ぬ~べ~「魔法少女か・・・・」(146)

地獄先生ぬ~べ~×まどマギのクロスssです

本当は速報で建てたのですが、向こうが使えないので

こちらで書くことにしました。

まどか「・・・ごめんね・・・・ほむらちゃ・・・・」ズギャン

この子のドクロさえあれば・・・・奴を!!」

アハハハハハ!!

ほむら「嘘でしょ・・・・・まどかあああああああああああああああああああ!!!!!」


















まどか「んっ・・・・夢オチ?」

ここか・・・最近人が行方不明になってる場所は・・・・」

「しかし何だこれは・・・・妖気のようなものを感じるんだが・・・・・まったく違うものを感じる・・・・・」

「原因が突き止めるまでしばらくの間、生徒たちをここに近づけさせないようにしないとな・・・・・」

まどか「ごめん二人とも!」

さやか「まどかおそぉ~い!!」

仁美「おはようございます」

さやか「ってそのリボン」

まどか「派手じゃないかな?」

仁美「似合ってますわよ」

さやか「ははぁ~ん・・・・・さてはまどかは妖怪色仕掛けの奴のせいで・・・・・ゆるさぁーん、そんなふしだらな霊はさやかちゃんが除霊してくれるわぁー!」ダキッ

まどか「ちょっとさやかちゃんってば、それじゃあ先生みたいだよ」

さやか「あぁ~最近新しく新任して来たうちらの担任でしょ?面白い先生ではあるんだけどねぇ~」

まどか「私もあの先生嫌いじゃないんだけど・・・・・ちょっとね」

仁美「でも、前の学校では、様々な霊を退治して来たらしいですよ?」

さやか「そんな事言って、あの先生が今まで除霊に成功した試しある~?」

まどか「それにあの人、生活が厳しいのか知らないけれど、この間500円貸してくれって言われた・・・・」

さやか「嘘!?あたし300円貸してくれって言われたよ!?」

まどか「さやかちゃんも!?」

仁美「除霊といって学校の備品を壊した数はただ知れず、それであの人の給料からさっぴかれてるらしいですわ。」

仁美「おまけにこの町は何でこんなにも物価が高いんだと嘆いていましたし、それに給食が出ないことに随分腹を立たせておりましたわね。」

仁美「ちなみに私は1万ほど」

二人「嘘!?」

さやか「あんにゃろぉ~朝のホームルームで問いただせてやる!!あのインチキ0能力者め!!」

まどか「さやかちゃん・・・・」

教室

キーンコーンカーンコーン

ぬ~べ~「ホームルーム始めるぞ~」

さやか「こらぁ~~!その前にあたしから借りた300円返せぇ~!」

ぬ~べ~「いっ!?!?!?!?」

まどか「私はいつでもいいんだけれど」

仁美「私もです」

ざわざわざわ

中沢「あれっ?先生昨日100円貸さなかったっけ?」

ワタシ200エンカシター

ボクモ400エンカシター

さやか「あんたぁ~~あたしらだけじゃなく、ほかの生徒にまで借りてたんかい!!」

ぬ~べ~「」ダラダラ

まどか「先生借りすぎだってば・・・・」

ぬ~べ~「あっ!今日お前らの新しい仲間が増えるんだった!!」

さやか「あっちょっと!」

ぬ~べ~「おおぉ~~~い!!はいってこぉ~~~い!」

ガラッ

さやか「まったく・・・・」

まどか「ティヒw話そらされちゃったね。」

カミノケキレイー

オニンギョウサンミタイー

さやか「うわぁ~超美人」

まどか「(あれ?この子確か・・・・・)」

ぬ~べ~「今日から新しくクラスの一員になった」

ほむら「暁美ほむらです」

ぬ~べ~「この子は重い心臓病で長いこと入院してたんだが、この間退院して、今日から復学することになった」

ぬ~べ~「確かこのクラスの保健係は・・・・・」

まどか「えっと・・・・私ですけど・・・・」

ぬ~べ~「ああっそうだったな。悪いんだが、休み時間に保健室まで付き添ってやれないか?」

ぬ~べ~「一応保健室の場所は教えたんだが、最初はいろいろ勝手がわからんだろうから」

まどか「あっはい・・・・」

ほむら「よろしく・・・・・」ジロッ・・・・・

まどか「えっと・・・・よろしく・・・・」ビクッ

ぬ~べ~「朝のホームルームはここまで~みんな~ほむらと仲良くするようにな~」

ハァーイ

休み時間

私は鵺野先生の言ってたとおり、暁美さんを保健室に案内することになったのですが・・・・・

ざわざわ

アノコデショーウワサノテンコウセイッテー

ウワーホントビジンジャン

暁美さんは頭もよくてスポーツ万能。その噂は瞬く間に広がりました・・・・・

そのおかげで私は少し浮いてます。

本当は私が暁美さんの先頭に立って案内しなきゃいけないのに、私は三歩下がって彼女の後ろに歩いていました。

何か喋んなきゃといけないんですけど、何だか空気が重く、とてもじゃないけど私から話せる勇気はなかったです。

ほむら「・・・・・・」

彼女は無言で足を止め、私のほうを向きました

ほむら「・・・・・ねぇ・・・・」

まどか「ひっ!ひゃい!」

私は急に話しかけられた緊張のあまり、声が裏返ってしまいました。

この子・・・・絶対私のこと変な子だと思われてるかもしれません。

ほむら「あの先生は・・・・?」

まどか「あの先生?」

ほむら「私たちの担任よ」

まどか「あっあぁ・・・・鵺野先生の事だね。アハハ・・・・」

ほむら「あの人はいったい何者なの?」

まどか「何者って・・・・私たちの担任だけど・・・・」

ほむら「そういう事を聞いてるんじゃないの・・・・・」ギロッ

まどか「ヒィッ!えっと・・・・私も詳しいことはよくわからないんだけど、ちょっと前に新しく来た新任の先生で・・・・・」

まどか「何か、不思議な力を持ってるとか持ってないとかで・・・・・」ビクビク

ほむら「不思議な力?」

まどか「何か、妖怪が見えるとか見えないとか・・・・」ビクビク

ほむら「ふぅ・・・・もういいわ」ファサー

暁美さんは明らかに不機嫌そうでした。

まどか「えっと・・・・ごめんなさい・・・・」

ほむら「なぜあなたが誤る必要があるのかしら?」

まどか「ごめん・・・・なさい・・・」

ほむら「・・・・・あなた・・・私を馬鹿にしてるの?」

私は暁美さんがすごく怖いとしか思えませんでした。

なんでこの子は私をこんなにも睨み付けたような眼で

私を見るのだろう、私はただ彼女の眼をそらし、謝るしか出来ません。

まどか「ご・・・めんなさい・・・」

そして・・・・

ほむら「ふざけないで!」

彼女は声を上げるとともに、右手を大きく振り上げ

ビターン!!

ざわざわざわ

その音に周りのみんながざわついています。

まどか「いたっ!」

私は何がおきたのか一瞬わかりませんでした。

でも頬から伝わるこの痛み・・・・・

たぶん私は彼女に思いっきりビンタされたんだと思う・・・・

オイアノコイマ!

ほむら「あなたは私を馬鹿にしてるの!?何?妖怪って!?」

まどか「痛い!痛いよ!」

暁美さんは私を何回も殴る蹴るを繰り返していました。

まどか「ごめんなさい!ごめんなさい!」

私はその場でうずくまり、謝ることしかできません。

体中が痛いです。

まどか「(誰か・・・・助けて・・・・)」

さやか「先生!こっち!」

ぬ~べ~「お前ら、一体何やってるんだ!」

多分この騒ぎを聞いて、さやかちゃんが先生を呼んできてくれたんだと思う

まどか「・・・さやかちゃん・・・」

ほむら「・・・・えっ・・・・私・・・何を・・・・」

さやか「あんた・・・・とぼけんじゃないわよ!自分が何したかわかってんの!?」

ほむら「違う・・・・私は・・・何も・・・・」

さやか「まだあんたしらを切るき!?証人なら、周りにいっぱいいるんだよ!!」

サッキズットアノコヒドイコトシテマシタ!

オレモミテタ!

