男「私たち…」 女「入れ替わった…?」(520)

おちてたからやり直し(´・ω・`)

少女漫画的展開のラブコメ目指してます

前見ててくれた人ありがとうでした
また付き合ってくれるとありがたいです

ちなみに15~20話くらいで終わる予定

―第1話―

私、女!中学3年生の普通の女の子!
そんな私にあんな悲劇が起こるなんて夢にも思わなかった…

いつもと変わらない放課後…
私はクラス1のイケメンのイケメン君を遠巻きに見つめていた

女(はあ…イケメン君かっこいい…)

そんな私に気づくわけもなくイケメン君は友達と帰っていった

女(今日もかっこよかったなぁ…)

男「おい!なにぼーっとつったってんだよ!てめぇさっさと帰るぞ!」

女「うるさいなあ!わかってるっつーの!」

こいつは近所に住んでる腐れ縁の男
仕方ないからずっと一緒に登下校してる

イケメン「あれ?男、まだ帰ってなかったの?」

男「おうイケメン、お前こそ帰ったんじゃなかったのかよ?」

イケメン「忘れ物取りに来たんだよ」

女(イケメン君…!きゃあああ!うわああああ!近い!)

イケメン「男さぁ、いつも女さんと一緒に帰ってるよね。仲良いの?」

女「えぁ!?」

男「はぁ~?お前マジ脳天狂ってねぇ?んなわけないっつーの。こいつとはただの腐れ縁ってやつ」

イケメン「そうなんだ。あ、お前明日の朝練ちゃんと来いよ!じゃあな」

男「おう、まかせろ」

そしてさわやかに去っていくイケメン君

女「男のバカアアアア!!なにイケメン君に対して『脳天狂ってねぇ?』とか言ってんの!?狂ってんのは男の方でしょ!」

男「はぁ?なにいきなりキレてんだよ」

女(イケメン君に私たちが付き合ってるとか勘違いされたらどうするの…)

男「ま、いいけど。早く帰るぞ。見たい番組あんだよ」

女(…よし、決めた!明日からはもう男と一緒に登下校しない!)

男「おい、聞いてんのか?」

女「え?なに?」

男「…別に」

学校を出た。ほら早く言わなきゃ…!

女「あのさ、男…」

男「あ?」

ぐしょっ!!
男がなにかを踏んづけて転びかけたダサい

女「…?」

男「なんじゃこりゃ!」

ねこのぬいぐるみだった
どうやらねこ踏んづけちゃってたみたい
にしてもやけに本物みたいなぬいぐるみ…

女「落とし物かな?交番に届ける?」

男「バカか!良い子すぎるだろおま!こんなのほっときゃいいんだよ」

女「うーん…まあいっか…」

男「!?今これ動かなかったか!?」

女「え?そんなわけないでしょ。気のせいじゃない?」

男「そうだな…きっと毎日の朝練で俺、疲れてるんだ」

女「なに言ってんの。朝練ずっとサボってるじゃん」

男「言うなよ…まあとにかく捨てとこう」

ねこ「ちょっと待つ@」

女「え?」

男「ん?」

女「いや、今なんか言った?」

男「え?なんも?」

女「あれ…?だって…」

ねこ「我が輩ここ@!」

男「うわあ!!!ねこだ、さっきのねこ!」

女「ええええ…!?しゃべってない…!?」

ねこ「我が輩ねこ違う@」

女「おおお…最近のぬいぐるみはすごいね…」

ねこ「我が輩ぬいぐるみ違う@そこの♂我が輩拾い上げれ@」

男「お、おう…」

ねこの首ねっこをつかんでのぞき込んでみたりしても
やっぱりぬいぐるみはぬいぐるみ
でもスイッチが見当たらない

ねこ「我が輩魔法使い@」

男「ちょwなに言ってんのwえ、なんのキャラ?」

女「QBのパチモン的なやつ?見たことないけどなぁ…」

ねこ「耐え難い屈辱@!しかし我が輩おぬし達頼みある@」

男「金なら貸さねーぞ。小遣い前だし」

女「私も~!」

ねこ「この星のもの興味皆無@頼みとは…@」

男・女「た、頼みとは…?」

ねこ「おぬし達のどちらかに我が輩取り憑かせれ@」

女「男決定」

男「は!?やだよ!俺朝練あるじゃんよ!」

女「行ってないじゃん!こっちだって、お母さんペット苦手だし!」

ねこ「我が輩ペット違う@!」

男「とにかく、俺ら無理だから他の人に頼んで」

女「ごめんね~」

ねこ「耐え難い屈辱@!考え直ししれ@!」

最近のぬいぐるみホント高性能すぎてよくわからん
名残惜しいけどもとの場所に置いて歩き出した
その時…!

ねこ「我が輩激怒@!おいおぬし達こっち見れ@!!」

まわりが

男・女「え……?」

光に包まれて真っ白に…

女「きゃあああああああああ!!」

男「うわあああああああああ!!」

とっさに目を閉じて、すぐに開いて、異変に気づいた
さっきいた場所と同じなのに違和感があって
目の前にいたのは

男「うそ、私…!?」

女「俺がいる…!!!」

男「私たち…」

女「入れ替わった…?」

待ってた

1話分けっこう短かったw


―第2話―

ねこ「成功した@!おぬし達悪い@!」

女(中身男)「な、なんで…!?え!?」

男(中身女)「ねこちゃんがやったの!?どういうこと!?」

ねこ「入れ替わった@この星単位でいうと24時間で元通り@」

女「入れ替わった@じゃねーだろ!!てめぇ殺すぞ!」

ねこ「我が輩殺す、二度と戻れなくなる@」

女「のわああああマジかんべんっ!!」

男「ってことは24時間も男の身体って事…!?やだきもい無理やだああああ!!」

女「俺だってこんなドラム缶やだね」

男「ちょっと!ドラム缶ってなに!?男はガリッガリすぎなんだよこの一反木綿野郎!」

女「おい!気にしてんだぞ!俺は筋肉がほしいの!」

男「朝練サボってるからでしょーが!」

女「くっ!ど正論を…!」

ねこ「我が輩無視しるな@!とりあえず見た目♂に取り憑く@」

男「見た目♂ってことは…私!?やだよ!」

ねこ「もう取り憑いた@」

男「きゃああああああああああ!!」

女「俺の身体で『きゃー』とか言うな!きしょくわりィ!」

男「じゃあそっちだって私の身体で『俺』って言うな-!」

女「女が男言葉でもかっこいい!で終わるけど男が女言葉使ったらキモイだけだろうがよ!」

男「そうだね!!!ざまぁ!」

女「なんて言い争ってる間に5時のチャイム鳴ってんじゃねえか!」

男「なに?なんかあるの?」

女「5時からのニュース見ないと1日が終わらねーんだよ」

男「なにその日課!?変なとこで真面目なんですけど…!」

女「おい!大事なことだろーがよ!」

ねこ「我が輩無視しるな@!」

女「うっせーな、なんだよねこ」

ねこ「我が輩刺客から逃げ延び@おぬし達にかくまってもらう@」

男「え?」

女「刺客?」

ねこ「我が輩星から逃げてここ来た@奴ら追ってくる助けれ@」

女「はあ…?つまりお前は宇宙人ってことか?」

男「なんか悪いことしたの?」

ねこ「この星で言う免許更新しなかった@世間の目冷たい@しかも罪@」

男「それで逃げてきたの?けっこうやるねぇ」

女「お前の星にも免許とかあんの?地球と変わんねーじゃん。何免許?」

ねこ「この星の免許とわけ違う@」

女「ていうかお前なんなの?俺らが入れ替わったのって魔法なのかよ?」

男「魔法!?ねこちゃんすごい!!!ねえねえ他になにか出来る?」

女「のんきだなお前…」

ねこ「我が輩魔法使用@魔法かけられし人のみ我が輩認識出来る@刺客から逃げるのに都合良し@」

女「…と、いうことは…つまり…どゆこと?」

男「え、わかんないの?つまり、ねこちゃんの姿は私たちにしか見えてないんだよね?」

ねこ「見た目♂その通し@見た目♀馬鹿@」

女「おい!!!うるせえよ自己中クズ野郎!!」

ねこ「耐え難い屈辱@!我が輩♀@!」

女「じゃあなんで自分のこと我が輩って呼んでんだよ!?」

男「ねこだからだよねー」

ねこ「ねー@」

女「我が輩ねこ違う@言ってただろ!なんなんだよ!」

ねこ「この星の言葉昔教わった@その時ねこは我が輩という決まりある教わり@」

男「教わったって?誰に?」

ねこ「忘却の彼方@」

女「なんじゃそりゃ」

男「ていうか私もうお嫁にいけないんだけど!!こんな身体でお風呂とかトイレどうすんの!?」

女「ちょwお嫁てw心配しなくてももとから行けねーから安心しろよw」

男「うっさい!!」

女「いや、でもまあ…確かに、風呂とか、どうしような?……」

男「ちょっと!今にやけたでしょ!?最低!変態!」

女「は!?なに言ってんだよ!だ、誰も、お、お前の、は、裸なんか想像してないし…!」

男「そこまで言ってないでしょうがあああ!うわああああんもうやだ!」

男「とにかく!男は今日はお風呂入らないで!トイレも行くな!着替えもするなあああ!」

女「は!?いや、俺は別にいいけど、お前の身体がくさくなるぞ。いいのかよ?」

男「男に見られるくらいなら、くさくなった方がマシに決まってるでしょ!!1日くらい大丈夫だよ!」

女「じゃあお前も風呂入るなよ。トイレとか着替えもするなよ!」

男「あったりまえでしょ!?するわけないじゃんそんなキモいこと!」

女「キモ…!?キモくねえよ!」

ねこ「とりあえず落ち着く@我が輩眠りたい@とっとと家向かえ@」

女「何様だよ!?」

ねこ「見た目♀には言ってない@我が輩見た目♂に言った@」

女「うわうぜえ!ていうかいちいち見た目♀とか♂とか言ってんじゃねえよ!」

男「そうそう、私、女っていうの」

女「俺は男だ」

ねこ「見た目♀オトコ、見た目♂オンナ@…?」

女「あーもーとりあえず帰るぞ。帰るっていうかお前の家に行くんだけど」

男「家着いたら余計なことしないですぐに寝てよ!?」

女「わーってるよ!」

男「明日どうする?ふたりとも休んだら怪しまれるかな…」

女「んなこたないだろ…休もうぜ…」

男「………いや、だめだめ…それじゃだめだ…!見張ってないと男がなにするかわかんないもん…!」

女「はあ?なんもしねぇよ…」

男「とりあえず、夜ふたりで一晩中いるのもおかしいから帰ったら速攻寝る!んで明日学校がんばる!」

女「めんどくせええええ」

男「じゃあそういうことで。明日迎えに行くから!」

女「はいはい…じゃあな!」

男「うん…」

ねこ「やっと睡眠とれる@」

男(結局またあいつと登下校することになっちゃってる…仕方ないか…無事明日が終わったら言おう…)

>>13
おおおありがとう!

―第3話―

男「…うーん…男っていつもどんな感じで家に入ってるんだろ…?まあいっか普通にただいまで」

男「た、ただいま~…」

ちょうど男の母親が近くにいたヤバイ!
何度か見たことあるけど男によく似ている

男母「男!!!い、いま…なんて…!?」

男「(え!?)あ、えぇと…ただいま~…なんちゃ…って~(うっ不自然!?)」

男母「…男が、ただいまなんて言うの…何年ぶりかしら…」

男(ええー!?)

