戦艦レ級「こんにちわ、死ね!」 (70)

キャラ崩壊とか駄文とか注意



レ級「あっはははははは!!テメェらみーんな、食い散らかしてあげるよ!!!」


なんでこんなところにレ級が!?

全力で撤退だ!アレはマズい!!

提督!レ級の攻撃を避け切れません!!

大破した艦は置いていけ!!自分たちが助かることを考えろ!!

そんなっ……!?でも!!

私は大丈夫だから、先に逃げて。

…っ!!ごめんね…ごめんね…



レ級「あは、あはは……はぁ…」


「ねえ、今どんな気持ち?」

「хуже всего…最悪だね」

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レ級「ふぅん。ボクは最高の気分だよ、誰かの不幸は蜜の味ってね」

響「…沈めるならさっさとしてくれないかな」

レ級「ずいぶんと冷静だね。沈むのが怖くないの?」

響「時間を稼げただけマシさ。こんな世界、もう悔いはない」

レ級「…自分を捨てる提督はどうでもいいって?」

響「私の魂は前代の司令官に捧げたんだ。あんな最低なヤツ…」

レ級「知ってるよ。捨て艦にクルージング、他にも…酷いよねぇ」


レ級「ま、原因は全部ボクなんだけどねぇ…あはは」

響「原因?」

レ級「ボクが所構わず暴れだしたから」

レ級「そのせいで前代提督も死んだ」

響「っ……」

レ級「おーそんなに睨まないでよ。怖い怖い」

レ級「ボクはね、艦娘を沈めたりしない。食らうんだ」

響「……意味がわからんぞ」


レ級「雷に電に、えっと…暁、だっけ?」

レ級「そいつらを食ったのも、ボク」

響「!?…貴様っ!!」

レ級「雷だっけ?あの子はおいしかったなぁ」

レ級「いざ食らうッ!って時の顔、どんなだったか知りたい?」

響「黙れ…」

レ級「やっとアイツから解放されるって、至福に満ちた顔」

レ級「笑っちゃうよねェ、前代提督に尽くしたことで有名な雷が」


レ級「現提督さんにはアレだったもの」

響「黙れッ!!!」

レ級「他にもいろんな戦艦や駆逐艦を食ったなぁ」

レ級「ビックリだよね、今じゃ英雄の長門や死神の雪風が量産されるんだもの」

響「貴様は今まで…どれだけの仲間を…!!」

レ級「あははっ!そんなの覚えてるわけないじゃん」

響「っ……」ギリッ

レ級「そのまま返すよ。君たちは今までどれだけの艦を犠牲にしたのかな?」

響「そっ、それは…」

レ級「敵に対抗できずに大量の艦娘を投入して」

レ級「どれだけの艦娘が犠牲になったんだろうね?」

響「う……」

レ級「あは、ボクとしてはお腹いっぱいで願ったり叶ったりだぜ」


レ級「まあそうなるように仕向けたんだけど」

レ級「まあ勝手に暴れたおかげでさ、深海凄艦からも疎まれちゃって」

レ級「おかげで独りで寂しいね。食事も自分で探しに行かなきゃいけない」

響「…雷や電、暁や他の仲間たち…そして私がその食事か」

レ級「そそ。さてさて、そろそろ頂きますかね」

響「…姉妹の仇に食われるのならただ沈むよりマシだな」


レ級「いっただきまーす♪」



レ級「…と思ったけど、やめた。君はそのまま食ってもマズそうだ」

響「…どういう、つもりだ」

レ級「姉妹を、仲間を食らい続けたボクに生かされる。そんな君を食らいたい」


レ級「あっはっはははははっ」

響「…こいつは…狂ってるのか……?」

みたいな感じでまったり行きます。レ級ちゃんかわいいよ

レ級「艦娘ってのも不便だねぇ。自殺すらできないんだもの」

響「…兵器に勝手に死なれたら困るだろう」

レ級「あはは。人間からしたら合理的なんだろうねぇ」

響「昔はどうだったか知らないけど、今じゃただの人間ベースの生物兵器さ」

レ級「ふぅん。ところで、さ」



戦艦ル級「裏切リ者…見ツケタ……」

戦艦タ級「深海凄艦ノ、恥…」


レ級「ボクあいつらに嫌われてるって言ったけど、不死鳥ちゃんどうする?」

響「……」

レ級「返事は貰えない、かぁ。流れ弾にだけ気をつけてねぇ」

ル級「照準ヨシ……全門斉射!」ズドオォオン

タ級「逃ガサナイ…」ドゥンドゥゥン


レ級「あはっ♪」

ドオオォオン!!ゴゥウウンン…!!