ぬ~べ~「何があったか話してくれないか?っとその前に・・・・立てるか、まどか?」

先生は私に右手を差しのべてくれました。

まどか「大丈夫です。自分で立てます」

ぬ~べ~「そうか、授業受けるのが無理なら、病院に連れてくが」

まどか「私ならほんと大丈夫ですから、それより暁美さんを・・・・」

ぬ~べ~「わかった、取りあえず二人から事情を聴きたいんだが・・・・って」

気が付くと、暁美さんはその場からいなくなっていました・・・・・

取りあえずまたあとで

喫茶店

さやか「っにしてもあの転校生のやろぉ~~ってか、本当に病院行かなくても平気なの?」

まどか「私は大丈夫、殴られたところとか、ちょっとあざになってるぐらいだから」

さやか「あたしのかわいいまどかをここまで傷物にするとかぁ~~~絶対許さん!!」

まどか「さやかちゃんってば」

仁美「とてもあんな事するようには見えないんですけど」

さやか「突然現れた謎の超美人転校生。」

さやか「文武両道かと思いきゃ、隠れた裏の顔はヒステリックもちだったとか」

さやか「でもそこが萌えなのか!?萌えなのか!?」

仁美「でも、暁美さんとはあんまし関わらない方がよさそうですわね」

さやか「つかさぁ~あんた朝からやたらあの転校生に眼飛ばされてたけど、知り合い?」

まどか「う~ん……常識的には知らないんだけど……」

さやか「何?非常識的なことで心当たりでもあると?」

仁美「まどかさんが恨みを持たれるような事するでしょうか?」

まどか「夢の中で……あったような……」

さやか「ぶっ」

仁美「クスッ」

二人「あははははははははははははは!!!!!」

まどか「笑いすぎだってば、二人とも!!」

さやか「ごめんごめん、だって何言い出すかと思いきゃ」

仁美「ごめんなさい、私もつい……」

まどか「仁美ちゃんまで…」

さやか「まどかまでキャラが立ち始めたよ~」

まどか「酷いよぉ~私真面目に悩んでるのに~」

さやか「あぁ~それ決まりだわぁ~それ前世の因果だわぁ~」

さやか「あんたきっと、前世であいつに酷いことでもしたんだわぁ~」

仁美「夢って、どんな夢なんですの?」

まどか「それが、なんだかよく思い出せないんだけど、とにかく変な夢だったってだけで」

まどか「あと、もう一人なんか変な人?見たいなのもいたんだけれど……」

さやか「ふ~ん、どんな人?」

まどか「何か狐見たいな人だったような……」

さやか「今度まどかもぬ~べ~見たいな事いいだしたよぉ~」

まどか「もぅ……」

仁美「もしかしたら、本当は暁美さんとあった事あるのかも知れませんわ」

まどか「えっ?」

仁美「まどかさん自身は覚えていないつもりでも、深層心理には彼女の印象が強く残っていて」

仁美「それが夢に出てきたのかも知れません」

まどか「狐見たいな人は?」

仁美「もしかしたら、今後まどかさんと会う人なのかも知れませんわね」

さやか「それ出来すぎてない?どんな偶然よ」

仁美「そうねぇ・・・・あら、もうこんな時間。ごめんなさい、お先に失礼しますわ」

さやか「今日はピアノ?日本舞踊?」

仁美「お茶のお稽古ですの。もうすぐ受験だっていうのに、いつまで続けさせられるんだか」

さやか「うわぁ~小市民に生まれてよかったわぁ~」

まどか「私たちも行こうか」

さやか「ねぇまどか、帰りにCD屋よってもいい?」

まどか「また上条君の?」

まどか「でも確かそこって先生が帰りのホームルームであんまし近づくなっていってなかったっけ?」

さやか「大丈夫だって、ちょっとCD屋よって、さっと帰るだけだから」

CD屋

さやかちゃんはCDの物色中

私は、適当にいろんなCD視聴をしてたんですが、

『助けて!』

どこから声がして

ヘッドホンをはずしてあたりを見回すけどその声の人はどこにもいません

『助けてまどか!』

私は声のする方へ足を伸ばしました。

そんなまどかの様子がおかしいと思わないわけがないあたしは

まどかの後を付いてくことにした。

CD屋

さやかちゃんはCDの物色中

私は、適当にいろんなCD視聴をしてたんですが、

『助けて!』

どこから声がして

ヘッドホンをはずしてあたりを見回すけどその声の人はどこにもいません

『助けてまどか!』

あっ連続投下すません。

さやか「って…ここ…」

そこには、立ち入り禁止の看板。

多分0能力者が帰り際に近寄るなって言ってた場所だ。

さやか「まずいところに入っちゃったなぁ~まどかの奴」

先に進もうか進まないか悩んでいると、私の背後から声が

「みぃ~たぁ~~なぁ~~~」

あたしはおそるそる後ろを振り返るとそこには…!!



さやか「ギィヤァァァァァァァァァァァ!!!!!!!」

ぬ~べ~「でかい声を出すな、馬鹿者!こっちまでびっくりするだろうが!」