男母「おかえり…!おかえりなさい男!!」

男「は、はあ…(ただいまくらい言えよ男…)」

男母「そうだ、今日は赤飯にしましょう!あと、男の大好きな納豆オクラとろろめかぶモロヘイヤ丼も作っちゃうぞ!」

男「あ、ちょ、ええ…!?(なにあいつどういう好み…!?)」

男姉「ちょっと!お母さんまたそんな気持ち悪いもの作るつもり?」

男(あ、男のお姉さんだ)

男母「なに言ってるの!あんたに食べろって言ってるわけじゃないんだから!」

男姉「視界に入れたくないの!」

男「あ、あの…お姉さん…」

男姉「はあ!?なにその呼び方!悪いもんでも食べた!?それとも転んで頭のネジ3本くらい落としてきたの!?」

男「(ああああこれ以上ここにいたらやばい!)えっと、えっと、俺、体調悪いからもう寝るんだぜ!!」

昔家にお邪魔したときの記憶を頼りに男の部屋のある2階に駆け上がった
あ、あぶない…

男母「あの子…」

男姉「まあ男が変なのはいつもの事だし」

男母「そーね!!」

男「はあ…あぶなかったぁ…」

ねこ「我が輩肝冷え@」

男「あ、そういえば誰もねこちゃんのこと気にしてなかったね。本当に私たち以外には見えてないんだ」

男の部屋はまあまあ散らかっていた
あとくさい!汗くさい!ファブリーズどこ!?

ねこ「この部屋臭うよ@!」

男「や…!ぬぎっぱなしのトラパンある!無香空間からっぽ…!」

ねこ「我が輩眠い@もう寝る@ばいばい@」

男「うん…(私も寝なきゃ…着替えないってことは制服のまま寝ろってこと?しわになりそうだけどまあいっか)」

ベッドに転がってふとんをかぶって目を閉じた
な、なんか…

男(まさか男のベッドで寝ることになろうとは…変なの…)

ねこはすぐそこのクッションの上で既に眠っていた

男(はあ…明日大丈夫かな…)

なんて思ってたらいつの間にか寝てた

あんまりすがすがしくない朝、ベッドから起き上がる

男(朝だ………あー……元に戻ったらファブリーズかけに来よう…)

ねこ「我が輩起床@」

男「おはようねこちゃん」

男「うわ!寝癖!!制服くしゃくしゃ!ていうかくしどこ!ないし!だからいつもぼさぼさなのか!」

制汗スプレーを探していると母親の声がした

男母「男~!起きてる~!?気分どう~!?」

男「あ、ああ!うん!」

男母「女ちゃん迎えに来てるよ!早くしなさい!」

男「え!?あ、わ、わかった…!」

急いで部屋の窓を開けてみると女が立っていた。
ちょっと待って!!髪が!!爆発してる!!

男「ちょっと!!なにその髪!!」

女「え?なにって…イメチェンw」

男「アホ!整えるのが面倒だっただけでしょ!?やだもう!直すから!待ってて!」

女「はあ?いいって別に」

男「あんたが良くても私がだめなの!」

女「はいはい」

待ってるよー

>>34-35
ありがとおおお!
ご飯食べてたw

うろうろしてるねこちゃんをつかんで急いで階段を下りた

男母「あれ?ごはんは?」

男「い、いらない!」

女「てめーにゃ関係ねぇだろババア!」

男母「え?女ちゃん…?」

女「!!(しまった!いつものくせでつい…!)」

男「な、なんでもない!いってきます!!」

男母「お、男がいってきますなんて言うの何年ぶりかしら…!!」

男「(うわあああんめんどくさい!)行こ…!」

女「お、おう…」

公園で髪をなんとか許容範囲までおさめた
ほんとありえない…イケメン君に見られたらどうなっていたことか…

男「もう、私の姿で男言葉使わないでよ!」

女「…わかったけど、そっちも女言葉使うなよ!」

男「わかってるって!よし、練習する!」

女「じゃあ俺も女言葉練習するわ」

男「…『俺、眠いぜ』…『俺、朝練行くぜ』…完璧!」

女「俺いつも『ぜ』とか言ってなくね!?」

男「じゃあそっちはどうなの!?」

女「…『私、眠いわ』…『私、朝練行かないわ』…完璧!」

男「どこが!私『わ』とか使わないし!」

女「じゃあ、どうすりゃお前らしくなるんだよ!」

男「そんなの、なんでいつも私と一緒にいるあんたがわかんないの!?」

女「………ごめん」

男「?(やけに素直…)」

ねこ「我が輩空腹@食べ物よこせ@」

男「あ!ごめんごめん!ていうかねこちゃんなにか食べれるの?」

ねこ「我が輩雑食@なんでも食べる@」

女「地球の食べ物口に合うのか?」

ねこ「案外いける@」

女「無駄に偉そうだなオイ…あ、そうだ、俺のポケットにチロルが…」

そう言いながら私のズボンのポケットに手をつっこんできて慌てて振り払った

男「ふああ!!なにすんの…!!」

女「あっ…わり…」

なにこの状況意味不明ー!

女「あのー、ポケットにチロルあるからねこにやれよ」

男「あ、うん…ってこれハイチュウ(1個)じゃん…」

女「あ、そっか…記憶違い…」

男(はあ…びっくりした…入れ替わってなかったらぶん殴るとこだった…)

男「はい、ねこちゃん」

ねこ「我が輩歓喜@!」

男「おいしい?」

ねこ「案外いける@」

そうこうしてるうちに学校に着いた

ねこ「ここ何処@」

女「おい、ちゃんと男言葉使えよ」

男「そっちもちゃんとやってね」

女「まかせろ!」

そして教室へ向かった

―第4話―

緊張しながら教室のドアを開けた
いつも通り騒がしい

男(えーっと、私は男なんだから男の席に座らなきゃ)

席に座って女の方をチラッと見てみるとあちらも無事席に座れたみたいだった

男(今日はあまりしゃべらない方がよさそう…)

男(っていうか男、私の友達と普通に話せるかな…!うわあああ心配!ていうか私もか!無理…!)

女友1「見たよ~女!」

男「!!!」

女「(うわっ!はなしかけんな!)へ?な、なにお…?」

女友2「今日も男君と一緒に学校来てたね~」

女「ま、まあ…」

女友1「ねえ本当に付き合ったりとかしてないの~?」

女「いや、ただの腐れ縁…」

女友2「あやし~」

女友1「っていうか、好きな人いるって言ってたじゃん!誰なの~?そろそろ教えなってば~」

女友2「誰にも言わないからさ~っていうか協力するから~」

女「はぁ!?誰だよ!」

女友1・2「え?」

女「…!あ、いや…」

男(あのバカ…!)

男「女、ちょっと、いい?」

女「あ…う…うん…」

慌てて女を教室の外に連れ出した

女友1「うひょー!ついに…!告白か…!?」

女友2「男君がんばれ…!!」

男「バカ…なんでいきなり男言葉に…!絶対変に思われたじゃん!」

女「…なんでって…」

男「なに?」

女「いや、お前…好きな人とかいるんだと思って…」

男「は?なに急に」

女「…俺、前から気になってたんだけど…」

男「あ…(な、なにこいついきなり真剣になって…!)」

女「誰?」

男「…い…言えるわけ…ないでしょバカ!教室戻る!」

女を突き飛ばして教室に戻った

女「いってー!自分の身体だって忘れてるだろあいつ…!」

男(あーびっくりした…なんなの…)

男友1「おい男~!お前今女ちゃん連れてどこ行ったんだよ~!」

男友2「告った!?あ!フラれたんだろ!ざまぁ!」

男「え…え!?あ!ちがう!(わああああ!)」

男友1「なんだよ~お前らいつも仲良さそうだからてっきりお前女ちゃんのこと好きなのかと」

男友2「そうそう!ケンカをするほど仲が良いってな!」

男「そ、そんなわけないじゃん…!!」

男友1「おおお!慌てるところがあやし~!」

男友2「どうなんだよ実際!どこまで進んでるんだよ!言っちゃえよ楽になるからさ!」

男友1「お前女ちゃんと幼なじみなんだろ?」

男「そうだけど…」

男友2「そういうのってさ~いつの間にか好きになってたりするんだろ~?」

男友1「い~な~!俺幼なじみいねーから!」

男友2「なに言ってんだよお前彼女いるだろ!」

男友1「ふふふ…負け惜しみはやめたまえ男友2君」

男友2「なんだと!?負け惜しみじゃねーよ!」

男(だって…そんな…ええ…!?男が私のことどう思ってるかなんて考えたことなかった…)

男友1「あ!男顔赤くなってやんの!わっかりやす!」

男「え!?いや!そ、そんなことない!」

男友2「あ、女戻ってきた」

男「あ…」

難しい顔をして女が席に座ったのが見えた

女友1「告られた!?」

女友2「ついに!?」

女「ち、ちがうって…」

女友1「なんだ~つまらん」

女友2「本当だろーな?」

女「ほんとだって…」

その時、担任が教室に入ってきた
騒がしかったクラスのみんなが一斉に自分の席に移動する

担任「はいはーい、静かに-!出席とりまーす。青木~、井上~、梅田~…」

男(はああああ今日1日やってく自信ない~う~…)

担任「女~」

男・女「はい~」

担任「え?」

クラスの人たちが男の方を向いた

男「…あ!?まちがえた…っっ!」

女(バカ…!)

男友1「ぎゃははは!!なんで返事してんだよ!」

男友2「女のことばっか考えてっからだろ~!」

男「え!?いや…!」

担任「はいはい静かに~男君は自分の名前呼ばれたら返事するように~。じゃあ続けます」

男(私のバカー!!こんなんじゃイケメン君に誤解されるー!ってあれ?イケメン君いない…)

担任「イケメン~……ん?イケメン君今日休み?誰か事情知ってる人いない?」

クラスの人「あ!たぶん朝練の片付けじゃないすか!?」

担任「あーそうか。じゃ、続けまーす」

男(あ、そっか朝練!…男め!またサボってイケメン君を困らせ…って男は私じゃん!あー!しまった行けばよかった!)

HRが終わって担任が教室から出て行った
クラスがまた騒がしくなる

男(次数学か~黙ってれば終わるな…)

その時、イケメンが朝練の片付けから戻ってきた

男(あ、イケメン君…!え、こっち来る!なんで!?)

イケメン「また朝練サボったろ!」

男「あ、え、あ…!(イケメン君…!わああああ!!そっか私今男なんだ…!)ご、めんなさ…次からは行きます…」

イケメン「む…男が珍しく反省してる…ま、次からは気をつけてよ」

男「う、うん…」

男(きゃあ!イケメン君としゃべっちゃった!久しぶりに!あーイケメン君優しいな~この身体も悪くないね…!)

女の方を見てみると、誰とも話さなくてもいいように机に伏せて寝たフリをしているみたいだった

男「………」

妙な違和感を覚えた。見たくなくても自然と女の方を見てしまう。

男(なにこの感じ…目が離せない…え、私ナルシストなの?うーん…)

イケメン「女さん」

女「!」

男(え?イケメン君!?え、うそ!?なに!?)

イケメン「どうしたの?気分悪い?」

女「あ、いや…」

男(イケメン君…!や、優しい…!男めー!あんたいつもイケメン君としゃべってるんだから替わってよね!)

