ロキ「ここが"我が家の扉"《ディバインゲート 》ってね」(6)

ロキ「ただいま」

ゼロ「あら、おかえり」

イセ「おかえりなさい」

シルフ「おかえり!兄ちゃん!」

メビウス「……おかえり」

イナリ「おかえりですご主人」

※ソーシャルゲーム『ディバインゲート』のキャラのSSです
実際の設定は大抵無視してます
ディバインゲートについてはググるか実際にやってみるか
昔書いたこのシュタゲ×ディバゲSSの最初の方を読んでね
岡部「どうしてこうなった……」ラボメン「………………」
jbbs.shitaraba.net/internet/14562/storage/1385302499.html
あとスマホから書いてるんでID変わるけど大抵自分だと思います

ロキ「珍しいね、皆揃ってるなんて」

ゼロ「確かにね」

イセ「お店休みだから」

シルフ「今日はミドリが来ないからね」

メビウス「……研究が一段落ついたから」

イナリ「私はいつでも家にいますよっ」

ロキ「ハハッ、待っててすぐご飯作るから」

僕はそう言って台所に行き、フライパンに火をかける。

シルフ「今日のご飯は?」

ロキ「野菜炒め」

メビウス「……野菜嫌い」

イセ「好き嫌いは駄目だよ?」

ここは人や妖精、竜に魔物が共に生きる町。
呼び名は聖なる町、ディバインタウン。
僕、ロキはここで家族と共に暮らしている。

家族と言っても、血は繋がっていない。
炒めた野菜と肉に塩と胡椒を振りかける。

ゼロ「野菜食べないと大きくなれないわよ……色々」

シルフ「色々?」

メビウス「う、うるさい……私は別にそんな脂肪いらない…………」

イナリ「死亡?」

ゼロ「殺してどうするのよ」

ロキ「ほら、誰か食器準備して」

イセ「あ、はーい」

ゼロ「ほら、手伝え」

メビウス「ゼロ姉も手伝いなよ……」

ゼロ「お断りだ」

シルフ「大皿にーお茶碗とー」

ロキ「手伝わないと食べさせないよ?」

ゼロ「なっ、誰にそんな権限が」

ロキ「僕だけど?」

ロキ「それともゼロ姉さんがご飯作ってくれるの?」

ゼロ「くっ……ロキのバーカ」

イナリ「私も手伝いますよー」

僕たちは皆、親切な人……僕らのお父さんに引き取られた。
事情は一人一人違うけど。
お父さんのおかげで僕らは不自由ない子供時代を送れた。
でも、そのお父さんは三年前の事故に巻き込まれ死んでしまった。
それでも僕らは"家族"だ。

ロキ「はい、じゃあ皆……」

全員「いただきます!」

シルフ「うまぁー」モグモグ

イナリ「何でこの町はお米が主食なんですかー?」

イセ「さぁ?趣味かしら」

ゼロ「こら、ピーマンよけない」

メビウス「……バレた」

ロキ「おかわりあるから言ってね」

シルフ「おかわりー」

ロキ「はいはい」

僕はこの家の家事全般をやってる。
まぁ他にやれる人がいなかったらだけど。

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