エレン「モンスター娘のいる兵団」 (118)

すんません、完全に見切り発車です
続くかわかりません
できれば、原作を片手に見て欲しいです。文だけでは魅力が伝わりにくいので





エレン「!」

???「すぅ…すぅ…」

エレン「おい、ミカサ…なんでこんなところに…」

エレン「い、いや、そんなことより、そろそろ時間だぞ、起きろよ」

ミカサ「ん…んん…後5分…いや…」

ミカサ「あと5℃体温が上がるまで待って欲しい」ニュル

エレン「お前が起きないと、俺も起きられないんだよ…」

エレン(こいつはミカサ。俺の家族だ)

エレン(至近距離で見る分には、只の人間と変わりはない)

エレン(ただ……)


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エレン「というか、なんで俺のベッドにいるんだよ」

ミカサ「今日は寒いから、エレンに暖めてもらおうと思った」

ミカサ「忘れないで欲しい、私は変温動物」

エレン(お気づきのことだろう、ミカサは人間じゃない)

エレン(ラミアという半人半蛇の亜人種?だ。掻い摘めば上半身が人間で下半身は蛇だ)

エレン(俺が分かっているのは、朝に弱いということぐらいだ)

エレン「なら、風呂入ってこいよ」シュルッ

ミカサ「それはだめ」グイッ

エレン「!?」

ミカサ「私はエレンに暖めて欲しい」ギュッ


ミカサ「あたたかい…エレンの体温が伝わってくる…♡」ムニュゥゥ

エレン(うおおおおおおお!?)

エレン(なんというおっぱい!?いつの間にこんなにでかく…っ)シュルッ

ギリリィィ

エレン「けうっ!?」

エレン(ま、まて…!首…!しっぽが…!極まってる!完全に頸動脈が…!!!)

エレン(た、タンマ…っ、ミカサっ…!)ペチペチ

ミカサ「ああっ♡エレン、そんな朝から乱暴な…♡」ムニャムニャ

エレン(二度寝かよっ!!)

エレン(な、何としてでも抜け出す…っ)ズリズリ

ミカサ「あッ…は…」


ギリギシギリミシギリメキ

エレン「ごああああああっ!!!」

エレン(が…駄目っ…!隙間の分だけキツくしやがった…!)

エレン(息が…できなっ…)

エレン(このままじゃマズイ…落ちるどころか、窒息死してしまう…)ピクピク

スルッ!

ミカサ「ひうッ!?」

ミカサ「え、えれん…し、尻尾の先っぽはちょっと…」

エレン(!?弱点発見か!?)コリコリクニクニ

ミカサ「ひぁゃうっ♡」ゾクゾク

エレン(こうかはばつぐんだ!拘束が緩んできた…!)

エレン(しかし、首だけは絞まったままだ…)


エレン(やばいぞ…段々意識が…)

ミカサ「えれんっっ…これ以上は…っ」

コスコスコス

ミカサ「えれぇんっ…!」

ギュウウウウウウッ

エレン(はやくほどいてくれえええええ!)

ミカサ「そ…そんなに強くしては…!~~~~~~~っ♡」

シュルッ

エレン「(!!)ブハッ!し、死ぬかと…思っ…たぶ!?」ギュッ

ミカサ「も……もう…ダメ…い…イ……ッ…」ビクッ ビクッ

ミカサ「くうううううっ♡♡♡」ビクン♡

ギリリィィ

エレン「!!?!?!!」

ミカサ「ふぅ…わかった起きる、それにしても、朝から激しい…♡」

ミカサ「エレン?」

エレン「あ、後5分待って欲しい…」グッタリ


エレン(俺の意識が5分ほど堕ちている間に説明しておこう)

エレン(といっても、説明するほどのことはないけど)

エレン(今回の入団テストに異種族もOKになったというだけだ)

エレン(壁の中に異種族なんているなんて思っても見なかったけど、蓋を開けてみたらゴロゴロ出てきた)

エレン(ミカサはそのうちの一人。)

エレン(出会った頃はそんな片鱗はなかったけど、成長してきて如実に出てきた。鱗だけに)

エレン(勿論、今回の入団者にはミカサ以外の異種族入団者がいるらしい)

エレン(楽しみなような…そうでもないような…)

ガシッ

エレン(えっ)


エレン(あれ、いつも感じる重力を感じないなぁ)フワァ

ミカサ「エレン!?エレンをどこに連れて行くつもり!?」

エレン(あれェ~?)




エレン「う…」パチッ

エレン「ここ…わっ!?」ズルッ

エレン「な、なんだァ!?どこですかァ!?ここは!?」

????「起きた~?」パサッ

エレン「だ、誰だよ…お前…」


クリスタ「クリスタ!私はハーピィのパピスタだよ!」

エレン「え…?ええ…?」

クリスタ「じゃ、じゃなくて…クリスタ…スタスタ…ぱぴぴぱ?クリクリ????」

エレン「のわっ!?」ズルッ

クリスタ「!」

ドグチャァ ゴキッ

クリスタ「大丈夫?」

エレン「少しは助けるアクションをしろよ…」

エレン「というか、なんで俺をさらったんだよ!というか、さらうなよ!」

クリスタ「んー…」グゥゥ

クリスタ「お腹すいた!」

エレン「人の話を聞けよ!」


クリスタ「…」ジー

エレン「なんだよ…」

クリスタ「というか、アンタ誰…?」

エレン「トリアタマッ!?」

エレン「くっ…ちょっと待ってろ」

クリスタ「?」



エレン「ほらよ、今日の朝食だ」

クリスタ「わー!食べ物?食べ物!?」

エレン「そうだよ、さ、たんと食え」

クリスタ「いたらきまーす!」


クリスタ「ちゅ…ちゅぅ…ちゅ……」

エレン(………)

エレン(そうだな…鳥だからな…)

ガッ

クリスタ「あっ!」ガシャーン

クリスタ「うあー!落としちゃったよぉ!まだあんまり食べてないのにぃ!」

クリスタ「この手ほんとに不便だなぁ…」

エレン(そらそんな鉤爪じゃあなぁ…)

エレン「ほらよ、俺のやるよ」

クリスタ「ほんと?ありがとー!あ、でも、さっきみたいなのは嫌だから…」

エレン「え……?」


クリスタ「それじゃ、再びいたらきまーす!」チロチロ

クリスタ「あむっ♡」

クリスタ「♡ ん♡」ヌプヌプ

クリスタ「ぷは 濃くておいし…♡」

エレン(なんで、俺のスープの容器だけ筒状だったんだろうか…)