あたしたちの担任だった。ちょっと安心して一息

さやか「ふぅ…なんだ0能力者かぁ~」

ぬ~べ~「なんだじゃない!なんだじゃ!!」

ぬ~べ~「CD屋に近寄るなと言っただろう、おまけにここから先は立ち入り禁止だぞ?」

さやか「でもまどかが…」

ぬ~べ~「まどかがどうかしたのか?」

あたしはこの先にいるかもって言おうとした瞬間……

ズギューン!!

どこから嫌な音が聞こえた。

さやか「何…今の音…!」

ぬ~べ~「今のはまさか…銃声か!?」

さやか「銃声って…嘘でしょ!まどかがこの先にいるかも知れないのに!!」

あたしはその場にいても入られなくなり、急いでその先に進むことにした

ぬ~べ~「あっまて!ここは危険だと!!」

ぬ~べ~「(とにかくさやかを追うしかない!まずいぞ!だんだん変な気配が強くなってる!!)」

私は恐る恐る目を開く。

まどか「(よかったぁ……この子は無事だった…)」

私の腕の中にいたもの、白くて目が赤くて猫のような生き物。

そして顔を上げるとそこには…

ほむら「次は外さない…」ガチャ

今日転校してきた暁美さんだった。

でも今朝とはまったく違う格好をしている。

まどか「もうやめてよ…なんでこんな酷いことするの?この子こんなにボロボロだよ?」

まどか「この子の傷…やっぱり暁美さんがやったの?」

ほむら「それをあなたに言うつもりはない。大人しくそいつを渡しなさい。渡さないっていうなら」

銃はしっかりと私の方に向いていた。

暁美さんは本気だ。

本気で私を狙おうとしてる…!

取りあえずいったんここまで

まどか「(私死んじゃうのかな…ごめんね…パパ……ママ……)」

私は死を覚悟した。

その時だった

ブシュゥーン!

周りには白い煙が立ち上がる

さやか「まどか、こっち!」

まどか「さやかちゃん、それに先生!」

ほむら「逃げられた…にしてもなんなの…なんでこんなにイライラするの…いままでではこんな事なかったの…」

ほむら「それにあの担任は一体…」

気がつくと、私の周りはさっきとは違う風景に変わっていた」

ほむら「こんな時に……」

さやか「なんなのあいつ、今度はコスプレで通り魔かよ!」

ぬ~べ~「それよりまどかが抱えてるもの、それはいったい!」

ぬ~べ~「(霊水晶玉で除いてみるが、霊気のような物は感じられない…それよりもまずい!)」

まどか「わかんない…わかんないけどこの子助けなきゃ!!」

さやか「ってか先生はなんでここに!?」

ぬ~べ~「その話は後だ、とにかく急げ!!」

ぬ~べ~「(それよりもだんだん気配が強くなってる、早くここから逃げないと…って!!」

さやか「あれっ非常口は?どこよここ!」

まどか「変だよここ…どんどん道がかわってく……!」

ぬ~べ~「(遅かったか!!)」

何が何だかわけがわかりません。ただその場で立ち尽くす私たちの景色はどんどんかわっていきます

さやか「どうなってんのさ!」

まどか「いやだ、なにかいる!」

景色はまったく違うものに変わっていました。

蝶がいっぱいとんでいて、周りには白くて髭の生えたちっちゃいのがいっぱいいました。

さやか「冗談だよね…悪い夢でも見てるんだよね…」

ガチャンガチャンとハサミみたいなのがいっぱい飛んでいます

ぬ~べ~「何があっても、二人は俺が守る!大事な生徒に手は出させん!」

まどか「…先生…」

ここで頼りになるのは大人の先生しかいませんでした。

でもこの時の先生はいつもと違う顔をしています。

なんだか…少し頼もしいです……

ぬ~べ~「(……こいつらが何物かはわからん、だがこいつらが生徒たちを襲うなら俺は相手をしょう!)」

ぬ~べ~「(でも通じるのか…こいつらに……正体もわからない奴らに俺の左手が!)」

テクテク

ぬ~べ~「足音……二人ともしずかに、誰か来る…」

さやか「こんな時には誰かってだれ!?まさか…妖怪じゃないよね!?」

ぬ~べ~「…たぶんこの気配は…」

「失礼しちゃうわねぇ…人のことを妖怪だなんて…でももう大丈夫」

「キュゥべぇを助けてくれたのね、ありがとう。その子は私の大切な友達なの…って先生?」

ぬ~べ~「君は……マミか?」

さやか「知り合いなの?」

ぬ~べ~「お前らと同じ学校に通ってる。一つ学年が上の巴マミだ」

マミ「自己紹介有難うございます。先生。」

まどか「私、呼ばれたんです。頭の中で直接この子の声が」

マミ「ふぅん…なるほどねぇ~あなた達も見滝原の生徒みたいねぇ二年生?」

ぬ~べ~「こいつ等は俺の受け持つクラスの生徒たちだ」

マミ「先生が担任だなんって~ちょっとうらやましいなぁ~」

さやか「あなたは…いったい……」

マミ「詳しく話をしないとね…でも……その前に!」

ガチャン!

