上条「完現術…?」(175)

ブリーチの完現術って…何か相性良さそう……


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ホゥ…興味深いじゃないかネ
是非書き給えヨ

いつから相性がいいと錯覚していた?

インデックスを助けられたのも絶対能力進化を止められたのも全部月島さんのおかげじゃないか




「………………………はぁ…」


ある日の夕方の公園、上条当麻は一人ため息をついていた。


今は病院の帰り。
何となく公園に寄って、コーヒーを飲みながらボー?ーっとしている。

今日は命懸けの特売にも行ってない。
冷蔵庫の中はほぼ何もないのだが、どうしても行く気になれなかった。


いつもは自分がお世話になっている病院だが、今回は珍しく違っていた。


インデックスが怪我をしたのだ。



我が家のぐうたらシスターに料理をさせるため、一緒に食材を買いに行くときに寮の階段から落ちてしまった。


結果、左足と右腕の骨折。


幸いにも命には全く関わらなかったが、1週間は入院することになった。

↑何故か「?」があるけど気にしないで下さい。




上条「いつもこんな思いさせてたんだな……」


インデックスは気にしないで、と言ってたが
気に病まずにはいられなかった。


だが今回の事で、怪我をさせてしまった罪悪
感を初めて理解した。


こんなにも不安で、心苦しい思いをいつもさせてたんだなと気付くと、今までの行いが恥ず
かしくなってくる。


上条「はぁ…今更気付くとは、やっぱ俺ってバカだな…」



(こんな思いもうさせたくない。誰にも)



絶対に…………させたくない。


(でも不幸体質な自分が争いに巻き込まれるのはこれからも変わんないだろうな)


なら、せめて、怪我をしないように



上条「もっと、もっと強くなりてぇな…」



静かに、力強く決意した。


(とは言ったものの、どうすっかなぁ…)


自分には幻想殺しがある。
だが、それだけだ。


体は一般人と変わらない。



能力が発現する事もない。


だが、能力なしには怪我ないなんて無理だ。

そんな日常を送ってる自負がある



何か、何かないだろうか…





上条(駄目だ、なんにも思いつかん…)



上条「とりあえず、格闘技でも覚えとくか…」


たいした解決策も思い付かないまま、とりあえず帰ることにした。

とまぁ、こんな感じでやってきます

とりあえず書き溜めしてきます。


寮に帰宅後、上条は余り物を食べながら何と なくテレビを見ていた。

胡散臭い霊能番組がやっているが、どうでもいい。



とにかく無音が辛かった。

上条(あんな穀潰しでもいないと寂しいもんだな…)


―――日本には古来から――八百万――があ りますが―――


上条(あの先生のおかげでたった1週間で退院出来るけど、 長いな…)


――――どんなもの――神―宿っている ―――魂がこもった――


上条(…格闘技、誰から習おうか)


上条(土御門、黄泉川先生、……あと災呉、 はな
いなうん)


上条「身近なのはこのくらいか…とりあえ ず、明日聞いてみるか。…あ、明日能力判定 だ……」

上条だって人間だ。発現しないのが分かって いても能力に憧れない訳がない

上条「俺も何か派手な能力ありぁなぁ…… まぁいいや。片付けよっと」


そういって立ち上がると、食器を洗いに流し 台に移動する。




上条家の食器は全て貰い物だ。
買う金が無いので、とにかく丁寧に扱ってい
る。


そのため、割ったことなど1度もない。



…もっとも、一年くらい前までしか覚えてな いのだが



上条「さてと、洗いましょうかね」

そうして茶碗に手をかけたその時、



---チカッ--



上条「っ!!?」


指から光がでた。





カッシャー?ン!!!!!!

上条「あぁっ!! 俺の茶碗がっ!!」

手を滑らせてしまい、とにかく大事にしていた茶碗を割ってしまった。

また?でた…すいません…


不幸だ……ごめんな……とブツブツ呟きながらとりあえず片付ける。
食器1枚割って今にも泣きそうになる高校生はそうはいないだろう。


だが内心、上条はパニクっていた。


上条(…………光ったよな!!いま絶対なんか光った!!何でだ!?)



そう、指が光ったのだ。


正しくは指から光が出たのだかどうでもいい。

人体がなんにもなく光る訳がない。



だが、幻想殺しのせいで能力はあり得ないはず…

もう訳が分からなかった。



しかし現に光が出た

…しかも右手から。


いくら考えても、上条のスカッスカの頭では理解出来なかった



上条「見間違い、じゃなかったしな………
あぁぁあぁ!!!!くそっ分からん!!!!」


もう考えるのをやめ、とっとと寝ることにした

―――――――――――――
変な夢を見ていた。


辺り一面から声が聞こえてくる。


不思議と恐怖はない。

安らぎと、安心感と、なぜか感謝があった



上条(妙にリアルだな…)


そう思いながら歩き始めた。



何故だか、行くべきところが分かる。



そうして大きな門の前にたどり着いた。


上条「これは…鍵?」

大きな門の前には小さな鍵が浮いている。


取ろうとしたその時、

頭の中にはっきりとした声が響いてきた。

『上条当麻』

『…お前の護りたい幻想は何だ』



声が訪ねてきた




幻想を殺す者が抱く幻想…



何故かそんな考えが頭を縛る。



答えられなかった。

大事な人まで幻想(コロ)してしまいそうで…



答え―ら――れなか―――っ――――――

期待してるぞ

期待(・▽・)

?がよく出るって、パソコンか何かが壊れてんのか?



目が覚めた 。

夢の内容ははっきり覚えている。

たかが夢なのだが、どうしてもそんな風に思えなかった。


上条「護りたい幻想、か」



久しぶりに寝たベッドから起き上がり、時計を見る。

時刻は7:40

眠い目を擦りながら、朝日を浴び…て…?



ちょっと待て、今何時だった?

もう一度時計を見る。

7:41


登校完了まで約15分



はい遅刻コース決定ー(笑)


上条「…なんて、ふざけてる場合じゃねぇっ!!」


久しぶりのベッド、気持ちよすぎて寝過ごしてしまった。



上条「メシ食う時間ねぇし、弁当も作っねぇ!!!!
あぁもう不幸だーー!!!!」


いや自業自得だろう



とにかく急いで着替え、部屋を飛び出す。

ただいまの時刻7:48



彼は今日も元気である。




―――――――


上条「ま、間に合った…だと?」


なんと間に合ってしまった。


上条「絶対遅刻確定だったのに…俺スゲェ」


無我夢中で走ったので何も覚えてないが、とにかく間に合った

最短ラップを更新しているだろう


人間、頑張れば何でもできるのだ!!