エレン「というか、これは絵的にヤバイ!」

エレン「しゅ、終了ー!朝食はこれで終わりだ!」チュポン

ピシャァ パタ パタタ

クリスタ「!」ベタァ

クリスタ「あうーベタベタ…」

エレン「ーーー!ーー!(白くていつもより濃いドロッとした朝一番のスープぶちまけちまった…っ!)」

エレン「と、とりあえず、キレイにしよう…あっちに井戸が…」


エレン「って、なに全裸でぇぇええ!?」

クリスタ「何って、水浴びしに行くんでしょ?」

エレン「ちげぇよ!なんで服脱いでるんだって事だよ!」アワアワ

クリスタ「だって、水浴びするのに服は邪魔でしょ?そんなこともわからないの?」プププ

エレン「鳥頭にバカにされた!?」

エレン「いいから、早く服をき…ぶごっ!?」

ミカサ「やっと見つけた…エレン」

クリスタ「あれ?また違う人来た…」

ミカサ「なんで服脱いで…そんなことよりエレンは返してもらう」

クリスタ「えー!ダメだよ、これから私と一緒に水浴びするんだよ?」


ぎゃーぎゃーわーわー

エレン「前途多難にもほどがあるだろこれ…」





エレン「ふぅ…やっと二人から離れられた…」

エレン「騒がしいったらありゃしない…」

エレン「ちゃんと卒団できんのかぁ…?」

ドドドドドドドド

ド ガ ッ

エレン「」

エレン「ぶがああああああっ!?」

??「本当に出会えるとはね…運命って凄い、改めてそう思った」


アニ「私の名前はアニ。誇り高きケンタウロス族なんだけど、アンタが私の主かい?」

アニ「…ん?」

エレン「」33-4



アニ「しかし、占いも馬鹿にできないねぇ」

アニ「交差道で全速力で突っ込んだら、運命の人に出会えるかもってさ」

エレン「それはお前だとダメだと思うぞ!?」

エレン「お前の体だと人一人死にかねないぞ!?」

エレン「というかだな、俺はお前の運命の人じゃないぞ。それにその占いはもう見るな」

アニ「……焼いたパンを咥えて衝突すればよかったかい?」

エレン「ちげぇよ」


パカラッパカラッ

女「きゃあ!」

男「ヒャッハー!」

アニ「!危ないっ!」ガバッ

アニ「あの男、まだやるのかい…」

むにゅうううううう

エレン「い…息が…」

アニ「~~~~~~~ッ!」

エレン「ぶはっ!で…でかァい!説明不要!」


アニ「コホン…アイツがここら一帯を荒らしまわってるひったくりさ」

アニ「どうでもいいんだけど、なんとなく気に入らないからね」

アニ「とっ捕まえさせてもらうよ」

アニ「しかし、相手は人間、加減ができないんでね。一緒に戦ってくれる人間を探してたんだ」

エレン(その前にブレードの持ち出しで独房行きじゃ…)

アニ「仕方ないから、アンタでいいよ。ほら、行くよ」グイグイ

エレン「わ、分かった、分かったから!胸がすげぇんだよ!」

エレン「んじゃ、背中に乗せてもらうぞ、相手は馬だしな」

アニ「!」

ヒュ ボ ッ

エレン「!?」

エレン「あ、あぶねぇ!なにすんだよ!」


アニ「私は馬じゃないよ!?主じゃないならやめときな!」

エレン「じゃあ、どうやって一緒に行くんだよ…」

アニ「………」



パカラッパカラッ

男「ひひひ…今日もいいもんが手に入ったぜぇ…」

男「最近は荒れてるからなぁ、こりゃ貴重品だぜ…」

アニ「待ちなッ!」

男「!?」ギョッ

ドドドドドドドド

アニ「今すぐ止まれば肉塊で許してあげるよッ!!」

アニ「アンタもだよ!ヘンなところ触ったらチーズハンバーグだよっ///」

エレン「ならもうちょっとスピード落とせよ!」

男「くそっ、さっきのか…この時ほど三十六計逃げるに如かずだぜ!」

アニ「くっ、スピードをあげたね…」


男「それだけじゃないぜ!ほらほら!水樽だぁ!!」バラバラバラ

おっさん「ぎゃあ」

アニ「ふんっ!」ザンッ

アニ「その程度かい!?」ビショビショ

エレン「うおおおおおおお!?透けてる!透けてる!」

アニ「!!///」

アニ「スピードを上げるよ!捕まってなよ!」

エレン「やめろおおおおお!」

ぎゅむうううううう

アニ「…!!!!」

アニ「ど、どこを触ってるんだい!?///離しなよ!このバカっ!///」

エレン「ん、なこといってもだ…な!」

むぎゅむぎゅ

アニ「あ、アンタわざとじゃ…」ムニュムニュ

エレン「落ちるから!!!やばいって!!!」ギュウウウウ

アニ「~~~~~~ッ♡♡」

アニ「アンタ…!私に乗っただけじゃなく、こんな辱めまで…!降りたらどうなるか覚悟し…」

エレン「もう限界ですわ…」ズルッ

バ ツ ン ッ

アニ「……!!」ポロリ




アニ「全く…アンタのせいで取り逃したじゃないか…」

エレン「お前がお構いなしに疾走するからだろ?」

男「…」スゥ

アニ「ん?」

エレン「…!アニ!あぶねぇ!!!!」ガバッ

アニ「!!!!」

男「馬刺しだぁ!!」

ズシャァッ

エレン(あっ、これは逝ったわ)

とりあえず、今日はこんなもんで
主役の異種族は全員決まってるので大丈夫ですが、扱いがね…

続きは未定ですので、もしかしたら、削除依頼出しちゃうかもしれません
インスピレーションが湧いたら続きます

湧いたんでちょっと書いていきます、おそらく本筋には関係ないと思います
本が変わりますです。




モブA「救護室の教官、超目でかいよね」

モブB「私の糸目と交換してほしいわぁ」

モブA「あの目で、仮病とかも見抜いちゃうらしいよ?」

モブB「すごいね…異種族交流は…」



ミカサ「…失礼しま」

ガシァアアアアアン

ミカサ「!?」

???「ギャフン!」

???「あいたたたた……」

ミカサ(ギャフン…)