マミ「へぎゃあ!!」

3人「」ポカーン

あれだけかっこよく現れたのに、上から落ちてきた鎖でマミさんは下敷きになってしまっいました

私たちのあいた口はふさがりません。

マミ「あの……これどかしてもらえないかしら…」

ぬ~べ~「あぁ…すまない……」

私たち3人でマミさんっていう人の上にのかっている鎖をどかしました

まどか「あの…大丈夫ですか?」

マミ「大丈夫…いつものことだから…」

マミ「さてっと気を取り直して!!」

ホップ!

ツルン

マミ「えっ?」

ドテン!

今度は尻もちです。

マミ「いたたたたぁ~」

さやか「あのぉ……大丈夫ですか?」

マミ「だっ大丈夫だから…もう一度!!」

ホップ!

ステップ!!

ドテン!!

今度は頭から思いっきり転びました

マミ「・・・・・・」ムクリ

ぬ~べ~「本当に、大丈夫なのか?」

マミ「大丈夫、少し頭うっただけだから」ダラァー

なんか額から血が垂れています。

思いっきり転んでます。

とても大丈夫そうには思えません

マミ「もう一回!!」

ホップ!

ステップ!

ジャ!!

グシャン!!

ジャンプしようとした瞬間、マミさんのお腹に

黒いハサミ見たいなのが刺さりました

3人「!!」

マミ「」ダラァ~

マミさんはその場で横たわり、

その辺りは血の海になっていました

まどか「…あっ…あの…」

マミ「ほんと…ほんと大丈夫だから……」ユラユラ

キュゥべぇ「マミ・・・・・・ポーズ取らなくても、変身できるんだから…」

さやか「喋った!?」

マミ「そうよねぇ…ほんと…何してるんだろう…私…」

まどか「っていうか…お腹に刺さったままなんですけど…」

マミ「あぁ…これなら…フッ!!」ズシュッ!