その調子で勉強もやればいいのに…




土御門「…カミやん、ホントに走って来たのかにゃー?」

青ピ「汗ほとんどかいてないやん…」


上条「お、ホントだ。毎日不良と追いかけっこした成果ですかねぇ」


土御門「…毎日?つまり、毎日フラグ建設してるってことかにゃー?♪」ニコニコニコニコ


上条「いやだからフラグってなんだよ毎回。
…てゆうか土御門?なんでそんなにニコニコしているのでせうか?」

青ピ「いやそんなことあらへんよカミやん?僕らいつも通りやで?」ニコニコニコニコ


上条「青ピもか!?二人して怖いんですけど!?」


土御門「いや、いつも通りぃ」

青ピ「カミやんと話してぇ」

土青「ぶん殴るっ!!!!!!!!」

上条「なぜに!?」




今日も平和であった…


その後吹寄に頭突きされ、教室に来たのに静かにならず涙目の小萌先生を慰めた上条はグダーっとしている。




今は昼休み。
購買で買ってきたパンを食べながら三バカで集まって話している


上条「あーうめーなぁ。
朝食べれなかったからおかしくなりそうでしたよ」ハハハ

土御門「まったくカミやんは相変わらずだにゃー」


妹特製の弁当を食べているゴキゲンな土御門。
かなりうまそうだが、どうせ分けてくれないので黙っておく


土御門「ん?カミやん、どうしてさっきからこっちチラチラみてるぜよ?」ニヤニヤ

上条「…いやお前分かって言ってるだろ」イラ

土御門「まぁまぁ怒るなぜよ。少し弁当分けてやるからにゃー」

上条「」
青ピ「」

土御門「二人とも何で固まってるぜよ?


上条「つ、土御門が…弁当くれるだと?」
青ピ「つっちー、どうしたんや?」

土御門「何言ってんだにゃー二人とも。
こんなの心の広い土御門さんにとって当たり前なんだぜぃ?」

上条「いや、今まで絶対くれなったお前が…まさか…!」



上条さんの不幸センサーが反応している

絶対何かある…と身構えると


土御門「まぁ午後の能力判定頑張れ♪っていうオレなりのエールだぜぃ」ワラ



上条「単にバカにしただけかよ!!
てゆうかお前らもだろうが!!」

青ピ「まぁ確かになぁ…ちょっと面倒や?」

土御門「さっさと終わらせて帰りどっかよろうぜぃ…」


憂鬱なのは三人とも同じみたいだ…



そうして能力判定。

会場となる体育館やグラウンドには様々な機械が運び出されている。

上条は測定の最後に体育館でスキャンを受けることになっていた。


小萌「は?い上条ちゃ?ん準備はいいですか??」


上条「えぇバッチこーいですよー」

小萌「じゃあいくですよ?♪」



楽しげな小萌の声が響いてくる。



この機械は生徒のAIM拡散力場を見るものだ。

高位能力者になるほど、より強力な力場が観測される。



しかし上条には意味がない。

なぜか。幻想殺しのせいだ。



その右手のせいで、開発を受けた全ての人から出るはずのAIM拡散力場が観測されないという、ある意味珍しい人間なのである。


今回もそうなる……はずだったのだが、




小萌「…あれ?なんですかこれ……」



上条「小萌先生?」


いつもと違う、困惑した小萌の声が聞こえてくる。

小萌「あの、上条ちゃん?悪いんですけど、もう一度測定してもいいですか?」

上条「?…まぁいいですけど」



そうしてもう一度測定。



小萌「やっぱり…」

上条「あのー小萌先生?どうしたんでせう?」

小萌「上条ちゃん、ちょっと来てくだい」

明らかに変な小萌先生のそばに行く。

測定結果が表示されモニターがある。



上条はいつも見てないので分からなが、様々な文字が表示されている。


小萌「とりあえず説明しますね?よく聞いてください」

そう言って上条に説明を始めた。



小萌「まず、これが大体な人の結果です」

上条「はぁ…」

見せていいのか?と思ったが名前を見て納得する


土御門 元春‐ツチミカド モトハル‐
 強 度:0.024
 範 囲:0.004
 タイプ:肉体強化系
―――――――――――――
 Lv.0



小萌「そしてこれがいつもの上条ちゃんです。」


上条 当麻‐カミジョウ トウマ‐
 強 度:0
 範 囲:0
 タイプ:不明
――――――――――――
 Lv.0


うん、我ながら見事な0だ、と変なところで感心している上条。


小萌「この機械はAIM拡散力場からその人の大まかな能力を数値で表示します。
ちなみにLv.5は全て1000以上の数値となるんです」


土御門の結果と比べるとどれだけ凄いかが分かる


上条「…で、これが何か…?」


小萌「はい、これが今回の上条ちゃんの結果です…」


モニターに上条の結果が表示される。


上条 当麻‐カミジョウ トウマ‐
 強 度:taj2btat5dtgtap.rwjua
 範 囲:tjt2atdxmwdujatasata
 タイプ:********
――――――――――――――
 Lv.UNKNOWN


上条「………は?」


バカな自分でも分かった。

これは異常だ。


レベルウンコウン

どうやら半角記号が原因みたいです。見にくくてごめんなさい…

上条さん「学園都市の能力者がレベル0から5までと誰が言った?」
こんなセリフを吐きながらオサレにレベル6になるんですねわかります


その後吹寄に頭突きされ、教室に来たのに静かにならず涙目の小萌先生を慰めた上条はグダーっとしている。


今は昼休み。
購買で買ってきたパンを食べながら三バカで集まって話している


上条「あーうめーなぁ。
朝食べれなかったからおかしくなりそうでしたよ」ハハハ

土御門「まったくカミやんは相変わらずだにゃー」

妹特製の弁当を食べているゴキゲンな土御門。
かなりうまそうだが、どうせ分けてくれないので黙っておく


土御門「ん?カミやん、どうしてさっきからこっちチラチラみてるぜよ?」ニヤニヤ

上条「…いやお前分かって言ってるだろ」イラ

土御門「まぁまぁ怒るなぜよ。少し弁当分けてやるからにゃー」

上条「」
青ピ「」

土御門「二人とも何で固まってるぜよ?