女「な、んでも…ない」

イケメン「…ホントに?顔、赤いよ?」

イケメンが女の顔をのぞき込みながら言った

女「え!?」

女(あれ?なんか…鼓動やばいなんだこれ?)

イケメン「熱とか、あるんじゃない?」

女「あ!だ、だいじょうぶ…(顔あっつ…え?なんで?)」

イケメン「そう?具合悪くなったらすぐ言った方がいいよ」

女「あ、ありがと…」

男(はあああイケメン君やばい優しい…!ていうか男私の身体で風邪でもひいたの!?昨日ふとんかぶらず寝たんじゃ…!)

女(まさか……)

チャイムが鳴ってクラスの人たちが席に座った
そして数学の授業が始まった

前スレの内容ここまで~
こっから5話

―5話―

数学の先生「へい!今日は!2次方程式やる予定だったが!気が変わって!小テストをすることにしたぜ!」

クラスの人たち「はああああ!?」

数学の先生「まとめの小テストだから!成績にも!関係あるぞ☆まあ!がんば!」

クラスの人たち「ぶーぶー!!」

ものすごいブーイングの中、先生は無理矢理小テストを配った

数学の先生「じゃ!はじめ!」

男(…ハッ!男めっちゃバカだった!どうしようあいつ絶対0点とる!どうしよう!)

とりあえず名前を書いてみたところで異変に気づいた
あれ?この字…

男(男の字だ…そうか、今私男の身体なんだから字は男なのかな?)

しばらくして更なる異変に気づいた

男(え…うそ…全然わかんない…あれ…!?なんで…!?…まあ男のテストだからいいけど…)

男(うわ!時間やばい終わっちゃう!2問しか書けてないよー!)

時は無情に過ぎて時間が来てしまった

数学の先生「はい☆しゅうりょ☆」

クラスの人たち「ざわ…ざわ…」

つまり性欲も男のソレなのだな…

男(うわ、どうしよ…いや、別にいいんだけど…)

とりあえず答え合わせに教科書を見て愕然とした

男(ま、まちがえた…え、0点…!?)

女「男ー!」

男「(ビクッ!)あ、な、なに…?」

女「テストどうだった?」

男「…あ、いや…」

女「おr……わ、わたしさあーあんなに回答欄埋まったの生まれて初めてかも!」

男「え?」

女「マジマジ!男は!?」

男「…あのー…ごめん!0点!」

女「…はい!?せっかく中身が女だから良い点とれるかもって思ったのに…」

男「ごめんー!」

女「いいって!どうせ、お…わたしがやったとしても0点だったんだし」

女友1「女ー!次理科室だよ~」

女友2「男君と仲良いのはいいけど、理科の先生遅れると怖いから早く行こ~!」

女「仲良くないっつーの!」

男「あ…(怒られると思ったのに…それに、なんか今…)」

男友1「おーい男!理科室行くぞ~」

男「…あ、ああ!うん!」

男友2「おい、お前また女と仲良さそうに話してたな!」

男「仲良くないって!」

男友1「またまた~そんなこと言って~!」

男友2「あ、そうだ!女に抱きついてこれば!?」

男「は!?なんで!?」

男友2「バーカどんな反応するか見てみるんだよ、ほら、あそこに女がいる」

男友1「あ!わかった!お前もう抱きついたことあるんだな!?」

男「そ、そんなこと!!ないって!!」

男友1「あわてるところがあやし~」

男友2「どっちにしても、ほら、早く行け!」

男「そんなこと出来るわけないって!」

男友1「あ~も~!じれったいな!」

男友2「男友1!こうなったら男を女の方にぶんなげるぞ!」

男友1「おう!せーの!」

男「え!?ちょ…!」

男友は男をおもいっきり突き飛ばした。

男「わー!?」

男友1「おー!ナイスコントロール男友2!」

男友2「お前もな!」

女友1「なんかあっち騒がしくない?」

女友2「あれ?なんか男君がこっちに…」

女「…?」

やばいマジで!自分にぶつかるやばい!
と思ったら直前でこけた

男「ひゃあ!」

女「うわ…!?」

それでも、結果的に受け止められる形になってしまった

男「ご、ごめん…あの、あ、あいつらが…」

女「あー…うん」

お、うおお…自分のなけなしのおぱいが顔に当たって…
や、やばい、なんか…ずっとこのままでいたいかも…

女「いつまで抱きついてんの…」

男「!!あ!いや、ごめん!!(私なに考えて…!?)」

慌てて飛び退いた
今、自分、顔赤い気がする

女友1「男君なにしてんのもう!」

女友2「変態!セクハラ!相手が女じゃなかったら訴えられてるよ!」

女「ちょっと…」

男(ええー!?)

男友1「だっせ!おめーがこけてどーすんだよ!」

男友2「女に嫌われたな」

男「あんたらのせいだろ!」

男友1「軽く失敗だな…よし!こうなったら!ちゅーしてこい!」

男「はあ!?無理無理!絶対無理!!(っていうかやだ!)」

男友1「つべこべ言うな!」

ざわざわ‥ ざわざわ‥

男友2「おい!つーか俺らこんなことしてる間に理科に遅れてるぞ!」

男「うそ!?」

男友2「男友1のせいだ!」

男友1「と、とにかく急ぐぞ!」

慌てて理科室に入ると案の定理科の先生は激怒していた。

理科の先生「あーたたち、なにしてたザマス?」

男友2「えーっと、トイレ行ってたザマス…」

男友1「そうそう、俺と男友2はすぐすんだんだけど、男が大で…」

男「は!?なんで!?」

女(男友1のヤロー…)

理科の先生「あーたたち!わたくしの目の前で汚らわしい話はおやめなさいザマス!キィイ~~!」

男友1(うわーババァきもっ)

男友2(まあ適当に受け流せばそのうち終わるだろ)

男(っていうかこの状況、私が悪いってことになってんの!?)

1時間にも渡る長い説教の末ようやく解放され、3人で疲れ切って教室に向ったのだった…

とりあえずここまで~
また来るです

>>64
いやーそうなんだけど
あんま下のネタは出てこないのであります

>>74
ぬかざわざわ…させてごめんw

ラスト戦ったりするのか?

はよ

更新遅くね?

また来ました~

>>78
ラスト近くになるとSF超大作になって悪の組織に立ち向 かわないよ!
普通の話です~

>>79-83
ありがとうござますー!
ありがとうござますー!(2回言った

>>84
1日に1回来れるか来れないかな感じなのです…
すんません…あざーすです…

中2の時に書いてた小説(未完)を手直ししながら投下してるんす
11話まであるのでそこまではスムーズに行くはずだけど
それ以降はゆくーりになっちゃうかも…すんまそん…

―第6話―

男(もおおおおあの先生…男友1が変なこと言うから集中攻撃してきたし…返事に苦労した…)

ぐったりと席に座っていると、男友2に呼ばれた

男友2「おい男ー!」

男「…なにー?」

男友2「2組のー…えっと、名前なに?」

男「?」

廊下にいる女の子に話しかけてるみたいだった

2組の子「2組の子ですぅ…」

男友2「あ、ごめんね、2組の子さんが呼んでるー!」

男「おー!(誰?知らないなぁ…男の知り合い?なんだろ…)」

男「なに?」

2組の子「あ、あのぉっ!」

男「うん(かわいい子だな…)」

2組の子「えっとぉ、2組の子ぉ、男君のことが好きなのっ!ずっと前から見てたのぉ!」

男「………ぅえ!!?」

2組の子「もしよかったらぁ、2組の子と付き合ってくださいっ!」

男「え…ええ!!!?(うそおおおおお告られたああああ!!)」

男友1「ごめんね~2組の子ちゃん!こいつ彼女いるからさ!」

男友2「お前が答えんなよ!」

2組の子「か、かの…かのじょぉ…???」

男(ハッ…!!)

男「か、彼女じゃ…彼女じゃないって…!」

男友2「でもさ~お前好きなんだろ~?」

男「ち、ちが…」

2組の子「あ、あのぉ…誰ですかぁ?その人ぉ…」

男友2「こいつの幼なじみの女さん」

2組の子「幼なじみがいたんですかぁ!?」

男友1「そう!めっちゃ仲良いの!」

2組の子「………」

男・男友「!!!」

な、な…泣いて…泣いてる!!2組の子さんが泣いてる!!

2組の子「…ぅ…ふぇ…っ…うぅ…」

男「あ、あの…っ」

男友2「男友1がめっちゃ仲良いとか余計なこと言うから…!」

男友1「な、お前だって幼なじみとか言うから…!」

男友2「でもそんなん幼なじみってだけで彼女とは限らんし!」

男友1「じゃあこっちだって仲良いってだけで彼女とは限らんし!」

2組の子「……っく……す、好きじゃ…な、ないのぉ……?」

男友1「ど、どうなんだよ男!」

男友2「はっきりしろ!!お前それでも男かよ!?」

男「え、えええっと…ええええー!?(中身女なんですけど…!?)」

男友1「はよ!」

男(そ、そんなの本人に聞かなきゃわからないよー!っていうかこの子誰!?どういう関係なの!?)

2組の子「……」

男「…ちょ、ちょっと…時間!時間ちょうだい!もうちょっと待って!明日くらいまで!(これでなんとか…!)」

2組の子「やだぁ!今じゃないとやだぁ!!今言ってよ男君!!ねぇ~~!!」

男(げっ!なんじゃそりゃ!)

その時、3時間目の授業のチャイムが鳴った

男(ホッ…天のお助け…)

男友2「2組の子さん、ほら泣きやんで…教室戻らなくていいの?」

男友1「そうそう!今日2組3時間目体育だろ?急がなきゃ!」

2組の子「やだぁ!こんな顔じゃ戻れない!サボるぅ~!」

男友1「あ!じゃ、じゃあさ!男も一緒にサボれよ!」

男「な!なんで…!」

2組の子「え?男君も一緒にサボってくれるのぉ!?」

男友2「そうだよ!お前!責任とれよな!あと返事しろよ!」

男友1「先生にはうまく言っておくからさ!」

2組の子「わぁ~いっ!行こぉ!男君!」

男「えええ~~!!?(こんな子と1時間も一緒にいる自信ないー!)」

男友1「いってらっしゃーい…(ふぅ…)」

男友2「おい、いいのかよあれ…女は…?」

男友1「一応報告しとくか…(どんな反応するか見たいし)」

男友2「そうだな…」

腹黒そうだな・・・

女はチャイムにも一連の騒動にも気づかずに机で熟睡していた

男友1「女ちゃん、起きて!」

男友2「大変なんだ!」

女「……?え、授業…?先生来た…?」

男友1「ちがうちがう」

女「なに?なにか用?(こいつらが女になんの用だよ…ひやかしか?まったくこりない奴らだな…)」

おーー!