マミさんはハサミを思いっきり抜きました。

ぬ~べ~「本当に…大丈夫なのか?」ダラダラ

マミ「大丈夫です……これぐらいの傷なら、後で魔力でどうにでもなりますから…」

マミ「さてっと!!」ヘンシーン

マミ「ハッ!」

マミさんは大量の銃みたいなものをいっぱいだしました。

ぬ~べ~「これは…すごい数だ…」

マミ「行くわよ!」

カチャッ

シーン

弾が出ません

マミ「もう一回行くわよ!!」

カチャッ

シーン

出ません…

あたりに重い空気がながれます

マミ「……弾が出ないなら…」

ぬ~べ~「んっ…まさか…あの子…!!」

先生の顔が少し青ざめてます

マミ「弾が出ないなら…」

ぬ~べ~「まずい…!!」

どんどん先生の顔が青ざめていきます

ぬ~べ~「二人とも伏せろ!!」

まどか「えっ?」

さやか「なんで?」

ぬ~べ~「いいから早く!!」

マミ「みんな投げるしかないじゃない!!」ブォンブォンブォンブォン

ものすごい勢いで銃を全部投げていきます。

さやか「ヒィィィィィィィ!!」

まどか「いゃあ!!」

ぬ~べ~「無茶苦茶だあの子!!」

ある意味その戦い方はすごかったです。

マミ「アハハハハハハハハ!!!!!!!」

そんなこんなしてるうちに、いつの間にか風景は元の道に戻りました

スタッ

戻ったばかりのところで現れたのは暁美さんでした

マミ「魔女は逃げたわ。仕留めたいならすぐに後を追いなさい。今回をあなたに譲ってあげる。」

ほむら「私がようがあるのは」

マミ「飲み込みが悪いのね、見逃してあげる」

ほむら「なら力ずくでも…」ガチャッ

マミ「本当にやる気なの…?」ガチャッ

ぬ~べ~「よせ、二人とも!こんな処でおっぱじめる気か!?」

ほむら「……先生。これ以上私たちに関与するというなら、次に会った時は容赦しません」

ほむら「あなただけじゃありません。美樹さやか…それに、鹿目まどか…あなた達も…」

ほむら「忠告はしました……さよなら」サッ

キュウべぇカイフクー

キュゥべぇ「ありがとうマミ、助かったよ」

マミ「お礼はこのたちと、先生に。私は通りかかっただけだから」

キュゥべぇ「どうもありがとう、僕の名前はキュゥべぇ」

まどか「あなたが…私を呼んだの?」

キュゥべぇ「そうだよ。鹿目まどか、美樹さやか」

さやか「何であたしたちの名前を?」

ぬ~べ~「俺は無視かコノヤロー」

キュゥべぇ「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」

まどか「お願い?」

キュゥべぇ「僕と契約して、魔法少女になって欲しいんだ!」

マミ『私は巴マミ』

マミ『あなた達と同じ、見滝原中の3年生』

マミ『そして、キュゥべぇと契約した、魔法少女よ』

キョウカライチバンイチバンダイチバンー♪(携帯のアラーム」

まどか「また変な夢~」

キュゥべぇ「おはよう、まどか!!」

まどか「ハハッ・・・夢じゃなかった…」

この世には、目には見えない闇の住人たちがいる。

奴らは絶望をまき散らしながら君たちを襲いかかってくる……

そんな奴ら戦う使命を課せられた数名の少女たち。

あるものはひとりぼっちで戦い続けるもの。

あるものはただ己の為だけに戦い続けるもの。

そしてあるものは…ただ一つ守りたいものだけを守り戦い続け、永遠の時の中をさまようもの……

彼は・・・・・・そんな彼女たちを救うために地獄の底からやってきた正義の使者……なのかもしれない…

ぬ~べ~op張っておきます

http://www.youtube.com/watch?v=vZqiIIhI1NQ

今日はここまでです

詢子「まどかぁ~昨夜は、帰りが遅かったんだって?」ハゴシゴシ

まどか「先輩におよばれしちゃって」ハゴシゴシ

詢子「門限とかうるさいこと言わないけどさ、晩飯の前には一本入れなよ~この辺も最近ただでさえぶっそうなんだし」

まどか「うん、ごめんね」

私は歯を磨きながら、昨日あの後起こったことを頭の中で整理することにしました。





マミ「ここが私の部屋よ、入って」ガチャッ

扉を開けるとそこには・・・・・・

さやか「うわぁ~…すごっ…」

ティロ・フィナーレ!

まどか「なんか変な声がする……」

ぬ~べ~「うむむむむむむ…何やらこの部屋から妖気が!!」

キュゥべぇ「また君は僕のいない間に……ずい分散らかしたものだね…」

マミ「ごめんなさい……」

キュゥべぇ「立ち話もなんだから、取りあえず中に入ってよ。少し散らかってるけどさ」テクテク

さやか「少しどころじゃないんだけど……おじゃましまぁ~す…」オソルオソル

まどか「おじゃましまぁ~す……」オソルオソル

マミ「一人暮らしだから片付けとかしょうとしてるんだけど……なぜかうまくいかないのよねぇ」

ぬ~べ~「(わかるぞ…その気持ち…ウンウン)」

キュゥべぇ「あ~あ~テーブルの上もこんなに」

マミ「今片付けるわね」ガチャガチャッ

キュゥべぇ「ダメだってば、それで片づけてるつもりかい?」

キュゥべぇ「それは片づけてるではなく、テーブルの上のものを無動作に床にまき散らかしてるだけだよ?」

マミ「ウウウ…」ポロポロ

キュゥべぇ「あぁ~泣かなくていいから、ここの片づけは僕がするから、君はお茶の用意しててよ」

マミ「ハァイ…」シュン

さやか「あんたも大変だね」

キュゥべぇ「ほんと目を放すとこれだからね」ヨイショッ

まどか「私も何か手伝おうか?」

キュゥべぇ「大丈夫、この辺座れるぐらいにするだけだから」

ガチャーン

台所から音がしました

キュゥベぇ「まさか…」

マミ「」

さやか「うわぁ~食器とかめちゃくちゃに散らかってる……」

マミ「ただ食器とか出そうとしただけなのぉ~そしたら急に~」シクシク

キュゥべぇ「ハァ…泣かなくていいから…怪我はないかい?」

マミ「うん…」シクシク

ぬ~べ~「場所変えるか?」

キュゥべぇ「そうしてくれると助かるな」

~ファミレス~

ぬ~べ~「あ~この子達にはフリードリンク、俺は水で」

カシコマリマシター!

さやか「ねぇねぇ、このパフェとか頼んでもいい?ぬ~べ~の奢りで!」

ぬ~べ~「だめ」キリッ

さやか「ケチッ!」

まどか「さやかちゃんってば」

マミ「私がここの分出しましょうか?」

キュゥべぇ「君はこの間サイフ落としたばっかりだろう?」

マミ「」

ぬ~べ~「まぁここぐらいは俺が出すさ」

さやか「あたしの300円はいつ返すの?」

まどか「私はほんといつでもいいんですけど」

ぬ~べ~「いゃあ~ここはドリンクの種類がいっぱいだなぁーーーーーー!!!!!!」

ぬ~べ~「ミックスすればいろんな味が楽しめて美味しいな!!」ダラダラ

まどか「先生、目が泳いでる…」

さやか「っかあんた水だけでしょうが」

マミ「ごめんなさいねぇ…ほんと何をやってもうまくいかなくって……」

ぬ~べ~「確か、君は学校の成績もそんなによくなかったな、やっぱり魔法少女のせいか?」

キュゥべぇ「まさか、一応合間に僕が勉強見てるんだからそれはないよ。ただねぇ…」

まどか「ただ?」

取りあえずいったんここまで

まどか「ただ?」

マミ「なんて言うか……運がわるいと言うしか」

さやか「なんか悪いものでもついてるんじゃないんですか?」

ぬ~べ~「しかし霊気は感じられないがなあ」

マミ「これがソウルジェム、キュゥべぇによって選ばれた女の子が、契約によって生み出す宝石よ」

さやか「契約って?」

キュゥべぇ「僕は、君たちの願い事をなんでもひとつ叶えてあげる」

まどか「願い事って?」

キュゥべぇ「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」

ぬ~べ~「給料あげろとかか!?」

まどか「先生ってば」

ぬ~べ~「しかしその場合タイトルも変えなければいけないな~魔法先生ぬ~べ~とか!!」

キュゥべぇ「君は僕の姿が見えるようだけど、契約は出来ないんだよね」

さやか「そうなの?」

キュゥべぇ「僕と契約できるのは君たちぐらいの年頃の女の子だけだからね。」

ぬ~べ~「トホホ…せっかく給料挙げてもらおうと思ったのに…」

さやか「願い事ちっちゃすぎ」

まどか「それじゃあ何で先生には見えたんですか?」

ぬ~べ~「俺は日ごろから普通の人には見えない物とか見えたりするから、多分それかもしれん」

さやか「んじゃあ、まさかあんたも妖怪って事!?」

キュゥべぇ「あのねぇ…確かに僕は別の星から来たけど、そんなんじゃないよ」

キュゥべぇ「(…知り合いはいるけどね…)」

マミ「でも、なったらなったらで大変なんですよ?」

キュゥべぇ「それと引き換えに出来上がるのがソウルジェム。この石を手にしたものは、魔女と戦う使命を課せられるんだ」

まどか「魔女?」

さやか「魔女ってなんなの?魔法少女とは違うの?」

ぬ~べ~「魔女に関してはいろんな説がある。」

ぬ~べ~「西洋のほうで、中世の頃は災いをなす存在とも言われてる」

キュゥべぇ「意外と詳しいんだね。」

ぬ~べ~「ちょっと知り合いがいたもんでな」

キュゥべぇ「その災いと言うのは、奴らは絶望をまき散らす」

マミ「そして、私たち魔法少女は希望を振りまくの」

キュゥべぇ「奴らは普通の人間には見えないからたちが悪い」

マミ「理由がよくわからない自殺や殺人事件なんかは、かなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ」