上条「つ、土御門が…弁当くれるだと?」
青ピ「つっちー、どうしたんや?」

土御門「何言ってんだにゃー二人とも。
こんなの心の広い土御門さんにとって当たり前なんだぜぃ?」

上条「いや、今まで絶対くれなったお前が…まさか…!」



上条さんの不幸センサーが反応している

絶対何かある…と身構えると


土御門「まぁ午後の能力判定頑張れ♪っていうオレなりのエールだぜぃ」ワラ

上条「単にバカにしただけかよ!!
てゆうかお前らもだろうが!!」

青ピ「まぁ確かになぁ…ちょっと面倒や…」

土御門「さっさと終わらせて帰りどっかよろうぜぃ…」


憂鬱なのは三人とも同じみたいだ…



そうして能力判定。

会場となる体育館やグラウンドには様々な機械が運び出されている。

上条は最初に体育館でスキャンを受けることになっていた。


小萌「はーい上条ちゃーん準備はいいですかー?」


上条「えぇバッチこーいですよー」

小萌「じゃあいくですよー♪」



楽しげな小萌の声が響いてくる。



この機械は生徒のAIM拡散力場を見るものだ。

高位能力者になるほど、より強力な力場が観測される。



しかし上条には意味がない。

なぜか。幻想殺しのせいだ。



その右手のせいで、開発を受けた全ての人から出るはずのAIM拡散力場が観測されないという、ある意味珍しい人間なのである。


今回もそうなる……はずだったのだが、




小萌「…あれ?なんですかこれ……」



上条「小萌先生?」


いつもと違う、困惑した小萌の声が聞こえてくる。

小萌「あの、上条ちゃん?悪いんですけど、もう一度測定してもいいですか?」

上条「?…まぁいいですけど」



そうしてもう一度測定。



小萌「やっぱり…」

上条「あのー小萌先生?どうしたんでせう?」

小萌「上条ちゃん、ちょっと来てくだい」

上条「……機械が壊れt」

小萌「今までずっと正常でしたし、メンテナンスもちゃんとしてます。それはありえないです。」



全部言う前に言われた…


いつもの小萌先生ならありえないことだった。




話を聞いたところ、

数値の文字化けは故障してようが絶対ない、ということ

Lv.UNKNOWNなんてないということ


らしい。



小萌「とりあえず考えられるのは2つです。」

小萌「1つ、機械の故障。決して可能性0という訳ではありませんが、それでも限りなく低い可能性です」


上条「ちなみにどのくらいの確率ですか?」




もしかしたら不幸のせいかもしれない、そう思ったが、



小萌「650000分の1の確率です。
2回測定して同じだったので1300000分の1ですね」




あぁ、さすがにこれは不幸が原因ではない




小萌「そして2つ目ですが、」



――――何故だか

――

―――――――――――胸騒ぎがスる―――




――――――――チカッ ッ!!カシャーン!!アァ!!




――カミジョウトウマ―――――――

        ―――



小萌「上条ちゃんが」
 
――ャオョロズノ――――――


       ―――――――

――――――――――――ミギテ――



―――――――
――



――マモリタィ幻想ハナンダ?
 




「何か

      《能力ではない何か》


   に目覚めたという可能性です」





とまぁこんな感じで。書き溜めしてきます

乙したー

期待しとるで

なんかオサレな文章だな
期待待機




      乙

      か












マユリ様がこのスレを御発見なされました。



                         ,. -‐ "      \
                   ,. -‐ "              ヽ
              ,. - "´                    |
          ,. - "´                         |
    ,. - "´                    _____    |
  ' "              _  - ‐ァ:::::::: ̄ ̄::::::::::::::::\ l ̄\  |
      ,. 、 --─  二´-─: . :/ /::::_:_:::::::::, 、::::::,-_-、::::ヽ ヽ: . : ヽ,|
    ̄, 、 -─ :" ´: . : . : . : . : . | /:::/ tッ_>:::| |::::ヽゞ'ノ::::::| |> 、ノノ

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              ヽヽヽ:.:.ヽ:|   '、::::::;イ」 ┴┴ i弋:/  /   `丶、
         l ̄ヽ     `>─ト,  ヽ〈┬f T丁丁ン  /:|: .      \
         } /⌒ヽ  /  .: . : .|\ ー ` ̄ ̄´ -一'/: | : . : .      \
         〈 ヽ=rヘ /  : . : . : . |: ..\   __ /  |: . : . : .         !
         / / (l ト、   : . : . : . : | : . `〈´_二二 _|   |: . : . : .        ト、
        /   ,r.、l | }  : . : . : . : .|  : ..'、 -─-、|   〈: . : . :        |   `丶
        〉' ´ ̄  | ド,   : . : . : . | ヽ : .ヽr─ 、|  /´             l
       〈 、_,,  -| ト、|     : . : .|    : .ヽ、__ノ/             /
       | ´  __| | /       ` \   : /              /
     / レ     じ |          \ /               /

   /   | ヽ r-─r人           /               /
 /    ノ     };;;;;;;;|  \        /              /
      /    /`ー |    l\      l         ,.、 r‐ "ヽ
   /     ノ`ーrr''    |  `丶、,   |      ,、;‐;;´;;;;;;;;;|   |
 /      ノ´   |:|    |   |;;;;;;;;;\|    /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|   |

浜面も完現術に目覚める展開お願いします。

>>33
いりません

乙でした

主人公補正のあるチャド=上条

滝壺「かみじょうの拡散力場が…消えた…?」

麦野「元々ないでしょーに」

――――――

土御門「……」


土御門が真剣な顔して何か考えている。




能力判定のあと、

上条は土御門を連れ出し先程の結果を見せた。



最初は
「愛の告白かにゃー?」とか「オレは妹一筋だぜぃ」
とか言っていたが、

小萌先生からもらった紙を見せると、たちまち魔術師の顔になる。



何だかんだで土御門は博識だ。

もしかしたら、何か分かるかもしれないと思ったが…



土御門「ダメだカミやん。オレにもさっぱり分からねぇ」

上条「そうか…」


土御門「小萌先生は何て言っていたんだ?」


上条「可能性は2つ。1つは機械の故障。だが可能性は限りなく低い。オレの不幸でも流石にありえねぇ低さだ。」


土御門「……」

上条「2つ目が…俺が何か新しい力に目覚めたか、らしい」



土御門「なるほど…だが2つ目はありえねぇはずだ。それはカミやんは一番理解しているはずだろ」





土御門の言うことも最もだ。

上条の能力を知っているなら100%そう思う




土御門もそう考えていて、何かどこかで妨害が…もしくは……などと考えていた。



上条「あぁ…だが土御門、オレは2つ目のほうが可能性が高いと思ってる」




土御門「!?……それはどうしてだ?」





…………

上条は昨日起きたことを話した。


自分の《右手》から光が発生したこと、

よく分からない不思議な夢を見たこと、


土御門は上条が嘘をついてるとは思えず、珍しく驚いていた。


土御門(これはオレも見間違いでないと思うが…だがどうしてだ?)