男友2「それが、男友1のせいで男が他の女と一緒にサボることになったんだ!」

男友1「なんだよ、俺のせい!?」

女「……他の女…とは…?」

男友2「2組の子さん!」

女「……え!?」

男友1「あ、知ってるの?」

男友2「なんと!男がその子に告白されたんだよ!」

女「はあ!?」

男友1「それでさぁ~男には女ちゃんっていう立派な彼女的な幼なじみがいるって言ったんだけど」

男友2「2組の子さんが泣き出しちゃって」

男友1「男が時間ちょうだいとか男らしくないこと言うから2組の子ちゃんが怒っちゃって~」

男友2「ちょうどチャイム鳴ったんだけどさ、泣き顔じゃ授業出れないって2組の子さんが言うからさ」

男友1「返事するがてら男も一緒にサボらせたんだけど…」

男友2「やっぱまずかったかなぁ…?」

女「っていうかその子、2組の子さん!?確かに!?」

男友1「うん、そう言ってたけど…知り合いなの?」

女「あ、いや…!」

男友1「どうする!?放っておいたら2組の子ちゃんに男取られるよ~!」

女「あ…いや…そんなことは…ないと思うけど…」

男友2「おお!余裕だ!よかった安心した!」

男友1「俺らなんだかんだ言って女ちゃんと男にくっついてほしいからね~」

女「え?」

男友2「おい!男友1!先生来た!」

男友1「やば!じゃあ、そーゆーことだから!」

男友1と2は慌てて席についた。それと同時に先生が教室に入ってきた
3時間目の授業は英語。先生はやたらとゆっくりな人だった

英語の先生「そーりーそーりー!SUKOSHI遅れました~!はいすたんだーっぷりぃー!はろーえぶりわーん」

クラスの人たち「はろ~みすた~いんぐりっしゅてぃ~ちゃ~(やる気なし)」

英語の先生「お~け~!しっだんぷりぃ~」

英語の先生「おや?今日は男君はいないのかな?」

男友1「保健室です!」

英語の先生「そうかぁ、みんなであとでお見舞いに行こうな」

クラスの人たち(病院に行ったわけじゃないのに…)

英語の先生「どこまで進めてたかな?ああ、ここだな…」

男(やばい…まずい…どうしよう…!!)

とりあえずここまで~
また来るです

>>96
どっすかね…

>>98
おーー!!!


続き楽しみにしてる

>>105-108
乙ありです!!

>>103の最後のセリフ女ですやっちまったな…
ほんとすんません 他にも間違ってたらすんません…!

おつ
更新待ってます

まだか

>>110
乙ありでーす

>>111-115
ふひぃ!遅くてすんません!!
ありがとうございます!!


投下するでーす

―第7話―

女(まずいだろコレ…俺もサボって女のところ行くべきか…!?)

女(いや待て、さすがに怪しいだろ…それにどこにいるかわからんし)

女(場所がわかったとしてもあいだに入るのもおかしいだろ!俺今女なんだし!)

女(ああああなんで今日に限ってこんなことにー!ていうか男友のヤロー!あいつらのせいだ!)

そんな中、男と2組の子は屋上に来ていた

2組の子「2組の子ぉ、男君と一緒にサボれてしあわせぇ~」

男「そ、そう…」

2組の子「ねぇねぇ~2組の子と付き合おうよぉ~」

男「う、うーん…?(ちょっと待って男の好みってなんだっけ?この子顔は悪くないんだよね…)」

2組の子「あ!否定しないってことはぁ、少しは2組の子にも可能性があるってことぉ!?」

男「え!?あ、いや…」

2組の子「………やっぱりぃ、女って子が好きなのぉ?」

男「……うーん……」

2組の子「2組の子ねぇ、男君のためならなんでもするよぉ」

男「……(確か男、こういうめんどくさそうなの苦手だったような…)」

2組の子「2組の子ぉ、男君の優しさに惚れたのぉ」

男「え!?優しさ!?(ってことはやっぱ男の知り合い!?)」

2組の子「男君忘れたのぉ?2組の子はぁ、1日だって忘れたことはなかったのにぃっ!」

男「ご、ごめん…いつの話だっけ…?(男がこんな子に優しくするなんて…!)」

2組の子「あれはぁ、2ヶ月くらい前の放課後ぉ…」

―2組の子の回想―

2組の子が学校から帰ろうとすると、急に雨が降り出しました。

2組の子「えぇ~!?さっきまであんなに晴れてたのにぃ~!傘ないよぉ…どうしよぉ…!」

2組の子があたふたしていると、1人の男の子がやってきました。その手には傘がありました。
2組の子は思い切ってその男の子に言いました。

2組の子「ねぇ、2組の子傘忘れたのぉ。だからぁ、2組の子と一緒に帰ってくれないかな?」

男の子「は?やだよ。傘せまくなるじゃん。他の人探せよ」

2組の子「なによぉ~!けちぃ~!」

ゆっくりでいいんだよぉ

その男の子は帰ろうとしました。
その時、かなり近くに雷が落ちました。

2組の子「きゃああああああああ!!!」

2組の子は驚いて、男の子に飛びつきました。

男の子「はなれろよ!じゃま!」

2組の子「お願いお願いお願い~!!お願いだから一緒に帰ってぇ!2組の子雷大っっっ嫌いなのぉ!」

男の子「はぁ!?だから、他の人探せって言ってんじゃん!」

2組の子「もうみんな帰っちゃったよぉ!お願いぃ~!!2組の子こんな雷の中1人じゃ帰れないよぉ!!」

2組の子はとうとう泣き出してしまいました。
男の子は困り果てました。

男の子「…ったく…しゃーねぇな…家どこなんだよ…」

2組の子「…き、北町…」

男の子「わかったよ…一緒に帰ってやるから、泣くなよ」

2組の子「ほ、ほんとぉ…!?ありがとぉ!」

男の子「そのかわり!傘持てよ」

2組の子「わかったぁ」

こうして2人は雨の中一緒に帰りました。

2組の子「その男の子が、男君だったのぉ!」

男「へぇ~…(あー…私が早退したときかな?あの日雷鳴ってたし…それにしても優しいな…北町って反対方向じゃん…)」

2組の子「それでねぇ、その1ヶ月くらい後にねぇ…」

男「…まだあるの?」

>>121
全俺が泣いた(´;ω;`)

―2組の子の回想―

2組の子はたくさんの書類を持って廊下を走っていました。
すると、曲がり角のところで誰かとおもいっきりぶつかってしまいました。
もちろん持っていた書類は辺りに散乱してしまいました。

2組の子「いったぁ~~い!!」

男「ごめん、大丈夫?じゃ、俺急いでるから」

男は体育の授業に遅れそうで急いでいました。

2組の子「ちょっと待ってよぉ~!拾うの手伝ってくれたっていいじゃん!」

男「だから、今急いでるって…あ、お前あの時の…!」

2組の子「お願いぃ!手伝ってぇ!男ちゃん!」

男「お前に男ちゃんなんて呼ばれる筋合いないんだけど…俺急いでるから他の人に頼めよ」

2組の子「もう授業始まってるから誰もここ通らないよぉ~!お願いぃ~!」

男「こっちだって体育もう始まってんだよ!じゃあな!」

2組の子「なによぉ~!けちぃ~!」

その時、突風が吹いて書類をさらに散乱させました。

2組の子「きゃああああああああ!!!」

2組の子「男ちゃん!お願いぃ~!これすごく大切な書類なのぉ!それにはやく持っていかないと理科の先生に怒られちゃうよぉ!」

男「げ!理科の先生かよ!でも俺マジで急いでるから…」

2組の子「ひどいよぉ~!困ってる人を見捨てるなんてぇ!」

2組の子はとうとう泣き出してしまいました。
男は困り果てました。

男「…ったく…しゃーねぇな…手伝ってやるよ…」

2組の子「…い、いいのぉ…?」

男「おう、だから泣くなよ」

2組の子「ありがとぉ!」

男「そのかわり!男ちゃんて呼ぶなよ」

2組の子「わかったぁ」

こうして2人はたくさんの書類を一緒に拾いました。

2組の子「それでねぇ、男君、ついでだからって書類半分持ってくれたのぉ!」

男「へぇ~…(あー…体育に30分くらい遅れたって言ってた時かな?そういうことだったのか…うーん確かにいつもより優しいな…)」

2組の子「男君、思い出したぁ?」

男「あ、ああ!思い出したよ…!(…これは…やっぱり…男はこの子のことが…好きってことでいいんだよね?)」

2組の子「やっぱりぃ、2組の子とはぁ、付き合えないのぉ…?」

男(う~~~ん………やっぱりそうなんだよね…!うん!)

男「…わかった…」

2組の子「え?」

男「いいよ、付き合おう!」

2組の子「ええ!?いいのぉ!?」

男「うん(たぶん…)」

2組の子「わぁ~~い!2組の子うれしぃ~~!!男君大好き!!」

その時、授業終了のチャイムが鳴った

男「ほ、ほら!教室戻らないと!」

2組の子「うん!男君!放課後一緒に帰ろうね!じゃあまたあとでねぇ~!」

男(う~ん…これでよかったのかな…)

男(男とあの子が付き合うってことは一緒に帰ったりするんだよね?)

男(ってことは私は男と一緒に帰れなくなるってことで…イケメン君にも誤解されなくて済むんだよね?)

男(うん、これでよかったんだよ…たぶん…)

男「………」

気づいたら教室に着いていた
まだ授業が長引いているようだった

男(まだ終わってないのか…待ってよ…)

英語の先生「はぁい!じゃあクラスの人さん、ここの英文読んでみてね!みんなに聞こえるような声でね!」

クラスの人「先生!もうチャイム鳴ったんですけど!!」

英語の先生「え?」

クラスの人たち「そーだよ!とっとと終われ~!」

英語の先生「や、ごめんごめん、先生授業に夢中で気がつかなかったよ」

5分遅れでやっと授業が終わった。
女は慌てて教室の外に出た。

女「あ!!お、おとこ…!」

男「あ」

女「おまえ…!」

男「あ…もしかして男友1と2から聞いた…?」

女「聞いた。それで、どうしたんだよお前…返事したのか?」

男「う、うん…」

女「なんて?」

男「……えーっと、OKしちゃった…」

女「はぁ!?なんでだよ!!」

男「な、なんでって…だって…あの…男があの子に優しいから…!あ、あれ?もしかして…好きじゃ…」

女「好きじゃねえよ!俺はあーゆーめんどくさいのが嫌いなんだよ!知らなかったか!?」

男「え!?えっと…知ってたけど…そっか…ごめん…勝手に…」

女「優しいっていうか…俺は泣かれるとどうしたらいいかわからなくなるんだよ…あいつすぐ泣くし」

男(確かに私はあんま泣かないけど…)

女「ていうか!俺はあんなのより女の方が100倍好きなんだけど!」

男「…え?」

とりあえずここまで~
見てくれてる人がたくさんいてありがたしです!
またぼちぼち来ます~

気になるところでwww
焦らしますねぇ

まったり見てますねー


気になるー!

今日はこないのかー?

>>1

俺が女の子と入れ替わったら

彼女の家に引きこもってオナニー三昧→
不安でいっぱいな彼女が彼女の家に押しかけてくる→セックスやりまくる

てんで話にならないw

>>1早くううう

日にちあいてしまった…!
申し訳!!

>>137
いつもありがとです!

>>138-139
乙ありです!

>>140
サーセン!

>>141
乙ありです!
141が主人公じゃなくて心底よかった!

>>142
おまたせしますた!