さやか「そんなやばい奴らがいるってのに、なんで誰も気づかないの?」

キュゥべぇ「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を現さないからね」

キュゥべぇ「さっき君たちが迷い込んだ場所、迷路のようなのがそうだよ」

マミ「結構危ないところだったのよ?あれに飲み込まれた人間は、普通は生きて帰らないから」

ぬ~べ~「(君の戦い方のほうがよっぽど危ない)」

まどか「マミさんは、そんな怖いものと戦ってるんですか?」

マミ「そう、命がけよ?だからあなた達も、慎重に選んだほうがいい。」

マミ「キュゥべぇに選ばれたあなた達は、どんな願いでも叶えられるチャンスがある。でもそれは、死と隣合わせなの」

マミ「そこで提案なんだけど、しばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」

ぬ~べ~「俺は反対だ」

さやか「あんた、自分が契約出来ないからって僻んでんじゃないでしょうね」

ぬ~べ~「あのなぁ、大事な教え子を、そんな危険な目にあわせられると思うか?」

マミ「だからこそなんです。私は考える余裕すらなかった。」

マミ「だからこの子たちには、ちゃんと事情を理解した上で、考えてほしいんです。」

マミ「……私には出来なかったことだから…」

ぬ~べ~「君はもうなってしまってるから仕方がない、でもこの子たちをみすみす危険な目にあわすことはないだろ?」

まどか「確かに、先生の言うとおり、危険なことだって言うのはわかります……でも…」

まどか「ちゃんと知っておきたいです!マミさん見たいな人が頑張って戦ってるって言う事を!」

さやか「それにさぁ、何にも知らないよりかは、なんか知っておいたほうが、いざって時役に立つんじゃない?」

ぬ~べ~「お前らな!わかってるのか!?これは遊びじゃないって事を!?命がかかってるんだぞ!?」

さやか「わかってるよ!それぐらいは、だから半端な覚悟で決めたくないんだってば!!」

さやか「あたしは……何も知らないで後悔するほうがよっぽどやだ!!」

マミ「あの……先生が二人のことを心配してるのはわかります。でも安心してください。二人の身の安全は私が必ず」

ぬ~べ~「二人だけじゃない……君もだ…」

マミ「でも私……学年が…」

ぬ~べ~「それは関係ない、君も同じ学校に通ってる以上は、俺の生徒であることに変わりはないんだ」

マミ「先生……」

ぬ~べ~「大体、魔女というのは必ず戦わなくちゃいけないのか?もし戦わずして済むなら」

キュゥべぇ「それは無理だ。普通に生活してるだけでも、魔力は少しずつだけど消費してくしね」

マミ「そうなんです。それに魔女を放っておいたら、もっとたくさんの人が…」

ぬ~べ~「……わかった…」

まどか「えっ?」

さやか「じゃあ!?」

ぬ~べ~「そのかわり、ひとつ条件がある」

マミ「条件?」

ぬ~べ~「魔女退治には必ず俺を連れてくこと、それが絶対!」

3人「はい!」

ぬ~べ~「とにかく、今日は帰りが遅いから、3人とも俺が送って帰る」

取りあえず今日はここまで

~道中~

私たちが出る頃には、あたりはとっぷりと日が暮れていました。

マミさんも無事家に送り届けて、いるのは私とさやかちゃん、キュゥべぇ、先生だけです。

さやか「何か今日一日色々ありすぎたなぁ~」

まどか「だね」

さやか「でもさぁあの転校生も魔法少女なんでしょ?マミさん見たいに」

キュゥべぇ「だね…それもかなり強い魔力を持ってる」

さやか「でもそれなら、魔女をやっつける正義の味方なんだよね?」

さやか「それが何で、急にまどかを襲ったりしたわけ?」

キュゥべぇ「彼女が狙ってたのは僕だよ。新しい魔法少女が生まれるのを、阻止しようとしたんだろうね」

さやか「何で?同じ敵と戦ってるなら、仲間は多い方がいいんじゃない?」

キュゥべぇ「それがそうでもないんだよねぇ。むしろ競争になることのほうが多いんだ」

まどか「……そんな…どうして」

キュゥべぇ「魔女を倒せば、それなりの見返りがあるからね。」

キュゥべぇ「時と場合によっては、手柄の取り合いになることが多いんだ」

さやか「つまりあいつは、キュゥべぇがまどかに声掛けるって目星付けてて、それで朝からあんなに絡んできたわけ?」

まどか「でも私…暁美さんと仲良くなりたいな…」

さやか「あんたわかってんの!?あんなひどい目にあってんだよ!?」

ぬ~べ~「いや、あの子は根いい子さ。ただ、感情のコントロールがへたなだけなんだ……頼む」

先生は、私たちの前で土下座しました

まどか「ちょっと…先生!?」

さやか「やめてってば、こんなところで!!」

ぬ~べ~「まどか、お前があの子にひどい目に合されてるのはわかってる。でも、あの子の友達になってくれないか?」

さやか「何で先生はあんな転校生の方なんてもつのさ!」

ぬ~べ~「ほむらだけじゃない、マミだってそうだ!」

まどか「…先生…」

ぬ~べ~「昔から俺ってそう言うのが目に見えててな。だから子どもの時は、気味悪がらてて、誰からも相手されなかった」

ぬ~べ~「でも俺のことを一人だけ信じてくれた先生がいたんだ……だからわかるんだ。」

ぬ~べ~「一人でも、そう言う人がいるってだけで、落ち着いてくるものさ。だから…頼む!!」

まどか「…先生…頭上げてください。」

まどか「私言いましたよね?暁美さんと仲良くなりたいって」

ぬ~べ~「まどか……」

まどか「マミさんを友達って言うにはちょっと気を使うけどっ、でも、素敵な先輩だと思う。」