ミカサ(本当に大きな目…)

ミカサ(この目なら…怖くない…)

???「いやぁ~…恥ずかしいところ見られちゃったわ」

???「うわ!おでこ切った!」ガーン

???「救急箱あるからって、ケガし過ぎっスよ、ヒトミ先生」

???「あ、掛けて10秒ほどお待ちくださいっス」

ヒトミ「ちょ…イツキ君雑っ! 消毒液が目に入ったら死ぬ!!」メギャアアアア

ミカサ(……大丈夫だろうか)


ヒトミ「動物の目が普通2つあるのは、距離感を掴むためと言われてるんだけど」

ヒトミ「私の場合、たまにモノにぶつかって転んじゃうの」テヘヘ

イツキ「たまに?1日3回は壁に激突してるっスよね?」

ヒトミ「……イツキ君」

ヒトミ「人間の大きさは、どれだけ壁にぶつかって乗り越えるかによるのよ!」ドヤァ

イツキ「物理的な壁の話じゃ無いっスよね?」


ヒトミ「…それで」コホン

ヒトミ「ミカサさん…ね…今日はどうしたの?」

ミカサ「その……」モジモジ

ヒトミ「ん…イツキ君、あったかいミルク頂戴、勿論、ミカサさんのもね」

イツキ「あるっスよ、どうぞ」

ミカサ「……(おいしい…)」コクリ

イツキ「…「あの先生ただのドジっ娘じゃ?」と心配でしょうが、大丈夫っス」

ミカサ「!」



イツキ「ヒトミ先生はこう見えて…いや、見た目通り診る目だけは確かっスから」

ヒトミ「褒めて…ないでしょ…」

イツキ「そんなわけで、気になることはなんでも先生に聞いてみるといいっスよ」

イツキ「顔のデキモノ予防でも、家族との恋仲のなりかたでも」

ミカサ「」

ぶ ほ ッ

ヒトミ「!?」

ぬ る ん っ

ヒトミ「きゃあああああああっ!!?」ピトッ


ミカサ「すすすすすすすみまふぇん!!!」ネロンネロン ペロペロ

ヒトミ「~~~~~~ッ(下半身のじゃなかった…)」ビクンビクン



ミカサ「最近なって伸び始めてきて…舌が」

ヒトミ「…なるほどね…」

ヒトミ「滑舌、呼吸、アゴの形共に問題なしね」

ヒトミ「長さは…と」

イツキ「320.5cmっス」

ヒトミ「おおっ!?」

ミカサ「ゑぇ~」ズロロロロ


ヒトミ「下半身も蛇で、ラミアになってるから、舌も合わせたら全長10m位になるわね…」

ミカサ「うう…」

ヒトミ「…私もここまで長いのは初めて見たけど、伸縮性が高くてキレイに口内に収まってるわね」

ミカサ「……しかし、訓練中や意図しない時に出たりして…舌を短くする方法は…」

ヒトミ「……」

ヒトミ「戸惑うのも仕方ないけど、これも思春期のカラダの変化だから」

ヒトミ「思春期とは(以下略)」

ヒトミ「だから、胸が大きくなる娘もいれば、舌が伸びる娘もいるわ」

ヒトミ「それに、ミカサさんは半人半蛇だから、如実だと思うの」

ヒトミ「それに、舌は筋肉の塊だから訓練すれば繊細なコントロールが出来ると思うし…」


ミカサ(…ただの個人差…)

コンコン

ヒトミ「どうぞ~」

アニ「…こいつが訓練中にケガしたから、治療してやって欲しいんだけど」

エレン「」

ミカサ「エレンッッ!」ピュ

ミカサ「ふぁ!……ッ」モムモム

ミカサ「あ、ありふぁとうごふぁいましふぁ」モゴゴ

ヒトミ「え?え、ええ、またいつでもいらっしゃい!」

ヒトミ「え!?腕が!?」


アニ「…アイツ」

ヒトミ「どうしたの?」

アニ「いや…愛しのエレンを見たら飛びつくと思ったんだけどねぇ…」

アニ「舌が長いのが原因かな…?」

ヒトミ「………」




ミカサ(ただの個人差…では、片付けられないとは思う…)


教官「アッカーマン、教本の72Pを起立して音読せよ」

ミカサ(舌が長いことくらい気にしてはいけない…)

ミカサ「異種族用の立体機動装置が開発された事が………」

ミカサ(舌が出たくらいで大騒ぎすることではなかった…)

教官「…ん?おい、アッカーマン、教本で顔を隠すな、聞こえないぞ!」


ミカサ(あ…あれ…おかしい…気にしてはいけないと思ったのに…)

フフ

クスッ

ミカサ「!」ドキン

ミカサ(おかしい…おかしい…)

エレン「おい…ミカサ…ミカサ?」ボソボソ

ミカサ(おねがい……)

クスクス

ミカサ「えふッ…くぅッ…」ゴプッ

ミカサ(わたしを…みないでほしい……!)

フラッ

エレン「おい!?ミカサ!?」

エレン「くそっ!教官!ミカサを救護室に連れて行きます!」

教官「…仕方あるまい、許可する」

エレン「ありがとうございます!」






ヒトミ「ミカサさん?具合はどう?」

ミカサ「う…」

ミカサ「す、少し横になった、ので、良くなりました…」

ヒトミ「体調が悪いのをさっき気がついてあげればよかったね…ごめんね…」

ミカサ「ち、ちがいます…私が悪い…です…」

ミカサ「その…目が怖くて…」

ヒトミ「!?」ガーン

ミカサ「…ヒトミ先生の目は違うから、安心して欲しい」

ヒトミ「ホッ」

ミカサ「……」


ミカサ「気にしてはいけないと思っている…」

ミカサ「けど、どんな風に人の目に映っているかを想像してしまった…」

ミカサ「怖い…恥ずかしい…」

エレン「なるほどな、そういうことだったんだな」

ミカサ「エレン!?」

エレン「俺はてっきりラミアになったのがショックだと思ってたよ」

ミカサ「それはない」

ヒトミ(診る目とは一体……)