―第8話―

女「………」

男「………」

女「…あっ!いや、す、好きって…そういう意味じゃ…!ま、マシって意味で!」

男「あ……え……?」

女「ていうか…ごめん!今の忘れろ!!口が滑った……じゃなくて!~~っあ~~!も~~!!」

女は顔を真っ赤にしながら走り去ってしまった

男(……なに?なにごと?まあ…あれだよね…好きって…友達としてってことだよね…)

男(…あいつが、私のこと好きって…そんなこと絶対ありえないし…今までそんなそぶり一度も…)

男友1「おう!男!お前2組の子さんのことどうしたんだよ!」

男友2「そりゃあ断っただろ?きっぱりと!」

男友1「俺のことすきなのは嬉しいけど、やっぱり俺は女が好きなんだ~!ってさ」

男「え?いや…」

男友1「ていうか今女ちゃんとなに話してたんだよ!女ちゃんどこ行ったの?」

男「あ、それは…」

男友2「いいって!わかってるよ!告白してフラれたんだろ?ドンマイ!」

男友1「『俺は2組の子よりも女、お前のことが好きなんだ!』そしてぽか~んとする女ちゃん。返事を不安げに待つ男。
しばらくして女ちゃんは悲しそうに答えた。『…ごめんなさい、私、男のこと好きだけど…それは友達としてなの。だから、あなたの気持ちには答えられない…』
そして走り去る女ちゃん。ああ!!悲しいな!!元気出せよ!なっ!」

男「…なにそれ…」

男友1「ちがう?」

男「ちがう」

男友2「じゃあなに?」

男「…OKした…」

男友1「…なん…だと…?」

男友2「…うそ…だろ…?」

男友1「お前!女ちゃんにそんなこと言うからショックでどっか行っちゃうんだぞ!」

男「でもやっぱり断ることにする…」

男友2「よかったー!!もうお前らとっととくっつけよ!」

男「くっつけよって…」

男友1「2組の子ちゃんかわいそー!どうすんだよ!」

男「うん…」

その頃、女はトイレの個室にこもっていた(※女子トイレ)

女(…おちけつ俺!あれはマシって意味だったんだ!決して好きとかじゃなく!)

女(ていうかあんなの絶対あやしまれてるよ!なにしてんだ俺~!口が滑ったって…!それじゃまるで俺があいつのこと……)

女(ああ…あいつに会いにくい…まあ…4時間目は体育で男女別だからいいけど…)

とりあえず教室に戻った。男の姿はもうなかった。男どころかクラス全員いなかった。

女(げ!やば!早く行かないと!)

女はあわてて着替えて(といっても制服の下に体操服を着てるから脱ぐだけ)体育館に向かった。

その頃、男は廊下で2組の子と話していた

2組の子「なぁに?男君」

男「(…どう言えばいいんだろ…)あの…」

2組の子「あ、そぉだぁ!今度の日曜日、2人で遊びに行こうよぉ!」

男「あ……」

2組の子「え?なにか用事があるのぉ?」

男「……ご、ごめん…」

2組の子「ううん、いいよぉ!じゃあ!その次の休みはどうかなぁ?」

男「いや、ちがう…その…やっぱり…付き合えないっていうか…」

2組の子「え…!?」

男「ごめん…ごめんなさい!!じゃあそういうことで!!」

2組の子「え、ええ!?ちょ…男君…!?」

男はそれだけ言い残し全速力でその場から去っていった

男(う~…あの言い方はまずかったかな…だってどう言っていいかわからないし…)

体育館。
男はとぼとぼとこっそりクラスに合流した。今日の体育は跳び箱だった。

男友1「どうだった!?別れた!?」

男友2「怒ってなかったか?殺されなかったか?」

男「うーん…やっぱり付き合えないって言って走ってきた…」

男友1「はあ!?」

男友2「なんじゃそりゃ!最低だな!!」

男友1「うわ~~2組の子ちゃんかわいそー!」

男友2「理由もなく別れられるのは辛いと思うけど…」

男「う…」

男友1「男!お前は乙女心ってもんをわかっちゃいねーな!」

男(私今女なのにー!!)

男友2「じゃあお前はわかってんのかよ!」

男友1「おうよ!俺は愛する女友1のことならなんでもわかるぜ」

男友2「たとえば?」

男友1「かわいい!!」

男友2「それはわかってるって言わないんじゃ…」

男友1「よっしゃ!じゃあとっておきの情報!女友1はAカップ!秘密だぞ!」

男友2「…あ、なんか来た」

その瞬間、ネットの向こうにいた女友1が飛んできて男友1をぶん殴った。

女友1「男友1君のバカ~!!サイテ~!!もう知らない!!」

男友1「のわああああああごめん女友1!」

女友1「じゃあ、かわいいって言って?」

男友1「かわいいよ!世界一かわいい。女友1はサイコーの彼女だぜー!!」

女友1「きゃー!!男友1君大好き!!ごめんね、痛かったでしょ?ごめんね!」

男友1「ふっ、こんなの、女友1に嫌われたときの心の痛みに比べたら…月とすっぽん、ケーキとうまるこだ!」

女友1「や~だ~!男友1君ったら!」

男友2「っぜー…」

女友2「はぁ…やっと追いついた…女友1ってばいきなり走り出すんだもん…」

男友2「あれ?女は一緒じゃないのか?」

女友2「あぁ、ケガして保健室行ったよ」

男「はぁ!?うそ…!ちょっと…様子見てくる…!」

男は急いで保健室に向かった

女友2「ただの突き指なのに…」

男友1「それだけ女ちゃんのことが大切なんだって」

男友2「他の女に告白されてもフッたしな」

女友1「え!?男君告白されたの!?」

女友2「すごーい!モテてる!」

男友1「信じられないだろ~?しかもかわいかったし!」

女友1「え~?誰~?」

男友2「2組の子さんだよ」

女友1「…え?…2組の子さんって…」

女友2「そいつってさ…もしかして…」

男友1「え?なにか変な子なの?」

女友1「っていうか…ねえ?」

女友2「うん」

男友1・2「…?」

その頃、女は保健室で先生に指をみてもらっていた

女(あー!!女怒るだろーなー…結構痛いし…)

保健の先生「じゃあ、先生ちょっと電話してくるからちょっと待っててね」

女「はーい」

保健の先生が部屋を出たすぐあとに誰かが入ってきた

女「今先生いないよ~」

2組の子「……」

女(げっ!!2組の子…!)

女「な、なにか…あ、先生はあの…職員室だよ…?」

2組の子「…先生に用なんてないわ。女、私はあなたに用があって来たの」

女「え…?」

とりあえずここまで~
2組の子は女のことをフルネーム呼びしてますす
あと男友1の彼女は女友1なのでしたとさ!
また来ます~

焦らされた

気になるところで・・・
我慢して待っとくよ!

ふぁいとー

>>160
気になるところで終わるようにしとります

>>161
待っててー!!

>>162
あざまーす


続きを投下するです

―第9話―

男(あいつ…!私の身体でケガなんかして…!)

ドンッ
廊下の角で誰かと軽くぶつかった

男「す、すみませ…」

英語の先生「あ!お前…!さっき保健室に行ったんじゃなくてサボっていたな?」

男「え!?(な、なんでバレてんの…!?)」

英語の先生「ふっ…先生の情報網を甘くみるんじゃない。どこへ行こうとしていた?今授業中だろう?」

男「あ、いや、ほ…保健室に…」

英語の先生「またその手に乗るか!ちょうどいい、こっちに来なさい!」

男「え~!?(うわあん!こいつ怒ると怖いんだったー!)」

保健室――

2組の子「女…あなたがなにか言ったんでしょう?」

女「な、なな…なにを…?(えっえっ!?この人2組の子だよな…!?)」

2組の子「私と男君が付き合うことになったとき!あなたがなにか言ったんでしょう!?」

女「な…なにも…いや…なにもってことはないけど…えーっと…」

2組の子「やっぱり…あなたのせいで私はフラれたわけね…ねえ、どうしてくれるの?」

女「ど、どうしてくれるのって…」

2組の子「……まあいいわ。私、必ずあなたから男君を奪ってみせるから」

女「う、うばうって…(別に彼女とかじゃないのに…)」

2組の子「言いたいことはそれだけ。覚えておいて女」

2組の子は保健室を出て行った

女(い…今の…マジで2組の子…?どういうことだよ違いすぎるだろ…女ってコエェ!)

女(…ちょっと待てよ…このままじゃ女がなにされるかわからねえじゃねえか…なんとかしないと…!)

女(とりあえず今あったこと女に教えておかないとな…)

しばらくしてチャイムが鳴り4時間目が終了した

女(はあ…教室戻るか…)

教室――

女友1「あ!女大丈夫!?」

女友2「心配したんだから~!」

女「あ、うん、大丈夫…(あれ?男がいない…)」

女友1「ん?男君は?」

女「え?」

女友2「あーそうそう!男君、女心配して保健室行ったんだけど…会ってないの?」

女「え?そうなの…?会ってない…」

女友1「え~なにそれ~!サボる口実だったのかな~?」

女「(2組の子になにかされてないよな…?)…ちょっとさがしてくる…」

女友1「え?ちょっと…」

女友2「お弁当先に食べてるね~!」

女「あ、うん…!」

女友1「やっぱり、女も男君のこと大切なんだね~」

女友2「なんであの2人付き合ってないんだろ?」

女友1「でもさ、女大丈夫かな~?2組の子さんになにか嫌がらせされたりとか…」

女友2「う~ん…ありえる…今まで2組の子さんに彼氏取られた子何人かいるし…」

女友1「でもさ、女と男君は付き合ってるわけじゃないし…」

女友2「2組の子さんから見たら似たようなもんでしょ~…ていうか女は2組の子さんが性格悪いって知ってるのかな」

女友1「知らないんじゃない?女は2組の子さんとクラス一緒になったことないし」

廊下――

女「あ…!見つけた…!」

男「!ちょっと!あんた!私の身体でケガしたな…!!」

女「ご、ごめん…」

男「痛い?」

女「少し…」

男「あ~!最悪!しかも右手ー!?」

女「あ、あのさ…女…今、なにしてた…?」

男「え?あぁ、英語の先生にサボってたのがバレて…説教されてた…もう最悪だよー!」

女「そっか…(あー…よかった…)」

男「なに?なんで?あ、ご、ごめん成績とか下がったら…」

女「あ、いや、それはいいんだけど…あのさ…2組の…」

男「あーっ!!ねこちゃんのこと忘れてた!!どうしよう!かばんに入れっぱなしだったよー!お腹空かせてるかな!?教室行こ!」

女「あー…うん(まあいっか…あとで…)」

ねこはかばんの中で眠っていた
少しつついたら起きた

男「ごめんね…すっかり忘れてた…!」

女「俺も忘れてた」

ねこ「我が輩腹減@食べ物よこせ@」

女「お腹すくのかよ…」

男「男いつも購買だよね?私がねこちゃんにご飯あげるからさ、女は女友1・2とお弁当食べてきてよ」

女「あ、俺が…」

男「女友に怪しまれるでしょうが!あと私いつもあの2人と食べてるの!早く行け~!」

女「わ、わかったよ…!(俺だっていつも男友1・2と食べてるのに…!ていうかまた1人にして大丈夫か…!?)」

とりあえず購買でパンを買って屋上に来た
ここなら誰に見られる心配もない

男「はい、ねこちゃん、パンわけてあげるね」

ねこ「有り難@!美味@!」

男「ほんとになんでも食べるんだね~」

ねこ「我が輩空腹満たされ@」

男「あ、そうだ、私ねこちゃんに聞きたいことあるんだけど…」

ねこ「我が輩なんでも回答@」

男「よかった~…あの…私、自分の方ばっかり見ちゃうんだけど…」

ねこ「有無@」

男「それって、自分のことが実は好きだったってこと?私ナルシストなのかな…」

ねこ「有無@…」

男「この身体になってからなんだけど…なんか関係あるかな?」

ねこ「……オトコとオンナ、入れ替わりは心のみであって@」

男「うん」

ねこ「身体が覚えてるくせそのまま@」

男「…?」

ねこ「つまりオトコの調子と同じなる@」

男「あ!だからイケメン君と普通に話せたり字が汚かったり頭悪かったりしたんだ!」

ねこ「有無@」

男「そいえば自分の胸に抱きついちゃったときも離れたくないって思ったっけ…あいつ…変態め…!」

男「ん?じゃあなんで私…自分のこと見て…あれ?ん?」

ねこ「オトコラブオンナ@」

男「…え?」

ねこ「オトコオンナのこと好き@」

男「…うそ…!?」

男(た、確かに…あ、あの目で追っちゃうあの感じ…あれは確かに…ほ、ほんとに…?男…)

男「今までそんな…そんなそぶりなかったのに…」

ねこ「オンナオトコのこと好き?@」

男「え…!?……私は……イケメン君って人が…」

ねこ「イケメン君?@」

男(私は…イケメン君のことが…好き…なのかな…)

男「あ~も~!!よし!男に聞きに行こう!」

ねこ「我が輩急行@」

男(男がもし私のこと好きだったとして…そしたらどうするの?で、でもまだそうと決まったわけじゃないし…!)