まどか「私は、二人とも仲良くなりたいって思ってますから。先生が言わなくっても、私はそうするつもりだったと思う」

さやか「あんたねぇ~マミさんはともかくとして~……ほんとお人好しなんだからなぁ~」

さやか「まっあんたが言うなら、あたしも転校生と仲良くなれる努力はするけどねぇ~」

まどか「さやかちゃん…」

ぬ~べ~「さやか…」

さやか「言っとくけど、あの転校生の出方次第なんだからっ!」

ぬ~べ~「(俺はいい教え子に恵まれたな……)」

ほむホーム

ほむら「何で私は廊下で……まどかにあんな事を…」

ほむら「それだけじゃない…まどかがキュゥべぇに接触してた時だって……私は本気であの時…」

『…怒れ……』

ほむら「またこの声…私をイライラされるこの声…キュゥべぇとは違うけど…」

『…怒れ…!』

ほむら「黙って頂戴!!」

『ヒャハハハハ…あの女…殺してしまえ…」

ほむら「殺すって!」

『邪魔だったら殺せばいい…あの青い髪の毛の女も…黄色い髪の毛の女も…ピンクの髪の毛の女も……!!』

ほむら「私は……私は……!!」

『ヒャハハハハハハハ!』

ほむら「(…誰か……助けて…)」

取りあえず今日はここまでです

~そして現在~

すっきりと晴れた青空。

こんな日は屋上でご飯でも食べたくなります。

普段は楽しい食事の時間なんだけど、その日は少し違った。

さやか「ねぇまどか、願い事…何か考えた?」

まどか「ううん…さやかちゃんは?」

さやか「あたしも全然、何だかなぁ~願い事、いくらでも思いつくと思ったのになぁ~」

さやか「欲しい物もやりたいことも、いっぱいあるけどさぁ~『命がけ』ってとこで、やっぱ引っかかっちゃうよねぇ~」

さやか「そうまでするほどのもんじゃねぇよなぁ~って」

まどか「うん」

キュゥべぇ「意外だなぁ~たいていの子は二つ返事なんだけど」

さやか「まぁきっと、あたし達がバカなんだよ」

「そう…あなたはバカ…」

さやか「昨日続きかよ!」

マミ≪大丈夫≫

ほむら「…続きを終わらせに来たとしたら?」ゴゴゴゴゴゴ

さやか「なっなにこいつ…!」

まどか「暁美さん…!」

マミ≪ちょっと、本気なの!?≫

さっきまでウソみたいに晴れてた空は、いつのまにか黒い雲に覆われていました。

さやか「嘘でしょ!?さっきまで晴れてたのに!!」

ピカァーン!

まどか「雷までなってる!」

マミ「あなたたち、下がってて!」

まどか「マミさん!」

ほむら「あら…いまあなたずい分調子悪いみたいだけど、そんな状態で私に勝てると思ってるのかしら?」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

マミ「キュゥべぇ、この気配って!」

キュゥべぇ「うん、魔女とはまったく異なる気配だ」

まどか「それじゃあ先生呼んだ方が!」

ほむら「あんな噂をあなたは信じてるのかしら?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

「それは単なる噂だろ?」

まどか・さやか・マミ「先生!」

まどか「なんで先生ここに?」

ぬ~べ~「様子がおかしいと思って後をつけてみた。それにこの強大な霊気だ。俺が気付かないとおもってたか?」

さやか「じゃあ転校生に取り付いてるのってやっぱり!ってか噂って!?」

マミ「私もよくは知らないんだけど、なんでも『鬼』と戦った霊障で、左手が『鬼の手』になっちゃったとか」

まどか「……左手が鬼?…」

さやか「じゃあ先生がいつも左手に手袋してるのって!」

マミ「私たちのクラスじゃ、結構有名よ?」

ほむら「……下らないわ……じゃああなたは私に妖怪がついてると言いたいのかしら?」

ぬ~べ~「お前には悪霊が取り付いている!そいつが感情のコントロールを失わせているんだ」

ほむら「その話も嘘に決まってる!その左手だって!本当だって言うなら今すぐに見せて頂戴!!」

ぬ~べ~「…いいだろう……見せてやるさ…」

先生が黒い左手の手袋を外しました。

私たち4人は、驚きを隠せませんでした。

何故なら先生の左手は……

ぬ~べ~「マミの言ったとおりだ。その霊障でこの世の物ではなくなった……見えないんだよ…」

そう、私たち4人の前には見えなかったのです……

ほむら「…嘘でしょ…」

ぬ~べ~「どうだ信じてみないか?損はさせなと思うぜ」

取りあえずいったんここまでー

ぬ~べ~「いいか、除霊をする時大切なのは、何より悪霊に負けない強い意志だ。

ぬ~べ~「どんな事があっても決してとりみだすんじゃないぞ」

ほむら「………私はまだ信じられない…魔女と戦った私が何故…妖怪なんかに……それに…霊って…

まどか「私は信じてるよ。先生に、暁美さんの事だって」

ほむら「まどか……あなたに酷いことしたのに、私を許してくれるの?」

まどか「うん、私暁美さんと友達になりたいもん」

ほむら「まどか……」

さやか「ほむらちゃん!」

ほむら「…………」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

ぬ~べ~「君に戦う意思があれば構わないさ。さぁ、はじめるぞ」

ぬ~べ~「宇宙天地 與我力量降伏群魔 迎来曙光吾人左手 所封百鬼尊我号令 只在此刻天地混沌 乾坤蒼茫」

ぬ~べ~「暁美ほむらに取り付きし悪霊よわが前に姿を示せ…」

ぬ~べ~「宇宙天地 與我力量降伏群魔 迎来曙光」

ほむら「……何これ!!」

まどか「暁美さんの手から白い虫が!!」

ぬ~べ~「悪霊よ!その姿を見せよ!!」

ズガァン!