ヒトミ「…きっと怖かったのは、現実の目じゃなくて、俗にいう自意識の目ね」

エレン「見た目を気にするとか誰でもあることだ、気にすんなよ!」

ヒトミ「それに舌はとても敏感なトコロよ」

ヒトミ「体の中にあるそれを露にするのを、裸を見られるように感じるのも分かるわ」


エレン「それにさ、お前の舌ってこんなに大きくてしなやかでさ、色も形もいいんだ」

エレン「少しは誇ってもいいと思うぞ?」

エレン「俺の舌なんて短くて、ちょっと不便なくらいだ」

エレン「しかも、なんか長い舌ってエロいしな!」b

ヒトミ「!?」

ミカサ「エロい…?///」カァァァ

ヒトミ「ま、まぁ、エレンさんみたいにこうやって自分の舌にコンプレックスを抱く人もいるのよ」

ヒトミ「だから、長くても短くても気にしちゃいけないわ」

エレン「おう!だから、一緒に悩んでいこうぜ」

ヒトミ「いつか、ミカサさんが本当の自分を、ありのままの自分を見つめられる日が来るといいわね」


ヒトミ「…でも独りで苦しまないで。辛くて、痛い時はいらっしゃい」

ヒトミ「救護室【ここ】は、いつでも開いてるから」

エレン「俺も少しは頼れよな!」

ミカサ「ありがとう…ございます、エレン、ヒトミ先生」グスッ

アニ「私もいるんだけど」

ミカサ「!?」

クリスタ「私も私もー!」

ヒトミ「!?」

アニ「ま、この世界には一人だけど、独りじゃないってことさ」

クリスタ「えーれん!」ギュ

ミカサ「……ええ。クリスタ、エレンは渡さない」

ヒトミ「一件落着…かしら」

ぎゃーぎゃーわーわー


ということで、ヒトミ先生の救護室でした
ほんへは、またそのうちということで一つ…

では、お疲れ様でした


エレン「次はなんの異種族が来るんだろうな…」

ミカサ「私達だけいればそれでいい」

アニ「そうだね、これ以上面倒事はゴメンだよ」

エレン「そうはいかなさそうな予感がだな…」



そのころ調査兵団では

ペトラ「はぁ…今日も疲れた…」

ペトラ「泥だらけで非道いわもう…」

ペトラ「それにしても、あのオルオなんなの!?」

ペトラ「『泥だらけでも俺の隣はいつでも開いてるぜ』だって!」

ペトラ「アホじゃないのかしら…」


ペトラ「あんなオルオは放っといて、水浴びでもしましょう」

ペトラ「っと、その前に水分補給しときましょうか」チラッ

ペトラ「あら、こんなところにおいしそう…?な飲み物があるわ」

ペトラ「………」

ペトラ「え~い!飲んじゃえ!」ゴキュゴキュ

ペトラ「……うぇ…なんかドロドロしてる…味は悪くないけど…」

ペトラ「…まぁ、忘れましょ!ささ、水浴び水浴び~♪」トテトテ

ペトラ「~~♪」トペトペ


ペトラ「あ…あれ…おかしいわね…」

ペトラ「今、水浴びたいと思っていたのに、凄く喉が乾いてきた…」

ペトラ「水…みず…」ペトペト

リヴァイ「…オイ、ペトラ」

ペトラ「!?」クルッ

リヴァイ「この水たまりはなんだ?お前のか?」

ペトラ「いぇ…わらひはそんなぁ…」

リヴァイ「な…なんだお前…本当にペトラか?」

ペトラ「ふぁ…?なんへへす?へーちょー…?」


リヴァイ「…これだから異種族交流は反対なんだ!」ブンッ

プニョン

リヴァイ「!?」

ペトラ「みずー…みぃーずぅー……」ズルズル

リヴァイ「………」

リヴァイ「クソメガネ奇行種ぅ!!!!」ダダダダ

打って変わって訓練兵団

エレン「急に料理するだなんてどうした」

ミカサ「そんなことより、これを味見して欲しい」

エレン「少しは聞けよ……む…」

エレン「これは、何のつもりで作ったんだ?」

ミカサ「芋のスープ」

エレン「あまりにも薄すぎじゃねぇか?」

エレン「茹でた芋の残り湯みたいになってるぞ」

ミカサ「え」


ミカサ「おかしい…サシャが羨むぐらいには芋を入れたはず…」

エレン「なんにしても、味見をしろよ…」

ミカサ「うう…味見…私の辞書にはない言葉だ…」パカッ

ミカサ「………」

???「………」

ミカサ「ッ!?」バッ

エレン「どうしt…」バシャァ

ミカサ「がぼッ!?ごぼぼぼぼぼ!!??」

エレン「ミカサァー!?顔になんかついてるー!?」




ミカサ「うーん…うーん…」

アニ「ミカサを倒すなんてなかなかの手練のようだね」

エレン「奇襲だけどな」

アニ「まぁ、ミカサはああだけど、アンタは安心しなよ…」

エレン「?」

アニ「私が…守って…やるから…さ…///」ボソボソ

エレン「尻すぼみはやめろ」


エレン「全く、尻はデカイくせに肝心なことは聞こえないように話しやがって…」

アニ「なんか言ったかい…?」

エレン「いや、なんでも…」

クリスタ「なにしてるの?エレン」

エレン「ん?ミカサのタオルを変えてやろうと思ってな」

エレン「今、水を絞っt」

ド バ ッ

エレン「!?」

ズモモモモ

アニ「伏せなッ!!」


アニ「コイツには指一本触れさせないよッ!シッ!!」ヒュパッ

エレン「超木質ブレード!」

むにょん

アニ「!?」

アニ「ち、ちょっと待つんだよ…!歯が立たないよ!?」

エレン「ダメくせぇ!」

エレアニ「ぬわーっ!」


風呂場

エレン「えらい目にあった…」

エレン「しかし、このご時世に水を自由に使っていいもんなのかぁ?」

エレン「風呂場とか言ったか?お湯や水を出し放題だ」

エレン「アルミンが見たら腰抜かす技術だろうなぁ」

エレン「しかし、あのふにょふにょの生物はなんだろうか…」

エレン「前知識で本読んだ時見たような記憶があるんだよなぁ」

エレン「す…す…ス…スラ…」


エレン「そうだ!スライムだ!」

エレン「確か…特性はほぼ水の体…知能は低めだが模倣が出来る…個体によっては姿を取ることが出来る…」

エレン「だったか…もしかすると、水が欲しいのかもな…スープといい、タオルといい」

エレン「だとすると、ここは良くない…か?」ポチャン

エレン「………」

ゴゴゴゴゴゴゴ

エレン「おい!?やめろよ?オレを取り込んだどころでな、誰も得しないんだぞ?」

ビュルン

エレン「ぬおっ!?ち、ちょっと勘弁して欲しい!?ぬぎゃー!」

ぷるるんっ

エレン「………」

エレン「………え」

エレン(人型になったぞ?女か?全裸だし)

ずいっ

エレン「!?」

エレン(近いんですけど!)

ぎゅうううう

エレン(抱きつかれ…!?胸が!柔らかい何かが!)

もにゅもにゅ

エレン「て、敵意はあまり感じられないな…」

エレン「もしかして、友好的なスライムなのか?」

エレン「し、しかし、この感覚はなんともヘンな気分になるな…///」

とぷん

エレン「」

エレン「がぼぼぼぼッ!ごぼぼぼッ!!(油断したっ!!!取り込まれた!!!)」


今日はこれにて
お疲れ様でしたぁ


エレン(ぐおおおお!かなり命の危険!!)ガボボボ

エレン(人の形をとれるんだから、オレの考えを読み取ったりは…!)モモモ

???「?」

エレン(ダメみたいですね)

エレン(かくなる上は…イチかバチかだ!風呂に突入する!!)

ザパァン!

エレン「ぶはぁッ!はぁ…はぁ…久しぶり、酸素…」

???「? ?」

エレン「薄まって動けないだろ。ちょっと大人しくしとけ…全く」

食堂

アニ「全く、よくやったねぇ、アンタ」

ミカサ「エレン、すごい」パチパチ

エレン「いや、実際殆ど賭けだったけどな、ヘタしたら超大型巨人みたいになってたかもしれないし」

エレン「まぁ、ミカサのスープがヒントだったな」

ミカサ「それなら、これからあのスープを得意料理にしよう」

エレン「なんでだよ…」


エレン「しかし、あのスライムはなんて名前なんだろうな」

ミカサ「え?」

エレン「だってよ、一度人型になったんだけど、オレを真似するんじゃなくさ」

エレン「予め用意してあったかのように別人になったんだぜ?」

アニ「へぇ…男性かい?」

エレン「いや…女で胸がでk」

ミカサ「え?」

エレン「う…なんでもないぞ」


ちょんちょん

エレン「ん?どうした?」

クリスタ「ペトラ、ここに置いてあげようよ!」

ミカサ「ペトラ?」

アニ「誰だい?」

クリスタ「私が名前付けたの!ペトペト歩いてて、裸だから、ペト裸!」

エレン「なんつーネーミング…で、どれだよ」

クリスタ「ほら!」

ペトラ「?」

エレミカアニ「お前かよ!」

翌日

エレン「それじゃ、行ってくるわ」

ミカサ「嗚呼、エレンなぜあなたはエレンなの?」

アニ「今生の別れじゃないんだから…でも、早めに帰ってきて欲しいんだけど…///」

クリスタ「ばいばーい!最後は必ず私に帰ってきてねー!」フリフリ

エレン「」ズルッ

エレン(ペトラ・ラル…それがあのスライムの本名だ)

エレン(キース教官に尋ねると、本来調査兵団の団員らしい)

エレン(ペトラさんは何故か俺達の部屋に居着いてしまったので、それを報告へと)

エレン「調査兵団本部に向かっているわけなんだけど…」


??「う、うわああああああ誰か止めてくれえええええええ!!!」ガラガラガラガラ

エレン「なんかすごい勢いで車いすが暴走してる!?」

??「下り坂で勢いが付きすぎてしまったんだぁぁあああ!」

エレン「え、今の聞こえてたの?」

??「だれk……ま、マズイ!!壁が!」

エレン「ええい!ままよ!」ダッ

どんがらがっしゃーん


??「くっ…(これはもう死んだか…)」

エレン「いつつ…」

??「……」

エレン「あいつらとはまた違うこの感触…」フニュ

??「だ、大丈夫か!?衛生兵を呼ぶか!?」

エレン「い、いえ…問題はないです…訓練生ですし、いつものことですから…」




??「危ないところを助けてもらったな、本当に有難う」

エレン「いやいやそんな…」

リコ「おっと、申し遅れたな、私はリコという者だ」

エレン「おっとこれは丁寧な…い、いや!それどころじゃなくてですね」

リコ「?」

エレン「ちょっと調査兵団本部に行かなくてはならなくてですね…」

エレン「なんというか、場所が…」

リコ「ああ、それなら、分かるぞ」

エレン「本当ですか!?」

リコ「先ほどの礼だ、案内してやろう」

エレン「ありがとうございます!」






エレン「で、ここは…」

リコ「//////」プルプル

リコ「す、すまない…私は思いの外方向音痴だったらしい……///」カァァ

エレン「ま、まぁ、気長に行きましょうか…(これはあの三人にボコボコか…)」

別なところで

ミ??「おい!あいつはどこに行ったんだ!?」

?ア?「そんなの知るわけ無いだろう!」

??ツ「早く探しだせ!!」

夕方

リコ「こ、ここだ!ここが調査兵団本部だ!」

エレン「や、やっと着いたか…丸1日かかった…」ゼェゼェ

リコ「どうだ?これで恩は返せただろう?」ドヤァ

エレン「仇になってますけどね」

リコ「」

ペトラ「#」ペトペト

エレン「ペトラさん!?」

リコ「?」


ペトラ「##」イライラ

エレン「あれ、なんで怒ってんの…?」

ペトラ「###」

エレン「水か…?」

ペトラ「」ガバァ

リコ「きゃっ…!」

エレン「させるかッ!必殺、超硬質箱!水分は一滴も漏らさないぜ!」

ペトラ「~~ッ!~~ッ!!」バシャバシャ

エレン「流石に慣れたぜ…」

リコ「」ドキドキ



エレン「……というわけだったんだよ」ボロボロ

アニ「なるほどねぇ…?」

ミカサ「不毛…」

エレン「」

クリスタ「?誰か来たよ?」

ミタビ「駐屯兵団所属、ミタビ・ヤルナッハだ、エレン・イェーガーはいるか?」

エレン「ハッ!自分がエレン・イェーガーです」ドンッ


ミタビ「どうしてそんなにボロボロ…」

エレン「支障ありません!」

ミタビ「そうか…ならいい」

ミタビ「それでだな、お前は随分と異種族に詳しいようだが?」

エレン「ハッ!まだまだ若輩者ではありますが勉学中です」

ミタビ「そうか、それは心強いな」

ミタビ「あいにくうちの兵団では、その方面に強い奴はいなくてな…」

エレン「話が見えませんが…」


ミタビ「見えるように話してたんだが…まぁ、急くな」

ミタビ「入って来い」

ガラガラ

エレン「リコさん!?」

リコ「また会ったな、イェーガー」

ミタビ「まぁ、端的に言うと、暫く預かってくれ」

リコ「駐屯兵団所属精鋭部隊班長のリコ・プレツェンスカだ」

リコ「暫く厄介になるぞ、イェーガー…いや、エレン♡」

エレミカアニクリ「え」

ペトラ「♪♪」フニョフニョ


マズイ、普通に3巻読んじゃったよ…
今回はこれで終わりです
また次回 お疲れ様でした


リコはどんなモン娘なんだろう

>>77
はっ、描写を忘れていました。ありがとうございます




エレン「異種族と言っていましたが、リコさんは一体なんの種族…」

リコ「それが分かったら苦労しないんだ」ピチピチ

エレン「!下半身が魚みたいになってるぞ!」

エレン「ある意味ミカサと被ってる…いや、そうじゃない」

エレン「半人半魚…どこかで……確か…海に住んでる種族だったか…?」

リコ「どうだ?なにか分かりそうか?」

エレン「まー…マー……マーメイドか!」

リコ「マーメイド…」


エレン「でも、海なんて壁外にしか無いとか…」

リコ「海ってなんだ?」

エレン「しょっぱくて超でかい水たまりですかね」

リコ「ふむ…」

エレン「でも、この環境下だ、ただの水でも大丈夫だと思うんですけどね」

リコ「試してみるか…ミタビ」

ミタビ「わかった」

翌日

エレン「風呂場の脇に水深15mの池みたいなのが出来た」

リコ「済まないな、ミタビ」

ミタビ「お前の為だ、気にするな」

リコ「しかし、こうなってしまうと、兵団にはいられないか…」

リコ「自分で満足に歩くことも出来ないしな…」

エレン「…それは」

リコ「人々の為に頑張ってきたのになぁ…」

エレン「…オレが足になります」


リコ「え?」

エレン「どこへ行くにもオレが立体機動装置で連れて行きますよ!」

リコ「ははは、気持ちは嬉しいが、それは難しいと思うぞ?トリガーが引けないしな」

エレン「うぐぐ…」

リコ「でも、そうだな、逆に考えれば、水があればどこでもいいんだ」

リコ「河川の安全を取り仕切ってみようかな」

エレン「そ、それがいいと思います!」

リコ「ふふっ、有難うな、エレン」ニコッ

エレン「……ッ!い、いえ!///」カァァ


という形で
行き当たりばったりは良くないですねぇ…
それでは、また次回

ある日

ミカサ「クリスタ、エレンはどこへ行った?」

クリスタ「んー?知らないよー」

ミカサ「長時間帰ってきてない、心配だ…」

ペトラ「~♪」ペトペト

アニ「アンタら、なに運んでんのさ…」

クリスタ「え?だって、外に色々落ちてたんだもん」

アニ「落ちてたって何が…」

クリスタ「ほら、これ!食べ物!」

ミカアニ「ファッ!?」


ミカサ「アニ!エレンは何の用事を済ませに行った!?」

アニ「買い出し…!」

ミカサ「これは誘拐と考えるのが妥当!」

アニ「た、確かにそうかもしれないけど、早計じゃ?」

ミカサ「居ても立ってもいられない…!削ぐ!」ダダダダ

アニ「ちょ、ちょっと待ちなよ!」タッタッタッ

クリスタ「行っちゃったねー、ペトラー」

ペトラ「~?」フニョン

どこか



エレン「ん………」

エレン「…あれ……なんでオレは、逆さ宙吊りになってるんだ…?」プラーン

エレン「適性チェック以来だな…これ……」

エレン「というか…買い出しに出かけてそれから…」

???「あれ?起きたの?てか、起きてると顔こわーい」

???「寝顔の方が可愛かったわぁ♡」

???「それにしても、捕まえただけで気絶だなんて、人間って本当にヤワだねぇ」

???「蝶々の方がもっと藻掻いてると思うけど…」


ヒッチ「初めましてぇ…私はヒッチ」

ヒッチ「ラストネームは捨てちゃったから、ヒッチ・アラクネラとでも好きに呼んでね」

ヒッチ「アラクネを見るのは初めてかなー?ねぇねぇ?怖いでしょ?ふふ…怖いかー?」

エレン「あー…そうだな、初めましてだな」

エレン「頭に血が昇りすぎてるんだ、降ろしてくれると助かる」

ヒッチ「ず、随分余裕そうじゃない?拉致は初めてじゃないの?」プツン

どぐしゃぁ

エレン「ごああああ!」

エレン「いつつ…ま、まぁ、2回目だったか…な」


ヒッチ「その気力がいつまでもつかなぁ?」プルン

エレン「!?」

ヒッチ「試してあげちゃおうかなー?」チラリ

エレン(乳首!?)

エレン「ぐああああ!(かなりキワドイ!ミエテル!)」ズルズル

ヒッチ「あれ?(な、なんか痛そうなんだけど、落とし所悪かったかな…)」

ヒッチ「…なんか予想と違うなぁ」

ヒッチ(異種族集めてハーレム築いてる奴だって話だから)

ヒッチ(チラッと見せたら化けの皮が剥がれるかと思ったんだけどなー)

ダンダンダンッ!!

憲兵「誰かいるのか!?」バタン

憲兵「……」

憲兵「なんだ誰も居ないか…この倉庫から物音がするって通報があったんだが…」

憲兵「にしても、くらいなぁ…こわいなぁ…」

ヒッチ「………」ギュゥゥゥ

エレン「…///」モニュモニュ

ヒッチ「屋上まで来てみたけど…また情けないのが来たなぁ」

憲兵「うわっ!!蜘蛛の巣!!キモッ!!」

ヒッチ「ダメだよー?声だしたら。もし、助けとか求めたら…」

ヒッチ「……」


ヒッチ「…チョット…ナニ硬くしてんのさ…///」

エレン「うわああああ!ばれたあああああ!!」

ヒッチ「うるさ…ちょっと黙ってよ!」

エレン「クモノイトもがもがもがぐ9えgこfdかおgれ」

憲兵「だ、だれだぁ!!!」

ヒッチ「おおっと…危ないなぁ…」ムニウウウウウ

エレン「//////」

ヒッチ「ちょっと、更にカタクなってるじゃないのさ…///」ツンツン

エレン「/////////」

ヒッチ「…♡」ゾクゾク

ポイッ

エレン「!!!??」

エレン(落ちる!?マズイ!!!)ガチン

エレン(ぐおおお…ここは地獄か…?この咥えてる糸が唯一の命綱だなんて…!)

ヒッチ「おお~、良く離さなかったねぇ、えらいえらい」ナデナデ

エレン「らッらりふんらッ!?」

ヒッチ「さ、お邪魔虫も帰ったことだし…」

ヒッチ「いい?君は今、この糸と口だけで全体重を支えてる訳さ」

ヒッチ「だからもし、離したりしたら…」

エレン「ら…らんれこんらことしゅるんら…!」


ヒッチ「あんまりにもオイタがすぎるんだよねぇ?」ヌギッ

ヒッチ「だから、オ・シ・オ・キ♡」プルン

む に っ

エレン(ぐあああああ!豊満重点!!)

ヒッチ「どう?重いかな~?」モニュ

エレン「ひや…!おほいっへいうは…!!」

ヒッチ「おやおや?結構頑張り屋さんだねぇ?ガマンなんてしなくていいのに…♡」ムニュムニュ

ヒッチ「じゃあ、これはどうかなぁ?」カプッ


エレン「耳ッ!?」

ヒッチ「んっ…」チロチロ

エレン「ホアッ!ホアアアアッ!!?」

ヒッチ「んん……」チュクチュクチュク

エレン(中!挿入ってる!だ、ダメだ…力が抜けて…)ゾクゾク

エレン(しかし、離すわけには!!)ガチン ブチン

ヒッチ「あ」

あああああああああああああああ


エレン「………(危なかった…地面スレスレだ…)」

ヒッチ「へぇ、私の糸を噛み切るなんて凄いじゃぁん!」

ヒッチ「カタイのは君の下のブレードだけじゃなかったんだねぇ♡」

ヒッチ「ちょっとヤリすぎちゃった…♡(こんな気持、初めて…♡)」ゾクゾク

エレン「と、ところで、ヒッチ…だったか、なんでラストネームがないんだよ」

ヒッチ「…あんな奴ら…捨てたのよ」

エレン「捨てた?」

ヒッチ「自分の娘なのに、こんな下半身になったら、引きつった顔ばかり浮かべて」

ヒッチ「私が歳を重ねるごとにそれは如実に出てきた」

ヒッチ「挙句の果てには、私を家から出られないようにして…」

ヒッチ「殺そうと…」


エレン「そ、それは…(ミカサの時はそんなのなかったぞ…)悲しいな…」

ヒッチ「…ッ!」ドッ

エレン「!?」

ヒッチ「言っておくけど…私は同情して欲しいワケじゃない」

ヒッチ「のうのうと暮らしてる人間の形をしてる人間がうんざりなだけ」

ヒッチ「形が違うだけで元は私も人間だったのに…!」

ヒッチ「それに、君の下半身がはんのうしてるのも、上半身だけでしょ?」

ヒッチ「下半身は生理的嫌悪感の塊に違いないでしょ」


エレン「…いや、なんつーか、その……」

ヒッチ「なによ、言ってみなさいよ」ウルウル

エレン「その脚は、実際艶かしいと思う…」

ヒッチ「………」

エレン「………」

ヒッチ「え、ナニ、ヘンタイ?」

エレン「な!?」

ヒッチ「こんなこと言っといてなんだけど、クモの脚に欲情とかレベル高いと思うけど」

エレン「べ、別に、クモの脚に欲情してるわけじゃないけど!?」

ヒッチ「溜まってるの?ヤってく?あ、童貞?」チラッ

エレン「どどどどど童貞ちゃうわ!!」


エレン「じ、冗談はさておいてだな…」

エレン「なにやら変な先入観があるみたいだけどな」

エレン「オレは異種族っていう壁を作って人付き合いしてるわけじゃない」

エレン「何を試してるかは知らねぇが、無駄だぞ?」

エレン「オレに嫌われたいなら、諦めろ」ニカッ

ヒッチ「……」ドキッ

ヒッチ「な、なにぃ~?「諦めろ」キリッだって~」

ヒッチ「ある意味すっごいカッコ悪いよ?それ~///」

エレン「うるせぇ!」


ヒッチ「親にもそんなこと言われたことないよ…」ボソッ

エレン「え、なにか言ったか?」

ヒッチ「んーん、なんにも。」

ヒッチ「それより、君、気に入っちゃった♡名前、なんていうの?」ムニュウ

エレン「///…エレン・イェーガーだ」

ヒッチ「エレン・イェーガーね…」

ヒッチ「じゃ、今日から私は、ヒッチ・イェーガーね!♡」

エレン「は!?」

ザンッ

ヒッチ「おっと、危ないなぁ」モニュウウウ

ミカサ「貴様、エレンに何をしている」ギロッ

アニ「関心しないねぇ…」ギロッ

エレン「ミカサ!?アニ!?どうしてここに!?」

ミカサ「あまりにも遅いから迎えに来た」

アニ「あんまり心配させるんじゃないよ全く」

ヒッチ「さ、私が二人の愛の巣を作ってあげるから、この二人の居ないところに行こうか♡」

ミカアニ「削ぐ!」

ヒッチ「まぁ、怖い!さ、あっちいこ!エレン…いや、ハニー♡」

ミカアニ「」


ということで、今回はこれで終わり
やっと全員出せました
当初は、ミカサ(ミーア)クリスタ(パピ)アニ(セントレア)サシャ(スー)ミーナ(メロ)ユミル(ラクネラ)
だったんですけどね

予想されたら、変えたくなっちゃう(天邪鬼)

正直、次のネタやったらもうネタ切れなんだけどどうしよう

それではお疲れ様でした


思えば、ミカアニの足音おかしかったな
脳内補完オナシャス!

技工室

エレン「なぁ、オレ達こんなところに呼び出されて、今から何するんだ?」

ミカサ「私にもわからない…」

エレン「だよなぁ。オレだけだったらまだしも、全員なんてな」

????「や、やぁ、みんな、今日来てもらったのは他でもないんだ」

エレン「その声は…あるみn……!?」

ミカサ「アルミン!?その前髪は!?」

アルミン「え、えぇとね、拠ん所ない事情でね…」

エレン(こいつは、アルミン・アルレルト。オレの親友だ)

エレン(しかし、今日に限って、なんだか影がある)

エレン(いや、髪だったか)


アルミン「そんなことより、本題に入ろう」

アルミン「君たちの、異種族専用の立体機動装置が完成したんだ!」

エレン「何!?それは本当か!?」

アルミン「ああ、勿論さ!早速、ラミア用がこれなんだよ」ガシャ

エレン「おお?俺たちのとはだいぶ違うな」


アルミン「ラミアはその体躯から、空を飛ぶことはほぼ不可能と判断したんだ」

アルミン「でも、跳ぶことは出来る。その下半身をバネのようにしてね」

アルミン「だから、推進装置のガス射出を横ではなく、下にしたんだ」

アルミン「所謂、跳躍力上昇だね」

アルミン「そして、ワイヤーを巻き取らないと噴出出来なかったガスをトリガーで出来るようにした」

アルミン「臨機応変な対応と、その装置で、地面からの跳躍はおよそ40mに達する」

アルミン「そして、蛇ということを考え、地中進撃のブレードを開発した」

アルミン「本来4本×2のブレードを1本×2にし、残りの空きに鉤爪状のブレードを装填」

アルミン「これで、ミカサは、空だけじゃなく、地中からも戦えるようになったんだ!」


アルミン「次は、クリスタだね」

アルミン「クリスタは、翼を持っていて、自由に飛ぶことが出来る」

アルミン「これは、ガス消費のない立体機動装置と同然だ」

アルミン「しかし、訓練での事を鑑みるとクリスタは自分で飛ぶことは出来ない」

アルミン「高いところから降りるように飛ぶことはできるけど、地面から飛ぶことは出来ない」

アルミン「その事を考え、クリスタには、飛ぶきっかけを与えるような起動装置にした」

アルミン「こちらも、ガスの向きを変え、完全な横ではなく、斜め下にしたんだ」

アルミン「助走をつけるということだね」

アルミン「ワイヤーは、クリスタの手が翼だから、射出は出来ない。ので、その分ガスとブレードを積んだ」

アルミン「当然、ブレードも改良してある」

アルミン「今までは、剣の様なイメージだったけど、クリスタに限っては、そうではないんだ」

アルミン「刃の形状を直線から、湾曲させたシミターにし、鋒両刃造」

アルミン「これを翼に影響がでないよう装備し、後は掻っ切る」

アルミン「簡単だ!」


アルミン「次はアニ…といっても、アニはエレンの馬になってあげてね」

アルミン「換えのガス、ブレード、パーツなど」

アルミン「馬では運ぶことしか出来なかったけど、アニは人馬一体」

アルミン「考え、喋り、伝えることが出来る」

アルミン「普通の馬には出来ない柔軟な対応ができる」

アルミン「アニの場合は立体機動装置ではなく、直線起動装置だ」

アルミン「単純な加速装置だね」

アルミン「一番危険な地上だ、生存率を上げることが重要だからね」

アルミン「でも、出来ることなら、脚を斬ったりしてサポートしてあげてね!」


アルミン「次は、ヒッチだ」

アルミン「ヒッチは、アラクネ。糸を自在に出せる」

アルミン「立体機動装置でいうワイヤーだね。それが沢山だ」

アルミン「ただ、その体から、糸を使った高速移動はかなり難しい。当然、技術だとは思うけど」

アルミン「だから、ヒッチには市街地戦等で役立つであろう、トラップを仕掛けてもらう」

アルミン「クモには様々な攻撃がある、投縄みたいに投げたり、センサーとして使ったりだ」

アルミン「僕としては、これは守りではなく、攻めだ」

アルミン「全ては、巨人の行動を制限させるもの」

アルミン「それに、そのサイズで繰り出される蜘蛛の糸は超強力…人間ではほぼほぼ脱出は不可能」

アルミン「その糸を上手く使えば、ブレード代わりにもなるだろう」

アルミン「だからヒッチには、ワイヤーを除いたクリスタと同じような起動装置になった」

アルミン「まさに影の立役者みたいな働きになると思うよ!」


アルミン「と、ここまで語ってきたものの、巨人が異種族を敵対種族として認識するかどうかはわかっていない…」

アルミン「認識されるのなら、これらは役に立つけど、されないなら、宝の持ち腐れだ」

アルミン「これらの謎が解明されるのは、エレンにかかっているよ!」

エレン「………」

アルミン「エレン…?」

ガシッ

アルミン「ち、ちょっと…エレン、頭なんか掴んで何を…」

バサァッ


アルミン「!?!?!?」

エレン「おお、立派なモノアイだな、アルミン」

アルミン「………」

エレン「アルミン…?」

アルミン「ふにゃぁ~…」バタッ

エレン「あ、あるみぃぃぃん!!」


ミカサ「エレン、いきなりヴェールを外してはだめ。神父の言葉があってから」

エレン「何言ってんだよ。それにしても、いつからアルミンはモノアイになったんだ?」

ミカサ「全然気が付かなかった…」

アニ「アンタらが普段気がつけなかったんだ、私らには当然無理だね」

クリスタ「お目目ぱっちりー!」

ヒッチ「というか、コイツ、私の目には女にしか見えないんだけど」

エレン「アルミンは男だぞ?」

ヒッチ「いや、女だって、ハニー」

ミカサ「削ぐ」


ヒッチ「だって、ほら♡」ペラッ

エレン「!?」

ミカサ「谷間!?」

ヒッチ「おおっと、めくりすぎた…」ペロロン

エレン「!?!?」

アニ「なんにもないね…いや、あるにはあるけどさ」

ミカサ「なんてことだ…なんてことだ…」

クリスタ「エレンハーレムに拍車がかかるね」

アニ「そうだね…え…?」

クリスタ「んー?」ポカン


今回はこの辺で

お疲れ様でした

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