中途半端だけどこのへんで~
gdgdしてきたかも…サーセン…
また来るです~

また焦らされたぁぁぁ

男は友達考え直せよ

ほしゅーん

>>186
待ってるぜ!

ほす

>>1>>190なんか気にしなくていいよー
勝手に待ってるだけだからw

スレの伸びとか気にせず
少しでも待っとる人はおるけ
自分のペースでファイトー!!

投下するです~

>>178-180
毎回焦らしてサーセン!!

>>181
あいつらにもいいところはあるのです(適当

>>182-185 >>189
ほしゅありです-!!

>>187-188
やっと来れたです…
ありがとうございま!

>>191-192
全俺が泣いた…(´;ω;`)

―第10話―

女友1「男友1君!その卵焼き、おいしい?」

男友1「おう!女友1が作ったものはなんでも世界一おいしいぜ!」

女友1「男友1君ったら~!はい、これも食べて~」

男友1「…うまっ!このからあげもうめぇ~」

女友1「でしょ~?男友1君に食べてもらいたくて早起きして作ったの!」

男友1「女友1はきっといいお嫁さんになるな。いや、きっとじゃなくて絶対だ」

女友1「そんなことないよ~!」

女(このバカップルどものせいで結局男友と一緒に飯食ってるし…)

女友2「ねえ、女大丈夫?」

女「へ…!?う、うん。突き指はもう平気だよ~…」

女友2「そうじゃなくて!」

女「じゃあなに…?」

女友2「2組の子さんのことだよ~!男君と仲良くしてたらなにかいやがらせされるかも…!」

女「う、うん…あ、ちょっと…トイレ行ってくる」

女友2「いってら~」

女(やっぱ女心配だから見に行くか…えーっと、屋上だよな…)

女「!」

男「…!あ…!(お、男…!う…勢いで来たけど心の準備が…!)」

女「お~…わざわざ行く手間が省けた」

男「え?屋上来るつもりだったの?」

女「まあ…なんか…心配で…」

男「え、なにが?ねこちゃんが?」

女「いや…」

女「俺…女に言いたいことがあって…」

男「え…!?あ、あの…!(うわ!告白とかじゃないよね…!?いや、ないない!)」

女「なんだよ?」

男「あ、いや…わ、私…その、お…男に聞きたいことがあって…」

女「…わかった、じゃんけんだ!…じゃ~んけ~ん…」

男「は!?」

女「ポォン!!!」

男(……負けた……)

女「じゃあ俺からな!女は…ちょっと信じられないかもしれないけどさ…」

男「え、ちょ、ちょっとま…っ!(だ、だから告白とかじゃないんだからドキドキするなってばー!)」

女「待てない。さっきも言おうとして言えなかったんだ」

男「…っ!(え~~~!?)」

女「耳貸して」

男「へ…っ?あ…っ(近い!!)」

女「…2組の子は…実は性格悪いんだ…」

男「……………え???」

女「俺のこと、お前からうばうって言われたんだよ」

男「…あ…そ、そう…(ほ、ほらやっぱり…っていうか…私あわてすぎだよ…私が好きなのはイケメン君なのに…)」

女「なんか雰囲気がいつもと違ってて、放っておいたらなにしてくるか…」

男「なにそれ?どんな感じなの?」

女「なんつーか……あ!!」

男「え?」

2組の子「男君~!なあに?ふたりでなんのお話してるのぉ?2組の子もまぜてよぉ~」

突然現れた2組の子は男の腕に抱きつきながら言った

女「あ、いや…(抱きつくなよ…!)」

男「あ、あの…あ、えーっと…(む、胸が…)…あ、あたって…」

2組の子「え?ふふっ あのねぇ、あててるのっ!」

男(えええええええ!どんな反応すれば…!!)

>>1おかえり!
がんばれー!

2組の子「あれ?お話済んだのぉ?じゃあ男君!手伝ってほしいことがあるのぉ!ちょっとだけ来てくれるぅ?」

女(い、行くなよ…!)

男「あ、ああ…えーっと…(ど、どうすれば…)」

2組の子「(ふふ…男君を女から引き離し、私が男君に色仕掛けでもすればいつか必ず男君は私の…)…ん?」

2組の子の動きが急に止まり、男の腕を放した

男「…?ど、どうかした?」

女(なんだ?)

2組の子「………ねこ…」

男・女「…え!?」

2組の子「そこにいるねこ…!」

男(な、なんでねこちゃんのこと見えてるの…!?どういうこと…!?)

2組の子「ね、ねえ…そのねこが見えてるんだよねぇ?あ、あれ?見えてない?」

男「あ、えーっと、見えてる…」

女「お、おいねこ…どういうことだよ…なんで他の人に見えてんだお前…」

ねこ「…我が輩が1度でも取り憑きし人間、一生我が輩の姿見え続け@」

女「そ、そうなのかよ…!ってことは、前に取り憑いたってことか…!?」

ねこ「…我が輩覚え無し@」

女「えええ…」

2組の子「女さんにも見えてるんだよねぇ…?」

女「は、はい…2組の子さんも…その、取り憑かれたことが…?」

2組の子「う、うん…道で拾ってぇ…それでいつの間にか…」

女(同じ手口かよ!)

ねこ「我が輩こいつらに入れ替わりの魔法した@」

2組の子「…え?」

女(アホかーーー!!何故言った!?空気読んどけマジでーー!!!)

2組の子「ほ、ほんと…なの?う、うそだよね…?お、男君…」

男「あの…ほ、ほんとです…」

2組の子「…ってことはぁ…えーっと…つまりぃ…」

女「俺が男だよ」

男「女です…」

2組の子「…!!う、うそ…あ、わ、私…その…」

男「2組の子さん…」

2組の子「あーあ…なーんだ…そっか…なんか今日男君の様子がおかしいと思ってたのよね」

男(…!口調が変わった…!)

女「誰にも言わないでほしいんだけど…(バレたらひやかしどころじゃなくなる…!)」

2組の子「…じゃあ、男君も私のこと誰にも言わないでくれるよね?」

女「あ、ああ!もちろん…!」

2組の子「はあ…一気に冷めちゃったあ…素の私を知ってる男なんてこっちから願い下げよまったく」

まってました

女「あの、なんて言うか…素の方がいいと思うけどな俺…」

2組の子「…やっぱり、優しいのね男君」

女「え…っ」

2組の子「もう昼休み終わるから行くね」

2組の子は教室に戻っていった

男(あれ…なんで私…ホッとしてるんだろ…)

ねこ「我が輩眠気@かばんに入れれ@」

女「誰のせいでこんなことになってるかわかってんのかよこいつ…」

男「教室戻ろっか…」

女「なあ、俺に聞きたいことあるって言ってなかったっけ?」

男「!!あ、あとで…あとで聞く…!!」

女「はあ?まあいいけど…」

男(もうちょっと頭の中整理してから聞こう…!)

とりあえずここまで~
昔書いてた小説を修正しながらうpってましたが
この辺までしか書かれていなかったので
ここからはちょっと時間かかるです~
もう1つ事件が起きて元に戻って終了です
もう少しだけお付き合いください~

>>201 >>208
ありがとおおおおお!!

まってるよー!
これでぐっすり寝られるw
>>1まったりふぁいとー!

>>212-222
待ってるありー!!
ほしゅありー!!
いつもありー!!!!!
やっとこ来ました
また焦らしプレイになる気しかしない

―第11話―

女友1「あっ女~もうすぐ授業始まるよ!なにやってたの?」

女「ご、ごめん…」

女友2「あれっ男君、女と一緒にいたの?」

男「ま、まあね…」

男は席につき、ねこをかばんの中に入れた

男(はぁ…どうしよう…私、誰が好きなんだろ…)

男(男のこと、今までなんとも思ってなかったはずなのに…いつからこんな…)

男(でもやっぱイケメン君はかっこいいなぁ…あれ?でもかっこいいってだけで好きとかじゃないんじゃ…)

委員長「しーずーかーにーしーてー!」

クラスの人たち「ざわ…ざわ…」

委員長「今日は先生が都合があって帰られたのでこの時間は自習になりまーす」

クラスの人たち「わああああああ!」

委員長「各自テスト勉強などしてくださーい!以上!」

キタ━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

男(おおーやった自習だ)

男「あ、あれ?理科のノートがない…」

男友1「おう、男!お前どこ行くんだよ?またサボりか?」

男「いや、理科のノート理科室に忘れたっぽいから取りに行ってくる」

男友1「おぉ、いてらー…先生に見つからないよーになー」

男「うん」

イケメン「………」

女(はぁー…2組の子をなんとか出来てよかった…!よし、寝よう!)

ねこ「我が輩空腹@食い物よこせ@」

女「…ぅわっ!お、おま…いつの間に…なに出てきてんだよ…」

ねこ「我が輩やっぱり空腹@」

女「なんなんだよ…」

女友1「女~漢プリやった~?一緒にやらない?」

女「あ、ご、ごめんちょっとトイレ…」

女友1「また~?」

女(ったくめんどくせー…ていうか俺なんも食べ物持ってねえ…ジュース買えばいいか)

女「コーンスープならギリ食い物だろ…おい、コーンスープでいいか?」

ねこ「我が輩ねこ舌@」

女「ねこじゃねーって言ってただろお前!じゃあおしるこか?同じことか…」

ねこ「少し冷ます@問題ない@」

女「ちっ…なんで俺がこんなこと…ほらよ」

ねこ「オトコたまには役立@」

女「うぜー…てか先生に見つかったらやべえな…屋上行くか」

ねこ「有無@」

女「…あのさ、俺お前に聞きたいことあるんだけど」

ねこ「我が輩なんでも回答@」

女「マジか。俺…あのー…なんか入れ替わってから変なんだ」

ねこ「有無@」

女「イケメンに話しかけられると心臓がやばいことになるし、うまく話せないんだよ…」

ねこ「有無@」

女「なあ、これってもしかして…」

ねこ「もしかして@?」

女「俺って実はホモだったのか…!?」

ねこ「馬鹿か@」

女「はあ!?なんでだよ!違うのか…!?じゃあ…」

ねこ「…オトコとオンナ、入れ替わりは心のみであって@」

女「お?」

ねこ「身体が覚えてるくせそのまま@」

女「…?」

ねこ「つまりオンナの調子と同じなる@」

女「……どういうことだ?」

ねこ「オンナラブイケメン@」

女「…え?」

ねこ「オンナイケメンのこと好き@」

女「…!?…マジ…かよ…」

ねこ「…おぬしオンナのこと好きだろ@」

女「…はあ…!?なんで知って…!あ、いや…」

ねこ「ニヤニヤ@」

女「っぜー!!そーだよ!!だったら悪いかよ!!女には言うなよ!!」

ねこ「有無@」

女「っていうか俺…告白すらしてねーのに失恋してんじゃねーかよ!どうすんだ!!」

ねこ「コーンスープ美味@」

女(くそ…っイケメンが好きだったのかよ…女…)

―理科室―

男(あ!よかった授業してない!えーっと…どこに置いたんだっけ…)

男(あったー!相変わらず汚いノート!ふぅ、なくしたらなに言われてたか…)

その時、理科室のドアが閉まる音がした

男「!」

イケメン「男、話があるんだけど」

男「(イ、イケメン君…!?)え、あ…」

イケメン「悪い、2人で話がしたかったからさ…」

男「え、な、なに…!?」

イケメン「ずっと前から言おうと思ってたんだけど」

男「…?(な、なに…なにごと…!?え、この感じまさか…こ、告白!?え、イケメン君まさかホ)」

イケメン「俺、お前にだけは負けないから」

男「え?」

イケメン「なんのことか分かるだろ?」

男「(どうしよう全然わかんない…)…あ!あれだ!部活!心配しなくても万年補欠だから…!」

イケメン「ちがう」

男「(えー!?)あ、じゃあテスト!?心配しなくてもいつも赤点だし…」

イケメン「ちがうよ」

男「(えええええ!?)わかった!!顔だ!それか身長!?あ、ゲームとか!?」

イケメン「ちがうって…それ全部俺が勝ってるだろ…」

男「(そ、そうだよね…)じゃ、じゃあ…なんだっけ?」

イケメン「…本当にわからないの?」

男「う、うん…ごめん…」

イケメン「…女さんのことだよ」

男「…え!?」

はい終了~
また来ます!

>>226
きたありです!!!

乙!
ニヤニヤしてしまったww

  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン 続きはよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄ ̄\/___/

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ / ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ / ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ / ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄

; '     ;
       \,,(' ⌒`;;)
       (;; (´・:;⌒)/
      (;. (´⌒` ,;) ) ’
( ´・ω((´:,(’ ,; ;'),`
( ⊃ ⊃ / ̄ ̄ ̄/__
    \/___/

キター
ニヤニヤが止まらないな

続きはよ

ほしゅ

まさかの中断か

)が無いぞ

ほす

本音が漏れてるぞw

ほしゅ

1週間もあいてしまった…サーセンセン

>>240-241 >>243
ニヤニヤありー!ニヤニヤ@

>>242
つNewパソ

>>244-246
おまたせしますた

>>247-248 >>254 >>256
ほしゅしゅっしゅほすほしゅあり!

>>249-251
ほんとごめんちゃい…
忙しいというかめんどくさがりなだけだったりもするけど…
ここまで続けられてるのも皆のおかげです(´;ω;`)ありがと

>>253
ケータイから打っててミスったごめんね!!

>>255
1「えっ(やべえ知らん顔しとこ)」

―第12話―

男「(わ、私…!?)え、ど、どういう…」

イケメン「まだわからないの?あはは、馬鹿だなぁ…」

男「お、女が…なんなんだっけ…?」

イケメン「女さんが好きだ」

男「!!?」

イケメン「って言ってるんだけど」

男「(う、うそ…!?え…!?)な、なんで…え…?」

イケメン「男も、女さんのこと好きなんだろ?」

男「あ…」

イケメン「バレバレだよ。態度ですぐわかる。ずっと女さんのこと見てるよな?」

男「いや…」

イケメン「…それでさ、あんなに女さんの近くにいるのに、付き合ってないとか好きじゃないとか」

男「……」

イケメン「どういうつもりなの?」

男「…ど、どうって…」

イケメン「俺が…いつもお前に朝練のことしつこく言うの、なんでかわかる?」

男「え?」

イケメン「お前の近くにいる女さんの視界に少しでも入りたかった。それだけだよ」

男「…う…うそ…」

イケメン「今日の放課後、女さんに告白する」

男「…!!」

イケメン「ほら、いいの?女さん、取られちゃうかもよ?」

男「いや、その…」

イケメン「…なんだ…もっと取り乱してさ、殴られたりするかと思ったのに…拍子抜けだな…」

男「……」

イケメン「まあいいや…じゃあ、俺教室戻るな」

男「……」

男(…ど、どうしよ…どうしよう…!イケメン君の好きな人がそんなまさか…わ、私だったなんて…!!)

男(…どうしよう…男が私のこと好きだとして、それでイケメン君が告白したら…ど、どうなるの…)

男(お、男に言わなきゃ…でも…どうやって言えばいいんだろ…!)

男「……」

―教室―

女「ただいまー…ふえっくしょい!」

女友1「あ!やっと戻ってきた!…え、風邪?」

女「っあー…いや、誰かうわさでもしてるのかも」

女友2「悪口の間違いじゃない?悪口w」

女「うるさいよ!」

女(…!!やべえ今イケメンと目が合った…!!…あいつなんで女のこと見て…偶然か?)

女(…あとで女にイケメンのこと好きなのか聞いてみよう…でも聞いてどうするんだ…)

女(本当に女がイケメンのこと好きだったら……どうすればいいんだ……)

女(あ、女…どっか行ってたのか?)

男友1「おお!男!遅かったな!ノートあった?半サボりだな!」

男「……」

男友1「…?どうした?」

男「…いや…なんでも…」

男友1「?」

男(…イケメン君に告白されたら…OKしてって男に言わなきゃ…)

男(…あれ?私…イケメン君に好きって言われてるのに…あんまり喜べない…)

男(ていうか男にこんなこと言えないよー!!どうしよう!!放課後ってあとちょっとじゃん!)

男友1「いつもなにも考えてなさそうな男がめずらしく物思いにふけっている…」

男友2「おもしろいから見てようぜ」

男(あれ!?ちょっと待って放課後って…身体もとに戻るじゃん…!!)

男(でもいつくらいだったっけ…!たしか5時より前だったよねうん…!)

男(そうだ、イケメン君に話しかけられる前に一緒に姿をくらませばいいんだ!)

男友1「お!なんか良いこと思いついたっぽいぞ!」

男友2「なんだ!?なにを思いついたんだ!?w」

男(それで、もとに戻ったらイケメン君に……イケメン君に……えーっと…)

男(はあ、どうすれば…)

男友1「今度はため息ついてるぞ」

男友2「忙しい奴だな…」

その時、授業終了のチャイムが鳴った

男友1「あああああやっと終わった!あと1時間耐えれば帰れる!」

男友2「次は国語か!やべえ!漢プリやってねーぞ俺!」

男友1「さっきやっとけよw」

男友2「お前はやったのかよ!」

男友1「やってねーよw」

男友2「男は?お前のことだ、もちろんやってねーよな!」

男「……」

男友1「おい?」

男「…!あ、ああ!寒ブリね!おいしいよな!!」

男友2「…ここは笑うところか、心配するところかどっちだと思う?」

男友1「…そうだなあ…笑っとけ」

男友2「ワロタwwwワロタ………」

男友1「おい、マジでなんかあったのか?さっきからなんか変だけど」

男「…あ…いや…う…な、なにも…」

男友2「ばあか!水くせえな!俺たち何年友達やってると思ってるんだよ!」

男友1「半年くらいだな」

男友2「意外と短けぇ!とにかく!お前なんかあったんだろ!?ほら言えよ!」

男友1「そうそう、あのお前がこんなに考え込むなんて相当なことだろ?」

男友2「一緒に考えてやるからさ!」

男(こいつら…うるさいだけかと思ってたけど違ったごめん…!)

男「…お…」

男友「お?」

男「お前らの足りない頭じゃどうしようもない超絶難しいことだからやめとく」

男友2「なんだとコラ表出ろ!!」

男友1「ていうか漢プリやろうぜお前ら!」

男(うう…さすがに言えない…)

男友1「あ、女ちゃん」

男「え!?」

女「お、男…ちょっと聞きたいことがあるんだけど…いい?」

男友2「今日はよく2人で話すな」

男友1「バカ!察してやれよつまりそういうことだろ!?ほら行けそれ行け!」

男(な…なんだろ…)

女(こうなったら聞いて、告白して、玉砕してやる…!!)

女(でもなにも今じゃなくてもよくね!?あとちょっとで授業始まるし!勢いあまりすぎたー!)

女「…漢プリ…やった?」

男「…あ、え?知らないよ…(男がやってないならやってないでしょ…)」

女「だよね…そんだけ…!」

男「あ、ちょ…!」

女(何してんだ俺ー!おかしいだろ!)

男友1「女ちゃんもなんか今日変だよな」

男友2「お前らなんかあったんだろ!」

男「違うって!ほら漢プリやらないと!」

男友1「そうだった!!」

男(授業終わったらすぐに男とどっか行かなきゃ…!)

ここまで~
そろそろ終わりが近づいてきたです!!
遅くなるかもですがまた来ます

素晴らしい

どきどきするううううううううう?

ほしゅ

そろそろ保守してくれてる人を
にまにまして見てる奴に見えてきた

なかなか遅いわね

ほしゅ

ぶったぎって続き
ああああほんとおおおおにごめんなさい!!!
ほんとおおおおおにほしゅありです!!!

>>275
ありがたす…

>>276
どきどきしていってね!

>>277-285 >>300 >>303
ホント保守ありがとうです…遅くてごめんなすぁい…

>>286
ありがた申し訳ない気持ちにしかなりませぬ…

>>287-298
アッ―――!!

>>301-317
ぐだぐだや!!

―第13話―

男(…男のことだから漢プリやってないよね…やっとこ…)

男(汚い字だなぁ…バカだし、口悪いし、すぐ怒るし、変態だし、部屋汚いし、意味わかんないし…)

男(なんで迷ってんの私…男なんて最低じゃん…なんで…)

国語の先生「席ついちゃってねーハイハーイ!あ!チョーク短いぞー!あ!新しいのこれか!ハイ始めてー」

日直「きりーっれーっちゃくせーっ」

クラスの人たち「ざわ…ざわ…」

国語の先生「ハイしずかーに!しずかにねーハイハイだまるよー!じゃあ授業始めるよー」

女(…今日の帰りに聞くか…帰り道なら男友達に聞かれる心配もない…)

女(だけどどうやって…俺が女の好きな人がイケメンだって知ってたら変だよな…)

女(前に好きな人聞いても教えてくれなかったし…うーん…)

女(やっぱり素直に告白すっか…!!いや!!やっぱ恥ずかしい!!)

国語の先生「じゃあ…男君、前の続きから読んでくれるかなーハイ立つー」

男「……」

国語の先生「男君?ハイ立つー」

男「…!!あ、すみませ…」

国語の先生「ぼーっとしてちゃだめだよーハイ読んでー」

男「…はい…ある晩、また「オムレツだけ。」と言ったとき、娘さんの…」

男(うう…集中できない…早く授業終われ…)

女(女…どうかしたのか…?)

イケメン「……」

気がつくと授業終了のチャイムが鳴っていた

国語の先生「ハイじゃあ終わります!」

日直「きりーっれーっありがとうございましたっ」

クラスの人たち「ざわ…ざわ…」

男「…あ…(お、終わっちゃった…)」

女(やべえ緊張してきたマジやべえ…)

男「お、女…!ちょっと」

女「え?」

男「来て…!」

女「あ、うん…(なんだ!?なんなんだ!?)」

男友1「どう思う?」

男友2「完璧にできあがっちゃってるなコレは」

男友1「だよな!!なに話してるか盗み聞きしてこようぜ!」

男友2「2人ともどこ行ったかわかるのか?」

男友1「わかんねw」

男友2「おいw」

男友1「でもカバン置きっぱだしそのうち戻ってくるだろ」

イケメン「……ふぅん…」

―屋上―

男「こ、ここなら…」

女「え、なに?帰らねえの?」

男「!あ、いや…あ、あの…」

女「?」

男「も、元に戻るときに…誰かと話してたらまずいかなって…思って…」

女「おー…そういえばそうだな…」

男「……」

女「……」

男・女「あのさ…」

男・女「!!」

男「そ、そっちから…!ど、どうぞ!!」

女「はあ!?いや、そ、そっちから言えよ」

男「……やっぱ…いいや…」

女「なんだよそれ…じゃあ俺もいい」

男「ええ?言ってよ気になるじゃん…」

女「…言っていいのかよ…」

男「え?なに?いいこと?悪いこと?」

女「わかんね…お前にとっちゃ悪いことかもな…」

男「え?(あれ?なんか…)」

女「このなりで言うのもあれなんだけど…」

男「えっ…(ち、近い…)」

女「……」

男「あ、あの…なんか、ち、近くない…?」

女「…あー…わりぃ…」

男(な、なんなの…!?い、今男の身体なんだから、そんな近づいたら心臓が…)

女「…好きな人」

男「え?」

女「女の好きな人教えろよ…俺も教えるから」

男「えっ…?な、なんで?」

女「…なんでって…」

男「……」

男「…!イ、イケメン君…?」

女「!!」

イケメン「ここにいたんだ…さがしたよ女さん」

女「…え…(女に用か…!?)」

男(イケメン君…!やばい…!)

イケメン「話があるんだけど…」

女「え、で…でも…(オイなんなんだよ…)」

男「あ!その…今、お、俺と話してるから…」

イケメン「…なんの話?」

男「なにって…(イ、イケメン君…なんか怖い…!)」

イケメン「ちょうどいいや、男も聞いててよ」

女「な、なに…」

イケメン「…女さんが好き」

女「!?」

男(わああああああああああ言っちゃった!!)

女「は…」

イケメン「女さんと男のあいだに、俺が割り込む余地があるのかだけ教えて」

女「え…あ…」

女(はあ…!?イケメンが女のこと…え!?)

男(うわあああああああイケメン君!!ホントに言った!!ど、どうしよう…!)

女(ということは…女とイケメンは両思いだったのか…!?)

イケメン「女さん?」

女「あ…!あ…」

イケメン「返事、聞かせてくれる?」

男「ちょ、ちょっと…!突然のことで、混乱してるんだって…!」

女(…返事…そんなの…俺の口から言えっていうのかよ…)

イケメン「……」

女(くそっ…ぶん殴りてえ…なんなんだよ…そんないきなり…ふざけんな…)

女(でも、ここでふったら女が…)

女(はあ…勘弁しろよ……)

女(やっぱ俺、優しいのかも…な…)

女「…わ、わたし…」

男「!!」

イケメン「うん」

男(な、なんで返事…!はぐらかしてよ…!)

続く!!
またきますー!!
皆様の思った通りの感じになるはず!!

―第14話―

女「わたし…でよければ」

イケメン「!!」

男(え…!?えぇ…!?)

女(ああ…言っちまった。言っちまった!)

女(なんてこった……でも…)

女(これでよかった…んだよな?)

イケメン「……」

男「あ…え?」

イケメン「…いいの?」

女「うん…別に男のこととか好きじゃないし」

イケメン「…そうだったんだ……へぇ」

男(男……私のために…?)

イケメン「じゃあ、俺と付き合ってくれる、ってこと?」

女「うん…」

女(あーあ、しばらくホモプレイかよ。ったく)

女(…元に戻ったら…一人か…)

―帰り道―

男(やった…わたし、イケメン君と…!!!)

男(でも…なんだろう…心のもやもやは…)

男(男の体だから…かな…そうだよね。きっと。)

ねこ「おい@」

男「ひゃあっ!!」

ねこ「オトコ一緒じゃないのか@」

男「……いまごろイケメン君と帰ってるよ」

ねこ「イケメン君…何故@?」

男「わたしと…付き合うことになったから」

ねこ「いいのか@?」

男「え?」

ねこ「お前はそれでいいのか@?」

男「ずっと好きだったんだから、当たり前でしょ…ってか早く戻してよ!!全然よくないよ!!」

ねこ「もうすぐだ@」

男「戻してくれるの!?」

ねこ「次に月満ちるとき魔法効果切れる@」

男「それっていつ?」

ねこ「明日の夜@」

大変お待たせいたしまして…
たくさんの保守・応援ありがとうございました…
というわけでやっとこさ続きですうううう

―第14話―

女「……(早く…早く言えって俺…わたしもすきって言うだけだろ…)」

男(どうしよう男が返事しちゃう…!戻らなきゃ…早く元に…)

女「……わ…わたし…も…っ」

男(ああああああああ!戻れ…戻れ戻れ…っ!)

ねこ「!…終了@…」

女(戻れもど…っれ?)

男「!?(身体が…!)」

女「あ……もどっ…て…る…」

イケメン「ん?どうしたの?」

女「イ…イケ…メン君…」

イケメン「うん」

男「…あっ!!俺、ジャマだろ?帰るわ…!じゃあ!」

イケメン「おい」

男「…俺、女の好きな人知ってんだよ」

イケメン「は?」

男「女が俺じゃない誰かの彼女になるところなんて見たいわけないだろ」

イケメン「え…」

男「お前のためじゃねえからな…女の…」

女「…待って…!」

男「!」

女「……イケメン君…ごめんなさい…っ!イケメン君とは…付き合えません…」

イケメン「……」

男「はあ!?お前なに言って…!だって…ええ!?じゃあ誰が…」

女「す、好きな人が…いるの…」

イケメン「うん」

女「…っお…とこ…」

男「あ…」

女「私…男が好き…なの…でした…とさ…」

男「え…?」

イケメン「…はは…やっぱダメか…知ってたよ…こうなることは…」

女「ご、ごめんなさい…」

イケメン「気にしないで、俺の負けだ」

女「あ…」

イケメン「…急にごめんね女さん」

女「あ、いや…」

男「おい…」

イケメン「ほらお前…告白されてるんだから…返事してあげろよ…!邪魔者は消えるからさ」

男「イケメン…」

女「…あ、あのね、私…男の好きな人知ってるの…」

男「え!?」

女「……」

男「あ…その…いつから…」

女「ねこちゃんが教えてくれた…」

男「そっか…あー…そうだ!俺もお前の好きな人がイケメンってねこに聞いて…」

女「ええ!?ねこちゃんどんだけ口軽いの!?」

男「そうだよ…なんでお前…イケメンのこと振ってんだよ!」

女「わ、わかんない…私が一番わけわかんないよ…」

男「はあ?」

女「だって仕方ないじゃん!!いつの間にかそうなっちゃったんだから!」

男「お、おお…」

女「どう考えてもイケメン君の方がかっこいいし優しいし頭いいし…!」

男「オイ」

女「…身体が入れ替わってる間だけかと思ってた…のに…自分の身体に戻っても、ちゃんと男のこと…」

男「!」

女「……さっき!」

男「え?」

女「なに言おうとしてたの?」

男「あ?」

女「イケメン君が来る前!」

男「あ!あー…いやー…」

女「……私にとって悪いことなんでしょ?なに?早く言えー!!!」

男「…ちげーよ…いいことだったわバーカ!!女が好きだ!!俺と付き合ってくれー!!」

女「…うん…!」

男「うわーマジかようわー…マジやべえ…」

女「帰ろっか…5時のニュース始まっちゃうし」

男「んなもんどうでもよくなったわw」

女「ていうかねこちゃんは!?」

男「そういえば…!教室行くか」

―教室―

女「あれー?やっぱいないなあ…」

男「カバンに入れといたんだけど…」

女「もう星に帰っちゃったのかな…」

男「薄情な奴…」

男友1「おっ!今日も仲良く一緒にお帰りですかヒューヒュー!」

男「うっせバカ!ていうかまだいたのかよ早く帰れよ」

男友1「おお、それがさあ、さっき教室にねこがいてさあ」

男「!」

女「ねこ…!」

男友1「どこから来たか知らないけど、さわりまくってねこ充したったw」

女(そっか…魔法がとけたからみんなに見えるようになっちゃったんだ…!)

男「そのねこ!普通のねこだった?」

男友1「え?別に普通だけど…あ、どっか行ったからもういないぞ」

男(あいつ…ねこかぶりでもしてたのか?ねこだけに…いや、ねこじゃなかったわややこしい…!)

男「まあいいや帰るわ…じゃあな!」

男友1「おー」

―帰り道―

女「ねこちゃん…大丈夫かなー…」

男「大丈夫だろ…」

ねこ「大丈夫じゃない助けれ@」

男「うわああああ!!」

女「ねこちゃん!!」

ねこ「星帰るの拒否@」

男「なんなんだよ…帰れよとっとと!」

女「まあまあ…」

ねこ「また取り憑かせれ@」

女「それはやだ!!」

ねこ「仕方ない帰る@」

男「おう帰れよ」

ねこ「末永く爆発しろ@」

女「え?」

男「お前…そういう言葉どこで覚えてくるんだ?」

ねこ「主に通行人@」

男「そいつになにがあったんだよ…」

ねこ「お世話になりました@」

女「ちゃんと罪償うんだよ!」

男「二度と来るんじゃねーぞマジで」

ねこ「バイバイ@」

女「!!消えた…」

男「まったく…人騒がせな奴…」

女「……」

男「……あーやれやれ…」

男(あ、あれ?いままでどんなこと話してたんだっけ…!?やべえ意識すると話題がねえ!)

女「……」

男「あのー…そのー…えーっと…あー…手つないじゃったりする?」

女「…やだ!!」

男「はあ?なんで…」

女「…まだ…付き合ってる自覚なくて…なんかいつもとあんま変わらないし…」

男「じゃあさ、キスとか…してみない?」

女「やだ!!!」

男「なんだよちくしょー!!」

女「…はずかしい…から…」

男「…っ!…あー…じゃあ…そのうち…お願いします…」

女「な、なに言ってんのバカ…」

ねこ「本当に馬鹿か@そこは不意打ちチューするところだろうがJK空気嫁童貞@」

男「あぁ!?」

女「ねこちゃん!?」

男「てめえ帰ったんじゃねーのかよ!」

ねこ「姿見えなくしただけ@星遠い@休憩@」

男「うぜええええ!こんな奴置いといて行こうぜ」

女「…うん」

男「…まあ…これからもよろしくな」

女「へ!?…うん!こちらこそ!」

ねこ「完@」

男「てめーが締めんな」

―おわり―

というわけでみなさまのおかげでやっとこさ終了です
ありがとうございました!!
SS自体初めてで終わりも決めないまま書き始めたものですが…
読み返すと誤字とかけっこうあってマジはずいですが…

後日談というか番外編的なものをいくつか書こうと思ってますので
お暇なときに覗いてもらえるとありがたいです
そしてなんか質問とかありましたらどーぞです

ありがとうございましたー!

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