ほむら「……嘘…こんな化け物が私の体の中に」

ぬ~べ「衷妖九十九の虫が巨大化し成長した姿だ。以前取りつかれた俺の生徒がいたが、その時以上だ!」

さやか「九十九の虫って何!?」

ぬ~べ~「こいつにとりつかれると人はわけもなくイライラして暴力的になる。」

ぬ~べ~「家庭内暴力やヒステリー症などこいつが原因が多い」

マミ「魔女とは違うんですか?」

ぬ~べ~「れっきとした悪霊の一種だ」

衷妖九十九『誰だ誰だ俺様を呼び出した奴は……身の程知らずの生臭坊主か?』

ぬ~べ~「霊能力者鵺野鳴介が命令する!ほむらから離れて大人しくあの世へ帰るんだ!」

衷妖九十九『冗談じゃない、誰が帰るものか……』

ほむら「よくも私の体を弄んでくれたわね。帰るつもりがないなら、力づくで決めるわ」ヘンシーン

衷妖九十九『うん……なんだなんだ?そんなもんで俺を倒す気か?』

ほむら「姿が見えるなら、勝ち目はある!」

ぬ~べ~「待て、ほむら、そいつには!!」

ほむら「ふっ!」ズガガガガガガガ

衷妖九十九『いったい何したんだぁ?』スカスカ

ほむら「嘘……攻撃が全部」

ぬ~べ~「無駄だ……霊体に物理的な攻撃は通じない!」

衷妖九十九『何をしたかわからんが……こんどはこっちの番だーーーーーー!!!!!』

ズドーン!

パリーンパリーン!

ほむら「ふっ!」ズガガガガガガガ

衷妖九十九『いったい何したんだぁ?』スカスカ

ほむら「嘘……攻撃が全部」

ぬ~べ~「無駄だ……霊体に物理的な攻撃は通じない!」

衷妖九十九『何をしたかわからんが……こんどはこっちの番だーーーーーー!!!!!』

ズドーン!

パリーンパリーン!

連行すみません

さやか「何これ、すごい揺れ!」

まどか「体育館のガラスが全部割れちゃった!?」

ぬ~べ~「ポルスターガイストだ!積した感情を一気に放出させたんだ!」

衷妖九十九『俺は強い!最強だ!!」

ほむら「そんな……魔法少女の力が通じないなんて…」

ぬ~べ~「下がっていろ」

ほむら「これは私と悪霊の問題!あなたには関係ないはず!」

ぬ~べ~「関係ないなんて寂しいこと言うなよほむら!お前は俺の生徒じゃないか俺はお前の先生だ」

ぬ~べ~「守ってやるよ命にかえても!」

ほむら「…先生…」

ぬ~べ~「宇宙天地 與我力量降伏群魔 迎来曙光」

衷妖九十九『なんだぁ~また変身でもするつもりかぁ~?』

ぬ~べ~「奥の手を出すのさ…貴様のような極悪非道な悪霊と戦うための…ただ一つの武器をな・・・!!」

ほむら「(まさか!)」

ぬ~べ~「我が左手に封じられし『鬼』よ!今こそその力を…示せ!」カァッ!

キュゥべぇ「あの左手から発するエネルギー…すごい量だ!!」

ぬ~べ~「昔…一人の子どものとりついた『鬼』を祓った事がある」

マミ「それじゃああの噂は!」

ぬ~べ~「しかしあまりに強力な霊気のために成仏させることが出来なかった」

さやか「……本当だったんだ…」

ぬ~べ~「それがこの左手だ!以来俺は説得に応じない霊に対して、この左手を使うことにしている」

まどか「あの左手から心臓のような音が聞こえる…生きてるみたい…」

ぬ~べ~「成仏させるためではない…存在そのものを抹殺するためにだ!」

衷妖九十九『片手だけの『鬼』に何ができる!返り討ちにしてくれるわ!』

ほむら「先生!逃げて!」

まどか「大丈夫だよ…暁美さん…」

ほむら「何であなたにそんな事が言いきれるの!?」

まどか「暁美さんは知らないと思うけど、先生、結界の中で迷い込んだ時と同じようなたくましい顔してる」

まどか「あの先生なら…ううん…」

ぬ~べ~「これで終わりだ!」ドスッ

まどか「あれが先生の本当の姿なのかも知れない…」

衷妖九十九『ぎゃあああああああ!!!!』

さやか「それじゃあ…」

ほむら「あれが私たちの先生の…本当の…」

まどか「うん、私たちの先生だよ!」

ほむら「あの…まどか…」

まどか「?」

ほむら「ほむらで構わないわ」

まどか「ほむらちゃん…」

ぬ~べ~「これにて一件落着だな」

まどか「ところで先生、本当にほむらちゃんは何しても怒らないんだよね?」ウェヒ

ぬ~べ~「おう、思う存分やってくれ!」

ほむら「えっ…やるって何を…」

まどか「だって仮にも私は殴られてるわけだしね…これでおあいこだよ?ウェヒヒ」

ほむら「ちょっとまどか、目が怖いんだけどって…その手に持ってるものは…」

ウェヒー!ホムラチャーン!

マドカァー!

まどか「うん、ブルマのほむらちゃんもやっぱりかわいいね。次はスク水行ってみようか!」ハァハァ

ほむら「…まどか…」

まどか「…でも…」

ほむら「ほむ?」

まどか「そのままのほむらちゃんが一番かわいいかな」ギュッ

ほむら「マ゙トカァー!!」

まどか「ホムラチャーン!!」

今日はここまでです。

アニメ番のお経にしたのは自分がアニメの方が好きだったのでそちらにしました。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom