未「私も美少女の歪んだ顔を見るとゾクゾクします。 ほんと、希も絵里もイジメがいのありそうな顔してますよね。 ふふふふふふふふふふふふふふふ」

ことり「あはははははははははははは!!」

希「ひ、ひぃ……!」

絵里「やめ、は、話すから……お願い……へんなことはやめ……!」

アーッ!♀

・・・*


海未「なるほど、事情はわかりました」


希「ふ……ふひひ……」33-4

絵里「……あへ……へぇ……」33-4


ことり「それにしても恋愛のシュミレーションかぁ。 なかなかおもしろそうだね」

穂乃果「じゃあなんで佐藤くん追い払っちゃったのさ!」

ことり「え? だって穂乃果ちゃんが男と付き合うことなんて今後一切ないでしょ?」

海未「なのでわざわざ男相手にシュミレートする必要もないかと」

穂乃果「なにこの人たち。 本格的にこわい……」

海未「まぁ私と恋愛するための予行演習ならば喜んでお手伝いしましょう」

ことり「最終的に結婚するのはことりだけどね」

穂乃果「もうどうでもいいや……アハハ」

にこ「穂乃果ちゃんが諦観の域に達しちゃったわね……」


キュッ、キュッ


海未「おや? 真姫、ホワイトボードになにを書いてるんですか?」

真姫「なにって、これから恋愛のシュミレーションが始まるんでしょ? それならこの真姫ちゃんが17年間温めてきたシチュエーションを提案してあげようかなって思って」

海未「17年? 真姫は今高校1年生なのに……。 どうやらこれはあまり深く考えないほうがよさそうですね」

ことり「どれどれ。 えっと、
『学校帰りにクレープを食べ歩き』
『映画館でそっと彼に手を絡めてもらう』
『お化け屋敷でどさくさに紛れて腕にしがみつく』
ほかにもたくさん……。
『お家で勉強会してたら急に彼が黙って私の……
ってどうしたの? 手が止まっちゃったけど……」

真姫「……うぇっ!? い、いや、なんでもない! やっぱ最後のはなしね!」ケシケシ

凛「真姫ちゃんてムッツリだったんだね」

花陽「以外だね。 お医者さん志望だからそういうことにもあまり抵抗ないと思ってたけど」

真姫「……? そういうことって?」

花陽「え? だからさっきのやつは『・・・ことを押し倒す』って続くんじゃなかったの?」

にこ「……!」ブシャァァァ

花陽「きゃ……! に、にこちゃん!?」

にこ「…………ん? 誰かにこのこと呼んだ? あれ、なんでにこのいちごミルク潰れちゃって……」

凛「いちごミルクは犠牲になったのだった……」

真姫「ていうかさ、なんで押し倒す必要あるの?」

花陽「え? い、いや……それは……花陽の口からはちょっと……」

真姫「私は『・・・問題集を眺めて頭を抱えてる彼を見て微笑む』って書こうとしたのよ? でもよく考えたら私のやる問題集もわからないような人をパパが認めてくれるわけないわよね。 だから消そうとしたの」

花陽「……。 えーーーっ!?」

凛「凛はこんな勘違いスケベなかよちんも好きだよ♪」

花陽「うぅ、恥ずかしいよぉ……」

海未「それでは穂乃果、このホワイトボードに書かれたものの中からでもいいです。 あなたが彼女ができたらしてみたいことを言ってください」

ことり「『2人は幸せなキスをして結ばれる』ってシチュエーションでもいいんだよ? っていうかウェルカモンだよ」ポッ

真姫「押し倒す……。 押し倒されて、跳ね除けて、土下座させて……これって楽しいの?」

花陽「真姫ちゃん、もうそれは終わったことだよ……。 花陽が穢れた心持ってたのが悪かったから、どうかこれ以上深く考えるのはやめて……」

真姫「……? まぁ花陽がそういうなら……」

凛「ねぇ海未ちゃんことりちゃん、ちょっと待って? 相手役の子はどうするの?」

海未「はい? そんなの私に決まってるじゃないですか」

ことり「なに言ってるの。 ことりだよ」

凛「まぁ大体予想はしてたにゃ……。 だから凛はここに10本のくじを用意しました! これで引いた人とシュミレーションをするってのはどうかな?」

海未「ふむ、私が選ばれない確率があるのが不本意ですがまぁいいでしょう」

ことり「ことりもそれで構わないよ」

にこ「ところでなんで10本? 相手役は穂乃果ちゃんを除いたμ'sの8人でしょ?」

凛「あっ、そうだった」

にこ「……」

凛「そ、そんな『数も数えられないし引き算もできないのか』って目で見ないでよ! 残りの2人はゲストってことで!」

海未「ゲスト?」

凛「あっ……、お、お、男の子じゃないから安心して……?」

ことり「かわいそうな凛ちゃん……。 どうしてそんなに怯えているの?」

凛「自分の胸に聞いて欲しいにゃ……」

真姫「それじゃあ1番を絵里ちゃん、2番をことりちゃん、とんで8番目をにこちゃんに割り当てて、もし9か10を引いたらそこでゲストを決めるってことでいい?」

海未「穂乃果はそれでいいですか?」

穂乃果「穂乃果は別にどうでも誰でもいいです」

ことり「誰でもいい……、誰でも良かった……、ムシャクシャしてやった……、ことりのことムシャクシャしてたからヤッ……きゃっ♪」

凛「やったねかよちん。 もっとめちゃくちゃな思考回路持ってる人がここにいたみたい」

花陽「これよりマシってレベルじゃあんまり嬉しくないよぉ……」

海未「さて、それでは本番へ参りましょうか」

穂乃果「わかったよ……。 それじあ穂乃果ねー、彼氏ができたら……」
海未「……彼氏?」

穂乃果「……。 彼女ができたら、」

海未「」ニコッ

穂乃果「>>42がしてみたいかな。 相手役は……」ガラガラ

コンマ以下 >>41

絵里00~09
ことり10~19
海未20~29
凛30~39
真姫40~49
希50~59
花陽60~69
にこ70~79
ゲスト壱80~89
ゲスト弍90~99

決まったらまた書き溜めしますのでそれまでおまちくださしゃい

ゲストで佐藤くん再び来い!!

とあああああああ

あえて ビデオ借りに行ってお部屋でくっついて何か食べながら鑑賞的な

穂乃果「そうだなぁ、まずは『あえてビデオ借りに行ってお部屋でくっついて何か食べながら鑑賞的な』ことをしたいかな」

凛「じゃあくじひいてー!」

穂乃果「はーい。 さーて、何番がでるかなー」

海未(3333333333333)

ことり「222222222222」

海未「ふっ、ことり。 願いは口にすると叶わないとよく言うじゃないですか」

ことり「……は! しまった!」

穂乃果「よし、これにしよう!」バンッ


『4』


海未「ダニィ!?」

ことり「そんな、ばかな……!」

凛「あれ、最初は凛?」

海未「あ、あなた! くじに細工をしましたね!」

凛「ええー!?」

ことり「そうでもしなきゃことりが選ばれないことに説明がつかないよ!」

凛「冤罪だにゃ! タネも仕掛けもないって!」

海未「くっ……。 穂乃果とくっつけるなんてなんと羨ましい……。 穂乃果のいい匂いを嗅ぎなが穂乃果の体温に直に触れて穂乃果の声をすぐ耳元で聞くことができるなんて……」

真姫「どうでもいいから早く始めなさいよ……」

にこ(真姫ちゃんが選ばれなくてよかった……)

穂乃果「それじゃあ行こっか凛ちゃん」

凛「う、うん……。 これ以上海未ちゃんたちに睨まれるのは辛いにゃ……」

・・・*


穂乃果「それでGE○に来たわけだけど、」

海未「」

ことり「」

凛「体に穴が空きそうなほどするどい視線が……。 早くやることやって開放されたい……」

穂乃果「えっ? 凛ちゃんは穂乃果と一緒にいるのいやなの……?」

凛「え、えっ……? いや、別にそういう意味で言ったんじゃ……」

穂乃果「ならよかった♪ ねぇねぇ、あっちの恋愛モノのとこ見に行かない?」

凛「う、うん」

凛(穂乃果ちゃんってばどうしたんだろう。 さっきまであんまりやる気なさげだったのに。 ……ハッ! も、もしかして穂乃果ちゃんはあれだけ男がいいって言っておきながら実は凛のことが好き!? それなら今の穂乃果ちゃんのテンションにも納得がいく! だ、だめだよ! 凛たちは女の子同士なんだからそんなの……!)

穂乃果(あー凛ちゃんってちっちゃくて猫みたいでかわいいなー。 ほんと雪穂と取り替えたいくらいだよ。 それによく穂乃果と凛ちゃんは似てるって言われるからかな? 話題も結構合うし一緒にいて楽しいんだよね。 一回だけでもお姉ちゃんって呼んでくれないかなー。 きっとかわいいだろうなー、なんて)


凛「……///」

穂乃果「~♪」

海未「な、なんですかあの雰囲気。 凛ってばやけにモジモジとしててチラチラと穂乃果を見てて心なしか顔も赤くなってて……」

ことり「あれは……間違いなく恋する乙女の顔だね」

海未「くっ、やはり……。 明日もう一度くじに細工をしてないか問い詰めてみましょう」

穂乃果「ねえ凛ちゃん、なにが見たい?」

凛「り、凛はなんでもいいよ?」

穂乃果「それじゃつまんないよー! 凛ちゃんと穂乃果で一本ずつ借りてどっちも見よ?」

凛「そ、そうだね……。 じ、じゃあ凛はこれで……」

穂乃果「あっ、それ前に借りようと思ってずっと忘れてたやつだ! 結構面白いらしくて見てみたかったんだよねー♪ 思い出させてくれてありがと、凛ちゃん♪」ニコッ

凛「……!」


凛(あ、あれ、なんだろうこれ……。 穂乃果ちゃんが凛のこと好きなんだって意識したら頬が熱くなって……)

穂乃果「んー、穂乃果はどれにしよっかなー」

凛(…………穂乃果ちゃんって近くでみたらこんなにキレイな顔してたんだ。 まつ毛も長くて唇も柔らかそう。 動くたびに揺れる片結びの髪なんてすごく女の子っぽくて凛のこんな短くて男の子みたいな頭とは正反対で……)シュン

穂乃果「? どうしたの凛ちゃん。 この映画好きじゃなかった?」

凛「……え?」

穂乃果「これね? 1人の冴えない女の子がスーパーアイドルの子と出会って少しずつ変わっていくお話なんだって。 まるでA-RISEを知ってスクールアイドルを始めた穂乃果みたいだよね」

凛「変わっていく、女の子……」

穂乃果「でも凛ちゃんはサッカーとかバスケとかスポーツしてる映画の方が好きかな? ならこれはやめて……」

凛「ま、待って……!」

穂乃果「ん?」

凛「……見てみたいな、その映画」

穂乃果「そう? じゃあ凛ちゃんのさっき選んだやつとこれ借りてこっか」

・・・*


穂乃果「ただいまー」

雪穂「おかえりー。 あれ、凛さんじゃないですか」

凛「雪穂ちゃんこんにちは。 ちょっとお邪魔するね?」

雪穂「どうぞどうぞ。 なんもない家ですけどゆっくりしてってください」

穂乃果「あっ、雪穂ー。 パソコン使いたいんだけど部屋にある?」

雪穂「うん。 私は使ってないから机の上だよ」

穂乃果「はーい。 それじゃあ部屋に行こっか」

凛「は、はい……!」

穂乃果「なんでそんなに緊張してるの?」

凛「い、いや……なんでもないよ」

・・・*

凛(穂乃果ちゃんのお部屋久しぶりに来たな……。 前は確かかよちんや海未ちゃんたちらもいて…………って思えば凛ひとりで来るのって初めて……?)

穂乃果「荷物はそこらへんテキトーに置いといてよ。 それじゃ買ってきたお菓子食べながら見よ♪」

凛「……うん」

凛(……あっ、そういえばこれって穂乃果ちゃんが彼氏(彼女)にしてみたいことだったはずだよね……。 でもさっきから穂乃果ちゃんがリードしっぱなしだな。 きっと穂乃果ちゃんだって相手に引っ張っていってほしいと思ってるはず。 なら……、よしっ)

穂乃果「えっと、このボタン押してディスク入れてっと……そして自動再生を、」

ギュッ

穂乃果「うひゃっ!?」

凛「どうしたの穂乃果ちゃん?」

穂乃果「ど、どうしたのって、いきなり後ろから抱きつかれたらビックリするよ!」

凛「そう? でも穂乃果ちゃんは好きな人とくっつきながら映画鑑賞したいんだよね?」

穂乃果「そ、そうだけど……」

凛(ふふっ、穂乃果ちゃんったら顔赤くしちゃってかわいいな♪ それにあんまり嫌がってないってことはやっぱり凛のこと好きだってことだよね。 ならもう少しこのままでいてもいいよね?)

穂乃果「ねえ凛ちゃん……。 本当にこのままで見るの?」

凛「穂乃果ちゃんは凛と一緒はいや?」

穂乃果「そ、そういうわけじゃ……ってそれさっき穂乃果が聞いたやつ!」

凛「よーし、再生をクリック!」

穂乃果「あぁー! まだお菓子の準備もできてないのにー!」

【東日央】


凛「あっ、始まったねー」

穂乃果「あ、やん……」

凛「……っ。 ちょっと穂乃果ちゃん、変な声出さないでよ」

穂乃果「ひぃ、んんっ……。 だ、だって耳元で喋られたらくすぐったくて……」

凛「……フゥ」

穂乃果「あぁぁぁ……ん」ビクビク

凛「」ゾクッ

穂乃果「ね、ねぇ凛ちゃん……? やっぱり離れよ……?」

凛「だ、だめだよ。 自分で言ったからには最後までちゃんとやらなくちゃ」

穂乃果「んん……」

穂乃果(な、なんだろう……。 今の凛ちゃんの声を聞くとお股がすごくムズムズして……)

凛(穂乃果ちゃんのさっきの声……もっと聞きたい。 イタズラしたらもっと聞けるかな? 次は耳噛んでみよっかな、それともうなじを舐めて……って凛ってこんなキャラだったっけ?)



『○○くん、今日から同じクラスだね。 よろしこっ!』

『あ、ああ。(どうせこいつも俺が頭いいから近寄って来たんだろうな)』

【そう、これが俺と彼女との出会いだ】


凛「あ、始まったよ。 ほらほら、ちゃんと画面に集中しなきゃ。 見てみたかった作品なんでしょ?」

穂乃果「う、うん……。 でもは、恥ずかしいよ……。 あんまり変な声でても聞かないでね?」

凛「……」

凛(か、かわいい……! よし決めた! もっといっぱいイタズラしちゃおっと!)

ー2時間後ー


『たとえお前がこの世から消えても……俺の記憶からは絶対に消えない! 絶対だ!』

『あリがとウ……。 ソうだ……、サイゴにひとツだけツタえワスれてた……』

『なんだ……? お願いだったら叶えてやる、約束だったら守ってやる、だから言ってみろ』

『ワタシ、やっパりシぬトキはアナタとイッショがよかッたの……』

『そんなの……俺もに決まってる!』

『ダカラね? …………ワタシの仲間にあなたヲ[ピーーー]ヨうに頼んでオイたから』

『……は? な、何言ってんだよ。 仲間? こ、[ピーーー]……?』

『』

『お、おい、嘘だろ……? 逝っちまったのかよ……? こんなやけわからない別れ方で納得できるかよ……おい、目を覚ましてくれよ……おいぃぃ!』

ブォォオオ!

『な、なんだこの声……』

『……ふっはっは。 わしじゃよ信ニ』

『あんたは確か……彼女のSPの……!』

『姐さんから自分が死んだらお前を喰っていいと伝えられた。 だからその賢そうな頭に詰まってる脳みそから足の小指についた脂まで残さずしゃぶり尽くしてやる』

『メシだ……メシだ』

『しゃぶらせろお!♂』

『な、なんなんだよこいつら……! くそっ、俺は絶対こんなところで死にはしない! 捕まって……たまるもんか……!』

チャラリルラリー♪


【彼女はゾンビですが?~第1部?完~】

ー2時間後ー


『たとえお前がこの世から消えても……俺の記憶からは絶対に消えない! 絶対だ!』

『あリがとウ……。 ソうだ……、サイゴにひとツだけツタえワスれてた……』

『なんだ……? お願いだったら叶えてやる、約束だったら守ってやる、だから言ってみろ』

『ワタシ、やっパりシぬトキはアナタとイッショがよかッたの……』

『そんなの……俺もに決まってる!』

『ダカラね? …………ワタシの仲間にあなたヲ殺すヨうに頼んでオイたから』

『……は? な、何言ってんだよ。 仲間? こ、殺す……?』

『』

『お、おい、嘘だろ……? 逝っちまったのかよ……? こんなやけわからない別れ方で納得できるかよ……おい、目を覚ましてくれよ……おいぃぃ!』

ブォォオオ!

『な、なんだこの声……』

『……ふっはっは。 わしじゃよ信ニ』

『あんたは確か……彼女のSPの……!』

『姐さんから自分が死んだらお前を喰っていいと伝えられた。 だからその賢そうな頭に詰まってる脳みそから足の小指についた脂まで残さずしゃぶり尽くしてやる』

『メシだ……メシだ』

『しゃぶらせろお!♂』

『な、なんなんだよこいつら……! くそっ、俺は絶対こんなところで死にはしない! 捕まって……たまるもんか……!』

チャラリルラリー♪


【彼女はゾンビですが?~第1部?完~】

・・・

穂乃果「……」

凛「……」

穂乃果「ねぇ凛ちゃん、もう終わったから布団からでておいで」

凛「ほ、ほんと……?」

穂乃果「ほら、ね? 終わってるでしょ?」

凛「よかった……。 途中で彼女の腕が腐って取れちゃったところからもう目開けてられなかったよ……」

穂乃果「穂乃果なんて顔が腐って目玉が転がる部分までちゃんと見てたのに」

凛「ひぎぃぃぃぃ! やめてーーーー!!」

穂乃果「それにしてもおもしろかったなぁ。 今第2部の映画やってるはずだから今度見に行こっか♪」

凛「やだぁ……。 それだけはいやだよぉ……。 凛、こんな怖いものだなんて知ってたら選ばなかったのに……。 っていうかなんでこれが恋愛ものコーナーにあったの!? おかしいにゃ!」

穂乃果「え? 彼は最後まで彼女のこと愛してたでしょ? 純愛モノだよ」

凛「But, I think this is an undeniable horror nya......」

穂乃果「ショックのあまり英語がペラペラになってる……」

凛「ううー……。 夜になったら思い出して寝れそうにないよ……」

穂乃果「それじゃあ今晩は穂乃果と一緒に寝よっか?」

凛「えっ? 泊まってもいいの?」

穂乃果「うん♪ 幸い明日は土曜日だしね。 練習も午後からだし一旦家に帰る時間もあるでしょ?」

凛「それならお言葉に甘えて……」

穂乃果「決まりだね。 じゃあ凛ちゃん、するめジャーキー食べる?」

凛「するめ……魚……。 乾燥……ゾンビ……魚ゾンビ!? ぎゃぁぁあああ!!」

穂乃果「なんでそこに至るのか全くわからないよ。 ほら、次の映画見よ?」

凛「こ、今度はホラーじゃないよね……?」

穂乃果「さっきのもホラーじゃないのに……。 まぁこっちのは絶対ゾンビになったりしないから安心して?」

凛「そ、それなら……」

ギュッ

穂乃果「?」

凛「ね、念のため……手握ってていいかな」

穂乃果(かわいい)

穂乃果「いいよ。 じゃ、スタート」

【東ウ玉】


凛「」ガクブル

穂乃果「そんな震えなくても大丈夫だよ?」

凛「うん、わかってる……わかってるけどぉ……」

凛(なんでかな……。 さっき凛が穂乃果ちゃんの手を握りたくなったのは決して怖かったからじゃない……。 ただなんとなく穂乃果ちゃんの体温に触れたくて……。 どうしちゃったのかな、凛。 もしかして……)チラッ

穂乃果「これも劇場で見れなかったんだよなぁ。 楽しみ楽しみ!」

凛(もしかして凛も……穂乃果ちゃんのことが……)

・・・

穂乃果「」

凛「」


『ほらほら、ずっとアタシとこういうことしてみたかったんでしょ?』

『だ、ダメです……! 私はまだかけだしのアイドルであなたは全世界中から愛されるアイドル! 私なんかとこんなことしちゃ……んっむぅ』

『……黙りなさい。 アタシがしたいからするのよ。 それにあなた、すっごい可愛い顔してるしいじめがいがありそう』

『だめ……こんなのだめなのに……拒めない……』

『それでいいのよ。 さぁ力を抜いて、アタシにすべてを委ねなさい』

『……はい』

凛「あの、穂乃果ちゃん……?」

穂乃果「な、なにかな、凛ちゃん」

凛「これってR指定いくつ?」

穂乃果「……15」

凛「これで15って……」


『あん、あんっ!』

『ほら、もっといい声で鳴きなさい!』


穂乃果「……」

凛「……穂乃果ちゃん」

ギュッ

穂乃果「り、凛ちゃ……」

凛「凛ね、さっきから変なの……。 胸がすごく苦しくて、息もしづらいし、身体もムズムズして……」

穂乃果「ほ、穂乃果も……」

凛「ねぇ、おんなじことしてみたいな……?」

穂乃果「そ、それは…………。 穂乃果たち女の子同士なんだよ……?」

凛「でもこの2人も女の子同士だよ?」

穂乃果「…………凛ちゃん」

凛「穂乃果ちゃん……。 しよ……?」


チュッ


穂乃果「んっ……」

凛「しちゃったね……。 女の子同士で、キス」

穂乃果「うん……。 部室にいるときまでは女の子同士でなんて無いって思ってたけど、けっこう好きかも」

凛「凛も……。 穂乃果ちゃんの唇、柔らかかった……」

プツン

凛「あ、映画……」

穂乃果「ね、凛ちゃん。 もう一回しない?」

凛「でも映画最後まで終わってな……んっ」

チュパ、ジュル

凛(……ほ、穂乃果ちゃんの舌が凛のに絡ませてきて……それだけなのにすごく気持ちいい。 もう頭の中は穂乃果ちゃんでいっぱいだよ……。 本当は凛がリードしてあげなくちゃいけないはずなのに……穂乃果ちゃんに身体を預けるのがすごく心地いい。 もう……こんなの……)

凛「んっ、んぅ……ピチャ、はぁ、あん……」

穂乃果(今穂乃果たち、いけないことしてる……。 でもすごく気持ちいい……。 凛ちゃんって自分では男の子みたいって言ってるけど、可愛さはμ'sの誰にも負けてないんだよ? そんな子とこんなえっちなことしたら穂乃果……もう……)

凛「……ぷはっ。 穂乃果ちゃん……」

穂乃果「……はぁ、はぁ。 ……制服、脱がせてもいい?」

凛「……」

コクリ

(……止められないよ)


・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

穂乃果「凛ちゃん寒くない?」

凛「うん、大丈夫。 穂乃果ちゃんとくっついてたら暖かいし♪」

穂乃果「それにしてもさっきまでの凛ちゃん、すごく女の子だったよ」

凛「や、やだ……恥ずかしいから言わないで……」

チュッ

凛「……んん、もう。 まだするの?」

穂乃果「だめ?」

凛「ううん……。 いいよ……?」

穂乃果「……なんてね。 疲れちゃったし今日はもう寝よっか」

凛「え、もう?」

穂乃果「もうって言っても、ほら」チョイチョイ

凛「え? あ……、もう11時」

穂乃果「穂乃果たちね、4時間以上もえっちなことしてたんだよ?」

凛「うそ……全然気づかなかった……。 よ、4時間も……あんな……」

穂乃果「穂乃果もさっき気づいたんだ。 こわいよね。 穂乃果なんて凛ちゃんの顔以外見えなかったし、凛ちゃんの声以外聞こえなかった」

凛「……」

穂乃果「凛ちゃん?」

凛「んっ……ごめん穂乃果ちゃん……。 さっきまでのこと思い出したら……またお股が……」

穂乃果「ほんとだ。 べちゃべちゃだね」

凛「ひゃん……。 おねがい……、またきもちいいことして?」

穂乃果「……もう。 今日は寝ようと思ってたけど凛ちゃんが発情しちゃったんじゃ仕方ないなぁ」

凛「そんなふうに言わないでよぉ……」

穂乃果「ごめんごめん。 ほら、ちゅー」

凛「……。 穂乃果ちゃん……好き」

穂乃果「穂乃果も、凛ちゃんのこと好きだよ」

チュッ

凛「嬉しい……。 凛ね、今まで他の誰といてもこんな気持ちになったことなかったんだ。 顔を見るだけで、声を聞くだけで、身体にふれられるだけで、こんなにドキドキする……。 これが恋なのかな?」

穂乃果「わからない……。 でもね?」

凛「?」

穂乃果「穂乃果も今、凛ちゃんと同じ気持ちだよ」

凛「穂乃果ちゃん……」

ー翌日ー

海未「……は?」

ことり「……え?」


穂乃果「……///」

凛「……///」


希「おー、おめでとさん♪ めでたくμ'sからカップル第1号が誕生やな♪」

花陽「」ブクブク

真姫「花陽が泡吹いてるんだけど……」

にこ「なんだかんだで穂乃果ちゃんにもそっちのケはあったのね」

穂乃果「ち、違うよ。 女の子が好きなわけじゃなくて、」

凛「う、うん。 凛たちは相手が、」


ほのりん「凛(穂乃果)ちゃんだから好きになったんだよ」


穂乃果「あっ、ハモった♪」

凛「息ピッタリだにゃ♪」



にこ「これが噂に聞くバカップルの図ね……」

海未「い、一体あの後何が……」

絵里「……」

ことり「ん? 絵里ちゃん?」


絵里「はぁぁぁぁぁあああ!!」


8人「!?」

海未「え、絵里!?」

ことり「そ、その手に持ってるものはいったい……!」


絵里「これを使えばァ!

1. >>38まで時が戻るのよ!
2. 法律が変わって同性婚ができるようになるのよ!
3. 穂乃果が男になるのよ!
4. 【安価】のよ!



8人「な、なんだってー!?」


※ ↓10までに多かった選択肢へ。
4だったら安価とって内容決めます。

穂乃果「……ん?」

海未「どうかしました?」

穂乃果「……あ、いや……なんか夢を見てたような……」

海未「は? あなた寝てなどいなかったでしょう?」

穂乃果「言われてみればそうだよね……。 んー……? なんだったんだろう……」



海未「さて、それでは本番へ参りましょうか」

穂乃果「わかったよ……。 それじあ穂乃果ねー、彼氏ができたら……」
海未「……彼氏?」

穂乃果「……。 彼女ができたら、」

海未「」ニコッ

穂乃果「>>91がしてみたいかな。 相手役は……」ガラガラ

コンマ以下 >>92

絵里00?09
ことり10?19
海未20?29
凛30?39
真姫40?49
希50?59
花陽60?69
にこ70?79
ゲスト壱80?89
ゲスト弍90?99

なる

佐藤くん召喚

再安価
海未ちゃんと↓2

穂乃果「うーん、じゃあここは定番の『お家デート』かな」

凛「じゃあくじひいてー!」

穂乃果「はーい。 さーて、誰とになるのかなー」

海未(3333333333333)

ことり「222222222222」

海未「ふっ、ことり。 願いは口にすると叶わないとよく言うじゃないですか」

ことり「……は! しまった!」

穂乃果「よし、これにしよう!」バンッ


『3』


海未「キタァァァァアアア!!」

ことり「そんな、ばかな……!」

穂乃果「え、海未ちゃんとか……」

海未「露骨にガッカリしないでください」

穂乃果「だって海未ちゃんでしょー? オチが読めるよ……はぁ」

海未「わ、私だって……その、いつもがっついてるわけじゃないんですよ……?」

穂乃果「じゃあいつ頃がまともなの?」

海未「そんなの常時に決まってるじゃないですか」

穂乃果「今日の昼休みにお手洗いの個室の中まで入ってこようとした人は誰だっけ」

海未「……?」

ことり「……?」

穂乃果「あなたたちなんですがねぇ、そこで首傾げてるふたりぃ!!」

ことり「いや、ことりは上から覗いてただけだよ?」

海未「私も下の隙間から手鏡でちょちょいと見てただけです」

穂乃果「ひっ……! 今回はやけにあっさり引き下がってくれたと思ったらそんなことを……!」

クイッ

穂乃果「?」

凛「本当に行っちゃうの……?」

穂乃果「り、凛ちゃん……? うん、言ったからにはやらないと海未ちゃんに後で倍返しされそうだから……」

凛「……そう」

希「祈ってる」(犯されないように)

にこ「気をつけてね……」(犯されないように)

花陽「待ってる……」(どんなプレイしたのかの話)

真姫「必ず、帰って来るのよ」(犯されないで)


穂乃果「みんなの哀れみの視線が痛いよ……」


ことり「夢の中でも……ヤりたいよ!」

穂乃果「ちょ、露骨すぎ!」

グイッ

穂乃果「うお……っ!?」

海未「さ、穂乃果。 こんな発情期の雌は置いてはやく私の家に参りましょう」ズルズル

穂乃果「ああー……。 グッバイ私の純潔……」

・・・*


海未「さて穂乃果。 ナニがしたいですか?」

穂乃果「なんでわざわざカタカナで発音するんですかねぇ……」

海未「癖なんですよね」

穂乃果「そんな癖初めて聞いたよ」

海未「最近外国語を新しく始めてみたんです」

穂乃果「外国担当(?)は絵里ちゃんだけで間に合ってます」

海未「やはりあなたのツッコミにはキレがありますね」

穂乃果「誰かさんたちが執拗にボケてくるからね」

海未「そのまま私のあそこにもつっこんでくれていいんですよ?」

穂乃果「もう寝ちゃいなよ海未ちゃん。 きっと剣道やら弓道のしすぎで疲れてるんだよ」

海未「ね、寝たら襲われちゃいます///」

穂乃果「誰に?」

海未「かわいい狼の穂乃果さんです」

穂乃果「うん大丈夫。 襲う気なんてさらさらないから」

海未「襲って……くれないんですか?」ウルッ

穂乃果「……そ、そんな上目使いしてもだめー!!」

海未「……」

海未「あの、穂乃果……?」

穂乃果「なに?」

海未「私のこと……嫌いですか?」

穂乃果「どうしてそう思うの?」

海未「だって穂乃果……、私があなたのこと好きだって知った時から急に冷たくなりました……」

穂乃果「そ、そんなことない……」

海未「やっぱり……女の子同士は気持ち悪いですか……?」

穂乃果「……」

海未「……そうですか。 でもこれだけは知っていてください。 私があなたに抱くこの想いは決して女の子全員に抱くものではない……。 男だろうと女だろうと関係なく、ただ好きな人の方だけ向いてる恋心だって」

穂乃果「海未ちゃん……」

海未「……」カァァァ

穂乃果「海未ちゃん、顔赤いよ?」

海未「は、恥ずかしいから覗き込まないで……」

穂乃果「…………あ、そっか! 今回は純情ぶって穂乃果を落とそうとする作戦だったのか! 危ない危ない、もう少しでひっかかるところだったよ」

海未「……バカ」

穂乃果「ん? 今何か言った?」

海未「なんでもないです……」

穂乃果「そう? それより本当になにしよっか。 お家デートしたいって言ったはいいけど、そこからなにがしたいかなんて全く考えてなかったよ」

海未「ではえっちでもしますか?」

穂乃果「なんでそうなるのかわからないかな」

海未「だってほかのカップルたちはみんなお家デートとなればすることはしてますよ?」

穂乃果「まず穂乃果たちカップルじゃないってとこから始まるね」

海未「ですが薄い本とかでもよくあるじゃないですか。 たまたまお家にお邪魔したら雰囲気でしちゃったみたいな」

穂乃果「今ってそんな雰囲気だっけ?」

海未「私はとても穂乃果を抱きしめたいです」

穂乃果「穂乃果は海未ちゃんにツッコむのに疲れて眠たいかな」

海未「一致しましたね」

穂乃果「海未ちゃんには一度脳外科にいってみることを勧めるよ」

海未「ああ、穂乃果への愛情度がどれくらいか確かめるんですね。 心配しなくても私の脳内は
『 愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛穂乃果愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛愛愛
愛愛愛愛愛愛愛 』
ですから」

穂乃果「ずいぶん懐かしいネタもってくるね」

海未「昨日初めてぱそこんというものを使って遊んでみたんですよ」

穂乃果「一昨日部室のパソコン勝手に使って
『ほのうみ 同人誌』
って検索してたの誰だっけ」

海未「な、なぜそれを……!」

穂乃果「履歴消さないからバレバレだよ」

海未「で、ですが無料で読めるほのうみは一つもなかったのでセーフですよ! セーフ!」

穂乃果「検索した時点でアウトです」

海未「穂乃果……どうしてあなたはそんなに冷たくなってしまったんですか?」

穂乃果「誰かさんたちが私の貞操を狙ってくるからだよ」

海未「狙うなんて……。 ただ私はあなたと結ばれたいだけなのに……」

穂乃果「結ばれたいとか言ってるけどさ、穂乃果たちって女の子同士なんだよ? おかしいと思わない?」

海未「まったく」

穂乃果「微塵も迷いがない……」

海未「そんなの当たり前ですよ。 相手が男だろうと女だろうと関係ありません。 私は高坂穂乃果という幼なじみを好きになっただけですから」

穂乃果「海未ちゃん……」

海未「だからヤりましょう」

穂乃果「迂闊だった。 なんでこんなのに少しでもときめいちゃったんだろう」

海未「私のこともっと好きになってくれてもいいんですよ?」

穂乃果「……」

海未「穂乃果?」

穂乃果「……」

海未「あの……怒ってます?」

ドンッ

海未「……えっ?」

穂乃果「……」

海未「いたたた……。 急になにを……」

穂乃果「……ずるいよ」

海未「えっ? ……えっと、私なにかしましたっけ?」

穂乃果「ずるい! ずるいずるいずるい!! どうして海未ちゃんはそんなにハッキリと想いを伝えられるの!? 穂乃果だってずっと前から海未ちゃんのこと……!」

海未「……穂乃果?」

穂乃果「……海未ちゃんのことが……!」

海未「……」

穂乃果「……あ」

海未「…………穂乃果。 そこをどいてくれませんか?」

穂乃果「……いやだって言ったら?」

海未「力づくで退けます」

穂乃果「……わかったよ。 今退けるね」

海未「ありがとうございます」

穂乃果「……」

海未「ねぇ穂乃果。 キスしてもいいですか?」

穂乃果「……だめ」

海未「だめって言ってもします」

穂乃果「じゃあ聞かないで……」

海未「はい。 では」

穂乃果「……っ」

チュッ

海未「……やわらかい」

ギュッ

穂乃果「いちいち言わなくていいんだよバカ……。 恥ずかしいから離れて」

海未「そうしたくてもあなたにガッチリとホールドされてますから……。 口と身体の動きが一致してないですよ?」

穂乃果「……知らない」

海未(かわいい)

穂乃果「……海未ちゃん」

海未「はい、なんでしょう」

穂乃果「私ね、海未ちゃんのこと大嫌いなんだ」

海未「……ああ、やはり。 まぁうすうす勘づいてはいました」

穂乃果「海未ちゃんったら小学生のころから穂乃果の上靴のニオイ嗅いだり、リコーダーをベタベタに舐めまわしたり、体操着の短パンかぶったり、教科書にパラパラマンガ風に『穂乃果好き』って延々と書いてくるし」

海未「ごめんなさい……」

穂乃果「でもいつも私が転んだら一番に手を差し伸べてくれるし、他の子とケンカしたら絶対味方になってくれるし、泣いちゃったときはすぐにハンカチで涙拭いてくれたし、穂乃果のこといつも好きって言ってくるし」

海未「それは私の目にはあなたしか映っていないから、あなたに好かれるために何をすべきかしか考えていなかったからですよ」

穂乃果「穂乃果はそんな海未ちゃんのことが大っ嫌いなの。 ……なにがあっても穂乃果のこと大事にしてくれるから」

海未「そうです。 あなたは私にとって大事な人ですから」

穂乃果「大切にしてくれるのは嬉しい。 守ってくれるのも嬉しいんだよ……? でも穂乃果だって女の子なんだもん。 好きな人に汚してほしいって思ってるんだよ……」

海未「穂乃果……」

穂乃果「穂乃果のこと好きなくせになにもしてくれないヘタレな海未ちゃんなんて大っ嫌い」

海未「それは穂乃果が口で私を拒むから……」

穂乃果「そんなの……素直に『はい』って言えるわけないじゃん……」

海未「……」

ギシッ…

穂乃果「あ……」

海未「穂乃果」

穂乃果「だめだよ……やめて。 穂乃果たち女の子同士な……」

グッ、ギュー

穂乃果「んぐぅっ!?」

海未「素直じゃないこの上のお口には少し黙っていてもらいましょうか」

穂乃果「ー! んーー!」

ベシッ

海未「いたっ……。 もう、手も縛っちゃいますね」

穂乃果「……っ!」

海未「これで両腕は使えませんよ」

穂乃果「んぐ……、んんっ……」

海未「あぁ穂乃果……。 私の可愛い穂乃果。 今日という日をどれほど待ち望んだことか……」

穂乃果「ー……!」

海未「今からあなたのことをめちゃくちゃに犯させてもらいますね」

穂乃果「……」

穂乃果「おや穂乃果、まだ足は動きますよね? 抵抗しなくていいんですか?」

穂乃果「……」

コクン

海未「そうですか」

チュッ

海未「穂乃果はほっぺもツルツルでモチモチですね。 食べちゃいたいくらいです」

穂乃果「……」

海未「……ふふ」

穂乃果「……ん」

穂乃果(やだ……海未ちゃんにそんなに見つめられちゃったら……穂乃果もう……)

海未「どうしました? さっきから股を擦り合わせて」

穂乃果「んんん……」

海未「してほしいんですか? というかしちゃいますよ? 私の指入れちゃいますよ?」

穂乃果「んん……っ」

コクン、コクン

海未「本当に素直になりましたね。 それでは今日は夜遅くまで……いや、日が登るまで楽しみましょうか。 ……ふふふ」

・・・

シュルゥ……

穂乃果「……」

海未「はい、これでもうしゃべれますよ」

穂乃果「……海未ちゃん」

海未「なんですか?」

穂乃果「大好き」

海未「女の子同士はダメとか言ってませんでしたっけ?」

穂乃果「海未ちゃんならいいの」

海未「私も穂乃果だけにしかこんなことしませんよ」

穂乃果「ありがと。 これからもずっと穂乃果の隣にいてね」

海未「もちろんです」

穂乃果「……あとさ、」

チュンチュン

穂乃果「本当に朝までやられると思わなかった」

海未「有言実行がモットーですから」

穂乃果「どうすんのさ。 あと1時間もしたら学校行かなきゃだよ?」

海未「私は1日くらい寝なくてもなんとかなります」

穂乃果「穂乃果は無理だよ……。 練習中に寝ちゃいそう……」

海未「ではお昼休みになったら一緒に屋上でお昼寝しましょう。 それまではがんばってください」

穂乃果「……変なことしちゃやだよ?」

海未「そのときの気分次第です」

穂乃果「バカ」

海未「はい。 あなたと結ばれるならバカにでもアホにでもなりますよ」

穂乃果「嬉し……っての」

海未「何か言いました?」

穂乃果「言ってないですー!! ほら、もう朝ごはんちょうだい!」

海未「そうですね。 では準備してきます」

ピシャリ

穂乃果「……」

穂乃果「……ありがと、海未ちゃん。 本当はね、穂乃果のためにいろんなことしてくれてすごく嬉しいんだよ。 これからもずっと穂乃果の大好きな海未ちゃんでいてね」

ー屋上ー

ことり「」


穂乃果「……///」

海未「」ドヤァ


希「おー、おめでとさん♪ めでたくμ'sからカップル第1号が誕生やな♪」

凛「穂乃果ちゃんが……海未ちゃんと……。 ってなんでこんなモヤモヤした気分に?」

花陽「やっぱり2人はお似合いだと思うよ! 末長くお幸せに!」

真姫「恋人かぁ。 私もそろそろ探してみようかしら」

にこ(……! これはチャンスじゃ……!)

花陽「そうそう、それで結局お家デートはどんなことしたの?」

穂乃果「えっ? あ、え、えっと……///」

海未「お互いの気持ちを確かめ合ってからえっちしました」

花陽「えっち!?」

穂乃果「わわ、う、海未ちゃん!!」

海未「別に隠す必要もないでしょう?」

穂乃果「言いふらす必要もないよ!」

花陽「……///」

穂乃果「ほら、花陽ちゃんも真っ赤になっちゃってるし!」

花陽「……あ、あの……」

海未「なんですか?」

花陽「お……女の子同士のえっちって気持ちいいの……?」

海未「はい。 とにかくやばいです。 穂乃果のヨガリ顔が可愛すぎて失神しそうになりました」

花陽「はぅわぁ……!」

穂乃果「も、もう……! そういうことも言わなくていいの!」

ことり「……」

海未「ことり」

ことり「……なに」

海未「穂乃果は私がとっちゃいましたから」

ことり「……見ればわかるよ」

海未「そうですか。 それなら今後も穂乃果にはちょっかいを出さないでくださいね」

ことり「……」

絵里「……」

凛「ん? 絵里ちゃん?」


絵里「はぁぁぁぁぁあああ!!」


8人「!?」

希「え、エリち!?」

真姫「そ、その手に持ってるものはいったい……!」

絵里「これを使えばァ! >>38まで時が戻るのよ! 」

8人「な、なんだってー!?」



こうして世界は繰り返される……。

かの佐藤君は今回のことで女性恐怖症になりホモになったとかならなかったとか……。
それは別の……いや、どうでもいいお話だ。


ー完ー

おしまいです。

ありがとうございました。

ほのりん初めてだったんで書けて嬉しかったです。


ことり「ホノカチャン」
ことり「ホノカチャン」 - SSまとめ速報
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