上条「あと今思えば、学校に遅刻しなかったのもおかしい」


土御門「あのとき全力出したって言ってたのにほとんど汗かいてなかったな」

土御門「ちなみに何分位で着いたんだ?」


上条「んーと、…10分くらいだな」

土御門「はぁっ!?カミやん、そりゃオレでも無理だぜ…」




寮から学校までは土御門でも20分はかかる。


上条の10分というのは無能力者には不可能だ。



土御門(こりゃ確定だな…)



上条には何かが目覚めかけている。

土御門でさえ分からない《何か》が。




土御門「……確認しておくが、嘘はついてないんだよな?」


上条「そんなの、お前がよく分かっているはずだろ。」

土御門「ははっ確かにそうだ!」


土御門は天邪鬼だ。

故に嘘を見破るのは得意中の得意。


上条の目は、言葉は、動きは、

まったく嘘をついていなかった




土御門「ふぅ…だが分からねぇ。なぁ、カミやんの見た夢ってどんなのなんだ?」


上条「やっぱ関係あるのか?」


土御門「その可能性は高い。夢ってのは魔術でも重要視されるからな」

上条「そうなのか…………気が付いたらだだっ広い場所にいて、周りからたくさんの声が聞こえてきた。でも、不思議とこわくはなかったな」



上条「そんでオレはそこを歩いてた。知らない場所なのに足は勝手に動いた。まるで、目的地があるみたいな…」


上条「そうして歩いてると、なんかデカイ門にたどり着いた。」

土御門「門?」

上条「あぁ、そんでその前に小さい鍵が浮いていて、それを取ろうとしたら声が響いてきた。」


土御門「誰かは分かるか?」


上条「いや、少なくとも知り合いではないな。でも他人って感じもしなかった」


土御門「……それで?」

上条「そんで質問されたんだ。お前の護りたい幻想は何だ?って」

土御門「何かカミやんを皮肉った質問だな」


上条「俺もそう思った」ハハハ

上条「でも答えられなかった。何にも思い付かなかったんだ。……そこで目が覚めたな」



土御門「なるほど…とりあえずカミやん、その夢は聞く限りかなり重要だ。多分もう一度見るはずだ」

土御門「そして二度目も同じ質問をされるはずだ。カミやんはこれに必ず答えろ……あと、夢の中では絶対嘘はダメだ。ありのままを答えろ、分かったか?」


分からないと言いながらもこれだけアドバイスが出来る土御門はすごい。

上条は「あぁ分かった」と頷いた。



土御門「ところで、インデックスには聞かなかったのか?」



上条「あ…それも言おうとしてたんだ。実は昨日階段から落ちてな、入院してるんだ」


土御門「なっ!?…カミやん、そうことは早く言ってくれよ……」オイオイ



上条「わりぃ、いろいろ動転しててな、遅れちまった。とりあえず骨折して1週間は安静だとさ」



そういう上条の顔は辛そうだった

どうせ自分のせいで…とか思っているのだろうと土御門は考える。



上条当麻とはそういう人間なのだ。







土御門「とりあえず分かったぜぃ。カミやんはこのまま病院かにゃー?」


上条「あぁ。お前はどうするんだ?」


土御門「オレはとりあえず帰って調べてみるぜぃ。何か分かったら報告するぜよ。それじゃ、カミやんまたなー」

上条「わりぃな、よろしく頼む。じゃあな」





辺りは薄暗くなり始めていた……

――――――
コンコン

―――ハ,ハーイナンダヨッ!!


ガラッ


上条「よぅインデックス、元気か?」



イン「あっ、とうま!やっときてくれたんだよ!!」



インデックスは思いのほか、元気なようだ。

無邪気な笑みを見て少し気が楽になる。




上条「ははっごめんな。ちょっといろいろあったんだ」

イン「そうなの?…またなにか巻きこまれたの?」

上条「いや、今回はちげーよ。ただ、ちょっとインデックスに聞きたい事もあってな」

イン「そうなんだ…ちょっと安心したんだよ」フフ

上条「それでもちょっとだけなんですね……」


上条「ところで、具合はどうだ?痛くないか?」


イン「うん!不自由だけど別にいたくはないよ?」



上条「そっか、そりゃよかった……」

上条の顔が曇るのを見逃さない。




イン「とうま?また、自分のせいで…とかおもってるでしょ」



上条「まぁ…な。……でも今回のことでよく分かったよ」



イン「?」


上条「俺が怪我する度にお前も、御坂もいろんな奴がこんな思いしてたんだよな………ごめんな?いつも」


イン「…そっか、やっと気付いてくれたね。」

イン「その『ごめん』はしっかり受けとるんだよ。」




上条「あぁ、ありがとな…………多分、これからもトラブルには巻き込まれると思う。でも…なるべく怪我しないようにするから…俺、もっともっと強くなるから」


実に彼らしいことば。


イン「…うん」



上条「それで…許してくれ」



イン「なにいってるの、許すも何も、わたしは最初からとうまを信じてるんだよ!」

イン「だからとうまは必ず帰ってきてね?」



上条「…あぁ、分かった」フッ






その後、しばらく二人は話していた。

ギプスを付けたインデックスの姿は痛々しかったが相変わらずな様子で、




上条の心配は怪我から入院費(しょくひ)にシフトしていた





イン「そういえばとうま、わたしな聞きたい事ってなに?」

上条「あぁ、そうだっな。実は……」



さっき土御門にした話をもう一度する



案の定、インデックスは驚いていたが

終わる頃には何だか別の理由で驚いているようだった。


――まるで、そんなのありえないとでも言うように。



話終わってから、数分たった。



そうして、インデックスは、告げる。


イン「とうま、それはきっとね、 完現術《フルブリング》 なんだよ。」



前置き長くてごめんなさい。そろそろ動かします。

IDコロコロ変わるみたいだしトリつけておけば?

知ってるのか、インデックス!

最近はインさんも知らない事も多くていらないヒロインと化しつつあるんだけどな

浜面の霊圧が……消えた……!?

うんピッタリだな

かみやんの所持金が……消えた……!?

さすが、インデックスさん。

上条「完現…術?何なんだ?それ」



イン「うん、完現術っていうのはね、

   《物質の魂を引き出して使役する力》

   なんだよ」



……はい?



イン「ごめん、とうまにはちょっと難しかったかな?」


上条「へっ!?いや、そんn「かおにでてるんだよ」…はいすいません……」





……………………………グスン




上条当麻は今にも泣きそうだ…





イン「大丈夫?説明始めるよ?」


上条「……はい大丈夫ですよろしくお願いいたします」



いじける上条さん、ガキかお前は。




イン「?…まぁいいや」


たいして気にもせず説明を始めた




イン「とうま、八百万神(ヤオヨロズノカミ)って知ってる?」



上条「あぁ、そのくらいは…
確か、『全てのモノには神が宿っている』って考え方だよな」


イン「そう、そんな感じ。完現術も似たようなもので『全てのものには魂がある』って考えるの」



イン「そして、その魂に術者の力を注ぎこんで大きな力を生み出す
………て感じなんだけど……分かった?」


上条「何となく……」




つまり、モノの持つ特性を極限まで引き出す力 らしい


アスファルトの『反発力』を引き出して跳躍したり、


水の『流動性』を引き出して好きな形にしたりその上に立ったり、


紙の『鋭利さ』を引き出して刃にしたり




………かなりすごいな


他にもたくさんあるだろう。
発想さえあればなんだって出来る。






上条の率直な感想だった。








上条「でも、なんで俺に発現したんだ?幻想殺しがあるのに」


そうだ、最大の謎はそこだ。



イン「それは魂だからだよ」


…………はい?


イン「だから魂だからだよ。モノの魂が消せるのなら、とうまの右手に触れれば全てのものが消えちゃうんだよ」



なるほど、そうゆうことか
あっさり解決してしまった。



概要を何となく理解したところでインデックスに質問する

上条「そういえば、さっき何であんなに驚いていたんだ」

イン「あぁ、えと、…実は完現術を使える人ってね、いないことになってるの…





…………………………はい?


上条にはさっぱり分からなかった。



イン「完現術の発現条件はね《生まれる前に親が幽霊に襲われてること》っていう特殊な条件なんだよ」


ちなみに幽霊のことを虚(ホロウ)と言うらしい



イン「あとは宗教上の問題でね、かなり除け者にされてる力なの」



イン「とうまは…そんな力でも欲しい?」



インデックスの言いたい事が分かった。


疎まれるかもしれないし、
第一、その希少さゆえに利用される可能性もある

…………………でも

上条「大丈夫だ。インデックス」


………力が欲しかった



上条「さっき約束したじゃねぇか」



……………………みんなを護る力が


上条「何があっても必ず帰るってさ」




…………みんなが笑ってられるように



上条「心配すんな」





それが、上条の護りたい幻想《モノ》





イン「うん……結局とうまはとうまだね」

イン「分かった。頑張ってね、とうま!」



上条「あぁ!!」








幻想殺しは命を与える力を得た。




上条当麻―――カミジョウトウマ―――Lv.ー


――――――――『幻想殺し』
――――――――――『完現術者』


とりあえず、内容が薄くなって来たので一旦止めます。

何か完現術のいい案があったら教えて下さい……

次こそは誰かと戦わせたい。
頑張れ上条さん

IDは……よくわかりませんでしたすいません

上条さんが愛着を持ってるものが特に思い浮かばないな

強いて言うなら学生服とゲコ太ストラップぐらいか?

制服を完現術して防御力強化とか?

右手が完現術でドラゴンストラーイク

なんでもない

>>57
ゲコ太は無い、ゴミ厨乙

幻想殺しの正体と言うか、フィアンマに切り落とされた時に話しかけてきた奴を呼び出すのは・・・

どうせssなんだから
愛着のあるものイギリス清教から
貰った十字架とかにしたら?

それか美琴がくれる(予定)ペアリングとか?

>>61
だからゴミ厨消えろよ

>>59
上条さんが普段身につけてるものが特に思い浮かばなかったんだよ

まあ制服じゃない時もあるが…

ブラソ・デレチャ・レイ・ドラゴン
 竜 王 の 右 腕

携帯は結構大破しているからなぁ……

チャドは肌から完現術を引き出してるハズだから上条さんの場合右手で大丈夫だろ
自分の身体の一部だから愛着はないワケないしむしろさんざんお世話になってるんだし

つんつん髪の毛で
鬼太郎みたいに頭髪の針攻撃とか?

右手の中の人じゃね

やっぱ上条さんはドラゴンストライクやねぇ

最強の矛と盾やんな

上条の人生の中で一番影響が出ているのは右手の幻想殺しだから右手から引き出すが一番じゃね?
何が現れるかはさて置き

今さらだが夢のなかで巨大な扉が出てくると遊戯王を思い出すぜ。
ブリーチで扉って出たっけ?途中で止まってるからわからんねん

腕から何か出すっていうのは?

こんな感じに↓
http://uploda.cc/img/img5187890e06552.jpg

問題は何が出てくるか

神浄刀ってことで日本刀出すのが面白いと思った。

能力は自身の能力以外の消去か
で、鰤原作もそうなんだが月島さんはまだかね?

物理&異能消去

>>72
これはずっと妄想し続けてた。きっと俺以外にもそんなやつ入るはず

>>74
何を言ってるんだ、月島さんなら1レス目からずっと出ているじゃないか(白目)

>>74
何言ってんだよお前は!
このスレを立てれたのも月島さんのおかげじゃないか!

>>72
面白そうだが上条の最大の強みである右手パンチが使えなくなるんだよな
片手だけになると威力が安定しないし・・・

右手はそのままで幻想殺しの能力だけを外部に出力して物質、もしくは現象として具現化とか
それが刃物、拳銃、原作通り見えない何かが自身を包むフィールドとして現れる、でも構わないと思うけどね

>>72
D灰ってまだやってんの?

>>77-78
ウゾダドンドコドーン
ソウルソサエティで時計の爺と吟醸酒とオレンジ頭の従兄弟と一緒にいたのは見たのが最後だが、このスレにいるのか?

>>79
今は休載中でいつ再開するのかは不明
単行本も最後に出たのが去年の3月か4月

>>81
まじか、サンクス


関係ないレスですまぬ

右手の中の人はハディートとか言われたりするから天使の羽が腕に生えたりして

片翼の天使みたいなの良くね?

>>83
あのゴミ厨の妄想入りまくった考察の奴?
Tth Star「月」である。で有名な

死者の魂を糧に形を現す天使とか

卍解!!!

>>86
それなんて裂神?

単純に 燃え散れさん でいい気がしてきた

>>26
今さらだけど物凄い計算間違い。確率は足し算じゃなくてかけ算しないといけない

足し算してないしね

>>1です

計算間違ってましたか…
普通に凡ミスです、すいません

>>92
謝る暇があるならはよ!

右手に幻想殺し左手に何かあればなんかバランスとれていろんな技が出来てかっこよさそう

今まで右手で消してきた異能を任意に扱える左手とか

>>95
懐かしいなそれ

どっかで見たなそれ、なんだっけ

ハンタのクロロみたいな能力だな

まだかネ?早くし給えヨ!

月島さん出てくるなら全力支援するぞ

何言ってんだ月島さんならもう登場しただろ

ところで行と行の間空けすぎじゃね?

?はIMEですかね

>>95
それなんて双魚の理?

ん?まだか?




病院からの帰り道


上条「はぁぁぁぁー…」



上条は公園でため息をついていた


上条(インデックスにはあぁ言ったけどさー)



上条の新たな力が何なのかは分かった

だが、根本的には解決していないことに気が付いた




つまり、

上条「完現術って…どうやって身に付けんだー?」



その力の扱い方である



元々稀少な能力ゆえに特訓方法などはない


というか、上条の知能じゃ思い付く訳がない


しかも、散々カッコつけておきながら
今頃気づくあたり、本物のおバカさんである





上条「うーん…」


時刻は6時。日は沈みはじめている



上条「んー…とりあえず明日だなぁ」


考えても埒があかず、とりあえず帰ることに。


なんだかつい先日も同じようなことを言っていたな、コイツ。




とりあえずベンチから立ち上がり、歩き始めた



上条「ん?」


公園からでると、道路の向こうには知り合いがいた



上条(あれは…御坂妹か?)



そこには、軍用ゴーグルに制服、胸には猫を抱き抱えた変な格好の少女が



なんだかボーッと、上を見上げて突っ立っている


上条「なにやってんだ、アイツ…」



なんだか考え事でもしているのだろうか…



そのため御坂妹は気がつかなかった

自身の手元から猫が脱走したことに



上条「あ」
御坂妹「…あ」



少し遅れて猫を捕まえようと道路に飛び出す



…まだボーッとしていたのか、

御坂妹は気がつかなかった



―――前方からは車がきていたことに







上条「ッ!!」


ヤバイ。



そう思ったときにはもう体は動いていた








――上条は《アスファルトを蹴りあげ》、
一気に《加速》する――





無意識だった




御坂妹「え……?」


ガシッ


ギリギリのところで御坂妹を掴み、

そのまま歩道に飛び込む


ズザザザッー!!!!

上条「ぐぬぅ…!」
御坂妹「あぅ…!」



すぐ後ろを車が駆け抜けて行く


なんとか間に合ったようだ




上条「……あっぶねー」

御坂妹「…もしかしてミサカは今ヤバかったのですか、とミサカは内心パニクりながら質問します…」

上条「轢かれるとこだったぞお前…ってかやっぱ気づいてなかったのか」

御坂妹「少し考え事をしていたもので……とミサカは説明します」


御坂「それにしても車に気づけないとは…とミサカは自身の不甲斐なさを悔やみます……」

上条「まぁこうして助かったんだし気にすんな。次から気を付けろよ?」

御坂妹「はい、ありがとうございました、とミサカは素直にお礼を言います」


とりあえず無事なようだった

一安心した上条だったが


御坂妹「あの、さすがにこのままだと恥ずかしいのですが、とミサカは頬を赤らめます」///

上条「ん?…あ゙っ!!」




歩道に飛び込んでからそのままだったため、今の二人は抱き合っている状態だ

しかも、公衆の面前で


ホント、今まで気づかないとかこの男はなんなんだ




上条「わ、わりぃ!!すぐ離れるから!!」バッ

御坂妹「いえ、気にしないで下さい、とミサカは逆に礼をしたいくらいです」///

上条「? 礼ならもうしなくてもいいぞ?」

御坂妹「いえ、そうではなくて…やっぱもういいです、とミサカは面倒なのではぐらかします」ハァ

上条「?…まぁいっか」



相変わらずの鈍感さにあきれていた御坂妹だったが

ある程度頭が回るようになり、ある疑問が浮かんだ




御坂妹「ところで、」






御坂妹「あなたは一体どうやって私を助けたんですか?」




それは至極シンプルな疑問


だがシンプルゆえに分からない


一言で言えば『ありえない』のだから




先程の上条と御坂妹の距離は数十メートルはあった

しかも、御坂妹が飛び出したときには車はもうすぐそこまで来ていた


そこから走ったところで無能力者の彼が間に合うはずがないのだ



なのに、こうして助かった






上条「…………ごめん、オレもよく分かんねぇんだ」



顔を見たら分かる。彼の言葉は明らかに嘘だ


御坂妹「……そうですか、なら仕方ありません」



だが問い詰めるのは止めた

なんだか聞いてはいけない気がしたから




御坂妹「では、ミサカはこれで失礼します」

御坂妹「この度は本当にありがとうございました、とミサカは再度お礼を言います」ペコリ



そういうと、御坂妹は去っていった



上条「……」


先程の自分の限界をはるかに上回る力


無意識だったが、感覚的に覚えている



上条(これが……完現術)


これをものにできれば、自分はもっと強くなれる


上条(全て理解した訳じゃないけど感覚は分かった)


上条「よしっ、絶対身に付けてやる…!」




上条は久しぶりの高翌揚感に浸っていた




そんなとき


「ねぇ」



うしろから声をかけられた


上条「ん?」

「アンタよアンタ!さっさとこっち振り向きなさいよ!」

上条「すいません…」




強気な少女がそこにいた




上条「で、なんか用か?」

「なにその態度……まぁいいわ」



少女は尋ねる





「単刀直入に言うわ」




「アンタ、完現術者?」





以上ーです

中々話が繋がんなくて遅くなりました

散々考えても微妙な感じですが……


IDとか名前とか自分でもよく分かってないのでコロコロ変わっても気にしないで下さい


ところで、月島さん…?……誰?

月島さんがいたら上条さんが一護でインさんは病院で入院してるから雨竜ポジかにゃ

月島ってあれだろ
アイドルの…

じゃあ銀醸はフィアンマあたりか?

>>118
誤字った

銀城

インデックスを助けれたのもアウレオルスを倒せたのも絶対能力進化実験を止めれたのも御使堕し問題を解決できたのも闇咲の大切な人を助けれたのもシェリーを倒せたのもオルソラを助けれたのもあわきんを倒せたのもオリアナを倒せたのもビアージオを倒せたのもヴェントを倒せたのも木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥンを倒せたのもテッラを倒せたのも暗部抗争を落ち着かせれたのもアックアを倒せたのもキャーリサを倒せたのもフィアンマを倒せたのも全部全部月島さんのおかげだろ!いい加減にしろ!

>>120
ちょっと黙ってろ

インデックスを助ける事ができたのは月島さんのおかげ

月島さんのおかげで宝くじが当たりました

月島きらりさんが好きになりました

月島さんのお陰で藍染様はハンペンになりました

月島産のお陰でレディリーは不老不死になくなったし、シャットアウラは音楽を取り戻してアリサは今でも幸せに歌を歌ってるよ

月島さんへの愛で(ry

そもそも超能力が使えるのだって全部月島さんが考えた理論のおかけだろう?

劇場版禁書は上条さんである意味がまるで無いってのが気になった
ゲンゴロの活躍が皆無

別に幻想殺しが有るから上条さんって訳でもないっしょ。あとはオチをあんな風にするのに必要だったんじゃない

月島さんの能力って食蜂以上にやっかいだよなー。
速攻性はない?けど人生すべてに介入できるし、場所に罠もはれるし実体験として経験値も得れる。

美琴「一方通行を倒せたのはあんたと月島さんのおかげでしょ?」

>>131
他の月島さんネタならともかく美琴がこれ言うのはなんかイヤだな。

>>132
あのときの一護もそんな気持ちだったんだろうぜ

正直悩んでるんですよね、月島さん出すかださないか。

出したとこで倒せそうな人いないし、超絶鬱展開しか思い付かないので、時系列的にはブリーチ完現術編が終わった後あたりで月島さんは出さない予定だっんですけど、どうしたらいいですか?

月島さんこんなに人気あると思わなかったw

あ、出さなくて良いです

そのままで
出さなくて良い超絶鬱展開なんぞ見たくも無いわ

やりたいようにやってくれ
外野が騒いでるだけだし

月島さんはネタキャラだから話題になるだけであって
出演を望まれてるって訳では無い気が

最後行方不明になったリルカは出しやすそう
雪緒は会社経営に集中するようだから出しにくそう
つーか雪緒の能力が月島さんに次ぐ位に万能すぎる

終了後なら月島・吟醸・爺はソウルソサエティで志波家に拾われて修行中だからスルーでOK
リルカが一番出しやすいな

月島さんは銀城の力の振り分け無しの素で白哉とやり合えるのが凄い
寿司河原くんも一角と殴りあえるが隊長とは比ぶべくもないし

そういえば寿司河原くんが上条さんを殴ったらクリティカル発生するのかな

右手で防がれなければクリティカル発生するな
中条さんが覚醒したらわからんが

待ってる




場所は変わってとある喫茶店



上条「……どうしてこうなった?」






テーブルの上にはケーキやドーナツなどが大量に置かれていた

見てるだけでも胃がもたれそうである

無論、上条にそんなものを買う余裕はない

すべて、先程声をかけてきた少女が注文したものだ



「なによ、アンタもなんか頼めばいいじゃない」

上条「上条さんにはそんなお金はないんですよ!」

「アンタの懐事情なんて知らないわよ」

上条「うぐぐっ!」


好き放題言われている上条、情けない


上条(なんだか御坂に似てんなー…)

上条「はぁ…」

「なによ、人の顔見てため息つかないでくれる?」

上条「はいはいすいませんねー。てかお前、そんなに甘いもの食って大丈夫かよ」

「別に、夜ご飯なんだし問題ないわよ」

上条「これが晩飯って…」

「アタシは甘いものさえ食べれれば生きていけるのよ」

上条「どういう理屈だよそれ…」



そうこうしているうちに彼女は夜ご飯を食べ終えたようだ



上条「で、お前は一体誰なんだ?」



「あぁ、そう言えばまだ言ってなかったっけ」


「アタシは毒ヶ峰リルカ。完現術者よ」


上条「………」

リルカ「で、アンタは?」

上条「え?あ、あぁオレは上条当麻だ」

リルカ「そう…で、なんでそんなに驚いてんのよ。なんか腹立つわね」

上条「いや、だって完現術者って珍しいんだろ?まさか会えるとは思わなくて」

リルカ「まぁ珍しい能力ではあるけど、そこまで驚くもんじゃないでしょ」

上条「そうか?でもオレ、能力目覚めたの昨日だからさ、やっぱ驚くよ」

リルカ「はぁ!?だってアンタ、さっきおもいっきり能力使ってたじゃない!」

上条「え、マジでか?」

リルカ「無意識でやるとか……アンタバカね!」

上条「出会って数時間でバカと言われた!?」



リルカは食後の紅茶を飲む

少し温くなっていたがこれくらいがちょうどいい



リルカ「はぁーまったく、こんなとこに完現術者がいたと思ったら能力の使い方も知らないバカだったなんて…時間損したわ」

上条「酷い言い草だなコノヤロウ…」


これ以上バカにされたくないので話を変える



上条「そういえば、完現術者ってまだ何人かいるのか?」

リルカ「少し前まで完現術者で少数の組織作ってたけど今はもうなくなったわ。そんで、アタシはこうしてここに観光に来たってわけ」

上条「へぇーそうなのか。でもなんで解散しちまったんだ?」

リルカ「あんたに話す義理はないわ」


リルカはなにくわぬ顔で再び紅茶を啜った


上条「……?」


よく分からなかったが、無理に聞き出す程の仲ではない。

それになんだか触れてはいけないような、そんな感じがした



上条「…まぁいっか。ところでさ、完現術者って事はリルカも完現術使えるんだよな」


リルカ「んなもん当たり前じゃない、バカじゃない?」

上条「一応確認だよ。でさ、オレにも完現術教えてくれないか?」

リルカ「イヤよ、メンドクサイ」

上条「頼む!なんとか!!この通り!!!」バッ!!


女の子に頭を下げる男。周りからみると大層無様である


が、そんな事は上条にはどうでもよかった

不幸な自分に珍しくラッキーな出来事が起きたのだ

おそらく、これを逃せば二度と機会は来ないであろう予感がしていた

うぉ、更新来てた
できれば投下の時はageて欲しい

勝手にageちゃえばいいんじゃね?
書いてる側の意欲もagaるんじゃね?

リルカに弟子入りですか、ほんでもってフラグをたてるんですね。

月島さんでないのか。あの人でたらとある科学以上の鬱になりそう。その前にどうやって倒すんだ、あの人。原作では
恩人でも容赦なく殺せる兄様がポリシーなんかで絶対にやらない自傷覚悟という知り尽くしてるからの不意打ちでだったけどあの人だからおなじやり方はできないだろ

乙……だと……!?

リルカの完現術ってあのウサミミか
標的を収納するヌイグルミとかドールハウスとか必要だけど
マーキングや体内潜伏とかは媒体無しでも行使できるんだよな

   ̄ _  ̄._,,r'" _,ノ .,>─---、.   ゙ヽ  ゙l、_.   _,ィ
      /~ ,-'"  ,r‐'' ̄`H"      .l ヾ、_  )    ゙ー'´  /
     v'  (  __,l =・= ノ゙i、 =・=,/  ト、 ̄         (
.     ゙l   ゙ー"/゙ト、_,/▼ ゙ー─'"   l  丶.         {
.       ゙j    |   ∵∴ | ∴∵∴   ノ.    ヽ      i、
     /    人  ∵∴ |  ∵∴_,,..-"      ゙i、      (
    ノ /"⌒゙ト、゙'ー─┬┼─┬'"             >   ,l~
   _}  l    ゙)゙l:..:.:.: : l ,!  ノ              / ゙l   {
    )   l,,   ,)-'::.:.:.: : :゙ー‐'"           . .::v"     ゙i  ,i
天才漫画家冨樫義博が華麗に>>2get! お前ら俺の漫画読めよ!!

冨樫は偉い!!落書き掲載が許されるのは冨樫だけ!!TOGASHI is god!! TOGASHI is god!!

荒木比呂ひ>>5 ジョジョ?売上はハンタの足元にも及ばない(プ
尾田栄>>1郎 コミックス売れててもアニメの視聴率は低すぎ(ププ
澤井>>4しお お前は絵が下手すぎ(ゲラ
>>8吹健太朗 パクリは[ピーーー]よ(^^)
秋も>>10治 老害は[ピーーー]よ(ププ
許斐たけ>>4 お前の漫画キャラ爬虫類みたいだぞww
>>9保帯>>人 オサレは度がすぎると嫌われるぞwwww
島袋 >>3年 援交やって捕まった犯罪者がまだ漫画描いてるのかよ世も末だなww

上条さん完現術者になったってことは死神とかが見えるってこと?

>>57>>61に対する>>59>>62の意見だが
時系列的がわかんないからどうだろうと思う
しかし「十字架」おまえだけは許さない。

>>156
キモいからしね

このリルカ54巻後だよな?ジャッキーや雪緒、すし河原も出てくる可能性あり?

リルカもラッキースケベの毒牙に・・・


月島さん出るとしたらクローンですとかかな?

ageとかsageとかよくわからんが
とりあえず書き込み

トール「上条ちゃん・・・よくないなあ、こういうのはさあー。」

これとある×鰤ssだよな

読んでます!頑張ってください




リルカ「……何度も言わせないでくれる?イヤよ、メンドくさい」




上条「……そっか」

リルカ「そうよ。……それに」







リルカ「アンタは、完現術を身につけないほうがいいわ」








上条「はぁ?…どうしてだよ?」

リルカ「アタシの直感。何となくアンタは完現術を身につけないほうがいい、そんな気がするのよ」

上条「なんだそりゃ…」

リルカ「それにアンタはその右手があれば充分じゃない。それで我慢しなさいよ」


確かに、右手は今まで幾度も彼を救い、上条に力を与えてくれた。

だが、右手の事が広まるにつれ相手も戦法を変え始めている。

今や能力だけでゴリ押ししてくる奴もほとんどいなくなり、銃口を向けられることも増えてきた

そもそも、右手で打ち消すことすら出来ないこともある

今は《受け流す》ことで何とか対処しているが、それも看破されるのに時間はかからないだろう

だからこそ、上条には力が必要であった



上条「……でも、それじゃ変わらないんだよ。何も」

リルカ「アンタの都合なんて知らないわ。とにかく、アタシは教えないから」


やはりリルカには教える気はないらしい

その目は既に上条に向けられていなかった

リルカは残り少なくなった紅茶を飲み干すと立ち上がる


リルカ「とりあえずこの話は終わり。アタシはもう行くわ。それじゃ」

上条「あ、おい!…行っちまった……」


そういってリルカは足早に出て行った




辺りはもう暗くなっている


そこには、上条と、すっかり冷えてしまった紅茶があるだけだった





――――

一人取り残された上条はまだ店にいた


流石に何も頼まずに長居するのは申し訳なく、つい先程頼んだコーヒーを飲みながら1日を振り返っていた


上条(なんか……長い1日だったなぁ)


普段の生活でも十分濃い1日を送っている彼だが、今日はその中でも特に濃密な1日であった


レベルは不明になり、
インデックスに聞いたらそれは完現術だと分かり、
その力を無意識に使い、
偶然、同じ完現術の少女に会い、
修行を頼んだら断られ、

そして今に至る


上条「結局、教えてくれなかったか…」


頑なに完現術を教えてはくれなかったリルカの事を思い出しながらコーヒーを啜る

少し背伸びをして頼んだブラックコーヒーは、口の中に苦味をダイレクトに伝えてきた

砂糖を入れる気にはなれず、顔をしかめながらその液体を少しずつ減していく



上条「オレは身につけないほうがいいって言ってたけど…どういうことだ?」


店内にはパラパラと客がいた。落ち着いた雰囲気の店内は落ち着きを与えてくれ、ついつい長居したくなってしまう


上条「でも、そういう訳にもいかねぇよな」


コーヒーを飲み干し、決意を新たに上条はテーブルを離れた




完現術者から教えてもらえたら最高だったが

そうじゃなくてもどうにでもなるだろう


上条「やってやるさ」









そうして上条は名残惜しくも 店 から出て行った










上条「……あれ?そう言えばあいつ、右手のこと知ってたんだ?………まぁいっか」




上条「あれ、そう言えば、何であいつ右手のこと知ってたんだ?……」

↑訂正文です

こっちのが正しいやつなので170は無視して下さい


更新遅くてすいません

一応受験生のため、ほとんど考える暇がないのだと言い訳しときます

とりあえず落ちない程度に更新してきますので、気長にお願いいたします


*Information*

・上条さんの完現術 αがやっとこさ決まりました
 登場は…もうちょい後ですすいません
 

・リルカは上条さんに惚れません




完現術+αですね

半角表れないの忘れてた…

乙です
のんびり頑張って

乙、応援してる

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