タ級「自分から突っ込んで行った!?」

ル級「…ヤツハ根ッカラノ戦闘狂ダ……」

タ級「次ハ急所ニ当テル!」


レ級「あはっあはは。殺っ、殺す…殺すッ!!」



タ級「ッァアアアア!!」ズダァアン!!!

レ級「ぐっ!?」ドゴォオオォォン!!!!

タ級「…ヤッタカ……?!」

ル級「ッ!?油断スルナッ!!!」



レ級「痛いなぁ……でも、悪くない」


レ級「死ねェええッ!!!!!」ガッ…


ズガァアアァァアンンッ!!!!!!

タ級「ガ……グ……」ゴギ…

ル級「零距離射撃…!?可能ナノカ、アンナ無茶ナ!!」


レ級「あはっ♪そんなぬるい砲撃じゃ、ボクは倒せないよ!」

ル級「タ級ッ!逃ゲ…」


ゴオォォオオン…!!


タ級「ゴガッ……ッ!!」

ル級「タ級!…貴様ッ!」


レ級「かかってきなよぉ…殴り合いは得意でしょ?」

ル級「ッ……望ミ通リ…塵ニシテクレルッ!!」ギリッ


ル級「ゥアアアァァアア!!!!!」ズガァン!!ドガゥゥンン!!

レ級「あは、は、アっははハっははッ!!!」ドゴォオオンッ!!!


レ級「砲撃戦ってのはこうじゃないとねェえ!!」ガァァン!!

ル級「アアァアァアアッッ!!!」ズダアン!!ドガアァ!!

ル級「クッ……カハッ…」ビキッ…

レ級「あはぁっ…ボクの勝ちだねぇ…♪」ボロッ


レ級「それじゃあ……さ」

ル級「アッ…ヤ、ヤメッ…!」


レ級「いただきます♪」

尻尾「グゴオォォオォ……」


ル級「ア゛ッ…!ガッッ」バキッ ゴリッ

ル級「ア゛ア゙ッ……ヒギッ!ァ…」ゴキゴキッ ブチッ ベキィ

ル級「ン゛ンンア゛アァ゛アッ゛!!!」バリッガリガリ…メ゙ギッ…


ゴクンっ。


レ級「…やっぱり深海凄艦は生臭くてマズいや」

レ級「でも、そこでくたばってるタ級ちゃんも弾まで残さず食べてあげないと…」


「ね?」ニコォ…



響「うっ…ぷ……」

響(なんだ…ッこの、目を閉じても、耳を塞いでも、脳に直接こびりつくようなッ…)

ゴリゴリッベキッ ゴギリッ

響(ただひたすらに気持ち悪いッ?!)

メキョッ バギッガギィ

響「うげぇぇ……」


レ級「あははっ…♪」

戦闘シーンは適当 レ級の尻尾(?)は絶対艦娘を食いちぎるためにある(真顔

『新たな仲間が進水したようだ、楽しみだな』

『新しい艦が進水したってー』

『……型…番艦です!どうぞ、宜しくお願い致します!』

『出撃します!続いて!』

『修理、ちょっと時間がかかるかも。ごめんね』

『みんな…ご無事ですか…?なら…』

『…ああ、もう何も…何も見えない……』


『新タナ深海凄艦ダト?』

『アラユル艦娘ノパーツヲ継ギ接イダ』

『我々ニ優ルトモ劣ラナイスペックダ』

『我々ハ深海凄艦…深淵ヘト導クモノ…』

『あの敵艦…どこかで?』

『私モイツカ…アノ青イ海ノ上ニ…』

『主砲、斉射、始めぇ!』

『マタ…沈ムノカ…?』

『徹底的に叩き潰せッ!!』


『ボクは…一体何者なんだろう』

『ソンナコトヲ考エル必要ハナイ』

『オ前ハ戦ウタメダケニ作ラレタ』

『あれは小さくも強大なる悪魔…』

『イラッシャイ……歓迎スルワネ…』

『あははっ戦うのって楽しいねぇっ』


『なんで?なんのために?』

『戦うのは、楽しい。艦娘を食らい潰すのも』


『なんで戦うんだろう』

『知ってる。あの人もあの旗艦の子も…誰だっけ』

『懐かしい場所、大好きだった仲間達。だけど……なんで?』


『奴だ!砲撃戦を開始しろ!』

『まだ何もしていないのに』

『運がいいぞ!あいつは単艦だ!!』

『撃ち方…始めっ!』

『敵艦発見!全砲門、開け!』

『どうしてボクに砲を向けるの』

『アウトレンジで…決めます!』

『逃げても無駄よっ!』

『沈めぇえッ!!』


『嫌だ沈みたくない嫌だ嫌だなんでなんで沈みたくないどうして嫌だ』

「ぁぁあああぁッぁああああ!!!!!」

響「…ずいぶんとうなされていたね」

レ級「ハァっ…ハァっ……なんで、いるの…」

響「誘拐紛いのことをしたのは君だろう」

レ級「…ああ、うん。そうだった。不死鳥ちゃんを攫って行ったんだった」

響「本当に大丈夫か?」

レ級「昨日までとずいぶん態度が違うね」

響「そりゃあんなのを聞かされたら、ね」

レ級「うそ、どのくらい聞いてたの」

響「まあ、半分くらい、かな」



響「君も独りだったのか」

レ級「……別に」

響「心配しなくてもいい。どうせ私に帰る場所もない」

レ級「なんの心配よ」

響「今なら雷の言ってた『ダメな人ほど世話を焼きたい』っていうのがわかるな」

レ級「それどーいう意味かな?」


響「…匂いがね、したんだ」

レ級「はぁ?」

響「昔、沈んだ、仲間の」

レ級「…ふぅん」

響「まあはっきり言って、私は君のことが苦手だ」

響「何を考えているのかわからないし、戦闘狂だし、…艦を食うし」

レ級「………」

響「でも」

レ級「でも?」


響「嫌いじゃない」

レ級「……あり、がと」


響(昨日とまるで別人だな…)


レ級「ところでお腹すいたなー。サクっと艦娘でも食らいにいこうかなぁ」

響(…訂正、まったく変わらなかった。なにがサクっとだ)

なおこの後響の説得により補給艦から物資の強奪になったようです

大量の書きたいことと遅筆が重なってる残念な現状
あとついでにシリアス脳こじらせてるのどうにかしたい

レ級ちゃんを優しく迎えてくれるのは海鳥達だけじゃないから(震え声)

頭痛薬飲んでちょっと寝たらだいぶよくなったんで書き溜めてた分は投下します
みんなも体調管理には気をつけようね

中佐「…続いてレ級に関する報告に移ります」

大将「ああ、よろしく頼む」

中佐「極最近、レ級の出現に際して謎の駆逐艦が同行しているようです」

少将「仮称は駆逐ヴ級、だったか」


響『私は…いや、拙者は謎の駆逐艦ヴ級にござる』

レ級『クッ……正体隠すにしてもそれってどうなの』

響『ごめんやっぱなんでもない。マントと仮面だけで充分だ』

レ級『ホントはボクと同じ格好させたいんだけどねぇ』

響『それだと装甲の意味がなくなるよ…』

中佐「それに合わせてレ級の行動パターンもかなり変わってきています」

中佐「以前は一貫性のない不規則な出現でしたが、最近は輸送系が中心となってます」

中佐「また、こちらの艦隊と接触しても大破以上の攻撃をしてきません」

少将「以前は有無を言わさず沈めていたが…」


響『そこら辺でストップ。これ以上は、ダメ』

レ級『えぇーせっかく楽しくなってきたとこなのにぃ』

響『これ以上やりたかったら私を食らい潰してから』

レ級『自分を人質にするなんて酷いなぁ』

響『あれこれ理由をつけて私を食らうのをやめたのは君じゃないか』

レ級『わかったわかった。やめるって。ちぇっ』

中佐「それどころか、深海棲艦との戦闘中に支援を行ってきたり…」


モブ戦艦『くっ、このままでは…!』

レ級『あっひゃひゃひゃ!!深海棲艦相手だったら存分に暴れられるなぁー!!』

モブ提督『あれはレ級!?なんで深海棲艦同士で…』

響『深海棲艦にもいろいろあるんだよ…私は何もしないから安心してくれていい』


中佐「輸送船団に取引を持ち込んできたりしますね」

大佐「取引に応じなければレ級が襲ってきますから、実質的には脅迫に近いですが」


響『物資の2割程度でいい。護衛に加わるから分けて貰えないだろうか』

モブ駆逐『えっと、でも、その…』

船員『深海棲艦じゃないのか!?危なくないのか?!?』

レ級『応じてくれなくていいよー。そしたら暴れられるし。あはは』

響『こら……レ級はともかく、私のことは信頼してくれていい』

レ級『それどーいう意味カナ?』

響『文字通りさ』

レ級『言うようになったね…ボク悲しいよ』

中佐「…以上がレ級に関する報告になります」

大将「ふむ…レ級の変化、確実にそのヴ級とやらが絡んでいるな」

大佐「調査の結果、ヴ級は特III型駆逐艦とかなり似通っていることがわかっています」

少将「仮説ですが、捨て艦等の生き残りの野良艦娘の可能性があります」

大将「野良艦娘か…とにかく、そのヴ級とやらについてさらに調べる必要があるな」



響「あーなんでヴ級だなんて名乗っちゃったんだろ」

レ級「別にいいじゃん、ヴ級?……クッ…」

響「やっぱダメでしょアレ…自分で恥ずかしいよ」カァッ

~~~~~~~~~~

警備は何をやっている!?

あっちに逃げていったぞ!!


「ハッ…ハァッ……これだけ燃料があれば…あと一週間は…!」

「見つけたぞ!!」

「ッ!?」


駆逐艦じゃないのか?野良艦か!!

この泥棒猫め!!あの制服は睦月型だな!?

こんなヤツさっさと処分しろ!なんでもいいから撃て!!

「ひやぁっ!?」


ズドォオオォォン……


……ザアァァァ………



レ級「…これはまたマズそうな艦が流れてきたなぁ。あはは」

三日月「深海…棲…艦……?」

途中で気がついたけどずっと棲と凄間違えてたね?(ついでにタイトルのは、とわ、も)つらい
加速するキャラ崩壊と俺設定 どこへ向かっているんだ

>>30
レ級ちゃんを慰めてくれるのは海鳥ではなく不死鳥かな(適当

三日月「……私なんかを助けてどうするんですか」

レ級「それは後々考えるかなぁ。あはは」

三日月「……」


響「で、拾ってきたのか」

レ級「そそ」

響「まるで逃亡生活でもしてきたような形だね」

三日月「いえ、あの、すぐに出て行きますから」

響「いやいや、そうはいかないよ」

レ級「どう見てもブラ鎮で使い潰された見た目だもんねぇ」

響「鎮守府や警備府の増加に比例してそういうところも増えているからね」

響「私がレ級に攫われる前にいたところもそうだった」

三日月「…私には帰る場所がありません」

レ級「帰りたくないの間違いじゃなくて?」

三日月「すでに除籍済みです」

響「戻れば復帰ないし、解体で普通の生活に戻れるのに?」

三日月「私には解体という選択肢はないんです」

響「…新型の艦娘か」

レ級「なにそれ」

響「普通の人間がなる艦娘が旧型、人工的に作られた艦娘が新型だね」

レ級「要するにガチの生物兵器かぁ。きっついねぇー」

三日月「はい…今更戻っても、使い潰されて最後には…」

響「最後には?」

三日月「ッ…!な、なんでもないですっ!」

響「ま、言いたくないなら別にいいんだけどさ」

レ級「んで、どーする?この子」

響「ほっとくわけにもいかないね」

三日月「いえ、あの、本当に大丈夫ですから!!」

響「何が大丈夫なの?」

三日月「それ、はっ…」

レ級「ついでにいいことを教えてあげよう」

響「レ級はこう見えて一応深海棲艦なんだ」

レ級「だから強襲だのなんだのしちゃうかもねー」

三日月「えっ…」


響「…っとその前に」

レ級「君の所属していた場所だけ教えてね♪」


三日月(なんだかとんでもない人たちに関わってしまった!!)

響はかなり馴染んできた様子 ついでに三日月ちゃんはマジメかわいい
今回はちょっと短め

ついでに世界観についてちょっぴり補足

激化する戦いの中でアホみたいに鎮守府だの基地だの(人工)艦娘だのが増えてます。
一方で資源はそんなにはないです。艦娘志望の人間もかなり減ってます。だいたいそんな感じです。

~~~~~~~~~~

響「ここが三日月のいた基地だね」

レ級「へぇー。パッと見は普通の基地じゃん」

三日月(結局ついてきてしまった…)


レ級「とりあえず軽く艦載機でも飛ばしてみようか?」

ブオォォォォン……


響「そういえばレ級が艦載機飛ばしてるとこ、始めて見たね」

レ級「あはは。独り身だから修理と手入れまで自分でやんなきゃだからねー」

レ級「気軽には飛ばせないし、そもそも艦爆なんだけどさ」

響「ついでに爆撃でもする?」

レ級「最近の不死鳥ちゃんは過激だなぁ」

響「まあ、こんな場所…さっさと潰したいからね」

レ級「んー、だいたいこんなもんかぁ。ちと屋内、特に地下が怪しい雰囲気」

響「なるほど。さて、どうしよっか」

レ級「そりゃもちろん、真正面からズガンと」

響「艦載機飛ばした意味…」

レ級「あんなのちょっとした偵察みたいなもんよぉ」


三日月「あの…なんだかごめんなさい。私なんかのせいで」

レ級「なに言ってんの。最初あんなに断ってたくせに」

響「これは私たちが勝手にやってるようなものだから、気にしないで」

三日月「でもっ…」

レ級「あはは。ボクらの強襲作戦の被害者とでも思ってればいいよ」

三日月「……はい」



響「さて、やりますか」

レ級「あっははは!!」

「見回りご苦労さまです」

「そちらこそ。続けて引き締めていきましょう」


響「へぇ。ビックリだな。艦娘まで見回りに使ってるのか」


「ッ!? 誰だ!!…駆逐艦、と…深海棲艦?!」

「しかもあれはレ級…なんでここに!!」


レ級「ほらほら、いつもの駆逐ヴ級ってのはどうしたのー?」

響「あれは…もういいんだ。恥ずかしいから、忘れて」

レ級「あははは」


「緊急事態!提督に通信を入れます!!」

「深海棲艦による襲撃です!!各自戦闘準備!」


響「…できるだけ、轟沈させないであげてね」

レ級「まあほどほどにねぇ……あはは…」ニタァ


レ級「こんにちは!深海棲艦、戦艦レ級です!」



レ級「死ね!!」

提督「……状況は」

「レ級と他2名による襲撃。同行してるのは高練度の暁形2番艦と見られます」

「また、当基地に所属していた駆逐艦と思わしき艦も…」

提督「…第一艦隊と第三艦隊で迎え撃て」

「はっ。期待に応えてみせます」


提督「ああ、いや。お前はいかなくていいんだ。旗艦は金剛にでもやらせとけ」

「…ご命令ならば」

提督「フフ……お前は俺のお気に入りだからなァ。不知火?」


不知火「……ご命令、ならば」



レ級「いやぁー楽しいねぇ痺れるねぇ!!」

響「ここまで付いて来たんだ。使うだけ使わせてもらうよ」

レ級「クソ野郎の執務室はどっちだー!!」

三日月「えっと…そこを曲がってそっちです!」


三日月(もう!これじゃ手を組んでるのと変わらないじゃない!)

三日月「そこの階段を昇って…右の曲がって2つ目の角をを左です!」

レ級「なんだかなー!めっちゃ広いじゃんここ!!」



「これ以上先には行かせまセーン!」


三日月「…金剛さんっ!」

響「主力の御出座しってわけか」

金剛「提督のために!あなたたちを倒すのデース!!」

「砲撃準備!!」


響「戦艦4隻に空母2か。少々厄介だな…」

レ級「なーに、これぐらいなら楽勝よぉ。あはは」


ザッ……ザッ……


響「……後ろから、別艦隊…」

レ級「囲まれちゃったかぁ。あはは」

金剛「これでもう逃げられまセーン」


レ級「……三日月ちゃん、執務室って別ルートでいける?」

三日月「…いけないことは、ないですが」

レ級「おっけー、んじゃ後任せた」


レ級「そぉい!!」

ドガアァァァン!!!


三日月「きゃああああ!?」

響「…まったく、荒っぽいんだから」


金剛「床に穴を開けタ!?」

「追え!逃がすな!!」


レ級「おっとそれはこっちのセリフだぜ。あは…あっひゃっひゃ」



レ級「逃げられないのはテメーらだぜェ!!」

タッタッタッ……

三日月「…レ級さんは大丈夫でしょうか」

響「心配いらないさ。レ級は化け物みたいなものだから」

三日月「……ここが、執務室です」


ガチャンッ……


提督「フフ……よく来たな、野良犬共」


不知火「…久しいですね、三日月」

三日月「……私なんかのこと、覚えててくれたんですか」

不知火「当たり前です。例え使い捨ての駒でも、仲間を忘れるようなことはありません」

三日月「ッ……!」


提督「フフフ……」

提督「さて、君たちは一体何をしにここへ?」

響「言わなきゃ、わからないかい?」

提督「言われてやめるようなコトは何もしてないつもりだがね」

響「……まさか。捨て艦やクルージングのことじゃないさ」

提督「じゃあ、アレのことかな?なあ、三日月?」チラッ

三日月「ひっ……」ビクッ


響「…ここで何をしているかは知らないけど、要求はひとつだけだ」



響「今すぐ提督を、軍を辞めてもらおうか」

提督「残念だが断るよ」


響「断れるとでも?」スチャッ…

提督「砲を降ろしたまえ。どうせ君には撃てないだろう?」

響「ッ……!!」


ッダアァァン……

頭の中の戦闘シーンを描写するのって難しいね 地の文軽く混ぜていこか…
ああ、アレ?アレは回天とは関係ないです。

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